JPH0781203B2 - 合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法 - Google Patents
合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法Info
- Publication number
- JPH0781203B2 JPH0781203B2 JP60237692A JP23769285A JPH0781203B2 JP H0781203 B2 JPH0781203 B2 JP H0781203B2 JP 60237692 A JP60237692 A JP 60237692A JP 23769285 A JP23769285 A JP 23769285A JP H0781203 B2 JPH0781203 B2 JP H0781203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- yarn
- winder
- threading
- godet roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゴデツトロールを用い、5500m/min以上で合成
繊維を巻取る際の巻取機への糸掛けスタート方法に関す
るものである。
繊維を巻取る際の巻取機への糸掛けスタート方法に関す
るものである。
ポリエステル、ポリアミドといつた熱可塑性合成繊維を
製造する方法としては、通常3500m/min以下の速度で溶
融紡糸した未延伸糸を巻取り、その後2〜4倍に引き延
ばすことによつて実用に耐える強伸度をもつた繊維を製
造している。一方、紡糸速度を5000m/min以上にするこ
とにより、延伸工程を経ることなく、紡糸工程のみで、
実用に耐える繊維が形成されることは特公昭35−3104号
公報等で知られており近年巻取技術の進歩により6000m/
min以上の速度での工業化も可能となりつつある。
製造する方法としては、通常3500m/min以下の速度で溶
融紡糸した未延伸糸を巻取り、その後2〜4倍に引き延
ばすことによつて実用に耐える強伸度をもつた繊維を製
造している。一方、紡糸速度を5000m/min以上にするこ
とにより、延伸工程を経ることなく、紡糸工程のみで、
実用に耐える繊維が形成されることは特公昭35−3104号
公報等で知られており近年巻取技術の進歩により6000m/
min以上の速度での工業化も可能となりつつある。
このような高速度での巻取を工業化してゆく上で、先ず
問題になるのがゴデツトロール及び巻取機への糸掛けで
ある。即ち従来の3500m/min以下で通常の糸掛け方法と
して採用されているサクシヨンガンによる吸引糸掛け方
法を5500m/min以上の速度に適用しようとしても、サク
シヨンガンの吸糸能力不足に起因する糸掛け時のゴデツ
トロール巻付きや糸ダルミによる糸掛け失敗が著しく増
加し、正常な運転を開始することがほとんど不可能であ
つた。この高速巻取機への糸掛けの困難さを解消する方
法として特開昭58−162462号公報にて、低速度域で糸掛
けし、しかる後にゴデツトロール及び巻取機を漸次増速
させて目標とする高速度に到達させる方法が提案されて
いる。確かにこの方法であれば、糸掛けの速度は、従来
の速度並であることから糸掛け成功率は向上するが、ゴ
デツトロール、巻取機を同時に増速させてゆくことか
ら、ゴデツトロール間及びゴデツトロールと巻取機間で
の糸ゆれ現象が大となり、増速過程でのゴデツトロール
巻付が大となるし、更には糸掛け時にボビン端部に巻か
れる巻糸(以下のバンチ糸と略す)が高速到達時近辺で
飛散し、極端な場合には糸切れになることから、単に低
速糸掛け→増速方式を採用するだけでは十分な操業性は
得られない。
問題になるのがゴデツトロール及び巻取機への糸掛けで
ある。即ち従来の3500m/min以下で通常の糸掛け方法と
して採用されているサクシヨンガンによる吸引糸掛け方
法を5500m/min以上の速度に適用しようとしても、サク
シヨンガンの吸糸能力不足に起因する糸掛け時のゴデツ
トロール巻付きや糸ダルミによる糸掛け失敗が著しく増
加し、正常な運転を開始することがほとんど不可能であ
つた。この高速巻取機への糸掛けの困難さを解消する方
法として特開昭58−162462号公報にて、低速度域で糸掛
けし、しかる後にゴデツトロール及び巻取機を漸次増速
させて目標とする高速度に到達させる方法が提案されて
いる。確かにこの方法であれば、糸掛けの速度は、従来
の速度並であることから糸掛け成功率は向上するが、ゴ
デツトロール、巻取機を同時に増速させてゆくことか
ら、ゴデツトロール間及びゴデツトロールと巻取機間で
の糸ゆれ現象が大となり、増速過程でのゴデツトロール
巻付が大となるし、更には糸掛け時にボビン端部に巻か
れる巻糸(以下のバンチ糸と略す)が高速到達時近辺で
飛散し、極端な場合には糸切れになることから、単に低
速糸掛け→増速方式を採用するだけでは十分な操業性は
得られない。
本発明者らは、糸掛け後、ゴデツトロール及び巻取機を
同時に増速してゆくという、これ迄の合成繊維の製造で
は用いられていないような過程で発生する糸ダルミ及び
バンチ糸の飛散については、糸掛け時の各ロール間の速
度差をある範囲に規定することにより、飛躍的に改善さ
れることを見出し本発明に至つたものである。
同時に増速してゆくという、これ迄の合成繊維の製造で
は用いられていないような過程で発生する糸ダルミ及び
バンチ糸の飛散については、糸掛け時の各ロール間の速
度差をある範囲に規定することにより、飛躍的に改善さ
れることを見出し本発明に至つたものである。
すなわち、本発明の目的は、前記の低速で糸掛けし、次
いでゴデツトロール、巻取機の速度を漸次増速させて、
5500m/min以上の高速域に到達させる高速巻取機のスタ
ート糸掛け後の増速過程及び高速到達時を生じるトラブ
ルを解消することにある。
いでゴデツトロール、巻取機の速度を漸次増速させて、
5500m/min以上の高速域に到達させる高速巻取機のスタ
ート糸掛け後の増速過程及び高速到達時を生じるトラブ
ルを解消することにある。
つまり、本発明はゴデツトロールを用いて、糸条を5500
m/min以上の速度で巻取る高速巻取機に低速度域で糸掛
けし、ゴデツトロール及び巻取機を漸次増速して目標の
速度に到達させるに際し、糸掛時のゴデツトロール及び
巻取機の速度を下式の範囲とすることを特徴とする合成
繊維高速巻取機の糸掛けスタート方法である。
m/min以上の速度で巻取る高速巻取機に低速度域で糸掛
けし、ゴデツトロール及び巻取機を漸次増速して目標の
速度に到達させるに際し、糸掛時のゴデツトロール及び
巻取機の速度を下式の範囲とすることを特徴とする合成
繊維高速巻取機の糸掛けスタート方法である。
V1≦V2<V3 ……(1) 1.60≧V3/V1≧1.15 ……(2) V3≧2500 ……(3) 次に図面を用いて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施態様を示す巻取機の概略図であ
る。1は紡糸口金であり、溶融紡糸された糸条Yは冷却
装置9を経て給油装置2でオイリングされ、集束された
後、流体処理装置10、第1ゴデツトロール3、第2ゴデ
ツトロール4を経て、張力制御器5で張力を制御しつつ
ボビン6に巻取られ、パツケージ7を形成する。
る。1は紡糸口金であり、溶融紡糸された糸条Yは冷却
装置9を経て給油装置2でオイリングされ、集束された
後、流体処理装置10、第1ゴデツトロール3、第2ゴデ
ツトロール4を経て、張力制御器5で張力を制御しつつ
ボビン6に巻取られ、パツケージ7を形成する。
ここで糸掛けスタート時においては、サクシヨンガンで
糸を受け、第1ゴデツトロール3、第2ゴデツトロール
4に引きまわして、ボビン6に設けた切欠き部(ブレー
ドカツト)で糸をとり、バンチ糸を形成した後通常巻取
部に糸が移行する。この糸掛けを行なう際の第1ゴデツ
トロール3、第2ゴデツトロール4、及び巻取機の速度
V1、V2及びV3をV1≦V2<V3、1.60≧V3/V1≧1.15に予め
設定しておくのである。このようにして糸掛けを行なつ
た後、第1ゴデツトロール4及び巻取機の速度を第2図
及び第3図のように増速し、目標とする5500m/min以上
の速度に到達させるのである。
糸を受け、第1ゴデツトロール3、第2ゴデツトロール
4に引きまわして、ボビン6に設けた切欠き部(ブレー
