JPH0784248B2 - コルゲ−タ−ベルト - Google Patents
コルゲ−タ−ベルトInfo
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- JPH0784248B2 JPH0784248B2 JP60130541A JP13054185A JPH0784248B2 JP H0784248 B2 JPH0784248 B2 JP H0784248B2 JP 60130541 A JP60130541 A JP 60130541A JP 13054185 A JP13054185 A JP 13054185A JP H0784248 B2 JPH0784248 B2 JP H0784248B2
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Links
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Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は段ボールシートを製造するコルゲーターマシン
に使用するコルゲーターベルトに関するものである。
に使用するコルゲーターベルトに関するものである。
従来の技術 グルーマシンで接着剤を塗布された片面段ボール紙とラ
イナー紙とを加圧接着し段ボールシートを製造するた
め、第3図に示すようにヒーティングパート(1)とク
ーリングパート(2)からなるコルゲーターマシンのダ
ブルフェーサ部(3)には、段ボールシートの搬送手段
として厚手の織布またはニードルパンチフエルトを無端
状に接合してなるコルゲーターベルト(4)が配置され
ている。グルーマシンで澱粉糊等の接着剤を塗布された
片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)は、コルゲー
ターベルト(4)によって圧接された状態でダブルフェ
ーサ部(3)に供給され、熱板(7)による加熱と、コ
ルゲーターベルト(4)とバラストロール(8)との加
圧密着によって乾燥・接着され、所定の厚みを有する段
ボールシート(9)に形成される。この段ボールシート
(9)はクーリングパート(2)を通過した後カッター
(図示省略)に搬送され、所定の寸法に裁断された製品
として取り出される。
イナー紙とを加圧接着し段ボールシートを製造するた
め、第3図に示すようにヒーティングパート(1)とク
ーリングパート(2)からなるコルゲーターマシンのダ
ブルフェーサ部(3)には、段ボールシートの搬送手段
として厚手の織布またはニードルパンチフエルトを無端
状に接合してなるコルゲーターベルト(4)が配置され
ている。グルーマシンで澱粉糊等の接着剤を塗布された
片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)は、コルゲー
ターベルト(4)によって圧接された状態でダブルフェ
ーサ部(3)に供給され、熱板(7)による加熱と、コ
ルゲーターベルト(4)とバラストロール(8)との加
圧密着によって乾燥・接着され、所定の厚みを有する段
ボールシート(9)に形成される。この段ボールシート
(9)はクーリングパート(2)を通過した後カッター
(図示省略)に搬送され、所定の寸法に裁断された製品
として取り出される。
ヒーティングパート(1)は、水平に保持された熱板
(7)上をコルゲーターベルト(4)に担持された片面
段ボール紙(5)とライナー紙(6)が通過する際に、
段ボールシート(9)の幅方向全長に亘って均一な加圧
力を作用せしめるため、該段ボールシートの搬送方向に
沿って、熱板配設域の上方に複数本のバラストロール
(8)を回転自在に支持している。一方、クーリングパ
ート(2)は、ヒーティングパート(1で加熱された段
ボールシート(9)の温度を低下させることによって段
ボールシートに発生する経時的な反りを減少せしめる目
的で設置されている。
(7)上をコルゲーターベルト(4)に担持された片面
段ボール紙(5)とライナー紙(6)が通過する際に、
段ボールシート(9)の幅方向全長に亘って均一な加圧
力を作用せしめるため、該段ボールシートの搬送方向に
沿って、熱板配設域の上方に複数本のバラストロール
(8)を回転自在に支持している。一方、クーリングパ
ート(2)は、ヒーティングパート(1で加熱された段
ボールシート(9)の温度を低下させることによって段
ボールシートに発生する経時的な反りを減少せしめる目
的で設置されている。
上記ヒーティングパート(1)およびクーリングパート
(2)に於いて段ボールシート(9)の搬送部材として
使用されるコルゲーターベルト(4)は、これ迄に説明
した機能を使用上満足し得る水準に維持されるため、下
記の如き特性を具備していることが要請される。即ち、
コルゲーターベルト(4)は、熱に対する耐久性、段ボ
ールシート(9)に対する密着性を向上せしめるための
平滑性、バラストロール(8)から伝わる加圧力を段ボ
ールシート(9)へ均等に伝達するための適度の厚みと
剛性、乾燥機能を促進すると共に乾燥状態を均一化する
ための電熱性、ならびに段ボールシート(9)の搬送姿
勢を安定させるための走行性等を所定の水準に維持して
いることが必要である。
(2)に於いて段ボールシート(9)の搬送部材として
使用されるコルゲーターベルト(4)は、これ迄に説明
した機能を使用上満足し得る水準に維持されるため、下
記の如き特性を具備していることが要請される。即ち、
コルゲーターベルト(4)は、熱に対する耐久性、段ボ
ールシート(9)に対する密着性を向上せしめるための
平滑性、バラストロール(8)から伝わる加圧力を段ボ
ールシート(9)へ均等に伝達するための適度の厚みと
剛性、乾燥機能を促進すると共に乾燥状態を均一化する
ための電熱性、ならびに段ボールシート(9)の搬送姿
勢を安定させるための走行性等を所定の水準に維持して
いることが必要である。
これらの条件を満たし得るコルゲーターベルト(4)と
して、第4図乃至第5図に例示するような多重織り組織
を有する綿ベルトや第6図に例示するような積層組織を
有するニードルベルトが使用されている。
して、第4図乃至第5図に例示するような多重織り組織
を有する綿ベルトや第6図に例示するような積層組織を
有するニードルベルトが使用されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記コルゲーターベルト(4)は、その厚
みが相当大きいことに起因して、依然として幾つかの問
題点を未解決のまま残存せしめている。
みが相当大きいことに起因して、依然として幾つかの問
題点を未解決のまま残存せしめている。
第1図の問題点として継手マークの発生による品質の低
下があげられる。コルゲーターベルト(4)は、第7図
に示すようにシート状をなす基材の両端に刺通圧着等の
適当な固着手段で大型のフック(10)を取付け、このフ
ックを突き合わせることによって形成される共通孔内に
芯線(11)を挿通することによって無端状に接合されて
いる。この際、段ボールシート(9)の表面に前記フッ
ク(10)または芯線(11の押し付けに起因する継手マー
クが発生する場合があり、このような障害を防止するた
め、段ボールシート(9)と接する継手部分の表面に柔
軟な布を当布(12)として接着することがある。斯かる
継手構造を備えたコルゲーターベルト(4)に於いて
は、フック(10)の取付け部分端となるコルゲーターベ
ルト(4)の端縁部と、フック(10)との合計厚みが継
手形成部分以外のコルゲーターベルト(4)の本体の厚
みと同一になるようにコルゲーターベルトの一部を削り
取ったり継手形成部分の糸条配設本数を調整する等の段
差発生防止対策を講じる必要がある。
下があげられる。コルゲーターベルト(4)は、第7図
に示すようにシート状をなす基材の両端に刺通圧着等の
適当な固着手段で大型のフック(10)を取付け、このフ
ックを突き合わせることによって形成される共通孔内に
芯線(11)を挿通することによって無端状に接合されて
いる。この際、段ボールシート(9)の表面に前記フッ
ク(10)または芯線(11の押し付けに起因する継手マー
クが発生する場合があり、このような障害を防止するた
め、段ボールシート(9)と接する継手部分の表面に柔
軟な布を当布(12)として接着することがある。斯かる
継手構造を備えたコルゲーターベルト(4)に於いて
は、フック(10)の取付け部分端となるコルゲーターベ
ルト(4)の端縁部と、フック(10)との合計厚みが継
手形成部分以外のコルゲーターベルト(4)の本体の厚
みと同一になるようにコルゲーターベルトの一部を削り
取ったり継手形成部分の糸条配設本数を調整する等の段
差発生防止対策を講じる必要がある。
しかしながら、このような方法によってコルゲーターベ
ルト(4)の静的な厚みを接紙面の全域に亘って略同一
にした場合にも、継手形成部分とその他の部分の剛性を
等しくすることは実際問題として容易でない。このた
め、厚みの薄いE型フルートをライナー紙に接着する際
等に、前記継手形成部分によって加圧される段ボールシ
ート(9)の表面には凹みが発生する場合が少なくな
い。最近の印刷技術の進歩に伴い紙質の向上に対する要
求は益々高度化しつつあり、高級段ボールシートに対し
ては上記継手マークの発生防止策の確立が特に要望され
ている。
ルト(4)の静的な厚みを接紙面の全域に亘って略同一
にした場合にも、継手形成部分とその他の部分の剛性を
等しくすることは実際問題として容易でない。このた
め、厚みの薄いE型フルートをライナー紙に接着する際
等に、前記継手形成部分によって加圧される段ボールシ
ート(9)の表面には凹みが発生する場合が少なくな
い。最近の印刷技術の進歩に伴い紙質の向上に対する要
求は益々高度化しつつあり、高級段ボールシートに対し
ては上記継手マークの発生防止策の確立が特に要望され
ている。
第2の問題点として経時的カール(反り)の発生があげ
られる。片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)は一
般に接着剤によって接合されるが、経済的な配慮から接
着剤として澱粉と水との混合物が使用される場合が多
い。このような澱粉を主成分とする接着剤を糊化するの
に必要な熱エネルギーは、普通150℃乃至180℃の温度に
維持された複数枚の熱板(7)から供給される。公知の
綿ベルト製のコルゲーターベルト(4)は、段ボールシ
ート(9)からの蒸発水分を吸収し、毛細管現象によっ
て織り組織内に保持されている水分をコルゲーターベル
ト(4)の表面から蒸発させながらヒーティングパート
(1)を循環走行する。しかしながら、コルゲーターマ
シンには、コルゲーターベルト(4)の積極乾燥装置が
設けられておらず、このため分厚いコルゲーターベルト
(4)は循環走行中湿潤状態に置かれている。この結
果、段ボールシート(9)の均一な乾燥が妨げられ、段
ボールシート(9)の上面が下面に比較して多湿傾向に
なる。斯かる不都合を解消するためには、澱粉を主成分
とする接着剤が糊化し得るように段ボールシート(9)
の構成部材たる外側ライナー紙の加熱温度を高目に維持
しなければならなず、これによって段ボールシート
(9)の反りが増大する。この反りの増大は、コルゲー
ターマシンの末端部でカッターによって裁断された段ボ
ールシート(9)の自動積み重ねの作業性を阻害する。
斯くして人手による反転積み重ね作業が余儀なくされ、
コルゲーターマシンの自動運転ならびに省略化が阻害さ
れる。
られる。片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)は一
般に接着剤によって接合されるが、経済的な配慮から接
着剤として澱粉と水との混合物が使用される場合が多
い。このような澱粉を主成分とする接着剤を糊化するの
に必要な熱エネルギーは、普通150℃乃至180℃の温度に
維持された複数枚の熱板(7)から供給される。公知の
綿ベルト製のコルゲーターベルト(4)は、段ボールシ
ート(9)からの蒸発水分を吸収し、毛細管現象によっ
て織り組織内に保持されている水分をコルゲーターベル
ト(4)の表面から蒸発させながらヒーティングパート
(1)を循環走行する。しかしながら、コルゲーターマ
シンには、コルゲーターベルト(4)の積極乾燥装置が
設けられておらず、このため分厚いコルゲーターベルト
(4)は循環走行中湿潤状態に置かれている。この結
果、段ボールシート(9)の均一な乾燥が妨げられ、段
ボールシート(9)の上面が下面に比較して多湿傾向に
なる。斯かる不都合を解消するためには、澱粉を主成分
とする接着剤が糊化し得るように段ボールシート(9)
の構成部材たる外側ライナー紙の加熱温度を高目に維持
しなければならなず、これによって段ボールシート
(9)の反りが増大する。この反りの増大は、コルゲー
ターマシンの末端部でカッターによって裁断された段ボ
ールシート(9)の自動積み重ねの作業性を阻害する。
斯くして人手による反転積み重ね作業が余儀なくされ、
コルゲーターマシンの自動運転ならびに省略化が阻害さ
れる。
第3の問題点としてコルゲーターベルト(4)の耐久性
不足があげられる。公知の綿ベルト製のコルゲーターベ
ルト(4)は、多重織り組織を有する厚みの大きな織成
布であって比較的長い態様期間を有するが、その全体強
度を増すために破損し易い耳部に適当な補強手段を講じ
ている場合が多い。しかしながら、長期間使用すると、
該コルゲーターベルトの厚みには、上記補強手段の採用
にも拘わらず中央部と両端耳部との間で若干の差が生じ
てくる場合がある。この結果、段ボールシート(9)に
対するコルゲーターベルト(4)の加圧力が不均一にな
り、片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)との間に
接着不良が発生する。
不足があげられる。公知の綿ベルト製のコルゲーターベ
ルト(4)は、多重織り組織を有する厚みの大きな織成
布であって比較的長い態様期間を有するが、その全体強
度を増すために破損し易い耳部に適当な補強手段を講じ
ている場合が多い。しかしながら、長期間使用すると、
該コルゲーターベルトの厚みには、上記補強手段の採用
にも拘わらず中央部と両端耳部との間で若干の差が生じ
てくる場合がある。この結果、段ボールシート(9)に
対するコルゲーターベルト(4)の加圧力が不均一にな
り、片面段ボール紙(5)とライナー紙(6)との間に
接着不良が発生する。
本発明の主要な目的は、在来のコルゲーターベルトに認
められた上記の如き不都合を解消し得る特異な糸条構成
と多重織り組織とを有するコルゲーターベルトを提供す
ることにある。
められた上記の如き不都合を解消し得る特異な糸条構成
と多重織り組織とを有するコルゲーターベルトを提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 斯かる目的に鑑みて本発明は、経糸(20)に大径の合成
繊維モノフィラメント糸を使用し、表層および中間層を
構成する緯糸(30)、(40)に大径の合成繊維モノフィ
ラメント糸を、また裏層を構成する緯糸(50)に合成繊
維の太い嵩高性スパン糸の撚糸または引揃え糸を使用し
た多重織り地(60)からなるコルゲーターベルトを要旨
とするものである。
繊維モノフィラメント糸を使用し、表層および中間層を
構成する緯糸(30)、(40)に大径の合成繊維モノフィ
ラメント糸を、また裏層を構成する緯糸(50)に合成繊
維の太い嵩高性スパン糸の撚糸または引揃え糸を使用し
た多重織り地(60)からなるコルゲーターベルトを要旨
とするものである。
実施例 第1図および第2図は、本発明に係るコルゲーターベル
トの構造を例示する縦断面図である。これらの図面に見
られるように、コルゲーターベルトは、大径の合成繊維
モノフィラメント糸からなる経糸(20)と、大径の合成
繊維モノフィラメント糸からなる表層および中間層形成
用の緯糸(30)、(40)と、合成繊維の太い嵩高性スパ
ン糸の撚糸または引揃え糸からなる裏層形成用の緯糸
(50)とからなり、これらの糸を多重織り組織に織り上
げることによって従来の綿ベルトやニードルベルトに比
較して軽量の、且つ、通気度の高い段ボールシート
(9)の搬送部材に仕上げられている。コルゲーターベ
ルトの端縁部は、図示するように所定本数の緯糸(3
0)、(40)および(50)を全幅に亘って引き抜き、該
端縁部に残存する経糸(20)を折り返すことによって芯
線挿通用のループ(L)を形成している。
トの構造を例示する縦断面図である。これらの図面に見
られるように、コルゲーターベルトは、大径の合成繊維
モノフィラメント糸からなる経糸(20)と、大径の合成
繊維モノフィラメント糸からなる表層および中間層形成
用の緯糸(30)、(40)と、合成繊維の太い嵩高性スパ
ン糸の撚糸または引揃え糸からなる裏層形成用の緯糸
(50)とからなり、これらの糸を多重織り組織に織り上
げることによって従来の綿ベルトやニードルベルトに比
較して軽量の、且つ、通気度の高い段ボールシート
(9)の搬送部材に仕上げられている。コルゲーターベ
ルトの端縁部は、図示するように所定本数の緯糸(3
0)、(40)および(50)を全幅に亘って引き抜き、該
端縁部に残存する経糸(20)を折り返すことによって芯
線挿通用のループ(L)を形成している。
図示するコルゲーターベルトは、下記第1表に記載する
ような仕様に従って仕上げられている。尚、第1表中、
TMはポリエステルモノフィラメント糸、Tはポリエステ
ルマルチフィラメント糸またはスパン糸、ACはアクリル
スパン糸、Cは木綿スパン糸、Nはナイロンマルチフィ
ラメント糸を示す。また前記TMの次に記載する数字は、
偏平横断面を有するポリエステルモノフィラメント糸の
短径(mm)および長径(mm)または直径(mm)を示す。
更に糸条構成を示す/は撚糸をは引揃え糸を示す。
ような仕様に従って仕上げられている。尚、第1表中、
TMはポリエステルモノフィラメント糸、Tはポリエステ
ルマルチフィラメント糸またはスパン糸、ACはアクリル
スパン糸、Cは木綿スパン糸、Nはナイロンマルチフィ
ラメント糸を示す。また前記TMの次に記載する数字は、
偏平横断面を有するポリエステルモノフィラメント糸の
短径(mm)および長径(mm)または直径(mm)を示す。
更に糸条構成を示す/は撚糸をは引揃え糸を示す。
尚、上記第1表に記載した緯糸方向剛性は、下記の測定
方法によって計測されたものである。コルゲーターベル
トを裁断して長さ200mm、幅30mmの試料を準備し、イン
ストロン引張試験機(モデル1123型)に付設された両端
支持梁型の支持台に支店間距離100mmを維持して前記試
料を取付ける。この状態で試料の中心に前記インストロ
ン引張試験機のロードセルに接続された引張棒によって
引張荷重を与える。このとき、引張棒の引上げ速度を10
0mm/minに維持し、試料に前記引張荷重による曲げ変形
を生起させながらその曲げ応力を測定し、最大曲げ応力
に対応する引張荷重の大きさをもって試料の剛性とす
る。
方法によって計測されたものである。コルゲーターベル
トを裁断して長さ200mm、幅30mmの試料を準備し、イン
ストロン引張試験機(モデル1123型)に付設された両端
支持梁型の支持台に支店間距離100mmを維持して前記試
料を取付ける。この状態で試料の中心に前記インストロ
ン引張試験機のロードセルに接続された引張棒によって
引張荷重を与える。このとき、引張棒の引上げ速度を10
0mm/minに維持し、試料に前記引張荷重による曲げ変形
を生起させながらその曲げ応力を測定し、最大曲げ応力
に対応する引張荷重の大きさをもって試料の剛性とす
る。
以上、本発明の実施態様を二つの実施例に基づいて説明
したが、本発明の権利範囲は、斯かる実施例の記載によ
って限定的に解釈されるべきものではなく、下記の如き
応用例を包含することができる。即ち、本発明は、 (a)経糸に偏平横断面を有し、その長径をコルゲータ
ーベルトの幅方向に指向せしめた合成繊維のモノフィラ
メント糸を使用する実施態様。
したが、本発明の権利範囲は、斯かる実施例の記載によ
って限定的に解釈されるべきものではなく、下記の如き
応用例を包含することができる。即ち、本発明は、 (a)経糸に偏平横断面を有し、その長径をコルゲータ
ーベルトの幅方向に指向せしめた合成繊維のモノフィラ
メント糸を使用する実施態様。
(b)表層および中間層を構成する緯糸として断面換算
で経糸の2倍以上の太さを有する剛性の高い合成繊維モ
ノフィラメント糸を使用する実施態様。
で経糸の2倍以上の太さを有する剛性の高い合成繊維モ
ノフィラメント糸を使用する実施態様。
(c)経糸をコルゲーターベルトの両端部から延長して
折り返し継手用ループを形成する実施態様。
折り返し継手用ループを形成する実施態様。
(d)多重折り組織を有するコルゲーターベルトの厚み
を3.0mm乃至6.0mmに維持する実施態様。
を3.0mm乃至6.0mmに維持する実施態様。
(e)フラジール形法に準拠して測定された通気度を50
00cc/min/cm2内15000cc/min/cm2に維持する実施態様を
包含することができる。
00cc/min/cm2内15000cc/min/cm2に維持する実施態様を
包含することができる。
発明の効果 以上の例示説明から理解し得るように本発明に係るコル
ゲーターベルトは、在来品に比較して耐久性、乾燥性、
通気性ならびに段ボールシートの平滑性の向上に対して
顕著な効果を発揮することができる。
ゲーターベルトは、在来品に比較して耐久性、乾燥性、
通気性ならびに段ボールシートの平滑性の向上に対して
顕著な効果を発揮することができる。
以下、本発明の利点を更に詳細に列記すると次の通りで
ある。第一の利点として綿糸よりも耐熱性、熱安定性に
優れた合成繊維のモノフィラメント糸によってコルゲー
ターベルトを構成しているので、高い耐久性、寸法安定
性ならびに走行安定性が得られる。第二の利点として、
経糸に偏平横断面を有する合成繊維のモノフィラメント
糸を使用しているので、段ボールシートとの接触面の平
滑性が向上する。この平滑な表面にダブルフェーサ部に
導入された段ボールシートを強く押し付けることによっ
て、段ボールシートと熱板との密着性が向上し、製品の
強度と表面特性が改良され、更に省エネルギー性に優れ
た乾燥条件が取得される。第三の利点として、コルゲー
ターベルトが合成繊維製の通気度の大きな多重織り地か
ら構成されているので、水分の蒸発能力が高く、在来の
木綿繊維製のコルゲーターベルトに比較して段ボールシ
ートの乾燥速度を10乃至15パーセント程度向上せしめる
ことができる。従って、省エネルギー効果に優れた経済
的な乾燥手段が提供される。第四の利点として経糸をコ
ルゲーターベルトの両端部から延長して折り返して継手
用ループを形成しているから、極めてコンパクトな本体
部分と差の少ない継手を取得することができる。従っ
て、段ボールーシートに継手形成部分が強く押し付けら
れることに起因する凹みの発生を防止することができ、
段ボールシートの表面の平滑度が著しく向上する。第五
の利点として、経時的な反りの発生を防止することがで
きる。即ち、本発明に係るコルゲーターベルトを使用す
ることによって水分の蒸発速度を増加させることができ
るので、段ボールシートの表裏面間の水分含有量の差が
減少する。斯くして、水分含有量の差に起因する経時的
な反りが実質上皆無となり、裁断された段ボールシート
の積み重ねに際し表裏を交互に反転しなくても安定した
積み重ね状態を維持することができる。即ち、本発明に
係るコルゲーターベルトを使用することによって、省力
効果ならびに省エネルギー効果が達成されるに留まら
ず、過剰乾燥に起因する段ボールシートの品質低下をも
効果的に回避することができる。第六の利点として、コ
ルゲーターベルトの裏層を構成する緯糸として合成繊維
の太い嵩高性スパン糸の撚糸または引揃え糸を使用し、
嵩高性スパン糸のクッション性を利用してバラストロー
ルの「オドリ」を吸収しているので、バラストロールか
ら段ボールシートに与えられる加圧力が均一になる。こ
のため、不均一加圧に起因する片面段ボール紙とライナ
ー紙の接着不良が皆無となる。第七の利点として、コル
ゲーターベルトの表層および中間層を構成する緯糸とし
て経糸の2倍以上の太さ(断面積)を有する剛性の高い
合成繊維モノフィラメント糸を使用し、コルゲーターベ
ルトの幅方向の剛性を向上せしめることによって前項と
同じくバラストロールの「オドリ」を吸収すると共に、
加圧力の均一化により広幅地の両端に於ける段ボールシ
ートのつぶれや中央部の貼合せ不良をなくすることがで
きる。斯くして、段ボールシートの全面に均一な加圧力
が作用するダブルフェーサ部を形成することができる。
第八の利点として、コルゲーターベルトが合成繊維糸条
から形成され、且つ単位重量も軽いので、コルゲーター
ベルトの総重量が減少し掛け入れが容易になり、更に操
業中の騒音も減少する。第九の利点として、接紙面の緯
糸および経糸に合成繊維のモノフィラメント糸を使用し
ているので、汚れが減少し、万一汚れ物質が付着しても
簡単に洗い流すことができる。従って、長期の連続操業
に好適な汚れの少ないコルゲーターベルトを提供するこ
とができる。
ある。第一の利点として綿糸よりも耐熱性、熱安定性に
優れた合成繊維のモノフィラメント糸によってコルゲー
ターベルトを構成しているので、高い耐久性、寸法安定
性ならびに走行安定性が得られる。第二の利点として、
経糸に偏平横断面を有する合成繊維のモノフィラメント
糸を使用しているので、段ボールシートとの接触面の平
滑性が向上する。この平滑な表面にダブルフェーサ部に
導入された段ボールシートを強く押し付けることによっ
て、段ボールシートと熱板との密着性が向上し、製品の
強度と表面特性が改良され、更に省エネルギー性に優れ
た乾燥条件が取得される。第三の利点として、コルゲー
ターベルトが合成繊維製の通気度の大きな多重織り地か
ら構成されているので、水分の蒸発能力が高く、在来の
木綿繊維製のコルゲーターベルトに比較して段ボールシ
ートの乾燥速度を10乃至15パーセント程度向上せしめる
ことができる。従って、省エネルギー効果に優れた経済
的な乾燥手段が提供される。第四の利点として経糸をコ
ルゲーターベルトの両端部から延長して折り返して継手
用ループを形成しているから、極めてコンパクトな本体
部分と差の少ない継手を取得することができる。従っ
て、段ボールーシートに継手形成部分が強く押し付けら
れることに起因する凹みの発生を防止することができ、
段ボールシートの表面の平滑度が著しく向上する。第五
の利点として、経時的な反りの発生を防止することがで
きる。即ち、本発明に係るコルゲーターベルトを使用す
ることによって水分の蒸発速度を増加させることができ
るので、段ボールシートの表裏面間の水分含有量の差が
減少する。斯くして、水分含有量の差に起因する経時的
な反りが実質上皆無となり、裁断された段ボールシート
の積み重ねに際し表裏を交互に反転しなくても安定した
積み重ね状態を維持することができる。即ち、本発明に
係るコルゲーターベルトを使用することによって、省力
効果ならびに省エネルギー効果が達成されるに留まら
ず、過剰乾燥に起因する段ボールシートの品質低下をも
効果的に回避することができる。第六の利点として、コ
ルゲーターベルトの裏層を構成する緯糸として合成繊維
の太い嵩高性スパン糸の撚糸または引揃え糸を使用し、
嵩高性スパン糸のクッション性を利用してバラストロー
ルの「オドリ」を吸収しているので、バラストロールか
ら段ボールシートに与えられる加圧力が均一になる。こ
のため、不均一加圧に起因する片面段ボール紙とライナ
ー紙の接着不良が皆無となる。第七の利点として、コル
ゲーターベルトの表層および中間層を構成する緯糸とし
て経糸の2倍以上の太さ(断面積)を有する剛性の高い
合成繊維モノフィラメント糸を使用し、コルゲーターベ
ルトの幅方向の剛性を向上せしめることによって前項と
同じくバラストロールの「オドリ」を吸収すると共に、
加圧力の均一化により広幅地の両端に於ける段ボールシ
ートのつぶれや中央部の貼合せ不良をなくすることがで
きる。斯くして、段ボールシートの全面に均一な加圧力
が作用するダブルフェーサ部を形成することができる。
第八の利点として、コルゲーターベルトが合成繊維糸条
から形成され、且つ単位重量も軽いので、コルゲーター
ベルトの総重量が減少し掛け入れが容易になり、更に操
業中の騒音も減少する。第九の利点として、接紙面の緯
糸および経糸に合成繊維のモノフィラメント糸を使用し
ているので、汚れが減少し、万一汚れ物質が付着しても
簡単に洗い流すことができる。従って、長期の連続操業
に好適な汚れの少ないコルゲーターベルトを提供するこ
とができる。
第1図および第2図は本発明に係るコルゲーターベルト
の構造を例示すると共にその継手部分の縦断面を示す図
である。第3図はコルゲーターマシンのダブルフェーサ
部の構造を例示する正面図であり、第4図乃至第6図は
公知の綿ベルトならびにニードルベルトの構造を例示す
る組織図である。また第7図はコルゲーターベルトの接
合端に取付けるフックの構造を例示する一部を断面にし
た正面図である。 (20)……経糸、(30)(40)(50)……緯糸、(60)
……多重織り地。
の構造を例示すると共にその継手部分の縦断面を示す図
である。第3図はコルゲーターマシンのダブルフェーサ
部の構造を例示する正面図であり、第4図乃至第6図は
公知の綿ベルトならびにニードルベルトの構造を例示す
る組織図である。また第7図はコルゲーターベルトの接
合端に取付けるフックの構造を例示する一部を断面にし
た正面図である。 (20)……経糸、(30)(40)(50)……緯糸、(60)
……多重織り地。
Claims (6)
- 【請求項1】経糸に大径の合成繊維モノフィラメント糸
を使用し、表層および中間層を構成する緯糸に大径の合
成繊維モノフィラメント糸を、また裏層を構成する緯糸
に合成繊維の太い嵩高性スパン糸の撚糸または引揃え糸
を使用した多重織り地からなるコルゲーターベルト。 - 【請求項2】経糸が偏平横断面を有する合成繊維のモノ
フィラメント糸からなる特許請求の範囲第1項に記載の
コルゲーターベルト。 - 【請求項3】表層および中間層を構成する緯糸として経
糸の2倍以上の太さを有する剛性の高い合成繊維モノフ
ィラメント糸を使用してなる特許請求の範囲第1項に記
載のコルゲーターベルト。 - 【請求項4】経糸をコルゲーターベルトの両端部から延
長して折り返し継手用ループを形成してなる特許請求の
範囲第1項に記載のコルゲーターベルト。 - 【請求項5】多重織り組織を有するコルゲーターベルト
の厚みが3.0mm乃至6.0mmである特許請求の範囲第1項に
記載のコルゲーターベルト。 - 【請求項6】フラジール刑法に準拠して測定した通気度
が5000cc/min/cm2乃至15000cc/min/cm2である特許請求
の範囲第1項に記載のコルゲーターベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60130541A JPH0784248B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | コルゲ−タ−ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60130541A JPH0784248B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | コルゲ−タ−ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61287607A JPS61287607A (ja) | 1986-12-18 |
| JPH0784248B2 true JPH0784248B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=15036748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60130541A Expired - Lifetime JPH0784248B2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | コルゲ−タ−ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784248B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4961968A (en) * | 1989-03-28 | 1990-10-09 | Beloit Corporation | Short dwell coater apparatus with backing blanket disposed between blade and guide roll |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5341570Y2 (ja) * | 1972-02-24 | 1978-10-06 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60130541A patent/JPH0784248B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61287607A (ja) | 1986-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |