JPH0780384A - 流体塗布装置 - Google Patents
流体塗布装置Info
- Publication number
- JPH0780384A JPH0780384A JP5250111A JP25011193A JPH0780384A JP H0780384 A JPH0780384 A JP H0780384A JP 5250111 A JP5250111 A JP 5250111A JP 25011193 A JP25011193 A JP 25011193A JP H0780384 A JPH0780384 A JP H0780384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- head
- film
- fluid
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スロット型流体塗布装置によって塗布対象物
の表面に塗布された塗膜の表面をレベリングし、塗膜表
面の膜質を改善する。 【構成】 塗布ヘッド5の近傍に配置されたレベリング
装置23により溶剤27を霧状ないしガス状に散布して
溶剤雰囲気を形成する。塗布ヘッド5から塗布対象物4
の表面に引き伸ばすようにしながら塗布された薄い塗布
液13は、未乾燥のままで溶剤雰囲気と触れることによ
って表面を平坦化される。
の表面に塗布された塗膜の表面をレベリングし、塗膜表
面の膜質を改善する。 【構成】 塗布ヘッド5の近傍に配置されたレベリング
装置23により溶剤27を霧状ないしガス状に散布して
溶剤雰囲気を形成する。塗布ヘッド5から塗布対象物4
の表面に引き伸ばすようにしながら塗布された薄い塗布
液13は、未乾燥のままで溶剤雰囲気と触れることによ
って表面を平坦化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体塗布装置に関する。
具体的にいうと、本発明はスロット型の流体塗布装置に
おいて、膜質の良好な塗膜を形成するための技術に関す
る。
具体的にいうと、本発明はスロット型の流体塗布装置に
おいて、膜質の良好な塗膜を形成するための技術に関す
る。
【0002】
【背景技術】集積回路や液晶用カラーフィルター等の製
造工程においては、ウエハやガラス基板等の塗布対象物
の表面にフォトレジストやフィルター用塗料、コーティ
ング塗料などの塗布液を塗布し、数ミクロン程度の均一
な膜厚の塗膜を形成する必要がある。その膜厚精度とし
ては、例えば±5%以内に納めることが要求されている
が、その要求はますます厳しいものとなりつつある。
造工程においては、ウエハやガラス基板等の塗布対象物
の表面にフォトレジストやフィルター用塗料、コーティ
ング塗料などの塗布液を塗布し、数ミクロン程度の均一
な膜厚の塗膜を形成する必要がある。その膜厚精度とし
ては、例えば±5%以内に納めることが要求されている
が、その要求はますます厳しいものとなりつつある。
【0003】このような極薄の塗膜を形成する方法とし
ては、従来より一般にスピンコート法が用いられてい
る。この方法は、塗布対象物の表面に塗布液を滴下し、
スピナで塗布対象物を高速回転させることによって塗布
対象物上の塗布液を薄く延ばし、回転数等によって決ま
る一定の膜厚の塗膜を得る方法である。しかしながら、
この塗布方法では、塗布対象物の上に滴下した塗布液の
うち塗布対象物の表面に塗布されるのは数%に過ぎず、
残り90数%の余剰の塗布液は塗布対象物から排出さ
れ、塗布液の浪費が激しいという問題があった。また、
塗布対象物の側面にも塗布液が付着するため、塗布対象
物の側面で剥がれた塗膜が塗布対象物の表面に付着する
ことがあり、剥離塗膜のために製品歩留りが低下した
り、あるいは塗布後のクリーニング工程を必要としたり
していた。
ては、従来より一般にスピンコート法が用いられてい
る。この方法は、塗布対象物の表面に塗布液を滴下し、
スピナで塗布対象物を高速回転させることによって塗布
対象物上の塗布液を薄く延ばし、回転数等によって決ま
る一定の膜厚の塗膜を得る方法である。しかしながら、
この塗布方法では、塗布対象物の上に滴下した塗布液の
うち塗布対象物の表面に塗布されるのは数%に過ぎず、
残り90数%の余剰の塗布液は塗布対象物から排出さ
れ、塗布液の浪費が激しいという問題があった。また、
塗布対象物の側面にも塗布液が付着するため、塗布対象
物の側面で剥がれた塗膜が塗布対象物の表面に付着する
ことがあり、剥離塗膜のために製品歩留りが低下した
り、あるいは塗布後のクリーニング工程を必要としたり
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、塗布液の利用
効率を向上させて塗布液のコストを大幅に低減させるた
