JPH0784665B2 - アルミニウムの化成処理方法 - Google Patents
アルミニウムの化成処理方法Info
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- JPH0784665B2 JPH0784665B2 JP63072698A JP7269888A JPH0784665B2 JP H0784665 B2 JPH0784665 B2 JP H0784665B2 JP 63072698 A JP63072698 A JP 63072698A JP 7269888 A JP7269888 A JP 7269888A JP H0784665 B2 JPH0784665 B2 JP H0784665B2
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/78—Pretreatment of the material to be coated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/34—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides
- C23C22/36—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides containing also phosphates
- C23C22/361—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides containing also phosphates containing titanium, zirconium or hafnium compounds
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルミニウムまたはその合金を迅速に化成処理
する方法に関する。
する方法に関する。
従来の技術 アルミニウムまたはその合金(以下単にアルミという)
はシート状や飲料缶等として用いられる。
はシート状や飲料缶等として用いられる。
缶の場合は、ドローイング・アンド・アイアニングと呼
ぶ引き抜き成形法により製造され、その際に用いられる
る潤滑剤や成形油が缶の表面に付着し、また、アルミニ
ウム粉が容器の内壁に残存付着する。このようなアルミ
の脱脂、洗浄、化成処理方法としては以下の技術が提案
されている。
ぶ引き抜き成形法により製造され、その際に用いられる
る潤滑剤や成形油が缶の表面に付着し、また、アルミニ
ウム粉が容器の内壁に残存付着する。このようなアルミ
の脱脂、洗浄、化成処理方法としては以下の技術が提案
されている。
特公昭53−28245ではアルミの脱脂、洗浄方法として、 PHが約1.0−1.8の 硫酸 約1〜10g/リットル、 フッ化水素酸 約0.005〜0.01g/リットル を含有する洗浄用水性液に温度 約43〜57℃で表面を接
触させることが; 特開昭59−133382では、アルミ容器に化成被膜を適用す
るため、容器の表面から油や屑その他の付着物を浄化及
びエッチングする方法として、実質的に 約6〜12g/リットルのアルカリ金属水酸化物、 約3〜6g/リットルのキレート剤から成る希釈アルカリ
性水溶液を約26〜54℃でスプレイして清浄な光輝表面を
形成することが;特開昭58−1078ではアルミ表面からア
ルミ細片を除去、溶解し且つ潤滑オイルを洗浄するため
の洗浄水溶液として 約0.5〜3g/リットルのアルカリ金属水酸化物、 約1〜5g/リットルのエチレンジアミンテトラ酢酸のア
ルカリ金属塩、 および約0.1〜10g/リットルの界面活性剤 及び、アルミニウム金属イオン封鎖剤としてグルコン酸
アルカリ金属塩他を含有する配合が; 特公昭56−33468では、アルミ上に沸騰水に対する黒色
抵抗性を有する被覆面を与えることができるコーチング
を形成するのに有効な、 PH 1.5〜4.0, 10PPM以上のジルコニウム,チタニウムあるいはこれら
の混合物、 10PPM以上のホスフエートおよび有効弗化物を含有する
配合が開示されている。
触させることが; 特開昭59−133382では、アルミ容器に化成被膜を適用す
るため、容器の表面から油や屑その他の付着物を浄化及
びエッチングする方法として、実質的に 約6〜12g/リットルのアルカリ金属水酸化物、 約3〜6g/リットルのキレート剤から成る希釈アルカリ
性水溶液を約26〜54℃でスプレイして清浄な光輝表面を
形成することが;特開昭58−1078ではアルミ表面からア
