JPH0779399A - マルチメディアデータ記録再生装置 - Google Patents

マルチメディアデータ記録再生装置

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JPH0779399A
JPH0779399A JP22307793A JP22307793A JPH0779399A JP H0779399 A JPH0779399 A JP H0779399A JP 22307793 A JP22307793 A JP 22307793A JP 22307793 A JP22307793 A JP 22307793A JP H0779399 A JPH0779399 A JP H0779399A
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康浩 佐藤
Toshiyuki Oda
稔之 織田
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崇 竹内
Junya Kadoma
淳也 門間
Toshihiro Matsunaga
敏裕 松永
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Hitachi Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インタラクティブなストーリー分岐のあるマル
チメディアデータストリームを生成し,ストーリー分岐
点の個数などによらず,画像や音声などの連続再生・連
続分岐再生をスムーズに行う. 【構成】複数のデータファイルとファイル連結情報とス
トーリー分岐情報を用いて,データストリームを作成す
る作成装置は,ファイル配置順序決定手段,個々のファ
イルの頭だし用データ(プリロードファイル)を生成す
る手段,データファイルとプリロードファイルとを連結
する手段を有する.また,前記データストリームを再生
する手段は,分岐先決定入力手段と分岐元ファイル記憶
手段と分岐先のプリロードファイル記憶手段を有し,分
岐元画像の表示中に分岐候補のプリロードファイルをプ
リロードファイル記憶手段にロードしておき,分岐先決
定後の分岐先ファイルにアクセスするあいだは,該当す
るプリロードファイルを表示する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,記録媒体に記録されか
つ,その記録媒体から読み出されて再生されることによ
り少なくとも動画を形成するマルチメディアデータの記
録再生方式及びその装置に関り,具体的には,複数の圧
縮された動画ファイルが記録された記録媒体から,これ
らの動画ファイルを連続的に読み出しながら再生すると
き,ある動画の再生点における分岐命令によって,予め
定められた複数のストーリーへの選択的分岐再生を実現
し,また従来通り,個々の動画ファイルを単独で再生・
表示することもスムーズに行えるマルチメディアデータ
の記録再生方式及びその装置に関る.
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオ用の記録媒体とし
て開発されたCD(コンパクトディスク)は,記憶容量
が大きいため,パーソナルコンピュータなどの外部記憶
媒体として利用されており,これらはCD−ROMと呼
ばれている.CD−ROMは大容量であるがゆえに,動
画や静止画等の画像データ,音楽や効果音等の音声デー
タ,さらに前記画像データや音声データを再生する際の
手順などを記述した再生制御データ等を一括して記録し
ておき,前記画像データや音声データをこの再生制御デ
ータやユーザの指示にしたがって再生する,いわゆるマ
ルチメディアソフトウェアの記録媒体としての利用が近
年特に注目されてきている.家庭用ゲーム機の分野にお
いても,ゲーム用ソフトウェア(以下,ゲームソフト)
の複雑化,大規模化に伴ってCD−ROMが利用され始
めた.ゲームソフトにおいては,ユーザがより臨場感を
得られるようにするために画像がもたらす効果は大き
い.一般に,視覚的効果は静止画よりも動画の方が強
い.このような理由から,ゲームソフトにおける動画の
重要性が高まってきている.しかし,CD−ROMは元
来オーディオ向けに開発されたものであるため,動画像
のような膨大なデータを一度に転送する必要がある用途
には転送速度が不足する.この問題を解決するため,動
画をデータ圧縮することによりデータの絶対量を削減し
た圧縮画像を用意し,これを記録媒体に記録しておき,
画像を再生する際にはこの圧縮画像を復元することによ
り,動画を表示する技術が開発されている.この技術を
用いることにより,CD−ROMのように比較的低いデ
ータ転送レートを持つ記録媒体を使用しても,動画を再
生することが可能になってきた.また,上記の技術を発
展させて,圧縮された画像データと圧縮された音声デー
タをCD−ROMに記録しておき,画像データの再生に
あわせて画像が途切れることなく音声も再生できる技術
が特開平5−28652号公報に開示されている. こ
のような技術の発展と共に,ゲームソフトも多様化して
きている.多様化の一例として,一般にロールプレイン
グゲームと称される,ストーリーを伴ったゲームソフト
の登場があげられる.このロールプレイングゲームに
は,予め多数のストーリー展開が用意されている.スト
ーリーの展開は,ユーザの選択やゲームの進行状況によ
り蓄積された何等かの条件によって決まることが多い.
実際には,ストーリーの中に幾つかの分岐点を設けてお
き,この分岐点における前記条件によりストーリーは分
岐する.画像もそれぞれ異なるストーリーに併せて用意
されているものを再生する.また,ストーリー展開によ
っては,一度表示した画像を再び使用することも有る.
図8はこのような動画像の連結表示の概念を説明する図
である.例えば図8(1)のように画像の分岐が設定さ
れているものとする.ここで,A,B,C,…,Fは表
示されるべき動画像ファイルの名前である.つまり,こ
の例では動画像ファイルAが表示された後は,動画像フ
ァイルB,C,Dのいずれかが表示されることを意味し
ている.図8(2)は(1)のような連結表示設定があ
る場合のストーリー展開の例を示したものである.動画
像ファイルAでは,道を走る主人公が崖に遭遇する場面
が表示されており,ユーザは画面上の主人公に対して何
等かの回避策を講ずる.この例の場合3通りの分岐条件
が設定されており,主人公がジャンプした場合(すなわ
ち主人公がジャンプするようにユーザが操作した場合:
以下同様)には動画像ファイルBを,何もしなかった場
合には動画像ファイルCを,ダッシュした場合には動画
像ファイルDを表示するようにストーリーは分岐する.
従来,このような動画像の分岐再生は次のようにして行
われている.図9は,従来の動画像連結再生方法を説明
する図である.ここで再生に必要な動画像ファイルは表
示時間にして数秒〜数十秒の単位で1つのファイルにま
とめられ,CD−ROMに予め記録されているものとす
る.また,動画像の再生に必要な装置はすべて揃ってい
るものとする.図9(1)のような連結設定がある場
合,まず動画像AがCD−ROMより読み出され表示さ
れる.CD−ROM上の動画像Aの記録領域には,動画
像Aのデータと共に分岐先の候補である動画像ファイル
B,C,Dの記録位置を表す情報が記録されている.図
9(2)には動画像再生装置で実行される制御内容を示
している.すなわち,動画像Aが表示されている期間
(数秒〜数十秒)に次に再生する画像を決定するための
分岐条件がユーザの動作によって発生する.分岐条件に
よって次に表示される画像が決定すると,先に動画像A
のデータと共に読み出しておいた分岐先候補の記録位置
情報にしたがって,分岐先動画像データのシークと読み
出しが実行される.理想的には図9(3)の動画像表示
が連続する例のように,分岐先の決定と分岐先動画像デ
ータの読み出しは動画像Aの表示期間内に行われること
が望ましい(このように,ある画像の表示期間内に次の
画像を読み出しておく動作を,これ以降プリロード動作
と呼ぶことにする).もし,プリロード動作が動画像A
の表示期間内に終了しない場合は,プリロード動作が完
了して分岐先動画像の表示が開始されるまで画像の表示
が停止するか,あるいは動画像Aの最終フレームを表示
しつづけることになる(図9(2)の動画像表示がとぎ
れる例を参照).つまり,上記の例において動画像の表
示を連続して行うための条件として次のような条件のい
ずれかを満たす必要がある.すなわち, (a)動画像Aの表示期間が十分長い (b)分岐先の決定が動画像Aの表示期間内でしかも十
分早い段階でなされる いずれにしても結局は,プリロード動作が動画像Aの表
示期間内に行われることが,動画像の連続再生における
必要条件となることがわかる.なお,上記のような動画
像の分岐表示制御を実現する技術として特開平4−33
2969号公報に開示されている例がある.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例による動画
像分岐再生では,条件によって動画がとぎれる場合があ
り,スムーズな分岐再生ができない.また,動画が連続
する場合においても,分岐先が決定してから実際に次の
画像が表示されるまでに分岐先画像データの読み出し期
間を必要とするため,分岐先が決定して直ちに分岐先画
像を表示したいといった要求があった場合にはこれに応
えられない.本発明は,これらの問題を解決するために
なされたものであり,その目的とするところは動画像の
連結再生を可能にすると共に,この連結再生中の分岐再
生をも実現する動画像ストリームの作成方法と,この作
成方法を実現する作成手段,および前記作成手段により
作成された動画像ストリームの再生方法と,この再生方
法を実現する再生手段とを提供することにある.本発明
の他の目的は,上記の動画像の連続再生及び分岐再生に
適した動画像ストリームの記録及び再生に用いる記録媒
体において,アクセス効率のよいファイル管理方法を実
現することにある.なお,ここで,動画像ストリームと
は記録媒体に記録される一連の動画像ファイル全体を指
すものとする.
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に,本発明においては,複数のマルチメディアデータフ
ァイルと,この複数のマルチメディアデータファイルの
再生連結順序情報と,前記複数のマルチメディアデータ
ファイルの何れか1以上のファイルに対して連結候補が
複数存在することを表す再生分岐情報とから,マルチメ
ディアデータストリームを形成するマルチメディアデー
タストリーム形成手段を少なくとも有するマルチメディ
アデータ記録装置において,前記マルチメディアデータ
ストリーム形成手段に,前記再生連結順序情報と前記再
生分岐情報にしたがって,前記マルチメディアデータフ
ァイルの連結順序を決定するファイル連結順序決定手段
と,前記複数のマルチメディアデータファイルの各々に
ついて,その構成データの一部もしくは全部を用いて再
生時の頭だしに用いるプリロードファイルを生成するプ
リロードファイル生成手段と,前記複数のマルチメディ
アデータファイルと前記プリロードファイル生成手段に
より生成された前記プリロードファイルとを連結するフ
ァイル連結手段を設け,該ファイル連結手段は,各々の
前記マルチメディアデータファイルと,該マルチメディ
アデータファイルに連結する可能性のあるすべての前記
マルチメディアデータファイルに対応する,前記プリロ
ードファイルとを連結した複合ファイルを生成し,かつ
該複合ファイルを前記ファイル連結順序決定手段により
決定されたファイル連結順序と前記再生分岐情報にした
がって連結することによりマルチメディアデータストリ
ームを形成するよう構成した.そして,本発明のマルチ
メディアデータ再生装置には,前記マルチメディアデー
タストリームからロードした複合ファイルから前記プリ
ロードファイルを分離して記憶するプリロードファイル
記憶手段と,前記プリロードファイルが分離されたファ
イルを記憶するファイル記憶手段と,該ファイル記憶手
段に記憶されたファイルに連結する分岐先候補ファイル
が複数出現した場合に,分岐先ファイルを特定するため
の分岐先決定入力手段とを設けた.また,前記他の目的
を達成するために,前記マルチメディアデータストリー
ムに,該マルチメディアデータストリームを構成する各
マルチメディアデータファイルに関する情報を格納する
ファイル情報格納領域を設け,かつ,前記マルチメディ
アデータストリームを構成する前記マルチメディアデー
タファイルには単独再生用の名称を,各々の前記マルチ
メディアデータファイルから該マルチメディアデータフ
ァイルのプリロード部分に相当するデータを除いたファ
イルに,該マルチメディアデータファイルに連結する可
能性のある,すべての前記マルチメディアデータファイ
ルに対応する前記プリロードファイルとを連結した複合
ファイルには,連続/分岐再生用の名称を付与するよう
にし,前記ファイル情報格納領域にこれらの名称を登録
するファイル登録手段を前記マルチメディアデータ記録
装置に設けた.
【0005】
【作用】前記マルチメディアデータ再生装置における前
記マルチメディアデータストリームの連続/分岐再生中
に,前記分岐先決定入力手段により分岐先ファイルが特
定された場合,前記プリロードファイル記憶手段に記憶
された前記分岐先ファイルに対応するプリロードファイ
ルを再生しながら,前記分岐先ファイルに相当する連続
/分岐再生用名称の付与されたファイルをロードする様
にすれば再生をとぎれることなく続けることができる.
そして,マルチメディア再生装置は,連続/分岐再生に
おいて,いずれかのマルチメディアデータファイルを再
生中に分岐決定入力があった場合には,分岐先ファイル
を前記連続/分岐再生用名称によりアクセスし,単独再
生においては個々の前記単独再生用名称によりアクセス
するようにしたので,単独再生もスムーズに行える.し
かも,再生装置側でファイルの内容(単独再生用か連続
再生用か)を判定する必要がなく,名称を見てアクセス
するだけでよいので,装置の構成が簡単になる.
【0006】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する.まず図1〜図4及び図8,図10を参照しな
がら動画像ストリームの作成手順について説明する.本
実施例においては,作成した動画像ストリームの記録媒
体としてCD−ROMを例にとる.図1は本発明を適用
した動画像ストリーム作成装置の構成例を表す図であ
り,100は後述する各構成要素からなる動画像ストリ
ーム作成装置本体,101は後述する動画像ファイル連
結情報106と後述する動画像データベース108に蓄
積された動画像ファイルのファイルサイズ情報を基に動
画像ファイルの配置順序を決定する動画像ファイル配置
順序決定手段,102は表示中の動画像ファイルの次に
表示されるべき画像の一部又は全部を予めロードしてお
くプリロード動作について,そのプリロードすべきサイ
ズを決定するためのプリロード画像サイズ決定手段,1
03はプリロード画像サイズ決定手段102により決定
されたプリロードサイズの画像を,後述する動画像デー
タベース108より読み出した動画像ファイルから生成
するプリロード画像生成手段,104は動画像ファイル
配置順序決定手段101で決定された動画像ファイルの
配置順序情報にしたがって,動画像ファイルを再生する
際に使用する後述する再生制御情報109を生成する再
生制御情報生成手段,105は動画像ファイル配置順序
決定手段101により決定された動画像ファイルの配置
順序情報にしたがって,プリロード画像生成手段103
により生成されたプリロード画像と後述する動画像デー
タベース108に蓄積された動画像ファイルを用いて後
述する動画像ストリーム110を生成する動画像ストリ
ーム生成手段,106は前記図3に示すような動画像フ
ァイルの連結設定に関する情報を記述し,動画像ファイ
ル配置順序決定手段101によって動画像ファイルの配
置順序を決定するための動画像ファイル連結情報,10
7は動画像ストリーム生成手段105によって生成され
た後述する動画像ストリーム110を記録した,後述す
る図5のCD−ROMメディア500から動画像を再生
する図5のCD−ROMドライブ501のアクセス速度
などの仕様を記述した再生装置アクセス仕様情報,10
8は動画像ストリーム110の素材として用いる画像デ
ータを,図示しないデータ圧縮手段によって予め圧縮し
た動画像ファイルを多数記録しておくことのできる動画
像データベース,109は再生制御情報生成手段104
により生成された再生制御情報,110は動画像ストリ
ーム生成手段105により生成された動画像ストリー
ム,111は再生制御情報109と動画像ストリーム1
10を収めた後述する図5のCD−ROMメディア50
0を作成するCD−ROMメディア作成手段である.ま
た,図2は,動画像ファイル連結情報106の例を示す
図であり,例示のようにテキストデータである.テキス
トには,次の3種類の情報が含まれている. (1)動画像ファイル名(図2においてはNodeName) (2)分岐条件が生じない場合,(1)のファイルの次
に表示される動画像ファイル名(図2においてはDefaul
tLink) (3)分岐条件が生じた場合の分岐先候補ファイル名
(図2においてはInputLink) そして,この3種類の情報を1セットとして取り扱い,
この情報セットは動画像ストリームを形成するのに必要
な動画像ファイルの数だけ存在する.図3は,図1の動
画像ストリーム作成装置により作成された動画像ストリ
ーム110の一例と,再生動作の概念を表す図であり,
300は動画像ストリーム110の一部,301は動画
像A及びBの境界付近の拡大部分,302および303
は動画像Bのプリロード部分(詳細後述)である.図4
は,図1の動画像ストリーム作成装置により作成された
動画像ストリーム110の記録状態を説明する図であ
り,400は動画像ストリーム110の一部,401は
動画像ストリームの一部400のうち,動画像ファイル
Bに相当する部分である.図10は図1の動画像ストリ
ーム作成装置にて行われる動画像ストリームの作成手順
を説明するフローチャートである.なお,図2〜図4の
例については,図8に示した動画像ファイルの連結設定
の例と対応するように記述してある.動画像ファイル配
置順序決定手段101は,図2に例示した動画像ファイ
ル連結情報106を読み込み,動画像ファイルの連結と
分岐の設定を知る.図8の例によれば,最初に再生され
るのは動画像Aであり,その次には,動画像B,C,D
のいずれかに分岐することがわかる.したがって動画像
Aの次にはB,C,Dを連続して配置するように配置順
序を決定する.ここで,決定した配置順序情報と共に各
動画像ファイルのサイズも情報として付け加えておく
(図10,処理1001).分岐再生をスムーズに行う
ためには,動画像Aの表示期間内に分岐先の画像(この
例ではB,C,Dのいずれかになる)をプリロードして
おく必要があるが,先の従来例のように動画像Aの表示
期間が短いときや,B,C,Dのファイルサイズが大き
いときなど,B,C,Dのすべてをプリロードすること
ができない場合が生ずることがある.これを解決するた
めに,本実施例では図3(1)に示すように,B,C,
Dそれぞれの先頭部分を切り出してプリロード画像とし
て新たに定義し,これらのプリロード画像を動画像ファ
イルAの末尾に付加することによって新たな動画像ファ
イルを作成し,ストーリーを構成する動画像ファイルA
を意味するファイル名”A_IN_STORY”をつける.また,
末尾に連結されたプリロード画像の部分を含まない動画
像ファイルAのみのデータ部分には,単独ファイルであ
ることを意味するファイル名”A_SINGLE”をつける.動
画像の連結再生時は,図3(2)に示すように”A_IN_S
TORY”をロードすることにより,分岐先候補画像の先頭
部分も同時にロードできるので,分岐先が動画像Aの表
示期間の終端で決定する最悪のケースでも分岐先画像の
表示を開始できる.そして,分岐先画像の先頭部分の表
示期間に残りの部分をアクセスすれば,表示がとぎれる
ことはない.これとは逆に,動画像Aのみを単独で再生
する場合には,”A_SINGLE”をロードすればよい.前記
のプリロード画像として切り出すサイズは,動画像Aの
サイズと再生装置アクセス仕様情報107によって決定
され,プリロード画像生成手段103と再生制御情報1
04に送られる(図10,処理1002,1003).
プリロード画像生成手段103は動画像データベース1
08より動画像B,C,Dを読み出して,これらのファ
イルの先頭部分からプリロード画像サイズ決定手段によ
り決定されたサイズ分だけデータを切り出し,B,C,
Dに対応するプリロード画像を生成して動画像ストリー
ム生成手段105に送る(図10,処理1004).動
画像ストリーム生成手段105では,プリロード画像生
成手段により生成されたB,C,Dのプリロード画像を
動画像Aの末尾に連結する.次に,動画像ファイル配置
順序決定手段101から送られる配置順序情報を参照し
て,プリロード画像が末尾に連結された動画像Aに続き
動画像Bを連結する.動画像Bについては,先頭部分が
プリロード画像として動画像Aの末尾部分に連結されて
いるが,この先頭部分もカットせずにそのまま連結す
る.したがって,動画像Bのプリロード部分は2重に動
画像ストリーム内に存在することになる.これは,動画
像Bを単独で再生する場合においては,1個のファイル
は連続して記録されているほうがファイル管理が容易に
なり,アクセスも速くなるためである.この様子を図4
(1)に示している.このように,本実施例の動画像ス
トリームは,1個の動画像ファイルを基にして単独再生
用と連続再生用のファイルを生成し,これらに別々のフ
ァイル名をつけて管理するようにしている.しかも,こ
の2つのファイルの実体はプリロード部分を除いて重複
しているため,記録媒体への記録効率はほとんど低下し
ない.以下,動画像B,C,Dについても同様にプリロ
ード画像の生成と連結を行って一連の動画像ストリーム
110を作る(図10,処理1005).動画像ストリ
ーム110の生成処理と並行して,再生制御情報生成手
段104においては,動画像ファイル配置順序決定手段
101からの配置順序情報とプリロード画像サイズ決定
手段102からプリロード画像サイズデータにより,再
生制御情報109を生成する(図10処理1006).
再生制御情報109には,動画像ファイルの再生順序や
分岐点を持つ動画像ファイルにおける分岐条件,及び本
体画像の末尾にプリロード画像が連結されたファイル
(例えば前記”A_IN_STORY”)の内部における,各プリ
ロード画像の記録開始位置や記録サイズ情報などが含ま
れている.以上の手順で作成された再生制御情報109
と動画像ストリーム110をCD−ROMメディア作成
手段111によりCD−ROMに焼き込む(図10,処
理1007).次に,図1及び図3〜図5,図8,図1
1を用いて,CD−ROMの再生手順について説明す
る.再生される動画像ファイルの連結設定は,これまで
の説明と同様に図8(1)に示すものであるとする.図
5は,本発明による動画像ファイル再生装置の一構成例
を示す図であり,500は,図1の動画像ストリーム作
成装置で作成したCD−ROMメディア,501はCD
−ROMメディア500よりデータを読み出すためのC
D−ROMドライブ,502はCD−ROMドライブ5
01を用いてCD−ROMメディア500から読み出し
た再生制御情報を記憶する再生制御情報記憶手段,50
3はストーリーの中に設けられた分岐点において,分岐
条件を入力するための分岐決定入力手段,504は動画
像ファイル再生装置全体の制御を司る再生装置制御手
段,505はCD−ROMドライブより送られる動画像
データのうち,プリロードされた画像を記憶しておく動
画像記憶手段,506はプリロード動画像記憶手段50
5に記憶される動画像より時間的に前に表示されるべき
分岐元動画像を記憶しておく分岐元動画像記憶手段,5
07はプリロード動画像記憶手段と分岐元動画像記憶手
段506に記憶されている圧縮動画像データを復元して
動画データを生成し,後述する表示装置508に送り出
す動画像ファイルデコード手段,508は動画などを表
示する表示装置である.また,図11は図5の動画像フ
ァイル再生装置にて行われる再生制御の手順を説明する
フローチャートである.まず,連続再生及び分岐再生に
ついて説明する.動画像ファイル再生装置に電源を投入
し,CD−ROMドライブ501にCD−ROMメディ
ア500を装填すると,次のような初期化処理が行われ
る.再生装置制御手段504は,まずCD−ROMメデ
ィア500から再生制御情報109を読みだし,再生制
御情報記憶手段502へ記憶する.次に,再生制御情報
109を参照し,最初に表示すべき動画像ファイル(動
画像A,ファイル名:A_IN_STORY)を読み出しを開始す
ると共に,動画像Aに分岐の設定がある場合には,ユー
ザから分岐決定入力が無い場合に備えてデフォルトの分
岐先を確定しておく(図11,処理1101).次にC
D−ROMメディア500から動画像ファイル”A_IN_S
TORY”のデータを1セクタ読み出し,分岐元の動画デー
タ(すなわち動画像A)とプリロード画像(すなわち動
画像B,C,Dのプリロード部分)とに振り分ける処理
(図11,処理1102,1103)を行う.プリロー
ド画像である場合は,プリロード動画像記憶手段505
に格納し(図11,処理1104),分岐元の動画像で
ある場合は,分岐元動画像記憶手段506に格納する
(図11,処理1105).分岐元動画像記憶手段50
6に格納された動画像Aのデータは,動画ファイルデコ
ード手段507に転送・復元されて,表示装置508へ
の表示が開始される(図11,処理1106).ここ
で,ユーザから分岐決定入力手段503を通じて分岐決
定入力があったときは,再生制御情報記憶手段502に
記憶してある再生制御情報109を参照して次の分岐先
動画ファイルを確定しておく(図11,処理110
7).次に,現在再生中の分岐元動画(動画像A)の表
示の終了判定を行い(図11,処理1108),動画像
Aの表示が続く場合には,CD−ROMドライブ501
から次のセクタを読み出して,これまで説明した手順を
繰り返す.本実施例では,プリロード画像は分岐元画像
の末尾に連結しているので,通常は上記の処理を動画像
Aの記録されているセクタ数だけ繰り返すことになる.
上記の動画像Aに関する,セクタ単位の読み込みからデ
ータのデコード・表示の処理が終了したら(図11,処
理1108のYESのケース),図11の処理1107
で確定した分岐先動画ファイル(ここでは仮に動画像B
であるとする)のプリロード部分をプリロード動画像記
憶手段505から読み出して動画像ファイルデコード手
段507に転送し(図11,処理1109),動画像B
を次の再生動画ファイルとして再生を開始する(図1
1,処理1110).動画像Bの再生が始まったら,再
生制御情報記憶手段502に記憶してある再生制御情報
109を参照してデフォルトの分岐先画像を設定してお
く(図11,処理1111).この後,ファイル”B_IN
_STORY”の最初のセクタをCD−ROMドライブ501
より読み出して図11の処理1102以下を繰り返す.
ファイル”B_IN_STORY”は,図4の(2)に示すよう
に,先頭セクタの開始アドレスが1020となってお
り,このアドレスは図4(1)を参照すると動画像Bの
プリロード部分を除いた残りの部分の先頭を指してい
る.したがって,先にプリロードされている動画像Bの
先頭部分に続いて,残りの部分もスムーズに読み出すこ
とができる.このようにして,分岐元の動画像Aのロー
ドすることによって分岐先の画像の先頭部分をプリロー
ドしておくことによって,分岐決定入力が動画像Aの最
終表示部分でなされたとしても分岐先の画像をとぎれる
ことなくスムーズに再生することができる.以上,動画
像の連続及び分岐再生について説明したが,アプリケー
ションによっては各動画像ファイルを単独で再生する要
求が生ずることも考えられる.例えば,動画像Bを再生
したい場合には,CD−ROMドライブ501からファ
イル”B_SINGLE”を読み出せばよい.先の動画像ストリ
ームの作成手順で触れたように,分岐先の画像のプリロ
ード部分は分岐元の画像の末尾と分岐先画像の先頭部分
とに重複して記録されている.図4(2)に示すよう
に,単独再生用のファイル(この例では”B_SINGLE”)
は,CD−ROMメディア500上では,開始アドレス
1000から1000セクタに渡って連続領域に記録さ
れている.したがって,単独再生の場合についても,連
続領域のアクセスとなるので高速に読み出しができる.
以上説明したように,本実施例においては,1個の動画
像ファイルを基にして単独再生用と連続再生用のファイ
ルを生成し,CD−ROMメディア500においてこれ
らに別々のファイル名をつけて管理するようにしてい
る.そして,連続再生用のファイルの末尾には分岐先候
補画像のプリロード部分を付加する構成としているた
め,分岐決定入力のタイミングにとらわれることなく,
スムーズな動画像の分岐再生が実現できる.また,単独
再生の場合においても各動画像ファイルの記録領域が連
続しているため,効率のよいアクセスが可能である.し
かも,上記の単独再生用と連続・分岐再生用のファイル
の実体は,CD−ROMメディア501上ではプリロー
ド部分を除いて重複しているため,記録効率はほとんど
低下しない.なお,本実施例における再生制御情報記憶
手段502,プリロード動画像記憶手段505,分岐元
動画像記憶手段506は,半導体メモリなどを用いて実
現できる.次に,本発明による第2の実施例について説
明する.本実施例と第1の実施例との特徴的な差異は,
図1の動画像ストリーム作成装置により作成される動画
像ストリーム110の構成にある.そこで,本実施例の
説明では第1の実施例と重複する部分は割愛することと
し,上記の動画像ストリーム110の構成における特徴
とこの場合の動画像ストリーム110を再生する場合の
制御方法について説明する.本実施例の説明において追
加される図面は図6及び図7である.図6は本発明の第
2の実施例における,動画像ストリーム110内部の動
画像ファイルの記録状態と,連結再生の方法を説明する
図である.図6において,600は動画像ストリーム1
10の一部,601は動画像ストリーム110の一部6
00のうち,動画像Aが記録されている数セクタ分の拡
大である.図7は,本発明の第2の実施例において,動
画像ストリーム110のデータセクタの記録状態と,管
理のためにファイルに与えられる名称の例を示す図であ
る.図7において,700は動画像ストリーム110の
一部,701は動画像ストリーム110内で動画像Bの
記録されているセクタの拡大である.なお,図6〜図7
の例については,図8に示した動画像ファイルの連結設
定の例と対応するように記述してある.第1の実施例に
おいては,分岐元の動画像Aの末尾に分岐先候補画像で
ある動画像B,C,Dのプリロード部分を付加する構成
としていたが,本実施例では,このプリロード部分を分
岐元画像のデータとインタリーブして記録することを特
徴としている.図6(1)に示すように,この例では動
画像Aと,動画像のBのプリロード部分は3:1の比率
でインタリーブ記録されている.そして,動画像Aが記
録されたセクタと動画像Bのプリロード部が記録された
セクタとに,それぞれ異なるチャネル番号を割り当てる
(図6(1)では,Aに0を,Bに1を割り当ててい
る).動画像Bのプリロード部分の記録が終了したら,
同様に動画像C,Dをインタリーブ記録し,C,Dそれ
ぞれが記録されているセクタに,例えばCは2,Dは3
という具合にチャネル番号を割り当てておく.記録媒体
がCD−ROMの場合,このチャネル番号は各データセ
クタ内のサブヘッダ部に書き込むように規格で定義され
ている.ただし,チャネル番号とファイル名の対応につ
いては,CD−ROM規格ではディレクトリエントリ内
に書くことはできない.したがって,チャネル番号とフ
ァイル名の対応関係については,図1の再生制御情報生
成手段104において再生制御情報109に書き込むよ
うに構成する.図7(1)には動画像Bとそれに続く分
岐候補画像がインタリーブされて記録されている状態を
示している.アドレス1000〜1020までは動画像
Bのプリロード部であり,これは前記のように動画像A
の記録領域内にもインタリーブ記録されている.アドレ
ス1000〜1020のプリロード部は第1の実施例の
ケースと同様に連続再生時には使用されない部分である
ので,このアドレス領域には動画像Bの分岐先候補画像
(この例では動画像E及びF)はインタリーブしない.
そして,それに続くアドレス1020番地以降からイン
タリーブ記録を開始する.このとき,動画像Bにはチャ
ネル番号1が,動画像E及びFにはそれぞれチャネル番
号4,5が割り当てられ,各データセクタのサブヘッダ
部に書き込まれる.そして,アドレス1020番地から
2080番地(動画像EとFのプリロード部を含んだ動
画像Bの終了番地)迄のデータにファイル名”B_IN_STO
RY”を,アドレス1000番地からのデータにファイル
名”B_SINGLE”を与える.これは,第1の実施例と同じ
く連続再生用と単独再生用である.上記の方法で記録さ
れた動画像ストリームを連続再生するには,動画像ファ
イル再生装置に図6(2)に示すようなチャネル番号別
のバッファを設けておき,CD−ROM500から読み
出したセクタに割り当てられているチャネル番号を参照
し,対応するチャネル番号のバッファに格納するように
する.そして,再生制御情報109に書かれたチャネル
番号とファイル名の対応関係にしたがって,上記バッフ
ァから読み出して表示する.図5の動画像ファイル再生
装置では例えば次のように構成する.すなわち,プリロ
ード画像記憶手段505と分岐元動画像記憶手段506
に代えてチャネル番号別の記憶手段を設ける.これはチ
ャネル番号別にそれそれ別々の記憶手段を設けてもよい
し,1個の記憶手段とし,チャネル番号によって内部の
記憶領域を選択的に使用するような構成としてもよい.
例えば,ファイル”A_IN_STORY”を読み出せば,動画像
Aが格納されているセクタにはチャネル番号0,動画像
Bのプリロード部が格納されているセクタにはチャネル
番号1というように各データセクタのサブヘッダ部に書
かれているので,それぞれのチャネル番号に相当するバ
ッファにデータを格納すればよい.動画像Aの表示中に
分岐決定入力があったときは,分岐先画像の名前とそれ
に対応するチャネル番号を再生制御情報109から読み
取って,まずプリロード画像を再生しながら,そのファ
イルの残り(この場合”残り”に相当するファイルに専
用の名前をつけて管理しているため,アプリケーション
は”残り”であることを意識する必要が無い.)を読み
出せばよい.つまり,分岐先がBであれば”B_IN_STOR
Y”を読み出す.また,各動画ファイルを単独再生する
場合には,”A_SINGLE”,”B_SINGLE”という専用の名
前のファイルを読み出せばよい.このとき,図7(1)
に示したように単独再生用のファイルにもプリロード画
像がインタリーブされているが,データを読み出したと
きにチャネル番号を参照することにより,単独再生に不
必要なデータは破棄することができる.このように,本
実施例では,第1の実施例のようにプリロード画像が分
岐元画像の末尾に付加されるのではなく,分岐元画像に
インタリーブ記録されているため,第1の実施例に比し
てプリロード画像データを時間的に前の段階で得ること
ができる.このため,本実施例では,分岐決定入力が分
岐元画像の表示期間内の比較的早い段階でなされた場合
においても,直ちに分岐先画像の表示を開始できるの
で,視覚的により自然な動画分岐再生が可能になるとい
う効果がある.またその他,本実施例においても第1の
実施例と同様の効果が得られる.なお,以上説明した2
つの実施例においては,動画像ストリームの記録媒体と
してCD−ROMを例に取り上げているが,本発明の効
果はこれに限定されるものではなく,他の光ディスクを
用いた記録媒体や磁気記録媒体においても,連結再生を
するために物理的なファイルアクセス処理(トラックア
クセスなど)が生じるので,同様の効果が得られる.ま
た,動画像の圧縮方式については特に具体的には触れて
いないが,記録媒体からデータをロードする時間より
も,そのデータの出力時間が長くなるような記録方式で
あれば,例えばMPEG(Motion Picture Expert Grou
p)方式のような圧縮方式,あるいは非圧縮データの記
録再生方式であってもその効果を発揮することができ
る.さらにまた,各実施例において動画像ファイルのス
トーリー分岐について説明したが,圧縮された音声ファ
イルや圧縮された音声及び画像の混在ファイルといった
他のマルチメディアデータであっても連続再生する必要
がある場合は,本発明を適用することによってストーリ
ー分岐を実現できる.
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば,ス
トーリー分岐を伴う一連の動画像ストリームの作成及び
再生において,各々の動画像ファイルを基にして,動画
像ストリームを構成するための単独再生用と連続再生用
の2種類のファイルを生成し,記録媒体上でおいてこれ
らに別々のファイル名をつけて管理するようにしてい
る.そして,連続再生用のファイルには分岐先候補画像
のプリロード部分を付加または挿入する構成としている
ため,分岐決定入力のタイミングが分岐元画像の表示期
間の最後になるケースでも,プリロード部分を再生し,
この間に後続のデータをロードすることができるので,
スムーズな動画像の分岐再生が実現できる.また,プリ
ロード画像のサイズは分岐元画像の表示期間の長さや記
録媒体の再生装置の性能,あるいは再生装置に設けられ
たバッファサイズなどのパラメータにより決定されるた
め,アプリケーションにより自由に設定できる.また,
ファイルの単独再生の場合においても各動画像ファイル
の記録領域が連続しているため,効率のよい高速なアク
セスが可能である.しかも,上記の単独再生用と連続・
分岐再生用のファイルの実体は,記録媒体上でプリロー
ド部分を除いて重複しているため,記録効率はほとんど
低下しない.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した動画像ストリーム作成装置の
構成例を表す図である.
【図2】動画像ファイル連結情報106の例を示す図で
ある.
【図3】図1の動画像ストリーム作成装置により作成さ
れた動画像ストリーム110の一例と,再生動作の概念
を表す図である.
【図4】図1の動画像ストリーム作成装置により作成さ
れた動画像ストリーム110の記録状態を説明する図で
ある.
【図5】本発明による動画像ファイル再生装置の一構成
例を示す図である.
【図6】本発明の第2の実施例における,動画像ストリ
ーム110内部の動画像ファイルの記録状態と,連結再
生の方法を説明する図である.
【図7】本発明の第2の実施例において,動画像ストリ
ーム110のデータセクタの記録状態と,管理のために
ファイルに与えられる名称の例を示す図である.
【図8】動画像の連結表示の概念を説明する図である.
【図9】従来の動画像連結再生方法を説明する図であ
る.
【図10】図1の動画像ストリーム作成装置にて行われ
る動画像ストリームの作成手順を説明するフローチャー
トである.
【図11】図5の動画像ファイル再生装置にて行われる
再生制御の手順を説明するフローチャートである.
【符号の説明】
100…動画像ストリーム作成装置本体,101…動画
像ファイル配置順序決定手段,102…プリロード画像
サイズ決定手段,103…プリロード画像生成手段,1
04…再生制御情報生成手段,105…動画像ストリー
ム生成手段,106…動画像ファイル連結情報,107
…再生装置アクセス仕様情報,108…動画像データベ
ース,109…再生制御情報,110…動画像ストリー
ム,111…CD−ROMメディア作成手段,500…
CD−ROMメディア,501…CD−ROMドライ
ブ,502…再生制御情報記憶手段,503…分岐決定
入力手段,504…再生装置制御手段,505…プリロ
ード画像記憶手段,506…分岐元動画像記憶手段,5
07…動画像ファイルデコード手段,508…表示装
置.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 7/14 (72)発明者 春名 伴美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 竹内 崇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 門間 淳也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所情報映像メディア事業部内 (72)発明者 松永 敏裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータファイルと,該複数のデ−タ
    ファイルの再生連結順序情報と,前記複数のデ−タファ
    イルの何れか1以上のファイルに対して連結候補が複数
    存在することを表す再生分岐情報とから,データストリ
    ームを形成するデ−タストリーム形成手段を少なくとも
    有するマルチメディアデータ記録装置であって,前記デ
    −タストリーム形成手段は,前記再生連結順序情報と前
    記再生分岐情報にしたがって,前記デ−タファイルの連
    結順序を決定するファイル連結順序決定手段と,前記複
    数のデ−タファイルの各々について,その構成データの
    一部もしくは全部を用いて,再生時の頭だしに用いるプ
    リロードファイルを生成するプリロードファイル生成手
    段と,前記複数のデ−タファイルと前記プリロードファ
    イル生成手段により生成された前記プリロードファイル
    とを連結するファイル連結手段を有し,該ファイル連結
    手段は,各々の前記デ−タファイルと,該デ−タファイ
    ルに連結する可能性のある,すべての前記デ−タファイ
    ルに対応する前記プリロードファイルとを連結した複合
    ファイルを生成し,かつ該複合ファイルを前記ファイル
    連結順序決定手段により決定されたファイル連結順序と
    前記再生分岐情報にしたがって連結することによりデ−
    タストリームを形成することを特徴とするマルチメディ
    アデータ記録装置.
  2. 【請求項2】請求項1記載において,前記ファイル連結
    順序決定手段は,前記再生連結順序情報と,前記再生分
    岐情報と,前記複数のデ−タファイルのサイズ情報とを
    参照して,前記デ−タストリームを再生する際に用いら
    れる再生装置において,データアクセス時間が短くなる
    ように前記複数のデ−タファイルの連結順序を決定する
    ことを特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  3. 【請求項3】請求項1及び2記載において,前記プリロ
    ードファイル生成手段は,前記複数のデ−タファイルの
    サイズ情報と前記デ−タストリームを再生する際に用い
    られる,再生装置のデータアクセス性能を表す情報とを
    参照することにより,生成するプリロードファイルのサ
    イズを決定することを特徴とするマルチメディアデータ
    記録装置.
  4. 【請求項4】請求項3記載において,前記ファイル連結
    順序決定手段により決定されたファイル連結順序と前記
    再生分岐情報と前記プリロードファイルのサイズとか
    ら,前記デ−タファイルの再生手順情報及び,前記デ−
    タファイルに連結された前記プリロードファイルの記録
    位置及びサイズの情報を含む再生制御情報を生成する再
    生制御情報生成手段を有することを特徴とするマルチメ
    ディアデータ記録装置.
  5. 【請求項5】請求項4記載において,前記デ−タストリ
    ーム形成手段により形成されたデ−タストリームと,前
    記再生制御情報生成手段により生成された前記再生制御
    情報を記録媒体に記録するデータ記録手段を有すること
    を特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  6. 【請求項6】請求項5記載において,前記デ−タストリ
    ーム記録手段により前記デ−タストリームを記録する対
    象となる記録媒体はCD−ROMであることを特徴とす
    るマルチメディアデータ記録装置.
  7. 【請求項7】請求項1〜6記載において,前記デ−タス
    トリームは,該デ−タストリームを構成する各デ−タフ
    ァイルに関する情報を格納するファイル情報格納領域を
    有し,前記デ−タストリームを構成する前記デ−タファ
    イルには単独再生用の名称を,各々の前記デ−タファイ
    ルファイルと,該デ−タファイルに連結する可能性のあ
    るすべての前記デ−タファイルに対応する前記プリロー
    ドファイルとを連結した複合ファイルから,該デ−タフ
    ァイル自身のプリロード部分に相当するデータを除いた
    ファイルには,連続/分岐再生用の名称を付与し,前記
    ファイル情報格納領域に前記単独再生用名称と前記連続
    /分岐再生用名称を登録するファイル名称登録手段を有
    することを特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  8. 【請求項8】請求項1〜7記載において,前記ファイル
    連結手段により行われる前記デ−タファイルと前記プリ
    ロードファイルとの連結は,前記デ−タファイルの末尾
    に前記プリロードファイルを連結する方式であることを
    特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  9. 【請求項9】請求項1〜7記載において,前記ファイル
    連結手段により行われる前記デ−タファイルと前記プリ
    ロードファイルとの連結は,前記デ−タファイルに対し
    て前記プリロードファイルをインタリーブする方式であ
    ることを特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  10. 【請求項10】請求項1〜9記載において,前記デ−タ
    ファイルは,データ圧縮手段により圧縮されたデータで
    構成されることを特徴とするマルチメディア記録装置.
  11. 【請求項11】請求項1〜10記載において,前記デ−
    タファイルは,動画像データにより構成されることを特
    徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  12. 【請求項12】請求項11記載において,前記デ−タフ
    ァイルを構成する動画像データはMPEG(Motion Pic
    ture Expert Group)方式によってデータ圧縮されてい
    ることを特徴とするマルチメディアデータ記録装置.
  13. 【請求項13】請求項1〜12記載のマルチメディアデ
    −タ記録装置によって生成されたデ−タストリームを再
    生するマルチメディアデータ再生装置であって,前記デ
    −タストリームからロードした複合ファイルから前記プ
    リロードファイルを分離して記憶するプリロードファイ
    ル記憶手段と,前記プリロードファイルが分離されたフ
    ァイルを記憶するファイル記憶手段と,該ファイル記憶
    手段に記憶されたファイルに連結する分岐先候補ファイ
    ルが複数出現した場合に,分岐先ファイルを特定するた
    めの分岐先決定入力手段とを備え,連続/分岐再生時に
    おいて,前記分岐先決定入力手段により分岐先ファイル
    が特定された場合,前記プリロードファイル記憶手段に
    記憶された前記分岐先ファイルに対応するプリロードフ
    ァイルを再生しながら,前記分岐先ファイルに相当する
    連続/分岐再生用名称の付与されたファイルをロード
    し,単独再生時において,再生対象ファイルに相当する
    単独再生用名称を付与されたファイルをロードすること
    を特徴とするマルチメディアデータ再生装置.
  14. 【請求項14】請求項13記載において,前記再生制御
    情報を記憶する再生制御情報記憶手段を有し,前記デ−
    タストリームの再生は,前記再生制御情報記憶手段に記
    憶された再生制御情報にしたがって行うことを特徴とす
    るマルチメディアデータ再生装置.
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