JPH0779425B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0779425B2
JPH0779425B2 JP3354273A JP35427391A JPH0779425B2 JP H0779425 B2 JPH0779425 B2 JP H0779425B2 JP 3354273 A JP3354273 A JP 3354273A JP 35427391 A JP35427391 A JP 35427391A JP H0779425 B2 JPH0779425 B2 JP H0779425B2
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signal
image
color
coefficient
circuit
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JP3354273A
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秀和 関沢
靖夫 保坂
清 山田
秀三 三浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中間調濃度を含む一
般画像を処理する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写プリンタ及び液晶ディスプレー等
の出力装置等の装置に中間調濃度を含む画像を表示する
場合、従来、ディザ法による濃度表示が知られている。
しかし、ディザ法では、一般に階調を多く表現すると、
表示分解能が低下し、さらに不規則なノイズが目立つ等
の欠点を有していた。
【0003】一方、人間の目にとっては、写真等の一般
画像を線成分及び中間調成分とに分解して、イラスト画
のような表示で表示しても、さほど不自然を感じないも
のである。
【0004】そこで、画像濃度の局所変動率を求め、こ
の値の大きさにより文字や物の輪郭等の線成分を検出
し、定められた固定閾値で2値化することにより表示分
解能を低下させることなく高解像度で表示し、他の中間
的階調成分をディザ法によって表現する、すなわち局所
変動率の大きい部分は単純2値化を行ない、他はディザ
法でその画像の濃度を表現する画像処理装置について、
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CCD等のラ
インセンサにより画像信号を検出、入力する場合には、
検出素子の個々の画素の素子特性に変動があるため、得
られる画像に再現性のばらつきを生じていた。特に入力
画像の特性により信号処理を切り換えるために、画像の
局所変動率を求める場合には、ラインセンサを構成する
個々の画素からの出力特性のばらつきにより、得られる
局所変動率もばらつきが目立つこととなる。
【0006】したがって画像の局所変動率により信号処
理を切り換える場合に、切り換えの判断を誤まる恐れが
あり、誤って処理された場合にかえって画質の劣化を生
ずることとなる点が問題であった。
【0007】この発明は、以上の欠点を除去し、画像を
高分解能でかつ、中間調をも表現可能な画像処理装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、画像信号を入力するための一次元のラインセンサ
と、このラインセンサからの複数ライン分の画像信号を
記憶できる二次元の画像信号記憶手段と、この画像信号
記憶手段に記憶される画像信号の単位データとこの単位
データに対応した係数との積を加算処理して、入力され
た前記画像信号の局所変動率を求める手段と、この求め
られた局所変動率に応じて、入力された前記画像信号に
対して異なる信号処理を施す手段とを具備し、前記局所
変動率を求めるための単位データに対応した各係数は、
同一ライン方向の単位データ列に対応した係数列に含ま
れる係数値の変動よりも、複数ラインにまたがる方向の
単位データ列に対応した係数列に含まれる係数値の変動
の方が大きくなるように設定されているものであること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明で用いられる画像の局所変動率を求める
手段においては、入力された二次元の画像データについ
て、画像データを構成する単位データとその単位データ
に対応した所定の係数との積を加算処理する積和演算部
を有する。ここで演算に用いられる二次元の画像データ
は、ラインセンサを走査させることにより、または入力
画像を移動させることにより、ラインセンサからの出力
信号を複数ライン分が準備される。
【0010】ここでラインセンサを構成する検出素子の
特性にばらつきがあることから、ラインセンサからの出
力信号も検出素子毎にばらつくこととなる。一方ライン
センサを構成する同一の検出素子については、素子特性
は一定であるので、検出素子毎にばらつきが生ずるとい
った問題は生じない。
【0011】そこで二次元の画像データに乗算される係
数の値の変化を、同一ライン方向については小さく、複
数ラインにまたがる方向については大きく設定すること
により、検出素子毎の素子特性の変動の影響を低減し、
かつ素子特性の変動のない方向については、効果的に局
所変動率を求めるための係数設定を行なうことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0013】図1は原稿1の画像を蛍光灯等の線光源2
により照明し、セルフオツクレンズアレイ3によりCC
Dセンサ等の一次元センサ4に結像する。この一次元セ
ンサにより出力された画像信号は、A/D変換器5によ
りデジタル信号に変換される。
【0014】次に表示プリンタ22の濃度特性に合わせ
るための濃度変換ROM6、7、8を通してその濃度特
性を調節する。このとき原稿1の濃度特性、すなわち濃
い原稿や薄い原稿、もしくはコントラストのない原稿等
によりこの濃度変換ROM6、7、8の出力を切り換え
スイッチ9により適正なものを選ぶ。具体的には、図2
に示されているように、(a)は普通の原稿用、(b)
は薄い原稿用、(c)は濃い原稿用の濃度変換ROMの
特性である。
【0015】次にこの信号は、高域周波数成分強調回路
10により局所変動率を求める。具体的には後述するよ
うにコンボリュージョン演算回路により2次元微分を行
なう。この回路では、一次元情報で入力される信号をも
とに、一部の2次元データを準備するためのラインメモ
リ部11と、この2次元データから2次元微分を行なう
積和演算部12からなっている。 ここで、高域強調回
路10について説明する。
【0016】CCD等のラインセンサ4では一般に個々
の検出素子の画素に感度のばらつきがあるため、ライン
方向にあまり高域強調を行なうと、そのばらつきが目立
つ。しかし原稿送り方向もしくはセンサ4の移動方向に
はあまり出力信号の変動がない。したがってこの方向に
は、比較的大きな高域強調が可能である。
【0017】すなわち、以下のようなコンボリュージョ
ン演算を行なう際に、ラインセンサ方向とラインセンサ
に垂直方向とで、積を求めるパラメータの変動の大きさ
に差を設けることにより、検出素子のばらつきによる影
響を低減して、効果的な高域強調処理を行なうことがで
きる。
【0018】そこでライン方向とその直角方向での高域
強調の程度を変えた方が実用上好ましい。図3のマトリ
ックスは高域強調のパラメータ群示し、互いに直交す
る方向で、この高域強調の程度を制御することが可能と
なっている。この図のパラメータa1乃至c5を2次元
画像データに順次積を実行し、その結果を加算したもの
がコンボリュージョン演算と言われるもので、そのパラ
メータの選択により高域強調が可能となる。
【0019】このコンボリュージョン演算を実行する際
に、積を実行するためには、例えば図3に示されるマト
リックスで考えると、5ライン分のデータが同時に必要
となる。このデータを準備するのがラインメモリ部11
である。この構成は図4であり、ラインメモリ70は6
ライン分用意し、1ラインが書き込みを行なっている間
に他の5ラインが読み出しを行なう。
【0020】すなわち切り換え用マルチプレクサ71に
より書き込みラインを1つ選択し、そのラインメモリに
データを書き込む。次に復号マルチプレクサ72により
書き込みを行なっていないラインメモリ70に対して、
紙送り方向にデータの順番が乱されないように切り換え
て出力out1乃至出力out5を出力する。次に入力
I0 に1つのデータが入力される毎に、5個の出力をそ
れぞれ各出力out1乃至out5に読みだすことによ
り5×5個のデータを準備する。このデータは積和演算
部12に入力される。
【0021】積和演算部12の構成を図5に示す。演算
マトリックスは図3に示されているように第1行と第5
行、第2行と第4行がそれぞれ同じパラメータである。
したがってラインメモリ70の出力out1乃至out
5を図5のSI1 乃至SI5に入力し、まずSI1 とS
I5 との和を加算器80で演算し、SI2 とSI4 との
和を加算器81で演算する。次に加算器80、81の出
力結果とSI3 をそれぞれ積和演算回路82、83、8
4へ入力する。この積和演算回路はそれぞれのパラメー
タ85、86、87を取り込んで積と和を実行する。す
なわち、図8に示すI0 にデータ1個入力する毎に5回
実行する。
【0022】その結果を用いてそれぞれ加算器88と加
算器89を用いて全ての和をとり、コンボリュージョン
演算を実行する。すると出力SOには、高域強調された
信号が出力される。このようにして高域強調が高速で実
行される。
【0023】次に画像の入力特性により信号処理を切り
換える方法について説明する。
【0024】ここで説明を容易にするため、一次元信号
で考える。図6の(a)に示されるような信号が入力画
像として入力されたとする。すると、セルフオツクレン
ズアレイ3等による光学形の伝達特性により得られる電
気信号としては、図6(b)に示されるような信号とな
る。
【0025】この信号が、この微分回路10に入力され
ると図6の(c)のような微分された信号となる。この
信号が単純2値化もしくはディザ法切り換えコード変換
部13(ROMで構成する。)に入力される。この切り
換えコード変換部13では、図6(c)に示される信号
のうち、破線31より大きなレベルもしくは、破線32
より小さいレベルを有する入力信号に対しては、後述す
る単純2値化により処理された信号を選択する第1のコ
ード信号を発生し、マルチプレクサ14に信号を送る。
また破線31と破線32との間のレベルを有する入力信
号があるときは、後述するディザ法により処理された信
号を選択する第2のコード信号を発生し、マルチプレク
サ14に信号を送る。
【0026】図7に示されるように切り換えコード変換
部13を構成するROMの内容を決めてやればよい。こ
の内容にしたがって、後述する切り換え用のマルチプレ
クサ14は0のとき単純2値化、1のときディザ法によ
る信号を選択する。
【0027】しかしセルフオツクレンズアレイ3等の光
学系で生じた高域成分の低下した信号は高域成分が劣化
しているので、積和演算部12の出力信号、すなわち高
域成分のみの信号を加えることにより補正した方がより
鮮明な画像を得られる。
【0028】そこでラインメモリ11の中心ラインの出
力信号と、積和演算部12からの出力信号とを用いて、
単純2値化、またはディザ法により処理を行なう。
【0029】この場合に高域成分の全てを加えると過剰
補正となり画質が低下するので、その補正係数K(0<
K<1)をかけ算器15により信号にかけて、和算器1
6に入力する。
【0030】なお、かけ算器15を単純化して、補正係
数Kを2のべき乗分の1だけに限定するなら、かけ算器
15を省略して単に上位ビットのみを和算器16に入力
してもその目的は達せられる。
【0031】さて、この積和演算部12の出力信号は、
積和演算部の処理時間によりラインメモリ部11の出力
信号よりも遅れている。そこでラインメモリ部11の信
号は遅延回路17を介して遅延させると共に、積和演算
部12の出力とを同期させて、補正信号と合わせた後、
和算器16に入力される。和算器16ではラインメモリ
部11の出力信号に、積和演算部12の出力が加算され
るので、図3(b)より高域特性の良い信号が出力され
る。ただし、あまり補正し過ぎない方がよい。
【0032】次に、この信号は2つのコンパレータ1
8、19に入力される。コンパレータ18に入力された
信号は、所定値20と比較され単純2値化が行なわれ
る。なお、コンパレータ18を省略して、和算器16の
出力信号の上位1ビットをもって、2値化出力信号とし
てもその目的は達せられる。但し微妙な調節は望めな
い。
【0033】一方、和算器16からコンパレータ19に
入力された信号はディザパターンと言われる参照用マト
リックスメモリ21のデータと順次比較されディザ化処
理された信号としてコンパレータ19から出力される。
【0034】これら2つの処理経路を介して処理された
信号は、信号切り換え器、例えばマルチプレクサ14に
入力され、どちらかの信号が選択される。この入力され
た信号は、前述した切り換え用コード変換部13からの
出力信号により切り換えられ、これら2種類の信号のい
ずれかが選択出力される。
【0035】このマルチプレクサ14の出力信号を熱転
写プリンタ等の画像出力装置22に表示する。例えば図
6(a)に示されるような画像が入力された場合、この
画像入力装置22の出力画像は、図6(d)のような画
像となる。ただしこの表示は2値濃度を平均化して、目
でみたときの濃度状態として表現している。
【0036】この実施例の効果を理解するために、上述
のような選択的な信号処理を行なわない従来の画像処理
装置による出力例を図7に示す。図7(a)はラインセ
ンサ出力信号である。これは光学系の周波数特性によ
り、波形のエッジのとれた高域特性の劣化した出力波形
である。これを単純2値化を行なって表示すると図7
(b)となる。この単純2値化による処理では、あるし
きい値よりも小さな画像信号が再現されないという欠点
がある。またディザ法のみで処理を行なって表示すると
図7(c)となる。このディザ法による処理では、画像
信号の振幅の大きさによらず全ての画像信号が再現され
るが、画像の分解能が低下するという欠点があった。
【0037】これに対し、本発明では、図6(d)に示
されるように高域成分を含む部分は2値で、高域成分を
含まない部分はディザで表示されるため高分解能で、か
つ中間調も表現可能である。
【0038】このように信号処理を複数系統用意し、画
像の特性に合わせて処理を切り換えることにより、本発
明では、線成分を検出し、この信号を単純2値化を行な
うことにより、線成分はぼやけることなく表現すること
が可能となり、文字や写真を両立させ、メリハリのつい
た画像が得られる。
【0039】また、単純2値化と、ディザ法との出力信
号の切り換え判定は画像濃度の局所変動率を測定するこ
とにより行なっているので、判定処理が容易となる。す
なわち局所変動率は、空間微分処理により容易に求める
ことができる。
【0040】さらにブロック別像域分離法等に見られる
ような、ブロックという概念がないため、ブロック間に
おけるノイズの発生等の問題がなくなる。 (実施例2)次にカラー画像処理装置の場合について説
明する。図9において、カラー原稿入力装置90からの
入力信号を分離したアナログ電気信号(例えば、ホワイ
ト、イエロー、シアンの3色)を、それぞれA/D変換
器91によりデジタル信号に変換される。一方、カラー
プリンタ92のインクの濃度特性とカラー原稿入力装置
90の入力信号特性を補正するための回路93に供給さ
れる。次に原稿を読み取った信号からインクの分光特性
に合うように、色変換するマトリックス回路94を通
す。この回路94は例えば図10に示されているような
積和演算回路からなり、以下の演算を行なう。
【0041】 M=a11w+a12y’+a13c’ Y=a21w+a22y’+a23c’ C=a31w+a22y’+a33c’ ここでw、y’、c’は入力装置90からの信号に相当
するもので、それぞれホワイト、イエロー、シアンに対
応する。またM、Y、Cは色変換マトリックス回路94
によりカラープリンタ92の発色特性に合わせた信号に
変換されたもので、それぞれマゼンタ、イエロ、シアン
に対応する。a11乃至a33は変換のためのマトリックス
の係数である。
【0042】図10を用いてこの回路の働きを説明す
る。ゲート回路101によりw信号が端子102に生ず
る。次に積和演算回路103は、この信号にパラメータ
メモリ104からa11の係数を引き出して積をとり、内
部のアキュームレータに格納する。次にゲート回路10
1によりy’信号を端子102に発生させ、前述の操作
と同様の操作を行なうことにより、係数a12をかけて、
内部のアキュームレータで加算する。さらにゲート回路
101によりc’を選択し、前述の操作と同様に係数a
13をかけて、内部のアキュームレータで加算する。この
結果を出力すればMが得られる。Y及びCも同様にして
計算される。このようにしてカラープリンタ92の発色
特性に合わせた信号に変換することが可能となる。
【0043】次に図9に示すように、それぞれ変換した
信号M、Y、Cについて、先の実施例で説明したよう
な、単純2値化処理またはディザ化処理を選択して出力
を行ない、カラープリンタ92に入力する。
【0044】この処理回路は、破線で囲まれた回路95
であり、先の実施例と同様の構成である。この回路95
がそれぞれM、Y,Cに対して独立に設けられている。
この回路では各色について、パラメータが独立に選定で
きるので、微妙な色の調節が可能となる。
【0045】例えばディザ化するための参照メモリの内
容を各色それぞれ始点の位置を異なるように配置するこ
とにより、色のにごりを少なくすることが可能となる。
また色の種類により、高域強調の程度を異なるようにす
ることも可能であり、これにより特定の色をはっきり表
示することも可能となる。
【0046】さらにディザ化処理を行なうためのパラメ
ータ等を変化させることにより、各色に対する濃度勾配
を変化させることが可能となり、プリンタに使用するイ
ンクの特性に合わせてパラメータを設定し、より自然な
色の再現を実現することが可能となる。なお原稿のコン
トラストが悪かったり、白地部分にノイズがあったりす
る場合には、先の実施例で用いた図1の濃度変換用RO
M6、7、8のような働きをもった回路を96を、用い
るとよい。
【0047】次に、カラー画像処理装置のその他の実施
例について説明する。図11は、図9と同様に、カラー
原稿入力装置90によりホワイト、イエロ、シアンの各
色毎に分離されたw、y’、c’を入力し、A/D変換
器91によりデジタル量に変換される。
【0048】次に対数変換回路110により、表現ビッ
ト数を削減する。具体的には、図12に示されるような
特性を有する変換用ROMを用意し、ROMデータをア
ドレスすることにより対数変換を行なう。ただし、例え
ば6ビットから4ビットに変換する場合等は、単純に対
数変換を行なうよりも、次式で示されるように不感領域
を用いた方が良好な特性が得られる。
【0049】 x>aのとき y=15・lnx/(ln64−lna) −15・lna/(ln64−lna) …(2) x<aまたはx=aのとき y=0 ただしxは入力信号であり、yは出力信号である。また
aは不感領域の上限値であり、2乃至3程度が適切であ
る。
【0050】なおここで表現ビット数を削減する理由は
以下の通りである。まず、出力表示可能なカラープリン
タ92の階調に合わせる必要がある。さらに先の実施例
で見られた色変換マトリックス94での計算では、イン
クの特性によって良好な色の再現が得られない場合があ
ることである。
【0051】このような場合には、特に予め色の組み合
わせを全て計算してテーブルを作成し、このテーブルを
引くことにより色計算を行なう。このようにすることに
より極めて複雑な計算であっても、実時間で処理が可能
となる。またここで作成されるテーブルはカラープリン
タが表現可能な色の組み合わせに対応して設ければ十分
であるので、これらの理由により表現ビット数を削減す
ることが可能である。
【0052】以上説明したように、色変換は色変換テー
ブル111を引くことにより変換される。ここでテーブ
ル111をRAMで構成し、このテーブル内容をROM
112から入力することにより自由な変換が可能とな
る。例えば、原稿のコントラストが小さい場合や、原稿
の下地が濃すぎる場合等、このテーブルの内容を入れ換
えることにより、インテリジェンスなプリンタ、コピー
とすることも可能である。
【0053】このように3色をカラーで表現し、その濃
度レベルの不足分に黒を加える4色プリンタ等のカラー
表現においては、この加える黒がディザ法によりぼける
と、非常に見苦しくなる。そこで黒信号の線成分のみを
検出して表示すると、このような見苦しさがなくなる。
さらにこの黒が高分解能に表示されると他の色との分解
能が低下しても不自然さがなく、むしろ色相の忠実性を
よくすることも可能となるため、人間の目にも自然な画
像として感じられる等の効果がある。 (実施例3)次に、図11に示すように、単純2値化処
理またはディザ化処理により処理された信号を選択する
選択信号を各色毎に独立に得るのではなく、ホワイト信
号のA/D変換出力信号を用いて選択信号を発生させる
ことも可能である(図11の破線で囲まれた部分)。
【0054】さてここで、図11の破線で囲まれた部分
でコンボリュージョン演算を行なう場合には、次のよう
な手続が必要である。
【0055】すなわち実施例において、ラインメモリ部
10には5ライン以上のラインメモリを設けており、5
ラインの中心の1ラインに含まれる画像信号の処理を行
なうために、少なくとも前後それぞれ2ライン分の画像
信号を合わせて取り込んでおく必要がある。これはある
1ラインの画像処理を行なうために、2ライン遅れた画
像信号の取り込みを待って処理することを意味する。
【0056】そこで5×5の演算を行なう場合には、ま
ず2行分のデータをコンボリューション演算部に送り、
次に実際に計算を行なうようにする。すると、図11の
破線で囲まれた部分で処理された選択信号と、色変換テ
ーブル111の色変換出力信号とのズレは2ライン分と
なる。そこで遅延回路113により2ライン分づつそれ
ぞれマゼンタ、イエロー、シアンの出力をそれぞれ遅延
させて、画像処理の選択信号との同期をとっている。
【0057】次に各色について、単純2値化処理、ディ
ザ化処理を行なう。すなわち色変換テーブルからの出力
信号M、Y、Cのそれぞれについて、単純2値化回路1
14で2値化処理を行ない、またコンパレータ115に
よりディザパターン用参照メモリ116からのディザパ
ターンと順次比較しながらディザ化処理を行なう。
【0058】これらの信号をそれぞれ単純2値化/ディ
ザ化選択用のマルチプレクサ117に入力し、切り換え
コード変換ROM13の出力信号により切り換える。こ
の各色マルチプレクサ117の出力が全て0または1の
場合には、白色または黒色を印字することとなるので、
回路118でこれを検出し、このとき白黒信号のゲート
回路119を開けて、同時に各色のカラー信号のゲート
回路を120、121、122を閉じる。
【0059】このようにして得た信号を、カラープリン
タに入力し、カラーの中間調を含む出力画像を得ること
が可能となる。
【0060】この方式では、各色独立な高域強調を行な
う等の自由度を制限される可能性があるが、白色および
黒色については、高域強調を行なったメリハリのついた
画像が得られる。またカラー画像についても、線成分の
2値化による高分解能な表示と、ディザによる中間調表
現が可能となる。また多少複雑な構成を有するコンボリ
ューション回路を少なくとも1つ備えておけばよく、回
路規模を縮小し、システムを小型化することができる。
さらに色変換を行なう場合に、テーブルから対応するデ
ータを引くのみでよいため、さらに回路の単純化を図る
ことができる。
【0061】図13は、図11に示した実施例の回路を
更に単純化した回路である。この回路では、単純2値化
処理、ディザ化処理を選択するための選択信号発生する
部分をコンボリュージョン回路10と判定ROM13に
もたせることを特徴とする。そして色変換テーブル11
1はホワイト、イエロー、シアンからマゼンタ(M)、
イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(B)に変換
する回路となっている。このマゼンタ、イエロ、シア
ン、ブラックの各色成分に対して、先の実施例と同様に
単純2値化もしくはディザ化による処理信号を選択す
る。このようにすることにより、さらに回路の単純化を
図ることが可能となる。
【0062】なお、インクの用い方よって、ブラック処
理となる場合があるが、このときは図12でブラック処
理を省略すればよい。
【0063】さて、先の実施例では局所変動率がある程
度大きくても、単純2値化の閾値を越えていない限り、
白から黒、または黒から白への反転は生じない。しかし
人間の目にとっては、上述の色の反転が生ずる部分を設
けた方が、画像にメリハリがついて画質が向上する場合
がある。このような処理を行なうためには、先の実施例
の単純2値化処理、ディザ化処理の出力信号の選択判定
回路を変更して、図14に示されるような回路を用いれ
ばよい。
【0064】この回路では、コンボリュージョン回路1
0と判定ROM13により単純2値化処理、ディザ化処
理の出力信号の判定信号を出力するが、ここでは以下の
ような判定を行なうものとする。
【0065】まず局所変動率の絶対値が十分大きいとき
(ある第1のしきい値よりも大きいとき)、すなわち局
所変動率が十分大きいとき、または十分小さいときは、
その値が大きい場合には黒、小さい場合には白と判定す
る。次に局所変動率の絶対値がある程度大きいとき(先
の第1のしきい値よりは小さく、第2のしきい値よりも
大きいとき)、すなわち局所変動率がある程度大きいと
き、またはある程度小さいときは、単純2値化処理によ
る出力信号を選択するよう判定する。また局所変動率の
絶対値がある程度よりも小さいとき(先の第2のしきい
値よりも小さいとき)、ディザ化処理による出力信号を
選択するよう判定する。
【0066】このようにすることにより、大きな局所変
動があれば必ず濃度の反転が生じメリハリのついた画像
を得ることができる。ただし入力画像にノイズがある場
合には、見苦しくなる場合もある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ラインセンサを構成する素子特性のばらつきの影響
を低減した局所変動率を求めることができ、画像を高分
解能でかつ、中間調をも表現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図
【図2】 濃度変換ROMの内容を説明するための図
【図3】 コンボリュージョン演算のマトリックスを示
す図
【図4】 ラインメモリ部を示す図
【図5】 積和演算部を示す図
【図6】 本発明の信号処理を説明する図
【図7】 切り換えコード変換ROMの内容の例を説明
する図
【図8】 従来の信号処理を説明する図
【図9】 本発明の他の実施例を示す図
【図10】 色変換マトリックス演算を行なう回路を示
す図
【図11】 本発明の他の実施例を示す図
【図12】 ビット削減変換を説明する図
【図13】 本発明の他の実施例を示す図
【図14】 単純2値・ディザ切り換え回路の変形例を
示す図
【符号の説明】
10…コンボリューション回路 13…判定ROM 14…マルチプレクサ 22プリンタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/31 A (72)発明者 三浦 秀三 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝 総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−78275(JP,A) 特開 昭57−95759(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を入力するための一次元のライン
    センサと、 このラインセンサからの複数ライン分の画像信号を記憶
    できる二次元の画像信号記憶手段と、 この画像信号記憶手段に記憶される画像信号の単位デー
    タとこの単位データに対応した係数との積を加算処理し
    て、入力された前記画像信号の局所変動率を求める手段
    と、 この求められた局所変動率に応じて、入力された前記画
    像信号に対して異なる信号処理を施す手段とを具備し、 前記局所変動率を求めるための単位データに対応した各
    係数は、同一ライン方向の単位データ列に対応した係数
    列に含まれる係数値の変動よりも、複数ラインにまたが
    る方向の単位データ列に対応した係数列に含まれる係数
    値の変動の方が大きくなるように設定されているもので
    ある ことを特徴とする画像処理装置。
JP3354273A 1991-12-20 1991-12-20 画像処理装置 Expired - Lifetime JPH0779425B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4194221A (en) * 1978-12-26 1980-03-18 Xerox Corporation Automatic multimode continuous halftone line copy reproduction
EP0051068B1 (en) * 1980-04-16 1985-01-02 Kodak Limited Electronic image processing
JPH0722327B2 (ja) * 1982-11-30 1995-03-08 株式会社東芝 カラー画像処理装置

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