JPH0780029A - 床ずれ防止用自動寝返り装置 - Google Patents
床ずれ防止用自動寝返り装置Info
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- JPH0780029A JPH0780029A JP5184365A JP18436593A JPH0780029A JP H0780029 A JPH0780029 A JP H0780029A JP 5184365 A JP5184365 A JP 5184365A JP 18436593 A JP18436593 A JP 18436593A JP H0780029 A JPH0780029 A JP H0780029A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床ずれを効果的に防止し得る構造簡単にし
て、かつ安価に製作し得る床ずれ防止用自動寝返り装置
を提供すること。 【構成】 重合せられた平織布地11、12を以って縦
中心ライン13と開脚自然体の人体(患者)200の外
周ラインが止着されて、左右対称形の2つの主浮揚気袋
収納部20、21とこれの外側に左右対称形の2つの副
気袋収納部22、23を有する敷布体10が形成される
と共に、前記各収納部には夫々主浮揚気袋24、25と
副気袋39、40が内装され、2つの副気袋39、40
は送気されて常時膨満されると共に、2つの主浮揚気袋
24、25は交互に膨満、収縮されて患者200が左傾
位、上向き、右傾位とされて床ずれが防止される。
て、かつ安価に製作し得る床ずれ防止用自動寝返り装置
を提供すること。 【構成】 重合せられた平織布地11、12を以って縦
中心ライン13と開脚自然体の人体(患者)200の外
周ラインが止着されて、左右対称形の2つの主浮揚気袋
収納部20、21とこれの外側に左右対称形の2つの副
気袋収納部22、23を有する敷布体10が形成される
と共に、前記各収納部には夫々主浮揚気袋24、25と
副気袋39、40が内装され、2つの副気袋39、40
は送気されて常時膨満されると共に、2つの主浮揚気袋
24、25は交互に膨満、収縮されて患者200が左傾
位、上向き、右傾位とされて床ずれが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の床ずれ防止のた
めに用いられる自動寝返り装置に関するものである。
めに用いられる自動寝返り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自分で寝返ることができ
ない重症の患者は介護者が一定時間毎に、でき得れば2
時間を過ぐることなく臥位を上向き、左向き、右向き等
適宜に変えてやらなければならず、若し臥位を変えてや
らないと床ずれができるばかりでなく、消化器管の衰弱
を起こし、甚だしきは臓器の癒着を起こすことさえあ
る。今や看護婦の不足も甚だしく、床ずれのできる患者
は数多く、床ずれができると余分な治療看護も行わなけ
ればならず、老齢化社会が進行する今日その早急なる解
決策が望まれている。
ない重症の患者は介護者が一定時間毎に、でき得れば2
時間を過ぐることなく臥位を上向き、左向き、右向き等
適宜に変えてやらなければならず、若し臥位を変えてや
らないと床ずれができるばかりでなく、消化器管の衰弱
を起こし、甚だしきは臓器の癒着を起こすことさえあ
る。今や看護婦の不足も甚だしく、床ずれのできる患者
は数多く、床ずれができると余分な治療看護も行わなけ
ればならず、老齢化社会が進行する今日その早急なる解
決策が望まれている。
【0003】そこで、従来より、床ずれを防止するた
め、患者の臥位を自動的に変換するために種々のベット
やリフター、または患者の体重を分散するためのマット
等が考案され、また一部実用にも供されている。即ち、
従来のこの種技術としては、特に図示しないが、病臥用
ベットの両側において、夫々全方向に自在に傾斜し得る
ようにした接手で保持のねじ付き主軸を設け、該主軸を
介してベットの半分を持ち上げるようにしたものや、左
右対称に寝具用マットの下に縦隔壁を備えた大型の空気
室を設けたもの等が知られている(例えば、実公昭57
−29790号公報および実開平4−99927号公報
参照)。
め、患者の臥位を自動的に変換するために種々のベット
やリフター、または患者の体重を分散するためのマット
等が考案され、また一部実用にも供されている。即ち、
従来のこの種技術としては、特に図示しないが、病臥用
ベットの両側において、夫々全方向に自在に傾斜し得る
ようにした接手で保持のねじ付き主軸を設け、該主軸を
介してベットの半分を持ち上げるようにしたものや、左
右対称に寝具用マットの下に縦隔壁を備えた大型の空気
室を設けたもの等が知られている(例えば、実公昭57
−29790号公報および実開平4−99927号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従来の技術で述べた
もののうち前者においては、費用の割に介護者の手助け
にならない。床ずれ防止装置は患者のためばかりでな
く、介護者の労働、特に腰痛から解放するのが大きな目
的であるが、前者技術は、この目的を達成し得ないもの
である。また、後者においては、寝具用マット全体が傾
斜するものであるから、患者は横に傾くだけで寝返りを
するものではないから、患者はきわめて不安定で、床ず
れ防止の効果は期待できないものである。
もののうち前者においては、費用の割に介護者の手助け
にならない。床ずれ防止装置は患者のためばかりでな
く、介護者の労働、特に腰痛から解放するのが大きな目
的であるが、前者技術は、この目的を達成し得ないもの
である。また、後者においては、寝具用マット全体が傾
斜するものであるから、患者は横に傾くだけで寝返りを
するものではないから、患者はきわめて不安定で、床ず
れ防止の効果は期待できないものである。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、床ずれを効果的に防止し得る構造簡単にして、かつ
安価に製作し得る床ずれ防止用自動寝返り装置を提供す
ることにある。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、床ずれを効果的に防止し得る構造簡単にして、かつ
安価に製作し得る床ずれ防止用自動寝返り装置を提供す
ることにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明者等は、前記従来の床ずれ防止用エアーマッ
ト、エアーリフター等を徹底的に検討し、かつ鋭意研究
した結果、本発明を完成したもので、従来問題点の解決
の手段として、エアーリフター方式であること、特殊な
材料を用いないこと、単純な高周波加工方法であるこ
と、内圧の調整と除湿効果との兼ね合いを図り、特に患
者にとって従来からの寝心地が変わらぬように図り、更
に寝心地が良いようにすべくすることを基本的手段とし
た。
め、本発明者等は、前記従来の床ずれ防止用エアーマッ
ト、エアーリフター等を徹底的に検討し、かつ鋭意研究