ルミ細片を除去、溶解し且つ潤滑オイルを洗浄するため
の洗浄水溶液として 約0.5〜3g/リットルのアルカリ金属水酸化物、 約1〜5g/リットルのエチレンジアミンテトラ酢酸のア
ルカリ金属塩、 および約0.1〜10g/リットルの界面活性剤 及び、アルミニウム金属イオン封鎖剤としてグルコン酸
アルカリ金属塩他を含有する配合が; 特公昭56−33468では、アルミ上に沸騰水に対する黒色
抵抗性を有する被覆面を与えることができるコーチング
を形成するのに有効な、 PH 1.5〜4.0, 10PPM以上のジルコニウム,チタニウムあるいはこれら
の混合物、 10PPM以上のホスフエートおよび有効弗化物を含有する
配合が開示されている。
発明が解決しようとする問題点 本発明は品質水準を保持したまま、生産性を向上せしめ
るために、脱脂、洗浄、化成処理などを従来よりも高速
化することにある。
るために、脱脂、洗浄、化成処理などを従来よりも高速
化することにある。
問題点を解決するための手段 発明の構成 本発明の第一の化成処理方法は、(a)アルミニウムま
たはその合金に、1〜10g/リットルのPO4イオンと、0.1
〜3g/リットルのアルミニウムキレート化剤と、0.1〜5g
/リットルの界面活性剤とを含有し、アルカリ金属水酸
化物でpHを11〜13に調整した脱脂剤を4〜8秒間スプレ
ーすることにより脱脂を行い、次いで (b)0.01〜0.5g/リットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/
リットルのPO4イオンと、0.001〜0.05g/リットルの有効
Fイオンとを含有し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理
剤を3〜7秒間スプレーすることを特徴とする。
たはその合金に、1〜10g/リットルのPO4イオンと、0.1
〜3g/リットルのアルミニウムキレート化剤と、0.1〜5g
/リットルの界面活性剤とを含有し、アルカリ金属水酸
化物でpHを11〜13に調整した脱脂剤を4〜8秒間スプレ
ーすることにより脱脂を行い、次いで (b)0.01〜0.5g/リットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/
リットルのPO4イオンと、0.001〜0.05g/リットルの有効
Fイオンとを含有し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理
剤を3〜7秒間スプレーすることを特徴とする。
また本発明の第二の化成処理方法は、(a)アルミニウ
ムまたはその合金に、1〜10g/リットルのPO4イオン
と、0.1〜3g/リットルのアルミニウムキレート化剤と、
0.1〜5g/リットルの界面活性剤とを含有し、アルカリ金
属水酸化物でpHを11〜13に調整した脱脂剤で脱脂を行
い、次いで (b)0.01〜1g/リットルのVイオンと、0.01〜0.5g/リ
ットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/リットルのPO4イオン
と、0.001〜0.05g/リットルの有効Fイオンとを含有
し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理剤を適用すること
を特徴とする。
ムまたはその合金に、1〜10g/リットルのPO4イオン
と、0.1〜3g/リットルのアルミニウムキレート化剤と、
0.1〜5g/リットルの界面活性剤とを含有し、アルカリ金
属水酸化物でpHを11〜13に調整した脱脂剤で脱脂を行
い、次いで (b)0.01〜1g/リットルのVイオンと、0.01〜0.5g/リ
ットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/リットルのPO4イオン
と、0.001〜0.05g/リットルの有効Fイオンとを含有
し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理剤を適用すること
を特徴とする。
本発明で用いる脱脂剤はアルカリ金属水酸化物でPHを11
〜13に調整した PO4イオンとして 1〜10g/リットル アルミニウムキレート化剤 0.1〜3 g/リットル 界面活性剤 0.1〜5 g/リットル を含有する脱脂剤が好適であり、 PHを調整するアルカリ金属水酸化物としては水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が用いられ
る。
〜13に調整した PO4イオンとして 1〜10g/リットル アルミニウムキレート化剤 0.1〜3 g/リットル 界面活性剤 0.1〜5 g/リットル を含有する脱脂剤が好適であり、 PHを調整するアルカリ金属水酸化物としては水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が用いられ
る。
PHが11未満であると脱脂性、脱スマット性が不十分であ
り、また塗膜密着性が低下する。
り、また塗膜密着性が低下する。
また、PHが13を越えるとエッチング量が多くなりすぎ、
外観不良(白化)および耐沸水黒変性も低下するため、
好ましくない。
外観不良(白化)および耐沸水黒変性も低下するため、
好ましくない。
脱脂剤中におけるPO4イオンの供給源としては燐酸及び
その塩、特にオルト燐酸塩が好ましく例えば Na3PO4、Na2HPO4、(NH4)3PO4、K3PO4、K2HPO4等であ
り、その配合量はPO4換算で1g/リットル未満であると外
観が白化し、耐沸水黒変性も低下する。
その塩、特にオルト燐酸塩が好ましく例えば Na3PO4、Na2HPO4、(NH4)3PO4、K3PO4、K2HPO4等であ
り、その配合量はPO4換算で1g/リットル未満であると外
観が白化し、耐沸水黒変性も低下する。
また、10g/リットルを越えると塗膜との密着性が低下
し、浴の安定性も低下するので好ましくない。
し、浴の安定性も低下するので好ましくない。
アルミニウムキレート化剤として用いられるものはグル
コン酸、ヘプトン酸、エチレンジアミン四酢酸およびそ
の塩等であり、その配合量は 0.1g/リットル未満であるとアルミニウムを溶解状態に
保持する能力が低く、浴の安定性も不十分でりある。ま
た、脱スマット性、塗膜との密着性が低下する。
コン酸、ヘプトン酸、エチレンジアミン四酢酸およびそ
の塩等であり、その配合量は 0.1g/リットル未満であるとアルミニウムを溶解状態に
保持する能力が低く、浴の安定性も不十分でりある。ま
た、脱スマット性、塗膜との密着性が低下する。
また、3g/リットルを越えてもそれ以上の効果は認めら
れず、経済性が低下する。
れず、経済性が低下する。
界面活性剤として用いられるものはノニオン系、アニオ
ン系、カチオン系いずれでも良いが、発泡性等を考慮す
るとノニオン系が好ましく、その配合量は0.1g/リット
ル未満であると脱脂性、脱スマット性が低下し、また処
理物への油分の残留が多くなる為、その後の化成処理で
均一な皮膜が生成されず、耐沸水黒変性、塗膜との密着
性も低下する。
ン系、カチオン系いずれでも良いが、発泡性等を考慮す
るとノニオン系が好ましく、その配合量は0.1g/リット
ル未満であると脱脂性、脱スマット性が低下し、また処
理物への油分の残留が多くなる為、その後の化成処理で
均一な皮膜が生成されず、耐沸水黒変性、塗膜との密着
性も低下する。
また、5g/リットルを越えても、それ以上の効果は認め
られず経済性および浴の発泡性、排水処理性を考えると
5g/リットルで十分である。
られず経済性および浴の発泡性、排水処理性を考えると
5g/リットルで十分である。
次に、化成処理剤(A)はPHが 1.5〜4.0であることが好ましく、PHが1.5未満であると
アルミニウムのエッチング反応が大きくなりすぎ皮膜が
生成しにくくなりまた、4.0を越えるとZr・Al−PO4の沈
澱が生じやすく、また、皮膜生成速度が遅くなり満足な
皮膜が生成されない。
アルミニウムのエッチング反応が大きくなりすぎ皮膜が
生成しにくくなりまた、4.0を越えるとZr・Al−PO4の沈
澱が生じやすく、また、皮膜生成速度が遅くなり満足な
皮膜が生成されない。
PHの調整は、硝酸、硫酸等の無機酸及び水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の金属水酸化物及びアンモニア水
等を用いて行うのが好ましい。尚、燐酸の使用も不可能
ではないが、化成処理剤(A)中におけるPO4イオンの
量が特定の範囲(0.01〜0.5g/リットル)に規定されて
いるので、前期範囲内でしかPHの調整に燐酸を用いるこ
とができない。
ム、水酸化カリウム等の金属水酸化物及びアンモニア水
等を用いて行うのが好ましい。尚、燐酸の使用も不可能
ではないが、化成処理剤(A)中におけるPO4イオンの
量が特定の範囲(0.01〜0.5g/リットル)に規定されて
いるので、前期範囲内でしかPHの調整に燐酸を用いるこ
とができない。
Zrイオンの供給源としては、H2ZrF6、(NH4)2ZrF6、Na
2ZrF6、K2ZrF6、Zr(NO3)4、ZrO(NO3)2、Zr(S
O4)2、ZrOSO4等であり、その配合量が0.01g/リットル
未満であると満足な皮膜が生成されない。また、0.5g/
リットルを越えると、それ以上の効果はなく経済性が低
下する。
2ZrF6、K2ZrF6、Zr(NO3)4、ZrO(NO3)2、Zr(S
O4)2、ZrOSO4等であり、その配合量が0.01g/リットル
未満であると満足な皮膜が生成されない。また、0.5g/
リットルを越えると、それ以上の効果はなく経済性が低
下する。
化成処理剤(A)におけるPO4イオンの供給源としてはH
3PO4、NaH2PO4、(NH4)H2PO4等であり、その配合量は
0.01g/リットル未満であると塗膜との密着性が低下し、
また、0.5g/リットルを越えると耐沸水黒変性、塗膜と
の密着性が低下するうえ、Zr、Al−PO4の沈澱を生成す
る恐れが生じるので好ましくない。
3PO4、NaH2PO4、(NH4)H2PO4等であり、その配合量は
0.01g/リットル未満であると塗膜との密着性が低下し、
また、0.5g/リットルを越えると耐沸水黒変性、塗膜と
の密着性が低下するうえ、Zr、Al−PO4の沈澱を生成す
る恐れが生じるので好ましくない。
有効Fイオンの供給源としてはHF、NA4F、NH4HF2、Na
F、NaHF2等であり、その配合量は0.001g/リットル未満
であるとアルミニウムのエッチング反応がほとんど起こ
らず、皮膜が生成しない。
F、NaHF2等であり、その配合量は0.001g/リットル未満
であるとアルミニウムのエッチング反応がほとんど起こ
らず、皮膜が生成しない。
また、0.05g/リットルを越えると皮膜生成速度よりもア
ルミニウムのエッチング反応の方が大きくなって、皮膜
が生成し難くなる。
ルミニウムのエッチング反応の方が大きくなって、皮膜
が生成し難くなる。
また、皮膜が生成しても耐沸水黒変性の、塗膜との密着
性が低下する。
性が低下する。
尚、化成処理剤中で遊離せずフッ素イオンを放出しない
フッ素化合物は,有効フッ素イオンの供給源として不適
である。
フッ素化合物は,有効フッ素イオンの供給源として不適
である。
次に、化成処理剤(B)はPHが1.5〜4.0であることが好
ましく、PHが1.5未満であるとアルミニウムのエッチン
グ反応の方が大きくなりすぎ、皮膜が生成し難くなり、
また、4.0を越えるとZr、V、Al−PO4の沈澱が生じやす
くなり、また、皮膜生成速度が遅くなり、満足な皮膜が
生成されない。
ましく、PHが1.5未満であるとアルミニウムのエッチン
グ反応の方が大きくなりすぎ、皮膜が生成し難くなり、
また、4.0を越えるとZr、V、Al−PO4の沈澱が生じやす
くなり、また、皮膜生成速度が遅くなり、満足な皮膜が
生成されない。
PHの調整は、硝酸、硫酸等の無機酸及び水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の金属水酸化物及びアンモニア水
等を用いて行うのが好ましい。尚、燐酸の使用も不可能
ではないが、化成処理剤(B)中におけるPO4イオンの
量が特定の範囲(0.01〜0.5g/リットル)に規定されて
いるので、前期範囲内でしかPH調整に燐酸を用いること
ができない。
ム、水酸化カリウム等の金属水酸化物及びアンモニア水
等を用いて行うのが好ましい。尚、燐酸の使用も不可能
ではないが、化成処理剤(B)中におけるPO4イオンの
量が特定の範囲(0.01〜0.5g/リットル)に規定されて
いるので、前期範囲内でしかPH調整に燐酸を用いること
ができない。
Vイオンの供給源としては、VHO3、NH4VO3、NaVO3等の
ハナジン酸及びその塩、硫酸バナジル、シュウ酸バナジ
ル等のバナジル塩、VF5のようなハロゲン化物等であ
り、その配合量は0.01g/リットル未満であると耐沸水黒
変性、塗膜密着性が不十分である。
ハナジン酸及びその塩、硫酸バナジル、シュウ酸バナジ
ル等のバナジル塩、VF5のようなハロゲン化物等であ
り、その配合量は0.01g/リットル未満であると耐沸水黒
変性、塗膜密着性が不十分である。
また、1g/リットルを越えてもそれ以上の効果が期待で
きない。
きない。
Zrイオンの供給源としては、H2ZrF6、(NH4)2ZrF6、Na
2ZrE6、K2ZrE6、Zr(NO3)4、ZrO(NO3)2、Zr(S
O4)2、ZrOSO4等であり、その配合量は0.01g/リットル
未満であると満足な皮膜が生成されない。
2ZrE6、K2ZrE6、Zr(NO3)4、ZrO(NO3)2、Zr(S
O4)2、ZrOSO4等であり、その配合量は0.01g/リットル
未満であると満足な皮膜が生成されない。
また、0.5g/リットルを越えるとそれ以上の効果が期待
できない。
できない。
化成処理剤(B)におけるPO4イオンの供給源として
は、H3PO4、NaH2PO4、(NH4)H2PO4等であり、その配合
量は0.01g/リットル未満であると塗膜との密着性が低下
し、また、0.5g/リットルを越えると耐沸水黒変性、塗
膜との密着性が低下するうえ、Zr、V,Al−PO4の沈澱を
生成しやすくなる。有効Fイオンの供給源としてはHF、 NH4F、NH4HF2、NaF、NaHF2等であり、その配合量は0.00
1g/リットル未満であるとアルミニウムのエッチング反
応がほとんど起こらず、皮膜が生成しない。
は、H3PO4、NaH2PO4、(NH4)H2PO4等であり、その配合
量は0.01g/リットル未満であると塗膜との密着性が低下
し、また、0.5g/リットルを越えると耐沸水黒変性、塗
膜との密着性が低下するうえ、Zr、V,Al−PO4の沈澱を
生成しやすくなる。有効Fイオンの供給源としてはHF、 NH4F、NH4HF2、NaF、NaHF2等であり、その配合量は0.00
1g/リットル未満であるとアルミニウムのエッチング反
応がほとんど起こらず、皮膜が生成しない。
また、0.05g/リットルを越えると皮膜生成速度よりもア
ルミニウムのエッチング反応の方が大きくなって、皮膜
が生成し難くなる。
ルミニウムのエッチング反応の方が大きくなって、皮膜
が生成し難くなる。
また、皮膜が生成しても耐沸水黒変性、塗膜との密着性
が低下する。
が低下する。
尚、化成処理剤中で遊離せずフッ素イオンを放出しない
フッ素化合物は,有効フッ素イオンの供給源として不適
である。
フッ素化合物は,有効フッ素イオンの供給源として不適
である。
本発明方法が短時間処理を可能にした理由は、脱脂剤に
燐酸及びその塩を加え脱脂能力とエッチングのバランス
を取ったことにより、化成処理後の耐沸水黒変性、塗膜
との密着性が良好な表面を得ることができる。また、化
成処理を比較的PHの低い領域で濃い濃度の化成処理剤を
適用することによるものと推定される。
燐酸及びその塩を加え脱脂能力とエッチングのバランス
を取ったことにより、化成処理後の耐沸水黒変性、塗膜
との密着性が良好な表面を得ることができる。また、化
成処理を比較的PHの低い領域で濃い濃度の化成処理剤を
適用することによるものと推定される。
本発明の方法を適用することができるアルミニウム又は
その合金としては、アルミニウム、アルミニウム−銅合
金、アルミニウム−マンガン合金、アルミニウム−ケイ
素合金、アルミニウム−マグネシウム合金、アルミニウ
ム−マグネシウム−ケイ素合金、アルミニウム−亜鉛合
金、アルミニウム−亜鉛−マグネシウム合金などを挙げ
ることができ、板、棒、線、管などの任意の形で処理す
ることができる。特に、アルミニウム製飲料缶に好適で
ある。
その合金としては、アルミニウム、アルミニウム−銅合
金、アルミニウム−マンガン合金、アルミニウム−ケイ
素合金、アルミニウム−マグネシウム合金、アルミニウ
ム−マグネシウム−ケイ素合金、アルミニウム−亜鉛合
金、アルミニウム−亜鉛−マグネシウム合金などを挙げ
ることができ、板、棒、線、管などの任意の形で処理す
ることができる。特に、アルミニウム製飲料缶に好適で
ある。
前記の脱脂剤や化成処理剤の処理条件は脱脂剤の場合、
50〜80℃で4〜8秒間スプレーを継続することにより行
われ、その後水洗される。
50〜80℃で4〜8秒間スプレーを継続することにより行
われ、その後水洗される。
また、化成処理剤の場合、30〜60℃で3〜7秒間スプレ
ーを継続することにより行われ、その後水洗、純水洗後
乾燥されて塗装に供される。
ーを継続することにより行われ、その後水洗、純水洗後
乾燥されて塗装に供される。
実施例1〜16、比較例1〜14 アルミニウム板(JISA3004)に絞り−しごき加工を施し
て得られた缶本体を、表1−1、1−2、1−3、及び
1−4で示す組成の脱脂剤、及び条件でスプレー脱脂
し、水洗後、表2−1、2−2、2−3、及び2−4に
示した組成の表面処理浴、及び条件でスプレー処理し
た。次いで、水洗及び脱イオン水による洗浄を行い、オ
ーブン中で200℃で乾燥した(実施例1〜16)。乾燥後
の缶について、外観、脱スマット、脱脂性、耐沸水黒変
性及び塗料密着性を測定し、評価した。結果を表3−
1、3−2、及び3−3に示す。
て得られた缶本体を、表1−1、1−2、1−3、及び
1−4で示す組成の脱脂剤、及び条件でスプレー脱脂
し、水洗後、表2−1、2−2、2−3、及び2−4に
示した組成の表面処理浴、及び条件でスプレー処理し
た。次いで、水洗及び脱イオン水による洗浄を行い、オ
ーブン中で200℃で乾燥した(実施例1〜16)。乾燥後
の缶について、外観、脱スマット、脱脂性、耐沸水黒変
性及び塗料密着性を測定し、評価した。結果を表3−
1、3−2、及び3−3に示す。
同様に、アルミニウム板(JISA3004)に絞り−しごき加
工を施して得られた缶本体を、表4−1、4−2、及び
4−3で示す組成の脱脂剤、及び条件でスプレー脱脂
し、水洗後、表5−1、5−2、及び5−3に示した組
成の表面処理浴、及び条件でスプレー処理した。次い
で、水洗及び脱イオン水による洗浄を起い、オーブン中
で200℃で乾燥した(比較例1〜14)。乾燥後の缶につ
いて、外観、脱スマット、脱脂製、耐沸水黒変性及び塗
料密着を測定し、評価した。結果を表6−1、6−2、
及び6−3に示す。
工を施して得られた缶本体を、表4−1、4−2、及び
4−3で示す組成の脱脂剤、及び条件でスプレー脱脂
し、水洗後、表5−1、5−2、及び5−3に示した組
成の表面処理浴、及び条件でスプレー処理した。次い
で、水洗及び脱イオン水による洗浄を起い、オーブン中
で200℃で乾燥した(比較例1〜14)。乾燥後の缶につ
いて、外観、脱スマット、脱脂製、耐沸水黒変性及び塗
料密着を測定し、評価した。結果を表6−1、6−2、
及び6−3に示す。
[評価方法] 外見 乾燥後の容器の光沢、(白さ)を目視判定 ◎ やや光沢あり ○ 光沢過剰;光沢あまりなし × 光沢なし 脱スマット性 乾燥後の容器内面にテープを装着、剥離、汚染の程度に
応じて5段階評価 ◎ 汚染なし ○ 痕跡程度の汚染 △ 僅微な汚染 × 中等な汚染 ×× 多大な汚染脱脂性 脱脂性 乾燥後の容器内面の残留油分(μg/缶)を測定し、残留
量に応じて5段階評価 ◎ 10未満 ○ 10以上20未満 △ 20以上30未満 × 30以上40未満 ×× 40以上耐沸水黒変性 耐沸水黒変性 水道水沸水30分後の黒変度(缶底) ◎ まったく黒変なし ○ ごくわずかに黒変 △ わずかに黒変 × かなり黒変 ×× 完全に黒変 塗膜密着性 容器内面にエポキシフェノール系塗料、を塗布、焼付乾
燥(215℃×3分)して試料とし、水道水の沸水に60分
浸漬後、ゴバン目試験を起い残ったコマ数により5段階
評価 ◎ 100 ; ○ 90〜99 △ 80〜89 ; × 70〜79 ×× 70未満 発明の効果 本発明は過度のエッチングを防止することにより、極め
て短時間で、化成処理後の耐沸水黒変性、塗膜との密着
性が従来以上の品質を得ることができ生産性を大幅に向
上することができたものである。
応じて5段階評価 ◎ 汚染なし ○ 痕跡程度の汚染 △ 僅微な汚染 × 中等な汚染 ×× 多大な汚染脱脂性 脱脂性 乾燥後の容器内面の残留油分(μg/缶)を測定し、残留
量に応じて5段階評価 ◎ 10未満 ○ 10以上20未満 △ 20以上30未満 × 30以上40未満 ×× 40以上耐沸水黒変性 耐沸水黒変性 水道水沸水30分後の黒変度(缶底) ◎ まったく黒変なし ○ ごくわずかに黒変 △ わずかに黒変 × かなり黒変 ×× 完全に黒変 塗膜密着性 容器内面にエポキシフェノール系塗料、を塗布、焼付乾
燥(215℃×3分)して試料とし、水道水の沸水に60分
浸漬後、ゴバン目試験を起い残ったコマ数により5段階
評価 ◎ 100 ; ○ 90〜99 △ 80〜89 ; × 70〜79 ×× 70未満 発明の効果 本発明は過度のエッチングを防止することにより、極め
て短時間で、化成処理後の耐沸水黒変性、塗膜との密着
性が従来以上の品質を得ることができ生産性を大幅に向
上することができたものである。
Claims (2)
- 【請求項1】(a)アルミニウムまたはその合金に、1
〜10g/リットルのPO4イオンと、0.1〜3g/リットルのア
ルミニウムキレート化剤と、0.1〜5g/リットルの界面活
性剤とを含有し、アルカリ金属水酸化物でpHを11〜13に
調整した脱脂剤を4〜8秒間スプレーすることにより脱
脂を行い、次いで (b)0.01〜0.5g/リットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/
リットルのPO4イオンと、0.001〜0.05g/リットルの有効
Fイオンとを含有し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理
剤を3〜7秒間スプレーすることを特徴とする化成処理
方法。 - 【請求項2】(a)アルミニウムまたはその合金に、1
〜10g/リットルのPO4イオンと、0.1〜3g/リットルのア
ルミニウムキレート化剤と、0.1〜5g/リットルの界面活
性剤とを含有し、アルカリ金属水酸化物でpHを11〜13に
調整した脱脂剤で脱脂を行い、次いで (b)0.01〜1g/リットルのVイオンと、0.01〜0.5g/リ
ットルのZrイオンと、0.01〜0.5g/リットルのPO4イオン
と、0.001〜0.05g/リットルの有効Fイオンとを含有
し、pHを1.5〜4.0に調整した化成処理剤を適用すること
を特徴とする化成処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63072698A JPH0784665B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | アルミニウムの化成処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63072698A JPH0784665B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | アルミニウムの化成処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01246370A JPH01246370A (ja) | 1989-10-02 |
| JPH0784665B2 true JPH0784665B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=13496843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63072698A Expired - Fee Related JPH0784665B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | アルミニウムの化成処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784665B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6193815B1 (en) | 1995-06-30 | 2001-02-27 | Henkel Corporation | Composition and process for treating the surface of aluminiferous metals |
| JP4408474B2 (ja) * | 1999-01-25 | 2010-02-03 | トピー工業株式会社 | アルミニウム合金基材の塗装方法及びホイール |
| JP4312391B2 (ja) * | 1999-04-12 | 2009-08-12 | 東洋鋼鈑株式会社 | 表面処理鋼板の製造方法、表面処理鋼板、および表面処理鋼板に有機樹脂を被覆してなる樹脂被覆表面処理鋼板 |
| JP2008038184A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Denso Corp | アルミニウム系基材の表面処理方法及び耐食構造 |
| JP5520439B2 (ja) | 2007-11-01 | 2014-06-11 | 日本パーカライジング株式会社 | 表面調整アルミニウム鋳造物の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3236247A1 (de) * | 1982-09-30 | 1984-04-12 | Metallgesellschaft Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur oberflaechenbehandlung von aluminium |
| US4497667A (en) * | 1983-07-11 | 1985-02-05 | Amchem Products, Inc. | Pretreatment compositions for metals |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP63072698A patent/JPH0784665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01246370A (ja) | 1989-10-02 |
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