JPH0778237A - カラー画像表示方法 - Google Patents
カラー画像表示方法Info
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- JPH0778237A JPH0778237A JP5162776A JP16277693A JPH0778237A JP H0778237 A JPH0778237 A JP H0778237A JP 5162776 A JP5162776 A JP 5162776A JP 16277693 A JP16277693 A JP 16277693A JP H0778237 A JPH0778237 A JP H0778237A
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- representative color
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LUT方式のカラー画像表示方法の代表色数
決定処理において、DCTの処理時間を減少させ、さら
に代表色数算出に用いる閾値を固定して処理手順を簡略
化すると共に、領域分割で分割された正方形以外のブロ
ック形状に対してもDCTによる代表色算出を可能にす
る。 【構成】 原画像に対して領域分割を行い、その分割さ
れたブロックに対して代表色を選定するLUT方式のカ
ラー画像表示方法において、代表色数決定手段120で
代表色数を算出する際に、画素抽出手段121でブロッ
ク内の一部の画素を抽出し、該抽出された画素に対して
DCT算出手段122でDCT演算を行い、代表色数算
出手段123で代表色数を算出する。また、代表色数決
定手段120では、ブロックサイズに関係なく、常に一
定数の画素を抽出したり、あるいはブロック形状に関係
なく、正方形に並ぶように画素を抽出するようにしてい
る。
決定処理において、DCTの処理時間を減少させ、さら
に代表色数算出に用いる閾値を固定して処理手順を簡略
化すると共に、領域分割で分割された正方形以外のブロ
ック形状に対してもDCTによる代表色算出を可能にす
る。 【構成】 原画像に対して領域分割を行い、その分割さ
れたブロックに対して代表色を選定するLUT方式のカ
ラー画像表示方法において、代表色数決定手段120で
代表色数を算出する際に、画素抽出手段121でブロッ
ク内の一部の画素を抽出し、該抽出された画素に対して
DCT算出手段122でDCT演算を行い、代表色数算
出手段123で代表色数を算出する。また、代表色数決
定手段120では、ブロックサイズに関係なく、常に一
定数の画素を抽出したり、あるいはブロック形状に関係
なく、正方形に並ぶように画素を抽出するようにしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルックアップテーブル
(カラーマップともいい、以下LUTという)を用いた
カラー画像表示方法に関するものである。
(カラーマップともいい、以下LUTという)を用いた
カラー画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;監修 高木幹雄、下田陽久「画像解析ハンドブッ
ク」初版(1991−1−17)東京大学出版会、P.
505−516 前記文献に記載されているように、近年、多くの分野で
画像処理技術が用いられ、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション等上でカラー画像を表示する技術が重
要になってきており、それらの一般的なカラー画像表示
システムの概略図を図2(a),(b)に示す。図2
(a)はフルカラー方式のカラー画像表示システム、及
び同図(b)はLUT方式のカラー画像表示システムで
ある。通常の自然画像は数万〜数千万色の色を有してお
り、これらの色を全て表示するには、図2(a)のよう
なフルカラー方式が用いられている。このフルカラー方
式では、1画素当り赤(R),緑(G),青(B)の各
8ビット程度のフレームバッファ(又は、リフレッシュ
メモリ)1R,1G,1Bを持ち、その出力側に、ディ
ジタル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)
2R,2G,2Bを介して表示装置であるCRT3が接
続され、約1600万色(=224=28×28 ×28 )
が同時に表示できるようになっている。このフルカラー
方式では、通常の自然画像をカラー表示するのに適して
いるが、その自然画像の多数の色を全て表示するには多
くのフレームバッファ1R,1G,1Bを必要とする。
そのため、パーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等の装置に図2(a)のフルカラー方式を用いると、
その装置の規模が大きくなり、高価になる。そこで、一
般のワークステーション等では、フレームバッファメモ
リ1R,1G,1Bのメモリ容量の制限から、同時に表
示できる色数を8〜256色(以下、N色とする)程度
に限定し、図2(b)に示すようなLUT方式を用いる
ことによって、同時に表示する色(代表色という)の選
択に自由度を与えている。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;監修 高木幹雄、下田陽久「画像解析ハンドブッ
ク」初版(1991−1−17)東京大学出版会、P.
505−516 前記文献に記載されているように、近年、多くの分野で
画像処理技術が用いられ、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション等上でカラー画像を表示する技術が重
要になってきており、それらの一般的なカラー画像表示
システムの概略図を図2(a),(b)に示す。図2
(a)はフルカラー方式のカラー画像表示システム、及
び同図(b)はLUT方式のカラー画像表示システムで
ある。通常の自然画像は数万〜数千万色の色を有してお
り、これらの色を全て表示するには、図2(a)のよう
なフルカラー方式が用いられている。このフルカラー方
式では、1画素当り赤(R),緑(G),青(B)の各
8ビット程度のフレームバッファ(又は、リフレッシュ
メモリ)1R,1G,1Bを持ち、その出力側に、ディ
ジタル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)
2R,2G,2Bを介して表示装置であるCRT3が接
続され、約1600万色(=224=28×28 ×28 )
が同時に表示できるようになっている。このフルカラー
方式では、通常の自然画像をカラー表示するのに適して
いるが、その自然画像の多数の色を全て表示するには多
くのフレームバッファ1R,1G,1Bを必要とする。
そのため、パーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等の装置に図2(a)のフルカラー方式を用いると、
その装置の規模が大きくなり、高価になる。そこで、一
般のワークステーション等では、フレームバッファメモ
リ1R,1G,1Bのメモリ容量の制限から、同時に表
示できる色数を8〜256色(以下、N色とする)程度
に限定し、図2(b)に示すようなLUT方式を用いる
ことによって、同時に表示する色(代表色という)の選
択に自由度を与えている。
【0003】図2(b)のLUT方式では、フレームバ
ッファ5のメモリ上に、各画素値に対応した色番号が記
憶されており、原画像の元色と代表色の対応を登録した
LUT6に従い、D/A変換器7R,7G,7Bを介し
てCRT8で画像を表示するようになっている。この
際、どのような代表色を元の色に対応させるかが、色調
再現の鍵となるが、この手法(アルゴリズム)を限定色
表示手法(限定色表示アルゴリズム)といい、例えば次
のように分類できる。限定色表示アルゴリズム (1) 代表色選定ステップ (a)均等量子化法 (b)細分化量子化法 ・頻度法(ポピュラリティアルゴリズム、Popularity A
lgorithm)等 (2) 表示色選定ステップ ・最近隣探索法 (3) (1),(2)ステップ ・メディアンカットアルゴリズム(Median Cut Algorit
hm)法 限定色表示アルゴリズムは、(1)代表色選定ステップ
と(2)表示色選定ステップとの2つのステップに分け
て考えることができる。(1)代表色選定ステップは、
原画像の色分布の統計量を計算し、その画像を再現する
のに最適なN色の代表色を選定するステップである。こ
れに対し、(2)表示色選定ステップは、原画像の各画
素値に最も近い色をN色の中から選定して表示するステ
ップである。この限定色表示アルゴリズムには、従来か
ら様々な手法がある。
ッファ5のメモリ上に、各画素値に対応した色番号が記
憶されており、原画像の元色と代表色の対応を登録した
LUT6に従い、D/A変換器7R,7G,7Bを介し
てCRT8で画像を表示するようになっている。この
際、どのような代表色を元の色に対応させるかが、色調
再現の鍵となるが、この手法(アルゴリズム)を限定色
表示手法(限定色表示アルゴリズム)といい、例えば次
のように分類できる。限定色表示アルゴリズム (1) 代表色選定ステップ (a)均等量子化法 (b)細分化量子化法 ・頻度法(ポピュラリティアルゴリズム、Popularity A
lgorithm)等 (2) 表示色選定ステップ ・最近隣探索法 (3) (1),(2)ステップ ・メディアンカットアルゴリズム(Median Cut Algorit
hm)法 限定色表示アルゴリズムは、(1)代表色選定ステップ
と(2)表示色選定ステップとの2つのステップに分け
て考えることができる。(1)代表色選定ステップは、
原画像の色分布の統計量を計算し、その画像を再現する
のに最適なN色の代表色を選定するステップである。こ
れに対し、(2)表示色選定ステップは、原画像の各画
素値に最も近い色をN色の中から選定して表示するステ
ップである。この限定色表示アルゴリズムには、従来か
ら様々な手法がある。
【0004】(1)代表色選定ステップには、(a)均
等量子化法と(b)細分化量子化法とがあり、その
(b)細分化量子化法の例としては、頻度法がある。こ
の頻度法は、色分布統計量の多い色(上位N色)から順
に代表色を選定するアルゴリズムである。(2)表示色
選定ステップの例としては、最近隣探索法があり、各画
素値毎に全ての代表色と比較し、その差が最小のものを
代表色とする。2つの(1),(2)ステップを同時に
論じたアルゴリズムとしては、メディアンカットアルゴ
リズム法がある。R,G,Bの3原色を3次元の直交座
標とした空間をRGB色空間という。メディアンカット
アルゴリズム法では、まず、原画像の色空間における分
布に外接する直方体を考え、分布画素数が等しくなるよ
うに、この直方体を2等分していく。分割された直方体
の数がN個になった時点で分割を終了し、それぞれの直
方体の画素の平均値をそれぞれの代表色とし、その直方
体中にある画素を全てその代表色で表示する。
等量子化法と(b)細分化量子化法とがあり、その
(b)細分化量子化法の例としては、頻度法がある。こ
の頻度法は、色分布統計量の多い色(上位N色)から順
に代表色を選定するアルゴリズムである。(2)表示色
選定ステップの例としては、最近隣探索法があり、各画
素値毎に全ての代表色と比較し、その差が最小のものを
代表色とする。2つの(1),(2)ステップを同時に
論じたアルゴリズムとしては、メディアンカットアルゴ
リズム法がある。R,G,Bの3原色を3次元の直交座
標とした空間をRGB色空間という。メディアンカット
アルゴリズム法では、まず、原画像の色空間における分
布に外接する直方体を考え、分布画素数が等しくなるよ
うに、この直方体を2等分していく。分割された直方体
の数がN個になった時点で分割を終了し、それぞれの直
方体の画素の平均値をそれぞれの代表色とし、その直方
体中にある画素を全てその代表色で表示する。
【0005】図3は、従来の限定色表示アルゴリズムに
よるカラー画像表示システムの一例を示す構成ブロック
図であり、図2(b)中の要素と共通の要素には共通の
符号が付されている。この画像表示システムでは、図2
(b)のカラー画像表示システムに、限定色表示手段1
0が接続されている。限定色表示手段10では、入力さ
れたR,G,B各8ビット、計24ビットの画像データ
Pinをnビット(2n =N)の色番号データCに変換
し、フレームバッファ5へ供給する。又、この限定色表
示手段10は、各色番号データCと表示色(R,G,
B)の対応したLUTデータMを作成し、LUT6へ供
給する。すると、各画像データPinは、LUT6によ
って各8ビットのR,G,B信号に変換され、それぞれ
D/A変換器7R,7G,7Bでアナログ信号に変換さ
れた後、CRT8へ供給されて対応する色が表示され
る。
よるカラー画像表示システムの一例を示す構成ブロック
図であり、図2(b)中の要素と共通の要素には共通の
符号が付されている。この画像表示システムでは、図2
(b)のカラー画像表示システムに、限定色表示手段1
0が接続されている。限定色表示手段10では、入力さ
れたR,G,B各8ビット、計24ビットの画像データ
Pinをnビット(2n =N)の色番号データCに変換
し、フレームバッファ5へ供給する。又、この限定色表
示手段10は、各色番号データCと表示色(R,G,
B)の対応したLUTデータMを作成し、LUT6へ供
給する。すると、各画像データPinは、LUT6によ
って各8ビットのR,G,B信号に変換され、それぞれ
D/A変換器7R,7G,7Bでアナログ信号に変換さ
れた後、CRT8へ供給されて対応する色が表示され
る。
【0006】図4は、図3中の限定色表示手段10の構
成例を示す機能ブロック図である。この限定色表示手段
10は、24ビットの画像データPinから代表色を選
定して24ビットの代表色データC2を出力する代表色
選定手段11と、24ビットの画像データPinと24
ビットの代表色データC2から表示色を選定してLUT
データM及びnビットの色番号データCを出力する表示
色選定手段12とで、構成されている。画像データPi
nが代表色選定手段11及び表示色選定手段12へ入力
されると、該代表色選定手段11では、画像データPi
nからN色の代表色を選定し、その代表色データC2を
表示色選定手段12へ供給する。表示色選定手段12で
は、画像データPinと代表色データC2から、nビッ
トの色番号デ―タCと、LUTデータMを作成して出力
する。
成例を示す機能ブロック図である。この限定色表示手段
10は、24ビットの画像データPinから代表色を選
定して24ビットの代表色データC2を出力する代表色
選定手段11と、24ビットの画像データPinと24
ビットの代表色データC2から表示色を選定してLUT
データM及びnビットの色番号データCを出力する表示
色選定手段12とで、構成されている。画像データPi
nが代表色選定手段11及び表示色選定手段12へ入力
されると、該代表色選定手段11では、画像データPi
nからN色の代表色を選定し、その代表色データC2を
表示色選定手段12へ供給する。表示色選定手段12で
は、画像データPinと代表色データC2から、nビッ
トの色番号デ―タCと、LUTデータMを作成して出力
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
限定色表示アルゴリズムを用いたカラー画像表示方法で
は、次のような問題(a)〜(c)があった。 (a) 従来の限定色表示アルゴリズムでは、画像全体
の色分布統計から限定代表色を選定するので、全体的に
見た色調再現はかなり良いが、出現頻度の低い色は原画
像とかなり異なる色で表示されることが多いので、細部
での色調がうまく再現されない。一般に、このことによ
る画質劣化はあまり目立たないことが多いが、画像の中
に出現頻度は低いが特徴的な色が存在する場合には、他
の部分がうまく再現されていても、画像全体から受ける
印象がかなり低いものとなる。例えば、人物の顔を含む
画像の場合、唇等は統計頻度が僅かであるので、従来の
方法では最適な色を割り当てることが少ない。 (b) 画像の中で多くの面積を占める背景は、空等の
ようになだらかに変化している場合が多いが、従来の方
法では単純に出現頻度の高い色に多くの色を割り当てる
ので、これら背景の色再現性は良いが、背景以外の主な
画像の色再現性が悪くなる。特に注視されるべき部分は
色の変化が激しい場合が多いので、これらの部分に色を
少なく割り当てると、エッジがシャープに再現できなく
なり、画像全体の主観的印象が低下する。 (c) 従来の方法では、表示色選定ステップの処理時
間がかなり大きい。特に、最近隣探索法のように、全て
の代表色と各画素を比較するような方法では、色の再現
性は向上するが、実行時間が大き過ぎてあまり現実的で
はない。
限定色表示アルゴリズムを用いたカラー画像表示方法で
は、次のような問題(a)〜(c)があった。 (a) 従来の限定色表示アルゴリズムでは、画像全体
の色分布統計から限定代表色を選定するので、全体的に
見た色調再現はかなり良いが、出現頻度の低い色は原画
像とかなり異なる色で表示されることが多いので、細部
での色調がうまく再現されない。一般に、このことによ
る画質劣化はあまり目立たないことが多いが、画像の中
に出現頻度は低いが特徴的な色が存在する場合には、他
の部分がうまく再現されていても、画像全体から受ける
印象がかなり低いものとなる。例えば、人物の顔を含む
画像の場合、唇等は統計頻度が僅かであるので、従来の
方法では最適な色を割り当てることが少ない。 (b) 画像の中で多くの面積を占める背景は、空等の
ようになだらかに変化している場合が多いが、従来の方
法では単純に出現頻度の高い色に多くの色を割り当てる
ので、これら背景の色再現性は良いが、背景以外の主な
画像の色再現性が悪くなる。特に注視されるべき部分は
色の変化が激しい場合が多いので、これらの部分に色を
少なく割り当てると、エッジがシャープに再現できなく
なり、画像全体の主観的印象が低下する。 (c) 従来の方法では、表示色選定ステップの処理時
間がかなり大きい。特に、最近隣探索法のように、全て
の代表色と各画素を比較するような方法では、色の再現
性は向上するが、実行時間が大き過ぎてあまり現実的で
はない。
【0008】以上のような(a)〜(c)の問題を解決
するため、本願出願人等は、先に特願平5−24606
号明細書(以下、先の提案という)において、図3の限
定色表示手段10として、画像データPinにおける原
画像を小領域に分割して代表色を選定する方法を提案し
た。即ち、先の提案では、図3の限定色表示手段10
を、領域分割手段、代表色数決定手段、代表色選定手
段、及び表示色選定手段で構成している。そして、領域
分割手段では、画像データPinにおける原画像を8×
8画素のブロック等の小領域に分割し、代表色数決定手
段へ送る。代表色数決定手段では、分割された領域内の
色分布や大きさを参照してその領域から選択する代表色
の色数を決定する。次に、代表色選定手段により、分割
されたそれぞれの領域内から決定した色数だけ代表色を
選定し、表示色選定手段により、画素値に最も近い代表
色を表示色として選定するようにしている。また、先の
提案では、代表色数を決定する時に色分布を算出する代
表色数決定手段を、離散コサイン変換(以下、DCTと
いう)算出手段と代表色数算出手段とで構成している。
そして、DCT算出手段では、各ブロックにおいてDC
Tを行い、その係数をパラメータとして代表色数算出手
段で該ブロックに割り当てる代表色数を算出している。
このような方法により、前記(a)〜(c)の問題を解
決している。
するため、本願出願人等は、先に特願平5−24606
号明細書(以下、先の提案という)において、図3の限
定色表示手段10として、画像データPinにおける原
画像を小領域に分割して代表色を選定する方法を提案し
た。即ち、先の提案では、図3の限定色表示手段10
を、領域分割手段、代表色数決定手段、代表色選定手
段、及び表示色選定手段で構成している。そして、領域
分割手段では、画像データPinにおける原画像を8×
8画素のブロック等の小領域に分割し、代表色数決定手
段へ送る。代表色数決定手段では、分割された領域内の
色分布や大きさを参照してその領域から選択する代表色
の色数を決定する。次に、代表色選定手段により、分割
されたそれぞれの領域内から決定した色数だけ代表色を
選定し、表示色選定手段により、画素値に最も近い代表
色を表示色として選定するようにしている。また、先の
提案では、代表色数を決定する時に色分布を算出する代
表色数決定手段を、離散コサイン変換(以下、DCTと
いう)算出手段と代表色数算出手段とで構成している。
そして、DCT算出手段では、各ブロックにおいてDC
Tを行い、その係数をパラメータとして代表色数算出手
段で該ブロックに割り当てる代表色数を算出している。
このような方法により、前記(a)〜(c)の問題を解
決している。
【0009】ところが、先の提案では、次のような問題
(i)〜(iii)が生じる。 (i) 先の提案では、DCTを用いて代表色数を決定
しているので、ブロックサイズが大きくなると、各ブロ
ックにおけるDCT算出時間が長くなり、全体の処理時
間も増大する。 (ii) ブロックサイズが変わると、代表色数算出に用
いる閾値を変更する必要があり、処理が繁雑である。 (iii) ブロック形状が正方形でない領域分割を行った
時は、DCTを用いた代表色数算出ができないという問
題があり、未だ技術的に充分満足のゆくカラー画像表示
方法を提供することが困難であった。
(i)〜(iii)が生じる。 (i) 先の提案では、DCTを用いて代表色数を決定
しているので、ブロックサイズが大きくなると、各ブロ
ックにおけるDCT算出時間が長くなり、全体の処理時
間も増大する。 (ii) ブロックサイズが変わると、代表色数算出に用
いる閾値を変更する必要があり、処理が繁雑である。 (iii) ブロック形状が正方形でない領域分割を行った
時は、DCTを用いた代表色数算出ができないという問
題があり、未だ技術的に充分満足のゆくカラー画像表示
方法を提供することが困難であった。
【0010】本発明は、前記従来技術が持っていた問題
(a)〜(c)を解決すると共に、先の提案の問題
(i)〜(iii)も解決し、次のようなカラー画像表示方
法を提供することを目的とする。 (1) ブロックサイズが大きい時は、ブロック内の一
部の画素を抽出し、少ない数の画素に対してDCTを行
うことで、DCTの処理時間を減少させることを目的と
する。 (2) ブロックサイズに関係なく、ブロック内から常
に一定数の画素を抽出してDCTを行うことで、代表色
数算出に用いる閾値を固定し、処理手順を簡略にするこ
とを目的とする。 (3) ブロック形状に関係なく、ブロック内から抽出
した画素が正方形に並ぶように抽出することで、正方形
以外のブロック形状に対しても、DCTによる代表色算
出を行うことを目的とする。
(a)〜(c)を解決すると共に、先の提案の問題
(i)〜(iii)も解決し、次のようなカラー画像表示方
法を提供することを目的とする。 (1) ブロックサイズが大きい時は、ブロック内の一
部の画素を抽出し、少ない数の画素に対してDCTを行
うことで、DCTの処理時間を減少させることを目的と
する。 (2) ブロックサイズに関係なく、ブロック内から常
に一定数の画素を抽出してDCTを行うことで、代表色
数算出に用いる閾値を固定し、処理手順を簡略にするこ
とを目的とする。 (3) ブロック形状に関係なく、ブロック内から抽出
した画素が正方形に並ぶように抽出することで、正方形
以外のブロック形状に対しても、DCTによる代表色算
出を行うことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、原画像を部分領域のブロックに分割
する領域分割処理と、前記領域分割処理で分割された複
数のブロックから選定する代表色数を決定する代表色数
決定処理と、前記各ブロックから前記代表色数だけ代表
色を選定する代表色選定処理とを実行し、前記代表色選
定処理で選定された代表色から、表示色選定処理により
全画素の表示色を選定して色データ格納用のLUTを作
成し、前記LUTを参照してカラー画像を表示するカラ
ー画像表示方法において、前記代表色数決定処理を次の
ように構成している。即ち、本発明の代表色数決定処理
では、前記各ブロック内の一部の画素を抽出し、該抽出
された画素に対してDCT演算を行い、前記代表色数を
算出するようにしている。第2の発明では、第1の発明
の代表色数決定処理において、ブロックサイズに関係な
く、常に一定数の画素を抽出するようにしている。第3
の発明では、第1の発明の代表色数決定処理において、
ブロック形状に関係なく、正方形に並ぶように画素を抽
出するようにしている。
を解決するために、原画像を部分領域のブロックに分割
する領域分割処理と、前記領域分割処理で分割された複
数のブロックから選定する代表色数を決定する代表色数
決定処理と、前記各ブロックから前記代表色数だけ代表
色を選定する代表色選定処理とを実行し、前記代表色選
定処理で選定された代表色から、表示色選定処理により
全画素の表示色を選定して色データ格納用のLUTを作
成し、前記LUTを参照してカラー画像を表示するカラ
ー画像表示方法において、前記代表色数決定処理を次の
