JPH0782183A - 液晶中間体化合物、液晶性化合物、高分子液晶化合物、高分子液晶共重合体化合物、それらの組成物、液晶素子および記録装置 - Google Patents

液晶中間体化合物、液晶性化合物、高分子液晶化合物、高分子液晶共重合体化合物、それらの組成物、液晶素子および記録装置

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JPH0782183A
JPH0782183A JP5248671A JP24867193A JPH0782183A JP H0782183 A JPH0782183 A JP H0782183A JP 5248671 A JP5248671 A JP 5248671A JP 24867193 A JP24867193 A JP 24867193A JP H0782183 A JPH0782183 A JP H0782183A
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liquid crystal
compound
polymer
chemical
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JP5248671A
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Koichi Sato
公一 佐藤
Kazuo Yoshinaga
和夫 吉永
Hitoshi Yoshino
斉 芳野
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短い製造工程、低コストで芳香環とアセチレ
ンの共鳴構造を有する液晶材料を製造するのに好適な液
晶中間体化合物、高い誘電異方性、高複屈折性を有する
液晶材料、該液晶材料を用いた液晶素子を提供する。 【構成】 強誘電性液晶が基板界面からの配向規制力を
ほとんど無視できる様な 【請求項1】 一般式(1)で表わされる構造を有する
液晶中間体化合物、該液晶中間体化合物を用いた液晶性
化合物、該液晶性化合物を用いた液晶素子。 【化1】 (Σ1 、Σ2 は同一もしくは異なる、置換されていても
良い芳香族環構造を表わし、Xは−Fまたは−CNを表
わす。n1 、n2 は0または1を表わす。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリー、ディスプレ
イ等に利用されるスイッチング材料である液晶材料とそ
の中間体、および液晶素子に関する。また、本発明は、
メモリー、ディスプレイ等に代表されるオプトエレクト
ロニクス材料、光学材料等に関し、またそれらを利用し
た液晶素子、記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶を用いたディスプレイがワー
ドプロセッサー、コンピューターの出力表示を中心とし
て広く利用されてきている。その中心は、TN(ツイス
テッドネマチック)液晶ディスプレイである。ツイステ
ッドネマチック液晶に用いられる液晶材料の光学特性と
しては、可視領域に吸収のないことはもちろん、視野角
特性をアップするため、比較的複屈折性の小さな材料が
用いられてきている。
【0003】一方、高輝度の液晶ディスプレイとして新
たにポリマー分散型液晶ディスプレイが注目されてい
る。ポリマー分散型液晶ディスプレイにおいては散乱と
透過でコントラストを取り、偏光板を用いないため、非
常に明るいディスプレイが可能であるが、良好なコント
ラストを得るための手法として、ポリマー材料の特性、
網目構造の制御とともに、高複屈折性の液晶材料を用い
る手法がある。
【0004】このような状況の中で、近年高複屈折性の
液晶材料として、トランに代表される、芳香環とアセチ
レンの共鳴構造を有する液晶材料が注目されてきてい
る。しかしながら、これまでそのような構造を有する液
晶材料を製造しようとする場合、アセチレン構造を導入
するに際し、エチレンにハロゲンを付加させ、ジハロ体
とした後、2モル等量の脱ハロゲン化水素を行ない製造
する必要があったため、製造工程が長く、煩雑で高コス
トであるという欠点を有していた。又、液晶材料に関し
ては、高い誘電異方性を有する化合物でなかったため、
その特性が不十分である場合が多かった。
【0005】また、従来より、テレビやVTRによる動
画出力やコンピューターとの対話作業における出力はC
RT(ブラウン管)やTN(ツイステッドネマティッ
ク)液晶のディスプレイモニターに出力表示され、ま
た、WP(ワードプロセッサー)やファクシミリ等によ
る文書、図形等の高精細画像はプリントアウトされたハ
ードコピーとしてペーパーに出力されてきた。
【0006】しかしながら、CRTは上記画像出力に対
しては美しい画像を出力するが、長時間静止した画像に
対してはフリッカや解像度不足よる走査縞等が視認性を
低下させる欠点がある。
【0007】また、上記のTN液晶等の従来の液晶ディ
スプレイにおいては、装置の薄型化を実現しているもの
の、TN液晶では上記した静止画像の出力において、安
定した画像メモリがないために常にビームや画素電圧を
アクセスしていなければならない等の欠点があった。こ
のことはCRTでも同様の欠点であった。
【0008】これに対して、ペーパーに出力された画像
は高精細に、また安定したメモリー画像として得られる
が、このペーパーを多く使用すると整理するスペースを
多量に要し、また多量に廃棄することになると資源を浪
費する欠点がある。
【0009】一方、高分子液晶を用いた大面積の記録媒
体が提案されている(例えば、Shibaevら「ポリ
マーコミュニケーション」24巻 364頁 1983
年、や特開昭62−66990号公報など)。これまで
は、高精細な画像を表現するために充分なコントラスト
を得ることが困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の課題
は、上記の従来技術に鑑みて、短い製造工程、低コスト
で芳香環とアセチレンの共鳴構造を有する液晶材料を製
造するのに好適な液晶中間体化合物を提供しようとする
ものである。
【0011】また、高い誘電異方性、高複屈折性を有す
る液晶材料を提供しようとするものである。さらに、該
液晶材料を用いた良好な液晶素子を提供しようとするも
のである。
【0012】本発明の第二の課題は、この様な従来技術
の欠点を改善するためになされたものであり、書き換え
可能であり、充分なコントラストを持つ大面積、高精細
な画像を表現することができる記録媒体等に、使用する
ことができる高分子液晶性化合物、高分子液晶組成物を
提供しようとするものである。
【0013】また、該高分子液晶性化合物のモノマー性
化合物、組成物を提供しようとするものである。そし
て、それらの化合物、組成物を用いた高分子液晶素子、
および記録装置を提供しようとするものである。
【0014】本発明の第三の課題は、この様な従来技術
の欠点を改善するためになされたものであり、書き換え
可能であり、充分なコントラストを持つ大面積、高精細
な画像を表現することができる記録媒体等に、使用する
ことができる高分子液晶共重合体化合物、高分子液晶組
成物を提供しようとするものである。また、それらの化
合物、組成物を用いた高分子液晶素子、および記録装置
を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の課題を解決するための手段 すなわち、本発明の第一の発明は、下記一般式(1)で
表わされる構造を有する液晶中間体化合物である。
【0016】
【化14】 (式中、Σ1 、Σ2 は同一もしくは異なる、置換されて
いても良い芳香族環構造を表わし、Xは−Fまたは−C
Nを表わす。n1 、n2 は0または1を表わす。)
【0017】本発明の第2の発明は、下記一般式(2)
で表わされる構造を有する液晶性化合物である。
【0018】
【化15】
【0019】(式中、Aはアルキル基、アルコキシ基ま
たはエステル基を表わす。Bは単結合、−O−、−CO
O−または−OCO−を表わす。Σ1 ’、Σ2 ’、
Σ3 ’、Σ4 ’はそれぞれ同一もしくは異なる、置換さ
れていても良い芳香族環構造を表わす。X’は−Fまた
は−CNを表わす。n1 ’、n2 ’、n3 ’、n4 ’は
それぞれ0または1を表わす。n5 ’は1または2を表
わす。)
【0020】本発明の第3の発明は、前記液晶性化合物
を含む液晶組成物である。本発明の第4の発明は、前記
液晶性化合物又は液晶組成物を用いた液晶素子である。
【0021】以下本発明を詳細に説明する。本発明の液
晶中間体化合物は下記一般式(1)で表わされる構造を
有する化合物である。
【0022】
【化16】 式中、Σ1 、Σ2 は同一もしくは異なる、置換されてい
ても良い芳香族環構造を表わし、Xは−Fまたは−CN
を表わす。n1 、n2 は0または1を表わす。
【0023】Σ1 、Σ2 の具体的な構造としては、例え
ば以下のものが挙げられる。
【0024】
【化17】
【0025】また、Σ1 、Σ2 の好ましい構造として
は、例えば以下のものが挙げられる。
【0026】
【化18】
【0027】一般式(1)で表わされる構造を有する化
合物の具体的構造としては、例えば以下の構造が挙げら
れる。
【0028】
【化19】
【0029】
【化20】
【0030】本発明の液晶中間体化合物の製造法として
は好適には以下の方法が行なわれる。
【0031】
【化21】
【0032】上記の方法において、の製造工程におい
ては、特にXが−CNの場合、分解反応が発生するた
め、短時間かつ速やかにクエンチする必要がある。
【0033】次に、上記の本発明の液晶中間体化合物か
ら液晶化合物を製造する方法としては、様々な方法が可
能であるが、例えば以下の方法が挙げられる。
【0034】
【化22】
【0035】また、本発明の液晶中間体化合物を用い
て、以下のように高分子液晶材料を製造することも出来
る。
【0036】
【化23】
【0037】以上に述べてきたように、本発明の液晶中
間体化合物を用いれば、光学的複屈折性が大きく、しか
も、末端に、−F基、−CN基を有するため誘電異方性
の大きい液晶材料を、以上のような短い製造工程、低コ
ストで製造することができる。
【0038】次に本発明の第2の発明は下記一般式
(2)で表わされる構造を有する液晶性化合物である。
【0039】
【化24】
【0040】式中、Aはアルキル基、アルコキシ基また
はエステル基を表わす。Bは単結合、−O−、−COO
−または−OCO−を表わす。Σ1 ’、Σ2 ’、
Σ3 ’、Σ4 ’はそれぞれ同一もしくは異なる、置換さ
れていても良い芳香族環構造を表わす。X’は−Fまた
は−CNを表わす。n1 ’、n2 ’、n3 ’、n4 ’は
それぞれ0または1を表わす。n5 ’は1または2を表
わす。
【0041】Σ1 ’、Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4 ’の具体例
としては以下の構造が挙げられる。
【0042】
【化25】
【0043】また、Σ1 ’、Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4 ’の
好ましい構造としては、例えば以下のものが挙げられ
る。
【0044】
【化26】
【0045】一般式(2)で表される液晶性化合物は、
例えば先に記述した方法で製造され、具体的構造として
は、例えば以下の構造が挙げられる。
【0046】
【化27】
【0047】
【化28】
【0048】本発明の液晶性化合物は、粘性が小さく、
光学的複屈折性が大きく、末端に−F基又は−CN基を
有するため、誘電異方性が大きいため、コントラスト、
応答特性の良好な液晶素子を提供することができる。末
端基に関しては、−F基の化合物の方がイオン性の不純
物を混入しにくいため、耐久性やしきい値特性が良好な
場合がある。
【0049】次に、本発明の第3の発明は、第2の発明
の液晶性化合物を含む液晶組成物である。該液晶組成物
は、単数または複数の本発明の液晶性化合物と、単数ま
たは複数のその他の化合物から構成される。ここで言う
その他の化合物としては、低分子化合物、液晶化合物、
高分子等が挙げられる。また、色素、顔料、酸化防止
剤、紫外線吸収、核剤等の添加物も該組成物を構成する
化合物として挙げられる。
【0050】光学的異方性、液晶性を保持するという意
味でよく用いられるものは、液晶化合物であるが、その
具体的な例としては、例えば以下の化合物が挙げられ。
【0051】
【化29】
【0052】
【化30】
【0053】メルク社 Z−1625 ネマチック温度範囲 −10〜60℃ BDH社 E−7 ネマチック温度範囲 −10〜60℃ ロッシュ社 R−200 ネマチック温度範囲 0〜65℃ 大日本インキ社 D−X01A ネマチック温度範囲 −26〜68℃
【0054】また、本発明の液晶組成物中に含まれる、
一般式(2)で表わされる液晶性化合物の量は、5wt
%以上であり、好ましくは10wt%以上である。5w
t%に達しない場合、光学的異方性、応答性における効
果等が顕著でない場合がある。
【0055】次に本発明の第4の発明であるが、上記液
晶性化合物あるいは、上記液晶組成物を用いた液晶素子
である。図1は本発明の液晶素子の一例を示す概略図で
ある。同図において、基板101、101′は、ガラ
ス、プラスチック等を用いることができる。基板上に
は、電極102、102′を形成するが、該電極には、
ITO、SnO2 等の透明電極やA1,Au,Ag,C
u,Cr等の金属膜が用いられる。なお、反射型表示素
子の場合、電極と反射層を兼ねていても良い。
【0056】電極は平面もしくは所定のパターンで形成
される。電極と表示層の界面において配向処理を行って
も良い。また、絶縁膜を設けても良い。また、電場や磁
場によって前もって液晶を配向しておくことも出来る。
【0057】電極間には表示層103が設けられてい
る。用いられる表示層の厚みは、通常0.5〜100μ
mであり、0.5μm未満ではコントラストが十分でな
く、100μmを越えると駆動電圧が大きくなり、高速
応答が困難となる。より好ましくは1〜50μmの厚さ
が用いられる。本例における表示層103には、高分子
マトリクス105中に液晶104が分散している。高分
子マトリクスとしては、高分子多孔質体を用いることが
できる。また、高分子前駆体であるモノマーあるいは、
オリゴマーと液晶の混合物を電極間に封入した後、紫外
線露光等の手法により、高分子化を行ない、液晶と高分
子の海島構造を製造することも出来る。
【0058】また、本発明の液晶化合物、液晶組成物を
用いたツイステッドネマチックタイプの液晶素子も可能
である。本発明によれば、本発明の液晶性化合物あるい
は液晶組成物を用いているため、コントラストがよく、
応答特性の良好な液晶素子を提供することができる。
【0059】○本発明の第二の課題を解決するための手
すなわち、本発明の第1の発明は下記一般式(3)で表
わされる構造を有する液晶性化合物である。また、該液
晶性化合物を用いた液晶素子である。
【0060】
【化31】
【0061】(式中、A″は
【0062】
【化32】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはハロゲンを表わす。
【0063】B″は−(CH2 m −,−(CH2 CH
2 O)m −を表わす。mは0から20までの整数を表わ
す。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−O−、−OC
O−,−COO−、−CO−,−CONR2 −,−NR
2 −を表わす。R2 は水素原子またはアルキル基を示
す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいア
ルキル基または−CNを表わす。Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ
4 はそれぞれ置換されていても良い芳香族環構造を表わ
す。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0または1を表
わす。n3 は1または2を表す。)
【0064】本発明の第2の発明は、下記一般式(4)
で表わされる構造を繰返単位として有する高分子液晶性
化合物である。
【0065】
【化33】
【0066】(式中、A′は
【0067】
【化34】 を表わし、R1 ’は水素原子、アルキル基、フェニル基
またはハロゲンを表わす。
【0068】B’は−(CH2 m'−,−(CH2 CH
2 O)m'−を表わす。m’は0から20までの整数を表
わす。C’,D’,E’,F’はそれぞれ単結合、−O
−、−OCO−,−COO−、−CO−,CONR2
−,−NR2 ’−を表わす。R2 ’は水素またはアルキ
ル基を表わす。G’は水素原子、ハロゲン、置換されて
いてもよいアルキル基または−CNを表わす。Σ1 ’、
Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4’はそれぞれ置換されていても良
い芳香族環構造を表わす。n1 ’、n2 ’、n4 ’、n
5 ’はそれぞれ0または1を表わす。n3 ’は1または
2を表わす。)
【0069】本発明の第3の発明は、前記一般式(4)
で表わされる構造を繰返単位として有する高分子液晶性
化合物を含有する高分子液晶組成物である。本発明の第
4の発明は、前記高分子液晶性化合物または高分子液晶
組成物を用いた高分子液晶素子である。本発明の第5の
発明は、前記高分子液晶素子を用いた記録装置である。
【0070】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
第1の発明は下記一般式(3)で表わされる構造の液晶
性化合物である。
【0071】
【化35】
【0072】式中、A″は
【0073】
【化36】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはハロゲンを表わす。
【0074】B″は−(CH2 m −,−(CH2 CH
2 O)m −を表わす。mは0から20までの整数を表わ
す。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−O−、−OC
O−,−COO−、−CO−,−CONR2 −,−NR
2 −を表わす。R2 は水素原子またはアルキル基を示
す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいア
ルキル基または−CNを表わす。Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ
4 はそれぞれ置換されていても良い芳香族環構造を表わ
す。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0または1を表
わす。n3 は1または2を表す。
【0075】Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ4 それぞれの具体的
構造としては下記の例が挙げられる。
【0076】
【化37】
【0077】また、Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ4 それぞれの
好ましい具体的構造としては下記の例が挙げられる。
【0078】
【化38】
【0079】また、一般式(3)で表わされる構造の具
体例としては下記の構造が挙げられるが、本発明は下記
の構造に限定されるものではない。
【0080】
【化39】
【0081】
【化40】
【0082】
【化41】
【0083】
【化42】
【0084】
【化43】
【0085】
【化44】
【0086】
【化45】
【0087】
【化46】
【0088】
【化47】
【0089】
【化48】
【0090】
【化49】
【0091】
【化50】
【0092】
【化51】
【0093】本発明の液晶性化合物は、末端重合性、あ
るいは末端反応性を持つため、本発明の第2の発明の高
分子液晶化合物のモノマーとすることが出来る。また、
それ自体としても、メソーゲンとしてトラン骨格を有
し、液晶性に優れ、又、大きな光学的異方性と低い粘性
を有するため、TNあるいは強誘電性液晶ディスプレイ
等の材料として、有用である。
【0094】本発明の液晶性化合物の合成法としては、
例えば以下の方法が挙げられる。
【0095】
【化52】
【0096】本発明の第2の発明は下記一般式(4)で
表わされる構造を繰り返し単位として有する高分子液晶
化合物である。
【0097】
【化53】
【0098】式中、A′は
【0099】
【化54】 を表わし、R1 ’は水素原子、アルキル基、フェニル基
またはハロゲンを表わす。
【0100】B’は−(CH2 m'−,−(CH2 CH
2 O)m'−を表わす。m’は0から20までの整数を表
わす。C’,D’,E’,F’はそれぞれ単結合、−O
−、−OCO−,−COO−、−CO−,CONR2
−,−NR2 ’−を表わす。R2 ’は水素またはアルキ
ル基を表わす。G’は水素原子、ハロゲン、置換されて
いてもよいアルキル基または−CNを表わす。Σ1 ’、
Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4’はそれぞれ置換されていても良
い芳香族環構造を表わす。n1 ’、n2 ’、n4 ’、n
5 ’はそれぞれ0または1を表わす。n3 ’は1または
2を表わす。
【0101】Σ1 ’、Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4 ’それぞれ
の具体的構造例としては、例えば、先に一般式(3)の
Σ1 〜Σ4 で示したものが挙げられる。
【0102】また、一般式(4)で表される繰り返し単
位の具体的構造例としては、たとえば以下のものが挙げ
られるが、本発明は以下のものに限定されるものではな
い。
【0103】
【化55】
【0104】
【化56】
【0105】
【化57】
【0106】
【化58】
【0107】
【化59】
【0108】
【化60】
【0109】
【化61】
【0110】
【化62】
【0111】
【化63】
【0112】
【化64】
【0113】
【化65】
【0114】
【化66】
【0115】
【化67】
【0116】本発明の高分子液晶性化合物の製造方法と
しては例えば、次のものが挙げられる。まず、付加重合
性の高分子液晶性化合物であれば相当するモノマーをア
ニオン重合、カチオン重合、ラジカル重合等により、高
分子化する方法がある。また、直鎖状高分子にグラフト
反応的に側鎖液晶成分を付加させ、合成する方法があ
る。また、縮合重合系のものであれば、例えば側鎖液晶
成分を持つバイファンクショナルなモノマー成分とそれ
と縮合するバイファンクショナルなモノマーを縮合する
ことにより、合成する方法がある。
【0117】本発明の高分子液晶性化合物の数平均分子
量は、2,000以上1,000,000以下で、好ま
しくは、4,000以上500,000以下である。
2,000未満の場合、高分子としてのフィルム性が充
分でない場合があり、1,000,000を越える場
合、粘性が高すぎて応答性等の障害が有る場合がある。
【0118】本発明の高分子液晶性化合物は、高分子化
合物であるため、フィルム性を持ち、また、低分子液晶
に比べ、液晶性にも優れる。また、メソーゲン骨格にト
ランを有するため、光学的異方性が大きく、かつ粘性が
小さいため、大面積かつ高感度の高分子液晶素子を提供
することができる。
【0119】次に、本発明の第3の発明は、第2の発明
の高分子液晶性化合物を含む高分子液晶組成物であり、
単数または複数の第2の発明の高分子液晶性化合物と、
他の化合物から構成される。
【0120】他の化合物、つまり、該組成物を構成する
化合物としては、低分子、低分子液晶、高分子、高分子
液晶等が挙げられる。また、色素、顔料、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、核剤等の添加物も該組成物を構成する化
合物として挙げられる。液晶性、光学的異方性を保持す
るという意味で良く用いられるものは低分子液晶、高分
子液晶であり、その具体的な例としては、例えば、以下
のものが挙げられる。
【0121】
【化68】
【0122】(下記式(1)〜(13)中、15>n≧
1である。)
【0123】
【化69】
【0124】
【化70】
【0125】(下記式(14)〜(17)中、q=1〜
18,q =1〜18,q =1〜18である。)
【0126】
【化71】
【0127】(下記式(18)〜(62)中、*は不斉
炭素中心を示す。)
【0128】
【化72】
【0129】
【化73】
【0130】
【化74】
【0131】
【化75】
【0132】
【化76】
【0133】
【化77】
【0134】
【化78】
【0135】
【化79】
【0136】
【化80】
【0137】
【化81】
【0138】
【化82】
【0139】
【化83】
【0140】
【化84】 (但し、上記式中nは2から12までの整数。)
【0141】また、本発明の高分子液晶組成物中に含有
される第2の発明の高分子液晶性化合物の量は、5wt
%以上であり、好ましくは10wt%以上である。5w
t%に達しない場合、光学的異方性、フィルム性、粘性
における効果等が顕著でない場合がある。
【0142】次に、本発明の第4の発明であるが、上記
の高分子液晶性化合物あるいは高分子液晶組成物を用い
た高分子液晶素子である。図3は本発明の高分子液晶素
子の一例を示す説明図である。21,21′は偏光フィ
ルムであり、互にクロスニコルの関係にある。24は基
板であり、プラスチックあるいはガラス等が用いられ
る。23は高分子液晶を配向させるための配向膜であ
る。22は高分子液晶層からなる記録層である。記録層
の高分子液晶の配向方向は偏光フィルムの偏光方向とπ
/4の関係にある。
【0143】図3では、高分子液晶は配向膜を用いて配
向しているが、機械的な力による延伸,ロール延伸,シ
ェアリングや、電場,磁場によっても配向を行なうこと
ができる。よく用いられる界面制御による配向処理とし
ては、次のようなものが挙げられる。
【0144】ラビング法 基板上に溶液塗工法または蒸着あるいはスパッタリング
等により、例えば、一酸化ケイ素,二酸化ケイ素,酸化
アルミニウム,ジルコニア,フッ化マグネシウム,酸化
セリウム,フッ化セリウム,シリコン窒化物,シリコン
炭化物,ホウ化窒化物などの無機絶縁物質や、ポリビニ
ルアルコール,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリエ
ステルイミド,ポリパラキシレン,ポリエステル,ポリ
カーボネート,ポリビニルアセタール,ポリ塩化ビニ
ル,ポリアミド,ホリスチレン,セルロース樹脂,メラ
ミン樹脂,ユリア樹脂,アクリル樹脂などの有機絶縁物
質を用いて被膜形成した配向制御膜を設けることが出来
る。
【0145】この配向制御膜は、前述のごとき無機絶縁
物質または有機絶縁物質を被膜形成した後にその表面を
ビロード,布あるいは紙等で一方向に摺擦(ラビング)
することにより得られる。
【0146】斜方蒸着法 SiO等の酸化物あるいはフッ化物またはAu,Alな
どの金属およびその酸化物を基板の斜めの角度から蒸着
する。
【0147】斜方エッチング法 で示した有機あるいは無機絶縁膜を斜方からイオンビ
ームや酸素プラズマを照射することによりエッチングす
る。
【0148】延伸高分子膜の使用 ポリエステルあるいはポリビニルアルコール等の高分子
膜を延伸した膜を配向膜として用いる。
【0149】グレーティング法 フォトリソグラフィーやスタンパーやインジェクション
を使用して基板表面上に溝を形成することにより、液晶
を配向させる。
【0150】前記、配向処理において種々の配向手段は
単独でも2種以上の手段を組み合わせて用いてもよい。
このような記録層に高分子液晶を持つ本発明の素子への
記録の書き込みは、水銀ランプ,レーザー等の光源、サ
ーマルヘッド等の熱源を使用して、熱的に行うことがで
きる。
【0151】また、フォトリアクティブな物質を添加す
ることにより、フォトンモードによる書き込みも可能で
ある。光源を用いて熱的に書き込みを行う場合、媒体中
に光を感受して熱に変換する物質を使用する方が感度的
に好ましい。そのような物質の例としては色素、顔料な
どが挙げられ、高分子液晶中に混合して使用したり、あ
るいは別途光吸収層を設けたりすることが出来る。
【0152】図3の高分子液晶素子においては、熱を与
えられた高分子液晶の温度が等方相あるいは等方相近傍
まで上昇し、一軸配向していた記録層の配向に乱れが生
じた結果、クロスニコル下で暗視野化することにより記
録が達成される。記録の消去は液晶相におけるアニーリ
ングにより行うことが出来る。アニーリングの方法に
は、媒体全体に熱を加える方法、レーザー、サーマルヘ
ッド等により記録層の一部にのみ熱を加える方法があ
る。
【0153】また、本発明の高分子液晶素子として、図
3に示した以外の例としてはITO等の透明電極を用
い、マトリクス電極とし、その間に高分子液晶性化合物
あるいは高分子液晶組成物を担持し、電圧信号により、
表示あるいは記録を行う高分子液晶素子や、基板上に無
配向の高分子液晶性化合物あるいは高分子液晶組成物を
塗布し、マルチドメイン散乱状態とし、サーマルヘッ
ド、レーザー等により、熱を加え等方相状態に昇温し、
そのまま急冷されることにより、透明状態となり、記録
あるいは表示される高分子液晶素子がある。
【0154】次に、図4は本発明の第5の発明の記録装
置の1例を示す概略図である。本例はレーザーによる記
録装置である。レーザー変調機13で変調されたレーザ
ー光源14から出されたレーザー光をポリゴンスキャナ
ー12及びf−θレンズ11を通して照射し、熱を与
え、記録層22の高分子液晶の配向を乱すことにより、
記録を行う。このとき記録媒体の記録箇所は明視野から
暗視野化する。
【0155】本発明の記録装置はサーマルヘッドを用い
てもよく、あるいは水銀ランプ等を用いマスクした状態
で露光して用いてもよい。本発明の高分子液晶素子、記
録装置は、本発明中の高分子液晶性化合物、高分子液晶
組成物を用いているため、大面積かつ高感度、高品質の
素子および装置を提供することができる。
【0156】○本発明の第三の課題を解決するための手
すなわち、本発明の第1の発明は、下記一般式(5)で
表わされる構造を繰返単位として有する高分子液晶共重
合体化合物である。
【0157】
【化85】
【0158】(式中、Kは
【0159】
【化86】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはハロゲンを表わす。
【0160】B″は−(CH2 m −,−(CH2 CH
2 O)m −を表わす。mは0から20までの整数を表わ
す。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−O−、−OC
O−,−COO−、−CO−,−CONR2 −,−NR
2 −を表わす。R2 は水素原子またはアルキル基を示
す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいア
ルキル基または−CNを表わす。Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ
4 はそれぞれ置換されていても良い芳香族環構造を表わ
す。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0〜2までの整
数を表わす。n3 は1または2を表す。)
【0161】本発明の第2の発明は、前記一般式(5)
で表わされる構造を繰返単位として有する高分子液晶共
重合体化合物を含有する高分子液晶組成物である。本発
明の第3の発明は、前記高分子液晶共重合体化合物また
は高分子液晶組成物を用いた高分子液晶素子である。本
発明の第4の発明は、前記高分子液晶素子を用いた記録
装置である。
【0162】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
第1の発明は下記一般式(5)で表わされる構造の高分
子液晶共重合体化合物である。
【0163】
【化87】
【0164】式中、Kは
【0165】
【化88】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはハロゲンを表わす。
【0166】B″は−(CH2 m −,−(CH2 CH
2 O)m −を表わす。mは0から20までの整数を表わ
す。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−O−、−OC
O−,−COO−、−CO−,−CONR2 −,−NR
2 −を表わす。R2 は水素原子またはアルキル基を示
す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいア
ルキル基または−CNを表わす。Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ
4 はそれぞれ置換されていても良い芳香族環構造を表わ
す。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0〜2までの整
数を表わす。n3 は1または2を表す。
【0167】Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ4 それぞれの具体的
構造としては下記の例が挙げられる。
【0168】
【化89】
【0169】また、Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ4 それぞれの
好ましい具体的構造としては下記の例が挙げられる。
【0170】
【化90】
【0171】また、一般式(5)で表わされる構造の具
体例としては下記の構造が挙げられるが、本発明は下記
の構造に限定されるものではない。
【0172】
【化91】
【0173】
【化92】
【0174】
【化93】
【0175】
【化94】
【0176】
【化95】
【0177】
【化96】
【0178】
【化97】
【0179】
【化98】
【0180】
【化99】
【0181】
【化100】
【0182】
【化101】
【0183】
【化102】
【0184】
【化103】
【0185】また、本発明の高分子液晶共重合体化合物
は、複数種の、一般式(5)で表わされる繰返し単位の
みからなるか、1種類以上の、一般式(5)で表わされ
る繰返し単位と1種類以上の一般式(5)以外の繰返し
単位から成るが、後者の場合の一般式(5)以外の繰返
し単位としては、例えば以下の構造が例として挙げられ
る。
【0186】
【化104】
【0187】
【化105】
【0188】本発明の高分子液晶共重合体化合物の製造
方法としては例えば、次のものが挙げられる。まず、付
加重合性の高分子液晶化合物であれば相当する複数種の
モノマーをアニオン重合、カチオン重合、ラジカル重合
等により、高分子化する方法がある。また、直鎖状高分
子にグラフト反応的に複数種の側鎖液晶成分を付加さ
せ、合成する方法がある。また、縮合重合系のものであ
れば、例えば複数種の側鎖液晶成分を持つバイファンク
ショナルなモノマー成分とそれと縮合するバイファンク
ショナルなモノマーを縮合することにより、合成する方
法がある。
【0189】ラジカル重合法の1例としては下記のスキ
ームで表わした方法がある。
【0190】
【化106】
【0191】本発明の高分子液晶共重合体化合物の数平
均分子量は、2,000以上1,000,000以下
で、好ましくは、4,000以上500,000以下で
ある。2,000未満の場合、高分子としてのフィルム
性が充分でない場合があり、1,000,000を越え
る場合、粘性が高すぎて応答性等の障害が有る場合があ
る。
【0192】本発明の高分子液晶共重合体化合物は、高
分子化合物であるため、フィルム性を持ち、また、低分
子液晶に比べ、液晶性にも優れる。また、本発明に特徴
的な高分子繰り返し単位中のメソーゲン骨格にトランを
有するため、光学的異方性が大きく、かつ粘性が小さい
ため、大面積かつ高感度の高分子液晶素子を提供するこ
とができる。そして、該化合物は複数の繰り返し単位を
有するため、ホモポリマーでは得られない、複数種の繰
り返し単位に由来する特性を合わせ持つことができ、例
えば、転移特性や粘性特性の好適な特性を有することが
できる。
【0193】本発明の高分子液晶共重合体中の一般式
(5)で表わされる繰り返し単位のモル分率は5%以
上、好ましくは20%以上、さらに好ましくは40%以
上である。5%未満では光学的異方性や粘性等の特性が
充分でない場合がある。
【0194】次に、本発明の第2の発明は、第1の発明
の高分子液晶共重合体化合物を含む高分子液晶組成物で
あり、単数または複数の第1の発明の高分子液晶共重合
体化合物と、他の化合物から構成される。
【0195】他の化合物、つまり、該組成物を構成する
化合物としては、低分子、低分子液晶、高分子、高分子
液晶等が挙げられる。また、色素、顔料、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、核剤等の添加物も該組成物を構成する化
合物として挙げられる。液晶性、光学的異方性を保持す
るという意味で良く用いられるものは低分子液晶、高分
子液晶であり、その具体的な例としては、例えば、前記
第二の課題を解決する手段で例示した化合物No.
(1)〜(62)の化合物、および以下のものが挙げら
れる。
【0196】
【化107】
【0197】また、本発明の高分子液晶組成物中に含有
される第1の発明の高分子液晶共重合体化合物の量は、
5wt%以上であり、好ましくは10wt%以上であ
る。5wt%に達しない場合、光学的異方性、フィルム
性、粘性における効果等が顕著でない場合がある。
【0198】次に、本発明の第3の発明であるが、上記
の高分子液晶共重合体化合物あるいは高分子液晶組成物
を用いた高分子液晶素子である。図3は本発明の高分子
液晶素子の一例を示す説明図である。21,21′は偏
光フィルムであり、互にクロスニコルの関係にある。2
4は基板であり、プラスチックあるいはガラス等が用い
られる。23は高分子液晶を配向させるための配向膜で
ある。22は高分子液晶層からなる記録層である。記録
層の高分子液晶の配向方向は偏光フィルムの偏光方向と
π/4の関係にある。
【0199】図3では、高分子液晶は配向膜を用いて配
向しているが、機械的な力による延伸,ロール延伸,シ
ェアリングや、電場,磁場によっても配向を行なうこと
ができる。よく用いられる界面制御による配向処理とし
ては、次のようなものが挙げられる。
【0200】ラビング法 基板上に溶液塗工法または蒸着あるいはスパッタリング
等により、例えば、一酸化ケイ素,二酸化ケイ素,酸化
アルミニウム,ジルコニア,フッ化マグネシウム,酸化
セリウム,フッ化セリウム,シリコン窒化物,シリコン
炭化物,ホウ化窒化物などの無機絶縁物質や、ポリビニ
ルアルコール,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリエ
ステルイミド,ポリパラキシレン,ポリエステル,ポリ
カーボネート,ポリビニルアセタール,ポリ塩化ビニ
ル,ポリアミド,ホリスチレン,セルロース樹脂,メラ
ミン樹脂,ユリア樹脂,アクリル樹脂などの有機絶縁物
質を用いて被膜形成した配向制御膜を設けることが出来
る。
【0201】この配向制御膜は、前述のごとき無機絶縁
物質または有機絶縁物質を被膜形成した後にその表面を
ビロード,布あるいは紙等で一方向に摺擦(ラビング)
することにより得られる。
【0202】斜方蒸着法 SiO等の酸化物あるいはフッ化物またはAu,Alな
どの金属およびその酸化物を基板の斜めの角度から蒸着
する。
【0203】斜方エッチング法 で示した有機あるいは無機絶縁膜を斜方からイオンビ
ームや酸素プラズマを照射することによりエッチングす
る。
【0204】延伸高分子膜の使用 ポリエステルあるいはポリビニルアルコール等の高分子
膜を延伸した膜を配向膜として用いる。
【0205】グレーティング法 フォトリソグラフィーやスタンパーやインジェクション
を使用して基板表面上に溝を形成することにより、液晶
を配向させる。
【0206】前記、配向処理において種々の配向手段は
単独でも2種以上の手段を組み合わせて用いてもよい。
このような記録層に高分子液晶を持つ本発明の素子への
記録の書き込みは、水銀ランプ,レーザー等の光源、サ
ーマルヘッド等の熱源を使用して、熱的に行うことがで
きる。
【0207】また、フォトリアクティブな物質を添加す
ることにより、フォトンモードによる書き込みも可能で
ある。光源を用いて熱的に書き込みを行う場合、媒体中
に光を感受して熱に変換する物質を使用する方が感度的
に好ましい。そのような物質の例としては色素、顔料な
どが挙げられ、高分子液晶中に混合して使用したり、あ
るいは別途光吸収層を設けたりすることが出来る。
【0208】図3の高分子液晶素子においては、熱を与
えられた高分子液晶の温度が等方相あるいは等方相近傍
まで上昇し、一軸配向していた記録層の配向に乱れが生
じた結果、クロスニコル下で暗視野化することにより記
録が達成される。記録の消去は液晶相におけるアニーリ
ングにより行うことが出来る。アニーリングの方法に
は、媒体全体に熱を加える方法、レーザー、サーマルヘ
ッド等により記録層の一部にのみ熱を加える方法があ
る。
【0209】また、本発明の高分子液晶素子として、図
3に示した以外の例としてはITO等の透明電極を用
い、マトリクス電極とし、その間に高分子液晶共重合体
化合物あるいは高分子液晶組成物を担持し、電圧信号に
より、表示あるいは記録を行う高分子液晶素子や、基板
上に無配向の高分子液晶共重合体化合物あるいは高分子
液晶組成物を塗布し、マルチドメイン散乱状態とし、サ
ーマルヘッド、レーザー等により、熱を加え等方相状態
に昇温し、そのまま急冷されることにより、透明状態と
なり、記録あるいは表示される高分子液晶素子がある。
【0210】次に、図4は本発明の第4の発明の記録装
置の1例を示す概略図である。本例はレーザーによる記
録装置である。レーザー変調機13で変調されたレーザ
ー光源14から出されたレーザー光をポリゴンスキャナ
ー12及びf−θレンズ11を通して照射し、熱を与
え、記録層22の高分子液晶の配向を乱すことにより、
記録を行う。このとき記録媒体の記録箇所は明視野から
暗視野化する。
【0211】本発明の記録装置はサーマルヘッドを用い
てもよく、あるいは水銀ランプ等を用いマスクした状態
で露光して用いてもよい。本発明の高分子液晶素子、記
録装置は、本発明中の高分子液晶共重合体化合物、高分
子液晶組成物を用いているため、大面積かつ高感度、高
品質の素子および装置を提供することができる。
【0212】
【実施例】以下実施例によって、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0213】○本発明の第一の課題に係る実施例 実施例1 工程1 4−ブロモ−1−ベンゾニトリル24.3g、3−メチ
ル−1−ペンチン−3−オール16.9g、ビス(トリ
フェニルフォスフィン)パラジウムジクロライド0.9
4g,トリフェニルフォスフィン1.76g,よう化銅
0.26gをトリエチルアミン中、窒素雰囲気下、80
℃で、20時間攪拌した。析出物を濾過し、溶媒を留去
したのち、酢酸エチルを加え、水洗、飽和食塩水で洗
浄、芒硝乾燥した。溶媒を留去したのち、シリカゲルク
ロマトグラフィーを行ない、下記の化合物23.3gを
得た。
【0214】
【化108】
【0215】工程2 工程1で得られた化合物5gをトルエン中、ナトリウム
ハイドライド(60%、ヌジョール中)50mgととも
に、窒素気流下、トルエンとともにアセトンを留去して
いった。1時間後、降温し、ベンゼン、エーテルを加
え、炭酸水素ナトリウム水で洗浄、エーテルで水槽を抽
出したのち、芒硝乾燥した。溶液を留去し、シリカゲル
クロマトグラフィーを行ない、下記の化合物を2.7g
得た。
【0216】
【化109】
【0217】実施例2 工程1 4−ヨード−1−フルオロベンゼンを用いて実施例1の
工程1と同様に、下記の化合物を得た。
【0218】
【化110】
【0219】工程2 上記工程1で得られた化合物を用いて、実施例1の工程
2と同様に、下記の化合物を得た。
【0220】
【化111】
【0221】実施例3 4−(n−ノニルオキシ)−1−ブロモベンゼン4.0
g、実施例2の工程2で得られた化合物1.2g、ビス
(トリフェニルフォスフィン)パラジウムジクロライド
70mg、トリフェニルフォスフィン100mg、よう
化銅20mgをトリエチルアミン中、80℃で20時間
攪拌した。実施例1の工程1と同様の後処理を行ない、
下記の液晶性化合物2.5gを得た。
【0222】
【化112】
【0223】実施例4 1mm厚のガラス基板にITOを2000Åの厚さに蒸
着した基板に、ポリメチルメタクリレート1.0gと実
施例3中の液晶性化合物1.0gとメルク社製ネマチッ
ク液晶(ZLI 2310)1.0gを、1,2−ジク
ロロエタンに溶解させ、バーコート法により、塗布し、
乾燥した。厚みは25μmであった。
【0224】この基板に20μmのガラスファイバース
ペーサ(日本電気硝子社製)を用いて、同じくITO電
極付きガラス基板をはりあわせたのち、周辺をエポキシ
樹脂で封止した。このセルに、±50V、60Hzの矩
形波を印加したところ電圧on状態で透明、off状態
で白濁散乱状態の良好なコントラストのスイッチングが
観測された。
【0225】○本発明の第二の課題に係る実施例 実施例5 工程1 6−クロロ−1−ヘキサノール26.2gと4−ブロモ
フェノール27.8gを250mlのエタノールに溶解
し、これに水酸化カリウム10.8gの水溶液を滴下し
た。更によう化カリウム2.5gを加え、20時間加熱
還流した。溶媒を留去し、エーテルで連続抽出した後、
水洗した。乾燥後、シリカゲルクロマトグラフィーを行
い4−(6−ヒドロキシヘキシルオキシ)−1−ブロモ
ベンゼンを37.7g得た。
【0226】工程2 工程1で得た化合物35gをジヒドロピラン中、1gの
パラトルエンスルホン酸とともに室温で20時間攪拌し
た。エーテルを加え、炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩
水で洗浄後、芒硝乾燥した。溶媒を留去したのちシリカ
ゲルクロマトグラフィーを行い、下記の化合物42.7
gを得た。
【0227】
【化113】
【0228】工程3 工程2で得られた化合物15.4g、4−エチニルトル
エン5.0g、ビス(トリフェニルフォスフィン)パラ
ジウムジクロライド0.117g、トリフェニルフォス
フィン0.226g、よう化銅0.062gを窒素雰囲
気化、トリエチルアミン中80℃で11時間攪拌した。
溶媒を留去し、エーテルを加え水洗した後、芒硝乾燥し
た。更にシリカゲルクロマトグラフィーを行い、下記の
化合物7.2gを得た。
【0229】
【化114】
【0230】工程4 工程3で得られた化合物6.6gをエタノール、エーテ
ル混合溶媒中、プロティックレジン(アルドリッチ社
製)とともに温室で20時間攪拌した。ろ過後、溶媒を
留去し、シリカゲルクロマトグラフィーを行ない、下記
の化合物を4.5g得た。
【0231】
【化115】
【0232】工程5 工程4で得られた化合物4.0g、アクリル酸0.90
g、4−ピロリジノビリジン0.25gを塩化メチレン
に溶解し、これにジシクロヘキシルカルボジイミド3.
5gの塩化メチレン溶液を5℃以下で滴下した。更に室
温で20時間攪拌した。ろ過後、溶媒を留去して、シリ
カゲルクロマトグラフィーを行ない、下記のモノマー性
化合物aを3.0g得た。
【0233】モノマー性化合物aの 1H−NMRを図6
に示す。
【0234】
【化116】
【0235】
【数1】相転移温度(℃)
【0236】工程6 モノマー性化合物a1.0gをアゾビスイソブチロニト
リルを重合開始剤として、DMF中、真空脱気した後、
60℃で40時間重合した。メタノールで再沈澱をくり
返し、下記の構造のポリマーAを0.45g得た。
【0237】ポリマーAの 1H−NMRを図7に示す。
【0238】
【化117】
【0239】
【数2】相転移温度(℃) 分子量(GPCによる) Mn=8,700、 Mw=11,200
【0240】実施例6 工程1 実施例1の工程2で得られた化合物14.0g、4−エ
チニル−1−シアノベンゼン2.5gを用い、実施例1
の工程3と同様に反応を行い、下記の化合物を6.2g
を得た。
【0241】
【化118】
【0242】工程2 工程1で得られた化合物5.0gを実施例1の工程4と
同様に反応を行い下記の化合物を3.6g得た。
【0243】
【化119】
【0244】工程3 工程2で得られた化合物3gを用いて、実施例1の工程
5と同様に反応を行い、下記のモノマー性化合物b2.
2gを得た。
【0245】モノマー性化合物bの 1H−NMRを図8
に示す。
【0246】
【化120】
【0247】
【数3】相転移温度(℃)
【0248】工程4 工程3で得られたモノマー性化合物bを1.0gを用
い、実施例5の工程6と同様に重合を行い、下記の構造
のポリマーBを0.51gを得た。
【0249】ポリマーBの 1H−NMRを図9に示す。
【0250】
【化121】
【0251】
【数4】相転移温度(℃) 分子量(GPCによる) Mn=9,800、 Mw=13,500
【0252】実施例7 実施例6で得られたモノマー性化合物bをメルク社製ネ
マチック液晶ZLI−2310に10wt%混合した。
このものをポリイミドラビング水平配向膜を形成してあ
る、ITO電極付き、ギャップ10μmの液晶セルに注
入した。このセルに20V、300Hzの交流電界を印
加したところ、クロスニコル下ですみやかにスイッチン
グしたのが観測された。
【0253】実施例8 実施例5で得られたポリマーA0.3gと下記のポリマ
ーεを1.4gをクロロフォルムに溶解させ、クロロフ
ォルムを留去、乾燥して高分子液晶組成物pとした。同
様に実施例2で得られたポリマーBとポリマーεとで高
分子液晶組成物q(Bの成分が50wt%)を作成し
た。また、ポリマーBとZLI−2310とで高分子液
晶組成物r(Bの成分が70wt%)を作成した。
【0254】
【化122】
【0255】GPCによる分子量 Mn=8,800、 Mw=12,300
【0256】
【数5】pの相転移温度(℃) qの相転移温度(℃) rの相転移温度(℃)
【0257】実施例9 ガラス基板にポリイミドをコーティング、焼成した後ラ
ビング処理したものに、実施例6のポリマーB,実施例
8の組成物p,q,rをそれぞれシクロヘキサノンに溶
解させ、更に下記の近赤外吸収色素を上記の化合物また
は組成物に対して1wt%を加え、スピンコーターによ
って均一に塗布し、加熱乾燥し、配向させた。上下に偏
光フィルムを設け、記録媒体を作成した。これらの記録
媒体に図5の記録装置を用い、レーザー光により書き込
みを行なったところ、いずれの記録媒体においてもコン
トラストよく記録が行なわれた。
【0258】
【化123】
【0259】実施例10 実施例9中のポリマーBを用いた記録媒体について、書
き込み記録を行なった後、125℃、0.5時間たもっ
たところ、記録が消去された。この記録書き込み消去の
動作を20回行なったが、21回目についても1回目の
書き込みと同様に良いコントラストで記録され、すみや
かに消去を行なうことができた。
【0260】実施例11 実施例8の組成物qをクロロフォルムに溶解し、無配向
処理の100μmのペットフィルムに塗布した。加熱乾
燥し、溶媒を除去したところ、白色散乱フィルムとなっ
た。このフィルムにサーマルヘッドで文字の書き込みを
行なったところ、透明状態の文字がコントラスト良く記
録された。
【0261】○本発明の第三の課題に係る実施例 実施例12 下記の構造を有するモノマー性化合物c,dを、c:d
=2:8のモル比でDMF中、アゾビスイソブチロニト
リルを重合開始剤として、60℃で48時間重合を行
い、生成物をメタノール中へ再沈澱させることにより精
製し、高分子液晶共重合体化合物Cを得た。
【0262】
【化124】
【0263】
【数6】高分子液晶共重合体化合物Cの相転移温度
(℃) GPCによる分子量 Mn=8,400、 Mw=12,800
【0264】実施例13 モノマー性化合物dと下記の構造を有するモノマー性化
合物eを、d:e=5:5のモル比で実施例12と同様
に重合、精製し、高分子液晶共重合体化合物Dを得た。
【0265】
【化125】
【0266】
【数7】高分子液晶共重合体化合物Dの相転移温度
(℃) GPCによる分子量 Mn=9,400、 Mw=13,400
【0267】実施例14 モノマー性化合物dと下記の構造を有するモノマー性化
合物fを、d:f=8:2のモル比で実施例12と同様
に重合、精製し、高分子液晶共重合体化合物Eを得た。
【0268】
【化126】
【0269】
【数8】高分子液晶共重合体化合物Eの相転移温度
(℃) GPCによる分子量 Mn=7,900、 Mw=11,600
【0270】実施例15 実施例12で得られたポリマーC1.4gと下記のポリ
マーεを1.4gをクロロフォルムに溶解させ、クロロ
フォルムを留去、乾燥して高分子液晶組成物Fとした。
また、ポリマーDとZLI−2310とで高分子液晶組
成物G(Dの成分が70wt%)を作成した。
【0271】
【化127】
【0272】GPCによる分子量 Mn=8,800、 Mw=12,300
【0273】
【数9】Fの相転移温度(℃) Gの相転移温度(℃)
【0274】実施例16 ガラス基板にポリイミドをコーティング、焼成した後ラ
ビング処理したものに、実施例13のポリマーD,実施
例15の組成物F,Gをそれぞれシクロヘキサノンに溶
解させ、更に下記の近赤外吸収色素を上記の化合物また
は組成物に対して1wt%を加え、スピンコーターによ
って均一に塗布し、加熱乾燥し、配向させた。上下に偏
光フィルムを設け、記録媒体を作成した。これらの記録
媒体に図5の記録装置を用い、レーザー光により書き込
みを行なったところ、いずれの記録媒体においてもコン
トラストよく記録が行なわれた。
【0275】
【化128】
【0276】実施例17 実施例16中のポリマーDを用いた記録媒体について、
書き込み記録を行なった後、120℃で1時間たもった
ところ、記録が消去された。この記録書き込み消去の動
作を20回行なったが、21回目についても1回目の書
き込みと同様に良いコントラストで記録され、すみやか
に消去を行なうことができた。
【0277】実施例18 実施例15の組成物Fをクロロフォルムに溶解し、無配
向処理の100μmのペットフィルムに塗布した。加熱
乾燥し、溶媒を除去したところ、白色散乱フィルムとな
った。このフィルムにサーマルヘッドで文字の書き込み
を行なったところ、透明状態の文字がコントラスト良く
記録された。
【0278】
【発明の効果】
本発明の第一の課題に係る効果 以上説明した様に、本発明の液晶中間体化合物は、短い
製造工程、低コストで高複屈折、高誘電異方性の液晶材
料を製造することができ、工業的に非常に有用である。
また、本発明の液晶性化合物、液晶組成物は光学特性、
応答特性の良好な液晶素子を提供することができ、メモ
リー、ディスプレイといったオプトエレクトロニクス材
料、素子として工業的に非常に有用である。 ○本発明の第二の課題に係る効果 以上説明したように、本発明の高分子液晶性化合物、高
分子液晶組成物は大面積かつ書き換え可能な、コントラ
ストの良い記録媒体を提供することができる。また、良
好な記録特性を有する記録装置を提供することができ
る。 ○本発明の第三の課題に係る効果 以上説明したように、本発明の高分子液晶共重合体化合
物、高分子液晶組成物は大面積かつ書き換え可能な、コ
ントラストの良い記録媒体を提供することができる。ま
た、良好な記録特性を有する記録装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶素子の一例を示す概略図である。
【図2】実施例1の工程2で得られた化合物のH−N
MRを示す図である。
【図3】本発明の高分子液晶素子の一例を示す説明図で
ある。
【図4】本発明における記録装置の一例を示す概略図で
ある。
【図5】画像記録装置を示す説明図である。
【図6】実施例5のモノマー性化合物aの 1H−NMR
を示す図である。
【図7】実施例5のポリマーAの 1H−NMRを示す図
である。
【図8】実施例6のモノマー性化合物bの 1H−NMR
を示す図である。
【図9】実施例6のポリマーBの 1H−NMRを示す図
である。
【符号の説明】
1 半導体レーザー 2 記録媒体 3 集光レンズ 4 光検知器 11 f−θレンズ 12 ポリゴンスキャナー 13 レーザー変調器 14 レーザー光源 21,21′ 偏光フィルム 22 記録層 23 配向膜 24 基板 101、101′ 基板 102、102′ 電極 103 表示層 104 液晶 105 高分子マトリクス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/76 A 9279−4H 69/773 9279−4H 69/92 9279−4H 69/94 9279−4H 255/49 C07D 207/333 213/64 213/79 213/84 Z 213/85 215/14 237/08 237/10 239/26 239/28 241/12 241/14 303/22 303/48 307/42 333/16 405/10 213 C09K 19/10 9279−4H 19/18 9279−4H 19/22 9279−4H 19/32 9279−4H 19/34 9279−4H 19/38 9279−4H G02F 1/13 500 1/1333

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表わされる構造を有
    する液晶中間体化合物。 【化1】 (式中、Σ1 、Σ2 は同一もしくは異なる、置換されて
    いても良い芳香族環構造を表わし、Xは−Fまたは−C
    Nを表わす。n1 、n2 は0または1を表わす。)
  2. 【請求項2】 前記一般式(1)中、Σ1 、Σ2 が下記
    の構造を表わす請求項1記載の液晶中間体化合物。 【化2】
  3. 【請求項3】 下記一般式(2)で表わされる構造を有
    する液晶性化合物。 【化3】 (式中、Aはアルキル基、アルコキシ基またはエステル
    基を表わす。Bは単結合、−O−、−COO−または−
    OCO−を表わす。Σ1 ’、Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4 ’は
    それぞれ同一もしくは異なる、置換されていても良い芳
    香族環構造を表わす。X’は−Fまたは−CNを表わ
    す。n1 ’、n2 ’、n3 ’、n4 ’はそれぞれ0また
    は1を表わす。n5 ’は1または2を表わす。)
  4. 【請求項4】 前記一般式(2)中、Σ1 ′、Σ2 ′、
    Σ3 ′、Σ4 ′がそれぞれ下記の構造を表わす請求項3
    記載の液晶性化合物。 【化4】
  5. 【請求項5】 前記一般式(2)中、X′が−Fを表わ
    す請求項3記載の液晶性化合物。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかの項に記載の
    液晶性化合物を含有する液晶組成物。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかの項に記載の
    液晶性化合物または液晶組成物を用いた液晶素子。
  8. 【請求項8】 下記一般式(3)で表わされる構造を有
    する液晶性化合物。 【化5】 (式中、A″は 【化6】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
    たはハロゲンを表わす。B″は−(CH2 m −,−
    (CH2 CH2 O)m −を表わす。mは0から20まで
    の整数を表わす。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−
    O−、−OCO−,−COO−、−CO−,−CONR
    2 −,−NR2 −を表わす。R2 は水素原子またはアル
    キル基を示す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されてい
    てもよいアルキル基または−CNを表わす。Σ1
    Σ2 、Σ3 、Σ4 はそれぞれ置換されていても良い芳香
    族環構造を表わす。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ
    0または1を表わす。n3 は1または2を表す。)
  9. 【請求項9】 前記一般式(3)中、R1 は水素原子、
    アルキル基、フェニル基またはハロゲンを表わし、B″
    は−(CH2 m −を表わし(mは0から20までの整
    数を表わす。)、C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−
    O−、−OCO−,−COO−、−CO−を表わし、G
    は水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいアルキル
    基または−CNを表わし、Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ4 はそ
    れぞれ同一もしくは異なる下記の構造を表わし、 【化7】 1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0または1を表わ
    し、n3 は1を表わす請求項8記載の液晶性化合物。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の液晶性化合物
    を用いた液晶素子。
  11. 【請求項11】 下記一般式(4)で表わされる構造を
    繰返単位として有する高分子液晶性化合物。 【化8】 (式中、A′は 【化9】 を表わし、R1 ’は水素原子、アルキル基、フェニル基
    またはハロゲンを表わす。B’は−(CH2 m'−,−
    (CH2 CH2 O)m'−を表わす。m’は0から20ま
    での整数を表わす。C’,D’,E’,F’はそれぞれ
    単結合、−O−、−OCO−,−COO−、−CO−,
    CONR2 ’−,−NR2 ’−を表わす。R2 ’は水素
    またはアルキル基を表わす。G’は水素原子、ハロゲ
    ン、置換されていてもよいアルキル基または−CNを表
    わす。Σ1 ’、Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4’はそれぞれ置換
    されていても良い芳香族環構造を表わす。n1 ’、
    2 ’、n4 ’、n5 ’はそれぞれ0または1を表わ
    す。n3 ’は1または2を表わす。)
  12. 【請求項12】 前記一般式(4)中、R1 ’は水素原
    子、アルキル基、フェニル基またはハロゲンを表わし、
    B’は−(CH2 m'−を表わし(m’は0から20ま
    での整数を表わす。)、C’,D’,E’,F’はそれ
    ぞれ単結合、−O−、−OCO−,−COO−、−CO
    −表わし、G’は水素原子、ハロゲン、置換されていて
    もよいアルキル基または−CNを表わし、Σ1 ’、
    Σ2 ’、Σ3 ’、Σ4 ’はそれぞれそれぞれ同一もしく
    は異なる下記の構造を表わし、 【化10】 1 ’、n2 ’、n4 ’、n5 ’はそれぞれ0または1
    を表わし、n3 ’は1を表わす、請求項11記載の高分
    子液晶性化合物。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載の高分子液
    晶性化合物を含有する高分子液晶組成物。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13のいずれかの項に
    記載の高分子液晶性化合物または高分子液晶組成物を用
    いた高分子液晶素子。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の高分子液晶素子を用
    いた記録装置。
  16. 【請求項16】 下記一般式(5)で表わされる構造を
    繰返単位として有する高分子液晶共重合体化合物。 【化11】 (式中、Kは 【化12】 を表わし、R1 は水素原子、アルキル基、フェニル基ま
    たはハロゲンを表わす。B″は−(CH2 m −,−
    (CH2 CH2 O)m −を表わす。mは0から20まで
    の整数を表わす。C,D,E,Fはそれぞれ単結合、−
    O−、−OCO−,−COO−、−CO−,−CONR
    2 −,−NR2 −を表わす。R2 は水素原子またはアル
    キル基を示す。Gは水素原子、ハロゲン、置換されてい
    てもよいアルキル基または−CNを表わす。Σ1
    Σ2 、Σ3 、Σ4 はそれぞれ置換されていても良い芳香
    族環構造を表わす。n1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ
    0〜2までの整数を表わす。n3 は1または2を表
    す。)
  17. 【請求項17】 前記一般式(5)中、R1 は水素原
    子、アルキル基、フェニル基またはハロゲンを表わし、
    B″は−(CH2 m −を表わし(mは0から20まで
    の整数を表わす。)、C,D,E,Fはそれぞれ単結
    合、−O−、−OCO−,−COO−、−CO−を表わ
    し、Gは水素原子、ハロゲン、置換されていてもよいア
    ルキル基または−CNを表わし、Σ1 、Σ2 、Σ3 、Σ
    4 はそれぞれ同一もしくは異なる下記の構造を表わし、 【化13】 1 、n2 、n4 、n5 はそれぞれ0または1を表わ
    し、n3 は1を表わす請求項11記載の高分子液晶共重
    合体化合物。
  18. 【請求項18】 請求項16または17記載の高分子液
    晶共重合体化合物を含有する高分子液晶組成物。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18のいずれかの項に
    記載の高分子液晶共重合体化合物または高分子液晶組成
    物を用いた高分子液晶素子。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の高分子液晶素子を用
    いた記録装置。
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