JPH0779660A - 洋上筏のフロートに対する保守方法 - Google Patents
洋上筏のフロートに対する保守方法Info
- Publication number
- JPH0779660A JPH0779660A JP5229090A JP22909093A JPH0779660A JP H0779660 A JPH0779660 A JP H0779660A JP 5229090 A JP5229090 A JP 5229090A JP 22909093 A JP22909093 A JP 22909093A JP H0779660 A JPH0779660 A JP H0779660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- cover member
- raft
- attached
- offshore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 19
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 abstract description 3
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 abstract description 3
- 238000012258 culturing Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 15
- 238000009360 aquaculture Methods 0.000 description 12
- 244000144974 aquaculture Species 0.000 description 12
- 241000238586 Cirripedia Species 0.000 description 10
- 241000237536 Mytilus edulis Species 0.000 description 10
- 235000020638 mussel Nutrition 0.000 description 10
- 235000014102 seafood Nutrition 0.000 description 10
- 241000237502 Ostreidae Species 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 235000020636 oyster Nutrition 0.000 description 6
- 241000238557 Decapoda Species 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 241001600434 Plectroglyphidodon lacrymatus Species 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 2
- 244000000383 Allium odorum Species 0.000 description 1
- 235000018645 Allium odorum Nutrition 0.000 description 1
- 235000005338 Allium tuberosum Nutrition 0.000 description 1
- 241000473391 Archosargus rhomboidalis Species 0.000 description 1
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 244000082204 Phyllostachys viridis Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001464 adherent effect Effects 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009313 farming Methods 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000011049 pearl Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 魚介類養殖用筏等の洋上筏において、フロー
トに付着している付着生物の除去作業を簡易にできるよ
うにする。 【構成】 洋上筏の枠体1に取付けられている各フロー
ト10の外側面20をカバー部材13により被包すると
ともに、該カバー部材13の相対向する2側辺部13
A,13Cを緊締部材15,15によって絞って該カバー
部材2側辺部13A,13Cによって各フロート10の
両端面20A,20Aを閉塞被覆する一方、該カバー部
材13の他の相対向する2側辺部13B,13Dを他の
緊締部材16によって前記フロート10の上方部10a
上で開閉自在に閉じ合わせることにより、フロート10
に対してカバー部材13を着脱自在に且つ該カバー部材
13の内側に対する海水の流出入が制限されるようにし
て装着する。
トに付着している付着生物の除去作業を簡易にできるよ
うにする。 【構成】 洋上筏の枠体1に取付けられている各フロー
ト10の外側面20をカバー部材13により被包すると
ともに、該カバー部材13の相対向する2側辺部13
A,13Cを緊締部材15,15によって絞って該カバー
部材2側辺部13A,13Cによって各フロート10の
両端面20A,20Aを閉塞被覆する一方、該カバー部
材13の他の相対向する2側辺部13B,13Dを他の
緊締部材16によって前記フロート10の上方部10a
上で開閉自在に閉じ合わせることにより、フロート10
に対してカバー部材13を着脱自在に且つ該カバー部材
13の内側に対する海水の流出入が制限されるようにし
て装着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば魚介類や真珠の
養殖等のために使用される洋上筏のフロートに対する保
守方法に関するものである。
養殖等のために使用される洋上筏のフロートに対する保
守方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6には従来の洋上筏(魚介類
