JPH0783696A - 給液システム及び給液装置及びその管理装置 - Google Patents

給液システム及び給液装置及びその管理装置

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JPH0783696A
JPH0783696A JP23391993A JP23391993A JPH0783696A JP H0783696 A JPH0783696 A JP H0783696A JP 23391993 A JP23391993 A JP 23391993A JP 23391993 A JP23391993 A JP 23391993A JP H0783696 A JPH0783696 A JP H0783696A
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JP
Japan
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liquid supply
amount
water
valve
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JP23391993A
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Kimio Toyabe
紀美郎 鳥谷部
Kazumasa Kawasaki
一政 川嵜
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Hitachi Ltd
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Tokico Ltd
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は外部からの信号により元弁を開閉す
ることができるよう構成した給液システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 給液システムは、各家庭に設置された給液装
置1と給液管理センタに設けられたセンタ装置2とを有
し、給液装置1とセンタ装置2との間を電話回線3を介
して接続してなる。給液装置1は各利用者毎に設置さ
れ、先払いされた料金データに応じた給液量が給液可能
となる。又、センタ装置2は、給液装置1による水道使
用量がゼロになった場合、所定時間経過後も水道使用量
がゼロであったときは、給液装置1に開弁信号を送信し
て給液可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は先払いされた料金がゼロ
になったとき臨時的に給液を可能とする給液システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各家庭に水を供給する水道シス
テムでは、各家庭毎に水使用量を計測する水道メータが
設置され、例えば2ヶ月毎に検針員が各家庭を巡回して
水道メータに表示された2ヶ月間の水使用量を記録し、
この2ヶ月間の水使用量に応じた料金を請求するように
なっている。そして、請求された料金は、各家庭毎の銀
行口座から自動的に引き落とされるか、あるいは集金人
が各家庭を廻って集金される。
【0003】ところが、水道メータの設置場所が各家庭
毎に異なり、検針員が各家庭を巡回するのにかなりの時
間と労力が必要とされ、しかも水道メータの読み違いに
より誤った料金を請求されることがあった。
【0004】そのため、例えばコインの投入枚数分の量
を定量給水する給液装置や、特開平1−291119号
公報にみられるように磁気カードを使用して定量給水す
る給液装置が開発されている。これらの給液装置では、
料金先払いのコイン又は磁気カードにより設定された一
定の水量だけ給水可能とするものであり、予め利用者が
コイン又は磁気カードを購入しておき給水が停止する
と、コイン又は磁気カードを挿入することにより継続的
に給水が受けられる。従って、予め利用者がコイン又は
磁気カードを購入することにより料金が先払いになるた
め、料金の不払いがなくなるとともに、検針員及び集金
人が不要になるばかりか誤検針により料金の請求が使用
した水量と相違してしまうことが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記給液装
置を各家庭毎に設置することにより、上記のような問題
