JPH0783458A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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Publication number
JPH0783458A
JPH0783458A JP5225384A JP22538493A JPH0783458A JP H0783458 A JPH0783458 A JP H0783458A JP 5225384 A JP5225384 A JP 5225384A JP 22538493 A JP22538493 A JP 22538493A JP H0783458 A JPH0783458 A JP H0783458A
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JP
Japan
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heat exchanger
refrigerant
air conditioner
indoor
path
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Application number
JP5225384A
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English (en)
Inventor
Keiichi Morita
慶一 守田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイク
ルで、室内熱交換器における温度傾斜を有効に利用し
て、熱交換性能の向上を図るとともにドレン処理の確実
化を得られる空気調和機の室内ユニットを提供する。 【構成】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共沸混
合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器4は、
熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か所の折り
曲げ部5を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分割
した熱交換器4A,4Bからなり、室内熱交換器の冷媒
入り口部10aを、下部熱交換器4Bに設け、この冷媒
入り口部10aとパスPaを介して連通する冷媒出口部
11aを、上部熱交換器4Aに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクルに複数種
の冷媒からなる非共沸混合冷媒を用いた空気調和機であ
り、室内熱交換器は、熱交換空気の導通方向に対して少
なくとも1か所の折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を
基準に上下部に分割した熱交換器である空気調和機の室
内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットには、送風量
の確保と、送風騒音の低減に効果のある横流ファンが多
用される。一方、この横流ファンに近接して配置される
室内熱交換器は、少なくとも平板状であって、その幅寸
法はファン全長と略同一であり、しかもその高さ寸法は
ファン直径と比較して遥かに大である。すなわち、熱交
換器の一部に沿って横流ファンが配置されることにな
る。
【0003】近時、ユニット本体の高さ寸法縮小のた
め、熱交換空気の導通方向に対して折り曲げ部を有し、
くの字状となした熱交換器が知られている。この種の熱
交換器は、上記折り曲げ部を境に、上下部に分割した熱
交換器から構成されることになる。
【0004】あるいは、折り曲げ部の数を2か所にし
て、3つに分割される熱交換器からなる、ラムダ型熱交
換器も開発されている。これら、くの字状熱交換器にし
ても、ラムダ型熱交換器であっても、横流ファンに近接
する部位の分割した熱交換器は最下部の熱交換器であ
る。この熱交換器は略垂直に立っていて、上部熱交換器
が横流ファンの上方部位に所定の角度で傾斜することに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気調和機
の冷凍サイクルには、従来よりR22と呼ばれる冷媒が
用いられていて、このような単一冷媒では、たとえば冷
房運転時に室内熱交換器において、蒸発温度は各部分で
ほぼ一定(同一圧力)である。
【0006】しかるに、たとえばR32とR134aと
を混合して代替フロンとした、非共沸混合冷媒を用いる
場合がある。非共沸混合冷媒として、他に、R32とR
125の混合や、R134aとR32およびR125の
混合もある。
【0007】いずれにしても、2種もしくは3種のフロ
ンの組み合わせからなり、同一蒸発圧力であっても蒸発
温度が冷媒入り口部と出口部とで変化するので、この温
度傾斜を考慮した設計が必要となっている。
【0008】すなわち、冷房運転時に蒸発器となる室内
熱交換器は、熱交換作用にともなって空気中の水分を凝
縮し、ドレンを生成する。非共沸混合冷媒を用いた冷凍
サイクルで、ドレンの生成と滴下を考慮しないと、ドレ
ンが横流ファンに滴下して熱交換空気とともに被空調室
に吹き出されたり、着霜による目詰まりが生じる。
【0009】また、非共沸混合冷媒では、低沸点成分冷
媒がより多く、かつ早く蒸発してくるので、入り口部と
出口部とが同一圧力でも、入り口部の温度が低く、出口
部の温度が高くなる。
【0010】さらに、上記横流ファンの特性から、ファ
ンに近い部位である下部熱交換器では、速い風速で熱交
換空気が通過し、かつ風量が大であるので、この点を考
慮に入れた冷媒パスを設定しなければならない。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、非共沸混合冷媒を用い
た冷凍サイクルで、室内熱交換器における温度傾斜を有
効に利用して、熱交換性能の向上を図るとともに冷房運
転の場合には、ドレン処理の確実化を得られる空気調和
機の室内ユニットを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の空気調和機
の室内ユニットは、冷凍サイクルに複数種の冷媒からな
る非共沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交
換器は、熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か
所の折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を基準に上下部
に分割した熱交換器からなり、上記室内熱交換器の冷媒
入り口部を、最下部熱交換器に設け、この冷媒入り口部
とパスを介して連通する冷媒出口部を、最下部熱交換器
よりも上部熱交換器に設けたことを特徴とする。
【0013】第2の発明の空気調和機の室内ユニット
は、冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共沸混合冷
媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器は、熱交換
空気の導通方向に対して1か所の折り曲げ部を有し、こ
の折り曲げ部を基準に上下部に分割した熱交換器からな
り、上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、下部熱交換器
の熱交換空気の風下側で、この上部に設け、上記冷媒入
り口部とパスを介して連通する冷媒出口部を、上部熱交
換器の風下側で、この下部に設けたことを特徴とする。
【0014】第3の発明の空気調和機の室内ユニット
は、冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共沸混合冷
媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器は、熱交換
空気の導通方向に対して少なくとも1か所の折り曲げ部
を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分割した熱交
換器からなり、上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、最
下部熱交換器の下部に設け、上記冷媒入り口部から風下
側を上部へ導くパスを設け、このパスと連通する中間導
出部を、最上部熱交換器の風下側最上部に設け、最下部
熱交換器の風上側下部に中間導入部を設け、上記中間導
出部から、一旦、熱交換器外部に導出して上記中間導入
部に冷媒を導びくパスを設け、上記中間導入部に導入さ
れた冷媒を、風上側上部に導くパスを設け、このパスと
連通する冷媒出口部を、最上部熱交換器の風上側最上部
に設けたことを特徴とする。
【0015】第4の発明の空気調和機の室内ユニット
は、冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共沸混合冷
媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器は、熱交換
空気の導通方向に対して少なくとも1か所の折り曲げ部
を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分割した熱交
換器からなり、上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、最
下部熱交換器の熱交換空気の風下側の上下部に少なくと
も2か所設け、それぞれの冷媒入り口部から導入された
冷媒を、上部と下部とに導くパスを設け、それぞれのパ
スと連通する冷媒出口部を、最下部熱交換器よりも上部
の熱交換器の風上側の上下部に少なくとも2か所設けた
ことを特徴とする。
【0016】第5の発明の空気調和機の室内ユニット
は、冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共沸混合冷
媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器は、熱交換
空気の導通方向に対して少なくとも1か所の折り曲げ部
を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分割した熱交
換器からなり、上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、少
なくとも最下部熱交換器の熱交換空気の風下側で、この
上部および、上部熱交換器の風下側で、この下部との2
か所に設け、それぞれの冷媒入り口部から導入された冷
媒を、上部と下部とに導くパスを設け、それぞれのパス
と連通する冷媒出口部を、最下部熱交換器よりも上部熱
交換器の風上側に設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】いずれの発明においても、非共沸混合冷媒を用
いることを前提として、蒸発器となる室内熱交換器に対
する冷媒入り口部と冷媒出口部との位置設定をなすこと
により、空気の流通方向と冷媒導通方向とがカウンタフ
ローとなって、空気温度傾斜と冷媒温度傾斜を合致させ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1は、第1の発明を上位概念として、第2
の発明を具体化した一実施例である。
【0019】同図は、空気調和機の室内ユニットを示
す。ユニット本体1の前面部および上面部には吸込み口
2,2が設けられ、それぞれ吸込みグリル3,3が嵌め
込まれる。
【0020】これら吸込みグリル3,3に対向するよう
に、ユニット本体1内に室内熱交換器4が配置される。
上記室内熱交換器4は、紙面の方向に多種枚のフィン4
0aを狭小の間隙を存して並設するとともに、これらフ
ィンに熱交換パイプ40bを貫通し、かつフィンの両側
端部において隣接する熱交換パイプをUベンド部40c
で接続して、蛇行状の冷媒導通部(以下、パスと称す
る)Paを形成する、いわゆるフィンドチューブタイプ
のものである。
【0021】そして、この成形にあたって、各フィン4
0aの吸込みグリル3に対向する側部所定位置に切り込
み部5が設けられ、熱交換パイプ40bを貫通固着した
後、切り込み部を境に熱交換器4の上下部をユニット本
体背面側である熱交換空気の導通方向に沿って折り曲げ
付勢してなるものである。
【0022】成形された室内熱交換器4は、切り込み部
から変形した折り曲げ部5を境に、上下に分割された上
部熱交換器4Aと、下部熱交換器4Bとから構成され
る。なお、上記パスPaの形態については、後述する。
【0023】下部熱交換器4Bの背面側に近接して、室
内送風機である横流ファン6が配設される。上部熱交換
器4Aは、この横流ファン6上にオーバラップするよう
傾斜することになり、この下部側のみがファンに近接す
る。
【0024】ユニット本体1の背面壁1aは、熱交換空
気の案内路を兼用しており、本体前面下部に開口する吹
出し口7まで延設される。また、上記室内熱交換器4の
下部にはドレンパン8が設けられていて、上記ユニット
本体背面壁1aとともに吹出し口7に熱交換空気を案内
する案内路を形成している。
【0025】つぎに、上記室内熱交換器4におけるパス
Paの形態について説明する。本実施例においては、冷
房運転時を基準にして、室内熱交換器4の冷媒入り口部
10aが、最下部熱交換器4Bに設けられ、この冷媒入
り口部10aとパスPaを介して連通する冷媒出口部1
1aが、最下部熱交換器よりも上部熱交換器4Aに設け
られる。
【0026】なお説明すれば、上記横流ファン6が駆動
されると、各吸込みグリル3を介して被空調室Rの熱交
換空気がユニット本体1内に導かれ、室内熱交換器4を
通過し、横流ファン6を介して吹出し口7から再び被空
調室内へ吹出される。
【0027】すなわち、室内熱交換器4の吸込みグリル
3と対向する部位が、熱交換器の風上側Uとなり、横流
ファン6と対向する部位が風下側Dとなる。上記冷媒入
り口部10aは、下部熱交換器4Bの熱交換空気の風下
側Dで、かつこの上部に設けられていて、図示しない室
外ユニットから導びかれた冷媒を導入する。上記冷媒出
口部11aは、上部熱交換器4Aの風下側Dで、この下
部に設けられ、ここから室外ユニットへ冷媒を導出す
る。
【0028】冷媒入り口部10aと冷媒出口部11aと
を連通するパスPaは、冷媒入り口部から導入された冷
媒を、この下部熱交換器4Bの風下側Dに沿う下部方向
に導き、最下部において風上側Uに移る。
【0029】そして、風上側Uに沿う上部方向に導き、
上記折り曲げ部5を介して上部熱交換器4Aの風上側上
部に導く。最上部において風下側Dに移り、今度は下部
方向に導いて、この最下部に設けられる冷媒出口部11
aに導くことになる。
【0030】このような冷媒入り口部10aおよび冷媒
出口部11aの設定と、パスPa形態の設定により、非
共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクルで、冷房運転時に、
空気温度傾斜と冷媒温度傾斜を合わせることができ、ド
レンの処理を不具合なく行えるとともに熱交換性能の向
上を得られる。
【0031】すなわち、先に説明したように非共沸混合
冷媒では、低沸点成分冷媒がより多く、早く蒸発してく
るので、冷媒入り口部10aの方が同一圧力でも温度が
低く、冷媒出口部11aでは高くなる。
【0032】また、ファン特性から、横流ファン6に近
接する下部熱交換器4Bを通過する熱交換空気の流速が
速く、かつ風量が大であり、より遠い上部熱交換器4A
の上部では流速が遅く、かつ風量が小である。
【0033】上述した構成では、風量が大である部位に
おいて、冷媒と熱交換空気との温度差を大きくとれるこ
とになり、風量が比較的少ない部分において温度差が少
ない。したがって、熱交換性能の向上を得られる。
【0034】また、冷媒入り口部11aを備えた下部熱
交換器4Bの方が温度が低く、熱交換空気に対して飽和
蒸気圧差が大きくとれるので、ドレンは下部熱交換器に
多く生成され、上部熱交換器4Aに少なく生成されるこ
とになる。
【0035】上部熱交換器4Aに付着した少ない量のド
レンは、この斜めの傾斜に沿って円滑に流れ、途中で横
流ファン6上に滴下することもない。さらにドレンは、
折り曲げ部を介して下部熱交換器4Bに導かれる。
【0036】この下部熱交換器4Bにおいては、ほぼ垂
直方向に立っているので、ここで生成され、かつ上部熱
交換器4Aから流れ込んだドレンは、速やかにドレンパ
ン8上に流下する。
【0037】結果として、上下部熱交換器4A,4Bに
ホールドされるドレン量が少なくなって、通風抵抗の減
少を図れることになり、風量特性の改善を得られる。上
部熱交換器4Aから直接横流ファン6へ滴下するドレン
がなく、被空調室Rへのドレン飛散を阻止して、快適空
調をなす。
【0038】図2は、第1の発明を上位概念とし、第3
の発明を具体化した一実施例を示す。室内熱交換器4に
設定される後述する冷媒導通系統を除いて、ユニット本
体1の構成および室内熱交換器4自体の構成等、全て先
に説明したものと同一であるので、ここでは同番号を付
して新たな説明を省略する。
【0039】冷房運転時における冷媒入り口部10b
は、下部熱交換器4Bの熱交換空気の風上側Uで、この
最下部に設けられる。冷媒出口部11bは、上部熱交換
器4Aの最上部に設けられる。
【0040】冷媒入り口部10bと冷媒出口部11bと
を連通するパスPbは、以下のように形成される。冷媒
入り口部10bから、風下側Dの最下部に移り、さらに
この上部に導く。風下側Dに沿う上部から、折り曲げ部
5を介して上部熱交換器4Aに移り、この最上部に設け
られる中間導出部20aに連通する。
【0041】一方、上記冷媒入り口部10bの直上部に
は中間導入部20bが設けられていて、この中間導入部
と上記中間導出部20aとは、熱交換器4外部に設けら
れる外部パス21によって連通される。
【0042】さらに上記中間導入部20bから、この風
上側Uに沿って上部に移り、折り曲げ部5を介して上部
熱交換器4Aの風上側Uに沿い、この最上部に設けられ
る上記冷媒出口部11bに連通する。
【0043】このようにして冷媒入り口部10bと出口
部11bとの位置を設定し、これらを上述したパスPb
構成で連通したので、結果的に上記実施例と全く同様の
作用効果を得られる。
【0044】図3は、第1の発明を上位概念とし、第4
の発明を具体化した一実施例を示す。室内熱交換器4に
備えられる後述する冷媒導通系統を除いて、ユニット本
体1の構成および室内熱交換器4自体の構成等、全て先
に説明したものと同一であるので、ここでは同番号を付
して新たな説明を省略する。
【0045】冷房運転時における2か所の冷媒入り口部
10c,10dが、下部熱交換器4Bの熱交換空気の風
上側Uで、この中間部の上下に設けられる。また、2か
所の冷媒出口部11c,11dが、上部熱交換器4Aの
風上側Uで、この中間部の上下に設けられる。
【0046】上部側の冷媒入り口部10cは上部側の冷
媒出口部11cに第1のパスPcを介して連通され、下
部側の冷媒入り口部10dは下部側の冷媒出口部11d
に第2のパスPdを介して連通される。すなわち、この
熱交換器4には2つの独立したパスPc,Pdが設けら
れることになる。
【0047】上部側の冷媒入り口部10cと上部側の冷
媒出口部11cとを連通する第1のパスPcは、冷媒入
り口部から導入された冷媒を、この風下側Dに沿う上部
方向に導き、折り曲げ部5を介して上部熱交換器4Aに
移り、最上部において風上側Uに移る。そして、風上側
に沿う下部方向に導き、上部側の冷媒出口部11cに連
通することになる。
【0048】一方、下部側の冷媒入り口部10dと下部
側の冷媒出口部11dとを連通する第2のパスPdは、
冷媒入り口部から導入された冷媒を、この風下側に沿う
下部方向に導き、最下部において風上側Uに移る。そし
て、風上側に沿い上部方向に導き、折り曲げ部5を介し
て上部熱交換器4Aに移り、下部側の冷媒出口部11d
に連通することになる。
【0049】このようにして、上下部冷媒入り口部10
c,10dと上下部出口部11c,11dとの位置を設
定し、これらを上述した2つのパスPc,Pdで連通し
たので、結果的に上記実施例と全く同様の作用効果を得
られる。
【0050】なお、本実施例においては、上下2パスの
場合について説明したが、これに限らず、3パス以上の
パス数で構成しても同一の効果が得られることは言うま
でもない。
【0051】図4は、第1の発明を上位概念とし、第5
の発明を具体化した一実施例を示す。室内熱交換器4に
備えられる後述する冷媒導通系統を除いて、ユニット本
体1の構成および室内熱交換器4自体の構成等、全て先
に説明したものと同一であるので、ここでは同番号を付
して新たな説明を省略する。
【0052】冷房運転時における2か所の冷媒入り口部
10e,10fが、上部熱交換器4Aの熱交換空気の風
上側Uで、この最下部と、下部熱交換器4Bの熱交換空
気の風上側で、この最上部に設けられる。また、2か所
の冷媒出口部11e,11fが、上部熱交換器4Aの風
上側Uで、この下部に設けられる。
【0053】上部熱交換器4A側の冷媒入り口部10e
は、同じ熱交換器に設けられる上部側の冷媒出口部11
eに第1のパスPeを介して連通され、下部熱交換器4
B側の冷媒入り口部10fは、上部熱交換器4Aに設け
られる下部側の冷媒出口部11fに第2のパスPfを介
して連通される。すなわち、ここでも室内熱交換器4に
は2つの独立したパスPe,Pfが設けられることにな
る。
【0054】第1のパスPeは、上部熱交換器4A最下
部に設けられる冷媒入り口部10eから、この風下側D
に沿う上部方向に導き、最上部において風上側Uに移
る。そして、風上側に沿う下部方向に導き、同じ熱交換
器の上部側の冷媒出口部11eに導くことになる。
【0055】一方、第2のパスPfは、下部熱交換器4
B最下部に設けられる冷媒入り口部11fから、この風
下側に沿う下部方向に導き、最下部において風上側に移
る。そして、風上側に沿い上部方向に導き、折り曲げ部
5を介して上部熱交換器4Aに移り、下部側の冷媒出口
部11fに導くことになる。
【0056】このようにして、上下部冷媒入り口部10
e,10fと上下部出口部11e,11fとの位置を設
定し、これらを上述した2つのパスPe,Pfで連通し
たので、結果的に上記実施例と全く同様の作用効果を得
られる。
【0057】なお、本実施例においては、上下2パスの
場合について説明したが、これに限らず、3パス以上の
パス数で構成しても同一の効果が得られることは言うま
でもない。
【0058】また上記実施例においては、1つの折り曲
げ部5を有するくの字状に形成された熱交換器4を適用
して説明したが、これに限定されるものではなく、折り
曲げ部の数を2か所にして、3つに分割される分割熱交
換器からなる、ラムダ型熱交換器にも適用できる。
【0059】さらに上記実施例においては、冷房専用の
冷媒の流れについて本発明を適用した場合を説明した
が、冷暖房兼用の場合には、暖房能力を考慮して、暖房
時の冷媒の流れがカウンターフローになるよう本発明を
適用すれば、暖房能力が向上する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように第1ないし第5の発
明は、冷媒入り口部と出口部の位置設定をなすとともに
パスの形態を限定したから、非共沸混合冷媒を用いた冷
凍サイクルで、室内熱交換器における温度傾斜を有効に
利用して、熱交換性能の向上を図るとともにドレン処理
の確実化を得られる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2の発明における一実施例を示す、空気調和
機の室内ユニットの側面図。
【図2】第3の発明における一実施例を示す、空気調和
機の室内ユニットの側面図。
【図3】第4の発明における一実施例を示す、空気調和
機の室内ユニットの側面図。
【図4】第5の発明における一実施例を示す、空気調和
機の室内ユニットの側面図。
【符号の説明】
4…室内熱交換器、5…折り曲げ部、4A…上部熱交換
器、4B…下部熱交換器、10a〜10f…冷媒入り口
部、Pa〜Pf…パス、11a〜11f…冷媒出口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 13/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共
    沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器
    は、熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か所の
    折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分
    割した熱交換器からなる空気調和機の室内ユニットにお
    いて、 上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、最下部熱交換器に
    設け、 この冷媒入り口部とパスを介して連通する冷媒出口部
    を、最下部熱交換器よりも上部熱交換器に設けたことを
    特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共
    沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器
    は、熱交換空気の導通方向に対して1か所の折り曲げ部
    を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分割した熱交
    換器からなる空気調和機の室内ユニットにおいて、 上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、下部熱交換器の熱
    交換空気の風下側で、この上部に設け、 上記冷媒入り口部とパスを介して連通する冷媒出口部
    を、上部熱交換器の風下側で、この下部に設けたことを
    特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共
    沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器
    は、熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か所の
    折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分
    割した熱交換器からなる空気調和機の室内ユニットにお
    いて、 上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、最下部熱交換器の
    下部に設け、 上記冷媒入り口部から風下側を上部へ導くパスを設け、 このパスと連通する中間導出部を、最上部熱交換器の風
    下側最上部に設け、 最下部熱交換器の風上側下部に中間導入部を設け、 上記中間導出部から、一旦、熱交換器外部に導出して上
    記中間導入部に冷媒を導びくパスを設け、 上記中間導入部に導入された冷媒を、風上側上部に導く
    パスを設け、 このパスと連通する冷媒出口部を、最上部熱交換器の風
    上側最上部に設けたことを特徴とする空気調和機の室内
    ユニット。
  4. 【請求項4】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共
    沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器
    は、熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か所の
    折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分
    割した熱交換器からなる空気調和機の室内ユニットにお
    いて、 上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、最下部熱交換器の
    熱交換空気の風下側の上下部に少なくとも2か所設け、 それぞれの冷媒入り口部から導入された冷媒を、上部と
    下部とに導くパスを設け、 それぞれのパスと連通する冷媒出口部を、最下部熱交換
    器よりも上部の熱交換器の風上側の上下部に少なくとも
    2か所設けたことを特徴とする空気調和機の室内ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】冷凍サイクルに複数種の冷媒からなる非共
    沸混合冷媒を用いた空気調和機であり、室内熱交換器
    は、熱交換空気の導通方向に対して少なくとも1か所の
    折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を基準に上下部に分
    割した熱交換器からなる空気調和機の室内ユニットにお
    いて、 上記室内熱交換器の冷媒入り口部を、少なくとも最下部
    熱交換器の熱交換空気の風下側で、この上部および、上
    部熱交換器の風下側で、この下部との2か所に設け、 それぞれの冷媒入り口部から導入された冷媒を、上部と
    下部とに導くパスを設け、 それぞれのパスと連通する冷媒出口部を、最下部熱交換
    器よりも上部熱交換器の風上側に設けたことを特徴とす
    る空気調和機の室内ユニット。
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