JPH0784594A - 音声認識装置 - Google Patents
音声認識装置Info
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- JPH0784594A JPH0784594A JP5228630A JP22863093A JPH0784594A JP H0784594 A JPH0784594 A JP H0784594A JP 5228630 A JP5228630 A JP 5228630A JP 22863093 A JP22863093 A JP 22863093A JP H0784594 A JPH0784594 A JP H0784594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- standard
- voice
- microphone
- characteristic
- coefficient
- Prior art date
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- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 実際に使われるマイクなどの音声入力装置の
特性が標準パタン作成登録時の音声入力装置の特性と相
違していても、音声認識性能の劣化を回避できるように
する。 【構成】 標準マイクと特徴抽出部により標準パタンを
作成し標準パタン辞書に登録する。標準マイクと実使用
マイク101から同時に音声を入力し、実使用マイク1
01の音声は係数学習部における適応フィルタを通す。
適応フィルタはFIRフィルタと重み付け更新部からな
り、実使用マイク101の特性が標準マイクの特性にな
るように係数を決定する。標準特性変換フィルタ102
は前記の決定された係数が設定され、実使用マイク10
1が別のものに変わっても、両マイク101の特性の違
いを吸収して音声認識性能の劣化を防止する。
特性が標準パタン作成登録時の音声入力装置の特性と相
違していても、音声認識性能の劣化を回避できるように
する。 【構成】 標準マイクと特徴抽出部により標準パタンを
作成し標準パタン辞書に登録する。標準マイクと実使用
マイク101から同時に音声を入力し、実使用マイク1
01の音声は係数学習部における適応フィルタを通す。
適応フィルタはFIRフィルタと重み付け更新部からな
り、実使用マイク101の特性が標準マイクの特性にな
るように係数を決定する。標準特性変換フィルタ102
は前記の決定された係数が設定され、実使用マイク10
1が別のものに変わっても、両マイク101の特性の違
いを吸収して音声認識性能の劣化を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイク等について実際
の入力特性を標準入力特性に変換するフィルタを備えた
音声認識装置に関するものである。
の入力特性を標準入力特性に変換するフィルタを備えた
音声認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来の音声認
識装置について説明する。
識装置について説明する。
【0003】図8は従来の音声認識装置の構成を示した
ブロック図である。図8において、701はマイク、7
03は特徴抽出部、704は類似度比較部、705は判
定処理部、706は標準パタン辞書である。
ブロック図である。図8において、701はマイク、7
03は特徴抽出部、704は類似度比較部、705は判
定処理部、706は標準パタン辞書である。
【0004】上記構成の従来の音声認識装置について、
以下にその動作を説明する。
以下にその動作を説明する。
【0005】マイク701から入力された音声は、特徴
抽出部703において10msec程度のフレームの周
期で線形予測分析あるいはFFT(高速フーリエ変換)
分析などの方法によって周波数分析され、かつ、音声の
始端,終端の検知を行い、音声区間の周波数分析結果が
特徴量の時系列として得られる。類似度比較部704で
は、特徴抽出部703からの音声区間の周波数分析結果
である特徴量の時系列と標準パタン辞書706に登録さ
れている複数の単語の音声区間の周波数分析結果である
特徴量の時系列とを比較し、最も類似した単語の特徴量
の時系列の類似度を得る。判定処理部705では、類似
度比較部704からの類似度がある閾値よりもより類似
側に大きいか否かを判定し、大きい(似ている)ときは
その単語を認識結果として出力する。
抽出部703において10msec程度のフレームの周
期で線形予測分析あるいはFFT(高速フーリエ変換)
分析などの方法によって周波数分析され、かつ、音声の
始端,終端の検知を行い、音声区間の周波数分析結果が
特徴量の時系列として得られる。類似度比較部704で
は、特徴抽出部703からの音声区間の周波数分析結果
である特徴量の時系列と標準パタン辞書706に登録さ
れている複数の単語の音声区間の周波数分析結果である
特徴量の時系列とを比較し、最も類似した単語の特徴量
の時系列の類似度を得る。判定処理部705では、類似