した結果、本発明を完成したもので、従来問題点の解決
の手段として、エアーリフター方式であること、特殊な
材料を用いないこと、単純な高周波加工方法であるこ
と、内圧の調整と除湿効果との兼ね合いを図り、特に患
者にとって従来からの寝心地が変わらぬように図り、更
に寝心地が良いようにすべくすることを基本的手段とし
た。
【0007】即ち、本発明は、重合せられた平織布地の
縦中心ラインと、開脚自然体の人体の外周ラインが縫合
等にて止着されて、縦中心ラインを軸に左右対称形の2
つの主浮揚気袋収納部を有するマット等に繋止される敷
布体、更に好ましくは、主浮揚気袋収納部の外側にし
て、かつ人体の脇の下より腰部に至る部分との対応部分
に左右対称形の2つの副気袋収納部を有するマット等に
繋止される敷布体が形成され、前記2つの主浮揚気袋収
納部には、塩化ビニールフィルム等が高周波線接着加工
により収納部と略同形に溶着形成、好ましくは膨満時に
おいて患者の圧迫感を強く感ずる双方の肩胛骨の間、腹
腔部、大腿部との対応部分が挾るように溶着形成されて
成る主浮揚気袋が夫々内装され、また、2つの副気袋収
納部には、塩化ビニールフィルム等が高周波線接着加工
により溶着形成され、かつ微小噴気孔を有する副気袋が
夫々内装され、該2つの副気袋は常時膨満されると共
に、2つの主浮揚気袋は交互に膨満、収縮されて患者が
左傾位、上向き、右傾位にされる構成を特徴とするもの
である。
縦中心ラインと、開脚自然体の人体の外周ラインが縫合
等にて止着されて、縦中心ラインを軸に左右対称形の2
つの主浮揚気袋収納部を有するマット等に繋止される敷
布体、更に好ましくは、主浮揚気袋収納部の外側にし
て、かつ人体の脇の下より腰部に至る部分との対応部分
に左右対称形の2つの副気袋収納部を有するマット等に
繋止される敷布体が形成され、前記2つの主浮揚気袋収
納部には、塩化ビニールフィルム等が高周波線接着加工
により収納部と略同形に溶着形成、好ましくは膨満時に
おいて患者の圧迫感を強く感ずる双方の肩胛骨の間、腹
腔部、大腿部との対応部分が挾るように溶着形成されて
成る主浮揚気袋が夫々内装され、また、2つの副気袋収
納部には、塩化ビニールフィルム等が高周波線接着加工
により溶着形成され、かつ微小噴気孔を有する副気袋が
夫々内装され、該2つの副気袋は常時膨満されると共
に、2つの主浮揚気袋は交互に膨満、収縮されて患者が
左傾位、上向き、右傾位にされる構成を特徴とするもの
である。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照し、その作用と共
に説明する。図1は本発明に係る装置の一例での一部省
略の平面図、図2は同上A−A線に沿った拡大断面図、
図3は図1のB−B線に沿った拡大断面図で、これら図
において、縦長四角形状の敷布体10は、重合せられた
2枚の平織布地11、12で構成されている。更に説明
すると、布地11、12はその縦中心縫合ライン13に
沿って縫合せられると共に、該ライン13を軸として、
開脚自然体の人体200の股下から大腿骨部内側を通っ
て布地下端までの曲線状縫合ライン14、15と、布地
上端から略肩巾で布地下端までの略直線状縫合ライン1
6、17に夫々沿って縫合せられ、更にライン16、1
7の外側において、布地上端から腕部を含む布地下端ま
での略直線状縫合ライン18、19に沿って縫合せら
れ、縦中心ライン13と直線状ライン14、15および
略直線状ライン16、17とによって左右対称形の上下
端開口の主浮揚気袋収納部20、21が形成されると共
に、略直線状ライン16、17と外側略直線状ライン1
8、19とによって左右対称形の上下端開口の副気袋収
納部22、23が形成されている。主および副気袋収納
部20、21、22、23における人体200の脚部部
分は、後述の主および副気袋の給排気管が通って敷布体
10の下端外側に突出せられる程度の狭い部分となって
いる。
に説明する。図1は本発明に係る装置の一例での一部省
略の平面図、図2は同上A−A線に沿った拡大断面図、
図3は図1のB−B線に沿った拡大断面図で、これら図
において、縦長四角形状の敷布体10は、重合せられた
2枚の平織布地11、12で構成されている。更に説明
すると、布地11、12はその縦中心縫合ライン13に
沿って縫合せられると共に、該ライン13を軸として、
開脚自然体の人体200の股下から大腿骨部内側を通っ
て布地下端までの曲線状縫合ライン14、15と、布地
上端から略肩巾で布地下端までの略直線状縫合ライン1
6、17に夫々沿って縫合せられ、更にライン16、1
7の外側において、布地上端から腕部を含む布地下端ま
での略直線状縫合ライン18、19に沿って縫合せら
れ、縦中心ライン13と直線状ライン14、15および
略直線状ライン16、17とによって左右対称形の上下
端開口の主浮揚気袋収納部20、21が形成されると共
に、略直線状ライン16、17と外側略直線状ライン1
8、19とによって左右対称形の上下端開口の副気袋収
納部22、23が形成されている。主および副気袋収納
部20、21、22、23における人体200の脚部部
分は、後述の主および副気袋の給排気管が通って敷布体
10の下端外側に突出せられる程度の狭い部分となって
いる。
【0009】2つの主浮揚気袋収納部20、21には、
夫々主浮揚気袋24、25が収納されている。主浮揚気
袋24、25は収納部20、21に略適合した形状で左
右対称形をなし、該気袋24、25は、排気して扁平状
態とした拡大平面図としての図4と、膨満状態でのC−
C線に沿った断面図としての図5に示されているよう
に、例えば、厚さが0.2mm程度の2枚の軟質塩化ビニ
ールフィルム26、27が溶着ライン(上端ライン2
8、内側ライン29、大小の円弧状ライン30、31、
内側ライン32、外側に向いた大きな直線状ライン3
3、外側ライン34および下端ライン35)に沿って高
周波線接着加工により溶着されて気袋体36が形成され
ると共に、該気袋体36の下端部に給排気管37が設け
られて構成されている。なお、溶着ライン30、31、
33のライン形状は、実験の結果から圧迫感を強く感ず
る人体200の双方の肩甲骨の間、腹腕部、大腿部に良
好に適合せられるよう、敷布体10における縫合された
縦中心ライン13に近接した側を挾るようにして形成さ
れ溶着されている。また、気袋体36におけるライン3
0、31、32に近接した上面フィルム26には、膨満
時における気袋体の内圧調整機能を兼ねた微小噴気孔3
8が開口されているが、この孔38は、後述の副気袋を
用いない場合にのみ必要であって、副気袋を用いる場合
には孔38を設けることを要しない。そして、2つの主
浮揚気袋24、25は、上端開口部より収納部20、2
1内に挿入せられて装着されると共に、その給排気管3
7が下端開口部より外方に突出せられて敷布体10内に
設けられている。
夫々主浮揚気袋24、25が収納されている。主浮揚気
袋24、25は収納部20、21に略適合した形状で左
右対称形をなし、該気袋24、25は、排気して扁平状
態とした拡大平面図としての図4と、膨満状態でのC−
C線に沿った断面図としての図5に示されているよう
に、例えば、厚さが0.2mm程度の2枚の軟質塩化ビニ
ールフィルム26、27が溶着ライン(上端ライン2
8、内側ライン29、大小の円弧状ライン30、31、
内側ライン32、外側に向いた大きな直線状ライン3
3、外側ライン34および下端ライン35)に沿って高
周波線接着加工により溶着されて気袋体36が形成され
ると共に、該気袋体36の下端部に給排気管37が設け
られて構成されている。なお、溶着ライン30、31、
33のライン形状は、実験の結果から圧迫感を強く感ず
る人体200の双方の肩甲骨の間、腹腕部、大腿部に良
好に適合せられるよう、敷布体10における縫合された
縦中心ライン13に近接した側を挾るようにして形成さ
れ溶着されている。また、気袋体36におけるライン3
0、31、32に近接した上面フィルム26には、膨満
時における気袋体の内圧調整機能を兼ねた微小噴気孔3
8が開口されているが、この孔38は、後述の副気袋を
用いない場合にのみ必要であって、副気袋を用いる場合
には孔38を設けることを要しない。そして、2つの主
浮揚気袋24、25は、上端開口部より収納部20、2
1内に挿入せられて装着されると共に、その給排気管3
7が下端開口部より外方に突出せられて敷布体10内に
設けられている。
【0010】また、2つの収納部22、23には、夫々
副気袋39、40が設けられている。副気袋39、40
は、排気して扁平状とした平面図としての図6と、膨満
状態でのD−D線に沿った断面図としての図7に示され
ているように、副気袋体41と長い給排気管42から構
成されている。副気袋体41は、例えば厚さが0.2mm
程度の2枚の縦長四角形状の軟質塩化ビニールフィルム
43、44がその外郭線に沿った溶着ライン45に沿っ
て高周波線接着加工により溶着されて形成されると共
に、上面フィルム43における内側寄り縦方向には複数
の微小噴気孔46が設けられ、給排気管42は気袋体4
1の下端部に気密的に設けられている。そして、2つの
副気袋39、40は図1に概略的に示されているよう
に、上端開口部より収納部22、23内に、その上端が
人体200の腕根部分に位置するように挿入せられて装
着されると共に、その給排気管42が下端開口部より外
方に突出せられて敷布体10に設けられている。
副気袋39、40が設けられている。副気袋39、40
は、排気して扁平状とした平面図としての図6と、膨満
状態でのD−D線に沿った断面図としての図7に示され
ているように、副気袋体41と長い給排気管42から構
成されている。副気袋体41は、例えば厚さが0.2mm
程度の2枚の縦長四角形状の軟質塩化ビニールフィルム
43、44がその外郭線に沿った溶着ライン45に沿っ
て高周波線接着加工により溶着されて形成されると共
に、上面フィルム43における内側寄り縦方向には複数
の微小噴気孔46が設けられ、給排気管42は気袋体4
1の下端部に気密的に設けられている。そして、2つの
副気袋39、40は図1に概略的に示されているよう
に、上端開口部より収納部22、23内に、その上端が
人体200の腕根部分に位置するように挿入せられて装
着されると共に、その給排気管42が下端開口部より外
方に突出せられて敷布体10に設けられている。
【0011】図1に示されているように、敷布体10の
両側縁部には、使用時において該敷布体10の両脇を後
述のマット等に繋止するための繋止部材として、例えば
夫々に面状ファスナ47、48が止着された複数の帯紐
体49、50が適宜の間隔で縫着等にて止着されてお
り、この帯紐体49、50のうち一方の帯紐体49は短
く、その面状ファスナ47は裏面側に止着され、他方の
帯紐体50は相当に長く、その面状ファスナ48は表面
側に止着され、後述の使用時において、マット等にその
面状ファスナ47、48の係着を介して敷かれた敷布体
10が、副気袋39、40、主浮揚気袋24(または2
5)が膨満した時に横方向(両脇方向)に張力を生じ、
気袋の設けられていない敷布体部分でも人体200を浮
揚させて体重を分散させる力を生ぜしむるようになって
いる。
両側縁部には、使用時において該敷布体10の両脇を後
述のマット等に繋止するための繋止部材として、例えば
夫々に面状ファスナ47、48が止着された複数の帯紐
体49、50が適宜の間隔で縫着等にて止着されてお
り、この帯紐体49、50のうち一方の帯紐体49は短
く、その面状ファスナ47は裏面側に止着され、他方の
帯紐体50は相当に長く、その面状ファスナ48は表面
側に止着され、後述の使用時において、マット等にその
面状ファスナ47、48の係着を介して敷かれた敷布体
10が、副気袋39、40、主浮揚気袋24(または2
5)が膨満した時に横方向(両脇方向)に張力を生じ、
気袋の設けられていない敷布体部分でも人体200を浮
揚させて体重を分散させる力を生ぜしむるようになって
いる。
【0012】図1に示されているように、2つの主浮揚
気袋24、25の給排気管37は夫々配管51、52を
介して制御装置53に接続され、また、2つの副気袋3
9、40の給排気管42は配管54、55等を介して制
御装置53に接続されると共に、制御装置53はモータ
56にて駆動のエアーポンプ57と接続され、これら制
御装置53、モータ56、エアーポンプ57は筺体58
内に収納されている。
気袋24、25の給排気管37は夫々配管51、52を
介して制御装置53に接続され、また、2つの副気袋3
9、40の給排気管42は配管54、55等を介して制
御装置53に接続されると共に、制御装置53はモータ
56にて駆動のエアーポンプ57と接続され、これら制
御装置53、モータ56、エアーポンプ57は筺体58
内に収納されている。
【0013】次に、上記実施例の動作について説明する
と、これの使用は図8に概略的に示されているように、
マットレス59のほぼ中央部に敷布体10が拡げて置か
れ、両脇の帯紐体49、50と面状ファスナ47、48
を介してマットレス59に捲着繋止され、敷布体10の
上に敷蒲団60が敷かれてセットされる。次いで、モー
タ56の駆動を介してのエアーポンプ57、制御装置5
3の作動により2つの副記袋39、40に送気されて、
該副気袋39、40は膨満する。この副気袋39、40
の膨満状態で、患者200を上向きに横臥させる。この
状態で副気袋39、40の内圧は、微小噴気孔46の作
用により水銀柱で25m/mの圧力が自動的に得られ
る。次いで、モータ56の駆動を介してのエアーポンプ
57、制御装置53の作動により主浮揚気袋24、25
のいずれか一方に送気されて次第に膨満すると、患者2
00は押し上げられて、図8に示されているように傾け
られる。この際、主浮揚気袋24(または25)の内圧
が水銀柱で10m/m以下であると充分に膨張せずに患
者200に対する当りはソフトであるが、充分な寝返り
角度θは得られない。水銀柱で20〜25m/m程度が
適当であるが、患者200の中心線(図1に示されてい
る縫合ライン13)が直線の場合、敷蒲団60を通して
患者200の表皮の一部にのみ、特に双方の肩胛骨の
間、肋骨と寛骨(腰骨)の間の骨のない腹腔部、大腿部
の内側等通常の寝具では体重の懸らない部分をも押し上
げて圧痛があり、良い寝心地は得られないが、2つの主