ように構成している。即ち、本発明の代表色数決定処理
では、前記各ブロック内の一部の画素を抽出し、該抽出
された画素に対してDCT演算を行い、前記代表色数を
算出するようにしている。第2の発明では、第1の発明
の代表色数決定処理において、ブロックサイズに関係な
く、常に一定数の画素を抽出するようにしている。第3
の発明では、第1の発明の代表色数決定処理において、
ブロック形状に関係なく、正方形に並ぶように画素を抽
出するようにしている。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、以上のように、領域分割
を行い代表色を選定するLUT方式のカラー画像表示方
法を構成したので、領域分割処理において原画像を部分
領域のブロックに分割すると、そのブロックが代表色数
決定処理へ送られる。代表色数決定処理では、入力され
たブロック内の一部の画素を抽出し、その抽出された少
ない数の画素に対してのみDCT演算を行った後、代表
色数を算出する。この算出された代表色数に対し、代表
色選定処理によって代表色が選定され、その選定された
代表色から表示色選定処理によって全画素の表示色が選
定され、LUTが作成される。この作成されたLUTを
参照してカラー画像が表示される。第2の発明によれ
ば、領域分割処理で分割されたブロックが代表色数決定
処理へ送られると、該代表色数決定処理では、抽出する
画素数をブロックサイズと関係なく一定にし、代表色数
算出に用いる閾値を固定する。第3の発明によれば、代
表色数決定処理では、領域分割処理で分割されたブロッ
クを入力すると、そのブロックの形状に関係なく、正方
形に並ぶように画素を抽出し、非正方形ブロック形状の
領域に対してもDCTを用いた代表色数算出を行う。従
って、前記課題を解決できるのである。
を行い代表色を選定するLUT方式のカラー画像表示方
法を構成したので、領域分割処理において原画像を部分
領域のブロックに分割すると、そのブロックが代表色数
決定処理へ送られる。代表色数決定処理では、入力され
たブロック内の一部の画素を抽出し、その抽出された少
ない数の画素に対してのみDCT演算を行った後、代表
色数を算出する。この算出された代表色数に対し、代表
色選定処理によって代表色が選定され、その選定された
代表色から表示色選定処理によって全画素の表示色が選
定され、LUTが作成される。この作成されたLUTを
参照してカラー画像が表示される。第2の発明によれ
ば、領域分割処理で分割されたブロックが代表色数決定
処理へ送られると、該代表色数決定処理では、抽出する
画素数をブロックサイズと関係なく一定にし、代表色数
算出に用いる閾値を固定する。第3の発明によれば、代
表色数決定処理では、領域分割処理で分割されたブロッ
クを入力すると、そのブロックの形状に関係なく、正方
形に並ぶように画素を抽出し、非正方形ブロック形状の
領域に対してもDCTを用いた代表色数算出を行う。従
って、前記課題を解決できるのである。
【0013】
【実施例】図5は、本発明の実施例のカラー画像表示方
法及びそれを実施するカラー画像表示システムの概略の
構成図である。本実施例で用いられるカラー画像表示シ
ステムは、従来の図3と同様に、入力されたR,G,B
の画像データPinをnビットの色番号データCに変換
すると共に、各色番号と表示色(RGB)の対応したL
UTデータMを作成する限定色表示手段100を有し、
その出力側にフレームバッファ200及びLUT300
が接続されている。フレームバッファ200は、各画素
値に対応した色番号を記憶するメモリであり、その出力
側がLUT300に接続されている。LUT300は、
LUTデータMとフレームバッファ200の出力を入力
し、各画素データをR,G,B信号に変換する回路であ
り、その出力側に、R,G,BのD/A変換器400を
介してディスプレイ(例えば、CRT)500が接続さ
れている。R,G,BのD/A変換器400は、R,
G,B信号をアナログ信号に変換した後、CRT500
で表示させる機能を有している。このカラー画像表示シ
ステムは、集積回路等を用いたハードウェア、あるいは
プログラム制御されるプロセッサ等のソフトウェアを用
いて構成されている。
法及びそれを実施するカラー画像表示システムの概略の
構成図である。本実施例で用いられるカラー画像表示シ
ステムは、従来の図3と同様に、入力されたR,G,B
の画像データPinをnビットの色番号データCに変換
すると共に、各色番号と表示色(RGB)の対応したL
UTデータMを作成する限定色表示手段100を有し、
その出力側にフレームバッファ200及びLUT300
が接続されている。フレームバッファ200は、各画素
値に対応した色番号を記憶するメモリであり、その出力
側がLUT300に接続されている。LUT300は、
LUTデータMとフレームバッファ200の出力を入力
し、各画素データをR,G,B信号に変換する回路であ
り、その出力側に、R,G,BのD/A変換器400を
介してディスプレイ(例えば、CRT)500が接続さ
れている。R,G,BのD/A変換器400は、R,
G,B信号をアナログ信号に変換した後、CRT500
で表示させる機能を有している。このカラー画像表示シ
ステムは、集積回路等を用いたハードウェア、あるいは
プログラム制御されるプロセッサ等のソフトウェアを用
いて構成されている。
【0014】このようなカラー画像表示システムを用い
た本実施例のカラー画像表示方法の概略を説明する。ま
ず、限定色表示手段100では、処理S1で、例えば2
4ビットの画像データPinを入力し、処理S2で、入
力された画像データPinを部分領域に分割する。そし
て、処理S3で、分割された各領域毎に代表色数を決定
し、処理S4で、各領域からその色数の代表色を選定す
る。代表色の選定後、処理S5では、全ての画素に対
し、一部又は全部の代表色と比較して最も近い代表色を
その画素の表示色とし、処理S6で、LUTデータMを
作成してLUT300へ与えると共に、色番号データC
を出力してフレームバッファ200へ与える。LUT3
00では、処理S7で、作成されたLUTデータMに従
って入力画像データPinをR,G,B信号に変換す
る。変換されたR,G,B信号は、R,G,BのD/A
変換器400における処理S8で、それぞれアナログ信
号に変換された後、CRT500における処理S9で、
ディスプレイに表示される。
た本実施例のカラー画像表示方法の概略を説明する。ま
ず、限定色表示手段100では、処理S1で、例えば2
4ビットの画像データPinを入力し、処理S2で、入
力された画像データPinを部分領域に分割する。そし
て、処理S3で、分割された各領域毎に代表色数を決定
し、処理S4で、各領域からその色数の代表色を選定す
る。代表色の選定後、処理S5では、全ての画素に対
し、一部又は全部の代表色と比較して最も近い代表色を
その画素の表示色とし、処理S6で、LUTデータMを
作成してLUT300へ与えると共に、色番号データC
を出力してフレームバッファ200へ与える。LUT3
00では、処理S7で、作成されたLUTデータMに従
って入力画像データPinをR,G,B信号に変換す
る。変換されたR,G,B信号は、R,G,BのD/A
変換器400における処理S8で、それぞれアナログ信
号に変換された後、CRT500における処理S9で、
ディスプレイに表示される。
【0015】図6は、図1に示す限定色表示手段100
の機能ブロック図である。限定色表示手段100は、集
積回路等を用いたハードウェア、あるいはプログラム制
御されるプロセッサ等を用いたソフトウェアで構成され
ている。この限定色表示手段100は、図5のS1,S
2の領域分割処理を行って8ビットの領域データAを出
力する領域分割手段110を有し、その出力側には、代
表色数決定手段120を介して代表色選定手段130が
接続されている。代表色数決定手段120は、原画像デ
ータPinと領域データAに基づき、図1のS3の代表
色数決定処理を行い、その処理結果である代表色数デー
タC1を代表色選定手段130へ与える機能を有してい
る。代表色選定手段130は、画像データPinと代表
色数データC1に基づき、図1のS4の代表色選定処理
を行い、24ビットの代表色データC2を表示色選定手
段140へ与える機能を有している。表示色選定手段1
40は、24ビットの画像データPinと24ビットの
代表色データC2とに基づき、図1のS5の表示色選定
処理を行い、LUTデータMとnビットの色番号データ
Cを出力する機能を有している。
の機能ブロック図である。限定色表示手段100は、集
積回路等を用いたハードウェア、あるいはプログラム制
御されるプロセッサ等を用いたソフトウェアで構成され
ている。この限定色表示手段100は、図5のS1,S
2の領域分割処理を行って8ビットの領域データAを出
力する領域分割手段110を有し、その出力側には、代
表色数決定手段120を介して代表色選定手段130が
接続されている。代表色数決定手段120は、原画像デ
ータPinと領域データAに基づき、図1のS3の代表
色数決定処理を行い、その処理結果である代表色数デー
タC1を代表色選定手段130へ与える機能を有してい
る。代表色選定手段130は、画像データPinと代表
色数データC1に基づき、図1のS4の代表色選定処理
を行い、24ビットの代表色データC2を表示色選定手
段140へ与える機能を有している。表示色選定手段1
40は、24ビットの画像データPinと24ビットの
代表色データC2とに基づき、図1のS5の表示色選定
処理を行い、LUTデータMとnビットの色番号データ
Cを出力する機能を有している。
【0016】次に、図6の限定色表示手段100内にお
ける各処理内容を説明する。24ビットの画像データP
inが入力されると、領域分割手段110では、その画
像データPinを部分領域に分割し、分割した領域デー
タAを代表色数決定手段120へ送る。この領域分割処
理では、例えば、8×8画素等の正方形や長方形の同じ
大きさのブロックに分割したり、あるいは、1ライン毎
や数ライン毎に画像データPinを分割する。代表色数
決定手段120では、24ビットの画像データPinと
領域データAを入力し、領域の大きさや色数等を参照し
て、分割された各領域から選定する代表色の数を決定
し、その代表色数データC1を代表色選定手段130へ
送る。代表色選定手段130では、24ビットの画像デ
ータPinと代表色数データC1を入力し、各領域から
割り当てられた色数だけ代表色を選定し、24ビットの
代表色データC2を表示色選定手段140へ送る。この
代表色選定処理では、例えば、頻度法のように領域内で
出現頻度の多い色から代表色を選定する。表示色選定手
段140では、24ビットの画像データPinと24ビ
ットの代表色データC2とから、各画素を表示する色を
選定し、nビットの色番号データCとLUTデータMを
出力する。例えば、各領域から選定された全ての代表色
と画素とを比較して選定する最近隣探索法等を適用する
ことで実現できる。以上のように、図6の限定色表示手
段100では、原画像を部分領域に分割し、それぞれの
領域から特徴的な色を代表色としているので、これまで
再現性の悪かった一部分に現れるような出現頻度は低い
が特徴的な色に対して再現性が向上する。つまり、局部
的に変化の大きい色に対して再現性が向上する。そのた
め、画像全体から受ける印象が向上する。
ける各処理内容を説明する。24ビットの画像データP
inが入力されると、領域分割手段110では、その画
像データPinを部分領域に分割し、分割した領域デー
タAを代表色数決定手段120へ送る。この領域分割処
理では、例えば、8×8画素等の正方形や長方形の同じ
大きさのブロックに分割したり、あるいは、1ライン毎
や数ライン毎に画像データPinを分割する。代表色数
決定手段120では、24ビットの画像データPinと
領域データAを入力し、領域の大きさや色数等を参照し
て、分割された各領域から選定する代表色の数を決定
し、その代表色数データC1を代表色選定手段130へ
送る。代表色選定手段130では、24ビットの画像デ
ータPinと代表色数データC1を入力し、各領域から
割り当てられた色数だけ代表色を選定し、24ビットの
代表色データC2を表示色選定手段140へ送る。この
代表色選定処理では、例えば、頻度法のように領域内で
出現頻度の多い色から代表色を選定する。表示色選定手
段140では、24ビットの画像データPinと24ビ
ットの代表色データC2とから、各画素を表示する色を
選定し、nビットの色番号データCとLUTデータMを
出力する。例えば、各領域から選定された全ての代表色
と画素とを比較して選定する最近隣探索法等を適用する
ことで実現できる。以上のように、図6の限定色表示手
段100では、原画像を部分領域に分割し、それぞれの
領域から特徴的な色を代表色としているので、これまで
再現性の悪かった一部分に現れるような出現頻度は低い
が特徴的な色に対して再現性が向上する。つまり、局部
的に変化の大きい色に対して再現性が向上する。そのた
め、画像全体から受ける印象が向上する。
【0017】図1は、本実施例の特徴である図6の代表
色数決定手段120の一構成例を示す機能ブロック図で
ある。この代表色数決定手段120は、領域データA及
び24ビットの画像データPinに基づき、ブロック内
の全画素から一部の画素を抽出して抽出画素データPを
出力する画素抽出手段121と、抽出された抽出画素デ
ータPに対しDCT算出処理を行って変換係数データC
C1を出力するDCT算出手段122と、算出された変
換係数データCC1に基づき代表色数算出処理を行って
代表色数データC1を出力する代表色数算出手段123
とで、構成されている。図7は図1中の抽出画素例を示
す図、及び図8(a),(b)は図1中の他の抽出画素
例を示す図であり、これらの図を参照しつつ、代表色数
決定手段120の代表色数決定処理を説明する。まず、
画素抽出手段121では、領域データA及び24ビット
の画像データPinを入力し、ブロック内の全画素から
一部の画素を抽出して抽出画像データPを出力する。代
表色数を算出するためには、4×4のDCT係数があれ
ば良いので、画素数も4×4〜8×8程度あれば良い。
そこで、画素抽出手段121では、4×4〜8×8程度
の数の画素を抽出する。例えば、図7のようにブロック
サイズが16×16の場合は、抽出画素P1で4×4、
抽出画素P1+P2で8×8の画素抽出が実現できる。
色数決定手段120の一構成例を示す機能ブロック図で
ある。この代表色数決定手段120は、領域データA及
び24ビットの画像データPinに基づき、ブロック内
の全画素から一部の画素を抽出して抽出画素データPを
出力する画素抽出手段121と、抽出された抽出画素デ
ータPに対しDCT算出処理を行って変換係数データC
C1を出力するDCT算出手段122と、算出された変
換係数データCC1に基づき代表色数算出処理を行って
代表色数データC1を出力する代表色数算出手段123
とで、構成されている。図7は図1中の抽出画素例を示
す図、及び図8(a),(b)は図1中の他の抽出画素
例を示す図であり、これらの図を参照しつつ、代表色数
決定手段120の代表色数決定処理を説明する。まず、
画素抽出手段121では、領域データA及び24ビット
の画像データPinを入力し、ブロック内の全画素から
一部の画素を抽出して抽出画像データPを出力する。代
表色数を算出するためには、4×4のDCT係数があれ
ば良いので、画素数も4×4〜8×8程度あれば良い。
そこで、画素抽出手段121では、4×4〜8×8程度
の数の画素を抽出する。例えば、図7のようにブロック
サイズが16×16の場合は、抽出画素P1で4×4、
抽出画素P1+P2で8×8の画素抽出が実現できる。
【0018】ここで、画素抽出処理において、帯域制限
をしないで単純に画素を間引いただけでは、高周波成分
による折り返し雑音が発生するが、代表色数算出ではブ
ロック内の色分布の概要がわかれば良いので、その影響
を考慮しなくても良い。また、間引く画素の間隔と同じ
周期で変化する画像に対しては、その変化が色数算出に
反映されなくなるが、その程度の高周波成分を考慮して
色数を算出しても色再現にほとんど影響しない。そこ
で、本実施例の画素抽出手段121では、帯域制限をし
ないで画素を抽出することで、処理を簡単にしている。
例えば、16×16画素に対してそのままDCTを行っ
た場合と、8×8画素を抽出してDCTを行った場合を
比較すると、得られた係数の傾向はほぼ同じであり、そ
れによって算出した代表色数もほぼ同じになる。表示さ
れた画像と原画像の信号対雑音比(S/N比)を両手法
で比較しても、ほとんどの画像で同程度の結果が得られ
る。この結果から、代表色数算出にDCTを用いる場合
は、帯域制限をしなくても良いと言える。
をしないで単純に画素を間引いただけでは、高周波成分
による折り返し雑音が発生するが、代表色数算出ではブ
ロック内の色分布の概要がわかれば良いので、その影響
を考慮しなくても良い。また、間引く画素の間隔と同じ
周期で変化する画像に対しては、その変化が色数算出に
反映されなくなるが、その程度の高周波成分を考慮して
色数を算出しても色再現にほとんど影響しない。そこ
で、本実施例の画素抽出手段121では、帯域制限をし
ないで画素を抽出することで、処理を簡単にしている。
例えば、16×16画素に対してそのままDCTを行っ
た場合と、8×8画素を抽出してDCTを行った場合を
比較すると、得られた係数の傾向はほぼ同じであり、そ
れによって算出した代表色数もほぼ同じになる。表示さ
れた画像と原画像の信号対雑音比(S/N比)を両手法
で比較しても、ほとんどの画像で同程度の結果が得られ
る。この結果から、代表色数算出にDCTを用いる場合
は、帯域制限をしなくても良いと言える。
【0019】また、ブロックサイズが8(4)の倍数で
ない場合や、ブロック形状が正方形でない場合も、図8
(a),(b)のように、抽出した画素が正方形になる
ように抽出することで実現できる。これらの抽出された
抽出画素データPは、DCT算出手段122へ送られ
る。DCT算出手段122では、画素抽出手段121に
よって抽出された数画素に対してDCT演算を行い、例
えば低周波側4×4の係数を算出し、その算出された変
換係数データCC1を代表色数算出手段123へ送る。
代表色数算出手段123は、変換係数データCC1をパ
ラメータとしてそのブロックの代表色数データC1を算
出する。この際、閾値はブロックサイズによらず固定す
る。以上のように、図1の代表色数決定手段120で
は、ブロックサイズが大きい場合でも、常に短時間でD
CT算出手段122を用いた代表色数算出が行えるの
で、処理時間を短縮できる。しかも、常に一定数の画素
を抽出することで、ブロックサイズの変更に伴う閾値の
変更をしなくても良い。さらに、先の提案では、正方形
のブロックに領域分割した時にしかDCT算出手段12
2を用いた処理を行うことができなったが、本実施例の
代表色数決定手段120では、常に正方形に並んだ画素
を抽出するので、ブロック形状によらず、DCT算出手
段122を用いた処理を行うことができる。なお、本発
明は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能であ
る。例えば、図1の代表色数決定手段120が設けられ
る図6の限定色表示手段100、さらにそれが設けられ
る図5のカラー画像表示システムを、図示以外の処理内
容に変更しても良い。
ない場合や、ブロック形状が正方形でない場合も、図8
(a),(b)のように、抽出した画素が正方形になる
ように抽出することで実現できる。これらの抽出された
抽出画素データPは、DCT算出手段122へ送られ
る。DCT算出手段122では、画素抽出手段121に
よって抽出された数画素に対してDCT演算を行い、例
えば低周波側4×4の係数を算出し、その算出された変
換係数データCC1を代表色数算出手段123へ送る。
代表色数算出手段123は、変換係数データCC1をパ
ラメータとしてそのブロックの代表色数データC1を算
出する。この際、閾値はブロックサイズによらず固定す
る。以上のように、図1の代表色数決定手段120で
は、ブロックサイズが大きい場合でも、常に短時間でD
CT算出手段122を用いた代表色数算出が行えるの
で、処理時間を短縮できる。しかも、常に一定数の画素
を抽出することで、ブロックサイズの変更に伴う閾値の
変更をしなくても良い。さらに、先の提案では、正方形
のブロックに領域分割した時にしかDCT算出手段12
2を用いた処理を行うことができなったが、本実施例の
代表色数決定手段120では、常に正方形に並んだ画素
を抽出するので、ブロック形状によらず、DCT算出手
段122を用いた処理を行うことができる。なお、本発
明は上記実施例に限定されず、種々の変形が可能であ
る。例えば、図1の代表色数決定手段120が設けられ
る図6の限定色表示手段100、さらにそれが設けられ
る図5のカラー画像表示システムを、図示以外の処理内
容に変更しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、領域分割処理で分割されたブロック内の一部
の画素を抽出し、その抽出された画素に対してDCT演
算を行い、代表色数を算出するようにしたので、ブロッ
クサイズが大きい場合でも、常に短時間でDCTを用い
た代表色数算出が行え、それによって処理時間を短縮で
きる。第2の発明によれば、代表色数決定処理では、ブ
ロックサイズに関係なく、常に一定数の画素を抽出する
ようにしたので、ブロックサイズの変更に伴う閾値の変
更をしなくても良い。第3の発明によれば、代表色数決
定処理では、常に正方形に並んだ画素を抽出するので、
ブロック形状によらず、DCTを用いた処理を行うこと
ができる。
によれば、領域分割処理で分割されたブロック内の一部
の画素を抽出し、その抽出された画素に対してDCT演
算を行い、代表色数を算出するようにしたので、ブロッ
クサイズが大きい場合でも、常に短時間でDCTを用い
た代表色数算出が行え、それによって処理時間を短縮で
きる。第2の発明によれば、代表色数決定処理では、ブ
ロックサイズに関係なく、常に一定数の画素を抽出する
ようにしたので、ブロックサイズの変更に伴う閾値の変
更をしなくても良い。第3の発明によれば、代表色数決
定処理では、常に正方形に並んだ画素を抽出するので、
ブロック形状によらず、DCTを用いた処理を行うこと
ができる。
【図1】本発明の実施例を示す代表色数決定手段の機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来の一般的なカラー画像表示システムの構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】従来の限定色表示アルゴリズムによるカラー画
像表示システムの構成ブロック図である。
像表示システムの構成ブロック図である。
【図4】図3中の限定色表示手段の機能ブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例のカラー画像表示方法及びその
カラー画像表示システムを示す構成図である。
カラー画像表示システムを示す構成図である。
【図6】図1中の限定色表示手段の機能ブロック図であ
る。
る。
【図7】図1中の抽出画素例を示す図である。
【図8】図1中の他の抽出画素例を示す図である。
100 限定色表示手段 110 領域分割手段 120 代表色数決定手段 121 画素抽出手段 122 DCT算出手段 123 代表色数算出手段 130 代表色選定手段 140 表示色選定手段 200 フレームバッファ 300 ルックアップテーブル(LUT) 400 D/A変換器 500 CRT
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/02 K 9471−5G 9192−5L G06F 15/72 310
Claims (3)
- 【請求項1】 原画像を部分領域のブロックに分割する
領域分割処理と、前記領域分割処理で分割された複数の
ブロックから選定する代表色数を決定する代表色数決定
処理と、前記各ブロックから前記代表色数だけ代表色を
選定する代表色選定処理とを実行し、 前記代表色選定処理で選定された代表色から、表示色選
定処理により全画素の表示色を選定して色データ格納用
のルックアップテーブルを作成し、前記ルックアップテ
ーブルを参照してカラー画像を表示するカラー画像表示
方法において、 前記代表色数決定処理では、前記各ブロック内の一部の
画素を抽出し、該抽出された画素に対して離散コサイン
変換演算を行い、前記代表色数を算出することを特徴と
するカラー画像表示方法。 - 【請求項2】 前記代表色数決定処理では、ブロックサ
イズに関係なく、常に一定数の画素を抽出することを特
徴とする請求項1記載のカラー画像表示方法。 - 【請求項3】 前記代表色数決定処理では、ブロック形
状に関係なく、正方形に並ぶように画素を抽出すること
を特徴とする請求項1記載のカラー画像表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162776A JPH0778237A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カラー画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162776A JPH0778237A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カラー画像表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778237A true JPH0778237A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=15761007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162776A Withdrawn JPH0778237A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カラー画像表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778237A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162776A patent/JPH0778237A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |