JPH0778881A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0778881A JPH0778881A JP5222681A JP22268193A JPH0778881A JP H0778881 A JPH0778881 A JP H0778881A JP 5222681 A JP5222681 A JP 5222681A JP 22268193 A JP22268193 A JP 22268193A JP H0778881 A JPH0778881 A JP H0778881A
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- well
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- substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】例えば液晶ディスプレーの駆動のために、ロジ
ック回路部のCMOSと高電圧駆動回路のCMOSが同
一P形基板に集積される場合、ロジック回路部のNチャ
ネルMOSFETではバックゲートバイアスが加わり、
ゲート酸化膜を薄くして高速動作化するのが難しく、デ
バイス寸法も大きくなる問題を解決する。 【構成】NチャネルMOSFETをNウエルの表面層内
にさらにPウエルを設ける。これにより基板は接地され
てもPウエルの電位は任意にすることができ、バックゲ
ートバイアスが加わらないので、ゲート酸化膜を薄くし
て高速動作化が可能になる。このPウエルは、高耐圧部
のP形オフセット層と同時に形成できるので、工程の追
加はない。
ック回路部のCMOSと高電圧駆動回路のCMOSが同
一P形基板に集積される場合、ロジック回路部のNチャ
ネルMOSFETではバックゲートバイアスが加わり、
ゲート酸化膜を薄くして高速動作化するのが難しく、デ
バイス寸法も大きくなる問題を解決する。 【構成】NチャネルMOSFETをNウエルの表面層内
にさらにPウエルを設ける。これにより基板は接地され
てもPウエルの電位は任意にすることができ、バックゲ
ートバイアスが加わらないので、ゲート酸化膜を薄くし
て高速動作化が可能になる。このPウエルは、高耐圧部
のP形オフセット層と同時に形成できるので、工程の追
加はない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に液晶ディスプレイ
(以下LCDと略す) の駆動用集積回路などに用いられ
る半導体装置に関する。
(以下LCDと略す) の駆動用集積回路などに用いられ
る半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDの駆動用ICのように、ロジック
回路部信号を受けて高レベル論理振幅に変換するレベル
シフト回路をもつICのなかには、図2(a) 、(b) に示
すように20Vと15Vのロジック部信号をそれぞれ+側の
40V、一側の0Vにレベルシフトするものがある。図3
はそのようなロジック回路部と高電圧駆動回路部を集積
したICの半導体基板のロジック回路部CMOS10と高
電圧駆動回路部CMOS20とを示す。図において、ロジ
ック部CMOS10は、P形シリコン基板1の表面層に形
成されたNウエル3とその表面層に形成されたP+ ソー
ス・ドレイン層31、32とその間の表面上にゲート酸化膜
71を介して形成されたゲート電極33とを有するPチャネ
ルMOSFET30、ならびにP基板1の表面層に形成さ
れたPウエル4とその表面層に形成されたN+ ソース・
ドレイン層41、42とその間の表面上にゲート酸化膜71を
介して形成されたゲート電極43とを有するNチャネルM
OSFET40とからなる。高電圧駆動回路部CMOS20
は、同様にNウエル5を用いて形成されるPチャネルM
OSFET50ならびにP基板1の同じ導電形のPウエル
6内に形成されるNチャネルMOSFET60とからな
る。ただし、高耐圧化のため、MOSFET50のP+ ソ
ース・ドレイン層51、52はPオフセット層54に囲まれ、
MOSFET60のN+ ソース・ドレイン層61、62はNオ
フセット層64に囲まれ、さらに各オフセット層54、64の
周りにN+ ガードリング55、P+ ガードリング65が設け
られている。基板1の表面は、ゲート酸化膜71以外の部
分はフィールド酸化膜72で覆われている。このほか、図
示は省略されているが、各ソース・ドレイン層への接触
孔、配線および表面保護膜が形成されている。
回路部信号を受けて高レベル論理振幅に変換するレベル
シフト回路をもつICのなかには、図2(a) 、(b) に示
すように20Vと15Vのロジック部信号をそれぞれ+側の
40V、一側の0Vにレベルシフトするものがある。図3
はそのようなロジック回路部と高電圧駆動回路部を集積
したICの半導体基板のロジック回路部CMOS10と高
電圧駆動回路部CMOS20とを示す。図において、ロジ
ック部CMOS10は、P形シリコン基板1の表面層に形
成されたNウエル3とその表面層に形成されたP+ ソー
ス・ドレイン層31、32とその間の表面上にゲート酸化膜
71を介して形成されたゲート電極33とを有するPチャネ
ルMOSFET30、ならびにP基板1の表面層に形成さ
れたPウエル4とその表面層に形成されたN+ ソース・
ドレイン層41、42とその間の表面上にゲート酸化膜71を
介して形成されたゲート電極43とを有するNチャネルM
OSFET40とからなる。高電圧駆動回路部CMOS20
は、同様にNウエル5を用いて形成されるPチャネルM
OSFET50ならびにP基板1の同じ導電形のPウエル
6内に形成されるNチャネルMOSFET60とからな
る。ただし、高耐圧化のため、MOSFET50のP+ ソ
ース・ドレイン層51、52はPオフセット層54に囲まれ、
MOSFET60のN+ ソース・ドレイン層61、62はNオ
フセット層64に囲まれ、さらに各オフセット層54、64の
周りにN+ ガードリング55、P+ ガードリング65が設け
られている。基板1の表面は、ゲート酸化膜71以外の部
分はフィールド酸化膜72で覆われている。このほか、図
示は省略されているが、各ソース・ドレイン層への接触
孔、配線および表面保護膜が形成されている。
【0003】このようなICを製造するには、CZ法に
よる抵抗率10Ω・cm程度のP形の(100) シリコン基板1
の表面層にNウエル3および5、Pウエル4および6を
形成し、Nウエル5およびPウエル6の表面層にそれぞ
れPオフセット拡散層54、Nオフセット拡散層64を形成
する。そして、それぞれのMOSFETに対し、フィー
ルド酸化膜72、ゲート酸化膜71およびゲート電極43、5
3、63、73を形成し、そのゲート電極をマスクに利用し
て、PチャネルMOSFETに対しては、N+ ソース・
ドレイン層31、32、51、52、NチャネルMOSFETに
対しては、P+ ソース・ドレイン層41、42、61、62を形
成する。このあと、接触孔形成工程、配線形成工程およ
び保護膜形成工程を経て完成する。
よる抵抗率10Ω・cm程度のP形の(100) シリコン基板1
の表面層にNウエル3および5、Pウエル4および6を
形成し、Nウエル5およびPウエル6の表面層にそれぞ
れPオフセット拡散層54、Nオフセット拡散層64を形成
する。そして、それぞれのMOSFETに対し、フィー
ルド酸化膜72、ゲート酸化膜71およびゲート電極43、5
3、63、73を形成し、そのゲート電極をマスクに利用し
て、PチャネルMOSFETに対しては、N+ ソース・
ドレイン層31、32、51、52、NチャネルMOSFETに
対しては、P+ ソース・ドレイン層41、42、61、62を形
成する。このあと、接触孔形成工程、配線形成工程およ
び保護膜形成工程を経て完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このICは、図2に示
したようにロジック回路部からの15〜20Vの振幅の信号
を高電圧駆動回路部0〜40Vの振幅にレベルシフトする
ものである。その場合各部の電位は、接地されるP基板
0V、従ってPウエル4および6が0V、Nウエル3が
20V、P+ ソース・ドレイン領域31、32のうち、ソース
が20V、ドレインが15〜20V、N+ ソース・ドレイン領
域41、42のうち、ソースが15V、ドレインが15〜20V、
ゲート電極33、43が15〜20V、Nウエル5が40V、P+
ソース・ドレイン領域51、52のうち、ソースが40V、ド
レインが0〜40V、N+ ソース・ドレイン領域61、62の
うち、ソースが0V、ドレインが0〜40V、ゲート電極
53、63が0〜40Vである。すなわち、ロジック回路部の
NチャネルMOSFET40は、ソース電位が15Vである
のに対しPウエルの電位が0Vであり、バックゲート電
圧がかかった状態で使われることになる。さらにこのM
OSFETのゲート、ソース、ドレインの各電極とPウ
エル4の間には15〜20Vの電圧が加わるため、ゲート酸
化膜71に加わる電界を通常の4MV/cm程度以下に抑える
ためには、ゲート酸化膜71を250 Å程度までより薄くで
きず、またソース・ドレイン間の耐圧を確保するための
対策ガ必要で、デバイスサイズが大きくなり、近年のL
CD駆動用ICなどに対する動作速度の高速化およびチ
ップサイズの小型化に伴う微細化の要求に対応できなく
なってきている。
したようにロジック回路部からの15〜20Vの振幅の信号
を高電圧駆動回路部0〜40Vの振幅にレベルシフトする
ものである。その場合各部の電位は、接地されるP基板
0V、従ってPウエル4および6が0V、Nウエル3が
20V、P+ ソース・ドレイン領域31、32のうち、ソース
が20V、ドレインが15〜20V、N+ ソース・ドレイン領
域41、42のうち、ソースが15V、ドレインが15〜20V、
ゲート電極33、43が15〜20V、Nウエル5が40V、P+
ソース・ドレイン領域51、52のうち、ソースが40V、ド
レインが0〜40V、N+ ソース・ドレイン領域61、62の
うち、ソースが0V、ドレインが0〜40V、ゲート電極
53、63が0〜40Vである。すなわち、ロジック回路部の
NチャネルMOSFET40は、ソース電位が15Vである
のに対しPウエルの電位が0Vであり、バックゲート電
圧がかかった状態で使われることになる。さらにこのM
OSFETのゲート、ソース、ドレインの各電極とPウ
エル4の間には15〜20Vの電圧が加わるため、ゲート酸
化膜71に加わる電界を通常の4MV/cm程度以下に抑える
ためには、ゲート酸化膜71を250 Å程度までより薄くで
きず、またソース・ドレイン間の耐圧を確保するための
対策ガ必要で、デバイスサイズが大きくなり、近年のL
CD駆動用ICなどに対する動作速度の高速化およびチ
ップサイズの小型化に伴う微細化の要求に対応できなく
なってきている。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、微細加工および高速動作を可能にする半導体装置を
提供することにある。
し、微細加工および高速動作を可能にする半導体装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第一導電形半導体基板の表面部にCM
OS構造が集積され、動作時に各MOSFETのゲート
およびソース、ドレインに基板電位と異なる値の電位が
印加される半導体装置において、半導体基板の表面層に
第二導電形ウエルが形成され、その間に第一導電形チャ
ネルが形成される第一導電形のソース・ドレイン領域は
その第二導電形ウエルの表面層に、その間に第二導電形
チャネルが形成される第二導電形のソース・ドレイン領
域は、前記第二導電形ウエルの表面層に形成された第一
導電形ウエルの表面層にそれぞれ設けられたものとす
る。各MOSFETのゲートおよびソース、ドレイン基
板電位と異なる値の電位が印加される低電圧駆動CMO
S構造の集積された半導体基板に、高電圧駆動CMOS
構造が集積されたことが有効である。そのような半導体
装置の低電圧駆動CMOS構造がロジック回路部の要素
であり、高電圧駆動CMOS構造が高電圧駆動回路部の
要素であることが考えられる。その場合、低電圧駆動C
MOS構造の第一導電形ウエルが高電圧駆動CMOS構
造のその間に第一導電形チャネルが形成される第一導電
形ソース・ドレイン領域を囲む第一導電形オフセット層
と同一表面不純物濃度および同一深さを有することが良
い方法である。
めに、本発明は、第一導電形半導体基板の表面部にCM
OS構造が集積され、動作時に各MOSFETのゲート
およびソース、ドレインに基板電位と異なる値の電位が
印加される半導体装置において、半導体基板の表面層に
第二導電形ウエルが形成され、その間に第一導電形チャ
ネルが形成される第一導電形のソース・ドレイン領域は
その第二導電形ウエルの表面層に、その間に第二導電形
チャネルが形成される第二導電形のソース・ドレイン領
域は、前記第二導電形ウエルの表面層に形成された第一
導電形ウエルの表面層にそれぞれ設けられたものとす
る。各MOSFETのゲートおよびソース、ドレイン基
板電位と異なる値の電位が印加される低電圧駆動CMO
S構造の集積された半導体基板に、高電圧駆動CMOS
構造が集積されたことが有効である。そのような半導体
装置の低電圧駆動CMOS構造がロジック回路部の要素
であり、高電圧駆動CMOS構造が高電圧駆動回路部の
要素であることが考えられる。その場合、低電圧駆動C
MOS構造の第一導電形ウエルが高電圧駆動CMOS構
造のその間に第一導電形チャネルが形成される第一導電
形ソース・ドレイン領域を囲む第一導電形オフセット層
と同一表面不純物濃度および同一深さを有することが良
い方法である。
【0007】
【作用】動作時に各MOSFETゲートおよびソース・
ドレインに半導体基板の電位と異なる値の電位が印加さ
れるCMOS構造の一方のMOSFETの基板と同一導
電形のチャネルを、第一導電形の基板の表面層に形成さ
れた第二導電形ウエルのさらにその表面層に形成された
第一導電形ウエルに形成することにより、この第一導電
形ウエルの電位に基板と異なる電位をとることができる
ため、ソースとウエルの電位を等しくしてバックゲート
バイアスが加わらないようにできる。そのため、ゲート
酸化膜の厚さを薄くすることができ、高速動作および微
細加工が可能になる。
ドレインに半導体基板の電位と異なる値の電位が印加さ
れるCMOS構造の一方のMOSFETの基板と同一導
電形のチャネルを、第一導電形の基板の表面層に形成さ
れた第二導電形ウエルのさらにその表面層に形成された
第一導電形ウエルに形成することにより、この第一導電
形ウエルの電位に基板と異なる電位をとることができる
ため、ソースとウエルの電位を等しくしてバックゲート
バイアスが加わらないようにできる。そのため、ゲート
酸化膜の厚さを薄くすることができ、高速動作および微
細加工が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、図2と共通の部分に同一の符号を付し
た図1を引用して本発明の一実施例について説明する。
図においてP形シリコン基板1の表面部に、ロジック回
路として15〜20Vの電圧振幅で駆動されるCMOS10
と、0〜40Vの電圧振幅で駆動される高電圧駆動回路部
CMOS20とからなるLCD駆動ICが集積されてい
る。CMOS10はPチャネルMOSFET30とNチャネ
ルMOSFET40とから構成され、CMOS20は高電圧
用PチャネルMOSFET50と高電圧用NチャネルMO
SFET60とから構成されている。
た図1を引用して本発明の一実施例について説明する。
図においてP形シリコン基板1の表面部に、ロジック回
路として15〜20Vの電圧振幅で駆動されるCMOS10
と、0〜40Vの電圧振幅で駆動される高電圧駆動回路部
CMOS20とからなるLCD駆動ICが集積されてい
る。CMOS10はPチャネルMOSFET30とNチャネ
ルMOSFET40とから構成され、CMOS20は高電圧
用PチャネルMOSFET50と高電圧用NチャネルMO
SFET60とから構成されている。
【0009】ロジック回路部用NチャネルMOSFET
40は、P基板1の表面層に形成されたNウエル3のさら
にその表面層に形成されたPウエル4の表面上に厚さ25
0 Åのゲート酸化膜71を介して設けた、N型不純物をド
ープした多結晶シリコンからなるゲート電極43と、ソー
スとして用いられるN+ 領域41と、ドレインとして用い
られるN+ 領域42とを有する。ロジック回路部用Pチャ
ネルMOSFET30は、Nウエル3の表面上に厚さ250
Åのゲート酸化膜71を介して設けた、N型不純物をドー
プした多結晶シリコンからなるゲート電極33と、ソース
として用いられるP+ 領域31と、ドレインとして用いら
れるP+ 領域32とを有する。
40は、P基板1の表面層に形成されたNウエル3のさら
にその表面層に形成されたPウエル4の表面上に厚さ25
0 Åのゲート酸化膜71を介して設けた、N型不純物をド
ープした多結晶シリコンからなるゲート電極43と、ソー
スとして用いられるN+ 領域41と、ドレインとして用い
られるN+ 領域42とを有する。ロジック回路部用Pチャ
ネルMOSFET30は、Nウエル3の表面上に厚さ250
Åのゲート酸化膜71を介して設けた、N型不純物をドー
プした多結晶シリコンからなるゲート電極33と、ソース
として用いられるP+ 領域31と、ドレインとして用いら
れるP+ 領域32とを有する。
【0010】高電圧駆動回路部用NチャネルMOSFE
T60は、基板1と同導電形のPウエル6の表面上に厚さ
1500Åのゲート酸化膜73を介して設けられた、上記と同
様の多結晶シリコンからなるゲート電極63と、Pウエル
6の表面層に形成された二つのN形オフセット層64と、
それぞれの表面層にさらに形成されたソースとして用い
られるN+ 領域61と、ドレインとして用いられるN+ 領
域62とを有する。高電圧駆動回路部用PチャネルMOS
FET50は、P基板1の表面層に形成されたNウエル5
の表面上に厚さ約1500Åのゲート酸化膜73を介して設け
られた、上記と同様の多結晶シリコンからなるゲート電
極53と、Nウエルの表面層に形成された二つのP形オフ
セット層54と、それぞれの表面層にさらに形成されたソ
ースとして用いられるP+ 領域51と、ドレインとして用
いられるP+ 領域52とを有する。このように、ロジック
回路部10では、ゲート酸化膜71の厚さは250 Åであり、
ロジック回路部が高速動作化かつ小型化されている。こ
れに対し、高電圧駆動回路部20では、ゲート酸化膜73の
厚さが1500Åであるツインゲート酸化膜構造により、M
OSFET50および60が高耐圧化されている。なお、高
耐圧化のためにN+ガードリング55、P+ ガードリング6
5が設けられていることは図3の場合と同様であり、ゲ
ート酸化膜71、73以外の部分は厚いフィールド酸化膜72
で覆われていることも図3の場合と同様である。
T60は、基板1と同導電形のPウエル6の表面上に厚さ
1500Åのゲート酸化膜73を介して設けられた、上記と同
様の多結晶シリコンからなるゲート電極63と、Pウエル
6の表面層に形成された二つのN形オフセット層64と、
それぞれの表面層にさらに形成されたソースとして用い
られるN+ 領域61と、ドレインとして用いられるN+ 領
域62とを有する。高電圧駆動回路部用PチャネルMOS
FET50は、P基板1の表面層に形成されたNウエル5
の表面上に厚さ約1500Åのゲート酸化膜73を介して設け
られた、上記と同様の多結晶シリコンからなるゲート電
極53と、Nウエルの表面層に形成された二つのP形オフ
セット層54と、それぞれの表面層にさらに形成されたソ
ースとして用いられるP+ 領域51と、ドレインとして用
いられるP+ 領域52とを有する。このように、ロジック
回路部10では、ゲート酸化膜71の厚さは250 Åであり、
ロジック回路部が高速動作化かつ小型化されている。こ
れに対し、高電圧駆動回路部20では、ゲート酸化膜73の
厚さが1500Åであるツインゲート酸化膜構造により、M
OSFET50および60が高耐圧化されている。なお、高
耐圧化のためにN+ガードリング55、P+ ガードリング6
5が設けられていることは図3の場合と同様であり、ゲ
ート酸化膜71、73以外の部分は厚いフィールド酸化膜72
で覆われていることも図3の場合と同様である。
【0011】このようなICを次のようにして製造し
た。基板1としてCZ法による抵抗率10Ω・cmの(100)
シリコンウエーハを用い、その一面からN型不純物を導
入、拡散して深さ約5μmのNウエル3および5を形成
した。次いで、P型不純物を導入、拡散し、Nウエル3
の表面層に約1.5μmの深さのPウエル4、Nウエル5
の表面層に約1.5μmの深さのP形オフセット層54、N
チャネルMOSFET60の部分のP基板1の表面層に約
2μmの深さのPウエル6をそれぞれ形成した。Pウエ
ル4、オフセット層54の表面不純物濃度は2.0〜8.0×
1016/cm-3の範囲で同じにできるため、同時に形成でき
る。また、N型不純物の導入、拡散によりPウエル6の
表面層にN形オフセット層64を約1.5μmの深さに形成
した。さらに、Nウエル5の表面層にN+ ガードリング
55、Pウエル6の表面層にP+ ガードリング65を形成し
たのち、シリコン窒化膜をマスクとして選択的にフィー
ルド酸化膜72を形成した。このあと、フィールド酸化膜
72の形成されない部分を被覆している酸化膜を除去し、
約900 ℃、70分の湿式酸化を行い、約1500Åのゲート酸
化膜73を形成した。その上に、CVD法による約4500Å
の厚さの多結晶シリコン層を堆積、約900 ℃の温度で不
活性ガス雰囲気中でアニールしたのち、ドライエッチン
グによりパターニングして高電圧駆動回路部CMOS20
のPチャネルMOSFET50、NチャネルMOSFET
60のゲート電極53、63となるべき部分に多結晶シリコン
層を残した。そして、その多結晶シリコン層をマスクと
してロジック回路部CMOSのPチャネルMOSFET
30およびNチャネルMOSFET40の領域のゲート酸化
膜を除去したのち、約80℃の温度で約40分間の湿式酸化
を行い、厚さ250 Åの厚さのゲート酸化膜71を形成し
た。その上に、CVD法により厚さ4500Åの多結晶シリ
コン層を形成し、アニールしたのちドライエッチングで
パターニングしてゲート電極33、43となるべき部分は多
結晶シリコン層を残した。残った多結晶シリコン層は、
りんをドープして導電化することにより、それぞれゲー
ト電極53、63、33、43とした。
た。基板1としてCZ法による抵抗率10Ω・cmの(100)
シリコンウエーハを用い、その一面からN型不純物を導
入、拡散して深さ約5μmのNウエル3および5を形成
した。次いで、P型不純物を導入、拡散し、Nウエル3
の表面層に約1.5μmの深さのPウエル4、Nウエル5
の表面層に約1.5μmの深さのP形オフセット層54、N
チャネルMOSFET60の部分のP基板1の表面層に約
2μmの深さのPウエル6をそれぞれ形成した。Pウエ
ル4、オフセット層54の表面不純物濃度は2.0〜8.0×
1016/cm-3の範囲で同じにできるため、同時に形成でき
る。また、N型不純物の導入、拡散によりPウエル6の
表面層にN形オフセット層64を約1.5μmの深さに形成
した。さらに、Nウエル5の表面層にN+ ガードリング
55、Pウエル6の表面層にP+ ガードリング65を形成し
たのち、シリコン窒化膜をマスクとして選択的にフィー
ルド酸化膜72を形成した。このあと、フィールド酸化膜
72の形成されない部分を被覆している酸化膜を除去し、
約900 ℃、70分の湿式酸化を行い、約1500Åのゲート酸
化膜73を形成した。その上に、CVD法による約4500Å
の厚さの多結晶シリコン層を堆積、約900 ℃の温度で不
活性ガス雰囲気中でアニールしたのち、ドライエッチン
グによりパターニングして高電圧駆動回路部CMOS20
のPチャネルMOSFET50、NチャネルMOSFET
60のゲート電極53、63となるべき部分に多結晶シリコン
層を残した。そして、その多結晶シリコン層をマスクと
してロジック回路部CMOSのPチャネルMOSFET
30およびNチャネルMOSFET40の領域のゲート酸化
膜を除去したのち、約80℃の温度で約40分間の湿式酸化
を行い、厚さ250 Åの厚さのゲート酸化膜71を形成し
た。その上に、CVD法により厚さ4500Åの多結晶シリ
コン層を形成し、アニールしたのちドライエッチングで
パターニングしてゲート電極33、43となるべき部分は多
結晶シリコン層を残した。残った多結晶シリコン層は、
りんをドープして導電化することにより、それぞれゲー
ト電極53、63、33、43とした。
【0012】この半導体装置の回路動作時のロジック回
路部CMOS10および高電圧駆動回路部CMOS20のM
OSFET30、40、50、60の、ウエル部およびソース、
ゲート、ドレイン各端子の電位を表1に示す。
路部CMOS10および高電圧駆動回路部CMOS20のM
OSFET30、40、50、60の、ウエル部およびソース、
ゲート、ドレイン各端子の電位を表1に示す。
【0013】
【表1】 この表からわかるように、各MOSFETともウエル電
位とソース電位が同じであり、バックゲートバイアスは
印加されていない。また、ロジック回路部CMOSにお
いては、各端子間の最大の電圧が5Vであり、ゲート酸
化膜を薄く形成可能とし、ロジック回路部CMOSのデ
バイスサイズを縮小可能とし、高速動作も容易にしてい
る。
位とソース電位が同じであり、バックゲートバイアスは
印加されていない。また、ロジック回路部CMOSにお
いては、各端子間の最大の電圧が5Vであり、ゲート酸
化膜を薄く形成可能とし、ロジック回路部CMOSのデ
バイスサイズを縮小可能とし、高速動作も容易にしてい
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、CMOSのMOSFE
Tのうち、半導体基板と異なる導電形のチャネルが形成
されるものも、ソース・ドレイン領域を基板の表面層に
形成しないで、基板と異なる導電形のウエルの表面層に
さらに形成された基板と同一導電形のウエル内に形成す
ることにより、ウエルの電位を、例えば接地される基板
電位と異なる任意の値にとることができるため、ソース
電位と等電位にしてバックゲートバイアスを避けること
ができる。この結果、ゲート酸化膜を薄くできるため高
速動作化、デバイスの微細化が可能である。そしてこの
ような二重ウエル構造は、高耐圧CMOSが同一半導体
基板に集積されているときには、そのオフセット層と同
一工程で形成できるため、工程追加の必要がない。
Tのうち、半導体基板と異なる導電形のチャネルが形成
されるものも、ソース・ドレイン領域を基板の表面層に
形成しないで、基板と異なる導電形のウエルの表面層に
さらに形成された基板と同一導電形のウエル内に形成す
ることにより、ウエルの電位を、例えば接地される基板
電位と異なる任意の値にとることができるため、ソース
電位と等電位にしてバックゲートバイアスを避けること
ができる。この結果、ゲート酸化膜を薄くできるため高
速動作化、デバイスの微細化が可能である。そしてこの
ような二重ウエル構造は、高耐圧CMOSが同一半導体
基板に集積されているときには、そのオフセット層と同
一工程で形成できるため、工程追加の必要がない。
【図1】本発明の一実施例のLCD駆動用半導体装置の
要部断面図
要部断面図
【図2】図1の半導体装置の動作時のレベルシフト信号
を説明するもので、(a) はレベル図、(b) は信号波形図
を説明するもので、(a) はレベル図、(b) は信号波形図
【図3】従来のLCD駆動用半導体装置の要部断面図
1 P形シリコン基板 10 ロジック回路部CMOS 20 高電圧駆動回路部CMOS 30、50 PチャネルMOSFET 40、60 NチャネルMOSFET 3、5 Nウエル 4、6 Pウエル 31、41、51、61 ソース領域 32、42、52、62 ドレイン領域 33、43、53、63 ゲート電極 54、64 オフセット層 71、73 ゲート酸化膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822
Claims (4)
- 【請求項1】第一導電形半導体基板の表面部にCMOS
構造が集積され、動作時に各MOSFETのゲートおよ
びソース、ドレインに基板電位と異なる値の電位が印加
されるものにおいて、半導体基板の表面層に第二導電形
ウエルが形成され、その間に第一導電形チャネルが形成
される第一導電形のソース・ドレイン領域はその第二導
電形ウエルの表面層に、その間に第二導電形チャネルが
形成される第二導電形のソース・ドレイン領域は前記第
二導電形ウエルの表面層に形成された第一導電形ウエル
の表面層にそれぞれ設けられたことを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項2】各MOSFETのゲートおよびソース、ド
レイン基板電位と異なる値の電位が印加される低電圧駆
動CMOS構造が集積された半導体基板に、高電圧駆動
CMOS構造が集積された請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】低電圧駆動CMOS構造がロジック回路部
の要素であり、高電圧駆動CMOS構造が高電圧駆動回
路部の要素である請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】低電圧駆動CMOS構造の第一導電形ウエ
ルが高電圧駆動CMOS構造のその間に第一導電形チャ
ネルが形成される第一導電形ソース・ドレイン領域を囲
む第一導電形オフセット層と同一表面不純物濃度および
同一深さを有する請求項2あるいは3記載の半導体装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5222681A JPH0778881A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5222681A JPH0778881A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778881A true JPH0778881A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16786258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5222681A Pending JPH0778881A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0778881A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6531356B1 (en) | 1999-01-27 | 2003-03-11 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor devices and methods of manufacturing the same |
| US6768178B2 (en) * | 2002-03-06 | 2004-07-27 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
| US6853038B2 (en) | 2002-03-08 | 2005-02-08 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
| US6887750B2 (en) | 2002-03-07 | 2005-05-03 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device including implanting a first impurity through an anti-oxidation mask |
| US6905948B2 (en) | 2002-03-26 | 2005-06-14 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
| US6924535B2 (en) | 2002-03-06 | 2005-08-02 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device with high and low breakdown voltage transistors |
| US6929994B2 (en) | 2002-03-07 | 2005-08-16 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device that includes well formation |
| US6933575B2 (en) | 2002-03-18 | 2005-08-23 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device and its manufacturing method |
| US6953718B2 (en) | 2002-03-22 | 2005-10-11 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
| US7005340B2 (en) | 2002-03-06 | 2006-02-28 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5222681A patent/JPH0778881A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6531356B1 (en) | 1999-01-27 | 2003-03-11 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor devices and methods of manufacturing the same |
| US6768178B2 (en) * | 2002-03-06 | 2004-07-27 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device |
| US6924535B2 (en) | 2002-03-06 | 2005-08-02 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device with high and low breakdown voltage transistors |
| US7005340B2 (en) | 2002-03-06 | 2006-02-28 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
| US6887750B2 (en) | 2002-03-07 | 2005-05-03 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device including implanting a first impurity through an anti-oxidation mask |
| US6929994B2 (en) | 2002-03-07 | 2005-08-16 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device that includes well formation |
| US6853038B2 (en) | 2002-03-08 | 2005-02-08 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
| US6933575B2 (en) | 2002-03-18 | 2005-08-23 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor device and its manufacturing method |
| US6953718B2 (en) | 2002-03-22 | 2005-10-11 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
| US6905948B2 (en) | 2002-03-26 | 2005-06-14 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
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