JPH077926U - 結露防止用の防水・断熱シート - Google Patents

結露防止用の防水・断熱シート

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JPH077926U
JPH077926U JP4314493U JP4314493U JPH077926U JP H077926 U JPH077926 U JP H077926U JP 4314493 U JP4314493 U JP 4314493U JP 4314493 U JP4314493 U JP 4314493U JP H077926 U JPH077926 U JP H077926U
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JP
Japan
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dew condensation
waterproof
water
insulating sheet
waterproof film
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Pending
Application number
JP4314493U
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English (en)
Inventor
宏泰 長田
Original Assignee
石崎産業株式会社
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Publication of JPH077926U publication Critical patent/JPH077926U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水フィルムの表面に結露現象が生じても、
直ちに吸収されるために、結露が発生したという程度に
は成長しない結露防止用の防水・断熱シートを提供す
る。 【構成】 吸水性基材に防水フィルムを接合した断熱シ
ートにおいて、その防水フィルムに、毛細管現象により
吸水され得る無数のピンホールを散在して設け、吸水性
基材に吸水され得る深さにそのピンホールを形成して結
露防止用の防水・断熱シートを構成した。 【効果】 包装資材として使用されることによって、保
冷や加冷がなされたときにおいて、防水フィルムの表面
に結露現象が生じても、ピンホールによって結露が直ち
に吸収され、発生したという程度には成長しないため
に、結露現象が外側であるときに、包装の取扱人の着衣
を汚したり、他の商品を濡らしたりすることがなくな
り、また、内側であるときには、包装商品を水分で傷め
ることがなくなるので、殊に、保冷用の包装資材として
正に最適である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、基材が、段ボールや紙、不織布、或いはこの紙や不織布に吸水ポ リマーを含浸又は塗布したもの等であって、主として包装資材として使用される 結露防止用の防水・断熱シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
段ボールや紙は、箱や袋等の包装資材として広く使用されているが、例えば、 宅配便においては、鮮度保持のために保冷状態で食品を届ける必要から、防水性 や断熱性を高める手段が取られる。さらに、保冷に伴う水分との関係から、同時 に防水手段が取られる。
【0003】 断熱性を高める手段としては、吸水性基材に段ボールを使用することもその一 つであるが、防水性と断熱性を目的として、吸水性基材にアルミ蒸着されたフィ ルムを貼着する方法が多用される。また、発泡材を断熱材として張り合わせるこ とも多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
防水・断熱シートをこのように構成しても、熱の伝導を完全に断つことは不可 能であるので、包装資材としての使用において、保冷手段が取られたときには、 防水フィルムの内面や外面に内外温度差に伴う結露が生じる。
【0005】 結露が生じる面は、保冷手段の取り方の如何により包装の内外いずれかとなる 。例えば、包装の内部にドライアイス等の保冷剤を入れたときには、外面に結露 することになって、包装を取り扱う作業員や荷受人の着衣を結露で汚し、他の荷 物を濡らす不都合が生じる。また、包装のまま食品を冷蔵庫に入れたときには( 外からの加冷による保冷)、包装の内面に結露して商品を傷めるトラブルが生じ る。
【0006】 この考案は、上記のような実情に鑑みて、防水フィルムの表面に結露現象が生 じても、直ちに吸収されるために、結露が発生したという程度には成長しない結 露防止用の防水・断熱シートを提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、吸水性基材に防水フィルムを接合 した断熱シートにおいて、その防水フィルムに、毛細管現象により吸水され得る 無数のピンホールを散在して設け、吸水性基材に吸水され得る深さにそのピンホ ールを形成して結露防止用の防水・断熱シートを構成したものである。
【0008】 吸水性基材と防水フィルムとの間に層として介在される接着剤が吸水性である ときには、さらに吸水能力が向上する。
【0009】
【作用】
上記のように構成した結露防止用の防水・断熱シートを包装資材として使用す るときには、保冷の形態により結露が発生する側をピンホールの防水フィルムと なる組立てをなす。そうすると、断熱性があるために、防水フィルムの面に結露 の条件としての内外温度差の発生が抑制されることはもちろん、結露現象が生じ ても結露が成長することなく消滅する。
【0010】 結露の消滅については、それが防水フィルムに有するピンホールに毛細管現象 により吸引され、さらに、同じく毛細管現象により吸水性基材の紙等に吸引され るために、吸水能力は吸水性基材の吸水性によるが、接着剤が吸水性を有すると きには、面ないし層の広がりとして吸水性が波及するので、吸水能力が向上する 。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1および図2は、一実施例を示したもので、その結露防止用の防水・断熱シ ートSは、吸水性基材1として紙製の段ボールを使用し、それに断熱性および防 水性を高める手段を講じるとともに、結露防止手段が取られる。
【0013】 吸水性基材1は、中芯3の両面にライナー4,5を有する両面段ボールである が、複両面段ボールや片面段ボールのように他のフルート構造であつても良く、 いずれの場合も、それ自体において断熱性を有するが、これに加えて、一面のラ イナー4には、発泡シートからなる断熱材7を貼り合わせ、さらに両面にアルミ 蒸着された防水フィルム9,10が張り合わせてある。
【0014】 防水・断熱シートSのこのような断面構造から、両面側において、表面が防水 フィルム9,10であつて、その下にアルミ蒸着による熱反射層11,12を有 する。そして、ライナー5に接着されている防水フィルム10には、結露防止手 段として無数のピンホール13が散在して開けられ、且つ、ピンホール13がラ イナー5の内部に至るまで深く形成される。
【0015】 このようなピンホール13の形成は、ライナー5の原紙に予め防水フィルム1 0を接着してから穿設される。その装置については、外周面に多数の熱を加えた ピンを突設したローラと、それに対するプレスローラとからなり、その両ローラ の間にライナー原紙を繰り込むだけで、ピンホールの形成が簡単になされる。
【0016】 防水フィルム10の外面に結露が生じると、それが毛細管現象によりピンホー ル13に吸引され、下の紙製ライナー5に吸収されるが、ピンホール13をこの ようにライナー5に通してあるので、その吸水能力が非常に良好である。この吸 水能力を高める別途の手段としては、防水フィルム10をライナー5に部分接着 し、その間に毛細管現象を生じさせる目に見えないような微小な隙間(その隙間 の位置を図2において矢印Pで仮想的に示す)を設けておく。そうすると、吸水 能力が面の広がりで波及する。
【0017】 ライナー5と防水フィルム10との間には接着剤15が層として介在している ので、さらに、吸水能力を高める手段としては、この接着剤15に吸水性のもの を使用する方法もある。
【0018】 吸水性の接着剤には、合成接着剤として例えばポリビニルアルコール、ポリビ ニルエチルエーテル等が挙げられる。また、天然接着剤系としてデキシトリン等 の澱粉系、にかわ等の蛋白質系がある。その他、アラビアゴム、ふのり等が挙げ られる。また、吸水ポリマーとして知られる澱粉−アクリル酸グラフト重合、澱 粉−アクリロニトリルグラフト重合等も接着剤として使用しても良い。
【0019】 さらに付け加えるならば、ピンホール13は、ライナー5を貫通していても良 く、これでも非常に良好な吸水能力を示す。図3は、ライナー5の上に不織布層 5aを形成し、それにアルミ蒸着された防水フィルム10を接着した場合を示し 、ピンホール13が不織布層5aに至るまで形成される。また、図4では、アル ミ蒸着された防水フィルム10にのみピンホール13が形成される。この場合、 ライナー5との間の層としての接着剤15には吸水ポリマーが使用される。
【0020】 図5に示す結露防止用の防水・断熱シートSは、吸水性基材1が板紙である場 合を示したもので、その吸水性基材1には、前記実施例と同じく、一面に発泡シ ートの断熱材7が接着され、両面にアルミ蒸着された防水フィルム9,10が接 着され、吸水性基材1と接着される防水フィルム10にピンホール13が開けら れ、吸水性基材1の内部に至るまで形成される。
【0021】 図6および図7は、それぞれこの考案の結露防止用の防水・断熱シートSの使 用例を示したもので、図6では、手提げ袋Vとして組み立てた場合を示す。これ に生鮮食品の土産を入れ、冷蔵庫に多数の手提げ袋を一括して保管し輸送する場 合を想定すると、加冷中において、内部に結露現象が生じるので、その内部の防 水フィルム10にピンホール13が形成される。しかし、冷蔵庫から出した後は 、外側に結露現象が生じるから、外にも同じように結露防止手段を取ることが望 ましいと言える。なお、このような両面結露防止構造であっても、この考案の趣 旨に反しない。
【0022】 図7の場合であると、箱Cとして組み立てられ、その中にドライアイスや蓄冷 剤等の保冷剤を入れて生鮮食品を輸送するため、外側に結露が生じないように、 外側の防水フィルム10にピンホール13が形成される。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の結露防止用の防水・断熱シートによれば、次 のような優れた効果がある。
【0024】 包装資材として使用されることによって、保冷や加冷がなされたときにおいて 、防水フィルムの表面に結露現象が生じても、ピンホールによって結露が直ちに 吸収され、発生したという程度には成長しないために、結露現象が外側であると きに、包装の取扱人の着衣を汚したり、他の商品を濡らしたりすることがなくな り、また、内側であるときには、包装商品を水分で傷めることがなくなるので、 殊に、保冷用の包装資材として正に最適である。
【0025】 結露防止の構造は至って簡単であって、ピンホールの形成も容易であることか ら、量産に適する安価な提供が可能である。
【0026】 吸水性基材と防水フィルムとの間の接着剤が吸水性であるときには、結露の吸 水能力がさらに向上し、その防止効果が大となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す結露防止用の防水・断熱シート
の断面図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示す図2に対応する断面図であ
る。
【図4】他の実施例を示す図2に対応する断面図であ
る。
【図5】他の実施例を示す図1に対応する断面図であ
る。
【図6】使用例を示す一部切欠した斜視図である。
【図7】他の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
S 結露防止用の防水・断熱シート 1 吸水性基材 10 防水フィルム 13 ピンホール 15 接着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性基材に防水フィルムを接合させた
    断熱シートにおいて、その防水フィルムに、毛細管現象
    により吸水され得る無数のピンホールを散在して設け、
    吸水性基材に吸水され得る深さにそのピンホールを形成
    したことを特徴とする結露防止用の防水・断熱シート。
  2. 【請求項2】 吸水性基材と防水フィルムとの間に層と
    して介在される接着剤が吸水性であることを特徴とする
    請求項1記載の結露防止用の防水・断熱シート。
JP4314493U 1993-07-12 1993-07-12 結露防止用の防水・断熱シート Pending JPH077926U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314493U JPH077926U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 結露防止用の防水・断熱シート

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JP4314493U JPH077926U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 結露防止用の防水・断熱シート

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JPH077926U true JPH077926U (ja) 1995-02-03

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JP4314493U Pending JPH077926U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 結露防止用の防水・断熱シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102893031B1 (ko) * 2024-12-05 2025-11-27 황재리 친환경 보냉 패드 및 이를 포함하는 포장박스

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