JPH0784223B2 - 易開封性密封袋 - Google Patents

易開封性密封袋

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JPH0784223B2
JPH0784223B2 JP4040716A JP4071692A JPH0784223B2 JP H0784223 B2 JPH0784223 B2 JP H0784223B2 JP 4040716 A JP4040716 A JP 4040716A JP 4071692 A JP4071692 A JP 4071692A JP H0784223 B2 JPH0784223 B2 JP H0784223B2
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潔 中島
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旭化成ポリフレックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸ナイロンや延伸ポ
リエステルのような延伸され、且つ延伸歪みを有する強
靱なフィルムを基材とし、融着部に引裂開始用のノッチ
を設けた密封袋において、開始された破れが意図した方
向に誘導されるように加工された易開封性密封袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】延伸ナイロン、延伸ポリエステル等の比
較的強靱なフィルムは、フィルム強度を必要とする大型
袋や破袋すると収拾が困難な液状や粉状の内容物を収納
する袋に広く使用されている。これらのフィルムは熱融
着性が劣るため、多くの場合、溶融温度が低い熱融着性
フィルム層を内面に積層して使用されている。
【0003】このような延伸された強靱なフィルムは、
延伸の際に受けるヨコ引張応力がフィルム原反の中央部
より端部に向かって漸次増加しているために、端部にお
いてはフィルムの配向方向が原反の長さ方向に対して直
角でなく、即ち配向歪みがあり、この配向歪みは端部程
大きいものとなっている。
【0004】強靱なフィルムからなる密封袋を破るにあ
たり、この配向歪みは無視しえないものであって、密封
袋の端部に長いノッチを設けて意図する方向に誘導して
おいても、フィルム自体の配向方向に従って袋の破れは
不本意な方向に走るものである。その結果、袋の表裏を
構成するフィルムがそれぞれ反対の方向に破れ、内容物
が一気に飛び出すような異常な破れ方をすることが多か
った。
【0005】強靱なフィルムの破れを意図した方向に導
くため、袋を構成するフィルムの意図した方向に誘導肉
厚線を線状に設け、破れが曲がってもこの誘導肉厚線に
阻止されて破れが誘導肉厚線からはみ出さないように配
慮した袋が提案されている。しかしながら、配向歪みに
沿って破れようとするフィルムの力は大きく、フィルム
の内面に融着した誘導肉厚線を越えて不本意な方向に破
れが走ることが多かった。
【0006】更に、破れを正常な方向に導くため、誘導
肉厚線の近傍に断続的切断線、いわゆるミシン目を1
本、更には何本を設けたが、たとえ10本設けても破れ
は誘導肉厚線を越えて配向方向に従って歪んで走り、つ
いには、フィルム上に融着した誘導肉厚線を糸状に剥が
し、全く効果がみられなかった。
【0007】特開平1−111664号公報には、袋の
表面と裏面の配向方向の歪みが反対である密封袋におい
て、表面が「ノ」字と反対方向の歪みを有する場合に
は、右側を手前に、左側を後に引張るような関係を指示
した矢印を袋に表示する技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、袋を破
るにあたり、右手を手前に引張る癖を有する人と左手を
手前に引張る癖を有する人がほぼ半々に割合で存在する
ことが判明した。したがって、矢印を見ずに引張った場
合には不本意な方向に破れが走り、袋が一部しか開封し
なかったり、内容物が飛散するなどのトラブルも発生す
る。
【0009】そこで、袋を破るにあたり、右手を手前
に、或いは右手を後に引張って破いても密封袋の融着部
とほぼ平行な、意図した方向に破れが走る開封手段が求
められていた。
【0010】
【課題解決の手段】本発明は上記課題を解決することを
目的とし、その構成は、フィルムの融着部に引裂開始用
ノッチを設け、該ノッチから開始された破れが意図した
方向に誘導されるように誘導肉厚部を線状に設けたプラ
スチックフィルム製密封袋であって、上記誘導肉厚部と
融着しているフィルム部位に、引裂誘導効果を有する微
細な傷痕が連続的に設けられていることを特徴とし、更
に、上記構成において、フィルムが積層フィルムであっ
て、傷痕が引裂抵抗がより大きいフィルム層に設けられ
ていることを特徴とし、更に、上記構成において、袋の
表裏の誘導肉厚部が互いに融着して開口融着部を形成し
ていることを特徴とする。
【0011】本発明における密封袋の素材は延伸ナイロ
ン、延伸ポリエステル、延伸ポリプロピレン、延伸ポリ
エチレンなどの引裂抵抗が大きく、強靱な基材フィルム
であり、単層で用いてもよいが、多くは内面に低密度ポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱融
着性フィルムを積層したフィルムが使用される。更に、
アルミ箔やポリ塩化ビニリデンなどのいわゆるガスバリ
ヤー性フィルムや他のフィルム素材を積層したフィルム
も使用される。一般に延伸フィルム、特に横延伸された
基材フィルムは配向方向が長さ方向に対し直角ではな
く、多少の歪みを有するものである。
【0012】本発明の密封袋には破れを誘導するために
誘導肉厚線を設ける。その位置は、開封に際し、密封袋
の開口部を形成して廃棄される開口融着部の近傍に開口
融着部とほぼ平行に設ける。好ましくは袋の表裏のフィ
ルムの対応する位置に各2本ずつ合計4本設けるが、一
方の面のみに2本、或いは表裏の面に各1本ずつ設けて
もよい。更に、表裏のフィルムの一方にのみ誘導肉厚線
を設けても条件によっては本発明の目的を達成できる。
【0013】引裂を開始するために、開封融着部と直交
する融着部の2本の誘導肉厚線の中間の位置に、Vノッ
チ、Iノッチなどの公知の引裂開始用ノッチを設ける。
引裂開始用ノッチは両方のタテ融着部に設けても、一方
にのみ設けてもよい。
【0014】一方の面に誘導肉厚線が1本しか設けられ
ていない場合には、引裂開始用ノッチを一方の融着部に
のみ設け、このノッチから破いた場合に配向の歪みが袋
の開口融着部に向かって流れている場合には、ノッチと
開口融着部との間に誘導肉厚線を設ける。逆に、引裂開
始用ノッチから破いた場合に配向の歪みが袋の底方向に
向かって流れている場合には、開口融着部と誘導肉厚線
との間にノッチを設ける。
【0015】密封袋を構成するフィルムが内面に熱融着
性フィルムを有する積層フィルムの場合には、誘導肉厚
線は熱融着性フィルムと同一素材を用いて密封フィルム
素材の内面となる面に融着することが好ましい。
【0016】密封袋を構成するフィルムの誘導肉厚線と
融着している部位に、微細な傷痕を間欠的に連続して設
ける。微細な傷痕とはフィルムを貫通していても、非貫
通でもよいが、肉眼で識別困難な程度に微細であること
を要し、少なくとも破れの方向を修正する引裂開始効果
を有する程度の傷であることを要する。また、場合によ
っては加工の都合上フィルムの誘導肉厚線と接触してい
ない部位にまで設けられていても本発明の目的は達成さ
れる。
【0017】傷痕の形状には限定がなく、無定型のやす
り状粗面を転写した形状から種々の形状が使用される
が、実験の結果、誘導肉厚線に対し横断方向に切れた形
状のものが誘導肉厚線と平行な方向に切れた形状のもの
より引裂誘導効果が優れていることが判明した。
【0018】傷痕の間隔は通常2〜3mmであるが、5〜
6mm、更には8〜9mmであっても充分に本発明の効果を
奏する。本数は1本でもよいが、誘導肉厚線との融着部
に2〜3本存在することが好ましい。誘導肉厚線との融
着部以外のフィルム面に傷痕がはみ出して存在し、且つ
傷痕が貫通している場合には密封袋の気密性が失われる
が、多少の通気性が望ましい内容物の場合には差支えな
い。
【0019】積層フィルムの場合には、図3に示すよう
に、前もって基材フィルムに傷痕群を設け、熱融着性フ
ィルムを積層すれば、傷痕が誘導肉厚線に融着されてい
る面以外のフィルム面に存在しても熱融着性フィルムの
存在によって、袋自体の密封性が損なわれることなく本
発明の効果を奏する。
【0020】本発明の傷痕を加工する方法としては、フ
ィルムに誘導肉厚線を融着した状態で、フィルムの誘導
肉厚線融着部にフィルムの側から傷痕を設けるための刃
物を押圧する方法がある。この方法はフィルムの誘導肉
厚線融着部のみに傷痕を設けることが可能であるが、融
着部の接触部にも多少の傷痕が存在する可能性がある。
また、フィルムに誘導肉厚線を設ける以前に、誘導肉厚
線を設けるべき位置に傷痕群を加工する。この場合に
は、後に誘導肉厚線を融着する際の位置合わせが困難な
ため、誘導肉厚線以外の部位に傷痕が存在し、気密性が
損なわれがちである。
【0021】更に、積層フィルムを構成するフィルムの
中で最も引裂抵抗の大きい基材フィルムに、熱融着性フ
ィルムを融着する以前に傷痕を設ける方法も用いられ
る。この方法は更に誘導肉厚線を融着する際の位置合わ
せが困難になるが、傷痕群を幅広く設ければよい。この
方法を採用する場合にはかなり広幅の傷痕を設けても、
全く傷痕のない熱融着性フィルムが積層されているた
め、気密性が損なわれない。
【0022】傷痕は誘導肉厚線に必ず設ける必要はな
く、基材フィルムの配向歪みを配慮したり、引裂開始用
ノッチの位置を配慮することにより、表裏の誘導肉厚線
の各1本ずつに、或いは密封袋全体で1本の誘導肉厚線
に傷痕を設けても本発明の目的を達成することができ
る。
【0023】本発明は開封後も使用後の内容物を気密に
保持するためのジッパー爪付の袋に内容物が充填され、
雌雄の充填爪を噛合され、更にその外側の開口融着部を
熱融着されている袋のジッパー爪と開口融着部との間に
使用すると特に効果的である。しかし、通常の密封袋に
も充分に使用できる。
【0024】更に、本発明は表裏に設けた誘導肉厚線を
相互に融着して開口融着部の機能を併有させるた袋にも
採用できる。誘導肉厚線が表裏各1本の場合には相互に
融着された誘導肉厚線の近傍のタテ融着部に引裂開始用
のノッチを設ければよい。誘導肉厚線が表裏各2本の場
合には2本の誘導肉厚線の中間部位に引裂開始用のノッ
チを設けることが好ましい。
【0025】傷痕は表裏のフィルムの誘導肉厚線と融着
されている部位に設けることが好ましいが、タテ融着部
の一方にのみノッチを設け、このノッチから引裂を開始
したとき誘導肉厚線を越えて破れが走る側のフィルムに
のみ傷痕を設けても本発明の効果を奏する。
【0026】
【作用】強靱なフィルムは配向歪みが大きい傾向があ
り、このようなフィルムを使用して製造した密封袋は、
一般に製袋方法の都合上表裏のフィルムの配向歪みが反
対方向になっている。この袋を一方のタテ融着部に設け
たノッチから引裂を開始すると、表裏の配向歪みが相殺
される場合と、増幅される場合があることが実験的に判
明している。相殺される場合には破れは比較的真っ直ぐ
に誘導され誘導肉厚線を越えることはないが、増幅され
る場合には往々にして誘導肉厚線を越えてトラブルを生
じる。本発明はこの増幅される場合にも破れを真っ直ぐ
に誘導する技術である。
【0027】破れが誘導肉厚線を越えるには、熱融着し
た誘導肉厚線を剥がす必要上、一定以上の力を必要とす
る。このとき破れの進行方向に引裂開始できる傷痕が存
在すると、新たな傷痕から引裂を開始する力は破れが誘
導肉厚線を越える力よりはるかに小さい力で充分であ
る。
【0028】したがって、破れが誘導肉厚線を越えよう
とするとき、新たな傷痕からの破れが発生し、最初の破
れは誘導肉厚線を越えることなく停止する。新たな傷痕
からの破れは間もなく誘導肉厚線に接触するが、ここで
も誘導肉厚線を越えるより小さい力で新たな傷痕からの
破れが発生する。この作用を繰返すことにより、微視的
にはギザギザ状の切り口となり、巨視的には誘導肉厚線
を越えることなく意図した方向に破れが誘導されること
になる。
【0029】
【実施例】図1は本発明の1実施例の平面図、図2は図
1のii−ii線拡大断面図である。1は密封袋であり、袋
の長さの2倍幅のフィルム2を中央部で折曲げ、両端を
融着して開口融着部3とし、開口融着部3と底との間を
融着してタテ融着部4としたものである。本実施例にお
いてはジッパーメス爪5及びジッパーオス爪6を表裏の
フィルム面に互いに係合する位置にそれぞれ融着し、更
にジッパー爪と開口融着部3との間に誘導肉厚線7を表
裏各2本、合計4本融着したフィルムを使用した。8は
引裂開始用のVノッチであり、タテ融着線の端部の2本
の誘導肉厚線の中間位置に設けた。
【0030】本実施例においては、基材層として、配向
歪みの大きい2軸延伸ナイロンを用い、密封袋の内面と
なる側に熱融着性層として、低密度ポリエチレンを積層
したフィルム2を用いた。この積層フィルム上に熱融着
性層と同一素材を溶融して、一方の面のフィルムにジッ
パーメス爪5及び2本の誘導肉厚線を融着し、他方の面
のフィルムにジッパーオス爪6及び2本の誘導肉厚線を
それぞれ融着した。
【0031】次いで、互いに等速で反対方向に回転す
る、円周上に3列の傷痕加工用突起を突出させた加工ロ
ールと表面平滑な受けロールとの間に、フィルム面を加
工ロールに向け、誘導肉厚線を受けロールに向けて供給
し、フィルムの誘導肉厚線7と融着している部位に3列
の貫通傷痕をそれぞれ3mm間隔に穿設した。図2におけ
る9は傷痕である。しかる後、雌雄のジッパー爪を噛合
させ、開口融着部3を融着し、タテ融着、切断と内容物
充填を交互に繰返してジッパー付密封充填袋を連続的に
製造した。
【0032】本実施例の密封袋は両端のタテ融着部に設
けた何れか一方のVノッチ8から引裂を開始すると、開
口融着部3を手前に引張っても或いは後に引張っても、
図4に示すように、破れが2本の誘導肉厚線7から外れ
るとこなく開口融着部3と平行に伝播した。傷痕9を設
けないと誘導肉厚線7を越えて破袋する方向に引張って
も誘導肉厚線から外れることなく確実に意図した方向に
破れを伝播させ、袋を開封することができた。
【0033】本実施例においては、傷痕9を設けないと
誘導肉厚線7を越えて破袋する方向に引張った場合に
は、本来なら誘導肉厚線7を越える側の誘導肉厚線に沿
ってギザギザ状に破れが伝播していた。他方の面はギザ
ギザ状に破れた誘導肉厚線7と対応しない側の誘導肉厚
線7に沿って平滑に破れが伝播していた。
【0034】したがって、開封後はジッパーの外側に
は、表裏各1本の誘導肉厚線が残り、しかも一方の面は
誘導肉厚線に密着して切断され、他方の面は誘導肉厚線
の外側に更に平行な2本の誘導肉厚線間の間隔と等しい
幅のフィルムが残存し、このフィルムの段差がジッパー
の開封を一層容易にする効果を有した。
【0035】図3は他の実施例のジッパー爪付近から開
口融着部までの拡大断面図である。本実施例においては
基材フィルムとして2軸延伸ポリエステルフィルムを用
い、前もって、2本の平行な誘導肉厚線7を設けるべき
部位に、広幅の傷痕群を加工した。次いでフィルムの内
面に熱融着性層として低密度ポリエチレンを積層したフ
ィルム2を用いた。その他は図1及び図2に示す実施例
と同様にしてジッパー付密封袋を製造した。
【0036】したがって、本実施例にいては、図3に示
すように、2本の誘導肉厚線7の周辺において基材フィ
ルムに多数の傷痕9が設けられているが、傷痕のない熱
融着性層が積層されているため密着袋の気密性に何ら悪
影響がなかった。
【0037】図5ないし図7には他の実施例を示した。
本実施例の場合は表裏の誘導肉厚線7を融着して密封
し、開封後に廃棄する開口融着部3とした。図5の場合
は表裏の誘導肉厚線7が各1本であり、誘導肉厚線すれ
すれに袋口が切断されているため、引裂開始用Vノッチ
はタテ融着部4の開口融着部3の真下に設けた。図6は
図5のVI−VI線断面図であり、表裏の誘導肉厚線7は相
互に密着して一体化し、開口融着部3を形成している。
【0038】更に図7に示すように、表裏のフィルムに
各2本の誘導肉厚線7を設け、且つ2本の誘導肉厚線の
中間部にノッチを設ければ引裂をより確実に好ましい方
向に導くことができる。また、図6及び部7においては
フィルムは単層フィルムとして表現したが、図3に示す
ような複層フィルムを用いれば、傷痕の位置決めも容易
であり、且つ密封袋み気密性が確保される。
【0039】
【発明の効果】本発明により、ナイロンやポリエステル
のような配向歪みの大きい強靱なフィルムからなる密封
袋において、予め設けた引裂開始用ノッチを引張ること
により、右手を手前に、或いは右手を後に引張って破い
ても密封袋の融着部とほぼ平行な、意図した方向に破れ
が走る密封袋を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施例の平面図である。
【図2】図2は図1のii−ii線拡大断面図である。
【図3】図3はジッパー爪付近から開口融着部までの拡
大断面図である。
【図4】図4は開封している状態を示す平面図である。
【図5】図5は他の実施例の平面図である。
【図6】図6は図5のVi−Vi線拡大断面図である。
【図7】図7は図5の実施例をより改良した袋の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 密封袋 2 フィルム 3 開口融着部 4 タテ融着部 5 ジッパーメス爪 6 ジッパーオス爪 7 誘導肉厚線 8 Vノッチ 9 傷痕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの融着部に引裂開始用ノッチを
    設け、該ノッチから開始された破れが意図した方向に誘
    導されるように誘導肉厚部を線状に設けたプラスチック
    フィルム製密封袋であって、上記誘導肉厚部と融着して
    いるフィルム部位に、引裂開始効果を有する微細な傷痕
    が連続的に設けられていることを特徴とする易開封性密
    封袋。
  2. 【請求項2】 少なくとも2層からなる積層プラスチッ
    クフィルム製の密封袋の融着部に引裂開始用ノッチを設
    け、該ノッチから開始された破れが意図した方向に誘導
    されるように誘導肉厚部を線状に設けた密封袋であっ
    て、上記誘導肉厚部と融着しているフィルム部位におい
    て、上記積層フィルムを構成する引裂抵抗がより大きい
    フィルム層に、引裂開始効果を有する微細な傷痕が連続
    的に設けられていると共に、引裂抵抗がより小さいフィ
    ルム層に傷痕が設けられていないことを特徴とする易開
    封性密封袋。
  3. 【請求項3】 フィルムの融着部に引裂開始用ノッチを
    設け、該ノッチから開始された破れが意図した方向に誘
    導されるように誘導肉厚部を線状に設けたプラスチック
    フィルム製密封袋であって、上記誘導肉厚部と融着して
    いるフィルム部位に、引裂開始効果を有する微細な傷痕
    が連続的に設けられていると共に、袋の表裏の誘導肉厚
    部が互いに融着して開口融着部を形成していることを特
    徴とする易開封性密封袋。
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