JPH0777827A - 磁性現像剤 - Google Patents
磁性現像剤Info
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- JPH0777827A JPH0777827A JP5173586A JP17358693A JPH0777827A JP H0777827 A JPH0777827 A JP H0777827A JP 5173586 A JP5173586 A JP 5173586A JP 17358693 A JP17358693 A JP 17358693A JP H0777827 A JPH0777827 A JP H0777827A
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- magnetic
- mass
- developer
- parts
- magnetic material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性インク記号識別システム文字の印字にお
いて好適で、リーダー・ソータによる摺擦のための文字
かすれのない磁性現像剤を提供することにある。 【構成】 重合性単量体、磁性体及び離型剤を少なくと
も含有する単量体組成物を水系媒体中で懸濁重合し直接
的に得られる現像剤において、該現像剤中の該磁性体が
表面処理磁性体であり、重合性単量体100質量部に対
して20〜70質量部含有し、かつ、該離型剤が重合性
単量体100質量部に対して10〜40質量部含有する
ことを特徴とする。
いて好適で、リーダー・ソータによる摺擦のための文字
かすれのない磁性現像剤を提供することにある。 【構成】 重合性単量体、磁性体及び離型剤を少なくと
も含有する単量体組成物を水系媒体中で懸濁重合し直接
的に得られる現像剤において、該現像剤中の該磁性体が
表面処理磁性体であり、重合性単量体100質量部に対
して20〜70質量部含有し、かつ、該離型剤が重合性
単量体100質量部に対して10〜40質量部含有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法、静電印刷法
及び静電記録法などに用いられる磁性現像剤に関し、特
に磁性インク記号識別(Magnetic Ink C
haracter Recognition)システム
に用いられる磁性を有する文字の印字に好適な磁性現像
剤に関する。
及び静電記録法などに用いられる磁性現像剤に関し、特
に磁性インク記号識別(Magnetic Ink C
haracter Recognition)システム
に用いられる磁性を有する文字の印字に好適な磁性現像
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真システムは、原稿画像に対し露
光を行いその反射光を潜像担持体に露光し、潜像を得る
方法が一般に行われている。この方式は、原稿反射光を
直接画像信号とするため、電気的潜像の電位は連続的に
変化する(以下アナログ潜像という)。
光を行いその反射光を潜像担持体に露光し、潜像を得る
方法が一般に行われている。この方式は、原稿反射光を
直接画像信号とするため、電気的潜像の電位は連続的に
変化する(以下アナログ潜像という)。
【0003】これに対し、原稿反射光を電気信号に変換
しその信号を処理した後、それに基づき露光を行う方式
が商品化されている。この方式は、アナログ潜像方式に
較べ高倍率の拡大、縮小が容易にでき、画像信号をコン
ピューターに取り込んで他の情報と合わせて出力でき
る。
しその信号を処理した後、それに基づき露光を行う方式
が商品化されている。この方式は、アナログ潜像方式に
較べ高倍率の拡大、縮小が容易にでき、画像信号をコン
ピューターに取り込んで他の情報と合わせて出力でき
る。
【0004】前記の如き多彩な用途が有る反面、画像信
号をアナログのまま扱うと信号量が膨大になるため画素
単位(以下ドットという)に画像を分割し、各画素毎に
露光量を決めるデジタル処理が必要となる。
号をアナログのまま扱うと信号量が膨大になるため画素
単位(以下ドットという)に画像を分割し、各画素毎に
露光量を決めるデジタル処理が必要となる。
【0005】潜像がデジタル化された場合、アナログ潜
像に較べ、ドットの1つ1つが正確に現像される必要が
あり、従って高い現像率で画素に忠実に現像し得る現像
剤が必要となる。
像に較べ、ドットの1つ1つが正確に現像される必要が
あり、従って高い現像率で画素に忠実に現像し得る現像
剤が必要となる。
【0006】画像・非画像が1ドット毎に繰り返される
様な画像に於いて特に現像剤の現像性が重要になる。故
に、デジタル潜像システムにアナログ潜像用現像剤とし
て開発された現像剤を流用した場合、特に上記画像・非
画像が1ドット毎に繰り返される印字パターンに於いて
ドット毎の現像が不足し、ドットが小さくなったりある
いは全く現像されないといった現象がおこり全体として
は画像濃度が淡くなったり文字がかすれたりする傾向が
ある。この現象は現像剤帯電量が小さくなりやすい磁性
体を含有した磁性トナーを有する現像剤(以下磁性現像
剤という)に於いて顕著になる。
様な画像に於いて特に現像剤の現像性が重要になる。故
に、デジタル潜像システムにアナログ潜像用現像剤とし
て開発された現像剤を流用した場合、特に上記画像・非
画像が1ドット毎に繰り返される印字パターンに於いて
ドット毎の現像が不足し、ドットが小さくなったりある
いは全く現像されないといった現象がおこり全体として
は画像濃度が淡くなったり文字がかすれたりする傾向が
ある。この現象は現像剤帯電量が小さくなりやすい磁性
体を含有した磁性トナーを有する現像剤(以下磁性現像
剤という)に於いて顕著になる。
【0007】これは、磁性現像剤では磁性体が磁性トナ
ー粒子表面に出ている部分があり、帯電に寄与できる表
面が少なくなるためと考えられる。磁性体の表面露出量
は磁性トナー1個当りに含有される磁性体の量により変
化するため、現像剤帯電量の分布は他の現像剤に較べ広
くなる。従って磁性現像剤をデジタル潜像システムに用
いた場合には摩擦帯電量の低い磁性トナー粒子の、現像
器内における蓄積に起因した文字のかすれが起こりやす
く、その改善が望まれている。
ー粒子表面に出ている部分があり、帯電に寄与できる表
面が少なくなるためと考えられる。磁性体の表面露出量
は磁性トナー1個当りに含有される磁性体の量により変
化するため、現像剤帯電量の分布は他の現像剤に較べ広
くなる。従って磁性現像剤をデジタル潜像システムに用
いた場合には摩擦帯電量の低い磁性トナー粒子の、現像
器内における蓄積に起因した文字のかすれが起こりやす
く、その改善が望まれている。
【0008】さらに近年、電子写真複写機等画像形成装
置が広く普及するに従い、その用途も多種多様に広が
り、この様な背景のもとに電子写真プリンターの応用分
野として磁性インク記号識別(Magnetic In
k Character Recognition 以
下、単にMICRと称す)システムに用いられる文字の
印字機が考案されている。
置が広く普及するに従い、その用途も多種多様に広が
り、この様な背景のもとに電子写真プリンターの応用分
野として磁性インク記号識別(Magnetic In
k Character Recognition 以
下、単にMICRと称す)システムに用いられる文字の
印字機が考案されている。
【0009】MICRシステムとしては主として小切
手、手形などに発行銀行、金額、口座番号等の情報を磁
性インクで印刷し、手形交換所等での分類、仕分けを磁
気読み取り機を用いて効率的に行うために考案されたシ
ステムである。従来は磁性インクを用いたオフセット印
刷が主流であったが、個人用小切手、手形等による商取
り引きが活発化するとともに小型のMICR文字の印字
機(以下、単にMICRエンコーダーと称す)に対する
需要が増大している。
手、手形などに発行銀行、金額、口座番号等の情報を磁
性インクで印刷し、手形交換所等での分類、仕分けを磁
気読み取り機を用いて効率的に行うために考案されたシ
ステムである。従来は磁性インクを用いたオフセット印
刷が主流であったが、個人用小切手、手形等による商取
り引きが活発化するとともに小型のMICR文字の印字
機(以下、単にMICRエンコーダーと称す)に対する
需要が増大している。
【0010】これまでの小型MICRエンコーダーは、
感熱転写方式を応用したインパクトプリンターが主流で
あったが、この場合にはMICR文字のみの印字を行う
単機能機がほとんどであり、一般の書類等の作製には利
用できず改善が求められている。
感熱転写方式を応用したインパクトプリンターが主流で
あったが、この場合にはMICR文字のみの印字を行う
単機能機がほとんどであり、一般の書類等の作製には利
用できず改善が求められている。
【0011】一般的な書類及び/またはグラフィックス
の印字が可能であり、尚かつMICR文字の印字を行
え、良好なMICR認識率を示す電子写真プリンターが
望まれている。
の印字が可能であり、尚かつMICR文字の印字を行
え、良好なMICR認識率を示す電子写真プリンターが
望まれている。
【0012】電子写真プリンターをMICRエンコーダ
ーに応用する場合、従来知られている磁性現像剤をその
まま使用するとMICRリーダー・ソーターによる磁気
読み取りの正誤率(認識率)は、オフセット印刷あるい
はインパクトプリンターを用いるMICR文字の場合に
比較すると、極端に低く実用的ではない。
ーに応用する場合、従来知られている磁性現像剤をその
まま使用するとMICRリーダー・ソーターによる磁気
読み取りの正誤率(認識率)は、オフセット印刷あるい
はインパクトプリンターを用いるMICR文字の場合に
比較すると、極端に低く実用的ではない。
【0013】MICR文字を印字した有価証券数は、M
ICRリーダー・ソーターに平均して約10回程度通紙
される。磁気読みとりを行うために通紙するごとに磁気
ヘッドと高速で摺擦される。従って、MICR文字の印
字用磁性現像剤は摺擦によって印字がかすれたり、脱落
しないことが必要となる。
ICRリーダー・ソーターに平均して約10回程度通紙
される。磁気読みとりを行うために通紙するごとに磁気
ヘッドと高速で摺擦される。従って、MICR文字の印
字用磁性現像剤は摺擦によって印字がかすれたり、脱落
しないことが必要となる。
【0014】MICR文字は、例えばANS(Amer
ican National Standard)x
9.27−198xあるいはJIS C6251−19
80で規定されるE−13Bと呼ばれる規格がある。E
−13B規格は0〜9までの数字と4種類の記号からな
り、これらの組み合わせにより有価証券類に銀行コー
ド、支店コード、口座番号及び金額等を印字するもので
ある。
ican National Standard)x
9.27−198xあるいはJIS C6251−19
80で規定されるE−13Bと呼ばれる規格がある。E
−13B規格は0〜9までの数字と4種類の記号からな
り、これらの組み合わせにより有価証券類に銀行コー
ド、支店コード、口座番号及び金額等を印字するもので
ある。
【0015】MICRリーダー・ソーターによる認識率
を向上させるために、印字したMICR文字の形状、寸
法は高精度で再現されることが要求され、文字はつぶれ
たり、とぎれたりすることなく微細かつ忠実に再現する
ことが必要となる。
を向上させるために、印字したMICR文字の形状、寸
法は高精度で再現されることが要求され、文字はつぶれ
たり、とぎれたりすることなく微細かつ忠実に再現する
ことが必要となる。
【0016】電子写真プリンターによるMICR文字の
印字で高度な認識率を達成するためには、従来の磁性現
像剤に使用されてきた磁性体とは異なる磁気特性を示す
特定の磁性体を含有する磁性現像剤を使用する必要があ
る。
印字で高度な認識率を達成するためには、従来の磁性現
像剤に使用されてきた磁性体とは異なる磁気特性を示す
特定の磁性体を含有する磁性現像剤を使用する必要があ
る。
【0017】これを解決すべき対策として、磁性体物性
やワックス物性を規定することにより、デジタル機での
高現像性、リーダーソーターによる摺擦のための文字か
すれ等を軽減し、認識率を向上させる報告があり、かな
りの良好な結果を得ている。
やワックス物性を規定することにより、デジタル機での
高現像性、リーダーソーターによる摺擦のための文字か
すれ等を軽減し、認識率を向上させる報告があり、かな
りの良好な結果を得ている。
【0018】しかし、以上のものは、すべて粉砕トナー
であるがゆえに、ワックスが少量しか添加できないこと
に起因する高い認識率の維持や、磁性体がトナー粒子表
面に出てくることに起因する帯電量の安定性などに若干
の問題を残している。
であるがゆえに、ワックスが少量しか添加できないこと
に起因する高い認識率の維持や、磁性体がトナー粒子表
面に出てくることに起因する帯電量の安定性などに若干
の問題を残している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
ごとき問題点を解決した磁性現像剤を提供するものであ
る。
ごとき問題点を解決した磁性現像剤を提供するものであ
る。
【0020】すなわち、本発明の目的は一般的かつMI
CR文字の印字において、摩擦帯電性が良好であり、細
線再現性及び解像度に優れた高現像性である磁性現像剤
を提供することにある。
CR文字の印字において、摩擦帯電性が良好であり、細
線再現性及び解像度に優れた高現像性である磁性現像剤
を提供することにある。
【0021】また、本発明の他の目的は、電子写真プリ
ンターを利用したMICR印字に用いた場合にすぐれた
認識率を示す磁性現像剤を提供することにある。すなわ
ち、MICRリーダー・ソーターに通紙しても摺擦によ
るMICR文字が脱落したり、かすれたりすることがな
く、磁気読みとりの認識率の著しく高い磁性現像剤を提
供することにある。
ンターを利用したMICR印字に用いた場合にすぐれた
認識率を示す磁性現像剤を提供することにある。すなわ
ち、MICRリーダー・ソーターに通紙しても摺擦によ
るMICR文字が脱落したり、かすれたりすることがな
く、磁気読みとりの認識率の著しく高い磁性現像剤を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、重合
性単量体、磁性体及び離型剤を少なくとも含有する単量
体組成物を水系媒体中で懸濁重合し直接的に得られる磁
性現像剤において、該磁性体が表面処理磁性体であり、
重合性単量体100質量部に対して20〜70質量部含
有し、且つ、該離型剤が重合性単量体100質量部に対
して10〜40質量部含有することを特徴とするもので
ある。
性単量体、磁性体及び離型剤を少なくとも含有する単量
体組成物を水系媒体中で懸濁重合し直接的に得られる磁
性現像剤において、該磁性体が表面処理磁性体であり、
重合性単量体100質量部に対して20〜70質量部含
有し、且つ、該離型剤が重合性単量体100質量部に対
して10〜40質量部含有することを特徴とするもので
ある。
【0023】本発明の現像剤は懸濁重合法によって得ら
れるものであるが、この懸濁重合法では、水という極性
の大なる分散媒中で単量体組成物の液滴を生成せしめる
ため、単量体組成物に含まれる極性基を有する成分は水
相との界面である表層部に存在し易く、非極性の成分は
表層部に存在しないという、いわゆるコア/シェル構造
をとる。この製法上の特徴を活用し、他の粉砕法では使
用できない低融点のワックスを多量に含有させることが
可能である。
れるものであるが、この懸濁重合法では、水という極性
の大なる分散媒中で単量体組成物の液滴を生成せしめる
ため、単量体組成物に含まれる極性基を有する成分は水
相との界面である表層部に存在し易く、非極性の成分は
表層部に存在しないという、いわゆるコア/シェル構造
をとる。この製法上の特徴を活用し、他の粉砕法では使
用できない低融点のワックスを多量に含有させることが
可能である。
【0024】さらに、磁気特性の高い磁性体を表面処理
することにより、磁性体をトナー粒子表面に出すことな
く、安定した帯電特性を有することが可能である。
することにより、磁性体をトナー粒子表面に出すことな
く、安定した帯電特性を有することが可能である。
【0025】このように、ワックスを多量に内包化で
き、かつ磁性体がトナー粒子表面に露出することのない
重合トナーを用いると、定着画像の最表層に存在するワ
ックスが、粉砕トナーの場合よりも厚く覆っているため
に、MICRリーダー・ソーターのたび重なる通紙に対
しても、文字のかすれや脱落がなく、磁気ヘッドを汚染
しない。その結果、高い認識率を維持することができ
る。さらに、疎水性に表面処理をされた磁性体を用いる
ことにより、磁性体がトナー粒子表面に出ることなく、
安定した帯電量を保て、高い現像性が保てる。
き、かつ磁性体がトナー粒子表面に露出することのない
重合トナーを用いると、定着画像の最表層に存在するワ
ックスが、粉砕トナーの場合よりも厚く覆っているため
に、MICRリーダー・ソーターのたび重なる通紙に対
しても、文字のかすれや脱落がなく、磁気ヘッドを汚染
しない。その結果、高い認識率を維持することができ
る。さらに、疎水性に表面処理をされた磁性体を用いる
ことにより、磁性体がトナー粒子表面に出ることなく、
安定した帯電量を保て、高い現像性が保てる。
【0026】以下、本発明現像剤の構成素材について詳
述する。
述する。
【0027】本発明に用いられる磁性体としては、磁場
の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄、コバル
ト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末若しくは、マグネ
タイト、フェライトなどの化合物がある。特に、本発明
においては、重合法を用いてトナーを得る為、磁性体の
持つ重合阻害性や水相移行性に注意を払う必要がある。
の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄、コバル
ト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末若しくは、マグネ
タイト、フェライトなどの化合物がある。特に、本発明
においては、重合法を用いてトナーを得る為、磁性体の
持つ重合阻害性や水相移行性に注意を払う必要がある。
【0028】本発明における磁性体は、未処理磁性体に
換算して重合性単量体100質量部に対して20〜70
質量部、好ましくは30〜60質量部である。20質量
部未満である場合には、帯電特性が低いため、現像性が
悪く、画像濃度が低い。70質量部を超える場合には、
磁性体量が過多すぎて、トナー粒子表面に磁性体が出て
くることによる帯電性の悪化が見うけられる。
換算して重合性単量体100質量部に対して20〜70
質量部、好ましくは30〜60質量部である。20質量
部未満である場合には、帯電特性が低いため、現像性が
悪く、画像濃度が低い。70質量部を超える場合には、
磁性体量が過多すぎて、トナー粒子表面に磁性体が出て
くることによる帯電性の悪化が見うけられる。
【0029】本発明に係る磁性体において、残留磁化σ
rは10,000エルステッドの磁界において12≦σ
r≦30emu/gの範囲にある場合が好ましく、更に
好ましくは14≦σr≦28emu/gとなる場合であ
る。
rは10,000エルステッドの磁界において12≦σ
r≦30emu/gの範囲にある場合が好ましく、更に
好ましくは14≦σr≦28emu/gとなる場合であ
る。
【0030】残留磁化σrが、12emu/g未満とな
る場合には、MICR文字の印字を行った場合にMIC
Rリーダー・ソーターの認識率が低下し、また、一般的
な印字を行った場合には、細線再現性のすぐれた磁性現
像剤を得ることはできない。
る場合には、MICR文字の印字を行った場合にMIC
Rリーダー・ソーターの認識率が低下し、また、一般的
な印字を行った場合には、細線再現性のすぐれた磁性現
像剤を得ることはできない。
【0031】また、残留磁化σrが30emu/gを超
える場合には、画像濃度が低く、カブリも多いために、
MICR文字の印字を行った場合には、その認識率は著
しく低下、一般的な印字を行った場合でも、画像品位は
著しく低いものである。
える場合には、画像濃度が低く、カブリも多いために、
MICR文字の印字を行った場合には、その認識率は著
しく低下、一般的な印字を行った場合でも、画像品位は
著しく低いものである。
【0032】本発明に係る磁性体において、保磁力Hc
は10,000エルステッドの磁界において、130≦
Hc≦300エルステッドの範囲にあるのが好ましく、
140≦Hc≦280エルステッドの範囲にある場合が
更に好ましい。
は10,000エルステッドの磁界において、130≦
Hc≦300エルステッドの範囲にあるのが好ましく、
140≦Hc≦280エルステッドの範囲にある場合が
更に好ましい。
【0033】保磁力Hcが130エルステッド未満とな
る場合には、画像濃度は高くなるのではあるが、反面細
線再現性に劣り、MICR文字の印字を行った場合に認
識率の低下を招き好ましくない。また、保磁力Hcが3
00を超える場合には、磁性現像剤を現像スリーブ上に
均一に塗布することが困難となり、画像濃度の低下ある
いは、濃度ムラを生じ好ましくない。
る場合には、画像濃度は高くなるのではあるが、反面細
線再現性に劣り、MICR文字の印字を行った場合に認
識率の低下を招き好ましくない。また、保磁力Hcが3
00を超える場合には、磁性現像剤を現像スリーブ上に
均一に塗布することが困難となり、画像濃度の低下ある
いは、濃度ムラを生じ好ましくない。
【0034】本発明者の検討によれば、本発明に係る磁
性体の有する残留磁化σrを示す場合には、透磁率μと
磁性現像剤の電子写真特性とが、良く対応することを見
出した。
性体の有する残留磁化σrを示す場合には、透磁率μと
磁性現像剤の電子写真特性とが、良く対応することを見
出した。
【0035】更には透磁率μは、MICR文字の印字を
行った場合に、MICRリーダー・ソーターによる読み
取りの正誤率と良く対応することをも見出した。
行った場合に、MICRリーダー・ソーターによる読み
取りの正誤率と良く対応することをも見出した。
【0036】本発明に係る磁性体において、透磁率μは
2.0≦μ≦4.0の範囲にある場合が好ましく、更に
好ましくは2.5≦μ≦3.8となる場合である。
2.0≦μ≦4.0の範囲にある場合が好ましく、更に
好ましくは2.5≦μ≦3.8となる場合である。
【0037】透磁率μが4.0を超える場合には、現像
スリーブ上に磁性現像剤を均一に塗布することは可能で
あるが、現像スリーブ内の永久磁石との相互作用が弱
く、磁性現像剤の摩擦帯電量を適正に制御することが困
難となり画像部でのトナーの飛散が多くなり、MICR
文字の印字を行った場合には、認識率低下の原因となり
好ましくない。
スリーブ上に磁性現像剤を均一に塗布することは可能で
あるが、現像スリーブ内の永久磁石との相互作用が弱
く、磁性現像剤の摩擦帯電量を適正に制御することが困
難となり画像部でのトナーの飛散が多くなり、MICR
文字の印字を行った場合には、認識率低下の原因となり
好ましくない。
【0038】また、透磁率μが2.0未満となる場合に
は、現像スリーブ内の永久磁石との相互作用が強くなり
すぎ、結果的に磁性現像剤の摩擦帯電量を適正に制御す
ることは困難となり画像濃度は低く、MICR文字の印
字を行った場合の認識率は低下し、本発明の目的を達成
することはできない。
は、現像スリーブ内の永久磁石との相互作用が強くなり
すぎ、結果的に磁性現像剤の摩擦帯電量を適正に制御す
ることは困難となり画像濃度は低く、MICR文字の印
字を行った場合の認識率は低下し、本発明の目的を達成
することはできない。
【0039】また、本発明に用いられる表面処理磁性体
は、重合阻害のない物質である表面改質剤により、疎水
化処理を施したものであれば、どんなものでも良い。こ
のような表面改質剤としては、例えばシランカップリン
グ剤、チタンカップリング剤等を挙げることができる。
は、重合阻害のない物質である表面改質剤により、疎水
化処理を施したものであれば、どんなものでも良い。こ
のような表面改質剤としては、例えばシランカップリン
グ剤、チタンカップリング剤等を挙げることができる。
【0040】本発明に係る磁性現像剤において、摩擦帯
電性を改善するために磁性体は、ケイ素元素及びアルミ
ニウム元素を含有する。磁性体に対してケイ素元素はS
iO2 に換算して0.1〜1.0質量%、アルミニウム
元素はAl2 O3 に換算して0.1〜1.0質量%含有
する場合が好ましく、更に好ましくはSiO2 に換算し
て0.15〜0.9質量%のケイ素元素及びAl2 O3
に換算して0.15〜0.9質量%のアルミニウム元素
を含有する場合である。前記ケイ素元素及びアルミニウ
ム元素は、本発明に係る磁性体を湿式法で合成する過程
及び/または合成後に添加することができ、また湿式合
成後にさらに加熱酸化処理及び加熱還元処理を行う場合
では、その段階で添加することもできる。
電性を改善するために磁性体は、ケイ素元素及びアルミ
ニウム元素を含有する。磁性体に対してケイ素元素はS
iO2 に換算して0.1〜1.0質量%、アルミニウム
元素はAl2 O3 に換算して0.1〜1.0質量%含有
する場合が好ましく、更に好ましくはSiO2 に換算し
て0.15〜0.9質量%のケイ素元素及びAl2 O3
に換算して0.15〜0.9質量%のアルミニウム元素
を含有する場合である。前記ケイ素元素及びアルミニウ
ム元素は、本発明に係る磁性体を湿式法で合成する過程
及び/または合成後に添加することができ、また湿式合
成後にさらに加熱酸化処理及び加熱還元処理を行う場合
では、その段階で添加することもできる。
【0041】本発明に係る磁性体において、SiO2 に
換算したケイ素元素が0.1質量%未満となる場合に
は、摩擦帯電量の大きい磁性現像剤を得ることができる
のであるが、帯電量分布が広くなり長時間の使用及び環
境変動に対して性能の変化が大きく本発明の目的を達成
することができない。同様にして、SiO2 に換算した
ケイ素元素が1.0質量%を超える場合は、摩擦帯電量
の分布は狭くなるのだが、摩擦帯電量の大きな磁性現像
剤を得ることはできない。
換算したケイ素元素が0.1質量%未満となる場合に
は、摩擦帯電量の大きい磁性現像剤を得ることができる
のであるが、帯電量分布が広くなり長時間の使用及び環
境変動に対して性能の変化が大きく本発明の目的を達成
することができない。同様にして、SiO2 に換算した
ケイ素元素が1.0質量%を超える場合は、摩擦帯電量
の分布は狭くなるのだが、摩擦帯電量の大きな磁性現像
剤を得ることはできない。
【0042】また、Al2 O3 に換算したアルミニウム
元素が0.1質量%未満となる場合には、摩擦帯電量の
大きい磁性現像剤を得ることはできない。同様にしてA
l2O3 に換算したアルミニウム元素が0.1質量%を
超える場合には、摩擦帯電量の大きな磁性現像剤を得る
ことはできるのであるが、感光体上の非画像部にまでト
ナーが現像され、カブリの多い画像となり、本発明の目
的である細線再現性のすぐれた磁性現像剤を得ることは
できない。
元素が0.1質量%未満となる場合には、摩擦帯電量の
大きい磁性現像剤を得ることはできない。同様にしてA
l2O3 に換算したアルミニウム元素が0.1質量%を
超える場合には、摩擦帯電量の大きな磁性現像剤を得る
ことはできるのであるが、感光体上の非画像部にまでト
ナーが現像され、カブリの多い画像となり、本発明の目
的である細線再現性のすぐれた磁性現像剤を得ることは
できない。
【0043】本発明に係る磁性体においては、SiO2
に換算したケイ素元素及びAl2 O3 に換算したアルミ
ニウム元素は、質量比で20/1〜1/20含有される
ことが好ましく、更に好ましくは10/1〜1/10含
有される場合であり、より更に好ましくは4/1〜1/
4含有される場合である。
に換算したケイ素元素及びAl2 O3 に換算したアルミ
ニウム元素は、質量比で20/1〜1/20含有される
ことが好ましく、更に好ましくは10/1〜1/10含
有される場合であり、より更に好ましくは4/1〜1/
4含有される場合である。
【0044】ケイ素元素及びアルミニウム元素の質量比
が20/1よりもアルミニウム元素が少なくなった場合
には、アルミニウム元素を含有することによる画像濃度
を高める効果が得られず、1/20よりもアルミニウム
元素が多くなった場合には磁性体製造時に湿式法により
得た磁性体を加熱して、酸化及び還元する際に、焼結し
てしまうことがあり好ましくない。
が20/1よりもアルミニウム元素が少なくなった場合
には、アルミニウム元素を含有することによる画像濃度
を高める効果が得られず、1/20よりもアルミニウム
元素が多くなった場合には磁性体製造時に湿式法により
得た磁性体を加熱して、酸化及び還元する際に、焼結し
てしまうことがあり好ましくない。
【0045】さらに、本発明に係る磁性体は、平均粒径
0.1〜0.6μmを有するものが使用される。本発明
において、磁性体の平均粒径は、試料を走査型電子顕微
鏡を用いて拡大倍率20,000倍で拡大写真にとり、
ランダムに100個乃至200個の粒子の長軸値を測定
し、その平均値を算出することにより求められる。
0.1〜0.6μmを有するものが使用される。本発明
において、磁性体の平均粒径は、試料を走査型電子顕微
鏡を用いて拡大倍率20,000倍で拡大写真にとり、
ランダムに100個乃至200個の粒子の長軸値を測定
し、その平均値を算出することにより求められる。
【0046】本発明に係る離型剤として使用されるワッ
クス類としては、パラフィン・ポリオレフィン系ワック
ス及びこれらの変性物、例えば酸化物やグラフト処理物
の他、高級脂肪酸、およびその金属塩;アミドワックス
またはエステル系ワックス、例えば3級または/及び4
級炭素を有し、2官能以上のアルコール化合物またはカ
ルボン酸化合物から得られる多官能ポリエステル化合
物、1級または/及び2級炭素を有し、2官能以上のア
ルコール化合物またはカルボン酸化合物から得られる多
官能をポリエステル化合物及び3級または/及び4級炭
素を有し、モノ官能のエステル化合物などがあげられ
る。
クス類としては、パラフィン・ポリオレフィン系ワック
ス及びこれらの変性物、例えば酸化物やグラフト処理物
の他、高級脂肪酸、およびその金属塩;アミドワックス
またはエステル系ワックス、例えば3級または/及び4
級炭素を有し、2官能以上のアルコール化合物またはカ
ルボン酸化合物から得られる多官能ポリエステル化合
物、1級または/及び2級炭素を有し、2官能以上のア
ルコール化合物またはカルボン酸化合物から得られる多
官能をポリエステル化合物及び3級または/及び4級炭
素を有し、モノ官能のエステル化合物などがあげられ
る。
【0047】離型剤の含有量は、重合性単量体100質
量部に対して10〜40質量部、好ましくは15〜30
質量部である。該離型剤の含有量が10質量部未満であ
ると、トナーの離型効果が劣化し耐オフセット性が劣化
するだけでなく、リーダー・ソーターによる摺擦のため
の文字かすれや脱落が発生し、認識率が低下してしま
う。一方、該離型剤の含有量が40質量部を超えると、
製造時の造粒性が劣化し、得られたトナーのブロッキン
グ性も劣化するため、現像性に悪影響を及ぼす。
量部に対して10〜40質量部、好ましくは15〜30
質量部である。該離型剤の含有量が10質量部未満であ
ると、トナーの離型効果が劣化し耐オフセット性が劣化
するだけでなく、リーダー・ソーターによる摺擦のため
の文字かすれや脱落が発生し、認識率が低下してしま
う。一方、該離型剤の含有量が40質量部を超えると、
製造時の造粒性が劣化し、得られたトナーのブロッキン
グ性も劣化するため、現像性に悪影響を及ぼす。
【0048】また、本発明の離型剤の融点は、30〜1
50℃であるのが好ましく、より好ましくは50〜10
0℃である。融点が30℃より低い場合、トナーの耐ブ
ロッキング性及び保形性が充分ではなく、また、150
℃より高い場合、離型性の効果が充分ではない。尚、融
点は、DSCによる最大吸熱ピークの温度とした。
50℃であるのが好ましく、より好ましくは50〜10
0℃である。融点が30℃より低い場合、トナーの耐ブ
ロッキング性及び保形性が充分ではなく、また、150
℃より高い場合、離型性の効果が充分ではない。尚、融
点は、DSCによる最大吸熱ピークの温度とした。
【0049】本発明に係る重合トナーに使用できる重合
性単量体としては、スチレン・o−メチルスチレン・m
−メチルスチレン・p−メチルスチレン・p−メトキシ
スチレン・p−エチルスチレン等のスチレン系単量体、
アクリル酸メチル・アクリル酸エチル・アクリル酸n−
ブチル・アクリル酸イソブチル・アクリル酸n−プロピ
ル・アクリル酸n−オクチル・アクリル酸ドデシル・ア
クリル酸2−エチルヘキシル・アクリル酸ステアリル・
アクリル酸2−クロルエチル・アクリル酸フェニル等の
アクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル・メタクリ
ル酸エチル・メタクリル酸n−プロピル・メタクリル酸
n−ブチル・メタクリル酸イソブチル・メタクリル酸n
−オクチル・メタクリル酸ドデシル・メタクリル酸2−
エチルヘキシル・メタクリル酸ステアリル・メタクリル
酸フェニル・メタクリル酸ジメチルアミノエチル・メタ
クリル酸ジエチルアミノエチル等のメタクリル酸エステ
ル類その他アクリロニトリル・メタクリロニトリル・ア
クリルアミド等の単量体が挙げられる。これらの単量体
は単独又は混合して使用し得る。上述の単量体の中で
も、スチレン又はスチレン誘導体を単独で、又は他の単
量体と混合して使用することがトナーの現像特性及び耐
久性の点から好ましい。
性単量体としては、スチレン・o−メチルスチレン・m
−メチルスチレン・p−メチルスチレン・p−メトキシ
スチレン・p−エチルスチレン等のスチレン系単量体、
アクリル酸メチル・アクリル酸エチル・アクリル酸n−
ブチル・アクリル酸イソブチル・アクリル酸n−プロピ
ル・アクリル酸n−オクチル・アクリル酸ドデシル・ア
クリル酸2−エチルヘキシル・アクリル酸ステアリル・
アクリル酸2−クロルエチル・アクリル酸フェニル等の
アクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル・メタクリ
ル酸エチル・メタクリル酸n−プロピル・メタクリル酸
n−ブチル・メタクリル酸イソブチル・メタクリル酸n
−オクチル・メタクリル酸ドデシル・メタクリル酸2−
エチルヘキシル・メタクリル酸ステアリル・メタクリル
酸フェニル・メタクリル酸ジメチルアミノエチル・メタ
クリル酸ジエチルアミノエチル等のメタクリル酸エステ
ル類その他アクリロニトリル・メタクリロニトリル・ア
クリルアミド等の単量体が挙げられる。これらの単量体
は単独又は混合して使用し得る。上述の単量体の中で
も、スチレン又はスチレン誘導体を単独で、又は他の単
量体と混合して使用することがトナーの現像特性及び耐
久性の点から好ましい。
【0050】本発明では、単量体系には、添加剤として
極性基を有する重合体・共重合体を添加して重合するこ
とがより好ましい。該極性重合体・共重合体は、トナー
となる粒子表層部に集まる為、一種の殻のような形態と
なり、トナー粒子に耐ブロッキング性等の優れた性質を
付与する一方で、トナー内部では比較的低分子量で定着
特性向上に寄与するように重合を行うことにより、定着
性と耐ブロッキング性という相反する要求を満足するト
ナーを得ることができる。本発明に使用できる極性重合
体・共重合体を以下に例示する。
極性基を有する重合体・共重合体を添加して重合するこ
とがより好ましい。該極性重合体・共重合体は、トナー
となる粒子表層部に集まる為、一種の殻のような形態と
なり、トナー粒子に耐ブロッキング性等の優れた性質を
付与する一方で、トナー内部では比較的低分子量で定着
特性向上に寄与するように重合を行うことにより、定着
性と耐ブロッキング性という相反する要求を満足するト
ナーを得ることができる。本発明に使用できる極性重合
体・共重合体を以下に例示する。
【0051】メタクリル酸ジメチルアミノエチル,メタ
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、ポリエステル、
エポキシ樹脂等が挙げられる。特にポリエステル樹脂を
含有することが好ましく、よりコア/シェル化が保たれ
る。
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、ポリエステル、
エポキシ樹脂等が挙げられる。特にポリエステル樹脂を
含有することが好ましく、よりコア/シェル化が保たれ
る。
【0052】これら、極性重合体・共重合体の添加量と
しては、0.1〜10質量部が好ましく、より好ましく
は0.5〜5質量部である。
しては、0.1〜10質量部が好ましく、より好ましく
は0.5〜5質量部である。
【0053】本発明においては、トナーの帯電性を制御
する目的でトナー材料中に荷電制御剤を添加しておくこ
とが望ましい。これら荷電制御剤としては、公知のもの
のうち、重合阻害性・水相移行性の殆ど無いものが用い
られ、例えば正荷電制御剤としてニグロシン系染料・ト
リフェニルメタン系染料・四級アンモニウム塩・グアニ
ジン誘導体・イミダゾール誘導体・アミン系及びポリア
ミン系化合物等が挙げられ、負荷電制御剤としては、含
金属サリチル酸系化合物・含金属モノアゾ系染料化合物
・尿素誘導体・スチレン−アクリル酸共重合体・スチレ
ン−メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
する目的でトナー材料中に荷電制御剤を添加しておくこ
とが望ましい。これら荷電制御剤としては、公知のもの
のうち、重合阻害性・水相移行性の殆ど無いものが用い
られ、例えば正荷電制御剤としてニグロシン系染料・ト
リフェニルメタン系染料・四級アンモニウム塩・グアニ
ジン誘導体・イミダゾール誘導体・アミン系及びポリア
ミン系化合物等が挙げられ、負荷電制御剤としては、含
金属サリチル酸系化合物・含金属モノアゾ系染料化合物
・尿素誘導体・スチレン−アクリル酸共重合体・スチレ
ン−メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
【0054】これら荷電制御剤の添加量としては、0.
1〜10質量部が好ましい。
1〜10質量部が好ましい。
【0055】重合開始剤としては、いずれか適当な重合
開始剤、例えば、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−
カルボニトリル)、2,2’−アゾビス−4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系又はジアゾ系重合開始剤、ベンゾ
イルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、
ジイソプロピルペルオキシカーボネート、クメンヒドロ
ペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシ
ド、ラウロイルペルオキシド等の過酸化物系重合開始剤
が挙げられる。これら重合開始剤は、重合性単量体の
0.5〜20重量部の添加量が好ましく、単独で、又
は、併用しても良い。
開始剤、例えば、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−
カルボニトリル)、2,2’−アゾビス−4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系又はジアゾ系重合開始剤、ベンゾ
イルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、
ジイソプロピルペルオキシカーボネート、クメンヒドロ
ペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシ
ド、ラウロイルペルオキシド等の過酸化物系重合開始剤
が挙げられる。これら重合開始剤は、重合性単量体の
0.5〜20重量部の添加量が好ましく、単独で、又
は、併用しても良い。
【0056】また、本発明では、分子量をコントロール
するために、公知の架橋剤、連鎖移動剤を添加しても良
く、好ましい添加量としては、0.001〜15質量部
である。
するために、公知の架橋剤、連鎖移動剤を添加しても良
く、好ましい添加量としては、0.001〜15質量部
である。
【0057】各種トナー特性付与を目的とした添加剤と
しては、トナー中に、あるいはトナーに添加した時の耐
久性の点から、トナー粒子の体積平均径の1/5以下の
粒径であることが好ましい。この添加剤の粒径とは、電
子顕微鏡におけるトナー粒子の表面観察により求めたそ
の平均粒径を意味する。これら特性付与を目的とした添
加剤としては、たとえば、以下のようなものが用いられ
る。
しては、トナー中に、あるいはトナーに添加した時の耐
久性の点から、トナー粒子の体積平均径の1/5以下の
粒径であることが好ましい。この添加剤の粒径とは、電
子顕微鏡におけるトナー粒子の表面観察により求めたそ
の平均粒径を意味する。これら特性付与を目的とした添
加剤としては、たとえば、以下のようなものが用いられ
る。
【0058】1)流動性付与剤:金属酸化物(酸化ケイ
素,酸化アルミニウム,酸化チタンなど)・カーボンブ
ラック・フッ化カーボンなど。それぞれ、疎水化処理を
行ったものが、より好ましい。
素,酸化アルミニウム,酸化チタンなど)・カーボンブ
ラック・フッ化カーボンなど。それぞれ、疎水化処理を
行ったものが、より好ましい。
【0059】2)研磨剤:金属酸化物(チタン酸ストロ
ンチウム,酸化セリウム,酸化アルミニウム,酸化マグ
ネシウム,酸化クロムなど)・窒化物(窒化ケイ素な
ど)・炭化物(炭化ケイ素など)・金属塩(硫酸カルシ
ウム,硫酸バリウム,炭酸カルシウムなど)。
ンチウム,酸化セリウム,酸化アルミニウム,酸化マグ
ネシウム,酸化クロムなど)・窒化物(窒化ケイ素な
ど)・炭化物(炭化ケイ素など)・金属塩(硫酸カルシ
ウム,硫酸バリウム,炭酸カルシウムなど)。
【0060】3)滑剤:フッ素系樹脂粉末(フッ化ビニ
リデン,ポリテトラフルオロエチレンなど)・脂肪酸金
属塩(ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウムな
ど)など。
リデン,ポリテトラフルオロエチレンなど)・脂肪酸金
属塩(ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシウムな
ど)など。
【0061】4)荷電制御性粒子:金属酸化物(酸化
錫,酸化チタン,酸化亜鉛,酸化ケイ素,酸化アルミニ
ウムなど)・カーボンブラックなど。
錫,酸化チタン,酸化亜鉛,酸化ケイ素,酸化アルミニ
ウムなど)・カーボンブラックなど。
【0062】これらの添加剤は、トナー粒子100質量
部に対し、0.1〜10質量部が用いられ、好ましく
は、0.1〜5質量部が用いられる。これら添加剤は、
単独で用いても、又、複数併用しても良い。
部に対し、0.1〜10質量部が用いられ、好ましく
は、0.1〜5質量部が用いられる。これら添加剤は、
単独で用いても、又、複数併用しても良い。
【0063】本発明において用いられる分散媒には、い
ずれか適当な安定化剤を使用する。例えば、無機化合物
として、リン酸三カルシウム・リン酸マグネシウム・リ
ン酸アルミニウム・リン酸亜鉛・炭酸カルシウム・炭酸
マグネシウム・水酸化カルシウム・水酸化マグネシウム
・水酸化アルミニウム・メタケイ酸カルシウム・硫酸カ
ルシウム・硫酸バリウム、ベントナイト・シリカ・アル
ミナ等が挙げられる。有機化合物として、ポリビニルア
ルコール・ゼラチン・メチルセルロース・メチルヒドロ
キシプロピルセルロース・エチルセルロース・カルボキ
シメチルセルロースのナトリウム塩・ポリアクリル酸及
びその塩・デンプン等を水相に分散させて使用できる。
これら安定化剤は、重合性単量体100質量部に対し
て、0.2〜20質量部を使用することが好ましい。
ずれか適当な安定化剤を使用する。例えば、無機化合物
として、リン酸三カルシウム・リン酸マグネシウム・リ
ン酸アルミニウム・リン酸亜鉛・炭酸カルシウム・炭酸
マグネシウム・水酸化カルシウム・水酸化マグネシウム
・水酸化アルミニウム・メタケイ酸カルシウム・硫酸カ
ルシウム・硫酸バリウム、ベントナイト・シリカ・アル
ミナ等が挙げられる。有機化合物として、ポリビニルア
ルコール・ゼラチン・メチルセルロース・メチルヒドロ
キシプロピルセルロース・エチルセルロース・カルボキ
シメチルセルロースのナトリウム塩・ポリアクリル酸及
びその塩・デンプン等を水相に分散させて使用できる。
これら安定化剤は、重合性単量体100質量部に対し
て、0.2〜20質量部を使用することが好ましい。
【0064】これら安定化剤の中で、無機化合物を用い
る場合、市販のものをそのまま用いても良いが、細かい
粒子を得るために、分散媒中にて該無機化合物を生成さ
せても良い。例えば、リン酸三カルシウムの場合、高撹
拌下において、リン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウ
ム水溶液を混合すると良い。
る場合、市販のものをそのまま用いても良いが、細かい
粒子を得るために、分散媒中にて該無機化合物を生成さ
せても良い。例えば、リン酸三カルシウムの場合、高撹
拌下において、リン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウ
ム水溶液を混合すると良い。
【0065】また、これら安定化剤の微細な分散の為
に、0.001〜0.1質量部の界面活性剤を使用して
もよい。これは上記分散安定化剤の所期の作用を促進す
る為のものであり、その具体例としては、ドデシルベン
ゼン硫酸ナトリウム・テトラデシル硫酸ナトリウム・ペ
ンタデシル硫酸ナトリウム・オクチル硫酸ナトリウム・
オレイン酸ナトリウム・ラウリル酸ナトリウム・ステア
リン酸カリウム・オレイン酸カルシウム等が挙げられ
る。
に、0.001〜0.1質量部の界面活性剤を使用して
もよい。これは上記分散安定化剤の所期の作用を促進す
る為のものであり、その具体例としては、ドデシルベン
ゼン硫酸ナトリウム・テトラデシル硫酸ナトリウム・ペ
ンタデシル硫酸ナトリウム・オクチル硫酸ナトリウム・
オレイン酸ナトリウム・ラウリル酸ナトリウム・ステア
リン酸カリウム・オレイン酸カルシウム等が挙げられ
る。
【0066】本発明で用いられる重合トナーは以下の如
き方法にて得られる。即ち、重合性単量体中に離型剤・
磁性体・荷電制御剤・重合開始剤その他の添加剤を加
え、ホモジナイザー・超音波分散機等によって均一に溶
解又は分散せしめた単量体系を、分散安定剤を含有する
水相中に通常の撹拌機又はホモミキサー・ホモジナイザ
ー等により分散せしめる。好ましくは単量体液滴が所望
のトナー粒子のサイズ、一般に30μm以下の粒径を有
するように撹拌速度・時間を調整し、造粒する。その後
は分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ
粒子の沈降が防止される程度の撹拌を行えば良い。重合
温度は40℃以上、一般的には50〜90℃の温度に設
定して重合を行う。また、重合反応後半に昇温しても良
く、更に、トナー定着時の臭いの原因等となる未反応の
重合性単量体、副生成物等を除去するために反応後半、
又は、反応終了後に一部水系媒体を留去しても良い。反
応終了後、生成したトナー粒子を洗浄・濾過により回収
し、乾燥する。懸濁重合法においては、通常単量体系1
00質量部に対して水300〜3000質量部を分散媒
として使用するのが好ましい。
き方法にて得られる。即ち、重合性単量体中に離型剤・
磁性体・荷電制御剤・重合開始剤その他の添加剤を加
え、ホモジナイザー・超音波分散機等によって均一に溶
解又は分散せしめた単量体系を、分散安定剤を含有する
水相中に通常の撹拌機又はホモミキサー・ホモジナイザ
ー等により分散せしめる。好ましくは単量体液滴が所望
のトナー粒子のサイズ、一般に30μm以下の粒径を有
するように撹拌速度・時間を調整し、造粒する。その後
は分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ
粒子の沈降が防止される程度の撹拌を行えば良い。重合
温度は40℃以上、一般的には50〜90℃の温度に設
定して重合を行う。また、重合反応後半に昇温しても良
く、更に、トナー定着時の臭いの原因等となる未反応の
重合性単量体、副生成物等を除去するために反応後半、
又は、反応終了後に一部水系媒体を留去しても良い。反
応終了後、生成したトナー粒子を洗浄・濾過により回収
し、乾燥する。懸濁重合法においては、通常単量体系1
00質量部に対して水300〜3000質量部を分散媒
として使用するのが好ましい。
【0067】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を更に具体的に
説明する。
説明する。
【0068】まず、磁性体の製造例を述べ、次いで磁性
体の表面処理例を述べた後、実施例を記す。
体の表面処理例を述べた後、実施例を記す。
【0069】<磁性体の製造例>硫酸第一鉄を原料とし
て、水溶液中で酸化反応を行う湿式合成法により、合成
した磁性体を原料として、まず、750℃で2時間空気
を通気することにより酸化してα−Fe2 O3 とした。
次に温度を350℃とした後に、水素ガスと窒素ガスと
を混合した気体を3時間通気することにより、本発明に
係る磁性体を得た。
て、水溶液中で酸化反応を行う湿式合成法により、合成
した磁性体を原料として、まず、750℃で2時間空気
を通気することにより酸化してα−Fe2 O3 とした。
次に温度を350℃とした後に、水素ガスと窒素ガスと
を混合した気体を3時間通気することにより、本発明に
係る磁性体を得た。
【0070】この磁性体の物性としては、10,000
エルステッドの磁界における残留磁化σrが17.9e
mu/g,保磁力Hcが203エルステッド,透磁率μ
が3.5であり、平均粒径が0.26μm,ケイ素元素
がSiO2 換算にて0.26質量%,アルミニウム元素
がAl2 O3 換算にて0.74質量%であった。
エルステッドの磁界における残留磁化σrが17.9e
mu/g,保磁力Hcが203エルステッド,透磁率μ
が3.5であり、平均粒径が0.26μm,ケイ素元素
がSiO2 換算にて0.26質量%,アルミニウム元素
がAl2 O3 換算にて0.74質量%であった。
【0071】<表面処理磁性体の製造例1>チタン化合
物としてイソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフ
ェート)チタネート2gをトルエン300gに溶解し
て、先の磁性体粒子200gに浸漬した後、撹拌しなが
ら80℃に加熱し、溶媒留去した。得られた表面処理磁
性体をさらに80℃以上で2時間熱処理し、溶剤、反応
副生物を除去し、乾燥し、処理磁性粒子199gを得
た。
物としてイソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフ
ェート)チタネート2gをトルエン300gに溶解し
て、先の磁性体粒子200gに浸漬した後、撹拌しなが
ら80℃に加熱し、溶媒留去した。得られた表面処理磁
性体をさらに80℃以上で2時間熱処理し、溶剤、反応
副生物を除去し、乾燥し、処理磁性粒子199gを得
た。
【0072】<表面処理磁性体の製造例2>先の磁性体
粒子250g及びビニルトリメトキシシラン40gを別
々の容器に入れ、同一デシケーター中にて320mmH
gに減圧下、75℃に3時間放置した。その後、磁性粒
子を真空乾燥器中で減圧下、50℃で2時間放置、乾燥
し処理磁性粒子250gを得た。
粒子250g及びビニルトリメトキシシラン40gを別
々の容器に入れ、同一デシケーター中にて320mmH
gに減圧下、75℃に3時間放置した。その後、磁性粒
子を真空乾燥器中で減圧下、50℃で2時間放置、乾燥
し処理磁性粒子250gを得た。
【0073】以下、実施例及び比較例に基づき本発明を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0074】実施例1 イオン交換水720gに、0.1M−Na3 PO4 水溶
液445gを投入し、60℃に加温した後、1.0M−
CaCl2 水溶液67.0gを徐々に添加してCa3
(PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
液445gを投入し、60℃に加温した後、1.0M−
CaCl2 水溶液67.0gを徐々に添加してCa3
(PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
【0075】 スチレン 182g n−ブチルアクリレート 18g 製造例1の表面処理磁性体 90g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 7g 共重合比(83:7:10),分子量(Mw=53,000) パラフィンワックス(mp.70℃) 60g ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 4g
【0076】上記処方を60℃に加温し、TK式ホモミ
キサー(特殊機化工業製)を用いて11,000rpm
にて均一に分散、溶解した。これに、重合開始剤2,
2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)
[t1/2 =140分(60℃下)]10g、及びジメチ
ル−2,2’−アゾビスイソブチレート[t1/2 =1,
270分(60℃下)、t1/2 =80分(80℃下)]
1gを溶解し、重合性単量体系を調製した。
キサー(特殊機化工業製)を用いて11,000rpm
にて均一に分散、溶解した。これに、重合開始剤2,
2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)
[t1/2 =140分(60℃下)]10g、及びジメチ
ル−2,2’−アゾビスイソブチレート[t1/2 =1,
270分(60℃下)、t1/2 =80分(80℃下)]
1gを溶解し、重合性単量体系を調製した。
【0077】前記水系媒体中に上記重合性単量体系を投
入し、60℃、N2 雰囲気下においてTK式ホモミキサ
ーにて10,000rpmで20分間撹拌し、トナー粒
子サイズの懸濁液滴を造粒した。その後、パドル撹拌翼
で撹拌しつつ、60℃で1時間反応させた。この時点で
の重合転化率は90%であった。その後、水蒸気の還流
を止めて、液温を80℃とし更に10時間撹拌を続け
た。反応終了後、懸濁液を冷却し、塩酸を加えて、Ca
3 (PO4 )2 を溶解し、濾過、乾燥することにより、
重合トナーを得た。
入し、60℃、N2 雰囲気下においてTK式ホモミキサ
ーにて10,000rpmで20分間撹拌し、トナー粒
子サイズの懸濁液滴を造粒した。その後、パドル撹拌翼
で撹拌しつつ、60℃で1時間反応させた。この時点で
の重合転化率は90%であった。その後、水蒸気の還流
を止めて、液温を80℃とし更に10時間撹拌を続け
た。反応終了後、懸濁液を冷却し、塩酸を加えて、Ca
3 (PO4 )2 を溶解し、濾過、乾燥することにより、
重合トナーを得た。
【0078】このトナー100質量部に対して、BET
法による比表面積が205m2 /gである疎水性シリカ
0.6質量部を外添した。この外添トナー6質量部に対
してアクリル樹脂で被覆したフェライトキャリア94質
量部を混合し、現像剤とした。
法による比表面積が205m2 /gである疎水性シリカ
0.6質量部を外添した。この外添トナー6質量部に対
してアクリル樹脂で被覆したフェライトキャリア94質
量部を混合し、現像剤とした。
【0079】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られた。また、J
ISC 6251−1980の記載に従って、MICR
文字の印字を1300枚行なった。この1300枚の印
字物を市販のMICRリーダー・ソータ(IBM社製3
890型機)を用いたところ、摺擦による文字の脱落や
かすれがなく、磁気読みとりの認識率が99.9%であ
った。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られた。また、J
ISC 6251−1980の記載に従って、MICR
文字の印字を1300枚行なった。この1300枚の印
字物を市販のMICRリーダー・ソータ(IBM社製3
890型機)を用いたところ、摺擦による文字の脱落や
かすれがなく、磁気読みとりの認識率が99.9%であ
った。
【0080】実施例2 スチレン 180g n−ブチルアクリレート 20g 製造例2の表面処理磁性体 105g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 8g 共重合比(85:5:10),分子量(Mw=58,000) ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 5g 下記構造式のエステル系ワックス 60g
【0081】
【化1】 からなる重合性組成物を用いる以外は、実施例1と同様
な処方で重合トナーを得、さらに現像剤を調製した。
な処方で重合トナーを得、さらに現像剤を調製した。
【0082】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られ、また、JI
SC 6251−1980の記載に従って、MICR文
字の印字を1300枚行なった。この1300枚の印字
物を市販のMICRリーダー・ソータ(IBM社製38
90型機)を用いたところ、摺擦による文字の脱落やか
すれがなく、磁気読み取りの認識率が99.9%であっ
た。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られ、また、JI
SC 6251−1980の記載に従って、MICR文
字の印字を1300枚行なった。この1300枚の印字
物を市販のMICRリーダー・ソータ(IBM社製38
90型機)を用いたところ、摺擦による文字の脱落やか
すれがなく、磁気読み取りの認識率が99.9%であっ
た。
【0083】実施例3 スチレン 179g n−ブチルアクリレート 21g 製造例2の表面処理磁性体 104g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 8g 共重合比(85:5:10),分子量(Mw=58,000) マイクロクリスタリンワックス(mp.70℃) 22g ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 4g からなる重合性組成物を用いる以外は、実施例1と同様
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
【0084】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られ、また、MI
CR文字の印字1000枚を行い、この1000枚の印
字物を市販のMICRリーダー・ソータを用いたとこ
ろ、摺擦による文字の脱落やかすれがなく、認識率は9
9.1%であった。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく優れた画像が得られ、また、MI
CR文字の印字1000枚を行い、この1000枚の印
字物を市販のMICRリーダー・ソータを用いたとこ
ろ、摺擦による文字の脱落やかすれがなく、認識率は9
9.1%であった。
【0085】実施例4 スチレン 184g n−ブチルアクリレート 16g 製造例1の表面処理磁性体 46g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 9g 共重合比(85:5:10),分子量(Mw=58,000) パラフィンワックス(mp.80℃) 40g ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 3g からなる重合性組成物を用いる以外は、実施例1と同様
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
【0086】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られ、また、MICR文
字の印字1200枚を行い、この1200枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれがなく、認識率は99.3%
であった。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られ、また、MICR文
字の印字1200枚を行い、この1200枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれがなく、認識率は99.3%
であった。
【0087】比較例1 スチレン−アクリル酸ブチル共重合体 100g モノアゾ染料のクロム錯体 0.5g パラフィンワックス 5g 前記磁性体(未処理) 60g
【0088】以上の組成物を溶融、混練、冷却、粉砕工
程を得ることにより、粉砕トナーを得、更に実施例1と
同様にして現像剤を調製した。
程を得ることにより、粉砕トナーを得、更に実施例1と
同様にして現像剤を調製した。
【0089】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られ、また、MICR文
字の印字1000枚を行い、この1000枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれがなく、認識率は95.4%
であった。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られ、また、MICR文
字の印字1000枚を行い、この1000枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれがなく、認識率は95.4%
であった。
【0090】比較例2 スチレン 182g n−ブチルアクリレート 18g 製造例2の表面処理磁性体 128g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 6g 共重合比(85:5:10),分子量(Mw=58,000) パラフィンワックス(mp.70℃) 4g ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 5g からなる重合性組成物を用いる以外は、実施例1と同様
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
【0091】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られたものの、MICR
文字の印字100枚を行い、この100枚の印字物を市
販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦に
よる文字の脱落やかすれが多く、磁気ヘッド汚れが生
じ、認識率は38.1%であった。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の優れた画像が得られたものの、MICR
文字の印字100枚を行い、この100枚の印字物を市
販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦に
よる文字の脱落やかすれが多く、磁気ヘッド汚れが生
じ、認識率は38.1%であった。
【0092】比較例3 スチレン 181g n−ブチルアクリレート 19g 製造例1の表面処理磁性体 16g スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル共重合体 5g 共重合比(85:5:10),分子量(Mw=58,000) マイクロクリスタリンワックス(mp.80℃) 26g ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合物 5g からなる重合性組成物を用いる以外は、実施例1と同様
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
な処方で重合トナーを得、更に現像剤を調製した。
【0093】上記現像剤をキヤノン製レーザービームプ
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく悪い画像が得られ、また、MIC
R文字の印字500枚を行い、この500枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれが生じ、認識率は59.7%
であった。
リンタLBP−8を用いて画出ししたところ、細線再現
性及び解像度の著しく悪い画像が得られ、また、MIC
R文字の印字500枚を行い、この500枚の印字物を
市販のMICRリーダー・ソータを用いたところ、摺擦
による文字の脱落やかすれが生じ、認識率は59.7%
であった。
【0094】以上の結果を表1に示す。
【0095】
【表1】
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、一般的文字の印字にお
いて細線再現性や解像度の優れた画像が得られるだけで
なく、MICRシステムに本発明の磁性現像剤を搭載し
た場合に、MICR文字の印字において、細線再現性や
解像度の優れた画像が得られ、さらにリーダー・ソータ
による摺擦のための文字かすれ、脱落の問題がなく、著
しく認識率の高いものが得られる。
いて細線再現性や解像度の優れた画像が得られるだけで
なく、MICRシステムに本発明の磁性現像剤を搭載し
た場合に、MICR文字の印字において、細線再現性や
解像度の優れた画像が得られ、さらにリーダー・ソータ
による摺擦のための文字かすれ、脱落の問題がなく、著
しく認識率の高いものが得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 384 (72)発明者 千葉 建彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 粕谷 貴重 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松永 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 重合性単量体、磁性体及び離型剤を少な
くとも含有する単量体組成物を水系媒体中で懸濁重合し
直接的に得られる現像剤において、 該磁性体が表面処理磁性体であり、重合性単量体100
質量部に対して20〜70質量部含有し、かつ、該離型
剤が重合性単量体100質量部に対して10〜40質量
部含有することを特徴とする磁性現像剤。 - 【請求項2】 磁性現像剤が、磁性を有する文字による
情報を磁気読み取り機を使って読み取る磁性インク記号
識別システムに用いられる文字を印字するのに用いられ
るものであることを特徴とする請求項1に記載の磁性現
像剤。 - 【請求項3】 該表面処理磁性体が、ケイ素元素及びア
ルミニウム元素を有し、10,000エルステッドの磁
界における残留磁化σrが12≦σr≦30emu/g
の範囲にあり、10,000エルステッドの磁界におけ
る保磁力Hcが130≦Hc≦300エルステッドの範
囲にあり、かつ透磁率μが2.0≦μ≦4.0の範囲に
あることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁性現像
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173586A JPH0777827A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 磁性現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173586A JPH0777827A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 磁性現像剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777827A true JPH0777827A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=15963330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5173586A Pending JPH0777827A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 磁性現像剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777827A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10171150A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Hitachi Metals Ltd | 三成分系磁性現像剤 |
| JPH10319632A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-04 | Canon Inc | 静電荷像現像用重合トナーの製造方法 |
| US5853937A (en) * | 1995-09-22 | 1998-12-29 | Hitachi Metals Ltd. | Two-component magnetic developer for printing characters for magnetic ink character recognition |
| JP2004287153A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用トナー及びその製造方法、並びに、画像形成方法、画像形成装置及びトナーカートリッジ |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP5173586A patent/JPH0777827A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5853937A (en) * | 1995-09-22 | 1998-12-29 | Hitachi Metals Ltd. | Two-component magnetic developer for printing characters for magnetic ink character recognition |
| JPH10171150A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Hitachi Metals Ltd | 三成分系磁性現像剤 |
| JPH10319632A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-04 | Canon Inc | 静電荷像現像用重合トナーの製造方法 |
| JP2004287153A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用トナー及びその製造方法、並びに、画像形成方法、画像形成装置及びトナーカートリッジ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010807 |