ドカツト)で糸をとり、バンチ糸を形成した後通常巻取
部に糸が移行する。この糸掛けを行なう際の第1ゴデツ
トロール3、第2ゴデツトロール4、及び巻取機の速度
V1、V2及びV3をV1≦V2<V3、1.60≧V3/V1≧1.15に予め
設定しておくのである。このようにして糸掛けを行なつ
た後、第1ゴデツトロール4及び巻取機の速度を第2図
及び第3図のように増速し、目標とする5500m/min以上
の速度に到達させるのである。
第2図及び第3図は本発明における糸掛け時の昇速曲線
を示すグラフである。
を示すグラフである。
第2図及び第3図中のaは第1ゴデツトロール3の、b
は第2ゴデツトロール4の、cは巻取機(パツケージ表
面)の昇速曲線を示す。第2図に示すように、糸掛け時
の速度V1、V2及びV3の関係をV1<V2<V3とすることによ
り、増速中の第1、第2ゴデツトロール間及び第2ゴデ
ツトロール〜巻取機間は、定常の高速巻取時に対し、い
ずれもストレツチ傾向を保持し、増速中の糸ダルミによ
る糸切れトラブルは回避される。
は第2ゴデツトロール4の、cは巻取機(パツケージ表
面)の昇速曲線を示す。第2図に示すように、糸掛け時
の速度V1、V2及びV3の関係をV1<V2<V3とすることによ
り、増速中の第1、第2ゴデツトロール間及び第2ゴデ
ツトロール〜巻取機間は、定常の高速巻取時に対し、い
ずれもストレツチ傾向を保持し、増速中の糸ダルミによ
る糸切れトラブルは回避される。
尚、ここで、巻取機については、糸がトラバースされた
後、張力制御に入ることから、巻取機の昇速曲線cは、
品種によつては、ことに細単糸デニール品種の場合に
は、第2ゴデツトロール4の昇速曲線bよりも、下に位
置することもあり得るが、糸掛けした瞬間の糸ダルミを
回避するためには、やはり糸掛け時の第2ゴデツトロー
ル4の巻取機(ボビン6)の各速度V2とV3の関係をV2<
V3とする必要がある。
後、張力制御に入ることから、巻取機の昇速曲線cは、
品種によつては、ことに細単糸デニール品種の場合に
は、第2ゴデツトロール4の昇速曲線bよりも、下に位
置することもあり得るが、糸掛けした瞬間の糸ダルミを
回避するためには、やはり糸掛け時の第2ゴデツトロー
ル4の巻取機(ボビン6)の各速度V2とV3の関係をV2<
V3とする必要がある。
ここにおいて、高速到達時の各ゴデツトロール3、4の
速度は、糸質面からみて1:1にすることが望ましく、又
巻取速度は0.1〜0.4g/d程度の巻取張力が得られるよう
に張力制御器5でコントロールする。
速度は、糸質面からみて1:1にすることが望ましく、又
巻取速度は0.1〜0.4g/d程度の巻取張力が得られるよう
に張力制御器5でコントロールする。
次に、糸掛けスタート条件を決める上でもう一つの問題
点はバンチ糸の飛散である。これは糸掛時の速度が低速
であるため、バンチ糸の残留伸度が大きく、その後増速
して5500m/min以上にする、即ちボビンの回転数を上げ
ていくと、遠心力の増大により、バンチ糸が伸ばされ、
糸が接圧ロール8にタツチして、バンチ糸が飛散した
り、伸ばされたバンチ糸が巻層側に移動して糸切れとな
るのである。このバンチ糸の飛散を解消するためには、
第1ゴデツトロール3と第2ゴデツトロール4の間、も
しくは第2ゴデツトロール4と巻取機の間でストレツチ
をかけ残留伸度を落し、糸がストレツチの状態でバンチ
を形成させねばならず、そのための条件としてはV1≦V2
<V3かつ1.60≧V3//V1≧1.15とすることが必要である。
この際好ましくは各ゴデツトロール間、もしくは第2ゴ
デツトロール4と巻取機間のどちらか一方で、少なくと
も15%以上のストレツチをとるようにすることが望まし
い。一方、ストレツチ率を60%以上とると、糸掛け時の
張力が非常に高くなり、その後張力を制御しようとした
際、張力のアンダーシユート現象が発生しやすくなり、
逆に糸ダルミ現象となることから、これもまた安定した
糸掛けスタートは不可能となる。
点はバンチ糸の飛散である。これは糸掛時の速度が低速
であるため、バンチ糸の残留伸度が大きく、その後増速
して5500m/min以上にする、即ちボビンの回転数を上げ
ていくと、遠心力の増大により、バンチ糸が伸ばされ、
糸が接圧ロール8にタツチして、バンチ糸が飛散した
り、伸ばされたバンチ糸が巻層側に移動して糸切れとな
るのである。このバンチ糸の飛散を解消するためには、
第1ゴデツトロール3と第2ゴデツトロール4の間、も
しくは第2ゴデツトロール4と巻取機の間でストレツチ
をかけ残留伸度を落し、糸がストレツチの状態でバンチ
を形成させねばならず、そのための条件としてはV1≦V2
<V3かつ1.60≧V3//V1≧1.15とすることが必要である。
この際好ましくは各ゴデツトロール間、もしくは第2ゴ
デツトロール4と巻取機間のどちらか一方で、少なくと
も15%以上のストレツチをとるようにすることが望まし
い。一方、ストレツチ率を60%以上とると、糸掛け時の
張力が非常に高くなり、その後張力を制御しようとした
際、張力のアンダーシユート現象が発生しやすくなり、
逆に糸ダルミ現象となることから、これもまた安定した
糸掛けスタートは不可能となる。
又、バンチ糸の飛散に対しては、残留伸度の寄与が大き
いことから糸掛け時の巻取速度V3が2500m/min以下で
は、ストレツチ率を60%程度とつても未だ残留伸度は大
きく、高速増速後のバンチ糸の飛散をまねくことから、
V3は2500m/min以上、好ましくは3000m/min以上とするこ
とが望ましい。
いことから糸掛け時の巻取速度V3が2500m/min以下で
は、ストレツチ率を60%程度とつても未だ残留伸度は大
きく、高速増速後のバンチ糸の飛散をまねくことから、
V3は2500m/min以上、好ましくは3000m/min以上とするこ
とが望ましい。
尚、本発明の方法を用いる場合、糸掛けから増速完了ま
での糸は、正常な糸ではないことから製品化するために
は増速完了後糸切替を行なうことが好ましい。従つて、
本発明を生産に適用する巻取機はレボルビングワインダ
ーが好ましく、又屑糸を出来るだけ少なくするために
は、増速時間を出来る限り短くておくのが好ましい。従
つて第3図に示したように、V1=V2とし、第1ゴデツト
ロール3と第2ゴデツトロール4の昇速時間をかえて増
速し、各ゴデツトロール間の糸を安定させるような方法
も本発明の目的は達し得る。しかし、この場合増速時間
の差の分の屑量が増すこととなり、又各ゴデツトロール
3,4で別の速度上昇制御装置が必要となることから、設
備的にも大がかりになり、生産設備上好ましくない。そ
のため、V1とV2の関係はV1<V2とし、各ゴデツトロール
3,4の昇速時間を等しくとるのが好ましい。
での糸は、正常な糸ではないことから製品化するために
は増速完了後糸切替を行なうことが好ましい。従つて、
本発明を生産に適用する巻取機はレボルビングワインダ
ーが好ましく、又屑糸を出来るだけ少なくするために
は、増速時間を出来る限り短くておくのが好ましい。従
つて第3図に示したように、V1=V2とし、第1ゴデツト
ロール3と第2ゴデツトロール4の昇速時間をかえて増
速し、各ゴデツトロール間の糸を安定させるような方法
も本発明の目的は達し得る。しかし、この場合増速時間
の差の分の屑量が増すこととなり、又各ゴデツトロール
3,4で別の速度上昇制御装置が必要となることから、設
備的にも大がかりになり、生産設備上好ましくない。そ
のため、V1とV2の関係はV1<V2とし、各ゴデツトロール
3,4の昇速時間を等しくとるのが好ましい。
以上、本発明によれば、超高速巻取時に際し、安定した
糸掛け性が得られ、かつ高速立上げに伴うトラブルが回
避されることから、極めてスムーズに5500m/min以上の
速度での巻取に移行可能となる。
糸掛け性が得られ、かつ高速立上げに伴うトラブルが回
避されることから、極めてスムーズに5500m/min以上の
速度での巻取に移行可能となる。
次に本発明を実施例により説明する。
ポリエチレンテレフタレートを原料とし、通常の溶融紡
糸方式により、第1図に示す巻取機を用いて、吐出量3
2.3g/minで18ホールの口金より紡糸し、冷却、給油後、
第1,第2の各ゴデツトロールを経て、巻取機に糸掛け
し、その後、第2図の昇速曲線にしたがい、3分間で60
00m/minまで増速して、50d−18fのマルチフイラメント
にして巻取つた。この際使用した巻取機は、4糸条巻取
りのレボルビングワインダーであり、外径108mmの紙管
を用い、糸掛け速度条件を第1表のとおり変更して、糸
ゆれ、バンチ糸の飛散を目視で評価した。
糸方式により、第1図に示す巻取機を用いて、吐出量3
2.3g/minで18ホールの口金より紡糸し、冷却、給油後、
第1,第2の各ゴデツトロールを経て、巻取機に糸掛け
し、その後、第2図の昇速曲線にしたがい、3分間で60
00m/minまで増速して、50d−18fのマルチフイラメント
にして巻取つた。この際使用した巻取機は、4糸条巻取
りのレボルビングワインダーであり、外径108mmの紙管
を用い、糸掛け速度条件を第1表のとおり変更して、糸
ゆれ、バンチ糸の飛散を目視で評価した。
第1表においてNo.1,2,7,8及び11は本発明の効果を明確
にするための比較例である。
にするための比較例である。
第1表から明らかなようにV1≦V2<V3の関係にないもの
(No.1,8)では糸ゆれが発生し、V3/V1>1.60(No.7)
についても張力アンダーシユート現象による糸ゆれが発
生し、糸の走行状態は不安定であつた。
(No.1,8)では糸ゆれが発生し、V3/V1>1.60(No.7)
についても張力アンダーシユート現象による糸ゆれが発
生し、糸の走行状態は不安定であつた。
又、V1≦V2<Vの関係は保つていてもV3/V1<1.15であ
れば(No.2)糸ゆれはないもののバンチ糸の飛散があ
り、又V3<2500m/minでも(No.11)やはりバンチ糸の飛
散が発生した。
れば(No.2)糸ゆれはないもののバンチ糸の飛散があ
り、又V3<2500m/minでも(No.11)やはりバンチ糸の飛
散が発生した。
これに対し、本発明の範囲にあるもの(No.3,4,5,6,9,1
0)については糸ゆれ、バンチ糸の飛散ともなく、極め
て順調に高速立上げが可能であつた。
0)については糸ゆれ、バンチ糸の飛散ともなく、極め
て順調に高速立上げが可能であつた。
またちなみに、比較例No.2の条件で糸掛けし増速完了速
度を、5500m/min及び5000m/minに変更したところ、5500
m/minでは、まだバンチ糸の飛散はみられたものの、500
0m/minではバンチ糸の飛散はなかつたことから、特にバ
ンチ糸の飛散によるトラブルは、紡速5500m/min以上で
発生する特有な問題といえる。
度を、5500m/min及び5000m/minに変更したところ、5500
m/minでは、まだバンチ糸の飛散はみられたものの、500
0m/minではバンチ糸の飛散はなかつたことから、特にバ
ンチ糸の飛散によるトラブルは、紡速5500m/min以上で
発生する特有な問題といえる。
第1図は本発明の一実施例態様を示す巻取機の概略図で
ある。第2図および第3図は本発明における糸掛け後の
昇速曲線を示すグラフである。 1:紡糸口金 2:給油装置 3,4:ゴデツトロール 5:張力調整装置 6:ボビン 7:パツケージ 8:接圧ローラ 9:冷却装置 10:流体処理装置 Y:糸条
ある。第2図および第3図は本発明における糸掛け後の
昇速曲線を示すグラフである。 1:紡糸口金 2:給油装置 3,4:ゴデツトロール 5:張力調整装置 6:ボビン 7:パツケージ 8:接圧ローラ 9:冷却装置 10:流体処理装置 Y:糸条
Claims (1)
- 【請求項1】ゴデツトロールを用いて糸条を5500m/min
以上の速度で巻取る高速巻取機に低速度域で糸掛けし、
ゴデツトロール及び巻取機を漸次増速して目標の速度に
到達させるに際し、糸掛時のゴデツトロール及び巻取機
の速度を下式の範囲とすることを特徴とする合成繊維高
速巻取機の糸掛けスタート方法。 V1≦V2<V3 ……(1) 1.60≧V3/V1≧1.15 ……(2) V3≧2500 ……(3)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60237692A JPH0781203B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60237692A JPH0781203B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297910A JPS6297910A (ja) | 1987-05-07 |
| JPH0781203B2 true JPH0781203B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=17019095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60237692A Expired - Fee Related JPH0781203B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781203B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013184781A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Tmt Machinery Inc | 紡糸巻取設備 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605509B2 (ja) * | 1982-03-19 | 1985-02-12 | 東レエンジニアリング株式会社 | 合成繊維高速引取機の始動方法 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60237692A patent/JPH0781203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297910A (ja) | 1987-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU636852B2 (en) | Improved process for high speed, multi-end polyester high performance tire and industrial yarn | |
| JPH0781203B2 (ja) | 合成繊維高速巻取機の糸掛けスタ−ト方法 | |
| JP2724214B2 (ja) | 分繊用弾性糸及びその製造方法 | |
| JPS6051561B2 (ja) | 極細マルチフイラメント糸の製造法 | |
| JPS61275420A (ja) | ポリエステル糸条の直接紡糸延伸方法 | |
| JPS61160419A (ja) | ポリエステル熱収縮差混繊糸の製造方法 | |
| JPH0152485B2 (ja) | ||
| JPS6346166B2 (ja) | ||
| JPH09175731A (ja) | 合成繊維の高速巻取り方法及び合成繊維チーズ状パッケージ | |
| JP2004225224A (ja) | ポリエステルモノフィラメントの製造方法 | |
| JP2003049322A (ja) | ポリエステル繊維の溶融紡糸方法 | |
| KR930005094B1 (ko) | 폴리에스테르 섬유의 제조방법 | |
| JPH11247021A (ja) | 油剤付与装置 | |
| JPH09241922A (ja) | 高速直接紡糸延伸法によるポリアミド繊維の製造方法 | |
| JPH0578911A (ja) | ポリエステル極細マルチフイラメントの溶融紡糸方法 | |
| KR930005093B1 (ko) | 폴리에스테르 섬유의 고속 방사 방법 | |
| JPH0718048B2 (ja) | 高速紡糸引取方法 | |
| JPH10158929A (ja) | ポリエステル極細マルチフィラメントの溶融紡糸方法 | |
| JPS62110913A (ja) | 異収縮混繊糸の製造方法 | |
| JPS6211084B2 (ja) | ||
| JPH11131372A (ja) | ポリエステル極細マルチフィラメントの溶融紡糸方法 | |
| JPH0447045B2 (ja) | ||
| JPS621003B2 (ja) | ||
| JPS636647B2 (ja) | ||
| JPH04316606A (ja) | 直接紡糸延伸装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |