JPH0777371B2 - コチャネル信号伝送システム - Google Patents

コチャネル信号伝送システム

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JPH0777371B2
JPH0777371B2 JP11636489A JP11636489A JPH0777371B2 JP H0777371 B2 JPH0777371 B2 JP H0777371B2 JP 11636489 A JP11636489 A JP 11636489A JP 11636489 A JP11636489 A JP 11636489A JP H0777371 B2 JPH0777371 B2 JP H0777371B2
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signal
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元夫 水村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロ波通信におけるコチャネル信号伝送シ
ステムに関する。
〔従来の技術〕
近年、大都市間のトラヒックの増大により無線通信回線
の伝送チャネルの増加が求められている。
通常のマイクロ波無線通信システムに於ける周波数配列
は、第3図に一例を示す様な、インタリーブ周波数配列
である。これに対して、伝送チャネルの増加を目的とし
てV/H異偏波、同一周波数を用いて信号を伝送するシス
テムをコチャネル信号伝送システムという。第4図にコ
チャネル周波数配列の一例を示す。
コチャネル信号伝送の1つの特徴は、同偏波の隣接チャ
ネルの周波数間隔がインタリーブ信号伝送と比べて狭い
という事である。第3図,第4図の例をみると、同偏波
の隣接チャネルの周波数間隔は、インタリーブの場合5
9.3MHzであるのに対し、コチャネルの場合は29.65MHzで
ある。その為、コチャネル信号伝送の場合、同一偏波の
隣接チャネルを分波フィルタにより分波する事は非常に
困難である。
コチャネル信号伝送システムの一般的な局構成の2つの
例を第5図,第6図に示す。
どちらの例も同一偏波の隣接チャネルを分波する事は困
難である事を考慮した構成となっている。第5図に於て
30は受信装置、40は送信装置を示す。又、受信装置30の
インターフェースの1〜8の番号は、各々、第4図に示
す周波数配列におけるチャネル番号1〜8に対応してい
る。送信装置40には第4図のチャネル番号1a〜8aに対応
する番号を付加すべきであるが、図が繁雑となるので避
ける為、第5図では省略している。50は3dBハイブリッ
ドで、電力分配器又は電力合成器として使用される。
第5図に示す局構成では、例えば、受信側ではチャネル
1,3,5,7を分波器で分波し、又、同様にチャネル2,4,6,8
を分波器で分波している。コチャネル周波数配列の同偏
波隣接波は分波できないので、1つおきに分波している
のである。送信側も同様で、チャネル1a,3a,5a,7aの組
とチャネル2a,4a,6a,8aの組との組み合わせで分波し、
その後で、電力合成器50で合成している。
第5図の局構成例での欠点は、3dBハイブリッド50によ
る電力損失である。図からわかる様に、送信側,受信側
に各々1つの3dBハイブリッド50が配置されており、各
々3dBの挿入損失を有する為、システムゲインは総合で6
dB低下してしまう。
このシステムゲイン低下を防ぐ為の局構成例は第6図の
如くである。
本局構成では、3dBハイブリッドは使用せず、2面のア
ンテナ60,70を採用している。この局構成では第5図の
局構成に於ける6dBのシステムゲイン低下はおこらな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第6図の局構成では、伝搬路の違いによ
り生ずるフェーディングの差に起因する問題がある。こ
のことについて、第7図を参照して説明する。
第7図には対向の1ホップのシステム構成例が示されて
いる。局A及びBは実回線では数十km離れている。局A,
Bが第6図に示す2面アンテナを用いた局構成をとる場
合に於ける電波伝搬の状態は第7図の参照番号81,91に
示す様になる。
V偏波の例を考えると、V偏波で局Aのアンテナ80から
送信されたチャネル1,3,5,7の信号は、空間伝搬路81を
通って局Bのアンテナ60で受信され、受信機30に導びか
れ、チャネル1,3,5,7の各信号が取り出される。又、ア
ンテナ60には、局Aのアンテナ90から送信された同一偏
波のチャネル2,4,6,8も、空間伝搬路91を通って、アン
テナ60で同時に不要波として受信される事になり、アン
テナ60の受信スペクトラムの状態は、局Bの点P4に於て
はモデル的に第8図の様になる。
アンテナ60で受信された第8図のスペクトラムは、受信
機30の受信分波フィルタ及び中間周波フィルタにより不
要波成分が抑圧され、受信機30出力の点P5では第9図の
様な状態となる。第9図にて、干渉波とは隣接チャネル
2,4が受信分波フィルタ及び受信中間周波フィルタで抑
圧された残留分である。
設計ではこの干渉波成分が回線品質上問題とならない様
にフィルタ系の設定を行っている。ところが、実際の回
線では以下の様な不具合がある。
第7図のシステムに於て、空間伝搬路81と91とでフェー
ディング量が異る場合がある。例えば、空間伝搬路81が
空間伝搬路91に比べて大きなフェーディングを受けた場
合、受信機30出力でのスペクトラムは第10図に示す様に
なる。第10図の様な状態では、必要波のレベルに比べ干
渉波のレベルが大きくなり回線品質が低下する要因とな
る。この問題は従来解決されていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のコチャネル信号伝送システムは、周波数が同一
であり互いに直交する2つの偏波を用いて信号を伝送す
るコチャネル信号伝送システムにおいて、受信中間周波
信号から必要波成分のみを取出す第1の帯域フィルタ
と、干渉波成分のみを取出す第2の帯域フィルタと、前
記第1及び第2の帯域フィルタのそれぞれの出力レベル
を検出する第1及び第2のレベル検出器と、これら第1
及び第2のレベル検出器の検出値を比較し比較結果を第
1の受信レベル検出信号として出力する制御回路と、前
記第1の受信レベル検出信号を対向局へ転送する転送手
段と、前記対向局から転送されてきた第2の受信レベル
検出信号により送信出力レベルを制御する送信出力可変
手段とを備えている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図(a)
〜(c)は第1図における点P1〜P3における信号のスペ
クトラムを示す図である。
第1図に示す実施例は第6図に示す局構成に用いられる
ものである。第1図において、10及び20は第6図におけ
る受信機30及び送信機40の各1チャネル分の受信機及び
送信機である。11は受信機10の中の機能である周波数変
換部を示す。12は中間周波帯の分配器で、中間周波信号
と後述するレベル検出用の中間周波信号に分岐する役割
をしている。13は中間周波帯の帯域フィルタで、必要波
を通し干渉波を除去する(第2図(a),(b)参
照)。又、14は干渉波を通し必要波を除去する帯域フィ
ルタ(第2図(c)参照)、15,16は各々レベル検出器
である。制御回路17は、レベル検出器15で検出された必
要波レベルとレベル検出器16で検出された干渉波レベル
とを比較し、レベル差に応じた信号を出力する。この信
号出力は送信機20のサービスチャネルを用いて対向局に
転送される。
対向局よりサービスチャネルを用いて送られた必要波と
干渉波とのレベル差の情報は、復調器18により取出さ
れ、制御回路21により処理される。制御回路21の出力
は、送信部22に送出される。送信部22はその送信出力を
制御回路22の出力信号により制御されて可変する機能を
有している。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、伝搬路の違いにより必要
波がレベルダウンした時に受信系で検出したレベルダウ
ンの信号を対向局の送信系に転送し、対向局の送信出力
を可変することにより、第10図の状態を第9図の状態に
コントロールすることができる。この様にして、伝搬路
の違いによりフェーディングの差によって生ずる回線品
質の劣化を改善することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図(a)
〜(c)は第1図の点P1〜P3における信号スペクトラム
を示す図、第3図はインタリーブ周波数配列の一例を示
す図、第4図はコチャネル周波数配列の一例を示す図、
第5図及び第6図はコチャネル信号伝送システムの一般
的な局構成の2つの例のそれぞれを示すブロック図、第
7図は第6図に示す局構成を用いた対向1ホップの構成
を示すブロック図、第8図は第7図の点P4における信号
スペクトラムを示す図、第9図及び第10図はいずれも第
7図の点P5における信号スペクトラムを示す図である。 10……受信機、11……周波数変換部、12……分配器、1
3,14……帯域フィルタ、15,16……レベル検出器、17…
…制御回路、18……復調器、20……送信機、21……制御
回路、22……送信部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数が同一であり互いに直交する2つの
    偏波を用いて信号を伝送するコチャネル信号伝送システ
    ムにおいて、受信中間周波信号から必要波成分のみを取
    出す第1の帯域フィルタと、干渉波成分のみを取出す第
    2の帯域フィルタと、前記第1及び第2の帯域フィルタ
    のそれぞれの出力レベルを検出する第1及び第2のレベ
    ル検出器と、これら第1及び第2のレベル検出器の検出
    値を比較し比較結果を第1の受信レベル検出信号として
    出力する制御回路と、前記第1の受信レベル検出信号を
    対向局へ転送する転送手段と、前記対向局から転送され
    てきた第2の受信レベル検出信号により送信出力レベル
    を制御する送信出力可変手段とを備えたことを特徴とす
    るコチャネル信号伝送システム。
JP11636489A 1989-05-09 1989-05-09 コチャネル信号伝送システム Expired - Lifetime JPH0777371B2 (ja)

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JPH02295243A JPH02295243A (ja) 1990-12-06
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