めの方法として、本発明の出願人はスロット型の流体塗
布装置(スロット式粘液噴出塗布装置)に着目し、その
開発と実用化を進めてきた。これらの研究成果の一部は
既に特願平5−154409号、同154410号ほか
として出願している。このスロット型の流体塗布装置
は、塗布ヘッド内に設けられたスロットで塗布液を一定
の膜厚に整えて塗布ヘッドから流出させ、一定の膜厚の
塗布液を塗布対象物の表面に塗布するものである。同時
に、塗布対象物は塗布ヘッドに対して流体の流出速度よ
りも大きな速度で移動しており、このため塗布液の流出
速度と塗布対象物の移動速度との速度差によって塗布液
は塗布対象物に塗布される際にさらに薄く引き伸ばさ
れ、塗布対象物の表面には非常に薄い塗膜が形成され
る。このようなスロット型の流体塗布装置を用いること
により、膜厚が均一で非常に薄い塗膜を得ることがで
き、塗布液の利用効率も飛躍的に向上する。
効率を向上させて塗布液のコストを大幅に低減させるた
めの方法として、本発明の出願人はスロット型の流体塗
布装置(スロット式粘液噴出塗布装置)に着目し、その
開発と実用化を進めてきた。これらの研究成果の一部は
既に特願平5−154409号、同154410号ほか
として出願している。このスロット型の流体塗布装置
は、塗布ヘッド内に設けられたスロットで塗布液を一定
の膜厚に整えて塗布ヘッドから流出させ、一定の膜厚の
塗布液を塗布対象物の表面に塗布するものである。同時
に、塗布対象物は塗布ヘッドに対して流体の流出速度よ
りも大きな速度で移動しており、このため塗布液の流出
速度と塗布対象物の移動速度との速度差によって塗布液
は塗布対象物に塗布される際にさらに薄く引き伸ばさ
れ、塗布対象物の表面には非常に薄い塗膜が形成され
る。このようなスロット型の流体塗布装置を用いること
により、膜厚が均一で非常に薄い塗膜を得ることがで
き、塗布液の利用効率も飛躍的に向上する。
【0005】スロット型の流体塗布装置では、スロット
からは一定の膜厚の塗布液が流出しているが、この塗布
液が塗布対象物の表面に塗布される際に速度差によって
引き伸ばされている。このため、塗布液によっては塗膜
の表面に微小な凹凸が発生し、塗膜の膜厚の均一性にも
影響を与える恐れがある。
からは一定の膜厚の塗布液が流出しているが、この塗布
液が塗布対象物の表面に塗布される際に速度差によって
引き伸ばされている。このため、塗布液によっては塗膜
の表面に微小な凹凸が発生し、塗膜の膜厚の均一性にも
影響を与える恐れがある。
【0006】本発明は叙上の技術的背景に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、上記のよう
なスロット型の流体塗布装置において、塗布対象物の表
面に形成された塗膜の表面状態を塗布後に向上させるた
めの方法を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、上記のよう
なスロット型の流体塗布装置において、塗布対象物の表
面に形成された塗膜の表面状態を塗布後に向上させるた
めの方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の流体塗布装置
は、塗布ヘッド内のスロットで流体を一定の厚みにして
流出させ、当該厚みよりも大きな間隙を隔てて塗布ヘッ
ドと相対的に塗布対象物を移動させながら塗布対象物の
表面に一定厚みの流体を塗布する流体塗布装置におい
て、塗布対象物の表面に塗布された塗膜の表面に向けて
溶剤を散布して溶剤雰囲気を生成するためのレベリング
装置を塗布ヘッドの近傍に設けたことを特徴としてい
る。
は、塗布ヘッド内のスロットで流体を一定の厚みにして
流出させ、当該厚みよりも大きな間隙を隔てて塗布ヘッ
ドと相対的に塗布対象物を移動させながら塗布対象物の
表面に一定厚みの流体を塗布する流体塗布装置におい
て、塗布対象物の表面に塗布された塗膜の表面に向けて
溶剤を散布して溶剤雰囲気を生成するためのレベリング
装置を塗布ヘッドの近傍に設けたことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】塗布ヘッドの近傍に設けられたレベリング装置
から、塗布されたばかりの未乾燥の塗膜の表面に溶剤を
散布して、塗膜を溶剤雰囲気中に置くことにより、塗膜
表面の平坦化を促進させることができる。従って、スロ
ット型の流体塗布装置によって塗布された非常に薄い塗
膜の表面をより平坦に仕上げることができると共に塗膜
の均一性もより一層向上する。
から、塗布されたばかりの未乾燥の塗膜の表面に溶剤を
散布して、塗膜を溶剤雰囲気中に置くことにより、塗膜
表面の平坦化を促進させることができる。従って、スロ
ット型の流体塗布装置によって塗布された非常に薄い塗
膜の表面をより平坦に仕上げることができると共に塗膜
の均一性もより一層向上する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるスロット型の
流体塗布装置1を示す概略構成図である(当該装置の構
成は前記出願の明細書に詳細に示されている)。2は2
本の平行なレール3の上に載置された移動テーブルであ
って、サーボモータ(図示せず)等によりレール3に沿
って一定速度で水平に走行する。また、この移動テーブ
ル2はガラス板等の塗布対象物4を上面に真空吸着して
搬送することができ、移動テーブル2に真空吸着された
塗布対象物4は図1の矢印方向に送られ、塗布ヘッド5
の下方を通過させられる。
流体塗布装置1を示す概略構成図である(当該装置の構
成は前記出願の明細書に詳細に示されている)。2は2
本の平行なレール3の上に載置された移動テーブルであ
って、サーボモータ(図示せず)等によりレール3に沿
って一定速度で水平に走行する。また、この移動テーブ
ル2はガラス板等の塗布対象物4を上面に真空吸着して
搬送することができ、移動テーブル2に真空吸着された
塗布対象物4は図1の矢印方向に送られ、塗布ヘッド5
の下方を通過させられる。
【0010】図2は上記流体塗布装置1に用いられてい
る塗布ヘッド5の構造を示す一部破断した分解斜視図で
ある。この塗布ヘッド5は一対のアプリケータ6,7間
に一定の厚みを有する薄いシム8を挟み込み、アプリケ
ータ6,7及びシム8をボルトとナット(図示せず)で
一体に締結させたものであって、アプリケータ6,7間
にはシム8の切り欠き部分によってシム8の板厚と等し
い厚みのスロット9が形成され、スロット9の下端は塗
布ヘッド5の下面のノズル口10で開口している。ま
た、一方のアプリケータ6には幅方向にわたって空洞状
をした流体リザーバ11が設けられており、流体リザー
バ11はスロット9の上部に連通している。しかして、
中央部の塗布液注入口12から塗布ヘッド5内に塗布液
13を注入すると、塗布液13は流体リザーバ11内に
充満して広がり、さらに流体リザーバ11からスロット
9へ流れ出し、スロット9で一定の厚みの塗布液13に
整形されて下端面に突出しているノズル口10から外部
へ送り出される。同時に、塗布液排出口14から流体リ
ザーバ11内の塗布液13を一部排出することにより流
体リザーバ11内の圧力分布を調整して塗膜13aの膜
厚をより均一化することができる。
る塗布ヘッド5の構造を示す一部破断した分解斜視図で
ある。この塗布ヘッド5は一対のアプリケータ6,7間
に一定の厚みを有する薄いシム8を挟み込み、アプリケ
ータ6,7及びシム8をボルトとナット(図示せず)で
一体に締結させたものであって、アプリケータ6,7間
にはシム8の切り欠き部分によってシム8の板厚と等し
い厚みのスロット9が形成され、スロット9の下端は塗
布ヘッド5の下面のノズル口10で開口している。ま
た、一方のアプリケータ6には幅方向にわたって空洞状
をした流体リザーバ11が設けられており、流体リザー
バ11はスロット9の上部に連通している。しかして、
中央部の塗布液注入口12から塗布ヘッド5内に塗布液
13を注入すると、塗布液13は流体リザーバ11内に
充満して広がり、さらに流体リザーバ11からスロット
9へ流れ出し、スロット9で一定の厚みの塗布液13に
整形されて下端面に突出しているノズル口10から外部
へ送り出される。同時に、塗布液排出口14から流体リ
ザーバ11内の塗布液13を一部排出することにより流
体リザーバ11内の圧力分布を調整して塗膜13aの膜
厚をより均一化することができる。
【0011】上記塗布ヘッド5は、図1に示されている
ように昇降ホルダー15によって上下摺動自在に保持さ
れたブリッジ16の上部に取り付けられている。すなわ
ち、ブリッジ16は一対の昇降ロッド17と塗布アーム
18とから構成されており、昇降ロッド17が昇降ホル
ダー15によって上下摺動自在に保持され、塗布アーム
18は一対の昇降ロッド17の上端間に水平に架設さ
れ、塗布ヘッド5は塗布アーム18に取り付けられてい
る。ブリッジ16は塗布ヘッド5と共に自重によって下
方へ下降するが、昇降ロッド17の下方にはそれぞれエ
アシリンダ19が設置されているので、昇降ロッド17
の下端がエアシリンダ19のロッド20に当接した状態
でブリッジ16は支持される。また、エアシリンダ19
のロッド20を突出させることによって、ブリッジ16
と共に塗布ヘッド5を上昇させることができ、ロッド2
0を引っ込めることによってブリッジ16と共に塗布ヘ
ッド5を下降させることができる。待機状態では、図1
のようにエアシリンダ19のロッド20が突出して塗布
ヘッド5は上昇している。
ように昇降ホルダー15によって上下摺動自在に保持さ
れたブリッジ16の上部に取り付けられている。すなわ
ち、ブリッジ16は一対の昇降ロッド17と塗布アーム
18とから構成されており、昇降ロッド17が昇降ホル
ダー15によって上下摺動自在に保持され、塗布アーム
18は一対の昇降ロッド17の上端間に水平に架設さ
れ、塗布ヘッド5は塗布アーム18に取り付けられてい
る。ブリッジ16は塗布ヘッド5と共に自重によって下
方へ下降するが、昇降ロッド17の下方にはそれぞれエ
アシリンダ19が設置されているので、昇降ロッド17
の下端がエアシリンダ19のロッド20に当接した状態
でブリッジ16は支持される。また、エアシリンダ19
のロッド20を突出させることによって、ブリッジ16
と共に塗布ヘッド5を上昇させることができ、ロッド2
0を引っ込めることによってブリッジ16と共に塗布ヘ
ッド5を下降させることができる。待機状態では、図1
のようにエアシリンダ19のロッド20が突出して塗布
ヘッド5は上昇している。
【0012】21は塗布ヘッド5の前方に設置された計
測ヘッド、22は塗布ヘッド5の下方に設置されたリニ
アアクチュエータ22であって、移動テーブル2に載っ
た塗布対象物4が前方から送られてくると、塗布対象物
4の板厚(表面高さ)が計測ヘッド21によって計測さ
れ、計測ヘッド21による板厚の計測値に基づいてリニ
アアクチュエータ22の突出量が演算され、演算量だけ
リニアアクチュエータ22が突出する。リニアアクチュ
エータ22が突出し終えると、エアシリンダ19のロッ
ド20が後退して塗布ヘッド5が下降し、塗布ヘッド5
の下面がリニアアクチュエータ22の先端に当接した状
態で止まり、塗布ヘッド5及びブリッジ16がリニアア
クチュエータ22によって支持される。リニアアクチュ
エータ22の突出量は、この状態において塗布ヘッド5
の高さが塗布対象物4の表面から一定の間隔(スロット
9から流出する塗布液13の膜厚よりも大きな間隔:例
えば数10〜数100ミクロン)をあけた高さとなるよ
うに制御されている。
測ヘッド、22は塗布ヘッド5の下方に設置されたリニ
アアクチュエータ22であって、移動テーブル2に載っ
た塗布対象物4が前方から送られてくると、塗布対象物
4の板厚(表面高さ)が計測ヘッド21によって計測さ
れ、計測ヘッド21による板厚の計測値に基づいてリニ
アアクチュエータ22の突出量が演算され、演算量だけ
リニアアクチュエータ22が突出する。リニアアクチュ
エータ22が突出し終えると、エアシリンダ19のロッ
ド20が後退して塗布ヘッド5が下降し、塗布ヘッド5
の下面がリニアアクチュエータ22の先端に当接した状
態で止まり、塗布ヘッド5及びブリッジ16がリニアア
クチュエータ22によって支持される。リニアアクチュ
エータ22の突出量は、この状態において塗布ヘッド5
の高さが塗布対象物4の表面から一定の間隔(スロット
9から流出する塗布液13の膜厚よりも大きな間隔:例
えば数10〜数100ミクロン)をあけた高さとなるよ
うに制御されている。
【0013】この状態で塗布ヘッド5内の塗布液13に
圧力を掛けると、塗布ヘッド5のスロット9から一定の
膜厚に整形された塗布液13が流れ出し、図3に示すよ
うに塗布対象物4の表面に塗布される。このとき、移動
テーブル2の移動速度は塗布ヘッド5から流出する塗布
液13の流出速度よりも大きいので、これらの速度差の
ために塗布ヘッド5から流出した塗布液13は薄く引き
伸ばされて塗布対象物4の表面に塗布され、塗布対象物
4の表面にはスロット9の間隙よりもさらに薄い塗膜1
3aが形成される。
圧力を掛けると、塗布ヘッド5のスロット9から一定の
膜厚に整形された塗布液13が流れ出し、図3に示すよ
うに塗布対象物4の表面に塗布される。このとき、移動
テーブル2の移動速度は塗布ヘッド5から流出する塗布
液13の流出速度よりも大きいので、これらの速度差の
ために塗布ヘッド5から流出した塗布液13は薄く引き
伸ばされて塗布対象物4の表面に塗布され、塗布対象物
4の表面にはスロット9の間隙よりもさらに薄い塗膜1
3aが形成される。
【0014】塗布ヘッド5の後方にはレベリング装置2
3が設けられており、レベリング装置23からは塗布対
象物4の表面に塗布されたばかりの未乾燥の塗膜13a
の上にシンナー等の溶剤27が霧状ないしガス状に散布
され、塗膜13aの表面に溶剤雰囲気が形成される。図
1及び図3はレベリング装置23の一例を示しており、
多数の細孔25を穿孔されたパイプ24が移動テーブル
2の幅方向にわたって配設されており、このパイプ24
内には溶剤タンク26から溶剤27が供給されている
(ArやN2等の不燃性のキャリアガスと共に溶剤27
を供給してもよい)。パイプ24内に供給された溶剤2
7はパイプ24の細孔25を通過してパイプ24の周囲
へ霧状ないしガス状に広がり、溶剤雰囲気を作る。しか
して、塗布対象物4の表面に塗布されたばかりの塗布液
13の表面はこの溶剤雰囲気に接する。薄く引き伸ばさ
れた時に生じた塗膜13a表面の細かな凹凸は、塗布液
13自体の粘性によっても平坦化(レベリング)する
が、溶剤雰囲気に置くことによって塗膜13aの平坦化
をより促進できる。この結果、より表面状態の良好な塗
膜13aを形成することができ、膜厚の均一性も向上
し、膜質の良い塗膜13aを形成することができる。
3が設けられており、レベリング装置23からは塗布対
象物4の表面に塗布されたばかりの未乾燥の塗膜13a
の上にシンナー等の溶剤27が霧状ないしガス状に散布
され、塗膜13aの表面に溶剤雰囲気が形成される。図
1及び図3はレベリング装置23の一例を示しており、
多数の細孔25を穿孔されたパイプ24が移動テーブル
2の幅方向にわたって配設されており、このパイプ24
内には溶剤タンク26から溶剤27が供給されている
(ArやN2等の不燃性のキャリアガスと共に溶剤27
を供給してもよい)。パイプ24内に供給された溶剤2
7はパイプ24の細孔25を通過してパイプ24の周囲
へ霧状ないしガス状に広がり、溶剤雰囲気を作る。しか
して、塗布対象物4の表面に塗布されたばかりの塗布液
13の表面はこの溶剤雰囲気に接する。薄く引き伸ばさ
れた時に生じた塗膜13a表面の細かな凹凸は、塗布液
13自体の粘性によっても平坦化(レベリング)する
が、溶剤雰囲気に置くことによって塗膜13aの平坦化
をより促進できる。この結果、より表面状態の良好な塗
膜13aを形成することができ、膜厚の均一性も向上
し、膜質の良い塗膜13aを形成することができる。
【0015】図4に示すものは別な構造のレベリング装
置28の他例を示す斜視図、図5(a)(b)はその作
用説明図である。このレベリング装置28は、一対の回
動アーム29間にビーム30を架設したものであって、
ビーム30の下面にはV溝31が凹設されており、V溝
31の底面には1個ないし複数個の細孔32が設けられ
ている。また、このV溝31内には塗布ヘッド5のノズ
ル口10が納まるようになっている。このレベリング装
置28は、回動アーム29の基端部を支持部33によっ
て回動自在に支持されており、図5(a)(b)に示す
ようにレベリング装置28は略180度の角度で回動で
きるようになっている。また、図5(a)(b)に示す
ように、レベリング装置28の各細孔32と密閉タンク
34とはフレキシブルチューブ35によって接続されて
おり、密閉タンク34内には溶剤27を溜めた容器36
が納められている。しかして、密閉タンク34内にエア
を送り込むと、容器36内の溶剤27がレベリング装置
28へ送られ、細孔32から霧状ないしガス状の溶剤2
7が吹き出される。
置28の他例を示す斜視図、図5(a)(b)はその作
用説明図である。このレベリング装置28は、一対の回
動アーム29間にビーム30を架設したものであって、
ビーム30の下面にはV溝31が凹設されており、V溝
31の底面には1個ないし複数個の細孔32が設けられ
ている。また、このV溝31内には塗布ヘッド5のノズ
ル口10が納まるようになっている。このレベリング装
置28は、回動アーム29の基端部を支持部33によっ
て回動自在に支持されており、図5(a)(b)に示す
ようにレベリング装置28は略180度の角度で回動で
きるようになっている。また、図5(a)(b)に示す
ように、レベリング装置28の各細孔32と密閉タンク
34とはフレキシブルチューブ35によって接続されて
おり、密閉タンク34内には溶剤27を溜めた容器36
が納められている。しかして、密閉タンク34内にエア
を送り込むと、容器36内の溶剤27がレベリング装置
28へ送られ、細孔32から霧状ないしガス状の溶剤2
7が吹き出される。
【0016】図5(a)(b)は上記レベリング装置2
8の作用説明のための図であって、図5(a)は塗布ヘ
ッド5による塗布時のようすを示し、図5(b)は塗布
ヘッド5の待機時を示している。塗布ヘッド5による塗
布時には、レベリング装置28のV溝31及び細孔32
が下方を向いている。この状態では、下方を向いた細孔
32から下方へ向けてガス状の溶剤27が吹き出ている
ので、塗布液13を塗布されたばかりの塗布対象物4が
レベリング装置28の下方を通過する際、塗布液13の
表面が溶剤雰囲気中に置かれ、塗膜13aのレベリング
が良好となり、均一な塗膜13aを得ることができる。
8の作用説明のための図であって、図5(a)は塗布ヘ
ッド5による塗布時のようすを示し、図5(b)は塗布
ヘッド5の待機時を示している。塗布ヘッド5による塗
布時には、レベリング装置28のV溝31及び細孔32
が下方を向いている。この状態では、下方を向いた細孔
32から下方へ向けてガス状の溶剤27が吹き出ている
ので、塗布液13を塗布されたばかりの塗布対象物4が
レベリング装置28の下方を通過する際、塗布液13の
表面が溶剤雰囲気中に置かれ、塗膜13aのレベリング
が良好となり、均一な塗膜13aを得ることができる。
【0017】また、塗布ヘッド5の待機時においては、
図5(b)に示すように塗布ヘッド5の下面は180度
反転したレベリング装置28によって覆われており、ノ
ズル口10はV溝31内に納まっている。このとき、細
孔32から出る溶剤27によってV溝31内でノズル口
10が湿潤させられるので、ノズル口10の乾燥が防止
される。従って、塗布ヘッド5のノズル口10において
塗布液13が乾燥したり、硬化したりするのが防止され
る。
図5(b)に示すように塗布ヘッド5の下面は180度
反転したレベリング装置28によって覆われており、ノ
ズル口10はV溝31内に納まっている。このとき、細
孔32から出る溶剤27によってV溝31内でノズル口
10が湿潤させられるので、ノズル口10の乾燥が防止
される。従って、塗布ヘッド5のノズル口10において
塗布液13が乾燥したり、硬化したりするのが防止され
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、塗布ヘッドによって塗
布されたばかりの未乾燥の塗膜を溶剤雰囲気中に置くこ
とができるので、塗膜の表面を平坦化させることができ
る。従って、塗布された非常に薄い塗膜の表面をより平
坦に仕上げることができると共に塗膜の均一性もより一
層向上し、スロット型流体塗布装置の性能をより優れた
ものにすることができる。
布されたばかりの未乾燥の塗膜を溶剤雰囲気中に置くこ
とができるので、塗膜の表面を平坦化させることができ
る。従って、塗布された非常に薄い塗膜の表面をより平
坦に仕上げることができると共に塗膜の均一性もより一
層向上し、スロット型流体塗布装置の性能をより優れた
ものにすることができる。
【図1】本発明の一実施例による流体塗布装置を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】同上の塗布ヘッドを示す一部破断した分解斜視
図である。
図である。
【図3】同上のレベリング装置の動作説明図である。
【図4】本発明にかかる別なレベリング装置を示す斜視
図である。
図である。
【図5】(a)(b)は同上のレベリング装置の作用説
明図である。
明図である。
4 塗布対象物 5 塗布ヘッド 9 スロット 13 塗布液 23,28 レベリング装置 24 パイプ 25 細孔 30 ビーム 32 細孔
Claims (1)
- 【請求項1】 塗布ヘッド内のスロットで流体を一定の
厚みにして流出させ、当該厚みよりも大きな間隙を隔て
て塗布ヘッドと相対的に塗布対象物を移動させながら塗
布対象物の表面に一定厚みの流体を塗布する流体塗布装
置において、 塗布対象物の表面に塗布された塗膜の表面に向けて溶剤
を散布して溶剤雰囲気を生成するためのレベリング装置
を塗布ヘッドの近傍に設けたことを特徴とする流体塗布
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250111A JPH0780384A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 流体塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250111A JPH0780384A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 流体塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0780384A true JPH0780384A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17202995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250111A Pending JPH0780384A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 流体塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780384A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998032051A1 (en) * | 1997-01-21 | 1998-07-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Die edge cleaning system |
