JPH0778840B2 - 超音波式近接物体検知装置 - Google Patents

超音波式近接物体検知装置

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JPH0778840B2
JPH0778840B2 JP60259590A JP25959085A JPH0778840B2 JP H0778840 B2 JPH0778840 B2 JP H0778840B2 JP 60259590 A JP60259590 A JP 60259590A JP 25959085 A JP25959085 A JP 25959085A JP H0778840 B2 JPH0778840 B2 JP H0778840B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、近接して存在する物体、例えばビル等におけ
る屋内駐車場の駐車車両等を検知するための超音波式近
接物体検知装置に関する。
従来の技術 従来の超音波を利用した駐車場における駐車車両の検知
法の原理を第5図に示す。図中、1a,1b,1cは超音波セン
サ、2a,2bは車両である。各超音波センサ1a,1b,1cは、
第6図に示すように、対応する検知点の上方に設置さ
れ、下方の路面に向けて超音波Psを放射した後、一定の
ゲート時間内に反射波が放射超音波センサに受信された
か否かによつて車両反射波Poと路面反射波Prとを判別
し、車両反射波Poを受信したときに検知点での車両2a又
は2bの存在を検知している。
ところで、例えばビル等の屋内駐車場の場合、駐車間隔
が狭く、検知点が近接しており、従って超音波センサ1
a,1b,1cは近接配置されることが普通である。このた
め、第5図中に示すように、例えば超音波センサ1aから
放射された超音波が車両2aの球面部等に当つて隣りの超
音波センサ1bにまわりこみ波Pとして受信され、誤検知
されることがあるが、従来においては以下のように工夫
することにより、まわり込み波Pによる誤検知を防止し
ていた。
即ち、まわり込み波Pの伝播距離が路面反射波Prの伝播
距離よりも常に長くなるように、各超音波センサの設置
高さH及び設置間隔,被検知物体の高さhとの関係等を
設定し、更に各超音波センサ1a,1b,1cから放射される超
音波Psの放射時刻が全センサ同時となるように同期をと
り、たとえまわり込み波Pが発生したとしても、第6図
に示すようにまわり込み波Pが常に路面反射波Prよりも
後で受信されるように構成し、これにより前記した隣接
する超音波センサからのまわり込み波Pによる誤検知の
発生を防止していた。
発明が解決しようとする問題点 従来においては上述のようにして隣接する超音波センサ
からのまわり込み波による誤検知を防止していたが、こ
のような方法による場合、被検知物体の高さhに対し
て超音波センサの取付け高さHを充分に大きくとり得る
こと、隣接する超音波センサの設置間隔を充分に広く
とれること、等の条件が必要となる。
しかしながら、ビル等の屋内駐車場,その他の敷設スペ
ースに余裕のない場所においては取付け高さや設置間隔
に制約があり、従来の検知方法ではあらゆる場所に適用
することが困難であった。従って、前述のごとき設置条
件に制約を受けることなく、あらゆる場所に適用して近
接物体の有無を検知しうる超音波式近接物体検知装置の
出現が望まれていた。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述の問題点を解決するために発明されたも
ので、設置条件に制約を受けることなくあらゆる場所に
適用して近接物体を検知しうる新規な超音波式近接物体
検知装置を提供するものである。
すなわち、本発明装置は、前記問題点を解決するために
近接する複数の検知点に対応してそれぞれ超音波センサ
を設け、各センサから対応する検知点に向けて放射した
超音波の反射波が一定のゲート時間内にそれぞれの放射
超音波センサに受信されたとき当該検知点に被検知物体
が存在するものとして検知する超音波を利用した近接物
体の検知装置であって、前記各超音波センサに予め動作
順位を定めておき、該動作順位に従って順位が上位の超
音波センサが超音波を対応検知点に向けて放射した後予
め定めた所定の遅延時間をおいて次の順位の超音波セン
サからその対応する検知点に向けて超音波を放射せし
め、次いで後順位の各超音波センサからそれぞれ所定の
遅延時間の間隔をおいてそれぞれの対応検知点に向けて
順次超音波を放射するように構成したものである。
すなわち、前記超音波式近接物体検知装置としては、近
接する複数の検知点のそれぞれに対応して設けられる複
数の超音波センサよりなり、該各超音波センサは直列に
接続され、各超音波センサにはそれぞれ遅延回路が設け
られ、各超音波センサは外部から入力するパルス信号を
受けて超音波を対応検知点に向けて放射すると共に、前
記遅延回路を介して前記超音波を放射してからそれぞれ
所定の遅延時間の後にパルス信号を後順位の超音波セン
サへ出力し、各超音波センサからそれぞれの遅延時間の
間隔をおいて順次超音波を放射する構成とし、また近接
する複数の検知点のそれぞれに対応して設けられる複数
の超音波センサよりなり、該各超音波センサは直列に接
続され、各超音波センサにはそれぞれ遅延回路が設けら
れ、各超音波センサは外部から入力するパルス信号を受
け、前記遅延回路を介してそれぞれ所定の遅延時間の後
に超音波を対応検知点に向けて放射すると同時にパルス
信号を後順位の超音波センサへ出力し、各超音波センサ
からそれぞれの遅延時間の間隔をおいて順次超音波を放
射する構成としたものである。
作用 本発明装置によるときは、複数の検知点に対応して設け
られた各超音波センサの超音波放射時刻が予め定めた動
作順位に従つて所定の遅延時間づつ順次ずれていく。従
つて、各超音波センサの前記遅延時間を設置条件に応じ
て予めそれぞれ所定の値に設定しておけば、隣接する超
音波センサによるまわり込み波が発生しても、該まわり
込み波は他の超音波センサの受信ゲート時間内に受信れ
ることがなくなる。このため、まわり込み波が発生して
も他の超音波センサの検知動作に干渉することがなくな
り、誤検知の発生を防止しうる。
また、本発明になる超音波センサは、上位の超音波セン
サの出力するパルス信号を次順位の超音波センサのパル
ス入力端子に次々と接続していくことにより、各超音波
センサの超音波放射時刻をそれぞれ自動的に所定の時間
づつ遅延させていくことができる。
実施例 第1図は本発明方法の実施に用いるための本発明になる
超音波式近接物体検知装置に用いられる超音波センサの
1例を示し、3は超音波送受器、4は超音波送信回路、
5は超音波受信回路、6はパルス回路である。なお、パ
ルス回路6以外の回路は従来周知の回路である。
パルス回路6は、パルス切替スイツチ7が“親”側に設
定されているときは内部設定した送信繰り返し周期Toで
超音波を送受器3から出力すると共に、“子”側に設定
されているときにはパルス入力端子8に外部から入力す
るパルス信号を受信して直ちに超音波を出力する如く動
作するカウンタ9と、該カウンタ9により超音波が出力
された後、予め設定した所定の遅延時間T1の経過後に同
期出力端子10に同期信号を出力する遅延回路11とから構
成されている。なお、前記カウンタ9の送信繰り返し周
期To及び遅延回路11の遅延時間T1はそれぞれ任意の値に
設定できることはいうまでもない。
第2図は上記した第1図の超音波センサを用いて構成し
た本発明になる超音波式近接物体検知装置の構成を示
し、この第2図例は第5図とまつたく同一状況において
本発明装置を適用した場合の実施例である。
本発明装置は、第2図に明らかなように、第1図に示し
た本発明になる超音波式近接物体検知装置の超音波セン
サ1a,1b,1cを各検知点に対応してそれぞれ設け、順位が
最上位(親)の超音波センサ1aのパルス出力端子10から
出力されるパルス信号を次順位の超音波センサ1bのパル
ス入力端子8に接続し、更に該第2順位の超音波センサ
1bのパルス出力端子10から出力されるパルス信号を第3
順位の超音波センサ1cのパルス入力端子8に接続し、以
下同様に各超音波センサのパルス出力端子とパルス入力
端子を予め定めた順位に従つて次々と接続する。そし
て、最上位(親)となる超音波センサ1aはそのパルス回
路6内のパルス切替スイツチ7を“親”側に設定し、第
3図(a)に示すように、カウンタ9により内部設定さ
れた送信繰り返し周期Toで超音波を出力するよう設定す
ると共に、下位順位(子)の超音波センサ1b,1cはパル
ス回路6内のパルス切替スイツチ7をそれぞれ“子”側
に設定し、上位側の超音波センサからパルス信号S(第
3図(c)(f))を受信したときそれぞれ超音波Psを
出力(第3図(d)(g))するよう構成する。
上記構成になる本発明装置の検知動作を第3図のタイム
チヤートを参照して説明すれば、親となる超音波センサ
1aは第3図(a)に示すように内部のカウンタ9に設定
された送信繰り返し周期Toで超音波Psの送信を繰り返え
す。超音波センサ1aが超音波Psを放射すると、予め定め
た遅延時間T1の後に超音波センサ1a内の遅延回路11が第
3図(c)に示すようにパルス信号Sを出力する。この
パルス信号Sは次順位の超音波センサ1bに与えられ、こ
れを受信した超音波センサ1bは第3図(d)に示すよう
に超音波Psを放射する。超音波センサ1bは同様に遅延時
間T1経過後に第3図(f)に示すようにパルス信号Sを
出力し、これを受信した次順位の超音波センサ1cが第3
図(g)のように超音波を放射する。
このようにして、各超音波センサ1a,1b,1cは遅延時間T1
の時間間隔をおいて次々とそれぞれの検知点に向けて超
音波Psを放射していく。従つて、各超音波センサは第3
図(b)(e)(h)に示すようにそれぞれのゲートの
“開”時間内に被検知物たる車両2a又は2bからの反射波
Poが受信されたか否か判別し、従来と同様に車両を検知
する。
上記において、いま第2図中に示すように、超音波セン
サ1aの放射した超音波が車両2aの球面部等に当り、まわ
り込み波Pとして隣りの超音波センサ1bに入力しても、
超音波センサ1bは、超音波センサ1aが超音波Psを放射し
た後、所定の遅延時間T1を経過した後にその検知動作を
開始するため、超音波センサ1aによるまわり込み波Pは
次順位の超音波センサ1bのゲートが“開”となる前に受
信されるようになる。
従つて、たとえまわり込み波Pが隣接する超音波センサ
1bにおいて受信されたとしても、超音波センサ1bに影響
を与えることがなくなり、まわり込み波によつて隣接す
る超音波センサが誤動作することがまつたくなくなるも
のである。
なお、上述した送信繰り返し周期To及び遅延時間T1は、
超音波センサの設置高さ、設置間隔、被検知物体の高さ
等の設置条件に応じて調節されることは勿論であり、こ
のToとT1を調節することによりあらゆる場所において適
用しうるものである。
また、上述例においては、説明の便宜上超音波センサ1
a,1b,1cの各遅延時間を同一時間T1として設定した場合
について示したが、設置条件に従つて各超音波センサご
とに上記遅延時間T1の長さを自由に設定しうることは勿
論である。更に、第2図において、親となる超音波セン
サ1aのパルス切替スイツチ7も“子”側に設定し、その
パルス入力端子8に対して外部のパルス装置から送信繰
り返し周期Toに相当するパルス信号を与えても、同様に
実施しうるものである。
以上詳述した第1図の超音波センサは、外部からのパル
ス信号Sが入力したとき超音波Psを直ちに放射するよう
構成したが、これに代え、第4図(a)〜(d)に示す
ように外部からの信号Sが入力した後、所定の遅延時間
T1経過後に超音波Psとパルス信号Sを同時に出力するよ
う構成することもできる。この場合には、例えば、第1
図中の送信回路4の入力端子位置に“親”“子”に切替
え得るもう1個の切替スイツチ7を付設し、スイツチ7
が“子”側に切替えられたとき送信回路4の入力端子を
カウンタ9の出力端子から遅延回路11の出力端子側に切
替え接続するよう構成すればよい。
発明の効果 本発明装置は以上説明した如き構成,作用になり、近接
する検知点に対応して設けた各超音波センサの超音波放
射時刻を順次所定時間づつずらして超音波を放射し、各
超音波センサの物体検知動作を所定の遅延時間づつずら
して実行するよう構成したため、たとえ隣接する超音波
センサによるまわり込み波が入射したとしてもこれによ
り誤動作をおこすことがなくなり、超音波センサの設置
高さ、設置間隔、被検知物体の高さ等の設置条件に影響
を受けることなしにあらゆる場所において近接物体の存
在を正確に検知しうるという優れた効果を奏するもので
ある。
また、本発明になる超音波式近接物体検知装置は、外部
から与えられるパルス信号に従つて超音波を放射すると
同時に、予め設定した所定の遅延時間の後にパルス信号
を出力するよう構成したから、予め定めた動作順位に従
い、上位の超音波センサのパルス信号を下位の超音波セ
ンサのパルス入力端子へ順次接続していくだけで、極め
て簡単に本発明になる超音波式近接物体検知装置を実現
でき、更に直列に接続される超音波センサのそれぞれに
遅延回路を介して出力される順次駆動回路が設けられて
いるので、超音波センサを検知点の数に対応して増減し
ても、特別の順次駆動回路の増減を必要としないという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超音波式近接物体検知装置を構成する
超音波センサの構成実施例を示すブロック図、第2図は
本発明装置の構成を示すブロック図、第3図(a)〜
(i)は本発明装置の動作説明のためのタイムチヤー
ト、第4図(a)〜(d)は他の構成になる本発明装置
の超音波センサのタイムチヤート、第5図は従来の超音
波式物体検知法の構成を示すブロック図、第6図(a)
(b)は従来における超音波センサの動作説明のための
タイムチヤートである。 1a,1b,1c:超音波センサ、2a,2b:車両(被検知物体)、
6:パルス回路、8:パルス入力端子、9:カウンタ、10:パ
ルス出力端子、11:遅延回路、To:送信繰り返し周期、
T1:遅延時間、Ps:放射超音波、Pr:路面反射波、Po:被
検知物体からの反射波、P:まわり込み波、S:パルス信
号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近接する複数の検知点のそれぞれに対応し
    て設けられる複数の超音波センサよりなり、該各超音波
    センサは直列に接続され、各超音波センサにはそれぞれ
    遅延回路が設けられ、各超音波センサは外部から入力す
    るパルス信号を受けて超音波を対応検知点に向けて放射
    すると共に、前記遅延回路を介して前記超音波を放射し
    てからそれぞれ所定の遅延時間の後にパルス信号を後順
    位の超音波センサへ出力し、各超音波センサからそれぞ
    れの遅延時間の間隔をおいて順次超音波を放射する構成
    とされていることを特徴とする超音波式近接物体検知装
    置。
  2. 【請求項2】近接する複数の検知点のそれぞれに対応し
    て設けられる複数の超音波センサよりなり、該各超音波
    センサは直列に接続され、各超音波センサにはそれぞれ
    遅延回路が設けられ、各超音波センサは外部から入力す
    るパルス信号を受け、前記遅延回路を介してそれぞれ所
    定の遅延時間の後に超音波を対応検知点に向けて放射す
    ると同時にパルス信号を後順位の超音波センサへ出力
    し、各超音波センサからそれぞれの遅延時間の間隔をお
    いて順次超音波を放射する構成とされていることを特徴
    とする超音波式近接物体検知装置。
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