は解消されるが、例えば老人世帯、身体障害者世帯など
のように体が不自由である場合、あるいは生活保護世帯
のように経済的に苦しい家庭の場合、コイン又は磁気カ
ードを直ぐに購入することができないことがある。この
ような家庭では、コイン又は磁気カードより記憶された
料金データがゼロになって元弁が閉弁してしまうと、水
道が使用できなくなり、なかにはコイン又は磁気カード
をどの様にして購入すれば良いのか分からず、日常生活
に支承を来すことがある。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決した給液
システム及び給液装置及びその管理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
利用者毎に設置され、先払いされた料金データに応じた
給液量が給液される間、給液管路に設けられた元弁を開
弁させて給液可能とする給液装置と、該給液装置と電話
回線を介して接続され、緊急時に該電話回線を介して前
記元弁の開閉信号を前記給液装置へ送信する給液管理装
置と、よりなることを特徴とする給液システム。
【0008】又、請求項2の発明は、先払いされた料金
の料金データを記憶する記憶手段を有し、該記憶手段に
記憶された料金データに応じた給液量を供給可能とする
給液装置において、外部から送信された開閉信号により
給液管路に設けられた元弁を一時的に開閉する弁開閉手
段と、該元弁が一時的に開弁されている間に使用された
給液量を積算する給液量積算手段と、前記料金データが
ゼロのとき、該給液量積算手段により積算された給液量
に相当する料金を次回の料金支払い時の料金データから
減算する清算手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0009】又、請求項3の発明は、給液量がゼロのと
き、この状態のまま所定時間経過したことを計時するタ
イマ手段と、該タイマ手段が所定時間を計時したとき、
前記給液装置に開弁信号を送信する信号送信手段と、よ
りなることを特徴とする。
【0010】又、請求項4の発明は、前記電話回線が接
続された電話機と給液装置とが一体的に設けられたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記請求項1によれば、緊急時に電話回線を介
して元弁の開閉信号を給液装置へ送信することにより、
給液装置の元弁を給液管理装置からの指令により開弁あ
るいは閉弁させることができるので、緊急時に料金デー
タに関係なく元弁を開弁して給液を可能にし、あるいは
元弁を閉弁して給液を停止する。
【0012】又、請求項2によれば、料金データがゼロ
のとき、外部から送信された開閉信号により給液管路に
設けられた弁を一時的に開閉するとともに、弁が開弁さ
れている間に使用された給液量を積算して給液量に相当
する料金を次回の料金支払い時の料金データから減算す
ることにより、料金データがゼロの状態でも給液を受け
ることができ、料金は次回の料金支払い時の料金データ
から差し引くことにより回収される。
【0013】又、請求項3によれば、給液量がゼロにな
ってから所定時間が経過したとき、給液装置に開弁信号
を送信することにより、外部からの遠隔操作により給液
を再開させることが可能になる。
【0014】又、請求項4によれば、電話回線が接続さ
れた電話機と給液装置とが一体的に設けられているの
で、操作が容易になるとともに設置スペースの省スペー
ス化が図れる。
【0015】
【実施例】図1及び図2に本発明になる給液システムの
一実施例を示す。
【0016】両図中、給液システムは、各家庭に設置さ
れた給液装置1と給液管理センタに設けられたセンタ装
置(給液管理装置)2とを有し、給液装置1とセンタ装
置2との間を電話回線3を介して接続してなる。給液装
置1は各利用者毎に設置され、先払いされた料金データ
に応じた給液量が給液可能となる。又、センタ装置2
は、後述するように給液装置1による水道使用量がゼロ
になった場合、所定時間経過後も水道使用量がゼロであ
ったときは、給液装置1に開弁信号を送信して給液可能
とする。
【0017】給液装置1は、水道管路4に配設された水
道メータ5と、元弁としての電磁弁6と、電磁弁6を開
閉制御する給液制御装置7とよりなる。水道メータ5は
例えばバッテリ駆動式の容積式流量計などよりなり、各
家庭毎に設置されている。この水道メータ5は水道管路
4の末端に設けられた水道栓8が開弁されると、水道管
路4を流れる給水量を測定し、その流量信号を給液制御
