JPH0782938A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置

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JPH0782938A
JPH0782938A JP25104393A JP25104393A JPH0782938A JP H0782938 A JPH0782938 A JP H0782938A JP 25104393 A JP25104393 A JP 25104393A JP 25104393 A JP25104393 A JP 25104393A JP H0782938 A JPH0782938 A JP H0782938A
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lever
shaft portion
shaft
arm
plate member
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Hisashi Inoue
久 井上
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Mitsui Kinzoku Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B1/00—Knobs or handles for wings; Knobs, handles, or press buttons for locks or latches on wings

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバーの組付け作業を容易にした車両用ドア
ロック装置を提供する。 【構成】 ドアロック装置のロックレバー20をキーシ
リンダに連結される第1アーム部20aと内側ロックボ
タンに連結される第2アーム部20bと弾性を有する第
3アーム部20cとその回転中心部に一体的に形成した
軸部23とを有する合成樹脂製のレバーで構成し、プレ
ート部材21には前記軸部23が挿入される止着孔25
を形成し、前記軸部23の先端部には前記軸部23を前
記止着孔25に挿通後回転させると前記プレート部材2
1の裏面29と係合し得る抜止突起24を一体的に形成
する。前記ドアロック装置には前記第3アーム部20c
がロック位置になると当接するロック壁41と前記第3
アーム部がアンロック位置になると当接するアンロック
壁40とを有する係合部39を形成し、前記両壁の略中
央部には前記ロックレバー20をロック位置とアンロッ
ク位置との間で変位させると前記第3アーム部20cが
弾力的に乗り越えて移動する節動山部43を形成した車
両用ドアロック装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の実開昭57−114059号公
報には、オープンレバーおよびロックレバーおよびその
他のレバーを軸着した車両用ドアロック装置において、
前記レバーのうちのロックレバーを、金属板で形成され
るレバー部12と合成樹脂等により形成される軸部13
とし、該軸部13はこれを軸着する軸着用金属板部材1
4の肉厚より稍長く形成して該軸部13の先端は透孔1
4’を通って軸着部材14の裏側に突出るようにし、そ
の突出た部位の両側に前記レバー部12と平行方向の突
起16、16を設けた車両用ドアロック装置について記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知公報のもの
は、軸部の先端の両側に突起を一体的に突出させた合成
樹脂製品であるから、突起の内側に形成される隙間の溝
幅は常に一定であり、軸着用の金属板との間に必ずガタ
(隙間)ができる。ガタがないようにすると、レバーの
動きは悪くなる。本発明は、上記軸着用の金属板が、溝
幅より薄くても、ガタなく軸着され、かつロックレバー
のようなときは、オーバーセンターバネがなくとも、ロ
ック・アンロックの切替ができるようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、オー
プンレバー8およびロックレバー20およびその他のレ
バー45を軸着した車両用ドアロック装置において、前
記レバーのうちのいずれかは、合成樹脂等により一体的
に形成されるレバー部22と軸部23とからなり、該軸
部23はこれを挿通する軸着用の板部材の肉厚より稍長
く形成して該軸部23の先端は板部材に形成した透孔2
5を通って裏側に突出るようにし、突出た部位の両側に
略直角横方向に突出する突起24、24を設け、該突起
24、24の先端には前記板部材の裏面29側に突出し
て該裏面29に弾力的に当接する弾性片28、28を設
けた車両用ドアロック装置としたものである。また、本
発明は、オープンレバー8およびロックレバー20およ
びその他のレバー45を軸着した車両用ドアロック装置
において、前記レバーのうちのいずれかは、合成樹脂等
により一体的に形成されるレバー部22と軸部23とか
らなり、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板部材の
肉厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部材に形
成した透孔25を通って裏側に突出るようにし、突出た
部位の両側に略直角横方向に突出する突起24、24を
設け、前記レバー部22の裏面側には前記板部材の表面
側に弾力的に当接する弾性片28を設けた車両用ドアロ
ック装置としたものである。また、本発明は、前記透孔
25は、前記軸部23が挿通される丸孔26と、前記突
起24、24が挿通する切欠27とを有する構成にした
車両用ドアロック装置としたものである。また、本発明
は、前記レバー部22には軸部23より放射方向に突出
すアーム35を設け、該アーム35の先端はボディ1の
係合部39に摺接してロック位置とアンロック位置の間
摺動するようにし、該係合部39は左右中心に高い陵線
43を形成し、該陵線43の左右は外側程低くなるよう
にした車両用ドアロック装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉側のドアロック装置の合成樹脂製ボディであり、
その正面側には、車体側のストライカ2と係合して回転
するラッチ3および該ラッチ3と係合してその逆転を防
止するラチェット4を収納する凹部5と、前記ストライ
カ2が進入する左右に長い案内溝6が形成される。
【0006】前記ボディ1の背面側の上部位置には、軸
7によりオープンレバー8を軸止する。オープンレバー
8の一端(左端)にはピン9を突出させ、該ピン9にロ
ッド10の下端に形成した上下方向に長い長孔11に係
合させる。前記ロッド10の他端の先端にはドアの外側
ハンドル12を連結する。前記オープンレバー8の軸着
部には下方に突出するアーム13を形成し、該アーム1
3には前記軸7から放射方向に伸びる長孔14を形成す
る。該長孔14には上下方向に長い移動杆15の上端に
設けた係合ピン16を係合させる。係合ピン16は、長
孔14を上下方向に移動し、ロック状態では長孔上端位
置に、アンロック状態では長孔下端位置にそれぞれ変移
する。
【0007】17は前記軸7に軸着したラチェットアー
ムであり、ラチェットアーム17の一端には前記ラチェ
ット4に固定されているピン18を固定してラチェット
アーム17とラチェット4とは一体回転するように構成
し、ラチェットアーム17の他端には長孔14の下端位
置に臨んで前記係合ピン16と対峙する係合端19を形
成する。前記係合ピン16が長孔14の下端のアンロッ
ク状態にあるとき、前記オープンレバー8を開扉回転
(図2において左回転)させると、オープンレバー8の
アーム13の長孔14との係合で横に動く前記係合ピン
16により係合端19を押し、ラチェットアーム17を
回転させて、ピン18を介してラチェット4を回転させ
てラッチ3を自由にし、開扉する。
【0008】前記ボディ1の背面下部位置にはロックレ
バー20を配設する。21はボディ1の背面に取付けら
れる薄金属板のバックプレート(軸着用の板部材)であ
り、従来のロックレバーはボディに直接またはバックプ
レートにリベットなどで軸止されていたが、本発明の実
施例では前記バックプレート21に直接止着される。即
ち、ロックレバー20は、レバー部22と軸部23より
なり、レバー部22と軸部23は一体的に合成樹脂によ
り形成され、軸部23の先端の両側には、レバー部22
と平行方向(方向は限定されない)に突出す突起24、
24を一体的に形成する。前記バックプレート21に
は、図6のように、軸部23を挿入する透孔25を形成
する。透孔25の形状は、前記突起24、24付の軸部
23が挿通され、挿通した軸部23を60度程回転させ
ると抜けなくなるように、軸部23用の丸孔26と突起
24、24用の切欠27、27を形成する。突起24を
切欠27に合わせて、軸部23を挿通してからレバー部
22を60度回転させると、突起24は丸孔26に係合
して抜けなくなる。
【0009】前記突起24の先端部には、バックプレー
ト21の裏面側に突出する弾性片28を一体的に形成す
る。弾性片28は、レバー部22をバックプレート21
に止着すると、図7のように、前記バックプレート21
の裏面29に弾力的に当接するから、バックプレート2
1の厚みが変化してクリアランスが変っても、レバー部
22はガタ付かない。なお、弾性片28をレバー部22
のバックプレート21との当り面48に形成して、弾性
片28がバックプレート21の表面に当接するようにし
ても同様の効果を奏する。
【0010】図2のように、ロックレバー20の左側に
は、キーシリンダ30に至るロッド31が、右側には内
側ロック操作部材32に至るロッド33がそれぞれ接続
される。図2は、アンロック状態であるが、キーまたは
シルノブ操作すると、ロックレバー20は右回転してロ
ック状態になる。前記移動杆15の下端はロックレバー
20に対し軸34により軸止する。
【0011】前記ロックレバー20の中央部には、上方
に突出するアーム35を形成し、該アーム35の先端3
6にボディ1方向に突出す突起37を形成する。38は
前記案内溝6を形成するための膨出部であり、該膨出部
38の下側の前記アーム35の先端36の突起37と対
面する位置には、図3および図8のような、係合部39
を形成する。該係合部39は、左右両側に左壁40と右
壁41を有し、底面42は中央の陵線43が高く左右に
至るにしたがい低くなる。前記突起37は陵線43を乗
り越えて左右に移動すると、傾斜で誘導され、左右壁4
0、41に当って停止する。このことにより、オーバー
センターバネは不要になる。
【0012】前記アーム35と前記突起24、24は、
略直交する2方向となるように構成され、また、ロック
レバー20がロック位置とアンロック位置との間を回転
しても、前記突起24は前記切欠27とは重合一致しな
い。
【0013】なお、図2において、44はオープンレバ
ー8を非操作方向に付勢するバネ、45はオープンレバ
ー8の他端と係合するようにバックプレート21に軸支
したインナーレバー、46は内側ハンドル、47はイン
ナーレバー45から内側ハンドル46に至るロッドであ
る。
【0014】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、レバー部
22を合成樹脂により形成するとき取付用の軸部23と
突起24、24および弾性片28、28は同時に一体的
に成型でき、突起24、24をバックプレート21の切
欠27、27に合わせて挿入し、レバー部22を持って
約60度回転させると、突起24、24は切欠27、2
7の無い部分に回転して抜けなくなり、弾性片28、2
8は薄金属板のバックプレート21の裏面29に当接し
て取付は終了する。
【0015】レバー部22がロックレバー20であると
きは、キーシリンダ30または内側ロック操作部材32
の施解錠操作により軸部23を中心に回転してロック位
置とアンロック位置とに切り替わるが、この時の回動に
より、ロックレバー20に一体的に形成したアーム35
の突起37がボディ1に形成した係合部39の陵線43
を乗り越えて左右に移動し、陵線43の左右側は次第に
低く形成されて突当りに左壁40と右壁41があるた
め、陵線43を越えたアーム35の突起37は、突当り
のアンロック位置の左壁40かロック位置の右壁41に
衝突して停止し、オーバーセンターバネがなくとも、節
動感を持って一端と他端に切替わる。
【0016】
【発明の効果】前記公知公報記載のものは、軸部の先端
の両側に突起を一体的に突出させた合成樹脂製品である
から、突起の内側に形成される隙間の溝幅は常に一定で
あり、軸着用の金属板との間に必ずガタができる。ガタ
がないようにすると、レバーの動きは悪くなる。しかる
に、本発明は、オープンレバー8およびロックレバー2
0およびその他のレバー45を軸着した車両用ドアロッ
ク装置において、前記レバーのうちのいずれかは、合成
樹脂等により一体的に形成されるレバー部22と軸部2
3とからなり、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板
部材の肉厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部
材に形成した透孔25を通って裏側に突出るようにし、
突出た部位の両側に略直角横方向に突出する突起24、
24を設け、該突起24、24の先端には前記板部材の
裏面29側に突出して該裏面29に弾力的に当接する弾
性片28、28を設けた車両用ドアロック装置、また
は、オープンレバー8およびロックレバー20およびそ
の他のレバー45を軸着した車両用ドアロック装置にお
いて、前記レバーのうちのいずれかは、合成樹脂等によ
り一体的に形成されるレバー部22と軸部23とからな
り、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板部材の肉厚
より稍長く形成して該軸部23の先端は板部材に形成し
た透孔25を通って裏側に突出るようにし、突出た部位
の両側に略直角横方向に突出する突起24、24を設
け、前記レバー部22の裏面側には前記板部材の表面側
に弾力的に当接する弾性片28を設けた車両用ドアロッ
ク装置としたものであるから、レバー部22と突起24
との間に形成される溝の幅はこれに係合する板部材の肉
厚より相当に広くても弾性片28の作用でガタなく軸着
できる。また、レバー部22と突起24との間に形成さ
れる溝の幅がこれに係合する板部材の肉厚より相当に広
いから、取付容易である。また、本発明は、前記装置に
おいて、前記透孔25は、前記軸部23が挿通される丸
孔26と、前記突起24、24が挿通する切欠27とを
有する構成にした車両用ドアロック装置としたものであ
るから、突起24、24を切欠27、27に嵌合させて
から、60度回転させるだけで、取付できる。また、本
発明は、前記装置において、前記レバー部22には軸部
23より放射方向に突出すアーム35を設け、該アーム
35の先端はボディ1の係合部39に摺接してロック位
置とアンロック位置の間摺動するようにし、該係合部3
9は左右中心に高い陵線43を形成し、該陵線43の左
右は外側程低くなるようにした車両用ドアロック装置と
したものであるから、オーバーセンターバネを節約でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボディの正面図。
【図2】 全体の背面図。
【図3】 ボディの背面図。
【図4】 ロックレバーの平面図。
【図5】 ロックレバーの一部切欠断面図。
【図6】 バックプレートの一部省略平面図。
【図7】 ロックレバーの止着状態の断面図。
【図8】 係合部の断面図。
【図9】 軸部と突起の斜視図。
【符号の説明】
1…ボディ、2…ストライカ、3…ラッチ、4…ラチェ
ット、5…凹部、6…案内溝、7…軸、8…オープンレ
バー、9…ピン、10…ロッド、11…長孔、12…外
側ハンドル、13…アーム、14…長孔、15…移動
杆、16…係合ピン、17…ラチェットアーム、18…
ピン、19…係合端、20…ロックレバー、21…バッ
クプレート、22…レバー部、23…軸部、24…突
起、25…透孔、26…丸孔、27…切欠、28…弾性
片、29…裏面、30…キーシリンダ、31…ロッド、
32…内側ロック操作部材、33ロッド、34…軸、3
5…アーム、36…先端、37…突起、38…膨出部、
39…係合部、40…左壁、41…右壁、42…底面、
43…陵線、44…バネ、45…インナーレバー、46
…内側ロック操作部材、47…ロッド、48…当り面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両用ドアロック装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の実開昭57−114059号公
報には、オープンレバーおよびロックレバーおよびその
他のレバーを軸着した車両用ドアロック装置において、
前記レバーのうちのロックレバーを、金属板で形成され
るレバー部と合成樹脂等により形成される軸部とし、該
軸部はこれを軸着する軸着用金属板部材の肉厚より稍長
く形成して該軸部の先端は透孔を通って軸着部材の裏側
に突出るようにし、その突出た部位の両側に前記レバー
部と平行方向の突起を設けた車両用ドアロック装置につ
いて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知公報のもの
は、軸部の先端の両側に突起を一体的に突出させた合成
樹脂製品であるから、突起の内側に形成される隙間の溝
幅は常に一定であり、軸着用の金属板との間に必ずガタ
(隙間)ができる。ガタがないようにすると、レバーの
動きは悪くなる。本発明は、上記軸着用の金属板が、溝
幅より薄くても、ガタなく軸着され、かつロックレバー
のようなときは、オーバーセンターバネがなくとも、ロ
ック・アンロックの切替ができるようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、オー
プンレバー8およびロックレバー20およびその他のレ
バー45を軸着した車両用ドアロック装置において、前
記レバーのうちのいずれか一つは、レバー部22と軸部
23とを合成樹脂により一体的に形成し、該軸部23は
これを挿通する軸着用の板部材の肉厚より稍長く形成し
て該軸部23の先端は板部材に形成した透孔25を通っ
て裏側に突出るようにし、突出た部位の両側に略直角横
方向に突出する突起24、24を一体的に設け、該突起
24、24の先端には前記板部材の裏面29側に突出し
て該裏面29に弾力的に当接する弾性片28、28を一
体的に設けた車両用ドアロック装置としたものである。
また、本発明は、オープンレバー8およびロックレバー
20およびその他のレバー45を軸着した車両用ドアロ
ック装置において、前記レバーのうちのいずれか一つ
は、レバー部22と軸部23とを合成樹脂等により一体
的に形成し、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板部
材の肉厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部材
に形成した透孔25を通って裏側に突出るようにし、突
出た部位の両側に略直角横方向に突出する突起24、2
4を一体的に設け、前記レバー部22の裏面側には前記
板部材の表面側に弾力的に当接する弾性片28を一体的
に設けた車両用ドアロック装置としたものである。ま
た、本発明は、前記において、前記透孔25は、前記軸
部23が挿通される丸孔26と、前記突起24、24が
挿通する切欠27とを有する構成にした車両用ドアロッ
ク装置としたものである。また、本発明は、前記におい
て、前記レバー部22には軸部23より放射方向に突出
すアーム35を設け、該アーム35の先端はボディ1の
係合部39に摺接してロック位置とアンロック位置の間
摺動するようにし、該係合部39は左右中間に高い陵線
43を形成し、該陵線43の左右は外側程低くなるよう
にした車両用ドアロック装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は扉側のドアロック装置の合成樹脂製ボディであり、
その正面側には、車体側のストライカ2と係合して回転
するラッチ3および該ラッチ3と係合してその逆転を防
止するラチェット4を収納する凹部5と、前記ストライ
カ2が進入する左右に長い案内溝6が形成される。
【0006】前記ボディ1の背面側の上部位置には、軸
7によりオープンレバー8を軸止する。オープンレバー
8の一端(左端)にはピン9を突出させ、該ピン9にロ
ッド10の下端に形成した上下方向に長い長孔11に係
合させる。前記ロッド10の他端の先端にはドアの外側
ハンドル12を連結する。前記オープンレバー8の軸着
部には下方に突出するアーム13を形成し、該アーム1
3には前記軸7から放射方向に伸びる長孔14を形成す
る。該長孔14には上下方向に長い移動杆15の上端に
設けた係合ピン16を係合させる。係合ピン16は、長
孔14を上下方向に移動し、ロック状態では長孔上端位
置に、アンロック状態では長孔下端位置にそれぞれ変移
する。
【0007】17は前記軸7に軸着したラチェットアー
ムであり、ラチェットアーム17の一端には前記ラチェ
ット4に固定されているピン18を固定してラチェット
アーム17とラチェット4とは一体回転するように構成
し、ラチェットアーム17の他端には長孔14の下端位
置に臨んで前記係合ピン16と対峙する係合端19を形
成する。前記係合ピン16が長孔14の下端のアンロッ
ク状態にあるとき、前記オープンレバー8を開扉回転
(図2において左回転)させると、オープンレバー8の
アーム13の長孔14との係合で横に動く前記係合ピン
16により係合端19を押し、ラチェットアーム17を
回転させて、ピン18を介してラチェット4を回転させ
てラッチ3を自由にし、開扉する。
【0008】前記ボディ1の背面下部位置にはロックレ
バー20を配設する。21はボディ1の背面に取付けら
れる薄金属板のバックプレート(軸着用の板部材)であ
り、従来のロックレバーはボディに直接またはバックプ
レートにリベットなどで軸止されていたが、本発明の実
施例では前記バックプレート21に直接止着される。即
ち、ロックレバー20は、レバー部22と軸部23より
なり、レバー部22と軸部23は一体的に合成樹脂によ
り形成され、軸部23の先端の両側には、レバー部22
と平行方向(方向は限定されない)に突出す突起24、
24を一体的に形成する。前記バックプレート21に
は、図6のように、軸部23を挿入する透孔25を形成
する。透孔25の形状は、前記突起24、24付の軸部
23が挿通され、挿通した軸部23を60度程回転させ
ると抜けなくなるように、軸部23用の丸孔26と突起
24、24用の切欠27、27を形成する。突起24を
切欠27に合わせて、軸部23を挿通してからレバー部
22を60度回転させると、突起24は丸孔26に係合
して抜けなくなる。
【0009】前記突起24の先端部には、バックプレー
ト21の裏面側に突出する弾性片28を一体的に形成す
る。弾性片28は、レバー部22をバックプレート21
に止着すると、図7のように、前記バックプレート21
の裏面29に弾力的に当接するから、バックプレート2
1の厚みが変化してクリアランスが変っても、レバー部
22はガタ付かない。なお、弾性片28をレバー部22
のバックプレート21との当り面48に形成して、弾性
片28がバックプレート21の表面に当接するようにし
ても同様の効果を奏する。
【0010】図2のように、ロックレバー20の左側に
は、キーシリンダ30に至るロッド31が、右側には内
側ロック操作部材32に至るロッド33がそれぞれ接続
される。図2は、アンロック状態であるが、キーまたは
シルノブ操作すると、ロックレバー20は右回転してロ
ック状態になる。前記移動杆15の下端はロックレバー
20に対し軸34により軸止する。
【0011】前記ロックレバー20の中央部には、上方
に突出するアーム35を形成し、該アーム35の先端3
6にボディ1方向に突出す突起37を形成する。38は
前記案内溝6を形成するための膨出部であり、該膨出部
38の下側の前記アーム35の先端36の突起37と対
面する位置には、図3および図8のような、係合部39
を形成する。該係合部39は、左右両側に左壁40と右
壁41を有し、底面42は左右中間の陵線43が高く左
右に至るにしたがい低くなる。前記突起37は陵線43
を乗り越えて左右に移動すると、傾斜で誘導され、左右
壁40、41に当って停止する。このことにより、オー
バーセンターバネは不要になる。
【0012】前記アーム35と前記突起24、24は、
略直交する2方向となるように構成され、また、ロック
レバー20がロック位置とアンロック位置との間を回転
しても、前記突起24は前記切欠27とは重合一致しな
い。
【0013】なお、図2において、44はオープンレバ
ー8を非操作方向に付勢するバネ、45はオープンレバ
ー8の他端と係合するようにバックプレート21に軸支
したインナーレバー、46は内側ハンドル、47はイン
ナーレバー45から内側ハンドル46に至るロッドであ
る。
【0014】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、レバー部
22を合成樹脂により形成するとき取付用の軸部23と
突起24、24および弾性片28、28は同時に一体的
に成型でき、突起24、24をバックプレート21の切
欠27、27に合わせて挿入し、レバー部22を持って
約60度回転させると、突起24、24は切欠27、2
7の無い部分に回転して抜けなくなり、弾性片28、2
8は薄金属板のバックプレート21の裏面29に当接し
て取付は終了する。
【0015】レバー部22がロックレバー20であると
きは、キーシリンダ30または内側ロック操作部材32
の施解錠操作により軸部23を中心に回転してロック位
置とアンロック位置とに切り替わるが、この時の回動に
より、ロックレバー20に一体的に形成したアーム35
の突起37がボディ1に形成した係合部39の陵線43
を乗り越えて左右に移動し、陵線43の左右側は次第に
低く形成されて突当りに左壁40と右壁41があるた
め、陵線43を越えたアーム35の突起37は、突当り
のアンロック位置の左壁40かロック位置の右壁41に
衝突して停止し、オーバーセンターバネがなくとも、節
動感を持って一端と他端に切替わる。
【0016】
【発明の効果】前記公知公報記載のものは、軸部の先端
の両側に突起を一体的に突出させた合成樹脂製品である
から、突起の内側に形成される隙間の溝幅は常に一定で
あり、軸着用の金属板との間に必ずガタができる。ガタ
がないようにすると、レバーの動きは悪くなる。しかる
に、本発明は、オープンレバー8およびロックレバー2
0およびその他のレバー45を軸着した車両用ドアロッ
ク装置において、前記レバーのうちのいずれか一つは、
レバー部22と軸部23とを合成樹脂により一体的に形
成し、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板部材の肉
厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部材に形成
した透孔25を通って裏側に突出るようにし、突出た部
位の両側に略直角横方向に突出する突起24、24を一
体的に設け、該突起24、24の先端には前記板部材の
裏面29側に突出して該裏面29に弾力的に当接する弾
性片28、28を一体的に設けた車両用ドアロック装
置、または、前記レバー部22の裏面側には前記板部材
の表面側に弾力的に当接する弾性片28を一体的に設け
た車両用ドアロック装置としたものであるから、レバー
部22と突起24との間に形成される溝の幅はこれに係
合する板部材の肉厚より相当に広くても弾性片28の作
用でガタなく軸着できる。また、レバー部22と突起2
4との間に形成される溝の幅がこれに係合する板部材の
肉厚より相当に広いから、取付容易である。また、本発
明は、前記において、前記透孔25は、前記軸部23が
挿通される丸孔26と、前記突起24、24が挿通する
切欠27とを有する構成にした車両用ドアロック装置と
したものであるから、突起24、24を切欠27、27
に嵌合させてから、60度回転させるだけで、取付でき
る。また、本発明は、前記において、前記レバー部22
には軸部23より放射方向に突出すアーム35を設け、
該アーム35の先端はボディ1の係合部39に摺接して
ロック位置とアンロック位置の間摺動するようにし、該
係合部39は左右中間に高い陵線43を形成し、該陵線
43の左右は外側程低くなるようにした車両用ドアロッ
ク装置としたものであるから、オーバーセンターバネを
節約できるばかりでなく、アーム35の弾力が弾性片2
8に作用して、弾性片28が小さいものでもガタ付きを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボディの正面図。
【図2】 全体の背面図。
【図3】 ボディの背面図。
【図4】 ロックレバーの平面図。
【図5】 ロックレバーの一部切欠断面図。
【図6】 バックプレートの一部省略平面図。
【図7】 ロックレバーの止着状態の断面図。
【図8】 係合部の断面図。
【図9】 軸部と突起の斜視図。
【符号の説明】 1…ボディ、2…ストライカ、3…ラッチ、4…ラチェ
ット、5…凹部、6…案内溝、7…軸、8…オープンレ
バー、9…ピン、10…ロッド、11…長孔、12…外
側ハンドル、13…アーム、14…長孔、15…移動
杆、16…係合ピン、17…ラチェットアーム、18…
ピン、19…係合端、20…ロックレバー、21…バッ
クプレート、22…レバー部、23…軸部、24…突
起、25…透孔、26…丸孔、27…切欠、28…弾性
片、29…裏面、30…キーシリンダ、31…ロッド、
32…内側ロック操作部材、33…ロッド、34…軸、
35…アーム、36…先端、37…突起、38…膨出
部、39…係合部、40…左壁、41…右壁、42…底
面、43…陵線、44…バネ、45…インナーレバー、
46…内側ロック操作部材、47…ロッド、48…当り
面。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両用ドアロック装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の車両用ドアロック装置には、開
扉操作用のオープンレバー、ロック状態を切替えるロッ
クレバー等、多数のレバーが設けられているが、これら
のレバー群は、リベット軸等によりプレート部材に軸止
させるから、取付け作業は面倒なものであった。これに
対して、従来公知の実開昭57−114059号公報に
は、車両用ドアロック装置のレバーの組付け作業を容易
にするため、図10に示したように、レバーAと、該レ
バーAが取付けられるプレート部材Bとの間に、一対の
軸部C、C’を有するアタッチメントDを介在させる構
成のレバー取付構造が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例では、アタ
ッチメントDを利用することにより、従来必要とされて
いたリベット軸のカシメ付けを不要にすることができる
利点があるが、アタッチメントDが単体で製造されてい
るから、部品点数は同じで変わらない。また、公知例で
は、組みつけられたレバーAが脱落しないように、軸部
C、C’に抜け止め突起E、E’を形成してあるが、ア
タッチメントDは単体で、レバーAに対しても、またプ
レート部材Bに対しても回転可能となるから、使用して
いるうちにアタッチメントDの位置がずれて外れてしま
う危険性もある。また、組み付けられた製品では、使用
するアタッチメントDの軸部C、C’の長さと、レバー
AおよびプレートBの厚さがぴったりしていないと、隙
間が生じるが、レバーAおよびプレートBの厚さおよび
軸部C、C’の長さには、製造誤差があるから、隙間を
なくすことは困難で、どうしてもがたつきが生じてしま
う。
【0004】
【発明の目的】よって、本発明は、レバーの組付け作業
を容易にし、かつ、上記公知例の課題を克服した車両用
ドアロック装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
車体に固定したストライカ2と係合するラッチ3と、該
ラッチ3と係合して該ラッチ3と前記ストライカ2との
係合状態を保持するラチェット4と、車両ドアの開扉ハ
ンドルに連結され回転すると前記ラチェット4を前記ラ
ッチ3から離脱させて前記車両ドアを開けることができ
るオープンレバー8と、前記車両ドアのキーシリンダ3
0に連結され前記オープンレバー8の開扉操作を不能と
するロック位置と可能とするアンロック位置とに切り替
わるロックレバー20と、その他のレバーと、前記レバ
ー群のうち、少なくともいずれか1つが回転自在に取付
けられるプレート部材21とを有する車両用ドアロック
装置において、前記いずれか1つのレバーは、その回転
中心部に軸部23を一体的に形成した合成樹脂製レバー
とし、前記プレート部材21には前記軸部23が挿入さ
れる止着孔25を形成し、前記軸部23の先端部には前
記軸部23を前記止着孔25に挿通後回転させると前記
プレート部材21の裏面29と係合し得る抜止突起24
を一体的に形成した車両用ドアロック装置としたもので
ある。また、本発明は、車体に固定したストライカ2と
係合するラッチ3と、該ラッチ3と係合して該ラッチ3
と前記ストライカ2との係合状態を保持するラチェット
4と、車両ドアの開扉ハンドルに連結され回転すると前
記ラチェット4を前記ラッチ3から離脱させて前記車両
ドアを開けることができるオープンレバー8と、前記オ
ープンレバー8の開扉操作を不能とするロック位置と可
能とするアンロック位置とに切り替わるロックレバー2
0と、前記ロックレバー20が回転自在に取付けられる
プレート部材21とを有する車両用ドアロック装置にお
いて、前記ロックレバー20は、前記車両ドアのキーシ
リンダに連結される第1アーム部20aと、前記車両ド
アの内側ロックボタンに連結される第2アーム部20b
と、弾性を有する第3アーム部20cと、その回転中心
部に一体的に形成した軸部23とを有する合成樹脂製の
レバーとし、前記プレート部材21には前記軸部23が
挿入される止着孔25を形成し、前記軸部23の先端部
には前記軸部23を前記止着孔25に挿通後回転させる
と前記プレート部材21の裏面29と係合し得る抜止突
起24を一体的に形成し、前記ドアロック装置には前記
第3アーム部20cがロック位置になると当接するロッ
ク壁41と前記第3アーム部20cがアンロック位置に
なると当接するアンロック壁40とを有する係合部39
を形成し、前記両壁40、41の略中央部には前記ロッ
クレバー20をロック位置とアンロック位置との間で変
位させると前記第3アーム部20cが弾力的に乗り越え
て移動する節動山部43を形成した車両用ドアロック装
置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1はドアに取付けられるロック装置のロックボディであ
り、その正面側には、車体に固定されたストライカ2と
係合して回転するラッチ3および該ラッチ3と係合して
その逆転を防止するラチェット4を収納する凹部5と、
前記ストライカ2が進入する横方向の案内溝6が形成さ
れる。
【0007】前記ボディ1の背面側の上部位置には、図
2のように、軸7によりオープンレバー8を軸止する。
オープンレバー8の左端にはピン9を取付け、該ピン9
に縦方向のロッド10の下端に形成した縦の長孔11を
係合させる。前記ロッド10の上端はドアの外側ハンド
ル12に連結する。前記オープンレバー8は前記軸7に
対して略放射方向に伸びる長孔14を形成したアーム1
3を有し、前記長孔14には縦方向の移動杆15の上端
に設けた係合ピン16を係合させる。移動杆15の下端
は、軸34によりロックレバー20に軸止し、ロックレ
バー20が回転すると、移動杆15は上下方向に移動
し、これにより、係合ピン16も長孔14内を上下方向
に移動するように構成する。
【0008】17は前記軸7に軸着したラチェットアー
ムである。ラチェットアーム17と前記ラチェット4と
は、ピン18により互いに固定して、ラチェットアーム
17とラチェット4とは一体回転するように構成する。
ラチェットアーム17には長孔14の下端位置に臨む係
合端19を形成する。
【0009】ロック装置は、前記移動杆15の係合ピン
16が、図2のように、長孔14の下端に位置するとア
ンロック状態となる。この状態で、前記外側ハンドル1
2により前記オープンレバー8を図2において左回転さ
せると、長孔14に係合している係合ピン16は右側に
移動して係合端19と当接し、ラチェットアーム17を
左転させる。すると、ラチェットアーム17とラチェッ
ト4とはピン18を介して互いに連結されているから、
ラチェット4は図1において右転して、ラッチ3から離
脱し、開扉となる。
【0010】これに対して、前記係合ピン16が長孔1
4の上端に位置すると、ロック装置はロック状態とな
り、この状態では、外側ハンドル12によりオープンレ
バー8を図2において左回転させて、長孔14に係合し
ている係合ピン16を右側に移動させても、係合ピン1
6は係合端19と係合しないから、ラチェットアーム1
7を回転させることはできなくなって、開扉が行えなく
なる。
【0011】21はボディ1の背面に取付けられる金属
板製のプレート部材であり、前記ロックレバー20はプ
レート部材21の外側に回転自在に取付けられる。ロッ
クレバー20には、前記プレート部材21と平行の3つ
のアーム部が形成され、第1アーム部20aには、図2
のように、キーシリンダ30に至るロッド31が連結さ
れ、また、第2アーム部20bには内側ロック操作部材
32に至るロッド33がそれぞれ連結される。ロックレ
バー20は、周知のように、キーシリンダ30または内
側ロック操作部材32の操作により、ロック位置とアン
ロック位置とに切り替わり、この切替により前記移動杆
15の係合ピン16を上下方向に移動させる。前記第1
アーム部20aと前記第2アーム部20bとは、略直線
状に並ぶ用に配置され、残りの第3アーム部20cは、
これらに対して略直行するように配置される。図4およ
び図8のように、前記第3アーム部20cの先端36に
は前記ボディ1側に突出す突起37を形成する。
【0012】前記ボディ1の背面には、図3のように、
前記案内溝6を形成するために後方に膨出させた膨出部
38が形成され、該膨出部38の下側には前記第3アー
ム部20cの先端36が臨む係合部39を形成する。前
記係合部39の左右両側には第3アーム部20cがアン
ロック位置になると当接するアンロック壁40と第3ア
ーム部20cがロック位置になると当接するロック壁4
1とを形成し、係合部39の底面42の略中央には山形
に膨らんだ節動山部43を形成する。第3アーム部20
cの突起37は、係合部39の底面42に摺接し、ロッ
クレバー20を回転させると、突起37は節動山部43
を弾力的に乗り越えて移動する。この突起37と節動山
部43との作用により、ロックレバー20は、ロック位
置とアンロック位置のいずれか一方側に保持され、車両
の振動等により不用意にずれることが防止される。した
がって、ロックレバー20には位置決め用のオーバーセ
ンターバネは不要になる。
【0013】次に、本発明の最大の特徴であるロックレ
バー20の構成について詳細に説明する。本発明のロッ
クレバー20は、基本的には、3つのアーム部からなる
レバー部22と、レバー部22の中心部に形成した軸部
23とから構成され、これらは、合成樹脂により一体的
に形成される。円柱型の軸部23の先端には、レバー部
22と略平行方向に突出する抜止突起24が形成され
る。突起24の数は自由であるが、本実施例では軸部2
3の両側に1つづつ設けてある。ロックレバー20が取
付けられる前記プレート部材21には、図6のように、
止着孔25を形成する。止着孔25は、軸部23に対応
する丸孔26と突起24に対応する切欠27から構成さ
れ、前記軸部23を止着孔25に挿通して、約60度程
回転させると、突起24と切欠27とがずれて抜けなく
なる。
【0014】前記突起24の先端部には、プレート部材
21の裏面29に弾力的に当接する弾性片28を一体的
に形成する。弾性片28は、ロックレバー20をプレー
ト部材21に止着すると、図7のように、前記プレート
部材21の裏面29に弾力的に当接するから、プレート
部材21の厚みが変化して、突起24とプレート部材2
1の裏面29との間隔が変化しても、ロックレバー20
のガタ付を抑える。なお、弾性片28をレバー部22の
裏面の当り面48に形成しても同様の効果を奏する。
【0015】前記第3アーム部20cと前記突起24、
24は、略直交する2方向となるように構成され、ま
た、ロックレバー20がロック位置とアンロック位置と
の間を回転しても、前記突起24は前記切欠27とは重
合一致しない。
【0016】図2において、44はオープンレバー8を
右転方向に付勢するバネ、45はオープンレバー8の右
端と係合するようにプレート部材21に軸支したインナ
ーレバー、46は内側ハンドル、47はインナーレバー
45から内側ハンドル46に至るロッドである。
【0017】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、ロックレ
バー20を成型するときには、取付用の軸部23と突起
24、24と弾性片28、28とを一体的に合成樹脂に
より形成できるから、製造も容易であるほか、部品点数
も少なくなる。
【0018】ロックレバー20をプレート部材21に取
付けるときは、ロックレバー20の軸部23の突起2
4、24をプレート部材21の止着孔25の切欠27、
27に合わせて挿入し、ロックレバー20を約60度回
転させ、第3アーム部20cを係合部39に係合させる
と、簡単にロックレバー20の取付けは終了し、以後
は、ロックレバー20と軸部23とは一体的に回転する
ので、突起24、24と切欠27、27とが一致してロ
ックレバー20が抜けることはない。
【0019】このようにして取付けられると、ロックレ
バー20は、キーシリンダ30または内側ロック操作部
材32の操作により軸部23を中心に回転してロック位
置とアンロック位置とに切り替わるが、この時、ロック
レバー20の第3アーム部20cの突起37がボディ1
に形成した係合部39の節動山部43を乗り越えて左右
に移動するから、移動する際の切替えの操作感覚は適度
な抵抗により良好となり、また、この適度な抵抗によ
り、ロックレバー20が振動等により誤って移動するこ
ともなくなる。このため、従来必要であったオーバーセ
ンターバネが不要となる。
【0020】なお、以上においては、ロックレバー20
に軸部23等を一体的に形成した実施例を説明してきた
が、本発明では、ロックレバー20に限定されることは
なく、オープンレバー8やインナーレバー45等に軸部
を一体的に形成しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、プレート部材21に取付
けられるレバーは、その回転中心部に軸部23を一体的
に形成した合成樹脂製レバーとしたため、部品点数を少
なくできる。また、プレート部材21には軸部23が挿
入される止着孔25を形成し、軸部23の先端部には軸
部23を止着孔25に挿通後回転させるとプレート部材
21の裏面29と係合し得る抜止突起24を一体的に形
成したたため、レバーの取付けは、軸23を止着孔25
に挿入して回転させるだけで、簡単に行え、かつ、レバ
ーと軸部とがずれて公知例のようにレバーが抜けること
はない。また、抜止突起24は、一対、若しくはそれ以
上の数としたため、レバーをバランス良くプレート部材
に取付けることができる。また、レバーにはプレート部
材21に弾力的に当接する弾力片28を一体的に形成し
たたため、プレート部材21の厚さが多少変化しても、
これにより生ずる隙間を弾力片28が吸収するので、が
つつきが起こることを防止できる。また、弾性片28は
抜止突起24の端部に形成したため、より効果的にがた
つきを防止できる。また、ロックレバー20を、車両ド
アのキーシリンダに連結される第1アーム部20aと、
車両ドアの内側ロックボタンに連結される第2アーム部
20bと、弾性を有する第3アーム部20cと、その回
転中心部に一体的に形成した軸部23とを有する合成樹
脂製のレバーとし、ドアロック装置には前記第3アーム
部20cがロック位置になると当接するロック壁41と
前記第3アーム部20cがアンロック位置になると当接
するアンロック壁40とを有する係合部39を形成し、
前記両壁40、41の略中央部には前記ロックレバー2
0をロック位置とアンロック位置との間で変位させると
前記第3アーム部20cが弾力的に乗り越えて移動する
節動山部43を形成したため、ロックレバー20をロッ
ク位置とアンロック位置とのいずれか一方側に保持する
オーバーセンターバネが不要となる。また、第3アーム
部20cと抜止突起24とは互いに直行する方向に配設
したため、ロックレバー20を第3アーム部20cと、
これに直行する方向の抜止突起24とにより効率的に吸
収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロックボディの正面図。
【図2】 ロック装置の背面図。
【図3】 ロックボディの背面図。
【図4】 ロックレバーの平面図。
【図5】 ロックレバーの一部切欠断面図。
【図6】 プレート部材の一部省略平面図。
【図7】 ロックレバーとプレート部材の止着状態の断
面図。
【図8】 係合部の断面図。
【図9】 軸部と突起の斜視図。
【図10】 公知例図。
【符号の説明】 1…ロックボディ、2…ストライカ、3…ラッチ、4…
ラチェット、5…凹部、6…案内溝、7…軸、8…オー
プンレバー、9…ピン、10…ロッド、11…長孔、1
2…外側ハンドル、13…アーム、14…長孔、15…
移動杆、16…係合ピン、17…ラチェットアーム、1
8…ピン、19…係合端、20…ロックレバー、20a
…第1アーム部、20b…第2アーム部、20c…第3
アーム部、21…プレート部材、22…レバー部、23
…軸部、24…抜止突起、25…止着孔、26…丸孔、
27…切欠、28…弾性片、29…裏面、30…キーシ
リンダ、31…ロッド、32…内側ロック操作部材、3
3…ロッド、34…軸、36…先端、37…突起、38
…膨出部、39…係合部、40…アンロック壁、41…
ロック壁、42…底面、43…節動山部、44…バネ、
45…インナーレバー、46…内側ハンドル、47…ロ
ッド、48…当り面。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンレバー8およびロックレバー2
    0およびその他のレバー45を軸着した車両用ドアロッ
    ク装置において、前記レバーのうちのいずれかは、合成
    樹脂等により一体的に形成されるレバー部22と軸部2
    3とからなり、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板
    部材の肉厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部
    材に形成した透孔25を通って裏側に突出るようにし、
    突出た部位の両側に略直角横方向に突出する突起24、
    24を設け、該突起24、24の先端には前記板部材の
    裏面29側に突出して該裏面29に弾力的に当接する弾
    性片28、28を設けた車両用ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 オープンレバー8およびロックレバー2
    0およびその他のレバー45を軸着した車両用ドアロッ
    ク装置において、前記レバーのうちのいずれかは、合成
    樹脂等により一体的に形成されるレバー部22と軸部2
    3とからなり、該軸部23はこれを挿通する軸着用の板
    部材の肉厚より稍長く形成して該軸部23の先端は板部
    材に形成した透孔25を通って裏側に突出るようにし、
    突出た部位の両側に略直角横方向に突出する突起24、
    24を設け、前記レバー部22の裏面側には前記板部材
    の表面側に弾力的に当接する弾性片28を設けた車両用
    ドアロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    透孔25は、前記軸部23が挿通される丸孔26と、前
    記突起24、24が挿通する切欠27とを有する構成に
    した車両用ドアロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記レバー部22に
    は軸部23より放射方向に突出すアーム35を設け、該
    アーム35の先端はボディ1の係合部39に摺接してロ
    ック位置とアンロック位置の間摺動するようにし、該係
    合部39は左右中心に高い陵線43を形成し、該陵線4
    3の左右は外側程低くなるようにした車両用ドアロック
    装置。
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