浮揚気袋24、25は、図1および図4に示されている
ように、双方の肩胛骨の間の溶着ライン30と腹腔部の
溶着ライン31は円弧状に、また、大腿部の溶着ライン
33は曲線状に夫々挾って形成されているので、これら
部位の押圧力は軽減され、良好な寝心地が得られる。
と、これの使用は図8に概略的に示されているように、
マットレス59のほぼ中央部に敷布体10が拡げて置か
れ、両脇の帯紐体49、50と面状ファスナ47、48
を介してマットレス59に捲着繋止され、敷布体10の
上に敷蒲団60が敷かれてセットされる。次いで、モー
タ56の駆動を介してのエアーポンプ57、制御装置5
3の作動により2つの副記袋39、40に送気されて、
該副気袋39、40は膨満する。この副気袋39、40
の膨満状態で、患者200を上向きに横臥させる。この
状態で副気袋39、40の内圧は、微小噴気孔46の作
用により水銀柱で25m/mの圧力が自動的に得られ
る。次いで、モータ56の駆動を介してのエアーポンプ
57、制御装置53の作動により主浮揚気袋24、25
のいずれか一方に送気されて次第に膨満すると、患者2
00は押し上げられて、図8に示されているように傾け
られる。この際、主浮揚気袋24(または25)の内圧
が水銀柱で10m/m以下であると充分に膨張せずに患
者200に対する当りはソフトであるが、充分な寝返り
角度θは得られない。水銀柱で20〜25m/m程度が
適当であるが、患者200の中心線(図1に示されてい
る縫合ライン13)が直線の場合、敷蒲団60を通して
患者200の表皮の一部にのみ、特に双方の肩胛骨の
間、肋骨と寛骨(腰骨)の間の骨のない腹腔部、大腿部
の内側等通常の寝具では体重の懸らない部分をも押し上
げて圧痛があり、良い寝心地は得られないが、2つの主
浮揚気袋24、25は、図1および図4に示されている
ように、双方の肩胛骨の間の溶着ライン30と腹腔部の
溶着ライン31は円弧状に、また、大腿部の溶着ライン
33は曲線状に夫々挾って形成されているので、これら
部位の押圧力は軽減され、良好な寝心地が得られる。
【0014】強い寝返り角度を得るためには、主浮揚気
袋24、25の内圧を上げればよいが、反面寝心地は悪
くなる。そこで、同じ内圧でも膨らんだ時の直径が小さ
い程外圧で潰れ易いという性質を利用して、図1に示さ
れているように、主浮揚気袋24、25が収納されてい
る部分の敷布体上面に補助気袋61が設けられて、患者
200を押し上げる力は主浮揚気袋24(または25)
で得られ、患者200の肌に対するソフト感は補助気袋
61で得られるようになっている。更に説明すると、補
助気袋61は、図9および図10に示されているよう
に、補助気袋体62と外袋63を含み、補助気袋体62
は、主浮揚気袋24、25の収納部20、21の外郭線
形状と同等の形状を有する2枚の塩化ビニールフィルム
64、65が、その縦、横の外周溶着ライン66、67
に沿って高周波線接着加工により溶着されると共に、縦
中心溶着ライン68に沿い同様に溶着されて2つの気袋
室69、70に区分され、更に各区分内において縦溶着
ライン71、72に沿い溶着されて、各連続した膨縮気
袋部73、74が形成されると共に、各気袋室69、7
0における最内側の膨縮気袋部73、74の上面には、
各対称位置に適宜間隔で微小噴気孔75、76が穿設さ
れ、更に各気袋室69、70の下端部には夫々給排気管
77、78が設けられて構成されている。そして、該補
助気袋体62は、敷布体10の上面との対接面両側縦方
向に、敷布体10上面の面状ファスナ81と係合する面
状ファスナ79、80を有する布製の外袋63に収納繋
止されている。そこで、このように構成された補助気袋
61は、その両脇が面状ファスナ79、80により敷布
体面状ファスナ81に係合繋止されて、敷布体10にお
ける主浮揚気袋24、25の収納部20、21の上面に
重合せられると共に、各給排気管77、78は図12に
概略的に示されているように、配管82、83と電磁弁
84、85を介して主浮揚気袋24、25の給排気管3
7の配管51、52と連結される。このようにして、常
時送気されて副気袋39、40が膨満せられた状態で患
者200を上向きに横臥させ、この状態でいずれか一方
の主浮揚気袋24(または25)と補助気袋61におけ
るいずれか一方の気袋室69(または70)の各膨縮気
袋部73(または74)を同時に膨満させて、患者20
0を浮揚傾位させる力を主浮揚気袋24(または25)
で担い、患者肌へのソフト感は補助気袋61の各膨縮気
袋部73(または74)で補うようにすれば、補助気袋
61の微小噴気孔75(または76)からの噴気によっ
て補助気袋室69(または70)の内圧は自動的に調整
され、半分の休止時間があっても、兎も角湿潤し易い患
者の肌と敷蒲団を充分に乾燥させることができる。実験
によれば、寝心地を損ずることなく30度以上の寝返り
角度(θ)を得ることができた。
袋24、25の内圧を上げればよいが、反面寝心地は悪
くなる。そこで、同じ内圧でも膨らんだ時の直径が小さ
い程外圧で潰れ易いという性質を利用して、図1に示さ
れているように、主浮揚気袋24、25が収納されてい
る部分の敷布体上面に補助気袋61が設けられて、患者
200を押し上げる力は主浮揚気袋24(または25)
で得られ、患者200の肌に対するソフト感は補助気袋
61で得られるようになっている。更に説明すると、補
助気袋61は、図9および図10に示されているよう
に、補助気袋体62と外袋63を含み、補助気袋体62
は、主浮揚気袋24、25の収納部20、21の外郭線
形状と同等の形状を有する2枚の塩化ビニールフィルム
64、65が、その縦、横の外周溶着ライン66、67
に沿って高周波線接着加工により溶着されると共に、縦
中心溶着ライン68に沿い同様に溶着されて2つの気袋
室69、70に区分され、更に各区分内において縦溶着
ライン71、72に沿い溶着されて、各連続した膨縮気
袋部73、74が形成されると共に、各気袋室69、7
0における最内側の膨縮気袋部73、74の上面には、
各対称位置に適宜間隔で微小噴気孔75、76が穿設さ
れ、更に各気袋室69、70の下端部には夫々給排気管
77、78が設けられて構成されている。そして、該補
助気袋体62は、敷布体10の上面との対接面両側縦方
向に、敷布体10上面の面状ファスナ81と係合する面
状ファスナ79、80を有する布製の外袋63に収納繋
止されている。そこで、このように構成された補助気袋
61は、その両脇が面状ファスナ79、80により敷布
体面状ファスナ81に係合繋止されて、敷布体10にお
ける主浮揚気袋24、25の収納部20、21の上面に
重合せられると共に、各給排気管77、78は図12に
概略的に示されているように、配管82、83と電磁弁
84、85を介して主浮揚気袋24、25の給排気管3
7の配管51、52と連結される。このようにして、常
時送気されて副気袋39、40が膨満せられた状態で患
者200を上向きに横臥させ、この状態でいずれか一方
の主浮揚気袋24(または25)と補助気袋61におけ
るいずれか一方の気袋室69(または70)の各膨縮気
袋部73(または74)を同時に膨満させて、患者20