| US5919520A (en) * | 1996-08-30 | 1999-07-06 | Tokyo Electron Limited | Coating method and apparatus for semiconductor process |
| JP2003022892A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置の製造方法 |
| JP2005334810A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Alps Electric Co Ltd | スプレーコート装置及びスプレーコート方法 |
| JP2006159152A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Ulvac Japan Ltd | 印刷装置及び印刷方法 |
| US7335604B2 (en) | 2002-02-22 | 2008-02-26 | Seiko Epson Corporation | Thin-film coating apparatus |
| JP2008229609A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-10-02 | Nitto Denko Corp | ダイ、塗布装置、塗布方法及び積層シート |
| JP2010186929A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置及び基板処理方法 |
| JP2011200859A (ja) * | 2011-03-18 | 2011-10-13 | Ulvac Japan Ltd | 印刷方法 |
| JP2013211366A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Engineering System Kk | 静電塗布方法を用いた薄膜形成方法 |
| JP2015173113A (ja) * | 2015-03-27 | 2015-10-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 発光装置の作製方法 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5250111A patent/JPH0780384A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6749688B2 (en) | 1996-08-30 | 2004-06-15 | Tokyo Electron Limited | Coating method and apparatus for semiconductor process |
| US5919520A (en) * | 1996-08-30 | 1999-07-06 | Tokyo Electron Limited | Coating method and apparatus for semiconductor process |
| US6214111B1 (en) | 1997-01-21 | 2001-04-10 | 3M Innovative Properties Company | Die edge cleaning system |
| WO1998032051A1 (en) * | 1997-01-21 | 1998-07-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Die edge cleaning system |
| US8425016B2 (en) | 2001-07-06 | 2013-04-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of manufacturing a light emitting device |
| US8197052B2 (en) | 2001-07-06 | 2012-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of manufacturing a light emitting device |
| JP2003022892A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置の製造方法 |
| US8752940B2 (en) | 2001-07-06 | 2014-06-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of manufacturing a light emitting device |
| US7335604B2 (en) | 2002-02-22 | 2008-02-26 | Seiko Epson Corporation | Thin-film coating apparatus |
| JP2005334810A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Alps Electric Co Ltd | スプレーコート装置及びスプレーコート方法 |
| JP2006159152A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Ulvac Japan Ltd | 印刷装置及び印刷方法 |
| JP2008229609A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-10-02 | Nitto Denko Corp | ダイ、塗布装置、塗布方法及び積層シート |
| JP2010186929A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置及び基板処理方法 |
| JP2011200859A (ja) * | 2011-03-18 | 2011-10-13 | Ulvac Japan Ltd | 印刷方法 |
| JP2013211366A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Engineering System Kk | 静電塗布方法を用いた薄膜形成方法 |
| JP2015173113A (ja) * | 2015-03-27 | 2015-10-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 発光装置の作製方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0152091B1 (ko) | 세라믹 또는 금속 벌집형 부재를 균일하게 코팅하는 방법 | |
| US5985363A (en) | Method of providing uniform photoresist coatings for tight control of image dimensions | |
| KR0128813B1 (ko) | 액도포 방법 및 도포장치 | |
| JPH0780384A (ja) | 流体塗布装置 | |
| KR101141067B1 (ko) | 기판 코팅장치 | |
| US5455062A (en) | Capillary device for lacquering or coating plates or disks | |
| JPH0780385A (ja) | 塗布ヘッド洗浄装置及び塗布ヘッドの洗浄方法 | |
| TW201334874A (zh) | 塗布處理裝置、塗布處理方法、程式及電腦記憶媒體 | |
| JP3048789B2 (ja) | 流体塗布装置 | |
| CN102527574A (zh) | 光刻胶喷涂装置及其方法 | |
| JPH0372350B2 (ja) | ||
| US6495205B1 (en) | Linear extrusion coating system and method | |
| JP3697419B2 (ja) | 液膜形成方法及び固形膜形成方法 | |
| US5650196A (en) | Device for coating substrates in semiconductor production | |
| US6410080B1 (en) | Method for forming a liquid film on a substrate | |
| JPH09289161A (ja) | 処理液塗布装置 | |
| KR101425812B1 (ko) | 고속형 슬릿코터의 노즐구조 | |
| JP4168603B2 (ja) | 洗浄装置付大型塗布装置 | |
| JP3492771B2 (ja) | 基板への塗布液塗布装置 | |
| JPH0429773A (ja) | 浸漬塗布装置 | |
| JP2005034706A (ja) | 塗布装置、及び、塗布液の充填方法 | |
| KR101309037B1 (ko) | 슬릿코터 | |
| WO2013040813A1 (zh) | Tft-lcd用液晶配向膜的涂布方法 | |
| JPH11239755A (ja) | 流体塗布装置および流体塗布方法 | |
| JP2001070869A (ja) | 塗布膜形成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |