JPH0780252A - 浸透気化膜分離装置およびその運転停止方法 - Google Patents
浸透気化膜分離装置およびその運転停止方法Info
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- JPH0780252A JPH0780252A JP6075780A JP7578094A JPH0780252A JP H0780252 A JPH0780252 A JP H0780252A JP 6075780 A JP6075780 A JP 6075780A JP 7578094 A JP7578094 A JP 7578094A JP H0780252 A JPH0780252 A JP H0780252A
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- B01D61/00—Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
- B01D61/36—Pervaporation; Membrane distillation; Liquid permeation
- B01D61/362—Pervaporation
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- B01D—SEPARATION
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- B01D—SEPARATION
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- C02F1/448—Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by pervaporation
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 浸透気化膜分離装置において、運転停止時に
膜に接する液を冷却する機能を有すること、好ましくは
モジュール缶体周囲に膜に接する液を冷却するための冷
却用ジャケットを設けた膜モジュールを備え、且つ運転
停止時に該冷却ジャケットに冷媒を通して膜に接する液
を冷却する機能を有する浸透気化膜分離装置、及びかか
る冷却用ジャケットを設けた膜モジュール、並びに該浸
透気化膜分離装置の運転において、運転停止時には浸透
気化膜モジュールの供給側の原液を抜かずに膜に接する
液を冷却し且つ浸透気化膜モジュールの透過側の真空度
を維持したままとし、運転再開時には透過側の真空度を
維持したまま供給液を加温することを特徴とする浸透気
化膜分離装置の運転停止方法。 【効果】 比較的簡単な操作で運転停止可能であり、且
つ分離膜の膨潤等を防止することができ、特に短期的な
運転停止に有用である。
膜に接する液を冷却する機能を有すること、好ましくは
モジュール缶体周囲に膜に接する液を冷却するための冷
却用ジャケットを設けた膜モジュールを備え、且つ運転
停止時に該冷却ジャケットに冷媒を通して膜に接する液
を冷却する機能を有する浸透気化膜分離装置、及びかか
る冷却用ジャケットを設けた膜モジュール、並びに該浸
透気化膜分離装置の運転において、運転停止時には浸透
気化膜モジュールの供給側の原液を抜かずに膜に接する
液を冷却し且つ浸透気化膜モジュールの透過側の真空度
を維持したままとし、運転再開時には透過側の真空度を
維持したまま供給液を加温することを特徴とする浸透気
化膜分離装置の運転停止方法。 【効果】 比較的簡単な操作で運転停止可能であり、且
つ分離膜の膨潤等を防止することができ、特に短期的な
運転停止に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浸透気化膜分離装置及び
それに用いられる膜モジュール並びに浸透気化膜分離装
置の運転停止方法に関する。詳しくは、緊急時または短
期間の休止時に好適な浸透気化膜分離装置の運転停止方
法およびその運転停止方法を行うのに適した機構を有す
る浸透気化膜分離装置等に関する。
それに用いられる膜モジュール並びに浸透気化膜分離装
置の運転停止方法に関する。詳しくは、緊急時または短
期間の休止時に好適な浸透気化膜分離装置の運転停止方
法およびその運転停止方法を行うのに適した機構を有す
る浸透気化膜分離装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】混合液体の分離方法の一つとして、混合
液体のある成分と特別に親和性を有する分離膜を用い、
分離膜の一方側(1次側)に混合液体を供給し、他方側
(2次側)を減圧等して2次側における透過成分の蒸気
分圧を1次側の平衡蒸気圧よりも小さく保持することに
より、液体混合物中の特定成分を1次側から2次側に気
化しながら透過させて分離を行う浸透気化法(パーベー
パレーション法)が知られている。
液体のある成分と特別に親和性を有する分離膜を用い、
分離膜の一方側(1次側)に混合液体を供給し、他方側
(2次側)を減圧等して2次側における透過成分の蒸気
分圧を1次側の平衡蒸気圧よりも小さく保持することに
より、液体混合物中の特定成分を1次側から2次側に気
化しながら透過させて分離を行う浸透気化法(パーベー
パレーション法)が知られている。
【0003】浸透気化法を行っている時には、分離膜の
1次側は供給液(分離操作の対象となる混合液)に接
し、2次側(透過成分側)は減圧されている。また、透
過成分が1次側から2次側に透過する際に気化熱を奪う
ため、供給液(1次側)は加温されている。また、透過
成分(2次側)は気化しているため、2次側に冷却装置
を設けて凝縮させて液化するのが一般的である。
1次側は供給液(分離操作の対象となる混合液)に接
し、2次側(透過成分側)は減圧されている。また、透
過成分が1次側から2次側に透過する際に気化熱を奪う
ため、供給液(1次側)は加温されている。また、透過
成分(2次側)は気化しているため、2次側に冷却装置
を設けて凝縮させて液化するのが一般的である。
【0004】従来、浸透気化膜分離装置の運転を停止す
る場合には、1次側(供給側)および2次側(透過液
側)の機器の全てを停止するか、2次側の冷却装置(凝
縮器)以外の全てを停止し、分離対象液が膜に接した状
態で放置されていた。かかる運転停止方法では分離対象
液による分離膜が膨潤し、膜の劣化が起こり問題となっ
ていた。
る場合には、1次側(供給側)および2次側(透過液
側)の機器の全てを停止するか、2次側の冷却装置(凝
縮器)以外の全てを停止し、分離対象液が膜に接した状
態で放置されていた。かかる運転停止方法では分離対象
液による分離膜が膨潤し、膜の劣化が起こり問題となっ
ていた。
【0005】上記課題を解決する方法として供給側の機
器の運転のみ停止し、透過側の運転を続行して分離膜に
乾燥ガスを供給するか、または分離膜に親和性のない液
体を供給する方法が提案されている(特開平5−571
56号公報)。また、別の方法として運転停止中に供給
側の原液を抜いた後、供給側を大気圧空気に開放し、か
つ運転停止後および/または運転再開前に透過側を乾燥
する方法が提案されている(特開平4−243527号
公報)。
器の運転のみ停止し、透過側の運転を続行して分離膜に
乾燥ガスを供給するか、または分離膜に親和性のない液
体を供給する方法が提案されている(特開平5−571
56号公報)。また、別の方法として運転停止中に供給
側の原液を抜いた後、供給側を大気圧空気に開放し、か
つ運転停止後および/または運転再開前に透過側を乾燥
する方法が提案されている(特開平4−243527号
公報)。
【0006】しかし、これらの方法では供給側に乾燥ガ
ス等を供給する、あるいは原液を抜くなどの多くの労力
を要する操作が必要であり、特に短期間(数時間から数
十時間)の運転停止や緊急停止には適していなかった。
ス等を供給する、あるいは原液を抜くなどの多くの労力
を要する操作が必要であり、特に短期間(数時間から数
十時間)の運転停止や緊急停止には適していなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、運転停止時
に分離膜の膨潤等がなく且つ比較的操作が簡単な、短期
間の運転停止等に適した浸透気化膜分離装置の運転停止
方法およびそれに適した浸透気化膜分離装置等を提供す
ることを目的とする。
に分離膜の膨潤等がなく且つ比較的操作が簡単な、短期
間の運転停止等に適した浸透気化膜分離装置の運転停止
方法およびそれに適した浸透気化膜分離装置等を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、浸透気化膜分離装置に
おいて、浸透気化膜モジュール缶体周囲に、膜に接する
液を冷却するための冷却用ジャケットを設け、運転停止
時には浸透気化膜モジュールの供給側の原液を抜かずに
膜に接する液を冷却し、浸透気化膜モジュールの透過側
を真空度を維持したままとすることにより上記課題を解
決することができることを見出し、本発明に到達した。
を解決すべく鋭意検討した結果、浸透気化膜分離装置に
おいて、浸透気化膜モジュール缶体周囲に、膜に接する
液を冷却するための冷却用ジャケットを設け、運転停止
時には浸透気化膜モジュールの供給側の原液を抜かずに
膜に接する液を冷却し、浸透気化膜モジュールの透過側
を真空度を維持したままとすることにより上記課題を解
決することができることを見出し、本発明に到達した。
【0009】即ち、本発明の要旨は、浸透気化膜に分離
しようとする液体混合物を接触させ、該液体成分を選択
的に透過させて分離する浸透気化膜分離装置において、
運転停止時に膜に接する液を冷却する機能を有すること
を特徴とする、浸透気化膜分離装置、及び、モジュール
缶体周囲に、膜に接する液を冷却するための冷却用ジャ
ケットを設けたことを特徴とする浸透気化膜モジュー
ル、並びに該浸透気化膜分離装置の運転において、運転
停止時には浸透気化膜モジュールの供給側の原液を抜か
ずに膜に接する液を冷却し且つ浸透気化膜モジュールの
透過側の真空度を維持したままとし、運転再開時には透
過側の真空度を維持したまま供給液を加温することを特
徴とする浸透気化膜分離装置の運転停止方法に存する。
しようとする液体混合物を接触させ、該液体成分を選択
的に透過させて分離する浸透気化膜分離装置において、
運転停止時に膜に接する液を冷却する機能を有すること
を特徴とする、浸透気化膜分離装置、及び、モジュール
缶体周囲に、膜に接する液を冷却するための冷却用ジャ
ケットを設けたことを特徴とする浸透気化膜モジュー
ル、並びに該浸透気化膜分離装置の運転において、運転
停止時には浸透気化膜モジュールの供給側の原液を抜か
ずに膜に接する液を冷却し且つ浸透気化膜モジュールの
透過側の真空度を維持したままとし、運転再開時には透
過側の真空度を維持したまま供給液を加温することを特
徴とする浸透気化膜分離装置の運転停止方法に存する。
【0010】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の一態様を説明するための概要図で
ある。浸透気化膜分離装置は定常運転時は次のように運
転される。供給液は原液供給部1から送液ポンプ2を介
し、加熱器3で加熱された後に浸透気化膜モジュール6
の供給部(1次側)に供給される。浸透気化膜モジュー
ル6の透過側(2次側)は真空ポンプ11により減圧さ
れている。浸透気化膜を透過しない成分は液体のままラ
イン8から系外に排出される。浸透気化膜を透過する成
分は気化しつつ分離膜を透過し、ライン9を介して凝縮
器10に送られる。凝縮器10では冷却、凝縮され、凝
縮液はライン13から、非凝縮成分はライン14から系
外に排出される。
する。図1は本発明の一態様を説明するための概要図で
ある。浸透気化膜分離装置は定常運転時は次のように運
転される。供給液は原液供給部1から送液ポンプ2を介
し、加熱器3で加熱された後に浸透気化膜モジュール6
の供給部(1次側)に供給される。浸透気化膜モジュー
ル6の透過側(2次側)は真空ポンプ11により減圧さ
れている。浸透気化膜を透過しない成分は液体のままラ
イン8から系外に排出される。浸透気化膜を透過する成
分は気化しつつ分離膜を透過し、ライン9を介して凝縮
器10に送られる。凝縮器10では冷却、凝縮され、凝
縮液はライン13から、非凝縮成分はライン14から系
外に排出される。
【0011】ここで、供給液は浸透気化法で分離される
混合液体であればいずれでもよく、例えば、エタノール
−水混合液体、イソプロピルアルコール(IPA)−水
混合液体、エタノール−ベンゼン混合液体、酢酸−水混
合液体などが考えられる。浸透気化膜としては、特に限
定されないが、ポリスルフォン系膜、ポリイミド系膜、
シリコーン系膜、キサトン系膜、セルロース系膜等の浸
透気化膜が用いられる。膜の形状としては中空糸膜状、
スパイラル膜状等が挙げられる。
混合液体であればいずれでもよく、例えば、エタノール
−水混合液体、イソプロピルアルコール(IPA)−水
混合液体、エタノール−ベンゼン混合液体、酢酸−水混
合液体などが考えられる。浸透気化膜としては、特に限
定されないが、ポリスルフォン系膜、ポリイミド系膜、
シリコーン系膜、キサトン系膜、セルロース系膜等の浸
透気化膜が用いられる。膜の形状としては中空糸膜状、
スパイラル膜状等が挙げられる。
【0012】加熱器3で加熱される温度は供給液によっ
て異なるが、例えば、アルコール−水系では60〜12
0℃である。供給液の温度によっては沸騰を防ぐために
1次側を加圧する必要がある。2次側の圧力は1次側の
平衡蒸気圧より小さい範囲で任意に決めることができ、
通常は0.1〜100Torrである。
て異なるが、例えば、アルコール−水系では60〜12
0℃である。供給液の温度によっては沸騰を防ぐために
1次側を加圧する必要がある。2次側の圧力は1次側の
平衡蒸気圧より小さい範囲で任意に決めることができ、
通常は0.1〜100Torrである。
【0013】本発明においては、かかる浸透気化膜分離
装置に用いられる膜モジュールとして、膜モジュール缶
体の周囲に、膜に接する液を冷却するための冷却用ジャ
ケットを設けたものを用い、運転停止時に該ジャケット
に冷媒を通して膜に接する液を冷却する。これにより、
膜モジュールへ供給する原液を抜かずに透過側の真空度
を保持したまま該浸透気化膜分離の運転を停止すること
ができる。
装置に用いられる膜モジュールとして、膜モジュール缶
体の周囲に、膜に接する液を冷却するための冷却用ジャ
ケットを設けたものを用い、運転停止時に該ジャケット
に冷媒を通して膜に接する液を冷却する。これにより、
膜モジュールへ供給する原液を抜かずに透過側の真空度
を保持したまま該浸透気化膜分離の運転を停止すること
ができる。
【0014】本発明の浸透気化膜分離の運転停止方法
は、以下の手順で行われる。まず、送液ポンプ2を停止
し、加熱器3による加熱を停止する。次に、バルブ16
を開き、冷媒を冷却用ジャケット17に供給し、浸透気
化膜に接する供給液を冷却する。冷却用ジャケットは内
筒と外筒との間隔が5mm以上あるような通常の冷却用
ジャケットが用いられる。冷媒としては通常は水が用い
られる。
は、以下の手順で行われる。まず、送液ポンプ2を停止
し、加熱器3による加熱を停止する。次に、バルブ16
を開き、冷媒を冷却用ジャケット17に供給し、浸透気
化膜に接する供給液を冷却する。冷却用ジャケットは内
筒と外筒との間隔が5mm以上あるような通常の冷却用
ジャケットが用いられる。冷媒としては通常は水が用い
られる。
【0015】なお、本発明の運転停止方法においては、
供給液の冷却方法はこれに限定されるものではなく、例
えば加熱器3が熱交換器の場合、加熱媒体を冷却媒体に
切り替える方法なども例示できる。冷却は浸透気化が実
質的に起こらなくなる温度になるまで行われる。具体的
な温度は透過成分の種類や2次側圧力によって異なる。
膜に接する供給液の温度が所定温度以下になれば、冷媒
の供給を停止してもよい。
供給液の冷却方法はこれに限定されるものではなく、例
えば加熱器3が熱交換器の場合、加熱媒体を冷却媒体に
切り替える方法なども例示できる。冷却は浸透気化が実
質的に起こらなくなる温度になるまで行われる。具体的
な温度は透過成分の種類や2次側圧力によって異なる。
膜に接する供給液の温度が所定温度以下になれば、冷媒
の供給を停止してもよい。
【0016】この際、真空ポンプ11は継続して運転
し、2次側の真空度は維持されている。次に、運転再開
方法を説明する。バルブ16を閉止して冷媒の供給を停
止し、次に冷却用ジャケットから冷媒を抜き出す。次に
加熱器3で加熱を開始し、送液ポンプ2の運転を開始す
る。2次側の真空度は維持されているので上記操作によ
り速やかに運転を再開することができる。
し、2次側の真空度は維持されている。次に、運転再開
方法を説明する。バルブ16を閉止して冷媒の供給を停
止し、次に冷却用ジャケットから冷媒を抜き出す。次に
加熱器3で加熱を開始し、送液ポンプ2の運転を開始す
る。2次側の真空度は維持されているので上記操作によ
り速やかに運転を再開することができる。
【0017】また、本発明の上記装置においては、浸透
気化膜モジュールへ液体混合物を供給する配管に背圧弁
を設け、且つ浸透気化膜モジュールの液側出口(1次側
出口)に逆止弁を設けて、冷却した時に液の逆流や流入
を防止することが好ましい。図2は液体混合物の供給配
管に背圧弁を設け、かつ液側出口配管に逆止弁を設けた
態様を説明する概要図である。
気化膜モジュールへ液体混合物を供給する配管に背圧弁
を設け、且つ浸透気化膜モジュールの液側出口(1次側
出口)に逆止弁を設けて、冷却した時に液の逆流や流入
を防止することが好ましい。図2は液体混合物の供給配
管に背圧弁を設け、かつ液側出口配管に逆止弁を設けた
態様を説明する概要図である。
【0018】冷媒を供給して、浸透気化膜に接する液の
温度を下げると、当該液の圧力が減少する。かかる液圧
力の減少に対して何等措置をしなければ、液体混合物供
給配管および/または液側出口配管から浸透気化膜モジ
ュール6に液が流入する。このことは緊急停止時には好
ましくない事態を招くおそれがある。また、液体混合物
が浸透気化膜モジュール6に流入すると、運転再開後、
充分に分離されていない液体が1次側出口から出ていく
おそれもある。
温度を下げると、当該液の圧力が減少する。かかる液圧
力の減少に対して何等措置をしなければ、液体混合物供
給配管および/または液側出口配管から浸透気化膜モジ
ュール6に液が流入する。このことは緊急停止時には好
ましくない事態を招くおそれがある。また、液体混合物
が浸透気化膜モジュール6に流入すると、運転再開後、
充分に分離されていない液体が1次側出口から出ていく
おそれもある。
【0019】そこで、図2のように液体混合物の供給配
管に背圧弁21を設け、かつ液側出口配管に逆止弁20
を設けて、運転停止時に浸透気化膜モジュールの液を封
じ込めることにより、液の流入を防ぎ、また、浸透気化
膜モジュール内を負圧とすることができる。これによ
り、例えば漏洩時の緊急停止時には漏洩液量を最小限に
くい止めることが可能となる。
管に背圧弁21を設け、かつ液側出口配管に逆止弁20
を設けて、運転停止時に浸透気化膜モジュールの液を封
じ込めることにより、液の流入を防ぎ、また、浸透気化
膜モジュール内を負圧とすることができる。これによ
り、例えば漏洩時の緊急停止時には漏洩液量を最小限に
くい止めることが可能となる。
【0020】更に、本発明の上記装置では、冷却用ジャ
ケットの冷媒出口配管に背圧弁を設け、ジャケットに供
給した冷媒の急激な蒸発気化を防止することも好ましい
態様である。図3はかかる冷却用ジャケットの冷媒出口
配管に背圧弁を設けた態様を説明するための概略図であ
る。
ケットの冷媒出口配管に背圧弁を設け、ジャケットに供
給した冷媒の急激な蒸発気化を防止することも好ましい
態様である。図3はかかる冷却用ジャケットの冷媒出口
配管に背圧弁を設けた態様を説明するための概略図であ
る。
【0021】浸透気化の運転温度が冷媒の沸点より高い
時には冷却用ジャケットに供給した冷媒が急激に気化
し、体積が数百倍以上となる。これをそのまま排気する
には大口径の排気ラインが必要となるので好ましくな
い。そこで、浸透気化膜の運転温度が冷媒の沸点より高
いときには、図3に示したように、冷媒出口配管に、浸
透気化膜の運転温度での冷媒の蒸気圧より高い圧力で排
出するように、背圧弁22を設けることが好ましい態様
である。なお、この場合には、冷媒は背圧弁の設定以上
の圧力で冷却用ジャケットに供給する。
時には冷却用ジャケットに供給した冷媒が急激に気化
し、体積が数百倍以上となる。これをそのまま排気する
には大口径の排気ラインが必要となるので好ましくな
い。そこで、浸透気化膜の運転温度が冷媒の沸点より高
いときには、図3に示したように、冷媒出口配管に、浸
透気化膜の運転温度での冷媒の蒸気圧より高い圧力で排
出するように、背圧弁22を設けることが好ましい態様
である。なお、この場合には、冷媒は背圧弁の設定以上
の圧力で冷却用ジャケットに供給する。
【0022】このように、本発明の運転停止方法では冷
却により1次側の液温が低くなっているため、浸透気化
のドライビングフォースがなく、浸透気化は停止する。
一方で2次側の真空度は維持され、分離膜の2次側に接
する面では透過成分凝縮液の気化が起こる。このために
分離膜は供給液に接しているにもかかわらず、1次側表
面を除いてほぼ乾燥した状態となり、分離対象液による
膨潤等を回避することが可能となる。
却により1次側の液温が低くなっているため、浸透気化
のドライビングフォースがなく、浸透気化は停止する。
一方で2次側の真空度は維持され、分離膜の2次側に接
する面では透過成分凝縮液の気化が起こる。このために
分離膜は供給液に接しているにもかかわらず、1次側表
面を除いてほぼ乾燥した状態となり、分離対象液による
膨潤等を回避することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図1に示される実施例に基づ
いて更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を逸脱し
ない限り、これら実施例により何ら限定されるものでは
ない。 <実施例1>図1に示す浸透気化膜分離装置を用い、供
給液をIPA(イソプロピルアルコール)−水混合系と
して、この液体混合物から、パーベーパレーション法に
より水を分離した。尚、浸透気化膜としては、水を選択
的に透過する中空糸状浸透気化膜を用いた。
いて更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を逸脱し
ない限り、これら実施例により何ら限定されるものでは
ない。 <実施例1>図1に示す浸透気化膜分離装置を用い、供
給液をIPA(イソプロピルアルコール)−水混合系と
して、この液体混合物から、パーベーパレーション法に
より水を分離した。尚、浸透気化膜としては、水を選択
的に透過する中空糸状浸透気化膜を用いた。
【0024】(1)定常運転時は次のように運転した。
まず、供給液を原液供給部1から送液ポンプ2を介し、
加熱器3で沸点(1気圧で約83℃)近くまで加熱した
後に、浸透気化膜モジュール6の供給部(1次側)に供
給した。浸透気化膜モジュール6の透過側(2次側)は
真空ポンプ11により約5〜10Torrまで減圧し
た。浸透気化膜を透過しない成分(IPA)は液体のま
まライン8から系外に排出した。浸透気化膜を透過する
成分(水)は気化しつつ分離膜を透過し、ライン9を介
して凝縮器10に送られた。水は凝縮器10で冷却、凝
縮され、凝縮液はライン13から、非凝縮成分はライン
14から系外に排出した。
まず、供給液を原液供給部1から送液ポンプ2を介し、
加熱器3で沸点(1気圧で約83℃)近くまで加熱した
後に、浸透気化膜モジュール6の供給部(1次側)に供
給した。浸透気化膜モジュール6の透過側(2次側)は
真空ポンプ11により約5〜10Torrまで減圧し
た。浸透気化膜を透過しない成分(IPA)は液体のま
まライン8から系外に排出した。浸透気化膜を透過する
成分(水)は気化しつつ分離膜を透過し、ライン9を介
して凝縮器10に送られた。水は凝縮器10で冷却、凝
縮され、凝縮液はライン13から、非凝縮成分はライン
14から系外に排出した。
【0025】(2)次に運転停止方法は次のようにして
行なった。まず、送液ポンプ2を停止し、加熱器3によ
る加熱を停止した。次に、バルブ16を開き、冷却水
(約20℃)を約2〜3l/minの流量で冷却用ジャ
ケット17に供給し、浸透気化膜に接する供給液を冷却
した。膜に接する供給液の温度は冷却開始後約5分で4
0℃となり、浸透気化は実質的に停止した。
行なった。まず、送液ポンプ2を停止し、加熱器3によ
る加熱を停止した。次に、バルブ16を開き、冷却水
(約20℃)を約2〜3l/minの流量で冷却用ジャ
ケット17に供給し、浸透気化膜に接する供給液を冷却
した。膜に接する供給液の温度は冷却開始後約5分で4
0℃となり、浸透気化は実質的に停止した。
【0026】冷却水は30分間供給し、その後、供給を
停止した。真空ポンプ11は継続して運転し、2次側の
真空度は約5〜10Torrに維持した。
停止した。真空ポンプ11は継続して運転し、2次側の
真空度は約5〜10Torrに維持した。
【0027】
【発明の効果】本発明の浸透気化膜分離装置およびその
運転停止方法は、比較的簡単な操作で実施可能であり、
しかも、分離膜の膨潤等を防止することができる。特
に、短期的な運転停止に有用である。
運転停止方法は、比較的簡単な操作で実施可能であり、
しかも、分離膜の膨潤等を防止することができる。特
に、短期的な運転停止に有用である。
【図1】 本発明の実施態様の一つを説明するための装
置概要図である。
置概要図である。
【図2】 本発明の別の態様を説明するための装置概要
図である。
図である。
【図3】 本発明の更に別の態様を説明するための装置
概要図である。
概要図である。
1:原液供給部 2:送液ポンプ 3:加熱器 4:バルブ 5:供給ライン 6:浸透気化膜モジュール 7:バルブ 8:非透過液抜き出しライン 9:透過成分抜き出しライン 10:凝縮器 11:真空ポンプ 12:凝縮液排出ポンプ 13:凝縮液排出ライン 14:非凝縮液排出ライン 15:冷媒供給源 16:バルブ 17:冷却用ジャケット 18:冷媒供給ライン 19:冷媒排出ライン 20:非透過液抜き出しラインの逆止弁 21:供給ラインの背圧弁 22:冷媒出口ラインの背圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 守義 神奈川県茅ヶ崎市円蔵370番地 三菱化成 エンジニアリング株式会社湘南技術センタ ー内 (72)発明者 田中 裕二 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目2番12号 三 菱化成エンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】浸透気化膜に分離しようとする液体混合物
を接触させ、該液体成分を選択的に透過させて分離する
浸透気化膜分離装置において、運転停止時に膜に接する
液を冷却する機能を有することを特徴とする、浸透気化
膜分離装置。 - 【請求項2】モジュール缶体周囲に、膜に接する液を冷
却するための冷却用ジャケットを設けた膜モジュールを
備え、且つ運転停止時に該冷却ジャケットに冷媒を通し
て膜に接する液を冷却する機能を有することを特徴とす
る、請求項1記載の浸透気化膜分離装置。 - 【請求項3】冷却用ジャケットの冷媒出口配管に背圧弁
を設けたことを特徴とする、請求項2記載の浸透気化膜
分離装置。 - 【請求項4】液体混合物を浸透気化膜モジュールに供給
するための配管に背圧弁を設け、且つ浸透気化膜モジュ
ールの液側(1次側)出口に接続した配管に逆止弁を設
けたことを特徴とする、請求項1乃至3記載の浸透気化
膜分離装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4記載の浸透気化膜分離装置
に用いる膜モジュールであって、該膜モジュール缶体周
囲に、膜に接する液を冷却するための冷却用ジャケット
を設けたことを特徴とする、浸透気化膜モジュール。 - 【請求項6】請求項1乃至4記載の浸透気化膜分離装置
の運転において、運転停止時には浸透気化膜モジュール
の供給側の原液を抜かずに膜に接する液を冷却し且つ浸
透気化膜モジュールの透過側の真空度を維持したままと
し、運転再開時には透過側の真空度を維持したまま供給
液を加温することを特徴とする浸透気化膜分離装置の運
転停止方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075780A JPH0780252A (ja) | 1993-07-21 | 1994-04-14 | 浸透気化膜分離装置およびその運転停止方法 |
| KR1019940017700A KR950002842A (ko) | 1993-07-21 | 1994-07-21 | 침투 기화막 분리장치 및 그 운전 정지방법 |
| TW083106739A TW267950B (ja) | 1993-07-21 | 1994-07-22 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18031293 | 1993-07-21 | ||
| JP5-180312 | 1993-07-21 | ||
| JP6075780A JPH0780252A (ja) | 1993-07-21 | 1994-04-14 | 浸透気化膜分離装置およびその運転停止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780252A true JPH0780252A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=26416931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6075780A Pending JPH0780252A (ja) | 1993-07-21 | 1994-04-14 | 浸透気化膜分離装置およびその運転停止方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780252A (ja) |
| KR (1) | KR950002842A (ja) |
| TW (1) | TW267950B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9765024B2 (en) | 2014-07-29 | 2017-09-19 | Organo Corporation | System and method for organic solvent purification |
| WO2019093134A1 (ja) | 2017-11-07 | 2019-05-16 | 住友化学株式会社 | ガス分離装置及びガス分離方法 |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP6075780A patent/JPH0780252A/ja active Pending
- 1994-07-21 KR KR1019940017700A patent/KR950002842A/ko not_active Withdrawn
- 1994-07-22 TW TW083106739A patent/TW267950B/zh active
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9765024B2 (en) | 2014-07-29 | 2017-09-19 | Organo Corporation | System and method for organic solvent purification |
| WO2019093134A1 (ja) | 2017-11-07 | 2019-05-16 | 住友化学株式会社 | ガス分離装置及びガス分離方法 |
| KR20190141198A (ko) | 2017-11-07 | 2019-12-23 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 가스 분리 장치 및 가스 분리 방법 |
| US11534722B2 (en) | 2017-11-07 | 2022-12-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Gas separation apparatus and gas separation method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950002842A (ko) | 1995-02-16 |
| TW267950B (ja) | 1996-01-11 |
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