0を浮揚傾位させる力を主浮揚気袋24(または25)
で担い、患者肌へのソフト感は補助気袋61の各膨縮気
袋部73(または74)で補うようにすれば、補助気袋
61の微小噴気孔75(または76)からの噴気によっ
て補助気袋室69(または70)の内圧は自動的に調整
され、半分の休止時間があっても、兎も角湿潤し易い患
者の肌と敷蒲団を充分に乾燥させることができる。実験
によれば、寝心地を損ずることなく30度以上の寝返り
角度(θ)を得ることができた。
【0015】なお、主浮揚気袋24、25における人体
200の脚部に相当する部分(溶着ライン14、15部
分)を挾り細く形成してあるのは、大腿部の圧迫を防ぐ
ためであり、また、副気袋39、40は患者200の横
ずれ防止と、図8に実線矢印で示されているように、患
者200の体重を受け止め分散させる効果を有するもの
である。また、敷布体10の両脇をマットレス59に繋
止させておくのは、主副気袋が膨らんで、その位置がマ
ットレス59の上面よりも高くなった分だけ、敷布体1
0には張力が働き、空気を排出し、縮小して元の扁平状
態に戻った時、床ずれと原因ともなり得るしわが発生す
るのを防止するためである。
200の脚部に相当する部分(溶着ライン14、15部
分)を挾り細く形成してあるのは、大腿部の圧迫を防ぐ
ためであり、また、副気袋39、40は患者200の横
ずれ防止と、図8に実線矢印で示されているように、患
者200の体重を受け止め分散させる効果を有するもの
である。また、敷布体10の両脇をマットレス59に繋
止させておくのは、主副気袋が膨らんで、その位置がマ
ットレス59の上面よりも高くなった分だけ、敷布体1
0には張力が働き、空気を排出し、縮小して元の扁平状
態に戻った時、床ずれと原因ともなり得るしわが発生す
るのを防止するためである。
【0016】患者の症状は種々であり、一方向には寝返
りできない場合や、手術直後寝返りをさせることなく一
定の姿勢で長時間横附臥させておかなければならない場
合もあり、その後に適時寝返りを始めた方がよくなる場
合もあり得るので、本装置においては、一方向のみに寝
返りさせ得るよう、即ち、左(右)傾位→上向位→左
(右)傾位にしたり、上向位のみにすることができるよ
う制御位置53に組み込んだ外、上向位の時に体重を支
える部分を移動変更し得るよう、前述の補助気袋61に
代わり、またはこれに重置して波動気袋86が付設され
るようになっている。そこで、更に説明すると、波動気
袋86は図13から図19に示されているように、上部
波動気袋体87と下部波動気袋体88を含み、各波動気
袋体87、88は、敷布体10における主浮揚気袋収納
部20、21の外郭線形状と略同等の形状を有する2枚
の軟質塩化ビニールシート等の不通気性生地89、9
0、91、92がその縦横の外周溶着ライン93、9
4、95、96に沿い溶着されると共に、縦方向の全長
に亘っては所望の間隔で多数の横方向溶着ライン97、
98に沿い高周波焼切接着加工法により溶着されて多数
の気袋部99、100が形成され、該気袋部99、10
0における上面シート89、91にして、かつ人体の胸
部から脚部にかけた部分との対応部分には微小噴気孔1
01、102が穿設され、更に下端部には給排気管10
3、104が設けられている。
りできない場合や、手術直後寝返りをさせることなく一
定の姿勢で長時間横附臥させておかなければならない場
合もあり、その後に適時寝返りを始めた方がよくなる場
合もあり得るので、本装置においては、一方向のみに寝
返りさせ得るよう、即ち、左(右)傾位→上向位→左
(右)傾位にしたり、上向位のみにすることができるよ
う制御位置53に組み込んだ外、上向位の時に体重を支
える部分を移動変更し得るよう、前述の補助気袋61に
代わり、またはこれに重置して波動気袋86が付設され
るようになっている。そこで、更に説明すると、波動気
袋86は図13から図19に示されているように、上部
波動気袋体87と下部波動気袋体88を含み、各波動気
袋体87、88は、敷布体10における主浮揚気袋収納
部20、21の外郭線形状と略同等の形状を有する2枚
の軟質塩化ビニールシート等の不通気性生地89、9
0、91、92がその縦横の外周溶着ライン93、9
4、95、96に沿い溶着されると共に、縦方向の全長
に亘っては所望の間隔で多数の横方向溶着ライン97、
98に沿い高周波焼切接着加工法により溶着されて多数
の気袋部99、100が形成され、該気袋部99、10
0における上面シート89、91にして、かつ人体の胸
部から脚部にかけた部分との対応部分には微小噴気孔1
01、102が穿設され、更に下端部には給排気管10
3、104が設けられている。
【0017】上下部波動気袋体87、88における横方
向溶着ライン97、98はそのピッチをずらして設けら
れ、重合せられたとき、各気袋部99、100が互い違
いになるようになっている。
向溶着ライン97、98はそのピッチをずらして設けら
れ、重合せられたとき、各気袋部99、100が互い違
いになるようになっている。
【0018】なお、同一の間隔をもって各気袋部99、
100を形成させると、膨満した時に同じ太さ、同じ高
さ(厚さ)となり、患者が横臥した時の単位面積当りの
重量が軽い胸部でやや密にし、重い腰部ではやや粗にし
て背骨の反り具合を通常の蒲団に寝た時と同じになるよ
うに補正されている。即ち、図13に示されているよう
に、頭部105における気袋部99の間隔はやや広く、
胸部腹部106の間隔は狭く、腰部107の間隔は広く
なっている。また、気袋部99、100を形成している
高周波焼切加工による溶着ライン97、98には、図1
5に拡大して示されているように、両端に小孔108、
109を有する中心切断線110、111が設けられ、
各気袋部99、100が膨満したとき、図16および図
17に示されているように、小孔108、109と切断
線110、111を介して各隣接する気袋部99、10
0間に隙間112、113ができて全長が縮まることが
なく、気袋部99、100が萎んだときにしわができな
いようになっている。
100を形成させると、膨満した時に同じ太さ、同じ高
さ(厚さ)となり、患者が横臥した時の単位面積当りの
重量が軽い胸部でやや密にし、重い腰部ではやや粗にし
て背骨の反り具合を通常の蒲団に寝た時と同じになるよ
うに補正されている。即ち、図13に示されているよう
に、頭部105における気袋部99の間隔はやや広く、
胸部腹部106の間隔は狭く、腰部107の間隔は広く
なっている。また、気袋部99、100を形成している
高周波焼切加工による溶着ライン97、98には、図1
5に拡大して示されているように、両端に小孔108、
109を有する中心切断線110、111が設けられ、
各気袋部99、100が膨満したとき、図16および図
17に示されているように、小孔108、109と切断
線110、111を介して各隣接する気袋部99、10
0間に隙間112、113ができて全長が縮まることが
なく、気袋部99、100が萎んだときにしわができな
いようになっている。
【0019】そして、上部波動気袋体87と下部波動気
袋体88は図18に示されている位置関係をもって重合
