JPH0784538A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0784538A
JPH0784538A JP22900793A JP22900793A JPH0784538A JP H0784538 A JPH0784538 A JP H0784538A JP 22900793 A JP22900793 A JP 22900793A JP 22900793 A JP22900793 A JP 22900793A JP H0784538 A JPH0784538 A JP H0784538A
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満 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要なときは表示内容の視認性が高く美観に
も優れ、かつ不必要なときは表示内容を十分に隠蔽でき
る表示装置を提供を目的とする。 【構成】本発明の表示装置は、透明ビーズ12が積層され
たビーズ層13を含む透明の面板14,14'、この面板14,1
4'’の背後に形成された表示層15、これらの表示層15お
よび面板14,14'’を照明する光源5,6 を備えることを基
本構成とする。さらに前記表示装置において、前記表示
層15が、紫外線照射によって可視域の蛍光を発し、かつ
可視光下において白色視される蛍光表示部16を含むとと
もに、前記光源は、前記蛍光表示部16を蛍光発光させる
波長域の紫外線を発する紫外線光源5を含む構成である
こと、または前記表示層15は、蛍光表示部16と可視光下
において着色視される普通表示部17とを含むとともに、
前記光源は、紫外線光源5 と可視光光源6 とを含む構成
とすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種案内、広告等を電
飾表示する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】意匠を施した光透過性の表示板を照明す
る電飾による表示装置において、2種類の表示内容を使
い分けたり必要な時のみに表示内容を見せるために、従
来は表示板の前面あるいは2種類の表示板の間に乳白半
透明板、ハーフミラー、スリット板等を配置するととも
に、照明を点滅することが行われている。例えば、実開
平3−902790号公報においては、紫外線照射によ
り発光する発光画像と可視光により視認される普通画像
とを組合わせ、これらをハーフミラーを透かして見える
ように配置し、紫外線光源点灯時には発光画像が際立っ
て視認され、紫外線光源消灯時には普通画像が際立って
視認される表示装置が記載されている。また、特開平3
−287190号公報においては、2種類の異なる表示
内容の樹脂フィルムの間にハーフミラーを介在させると
ともにこれらの背後に光源を配置し、光源の消灯時には
表側(前面側)の表示内容を優先的に見せ、光源の点灯
時には裏側(光源側)の表示内容を優先的に見せる表示
装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述された表示装置で
は、不必要な画像や表示内容の隠蔽力を高めようとする
と、ハーフミラーの光透過率を下げることが必要にな
る。しかし、ハーフミラーの光透過率を下げると、表示
したい画像や表示内容の視認性をも低下させる結果にな
る。このような問題点はハーフミラーの代わりに乳白半
透明板やスリット板を使用した表示装置についても同じ
ことがいえる。
【0004】本発明は、前記問題点を解決することを目
的として、必要なときは表示内容の視認性が高く美観に
も優れ、かつ不必要なときは表示内容を十分に隠蔽でき
る表示装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、前
記目的を達成するために、基本的に、透明ビーズ(1
2)が積層されたビーズ層(13)を含む透明の面板
(14)(14’)、この面板(14)(14’)の背
後に形成された表示層(15)、これらの表示層(1
5)および面板(14)(14’)を照明する光源
(5)(6)を備えることを特徴とするものである。こ
のような表示装置において、前記表示層(15)は、紫
外線照射によって可視域の蛍光を発し、かつ可視光下に
おいて白色視される蛍光表示部(16)を含むととも
に、前記光源は、前記蛍光表示部(16)を蛍光発光さ
せる波長域の紫外線を発する紫外線光源(5)を含むこ
とが好ましい。さらに、前記表示層(15)は、紫外線
照射によって可視域の蛍光を発し、かつ可視光下におい
て白色視される蛍光表示部(16)と、可視光下におい
て着色視される普通表示部(17)とを含むとともに、
前記光源は、前記蛍光表示部(16)を蛍光発光させる
波長域の紫外線を発する紫外線光源(5)と可視光光源
(6)とを含むことが好ましい。
【0006】本発明における透明の面板(14)(1
4’)は、小径の透明ビーズ(12)を積層して形成さ
れたビーズ層(13)を有するものであり、ビーズ層
(13)において透過光を何度も屈折させて散乱させ、
消灯時に背後の表示層(15)や光源(5)(6)の陰
影をでにくくしてこれらを隠蔽することを目的とするも
のである。具体的には、面板(14)(14’)は、図
2(A)に示されているような透明基板(11)の前面
側にビーズ層(13)を形成したものや、図2(B)に
示されているようなビーズ層(13)のみからなるもの
を使用できる。
【0007】前記透明ビーズ(12)の材質は、アクリ
ル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ガラス等のそれ自身が
光透過性に優れたものを使用することが好ましい。粒径
はあまり小さすぎると透過光が細かく屈折するために前
記散乱効果が高くなりすぎて表示層(15)の意匠がぼ
やけて見え、また大きすぎると隠蔽力が低く表面肌が荒
くなって表示装置としての美観を損ない好ましくない。
したがって、透明ビーズ(12)の粒径は0.3〜2.
0mm程度が好ましく、特に0.5〜1.0mm程度が
好ましい。また、積層数は4層未満では隠蔽力が不足し
て光源(5)(6)や不必要な意匠が見えてしまい、一
方10層を超えると隠蔽力が高すぎて光源点灯時でも見
せたい意匠が見えにくくなる。したがって、ビーズ層の
積層数は4〜10層程度が好ましい。また、前記透明基
板(11)はアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リカーボネート、塩化ビニル系樹脂等の合成樹脂やガラ
ス等の光透過性に優れた材料を使用し、厚さは1〜20
mm程度のものが好ましい。
【0008】また、前述のような隠蔽効果を得るために
は、図2(A)(B)等に示されているように、透明ビ
ーズ(12)同士が接触状態で密に充填されている必要
がある。ビーズ層(13)を形成する方法としては、ポ
リエステル系等の透明バインダによってビーズを接着す
る方法、THF等の溶剤によりビーズの表面を溶かして
接着する方法、加熱により表面を溶融し接着する方法等
を例示できる。特に、非架橋アクリル樹脂製基板上に架
橋アクリル樹脂製ビーズを積層する場合を例に挙げてさ
らに具体的に説明すると、図5に示されているように、
型枠(31)の底に配置した基板(11)上にビーズ
(12)を積層状に並べて加熱してプレスすると、非架
橋の基板(11)は架橋されたビーズ(12)よりも柔
らかくなるため、基板(11)の表面にビーズ(12)
が埋め込まれた状態で接合されるとともにビーズ(1
2)同士も接着されて、ビーズ層(13)と基板(1
1)とが一体化した面板(14)が形成される。
【0009】本発明における表示層(15)は、前述の
ビーズ層(13)を含む面板(14)(14’)の背後
に形成された表示すべき意匠を構成する部分であり、紫
外線照射によって可視域の蛍光を発し、かつ可視光下に
おいて白色視される蛍光表示部(16)と、可視光下に
おいて着色視される普通表示部(17)とに大別され、
少なくともどちらか一方を有する。面板(14)(1
4’)の背後に表示部(16)(17)を形成する方法
は特に限定されず、直接面板(14)(14’)の背面
に後述する各種顔料、あるいはこれらの顔料等を含有す
るインク等で意匠を描画する方法、意匠を印刷したフィ
ルムや切文字を貼付する方法、透明の薄板に意匠を描画
しこれを面板(14)(14’)に重ね合わせる方法等
がある。蛍光表示部(16)を表現する蛍光顔料とし
て、タングステン酸カルシウム、タングステン酸マグネ
シウム、珪酸バリウム、鉛、珪酸亜鉛、珪酸マンガン、
リン酸カルシウム、リン酸セリウム、ハロリン酸カルシ
ウム、ハロリン酸アンチモン、ハロリン酸マンガン、ホ
ウ酸カドニウム、ホウ酸マンガン、フロロリン酸カルシ
ウム、フロロリン酸アンチモン等の無機顔料、およびア
ンスラセン系、ナフタレン系誘導体等の有機顔料を例示
でき、これらは可視光下では白色に見えるが、400n
m以下の紫外線を吸収して励起され、様々な色調の可視
域の蛍光を発する。また、普通表示部(17)を表現す
る顔料等として通常のインキ、塗料等を幅広く使用でき
ることから、アクリル系インキ、アクリル系塗料、水性
塗料等多様なものを使用できる。なお、前記表示層(1
5)に蛍光表示部(16)および普通表示部(17)の
両者を有する場合、図3(A)のように意匠ごとにこれ
らの表示部(16)(17)を形成しても良いし、また
図3(B)のように1の意匠を2つの表示部(16)
(17)を用いて表現しても良い。
【0010】本発明における光源(5)(6)は、前記
表示層(15)を照明して意匠を際立たせて視認性を高
めるものである。光源(5)(6)の配置位置は特に限
定されないが、図1のように面板(14)(14’)お
よび表示層(14)からなる表示板(2)(2’)の背
後に光源(5)(6)を配置するバックライト方式で透
過光を利用するか、あるいは図4のように表示板(2)
(2’)の縁端部に光源(5)(6)を配置するエッジ
ライト方式で面板(14)(14’)や表示層(15)
の表面で全反射する反射光を利用するのが一般的であ
る。
【0011】前記光源の種類は、表示層(15)に蛍光
表示部(16)を有する場合は、顔料等に吸収されてこ
れを励起し、可視域の蛍光を発光させる励起波長域の紫
外線を発する紫外線光源(5)が必要である。一般に、
紫外線とは100〜400nm程度の光を指すが、この
発明で用いる紫外線光源(5)は前記励起波長域を含む
ものであれば良い。蛍光表示部(16)に吸収されない
一部の紫外線は表示層(15)および面板(14)(1
4’)を透過するため、蛍光発光に関与せず、しかも人
体に悪影響を及ぼすような短波長の光を多量に含む紫外
線光源を用いることはむしろ好ましくない。前述の蛍光
顔料であれば340〜400nm程度の紫外線を発する
ものを使用するのが好ましく、この波長域の紫外線光源
(5)としてブラックライトと称される種類のものが好
適に用いられる。また、表示層(15)に可視光下にお
いて着色視される普通表示部(17)を有する場合は、
図8に示されているように外光によっても普通表示部
(17)を視認可能であるが、意匠を際立たせるために
は400〜760nm程度の可視光光源(6)を用いる
ことが好ましく、消費電力が小さく発熱も少ないことか
ら白色光源である蛍光灯が好適に使用される。
【0012】なお、前述の透過紫外線に対しては、透明
ビーズ(12)、透明基板(11)、透明バインダ等の
面板(14)(14’)材料に紫外線吸収剤を添加し
て、表示装置からの紫外線のリークを防止することもで
きる。ただし、後の実施例で詳述するように、面板(1
4)(14’)の形態または照明方式によっては紫外線
吸収材を使用できないこともあるので注意を要する。
【0013】
【作用】本発明の表示装置において、図6乃至図8に示
されている光路模式図にもとづき表示内容の見え方につ
いて説明する。なお、便宜上、各図の表示装置は基板
(11)およびビーズ層(13)からなる面板(14)
を備えるとともに、バックライト方式で照明し、また表
示層(15)には蛍光表示部(16)および普通表示部
(17)の両者を含んでいるが、本発明の表示装置はこ
れらの形態に限定されるものではない。
【0014】まず、図6乃至図8に示されているよう
に、本発明の表示装置においては、ビーズ層(13)を
含む面板(14)の光透過性は高く、かつ面板(14)
を通過するすべての光は光源の光、外光を問わずビーズ
層(13)で散乱される。そのため、光源(5)(6)
の点灯時には表示層(15)に描かれた意匠は、面板
(14)を通しても明確に視認され、かつ光がビーズ層
(13)で散乱されるため、興趣性、意匠性、美観に富
んだものとなる。一方、光源(5)(6)の消灯時には
表示層(15)の意匠や光源(5)(6)の陰影がでに
くくなって隠蔽効果を増す。
【0015】次に、各光源(5)(6)の種類による表
示層(15)の見え方について詳述する。
【0016】(紫外線光源による見え方)図6に示され
ているように、蛍光表示部(16)に紫外線(UV)が
照射されると蛍光(FL)を発し,ビーズ層(13)に
おいて散乱される。この蛍光(FL)は可視光であるか
ら視認できる。一方、普通表示部(17)に紫外線(U
V)が照射されてもそのまま透過してビーズ層(13)
において散乱されるが、透過散乱光は紫外線(UV)で
あるから視認できない。また、面板(14)に直接照射
された紫外線(UV)も散乱しながら透過する。したが
って、紫外線光源(6)のみが点灯されているときは、
蛍光表示部(16)の蛍光色のみが明確に視認され、普
通表示部(17)は隠蔽される。
【0017】(可視光光源による見え方)図7に示され
ているように、普通表示部(17)に可視光(VIS)
が照射されると着色に応じた波長の光が透過し、ビーズ
層(13)において散乱され、その色として視認でき
る。また、面板(14)に直接照射された可視光(VI
S)も散乱しながら透過する。一方、蛍光表示部(1
6)に照射された可視光(VIS)は反射するため、蛍
光表示部(16)を視認できない。なお、蛍光表示部
(16)を透過する光もあるが、蛍光発光とは異なり背
後が明るく見えるに過ぎない。しがたって、可視光光源
(7)のみが点灯されているときは、普通表示部(1
7)のみが明確に視認され、蛍光表示部(16)は隠蔽
される。
【0018】(外光による見え方)図8に示されている
に、可視光(VIS)である外光は、蛍光表示部(1
6)および普通表示部(17)、あるいは面板(14)
で反射する。普通表示部(17)で反射する光は着色に
応じた色に視認できるが、前述の可視光光源(7)によ
るほど明確には視認できない。また、蛍光表示部(1
6)においては蛍光発光しないため外光が反射するのみ
で蛍光表示部(16)を視認できない。したがって、紫
外線光源(6)および可視光光源(7)がともに消灯さ
れているときは、普通表示部(17)のみが淡く視認さ
れ、蛍光表示部(16)は隠蔽される。
【0019】(紫外線光源および可視光光源による見え
方)前述の図6および図7に基づく各光源による見え方
より、紫外線光源(6)および可視光光源(7)がとも
に点灯されているときは、蛍光表示部(16)および普
通表示部(17)をともに明確に視認でき、しかも蛍光
発光と通常の色調が織り交ぜられた表示となる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の表示装置の具体的実施例につ
いて、図面および表を参照しつつ説明する。なお、次の
各実施例に共通して、紫外線光源として直管型ブラック
ライトである松下電工(株)製の「蛍光ブラックライト
FL8BL−B(商品名)、発光波長;290〜42
0nm」を使用し、可視光光源として直管白色蛍光灯を
使用した。また、表示層の蛍光表示部を形成する蛍光顔
料として、可視光下において白色視されるとともに紫外
線によって緑色の蛍光を発するシンロイヒ(株)製の
「ルミライトカラー(商品名)」を使用し、普通表示部
を形成する着色顔料として、セイコーアドバンス(株)
製の「#2500(商品名)」を使用した。
【0021】(第1実施例)図1に示されているよう
に、本実施例の表示装置は、筐体(1)の開口部に臨む
表示板(2)の背後に、それぞれの点滅・調光器(3)
(4)によって単独で光量を調節しかつ点滅させること
ができる紫外線光源(5)と可視光光源(6)とが交互
に配設されたバックライト方式の表示装置である。さら
に、これらの光源(5)(6)の背後には、樹脂板の表
面にアルミニウム蒸着層が形成された鏡面の反射板
(7)が配設されて、各光源(5)(6)の光を前方に
集めて光量損失を防ぎ表示板(2)全体を背後から効率
良く照明することができる構成になっている。
【0022】前記表示板(2)は、図2(A)に示され
ているように、厚さ2mmの非架橋アクリル樹脂製の透
明基板(11)の片面に直径0.8mmの架橋アクリル
樹脂製の透明ビーズ(12)を熱プレスにより6層に積
層したビーズ層(13)を形成した面板(14)の背面
側に、所定意匠の表示層(15)を形成したものであ
る。この表示層(15)は、前記蛍光顔料および着色顔
料を前記面板(14)の背面、すなわち透明基板(1
1)に直接塗布することにより、例えば図3(A)
(B)に示されているような蛍光表示部(16)および
普通表示部(17)からなる意匠が描かれたものであ
る。
【0023】(第2実施例)本実施例の表示装置は、第
1実施例と同じバックライト方式の表示装置であり、表
示板(2)(2’)の構成のみが異なる。この実施例で
使用されている表示板(2’)の面板(14’)は、図
2(b)に示されているように、透明ビーズ(12)が
透明バインダにより接着されて8層に積層されたビーズ
層(13)のみからなり、この面板(14’)の背面側
に第1実施例と同じ表示層(15)が形成されている。
【0024】(第3実施例)図4に示されているよう
に、本実施例の表示装置は、表示板(2)の端縁部に、
それぞれの点滅・調光器(3)(4)によって単独で光
量を調節しかつ点滅させることができる紫外線光源
(5)と可視光光源(6)とが配設されたエッジライト
方式の表示装置である。これらの光源(5)(6)は内
面が鏡面となった反射板を兼ねる筒型光源ケース(8)
に収納されるとともに、光源ケース(8)の開口部(8
a)に表示板(2)が挿入されて、前記開口部(8a)
方向に集光された光が表示板(2)の前面および背面の
両表面で反復して反射しながら表示板(2)を照明す
る。また、前記表示板(2)の背面側にはL字型の反射
板(9)が設けられ、背面側および上方に透過する光を
反射させて光量損失を防ぎ、各光源(5)(6)の光を
前方に集めて表示板(2)全体を効率良く照明すること
ができる構成になっている。なお、符号(10)は光源
ケース(8)および点滅・調光器(3)(4)を収納す
る筐体である。
【0025】前記表示板(2)は第1実施例と同じもの
であり、透明基板(11)およびビーズ層(13)から
なる面板(14)の背後に表示層(15)が形成された
ものである(図2(A))。
【0026】(第4実施例)本実施例の表示装置は、第
3実施例と同じエッジライト方式の表示装置であり、表
示板(2)(2’)の構成のみが異なる。この実施例で
使用されている表示板(2’)は第2実施例と同じもの
であり,ビーズ層(13)のみからなる面板(14’)
の背後に表示層(15)が形成されたものである(図2
(B))。
【0027】第1乃至第4実施例の各表示装置につい
て、照明方式および面板(14)(14’)の形態の相
違を次の表1にまとめて示す。
【0028】
【表1】 第1乃至第4実施例の表示装置において、紫外線光源
(5)および可視光光源の点滅によって表示内容の見え
方の特徴を一括して表2に示す。なお、見え方は各実施
例で共通である。
【0029】さらに、各光源(5)(6)を点灯状態あ
るいは消灯状態のままで使用する他、前記点滅・調光器
(3)(4)によって点滅させたり、照明の明るさを徐
々に変える等の光源制御によって、同じ表示装置であっ
ても、より一層複雑で美しく変化に富んだ表示が可能に
なる。
【0030】
【表2】 なお、紫外線光源を使用する表示装置では、紫外線がリ
ークすると人体等に悪影響を及ぼすおそれがあり、これ
を防ぐために、面板(14)(14’)の材料に紫外線
吸収剤を添加しても良い。ただし、エッジライト方式の
第3および第4実施例では紫外線吸収剤の添加が制限さ
れる。すなわち、バックライト方式の第1および第2実
施例では、紫外線の光路において表示層(15)と紫外
線光源(5)との間に面板(14)(14’)は介在せ
ず蛍光表示部(16)における蛍光発光は阻害されない
ので、透明ビーズ(12)、透明基板(11)および透
明バインダのいずれにも添加可能である。しかし、エッ
ジライト方式の第3および第4実施例では、紫外線光路
において表示層(15)と紫外線光源(6)との間に面
板(14)(14’)が介在し、面板(14)(1
4’)で反復して反射する紫外線によって蛍光表示部
(16)で蛍光発光を起こす。このため、第3実施例に
おいては、面板(14)の前面側にある透明ビーズ(1
2)には紫外線吸収剤を添加しても良いが、表示層(1
5)側にある透明基板(11)には紫外線吸収剤を添加
してはならない。また、第4実施例では、同様の理由に
より面板(14’)、すなわちビーズ層(13)を形成
する透明ビーズ(12)および透明バインダに紫外線吸
収剤を添加してはならない。各実施例における紫外線吸
収剤添加の可否を前掲の表1に併せて示す。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示装置
の基本構成は、透明ビーズが積層されたビーズ層を含む
透明の面板、この面板の背後に形成された表示層、これ
らの表示層および面板を照明する光源を備えるものであ
るから、ビーズ層を含む面板(14)の光透過性は高
く、面板を通るすべての光は光源の光、外光を問わずビ
ーズ層で散乱される。その結果、光源の点灯時には表示
層に描かれた意匠は、面板を通しても明確に視認され、
かつ光がビーズ層で散乱されるため、興趣性、意匠性、
美観に富んだものとなる。一方、光源の消灯時には表示
層の意匠や光源の陰影がでにくくなって隠蔽効果が増
す。このような表示装置においては、光源の点滅により
表示内容を見せたり隠したりすることが容易にできる。
【0032】また、この表示装置において、前記表示層
は、紫外線照射によって可視域の蛍光を発し、かつ可視
光下において白色視される蛍光表示部を含むとともに、
前記光源は、前記蛍光表示部を蛍光発光させる波長域の
紫外線を発する紫外線光源を含む構成とすることによ
り、前記効果に加えて、蛍光特有の色調をかもしだす美
しい表示ができる。
【0033】さらに、この表示装置において、前記表示
層は、紫外線照射によって可視域の蛍光を発し、かつ可
視光下において白色視される蛍光表示部と、可視光下に
おいて着色視される普通表示部とを含むとともに、前記
光源は、前記蛍光表示部を蛍光発光させる波長域の紫外
線を発する紫外線光源と可視光光源とを含む構成とし、
これらの光源の点滅の組合わせによって、蛍光表示と普
通の着色表示を使い分けて一方のみを見せたり、これら
を同時に見せてより一層美しくきらびやかなイメージの
表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2実施例にかかるバック
ライト方式の表示装置における各部の概略配置図であ
る。
【図2】第1乃至第4実施例にかかる表示装置における
表示板の断面図であり、(A)は面板が透明基板および
ビーズ層からなるもの、(B)は面板がビーズ層のみか
らなるものである。
【図3】(A),(B)は表示層における意匠の一例の
正面図である。
【図4】本発明の第3および第4実施例にかかるエッジ
ライト方式の表示装置における各部の概略配置図であ
る。
【図5】熱プレスにより透明基板上にビーズ層を形成す
る方法を示す断面図である。
【図6】本発明の表示装置における紫外線光源による光
路模式図である。
【図7】本発明の表示装置における可視光光源による光
路模式図である。
【図8】本発明の表示装置における外光の光路模式図で
ある。
【符号の説明】
5…紫外線光源 6…可視光光源 12…透明ビーズ 13…ビーズ層 14、14’…面板 15…表示層 16…蛍光表示部 17…普通表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ビーズ(12)が積層されたビーズ
    層(13)を含む透明の面板(14)(14’)、この
    面板(14)(14’)の背後に形成された表示層(1
    5)、これらの表示層(15)および面板(4)(1
    4’)を照明する光源(5)(6)を備えることを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示層(15)は、紫外線照射によ
    って可視域の蛍光を発し、かつ可視光下において白色視
    される蛍光表示部(16)を含むとともに、前記光源
    は、前記蛍光表示部(16)を蛍光発光させる波長域の
    紫外線を発する紫外線光源(5)を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示層(15)は、紫外線照射によ
    って可視域の蛍光を発し、かつ可視光下において白色視
    される蛍光表示部(16)と、可視光下において着色視
    される普通表示部(17)とを含むとともに、前記光源
    は、前記蛍光表示部(16)を蛍光発光させる波長域の
    紫外線を発する紫外線光源(5)と可視光光源(6)と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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