JPH0779252A - パケット出力制御方式 - Google Patents
パケット出力制御方式Info
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- JPH0779252A JPH0779252A JP22272293A JP22272293A JPH0779252A JP H0779252 A JPH0779252 A JP H0779252A JP 22272293 A JP22272293 A JP 22272293A JP 22272293 A JP22272293 A JP 22272293A JP H0779252 A JPH0779252 A JP H0779252A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パケット交換機におけるパケット出力制御方
式に関し、入出力ハイウェイの交差点に設けられたバッ
ファメモリにおけるパケットの廃棄率を低下させること
を目的とする。 【構成】 複数の入力ハイウェイ1に入力されるパケッ
トを出力ハイウェイ2との交差点に設けたバッファメモ
リ3に蓄積したのち出力ハイウェイ2に出力させるパケ
ット交換機に、蓄積パケット量が閾値を超えたバッファ
メモリが発生したときに情報を送出する蓄積量監視手段
5を備えるとともに、各バッファメモリに蓄積されたパ
ケットを出力部4を介して出力ハイウェイに出力させる
制御を行う読出制御部10内に、バッファメモリを一定順
序で選択してパケットを出力させる順次読出制御手段11
と、閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリが
発生したときにそのバッファメモリ3に蓄積されたパケ
ットを優先的に出力させる最大蓄積バッファ優先読出制
御手段12を備えるように構成する。
式に関し、入出力ハイウェイの交差点に設けられたバッ
ファメモリにおけるパケットの廃棄率を低下させること
を目的とする。 【構成】 複数の入力ハイウェイ1に入力されるパケッ
トを出力ハイウェイ2との交差点に設けたバッファメモ
リ3に蓄積したのち出力ハイウェイ2に出力させるパケ
ット交換機に、蓄積パケット量が閾値を超えたバッファ
メモリが発生したときに情報を送出する蓄積量監視手段
5を備えるとともに、各バッファメモリに蓄積されたパ
ケットを出力部4を介して出力ハイウェイに出力させる
制御を行う読出制御部10内に、バッファメモリを一定順
序で選択してパケットを出力させる順次読出制御手段11
と、閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリが
発生したときにそのバッファメモリ3に蓄積されたパケ
ットを優先的に出力させる最大蓄積バッファ優先読出制
御手段12を備えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換機におけ
るパケット出力制御方式、特に入力ハイウェイと出力ハ
イウェイの交差点にバッファメモリを設けるクロスポイ
ント・バッファ形式のパケット交換機におけるパケット
出力制御方式に関する。
るパケット出力制御方式、特に入力ハイウェイと出力ハ
イウェイの交差点にバッファメモリを設けるクロスポイ
ント・バッファ形式のパケット交換機におけるパケット
出力制御方式に関する。
【0002】複数の入力ハイウェイから複数の出力ハイ
ウェイへとパケットを交換するパケット交換機では、複
数の入力ハイウェイから入力されて同一方路に向かうパ
ケットをその方路に対応する同一の出力ハイウェイに接
続する場合に、複数の入力ハイウェイからのパケットが
衝突するのを防ぐため、緩衝用メモリ(以下、バッファ
メモリと記す)が設けられている。バッファメモリの形
式はバッファメモリの配置位置によって幾つかに分けら
れるが、形式によって総メモリ量や、パケット転送速度
の変換の要否に差がある。また、バッファメモリの読出
制御方法にも各種の方法があるが、特に、特定の入力ハ
イウェイから同一出力ハイウェイに対してパケットが集
中した場合のパケットの廃棄率や、パケットの到着から
出力までに要する時間(以下、出力遅延時間と記す)及
びその変動は読出制御方法によって大きく異なる。
ウェイへとパケットを交換するパケット交換機では、複
数の入力ハイウェイから入力されて同一方路に向かうパ
ケットをその方路に対応する同一の出力ハイウェイに接
続する場合に、複数の入力ハイウェイからのパケットが
衝突するのを防ぐため、緩衝用メモリ(以下、バッファ
メモリと記す)が設けられている。バッファメモリの形
式はバッファメモリの配置位置によって幾つかに分けら
れるが、形式によって総メモリ量や、パケット転送速度
の変換の要否に差がある。また、バッファメモリの読出
制御方法にも各種の方法があるが、特に、特定の入力ハ
イウェイから同一出力ハイウェイに対してパケットが集
中した場合のパケットの廃棄率や、パケットの到着から
出力までに要する時間(以下、出力遅延時間と記す)及
びその変動は読出制御方法によって大きく異なる。
【0003】このため、パケットの転送速度の変換が不
要で、パケットの廃棄率が低く、出力遅延時間とその変
動が小さいパケット出力制御方式が求められている。
要で、パケットの廃棄率が低く、出力遅延時間とその変
動が小さいパケット出力制御方式が求められている。
【0004】
【従来の技術】図12はATMスイッチの構成説明図、図
13は出力バッファ形式の構成説明図、図14はクロスポイ
ント・バッファ形式の構成説明図、図15〜図17は従来技
術の構成図、図18〜図20は従来技術のバッファメモリ蓄
積状態説明図である。
13は出力バッファ形式の構成説明図、図14はクロスポイ
ント・バッファ形式の構成説明図、図15〜図17は従来技
術の構成図、図18〜図20は従来技術のバッファメモリ蓄
積状態説明図である。
【0005】図12はパケット交換機の一種であるATM
交換機のスイッチ構成を図示したものである。音声、デ
ータ、動画像など各種の形態の通信サービスを統合化し
た次世代の通信ネットワークとして広帯域ISDNの実
用化が進められている。ATM(Asynchronous Transfe
r Mode: 非同期転送モード) はその中核をなす技術であ
り、動画像などの連続情報やデータなどのバースト情報
の発生状態や各種の情報の通信速度に依存することな
く、すべての情報を固定長(48バイト長)のブロック
に分割し、5バイトのヘッダーを付して構成したセルと
呼ばれるパケット(53バイト)を単位として高速転送
する技術である。
交換機のスイッチ構成を図示したものである。音声、デ
ータ、動画像など各種の形態の通信サービスを統合化し
た次世代の通信ネットワークとして広帯域ISDNの実
用化が進められている。ATM(Asynchronous Transfe
r Mode: 非同期転送モード) はその中核をなす技術であ
り、動画像などの連続情報やデータなどのバースト情報
の発生状態や各種の情報の通信速度に依存することな
く、すべての情報を固定長(48バイト長)のブロック
に分割し、5バイトのヘッダーを付して構成したセルと
呼ばれるパケット(53バイト)を単位として高速転送
する技術である。
【0006】ATM交換機では情報をパケット(以下、
セルを含めてパケットと記す)単位で交換するため、図
12に示すように複数(N)本の入力ハイウェイ1から入
力されるパケットをアドレスフィルタ(AF)32により
転送先を選別し、同一方路に向かうパケットのみをその
方路に該当する1本の出力ハイウェイ2(出力ハイウェ
イ#iで示す)に出力する。その際、N本の入力ハイウ
ェイ1から同一出力ハイウェイ2に接続されるパケット
の衝突を回避するため、入力されるパケットを一旦バッ
ファメモリ3に蓄積したのち、順次出力ハイウェイに出
力するようにしている。図12の書込制御部30は各入力ハ
イウェイ1に入力されるパケットのバッファメモリ3へ
の書き込みを制御し、読出制御部30はバッファメモリ3
に蓄積されたパケットを出力ハイウェイ2に出力させる
際の読み出しを制御する部分である。図示のように入力
ハイウェイ1と出力ハイウェイ2のパケットの転送速度
は同一(Vb/s)であるのが普通である。
セルを含めてパケットと記す)単位で交換するため、図
12に示すように複数(N)本の入力ハイウェイ1から入
力されるパケットをアドレスフィルタ(AF)32により
転送先を選別し、同一方路に向かうパケットのみをその
方路に該当する1本の出力ハイウェイ2(出力ハイウェ
イ#iで示す)に出力する。その際、N本の入力ハイウ
ェイ1から同一出力ハイウェイ2に接続されるパケット
の衝突を回避するため、入力されるパケットを一旦バッ
ファメモリ3に蓄積したのち、順次出力ハイウェイに出
力するようにしている。図12の書込制御部30は各入力ハ
イウェイ1に入力されるパケットのバッファメモリ3へ
の書き込みを制御し、読出制御部30はバッファメモリ3
に蓄積されたパケットを出力ハイウェイ2に出力させる
際の読み出しを制御する部分である。図示のように入力
ハイウェイ1と出力ハイウェイ2のパケットの転送速度
は同一(Vb/s)であるのが普通である。
【0007】図12のバッファメモリ3の配置方法には幾
つかの形式があるが、図13と図14に代表的なバッファメ
モリ形式の構成を示す。図13は出力バッファメモリ形
(以下、出力バッファ形式と記す)と呼ばれるもので、
同図の(1) に示すように入力ハイウェイ1と出力ハイウ
ェイ2がそれぞれN本である場合にバッファメモリ(B
M)3は出力ハイウェイ2に対応して配置される。
つかの形式があるが、図13と図14に代表的なバッファメ
モリ形式の構成を示す。図13は出力バッファメモリ形
(以下、出力バッファ形式と記す)と呼ばれるもので、
同図の(1) に示すように入力ハイウェイ1と出力ハイウ
ェイ2がそれぞれN本である場合にバッファメモリ(B
M)3は出力ハイウェイ2に対応して配置される。
【0008】図13の(2) は動作原理を説明するために出
力ハイウェイ2を1本(出力ハイウェイ#i)のみ取り
出して図示したものである。N本の入力ハイウェイ1か
ら入力されるパケットは集線部33において時分割多重さ
れ、出力ハイウェイ2に出力されるが、入出力ハイウェ
イのパケットの転送速度をVb/sとした場合、この形
式では時分割多重する際に速度をN倍のNVb/sにし
てバッファメモリ3に書き込んだのち、速度Vb/sで
読み出して出力ハイウェイ2に出力する必要がある。こ
の形式はバッファメモリ3が出力ハイウェイ2ごとに集
約されるため、総メモリ量は少なくなるが、集線部33の
内部速度やバッファメモリの書き込み速度を高速にする
必要があるため、使用回路素子などが高価なものとな
り、制御も難しくなる。
力ハイウェイ2を1本(出力ハイウェイ#i)のみ取り
出して図示したものである。N本の入力ハイウェイ1か
ら入力されるパケットは集線部33において時分割多重さ
れ、出力ハイウェイ2に出力されるが、入出力ハイウェ
イのパケットの転送速度をVb/sとした場合、この形
式では時分割多重する際に速度をN倍のNVb/sにし
てバッファメモリ3に書き込んだのち、速度Vb/sで
読み出して出力ハイウェイ2に出力する必要がある。こ
の形式はバッファメモリ3が出力ハイウェイ2ごとに集
約されるため、総メモリ量は少なくなるが、集線部33の
内部速度やバッファメモリの書き込み速度を高速にする
必要があるため、使用回路素子などが高価なものとな
り、制御も難しくなる。
【0009】図14はクロスポイント・バッファメモリ形
(以下、クロスポイント・バッファ形式と記す)と呼ば
れるもので、入力ハイウェイと出力ハイウェイの交差点
にバッファメモリを配置する形式である。図14の(1) は
全体構成の中におけるバッファメモリ3の位置を図示
し、同図の(2) は1本の出力ハイウェイ(出力ハイウェ
イ#i)2のみを取り出して図示しているが、図の(2)
では、循環するトークンを捕捉したバッファメモリ3か
らパケットが読み出されて出力ハイウェイ2に出力され
る動作原理を示している(トークンについては周知の技
術であるため詳細説明は省略する)。
(以下、クロスポイント・バッファ形式と記す)と呼ば
れるもので、入力ハイウェイと出力ハイウェイの交差点
にバッファメモリを配置する形式である。図14の(1) は
全体構成の中におけるバッファメモリ3の位置を図示
し、同図の(2) は1本の出力ハイウェイ(出力ハイウェ
イ#i)2のみを取り出して図示しているが、図の(2)
では、循環するトークンを捕捉したバッファメモリ3か
らパケットが読み出されて出力ハイウェイ2に出力され
る動作原理を示している(トークンについては周知の技
術であるため詳細説明は省略する)。
【0010】クロスポイント・バッファ形式はバッファ
メモリ3が分散されるため、バッファメモリの溢れによ
るパケット廃棄率を出力バッファ形式と同一値に保とう
とするとメモリの総量が大きくなるが、バッファメモリ
3の書き込み及び読み出し速度は入出力ハイウェイと同
一速度のVb/sでよいため、制御は容易となる。
メモリ3が分散されるため、バッファメモリの溢れによ
るパケット廃棄率を出力バッファ形式と同一値に保とう
とするとメモリの総量が大きくなるが、バッファメモリ
3の書き込み及び読み出し速度は入出力ハイウェイと同
一速度のVb/sでよいため、制御は容易となる。
【0011】以上のように、出力バッファ形式とクロス
ポイント・バッファ形式には一長一短があるが、メモリ
の総量は増加しても低廉化が進んでいる低速の汎用メモ
リ素子が使用できるクロスポイント・バッファ形式が採
用される場合が多くなっている。以下、クロスポイント
・バッファ形式を前提として説明する。
ポイント・バッファ形式には一長一短があるが、メモリ
の総量は増加しても低廉化が進んでいる低速の汎用メモ
リ素子が使用できるクロスポイント・バッファ形式が採
用される場合が多くなっている。以下、クロスポイント
・バッファ形式を前提として説明する。
【0012】図15〜図17はクロスポイント・バッファ形
式のパケット交換機におけるバッファメモリ関連部分を
バッファメモリの読出制御方法別に記載したものであ
る。各図はいずれも4本の入力ハイウェイ1から入力さ