せられると共に、その両脇部が一体的に接着固定され、
更に下部波動気袋体88の裏面側両脇縦方向には、特に
図示しないが面状ファスナが設けられている。
袋体88は図18に示されている位置関係をもって重合
せられると共に、その両脇部が一体的に接着固定され、
更に下部波動気袋体88の裏面側両脇縦方向には、特に
図示しないが面状ファスナが設けられている。
【0020】波動気袋86は、その面状ファスナを介し
て主浮揚気袋24、25と対応した敷布体10上の部分
に繋止せられると共に、図12に示されている補助気袋
61に代えて図20に示されているように、その給排気
管103、104は配管113、切換弁114、配管1
15を介して制御装置53に接続され、エアーポンプ5
7の作動により上部波動気袋体87と下部波動気袋体8
8に交互に圧搾空気が送り込まれて各気袋部99、10
0が交互に膨満、収縮を繰り返す。これにより、横に隣
接する各気袋部を交互に膨満、収縮させる従来の方法に
比し、患者の体重を支える面積は広くなり、患者に対す
る当りは相当にソフトになる。また、主浮揚気袋24、
25の空気圧を30m/mHgと強くして浮揚力を強く
し、波動気袋86を15〜20m/mHgと弱くする
と、強い寝返り角度が容易に得られ、使用感はソフトで
良好となる。
て主浮揚気袋24、25と対応した敷布体10上の部分
に繋止せられると共に、図12に示されている補助気袋
61に代えて図20に示されているように、その給排気
管103、104は配管113、切換弁114、配管1
15を介して制御装置53に接続され、エアーポンプ5
7の作動により上部波動気袋体87と下部波動気袋体8
8に交互に圧搾空気が送り込まれて各気袋部99、10
0が交互に膨満、収縮を繰り返す。これにより、横に隣
接する各気袋部を交互に膨満、収縮させる従来の方法に
比し、患者の体重を支える面積は広くなり、患者に対す
る当りは相当にソフトになる。また、主浮揚気袋24、
25の空気圧を30m/mHgと強くして浮揚力を強く
し、波動気袋86を15〜20m/mHgと弱くする
と、強い寝返り角度が容易に得られ、使用感はソフトで
良好となる。
【0021】図21に示されている本発明の更なる他例
は、前記実施例における敷布体10に代替する敷布体1
16として、これと平面視同一形状であって、該敷布体
116は、2枚の不通気性塩化ビニールシート117、
118が重合せられて、その縦中心溶着ラインに沿い高
周波線接着加工により溶着されると共に、該ライン11
9を軸として、図1に示されているライン14、15と
同じ溶着ライン120、121、ライン16、17と同
じくし、かつシート上端をやや残した溶着ライン12
2、123、図4に示されているライン30、31と同
じ溶着ライン124、125、126、127および左
右のライン122、123の上端を結ぶライン128に
沿って高周波線接着加工により夫々溶着されて左右対称
形の2つの主浮揚気袋部129、130が形成され、更
に図1に示されているライン18、19と同じくし、か
つシート上端部をライン124、125の上端までに亘
って残したライン131、132および該ライン13
1、132の上端とライン122、123を水平に結ん
だライン133、134に沿って高周波線接着加工によ
り夫々溶着されて左右対称形の2つの副気袋部135、
136が形成されている。そして、主浮揚気袋部12
9、130と副気袋部135、136における上面シー
ト117の縦方向にして、かつ人体の胸部と腹部にわた
る部分には微小噴気孔137、138、139、140
が設けられており、また、夫々2つの主浮揚気袋部12
9、130と副気袋部135、136の狭くなっている
下端部には給排気管141、142、143、144が
外方に突出させて気密的に設けられている。更にまた、
敷布体116の両側縁部には、図1に示されている面状
ファスナ47、48、帯紐体49、50と全く同様に面
状ファスナー145、146を有する帯紐体147、1
48が止着されている。
は、前記実施例における敷布体10に代替する敷布体1
16として、これと平面視同一形状であって、該敷布体
116は、2枚の不通気性塩化ビニールシート117、
118が重合せられて、その縦中心溶着ラインに沿い高
周波線接着加工により溶着されると共に、該ライン11
9を軸として、図1に示されているライン14、15と
同じ溶着ライン120、121、ライン16、17と同
じくし、かつシート上端をやや残した溶着ライン12
2、123、図4に示されているライン30、31と同
じ溶着ライン124、125、126、127および左
右のライン122、123の上端を結ぶライン128に
沿って高周波線接着加工により夫々溶着されて左右対称
形の2つの主浮揚気袋部129、130が形成され、更
に図1に示されているライン18、19と同じくし、か
つシート上端部をライン124、125の上端までに亘
って残したライン131、132および該ライン13
1、132の上端とライン122、123を水平に結ん
だライン133、134に沿って高周波線接着加工によ
り夫々溶着されて左右対称形の2つの副気袋部135、
136が形成されている。そして、主浮揚気袋部12
9、130と副気袋部135、136における上面シー
ト117の縦方向にして、かつ人体の胸部と腹部にわた
る部分には微小噴気孔137、138、139、140
が設けられており、また、夫々2つの主浮揚気袋部12
9、130と副気袋部135、136の狭くなっている
下端部には給排気管141、142、143、144が
外方に突出させて気密的に設けられている。更にまた、
敷布体116の両側縁部には、図1に示されている面状
ファスナ47、48、帯紐体49、50と全く同様に面
状ファスナー145、146を有する帯紐体147、1
48が止着されている。
【0022】そして、このように構成された敷布体11
6は、特に図示しないが、図8に示されていると同様に
マットレスの上に拡げて置かれ、両脇の帯紐体147、
148と面状ファスナ145、146を介してマットレ
スに捲着繋止され、敷布体116の上に敷蒲団が敷かれ
てセットされ、モータ56の駆動を介し、エアーポンプ
57からの圧搾空気が制御装置53により自動制御され
て2つの副気袋部135、136には常時送気されて、
該気袋部135、136は膨満状態にあり、主浮揚気袋
部129、130は所定時間毎に膨満、収縮が繰り返さ
れて、患者には適度な寝返り角度が得られる。
6は、特に図示しないが、図8に示されていると同様に
マットレスの上に拡げて置かれ、両脇の帯紐体147、
148と面状ファスナ145、146を介してマットレ
スに捲着繋止され、敷布体116の上に敷蒲団が敷かれ
てセットされ、モータ56の駆動を介し、エアーポンプ
57からの圧搾空気が制御装置53により自動制御され
て2つの副気袋部135、136には常時送気されて、
該気袋部135、136は膨満状態にあり、主浮揚気袋
部129、130は所定時間毎に膨満、収縮が繰り返さ
れて、患者には適度な寝返り角度が得られる。
【0023】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、敷布体等は
高周波線接着加工法により容易に製作し得ると共に、微
小噴気孔が設けられてこれにより内圧が自動的に調整さ
れるものであるから、シームラインから破損するという
ことはなく、したがって、耐久性に優れ、製作コストも
廉価で、安い価格で提供し得る。
高周波線接着加工法により容易に製作し得ると共に、微
小噴気孔が設けられてこれにより内圧が自動的に調整さ
れるものであるから、シームラインから破損するという
ことはなく、したがって、耐久性に優れ、製作コストも
廉価で、安い価格で提供し得る。
【0024】また、機能的には、患者にとっては蒲団の
上に横臥していて何時の間にか臥位が変るので、介護者
が寝返りさせるのと異なり、眠りから醒させられること
がなく、また従来のエアーマットタイプのように寝床が
常時波動しているのではないので、船酔いのような感じ
はなく、また微小噴気孔を介して微量の空気が敷蒲団を
通して送り出されているので、噴出するときの冷却効果
による冷え過ぎがなく、寝装具、患者の肌は湿潤感もな
く、快適な病床生活が過せる。一方、介護者にとっては
昼夜を分たぬ寝返りをさせる重労働から解放され、床ず
れができてしまった時の治療の労務や罪悪感からも解放
される等の多大の効果を有する。
上に横臥していて何時の間にか臥位が変るので、介護者
が寝返りさせるのと異なり、眠りから醒させられること
がなく、また従来のエアーマットタイプのように寝床が
常時波動しているのではないので、船酔いのような感じ
はなく、また微小噴気孔を介して微量の空気が敷蒲団を
通して送り出されているので、噴出するときの冷却効果
による冷え過ぎがなく、寝装具、患者の肌は湿潤感もな
く、快適な病床生活が過せる。一方、介護者にとっては
昼夜を分たぬ寝返りをさせる重労働から解放され、床ず
れができてしまった時の治療の労務や罪悪感からも解放
される等の多大の効果を有する。
【図1】本発明に係る装置の一例での一部省略の平面図
である。
である。
【図2】図1のA−A線に沿った拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った拡大断面図である。
【図4】主浮揚気袋の平面図である。
【図5】図4のC−C線に沿った膨満状態での拡大断面
図である。
図である。
【図6】副気袋の平面図である。
【図7】図6のD−D線に沿った膨満状態での拡大断面
図である。
図である。
【図8】使用状態の概略説明図である。
【図9】補助気袋の平面図である。
【図10】図9のE−E線に沿った一部省略の拡大断面
図である。
図である。
【図11】補助気袋の使用状態の概略説明図である。
【図12】主浮揚気袋と副気袋および補助気袋の配管説
明図である。
明図である。
【図13】上部波動気袋体の平面図である。
【図14】下部波動気袋体の概略平面図である。
【図15】図13および図14の部分的拡大平面図であ
る。
る。
【図16】同上膨満状態における平面図である。
【図17】図16のF−F線に沿った膨満状態での拡大
断面図であ。
断面図であ。
【図18】波動気袋の部分的拡大平面図である。
【図19】波動気袋の動作概略説明図である。
【図20】主浮揚気袋と副気袋および波動気袋の配管説
明図である。
明図である。
【図21】本発明に係る装置の他例を示す一部省略の平
面図である。
面図である。
10 敷布体 11、12 布地 13 縦中心縫合ライン 14、15 曲線状縫合ライン 16、17、18、19 略直線状縫合ライン 20、21 主浮揚気袋収納部 22、23 副気袋収納部 24、25 主浮揚気袋 26、27 軟質塩化ビニールフィルム 28 上端ライン 29 内側ライン 30、31 大小円弧状ライン 32 内側ライン 33 曲線状ライン 34 外側ライン 35 下端ライン 36 主気袋体 37 給排気管 38 微小噴気孔 39、40 副気袋 41 副気袋体 42 給排気管 43、44 軟質塩化ビニールフィルム 47、48 面状ファスナ 49、50 帯紐体 51、52 配管 53 制御装置 54、55 配管 56 モータ 57 エアーポンプ 58 筺体 59 マットレス 60 敷蒲団 61 補助気袋 62 補助気袋体 63 外袋 69、70 気袋室 73、74 膨縮気袋部 75、76 微小噴気孔 77、78 給排気管 79、80 面状ファスナ 81 敷布体面状ファスナ 82、83 配管 84、85 電磁弁 86 波動気袋 87 上部波動気袋体 88 下部波動気袋体 99、100 気袋部 101、102 微小噴気孔 103、104 給排気管 116 敷布体 129、130 主浮揚気袋部 135、136 副気袋部 137、138、139、140 微小噴気孔 141、142、143、144 給排気管 145、146 面状ファスナ 147、148 帯紐体 200 人体(患者)
Claims (7)
- 【請求項1】 重合せられた平織布地の縦中心ライン
と、開脚自然体の人体の外周ラインが縫合等にて止着さ
れて、縦中心ラインを軸に左右対称形の2つの主浮揚気
袋収納部を有するマット等に繋止される敷布体が形成さ
れ、該2つの主浮揚気袋収納部には、塩化ビニールフィ
ルム等が高周波線接着加工により収納部と略同形に溶着
形成されて成る主浮揚気袋が夫々内装されると共に、該
主浮揚気袋は夫々給排気管および配管を介して制御装置
付エアーポンプと接続され、前記2つの主浮揚気袋が交
互に膨満、収縮されて患者が左傾位、上向き、右傾位と
される構成を特徴とする床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項2】 前記2つの主浮揚気袋は、膨満時におい
て患者の圧迫感を強く感ずる双方の肩胛骨の間、腹腔
部、大腿部との対応部分が挾るように溶着されて形成さ
れている請求項1の床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項3】 前記敷布体における2つの主浮揚気袋収
納部の外側にして、かつ人体の脇の下より腰部に至る部
分との対応部分に左右対称形の2つの副気袋収納部が形
成されて、該2つの副気袋収納部には、塩化ビニールフ
ィルム等が高周波線接着加工により溶着形成され、かつ
微小噴気孔を有する副気袋が夫々内装されると共に、該
副気袋は夫々給排気管および配管を介して制御装置付エ
アーポンプと接続されている請求項1、または2いずれ
かの床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項4】 前記敷布体にマット等に対する繋止部材
が設けられ、使用時においては該繋止部材を介してマッ
ト等に繋止せられ、各気袋が膨満したときに横方向に張
力が生ずるようになっている請求項1ないし3のいずれ
かの床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項5】 前記人体の頭部から腰部に至る長さと前
記主浮揚気袋収納部と略同巾を有する塩化ビニールフィ
ルムが高周波線接着加工により溶着されて縦中心ライン
で夫々が微小噴気孔と給排気管を有する2系統の気袋室
に区分され、かつ各気袋室は連続する膨縮気袋部とされ
た補助気袋体が布製外袋に収納されて補助気袋が構成さ
れ、該補助気袋が主浮揚気袋収納部に対応した敷布体上
に重置繋止されると共に、その給排気が主浮揚気袋の給
排気と連動せられて請求項1ないしは4のいずれかと共
用される床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項6】 軟質塩化ビニールシート等の不通気性生
地を以って前記主浮揚気袋収納部と略同形の外郭を有
し、かつ縦方向の全長に亘っては所要間隔で多数の気袋
部と微小噴気孔および給排気管を有する上下波動気袋体
が構成されると共に、該上下波動気袋体は、その各気袋
部が互い違いの位置関係になるようにして重合され、か
つその両脇部が接着されて波動気袋が構成され、該波動
気袋が主浮揚気袋収納部に対応した敷布体上に重置繋止
せられ、上下波動気袋体における各気袋部が交互に膨
満、収縮せられて請求項1ないしは4のいずれかと共用
される床ずれ防止用自動寝返り装置。 - 【請求項7】 軟質塩化ビニールシート等の不通気性生
地を以って高周波線接着加工により夫々微小噴気孔を有
する対称形2つの主浮揚気袋部と該気袋部の外側に対称
形2つの副気袋部が形成されて敷布体が構成されると共
に、該敷布体にはマット等に対する繋止部材が設けら
れ、また、前記主浮揚気袋部と副気袋部は夫々給排気管
を介して制御装置付エアーポンプと接続され、2つの副
気袋部は常時膨満されると共に、2つの主浮揚気袋部は
交互に膨満、収縮されて患者が左傾位、上向き、右傾位
にされる構成を特徴とする床ずれ防止用自動寝返り装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184365A JPH0811127B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 床ずれ防止用自動寝返り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184365A JPH0811127B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 床ずれ防止用自動寝返り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780029A true JPH0780029A (ja) | 1995-03-28 |
| JPH0811127B2 JPH0811127B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16151960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184365A Expired - Lifetime JPH0811127B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 床ずれ防止用自動寝返り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811127B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106974788A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-07-25 | 付明亮 | 多功能充气护理床垫 |
| WO2018203451A1 (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-08 | 国立大学法人大阪大学 | クッション装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5266402B2 (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-21 | 有限会社アポロ | 床ずれ防止用エアーマット装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4726092U (ja) * | 1971-04-07 | 1972-11-24 | ||
| JPS51149194U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | ||
| JPS581449A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-06 | 陣内 正博 | エアシ−ツ |
| JPS612223U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-08 | 日本蚕毛染色株式会社 | 床擦れ等防止用編織地 |
| JPH0242620U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-23 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5184365A patent/JPH0811127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4726092U (ja) * | 1971-04-07 | 1972-11-24 | ||
| JPS51149194U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | ||
| JPS581449A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-06 | 陣内 正博 | エアシ−ツ |
| JPS612223U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-08 | 日本蚕毛染色株式会社 | 床擦れ等防止用編織地 |
| JPH0242620U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-23 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106974788A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-07-25 | 付明亮 | 多功能充气护理床垫 |
| CN106974788B (zh) * | 2017-04-26 | 2023-03-31 | 付明亮 | 多功能充气护理床垫 |
| WO2018203451A1 (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-08 | 国立大学法人大阪大学 | クッション装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0811127B2 (ja) | 1996-02-07 |
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