JPH0779206A - Cm自動識別システム - Google Patents

Cm自動識別システム

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JPH0779206A
JPH0779206A JP5172422A JP17242293A JPH0779206A JP H0779206 A JPH0779206 A JP H0779206A JP 5172422 A JP5172422 A JP 5172422A JP 17242293 A JP17242293 A JP 17242293A JP H0779206 A JPH0779206 A JP H0779206A
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Yoshikazu Ito
義和 伊藤
Fumitake Nakajo
文武 中條
Satoru Nakama
悟 中間
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMの識別処理の集中化により、基準データ
の管理を容易化し、比較機能数の削減を図る。また、新
素材CMのみの録画を可能にする。 【構成】 各放送エリア(1) 等の装置1-1 等は局毎のC
Mスキャナ10-1等でTV放送のCM音声を検出し、装置
3に送信する。装置3はメモリ314-1 等に記録された比
較用音声と照合してCMを識別し、VRコードを含むC
M情報を局対応のファイル313-1 等に記録する。照合の
とれない新素材CMの場合、Zコード等を含むCM情報
を記録し、メッセージを返却する。メッセージを受けた
制御装置13は対応する局のVTR12-1等の起動, 停止を
制御し、メモリ装置11-1等で所定時間遅延された新素材
CMの映像と音声だけを録画する。録画テープはVTR
21でTV22に再生され、CM内容を確認してZコードに
代わるVRコードを小型コンピュータ23から入力して送
信すると、装置3は元のZコードのCM情報をVRコー
ドに置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各TV放送エリアの各
チャネル毎に放送されるコマーシャル・メッセージ(C
M)を自動識別して記録するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】我が国においては、関東エリア,関西エ
リア,名古屋エリアといった幾つかのTV放送エリアが
あり、更に各TV放送エリア毎に多数の放送局があっ
て、毎日極めて多くのCMが放送されている。
【0003】このようなTV放送におけるCMは、放送
局とスポンサー等との間の契約に従って、放送日時,放
送秒数などが事前に取り決められ、予め定められたスケ
ジュールに従って放送されるものであるが、種々の要因
によって必ずしもスケジュール通りに実際に放送される
とは限らない。そこで、各放送エリアおよび各局毎に、
どのようなCMが実際に放送されたかを確認する業務が
必要となる。
【0004】従来、この種の業務は、専ら人手作業で実
施されており、各放送エリア毎の営業所に各局対応のV
TR(ビデオテープレコーダ)とモニタTVとを配置
し、何人かの作業者によってモニタTVを視聴してCM
の放送が行われる毎に内容を確認した上でメモをとり、
後にこれを集計するものであった。
【0005】しかしながら、このような方法では、多く
の人手を必要とする上に、人間の確認作業であるため確
認ミスが発生し易く、精度的にも問題があった。
【0006】このような事情に鑑みて、本出願人は、特
開平3−289829号公報に見られるようなCM自動
確認装置、即ち、TV放送の受信音声が無音になり且つ
映像信号が大幅に変化したときをCMの開始または終了
と判断して、その間の音声信号を抜き出し、予め蓄積し
てある音声信号と比較することにより、放送されたCM
を自動識別する装置を、先に提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記提案のCM自動確
認装置を使用することにより、CM確認業務の機械化が
可能となり、省力化と高信頼性とが達成されたが、この
ようなCM自動確認装置の技術を実際のフィールドに適
用するに際しては、未だ解決すべき課題が幾つか残され
ている。
【0008】その1つは、上記提案のCM自動確認装置
では、CMの抜き出しを行う手段(CMデータ照合用コ
ンピュータ)において音声データの照合によるCM確認
を実施しているため、複数の放送エリアおよび各放送局
毎にCM識別を実施する場合、基準となる音声データを
個々のCMデータ照合用コンピュータに蓄積しておく必
要があり、基準データの管理が煩雑化し、また、音声デ
ータの比較照合機能が各局対応に必要になることであ
る。
【0009】そこで本発明の第1の目的は、基準となる
音声データの管理とそれを使用した比較照合とを、複数
の放送エリアに共通な1つのCM識別装置において一括
して行うことにより、基準データの管理が容易で且つ音
声データの比較照合機能を各局対応に必要としないCM
自動識別システムを提供することにある。
【0010】解決すべき課題の他の1つは、基準となる
音声データが未だ登録されていない新素材CMについて
の問題である。即ち、新素材CMについては基準となる
音声データが登録されていないため、自動識別の対象外
となる。従って、どうしても人手作業が必要となるが、
これを上記の特開平3−289829号公報に記載され
るように、各局毎に全ての放送内容をVTRに録画して
おき、それを再生しながら自動識別できなかったCMを
識別して確認する方法では、新素材CMを確認するのに
手間がかかり、迅速な識別が困難となる。
【0011】そこで本発明の第2の目的は、その局にお
いては新素材CMであったとしても、既に他の局におい
て放送されているCMについては極力その自動識別を可
能にすることにある。
【0012】また、本発明の第3の目的は、完全な新素
材CMについての人手による確認を迅速に行うことがで
きるようにすると共に、その新素材CMに対する基準と
なる音声データの登録を自動化して、以後現れる同一C
Mに対しての自動識別を可能にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のCM自動識別シ
ステムは、上記の第1の目的を達成するために、各TV
放送エリア毎に備えられたCM抽出装置と、これら複数
のCM抽出装置と通信路を介して通信可能に接続された
CM識別装置とで構成され、前記CM抽出装置は、自T
V放送エリア内におけるCM識別対象局毎に備えられ、
対応する局の放送を受信してCM音声データを検出する
CMスキャナと、これら複数のCMスキャナで検出され
たCM音声データ,該CMが放送された局名,該CMが
放送された時刻および該CMの放送秒数を含むCMデー
タを、前記通信路を介して前記CM識別装置に送信する
CM抽出制御装置とを含み、前記CM識別装置は、放送
予定CMの比較用音声データおよび該放送予定CMの識
別コードを含む付加データから構成されるCM基準デー
タが、各CM識別対象局毎に登録されている、各TV放
送エリア対応のCM基準データ記憶手段と、各TV放送
エリアの各CM識別対象局毎に備えられたCM記録ファ
イルと、各TV放送エリアのCM抽出装置から受信した
CMデータ中のCM音声データを、対応するTV放送エ
リア用のCM基準データ記憶手段における対応する局の
CM基準データ中の比較用音声データと比較し、一致す
ることにより、そのCM基準データ中の付加データおよ
びそのCMデータ中のCM放送時刻データを、該当する
CM記録ファイルに記録する比較手段とを有している。
【0014】また、上記の第2の目的をも達成するため
に、前記CM識別装置の比較手段は、各TV放送エリア
のCM抽出装置から受信したCMデータ中のCM音声デ
ータを、対応するTV放送エリア用のCM基準データ記
憶手段における該CMデータ中の局名に対応するCM基
準データ中の比較用音声データと比較した際に一致がと
れない場合、他の局のCM基準データ中の比較用音声デ
ータと比較し、一致することにより、その一致したCM
基準データ中の付加データおよびそのCMデータ中のC
M放送時刻データを、前記CMデータ中の局名の局に対
応するCM記録ファイルに記録すると共に、受信したC
Mデータ中のCM音声データから新たな比較用音声デー
タを生成して、前記CMデータ中の局名に対応するCM
基準データ中の比較用音声データとして前記CM基準デ
ータ記憶手段に追加する構成を有している。
【0015】更に、上記の第3の目的をも達成するため
に、各CMスキャナ毎に、対応する局の映像信号および
音声信号を一定時間遅延させて出力する映像音声メモリ
装置と、該映像音声メモリ装置から出力された映像信号
および音声信号を記録する新素材CM用VTRとを備
え、前記CM識別装置の比較手段は、比較用音声データ
と一致しないCM音声データを含むCMデータについて
は、放送予定CM識別コードに代わるコードとしてユニ
ークなコードを生成して該コードおよびそのCMデータ
中のCM放送時刻データを該当するCM記録ファイルに
記録すると共に、受信したCMデータ中のCM音声デー
タから新たな比較用音声データを生成して、前記CMデ
ータ中の局名に対応するCM基準データ中の比較用音声
データとして前記ユニークなコードと共に前記CM基準
データ記憶手段に追加し、且つ、そのCMデータの送り
元に、そのCMデータが新素材CMにかかるデータであ
る旨のメッセージを通知する構成を有し、該メッセージ
を受信したCMデータ送り元のCM抽出装置におけるC
M抽出制御装置は、新素材CMと識別されたCMデータ
にかかる局に対応する新素材CM用VTRの起動,停止
のタイミングを制御することにより、対応する映像音声
メモリ装置から出力される新素材CMの映像および音声
だけを前記新素材CM用VTRに記録する構成を有して
いる。
【0016】
【作用】本発明のCM自動識別システムにおいては、各
TV放送エリア毎に備えられたCM抽出装置内の各CM
識別対象局毎のCMスキャナが、対応する局のTV放送
を受信してCM音声データを検出し、そのCM抽出装置
内のCM抽出制御装置が、CMスキャナで検出されたC
M音声データ,CMが放送された局名,CMが放送され
た時刻およびCMの放送秒数を含むCMデータを、通信
路を通じてCM識別装置に送信する。
【0017】CM識別装置側には、放送予定CMの比較
用音声データおよび該放送予定CMの識別コードを含む
付加データから構成されるCM基準データが、各CM識
別対象局毎に登録されている、各TV放送エリア対応の
CM基準データ記憶手段と、各TV放送エリアの各CM
識別対象局毎に備えられたCM記録ファイルとがあり、
各TV放送エリア毎のCM抽出装置からCMデータが送
られてくると、CM識別装置の比較手段が、受信したC
Mデータ中のCM音声データを、対応するTV放送エリ
ア用のCM基準データ記憶手段における対応する局のC
M基準データ中の比較用音声データと比較し、一致する
ことにより、そのCM基準データ中の付加データおよび
そのCMデータ中のCM放送時刻データを、該当するC
M記録ファイルに記録する。
【0018】また、CMデータ中の局名に対応するCM
基準データ中の比較用音声データと比較した際に一致が
とれない場合、比較手段が、他の局のCM基準データ中
の比較用音声データと比較し、一致することにより、そ
の一致したCM基準データ中の付加データおよびそのC
Mデータ中のCM放送時刻データを、前記CMデータ中
の局名の局に対応するCM記録ファイルに記録すると共
に、受信したCMデータ中のCM音声データから新たな
比較用音声データを生成して、前記CMデータ中の局名
に対応するCM基準データ中の比較用音声データとして
前記CM基準データファイルに追加する。
【0019】更に、比較手段は、比較用音声データと一
致しないCM音声データを含むCMデータについては、
放送予定CM識別コードに代わるコードとしてユニーク
なコードを生成して該コードおよびそのCMデータ中の
CM放送時刻データを該当するCM記録ファイルに記録
すると共に、受信したCMデータ中のCM音声データか
ら新たな比較用音声データを生成して、前記CMデータ
中の局名に対応するCM基準データ中の比較用音声デー
タとして前記ユニークなコードと共に前記CM基準デー
タ記憶手段に追加し、且つ、そのCMデータの送り元
に、そのCMデータが新素材CMにかかるデータである
旨のメッセージを通知する。そして、このメッセージを
受信したCMデータ送り元のCM抽出装置におけるCM
抽出制御装置が、新素材CMと識別されたCMデータに
かかる局に対応する新素材CM用VTRの起動,停止の
タイミングを制御することにより、対応する映像音声メ
モリ装置から出力される新素材CMの映像および音声だ
けを前記新素材CM用VTRに記録する。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の一実施例のC
M自動識別システムは、各TV放送エリア(1),
(2),(3)毎に備えられたCM抽出装置1−1,1
−2,1−3および新素材CM情報入力装置2−1,2
−2,2−3と、複数のCM抽出装置1−1,1−2,
1−3と通信路L11,L21,L31(例えば専用電
話回線)を介して通信可能に接続され且つ複数の新素材
CM情報入力装置2−1,2−2,2−3と通信路L1
2,L22,L32(例えば公衆電話回線)を介して通
信可能に接続されたCM識別装置3とで構成されてい
る。
【0022】CM抽出装置1−1は、自TV放送エリア
内におけるCM識別対象局(A局〜F局)に1対1に対
応するCMスキャナ10−1〜10−nと映像音声メモ
リ装置11−1〜11−nと新素材CM用VTR12−
1〜12−nとを有すると共に、これらに共通なCM抽
出制御装置13を備え、CM抽出制御装置13はモデム
14を介して通信路L11に接続されている。他のTV
放送エリアのCM抽出装置1−2,1−3もCM抽出装
置1−1と同様な構成を有する。
【0023】新素材CM情報入力装置2−1は、新素材
CM用VTR12−1〜12−nで録画されたVTRテ
ープを再生するための再生用VTR21と、この再生用
VTR21に接続されたモニタ用のTV22と、新素材
CMに関するデータの入力に使用する小型コンピュータ
23と、TV記録表24の打ち出しに使用するプリンタ
25とを有し、小型コンピュータ23はモデム26を介
して、プリンタ25はモデム27を介して、それぞれ通
信路L12に接続される。他のTV放送エリアの新素材
CM情報入力装置2−2,2−3も新素材CM情報入力
装置2−1と同様な構成を有する。
【0024】CM識別装置3には、2つのLAN30
0,301がある。LAN300には、モデム302,
303,304と、通信制御装置305と、ネットワー
クサーバ306と、CM比較用コンピュータ307とが
接続され、LAN301には、モデム308,309,
310と、通信制御装置311とが接続されている。ま
た、ネットワークサーバ306には、複数のCM基準デ
ータファイル(マスタファイル)312−1〜312−
mと、複数のCM記録ファイル313−1〜313−x
とが接続され、CM比較用コンピュータ307には複数
のCM基準データメモリ314−1〜314−3が接続
され、通信制御装置305および311にはCM統計用
処理コンピュータ315が接続され、このCM統計用処
理コンピュータ315にCM広告統計報告ファイル31
6が接続されている。
【0025】以下、上記の実施例の主要な動作を、各部
の具体的な構成例を挙げながら説明する。
【0026】(1)CM抽出装置によるCM音声データ
の抽出 各TV放送エリア(1)〜(3)のCM抽出装置1−1
〜1−3内の各CMスキャナ10−1等は、自TV放送
エリア内で放送されるTV放送のうち、自スキャナが受
け持つ局からのTV放送を受信してCM音声データを検
出し、本実施例の場合、検出したCM音声データと、そ
のCM音声データが出現した開始時刻と、そのCMの秒
数と、局名とを含むCMデータを、CM抽出制御装置1
3に伝達する。また、受信している放送の映像信号VI
と音声信号AUと時刻信号Tとを、自身に対応する映像
音声メモリ装置11−1に伝達している。
【0027】図2はCMスキャナ10−1の構成例を示
すブロック図であり、他のCMスキャナ10−n等も同
一の構成を有している。このCMスキャナ10−1は、
受信回路100,同期分離回路101,ステレオ信号検
出回路102,音声データ作成部103,音声無音検出
部104,映像変化検出部105,時計部106,スー
パーインポーズ回路107および制御部(CPUボー
ド)108から構成されている。
【0028】図2のCMスキャナ10−1において、受
信アンテナに到来した放送波のうち自スキャナが受け持
つ局(A局)の放送波が受信回路100によって受信さ
れ、音声信号AUとコンポジット信号である映像信号V
Iが取り出される。受信回路100から出力された映像
信号VIは同期分離回路101に入力され、垂直同期信
号Vと水平同期信号Hとが生成され、各部に供給され
る。他方、受信回路100から出力された音声信号AU
は、ステレオ信号検出回路102に入力され、識別信号
の有無によりステレオ放送であるか否かが判別され、ス
テレオ放送である場合にはその旨の信号が制御部108
等に与えられる。
【0029】ステレオ信号検出回路102を通過した音
声信号は、音声データ作成部103に入力され、音声デ
ータ作成部103は、同期分離回路101から与えられ
る垂直同期信号Vをサンプリングのタイミングとして所
定ビットのディジタル化された音声データを作成する。
この作成された音声データは制御部108内に取り込ま
れてRAM等に格納される。また音声データ作成部10
3から分岐された音声信号は、音声無音検出部104に
入力され、音声無音検出部104は、同期分離回路10
1から与えられる垂直同期信号Vを基準のタイミングと
してサンプリングすることにより、無音状態か否かを示
す所定ビットの無音データを作成して、制御部108に
送出する。
【0030】他方、受信回路100から出力された映像
信号VIは映像変化検出部105およびスーパーインポ
ーズ回路107にも入力されており、映像変化検出部1
05は、同期分離回路101から与えられる垂直同期信
号Vおよび水平同期信号Hをサンプリングのタイミング
として映像信号をサンプリングし、前後フレームのサン
プリング値の相違度に基づき、映像信号に急激かつ大幅
な変化が生じたか否かを検出し、そのような変化が生じ
た場合には、その旨を示す信号を制御部108に与え
る。なお、ステレオ信号検出回路102から映像変化検
出部105にステレオ信号の検出結果を入力しているの
は、CMはステレオ放送で行われることが多いため、ス
テレオ放送か否かに応じて映像変化検出部105の判定
基準を変化させているためである。
【0031】制御部108は、音声無音検出部104か
らの無音データを常時監視しており、無音状態を示すデ
ータが連続して例えば250ms持続した場合に、無音
状態になったと判断し、その時点において映像変化検出
部105が画面の切り換わりを検出した場合は、CMの
開始もしくは終了と判断する。そして、その時点の現在
時刻を時計部106から読み取って内部に保持しておく
と共に内部のソフトタイマによりCM時間を計測し、C
M時間として一般に用いられている10秒,15秒,3
0秒といった時間で終了した場合は、それをもってCM
の終了時点と判断し、その時点から、測定したCM時間
だけ遡って、その間に音声データ作成部103によって
作成されていた音声データを内部のRAMから読み出
す。これで、CM音声データが検出できたことになる。
【0032】制御部108は、CM音声データを検出す
ると、検出したCM音声データと、その開始時刻と、C
M秒数と、自身が受け持っている局名(A局)とを含む
CMデータを作成し、CM抽出制御装置13に送出す
る。
【0033】また、制御部108は、時計部106から
出力される現在日時,時刻を示す時刻信号を文字情報に
変換してスーパーインポーズ回路107に与えており、
スーパーインポーズ回路107は受信回路100からの
映像信号VIに日時等の文字を付加して、映像音声メモ
リ装置11−1に出力する。なお、時計部106の出力
は時刻信号Tとして映像音声メモリ装置11−1にも出
力されている。
【0034】CM抽出制御装置13は、例えば図3に示
すように、各CMスキャナ10−1〜10−nと1対1
に対応するCMスキャナインタフェイス130−1〜1
30−nと、各映像音声メモリ装置11−1〜11−n
と1対1に対応する映像音声メモリ装置インタフェイス
131−1〜131−nと、各新素材CM用VTR12
−1〜12−nに1対1に対応する新素材CM用VTR
インタフェイス132−1〜132−nと、CPU13
3と、ROM134と、RAM135と、オンラインイ
ンタフェイス136と、これらを接続するバス137と
で構成され、オンラインインタフェイス136が図1の
モデム14に接続されている。
【0035】CPU133は、CPUスキャナインタフ
ェイス130−1〜130−nを通じて、図1のCMス
キャナ10−1〜10−nからCMデータを受け取る
と、受信したCMデータをオンラインインタフェイス1
36,図1のモデム14および通信路L11を通じてC
M識別装置3に送出する。このとき、同時に複数のCM
スキャナからCMデータを受け取った場合は、RAM1
35においてバッファリングを行い、1CMデータずつ
順次にCM識別装置3に送出する。
【0036】以上のようなCM抽出装置1−1と同様の
動作は、他のTV放送エリア(2),(3)に設けられ
たCM抽出装置1−2,1−3においても同時並行的に
行われている。
【0037】(2)CM識別装置3でのCM識別 図1において、CM基準データファイル312−1〜3
12−mには、各放送エリアにおいて使用すべきCM基
準データが格納されており、少なくともCM識別当日の
CM識別開始時刻前に、CM基準データファイル312
−1〜312−mのうちの当該CM識別日に使用すべき
CM基準データが、ネットワークサーバ306およびL
AN300を通じてCM比較用コンピュータ307のC
M基準データメモリ314−1,314−2,314−
3にロードされる。ここで、CM基準データメモリ31
4−1にはTV放送エリア(1)に対応するCM基準デ
ータが、CM基準データメモリ314−2にはTV放送
エリア(2)に対応するCM基準データが、CM基準デ
ータメモリ314−3にはTV放送エリア(3)に対応
するCM基準データが、それぞれロードされる。
【0038】図4はCM基準データメモリ314−1に
ロードされたCM基準データの内容例を示しており、他
のメモリ314−2,314−3にロードされるCM基
準データもほぼ同様の構成になっている。
【0039】図4中のCMコードは、全TV放送エリア
において放送されるCMを一意に識別するためのコード
であり、VRコードと呼ぶコードと、Zコードと呼ぶコ
ードの2種類のうちの何れかが使用される。
【0040】VRコードは、確認済のCMに割り当てら
れるコードであり、例えば、業種,メーカ名,商品名,
素材,分類,CM秒数をそれぞれコード化して連結した
数値で表現される。
【0041】他方、Zコードは、未確認のCMが識別さ
れた場合に、それを特定するためにCM識別装置3にお
いて自動的に採番されるコードであり、頭にアルファベ
ットのZを冠し、以下、識別された年,月,日,時,
分,秒,放送されたTV放送エリア,局名,CM秒数を
それぞれコード化して連結した数値で表現される。
【0042】また、図4中のTV放送エリア(1)にお
ける比較用音声データ(A局用),比較用音声データ
(B局用),…,比較用音声データ(F局用)は、TV
放送エリア(1)のCM識別対象局毎の比較用音声デー
タであり、図中、CMコードの行と交差する箇所に
「有」が付された部分は実際の比較用音声データが記録
されていることを、「無」が付された箇所には比較用音
声データが記録されていないことを示している。また、
TV放送エリア(2)の比較用音声データ(全局)はT
V放送エリア(2)の全CM識別対象局の比較用音声デ
ータを、TV放送エリア(3)の比較用音声データ(全
局)はTV放送エリア(3)の全CM識別対象局の比較
用音声データを、それぞれ示しており、「有」,「無」
の意味は上記と同様である。即ち、TV方法エリア
(1)に対応するCM基準データには、TV放送エリア
(1)に含まれるCM識別対象局については、それぞれ
独立に比較用音声データが記録されており、他のTV放
送エリア(2),(3)については局の区別なしに記録
されている。
【0043】なお、図4中のコメント等は、CMの最初
に入る言葉や音楽等の情報、CMに出るタレント,商品
名,背景等を文字で記録したものである。従って、この
コメント等は、CMコードがVRコードである、確認済
のCMに対してのみ記録されている。なお、コメント等
は比較照合には直接使用しないので、必ずしもCM基準
データメモリ314−1へロードする必要はない。
【0044】他方、図1において、CM記録ファイル3
13−1〜313−xは、各TV放送エリア(1)〜
(3)の各CM識別対象局毎に用意されたファイルであ
る。このCM記録ファイル313−1〜313−xに
は、対応する局において放送され、自動識別されたCM
についてのCM識別当日分の全CM情報が記録される。
個々のCM情報は、CMコード,放送時刻,CM秒数,
コメント等が含まれる。
【0045】CM識別装置3におけるCM識別動作は以
下のように行われる。
【0046】各TV放送エリア(1)〜(3)のCM抽
出装置1−1〜1−3から送出されたCMデータは、モ
デム302〜304およびLAN300を介してCM比
較用コンピュータ307で受信される。
【0047】CM比較用コンピュータ307は、CMデ
ータを受信すると、以下のような処理を行う。
【0048】(a)CMデータを送出してきたCM抽出
装置の属するTV放送エリアに対応するCM基準データ
メモリを選択する。今、CM基準データメモリ314−
1が選択されたものとする。
【0049】(b)選択したCM基準データメモリ31
4−1中の比較用音声データの欄のうち、受信したCM
データ中の局名に対応する比較用音声データの欄に注目
する。例えば、A局で放送されたCMについてのCMデ
ータの場合は、図4の比較用音声データ(A局用)の欄
に注目する。
【0050】(c)現注目中の欄に含まれる比較用音声
データのうち、そのCMコード中の秒数が、受信したC
Mデータ中の秒数と一致する比較用音声データを選択
し、順次にCMデータ中の音声データと比較する。
【0051】(d)CMデータ中の音声データと一致す
る比較用音声データがあった場合は、ネットワークサー
バ306を通じて、受信したCMデータ中の局名に対応
するCM記録ファイル(例えば313−1とする)に、
一致した比較用音声データに付与されているCMコー
ド,コメント等および受信したCMデータ中のCM開始
時刻を、1CM情報として記録し、受信したCMデータ
についての処理を終える。
【0052】(e)処理(c)において一致する比較用
音声データが存在しなかった場合、同一TV放送エリア
(1)の他局用の比較用音声データの欄に注目し、処理
(c)を実行する。全ての他局用の比較用音声データの
欄に注目しても一致する比較用音声データが存在しなか
った場合は、他のTV放送エリア(2),(3)の比較
用音声データの欄に注目して処理(c)を実行する。
【0053】(f)処理(e)によって注目した欄につ
いての処理(c)の実行において、一致する比較用音声
データが見つかった場合、ネットワークサーバ306を
通じて、受信したCMデータ中の局名に対応するCM記
録ファイルに、一致した比較用音声データに付与されて
いるCMコード,コメント等および受信したCMデータ
中のCM開始時刻を、1CM情報として記録する。更
に、CM基準データメモリ314−1の、受信したCM
データ中の局名に対応する比較用音声データの欄のう
ち、上記一致した比較用音声データのCMコードと交差
する箇所の比較用音声データに、受信したCMデータ中
のCM音声データから作成した比較用音声データを記録
する。なお、上記一致した他局の比較用音声データをコ
ピーすることも考えられるが、同一CMであっても各局
毎に微妙な差異が存在するので、受信したCMデータ中
のCM音声データから比較用音声データを作成するのが
望ましい。
【0054】(g)処理(e)によって注目したCM基
準データメモリ314−1中の全欄の比較用音声データ
においても一致するものが存在しなかった場合、受信し
たCMデータは完全な新素材CMにかかるデータと判断
し、以下の処理を行う。
【0055】(g−1)Zコードを採番すると共に受信
したCMデータ中のCM音声データから比較用音声デー
タを作成し、この作成した比較用音声データを受信した
CMデータ中の局名に対応する比較用音声データとして
CM基準データメモリ314−1に追加し、併せて上記
採番したZコードを付加する。このようにして追加され
た比較用音声データは、以後、比較用音声データとして
照合時に使用される。
【0056】(g−2)ネットワークサーバ306を通
じて、受信したCMデータ中の局名に対応するCM記録
ファイルに、上記採番したZコードおよび受信したCM
データ中のCM開始時刻を、1CM情報として記録す
る。
【0057】(g−3)上記採番したZコード,受信し
たCMデータ中の局名,CM開始時刻,CM秒数を含む
メッセージを作成し、LAN300,モデム302およ
び通信路L11を通じて、CMデータ送出元のCM抽出
装置1−1へ送信する。これは、後述するように新素材
CMの録画を行わせるためである。なお、CM抽出装置
1−1側でCM識別装置3に送出したCMデータを一時
的に記憶させておき、CM識別装置3からは上記メッセ
ージに代えて、新素材CMにかかるCMデータを特定す
るメッセージをCM抽出装置側に送出するようにしても
良い。
【0058】(3)新素材CMの録画 CM抽出装置1−1の映像音声メモリ装置11−1は、
例えば図5に示すように、CMスキャナ10−1から常
時出力される局Aの映像信号VIをディジタル映像信号
に変換するA/Dコンバータ110と、得られたディジ
タル映像信号中の1フレーム分のディジタル映像信号を
例えば1秒毎にサンプリングすることによりデータ圧縮
を行うデータ圧縮器111と、データ圧縮されたディジ
タル映像信号を記憶する映像メモリ部112と、映像メ
モリ部112から読み出されたディジタル映像信号をア
ナログ信号に変換して新素材CM用VTR12−1の映
像信号端子に出力するD/Aコンバータ113と、CM
スキャナ10−1から常時出力される局Aの音声信号A
Uをディジタル音声信号に変換するA/Dコンバータ1
14と、得られたディジタル音声信号を例えば4KHz
程度の周期でサンプリングすることによりデータ圧縮す
るデータ圧縮器115と、データ圧縮されたディジタル
音声信号を記憶する音声メモリ部116と、音声メモリ
部116から読み出されたディジタル音声信号をアナロ
グ信号に変換して新素材CM用VTR12−1の音声入
力端子に出力するD/Aコンバータ117と、CMスキ
ャナ10−1から出力される時刻信号Tを基準に、映像
メモリ部112および音声メモリ部116へライトアド
レス,リードアドレスを出力してそのライト,リードを
制御すると共に、CM抽出制御装置13に遅れ時刻信号
TDを出力するメモリ部コントロール装置118とで構
成されている。
【0059】映像メモリ部112は、3個の映像メモリ
112−1,112−2,112−3で構成される。個
々の映像メモリ112−1〜112−3はデータ圧縮器
111から出力されるディジタル映像信号を、時間に換
算して60秒だけ記録できる容量を持つ。従って、3個
で180秒分の映像信号の記録が行える。
【0060】音声メモリ部116は、3個の音声メモリ
116−1,116−2,116−3で構成される。個
々の音声メモリ116−1〜116−3はデータ圧縮器
115から出力されるディジタル音声信号を、時間に換
算して60秒だけ記録できる容量を持つ。従って、3個
で180秒分の映像信号の記録が行える。
【0061】メモリ部コントロール装置118は、図6
(a)に示すようなタイミングで映像メモリ部112お
よび音声メモリ部116のリード,ライトを制御する。
即ち、書き込みに関しては、先ず、映像メモリ112−
1および音声メモリ116−1に60秒間にわたってデ
ィジタル映像信号およびディジタル音声信号の書き込み
を行い、次の60秒間は映像メモリ112−2および音
声メモリ116−2に書き込みを行い、次の60秒間は
映像メモリ112−3および音声メモリ116−3に書
き込みを行う。そして、再び映像メモリ112−1およ
び音声メモリ116−1の書き込みに戻って、上述した
動作を繰り返す。
【0062】他方、読み出しに関しては、各映像メモリ
112−1〜112−3および各音声メモリ116−1
〜116−3に書き込まれた信号を100秒遅れで読み
出す制御を行う。
【0063】従って、映像メモリ部112および音声メ
モリ部116の入力映像音声と出力映像音声との関係
は、図6(b)に示すようになり、映像,音声とも10
0秒の遅れで出力される。メモリ部コントロール装置1
18から出力される遅れ時刻信号TDは、現在時刻から
100秒遅れた時刻を表す。換言すれば、映像メモリ部
112および音声メモリ部116から読み出された映
像,音声が、何時の時点で放送されたものであるかを、
CM抽出制御装置13に通知する信号である。
【0064】なお、映像メモリ部112および音声メモ
リ部116の容量,読み出し遅延時間(上記の場合10
0秒)は、自動識別対象とするCMの最大秒数,CM音
声データ検出からCM識別処理によるメッセージ到着ま
での時間に応じて、適切に設定されるものであり、上述
した例に限定されるものではない。
【0065】さて、前述したようにCM識別装置3のC
M識別処理において、一致する比較用音声データが見つ
からなかった場合、CMデータの送出元に、Zコード,
受信したCMデータ中の局名,CM開始時刻,CM秒数
を含むメッセージが送られてくる。
【0066】CM抽出装置1−1のCM抽出制御装置1
3では、このメッセージを図3のオンラインインタフェ
イス136を介して受信すると、CPU133が、メッ
セージ中の局名に対応する映像音声メモリ装置(例えば
11−1とする)の映像音声メモリ装置インタフェイス
131−1からの遅れ時刻信号TDを読み取り、その遅
れ時刻信号TDが、メッセージ中のCM開始時刻の直前
を示す時刻になったタイミングで、新素材CM用VTR
インタフェイス132−1を通じて新素材CM用VTR
12−1に起動の指示を与える。この起動の指示によ
り、新素材CM用VTR12−1は、映像音声メモリ装
置11−1から遅延して出力されている映像信号および
音声信号の記録を開始する。
【0067】CM抽出制御装置13のCPU133は、
起動指示を送出後、メッセージ中のCM秒数に相当する
時間が経過すると、新素材CM用VTRインタフェイス
132−1を通じて新素材CM用VTR12−1に停止
の指示を送出する。これにより、新素材CM用VTR1
2−1は記録動作を停止する。これで、新素材CMに相
当する部分の映像と音声だけが新素材CM用VTR12
−1に装着されたVTRテープに記録されたことにな
る。
【0068】(4)TV記録表の出力と新素材CM情報
の入力 CM識別当日のCM識別処理が終了すると、CM識別装
置3のCM統計用処理コンピュータ315は、通信制御
装置305,LAN300およびネットワークサーバ3
06を通じて、CM識別当日のCM情報が記録されたC
M記録ファイル313−1〜313−xの内容を読み出
し、TV記録表として定められた所定の形式に編集し、
各TV放送エリア(1)〜(3)および各局毎のTV記
録表を作成する。そして、作成したTV記録表を、モデ
ム308〜310および通信路L12〜L32を通じて
各TV放送エリア(1)〜(3)のプリンタ25から出
力する。また、CM識別当日に使用したCM基準データ
メモリ314−1〜314−3の内容は、当日のCM識
別処理の終了時点で元のCM基準データファイル312
−1〜312−mに書き戻される。
【0069】プリンタ25から打ち出されたTV記録表
24には、CM開始時刻順に、CMコード,CM秒数,
コメント等が記載されている。但し、CMコードがZコ
ードである新素材CMについては、コメント等はない。
そこで、コメント等を追加すると共に、ZコードをVR
コードに置き換える作業を以下のように行う。
【0070】CM抽出装置1−1の新素材CM用VTR
12−1〜12−nで記録された各局毎の新素材VTR
テープを、再生用VTR21にセットしてモニタ用のT
V22で再生する。このとき再生画面には、図2のスー
パーインポーズ回路107で挿入された時刻情報が併せ
て表示される。そこで、画面の時刻情報とTV記録表2
4に記録されたCM開始時刻とを突き合わせて、新素材
CMを順次特定し、画面内容および音声から、そのCM
の業種,メーカ名,商品名,素材,分類,CM秒数など
を確認して、VRコードおよびコメント等を作成する。
なお、再生したCM内容だけでは不十分な場合にはスポ
ンサーなどに問い合わせて確定する。そして、小型コン
ピュータ23を操作して、TV記録表25に記録されて
いるZコード,そのZコードに対応して作成したVRコ
ードおよびコメント等を入力して、モデム26および通
信路L12を通じてCM識別装置3に送信する。
【0071】上記の送信内容は、モデム308,LAN
301および通信制御装置311を通じてCM統計用処
理コンピュータ315で受信され、CM統計用処理コン
ピュータ315は受信した各Zコードに対応するCM記
録ファイル313−1〜313−xのCM情報における
CMコードを、受信した各VRコードに変更し、且つ受
信したコメント等を付加する。また、CM基準データフ
ァイル312−1〜312−mにおける該当するZコー
ドの箇所も同時に更新することにより、次回のCM識別
処理に備える。
【0072】以上のような作業がTV記録表に現れる全
てのZコードのCMについて実施されることにより、C
M記録ファイル313−1〜313−x中の全てのCM
コードがVRコードに修正される。
【0073】その後、CM統計用処理コンピュータ31
5は修正後のCM記録ファイル313−1〜313−x
の内容に基づいて、CM識別当日の各TV放送エリア
別,局別のCM広告統計報告書を所定の形式で作成して
CM広告統計報告ファイル316に格納する。このよう
にして作成されたCM広告統計報告書は、その後、製本
され、CMのスポンサー等に配布される。
【0074】
【発明の効果】以上説明した本発明のCM自動識別シス
テムによれば、以下のような効果を得ることができる。
【0075】各TV放送エリア毎に備えられたCM抽出
装置における各CM識別対象局毎のCMスキャナでCM
音声データを検出し、このCM音声データと放送局名と
CMが放送された時刻などを含むCMデータを通信路を
通じてCM識別装置に送信し、CM識別装置側において
比較用音声データとの比較照合によってCMの識別を行
うようにしたので、比較用音声データを含むCM基準デ
ータはCM識別装置側に蓄積しておけば済み、従ってそ
の更新なども一箇所で行えるので基準データの管理が容
易になり、比較照合もCM識別装置における比較手段で
集中的に行うため、音声データの比較照合機能を各局対
応に持つ必要がなくなる。
【0076】CMデータ中のCM音声データの比較にお
いて、そのCMが放送された局に対応するCM基準デー
タ中の比較用音声データと一致がとれなかった場合、他
の局のCM基準データ中の比較用音声データとも比較照
合するようにしたので、何れかの局において既に登録さ
れているCMについては自動識別が可能となる。また、
このとき、受信したCMデータ中のCM音声データから
新たな比較用音声データを生成して、そのCMデータ中
の局名に対応するCM基準データ中の比較用音声データ
としてCM基準データファイルに追加するようにしたの
で、以後、そのCMについての自動識別が他の局の比較
用音声データに頼らずに実施することができる。
【0077】新素材CM用VTRには、CM識別装置の
比較照合の結果識別できなかった新素材にかかるCMだ
けが記録されているため、新素材CMについての人手に
よる確認作業を迅速に行うことができる。また、新素材
CMに対する基準となる音声データを自動登録するの
で、以後現れる同一CMを自動識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCM自動識別システムの一実施例のブ
ロック図である。
【図2】CMスキャナの構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】CM抽出制御装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】CM基準データメモリの内容例を示す図であ
る。
【図5】映像音声メモリ装置の構成例を示すブロック図
である。
【図6】映像音声メモリ装置の動作タイミングチャート
である。
【符号の説明】
1−1〜1−3…CM抽出装置 2−1〜2−3…新素材CM情報入力装置 3…CM識別装置 10−1〜10−n…CMスキャナ 11−1〜11−n…映像音声メモリ装置 12−1〜12−n…新素材CM用VTR 13…CM抽出制御装置 14,26,27,302〜304,308〜310…
モデム 21…再生用VTR 22…モニタ用のTV 23…小型コンピュータ 24…TV記録表 25…プリンタ 300,301…LAN 305,311…通信制御装置 306…ネットワークサーバ 307…CM比較用コンピュータ 312−1〜312−m…CM基準データファイル 313−1〜313−x…CM記録ファイル 314−1〜314−3…CM基準データメモリ 315…CM統計用処理コンピュータ 316…CM広告統計報告ファイル
フロントページの続き (72)発明者 中間 悟 東京都中央区勝どき5丁目2番15号 株式 会社ブイ・アール・サービス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各TV放送エリア毎に備えられたCM抽
    出装置と、これら複数のCM抽出装置と通信路を介して
    通信可能に接続されたCM識別装置とで構成され、 前記CM抽出装置は、 自TV放送エリア内におけるCM識別対象局毎に備えら
    れ、対応する局の放送を受信してCM音声データを検出
    するCMスキャナと、 これら複数のCMスキャナで検出されたCM音声デー
    タ,該CMが放送された局名,該CMが放送された時刻
    および該CMの放送秒数を含むCMデータを、前記通信
    路を介して前記CM識別装置に送信するCM抽出制御装
    置とを含み、 前記CM識別装置は、 放送予定CMの比較用音声データおよび該放送予定CM
    の識別コードを含む付加データから構成されるCM基準
    データが、各CM識別対象局毎に登録されている、各T
    V放送エリア対応のCM基準データ記憶手段と、 各TV放送エリアの各CM識別対象局毎に備えられたC
    M記録ファイルと、 各TV放送エリアのCM抽出装置から受信したCMデー
    タ中のCM音声データを、対応するTV放送エリア用の
    CM基準データ記憶手段における対応する局のCM基準
    データ中の比較用音声データと比較し、一致することに
    より、そのCM基準データ中の付加データおよびそのC
    Mデータ中のCM放送時刻データを、該当するCM記録
    ファイルに記録する比較手段とを含むことを特徴とする
    CM自動識別システム。
  2. 【請求項2】 前記CM識別装置の比較手段は、各TV
    放送エリアのCM抽出装置から受信したCMデータ中の
    CM音声データを、対応するTV放送エリア用のCM基
    準データ記憶手段における該CMデータ中の局名に対応
    するCM基準データ中の比較用音声データと比較した際
    に一致がとれない場合、他の局のCM基準データ中の比
    較用音声データと比較し、一致することにより、その一
    致したCM基準データ中の付加データおよびそのCMデ
    ータ中のCM放送時刻データを、前記CMデータ中の局
    名の局に対応するCM記録ファイルに記録すると共に、
    受信したCMデータ中のCM音声データから新たな比較
    用音声データを生成して、前記CMデータ中の局名に対
    応するCM基準データ中の比較用音声データとして前記
    CM基準データ記憶手段に追加する構成を有することを
    特徴とする請求項1記載のCM自動識別システム。
  3. 【請求項3】 各CMスキャナ毎に、対応する局の映像
    信号および音声信号を一定時間遅延させて出力する映像
    音声メモリ装置と、該映像音声メモリ装置から出力され
    た映像信号および音声信号を記録する新素材CM用VT
    Rとを備え、 前記CM識別装置の比較手段は、比較用音声データと一
    致しないCM音声データを含むCMデータについては、
    放送予定CM識別コードに代わるコードとしてユニーク
    なコードを生成して該コードおよびそのCMデータ中の
    CM放送時刻データを該当するCM記録ファイルに記録
    すると共に、受信したCMデータ中のCM音声データか
    ら新たな比較用音声データを生成して、前記CMデータ
    中の局名に対応するCM基準データ中の比較用音声デー
    タとして前記ユニークなコードと共に前記CM基準デー
    タ記憶手段に追加し、且つ、そのCMデータの送り元
    に、そのCMデータが新素材CMにかかるデータである
    旨のメッセージを通知する構成を有し、 該メッセージを受信したCMデータ送り元のCM抽出装
    置におけるCM抽出制御装置は、新素材CMと識別され
    たCMデータにかかる局に対応する新素材CM用VTR
    の起動,停止のタイミングを制御することにより、対応
    する映像音声メモリ装置から出力される新素材CMの映
    像および音声だけを前記新素材CM用VTRに記録する
    構成を有することを特徴とする請求項1または2記載の
    CM自動識別システム。
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