れるパケットを1本の出力ハイウェイ2に出力する例を
示しているが、入力ハイウェイ1にはアドレスフィルタ
ー(図12参照) を経たパケット、即ち、同一方路向けの
パケットのみが入力され、出力ハイウェイ2はその方路
に該当するハイウェイを示している。なお、各図とも書
込制御部は図示省略されている。
式のパケット交換機におけるバッファメモリ関連部分を
バッファメモリの読出制御方法別に記載したものであ
る。各図はいずれも4本の入力ハイウェイ1から入力さ
れるパケットを1本の出力ハイウェイ2に出力する例を
示しているが、入力ハイウェイ1にはアドレスフィルタ
ー(図12参照) を経たパケット、即ち、同一方路向けの
パケットのみが入力され、出力ハイウェイ2はその方路
に該当するハイウェイを示している。なお、各図とも書
込制御部は図示省略されている。
【0013】図15〜図17において、4本の入力ハイウェ
イ(#1〜#4)1に対応して設けられたBM−A〜B
M−Dの4つのバッファメモリ3(以下、個々のバッフ
ァメモリを指す場合にはBM−A、BM−Bのように記
す)は先入れ先出し(First-in First-out、以下、FI
FOと記す)方式のメモリであり、バッファメモリごと
に最初に入力されたパケットを先頭に入力順に蓄積され
る。先頭番地に蓄積されたパケットは読出制御部の制御
によって読み出され、出力部4を介して出力ハイウェイ
2に出力されるが、先頭のパケットが読み出されると後
のパケットが順次先頭の番地に向けて歩進するようにな
っている。
イ(#1〜#4)1に対応して設けられたBM−A〜B
M−Dの4つのバッファメモリ3(以下、個々のバッフ
ァメモリを指す場合にはBM−A、BM−Bのように記
す)は先入れ先出し(First-in First-out、以下、FI
FOと記す)方式のメモリであり、バッファメモリごと
に最初に入力されたパケットを先頭に入力順に蓄積され
る。先頭番地に蓄積されたパケットは読出制御部の制御
によって読み出され、出力部4を介して出力ハイウェイ
2に出力されるが、先頭のパケットが読み出されると後
のパケットが順次先頭の番地に向けて歩進するようにな
っている。
【0014】パケットは出力部4内を循環するトークン
を捕捉したバッファメモリ3から読み出される。トーク
ンはBM−A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に循
環するものとするが、各バッファメモリ3がトークンを
捕捉できるか否か、言い換えれば読み出されるか読み飛
ばされるかは読出制御部の制御によって決まる。図15〜
図17の読出制御部はそれぞれ読出制御方法が異なってい
るが、以下、各図ごとに説明する。
を捕捉したバッファメモリ3から読み出される。トーク
ンはBM−A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に循
環するものとするが、各バッファメモリ3がトークンを
捕捉できるか否か、言い換えれば読み出されるか読み飛
ばされるかは読出制御部の制御によって決まる。図15〜
図17の読出制御部はそれぞれ読出制御方法が異なってい
るが、以下、各図ごとに説明する。
【0015】図15はバッファメモリの読出制御方法にス
キップポーリング式(または、バッファ順次読出式)を
用いた従来技術の構成図である。読出制御部40のスキッ
プポーリング制御部41は出力部4のトークンにBM−
A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に読み出させる
が、先頭番地にパケットが蓄積されていないバッファメ
モリ3はスキップ(読み飛ばし)させる。
キップポーリング式(または、バッファ順次読出式)を
用いた従来技術の構成図である。読出制御部40のスキッ
プポーリング制御部41は出力部4のトークンにBM−
A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に読み出させる
が、先頭番地にパケットが蓄積されていないバッファメ
モリ3はスキップ(読み飛ばし)させる。
【0016】図18は図15の構成におけるバッファメモリ
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
る。同図は後述の図7の(2) に示すパケット入力時期
(S1〜S10で示す)に各バッファメモリBM−A〜B
M−Dにパケットが入力された場合の各バッファメモリ
のパケット蓄積状態を時間の経過に合わせて記載してい
る。図において、A1はバッファメモリBM−Aに1番
目に入力されたパケット、A2はその次にBM−Aに入
力されたパケットを示しているが、他のパケットも同様
である。また、各バッファメモリBM−A〜BM−Dの
高さは蓄積されているパケットの数を表し、1番下のパ
ケットが先頭の位置にある。
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
る。同図は後述の図7の(2) に示すパケット入力時期
(S1〜S10で示す)に各バッファメモリBM−A〜B
M−Dにパケットが入力された場合の各バッファメモリ
のパケット蓄積状態を時間の経過に合わせて記載してい
る。図において、A1はバッファメモリBM−Aに1番
目に入力されたパケット、A2はその次にBM−Aに入
力されたパケットを示しているが、他のパケットも同様
である。また、各バッファメモリBM−A〜BM−Dの
高さは蓄積されているパケットの数を表し、1番下のパ
ケットが先頭の位置にある。
【0017】図18の最下段にはトークンの読出周期を示
しているが、説明の便からパケットがバッファメモリ3
に蓄積される時期(以下、入力時期と記す)はトークン
の読出周期に同期し、読み出しは最も早くてもパケット
の入力時期から1周期後であるとする。また、同時に入
力したパケットの読出順序は循環しているトークンが早
く到着した方のバッファメモリ3に記憶されているパケ
ットが先に読み出されるものとする。
しているが、説明の便からパケットがバッファメモリ3
に蓄積される時期(以下、入力時期と記す)はトークン
の読出周期に同期し、読み出しは最も早くてもパケット
の入力時期から1周期後であるとする。また、同時に入
力したパケットの読出順序は循環しているトークンが早
く到着した方のバッファメモリ3に記憶されているパケ
ットが先に読み出されるものとする。
【0018】図15のスキップ・ポーリング制御部41によ
る読出制御では、図18に示すようにパケット到着順序S
1にBM−Aに入力されたパケットA1はトークンの次
の読出周期で読み出され、パケット到着順序S2にBM
−BとBM−Cに同時に入力されたパケットB1とパケ
ットC1はトークンの位置からパケットB1が先に読み
出され、次いでパケットC1が読み出される。
る読出制御では、図18に示すようにパケット到着順序S
1にBM−Aに入力されたパケットA1はトークンの次
の読出周期で読み出され、パケット到着順序S2にBM
−BとBM−Cに同時に入力されたパケットB1とパケ
ットC1はトークンの位置からパケットB1が先に読み
出され、次いでパケットC1が読み出される。
【0019】以下同様に読み出され、図18の出力HWに
示す順序でパケットは出力ハイウェイ2に出力される。
図の例では入力ハイウェイ#3よりパケットが連続して
入力され、対応するBM−Cに蓄積されてゆくが、トー
クンはBM−A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に
循環するため、同一バッファメモリ3から連続してパケ
ットを読み出すことがない。このため、BM−Cに蓄積
されるパケットは入力パケットが少ない他の入力ハイウ
ェイから入力されるパケットより先または同時に入力さ
れても出力が後になることが多い。図の例ではC4、C
5、C6、C7の各パケットは他のバッファメモリ3に
蓄積されたパケットより早いか、同時に入力されたにも
関わらず、出力は最後になっている。
示す順序でパケットは出力ハイウェイ2に出力される。
図の例では入力ハイウェイ#3よりパケットが連続して
入力され、対応するBM−Cに蓄積されてゆくが、トー
クンはBM−A、BM−B、BM−C、BM−Dの順に
循環するため、同一バッファメモリ3から連続してパケ
ットを読み出すことがない。このため、BM−Cに蓄積
されるパケットは入力パケットが少ない他の入力ハイウ
ェイから入力されるパケットより先または同時に入力さ
れても出力が後になることが多い。図の例ではC4、C
5、C6、C7の各パケットは他のバッファメモリ3に
蓄積されたパケットより早いか、同時に入力されたにも
関わらず、出力は最後になっている。
【0020】このことは、パケットが連続して入力され
るバッファメモリ3に出力待ちのパケットが次第に累積
されることを意味している。説明の便のため、各バッフ
ァメモリ3の蓄積容量を3個とすれば、図のパケットC
5、C6、C7はBM−Cに蓄積できずに廃棄される可
能性が高い。
るバッファメモリ3に出力待ちのパケットが次第に累積
されることを意味している。説明の便のため、各バッフ
ァメモリ3の蓄積容量を3個とすれば、図のパケットC
5、C6、C7はBM−Cに蓄積できずに廃棄される可
能性が高い。
【0021】以上のように、スキップポーリング式の読
出制御方法は制御は極めて単純であるが、バーストトラ
ヒックのように同一方路に対してパケットが連続して入
力されるような場合、出力遅延時間が大となり、これに
伴ってバッファメモリにパケットが累積されるため、パ
ケット廃棄率も高くなるという欠点がある。
出制御方法は制御は極めて単純であるが、バーストトラ
ヒックのように同一方路に対してパケットが連続して入
力されるような場合、出力遅延時間が大となり、これに
伴ってバッファメモリにパケットが累積されるため、パ
ケット廃棄率も高くなるという欠点がある。
【0022】次に図16について説明する。図16はスキッ
プポーリング式の欠点を除くために考案された最大蓄積
バッファ優先読出式の読出制御方法を用いた従来技術の
構成図である。最大蓄積バッファ優先読出式は蓄積パケ
ットの数(キューの数)が最大のバッファメモリから読
み出すようにポーリングを行うもので、以下、LNQ
(Largest Number of cells in the Queue、注)ポーリ
ング式と記す。(注. 電子情報通信学会、信学技法SS
E92-88 、宗宮他「ATM集線装置におけるバーストト
ラヒック特性の一検討」平成4.11. 26参照)。
プポーリング式の欠点を除くために考案された最大蓄積
バッファ優先読出式の読出制御方法を用いた従来技術の
構成図である。最大蓄積バッファ優先読出式は蓄積パケ
ットの数(キューの数)が最大のバッファメモリから読
み出すようにポーリングを行うもので、以下、LNQ
(Largest Number of cells in the Queue、注)ポーリ
ング式と記す。(注. 電子情報通信学会、信学技法SS
E92-88 、宗宮他「ATM集線装置におけるバーストト
ラヒック特性の一検討」平成4.11. 26参照)。
【0023】図16の構成では、蓄積量監視部53が各バッ
ファメモリBM−A〜BM−Dのパケット蓄積量を監視
し、監視結果を読出制御部50のLNQポーリング制御部
51に通知する。LNQポーリング制御部51は各バッファ
メモリBM−A〜BM−Dのパケット蓄積量を比較し、
蓄積量が最も多いバッファメモリ3の識別情報を出力部
4のトークンに送り、そのバッファメモリ3に蓄積され
たパケットを読み出させる。蓄積量が最大のバッファメ
モリ3が複数、例えば2個存在する場合はトークンの循
環順序に従って2個のバッファメモリ3を交互に読み出
す。
ファメモリBM−A〜BM−Dのパケット蓄積量を監視
し、監視結果を読出制御部50のLNQポーリング制御部
51に通知する。LNQポーリング制御部51は各バッファ
メモリBM−A〜BM−Dのパケット蓄積量を比較し、
蓄積量が最も多いバッファメモリ3の識別情報を出力部
4のトークンに送り、そのバッファメモリ3に蓄積され
たパケットを読み出させる。蓄積量が最大のバッファメ
モリ3が複数、例えば2個存在する場合はトークンの循
環順序に従って2個のバッファメモリ3を交互に読み出
す。
【0024】図19は図16の構成におけるバッファメモリ
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
る。パケットの入力順序は図18と同一条件であり、図示
の方法も図18と同一である。
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
る。パケットの入力順序は図18と同一条件であり、図示
の方法も図18と同一である。
【0025】図16の方法では蓄積量が最大となったバッ
ファメモリ3が発生するとそのバッファメモリ3に蓄積
されているパケットを優先的に読み出させる。図19の例
ではBM−CとBM−A(一時的)が最大蓄積量となっ
ている時間が長いが、優先的に読み出された結果、例え
ばC4、C5、C6などのパケットは図18のスキップポ
ーリング式におけるよりもかなり早く読み出される。ま
た、これに伴ってBM−Cに累積されるパケット量が減
少し、蓄積量が多くなっている時間が短くなるため、パ
ケット廃棄率もスキップポーリング式より低くなる。図
19の場合、各バッファメモリ3の蓄積容量を仮に3個と
すれば、パケットC6は廃棄されるが、C6が廃棄され
ればC7は蓄積可能となる可能性が高いので、廃棄され
るパケットの数は図18より少なくなる。
ファメモリ3が発生するとそのバッファメモリ3に蓄積
されているパケットを優先的に読み出させる。図19の例
ではBM−CとBM−A(一時的)が最大蓄積量となっ
ている時間が長いが、優先的に読み出された結果、例え
ばC4、C5、C6などのパケットは図18のスキップポ
ーリング式におけるよりもかなり早く読み出される。ま
た、これに伴ってBM−Cに累積されるパケット量が減
少し、蓄積量が多くなっている時間が短くなるため、パ
ケット廃棄率もスキップポーリング式より低くなる。図
19の場合、各バッファメモリ3の蓄積容量を仮に3個と
すれば、パケットC6は廃棄されるが、C6が廃棄され
ればC7は蓄積可能となる可能性が高いので、廃棄され
るパケットの数は図18より少なくなる。
【0026】しかし、LNQポーリング式は蓄積量が多
いバッファメモリ3を優先的に読み出す反面、蓄積量が
少ないバッファメモリ3の読み出しが後回しとなる。図
19に示すように、蓄積量が少ないBM−Bに蓄積された
パケットB2は早い時期に入力されたにも関わらず、後
から入力されたパケットC3〜C6及びA3よりも出力
時期が後になっている。即ち、LNQポーリング式は、
同一方路へのトラヒックが少ない入力ハイウェイ1から
入力されるパケットの出力遅延時間が大きくなり、ま
た、他のバッファメモリ3の蓄積状態によって出力遅延
時間が左右されるため、出力遅延時間の変動も大きくな
るという欠点がある。
いバッファメモリ3を優先的に読み出す反面、蓄積量が
少ないバッファメモリ3の読み出しが後回しとなる。図
19に示すように、蓄積量が少ないBM−Bに蓄積された
パケットB2は早い時期に入力されたにも関わらず、後
から入力されたパケットC3〜C6及びA3よりも出力
時期が後になっている。即ち、LNQポーリング式は、
同一方路へのトラヒックが少ない入力ハイウェイ1から
入力されるパケットの出力遅延時間が大きくなり、ま
た、他のバッファメモリ3の蓄積状態によって出力遅延
時間が左右されるため、出力遅延時間の変動も大きくな
るという欠点がある。
【0027】次に図17について説明する。図17はスキッ
プポーリング式やLNQポーリング式のようにトラヒッ
クが多い方路または少ない方路のパケット出力遅延の増
加や出力時間の変動の増加を防ぐ読出制御方法を用いた
従来技術の構成図である。図17の構成では、入力ハイウ
ェイ1に到着順序記憶部62を接続し、全入力ハイウェイ
1に入力されるパケットの到着順序を記憶する。到着順
序記憶部62に記憶される情報は到着したパケットを識別
する情報(以下、パケット情報と記す)で、例えば、ア
ドレス情報などが用いられる。図7の(2) は到着順序記
憶部62内のメモリ(図示省略)にパケット情報が記憶さ
れた状態を図示したものである。
プポーリング式やLNQポーリング式のようにトラヒッ
クが多い方路または少ない方路のパケット出力遅延の増
加や出力時間の変動の増加を防ぐ読出制御方法を用いた
従来技術の構成図である。図17の構成では、入力ハイウ
ェイ1に到着順序記憶部62を接続し、全入力ハイウェイ
1に入力されるパケットの到着順序を記憶する。到着順
序記憶部62に記憶される情報は到着したパケットを識別
する情報(以下、パケット情報と記す)で、例えば、ア
ドレス情報などが用いられる。図7の(2) は到着順序記
憶部62内のメモリ(図示省略)にパケット情報が記憶さ
れた状態を図示したものである。
【0028】到着順序記憶部62は記憶したパケットの識
別情報を到着順にFIFO方式で読出制御部60に通知す
るが、図7の(2) の例では最初にパケット到着順序S1
のパケットA1の情報が送出され、次にパケット到着順
序S2のパケットB1とC1の情報が送出される。以
下、同様にパケットの到着順序が通知されるが、読出制
御部60のFIFOポーリング制御部61は到着順序記憶部
62より入力された順に出力部4のトークンに読み出しを
指示する。
別情報を到着順にFIFO方式で読出制御部60に通知す
るが、図7の(2) の例では最初にパケット到着順序S1
のパケットA1の情報が送出され、次にパケット到着順
序S2のパケットB1とC1の情報が送出される。以
下、同様にパケットの到着順序が通知されるが、読出制
御部60のFIFOポーリング制御部61は到着順序記憶部
62より入力された順に出力部4のトークンに読み出しを
指示する。
【0029】図20は図17の構成におけるバッファメモリ
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
るが、パケットの入力条件及び図示の方法は図18と同一
である。図20に示すように、入力されたパケットはトー
クンの位置によって多少前後することはあってもほぼ到
着順に出力されている。従って、この方法では特定のパ
ケットだけが極端に長い時間、バッファメモリ3内に蓄
積されることはないが、蓄積量が増加しても優先して出
力することはしないため、バーストトラヒックが入力さ
れた場合のパケット廃棄率は図16のLNQポーリング式
よりも大きくなる。図19と図20のBM−Cのパケット蓄
積状態を比較した場合、蓄積されたパケットの最大数は
同数であるが、図20の方が最大数のパケットを蓄積して
いる時間が長いことから両者のパケット廃棄率に差があ
ることは明かである。
3の蓄積状態とパケットの入出力状況を説明する図であ
るが、パケットの入力条件及び図示の方法は図18と同一
である。図20に示すように、入力されたパケットはトー
クンの位置によって多少前後することはあってもほぼ到
着順に出力されている。従って、この方法では特定のパ
ケットだけが極端に長い時間、バッファメモリ3内に蓄
積されることはないが、蓄積量が増加しても優先して出
力することはしないため、バーストトラヒックが入力さ
れた場合のパケット廃棄率は図16のLNQポーリング式
よりも大きくなる。図19と図20のBM−Cのパケット蓄
積状態を比較した場合、蓄積されたパケットの最大数は
同数であるが、図20の方が最大数のパケットを蓄積して
いる時間が長いことから両者のパケット廃棄率に差があ
ることは明かである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術のパケット出力制御方式においては、スキップポーリ
ング式の読出制御方法は同一方路宛のパケットが連続し
て入力されるバッファメモリに蓄積されたパケットの出
力遅延時間が大きくなり、かつ、パケットの廃棄率も高
くなると言う欠点があった。また、LNQポーリング式
の読出制御方法は同一方路へのトラヒックが少ない入力
ハイウェイから入力されるパケットの出力遅延時間と出
力遅延時間の変動が大きいという欠点がある。更に、F
IFOポーリング式の読出制御方法は入力されたパケッ
トが入力順に出力されるという長所はあるが、パケット
の廃棄率が必ずしも低くないという問題がある。
術のパケット出力制御方式においては、スキップポーリ
ング式の読出制御方法は同一方路宛のパケットが連続し
て入力されるバッファメモリに蓄積されたパケットの出
力遅延時間が大きくなり、かつ、パケットの廃棄率も高
くなると言う欠点があった。また、LNQポーリング式
の読出制御方法は同一方路へのトラヒックが少ない入力
ハイウェイから入力されるパケットの出力遅延時間と出
力遅延時間の変動が大きいという欠点がある。更に、F
IFOポーリング式の読出制御方法は入力されたパケッ
トが入力順に出力されるという長所はあるが、パケット
の廃棄率が必ずしも低くないという問題がある。
【0031】このため、入力されるパケットの出力遅延
時間やその変動が極端に大きくなることがなく、低いパ
ケットの廃棄率が得られるパケット出力制御方式が求め
られている。
時間やその変動が極端に大きくなることがなく、低いパ
ケットの廃棄率が得られるパケット出力制御方式が求め
られている。
【0032】本発明は、入出力ハイウェイの交差点に設
けられたバッファメモリにおけるパケットの廃棄率を低
下させることを目的とする。
けられたバッファメモリにおけるパケットの廃棄率を低
下させることを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図、図2及び図3は本発明の他の原理説明図である。図
中、1は同一方路宛のパケットが入力される複数の入力
ハイウェイ、2は入力されるパケットの宛先方路に対応
する出力ハイウェイ、3は複数の入力ハイウェイ1と出
力ハイウェイ2の交差点に入力ハイウェイ対応に設けら
れた先入れ先出し(FIFO)方式のバッファメモリ、
4はバッファメモリ3に記憶されたパケットを出力ハイ
ウェイ4に出力する出力部、10及び20はバッファメモリ
3に一時蓄積されたパケットを順次読み出し、出力部4
を介して出力ハイウェイ2に出力させる制御を行う読出
制御部である。
図、図2及び図3は本発明の他の原理説明図である。図
中、1は同一方路宛のパケットが入力される複数の入力
ハイウェイ、2は入力されるパケットの宛先方路に対応
する出力ハイウェイ、3は複数の入力ハイウェイ1と出
力ハイウェイ2の交差点に入力ハイウェイ対応に設けら
れた先入れ先出し(FIFO)方式のバッファメモリ、
4はバッファメモリ3に記憶されたパケットを出力ハイ
ウェイ4に出力する出力部、10及び20はバッファメモリ
3に一時蓄積されたパケットを順次読み出し、出力部4
を介して出力ハイウェイ2に出力させる制御を行う読出
制御部である。
【0034】5は各バッファメモリ3に蓄積されたパケ
ットの量を監視し、予め定めた閾値を超える量のパケッ
トを蓄積したバッファメモリ3が発生したとき、そのバ
ッファメモリ3のパケット蓄積量が閾値を超えたことを
示す情報をパケット蓄積量が閾値以下となるまで送出す
る蓄積量監視手段、6は入力ハイウェイ1より入力され
るパケットの識別情報をそのパケットが蓄積されるバッ
ファメモリ3と到着順が識別できるように記憶したの
ち、その識別情報を到着順に順次送出する到着順序記憶
手段である。
ットの量を監視し、予め定めた閾値を超える量のパケッ
トを蓄積したバッファメモリ3が発生したとき、そのバ
ッファメモリ3のパケット蓄積量が閾値を超えたことを
示す情報をパケット蓄積量が閾値以下となるまで送出す
る蓄積量監視手段、6は入力ハイウェイ1より入力され
るパケットの識別情報をそのパケットが蓄積されるバッ
ファメモリ3と到着順が識別できるように記憶したの
ち、その識別情報を到着順に順次送出する到着順序記憶
手段である。
【0035】11及び12は読出制御部10内に設けられ、11
はバッファメモリ3を一定順序で選択し、選択したバッ
ファメモリ3の先頭に蓄積されているパケットを出力ハ
イウェイ2に出力するよう出力部4を制御するバッファ
順次読出制御手段、12は蓄積量監視手段5よりパケット
蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ3が発生したこと
を示す情報が送出されている間、バッファ順次読出制御
手段11による読出制御に優先してパケット蓄積量が閾値
を超えたバッファメモリ3よりパケットを読み出して出
力ハイウェイ2に出力するよう出力部4を制御する最大
蓄積バッファ優先読出制御手段である。
はバッファメモリ3を一定順序で選択し、選択したバッ
ファメモリ3の先頭に蓄積されているパケットを出力ハ
イウェイ2に出力するよう出力部4を制御するバッファ
順次読出制御手段、12は蓄積量監視手段5よりパケット
蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ3が発生したこと
を示す情報が送出されている間、バッファ順次読出制御
手段11による読出制御に優先してパケット蓄積量が閾値
を超えたバッファメモリ3よりパケットを読み出して出
力ハイウェイ2に出力するよう出力部4を制御する最大
蓄積バッファ優先読出制御手段である。
【0036】21〜23は読出制御部20内に設けられ、21は
到着順序記憶手段6より順次送出されるパケットの識別
情報を受信する都度、そのパケットが蓄積されているバ
ッファメモリ3からパケットを読み出して出力ハイウェ
イ2に出力するよう出力部4を制御する到着順読出制御
手段、22は蓄積量監視手段5よりパケット蓄積量が閾値
を超えたバッファメモリ3が発生したことを示す情報が
送出されている間、到着順読出制御手段21による読出制
御に優先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメ
モリ3よりパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出
力するよう出力部4を制御する最大蓄積バッファ優先読
出制御手段、23は最大蓄積バッファ優先読出制御手段22
が優先的に出力させたバッファメモリ3内の該当パケッ
トの識別情報を最大蓄積バッファ優先読出制御手段22よ
り受信して到着順序記憶手段6に記憶されているパケッ
トの識別情報の中からそのパケットの識別情報を消去さ
せる制御を行う優先読出パケット情報消去手段である。
到着順序記憶手段6より順次送出されるパケットの識別
情報を受信する都度、そのパケットが蓄積されているバ
ッファメモリ3からパケットを読み出して出力ハイウェ
イ2に出力するよう出力部4を制御する到着順読出制御
手段、22は蓄積量監視手段5よりパケット蓄積量が閾値
を超えたバッファメモリ3が発生したことを示す情報が
送出されている間、到着順読出制御手段21による読出制
御に優先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメ
モリ3よりパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出
力するよう出力部4を制御する最大蓄積バッファ優先読
出制御手段、23は最大蓄積バッファ優先読出制御手段22
が優先的に出力させたバッファメモリ3内の該当パケッ
トの識別情報を最大蓄積バッファ優先読出制御手段22よ
り受信して到着順序記憶手段6に記憶されているパケッ
トの識別情報の中からそのパケットの識別情報を消去さ
せる制御を行う優先読出パケット情報消去手段である。
【0037】24は優先読出パケット情報消去手段23に代
えて読出制御部20内に設けられるもので、バッファメモ
リ3対応に設けた計数手段を内蔵し、最大蓄積バッファ
優先読出制御手段24の制御によりバッファメモリ3より
パケットが読み出されたときにそのバッファメモリ3に
対応する計数手段が示す数値に1を加算し、到着順読出
制御手段21より減算の指示を受信した場合に指示された
バッファメモリ3に対応する計数手段が示す数値より1
を減ずる優先読出パケット数記憶手段である。
えて読出制御部20内に設けられるもので、バッファメモ
リ3対応に設けた計数手段を内蔵し、最大蓄積バッファ
優先読出制御手段24の制御によりバッファメモリ3より
