JPH0784135A - ハイブリッド型光集積回路の製造方法 - Google Patents
ハイブリッド型光集積回路の製造方法Info
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- JPH0784135A JPH0784135A JP5227575A JP22757593A JPH0784135A JP H0784135 A JPH0784135 A JP H0784135A JP 5227575 A JP5227575 A JP 5227575A JP 22757593 A JP22757593 A JP 22757593A JP H0784135 A JPH0784135 A JP H0784135A
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- JP
- Japan
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- optical
- integrated circuit
- lens
- optical waveguide
- hybrid
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板上に搭載される光素子と基板上の光導波
路との間の光軸ずれを小さくすることができ、しかも小
型で容易かつ低コストで組み立てることができるハイブ
リッド型光集積回路の製造方法を提供する。 【構成】 光導波路6を有する基板1と光素子3とを一
体化するハイブリッド型光集積回路の製造方法であっ
て、基板1に光素子3を搭載し、光素子3と基板1の光
導波路6との間に微小なレンズ11を配置し、光素子3
と光導波路6との光軸8が一致するようにレンズ11の
位置を調整して第1の固定剤33を用いて固定し、レン
ズ11を第1の固定剤33から剥離した後に再度レンズ
11の位置を微調整し、レンズ11を第1の固定剤33
上に第2の固定剤34を用いて固定することを特徴とす
る。
路との間の光軸ずれを小さくすることができ、しかも小
型で容易かつ低コストで組み立てることができるハイブ
リッド型光集積回路の製造方法を提供する。 【構成】 光導波路6を有する基板1と光素子3とを一
体化するハイブリッド型光集積回路の製造方法であっ
て、基板1に光素子3を搭載し、光素子3と基板1の光
導波路6との間に微小なレンズ11を配置し、光素子3
と光導波路6との光軸8が一致するようにレンズ11の
位置を調整して第1の固定剤33を用いて固定し、レン
ズ11を第1の固定剤33から剥離した後に再度レンズ
11の位置を微調整し、レンズ11を第1の固定剤33
上に第2の固定剤34を用いて固定することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路を有する基板
と光素子とを一体化するハイブリッド型光集積回路の製
造方法に関するものである。
と光素子とを一体化するハイブリッド型光集積回路の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信の大容量化、超高速化に伴い、光
スイッチ、レーザダイオード(LD)等の光源、フォト
ダイオード(PD)等の光検出器、光変調器等の各種光
デバイスを基板上に搭載し、これらの光素子と該基板上
の光導波路とを光学結合したハイブリッド型光集積回路
(光IC)が研究され、様々な研究例が報告されてい
る。図8はハイブリッド型光集積回路の一例を示す構成
図であり、図において、1は表面に段差2が形成された
シリコン基板、3はシリコン基板1に搭載され内部にコ
ア4を有するLD素子、5はシリコン基板1上に形成さ
れたガラス層、6はガラス層5内に形成されたコアから
なる光導波路、7は層状のハンダ、8はLD素子3の光
線主軸である。このハイブリッド型光集積回路では、ド
ライエッチング等により、搭載されるLD素子3のコア
4の高さにあわせて前記シリコン基板1及びガラス層5
を所定の形状に精密にエッチングし、その後、このエッ
チングされた面1aにLD素子3を載置し、光線主軸8
が光導波路6と一致するように該LD素子3の位置合せ
を行い、ハンダ7により該LD素子3を面1aに固定す
る。ここでは、LD素子3は光導波路6に直接光学結合
されている。
スイッチ、レーザダイオード(LD)等の光源、フォト
ダイオード(PD)等の光検出器、光変調器等の各種光
デバイスを基板上に搭載し、これらの光素子と該基板上
の光導波路とを光学結合したハイブリッド型光集積回路
(光IC)が研究され、様々な研究例が報告されてい
る。図8はハイブリッド型光集積回路の一例を示す構成
図であり、図において、1は表面に段差2が形成された
シリコン基板、3はシリコン基板1に搭載され内部にコ
ア4を有するLD素子、5はシリコン基板1上に形成さ
れたガラス層、6はガラス層5内に形成されたコアから
なる光導波路、7は層状のハンダ、8はLD素子3の光
線主軸である。このハイブリッド型光集積回路では、ド
ライエッチング等により、搭載されるLD素子3のコア
4の高さにあわせて前記シリコン基板1及びガラス層5
を所定の形状に精密にエッチングし、その後、このエッ
チングされた面1aにLD素子3を載置し、光線主軸8
が光導波路6と一致するように該LD素子3の位置合せ
を行い、ハンダ7により該LD素子3を面1aに固定す
る。ここでは、LD素子3は光導波路6に直接光学結合
されている。
【0003】また、図9はハイブリッド型光集積回路の
他の一例を示す構成図であり、図において、11はボー
ルレンズ、12はLD素子3用のサブマウント、13は
サブマウント12の表面12aに形成されたボールレン
ズ固定穴、14はハンダまたは接着剤からなる固定剤で
ある。このハイブリッド型光集積回路では、異方性エッ
チング等により、サブマウント12の表面12aにボー
ルレンズ固定穴13を高精度で形成し、該ボールレンズ
固定穴13にボールレンズ11をハンダまたは低融点ガ
ラス等で固定するとともにLD素子3を前記表面12a
にハンダ7で固定し、光線主軸8が光導波路6と一致す
るように前記サブマウント12の位置合せを行い、固定
剤14により該サブマウント12を面1aに固定する。
ここでは、LD素子3は光導波路6にボールレンズ11
を介して光学結合されている。
他の一例を示す構成図であり、図において、11はボー
