JPH0777078A - 自動変速機を有する車両の制御装置 - Google Patents
自動変速機を有する車両の制御装置Info
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- JPH0777078A JPH0777078A JP22337293A JP22337293A JPH0777078A JP H0777078 A JPH0777078 A JP H0777078A JP 22337293 A JP22337293 A JP 22337293A JP 22337293 A JP22337293 A JP 22337293A JP H0777078 A JPH0777078 A JP H0777078A
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- engine
- output
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- automatic transmission
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者の意志によらない中速ギヤ段での発進
時においても車両の発進走行時にはある程度の駆動力が
得られる自動変速機を有する車両の制御装置を提供す
る。 【構成】 発進モード判定手段92は、第1速ギヤ段よ
りも高速側のギヤ段による発進であって運転者の意図し
たものであるか否かを判定する。出力低下抑制手段94
は、その発進モード判定手段92により第1速ギヤ段よ
りも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図したもの
ではないと判定された場合は、上記出力低下手段90に
よるエンジン10の出力低下を抑制する。このようにす
れば、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が
運転者の意図したものではない場合には、出力低下手段
90によるエンジン10の出力低下が抑制されることか
ら、発進時のギヤ段に応じた駆動力および加速力が得ら
れる。また、運転者が意図的に第1速ギヤ段以上のギヤ
段で発進させる場合には、出力低下手段90によりエン
ジン10の出力低下の抑制が行われないので、雪路や凍
結路などにおける発進が好適に行われ得る。
時においても車両の発進走行時にはある程度の駆動力が
得られる自動変速機を有する車両の制御装置を提供す
る。 【構成】 発進モード判定手段92は、第1速ギヤ段よ
りも高速側のギヤ段による発進であって運転者の意図し
たものであるか否かを判定する。出力低下抑制手段94
は、その発進モード判定手段92により第1速ギヤ段よ
りも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図したもの
ではないと判定された場合は、上記出力低下手段90に
よるエンジン10の出力低下を抑制する。このようにす
れば、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が
運転者の意図したものではない場合には、出力低下手段
90によるエンジン10の出力低下が抑制されることか
ら、発進時のギヤ段に応じた駆動力および加速力が得ら
れる。また、運転者が意図的に第1速ギヤ段以上のギヤ
段で発進させる場合には、出力低下手段90によりエン
ジン10の出力低下の抑制が行われないので、雪路や凍
結路などにおける発進が好適に行われ得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機を有する車
両の制御装置に関し、特に、運転者の意図しない中速ギ
ヤ段以上の発進時において車両の駆動力不足を解消する
技術に関するものである。
両の制御装置に関し、特に、運転者の意図しない中速ギ
ヤ段以上の発進時において車両の駆動力不足を解消する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を有する車両においては、ア
クセルペダルおよびブレーキペダルが同時に踏みこまれ
る車両発進時のように、自動変速機に過大なトルクが入
力されるストール発進時には、自動変速機の摩擦係合装
置の耐久性やシャフトの強度不足が問題となることを解
消するために、エンジンの出力を低下させて自動変速機
の入力トルクを軽減する出力低下手段が設けられる。た
とえば、SAEペーパー第870081号に記載された
ものがそれである。
クセルペダルおよびブレーキペダルが同時に踏みこまれ
る車両発進時のように、自動変速機に過大なトルクが入
力されるストール発進時には、自動変速機の摩擦係合装
置の耐久性やシャフトの強度不足が問題となることを解
消するために、エンジンの出力を低下させて自動変速機
の入力トルクを軽減する出力低下手段が設けられる。た
とえば、SAEペーパー第870081号に記載された
ものがそれである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
出力低下手段を備えた制御装置では、アクセルペダルが
比較的大きく踏み込まれる車両発進時にはエンジンの出
力が低下させられることから、運転者の意志によらない
中速ギヤ段での発進時においては駆動力が低下し、加速
力が不足する欠点があった。
出力低下手段を備えた制御装置では、アクセルペダルが
比較的大きく踏み込まれる車両発進時にはエンジンの出
力が低下させられることから、運転者の意志によらない
中速ギヤ段での発進時においては駆動力が低下し、加速
力が不足する欠点があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、運転者の意志に
よらない中速ギヤ段での発進時においても車両の発進走
行時にはある程度の駆動力が得られる自動変速機を有す
る車両の制御装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、運転者の意志に
よらない中速ギヤ段での発進時においても車両の発進走
行時にはある程度の駆動力が得られる自動変速機を有す
る車両の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、自動変速機を有する
車両において、その自動変速機の低速ギヤ段におけるス
トール発進時にはエンジンの出力を低下させる出力低下
手段を備える形式の制御装置であって、(a) 前記低速ギ
ヤよりも高速側のギヤ段による発進であって運転者の意
図したものであるか否かを判定する発進モード判定手段
と、(b) その発進モード判定手段により前記低速ギヤよ
りも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図したもの
ではないと判定された場合は、前記出力低下手段による
エンジン出力の低下を抑制する出力低下抑制手段とを、
含むことにある。
めの本発明の要旨とするところは、自動変速機を有する
車両において、その自動変速機の低速ギヤ段におけるス
トール発進時にはエンジンの出力を低下させる出力低下
手段を備える形式の制御装置であって、(a) 前記低速ギ
ヤよりも高速側のギヤ段による発進であって運転者の意
図したものであるか否かを判定する発進モード判定手段
と、(b) その発進モード判定手段により前記低速ギヤよ
りも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図したもの
ではないと判定された場合は、前記出力低下手段による
エンジン出力の低下を抑制する出力低下抑制手段とを、
含むことにある。
【0006】
【作用】このようにすれば、発進モード判定手段により
前記低速ギヤよりも高速側のギヤ段による発進であって
運転者の意図したものではないと判定された場合は、出
力低下抑制手段により、前記出力低下手段によるエンジ
ン出力の低下が抑制される。
前記低速ギヤよりも高速側のギヤ段による発進であって
運転者の意図したものではないと判定された場合は、出
力低下抑制手段により、前記出力低下手段によるエンジ
ン出力の低下が抑制される。
【0007】
【発明の効果】したがって、低速ギヤよりも高速側のギ
ヤ段による発進が運転者の意図したものではない場合に
は、前記出力低下手段によるエンジン出力の低下が抑制
されることから、発進時のギヤ段に応じた駆動力および
加速力が得られる。また、本発明によれば、運転者が意
図的に低速ギヤ段以上のギヤ段で発進させる場合には、
上記出力低下手段によるエンジン出力低下の抑制が行わ
れないので、雪路や凍結路などにおける発進が好適に実
施され得る。
ヤ段による発進が運転者の意図したものではない場合に
は、前記出力低下手段によるエンジン出力の低下が抑制
されることから、発進時のギヤ段に応じた駆動力および
加速力が得られる。また、本発明によれば、運転者が意
図的に低速ギヤ段以上のギヤ段で発進させる場合には、
上記出力低下手段によるエンジン出力低下の抑制が行わ
れないので、雪路や凍結路などにおける発進が好適に実
施され得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例の油圧制御装置
により変速制御される車両用自動変速機を示す骨子図で
ある。図において、エンジン10の出力は、トルクコン
バータ12を介して自動変速機14に入力され、図示し
ない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝達され
るようになっている。
により変速制御される車両用自動変速機を示す骨子図で
ある。図において、エンジン10の出力は、トルクコン
バータ12を介して自動変速機14に入力され、図示し
ない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝達され
るようになっている。
【0010】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
【0011】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進5段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤSo、リングギヤ
Ro、およびキャリヤKoに回転可能に支持されてそれ
らサンギヤSoおよびリングギヤRoに噛み合わされて
いる遊星ギヤPoから成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤSoとキャリヤKoとの間に設けられたクラッチ
Coおよび一方向クラッチFoと、サンギヤSoおよび
ハウジング40間に設けられたブレーキBoとを備えて
いる。
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進5段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤSo、リングギヤ
Ro、およびキャリヤKoに回転可能に支持されてそれ
らサンギヤSoおよびリングギヤRoに噛み合わされて
いる遊星ギヤPoから成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤSoとキャリヤKoとの間に設けられたクラッチ
Coおよび一方向クラッチFoと、サンギヤSoおよび
ハウジング40間に設けられたブレーキBoとを備えて
いる。
【0012】第2変速機32は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38とを備えている。
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38とを備えている。
【0013】上記キャリヤK1およびリングギヤR2は
出力軸42に一体的に連結され、サンギヤS1とサンギ
ヤS2はスリーブ軸44により互いに一体的に連結され
ている。そして、リングギヤRoに連結された中間軸4
6とリングギヤR1との間にクラッチC1が設けられ、
中間軸46とスリーブ軸44との間にクラッチC2が設
けられている。また、スリーブ軸44の回転を止めるた
めのバンド形式のブレーキB1がハウジング40に設け
られている。また、スリーブ軸44とハウジング40と
の間には、一方向クラッチF1およびブレーキB2が直
列に設けられている。そして、上記キャリヤK2とハウ
ジング40との間には、ブレーキB3と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。
出力軸42に一体的に連結され、サンギヤS1とサンギ
ヤS2はスリーブ軸44により互いに一体的に連結され
ている。そして、リングギヤRoに連結された中間軸4
6とリングギヤR1との間にクラッチC1が設けられ、
中間軸46とスリーブ軸44との間にクラッチC2が設
けられている。また、スリーブ軸44の回転を止めるた
めのバンド形式のブレーキB1がハウジング40に設け
られている。また、スリーブ軸44とハウジング40と
の間には、一方向クラッチF1およびブレーキB2が直
列に設けられている。そして、上記キャリヤK2とハウ
ジング40との間には、ブレーキB3と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。
【0014】以上のように構成された自動変速機14で
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は非係合状態を示している。こ
こで、上記クラッチCo、C1、C2およびブレーキB
1、B2、B3は油圧式摩擦係合装置であって、後述の
油圧制御回路84の電磁弁S1、S2、S3の作動の組
合わせに従って作動させられる一方、それらの電磁弁S
1、S2、S3のソレノイドがたとえばフェイルによっ
てすべてオフ状態とされた場合でも、図3に示すよう
に、後述のシフトレバー72がDレンジ、Sレンジ、L
レンジへ操作されるのに応じて、第5速ギヤ段、第4速
ギヤ段、第3速ギヤ段の成立が保証されるようになって
いる。なお、油圧制御回路84のリニヤソレノイド弁SL
U は、ロックアップクラッチ24の制御などを行う信号
圧を発生し、リニヤソレノイド弁SLT は、前記各摩擦係
合装置の元圧となるライン圧を伝達トルクに応じて調圧
するライン圧制御のためにスロットル弁開度に応じた信
号圧を発生し、リニヤソレノイド弁SLN は、アキュムレ
ータの背圧を制御する信号圧を発生する。
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は非係合状態を示している。こ
こで、上記クラッチCo、C1、C2およびブレーキB
1、B2、B3は油圧式摩擦係合装置であって、後述の
油圧制御回路84の電磁弁S1、S2、S3の作動の組
合わせに従って作動させられる一方、それらの電磁弁S
1、S2、S3のソレノイドがたとえばフェイルによっ
てすべてオフ状態とされた場合でも、図3に示すよう
に、後述のシフトレバー72がDレンジ、Sレンジ、L
レンジへ操作されるのに応じて、第5速ギヤ段、第4速
ギヤ段、第3速ギヤ段の成立が保証されるようになって
いる。なお、油圧制御回路84のリニヤソレノイド弁SL
U は、ロックアップクラッチ24の制御などを行う信号
圧を発生し、リニヤソレノイド弁SLT は、前記各摩擦係
合装置の元圧となるライン圧を伝達トルクに応じて調圧
するライン圧制御のためにスロットル弁開度に応じた信
号圧を発生し、リニヤソレノイド弁SLN は、アキュムレ
ータの背圧を制御する信号圧を発生する。
【0015】図4に示すように、車両のエンジン10の
吸気配管には、アクセルペダル50によって操作される
第1スロットル弁52とスロットルアクチュエータ54
によって操作される第2スロットル弁56とが設けられ
ている。また、エンジン10の回転速度を検出するエン
ジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気量を
検出する吸入空気量センサ60、吸入空気の温度を検出
する吸入空気温度センサ62、上記第1スロットル弁5
2の開度θthを検出するアイドルスイッチ付スロットル
センサ64、出力軸42の回転速度などから車速Vを検
出する車速センサ66、エンジン10の冷却水温度を検
出する冷却水温センサ68、ブレーキの作動を検出する
ブレーキスイッチ70、シフトレバー72の操作位置を
検出する操作位置センサ74などが設けられており、そ
れらのセンサから、エンジン回転速度NE 、吸入空気量
Q、吸入空気温度THa 、第1スロットル弁の開度θt
h、車速V、エンジン冷却水温THw 、ブレーキの作動
状態BK、シフトレバー72の操作位置Pshを表す信号
がエンジン用電子制御装置76および変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
吸気配管には、アクセルペダル50によって操作される
第1スロットル弁52とスロットルアクチュエータ54
によって操作される第2スロットル弁56とが設けられ
ている。また、エンジン10の回転速度を検出するエン
ジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気量を
検出する吸入空気量センサ60、吸入空気の温度を検出
する吸入空気温度センサ62、上記第1スロットル弁5
2の開度θthを検出するアイドルスイッチ付スロットル
センサ64、出力軸42の回転速度などから車速Vを検
出する車速センサ66、エンジン10の冷却水温度を検
出する冷却水温センサ68、ブレーキの作動を検出する
ブレーキスイッチ70、シフトレバー72の操作位置を
検出する操作位置センサ74などが設けられており、そ
れらのセンサから、エンジン回転速度NE 、吸入空気量
Q、吸入空気温度THa 、第1スロットル弁の開度θt
h、車速V、エンジン冷却水温THw 、ブレーキの作動
状態BK、シフトレバー72の操作位置Pshを表す信号
がエンジン用電子制御装置76および変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
【0016】エンジン用電子制御装置76は、CPU、
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ82を
制御し、トラクション制御などのためにスロットルアク
チュエータ54により第2スロットル弁56を制御す
る。このトラクション制御は、エンジン10の出力を調
整するなどして車両の発進時或いは加速時などにおける
駆動輪のスリップ率を所定の範囲内に抑制するためのも
のである。また、エンジン用電子制御装置76は、スト
ール発進時などのエンジン出力低下制御においても、上
記スロットルアクチュエータ54により第2スロットル
弁56を制御して、自動変速機14へ過大なトルクが入
力されることを防止する。
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ82を
制御し、トラクション制御などのためにスロットルアク
チュエータ54により第2スロットル弁56を制御す
る。このトラクション制御は、エンジン10の出力を調
整するなどして車両の発進時或いは加速時などにおける
駆動輪のスリップ率を所定の範囲内に抑制するためのも
のである。また、エンジン用電子制御装置76は、スト
ール発進時などのエンジン出力低下制御においても、上
記スロットルアクチュエータ54により第2スロットル
弁56を制御して、自動変速機14へ過大なトルクが入
力されることを防止する。
【0017】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、予め記憶された変速線図か
ら実際のスロットル弁開度θthおよび車速Vに基づいて
自動変速機14のギヤ段やロックアップクラッチ24の
係合状態を決定し、この決定されたギヤ段および係合状
態が得られるように電磁弁S1、S2、S3を駆動す
る。
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、予め記憶された変速線図か
ら実際のスロットル弁開度θthおよび車速Vに基づいて
自動変速機14のギヤ段やロックアップクラッチ24の
係合状態を決定し、この決定されたギヤ段および係合状
態が得られるように電磁弁S1、S2、S3を駆動す
る。
【0018】図5は、上記変速用電子制御装置78の制
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図に
おいて、出力低下手段90は、自動変速機14の入力軸
20へ過大なトルクが入力される車両のストール発進時
には第2スロットル弁56を操作してエンジン10の出
力を低下させる。発進モード判定手段92は、第1速ギ
ヤ段よりも高速側のギヤ段による発進であって運転者の
意図したものであるか否かを判定する。出力低下抑制手
段94は、その発進モード判定手段92により第1速ギ
ヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図し
たものではないと判定された場合は、上記出力低下手段
90によるエンジン10の出力低下を抑制する。このよ
うにすれば、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ段による
発進が運転者の意図したものではない場合には、出力低
下手段90によるエンジン10の出力低下が抑制される
ことから、発進時のギヤ段に応じた駆動力および加速力
が得られる。また、運転者が意図的に第1速ギヤ段以上
のギヤ段で発進させる場合には、出力低下手段90によ
りエンジン10の出力低下の抑制が行われないので、雪
路や凍結路などにおける発進が好適に行われ得る。
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図に
おいて、出力低下手段90は、自動変速機14の入力軸
20へ過大なトルクが入力される車両のストール発進時
には第2スロットル弁56を操作してエンジン10の出
力を低下させる。発進モード判定手段92は、第1速ギ
ヤ段よりも高速側のギヤ段による発進であって運転者の
意図したものであるか否かを判定する。出力低下抑制手
段94は、その発進モード判定手段92により第1速ギ
ヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図し
たものではないと判定された場合は、上記出力低下手段
90によるエンジン10の出力低下を抑制する。このよ
うにすれば、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ段による
発進が運転者の意図したものではない場合には、出力低
下手段90によるエンジン10の出力低下が抑制される
ことから、発進時のギヤ段に応じた駆動力および加速力
が得られる。また、運転者が意図的に第1速ギヤ段以上
のギヤ段で発進させる場合には、出力低下手段90によ
りエンジン10の出力低下の抑制が行われないので、雪
路や凍結路などにおける発進が好適に行われ得る。
【0019】図6は、変速用電子制御装置78の制御作
動の要部を説明するフローチャートである。図のステッ
プS1では、入力信号処理が実行されて各入力信号の読
み込みおよび演算が行われる。続くステップS2では、
シフトレバー72がNレンジ或いはPレンジへ操作され
ているか否かが判断される。このステップS2の判断が
肯定された場合は、シフトレバー72が車両の発進或い
は走行を可能とするレンジへ操作されていないので、本
ルーチンが終了させられる。
動の要部を説明するフローチャートである。図のステッ
プS1では、入力信号処理が実行されて各入力信号の読
み込みおよび演算が行われる。続くステップS2では、
シフトレバー72がNレンジ或いはPレンジへ操作され
ているか否かが判断される。このステップS2の判断が
肯定された場合は、シフトレバー72が車両の発進或い
は走行を可能とするレンジへ操作されていないので、本
ルーチンが終了させられる。
【0020】しかし、上記ステップS2の判断が否定さ
れた場合には、シフトレバー72が車両の発進或いは走
行を可能とするレンジへ操作されている状態であるの
で、続くステップS3においてシフトレバー72がRレ
ンジへ操作されているか否かが判断される。Rレンジで
の発進時は他のレンジと異なるトルク制限を実行するた
めに設けられている。このステップS3の判断が肯定さ
れた場合は、後進での発進状態であるので、ステップS
4においてトルクダウンフェイルの有無、すなわち前記
エンジン用電子制御装置76による後進でのストール発
進時におけるエンジン出力低下制御の異常の有無が判定
される。たとえば、エンジン用電子制御装置76では、
エンジン10の出力トルクの低下量と、スロットルアク
チュエータ54へ供給される実際の駆動電流とを比較
し、実際の駆動電流が出力トルクの低下量に相当する値
ではないときにエンジン10の出力トルクを低下させる
制御系の異常を判定するとともに、その異常を表すフラ
グ信号を変速用電子制御装置78へ送信し、上記ステッ
プS4ではそのフラグ信号に基づいて判定されるのであ
る。
れた場合には、シフトレバー72が車両の発進或いは走
行を可能とするレンジへ操作されている状態であるの
で、続くステップS3においてシフトレバー72がRレ
ンジへ操作されているか否かが判断される。Rレンジで
の発進時は他のレンジと異なるトルク制限を実行するた
めに設けられている。このステップS3の判断が肯定さ
れた場合は、後進での発進状態であるので、ステップS
4においてトルクダウンフェイルの有無、すなわち前記
エンジン用電子制御装置76による後進でのストール発
進時におけるエンジン出力低下制御の異常の有無が判定
される。たとえば、エンジン用電子制御装置76では、
エンジン10の出力トルクの低下量と、スロットルアク
チュエータ54へ供給される実際の駆動電流とを比較
し、実際の駆動電流が出力トルクの低下量に相当する値
ではないときにエンジン10の出力トルクを低下させる
制御系の異常を判定するとともに、その異常を表すフラ
グ信号を変速用電子制御装置78へ送信し、上記ステッ
プS4ではそのフラグ信号に基づいて判定されるのであ
る。
【0021】上記ステップS4の判断が否定された場合
は、エンジン10の出力トルクを低下させる制御系が正
常な状態であるので、ステップS5においてエンジン1
0の出力トルク低下制御が許可されて、後進の発進時に
おいてエンジン10の出力トルクが一時的に低下させら
れる。しかし、上記ステップS4の判断が肯定された場
合には、ステップS6において自動変速機14のライン
圧が上昇させられ、特にクラッチC2およびブレーキB
3の摩擦材が保護される。
は、エンジン10の出力トルクを低下させる制御系が正
常な状態であるので、ステップS5においてエンジン1
0の出力トルク低下制御が許可されて、後進の発進時に
おいてエンジン10の出力トルクが一時的に低下させら
れる。しかし、上記ステップS4の判断が肯定された場
合には、ステップS6において自動変速機14のライン
圧が上昇させられ、特にクラッチC2およびブレーキB
3の摩擦材が保護される。
【0022】前記ステップS3における判断が否定され
た場合には、シフトレバー72が前進レンジへ操作され
ている状態であるので、ステップS7において自動変速
機14に過大なトルクが入力されるストール発進状態で
あるか否かが、エンジン用電子制御装置76からの信号
から判断される。このストール発進状態の判断は、たと
えば、トルクコンバータ12のトルク増幅率およびスロ
ットル弁開度θth、或いはそれに加えて自動変速機14
の変速比から、それらの乗算値が所定値以上であるか否
かに基づいて判断される。
た場合には、シフトレバー72が前進レンジへ操作され
ている状態であるので、ステップS7において自動変速
機14に過大なトルクが入力されるストール発進状態で
あるか否かが、エンジン用電子制御装置76からの信号
から判断される。このストール発進状態の判断は、たと
えば、トルクコンバータ12のトルク増幅率およびスロ
ットル弁開度θth、或いはそれに加えて自動変速機14
の変速比から、それらの乗算値が所定値以上であるか否
かに基づいて判断される。
【0023】上記ステップS7の判断が否定された場合
は、エンジン10の出力トルク低下を抑制する制御が必
要ではないので、本ルーチンが終了させられる。しか
し、ステップS7の判断が肯定された場合は、続くステ
ップS8においてホールドモードであるか否かが判断さ
れる。このホールドモードには、たとえばシフトレバー
72がSレンジへ操作され且つPスイッチがオン操作さ
れることにより第2速ギヤ段或いは第3速ギヤ段にて車
両を発進させるスノーモードなどがある。
は、エンジン10の出力トルク低下を抑制する制御が必
要ではないので、本ルーチンが終了させられる。しか
し、ステップS7の判断が肯定された場合は、続くステ
ップS8においてホールドモードであるか否かが判断さ
れる。このホールドモードには、たとえばシフトレバー
72がSレンジへ操作され且つPスイッチがオン操作さ
れることにより第2速ギヤ段或いは第3速ギヤ段にて車
両を発進させるスノーモードなどがある。
【0024】上記ステップS8の判断が肯定された場合
には、運転者の意図した中速ギヤ段での発進であるか
ら、前記ステップS4乃至S6と同様のステップS9乃
至S11が実行されることにより、エンジン10の出力
トルクを低下させる制御系が正常である場合には、エン
ジン10の出力トルク低下制御が許可されて、発進操作
時においてエンジン10の出力トルクが20%程度低下
させられるとともに、上記制御系の異常時には自動変速
機14のライン圧が上昇させられ、前記摩擦係合装置の
摩擦材が保護される。本実施例では、上記ステップS1
0が出力低下手段90に対応している。
には、運転者の意図した中速ギヤ段での発進であるか
ら、前記ステップS4乃至S6と同様のステップS9乃
至S11が実行されることにより、エンジン10の出力
トルクを低下させる制御系が正常である場合には、エン
ジン10の出力トルク低下制御が許可されて、発進操作
時においてエンジン10の出力トルクが20%程度低下
させられるとともに、上記制御系の異常時には自動変速
機14のライン圧が上昇させられ、前記摩擦係合装置の
摩擦材が保護される。本実施例では、上記ステップS1
0が出力低下手段90に対応している。
【0025】しかし、上記ステップS8の判断が否定さ
れた場合には、ステップS12において自動変速機14
のギヤ段の選択に関与する電磁弁S1、S2、S3のソ
レノイドが断線或いは短絡、電源不良などにより全て非
励磁となる異常であるオールオフフェイルであるか否か
が判断される。このステップS12は、高速側のギヤ段
による発進が運転者の意図したものであるか否かを判定
する発進モード判定手段92に対応している。上記ステ
ップS12の判断が否定された場合は、前記ステップS
8が肯定された場合と同様に前記ステップS9以下が実
行される。
れた場合には、ステップS12において自動変速機14
のギヤ段の選択に関与する電磁弁S1、S2、S3のソ
レノイドが断線或いは短絡、電源不良などにより全て非
励磁となる異常であるオールオフフェイルであるか否か
が判断される。このステップS12は、高速側のギヤ段
による発進が運転者の意図したものであるか否かを判定
する発進モード判定手段92に対応している。上記ステ
ップS12の判断が否定された場合は、前記ステップS
8が肯定された場合と同様に前記ステップS9以下が実
行される。
【0026】ステップS12の判断が肯定された場合
は、電磁弁S1、S2、S3のオールオフフェイル状態
であるから、図3に示すように、シフトレバー72が
D、S、Lレンジへ操作されるに応じて自動変速機14
が第5速ギヤ段、第4速ギヤ段、第3速ギヤ段へシフト
させられる状態となるが、上記オールオフフェイルの発
生は運転者の意図しないものであるから通常は第5速ギ
ヤ段での発進となって駆動力が大幅に低下する。このた
め、このような特殊な場合は、自動変速機14の入力ト
ルクが過大となるストール発進であっても、オールオフ
フェール時の車両の駆動力を得るために、続くステップ
S13においてエンジン10の出力トルクを低下させる
制御を中止する。本実施例では、このステップS13が
エンジン10の出力トルクの低下を抑制する出力低下抑
制手段94に対応している。
は、電磁弁S1、S2、S3のオールオフフェイル状態
であるから、図3に示すように、シフトレバー72が
D、S、Lレンジへ操作されるに応じて自動変速機14
が第5速ギヤ段、第4速ギヤ段、第3速ギヤ段へシフト
させられる状態となるが、上記オールオフフェイルの発
生は運転者の意図しないものであるから通常は第5速ギ
ヤ段での発進となって駆動力が大幅に低下する。このた
め、このような特殊な場合は、自動変速機14の入力ト
ルクが過大となるストール発進であっても、オールオフ
フェール時の車両の駆動力を得るために、続くステップ
S13においてエンジン10の出力トルクを低下させる
制御を中止する。本実施例では、このステップS13が
エンジン10の出力トルクの低下を抑制する出力低下抑
制手段94に対応している。
【0027】すなわち、ステップS13において、エン
ジン10の出力低下制御の中止を指令する信号がエンジ
ン用電子制御装置76へ伝送され、エンジン用電子制御
装置76により第2スロットル弁56が開放位置に戻さ
れて、エンジン10からは第1スロットル弁52の開度
に応じた通常のトルクが出力される。そして、ステップ
S14において、摩擦係合装置のトルク容量を増加させ
るために自動変速機14のライン圧が上昇させられる。
なお、上記オールオフフェイルの後には、必要に応じて
シフトレバー72がSレンジ或いはLレンジへ操作され
得、上記ステップS13および14はそのSレンジ或い
はLレンジへの操作による第3速ギヤ段或いは第2速ギ
ヤ段にも実施される。
ジン10の出力低下制御の中止を指令する信号がエンジ
ン用電子制御装置76へ伝送され、エンジン用電子制御
装置76により第2スロットル弁56が開放位置に戻さ
れて、エンジン10からは第1スロットル弁52の開度
に応じた通常のトルクが出力される。そして、ステップ
S14において、摩擦係合装置のトルク容量を増加させ
るために自動変速機14のライン圧が上昇させられる。
なお、上記オールオフフェイルの後には、必要に応じて
シフトレバー72がSレンジ或いはLレンジへ操作され
得、上記ステップS13および14はそのSレンジ或い
はLレンジへの操作による第3速ギヤ段或いは第2速ギ
ヤ段にも実施される。
【0028】上述のように、本実施例によれば、発進モ
ード判定手段92は、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ
段による発進であって運転者の意図したものであるか否
かを判定する。出力低下抑制手段94は、その発進モー
ド判定手段92に対応するステップS12により第1速
ギヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図
したものではないと判定された場合は、出力低下抑制手
段94に対応するステップS13により、エンジン用電
子制御装置76によるエンジン10の出力低下制御が中
止される。したがって、高速側ギヤ段による発進が運転
者の意図したものではない場合には、エンジン10の出
力低下が抑制されることから、その発進時のギヤ段に応
じた駆動力および加速力が得られる。
ード判定手段92は、第1速ギヤ段よりも高速側のギヤ
段による発進であって運転者の意図したものであるか否
かを判定する。出力低下抑制手段94は、その発進モー
ド判定手段92に対応するステップS12により第1速
ギヤ段よりも高速側のギヤ段による発進が運転者の意図
したものではないと判定された場合は、出力低下抑制手
段94に対応するステップS13により、エンジン用電
子制御装置76によるエンジン10の出力低下制御が中
止される。したがって、高速側ギヤ段による発進が運転
者の意図したものではない場合には、エンジン10の出
力低下が抑制されることから、その発進時のギヤ段に応
じた駆動力および加速力が得られる。
【0029】また、本実施例によれば、運転者が意図的
に第3速ギヤ段以上の高速側ギヤ段で発進させる場合に
は、前記ステップS8の判断が肯定されるので、出力低
下手段90に対応するステップS10によりエンジン1
0の出力低下が行われて、雪路や凍結路などにおける発
進が好適に行われ得る。
に第3速ギヤ段以上の高速側ギヤ段で発進させる場合に
は、前記ステップS8の判断が肯定されるので、出力低
下手段90に対応するステップS10によりエンジン1
0の出力低下が行われて、雪路や凍結路などにおける発
進が好適に行われ得る。
【0030】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0031】たとえば、前述の実施例においては、出力
低下抑制手段94に対応するステップS13によりエン
ジン用電子制御装置76によるエンジン10の出力低下
制御が中止されていたが、エンジン用電子制御装置76
による出力低下の幅が減少させられても一応の効果が得
られるのである。
低下抑制手段94に対応するステップS13によりエン
ジン用電子制御装置76によるエンジン10の出力低下
制御が中止されていたが、エンジン用電子制御装置76
による出力低下の幅が減少させられても一応の効果が得
られるのである。
【0032】また、前述の実施例において、自動変速機
14が前進5速のギヤ段を備えていたが、前進4速のギ
ヤ段であってもよい。この場合には、オールオフフェイ
ル時は、シフトレバー72がD、S、Lレンジへ操作さ
れると、第4速、第3速、第2速ギヤ段が保証される。
14が前進5速のギヤ段を備えていたが、前進4速のギ
ヤ段であってもよい。この場合には、オールオフフェイ
ル時は、シフトレバー72がD、S、Lレンジへ操作さ
れると、第4速、第3速、第2速ギヤ段が保証される。
【0033】また、前述の実施例では、ストール発進時
のエンジン10の出力トルク低下制御がエンジン用電子
制御装置76にて実行され、図6に示すエンジン10の
出力トルク低下を抑制する制御が変速用電子制御装置7
8により実行されていたが、図6に示す制御もエンジン
用電子制御装置76にて実行され、ライン圧を上昇させ
る信号をエンジン用電子制御装置76から変速用電子制
御装置78へ送信するようにしてもよい。
のエンジン10の出力トルク低下制御がエンジン用電子
制御装置76にて実行され、図6に示すエンジン10の
出力トルク低下を抑制する制御が変速用電子制御装置7
8により実行されていたが、図6に示す制御もエンジン
用電子制御装置76にて実行され、ライン圧を上昇させ
る信号をエンジン用電子制御装置76から変速用電子制
御装置78へ送信するようにしてもよい。
【0034】また、トラクション制御および上記ストー
ル発進時のエンジン10の出力トルク低下制御を実行す
る電子制御装置が上記エンジン用電子制御装置76およ
び変速用電子制御装置78とは独立に設けられてもよい
し、或いはエンジン用電子制御装置76および変速用電
子制御装置78の機能を有する単一の電子制御装置が設
けられていてもよい。
ル発進時のエンジン10の出力トルク低下制御を実行す
る電子制御装置が上記エンジン用電子制御装置76およ
び変速用電子制御装置78とは独立に設けられてもよい
し、或いはエンジン用電子制御装置76および変速用電
子制御装置78の機能を有する単一の電子制御装置が設
けられていてもよい。
【0035】また、前述の実施例では、発進モード判定
手段92に対応するものとして、電磁弁S1、S2、S
3のソレノイドのオールオフフェイルを判定するステッ
プS12が設けられていたが、車両の発進時において凍
結路などを検出すると自動的に第2速ギヤ段以上のギヤ
段で車両を発進させる制御手段が設けられている場合に
は、そのような発進の有無を判定するものでもよい。要
するに、運転者の意図しない高速側のギヤ段による発進
を判定する判定手段であればよいのである。
手段92に対応するものとして、電磁弁S1、S2、S
3のソレノイドのオールオフフェイルを判定するステッ
プS12が設けられていたが、車両の発進時において凍
結路などを検出すると自動的に第2速ギヤ段以上のギヤ
段で車両を発進させる制御手段が設けられている場合に
は、そのような発進の有無を判定するものでもよい。要
するに、運転者の意図しない高速側のギヤ段による発進
を判定する判定手段であればよいのである。
【0036】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明の一実施例の制御装置によってエンジン
の出力トルクがストール発進に関連して制御される車両
の動力伝達系を説明する骨子図である。
の出力トルクがストール発進に関連して制御される車両
の動力伝達系を説明する骨子図である。
【図2】図1の自動変速機における、複数の摩擦係合装
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
【図3】図1の車両において自動変速機のギヤ段を切り
換える電磁弁のオールオフフェイル時における、シフト
レバーの操作位置と保証ギヤ段との関係を示す図であ
る。
換える電磁弁のオールオフフェイル時における、シフト
レバーの操作位置と保証ギヤ段との関係を示す図であ
る。
【図4】図1の車両に設けられる電気的構成を説明する
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図5】図3の変速用電子制御装置の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。
説明する機能ブロック線図である。
【図6】図4の変速用電子制御装置の制御作動の要部を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
10:エンジン 14:自動変速機 90:出力低下手段 92:発進モード判定手段 94:出力低下抑制手段
Claims (1)
- 【請求項1】 自動変速機を有する車両において、該自
動変速機の低速ギヤ段におけるストール発進時にはエン
ジンの出力を低下させる出力低下手段を備える形式の制
御装置であって、 前記低速ギヤよりも高速側のギヤ段による発進であって
運転者の意図したものであるか否かを判定する発進モー
ド判定手段と、 該発進モード判定手段により前記低速ギヤよりも高速側
のギヤ段による発進が運転者の意図したものではないと
判定された場合は、前記出力低下手段によるエンジン出
力の低下を抑制する出力低下抑制手段と、 を、含むことを特徴とする自動変速機を有する車両の制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22337293A JPH0777078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 自動変速機を有する車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22337293A JPH0777078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 自動変速機を有する車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777078A true JPH0777078A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16797115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22337293A Pending JPH0777078A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 自動変速機を有する車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777078A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133468A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Nissan Motor Co Ltd | 容量制御式発進クラッチ付き変速機搭載車両の高応答発進制御装置 |
| CN109080622A (zh) * | 2017-06-09 | 2018-12-25 | 福特全球技术公司 | 用于使混合动力车辆起步的方法和系统 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP22337293A patent/JPH0777078A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133468A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Nissan Motor Co Ltd | 容量制御式発進クラッチ付き変速機搭載車両の高応答発進制御装置 |
| US8202199B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-06-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Rapid acceleration control apparatus |
| CN109080622A (zh) * | 2017-06-09 | 2018-12-25 | 福特全球技术公司 | 用于使混合动力车辆起步的方法和系统 |
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