装置7に出力する。
【0018】給液制御装置7は、水道の使用量を表示す
る表示器9と、電磁弁6が開のとき点灯し電磁弁6が閉
のとき消灯して電磁弁6の開閉状態を表示するLEDラ
ンプ10と、電磁弁6を開閉駆動するドライバ回路11
と、料金データを記憶するメモリ(記憶手段)12と、
プリペイドカード13が挿入されるカードリーダ・ライ
タ14と、電源供給用のバッテリ15と、給水制御回路
16とよりなる。
【0019】さらに、給液制御装置7には、電話機17
が一体的に設けられている。そのため、給液制御装置7
にプリペイドカード13を挿入するとき、設置場所が分
かりやすく、操作しやすいとともに設置スペースの小さ
くなり、省スペース化が図られている。又、電話機17
は、電話回線3が接続された電話機制御回路18と、プ
ッシュ式のテンキー19と、送受器20とよりなる。
【0020】プリペイドカード13は予め決められた金
額の料金データが磁気的に記憶されており、カードリー
ダ・ライタ14に挿入されると、料金データが読み取ら
れ、使用された水量に応じた料金が減算されて料金デー
タが更新される。
【0021】又、給水制御回路16には、カードリーダ
・ライタ14により読み取られたプリペイドカード13
に記憶された料金データに応じた給水量を給水可能量と
して設定し、当該設定給水量が水道メータ5により計測
されたとき給水管路4に配設された電磁弁6を閉弁させ
て給水を停止する定量給水プログラムが入力されてい
る。
【0022】センタ装置2は、各地域毎に設けられ、そ
の地域の各家庭への給水を管理しており、各家庭の給水
データを管理する。又、センタ装置2の制御回路(図示
せず)には、各家庭別の料金データを管理するためのデ
ータベースが格納されているとともに、プリペイドカー
ド13により先払いされた料金に応じた給水量を供給可
能とする給液装置1からの料金データを監視する料金デ
ータ監視プログラムと、給液装置1の料金データがゼロ
になったことが判断されてから所定時間が経過したこと
を計時するタイマプログラムと、所定時間を計時したと
き、給液装置1に開弁信号を送信する信号送信プログラ
ムと、が入力されている。
【0023】又、電話回線3には、電話機17と並列に
NCU(ネットワーク制御ユニット)22が接続されて
いる。そして、NCU22は給水制御回路16に接続さ
れている。
【0024】図2にセンタ装置2と各家庭の給液制御装
置7との接続を示す。
【0025】図2において、各家庭のNCU22(22
1 …22n )は電話回線3(31 …3n ),着信側の交
換機24,発進側の交換機25を介してセンタ装置2に
接続されている。又、センタ装置2が各家庭に設置され
た給液制御装置7(71 …7 n )を呼び出す場合は、電
話局の交換機24,25を経由するが、着信側の交換機
24を通過する場合、家庭の電話機17のベルを鳴らさ
ないようにNRT(ノーリンギングトランク)26を使
用する。又、各家庭の水道栓8は、水道管路4(41
n )及び主配管27を介して浄水場28に接続されて
いる。
【0026】後述するように、センタ装置2は、給液制
御装置7へコマンドを送信し、給液制御装置7は当該コ
マンドに対応するデータを返信する。尚、この伝送手順
はJIS X 5002基本形データ伝送制御手順に従
う。又、伝送用キャラクタ,パリティはJIS X 5
001伝送回線上のキャラクタ構成と水平パリティの用
法を用いる。
【0027】送信されるコマンドの1キャラクタは、ス
タートビット、JIS7単位符号、垂直パリティ、スト
ップビットの合計10ビットで構成されている。図3に
示すように送信コマンドの電文フォーマット30は、S
TX,コマンドまたはコマンド+データとETX、ブロ
ックチェックキャラクタBCCで構成されている。
【0028】尚、管理センタのセンタ装置2は、後述す
るように、給水量がゼロの場合、翌日再度給液制御装置
7を呼び出して給水量ゼロかどうかを確認し、給水量ゼ
ロが連続した場合、契約状況を調べて、老人世帯あるい
は生活保護世帯であるときは人道上電磁弁6を開弁させ
て給水を再開する。
【0029】又、給水量(使用量)がゼロに近い場合
(例えば、1日の2m3 以下の場合)料金データの残量
が少ないので、次のプリペイドカード13をカードリー
ダ・ライタ14に挿入するように催促の電話連絡を行
う。
【0030】次に、図4,図5を参照して制御回路16
が実行する処理モードの概略について説明し、その後各
処理モード毎の詳細について図6乃至図13のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0031】図4は給水制御回路16の処理モードの移
動を示す状態遷移図である。
【0032】図4において、パワーオンリセットA1
後、タイマ割り込み周期を設定し、タイマ処理A2を行
う。タイマ割り込み周期が設定されると、一定周期で割
り込みが発生し、カード処理A3を行い、その後タイマ
処理A2に戻る。流量パルス処理A4は、水道メータ5
から流量パルスが発信されると、不定期の割り込みで起
動し、処理終了後タイマ処理A2に戻る。
【0033】図5は電話機制御回路18の処理モードの
移動を示す状態遷移図である。
【0034】図5において、パワーオンリセットA11
後、タイマ割り込み周期を設定し、タイマ処理A12を
行う。タイマ割り込み周期が設定されると、一定周期で
割り込みが発生し、発信処理A13又は着信処理A14
を行い、その後タイマ処理A12に戻る。発信処理A1
3はさらにフック処理A15,押しボタンダイヤル処理
A16を行い、その後タイマ処理A12に戻る。又、着
信処理A14は発信処理A13とは別の一定周期で割り
込みを行い、処理終了後はタイマ処理A12に戻る。
【0035】図6はパワーオンリセットA1の処理内容
を示すフローチャートである。
【0036】同図中、ステップS1(以下「ステップ」
を省略する)でタイマ割り込み周期を設定する。これに
より、以後S1で設定された一定周期で割り込みが発生
する。
【0037】次のS2では、プリペイドカード13がカ
ードリーダ・ライタ14に挿入されているかどうかをチ
ェックする。もし、プリペイドカード13がカードリー
ダ・ライタ14に挿入された状態のときは、後述する図
8のに移行する。尚、プリペイドカード13がカード
リーダ・ライタ14に挿入されていないときは処理を終
了する。
【0038】尚、図5のパワーオンリセットA11は、
上記図6の処理と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0039】図7はタイマ処理A2の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【0040】同図中、上記図7のパワーオンリセットA
1の処理が終了すると、S3でプリペイドカード13が
カードリーダ・ライタ14に挿入されているかどうかを
チェックする。もし、プリペイドカード13がカードリ
ーダ・ライタ14に挿入されたときは、後述する図8の
に移行する。尚、プリペイドカード13がカードリー
ダ・ライタ14に挿入されていないときは処理を終了
し、次のタイマ割り込み周期までカード挿入の判断を待
つ。
【0041】尚、図5に示すタイマ処理A12は、上記
図7の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0042】図8はプリペイドカード13がカードリー
ダ・ライタ14に挿入された後に実行されるカード処理
A3のフローチャートである。
【0043】同図中、カードリーダ・ライタ14にプリ
ペイドカード13が挿入されると、S11でプリペイド
カード13に記憶されている料金データをカードリーダ
・ライタ14により読み取りメモリ12に入力する。そ
して、S12に進み、料金データに残金があるかどうか
をチェックする。
【0044】S12において、料金データに残金がある
場合、S13に進み、次式(1)より使用可能な水量を
演算する。
【0045】 VR =MR /U …(1) 但し、MR はプリペイドカード13に記憶されている料
金データの残金(円)、Uは水道単価(円/m3 )であ
る。
【0046】次のS14では、上記(1)式の演算結果
(使用可能な水量VR )の値を表示器9に表示する。そ
して、ドライバ回路11に開弁信号を出力し、電磁弁6
を開弁させ、カード挿入の処理を終了する。
【0047】尚、上記S12において、料金データに残
金が無い場合、S16に進み、プリペイドカード13を
カードリーダ・ライタ14より排出する。
【0048】図9は流量パルスが入力された場合の流量
パルス処理A4の処理を示すフローチャートである。
【0049】同図中、S21では次式(2)の演算を行
い、使用された水道水の積算値を求める。
【0050】 Tb1 =Tb0 −q …(2) 但し、Tb0 は流量パルス入力前の積算値、qは1パル
ス当たりの流量値である。
【0051】次に、上記(2)により算出された積算値
Tb1 をメモリ12に記憶させる(S22)。続いて、
プリペイドカード13に記憶されている料金データから
使用された水道水の積算値Tb1 の料金を減算し(S2
3)、使用可能な残量を表示器9に表示する(S2
4)。
【0052】次のS25では、使用可能な残量が警告開
始量以下どうかをチェックする。もし、残量が警告開始
量以下の場合、S26に進み、LED10を点滅させ
る。さらに、S27でプリペイドカード13の料金デー
タをゼロに更新し、S28でプリペイドカード13をカ
ードリーダ・ライタ14より排出する。
【0053】そして、上記S28の終了後、あるいはS
25において残量が警告開始量以下でない場合はS29
に進み、メモリ12に記憶された料金データがゼロにな
ったかどうかをチェックする。もし、S29において、
料金データがゼロになった場合、S30に進み電磁弁6
を閉弁させる。しかし、S29において、料金データが
ゼロでないときは上記一連の処理を終了する。
【0054】図10はフック処理A15のフローチャー
トである。
【0055】フック処理A15は図4の状態遷移図で説
明したように、一定周期毎に発信処理を行う。図10の
S31において、送受器20がオフフック(電話機17
から外された状態)されたかどうかをチェックしてお
り、送受器20がオフフックされた場合には、S32に
進み、テンキー19により押しボタンダイヤルが押され
たかどうかをチェックする。尚、S31で送受器20が
オフフックされないときは、繰り返し送受器20がオフ
フックされたかどうかをチェックする。
【0056】上記S32で押しボタンダイヤルが押され
た場合、S33に進み、テンキー19からのダイヤル信
号を送出する。そして、次のS34で回線接続が完了
し、使用者が電話回線3を使用して通話し終わると、S
35に進み、送受器20がオンフック(電話機17に戻
された状態)されたかどうかをチェックする。
【0057】上記S35において、オンフックされた場
合、あるいは上記S31で送受器20がオンフックの場
合、一連の処理を終了する。
【0058】図11は着信処理A14のフローチャート
である。この着信処理A14は、図4の状態遷移図で説
明したように、一定周期毎に発信処理を行う。
【0059】図11のS41において、呼出し信号が有
るかどうかをチェックする。S41で呼出し信号が有る
場合、S42に進み、電話機17のベルを鳴らす。そし
て、S43で送受器20がオフフックされたかどうかを
チェックする。
【0060】上記S43において、送受器20がオフフ
ックされた場合、S44で回線接続が完了し、使用者が
電話回線3を使用して通話し終わると、S45に進み、
送受器20がオンフックされたかどうかをチェックす
る。尚、S43で送受器20がオフフックされないとき
は、繰り返し送受器20がオフフックされたかどうかを
チェックする。
【0061】上記S45において、オンフックされた場
合、あるいは上記S41で呼出し信号が無い場合、一連
の処理を終了する。
【0062】図12は管理センタに設けられたセンタ装
置2が実行する処理のフローチャートである。
【0063】同図中、センタ装置2は、前述したNRT
26を使用して定期的に各家庭に設置された給液制御装
置7を呼出す(S51)。次のS52では、給液制御装
置7の応答があるかどうかをチェックする。
【0064】S52において、応答がないときはS51
に戻り、応答があるときはS53に進み、給水積算値
(給液制御装置7の起動後から積算値、以下単に積算値
と略す)のデータ送信要求コマンドを送信する。次のS
54では、給液制御装置7から送信された積算値データ
Tbを受信したかどうかをチェックする。
【0065】S54で積算値データTbを受信した場
合、S55に進み、前回の積算値データTaと今回の積
算値データTbとの差Tdを算出する。
【0066】 Td=Tb−Ta …(3) 次のS56では、Td=0かどうかをチェックする。も
し、Td=0である場合、S57に進み、使用者が転居
しているかどうかをチェックする。使用者が転居してい
ない場合、S58に進み、使用者が老人世帯あるいは生
活保護世帯かどうかをチェックする。
【0067】従って、使用者が転居しておらず、老人世
帯あるいは生活保護世帯の場合、S59に進み、一定時
間(例えば24時間)待機し、その後S60で上記S5
1〜S55と同じ処理を実行する。そして、S61に進
み、Td=0かどうかをチェックする。もし、Td=0
である場合、S62に進み、給液制御装置7へ電磁弁6
のバルブ開コマンドを送信する。
【0068】このように、水道の使用量がゼロの家庭が
老人世帯あるいは生活保護世帯のように直ぐにプリペイ
ドカード13を購入できない家庭である場合、一定時間
待機しても料金データがゼロであるときは、人道上電磁
弁6を開弁させて給水できる。
【0069】次のS63では、電磁弁6を開弁した後に
給液制御装置7からバルブ開コマンドを受信すると、S
64で回線切断し、給液制御装置7との通信を終了す
る。
【0070】尚、上記S58において、老人世帯あるい
は生活保護世帯でない場合、直ぐにプリペイドカード1
3を購入することができるので、S65に進み、回線切
断し、給液制御装置7との通信を終了する。そして、S
66で当該家庭へ電話連絡を行い、S67で例えばテー
プレコーダ(図示せず)に録音された「給水器の給水可
能量がゼロ又はゼロに近いので新規にカードを入れて下
さい。」といったようなメッセージを電話機17を介し
て伝える。そして、S68で回線切断し、給液制御装置
7との通信を終了する。
【0071】又、上記S56において、Td=0でない
場合、S69に進み、Td<2m3かどうかをチェック
する。もし、Td<2m3 である場合はS65に進み、
S65〜S68の処理を実行する。
【0072】しかし、S69において、Td<2m3
無い場合は、S68に進み、回線切断して給液制御装置
7との通信を終了する。
【0073】上記給液システムによれば、例えば夜間や
風水害などにより外出できない場合、あるいは外出して
もプリペイドカード13を購入できる状況にない場合に
料金データがゼロになって電磁弁6が閉弁されたとき、
センタに電話連絡して緊急処置としてセンタ側から電磁
弁6を開弁してもらい、一時的に給水可能とすることが
できる。
【0074】図13は給液管理センタのセンタ装置2と
家庭との間の応答シーケンスを示す。
【0075】同図中、先ず、 (1)家Aの住人は給液制御装置7と一体的に設けられ
た電話機17でセンタ装置2を呼び出す。 (2)センタ装置2は接続確認の応答をする。 (3)家Aの住人は緊急事態発生により給液装置1の電
磁弁6を開弁してくれるように要求する。 (4)センタ装置2は要求確認応答をする。 (5)家Aの住人は送受器20を電話機17に戻して回
線切断して通話を終了する。 (6)センタ装置2も回線切断して通話を終了する。 (7)センタ装置2はNRT26を使用して家Aの給液
制御装置7を呼び出す。 (8)給液制御装置7は応答を返信する。 (9)センタ装置2はバルブ開コマンドを送信する。 (10)給液制御装置7は電磁弁6を開弁させるととも
に、電磁弁6が開弁したことをセンタ装置2へ送信す
る。そして、電磁弁6が開弁してから24時間経過した
とき電磁弁6を閉弁させる。 (11)センタ装置2は電磁弁6が開弁したことを確認
すると、回線切断して通信を終了する。 (12)同様に給液制御装置7も回線切断して通信を終
了する。
【0076】このように、プリペイドカード13を購入
できる状況にない場合に料金データがゼロになったとき
は、上記センタ装置2に連絡することにより一時的に給
水可能となるので、住人が日常生活に支障を来すことが
防止できる。
【0077】又、上記のようにセンタ装置2からのバル
ブ開コマンドにより一時的に電磁弁6を開弁させている
間に使用された給水量は、給液制御装置7のメモリ12
に記憶され、この給水量に相当する料金は次回のプリペ
イドカード13の料金データから差し引かれる。
【0078】さらに、上記給液システムでは、浄水場2
8での不純物混入あるいは、水道配管工事などによる泥
水の混入などが発生すると予想された場合、又は発生し
た場合には、各家庭の電磁弁6を上記電話回線3を使用
して各家庭の給液制御装置7に閉弁を指令することによ
り、このような緊急事態を回避することができる。
【0079】図14はセンタ装置2と各家庭の給液制御
装置7との間の応答シーケンスを示す。 (21)センタ装置2は各家庭の給液制御装置7をNR
T26を使用して呼び出す。 (22)給液制御装置7は接続の応答をする。 (23)センタ装置2は緊急事態発生によりバルブ閉コ
マンドを送信する。 (24)給液制御装置7は電磁弁6を閉弁させてバルブ
閉情報をセンタ装置2へ送信する。 (25)センタ装置2は電磁弁6が閉弁したことを確認
した後、回線切断して通信を終了する。 (26)同様に給液制御装置7も回線切断して通信を終
了する。
【0080】以上の(21)〜(26)の処理を該当す
る全家庭に対して実行する。前述したような緊急事態が
解除された場合には、次の処理を実行する。 (27)センタ装置2は給液制御装置7を呼び出す。 (28)給液制御装置7は接続の応答をする。 (29)センタ装置2はバルブ開コマンドを送信する。 (30)給液制御装置7は電磁弁6を開弁させ、バルブ
開情報をセンタ装置2へ送信する。 (31)センタ装置2は電磁弁6が開弁したことを確認
した後、回線切断して通信を終了する。 (32)同様に給液制御装置7も回線切断して通信を終
了する。
【0081】このように、緊急事態発生が予想されると
き、あるいは発生したときセンタ装置2側の判断で電磁
弁6を閉弁させて各家庭に汚れた水が供給されることを
防止することができ、衛生な水道水のみを供給すること
ができる。
【0082】図15は本発明の変形例を示す。
【0083】同図中、給液装置31は、水道管路4に配
設された水道メータ5と、元弁としての電磁弁6と、電
磁弁6を開閉制御する主制御装置32と、主制御装置3
2に対し無線で通信する副制御装置33と、よりなる。
従って、主制御装置32と副制御装置33とは、コード
レスホンの親機と子機との関係となる。
【0084】主制御装置32は、水道の使用量を表示す
る表示器9と、電磁弁6が開のとき点灯し電磁弁6が閉
のとき消灯して電磁弁6の開閉状態を表示するLEDラ
ンプ10と、料金データを記憶するメモリ12と、プリ
ペイドカード13が挿入されるカードリーダ・ライタ1
4と、電源供給用のバッテリ15と、給水制御回路16
とよりなる。さらに、主制御装置32には、電話機17
が一体的に設けられている。電話機17は、電話回線3
が接続された電話機制御回路18と、プッシュ式のテン
キー19と、送受器20とよりなる。
【0085】電話機制御回路18には無線通信回路34
が接続され、無線通信回路34はアンテナ35を介して
電波により副制御装置33と通信することができる。
【0086】又、副制御装置33は、水道メータ5から
出力された流量パルスが入力される制御回路36と、電
磁弁6を開閉駆動するドライバ回路37と、制御回路3
6に接続された無線通信回路38と、電源供給用のバッ
テリ39と、よりなる。従って、副制御装置33の無線
通信回路38はアンテナ40を介して電波により主制御
装置32と通信することができる。
【0087】主制御装置32は上記給液制御装置7と同
様にプリペイドカード13に料金データの残金に応じて
電磁弁6を開閉制御するとともに、センタ装置2との通
信を行って電磁弁6を開閉制御する。その際、センタ装
置2から主制御装置32へバルブ開コマンドあるいはバ
ルブ閉コマンドが送信されると、主制御装置32の給水
制御回路16は無線通信回路34を介して開弁信号ある
いは閉弁信号を副制御装置33へ送信する。
【0088】主制御装置32から送信された開弁信号あ
るいは閉弁信号は、副制御装置33の無線通信回路38
により受信され、制御回路36は電磁弁6を開弁あるい
は閉弁させる。又、給水とともに水道メータ5より出力
された流量パルスは、無線通信回路38を介して主制御
装置32に送信される。
【0089】このように、主制御装置32と副制御装置
33とは無線により相互に通信できるので、屋内に設置
された主制御装置32と屋外に設置された水道メータ
5,電磁弁6との間をケーブルで接続する必要がなく、
設置工事が容易に行える。
【0090】尚、上記各実施例では、水道水を供給する
給液装置を一例として説明したが、これに限らず、水道
水以外の液体(例えば、灯油やガソリン等の石油製品あ
るいは化学製品等)を供給するシステムにも適用するこ
とができるのは勿論である。
【0091】又、上記各実施例では、プリペイドカード
を使用して料金を回収する構成としたが、これに限ら
ず、例えばプリペイドカードの代わりに特定のコインを
挿入する構成としても良い。
【0092】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、緊急時に電話回線を介して元弁の開閉信号を給液装
置へ送信することにより、給液装置の元弁を給液管理装
置からの指令により開弁あるいは閉弁させることがで
き、例えば老人世帯、あるいは生活保護世帯のようにプ
リペイドカードを直ぐに購入することができない家庭で
も、緊急時に料金データに関係なく元弁を開弁して給液
を可能にして日常生活に支障を来さないようにできる。
又、例えば給液管路の上流で異物が混入した場合、元弁
を閉弁して給液を停止することができ、給液の安全性を
高めることができる。
【0093】又、請求項2によれば、料金データがゼロ
のとき、外部から送信された開閉信号により給液管路に
設けられた弁を一時的に開閉するとともに、弁が開弁さ
れている間に使用された給液量を積算して給液量に相当
する料金を次回の料金支払い時の料金データから減算す
るため、料金データがゼロの状態でも給液を受けること
ができ、プリペイドカードを購入することができない場
合でも給液が可能になり、料金は次回の料金支払い時の
料金データから差し引くことにより回収することができ
る。
【0094】又、請求項3によれば、給液量がゼロにな
ってから所定時間が経過したとき、給液装置に開弁信号
を送信することにより、外部からの遠隔操作により給液
を再開させることができる。
【0095】又、請求項4によれば、電話回線が接続さ
れた電話機と給液装置とが一体的に設けられているの
で、操作が容易になるとともに設置スペースの省スペー
ス化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給液システムの一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】センタ装置と各家庭の給液制御装置との接続を
示すブロック図である。
【図3】センタ装置から送信される電文フォーマットを
示す図である。
【図4】給水制御回路の処理モードの移動を示す状態遷
移図である。
【図5】電話機制御回路の処理モードの移動を示す状態
遷移図である。
【図6】パワーオンリセットA1の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図7】タイマ処理A2の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図8】プリペイドカードがカードリーダ・ライタに挿
入された後に実行されるカード処理のフローチャートで
ある。
【図9】流量パルスが入力された場合の流量パルス処理
の処理を示すフローチャートである。
【図10】フック処理のフローチャートである。
【図11】着信処理のフローチャートである。
【図12】センタ装置が実行する処理のフローチャート
である。
【図13】センタ装置と家庭との間の応答シーケンスを
示す。
【図14】センタ装置と各家庭の給液制御装置との間の
応答シーケンスを示す。
【図15】本発明の変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,31 給液装置 2 センタ装置 3 電話回線 5 水道メータ 6 電磁弁 7 給液制御装置 8 給水栓 12 メモリ 13 プリペイドカード 14 カードリーダ・ライタ 16 給水制御回路 17 電話機 18 電話機制御回路 20 送受器 22 NCU 24,25 交換機 26 NRT 32 主制御装置 33 副制御装置 34,38 無線通信回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者毎に設置され、先払いされた料金
    データに応じた給液量が給液される間、給液管路に設け
    られた元弁を開弁させて給液可能とする給液装置と、 該給液装置と電話回線を介して接続され、緊急時に該電
    話回線を介して前記元弁の開閉信号を前記給液装置へ送
    信する給液管理装置と、 よりなることを特徴とする給液システム。
  2. 【請求項2】 先払いされた料金の料金データを記憶す
    る記憶手段を有し、該記憶手段に記憶された料金データ
    に応じた給液量を供給可能とする給液装置において、 外部から送信された開閉信号により給液管路に設けられ
    た元弁を一時的に開閉する弁開閉手段と、 該元弁が一時的に開弁されている間に使用された給液量
    を積算する給液量積算手段と、 前記料金データがゼロのとき、該給液量積算手段により
    積算された給液量に相当する料金を次回の料金支払い時
    の料金データから減算する清算手段と、 を備えてなることを特徴とする給液装置。
  3. 【請求項3】 給液量がゼロのとき、この状態のまま所
    定時間経過したことを計時するタイマ手段と、 該タイマ手段が所定時間を計時したとき、前記給液装置
    に開弁信号を送信する信号送信手段と、 よりなることを特徴とする給液管理装置。
  4. 【請求項4】 前記電話回線が接続された電話機が一体
    的に設けられたことを特徴とする請求項2の給液装置。
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