ルレンズ、12はLD素子3用のサブマウント、13は
サブマウント12の表面12aに形成されたボールレン
ズ固定穴、14はハンダまたは接着剤からなる固定剤で
ある。このハイブリッド型光集積回路では、異方性エッ
チング等により、サブマウント12の表面12aにボー
ルレンズ固定穴13を高精度で形成し、該ボールレンズ
固定穴13にボールレンズ11をハンダまたは低融点ガ
ラス等で固定するとともにLD素子3を前記表面12a
にハンダ7で固定し、光線主軸8が光導波路6と一致す
るように前記サブマウント12の位置合せを行い、固定
剤14により該サブマウント12を面1aに固定する。
ここでは、LD素子3は光導波路6にボールレンズ11
を介して光学結合されている。
【0004】また、図10はハイブリッド型光集積回路
の他の一例を示す構成図であり、図において、17は内
部にコア18を有する先球ファイバ、19は接着剤、2
0は補強用ガラス板である。このハイブリッド型光集積
回路では、ドライエッチング等により、搭載されるLD
素子3にあわせて前記シリコン基板1及びガラス層5を
所定の形状に精密にエッチングし、次いで、光導波路6
上に補強用ガラス板20を固定し、その後、ダイシング
ソー等により先球ファイバ17の寸法にあわせて前記シ
リコン基板1に溝1bを形成する。また、エッチングさ
れた面1aにLD素子3を載置し、光線主軸8が光導波
路6と一致するように該LD素子3の位置合せを行い、
該LD素子3をハンダ7により面1aに固定する。次い
で、先球ファイバ17のコア18の光軸が光導波路6と
一致するように該先球ファイバ17の位置合せを行い、
接着剤19により該先球ファイバ17を溝1bに固定す
る。ここでは、LD素子3は光導波路6に先球ファイバ
17を介して光学結合されている。
の他の一例を示す構成図であり、図において、17は内
部にコア18を有する先球ファイバ、19は接着剤、2
0は補強用ガラス板である。このハイブリッド型光集積
回路では、ドライエッチング等により、搭載されるLD
素子3にあわせて前記シリコン基板1及びガラス層5を
所定の形状に精密にエッチングし、次いで、光導波路6
上に補強用ガラス板20を固定し、その後、ダイシング
ソー等により先球ファイバ17の寸法にあわせて前記シ
リコン基板1に溝1bを形成する。また、エッチングさ
れた面1aにLD素子3を載置し、光線主軸8が光導波
路6と一致するように該LD素子3の位置合せを行い、
該LD素子3をハンダ7により面1aに固定する。次い
で、先球ファイバ17のコア18の光軸が光導波路6と
一致するように該先球ファイバ17の位置合せを行い、
接着剤19により該先球ファイバ17を溝1bに固定す
る。ここでは、LD素子3は光導波路6に先球ファイバ
17を介して光学結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した各ハイブリッ
ド型光集積回路において、実際に組み立てる際に最も問
題となる点は、シリコン基板1上に搭載される各種光デ
バイスの位置ずれに対する許容量(トレランス:T)と
モジュール製造時の光軸ずれ量との関係である。通信用
光部品でよく使われているのは単一モード光導波路であ
るが、この単一モード光導波路と各種光デバイスとの光
学結合はガウシアンビームを用いて近似計算することに
より簡単に評価することができる。この近似計算の結果
によれば、通常、光学系のトレランスは光軸に対して直
角の方向が最も厳しくなる。
ド型光集積回路において、実際に組み立てる際に最も問
題となる点は、シリコン基板1上に搭載される各種光デ
バイスの位置ずれに対する許容量(トレランス:T)と
モジュール製造時の光軸ずれ量との関係である。通信用
光部品でよく使われているのは単一モード光導波路であ
るが、この単一モード光導波路と各種光デバイスとの光
学結合はガウシアンビームを用いて近似計算することに
より簡単に評価することができる。この近似計算の結果
によれば、通常、光学系のトレランスは光軸に対して直
角の方向が最も厳しくなる。
【0006】例えば、ビームスポット半径ωのガウシア
ンビームが光軸と垂直の方向に大きさxだけ軸ずれを起
こしている場合、この軸ずれの大きさxと結合効率ηと
の間には下記の関係が成り立つことが知られている(参
考文献:猿渡、縄田,"Semiconductor Laser to single
-mode fiber coupler",Applied Optics,vol.18,No.11,p
p.1847-1856,1979)。
ンビームが光軸と垂直の方向に大きさxだけ軸ずれを起
こしている場合、この軸ずれの大きさxと結合効率ηと
の間には下記の関係が成り立つことが知られている(参
考文献:猿渡、縄田,"Semiconductor Laser to single
-mode fiber coupler",Applied Optics,vol.18,No.11,p
p.1847-1856,1979)。
【数1】 この式より、1dB損失増加時の光軸ずれ量をトレラン
スTと定義すると、トレランスTとビームスポット半径
ωとの間には
スTと定義すると、トレランスTとビームスポット半径
ωとの間には
【数2】 の関係が成り立ち、トレランスTはビームスポット半径
ωに比例することが解る。なお、前記ビームスポット半
径ωはビーム強度が中心点のビーム強度の1/e2 にな
る半径として定義される。例えば、LD素子3を含む一
般的な光素子ではω=1〜2μm、また、ガラス光導波
路ではω=3〜5μmである。
ωに比例することが解る。なお、前記ビームスポット半
径ωはビーム強度が中心点のビーム強度の1/e2 にな
る半径として定義される。例えば、LD素子3を含む一
般的な光素子ではω=1〜2μm、また、ガラス光導波
路ではω=3〜5μmである。
【0007】ここで、上述した各ハイブリッド型光集積
回路のトレランスTを式(2)により求め評価する。図
8のハイブリッド型光集積回路では、LD素子3−光導
波路6間のトレランスTは0.5〜1μmとなる。した
がって、LD素子3を固定する面1aまでのエッチング
深さとLD素子3の基板厚を±0.5μmの精度で一致
させる必要があり、現状のエッチング精度では非常に作
製困難である。また、ダイボンディング時に光軸調整す
るのでLD素子3に応力や長時間の加熱がかかり、信頼
性に問題が生じる。
回路のトレランスTを式(2)により求め評価する。図
8のハイブリッド型光集積回路では、LD素子3−光導
波路6間のトレランスTは0.5〜1μmとなる。した
がって、LD素子3を固定する面1aまでのエッチング
深さとLD素子3の基板厚を±0.5μmの精度で一致
させる必要があり、現状のエッチング精度では非常に作
製困難である。また、ダイボンディング時に光軸調整す
るのでLD素子3に応力や長時間の加熱がかかり、信頼
性に問題が生じる。
【0008】また、図9のハイブリッド型光集積回路で
は、LD素子3−ボールレンズ11間のトレランスTは
0.5〜1μm、ボールレンズ11−光導波路6間のト
レランスTは1.5〜2.5μmとなる。この光集積回
路では、LD素子3とボールレンズ11を載せたサブマ
ウント12とを光軸調整するので精度の面では比較的楽
に精度が出せるという長所があるが、部品点数及び製造
工程が増え、アレイ化が難しいという欠点があり、小型
化には難がある。
は、LD素子3−ボールレンズ11間のトレランスTは
0.5〜1μm、ボールレンズ11−光導波路6間のト
レランスTは1.5〜2.5μmとなる。この光集積回
路では、LD素子3とボールレンズ11を載せたサブマ
ウント12とを光軸調整するので精度の面では比較的楽
に精度が出せるという長所があるが、部品点数及び製造
工程が増え、アレイ化が難しいという欠点があり、小型
化には難がある。
【0009】またサブマウント12を固定する場合、通
常、硬化時間が速く作業性の良い光硬化型接着剤を用い
るが、硬化用の光をサブフマウント12の裏面に当てる
のが難しく、該接着剤の固化が十分進まない危険性があ
る。一方、ハンダで固定しようとすると加熱時に光軸調
整装置のまわりの熱膨張を抑えるのが難かしいため装置
が非常に大がかりなものとなるという欠点がある。
常、硬化時間が速く作業性の良い光硬化型接着剤を用い
るが、硬化用の光をサブフマウント12の裏面に当てる
のが難しく、該接着剤の固化が十分進まない危険性があ
る。一方、ハンダで固定しようとすると加熱時に光軸調
整装置のまわりの熱膨張を抑えるのが難かしいため装置
が非常に大がかりなものとなるという欠点がある。
【0010】また、図10のハイブリッド型光集積回路
では、LD素子3−先球ファイバ17間のトレランスT
は0.5〜1μm、先球ファイバ17−光導波路6間の
トレランスTは1.5〜2.5μmとなる。この光集積
回路では、図8の光集積回路よりは緩いもののLD素子
3と光導波路5のコア6の高さとのずれを±2〜3μm
に抑える必要があり、やはり現状の作製精度では歩留り
よく作ることが困難である。
では、LD素子3−先球ファイバ17間のトレランスT
は0.5〜1μm、先球ファイバ17−光導波路6間の
トレランスTは1.5〜2.5μmとなる。この光集積
回路では、図8の光集積回路よりは緩いもののLD素子
3と光導波路5のコア6の高さとのずれを±2〜3μm
に抑える必要があり、やはり現状の作製精度では歩留り
よく作ることが困難である。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、基板上に搭載される光素子と基板上の光導波
路との間の製造時の光軸ずれ量を小さくすることがで
き、しかも小型で容易かつ低コストで組み立てることが
できるハイブリッド型光集積回路の製造方法を提供する
ことにある。
であって、基板上に搭載される光素子と基板上の光導波
路との間の製造時の光軸ずれ量を小さくすることがで
き、しかも小型で容易かつ低コストで組み立てることが
できるハイブリッド型光集積回路の製造方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、次の様なハイブリッド型光集積回路の製造
方法を採用した。すなわち、光導波路を有する基板と光
素子とを一体化するハイブリッド型光集積回路の製造方
法であって、前記基板に光素子を搭載し、該光素子と前
記基板の光導波路との間に微小なレンズを配置し、該光
素子と前記光導波路との光軸が一致するように前記レン
ズの位置を調整して第1の固定剤を用いて固定し、前記
レンズを該第1の固定剤から剥離した後に再度該レンズ
の位置を微調整し、該レンズを前記第1の固定剤上に第
2の固定剤を用いて固定することを特徴としている。
するために、次の様なハイブリッド型光集積回路の製造
方法を採用した。すなわち、光導波路を有する基板と光
素子とを一体化するハイブリッド型光集積回路の製造方
法であって、前記基板に光素子を搭載し、該光素子と前
記基板の光導波路との間に微小なレンズを配置し、該光
素子と前記光導波路との光軸が一致するように前記レン
ズの位置を調整して第1の固定剤を用いて固定し、前記
レンズを該第1の固定剤から剥離した後に再度該レンズ
の位置を微調整し、該レンズを前記第1の固定剤上に第
2の固定剤を用いて固定することを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明のハイブリッド型光集積回路の製造方法
では、前記光素子と前記光導波路との光軸が一致するよ
うに前記レンズの位置を調整して第1の固定剤を用いて
固定した後、前記レンズを該第1の固定剤から剥離し、
再度該レンズの位置を微調整し、該レンズを前記第1の
固定剤上に第2の固定剤を用いて固定する。これによ
り、前記光素子と前記光導波路との間の光軸ずれが大幅
に小さくなる。
では、前記光素子と前記光導波路との光軸が一致するよ
うに前記レンズの位置を調整して第1の固定剤を用いて
固定した後、前記レンズを該第1の固定剤から剥離し、
再度該レンズの位置を微調整し、該レンズを前記第1の
固定剤上に第2の固定剤を用いて固定する。これによ
り、前記光素子と前記光導波路との間の光軸ずれが大幅
に小さくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づき説明
する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のハイブリッド型
光集積回路の製造方法を示す過程図であり、図2は、本
実施例の製造方法により得られたハイブリッド型光集積
回路の構成図である。図において、31はシリコン基板
1に形成された溝、32はメタライズ電極、33は光硬
化型の接着剤(第1の固定剤)、34は光硬化型の接着
剤(第2の固定剤)である。
する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のハイブリッド型
光集積回路の製造方法を示す過程図であり、図2は、本
実施例の製造方法により得られたハイブリッド型光集積
回路の構成図である。図において、31はシリコン基板
1に形成された溝、32はメタライズ電極、33は光硬
化型の接着剤(第1の固定剤)、34は光硬化型の接着
剤(第2の固定剤)である。
【0015】ここで、図1に基づきハイブリッド型光集
積回路の製造方法について説明する。 (1)まず、シリコン基板1上に通常のガラス導波路作
製プロセスによりガラス層5と光導波路6を形成する
(同図(a))。 (2)ドライエッチングによりガラス層5及び光導波路
6の一部を選択除去し、端面を出す(同図(b))。 (3)シリコン基板1に選択エッチングを施し、ボール
レンズ(微小なレンズ)11が入るための溝31を形成
する。この深さはボールレンズ11から数10μmの隙
間があく程度にする。マスクはガラス層5を用い、エッ
チング溶液はKOH水溶液等を用いる(同図(c))。
積回路の製造方法について説明する。 (1)まず、シリコン基板1上に通常のガラス導波路作
製プロセスによりガラス層5と光導波路6を形成する
(同図(a))。 (2)ドライエッチングによりガラス層5及び光導波路
6の一部を選択除去し、端面を出す(同図(b))。 (3)シリコン基板1に選択エッチングを施し、ボール
レンズ(微小なレンズ)11が入るための溝31を形成
する。この深さはボールレンズ11から数10μmの隙
間があく程度にする。マスクはガラス層5を用い、エッ
チング溶液はKOH水溶液等を用いる(同図(c))。
【0016】(4)光導波路6の上方のガラス層5の上
面にメタライズ電極32を形成する(同図(d))。 (5)メタライズ電極32上に、コア4を下にしたLD
素子(光素子)3をハンダでダイボンディングする(同
図(e))。 (6)溝31内にボールレンズ11を載置し、LD素子
3のコア4と光導波路6の結合が最適位置になるように
該ボールレンズ11の位置合せを行い、光硬化型の接着
剤(第1の固定材料)33を用いて該ボールレンズ11
を溝31に固定する(同図(f))。
面にメタライズ電極32を形成する(同図(d))。 (5)メタライズ電極32上に、コア4を下にしたLD
素子(光素子)3をハンダでダイボンディングする(同
図(e))。 (6)溝31内にボールレンズ11を載置し、LD素子
3のコア4と光導波路6の結合が最適位置になるように
該ボールレンズ11の位置合せを行い、光硬化型の接着
剤(第1の固定材料)33を用いて該ボールレンズ11
を溝31に固定する(同図(f))。
【0017】(7)ボールレンズ11を接着剤33から
剥離する(同図(g))。 ここで、ボールレンズ11を接着剤33からきれいに剥
離するためには、あらかじめボールレンズ11の表面に
接着力の弱い金等の金属を薄く蒸着したりテフロン等を
コーティングしておき、再固定時にそれを洗浄して落と
せばよい。また、同径の別のボールレンズ11を用いて
もよい。 (8)接着剤33上にボールレンズ11を載置し、LD
素子3のコア4と光導波路6の結合が最適位置になるよ
うに、すなわちコア4と光導波路6の光軸8が一致する
ように、再度該ボールレンズ11の位置合せ(微調整)
を行い、光硬化型の接着剤(第2の固定材料)34を用
いて該ボールレンズ11を接着剤33上に固定する(同
図(h))。
剥離する(同図(g))。 ここで、ボールレンズ11を接着剤33からきれいに剥
離するためには、あらかじめボールレンズ11の表面に
接着力の弱い金等の金属を薄く蒸着したりテフロン等を
コーティングしておき、再固定時にそれを洗浄して落と
せばよい。また、同径の別のボールレンズ11を用いて
もよい。 (8)接着剤33上にボールレンズ11を載置し、LD
素子3のコア4と光導波路6の結合が最適位置になるよ
うに、すなわちコア4と光導波路6の光軸8が一致する
ように、再度該ボールレンズ11の位置合せ(微調整)
を行い、光硬化型の接着剤(第2の固定材料)34を用
いて該ボールレンズ11を接着剤33上に固定する(同
図(h))。
【0018】従来、光硬化型接着剤を用いると接着剤が
固化時に収縮するため位置ずれを起こし使いものになら
ないと考えられていた。固化時の収縮量については近年
改善されてきているが、現状では精密固定用の光硬化接
着剤といわれているものでも1〜5%程度はあり、レン
ズ固定部の厚みが数10μmあると収縮量はすぐ1μm
のオーダーになってしまうという欠点がある。LD素子
3−ボールレンズ11間のトレランスは0.5〜1μm
あるのでこの値は大きな問題となる。そこで、あらかじ
め収縮量を考慮してオフセットをつけるといったテクニ
ックも考えられるが、厚みや収縮量が必ずしも一定では
ないので再現性が確保できないという問題がある。
固化時に収縮するため位置ずれを起こし使いものになら
ないと考えられていた。固化時の収縮量については近年
改善されてきているが、現状では精密固定用の光硬化接
着剤といわれているものでも1〜5%程度はあり、レン
ズ固定部の厚みが数10μmあると収縮量はすぐ1μm
のオーダーになってしまうという欠点がある。LD素子
3−ボールレンズ11間のトレランスは0.5〜1μm
あるのでこの値は大きな問題となる。そこで、あらかじ
め収縮量を考慮してオフセットをつけるといったテクニ
ックも考えられるが、厚みや収縮量が必ずしも一定では
ないので再現性が確保できないという問題がある。
【0019】以上説明した様に、この実施例1のハイブ
リッド型光集積回路の製造方法によれば、いったん収縮
した接着剤33上にボールレンズ11を載置して、再度
該ボールレンズ11の位置合せ(微調整)を行い、接着
剤33の収縮による位置ずれを補正するので、接着剤3
4の厚みは僅かなものであるから、該接着剤34による
収縮は極めて小さなものとなり、接着剤34による位置
ずれを極めて小さく抑えることができる。したがって、
LD素子3とボールレンズ11及び光導波路6との間の
光軸ずれを大幅に小さくすることができる。
リッド型光集積回路の製造方法によれば、いったん収縮
した接着剤33上にボールレンズ11を載置して、再度
該ボールレンズ11の位置合せ(微調整)を行い、接着
剤33の収縮による位置ずれを補正するので、接着剤3
4の厚みは僅かなものであるから、該接着剤34による
収縮は極めて小さなものとなり、接着剤34による位置
ずれを極めて小さく抑えることができる。したがって、
LD素子3とボールレンズ11及び光導波路6との間の
光軸ずれを大幅に小さくすることができる。
【0020】このように、ボールレンズ11を接着剤3
3,34で固定した場合、接着剤33,34の温度変動
も問題とされるが、最近の精密固定用光硬化型接着剤の
線膨張係数は10-5/℃のオーダーに入っているので、
本実施例のように接着剤33,34の厚みが数10μm
であれば100℃の変化に対しても位置ずれは1μm以
下に収まる。したがって、初期の位置ずれが非常に小さ
ければ十分安定性が確保できる。実際に製作したモジュ
ールを0〜60℃のヒートサイクル試験にかけてもほと
んどレベル変動は見られなかった。また、振動・衝撃試
験に対しても、ボールレンズ11自体は非常に微小で軽
いものなので接着剤33,34固定による問題は生じな
かった。
3,34で固定した場合、接着剤33,34の温度変動
も問題とされるが、最近の精密固定用光硬化型接着剤の
線膨張係数は10-5/℃のオーダーに入っているので、
本実施例のように接着剤33,34の厚みが数10μm
であれば100℃の変化に対しても位置ずれは1μm以
下に収まる。したがって、初期の位置ずれが非常に小さ
ければ十分安定性が確保できる。実際に製作したモジュ
ールを0〜60℃のヒートサイクル試験にかけてもほと
んどレベル変動は見られなかった。また、振動・衝撃試
験に対しても、ボールレンズ11自体は非常に微小で軽
いものなので接着剤33,34固定による問題は生じな
かった。
【0021】また、光導波路6への加工は基本的に後工
程でできるので、従来の製造ラインを用いて製造するこ
とができる。また、LD素子3等の光素子もモジュール
化のための特殊な構造や高い寸法精度を必要とせず、ボ
ンディングも通常の工程で行うことができ、高い信頼性
が得られる効果がある。ボールレンズ11の様な微小な
光学系が使えるので、ハイブリッド型光集積回路全体を
小型化することができる。
程でできるので、従来の製造ラインを用いて製造するこ
とができる。また、LD素子3等の光素子もモジュール
化のための特殊な構造や高い寸法精度を必要とせず、ボ
ンディングも通常の工程で行うことができ、高い信頼性
が得られる効果がある。ボールレンズ11の様な微小な
光学系が使えるので、ハイブリッド型光集積回路全体を
小型化することができる。
【0022】組立装置も特に大がかりなものでなく通常
の微動調心装置と接着剤硬化用の光源装置があればよい
ので、特殊な設備を必要とせず、コストアップにならな
い。ボールレンズ11の接着に失敗した場合において
も、接着剤を有機溶媒で洗浄したり、カッター等で削り
落とすことにより、光導波路6やLD素子3は再使用す
ることができ、歩留りを非常に高くすることができる。
の微動調心装置と接着剤硬化用の光源装置があればよい
ので、特殊な設備を必要とせず、コストアップにならな
い。ボールレンズ11の接着に失敗した場合において
も、接着剤を有機溶媒で洗浄したり、カッター等で削り
落とすことにより、光導波路6やLD素子3は再使用す
ることができ、歩留りを非常に高くすることができる。
【0023】なお、このLD素子3の発熱量が比較的小
さい場合にはメタライズ電極32を通して外方へ放熱さ
れるから問題ないが、発熱量が大きい場合にはLD素子
3の上部に放熱用のブロックを接合する等の放熱対策を
施す必要がある。
さい場合にはメタライズ電極32を通して外方へ放熱さ
れるから問題ないが、発熱量が大きい場合にはLD素子
3の上部に放熱用のブロックを接合する等の放熱対策を
施す必要がある。
【0024】(実施例2)図3は本発明の実施例2のハ
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、シリコン基板1のエッチングされ
た面1aにメタライズ電極32を形成し、該メタライズ
電極32上にコア4を上にしたLD素子3をハンダでダ
イボンディングしたものであり、その他の基本的な製造
方法は実施例1と同様である。
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、シリコン基板1のエッチングされ
た面1aにメタライズ電極32を形成し、該メタライズ
電極32上にコア4を上にしたLD素子3をハンダでダ
イボンディングしたものであり、その他の基本的な製造
方法は実施例1と同様である。
【0025】このハイブリッド型光集積回路によれば、
LD素子3がシリコン基板1のエッチングされた面1a
に直接搭載されているので放熱の面で有利である。また
ドライエッチングを用いた場合、通常、光導波路6を含
むガラス層5の端面5aは図3の様に垂直より少し傾斜
していることが多いので、逆にこの傾斜角(図3中θで
示した角)をあらかじめ見積もっておき、この傾斜角に
よる光信号の屈折角にあわせてLD素子3の搭載部の深
さ、すなわちシリコン基板1の面1aの深さを制御して
やれば、端面5aにおける反射光がLD素子3に再入射
して該LD素子3の発光特性に悪影響を及ぼすのを防止
することもできる。この面1aの深さの制御も、例え
ば、数10μm位ずれても後でボールレンズ11で調整
することにより補償することができるので問題はない。
LD素子3がシリコン基板1のエッチングされた面1a
に直接搭載されているので放熱の面で有利である。また
ドライエッチングを用いた場合、通常、光導波路6を含
むガラス層5の端面5aは図3の様に垂直より少し傾斜
していることが多いので、逆にこの傾斜角(図3中θで
示した角)をあらかじめ見積もっておき、この傾斜角に
よる光信号の屈折角にあわせてLD素子3の搭載部の深
さ、すなわちシリコン基板1の面1aの深さを制御して
やれば、端面5aにおける反射光がLD素子3に再入射
して該LD素子3の発光特性に悪影響を及ぼすのを防止
することもできる。この面1aの深さの制御も、例え
ば、数10μm位ずれても後でボールレンズ11で調整
することにより補償することができるので問題はない。
【0026】(実施例3)図4は本発明の実施例3のハ
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、実施例2のハイブリッド型光集積
回路においてボールレンズ11を先球ファイバ(微小な
レンズ)41に置き換えたものであり、この製造方法は
実施例1とほぼ同様である。先球ファイバ41としては
短尺のグレーデッドインデックス形多モードファイバを
用い、選択エッチングによりそのコア42が先球化され
ている。この先球化はファイバ端面を緩衝フッ酸液に浸
しておくことで容易に行うことができる。
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、実施例2のハイブリッド型光集積
回路においてボールレンズ11を先球ファイバ(微小な
レンズ)41に置き換えたものであり、この製造方法は
実施例1とほぼ同様である。先球ファイバ41としては
短尺のグレーデッドインデックス形多モードファイバを
用い、選択エッチングによりそのコア42が先球化され
ている。この先球化はファイバ端面を緩衝フッ酸液に浸
しておくことで容易に行うことができる。
【0027】この先球ファイバ41の光軸調整を行う場
合、コア42の傾斜角も調整する必要がある。ここで
は、先球ファイバ41の傾斜角及び光軸方向の距離の双
方を調整することにより高精度で位置合せすることがで
き、したがって、LD素子3と光導波路6との間の位置
ずれを吸収できるので、部品の寸法精度や相互の固定精
度を大幅に(≧数10μm)緩和することができる。ま
た、実施例2と同様に、先球ファイバ41の端面41a
に傾斜角を持たせることにより反射戻り光を減少させる
ことができる。
合、コア42の傾斜角も調整する必要がある。ここで
は、先球ファイバ41の傾斜角及び光軸方向の距離の双
方を調整することにより高精度で位置合せすることがで
き、したがって、LD素子3と光導波路6との間の位置
ずれを吸収できるので、部品の寸法精度や相互の固定精
度を大幅に(≧数10μm)緩和することができる。ま
た、実施例2と同様に、先球ファイバ41の端面41a
に傾斜角を持たせることにより反射戻り光を減少させる
ことができる。
【0028】(実施例4)図5は本発明の実施例4のハ
イブリッド型光集積回路の構成図であり、図において、
51は溝31の中央のメタライズ電極32上にハンダで
ダイボンディングされた半導体光アンプ素子であり、こ
の光集積回路の製造方法は実施例2と同様である。半導
体光アンプ素子51は、基本構造はLD素子3と類似し
ているが、入力と出力が要るので、図5に示す様に、そ
のコア52の両端面外方にそれぞれボールレンズ11が
固定されている。本実施例においても上記実施例2と全
く同様の作用・効果を奏することができる。
イブリッド型光集積回路の構成図であり、図において、
51は溝31の中央のメタライズ電極32上にハンダで
ダイボンディングされた半導体光アンプ素子であり、こ
の光集積回路の製造方法は実施例2と同様である。半導
体光アンプ素子51は、基本構造はLD素子3と類似し
ているが、入力と出力が要るので、図5に示す様に、そ
のコア52の両端面外方にそれぞれボールレンズ11が
固定されている。本実施例においても上記実施例2と全
く同様の作用・効果を奏することができる。
【0029】(実施例5)図6は本発明の実施例5のハ
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、実施例4のハイブリッド型光集積
回路をアレイ対応にしたものであり、図において、61
は溝31の中央のメタライズ電極32上にハンダでダイ
ボンディングされた配線付セラミック基板、62は配線
付セラミック基板61上にハンダでダイボンディングさ
れ複数のコア63,…を有する半導体光アンプ素子アレ
イである。この光集積回路の製造方法は実施例1と同様
であるが、半導体光アンプ素子アレイ62は先だって配
線付セラミック基板61にハンダ等でダイボンディング
する。
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路は、実施例4のハイブリッド型光集積
回路をアレイ対応にしたものであり、図において、61
は溝31の中央のメタライズ電極32上にハンダでダイ
ボンディングされた配線付セラミック基板、62は配線
付セラミック基板61上にハンダでダイボンディングさ
れ複数のコア63,…を有する半導体光アンプ素子アレ
イである。この光集積回路の製造方法は実施例1と同様
であるが、半導体光アンプ素子アレイ62は先だって配
線付セラミック基板61にハンダ等でダイボンディング
する。
【0030】この配線付セラミック基板61を用いる
と、多層配線を利用することができるのでアレイ素子の
電極取り出しをコンパクトにすることができ、高周波特
性上も有利となる。また、放熱の点でも窒化アルミニウ
ム等の熱伝導の良い基板材料を用いることができるので
全く問題がない。通常、セラミック基板はあまり高い寸
法精度が取れないが、本実施例では高さが多少ずれたと
しても、後でボールレンズ11の微調整をすることで吸
収できるので問題にはならない。
と、多層配線を利用することができるのでアレイ素子の
電極取り出しをコンパクトにすることができ、高周波特
性上も有利となる。また、放熱の点でも窒化アルミニウ
ム等の熱伝導の良い基板材料を用いることができるので
全く問題がない。通常、セラミック基板はあまり高い寸
法精度が取れないが、本実施例では高さが多少ずれたと
しても、後でボールレンズ11の微調整をすることで吸
収できるので問題にはならない。
【0031】なお、本実施例ではボールレンズ11を一
個ずつ位置合せしているが、ボールレンズ11をあらか
じめV溝等に精度良く(≦1μm)固定しておけば、そ
れを用いて一気に光軸調整することができる。さらに、
これらのボールレンズ11の代わりに、平面ガラス上の
所定位置にTi等を蒸着して熱拡散させた構造の屈折率
分布レンズアレイを用いることも可能である。
個ずつ位置合せしているが、ボールレンズ11をあらか
じめV溝等に精度良く(≦1μm)固定しておけば、そ
れを用いて一気に光軸調整することができる。さらに、
これらのボールレンズ11の代わりに、平面ガラス上の
所定位置にTi等を蒸着して熱拡散させた構造の屈折率
分布レンズアレイを用いることも可能である。
【0032】(実施例6)図7は本発明の実施例6のハ
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路はLDサブモジュール構成としたもの
であり、図において、71は先球ファイバ41を補強す
る補強用ガラスキャピラリー、72は熱伝導性接着剤で
ある。このハイブリッド型光集積回路を製造するには、
まず、先球ファイバ結合としたLDサブモジュールを本
発明の製造方法で作製し、その後先球ファイバ41の一
端部を短く切り光導波路6に対して位置合せし接着剤1
9で固定する。この場合、先球ファイバ41と光導波路
6の間は屈折率整合した紫外線硬化型の接着剤19で固
定し、サブマウント12とシリコン基板1との間は熱伝
導性接着剤72により固定する。
イブリッド型光集積回路の構成図である。このハイブリ
ッド型光集積回路はLDサブモジュール構成としたもの
であり、図において、71は先球ファイバ41を補強す
る補強用ガラスキャピラリー、72は熱伝導性接着剤で
ある。このハイブリッド型光集積回路を製造するには、
まず、先球ファイバ結合としたLDサブモジュールを本
発明の製造方法で作製し、その後先球ファイバ41の一
端部を短く切り光導波路6に対して位置合せし接着剤1
9で固定する。この場合、先球ファイバ41と光導波路
6の間は屈折率整合した紫外線硬化型の接着剤19で固
定し、サブマウント12とシリコン基板1との間は熱伝
導性接着剤72により固定する。
【0033】このハイブリッド型光集積回路では、部品
点数や製造工程が増えるという欠点はあるものの、サブ
モジュール段階で選別できるのでトータルでの歩留りが
向上するという効果がある。また、サブマウント12に
CuWや窒化アルミニウム等の熱伝導の良い材料を用い
ることができるので、放熱の点においても全く問題な
い。また、各部品の寸法精度もあまり高い必要はないの
で、低コスト化が期待できる。
点数や製造工程が増えるという欠点はあるものの、サブ
モジュール段階で選別できるのでトータルでの歩留りが
向上するという効果がある。また、サブマウント12に
CuWや窒化アルミニウム等の熱伝導の良い材料を用い
ることができるので、放熱の点においても全く問題な
い。また、各部品の寸法精度もあまり高い必要はないの
で、低コスト化が期待できる。
【0034】なお、上記実施例中においては、微小なレ
ンズとしてボールレンズ11または先球ファイバ41を
用いたが、これ以外の微小なレンズ、例えば、ロッドレ
ンズ、屈折率分布型のレンズ等を用いても同様の作用・
効果を奏することができる。また、製造方法の細部につ
いては、用いる光素子の種類や構成、モジュールの構
成、装置の仕様等により、適宜変更可能であり、必ずし
も上記実施例に記述した通りでなくともよい。さらに、
上記実施例の製造方法は、単一または複数のLD素子3
を光導波路6でなくそのまま光ファイバに接続する単体
型の光モジュール等の製造にも適用可能である。また、
本発明は、LD素子3の様な半導体光素子以外に、例え
ば、ニオブ酸リチウム等の誘電体光素子を用いる場合に
も適用可能である。
ンズとしてボールレンズ11または先球ファイバ41を
用いたが、これ以外の微小なレンズ、例えば、ロッドレ
ンズ、屈折率分布型のレンズ等を用いても同様の作用・
効果を奏することができる。また、製造方法の細部につ
いては、用いる光素子の種類や構成、モジュールの構
成、装置の仕様等により、適宜変更可能であり、必ずし
も上記実施例に記述した通りでなくともよい。さらに、
上記実施例の製造方法は、単一または複数のLD素子3
を光導波路6でなくそのまま光ファイバに接続する単体
型の光モジュール等の製造にも適用可能である。また、
本発明は、LD素子3の様な半導体光素子以外に、例え
ば、ニオブ酸リチウム等の誘電体光素子を用いる場合に
も適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハイブリ
ッド型光集積回路の製造方法によれば、前記光素子と前
記光導波路との光軸が一致するように前記レンズの位置
を調整して第1の固定剤を用いて固定し、前記レンズを
該第1の固定剤から剥離した後に再度該レンズの位置を
微調整し、該レンズを前記第1の固定剤上に第2の固定
剤を用いて固定するので、前記光素子と前記光導波路と
の間の光軸ずれを大幅に小さくすることができ、しかも
小型で容易かつ低コストで組み立てることができる。
ッド型光集積回路の製造方法によれば、前記光素子と前
記光導波路との光軸が一致するように前記レンズの位置
を調整して第1の固定剤を用いて固定し、前記レンズを
該第1の固定剤から剥離した後に再度該レンズの位置を
微調整し、該レンズを前記第1の固定剤上に第2の固定
剤を用いて固定するので、前記光素子と前記光導波路と
の間の光軸ずれを大幅に小さくすることができ、しかも
小型で容易かつ低コストで組み立てることができる。
【0036】さらに、光導波路への加工は基本的に後工
程でできるので、従来の製造ラインを用いて製造するこ
とができ、光素子もモジュール化のための特殊な構造や
高い寸法精度を必要とせず、ボンディングも通常の工程
で行うことができ、高い信頼性が得られる。また、組立
装置も特に大がかりなものでなく通常の微動調心装置と
接着剤硬化用の光源装置があればよいので、特殊な設備
を必要とせず、コストアップにならない。
程でできるので、従来の製造ラインを用いて製造するこ
とができ、光素子もモジュール化のための特殊な構造や
高い寸法精度を必要とせず、ボンディングも通常の工程
で行うことができ、高い信頼性が得られる。また、組立
装置も特に大がかりなものでなく通常の微動調心装置と
接着剤硬化用の光源装置があればよいので、特殊な設備
を必要とせず、コストアップにならない。
【0037】また、レンズの接着に失敗した場合におい
ても、接着剤を有機溶媒で洗浄したり、カッター等で削
り落とすことにより光導波路や光素子を再使用すること
ができ、歩留りを非常に高くすることができる。等の優
れた効果を奏することができる。
ても、接着剤を有機溶媒で洗浄したり、カッター等で削
り落とすことにより光導波路や光素子を再使用すること
ができ、歩留りを非常に高くすることができる。等の優
れた効果を奏することができる。
【図1】本発明の実施例1のハイブリッド型光集積回路
の製造方法を示す過程図である。
の製造方法を示す過程図である。
【図2】本発明の実施例1のハイブリッド型光集積回路
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
【図3】本発明の実施例2のハイブリッド型光集積回路
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
【図4】本発明の実施例3のハイブリッド型光集積回路
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
【図5】本発明の実施例4のハイブリッド型光集積回路
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
【図6】本発明の実施例5のハイブリッド型光集積回路
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
を示す構成図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。
【図7】本発明の実施例6のハイブリッド型光集積回路
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
【図8】従来のハイブリッド型光集積回路の一例を示す
図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図で
ある。
図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図で
ある。
【図9】従来のハイブリッド型光集積回路の他の一例を
示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面
図である。
示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面
図である。
【図10】従来のハイブリッド型光集積回路の他の一例
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断
面図である。
1 シリコン基板 3 LD素子(光素子) 6 光導波路 8 光軸 11 ボールレンズ(微小なレンズ) 31 溝 33 光硬化型の接着剤(第1の固定剤) 34 光硬化型の接着剤(第2の固定剤) 41 先球ファイバ(微小なレンズ) 51 半導体光アンプ素子 62 半導体光アンプ素子アレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 光導波路を有する基板と光素子とを一体
化するハイブリッド型光集積回路の製造方法であって、 前記基板に光素子を搭載し、該光素子と前記基板の光導
波路との間に微小なレンズを配置し、該光素子と前記光
導波路との光軸が一致するように前記レンズの位置を調
整して第1の固定剤を用いて固定し、前記レンズを該第
1の固定剤から剥離した後に再度該レンズの位置を微調
整し、該レンズを前記第1の固定剤上に第2の固定剤を
用いて固定することを特徴とするハイブリッド型光集積
回路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227575A JPH0784135A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ハイブリッド型光集積回路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227575A JPH0784135A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ハイブリッド型光集積回路の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784135A true JPH0784135A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16863069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5227575A Pending JPH0784135A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | ハイブリッド型光集積回路の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784135A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09166728A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Nec Corp | 光導波路デバイスとその製造方法 |
| JPH09304665A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-28 | Nec Corp | 発光素子と光導波路の光結合構造 |
| WO2014065436A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Wavelength multiplexed transmitter optical module |
| JP2021192028A (ja) * | 2020-05-07 | 2021-12-16 | ハンド ヘルド プロダクツ インコーポレーティッド | サンプル検査のための装置、システムおよび方法 |
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| US12352670B2 (en) | 2020-10-29 | 2025-07-08 | Hand Held Products, Inc. | Apparatuses, systems, and methods for sample capture and extraction |
| US12498328B2 (en) | 2020-05-07 | 2025-12-16 | Hand Held Products, Inc. | Apparatuses, systems, and methods for sample testing |
| US12553885B2 (en) | 2020-05-07 | 2026-02-17 | Hand Held Products, Inc. | Apparatuses, systems, and methods for sample testing |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5227575A patent/JPH0784135A/ja active Pending
Cited By (14)
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