パケットが読み出されたときにそのバッファメモリ3に
対応する計数手段が示す数値に1を加算し、到着順読出
制御手段21より減算の指示を受信した場合に指示された
バッファメモリ3に対応する計数手段が示す数値より1
を減ずる優先読出パケット数記憶手段である。
【0038】25は読出制御部20内に優先読出パケット数
記憶手段24が設けられる場合に到着順読出制御手段21内
に設けられ、到着順読出制御手段21が出力部4に対して
バッファメモリ3に蓄積されたパケットを読み出す制御
を行う際に、優先読出パケット数記憶手段26内の該当バ
ッファメモリ3に対応する計数手段が示す数値を確認
し、その数値が1以上である場合にパケットの読出制御
を省略して優先読出パケット数記憶手段26内の該当バッ
ファメモリ3に対応する計数手段に対してその計数部の
表示する数値より1を減ずるよう指示する読出省略処理
手段である。
記憶手段24が設けられる場合に到着順読出制御手段21内
に設けられ、到着順読出制御手段21が出力部4に対して
バッファメモリ3に蓄積されたパケットを読み出す制御
を行う際に、優先読出パケット数記憶手段26内の該当バ
ッファメモリ3に対応する計数手段が示す数値を確認
し、その数値が1以上である場合にパケットの読出制御
を省略して優先読出パケット数記憶手段26内の該当バッ
ファメモリ3に対応する計数手段に対してその計数部の
表示する数値より1を減ずるよう指示する読出省略処理
手段である。
【0039】
【作用】図1において、複数の入力ハイウェイ1より入
力される同一方路宛のパケットは入力ハイウェイ1に対
応して設けられたバッファメモリ3に一時蓄積される。
バッファ順次読出制御手段11はバッファメモリ3を一定
順序で順次選択し、選択したバッファメモリ3の先頭に
蓄積されているパケットを出力ハイウェイ2に出力する
よう出力部4を制御する。この制御により出力部4は各
バッファメモリ3の先頭パケットを出力ハイウェイ2に
出力させる。バッファメモリ3はFIFOメモリである
ため、先頭のパケットが読み出されると以後に入力され
たパケットが先頭の位置に向かって一つづつ歩進する。
先頭のパケットにパケットが記憶されていないバッファ
メモリ3はパケットが蓄積されていないことを示してい
るため、バッファ順次読出制御手段11はそのバッファメ
モリ3を読み飛ばす(スキップする)。
力される同一方路宛のパケットは入力ハイウェイ1に対
応して設けられたバッファメモリ3に一時蓄積される。
バッファ順次読出制御手段11はバッファメモリ3を一定
順序で順次選択し、選択したバッファメモリ3の先頭に
蓄積されているパケットを出力ハイウェイ2に出力する
よう出力部4を制御する。この制御により出力部4は各
バッファメモリ3の先頭パケットを出力ハイウェイ2に
出力させる。バッファメモリ3はFIFOメモリである
ため、先頭のパケットが読み出されると以後に入力され
たパケットが先頭の位置に向かって一つづつ歩進する。
先頭のパケットにパケットが記憶されていないバッファ
メモリ3はパケットが蓄積されていないことを示してい
るため、バッファ順次読出制御手段11はそのバッファメ
モリ3を読み飛ばす(スキップする)。
【0040】一方、蓄積量監視手段5は各バッファメモ
リ3に蓄積されているパケットの量を監視しているが、
パケットの蓄積量が予め設定した閾値を超えたバッファ
メモリ3が発生すると閾値超過のバッファメモリ3の発
生を知らせる情報を蓄積量が閾値以下になるまで読出制
御部10に送出し続ける。
リ3に蓄積されているパケットの量を監視しているが、
パケットの蓄積量が予め設定した閾値を超えたバッファ
メモリ3が発生すると閾値超過のバッファメモリ3の発
生を知らせる情報を蓄積量が閾値以下になるまで読出制
御部10に送出し続ける。
【0041】この情報を受信すると、読出制御部10の最
大蓄積バッファ優先読出制御手段12はその情報がなくな
るまでバッファ順次読出制御手段11による読出制御に優
先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ3
よりパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出力する
よう出力部4を制御する。バッファメモリ3に多量のパ
ケットが入力され、そのバッファメモリ3の蓄積容量を
超えると以後のパケットは廃棄されるが、図1において
は上記のように、パケットの蓄積量が閾値を超えた時点
でそのバッファメモリ3から優先してパケットを読み出
すのでパケットが廃棄される可能性は低くなる。
大蓄積バッファ優先読出制御手段12はその情報がなくな
るまでバッファ順次読出制御手段11による読出制御に優
先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッファメモリ3
よりパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出力する
よう出力部4を制御する。バッファメモリ3に多量のパ
ケットが入力され、そのバッファメモリ3の蓄積容量を
超えると以後のパケットは廃棄されるが、図1において
は上記のように、パケットの蓄積量が閾値を超えた時点
でそのバッファメモリ3から優先してパケットを読み出
すのでパケットが廃棄される可能性は低くなる。
【0042】次に図2の作用を説明する。図1と同様
に、複数の入力ハイウェイ1より入力される同一方路宛
のパケットは入力ハイウェイ1に対応して設けられたバ
ッファメモリ3に一時蓄積されるが、図2の場合は、到
着順序記憶手段6が入力ハイウェイ1より入力されるパ
ケットの識別情報を到着順とそのパケットが蓄積される
バッファメモリ3が識別できるように記憶したうえ、到
着順情報として順次読出制御部20に出力する。
に、複数の入力ハイウェイ1より入力される同一方路宛
のパケットは入力ハイウェイ1に対応して設けられたバ
ッファメモリ3に一時蓄積されるが、図2の場合は、到
着順序記憶手段6が入力ハイウェイ1より入力されるパ
ケットの識別情報を到着順とそのパケットが蓄積される
バッファメモリ3が識別できるように記憶したうえ、到
着順情報として順次読出制御部20に出力する。
【0043】読出制御部20の到着順読出制御手段21はこ
の到着順情報を受信する都度、該当バッファメモリ3か
らパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出力するよ
う出力部4を制御する。従って、図2の構成ではパケッ
トは到着順に出力される。
の到着順情報を受信する都度、該当バッファメモリ3か
らパケットを読み出して出力ハイウェイ2に出力するよ
う出力部4を制御する。従って、図2の構成ではパケッ
トは到着順に出力される。
【0044】一方、蓄積量監視手段5は図1と同様、各
バッファメモリ3に蓄積されているパケットの量を監視
しているが、パケットの蓄積量が閾値を超えるバッファ
メモリ3が発生するとこれを知らせる情報を読出制御部
10に送出する。この情報を受信すると、読出制御部10の
最大蓄積バッファ優先読出制御手段22はその情報がなく
なるまで到着順読出制御手段21による読出指示に優先し
てそのバッファメモリ3よりパケットを読み出して出力
ハイウェイ2に出力するよう出力部4に指示する。この
ため、特定の入力ハイウェイに同一方路宛のパケットが
集中して入力されてもパケットの廃棄率は大きくならな
い。
バッファメモリ3に蓄積されているパケットの量を監視
しているが、パケットの蓄積量が閾値を超えるバッファ
メモリ3が発生するとこれを知らせる情報を読出制御部
10に送出する。この情報を受信すると、読出制御部10の
最大蓄積バッファ優先読出制御手段22はその情報がなく
なるまで到着順読出制御手段21による読出指示に優先し
てそのバッファメモリ3よりパケットを読み出して出力
ハイウェイ2に出力するよう出力部4に指示する。この
ため、特定の入力ハイウェイに同一方路宛のパケットが
集中して入力されてもパケットの廃棄率は大きくならな
い。
【0045】ところで図2における最大蓄積バッファ優
先読出制御手段22による読み出しでは到着順序記憶手段
6に記憶されているパケット到着順序を無視して後から
到着したパケットを先に出力する事態が発生する。その
ため、到着順序記憶手段6に記憶されているパケット識
別情報の中から優先して出力が行われたパケットの識別
情報を削除することが必要になる。
先読出制御手段22による読み出しでは到着順序記憶手段
6に記憶されているパケット到着順序を無視して後から
到着したパケットを先に出力する事態が発生する。その
ため、到着順序記憶手段6に記憶されているパケット識
別情報の中から優先して出力が行われたパケットの識別
情報を削除することが必要になる。
【0046】そのため、最大蓄積バッファ優先読出制御
手段22は閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモ
リ3よりパケットを優先的に読み出させると、そのパケ
ットの識別情報を優先読出パケット情報消去手段23に通
知する。優先読出パケット情報消去手段23はこの通知を
受けると、到着順序記憶手段6に記憶されているパケッ
トの識別情報の中からそのパケットの識別情報を消去す
る。
手段22は閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモ
リ3よりパケットを優先的に読み出させると、そのパケ
ットの識別情報を優先読出パケット情報消去手段23に通
知する。優先読出パケット情報消去手段23はこの通知を
受けると、到着順序記憶手段6に記憶されているパケッ
トの識別情報の中からそのパケットの識別情報を消去す
る。
【0047】次に図3の作用について説明する。図3に
おいても図2と同様、通常は読出制御部20の到着順読出
制御手段21が到着順序記憶手段6からの情報に従って該
当バッファメモリ3からパケットを読み出して出力ハイ
ウェイ2に出力させるので、図3でもパケットは到着順
に出力される。また、パケット蓄積量が閾値を超えたバ
ッファメモリ3が発生したときに最大蓄積バッファ優先
読出制御手段22がそのバッファメモリ3から蓄積された
パケットを優先的に読み出させる作用も図2と同じであ
る。
おいても図2と同様、通常は読出制御部20の到着順読出
制御手段21が到着順序記憶手段6からの情報に従って該
当バッファメモリ3からパケットを読み出して出力ハイ
ウェイ2に出力させるので、図3でもパケットは到着順
に出力される。また、パケット蓄積量が閾値を超えたバ
ッファメモリ3が発生したときに最大蓄積バッファ優先
読出制御手段22がそのバッファメモリ3から蓄積された
パケットを優先的に読み出させる作用も図2と同じであ
る。
【0048】図3においても最大蓄積バッファ優先読出
制御手段22による読み出しが行われると到着順序記憶手
段6に記憶されているパケット到着順序を無視して後か
ら到着したパケットを先に出力する事態が発生するが、
図3では到着順序記憶手段6に記憶されている到着順の
パケット識別情報を消去せずにパケットの出力が混乱し
ないように処理する。
制御手段22による読み出しが行われると到着順序記憶手
段6に記憶されているパケット到着順序を無視して後か
ら到着したパケットを先に出力する事態が発生するが、
図3では到着順序記憶手段6に記憶されている到着順の
パケット識別情報を消去せずにパケットの出力が混乱し
ないように処理する。
【0049】そのため、図3の優先読出パケット数記憶
手段24にはバッファメモリ3対応に計数手段(図示省
略)が設けられている。この計数手段は初期値として0
を示しているが、最大蓄積バッファ優先読出制御手段22
の制御により閾値超過のバッファメモリ3からパケット
が読み出される都度、読み出しが行われたバッファメモ
リ3に対応する計数手段が示す数値に1を加算する。従
って、計数手段の数値は優先して読み出したパケットの
数を示すこととなる。
手段24にはバッファメモリ3対応に計数手段(図示省
略)が設けられている。この計数手段は初期値として0
を示しているが、最大蓄積バッファ優先読出制御手段22
の制御により閾値超過のバッファメモリ3からパケット
が読み出される都度、読み出しが行われたバッファメモ
リ3に対応する計数手段が示す数値に1を加算する。従
って、計数手段の数値は優先して読み出したパケットの
数を示すこととなる。
【0050】そのバッファメモリ3のパケット蓄積量が
閾値以下になるとバッファメモリ3の読み出しは再び到
着順読出制御手段21によって行われるようになる。到着
順読出制御手段21は最初のときと同様に到着順序記憶手
段6より出力されるパケット識別情報に従ってパケット
の読み出しを制御する。このとき到着順序記憶手段6よ
り出力されるパケット識別情報の中には最大蓄積バッフ
ァ優先読出制御手段22の制御により優先して出力された
パケットの識別情報も含まれているが、到着順読出制御
手段21が出力部4に読み出しを指示するのに先立って読
出省略処理手段25が優先読出パケット数記憶手段24にア
クセスし、そのパケットが蓄積されているバッファメモ
リ3に対応する計数手段の数値を確認する。
閾値以下になるとバッファメモリ3の読み出しは再び到
着順読出制御手段21によって行われるようになる。到着
順読出制御手段21は最初のときと同様に到着順序記憶手
段6より出力されるパケット識別情報に従ってパケット
の読み出しを制御する。このとき到着順序記憶手段6よ
り出力されるパケット識別情報の中には最大蓄積バッフ
ァ優先読出制御手段22の制御により優先して出力された
パケットの識別情報も含まれているが、到着順読出制御
手段21が出力部4に読み出しを指示するのに先立って読
出省略処理手段25が優先読出パケット数記憶手段24にア
クセスし、そのパケットが蓄積されているバッファメモ
リ3に対応する計数手段の数値を確認する。
【0051】その数値が1以上を示している場合はその
バッファメモリ3から優先して読み出したパケットが1
個以上存在することになるので、読出省略処理手段25は
到着順読出制御手段21にそのバッファメモリ3からの読
み出しを省略させる。このため、到着順読出制御手段21
は次のパケットの読み出しに移るが、その際、読出省略
処理手段25は優先読出パケット数記憶手段24の該当バッ
ファメモリ3に対応する計数手段の数値より1を減ず
る。従って、計数手段が示す数値はそれ以降、そのバッ
ファメモリ3から読み出しを省略すべき回数(パケット
の数)を示すことになる。
バッファメモリ3から優先して読み出したパケットが1
個以上存在することになるので、読出省略処理手段25は
到着順読出制御手段21にそのバッファメモリ3からの読
み出しを省略させる。このため、到着順読出制御手段21
は次のパケットの読み出しに移るが、その際、読出省略
処理手段25は優先読出パケット数記憶手段24の該当バッ
ファメモリ3に対応する計数手段の数値より1を減ず
る。従って、計数手段が示す数値はそれ以降、そのバッ
ファメモリ3から読み出しを省略すべき回数(パケット
の数)を示すことになる。
【0052】以上を繰り返すことにより該当バッファメ
モリ3に対応する計数手段の数値は順次減少するが、計
数手段の数値が0になった場合は、優先して出力された
パケットがなくなったことを示すため、以後、到着順読
出制御手段21は到着順序記憶手段6より出力されるパケ
ット識別情報に従って、到着順にパケットを読み出す制
御を行う。
モリ3に対応する計数手段の数値は順次減少するが、計
数手段の数値が0になった場合は、優先して出力された
パケットがなくなったことを示すため、以後、到着順読
出制御手段21は到着順序記憶手段6より出力されるパケ
ット識別情報に従って、到着順にパケットを読み出す制
御を行う。
【0053】図3の方法は優先読み出しを行ったバッフ
ァメモリ3から更に読み出しを行ったり、すでに読み出
したパケットを重複してパケットを読み出すことなどが
ないようにする点で図2と同じ作用をもつが、図2の優
先読出パケット情報消去手段23に比して処理が簡単にな
る。
ァメモリ3から更に読み出しを行ったり、すでに読み出
したパケットを重複してパケットを読み出すことなどが
ないようにする点で図2と同じ作用をもつが、図2の優
先読出パケット情報消去手段23に比して処理が簡単にな
る。
【0054】
【実施例】図4〜図6は本発明の実施例の構成図で、図
4は図1の原理説明図、図5は図2の原理説明図、図6
は図3の原理説明図にそれぞれ基づく実施例の構成図で
ある。また、図7は本発明の実施例の到着順序記憶部に
おけるパケット情報記憶状態の説明図、図8及び図9は
図4の構成における実施例のバッファメモリ蓄積状態説
明図、図10及び図11は図5及び図6の構成における実施
例のバッファメモリ蓄積状態説明図である。
4は図1の原理説明図、図5は図2の原理説明図、図6
は図3の原理説明図にそれぞれ基づく実施例の構成図で
ある。また、図7は本発明の実施例の到着順序記憶部に
おけるパケット情報記憶状態の説明図、図8及び図9は
図4の構成における実施例のバッファメモリ蓄積状態説
明図、図10及び図11は図5及び図6の構成における実施
例のバッファメモリ蓄積状態説明図である。
【0055】全図を通じ、同一符号は同一対象物を示
し、11はスキップポーリング制御部で図1のバッファ順
次読出制御手段11の実現形態、12はLNQポーリング制
御部で図1の最大蓄積バッファ優先読出制御手段12の実
現形態、21はFIFOポーリング制御部で図2及び図3
の到着順読出制御手段21の実現形態、22はLNQポーリ
ング制御部で図2及び図3の最大蓄積バッファ優先読出
制御手段の実現形態である。24A 〜24D はFIFOポー
リング制御部21内に設けられるカウンタ(以下、CNT
−A〜CNT−Dと記す)で、作用の説明において計数
手段として説明したものに該当する。また、25は読出省
略処理部(NRC)で、図3の読出省略処理手段25の実
現形態である。
し、11はスキップポーリング制御部で図1のバッファ順
次読出制御手段11の実現形態、12はLNQポーリング制
御部で図1の最大蓄積バッファ優先読出制御手段12の実
現形態、21はFIFOポーリング制御部で図2及び図3
の到着順読出制御手段21の実現形態、22はLNQポーリ
ング制御部で図2及び図3の最大蓄積バッファ優先読出
制御手段の実現形態である。24A 〜24D はFIFOポー
リング制御部21内に設けられるカウンタ(以下、CNT
−A〜CNT−Dと記す)で、作用の説明において計数
手段として説明したものに該当する。また、25は読出省
略処理部(NRC)で、図3の読出省略処理手段25の実
現形態である。
【0056】図4〜図6の構成図においては入力ハイウ
ェイ1として#1〜#4の4本の入力ハイウェイのみを
記載し、バッファメモリ3も4本の入力ハイウェイ1に
対応してBM−A〜BM−Dの4個のみを記載してい
る。以下、バッファメモリ3を個別に説明する場合はB
M−A〜BM−Dを用いる。
ェイ1として#1〜#4の4本の入力ハイウェイのみを
記載し、バッファメモリ3も4本の入力ハイウェイ1に
対応してBM−A〜BM−Dの4個のみを記載してい
る。以下、バッファメモリ3を個別に説明する場合はB
M−A〜BM−Dを用いる。
【0057】次に、各図について説明するが、入力ハイ
ウェイ1、バッファメモリ3、出力部4(トークンを含
む)及び出力ハイウェイ2の構成と基本的な動作は従来
技術において説明した内容と同一であるので簡単な説明
にとどめる。また、図4〜図6の構成の基本的な動作は
作用の説明に記載した内容と変わらないので重複を避
け、パケットの入出力と蓄積状況を中心に具体的なモデ
ルにより説明する。
ウェイ1、バッファメモリ3、出力部4(トークンを含
む)及び出力ハイウェイ2の構成と基本的な動作は従来
技術において説明した内容と同一であるので簡単な説明
にとどめる。また、図4〜図6の構成の基本的な動作は
作用の説明に記載した内容と変わらないので重複を避
け、パケットの入出力と蓄積状況を中心に具体的なモデ
ルにより説明する。
【0058】先ず、図4の構成について図7、図8及び
図9を併用して説明する。図4の4本の入力ハイウェイ
#1〜#4に入力されるパケットはそれぞれ対応するバ
ッファメモリBM−A〜BM−Dに入力順に蓄積され
る。蓄積量監視部5は各バッファメモリBM−A〜BM
−Dに蓄積されているパケットの数が予め設定した閾値
を超えていないか監視しているが、説明の便のため、こ
の閾値を「2」とする。前記したようにバッファメモリ
3はFIFOメモリであるので、先頭のパケットが出力
されると以後のパケットは順次先頭に向けて歩進する
が、上記の前提では2個のパケットが蓄積されている状
態で3個目のパケットが入力されるとそのバッファメモ
リ3の蓄積量が閾値を超えたとして読出制御部10に通知
がなされる。
図9を併用して説明する。図4の4本の入力ハイウェイ
#1〜#4に入力されるパケットはそれぞれ対応するバ
ッファメモリBM−A〜BM−Dに入力順に蓄積され
る。蓄積量監視部5は各バッファメモリBM−A〜BM
−Dに蓄積されているパケットの数が予め設定した閾値
を超えていないか監視しているが、説明の便のため、こ
の閾値を「2」とする。前記したようにバッファメモリ
3はFIFOメモリであるので、先頭のパケットが出力
されると以後のパケットは順次先頭に向けて歩進する
が、上記の前提では2個のパケットが蓄積されている状
態で3個目のパケットが入力されるとそのバッファメモ
リ3の蓄積量が閾値を超えたとして読出制御部10に通知
がなされる。
【0059】最初に、すべてのバッファメモリ3が閾値
を超えていない状態の動作について説明するが、パケッ
トの入力順序として図7の(1) を用いる。図7は後述の
到着順序記憶部6の記憶状態を説明する図であるが、入
力順序のモデルとしても使用することとする。図7の
(1) は入力時期S1の時点でBM−AにパケットA1、
S2の時点でBM−BにパケットB1、以下同様に入力
されることを図示しているが、S1、S2等の入力時期
は説明の便から従来技術と同様、出力部4のトークンの
読出周期に同期しているものとする。これらのパケッ
ト、例えばパケットA1〜A4はBM−A内においては
先頭番地(図示省略)から順に詰めて記憶され、出力さ
れると消滅する。なお、図7中におけるトークン方向の
矢印はパケットの出力順序に関係するバッファメモリ3
の選択順序を示すものである。図8は図7の(1) の入力
モデルに従ってパケットが入力された場合のバッファメ
モリBM−A〜BM−Dの蓄積状態とパケットの入出力
状況を示し、同図の出力HWには出力ハイウェイ2にパ
ケットが出力される順序が示されている。図4の構成で
は閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリ3が
ない場合、スキップポーリング制御部11の制御によって
出力が行われるが、図8に示すように、この入力モデル
ではBM−A、BM−B及びBM−Dの3つのバッファ
メモリはいずれも2個目のパケットが入力される前に1
個目のパケットが出力され、BM−Cも同時に2個のパ
ケットが蓄積されることがあっても閾値(3個)を超え
るパケットが蓄積されることはない。
を超えていない状態の動作について説明するが、パケッ
トの入力順序として図7の(1) を用いる。図7は後述の
到着順序記憶部6の記憶状態を説明する図であるが、入
力順序のモデルとしても使用することとする。図7の
(1) は入力時期S1の時点でBM−AにパケットA1、
S2の時点でBM−BにパケットB1、以下同様に入力
されることを図示しているが、S1、S2等の入力時期
は説明の便から従来技術と同様、出力部4のトークンの
読出周期に同期しているものとする。これらのパケッ
ト、例えばパケットA1〜A4はBM−A内においては
先頭番地(図示省略)から順に詰めて記憶され、出力さ
れると消滅する。なお、図7中におけるトークン方向の
矢印はパケットの出力順序に関係するバッファメモリ3
の選択順序を示すものである。図8は図7の(1) の入力
モデルに従ってパケットが入力された場合のバッファメ
モリBM−A〜BM−Dの蓄積状態とパケットの入出力
状況を示し、同図の出力HWには出力ハイウェイ2にパ
ケットが出力される順序が示されている。図4の構成で
は閾値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリ3が
ない場合、スキップポーリング制御部11の制御によって
出力が行われるが、図8に示すように、この入力モデル
ではBM−A、BM−B及びBM−Dの3つのバッファ
メモリはいずれも2個目のパケットが入力される前に1
個目のパケットが出力され、BM−Cも同時に2個のパ
ケットが蓄積されることがあっても閾値(3個)を超え
るパケットが蓄積されることはない。
【0060】出力部4のトークンはBM−A、BM−
B、BM−C、BM−Dと循環したのち再びBM−Aに
戻るため、図8のパケットC2のようにパケットB2よ
りも先に入力されたにも関わらず後から出力されたり、
パケットC4のようにパケットA4やパケットB3より
も先に入力されたにも関わらず、それらのパケットより
後から出力されるようなケースも生ずるが、この入力モ
デルのようにトラヒックが少ない場合にはスキップポー
リング制御でも入力されてから極端に長い間、出力され
ずにいるパケットが生ずることは少ない。
B、BM−C、BM−Dと循環したのち再びBM−Aに
戻るため、図8のパケットC2のようにパケットB2よ
りも先に入力されたにも関わらず後から出力されたり、
パケットC4のようにパケットA4やパケットB3より
も先に入力されたにも関わらず、それらのパケットより
後から出力されるようなケースも生ずるが、この入力モ
デルのようにトラヒックが少ない場合にはスキップポー
リング制御でも入力されてから極端に長い間、出力され
ずにいるパケットが生ずることは少ない。
【0061】次に閾値を超えるパケットを蓄積したバッ
ファメモリ3が発生した場合について説明するが、この
場合には図7の(2) を入力モデルとして用いる。なお、
この入力モデルは従来技術の説明に使用したものと同一
である。
ファメモリ3が発生した場合について説明するが、この
場合には図7の(2) を入力モデルとして用いる。なお、
この入力モデルは従来技術の説明に使用したものと同一
である。
【0062】図9は図7の(2) に示す入力時期にパケッ
トが入力された場合のバッファメモリBM−A〜BM−
Dの蓄積状態とパケットの入出力状況を示している。図
9の例ではパケットA2が出力HWに出力されたあと、
スキップポーリング制御によりパケットB2が出力され
る筈であったが、その読出周期が到来したときにパケッ
トC4が3個目のパケットとしてBM−Cに蓄積される
ため、図4の蓄積量監視部5より読出制御部10にBM−
Cのパケット蓄積量が閾値を超えたことが通知される。
ここでは説明の便のため、この通知を受けると読出制御
部10は直ちにLNQポーリング制御部12による制御に移
行するものとする。
トが入力された場合のバッファメモリBM−A〜BM−
Dの蓄積状態とパケットの入出力状況を示している。図
9の例ではパケットA2が出力HWに出力されたあと、
スキップポーリング制御によりパケットB2が出力され
る筈であったが、その読出周期が到来したときにパケッ
トC4が3個目のパケットとしてBM−Cに蓄積される
ため、図4の蓄積量監視部5より読出制御部10にBM−
Cのパケット蓄積量が閾値を超えたことが通知される。
ここでは説明の便のため、この通知を受けると読出制御
部10は直ちにLNQポーリング制御部12による制御に移
行するものとする。
【0063】LNQポーリング制御部12による制御では
閾値を超えたバッファメモリ(この場合はBM−C)か
ら優先的にパケットの読み出しを行うので、先ずBM−
Cの先頭に蓄積されているパケットC2を読み出す。パ
ケットC2が読み出されるとBM−Cのパケット蓄積量
は閾値以下の2個になるが、次の読出周期のときに3個
目のパケットC5が蓄積されるため、続けてBM−Cよ
りのパケット読み出しが行われる。以下、同様にしてパ
ケットC5までBM−Cのみからパケットの読み出しが
行われる。
閾値を超えたバッファメモリ(この場合はBM−C)か
ら優先的にパケットの読み出しを行うので、先ずBM−
Cの先頭に蓄積されているパケットC2を読み出す。パ
ケットC2が読み出されるとBM−Cのパケット蓄積量
は閾値以下の2個になるが、次の読出周期のときに3個
目のパケットC5が蓄積されるため、続けてBM−Cよ
りのパケット読み出しが行われる。以下、同様にしてパ
ケットC5までBM−Cのみからパケットの読み出しが
行われる。
【0064】パケットC5が出力されるとBM−Cのパ
ケット蓄積量は閾値以下となるので読出制御部10の制御
はスキップポーリング制御部11に戻る。このとき、トー
クンはパケットC5の読み出し終了直後であるためBM
−Dの読み出しから始め、パケットD2が読み出され
る。以下、パケットA3、B2の順で読み出される。
ケット蓄積量は閾値以下となるので読出制御部10の制御
はスキップポーリング制御部11に戻る。このとき、トー
クンはパケットC5の読み出し終了直後であるためBM
−Dの読み出しから始め、パケットD2が読み出され
る。以下、パケットA3、B2の順で読み出される。
【0065】ここで図9をスキップポーリング制御のみ
により読み出しを行った従来技術の図18と比較する。図
9と図18は入力モデルが全く同一であるが、各パケット
の出力時期を比較すると、図18ではBM−Cに連続して
入力されたパケットC4〜C7が最後に出力されている
のに対し、図9では蓄積量が閾値を超えたときにBM−
Cから優先的に読み出されるため、パケットC4〜C7
の全部が最後まで出力されずに残っていると言うような
現象は生じない。
により読み出しを行った従来技術の図18と比較する。図
9と図18は入力モデルが全く同一であるが、各パケット
の出力時期を比較すると、図18ではBM−Cに連続して
入力されたパケットC4〜C7が最後に出力されている
のに対し、図9では蓄積量が閾値を超えたときにBM−
Cから優先的に読み出されるため、パケットC4〜C7
の全部が最後まで出力されずに残っていると言うような
現象は生じない。
【0066】このように、図9では同一のバッファメモ
リBM−Cにパケットが連続して入力されてもパケット
がそのまま累積されないため、パケットがバッファメモ
リ3から溢れる可能性が減り、パケットの廃棄率が低下
する。これは図9と図18の比較よっても確認できる。即
ち、図18では4個以上(最大5個)のパケットが蓄積さ
れた状態が発生しているのに対して、図9ではBM−C
に4個以上のパケットが蓄積される状態は発生していな
い。BM−Cの蓄積容量を仮に3個とすれば図18ではパ
ケットC5、C6、C7が廃棄される可能性が高いが、
図9ではパケットの廃棄が生じない。即ち、図9のパケ
ット廃棄率が図18に比して低いことは明瞭である。
リBM−Cにパケットが連続して入力されてもパケット
がそのまま累積されないため、パケットがバッファメモ
リ3から溢れる可能性が減り、パケットの廃棄率が低下
する。これは図9と図18の比較よっても確認できる。即
ち、図18では4個以上(最大5個)のパケットが蓄積さ
れた状態が発生しているのに対して、図9ではBM−C
に4個以上のパケットが蓄積される状態は発生していな
い。BM−Cの蓄積容量を仮に3個とすれば図18ではパ
ケットC5、C6、C7が廃棄される可能性が高いが、
図9ではパケットの廃棄が生じない。即ち、図9のパケ
ット廃棄率が図18に比して低いことは明瞭である。
【0067】次に図9をLNQポーリング制御のみによ
り読み出しを行った従来技術の図19と比較して見る。図
9と図18も入力モデルは全く同一であるが、ここでも図
9の方がパケットの廃棄率が低くなることは明かであ
る。
り読み出しを行った従来技術の図19と比較して見る。図
9と図18も入力モデルは全く同一であるが、ここでも図
9の方がパケットの廃棄率が低くなることは明かであ
る。
【0068】また、図4の構成ではパケットの蓄積量が
閾値を超えるバッファメモリ3が発生するとそのバッフ
ァメモリの読み出しを優先したため、例えば図9のパケ
ットB2のように入力からかなり後に出力されるパケッ
トが生ずる。この点において図9と図19に大きな差はな
いように見えるが、これは説明の便から閾値を低く設定
したことに起因している。閾値を高く設定すれば出力時
期が大きく遅れるパケットは特定のバッファメモリ3に
集中トラヒックが加わったような場合にしか発生しな
い。これに対して、図19ではたとえトラヒックが低くて
もBM−Bよりも多いパケットを蓄積しているバッファ
メモリ3が存在すればBM−Bに蓄積されたパケットの
出力時期が大きく遅れる可能性が高い。
閾値を超えるバッファメモリ3が発生するとそのバッフ
ァメモリの読み出しを優先したため、例えば図9のパケ
ットB2のように入力からかなり後に出力されるパケッ
トが生ずる。この点において図9と図19に大きな差はな
いように見えるが、これは説明の便から閾値を低く設定
したことに起因している。閾値を高く設定すれば出力時
期が大きく遅れるパケットは特定のバッファメモリ3に
集中トラヒックが加わったような場合にしか発生しな
い。これに対して、図19ではたとえトラヒックが低くて
もBM−Bよりも多いパケットを蓄積しているバッファ
メモリ3が存在すればBM−Bに蓄積されたパケットの
出力時期が大きく遅れる可能性が高い。
【0069】以上から、図4の構成は廃棄率及びパケッ
トの遅延時間のいずれにおいもLNQポーリング制御の
みにより読み出しを行う従来技術に対しても優れている
ことは明かである。
トの遅延時間のいずれにおいもLNQポーリング制御の
みにより読み出しを行う従来技術に対しても優れている
ことは明かである。
【0070】次に図5の構成について図7、図10及び図
11を併用して説明する。図5の構成では閾値を超えるパ
ケットを蓄積したバッファメモリ3がない場合、FIF
Oポーリング制御部21の制御によって出力が行われ、閾
値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリ3が発生
するとLNQポーリング制御部22の制御に切替えられ
る。
11を併用して説明する。図5の構成では閾値を超えるパ
ケットを蓄積したバッファメモリ3がない場合、FIF
Oポーリング制御部21の制御によって出力が行われ、閾
値を超えるパケットを蓄積したバッファメモリ3が発生
するとLNQポーリング制御部22の制御に切替えられ
る。
【0071】最初に図7の(1) の入力モデルによりパケ
ットが入力され、すべてのバッファメモリ3の蓄積パケ
ットが閾値を超えない場合について説明する。図10はそ
の場合のバッファメモリBM−A〜BM−Dの蓄積状態
とパケットの入出力状況を説明する図である。
ットが入力され、すべてのバッファメモリ3の蓄積パケ
ットが閾値を超えない場合について説明する。図10はそ
の場合のバッファメモリBM−A〜BM−Dの蓄積状態
とパケットの入出力状況を説明する図である。
【0072】図5では到着順序記憶部6が入力ハイウェ
イ1に入力されるパケットの到着順序をメモリ(図示省
略)に記憶している。図7はこれまで入力モデルの説明
に利用してきたが、本来は到着順序記憶部6のメモリに
パケットの到着順序が記憶された状態を説明する図であ
る。到着順序記憶部6にはパケットの到着順序がバッフ
ァメモリ別に記憶されるが、この場合、図7のS1〜S
12はBM−A〜BM−D対応に設けられた到着順序記
憶部6内のメモリ領域の相対番地に相当し、S1が各メ
モリ領域の先頭番地を示していると見ることができる。
また、A1〜D4は従来技術の説明においても述べたよ
うに、バッファメモリ3に蓄積されるパケット本体では
なく、アドレス情報などのパケット情報である。
イ1に入力されるパケットの到着順序をメモリ(図示省
略)に記憶している。図7はこれまで入力モデルの説明
に利用してきたが、本来は到着順序記憶部6のメモリに
パケットの到着順序が記憶された状態を説明する図であ
る。到着順序記憶部6にはパケットの到着順序がバッフ
ァメモリ別に記憶されるが、この場合、図7のS1〜S
12はBM−A〜BM−D対応に設けられた到着順序記
憶部6内のメモリ領域の相対番地に相当し、S1が各メ
モリ領域の先頭番地を示していると見ることができる。
また、A1〜D4は従来技術の説明においても述べたよ
うに、バッファメモリ3に蓄積されるパケット本体では
なく、アドレス情報などのパケット情報である。
【0073】到着順序記憶部6のメモリもFIFO式の
メモリであり、例えば先頭番地のS1に記憶されたパケ
ット情報A1が読出制御部20に対して出力されるとS2
に記憶されたパケット情報B1が先頭番地に進み、以下
のパケット情報も順次1番地づつ歩進する。ただし、こ
のメモリに記憶されるパケット情報はバッファメモリ3
に蓄積されるパケットとは異なり、到着順序記憶部6内
においてバッファメモリ単位に先頭番地に詰めて記憶さ
れることはない。
メモリであり、例えば先頭番地のS1に記憶されたパケ
ット情報A1が読出制御部20に対して出力されるとS2
に記憶されたパケット情報B1が先頭番地に進み、以下
のパケット情報も順次1番地づつ歩進する。ただし、こ
のメモリに記憶されるパケット情報はバッファメモリ3
に蓄積されるパケットとは異なり、到着順序記憶部6内
においてバッファメモリ単位に先頭番地に詰めて記憶さ
れることはない。
【0074】以上のように、到着順序記憶部6は図7の
(1) のように記憶されてゆくパケット情報を先頭番地S
1から順次読出制御部20内のFIFOポーリング制御部
21に送出するが、FIFOポーリング制御部21はパケッ
ト情報の受信順に該当バッファメモリ3からそのパケッ
ト情報に指定されたパケットを読み出すよう出力部4を
制御する。その結果、図10の出力HWに示す順序でパケ
ットが出力される。
(1) のように記憶されてゆくパケット情報を先頭番地S
1から順次読出制御部20内のFIFOポーリング制御部
21に送出するが、FIFOポーリング制御部21はパケッ
ト情報の受信順に該当バッファメモリ3からそのパケッ
ト情報に指定されたパケットを読み出すよう出力部4を
制御する。その結果、図10の出力HWに示す順序でパケ
ットが出力される。
【0075】図10では全バッファメモリBM−A〜BM
−Dが閾値以上のパケットを蓄積することがないので図
9における出力順序と大きな差はないが、図10の場合、
同時に入力されたパケットの出力順序がトークンの位置
により前後することはあっても、図9と異なって後から
入力されたパケットが先に出力されることはない。
−Dが閾値以上のパケットを蓄積することがないので図
9における出力順序と大きな差はないが、図10の場合、
同時に入力されたパケットの出力順序がトークンの位置
により前後することはあっても、図9と異なって後から
入力されたパケットが先に出力されることはない。
【0076】次にパケット蓄積量が閾値を超えるバッフ
ァメモリ3が発生した場合、即ち、図7の(2) のように
パケットが入力された場合のバッファメモリ3の蓄積情
報とパケットの入出力状況を図11により説明する。この
場合、FIFOポーリング制御部21は出力HWにパケッ
トA2を出力したのち、パケットB2を出力しようとす
るが、パケットC5が入力されたことによりBM−Cの
パケット蓄積量が閾値を超えるため、この時点から読出
制御部20はLNQポーリング制御部22による制御に移
る。以後、パケットC5を出力するまでパケットの読み
出しはBM−Cのみ行われ、パケットC5の出力を終わ
るとFIFOポーリング制御部21による制御に戻る。
ァメモリ3が発生した場合、即ち、図7の(2) のように
パケットが入力された場合のバッファメモリ3の蓄積情
報とパケットの入出力状況を図11により説明する。この
場合、FIFOポーリング制御部21は出力HWにパケッ
トA2を出力したのち、パケットB2を出力しようとす
るが、パケットC5が入力されたことによりBM−Cの
パケット蓄積量が閾値を超えるため、この時点から読出
制御部20はLNQポーリング制御部22による制御に移
る。以後、パケットC5を出力するまでパケットの読み
出しはBM−Cのみ行われ、パケットC5の出力を終わ
るとFIFOポーリング制御部21による制御に戻る。
【0077】ここで、到着順序記憶部6のメモリの記憶
状態を説明する。この場合における到着順序記憶部6の
メモリの記憶状態は図7の(2) に示される。到着順序記
憶部6のメモリはFIFOメモリであるため、パケット
A2を出力した状態では図7の(2) のS4に記憶された
パケット情報が先頭番地にきているが、ここでFIFO
ポーリング制御部21がパケットB2を読み出す前に、L
NQポーリング制御部22によってS5番地のパケットC
3、S7番地のパケットC4、S8番地のパケットC5
が読み出される。
状態を説明する。この場合における到着順序記憶部6の
メモリの記憶状態は図7の(2) に示される。到着順序記
憶部6のメモリはFIFOメモリであるため、パケット
A2を出力した状態では図7の(2) のS4に記憶された
パケット情報が先頭番地にきているが、ここでFIFO
ポーリング制御部21がパケットB2を読み出す前に、L
NQポーリング制御部22によってS5番地のパケットC
3、S7番地のパケットC4、S8番地のパケットC5
が読み出される。
【0078】パケットC3、C4、C5を読み出す都
度、到着順序記憶部6のメモリを歩進させるとまだ出力
されていないパケットB2、D2、A3、A4の情報が
失われるため、FIFOポーリング制御部21からLNQ
ポーリング制御部22に制御が移った時点で到着順序記憶
部6のメモリの歩進(FIFO動作)を停止させる。従
って、この場合はS4番地が先頭番地となった状態で停
止する。
度、到着順序記憶部6のメモリを歩進させるとまだ出力
されていないパケットB2、D2、A3、A4の情報が
失われるため、FIFOポーリング制御部21からLNQ
ポーリング制御部22に制御が移った時点で到着順序記憶
部6のメモリの歩進(FIFO動作)を停止させる。従
って、この場合はS4番地が先頭番地となった状態で停
止する。
【0079】LNQポーリング制御部22は制御を開始す
ると前記のように出力部4を制御してBM−Cの読み出
しを行うが、そのとき読み出したパケットの識別情報
(到着順序記憶部6より受信して記憶しているパケット
情報)を優先読出パケット情報消去処理部23に送出す
る。優先読出パケット情報消去処理部23はこのパケット
情報を到着順序記憶部6に送り、到着順序記憶部6のメ
モリからそのパケット識別情報を消去させる。
ると前記のように出力部4を制御してBM−Cの読み出
しを行うが、そのとき読み出したパケットの識別情報
(到着順序記憶部6より受信して記憶しているパケット
情報)を優先読出パケット情報消去処理部23に送出す
る。優先読出パケット情報消去処理部23はこのパケット
情報を到着順序記憶部6に送り、到着順序記憶部6のメ
モリからそのパケット識別情報を消去させる。
【0080】従って、BM−Cのパケット蓄積量が閾値
以下となったとき、即ち、パケットC5を出力し終わっ
た時点では到着順序記憶部6のメモリは図7の(2) のS
4のパケット情報がが先頭番地にあり、かつ、C3、C
4、C5のパケット情報が消去された状態となってい
る。BM−Cのパケット蓄積量が閾値以下となり、FI
FOポーリング制御部21に制御が戻ると、FIFOポー
リング制御部21は図7(2) のS4に記憶されているパケ
ットからバッファメモリの読み出しを再開するが、パケ
ットA2の読み出しが終了したことは記憶されているの
でパケットB2の読み出しから再開する。
以下となったとき、即ち、パケットC5を出力し終わっ
た時点では到着順序記憶部6のメモリは図7の(2) のS
4のパケット情報がが先頭番地にあり、かつ、C3、C
4、C5のパケット情報が消去された状態となってい
る。BM−Cのパケット蓄積量が閾値以下となり、FI
FOポーリング制御部21に制御が戻ると、FIFOポー
リング制御部21は図7(2) のS4に記憶されているパケ
ットからバッファメモリの読み出しを再開するが、パケ
ットA2の読み出しが終了したことは記憶されているの
でパケットB2の読み出しから再開する。
【0081】S4に記憶されたパケット情報によりパケ
ットB2の読み出しが終了すると到着順序記憶部6のメ
モリに記憶されたパケット情報は1番地づつ歩進する
が、パケットC3の識別情報が消去されているためS5
には何も記憶されていない。このため、メモリは更に歩
進し、S6が先頭番地となる。FIFOポーリング制御
部21はS6に記憶されているパケットを読み出すように
制御するので、図11の出力HWに示すようにパケットB
2に続いてパケットD2が出力される。
ットB2の読み出しが終了すると到着順序記憶部6のメ
モリに記憶されたパケット情報は1番地づつ歩進する
が、パケットC3の識別情報が消去されているためS5
には何も記憶されていない。このため、メモリは更に歩
進し、S6が先頭番地となる。FIFOポーリング制御
部21はS6に記憶されているパケットを読み出すように
制御するので、図11の出力HWに示すようにパケットB
2に続いてパケットD2が出力される。
【0082】ここで、図11をFIFOポーリング制御の
みにより読み出しを行った従来技術の図20と比較する。
図11と図20は入力モデルが全く同一であるが、各パケッ
トの出力順序を見ると、図18にはFIFOポーリングの
特徴である入力順の出力が保たれている状況が現れてい
るのに対して、図11は閾値を超えたBM−Cの読み出し
を優先させるため、他のバッファメモリ3に蓄積されて
いる一部のパケット、例えばパケットB2などは出力が
遅延している。
みにより読み出しを行った従来技術の図20と比較する。
図11と図20は入力モデルが全く同一であるが、各パケッ
トの出力順序を見ると、図18にはFIFOポーリングの
特徴である入力順の出力が保たれている状況が現れてい
るのに対して、図11は閾値を超えたBM−Cの読み出し
を優先させるため、他のバッファメモリ3に蓄積されて
いる一部のパケット、例えばパケットB2などは出力が
遅延している。
【0083】しかし、バッファメモリ3の蓄積量を比較
すると、特に入力パケットの多いBM−Cにおいて図11
と図20の間に大きな差がある。即ち、図11では閾値を超
える3個目のパケットC5が入力されたのちもパケット
の蓄積量が3個以下であるのに対して図20ではパケット
の蓄積量が4個以上となる時間が比較的長く続く。バッ
ファメモリ3の蓄積容量を例えばパケット3個とする
と、図20ではパケットC6とC7は廃棄される可能性が
高いのに対して、図11ではパケットの廃棄は生じない。
即ち、パケットの廃棄率は明かに図11の方が低い。
すると、特に入力パケットの多いBM−Cにおいて図11
と図20の間に大きな差がある。即ち、図11では閾値を超
える3個目のパケットC5が入力されたのちもパケット
の蓄積量が3個以下であるのに対して図20ではパケット
の蓄積量が4個以上となる時間が比較的長く続く。バッ
ファメモリ3の蓄積容量を例えばパケット3個とする
と、図20ではパケットC6とC7は廃棄される可能性が
高いのに対して、図11ではパケットの廃棄は生じない。
即ち、パケットの廃棄率は明かに図11の方が低い。
【0084】次に図11をLNQポーリング制御のみによ
り読み出しを行った従来技術の図19と比較する。これま
での各方式の比較結果を加味して両図を比較すれば、こ
こでも図11の方がパケットの廃棄率が低いことは明かで
ある。また、図11では閾値を超えたパケットが蓄積され
たバッファメモリBM−Cのパケットを優先して出力し
ている間を除いてパケットの出力順序はほぼ入力順序に
従っている。従って、パケットの送出遅延及び遅延変動
の点においても図11の方が優れていることは明かであ
る。
り読み出しを行った従来技術の図19と比較する。これま
での各方式の比較結果を加味して両図を比較すれば、こ
こでも図11の方がパケットの廃棄率が低いことは明かで
ある。また、図11では閾値を超えたパケットが蓄積され
たバッファメモリBM−Cのパケットを優先して出力し
ている間を除いてパケットの出力順序はほぼ入力順序に
従っている。従って、パケットの送出遅延及び遅延変動
の点においても図11の方が優れていることは明かであ
る。
【0085】次に図6の構成について説明するが、図6
の読出制御方法は図5と全く同一でり、バッファメモリ
3の蓄積状態とパケットの入出力状況も図11がそのまま
適用されるのでパケットの読出制御については説明を省
略し、優先読出パケット数記憶部24と読出省略処理部
(NRC)25を主体に説明する。
の読出制御方法は図5と全く同一でり、バッファメモリ
3の蓄積状態とパケットの入出力状況も図11がそのまま
適用されるのでパケットの読出制御については説明を省
略し、優先読出パケット数記憶部24と読出省略処理部
(NRC)25を主体に説明する。
【0086】図5において説明したように、通常状態で
FIFOポーリング制御を行い、閾値を超えるパケット
を蓄積したバッファメモリ3が発生したときにそのバッ
ファメモリ3の読み出しを優先させる読出制御方法で
は、優先して出力したパケット情報を到着順序記憶部6
から消去するか、優先読み出しを行ったバッファメモリ
3のパケット蓄積量が閾値以下となったのちにおいても
そのバッファメモリが優先的に読み出されることがない
ように処理する必要がある。図6は後者の処理を行うも
のである。
FIFOポーリング制御を行い、閾値を超えるパケット
を蓄積したバッファメモリ3が発生したときにそのバッ
ファメモリ3の読み出しを優先させる読出制御方法で
は、優先して出力したパケット情報を到着順序記憶部6
から消去するか、優先読み出しを行ったバッファメモリ
3のパケット蓄積量が閾値以下となったのちにおいても
そのバッファメモリが優先的に読み出されることがない
ように処理する必要がある。図6は後者の処理を行うも
のである。
【0087】図6のFIFOポーリング制御部21が出力
HWにパケットA2を出力したときにBM−Cにパケッ
トC5が入力されると、BM−Cのパケット蓄積量が閾
値を超えるため、この時点から読出制御部20はLNQポ
ーリング制御部22による制御に移り、LNQポーリング
制御部22は先ずパケットC3を読み出す。このとき、L
NQポーリング制御部22は優先読出パケット数記憶部24
に対して優先読み出しの実行を知らせる情報を送出す
る。この状態でBM−CよりパケットC3が読み出され
るとBM−Cより読み出しが行われたことを検出できる
信号(以下、読出信号と記す)、例えばバッファメモリ
3のリードイネーブル信号(周知の技術であるため、詳
細説明は省略する)が優先読出パケット数記憶部24内の
カウンタCNT−Cに出力される。カウンタ24A 〜24D
は初期値は“0”となっているが、LNQポーリング制
御部22より優先読み出しの実行を知らせる情報が送出さ
れている状態でバッファメモリ3より読出信号が送出さ
れると読み出しが行われたバッファメモリ3に対応する
カウンタ(この場合はCNT−C)をインクリメントす
る。優先読み出しはパケットC5を出力するまで行われ
るので、パケットC4及びC5が読み出されるときにも
CNT−Cはインクリメントされ、優先読み出しを終了
した時点でCNT−Cの記憶している数値は「3」とな
る。
HWにパケットA2を出力したときにBM−Cにパケッ
トC5が入力されると、BM−Cのパケット蓄積量が閾
値を超えるため、この時点から読出制御部20はLNQポ
ーリング制御部22による制御に移り、LNQポーリング
制御部22は先ずパケットC3を読み出す。このとき、L
NQポーリング制御部22は優先読出パケット数記憶部24
に対して優先読み出しの実行を知らせる情報を送出す
る。この状態でBM−CよりパケットC3が読み出され
るとBM−Cより読み出しが行われたことを検出できる
信号(以下、読出信号と記す)、例えばバッファメモリ
3のリードイネーブル信号(周知の技術であるため、詳
細説明は省略する)が優先読出パケット数記憶部24内の
カウンタCNT−Cに出力される。カウンタ24A 〜24D
は初期値は“0”となっているが、LNQポーリング制
御部22より優先読み出しの実行を知らせる情報が送出さ
れている状態でバッファメモリ3より読出信号が送出さ
れると読み出しが行われたバッファメモリ3に対応する
カウンタ(この場合はCNT−C)をインクリメントす
る。優先読み出しはパケットC5を出力するまで行われ
るので、パケットC4及びC5が読み出されるときにも
CNT−Cはインクリメントされ、優先読み出しを終了
した時点でCNT−Cの記憶している数値は「3」とな
る。
【0088】この状態で制御がFIFOポーリング制御
部21に戻ると、FIFOポーリング制御部21は到着順序
記憶部6より到着順のパケット情報を得てFIFOポー
リング制御によるパケットの読出制御を再開する。この
とき、到着順序記憶部6のメモリは前記したように図7
の(2) のS4が先頭番地になっている状態であるが、図
6の構成ではパケットC3〜C5の識別情報は消去され
ないためそのまま残っている。
部21に戻ると、FIFOポーリング制御部21は到着順序
記憶部6より到着順のパケット情報を得てFIFOポー
リング制御によるパケットの読出制御を再開する。この
とき、到着順序記憶部6のメモリは前記したように図7
の(2) のS4が先頭番地になっている状態であるが、図
6の構成ではパケットC3〜C5の識別情報は消去され
ないためそのまま残っている。
【0089】FIFOポーリング制御部21は読出制御を
再開すると図5におけると同様に先ずパケットB2を読
み出す動作に入るが、その際、FIFOポーリング制御
部21内の読出省略処理部25がパケットB2が蓄積されて
いるバッファメモリBM−Bに対応するカウンタCNT
−Bの数値を確認する。CNT−Bは対応するバッファ
メモリBM−Bが優先読み出しをされることがなかった
ため、数値は初期値の“0”を表示している。読出省略
処理部25はこれをFIFOポーリング制御部21の本体に
知らせる。カウンタの数値が1以上の数を示していない
場合、FIFOポーリング制御部21はそのまま読み出し
を行うように制御するのでパケットB2がBM−Bより
読み出される。
再開すると図5におけると同様に先ずパケットB2を読
み出す動作に入るが、その際、FIFOポーリング制御
部21内の読出省略処理部25がパケットB2が蓄積されて
いるバッファメモリBM−Bに対応するカウンタCNT
−Bの数値を確認する。CNT−Bは対応するバッファ
メモリBM−Bが優先読み出しをされることがなかった
ため、数値は初期値の“0”を表示している。読出省略
処理部25はこれをFIFOポーリング制御部21の本体に
知らせる。カウンタの数値が1以上の数を示していない
場合、FIFOポーリング制御部21はそのまま読み出し
を行うように制御するのでパケットB2がBM−Bより
読み出される。
【0090】これによって到着順序記憶部6のメモリは
歩進し、図7の(2) に示すS5が先頭番地になる。FI
FOポーリング制御部21はS5に記憶されているパケッ
トC3の識別情報を得て読み出し動作に入り、パケット
B2の場合と同様に読出省略処理部25はパケットC3が
蓄積されているバッファメモリBM−Cに対応するカウ
ンタCNT−Cの数値を確認する。このときCNT−C
は前記のように「3」を表示しているが、カウンタの数
値が1以上の数を示していると、読出省略処理部25はそ
のカウンタの数値をデクリメントするとともに、FIF
Oポーリング制御部21にそのときのパケット(この場合
はパケットC3)の読み出しを省略させるようにする。
従って、到着順序記憶部6のメモリにパケット情報が残
っていてもパケットC2が再び出力されたり、閾値以下
となっているバッファメモリBM−Cから他のパケット
が優先的に読み出されたりすることはない。なお、この
時点でカウンタCNT−Cの数値は「2」となる。
歩進し、図7の(2) に示すS5が先頭番地になる。FI
FOポーリング制御部21はS5に記憶されているパケッ
トC3の識別情報を得て読み出し動作に入り、パケット
B2の場合と同様に読出省略処理部25はパケットC3が
蓄積されているバッファメモリBM−Cに対応するカウ
ンタCNT−Cの数値を確認する。このときCNT−C
は前記のように「3」を表示しているが、カウンタの数
値が1以上の数を示していると、読出省略処理部25はそ
のカウンタの数値をデクリメントするとともに、FIF
Oポーリング制御部21にそのときのパケット(この場合
はパケットC3)の読み出しを省略させるようにする。
従って、到着順序記憶部6のメモリにパケット情報が残
っていてもパケットC2が再び出力されたり、閾値以下
となっているバッファメモリBM−Cから他のパケット
が優先的に読み出されたりすることはない。なお、この
時点でカウンタCNT−Cの数値は「2」となる。
【0091】以後、同様にしてFIFOポーリング制御
部21はパケットD2、A3、A4を読み出すが、その間
においてパケットC4、C5の読み出し制御は省略す
る。パケットC5の読み出しを省略した時点でカウンタ
CNT−Cの数値は「0」となるので、以後のバッファ
メモリBM−Cからの読み出しは正常に行われる。優先
読み出しを行ったバッファメモリ3よりの読み出しがパ
ケット蓄積量が閾値以下となったのちに混乱することを
防止する方法として図6の方法はハード回路主体で構成
できるため、ソフトウェアによる動作が主体となる図5
の方法よりも処理が簡単となると言う特徴がある。
部21はパケットD2、A3、A4を読み出すが、その間
においてパケットC4、C5の読み出し制御は省略す
る。パケットC5の読み出しを省略した時点でカウンタ
CNT−Cの数値は「0」となるので、以後のバッファ
メモリBM−Cからの読み出しは正常に行われる。優先
読み出しを行ったバッファメモリ3よりの読み出しがパ
ケット蓄積量が閾値以下となったのちに混乱することを
防止する方法として図6の方法はハード回路主体で構成
できるため、ソフトウェアによる動作が主体となる図5
の方法よりも処理が簡単となると言う特徴がある。
【0092】以上、図4〜図11により本発明の実施例を
説明したが、図4〜図11はあくまで本発明の実施例の一
部を示したものに過ぎず、本発明が図示した内容のみに
限定されないことは言うまでもない。例えば、図4〜図
11においては出力部4内にトークンを循環させるとして
説明したが、出力部4がバッファメモリ3を選択する方
法はトークンを使用する方法以外にも各種の方法があ
り、いずれの方法によっても本発明の効果が変わらない
ことは明かである。また、優先読出パケット数記憶部2
4、特にその内部に設けられるカウンタCNT−C〜C
NT−Cは図6においては読出制御部20内に設けられて
いるが、これらが読出制御部20の外に設けられていても
本発明の効果は変わらない。
説明したが、図4〜図11はあくまで本発明の実施例の一
部を示したものに過ぎず、本発明が図示した内容のみに
限定されないことは言うまでもない。例えば、図4〜図
11においては出力部4内にトークンを循環させるとして
説明したが、出力部4がバッファメモリ3を選択する方
法はトークンを使用する方法以外にも各種の方法があ
り、いずれの方法によっても本発明の効果が変わらない
ことは明かである。また、優先読出パケット数記憶部2
4、特にその内部に設けられるカウンタCNT−C〜C
NT−Cは図6においては読出制御部20内に設けられて
いるが、これらが読出制御部20の外に設けられていても
本発明の効果は変わらない。
【0093】更に、図8〜図10においては特定の入力モ
デルによりパケットの入出力状況を説明したが、その特
徴は定性的なものであるため、入力モデルが変わっても
それぞれの特徴が失われたり、各構成間或いは従来技術
との間で優劣関係が変わることがないことは明かであ
る。
デルによりパケットの入出力状況を説明したが、その特
徴は定性的なものであるため、入力モデルが変わっても
それぞれの特徴が失われたり、各構成間或いは従来技術
との間で優劣関係が変わることがないことは明かであ
る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、入力ハイウェイと
出力ハイウェイの交差点にバッファメモリを設けて入力
されるパケットを一時蓄積させたのち出力ハイウェイに
出力させるパケット交換機においては、特定の入力ハイ
ウェイから同一方路宛にバースト状のパケットが入力さ
れるとその入力ハイウェイに対応するバッファメモリに
パケットが集中して蓄積されるため、パケットの廃棄率
が高くなる可能性があるが、本発明によればパケット量
が予め定めた閾値以上に達するとそのバッファメモリに
蓄積されたパケットを優先的に出力させるため、パケッ
トの廃棄率を低下させることができ、また、蓄積量が多
いバッファメモリや蓄積量が少ないバッファメモリに蓄
積されたパケットの出力遅延時間及び出力遅延時間の変
動が極端に大きくなる現象が避けられる。このため、本
発明はパケット交換機の性能向上とサービス品質の向上
に大きく貢献する。
出力ハイウェイの交差点にバッファメモリを設けて入力
されるパケットを一時蓄積させたのち出力ハイウェイに
出力させるパケット交換機においては、特定の入力ハイ
ウェイから同一方路宛にバースト状のパケットが入力さ
れるとその入力ハイウェイに対応するバッファメモリに
パケットが集中して蓄積されるため、パケットの廃棄率
が高くなる可能性があるが、本発明によればパケット量
が予め定めた閾値以上に達するとそのバッファメモリに
蓄積されたパケットを優先的に出力させるため、パケッ
トの廃棄率を低下させることができ、また、蓄積量が多
いバッファメモリや蓄積量が少ないバッファメモリに蓄
積されたパケットの出力遅延時間及び出力遅延時間の変
動が極端に大きくなる現象が避けられる。このため、本
発明はパケット交換機の性能向上とサービス品質の向上
に大きく貢献する。
【図1】 本発明の原理説明図(1)
【図2】 本発明の原理説明図(2)
【図3】 本発明の原理説明図(3)
【図4】 本発明の実施例構成図(1)
【図5】 本発明の実施例構成図(2)
【図6】 本発明の実施例構成図(3)
【図7】 本発明の実施例到着順序記憶部記憶状態説明
図
図
【図8】 図4の構成における実施例バッファメモリ蓄
積状態説明図(1)
積状態説明図(1)
【図9】 図4の構成における実施例バッファメモリ蓄
積状態説明図(2)
積状態説明図(2)
【図10】 図5・図6の構成における実施例バッファメ
モリ蓄積状態説明図(1)
モリ蓄積状態説明図(1)
【図11】 図5・図6の構成における実施例バッファメ
モリ蓄積状態説明図(2)
モリ蓄積状態説明図(2)
【図12】 ATMスイッチの構成説明図
【図13】 出力バッファ形式構成図
【図14】 クロスポイントバッファ形式構成図
【図15】 従来技術の構成図(1)
【図16】 従来技術の構成図(2)
【図17】 従来技術の構成図(3)
【図18】 従来技術のバッファメモリ蓄積状態説明図
(1)
(1)
【図19】 従来技術のバッファメモリ蓄積状態説明図
(2)
(2)
【図20】 従来技術のバッファメモリ蓄積状態説明図
(3)
(3)
1 入力ハイウェイ 2 出力ハイウェイ 3 バッファメモリ 4 出力部 5 蓄積量監視手段 6 到着順序記憶手段 10、20 読出制御部 11 バッファ順次読出制御手段 12、22 最大蓄積バッファ優先読出制御手段 21 到着順読出制御手段 23 優先読出パケット情報消去手段 24 優先読出パケット数記憶手段 25 読出省略処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝永 博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 鴨井 條益 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 同一方路宛のパケットが入力される複数
の入力ハイウェイ(1) と該方路に対応する出力ハイウェ
イ(2) の交差点に前記複数の入力ハイウェイ(1) 対応に
設けた先入れ先出し方式のバッファメモリ(3) に入力さ
れるパケットを一時蓄積させたのち、読出制御部(10)の
制御により前記バッファメモリ(3) より読み出し、出力
部(4) を介して前記出力ハイウェイ(2) に出力させるパ
ケット交換機のパケット出力制御方式であって、 前記各バッファメモリ(3) に蓄積されたパケットの量を
監視し、予め定めた閾値を超える量のパケットを蓄積し
たバッファメモリ(3) が発生したとき、該バッファメモ
リ(3) のパケット蓄積量が閾値を超えたことを示す情報
をパケット蓄積量が閾値以下となるまで送出する蓄積量
監視手段(5) を備え、かつ、 前記読出制御部(10)内に、前記バッファメモリ(3) を一
定順序で選択し、選択したバッファメモリ(3) の先頭に
蓄積されているパケットを前記出力ハイウェイ(2) に出
力するよう前記出力部(4) を制御するバッファ順次読出
制御手段(11)と、 前記蓄積量監視手段(5) よりパケット蓄積量が閾値を超
えたバッファメモリ(3) が発生したことを示す情報が送
出されている間、前記バッファ順次読出制御手段(11)に
よる読出制御に優先してパケット蓄積量が閾値を超えた
バッファメモリ(3) よりパケットを読み出して前記出力
ハイウェイ(2) に出力するよう前記出力部(4) を制御す
る最大蓄積バッファ優先読出制御手段(12)を備えたこと
を特徴とするパケット出力制御方式。 - 【請求項2】 同一方路宛のパケットが入力される複数
の入力ハイウェイ(1) と該方路に対応する出力ハイウェ
イ(2) の交差点に前記複数の入力ハイウェイ(1) 対応に
設けた先入れ先出し方式のバッファメモリ(3) に入力さ
れるパケットを一時蓄積させたのち、読出制御部(20)の
制御により前記バッファメモリ(3) より読み出し、出力
部(4) を介して前記出力ハイウェイ(2) に出力させるパ
ケット交換機のパケット出力制御方式であって、 前記各バッファメモリ(3) に蓄積されたパケットの量を
監視し、予め定めた閾値を超える量のパケットを蓄積し
たバッファメモリ(3) が発生したとき、該バッファメモ
リ(3) のパケット蓄積量が閾値を超えたことを示す情報
をパケット蓄積量が閾値以下となるまで送出する蓄積量
監視手段(5) と、 前記入力ハイウェイ(1) より入力されるパケットの識別
情報を該パケットが蓄積されるバッファメモリ(3) と到
着順が識別できるように記憶したのち、該識別情報を到
着順に順次送出する到着順序記憶手段(6) を備え、か
つ、 前記読出制御部(20)内に、前記到着順序記憶手段(6) よ
り順次送出されるパケットの識別情報を受信する都度、
該パケットが蓄積されているバッファメモリ(3) からパ
ケットを読み出して前記出力ハイウェイ(2) に出力する
よう前記出力部(4) を制御する到着順読出制御手段(21)
と、 前記蓄積量監視手段(5) よりパケット蓄積量が閾値を超
えたバッファメモリ(3) が発生したことを示す情報が送
出されている間、前記到着順読出制御手段(21)による読
出制御に優先してパケット蓄積量が閾値を超えたバッフ
ァメモリ(3) よりパケットを読み出して前記出力ハイウ
ェイ(2) に出力するよう前記出力部(4)を制御する最大
蓄積バッファ優先読出制御手段(22)と、 前記最大蓄積バッファ優先読出制御手段(22)が優先的に
出力させたパケットの識別情報を最大蓄積バッファ優先
読出制御手段(22)より受信して前記到着順序記憶手段
(6) に記憶されているパケットの識別情報の中から該パ
ケットの識別情報を消去させる制御を行う優先読出パケ
ット情報消去手段(23)を備えたことを特徴とするパケッ
ト出力制御方式。 - 【請求項3】 前記優先読出パケット情報消去手段(23)
に代えて、前記バッファメモリ(3) 対応に設けた計数手
段を内蔵し、前記最大蓄積バッファ優先読出制御手段(2
4)の制御により前記バッファメモリ(3) よりパケットが
読み出されたときに該バッファメモリ(3) に対応する前
記計数手段が示す数値に1を加算し、前記到着順読出制
御手段(21)より減算の指示を受信した場合に指示された
バッファメモリ(3) に対応する前記計数手段が示す数値
より1を減ずる優先読出パケット数記憶手段(24)を備
え、かつ、 前記到着順読出制御手段(21)内に、該到着順読出制御手
段(21)が前記出力部(4) に対して前記バッファメモリ
(3) に蓄積されたパケットを読み出す制御を行う際に、
前記優先読出パケット数記憶手段(26)内の該当バッファ
メモリ(3) に対応する前記計数手段が示す数値を確認
し、該数値が1以上である場合にパケットの読出制御を
省略して前記優先読出パケット数記憶手段(26)内の該当
バッファメモリ(3) に対応する前記計数手段に対して該
計数手段が示す数値より1を減ずるよう指示する読出省
略処理手段(25)を備えたことを特徴とする請求項2記載
のパケット出力制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22272293A JPH0779252A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | パケット出力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22272293A JPH0779252A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | パケット出力制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779252A true JPH0779252A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16786887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22272293A Withdrawn JPH0779252A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | パケット出力制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779252A (ja) |
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-
1993
- 1993-09-08 JP JP22272293A patent/JPH0779252A/ja not_active Withdrawn
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