養殖用筏)の一例を示しているが、この従来例の洋上筏
Yは、内側枠材101,101・・と外側枠材102,1
02・・及び中側枠材104,104・・に発泡スチロ
ール製の円柱状のフロート材111を有底袋状のカバー
113によって被覆してなるフロート110,110・
・・をロープ120,120・・・により強固に緊縛し
て取付けて構成されている。そして、この洋上筏Yは、
沖合の海上に浮かべた状態で内側枠材101,101・
・に養殖用網125を取付け且つ該養殖用網125内で
各種魚介類を養殖するようにしている。
養殖用筏)の一例を示しているが、この従来例の洋上筏
Yは、内側枠材101,101・・と外側枠材102,1
02・・及び中側枠材104,104・・に発泡スチロ
ール製の円柱状のフロート材111を有底袋状のカバー
113によって被覆してなるフロート110,110・
・・をロープ120,120・・・により強固に緊縛し
て取付けて構成されている。そして、この洋上筏Yは、
沖合の海上に浮かべた状態で内側枠材101,101・
・に養殖用網125を取付け且つ該養殖用網125内で
各種魚介類を養殖するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の洋
上筏Yでは、内外の枠材101,101・・・、102,
102・・・及び中側枠材104,104・・・に取付
けられているフロート110,110・・・の水没部分
(喫水線Sよりも下の海水に浸っている部分)110a,1
10a・・・に大量の付着生物(例えばフジツボ、カキ、
イガイ、カニ等)が付着することから、この付着生物(フ
ジツボ、カキ、イガイ等)と接触して養殖用網125が
破られたり、あるいはカニ等により各フロート110の
フロート材111が侵蝕されてその浮力が低下する等の
問題があった。このため、この種の洋上筏Yにおいて
は、定期的に(たとえば毎年1回あるいは2回)各フロー
ト110,110・・・に付着した付着生物を取除き、
且つその際、各フロート110,110・・・のカバー
113を交換するという保守作業を行っているのが通例
である。その際、従来の洋上筏Yでは、各フロート11
0がロープ120,120によって各枠材(101,10
2,104・・・)に強固に緊縛して取付けられているの
で、洋上で各フロート110を各枠材から取外して同フ
ロート110に付着している付着生物を取り除くという
ことが容易にできないことから、この洋上筏Yを沖合か
ら陸まで船で移動させてクレーンにより揚陸し、且つ陸
上で各フロート110に付着している付着生物を除去
し、さらに各フロート110をロープ120,120を
解いて各枠材(101,102,104・・・)から取り外
すとともにその袋状のカバー材113を他の新しい袋状
のカバー部材113に交換するという方法でそれらの保
守作業を行っていた。従って、従来のこの種の洋上筏Y
では、各フロート110の保守のために多くの時間と労
力がかかり、しかもそのコストが高くつくという問題が
あった。
上筏Yでは、内外の枠材101,101・・・、102,
102・・・及び中側枠材104,104・・・に取付
けられているフロート110,110・・・の水没部分
(喫水線Sよりも下の海水に浸っている部分)110a,1
10a・・・に大量の付着生物(例えばフジツボ、カキ、
イガイ、カニ等)が付着することから、この付着生物(フ
ジツボ、カキ、イガイ等)と接触して養殖用網125が
破られたり、あるいはカニ等により各フロート110の
フロート材111が侵蝕されてその浮力が低下する等の
問題があった。このため、この種の洋上筏Yにおいて
は、定期的に(たとえば毎年1回あるいは2回)各フロー
ト110,110・・・に付着した付着生物を取除き、
且つその際、各フロート110,110・・・のカバー
113を交換するという保守作業を行っているのが通例
である。その際、従来の洋上筏Yでは、各フロート11
0がロープ120,120によって各枠材(101,10
2,104・・・)に強固に緊縛して取付けられているの
で、洋上で各フロート110を各枠材から取外して同フ
ロート110に付着している付着生物を取り除くという
ことが容易にできないことから、この洋上筏Yを沖合か
ら陸まで船で移動させてクレーンにより揚陸し、且つ陸
上で各フロート110に付着している付着生物を除去
し、さらに各フロート110をロープ120,120を
解いて各枠材(101,102,104・・・)から取り外
すとともにその袋状のカバー材113を他の新しい袋状
のカバー部材113に交換するという方法でそれらの保
守作業を行っていた。従って、従来のこの種の洋上筏Y
では、各フロート110の保守のために多くの時間と労
力がかかり、しかもそのコストが高くつくという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記の如き従来の洋上筏のフロ
ートに対する保守上の問題点に鑑み、フロートに対する
付着生物の防除とフロートカバーの交換作業とを簡易に
且つ低コストですることができるようにした洋上筏のフ
ロートに対する保守方法を提案することを目的としてな
されたものである。
ートに対する保守上の問題点に鑑み、フロートに対する
付着生物の防除とフロートカバーの交換作業とを簡易に
且つ低コストですることができるようにした洋上筏のフ
ロートに対する保守方法を提案することを目的としてな
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の洋上筏のフロー
トに対する保守方法は、上記課題を解決すべくなされた
ものであって、図1ないし図4に例示するように、洋上
筏の枠体1に取付けられている各フロート10の外側面
20をカバー部材13により被包するとともに、該カバ
ー部材13の相対向する2側辺部13A,13Cを緊締
部材15,15によって絞って該カバー部材2側辺部1
3A,13Cによって各フロート10の両端面20A,2
0Aを閉塞被覆する一方、該カバー部材13の他の相対
向する2側辺部13B,13Dを他の緊締部材16によ
って前記フロート10の上方部10a上で開閉自在に閉
じ合わせることにより、フロート10に対してカバー部
材13を着脱自在に且つ該カバー部材13の内側に対す
る海水の流出入が制限されるようにして装着したことを
特徴とするものである。
トに対する保守方法は、上記課題を解決すべくなされた
ものであって、図1ないし図4に例示するように、洋上
筏の枠体1に取付けられている各フロート10の外側面
20をカバー部材13により被包するとともに、該カバ
ー部材13の相対向する2側辺部13A,13Cを緊締
部材15,15によって絞って該カバー部材2側辺部1
3A,13Cによって各フロート10の両端面20A,2
0Aを閉塞被覆する一方、該カバー部材13の他の相対
向する2側辺部13B,13Dを他の緊締部材16によ
って前記フロート10の上方部10a上で開閉自在に閉
じ合わせることにより、フロート10に対してカバー部
材13を着脱自在に且つ該カバー部材13の内側に対す
る海水の流出入が制限されるようにして装着したことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】既述のように、この種の洋上筏Yにおいては、
定期的にフロートに対する保守作業を行う必要がある
が、本発明においては、カバー部材13の相対向する2
側辺部13B,13Dを緊締部材16によりフロート1
0の上方部10a上で開閉自在に閉じ合わせることによ
り、フロート10に対してカバー部材13を着脱自在に
装着しているので、一定期間の洋上筏Yの使用中に、フ
ロートを保護しているカバー部材13の外面にイガイ、
カキ、フジツボ等の付着生物Fが多量に付着した場合に
は、その洋上筏Yを洋上に浮かべたままで、緊締部材1
6を解いて古いカバー部材13を取外し、次いで、該古
いカバー部材13を再使用する場合は同カバー部材13
に付着しているイガイやフジツボ等の付着生物Fを除去
した上で該カバー部材13をフロート10に再装着し、
あるいは、古いカバー部材13のかわりに新しいカバー
部材13を使用する場合は同新しいカバー部材13をフ
ロート10に装着する。フロート10に対してカバー部
材13を装着する場合は、カバー部材13の一側辺部
(13B又は13D)をフロート10の一側方から海中に
垂らしてフロート10の下側をくぐらせた後、該カバー
部材13の一側辺部(13B又は13D)をフロート10
の他方側から引き上げて、カバー部材13によりフロー
ト10を下方から被包する。次いで、カバー部材13の
2側辺部13A,13Cの絞り作業と同カバー部材13
の他の2側辺部13B,13Dの閉じ合わせ作業とを行
う(これらの両作業の先後はどちらでもよい)。カバー部
材13の2側辺部13A,13Cを緊締部材15,15で
絞ると該カバー部材2側辺部13A,13Cによってフ
ロート10の両端面20A,20Aが閉塞被覆され、フ
ロート10とカバー部材13の間への海水の自由な流出
入が制限される。このように、フロート10とカバー部
材13との間に対する海水の流出入が制限されれば、両
者間では酸欠状態となり、フロート10の外面20に対
するイガイやフジツボ等の生物の付着生育が防止され
る。
定期的にフロートに対する保守作業を行う必要がある
が、本発明においては、カバー部材13の相対向する2
側辺部13B,13Dを緊締部材16によりフロート1
0の上方部10a上で開閉自在に閉じ合わせることによ
り、フロート10に対してカバー部材13を着脱自在に
装着しているので、一定期間の洋上筏Yの使用中に、フ
ロートを保護しているカバー部材13の外面にイガイ、
カキ、フジツボ等の付着生物Fが多量に付着した場合に
は、その洋上筏Yを洋上に浮かべたままで、緊締部材1
6を解いて古いカバー部材13を取外し、次いで、該古
いカバー部材13を再使用する場合は同カバー部材13
に付着しているイガイやフジツボ等の付着生物Fを除去
した上で該カバー部材13をフロート10に再装着し、
あるいは、古いカバー部材13のかわりに新しいカバー
部材13を使用する場合は同新しいカバー部材13をフ
ロート10に装着する。フロート10に対してカバー部
材13を装着する場合は、カバー部材13の一側辺部
(13B又は13D)をフロート10の一側方から海中に
垂らしてフロート10の下側をくぐらせた後、該カバー
部材13の一側辺部(13B又は13D)をフロート10
の他方側から引き上げて、カバー部材13によりフロー
ト10を下方から被包する。次いで、カバー部材13の
2側辺部13A,13Cの絞り作業と同カバー部材13
の他の2側辺部13B,13Dの閉じ合わせ作業とを行
う(これらの両作業の先後はどちらでもよい)。カバー部
材13の2側辺部13A,13Cを緊締部材15,15で
絞ると該カバー部材2側辺部13A,13Cによってフ
ロート10の両端面20A,20Aが閉塞被覆され、フ
ロート10とカバー部材13の間への海水の自由な流出
入が制限される。このように、フロート10とカバー部
材13との間に対する海水の流出入が制限されれば、両
者間では酸欠状態となり、フロート10の外面20に対
するイガイやフジツボ等の生物の付着生育が防止され
る。
【0007】なお、古いカバー部材13に付着している
イガイやフジツボ等の付着生物Fをそのまま残して、そ
の上から新しいカバー部材13を装着すれば、古いカバ
ー部材13と新しいカバー部材13との間における海水
の流出入が制限され、両カバー間にあるイガイやフジツ
ボ等の付着生物Fは酸欠状態となってやがて死滅するの
で、古いカバー部材13に付着している各種付着生物F
がそれ程多くない場合は、古いカバー部材13は付着生
物Fが付着したままにして、その上から新しいカバー部
材13を装着してもよい。この方法によれば、従来の有
底袋状のカバー部材113(図6参照)をもってフロート
材111を被覆してなるフロート110に対してもその
まま本発明の保守方法を適用することができる。
イガイやフジツボ等の付着生物Fをそのまま残して、そ
の上から新しいカバー部材13を装着すれば、古いカバ
ー部材13と新しいカバー部材13との間における海水
の流出入が制限され、両カバー間にあるイガイやフジツ
ボ等の付着生物Fは酸欠状態となってやがて死滅するの
で、古いカバー部材13に付着している各種付着生物F
がそれ程多くない場合は、古いカバー部材13は付着生
物Fが付着したままにして、その上から新しいカバー部
材13を装着してもよい。この方法によれば、従来の有
底袋状のカバー部材113(図6参照)をもってフロート
材111を被覆してなるフロート110に対してもその
まま本発明の保守方法を適用することができる。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明の洋上筏のフロートに対
する保守方法によれば、筏Yを洋上に浮かべたままの状
態で付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)Fの付
着している古いカバー部材13を新しいカバー部材13
(又は付着生物Fを除去したあとの古いカバー部材13)
と交換することによってフロート10に対する保守作業
ができるので、図5及び図6に示す如く、洋上筏をクレ
ーンにより揚陸して陸上で付着生物の除去やフロート
(110,110・・・)の脱着作業をするようにした従
来の洋上筏の保守方法に比してフロート10に対する保
守作業を簡易に且つ低コストですることができるという
効果がある。
する保守方法によれば、筏Yを洋上に浮かべたままの状
態で付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)Fの付
着している古いカバー部材13を新しいカバー部材13
(又は付着生物Fを除去したあとの古いカバー部材13)
と交換することによってフロート10に対する保守作業
ができるので、図5及び図6に示す如く、洋上筏をクレ
ーンにより揚陸して陸上で付着生物の除去やフロート
(110,110・・・)の脱着作業をするようにした従
来の洋上筏の保守方法に比してフロート10に対する保
守作業を簡易に且つ低コストですることができるという
効果がある。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の好適な
実施例を説明すると、この実施例の洋上筏のフロートに
対する保守方法は、例えばチヌ、ハマチ等の魚介類を養
殖するための洋上筏(魚介類養殖用筏)Xに適用されるも
のである。
実施例を説明すると、この実施例の洋上筏のフロートに
対する保守方法は、例えばチヌ、ハマチ等の魚介類を養
殖するための洋上筏(魚介類養殖用筏)Xに適用されるも
のである。
【0010】魚介類養殖用筏Xは、複数個(この実施例
では24個)のフロート10,10・・・によって浮上せ
しめられている枠体1に、チヌ、ハマチ等の魚介類を養
殖するための養殖用網25を取付けて構成されている。
では24個)のフロート10,10・・・によって浮上せ
しめられている枠体1に、チヌ、ハマチ等の魚介類を養
殖するための養殖用網25を取付けて構成されている。
【0011】枠体1は、図1に示す如く、内側枠材2,
2・・、外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4・・を略
田字状に枠組みして形成されている。
2・・、外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4・・を略
田字状に枠組みして形成されている。
【0012】内側枠材2、外側枠材3及び中側枠材4
は、直径が約10〜15cm程度、長さが約10〜15m
程度の塩化ビニールパイプ(又はFRP)、鉄パイプ、竹
及び木等で形成されている。該各内側枠材2,2・・と
各外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4・・は、後述す
るフロート10,10・・・を取付けることができるよ
うに適宜間隔(例えば間隔が約50〜55cm)を隔てて相
互に平行に組付けられている。各内側枠材2と各外側枠
材3との間及び各中側枠材4,4の間には、4個のフロ
ート10,10・・がそれぞれ取付けられている。又、
内側枠材2,2・・には、陸上又は海上で養殖用網25
が取付けられるようになっている。尚、図1において、
符号30は内側枠材2,2・・、外側枠材3,3・・及び
中側枠材4,4・・を相互に固着するための固着部材(ク
ランプ金具)である。
は、直径が約10〜15cm程度、長さが約10〜15m
程度の塩化ビニールパイプ(又はFRP)、鉄パイプ、竹
及び木等で形成されている。該各内側枠材2,2・・と
各外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4・・は、後述す
るフロート10,10・・・を取付けることができるよ
うに適宜間隔(例えば間隔が約50〜55cm)を隔てて相
互に平行に組付けられている。各内側枠材2と各外側枠
材3との間及び各中側枠材4,4の間には、4個のフロ
ート10,10・・がそれぞれ取付けられている。又、
内側枠材2,2・・には、陸上又は海上で養殖用網25
が取付けられるようになっている。尚、図1において、
符号30は内側枠材2,2・・、外側枠材3,3・・及び
中側枠材4,4・・を相互に固着するための固着部材(ク
ランプ金具)である。
【0013】フロート10は、図2に示す如く、従来と
同様に発泡スチロール製のフロート材11と該フロート
材11の全体を被覆するための被覆材12とで形成され
ている。該フロート10は、ロープ33,33により枠
体1の各内側枠材2,2・・と各外側枠材3,3・・間及
び各中側枠材4,4・・間に取付けられており、枠体1
に取付けられた後、その外側面20が後述するカバー部
材13により被覆されるようになっている。フロート材
11は、直径が約60cm程度、長さが約100〜110
cm程度の円柱体状に形成されている。被覆材12は、ラ
ミネート加工されているポリプロピレン製等の袋で形成
されている。尚、各フロート10,10・・・は、枠体
1に取付けられた状態で、作業者がその上に載っても沈
まないだけの浮力を有している。
同様に発泡スチロール製のフロート材11と該フロート
材11の全体を被覆するための被覆材12とで形成され
ている。該フロート10は、ロープ33,33により枠
体1の各内側枠材2,2・・と各外側枠材3,3・・間及
び各中側枠材4,4・・間に取付けられており、枠体1
に取付けられた後、その外側面20が後述するカバー部
材13により被覆されるようになっている。フロート材
11は、直径が約60cm程度、長さが約100〜110
cm程度の円柱体状に形成されている。被覆材12は、ラ
ミネート加工されているポリプロピレン製等の袋で形成
されている。尚、各フロート10,10・・・は、枠体
1に取付けられた状態で、作業者がその上に載っても沈
まないだけの浮力を有している。
【0014】カバー部材13は、図3に示す如く、ナイ
ロン製シート等で正方形状又は長方形状(例えば150c
m×180cm程度)に形成されており、前記フロート10
