JPH0780596B2 - ▲高▼速シ−ト分割巻取装置 - Google Patents

▲高▼速シ−ト分割巻取装置

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JPH0780596B2
JPH0780596B2 JP24473886A JP24473886A JPH0780596B2 JP H0780596 B2 JPH0780596 B2 JP H0780596B2 JP 24473886 A JP24473886 A JP 24473886A JP 24473886 A JP24473886 A JP 24473886A JP H0780596 B2 JPH0780596 B2 JP H0780596B2
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晧 片岡
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は,プラスチックフィルム,紙,金属箔等の帯
状シートをスリッターにより複数条に分解して両側に振
り分け,タッチローラを経て,分割した帯状シートに対
応して設けた左右一対の巻芯支持体に支持される巻芯の
まわりに巻取るスリッターリワインダーに関する。
<従来の技術> 帯状シートの分割巻取装置はスリッターリワインダーと
呼ばれ,スリッターにより分割して両側へ振分けた帯状
シートを,タッチローラを経て両側の各巻芯に巻取り,
巻太りにつれて各巻芯の支持位置を一斉にタッチローラ
から揺動離反してゆく型式が一般である。
最近,帯状シートは薄く滑りやすいプラチックフィルム
が多く使われるようになり,これを高速で巻取るため,
振分けて巻取る各シートロールそれぞれに軽小なタッチ
ローラを当て,巻取接触圧制御を精密化するものが出て
いる。例えば特公昭45−20644号公報「巻返し機」で
は,振分けて巻取る左右シートロールそれぞれの下側
に,細いタッチローラを当てて巻太りを検出させる。シ
ートロール(つまり巻芯)を両端支持し回転駆動してい
る各支持腕は,両端を軸受により回転可能に支持して,
帯状シート幅方向に伸びるよう設けた支持腕支持用共通
軸に摺動係合し,この共通軸の回動により揺動可能であ
る。これらの支持腕は機械的に傾斜角を保っており,タ
ッチローラが一定の巻太りを検出するたびに,少しずつ
傾斜した腕を起こしてゆく。
また,特公昭55−293号公報に開示されているようにそ
れぞれ独立した支持腕に支持される多数のシートロール
をそれぞれ支持アームに設けた接圧付加機構により,移
動しないように定位置に支持された単一の共通タッチロ
ーラに圧接させ,シートロールまたは,タッチローラ,
もしくは,その双方を駆動して,スリットされた条片を
前記タッチローラを介して巻取るようにし,各支持腕は
前期共通のタッチローラに対し,垂直支持位置よりわず
かの角度範囲前後に揺動できるよう一つの共通支持台上
に枢支し,各シートロールの巻取径の増大に応じた各支
持腕の揺動変位を代表的または,平均的に検出し,その
検出値に基づいて各シートロール支持腕が全体として常
に実質上垂直支持状態を維持するよう前記共通の支持台
を前記共通のタッチローラから水平方向に自動制御によ
り積極的に後退させるようにした形式のシート分割巻取
装置が知られている。
なお,特公昭57−28658号公報第1実施例に開示されて
いるように広幅の帯状シートをスリッターで分割しなが
ら分割した帯状シートを夫々の巻芯のまわりに巻取るシ
ート分割巻取装置ではないが,一点を中心に揺動可能に
支持され垂直方向に伸びたビームの上端にタッチローラ
が取付けられ,枠上に台車を介して水平方向に移動可能
に支持された保持体に巻軸およびシートロールが保持さ
れて巻取中,流体圧シリンダで上記ビームに加圧力を与
えタッチローラとシートロール間の接触圧を一定に調節
するとともにシートロール巻取径が増大するに従い,モ
ーターで保持体に係合したねじ軸を駆動して保持体と巻
軸をタッチローラから水平方向に後退させ,タッチロー
ラをほぼ一定位置に保ちながら,巻軸のまわりに帯状シ
ートを巻取る形式の巻取装置が既に知られていた。
<発明が解決しようとする問題点> 上述の各型式の巻取装置でも,例えば表面滑らかなプラ
スチックフィルムを高速で巻取ると,巻上ったシートロ
ールの端面が不揃いになる。はなはだしい時は,巻取り
中に巻太った分割シートの横ずれのため作業停止に至る
ことさえある。
これは,巻取シートの横すべり現象によるもので,通気
性の悪いシート層に空気が巻込まれ,シート間の摩擦係
数が低下して生ずると理解されていた。従って巻取中の
シートロール外周にタッチローラを所要の接触圧で押付
けて,巻込まれる空気量を調節することにより,シート
の横ずれを防止して来た。
しかし最近,例えば表面を鏡面状に処理されたポリエス
テルフィルムのように非常に滑りやすい性質のものを高
速で分割巻取りすると,タッチローラとシートロールと
の接触圧を如何に制御しても,また接触圧だけでなく巻
取張力,巻取位置へのシート供給張力を如何に制御して
も,上述の横ずれ現象を防ぎ得ない。
従来は,振動は零との前提で,巻取張力,接触圧,供給
張力制御を行っていたが,巻取速度の高速化が必要とな
り,極薄化されたシート,伸縮性の大きい滑り易いシー
トを大径に巻取ることが行われるようになり,この場
合,従来のシート分割巻取装置において上記制御をいか
に正確に行っても巻取品質のよい巻取品を得ることは大
変難かしく,速度はなるべく低速で,小径巻きにして行
うということが現状である。この最大の原因が巻取機構
の振動であり,この振動が無いとの前提で制御を行って
いるので良くないことをつきとめ,振動を起す原因は極
力排除し,巻取張力,接触圧,供給張力制御を有効に生
かすことができるようにした発明である。
この振動を起し原因を排除するといっても,巻取るため
の最小の動きはさけることはできないので,その内でも
極力排除したものが本願発明の構成である。更にこの機
構上から見て他の問題点である操作性を良くする工夫を
もりこんだものである。
また,広幅のシート帯をスリットして巻取る場合,スリ
ットした直後に巻取るのが一番安定した状態で各巻取品
の品質にアンバランスを起さない巻取り方であり,この
巻取り方で巻取る場合,巻き太るにつれてタッチローラ
と巻芯との間隔を徐々に広げてゆくために,タッチロー
ラは移動させないでシートロールを移動させる装置が適
応している。このシートロールを逃がす手段として巻芯
支持アームを旋回させて巻太りに従ってタッチローラか
ら揺動離反してゆく型式が一般である。ところが,この
揺動離反させるタイプのものでは,高速度であればある
ほど,必然的に振動が起り易い構成であるので,まず,
この揺動離反に代えて直線運動によりタッチローラから
の巻芯の離反を行うようにすると共に,振動原因になる
要素は極力排除した装置を開発した。
これは,巻芯支持体の振動を極力起こさないようにす
る。また,シートロール製品をタッチローラと巻芯支持
体との間に取り出す構成のものでは,図示してあるよう
な逆L字型あるいはコ字型,C字型等ふところを持った巻
芯支持体になり,しかも巻芯支持体を支持案内する案内
機構を基盤または床(地面)に直接堅固に設けるため
に,シートパスは上方から下方に降ろすタイプになる。
さらに巻取品の搬出についても,従来の上方に吊り上げ
る吊り上げ装置では大掛りな装置になり,スペースの問
題,原価の問題があり,さらにタッチローラと反対側に
搬出すると,その巻取品ごしに作業を行なわなければな
らないので作業性が大変悪いのでこれらを解決すべくタ
ッチローラとシートロール間である内側に搬出装置を設
けることにより振動の問題,操作性,作業性の問題を解
決し,高速化,自動化に対応できるようにしたものであ
り,従来の問題点を全て解決出来て生産性は数倍上り設
備装置コストも安価に出来るもので,当業界に大変寄与
するものである。
さらに,帯状シートの分割巻取工程においては,現在多
ロット少量生産の傾向にあり,1台のスリッターリワイン
ダーで処理する帯状シートの分割幅は広幅から狭幅まで
多様に変わるとともにスリッターのスリット位置および
巻芯支持体のの巻芯支持位置の変更はひんぱんに行われ
る。そこで,生産性を向上させるためにはスリット位置
の変更だけでなく特に,巻芯支持体の巻芯支持位置の変
更作業を短時間で行うことが要求される。
また,例えば表面が鏡面のように平滑に処理されたポリ
エステルフィルムのような非常に滑り易い帯状シートを
高速で巻取るためには,シートロールとタッチロール間
の接触圧を微妙に調節することが必要であり,そのため
に有利な小径で軽いタッチローラを分割シート毎に個別
に設ける場合が多い。
この場合はタッチローラも,帯状シート分割幅の変更に
応じて取り替える必要があり個々のタッチローラ交換作
業も容易に短時間で行うことが必要となる。
また生産性を向上させるためには,巻上ったシートロー
ルの搬出作業,新しい巻芯の巻芯支持体への取付け等次
の巻取りの準備作業の時間短縮が必要になる。
<問題点を解決するための手段> 本発明者は上述の問題点である1つの不可解な横ずれ現
象を研究した結果,装置を高速運転すると横ずれが生じ
はじめる事,しかし,高速巻取りそのものが原因でな
く,高速運転によるシートロールの振動が主因である事
を発見し,更に,このように,品質の良い巻取品を得る
ために,種々の制御を行っているが,これら主要制御が
正確に働き効果があるのは,装置に振動がない場合であ
る。ところが,この振動については考慮されず振動は零
であるとの前提に立って全て制御されているのが現状で
ある。
しかし現実には高速化され,しかも構造的に振動の起き
易い巻取アームを旋回式にしているため,回転速度をお
そくすれば巻きずれなどを起さないものもできる場合も
あるが,一寸スピードをあげると巻きずれを起す。これ
では巻取品質を論ずる以前の問題である。
では,この巻取品質に大きな影響のある振動は何によっ
て発生するのか,この発生源を色々確認してみたら,構
造的に振動の起り易い状態であるのに加えて,先ず,巻
芯軸の回転による振動は, (a) 巻芯軸の支持が偏芯していること。
(b) 巻芯の支持が偏芯していること。
(c) 厚みむらによる巻きの変形とアンバランス。
上記(a)〜(c)による振動は零はあり得ないので,
高速になればなる程,偏芯,アンバラスンの為に振動が
大きくなる。
この巻取品質にかかわる重要な制御要素である接圧制御
を行う場合,従来は振動を無視して,振動はないものと
の前提で接圧制御を行っていた。これでは厚み等の条件
によって良好に接圧制御できるものもあるかもしれない
が,最近の傾向として極薄シート帯を大径巻にし,高速
度で巻取らなければならない条件には適用できなくなっ
て来た。
この巻取品質に重大な影響をおよぼす振動にスポットを
当て徹底して振動を無くす考慮を行ったものが本願の発
明である。
それは,とりもなおさず接圧制御をいかに正確に行って
も巻きずれ現象の原因は振動にあることを実験により確
認したので,この振動を無くす工夫を徹底的にしたもの
である。
上記のことを総合的に考慮して,この振動を無くしてい
く工夫を進めていくと構成上,ある限られた構成になっ
てしまう。それは,巻芯支持体はタッチローラから直線
運動により離反することができるようにし,巻上がった
巻取品の搬出は,巻取アームとタッチローラの間で横あ
るいは下方に取り出し(斜め下方に取り出しても良いの
はいうまでもない)搬出しなければならない。
以上のような点を踏まえて具体的な構造について述べな
がら,もう一歩問題点を掘りさげてみると,案内機構,
間隔調整台,巻芯支持体を組立てた状態で平行度を精度
良く加工して,ガタを起こさない保証をすることによっ
てより振動の原因が排除され一方向直線移動だけである
ので振動対策としてはベストである。また,この逆L字
型,コ字型,C字型等の巻取アームにしたために巻取製品
取り出しで,吊り上げも,旋回も使用できなくなり,こ
れを解決するために搬出装置(例えばコンベア)を巻取
アームとタッチローラの間に設備し,巻取アームと搬出
装置との連動操作で巻径,巻幅,その巻取位置に関係な
く一括搬出が行なえて全自動化が可能になった。これに
対して,従来の巻取アームを旋回して外側に搬出するも
のは全て作業スペース側の外側になるため固定的に取り
出し装置が設備できない。また,スペースを多く取り,
この巻取装置を操作する場合,この巻取品の受台あるい
は搬出装置ごしに行われなければならないので操作性が
悪かった。更に,垂直アーム条件の吊り上げ方式は,ど
うしても大型化し設備費も割高になり,経済性,スペー
スの点で良くない。このように従来のものには種々の欠
点があったものを巻取アームを逆L字型,コ字型,C字型
等にし,搬出装置を巻取アームとタッチローラの間に設
けるだけで常設の一括自動搬出ができる装置にすること
ができた。
以上再度要約すると,広幅の原反からスリットとして大
径巻にする傾向にあるので2点摺動支持構造では,撓み
が起こり,振動の原因になるので全面または多点摺動支
持構造とし,しかも一方向直線可動のように支持するこ
とにより振動を防止し,更に重心を低く,1番耐振な地面
に支持し重量もコンクリ詰めするなどして重くする工夫
をして振動を防止し,更に加えて巻取製品の搬出に工夫
をし問題を全て解決したものである。
この振動という問題点を解決すると同時に,各々の従来
技術の問題点である操作性の点についても解決したもの
である。
帯状シートは多少の厚みムラを有し,これを例えば何千
層と巻き重ねるとシートロールは真円でなくなる。
接触圧を適正に保てば,シートロールをある程度真円に
保つ作用を,タッチローラは有しているが,巻芯を支持
する支持腕および巻芯をタッチローラから離反させる離
反機構全体の剛性が小さく,巻芯が変化しやすい場合に
は,シートロールが真円でなくなりはじめると,シート
ロールは振動状態となり,接触圧が不安定になってシー
トロールを真円に保つことが困難となる。
従って,これを高速回転させると,タッチローラからシ
ートロールが受ける力は,小きざみに変化するととも
に,シートロール自体の回転のバランスも悪くなり,巻
芯を支えた支持腕と共にシートロールが振動し,タッチ
ローラの接触圧も波状に変化して,シートが横滑りする
ようになるのである。
本発明者は,このような現象が起る原因を解明した結
果,上記横ずれ現象防止のため,従来帯状シート巻取装
置の主役であった,特公昭45−20644号公報の一点を中
心に揺動する支持腕に巻芯を支持する方式を全廃する。
巻太りにつれて傾斜角度を変える従来の揺動式巻芯支持
腕では,支持腕を揺動させようとするシートロールの振
動は,すべてタッチローラから巻芯を離反させるための
駆動機構に加わり,微小に揺動角が変化しても,支持腕
先端の巻芯支持部では大きな変化になり,また,揺動中
心は,移動しないので,巻太りつれタッチローラのシー
トロールの押付方向とタッチローラとシートロール間の
接触圧の方向に余り差を生じさせないでしかも,タッチ
ローラから巻芯を充分離反させるためには,巻芯支持体
の長さを長くしなければならないために,巻芯支持体は
長くてたわみ易い構造となるので,シートロールの振動
を防げないのである。また,揺動式巻芯支持腕の揺動
角,その間隔調整台上での支持位置,シートロール重量
等の変化により間隔調整台に働く力は複雑に変化するこ
ともシートロールの振動状態抑制の観点から好ましくな
い。
さらに,巻芯支持体を揺動によりタッチローラから離反
させるためにタッチローラの加圧方向が一定でも,シー
トロールの巻太りによりタッチローラとシートロールの
それぞれの中心を結ぶ直線の方向が変化し,精密接触圧
制御するには補正の必要がある。そして,巻芯支持体の
内側にある夫々のタッチローラの交換作業は,巻芯支持
体越しに行わなければならないので,タッチローラの交
換作業あるいは保守が面倒である。
また,構成上から,シートロールを他の位置に移動した
後でないと新たな巻取りの準備作業を行うことができず
スリッターリワインダーの停止時間が長くなる。
なお,この点については,特公昭55−293号公報で示さ
れた従来技術についても同一のことがいえる。特公昭55
−293号公報に示された従来技術のものは,非常に重量
の大きなシートロールを支持する巻芯支持体側で,接触
圧を調節しなければならないので,それらの慣性等の影
響を受け易く,また,巻芯の支持アームは支持台上に枢
支されているので巻取中,僅かなシートロールの変形等
によっても,支持アームが揺動してシートロールが振動
状態となり易い。
さらに,また,他の従来例である特公昭57−28658号公
報に示されたものは,シートロールの搬出については,
全く考慮されていない。そして,この巻取装置は,一定
幅のテープ等の巻取りに適用されるもので,巻軸を支持
する左右一対の保持体の間隔を調節する機能を持ってお
らず,帯状シート分割幅を変える必要のあるスリッター
リワインダーとは異なり,実質的にスリッターリワイン
ダーに適用することは不可能であると共に振動について
は,一斉考慮されていないものである。
上記各々の問題点を全て解消して生れたこの発明の概要
は,スリッターによる分割した帯状シートを量側の巻取
位置へ振分け,タッチローラ経由で各巻取位置の巻芯に
巻取り,その巻太りにつれ上記タッチローラから巻芯を
離してゆくシート分割巻取装置において,帯状シート幅
方向に直角に基盤上または地面上に固定した案内機構,
上記案内機構に支持案内されて帯状シート幅方向に直角
に直線運動可能な両側の巻取位置夫々の間隔調整台,上
記間隔調整台に支持,案内されて帯状シート幅方向に移
動可能な,夫々一対となり巻芯を支持するシート巻芯支
持部を内側に突出させた巻芯支持体,および巻芯支持体
のシート巻芯支持部の下方に搬出装置を揃えることを特
徴とする高速シート分割巻取装置。
<作用> この発明は高速巻取りにともなう帯状シートの横ずれ現
象を解明し,その原因である巻取中シートロールの振動
を抑えるため,従来の揺動腕による巻芯支持を廃し,新
規な抗振構造の巻芯支持,移動方式を開発した。
さらに,シートロール搬出の操作性向上,そして帯状シ
ート分割幅の変更に応じて,各部材の交換作業の容易性
を追求して各々の問題点を全て解決したものを開発し
た。
すなわち,この発明の巻芯支持体は従来のように,自ら
の揺動により巻芯をタッチローラから離してゆくもので
なく,ただ巻芯を拘束支持して間隔調整台上に,一体に
支持されているだけである。
その間隔調整台はシート分割幅が変わった自だけ,巻芯
支持体を摺動させて位置決めするが,巻取中は片側の各
巻芯支持体と一体となっていて,各巻芯の巻太りにつ
れ,少しずつ案内機構上を移動する。
この間隔調整台は案内機構の案内方向に移動可能に,そ
れ以外の方向には移動を拘束されて案内機構に係合して
いるから,その上の巻芯支持体と共に三者一体になっ
て,巻芯の振動を抑える抗振構造となっている。
さらに,間隔調整台上を巻芯支持体は摺動可能なので,
容易に巻芯支持体の支持位置を変えることができ,間隔
調整台は巻取位置でタッチローラか遠ざかることができ
巻取位置にタッチローラを交換するために,作業者が立
入る空間を作ることができる。
巻芯支持体と間隔調整台は一体化して巻芯を支持し,タ
ッチローラから直線的に巻芯を帯状シート幅方向に直角
に離反させる。そして,巻芯支持体に働く揺動力は案内
機構で支えられるから,巻芯に働く横方向の力は拡大さ
れることがない。
従って,横方向に剛性を有し,間隔調整台等の重量を大
きくすることができ例えばコンクリート等を話めてシー
トロールに振動が生じにくいようにする。また,シート
ロールが巻上がると,その位置,または,ほぼその巻上
り位置でコンベアを退避位置からシートロール下側の受
渡し位置に移動し,シートロールを解放するとともに,
間隔調整台ごとに各巻芯支持体をシートロールの帯状シ
ート幅方向への移動のさまたげにならない位置まで後退
させ,シートロールの機側への搬出をコンベアにより行
う。従って,巻芯支持体が後退したら,すぐ,シートロ
ールの搬出が可能であると共に,新いし巻芯の巻芯支持
体への取付け作業が可能となる。また,帯状シートの分
割仕様が変更になる場合は,シートロールを搬出しなが
ら巻芯支持体を新たな支持位置へ移動することも可能と
なる。
<実施例> 第1,2図にこの発明の一実施例を示す。
第1図は,この発明によるシート分割巻取装置の立面説
明図,第2図は,同平面説明図である。
広幅シートSは,巻取作業空間の上方にあるシート走行
路を走行し,ローラ群を経て溝付きローラ1に至り,ス
リッターKによって複数条に分解される。そして,分割
されたシートは,溝付きローラ1から直ちに前後の案内
ローラ1a,1bへ振分けられ,タッチローラ2を経由し
て,該タッチローラ2に平行に該タッチローラ2と同じ
高さで一対の巻芯支持体10の先端のシート巻芯支持部に
支持された夫々の巻芯Cのまわりに,シートロールRと
して巻取られる。
第1図の右半分はシートロールRを巻上げた状態,左半
分は巻上げたシートロールRを搬出機構24へ渡して巻芯
支持体10を後退させた状態を示す。また第1図左半分に
は巻芯支持体10を前進(図では右進)させて,支持した
巻芯Cをタッチローラ2に接触せしめた巻取開始時の状
態を鎖線で示している。巻取中巻芯Cは,第1図左半分
に画いた巻取開始時の鎖線位置から巻取完了の実線位置
まで動く。シートロールRの巻太りにつれ,巻芯Cが次
第にタッチローラ2から離れてゆくのである。
なお,第1図は第2図の切断線a−aの断面を示す。
前後の巻取位置沿いには夫々間隔調整台13がシート幅方
向に水平に備えられており,巻芯支持体10は,この間隔
調整台13上に支持されている。
この場合,間隔調整台13はその上部にシート幅方向に伸
びた鳩尾形突条13aを有し,これに基部を摺動係合して
いる巻芯支持体10は間隔調整台上においてシート幅方向
にのみ移動可能に案内される。そして,スリッターKに
よるシート分割位置が変っても,巻芯支持体10は,間隔
調整台13上を摺動して新たなシート分割位置に対応する
巻取位置に移動し,その基部に設けたクランプ15により
固定することができる。また各一対の巻芯支持体の片方
または双方には所要の張力で分割シートを巻取るために
巻芯Cを中心駆動する巻芯駆動機構(図示せず)を備え
ている。そして,間隔調整台13は,巻芯Cのタッチロー
ラ2からの離反を可能にするために,前後の巻取位置下
方のシート幅方向において夫々3箇所に配置した。シー
ト幅方向に直角に水平に伸びて基盤11上に固定されるレ
ール12a等の案内機構12により直線運動可能に他の方向
にガタが生じないように支持,案内される。そして具体
的には,案内機構のレール12aに振動の原因となる上
下,左右,その他の方向のガタが生じないようにかぶさ
りはまって案内される移動可能な可動体(はめ合部材)
14a上に固定された脚台14の上に間隔調整台13が固定さ
れている。そして,基盤11と間隔調整台13、13間には、
両側の間隔調整台13、13を対称方向へ一斉に駆動する駆
動機構16を備えている。この場合、駆動機構16は、主と
して片側の間隔調整台毎にレール12aに平行に左右2箇
所に配置され間隔調整台13に固定されためねじ部16bに
螺合した実質的にバックラッシュの無い回転抵抗の小さ
なボールネジ軸16a、巻取中上記ボールネジ軸16aを低速
駆動するサーボモータ16c,上記ボールネジ軸16aを高速
駆動する正逆両方向に回転可能なモータ16d,これらのモ
ータ16c、16dの回転をボールネジ軸16aに伝達するため
の作動歯車機構16e,伝動軸16f,重歯車機構16gから成り
立つ。そして,左右のボルーネジ軸16aは駆動され,間
隔調整台13,巻芯Cはタッチローラ2と平行に接近離反
することができる。更にボールネジ軸16aは,それ自身
の回転による間隔調整台13の変位以外の変位を制止しよ
うとするので,外部から間隔調整台13に大きな力が作用
しても,それによって間隔調整台13は容易に変位するこ
とがない。
なお,巻芯Cをタッチローラから離してゆくための駆動
機構として,モータ駆動されるラック,ピニオ機構,流
体圧シリンダ等を使ってもよい。また,ボールネジ軸16
aの配置は2箇所に限るものではないし,また,モータ1
6c、16dを1台のモータで兼用してもよい。ボールネジ
軸の代りに他のネジ軸を使うことも可能である。
また,間隔調整台の平行移動を機械的に更に確実にする
必要があれば,案内機構の精度を上げるだけでなく公知
の平行移動機構を補助的に採用すればよい。
これらの構成は,巻芯Cを強固に支持して,シートロー
ルRが偏心成長して高速回転しても,シートを横ずれを
生じさせる程度の振動を生ぜしめないものでなければな
らない。従って,床面または基盤上の案内機構12は固定
されており,これに上下左右の移動を拘束されてレール
12aに移動可能に係合した可動体14a(第3図参照)の上
に固定された脚台14,その上に固定した支持体の間隔調
整台13,これに摺動係合し巻取中はクランプ15締めで固
定するそれぞれの巻芯支持体10は,各自が巻芯支持する
先端部と,間隔調整台13との係合部の間に,回動部また
は前後方向の摺動部を含まない一体構造となっており,
振動を受付けない抗振構造,つまり巻芯に振動を起こさ
せようとする力が働いても,これに同調しないようにす
るため十分な重量(例えた鉄筋を組んでセメントを埋め
る等)と剛性をもっており,相互間もゆるみなく接続し
て,床面または基盤と直結した背丈が低い形になるよう
にしている。
また,間隔調整台13を載せた両側の脚台14は,帯状シー
ト幅方向に直角に長くつき出て,案内機構12との係合面
積を大にする事により,間隔調整台13の安定度を高めて
いる。その脚台14、14間上面に作業床板17をはって,巻
取位置の両外側で作業し易くしている。なお,実施例に
おいて脚台14は両端と中間に合計3箇所に設けており抗
振機能を高めている。さらに,上記中間の多数箇所に脚
台14および案内機構を設け、この多数個所を無限個所に
すると全面支持の一体構造になるので、より間隔調整台
のたわみを抑え、より抗振機能を発揮することができ
る。
なお,間隔調整台上面の鳩尾形突条13aの中央部には,
間隔調整台全長にわたり溝13bが設けられており,この
溝13b内に回転駆動機構18の駆動により正転逆転可能な
ねじ軸19が入っている。
一方,間隔調整台上に摺動係合した各巻芯支持体10は,
上記ねじ軸19に適時係合離脱可能な係脱機構をそれぞれ
保持した係合部10aを上記溝13b内に設けており,ねじ軸
の正転または逆転中,係脱機構を操作してねじ軸に係
合,離脱することにより,間隔調整台上を所定の位置に
短時間で移動することが可能である。
一方,この装置の中央部には,両側巻取位置の各巻芯C
に対応する各タッチローラ2の支持腕21と右または左へ
つき出した調整台22,これを載せてシート幅方向に伸び
るタッチローラ案内台20がある。
支持腕21は,一端を中心に揺動可能に調整台22に支持さ
れ,タッチローラ押付機構(この場合,流体圧シリン
ダ)23の駆動により支持腕21他端に支持されたタッチロ
ーラ2をシートロールRに対して所要の押付力で押付け
ることができる。また,各調整台22は,前記巻芯支持体
10と同様に,シート分割位置に対して,シート幅方向に
位置を変えることができる。そして各調整台22にはタッ
チローラ押付機構23のほか,図示しないタッチローラの
変位を検出するタッチローラ変位検出装置が付けられて
いる。
巻取中の巻芯Cの離反駆動の制御は,タッチローラ変位
検出装置と巻取量検出装置(図示せず)から検出信号を
入力し,タッチローラ押付機構23によってタッチローラ
2を所要の接触圧でシートロールRに押付けつつタッチ
ローラ2をほぼ一定位置に保ちながら巻芯Cがタッチロ
ーラ2から離反するように,駆動機構16のサーボモータ
16cに回転を指令する制御装置によって行われる。な
お,制御装置は,これに限定されず,駆動機構16の形式
等に応じて公知のものを使用すればよい。
なお,タッチローラ支持腕を調整台に摺動係合して,タ
ッチローラを直線的に変位できるようにすることも可能
である。
さらに,巻芯支持対10,間隔調整台13,案内機構12等の巻
芯Cを移動可能に支持する機構と,調整台22,タッチロ
ーラ案内台20等のタッチローラを支持するための機構と
の間のシートロールR下方の空間には,シートロールR
をシート幅方向へ搬送応する搬出機構24が設けられてい
る。
この実施例では搬出機構24は,主として,前後巻取位置
下方の空間にシート幅方向を搬送として設けられ図示し
ない駆動機構により搬送駆動されるコンベア(ベルトコ
ンベア)24a,前後の間隔調整台13夫々の左右両外側に配
置され帯状シート幅方向に直角に伸びた基盤11上の案内
機構によって案内され矢印Aで示したように前後方向に
横移動可能であって左右一対となりコンベア(ベルトコ
ンベア)24aを昇降可能に支持する昇降機構(スクリュ
ージャッキ)24b,および,その昇降駆動機構24c,左右一
対の昇降機構(スクリュージャッキ)24bを一斉に前後
方向へ横移動させる,図示しな横移動駆動機構(流体圧
シリンダ)から成り立つ。そして巻上ったシートロール
Rを搬出する際には横移動駆動機構と昇降駆動機構24c
の駆動によって巻取作業に支障のない待機位置と,シー
トロールR真下の受取位置との間を,コンベア24aは水
平姿勢で平行移動することができる。そのために左右の
昇降機構24bは機械的または電気的に同期して駆動され
る。また,左右の昇降機構24bを同時に同じ量だけ移動
させるために,例えば双方の中間に梁を設けて一体構造
としたり,左右の昇降機構24bの基部等に左右共通の軸
をシート幅方向に回転可能に支持し,この軸にピニオン
を固定し,走行機構24bの案内機構付近の基盤11上に固
定されたラックに噛合わす形式あるいはその他の公知な
形式の平行移動機構を補助的に採用することが望まし
い。
この場合,梁状のコンベア24aの両端部を巻取領域の左
右外側に設けた昇降機構により支持するので,巻取領域
の空間を有効に利用することができる。もっとも,コン
ベア24aを支持する昇降機構24bの数や配置は必要に応じ
て適当に選べば良いし,コンベア24aを摺動または揺動
により案内して昇降させる機能を有するものであれば,
ギャジャッキ,油圧リフター等,公知の昇降装置を用い
得る。
また,昇降機構を基盤上に固定し,コンベアと昇降機構
の間に横方向の案内機構を設けて,コンベアを横方向へ
移動可能にしてもよい。コンベア上へのシートロールの
受取りは,コンベア上面に直接的に行なうのではなく,
共通または個々のパレットを介して間接的に行ってもよ
い。その場合,パレットをコンベア上のシートロール受
取位置に準備するために,コンベアには左右両方向に搬
送する機能をもたせるとよい。
また,必要に応じ,シートロールの受取時,シートロー
ルに傷をつけないために受取り面に弾力的な材料を取付
けたり,昇降機構に緩衝機構を介在させたりしても良
い。横移動駆動機構は,コンベアを所定の位置に横方向
に移動する機能を有する公知の駆動機構を用いれば良
い。また,昇降機構毎に設けても良いし,梁等でつない
だ複数の昇降機構を1台の駆動機構により横移動させる
ようしても良い。
一方,巻芯支持体10はコ字形をしており,シートロール
受取位置にコンベア24aを受入れるための空間をシート
ロール下方に有している。
なお,巻芯支持体の形状は,コ字形に限らず,逆L字
型,C字型,間隔調整台からタッチローラ方向に斜め,ま
たは横に伸びた一文字形等,搬出装置を受入れる空間を
考慮して多様に変わり得る。
この装置の運転要領を概略説明すると,第1図左側のよ
うに,巻上げたシートロールRをコンベア24aに渡して
実線位置へ後退した各一対の巻芯支持体10、10に対し、
まず新しい巻芯Cを支持し,そして,シートロールRが
搬出されて,コンベア24aが待機位置へ戻ったところ
で,駆動機構のモータ16cを高速で回して巻芯支持体1
0、10を全部,タッチローラ2の方向へ進めて,第1図
左半分の鎖線のように巻芯をタッチローラ2に接触せし
める。なお,案内機構のレール12aに振動の原因となる
上下,左右,その他の方向のガタが生じないようにかぶ
さり、はまって案内される移動可能な可動体(はめ合い
部材)14a上に固定された脚台14の上に間隔調整台13が
固定されている。
新しい各巻芯Cに各分割シート切断端を接着し,図示し
ない巻芯駆動機構の運転を開始すると,巻芯C外周のシ
ートロールRが次第に巻太り,タッチローラ押付機構23
により,その駆動力に応じてシートロールRとタッチロ
ーラ2との間に所要の接触圧力を加えながら前述の制御
装置の指令をサーボモータ16cに与え駆動機構16によっ
て巻芯支持体10,間隔調整台13もろとも巻芯Cを連続的
に後退させる。なお,巻芯Cをタッチローラ2の変位に
応じて間欠的に後退させるようにすることもできる。
また,場合によってはタッチローラ側にはオイルダンパ
ー等を設けて,シートロールRから受ける力の急変によ
るタッチローラの変位を抗するようにしておくこともあ
り,あるいはシートロールの変形,偏心等に追従してタ
ッチローラがシートロールの表面と接触を保ちながら軽
快に変位するようにしておくこともある。
この発明によれば抗振構造として,重量も剛性も十分な
巻芯支持機構により巻芯C両端を強固に拘束支持する。
巻芯支持体10はそれぞれ下面を,抗振構造の間隔調整台
13上面の鳩尾形突条13aに堅くクランプ15で締付け固定
してあり,さらにこの間隔調整台13は長い脚台14を介し
て各駆動装置16のネジ軸16a,メネジ16bにより制止され
ているため,巻芯支持体10,間隔調整台13,その脚台14,
案内機構12が全部一体の抗振構造となって,巻芯Cの振
動を抑えているため,シートロールRはシート横ずれを
生ずるような振動を起こし得ないものである。
こうして,シートロールRが巻上がると,シートロール
Rの大きさにより変わる中心部の真下まで,コンベア24
aを横移動させて受取位置に付ける。運転を停めコンベ
ア24aを上昇させてシートロールRの下面をコンベア24a
の受取面で支えてから巻芯支持体10の巻芯端クランプを
はずし,モータ16cを高速で逆転させて巻芯支持体10を
後退させた後,シートロールRはコンベア24aに載って
搬出される。
また,シート分割幅を変えるために,スリッターKの位
置を変えた時には各巻芯支持体10のクランプ15をゆる
め,間隔調整台13上を滑らせて対応位置につける。これ
にもない各タッチローラ2の位置も変えるが,左右共用
の案内台20上を滑らせて両側タッチローラ2を同時に位
置決めしてゆく事ができる。なお,各巻芯支持体を所要
の位置に移動するために,周知の位置決用駆動機構を人
手の代わりに用いてもよい。
以上,一実施例について説明したが,この発明は実施条
件に応じて,設計者の周知技術により多様に変化,応用
し得る。
例えば,前述の実施例におけるはめ合部材14aを床また
は基盤上に固定しておき,間隔調整台に固定したレール
をはめ合部材で案内したり,床または基盤上から浮かし
て強固に支持したレールではめ合部材を摺動可能に貫通
して案内したり,脚台を介さず,間隔調整台を直接的に
レールで案内したり,市販の直線運動軸受(通称リニア
ウェイ)を使用したり,あるいは,レールの案内面とは
め合い部材間に車輪等の転動体を介して案内したり,基
盤上面を摺動面とし,これに間隔調整台下面を直接摺動
係合して案内することにより,案内機構による間隔調整
台の支持,案内を行ってもよい。
また,間隔調整台への巻取支持体の取付け方は,市販の
直線運動軸受けを使用し,摺動係合させる等,上述の実
施例に限らないし,巻芯支持体の固定はボルトその他の
クランプ機構を用いてもよいし,間隔調整台の上側に巻
芯支持体が係合するものに限らない。
また,実施例では,間隔調整台の両端部および中央部
に,それぞれ設けた3本1組のレールで,間隔調整台を
支持しているが,レールの数や位置等,案内機構が間隔
調整台を支持する位置,およびそのシート分割巻取装置
は,巻芯を中心駆動する形式,中心駆動,タッチローラ
による表面駆動を併用する形式,表面駆動する形式,固
定位置に回転可能に支持された1本乃至2本共通タッチ
ローラに夫々のシートロールを接触させながら巻取る形
式,また,タッチローラをシートロールに接触させず,
タッチローラとシートロール間に所定の間隙を保持しな
がら巻取る形式,帯状シートの走行路が巻取位置下方の
床中に設けられた形式等を条件に応じて採用し得る。
搬出装置は,コンベアに限らず,シートロールを支持
し,シート幅方向に搬出する機能があれば,各シートロ
ール毎に設けられそれぞれ独立してシートロールを受取
りそれぞれ独立してシートロールを搬送することができ
る搬送装置,シート巻取中は該シート分割巻取装置の帯
状シート幅方向における側方に待機しシートロール搬出
時に待機位置から移動して間隔調整台のタッチローラ側
に備えられる台車等,他の搬送装置を用い得る。さらに
搬出装置は昇降のみ可能で,横移動を必要としない場合
も有り得る。
また,巻芯支持体から搬出装置上へのシートロールの受
渡しは,搬出装置自らがシートロール受取位置へ移動
し,シートロールを支えた後,巻芯支持体がシートロー
ルを解放するようにしてもよいし,巻芯支持体または他
の場所にシートロールを仮り支持し,シートロール解放
後,シートロールを搬出装置上に載せる仮受台および仮
受台をシートロール仮受台位置から搬出装置上へ移動す
る機構を備えたシートロール受渡し装置を設ける等によ
って行ってもよい。この場合,コンベア装置の受取位置
への移動を不要にすることもできる。また,搬出装置が
シートロールを受取る位置をシートロールが巻上った位
置,もしくは,その位置から少し後退した位置としてあ
り,あるいは,巻芯支持体の後退端において搬出装置が
シートロールを受取り,タッチローラ側へ横移動した
後,機側への搬送を開始するようにしてもよい。また搬
出装置のシートロール受取位置への移動は,上記実施例
に限られず,搬出装置を間隔調整台上に載せるとかコイ
ルバネ等の連結機構を介する等により間隔調整台と連動
させて横方向に移動の後,上昇したり,斜めに移動した
り,シートロール受取面を,垂直方向に倒して待機した
状態から旋回運動して水平に向けた後受取位置へついた
り,まず上昇してから受取位置につく等,多様に考えら
れる。
上述の実施例においては,巻芯は水平方向にタッチロー
ラから離反するよういしているが,水平に近い方向に離
反してもよい。また,巻芯支持体は複数の間隔調整台に
よって移動可能に支持されてもよい。
巻軸で貫通した巻取用芯管または巻軸自体を巻芯とし,
巻芯支持部が,巻芯を解放しても巻芯支持体は巻芯両端
部下面を支えることができるようにしておき,先に巻芯
支持部のクランプを解放した後,搬出装置で巻芯支持体
により両端部下面を支えられた巻芯上のシートロールを
少し持ち上げてから,巻芯支持体を後退させるようにし
てもよいし,巻芯支持体のタッチローラ側で突出した巻
芯支持部の下方にシートロール搬送のための空所を設け
ておき,シートロール搬出時,巻芯支持体は後退せず,
搬出装置により,それが受取ったシートロールを搬送の
ための空所へ移動した後帯状シート幅方向への搬送を行
うようにすることもできる。
<発明の効果> この発明は,シート分割巻取装置において,表面が極め
て滑りやすいプラスチックフィルムを対象シートとして
分解しつつ高速で巻取ると,巻上げたシートロールの端
面が不揃いになる原因を研究,解明した。
すなわち,タッチローラとシートロール間の接触圧を適
正に調節してシートロール変形,端不揃いを防止しよう
としても,巻芯支持体,およびその接近離反機構全体の
剛性が小さいと,巻取中帯状シートの厚みムラ等に起因
するシートロールの変形をタッチローラとシートロール
間の接触圧制御だけでは抑制することができず,変形し
たシートロールの回転等によってシートロールが振動状
態場体となり,これが巻取シートに横ずれ現象を起こす
原因となっていることを見い出した。
そして,その対策として,巻芯の支持手段は巻太りにつ
れ揺動する従来の巻取アームでは振動を制し難いところ
から,新しい巻芯支持手段として,巻太りにつれ直線運
動してタッチローラから離れる抗振構造のものを開発し
た。それは,すべての巻芯支持体を巻取中,間隔調整台
と一体化し,これら全体を巻取進行につれ案内機構沿い
にゆるみなく,浮上りなく移動させるから,大きな質
量,剛性でもって巻芯の振動つまりシートロールの振動
を制止しつつ移動する事になる。
また,帯状シート分割幅,分割位置の変更時,巻芯支持
体は間隔調整台上を摺動して簡単に巻芯支持位置を変え
ることが可能であり,巻取中,間隔調整台と一体化して
巻芯支持体を支持しているので,各巻芯支持体毎に,タ
ッチローラに対し巻芯を接近離反させるための駆動機構
を設ける必要がない。
従来の装置で振動を防ぐには,振動源であるシートロー
ルを先端につけた巻取アーム基端支軸の回動を止めると
いう,「てこ」の原理でも極めて不利な方法しかなかっ
た。
この発明は,帯状シート分割巻取公定において,しばし
ば必要である巻芯支持体の巻芯支持位置の変更作業を面
倒にすることなく,簡素な巻芯支持機構を保って,各シ
ートロールを支持する巻芯支持体全部が,両側それぞれ
の大きな抗振構造に組込まれ,ゆるぎなく直進するた
め,画期的な振動阻止力を強め,振動によるシート横ず
れ現象の防止,シートロール端面の不揃い防止に成功
し,しかも操作性,生産性を極めて良好にした設備装置
のコスト低減をはかれたものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明の一実施例の正面図,平面図,第3
図は案内機構関係断面図である。 10……巻芯支持体,12……案内機構,13……間隔調整台,1
4……脚台,24……搬出機構,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリッターにより分割した帯状シートを両
    側の巻取位置へ振分け,タッチローラ経由で各巻取位置
    の巻芯に巻取り,その巻太りにつれ上記タッチローラか
    ら巻芯を離してゆくシート分割巻取装置において,帯状
    シート幅方向に直角に基盤上または地面上に固定した案
    内機構,上記案内機構に支持,案内されて帯状シート幅
    方向に直角に直線運動可能な両側の巻取位置夫々の間隔
    調整台,上記間隔調整台に支持,案内されて帯状シート
    幅方向に移動可能な,夫々一対となり巻芯を支持するシ
    ート巻芯支持部をタッチローラ側に突出させた巻芯支持
    体,および巻芯支持体のシート巻芯支持部の下方に搬出
    装置を備えることを特徴とする高速シート分割巻取装
    置。
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