度比較部704からの類似度がある閾値よりもより類似
側に大きいか否かを判定し、大きい(似ている)ときは
その単語を認識結果として出力する。
【0006】図3は標準パタン登録装置の構成を示すブ
ロック図である。この構成は後述する実施例でも同様で
ある。図3において、301はマイク、303は特徴抽
出部、306は標準パタン辞書である。
ロック図である。この構成は後述する実施例でも同様で
ある。図3において、301はマイク、303は特徴抽
出部、306は標準パタン辞書である。
【0007】マイク301から入力された単語音声は、
特徴抽出部303において10msec程度のフレーム
の周期で線形予測分析あるいはFFT分析などの方法に
よって周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知
を行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列と
して得られる。その音声区間の特徴量の時系列を単語ご
とに標準パタン辞書306に蓄積する。
特徴抽出部303において10msec程度のフレーム
の周期で線形予測分析あるいはFFT分析などの方法に
よって周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知
を行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列と
して得られる。その音声区間の特徴量の時系列を単語ご
とに標準パタン辞書306に蓄積する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の音声認識装置においては、標準パタンを作成登
録したときのマイク301などの音声入力装置と実際に
使われるマイク701などの音声入力装置とが違うと、
両者の特性に差があることから音声認識性能に劣化を生
じるという問題を有していた。そのため、実際に使われ
るマイクなどの音声入力装置と同じ音声入力装置で標準
パタンを作成登録すると、同じ音声認識装置を別の装置
に付けた場合に、音声入力装置の特性だけが変わるた
め、やはり音声認識性能が劣化するという問題があっ
た。
た従来の音声認識装置においては、標準パタンを作成登
録したときのマイク301などの音声入力装置と実際に
使われるマイク701などの音声入力装置とが違うと、
両者の特性に差があることから音声認識性能に劣化を生
じるという問題を有していた。そのため、実際に使われ
るマイクなどの音声入力装置と同じ音声入力装置で標準
パタンを作成登録すると、同じ音声認識装置を別の装置
に付けた場合に、音声入力装置の特性だけが変わるた
め、やはり音声認識性能が劣化するという問題があっ
た。
【0009】また、この問題点を回避するためには、マ
イクなどの音声入力装置を変更するたびに、再び標準パ
タンの作成登録をやり直さなければならないという問題
があった。
イクなどの音声入力装置を変更するたびに、再び標準パ
タンの作成登録をやり直さなければならないという問題
があった。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、実際に使われる音声入力装置の特性
を標準パタンの作成登録時の入力特性に変換し、入力音
声を標準パタン作成登録時のままの特性で認識可能な音
声認識装置を提供することを目的とする。
れたものであって、実際に使われる音声入力装置の特性
を標準パタンの作成登録時の入力特性に変換し、入力音
声を標準パタン作成登録時のままの特性で認識可能な音
声認識装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の音声
認識装置は、音声認識について、入力される音声信号を
予め決められた係数を用いて標準の入力特性に変換する
標準特性変換フィルタと、所定時間間隔ごとに入力音声
信号を分析し特徴量の時系列を抽出する特徴抽出部と、
予め発声された単語の音声信号から抽出した特徴量の時
系列を格納した標準パタン辞書と、入力された音声信号
の特徴量の時系列を前記標準パタン辞書における複数の
単語の特徴量の時系列と比較し各単語の類似度を求める
類似度比較部と、各単語の類似度から最も類似した単語
を選択し出力する判定処理部とを備え、標準特性変換学
習について、音声認識時の入力特性による音声信号と標
準パタン作成登録時の標準特性による音声信号との差信
号を適応フィルタの係数更新に使用し、音声認識時の入
力特性を標準特性に変換する係数として学習し、前記標
準特性変換フィルタの係数として設定する係数学習部を
備え、実際に入力される音声信号を標準パタン作成登録
時の標準特性による音声信号に変換し、標準パタン作成
登録時の標準特性で特徴抽出された特徴量の時系列と標
準パタン辞書上の標準パタンの特徴量の時系列を比較し
て音声認識するように構成されたことを特徴とするもの
である。
認識装置は、音声認識について、入力される音声信号を
予め決められた係数を用いて標準の入力特性に変換する
標準特性変換フィルタと、所定時間間隔ごとに入力音声
信号を分析し特徴量の時系列を抽出する特徴抽出部と、
予め発声された単語の音声信号から抽出した特徴量の時
系列を格納した標準パタン辞書と、入力された音声信号
の特徴量の時系列を前記標準パタン辞書における複数の
単語の特徴量の時系列と比較し各単語の類似度を求める
類似度比較部と、各単語の類似度から最も類似した単語
を選択し出力する判定処理部とを備え、標準特性変換学
習について、音声認識時の入力特性による音声信号と標
準パタン作成登録時の標準特性による音声信号との差信
号を適応フィルタの係数更新に使用し、音声認識時の入
力特性を標準特性に変換する係数として学習し、前記標
準特性変換フィルタの係数として設定する係数学習部を
備え、実際に入力される音声信号を標準パタン作成登録
時の標準特性による音声信号に変換し、標準パタン作成
登録時の標準特性で特徴抽出された特徴量の時系列と標
準パタン辞書上の標準パタンの特徴量の時系列を比較し
て音声認識するように構成されたことを特徴とするもの
である。
【0012】また、本発明に係る第2の音声認識装置
は、実際の音声入力部を電話の内線端末としPBXを経
由して音声認識する前記第1の音声認識装置において、
PBXが内線端末の種類を検知し、内線端末に対応する
フィルタ係数辞書から該当する内線端末のフィルタ係数
を標準特性変換フィルタの係数として設定し、実際に内
線端末から入力される音声信号を標準パタン作成登録時
の特性による音声信号に変換し、標準パタン作成登録時
の特性で抽出された特徴量の時系列と標準パタン辞書上
の標準特性による特徴量の時系列を比較し、音声認識す
るように構成されていることを特徴とするものである。
は、実際の音声入力部を電話の内線端末としPBXを経
由して音声認識する前記第1の音声認識装置において、
PBXが内線端末の種類を検知し、内線端末に対応する
フィルタ係数辞書から該当する内線端末のフィルタ係数
を標準特性変換フィルタの係数として設定し、実際に内
線端末から入力される音声信号を標準パタン作成登録時
の特性による音声信号に変換し、標準パタン作成登録時
の特性で抽出された特徴量の時系列と標準パタン辞書上
の標準特性による特徴量の時系列を比較し、音声認識す
るように構成されていることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】第1の音声認識装置は上記した構成により、標
準パタンの作成登録時の標準特性と実際の入力特性との
違いによる音声認識性能の劣化をなくすことができる。
準パタンの作成登録時の標準特性と実際の入力特性との
違いによる音声認識性能の劣化をなくすことができる。
【0014】そして、一度標準パタンを作成登録してお
けば、実際に使用するマイクなどの音声入力装置を変え
ても、再度標準パタンの作成登録をする必要はない。
けば、実際に使用するマイクなどの音声入力装置を変え
ても、再度標準パタンの作成登録をする必要はない。
【0015】また、第2の音声認識装置は、PBXと組
み合わせて、PBXで自動的に内線端末を判定し、標準
特性変換フィルタの係数を自動的に設定することによ
り、さまざまな内線端末からでも音声認識性能を劣化さ
せることがない。
み合わせて、PBXで自動的に内線端末を判定し、標準
特性変換フィルタの係数を自動的に設定することによ
り、さまざまな内線端末からでも音声認識性能を劣化さ
せることがない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る音声認識装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0017】第1実施例 図1は第1実施例に係る音声認識装置の構成を示したブ
ロック図である。図1において、101は実際に使われ
る音声入力装置としてのマイク、102は実際の音声入
力に使われるマイクの特性を標準パタンの作成登録時に
使われるマイクの入力特性に変換する標準特性変換フィ
ルタ、103は特徴抽出部、104は類似度比較部、1
05は判定処理部、106は標準パタン辞書である。
ロック図である。図1において、101は実際に使われ
る音声入力装置としてのマイク、102は実際の音声入
力に使われるマイクの特性を標準パタンの作成登録時に
使われるマイクの入力特性に変換する標準特性変換フィ
ルタ、103は特徴抽出部、104は類似度比較部、1
05は判定処理部、106は標準パタン辞書である。
【0018】以上のように構成された実施例の音声認識
装置について、以下にその動作を説明する。
装置について、以下にその動作を説明する。
【0019】マイク101から入力された音声は、標準
特性変換フィルタ102において入力マイク101の特
性を登録時に用いられたマイクの特性に変換される。こ
の点が本発明の最大の特徴である。このように登録時に
用いられたマイクの特性に変換された音声は、特徴抽出
部103において10msec程度のフレームの周期で
線形予測分析あるいはFFT(高速フーリエ変換)分析
などの方法によって周波数分析され、かつ、音声の始
端,終端の検知を行い、音声区間の周波数分析結果が特
徴量の時系列として得られる。類似度比較部104で
は、特徴抽出部103からの音声区間の周波数分析結果
である特徴量の時系列と標準パタン辞書106に登録さ
れている複数の単語の音声区間の周波数分析結果である
特徴量の時系列とを比較し、最も類似した単語の特徴量
の時系列の類似度を得る。判定処理部105では、類似
度比較部104からの類似度がある閾値よりもより類似
側に大きいか否かを判定し、大きい(似ている)ときは
その単語を認識結果として出力する。
特性変換フィルタ102において入力マイク101の特
性を登録時に用いられたマイクの特性に変換される。こ
の点が本発明の最大の特徴である。このように登録時に
用いられたマイクの特性に変換された音声は、特徴抽出
部103において10msec程度のフレームの周期で
線形予測分析あるいはFFT(高速フーリエ変換)分析
などの方法によって周波数分析され、かつ、音声の始
端,終端の検知を行い、音声区間の周波数分析結果が特
徴量の時系列として得られる。類似度比較部104で
は、特徴抽出部103からの音声区間の周波数分析結果
である特徴量の時系列と標準パタン辞書106に登録さ
れている複数の単語の音声区間の周波数分析結果である
特徴量の時系列とを比較し、最も類似した単語の特徴量
の時系列の類似度を得る。判定処理部105では、類似
度比較部104からの類似度がある閾値よりもより類似
側に大きいか否かを判定し、大きい(似ている)ときは
その単語を認識結果として出力する。
【0020】図2は標準特性変換フィルタ102の構成
を示すブロック図である。図2に示すように、標準特性
変換フィルタ102は、W0 からWL までの係数をもつ
(L+1)次のFIRフィルタ102a〜102nで構
成されている。102sは積和部である。
を示すブロック図である。図2に示すように、標準特性
変換フィルタ102は、W0 からWL までの係数をもつ
(L+1)次のFIRフィルタ102a〜102nで構
成されている。102sは積和部である。
【0021】(1)式のように、マイク101からの入
力XK はFIRフィルタ102a〜102nで処理され
て標準パタン登録時の特性の信号YK に変換される。
力XK はFIRフィルタ102a〜102nで処理され
て標準パタン登録時の特性の信号YK に変換される。
【0022】
【数1】
【0023】図3は標準パタン登録装置の構成を示すブ
ロック図である。この構成は従来例と同様のものであ
る。図3において、301はマイク、303は特徴抽出
部、306は標準パタン辞書である。
ロック図である。この構成は従来例と同様のものであ
る。図3において、301はマイク、303は特徴抽出
部、306は標準パタン辞書である。
【0024】マイク301から入力された単語音声は、
特徴抽出部303において10msec程度のフレーム
の周期で線形予測分析あるいはFFT分析などの方法に
よって周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知
を行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列と
して得られる。その音声区間の特徴量の時系列を単語ご
とに標準パタン辞書306に蓄積する。
特徴抽出部303において10msec程度のフレーム
の周期で線形予測分析あるいはFFT分析などの方法に
よって周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知
を行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列と
して得られる。その音声区間の特徴量の時系列を単語ご
とに標準パタン辞書306に蓄積する。
【0025】この点は、従来例と同様である。すなわ
ち、標準パタンの作成登録時に使う音声入力装置として
のマイク301と、実際に使われる音声入力装置として
のマイク101とは相違している。
ち、標準パタンの作成登録時に使う音声入力装置として
のマイク301と、実際に使われる音声入力装置として
のマイク101とは相違している。
【0026】次に、標準特性変換フィルタ102におけ
る係数W0 〜WL の決定の方法について説明する。
る係数W0 〜WL の決定の方法について説明する。
【0027】図4は係数W0 〜WL を決定する装置、す
なわち、係数学習部201の構成を示すブロック図であ
る。図4において、301は標準パタン作成登録時に使
う標準マイク、101は実際に音声認識に使われるマイ
ク、202は積和部、203は適応フィルタである。実
使用マイク101と積和部202との間に適応フィルタ
203が挿入され、積和部202の出力が適応フィルタ
203にフィードバック接続されている。
なわち、係数学習部201の構成を示すブロック図であ
る。図4において、301は標準パタン作成登録時に使
う標準マイク、101は実際に音声認識に使われるマイ
ク、202は積和部、203は適応フィルタである。実
使用マイク101と積和部202との間に適応フィルタ
203が挿入され、積和部202の出力が適応フィルタ
203にフィードバック接続されている。
【0028】適当な音声信号を標準マイク301と実使
用マイク101とに同時に入力し、積和部202におい
て、適応フィルタ203から入力した信号と標準マイク
301から入力した信号の差信号εが得られ、この差信
号εが適応フィルタ203にフィードバックされる。適
応フィルタ203は、差信号εを減少させるように学習
し、時間経過とともに差信号εが小さくなって収束す
る。
用マイク101とに同時に入力し、積和部202におい
て、適応フィルタ203から入力した信号と標準マイク
301から入力した信号の差信号εが得られ、この差信
号εが適応フィルタ203にフィードバックされる。適
応フィルタ203は、差信号εを減少させるように学習
し、時間経過とともに差信号εが小さくなって収束す
る。
【0029】図5は図4で破線で囲んだ部分すなわち係
数学習部201のより詳しい構成を示すブロック図であ
る。図5において、202は積和部、203は適応フィ
ルタ、204はFIRフィルタ、205は重み付け更新
部である。図6はFIRフィルタ204のより詳しい構
成を示すブロック図である。図6において、204a〜
204nはFIRフィルタ、204sは積和部である。
数学習部201のより詳しい構成を示すブロック図であ
る。図5において、202は積和部、203は適応フィ
ルタ、204はFIRフィルタ、205は重み付け更新
部である。図6はFIRフィルタ204のより詳しい構
成を示すブロック図である。図6において、204a〜
204nはFIRフィルタ、204sは積和部である。
【0030】時刻Kにおける標準マイク301からの信
号と実使用マイク101からの信号との差信号εK が重
み付け更新部205に入力される。FIRフィルタ20
4では、時刻Kにおいて、適応フィルタ203の出力信
号YK は、重み付け係数W0, K からWL,K と、1サンプ
ルごとの遅延信号XK-1 からXK-L との積和により、式
(2)のように表される。重み付け係数W0,K 〜WL,K
は、時間Kごとに更新される時変性のものである。
号と実使用マイク101からの信号との差信号εK が重
み付け更新部205に入力される。FIRフィルタ20
4では、時刻Kにおいて、適応フィルタ203の出力信
号YK は、重み付け係数W0, K からWL,K と、1サンプ
ルごとの遅延信号XK-1 からXK-L との積和により、式
(2)のように表される。重み付け係数W0,K 〜WL,K
は、時間Kごとに更新される時変性のものである。
【0031】
【数2】
【0032】次に、重み付け更新部205における重み
付け係数W0,K 〜WL,K の決定のアルゴリズムを説明す
る。ここでは、適応信号処理の方法としてよく知られて
いるLMS(Least Mean Square )アルゴリズムを用い
ることとする。サンプル時刻Kにおける実使用マイク1
01からの入力をXK 、重み付け係数をW0,K 〜
WL, K 、標準マイク301からの信号と、実使用マイク
101からの信号をFIRフィルタ204a〜204n
に通した信号であって標準マイク301からの信号と同
様の信号になることを希望する信号との差信号をεK と
し、これらの信号から次の時刻K+1のサンプルのため
の重み付け係数W0,K+1 〜WL,K+1 を(3)式のように
更新しながら決定する。
付け係数W0,K 〜WL,K の決定のアルゴリズムを説明す
る。ここでは、適応信号処理の方法としてよく知られて
いるLMS(Least Mean Square )アルゴリズムを用い
ることとする。サンプル時刻Kにおける実使用マイク1
01からの入力をXK 、重み付け係数をW0,K 〜
WL, K 、標準マイク301からの信号と、実使用マイク
101からの信号をFIRフィルタ204a〜204n
に通した信号であって標準マイク301からの信号と同
様の信号になることを希望する信号との差信号をεK と
し、これらの信号から次の時刻K+1のサンプルのため
の重み付け係数W0,K+1 〜WL,K+1 を(3)式のように
更新しながら決定する。
【0033】
【数3】
【0034】ここで、XK-1 〜XK-L は図6に示す遅延
信号である。また、μは収束の利得および速度を表すパ
ラメータであり、(4)式に従う。
信号である。また、μは収束の利得および速度を表すパ
ラメータであり、(4)式に従う。
【0035】
【数4】
【0036】標準マイク301と実使用マイク101と
に同時に適当な信号を入力したとき、差信号εK が収束
したときの重み付け係数W0,K 〜WL,K を、実使用マイ
ク101の特性を登録時に用いた標準マイク301の特
性に変換するための標準特性変換フィルタ102におけ
る係数W0 〜WL (図2参照)とする。
に同時に適当な信号を入力したとき、差信号εK が収束
したときの重み付け係数W0,K 〜WL,K を、実使用マイ
ク101の特性を登録時に用いた標準マイク301の特
性に変換するための標準特性変換フィルタ102におけ
る係数W0 〜WL (図2参照)とする。
【0037】以上のように、標準マイク301を用いて
標準パタンを作成し、これを標準パタン辞書106に登
録しておく。一方、係数学習部201において、標準マ
イク301と実使用マイク101とに同時に音声信号を
入力し、標準マイク301からの音声信号はそのまま積
和部202に入力し、実使用マイク101からの音声信
号はFIRフィルタ204a〜204nを通してYK と
して積和部202に入力し、積和部202で得られた差
信号εを重み付け更新部205を介して差信号εが小さ
く収束するようにフィードバックがかかるように、FI
Rフィルタ204a〜204nにおける係数W0 〜WL
を学習によって自動的に決定する。このような学習によ
って適応フィルタ203の係数W0 〜WL が決定された
標準特性変換フィルタ102は、実使用マイク101の
特性を、標準パタンの作成登録時に使った標準マイク3
01の特性に正確にかつ自動的に変換することになる。
標準パタンを作成し、これを標準パタン辞書106に登
録しておく。一方、係数学習部201において、標準マ
イク301と実使用マイク101とに同時に音声信号を
入力し、標準マイク301からの音声信号はそのまま積
和部202に入力し、実使用マイク101からの音声信
号はFIRフィルタ204a〜204nを通してYK と
して積和部202に入力し、積和部202で得られた差
信号εを重み付け更新部205を介して差信号εが小さ
く収束するようにフィードバックがかかるように、FI
Rフィルタ204a〜204nにおける係数W0 〜WL
を学習によって自動的に決定する。このような学習によ
って適応フィルタ203の係数W0 〜WL が決定された
標準特性変換フィルタ102は、実使用マイク101の
特性を、標準パタンの作成登録時に使った標準マイク3
01の特性に正確にかつ自動的に変換することになる。
【0038】すなわち、標準パタンを作成登録したとき
のマイクの特性と実際に認識対象となる音声を入力した
ときのマイクの特性との相違を吸収し、特性の違いによ
る音声認識性能の劣化を回避することができる。しか
も、一度、標準パタンを作成登録しておけば、実使用マ
イクを別のものと変えても、そのことに影響されること
はなく、標準パタンを再度作成登録する必要はない。
のマイクの特性と実際に認識対象となる音声を入力した
ときのマイクの特性との相違を吸収し、特性の違いによ
る音声認識性能の劣化を回避することができる。しか
も、一度、標準パタンを作成登録しておけば、実使用マ
イクを別のものと変えても、そのことに影響されること
はなく、標準パタンを再度作成登録する必要はない。
【0039】第2実施例 図7はPBX(構内交換機)と組み合わせた本発明の第
2実施例に係る音声認識装置の構成を示すブロック図で
ある。これは、音声の入力を内線端末で行い、音声認識
をPBXを経由して行う構成において、PBXはオフフ
ックされた端末の内線番号を知ることができ、該当する
内線番号に対応する内線端末を検知し、内線番号に対応
した標準特性変換フィルタに設定することで、PBXに
接続されているすべてのいろいろな内線端末を対象とし
て、音声認識性能を劣化させることなく音声認識するこ
とができるようにしたものである。
2実施例に係る音声認識装置の構成を示すブロック図で
ある。これは、音声の入力を内線端末で行い、音声認識
をPBXを経由して行う構成において、PBXはオフフ
ックされた端末の内線番号を知ることができ、該当する
内線番号に対応する内線端末を検知し、内線番号に対応
した標準特性変換フィルタに設定することで、PBXに
接続されているすべてのいろいろな内線端末を対象とし
て、音声認識性能を劣化させることなく音声認識するこ
とができるようにしたものである。
【0040】図7において、802は標準特性変換フィ
ルタ、803は特徴抽出部、804は類似度比較部、8
05は判定処理部、806は標準パタン辞書、807は
PBX(構内交換機)、808は内線番号対端末機器辞
書、809は内線端末対フィルタ係数辞書、810,8
11は内線端末である。
ルタ、803は特徴抽出部、804は類似度比較部、8
05は判定処理部、806は標準パタン辞書、807は
PBX(構内交換機)、808は内線番号対端末機器辞
書、809は内線端末対フィルタ係数辞書、810,8
11は内線端末である。
【0041】まず、PBX807において、内線番号に
対応した電話端末の種類を記憶し、内線番号対端末機器
辞書808に登録しておく。内線端末810がオフフッ
クされたとき、PBX807は内線番号対端末機器辞書
808からオフフックされた内線番号を知ることができ
る。これにより、PBX807は内線端末対フィルタ係
数辞書809に内線端末を設定する。すると、標準特性
変換フィルタ802は内線端末に対応したフィルタ係数
W0 〜WL を設定し、入力音声の特性を、標準パタンの
作成登録時に用いた標準マイク301の特性に変換する
こととなる。
対応した電話端末の種類を記憶し、内線番号対端末機器
辞書808に登録しておく。内線端末810がオフフッ
クされたとき、PBX807は内線番号対端末機器辞書
808からオフフックされた内線番号を知ることができ
る。これにより、PBX807は内線端末対フィルタ係
数辞書809に内線端末を設定する。すると、標準特性
変換フィルタ802は内線端末に対応したフィルタ係数
W0 〜WL を設定し、入力音声の特性を、標準パタンの
作成登録時に用いた標準マイク301の特性に変換する
こととなる。
【0042】次いで、作成登録時の標準マイク301の
特性に変換された音声信号は、特徴抽出部803におい
て10msec程度のフレームの周期で線形予測分析あ
るいはFFT(高速フーリエ変換)分析などの方法によ
って周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知を
行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列とし
て得られる。類似度比較部804では、特徴抽出部80
3からの音声区間の周波数分析結果であると標準パタン
辞書806に登録されている複数の単語の音声区間の周
波数分析結果である特徴量の時系列とを比較し、最も類
似した単語の特徴量の時系列の類似度を得る。判定処理
部805では、類似度比較部804からの類似度がある
閾値よりもより類似側に大きいか否かを判定し、大きい
(似ている)ときはその単語を認識結果として出力す
る。
特性に変換された音声信号は、特徴抽出部803におい
て10msec程度のフレームの周期で線形予測分析あ
るいはFFT(高速フーリエ変換)分析などの方法によ
って周波数分析され、かつ、音声の始端,終端の検知を
行い、音声区間の周波数分析結果が特徴量の時系列とし
て得られる。類似度比較部804では、特徴抽出部80
3からの音声区間の周波数分析結果であると標準パタン
辞書806に登録されている複数の単語の音声区間の周
波数分析結果である特徴量の時系列とを比較し、最も類
似した単語の特徴量の時系列の類似度を得る。判定処理
部805では、類似度比較部804からの類似度がある
閾値よりもより類似側に大きいか否かを判定し、大きい
(似ている)ときはその単語を認識結果として出力す
る。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る第1の音声認識装置によれ
ば、標準パタンの作成登録時におけるマイクなどの音声
入力装置の特性と実際に認識対象となる音声を入力する
ときの音声入力装置の特性との相違を吸収することがで
きるので、特性の違いによる音声認識性能の劣化をなく
すことができる。しかも、一度標準パタンを作成登録し
ておけば、実際に使用するマイクなどの音声入力装置を
変えても、そのことに影響されることがなく、標準パタ
ンを再度作成登録する必要はない。
ば、標準パタンの作成登録時におけるマイクなどの音声
入力装置の特性と実際に認識対象となる音声を入力する
ときの音声入力装置の特性との相違を吸収することがで
きるので、特性の違いによる音声認識性能の劣化をなく
すことができる。しかも、一度標準パタンを作成登録し
ておけば、実際に使用するマイクなどの音声入力装置を
変えても、そのことに影響されることがなく、標準パタ
ンを再度作成登録する必要はない。
【0044】また、本発明に係る第2の音声認識装置に
よれば、PBXと組み合わせて、PBXで自動的に内線
端末を判定し、標準特性変換フィルタの係数を自動的に
設定することにより、さまざまな内線端末からでも音声
認識性能を劣化させることがない。
よれば、PBXと組み合わせて、PBXで自動的に内線
端末を判定し、標準特性変換フィルタの係数を自動的に
設定することにより、さまざまな内線端末からでも音声
認識性能を劣化させることがない。
【図1】本発明の第1の実施例に係る音声認識装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】実施例の音声認識装置における標準特性変換フ
ィルタの構成を示すブロック図である。
ィルタの構成を示すブロック図である。
【図3】実施例における標準パタン登録装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】実施例における係数学習部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】実施例の係数学習部における適応フィルタの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】実施例の標準特性変換フィルタにおけるFIR
フィルタの構成を示すブロック図である。
フィルタの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る音声認識装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】従来の音声認識装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
101……実使用マイク 102,802……標準特性変換フィルタ 103,303,803……特徴抽出部 104,804……類似度比較部 105,805……判定処理部 106,306,806……標準パタン辞書 102a〜102n……FIRフィルタ 102s,204s……積和部 201……係数学習部 202……積和部 203……適応フィルタ 204……FIRフィルタ 204a〜204n……FIRフィルタ 807……PBX(構内交換機) 808……内線番号対端末機器辞書 809……内線端末対フィルタ係数辞書 810,811……内線端末
Claims (2)
- 【請求項1】 音声認識について、入力される音声信号
を予め決められた係数を用いて標準の入力特性に変換す
る標準特性変換フィルタと、所定時間間隔ごとに入力音
声信号を分析し特徴量の時系列を抽出する特徴抽出部
と、予め発声された単語の音声信号から抽出した特徴量
の時系列を格納した標準パタン辞書と、入力された音声
信号の特徴量の時系列を前記標準パタン辞書における複
数の単語の特徴量の時系列と比較し各単語の類似度を求
める類似度比較部と、各単語の類似度から最も類似した
単語を選択し出力する判定処理部とを備え、 標準特性変換学習について、音声認識時の入力特性によ
る音声信号と標準パタン作成登録時の標準特性による音
声信号との差信号を適応フィルタの係数更新に使用し、
音声認識時の入力特性を標準特性に変換する係数として
学習し、前記標準特性変換フィルタの係数として設定す
る係数学習部を備え、 実際に入力される音声信号を標準パタン作成登録時の標
準特性による音声信号に変換し、標準パタン作成登録時
の標準特性で特徴抽出された特徴量の時系列と標準パタ
ン辞書上の標準パタンの特徴量の時系列を比較して音声
認識するように構成されたことを特徴とする音声認識装
置。 - 【請求項2】 実際の音声入力部を電話の内線端末とし
PBXを経由して音声認識する請求項1に記載の音声認
識装置において、PBXが内線端末の種類を検知し、内
線端末に対応するフィルタ係数辞書から該当する内線端
末のフィルタ係数を標準特性変換フィルタの係数として
設定し、実際に内線端末から入力される音声信号を標準
パタン作成登録時の特性による音声信号に変換し、標準
パタン作成登録時の特性で抽出された特徴量の時系列と
標準パタン辞書上の標準特性による特徴量の時系列を比
較し、音声認識するように構成されていることを特徴と
する音声認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5228630A JPH0784594A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 音声認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5228630A JPH0784594A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 音声認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784594A true JPH0784594A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16879356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5228630A Pending JPH0784594A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 音声認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032115A (en) * | 1996-09-30 | 2000-02-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus and method for correcting the difference in frequency characteristics between microphones for analyzing speech and for creating a recognition dictionary |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5228630A patent/JPH0784594A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032115A (en) * | 1996-09-30 | 2000-02-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus and method for correcting the difference in frequency characteristics between microphones for analyzing speech and for creating a recognition dictionary |
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