の外側面20の略全体部分(喫水線Sよりも上方部分ま
で)を被覆できるようになっている。該カバー部材13
の相対する2側辺部(第1側辺部13Aと第3側辺部1
3C)には、緊締部材(ロープ)15,15を挿通するため
のロープ挿通穴18,18がそれぞれ形成されている。
第1側辺部13A、第3側辺部13Cは、そのロープ挿
通穴18,18内にロープ15,15が挿脱自在に挿通さ
れており、該ロープ15,15によりそれぞれ絞り込ま
れるようになっている。又、カバー部材13の他の2側
辺部(第2側辺部13Bと第4側辺部13D)には、他の
緊締部材(ロープ)16を挿入するための挿入穴(ハトメ
穴)19,19・・・がそれぞれ形成されている。このカ
バー部材13は、ロープ15付き側辺部(第1側辺部1
3A、第3側辺部13C)が前記フロート10の外側面
20の両端面20A,20Aを閉塞被覆する一方、ハト
メ穴19付き側辺部(第2側辺部13B、第4側辺部1
3D)がフロート外側面20の側周面20Bの上方部1
0aまで被覆するようになっている。そして、カバー部
材13は、図2及び図4に示す如く、フロート10の外
側面20をその下側部10bから被包した状態で、第1
側辺部13A、第3側辺部13Cをロープ15,15に
より絞り込んで各ロープ両端部15a,15a、15a,1
5aを前記枠体1(内側枠材2と外側枠材3、中側枠材
4,4)にそれぞれ固縛すると、フロート10の外側面2
0の両端面20A,20Aをその下端から喫水線Sの高
さよりも上方部分(例えば両端面20A,20Aの下端か
ら約2/3部分)までそれぞれ略閉塞被覆することがで
きるようになっている。又、このカバー部材13の他の
第2側辺部13B、第4側辺部13Dは、図2に示す如
く、各ロープ挿入穴19,19・・・内にロープ16を
挿入しながらフロート外側面20の側周面20Bの上方
部10aで閉じ合わせると、フロート外側面20の側周
面20Bの略全体部分を被覆し得るようになっている。
これにより、カバー部材13は、枠体1に取付けたフロ
ート10,10・・・を洋上に浮かした場合であって
も、その内部(当該カバー部材13とフロート10の外
側面20との間)14内に海水が流出入するのを可及的
に少なくすることができることから、フロート10の外
側面20の水没部(喫水線Sの高さよりも下側部)10b
に海水中の付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)
Fが付着又は生育するのを未然に防止することができ
る。又、このカバー部材13は、第2側辺部13B、第
4側辺部13D間のロープ16を解いてフロート10の
上方部10aを開放するとともに、第1側辺部13A、
第3側辺部13Cのロープ15,15を枠体1(内側枠材
2と外側枠材3、中側枠材4,4)からそれぞれ解くと、
該カバー部材13を枠体1から取り除いて別の新しいカ
バー部材13と交換することができる。
ロン製シート等で正方形状又は長方形状(例えば150c
m×180cm程度)に形成されており、前記フロート10
の外側面20の略全体部分(喫水線Sよりも上方部分ま
で)を被覆できるようになっている。該カバー部材13
の相対する2側辺部(第1側辺部13Aと第3側辺部1
3C)には、緊締部材(ロープ)15,15を挿通するため
のロープ挿通穴18,18がそれぞれ形成されている。
第1側辺部13A、第3側辺部13Cは、そのロープ挿
通穴18,18内にロープ15,15が挿脱自在に挿通さ
れており、該ロープ15,15によりそれぞれ絞り込ま
れるようになっている。又、カバー部材13の他の2側
辺部(第2側辺部13Bと第4側辺部13D)には、他の
緊締部材(ロープ)16を挿入するための挿入穴(ハトメ
穴)19,19・・・がそれぞれ形成されている。このカ
バー部材13は、ロープ15付き側辺部(第1側辺部1
3A、第3側辺部13C)が前記フロート10の外側面
20の両端面20A,20Aを閉塞被覆する一方、ハト
メ穴19付き側辺部(第2側辺部13B、第4側辺部1
3D)がフロート外側面20の側周面20Bの上方部1
0aまで被覆するようになっている。そして、カバー部
材13は、図2及び図4に示す如く、フロート10の外
側面20をその下側部10bから被包した状態で、第1
側辺部13A、第3側辺部13Cをロープ15,15に
より絞り込んで各ロープ両端部15a,15a、15a,1
5aを前記枠体1(内側枠材2と外側枠材3、中側枠材
4,4)にそれぞれ固縛すると、フロート10の外側面2
0の両端面20A,20Aをその下端から喫水線Sの高
さよりも上方部分(例えば両端面20A,20Aの下端か
ら約2/3部分)までそれぞれ略閉塞被覆することがで
きるようになっている。又、このカバー部材13の他の
第2側辺部13B、第4側辺部13Dは、図2に示す如
く、各ロープ挿入穴19,19・・・内にロープ16を
挿入しながらフロート外側面20の側周面20Bの上方
部10aで閉じ合わせると、フロート外側面20の側周
面20Bの略全体部分を被覆し得るようになっている。
これにより、カバー部材13は、枠体1に取付けたフロ
ート10,10・・・を洋上に浮かした場合であって
も、その内部(当該カバー部材13とフロート10の外
側面20との間)14内に海水が流出入するのを可及的
に少なくすることができることから、フロート10の外
側面20の水没部(喫水線Sの高さよりも下側部)10b
に海水中の付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)
Fが付着又は生育するのを未然に防止することができ
る。又、このカバー部材13は、第2側辺部13B、第
4側辺部13D間のロープ16を解いてフロート10の
上方部10aを開放するとともに、第1側辺部13A、
第3側辺部13Cのロープ15,15を枠体1(内側枠材
2と外側枠材3、中側枠材4,4)からそれぞれ解くと、
該カバー部材13を枠体1から取り除いて別の新しいカ
バー部材13と交換することができる。
【0015】上記説明は、古いカバー部材13を取外し
て新しいカバー部材13と交換する場合についてのもの
であったが、本発明の方法は、図4に示すように、古い
カバー部材13を取外すことなく(付着生物Fが少ない
場合)、その上から新しいカバー部材13′でもって被
覆するようにして実施することも可能である。
て新しいカバー部材13と交換する場合についてのもの
であったが、本発明の方法は、図4に示すように、古い
カバー部材13を取外すことなく(付着生物Fが少ない
場合)、その上から新しいカバー部材13′でもって被
覆するようにして実施することも可能である。
【0016】養殖用網25は、合成樹脂製の糸で底部網
25aと側周網25bとを有する適宜大きさの有底袋状に
形成されており、その中にチヌやハマチ等の魚介類を養
殖することができるようになっている。
25aと側周網25bとを有する適宜大きさの有底袋状に
形成されており、その中にチヌやハマチ等の魚介類を養
殖することができるようになっている。
【0017】この実施例で使用される洋上筏の当初の組
立は、上記各部材を使用して次のようにして行われる。
すなわち、先ず、図1及び図2に示す如く、陸上で内側
枠材2,2・・と外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4
・・を略田字状の枠体1に枠組みした後、該枠体1の各
内側枠材2,2・・と各外側枠材3,3・・との間及び各
中側枠材4,4・・間にフロート10,10・・・をロー
プ33,33・・・によりそれぞれ固着する。続いて、
このフロート10の外側面20の下側部10b全体を被
覆するようにカバー部材13により被包した状態で、図
2に示す如く、カバー部材13の第1側辺部13Aの端
部絞り用ロープ15により同第1側辺部13Aを絞り込
んでフロート外側面20の一端面20Aを略閉塞被覆し
た後、そのロープ15の両端部15a,15aを枠体(内側
枠材2と外側枠材3あるいは中側枠材4,4)に固縛す
る。さらに、カバー部材13の上部閉じ合わせ用ロープ
16の一端16aを一端側ロープ挿通穴19(又は内側枠
材2か外側枠材3あるいは中側枠材4)に取付けた状態
で、そのロープ16の他端部16bを他のロープ挿通穴
19,19・・・内にジクザグ状に順次挿通しながらカ
バー部材13の第2側辺部13B、第4側辺部13Dを
閉じ合わせてフロート10の上方部分10aまで枠体1
とともに被覆する。さらに続いて、他方の端部絞り用ロ
ープ15によりカバー部材13の第3側辺部13Cを絞
り込んでフロート外側面20の他端面20Aを略閉塞被
覆した状態でそのロープ15の両端部15a,15aを枠
体1に取付ける。このとき、カバー部材13は、図2又
は図4に示す如く、フロート10をその下側から喫水線
Sの高さよりも上方部分10aまで被覆するようになっ
ている。順次同様にして他のカバー部材13,13・・
・を他の各フロート10,10・・・に取付けて魚介類
養殖用筏Xを形成する。そして、この魚介類養殖用筏X
を船により沖合の海上に曵航して浮かべた後、養殖用網
25を枠体1の内側枠材2,2・・に取付け且つこの養
殖用網25内にチヌやハマチ等の魚介類を養殖する。こ
の場合、該魚介類養殖用筏Xでは、各カバー部材13,
13・・・により各フロート10,10・・・の外側面
20,20・・・を喫水線Sの高さよりも上方位置部分
まで被覆するとともに、フロート外側面20の両端面2
0A,20Aをカバー部材13の第1側辺部13A、第
3側辺部13Cで閉塞被覆しているので、各カバー部材
13,13・・・の内部(各カバー部材13と各フロート
10の外側面20との間)14,14・・・内に海水が流
出入するのを可及的に少なくできることから、各フロー
ト10,10・・・の外側面20,20・・・の下側部
(喫水線Sの高さよりも下側部)10b,10b・・・に海
水中の付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)Fが
付着又は生育するのを未然に防止することができる。
立は、上記各部材を使用して次のようにして行われる。
すなわち、先ず、図1及び図2に示す如く、陸上で内側
枠材2,2・・と外側枠材3,3・・及び中側枠材4,4
・・を略田字状の枠体1に枠組みした後、該枠体1の各
内側枠材2,2・・と各外側枠材3,3・・との間及び各
中側枠材4,4・・間にフロート10,10・・・をロー
プ33,33・・・によりそれぞれ固着する。続いて、
このフロート10の外側面20の下側部10b全体を被
覆するようにカバー部材13により被包した状態で、図
2に示す如く、カバー部材13の第1側辺部13Aの端
部絞り用ロープ15により同第1側辺部13Aを絞り込
んでフロート外側面20の一端面20Aを略閉塞被覆し
た後、そのロープ15の両端部15a,15aを枠体(内側
枠材2と外側枠材3あるいは中側枠材4,4)に固縛す
る。さらに、カバー部材13の上部閉じ合わせ用ロープ
16の一端16aを一端側ロープ挿通穴19(又は内側枠
材2か外側枠材3あるいは中側枠材4)に取付けた状態
で、そのロープ16の他端部16bを他のロープ挿通穴
19,19・・・内にジクザグ状に順次挿通しながらカ
バー部材13の第2側辺部13B、第4側辺部13Dを
閉じ合わせてフロート10の上方部分10aまで枠体1
とともに被覆する。さらに続いて、他方の端部絞り用ロ
ープ15によりカバー部材13の第3側辺部13Cを絞
り込んでフロート外側面20の他端面20Aを略閉塞被
覆した状態でそのロープ15の両端部15a,15aを枠
体1に取付ける。このとき、カバー部材13は、図2又
は図4に示す如く、フロート10をその下側から喫水線
Sの高さよりも上方部分10aまで被覆するようになっ
ている。順次同様にして他のカバー部材13,13・・
・を他の各フロート10,10・・・に取付けて魚介類
養殖用筏Xを形成する。そして、この魚介類養殖用筏X
を船により沖合の海上に曵航して浮かべた後、養殖用網
25を枠体1の内側枠材2,2・・に取付け且つこの養
殖用網25内にチヌやハマチ等の魚介類を養殖する。こ
の場合、該魚介類養殖用筏Xでは、各カバー部材13,
13・・・により各フロート10,10・・・の外側面
20,20・・・を喫水線Sの高さよりも上方位置部分
まで被覆するとともに、フロート外側面20の両端面2
0A,20Aをカバー部材13の第1側辺部13A、第
3側辺部13Cで閉塞被覆しているので、各カバー部材
13,13・・・の内部(各カバー部材13と各フロート
10の外側面20との間)14,14・・・内に海水が流
出入するのを可及的に少なくできることから、各フロー
ト10,10・・・の外側面20,20・・・の下側部
(喫水線Sの高さよりも下側部)10b,10b・・・に海
水中の付着生物(フジツボ、カキ、イガイ、カニ等)Fが
付着又は生育するのを未然に防止することができる。
【0018】又、この魚介類養殖用筏Xを長期間(例え
ば半年〜1年間程度)に亘って使用して各フロート10,
10・・・のカバー部材13,13・・・の水没部13
a,13a・・・に多量の付着生物Fが付着した場合は、
作業者が洋上で筏X(枠体1及び各フロート10)上に載
った状態で各古いカバー部材13をその端部絞り用ロー
プ15,15及び上部閉じ合せ用ロープ16を解いて枠
体1から取り除いた後、古いカバー部材13と同様にし
て、枠体1の各フロート10,10・・・に新しいカバ
ー部材13をそれぞれ取付けて交換するか、あるいはこ
れらの各古いカバー部材13にその全体を被覆するよう
に新しいカバー部材13′をそれぞれ取付ける(図4の
状態)。このとき、他の新しいカバー部材13′により
付着生物Fの付着した各古いカバー部材13を被覆する
と、各新しいカバー部材13′が付着生物Fとともに各
古いカバー部材13を喫水線Sの高さよりも上方位置部
分まで被覆し得るようになる。この場合にも、フロート
外側面20の両端部20A,20Aは、カバー部材1
3′の第1、第3各側辺部13A,13Cによって閉塞
被覆される。これにより、新しいカバー部材13′が付
着生物Fによる養殖用網25の破損を未然に防止する一
方で、しかも新しいカバー部材13′の内部(新しいカ
バー部材13′と古いカバー部材13の間)14′内に
海水の入替がなくなる(酸欠状態になる)ので、各古いカ
バー部材13に付着している付着生物Fが死滅すること
になる。これにより、各古いカバー部材13の付着生物
Fが各フロート10(フロート材11及び被覆材12)を
侵蝕するのを防止することもできる。
ば半年〜1年間程度)に亘って使用して各フロート10,
10・・・のカバー部材13,13・・・の水没部13
a,13a・・・に多量の付着生物Fが付着した場合は、
作業者が洋上で筏X(枠体1及び各フロート10)上に載
った状態で各古いカバー部材13をその端部絞り用ロー
プ15,15及び上部閉じ合せ用ロープ16を解いて枠
体1から取り除いた後、古いカバー部材13と同様にし
て、枠体1の各フロート10,10・・・に新しいカバ
ー部材13をそれぞれ取付けて交換するか、あるいはこ
れらの各古いカバー部材13にその全体を被覆するよう
に新しいカバー部材13′をそれぞれ取付ける(図4の
状態)。このとき、他の新しいカバー部材13′により
付着生物Fの付着した各古いカバー部材13を被覆する
と、各新しいカバー部材13′が付着生物Fとともに各
古いカバー部材13を喫水線Sの高さよりも上方位置部
分まで被覆し得るようになる。この場合にも、フロート
外側面20の両端部20A,20Aは、カバー部材1
3′の第1、第3各側辺部13A,13Cによって閉塞
被覆される。これにより、新しいカバー部材13′が付
着生物Fによる養殖用網25の破損を未然に防止する一
方で、しかも新しいカバー部材13′の内部(新しいカ
バー部材13′と古いカバー部材13の間)14′内に
海水の入替がなくなる(酸欠状態になる)ので、各古いカ
バー部材13に付着している付着生物Fが死滅すること
になる。これにより、各古いカバー部材13の付着生物
Fが各フロート10(フロート材11及び被覆材12)を
侵蝕するのを防止することもできる。
【0019】このように、この洋上筏のフロートに対す
る保守方法では、作業者が洋上で筏Xに載った状態でカ
バー部材13の交換あるいは再被覆をすることにより各
フロート10,10・・・に対する保護被覆を行うこと
ができるので、従来の筏(図5及び図6参照)の場合のよ
うに、大掛かりな作業(筏の陸揚げや、枠体からのフロ
ートの脱着)も必要なく、この種の洋上筏のフロートに
対する保守作業を軽労力で且つ低コストで行うことがで
きる。
る保守方法では、作業者が洋上で筏Xに載った状態でカ
バー部材13の交換あるいは再被覆をすることにより各
フロート10,10・・・に対する保護被覆を行うこと
ができるので、従来の筏(図5及び図6参照)の場合のよ
うに、大掛かりな作業(筏の陸揚げや、枠体からのフロ
ートの脱着)も必要なく、この種の洋上筏のフロートに
対する保守作業を軽労力で且つ低コストで行うことがで
きる。
【0020】尚、上記説明の洋上筏のフロートに対する
保守方法では、緊締部材15,16としてロープを採用
しているが、他の実施例ではロープに代えてファスナー
等の他の緊締部材を採用することもできる。又、カバー
部材13の形状も正方形や長方形に限らず、多角形や、
円形等のものも使用できる。又、上記実施例は、魚介類
養殖用筏のフロートを対象したものであったが、本発明
は、このほかにも、たとえば漁船繋留用の簡易筏や、釣
堀用の簡易筏、あるいは港湾施設用の桟橋等に使用され
るフロートに対しても適用し得るものである。
保守方法では、緊締部材15,16としてロープを採用
しているが、他の実施例ではロープに代えてファスナー
等の他の緊締部材を採用することもできる。又、カバー
部材13の形状も正方形や長方形に限らず、多角形や、
円形等のものも使用できる。又、上記実施例は、魚介類
養殖用筏のフロートを対象したものであったが、本発明
は、このほかにも、たとえば漁船繋留用の簡易筏や、釣
堀用の簡易筏、あるいは港湾施設用の桟橋等に使用され
るフロートに対しても適用し得るものである。
【図1】本発明の洋上筏のフロートに対する保守方法の
適用対象となる魚介類養殖用筏の全体斜視図。
適用対象となる魚介類養殖用筏の全体斜視図。
【図2】図1の魚介類養殖用筏の要部斜視図。
【図3】図1の洋上筏のフロートの被覆に使用されるカ
バー部材の全体斜視図。
バー部材の全体斜視図。
【図4】図1の洋上筏におけるフロートカバー被覆方法
の施工状態説明図。
の施工状態説明図。
【図5】従来の洋上筏の全体斜視図。
【図6】図5の洋上筏の要部斜視図。
1は枠体、10はフロート、10aはフロート上方部、
13はカバー部材、13A,13B,13C,13Dはカ
バー部材側辺部、15,16は緊締部材、20はフロー
ト外側面、20A,20Aはフロート端面である。
13はカバー部材、13A,13B,13C,13Dはカ
バー部材側辺部、15,16は緊締部材、20はフロー
ト外側面、20A,20Aはフロート端面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 洋上筏の枠体(1)に取付けられている各
フロート(10)の外側面(20)をカバー部材(13)によ
り被包するとともに、該カバー部材(13)の相対向する
2側辺部(13A,13C)を緊締部材(15,15)によっ
て絞って該カバー部材2側辺部(13A,13C)によっ
て各フロート(10)の両端面(20A,20A)を閉塞被
覆する一方、該カバー部材(13)の他の相対向する2側
辺部(13B,13D)を他の緊締部材(16)によって前
記フロート(10)の上方部(10a)上で開閉自在に閉じ
合わせることにより、フロート(10)に対してカバー部
材(13)を着脱自在に且つ該カバー部材(13)の内側に
対する海水の流出入が制限されるようにして装着したこ
とを特徴とする洋上筏のフロートに対する保守方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229090A JPH0779660A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 洋上筏のフロートに対する保守方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229090A JPH0779660A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 洋上筏のフロートに対する保守方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779660A true JPH0779660A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16886598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229090A Pending JPH0779660A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 洋上筏のフロートに対する保守方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779660A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034663A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Taiheiyo Cement Corp | フロート |
| JP2021176716A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | 有限会社広谷商店 | フロートカバー及びその施工方法 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5229090A patent/JPH0779660A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034663A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Taiheiyo Cement Corp | フロート |
| JP2021176716A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | 有限会社広谷商店 | フロートカバー及びその施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5116655A (en) | Preventive method against apposition of a marine organism and a preventive sheet against apposition of a marine organism | |
| KR100905767B1 (ko) | 가리비 양식용 어구 및 그의 제조방법 | |
| CA2208454A1 (en) | Artificial habitat for lobster | |
| US6269582B1 (en) | Artificial weed line | |
| KR20160094669A (ko) | 홍해삼 해중 양식틀 | |
| JP4849840B2 (ja) | 多目的漁礁ブロック | |
| WO2017168121A1 (en) | Apparatus for rearing shellfish | |
| JP2002294651A (ja) | 水中生物付着防止具および水中生物付着防止方法 | |
| JPH0776A (ja) | 浮沈式養殖生簀 | |
| US11122782B1 (en) | System for cultivating oysters | |
| AU752344B2 (en) | Shellfish containment device | |
| JP2552098Y2 (ja) | 養殖装置 | |
| JP2002281849A (ja) | 育成部材の取り扱い方法 | |
| JPH0335097Y2 (ja) | ||
| CN220712537U (zh) | 一种浮体盖及其浮体 | |
| JPH02274911A (ja) | 貝類付着防止シート | |
| US11162236B2 (en) | Living marine quay wall | |
| JP2008220270A (ja) | フトモズクの養殖方法及び養殖網 | |
| JPH03240425A (ja) | 海中垂下式アワビ飼育籠 | |
| CN205962340U (zh) | 虾夷扇贝养殖礁 | |
| NZ328983A (en) | Shellfish containment vessel of two complementary parts and including flotation means therein | |
| CN107660488A (zh) | 扇贝深海穿耳养殖礁 | |
| JP2573068Y2 (ja) | アワビ放流容器 | |
| JPH01256615A (ja) | 海洋生物の付着防止方法 | |
| JPH0548658U (ja) | 海中生物付着防止装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |