JPH0784972A - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

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Publication number
JPH0784972A
JPH0784972A JP5227651A JP22765193A JPH0784972A JP H0784972 A JPH0784972 A JP H0784972A JP 5227651 A JP5227651 A JP 5227651A JP 22765193 A JP22765193 A JP 22765193A JP H0784972 A JPH0784972 A JP H0784972A
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JP
Japan
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register
bit
processor
data
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JP5227651A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Fujishima
秀幸 藤嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のプロセッサの間でのデータ通信におい
て、割り込み処理の手段を用いることなく論理的周期を
とることができるようにする。 【構成】バスロックオペレーションを行う機能を有する
複数のプロセッサ101、102とそのプロセッサ10
1、102を結ぶ双方向メモリ107および前記双方向
メモリ107の各エントリーを制御する複数の制御ビッ
トからなる双方向からアクセス可能なレジスタ108、
109を備える。 【効果】バスロックオペレーションを用いてレジスタを
変更することにより他のプロセッサとの競合を防ぐこと
ができる。また一つの記憶領域に対して複数の制御ビッ
トを割り当てることにより、メモリの使用状況を他のプ
ロセッサに伝えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つのそれぞれバスで接
続されたプロセッサの集合を双方向メモリで連結してデ
ータを交換しながら処理を行うデータ通信方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のプロセッサによって処理を
分担し実行するデータ通信装置の発展には目覚ましいも
のがある。さらに2つのバスシステム間でメモリを共有
し、互いに通信を行いながら処理を実行するデータ通信
装置には様々な工夫がなされている。
【0003】以下に従来のデータ通信方式について説明
する。図10は従来のデータ通信方式の構成を示す図で
ある。図10において1001はプロセッサr、100
2はプロセッサt、1003は1001プロセッサrと
を接続する双方向メモリ、1004は双方向メモリ10
03を管理するためにセマフォS、1005はプロセッ
サr1001からプロセッサt1002へ割り込み信号
を伝える割り込み手段である。
【0004】以上の構成要素よりなる従来のデータ通信
方式について、以下にその各構成要素の関係と動作を説
明する。図11は従来のデータ通信方式でのプロセッサ
rの動作を説明する流れ図である。ここではプロセッサ
rをマスタ、プロセッサtをスレーブとし、マスタから
スレーブに対してデータを転送する場合を説明する。図
11のステップ1においてプロセッサrはデータ通信の
ための双方向メモリ1003上の記憶領域mi(1≦i
≦8)を確保するためセマフォS1004を読み込む。
このときセマフォS1004のi番目のビットS(i)
が‘0’であれば前記i番目のビットS(i)を‘1’
として記憶領域を確保する。ここでプロセッサtが同様
にセマフォSの内容を更新することを禁止するため、前
記したプロセッサrの読み込みから書き込みまでの動作
を単一のバスサイクル内で行う(バスをロックする)。
プロセッサr1001は上記した手順で記憶領域miを
確保し、ステップ2においてデータを書き込む。データ
の書き込みが終了した後、ステップ3でS(i)を
‘0’として記憶領域miを開放する。さらにステップ
4において割込み手段1005を用いてプロセッサtに
対してデータの準備ができたことを伝える。
【0005】次にプロセッサtがデータを受け取る際の
手順を以下に説明する。図12はプロセッサtがデータ
を受け取る際の動作を説明する流れ図である。図12の
ステップ1においてプロセッサtは割り込み信号を受信
した後、データの受け取り動作に入る。ステップ2にお
いてプロセッサtはデータを受け取るため双方向メモリ
1003上の記憶領域mi(1≦i≦8)を確保するた
めセマフォS1004を読み込む。このときセマフォS
のi番目のビットS(i)が‘0’であれば前記i番目
のビットS(i)を‘1’として記憶領域を確保する。
ここでプロセッサrが同様にセマフォの内容を更新する
ことを禁止するため、前記したプロセッサrの読み込み
から書き込みまでの動作を単一のバスサイクル内で行う
(バスをロックする)。プロセッサr1001は上記し
た手順で記憶領域miを確保し、ステップ3においてデ
ータを読み込む。データの読み込みが終了した後、ステ
ップ4でS(i)を‘0’として記憶領域miを開放す
る。
【0006】このようにしてプロセッサrからプロセッ
サtへのデータの通信を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
例ではセマフォが示す情報は対象となる記憶領域が現在
更新中であるか否かのみを示しているため、プロセッサ
r側のバスにさらに別のプロセッサがあった場合、有効
なデータがメモリ上にあるかどうかを示すことができな
い。すなわちマスタ側でのマルチプロセッシングに対応
できない。さらにデータの準備ができたことを知らせる
ために割り込み手段を用いるため、プロセッサtが他の
処理を行っている場合にはその処理を中断しなければな
らない。さらにプロセッサr側のバスと同様の理由でプ
ロセッサtをマルチプロセッサ化することができないと
いった問題を有していた。
【0008】本発明は前記従来の問題に留意し、複数の
プロセッサの間でのデータ通信において割り込み処理の
手段を用いることなく論理的同期がとることのできるデ
ータ通信方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した問題点
を解決するため、ある処理の前半を受け持つ複数のプロ
セッサの集合P={p1,p2,…,pn}と、前記プ
ロセッサの集合Pが接続されるマスタバスMBと、前記
処理の後半を受け持つプロセッサの集合Q={q1,q
2,…qm}と、前記プロセッサの集合Qが接続される
スレーブバスSBと、前記マスタバスMBと前記スレー
ブバスSBの両方からアクセスされる手段を有し、記憶
領域の集合{m1,m2,…,mk}に分割されている
双方向メモリと、前記マスタバスMBと前記スレーブバ
スSBの両方からアクセスされる手段を有する2本のk
ビットのレジスタFR,ERとを備え、前記Pに含まれ
るプロセッサはそれぞれ前記レジスタFRとレジスタE
Rのビット単位での論理和を計算する手段と、前記レジ
スタFRの内容を読み込む動作と前記プロセッサの内部
レジスタの内容を前記レジスタFRに書き込む動作を単
一のバスサイクル中に行う手段と、前記レジスタFRの
i(1≦i≦k)番目のビットを“1”にセットした後
に対応する記憶領域miにデータを書き込む手段と、前
記データの書き込みを終了した後に、前記レジスタER
のi番目のビットを“1”にセットする手段と、レジス
タFRおよびレジスタERのi番目のビットがそれぞれ
“0,1”となるまで処理の実行を停止する手段と、さ
らにレジスタFRおよびレジスタERのi番目のビット
がそれぞれ“1,1”となるまで処理の実行を停止する
手段と、記憶領域miの内容を読み込む手段と、ERの
i目のビットを“0”にした後、さらにFRのi番目の
ビットを“0”とする手段とを有し、前記Qに含まれる
プロセッサはそれぞれ前記レジスタFRとレジスタER
のビット単位での論理積を計算する手段と、前記レジス
タFRの内容を読み込む動作と前記プロセッサの内部レ
ジスタの内容を前記レジスタFRに書き込む動作を単一
のバスサイクル中に行う手段と、前記レジスタFRのi
(1≦i≦k)番目のビットを“0”にセットした後に
対応する記憶領域miからデータを読み込む手段と、前
記データの読み込みを終了した後に、前記レジスタER
のi番目のビットを“0”にセットする手段と、レジス
タFRおよびレジスタERのi番目のビットがそれぞれ
“1,0”となるまで処理の実行を停止する手段と、E
Rのi番目のビットを“1”にした後、さらにFRのi
番目のビットを“0”とする手段と、記憶領域miへデ
ータを書き込む手段と、データの書き込みを終了した後
に前記レジスタFRのi番目のビットを“1”にセット
する手段を有する。
【0010】さらに前記k個の記憶領域に対応する前記
MBおよびSBの両方からアクセスされる手段を有する
kビットのレジスタCRを備え、前記プロセッサの集合
Pに属するプロセッサは、i番目の記憶領域とi+1番
目の記憶領域を連結して用いる場合には、i番目の記憶
領域に対応する前記レジスタCRのi番目のビットを
“1”とする手段と、前記レジスタFRのi番目とi+
1番目のビットを“1”とする手段とを備え、前記プロ
セッサの集合Qに属するプロセッサは、i番目の記憶領
域に対応するレジスタCRのi番目のビットが“1”で
ある場合には、レジスタERのi番目およびi+1番目
のビットをセットする手段を有する。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、レジスタFRお
よびレジスタERの内容を参照することによって、対象
となる記憶領域が現在データ通信のために使われている
か否かを識別できることで、プロセッサの集合Pを複数
とすることができる。またレジスタFRおよびレジスタ
ERの内容により準備ができてかつ未処理の記憶領域を
プロセッサの集合Qに属するプロセッサが識別できるこ
とにより、割り込みなどの手段を用いることなくQに属
するプロセッサが能動的に処理を開始することができ
る。さらにQに属するプロセッサは未処理であるデータ
を識別することができるので集合Qを複数のプロセッサ
で構成することができる。
【0012】またレジスタCRを設定することにより記
憶領域が連続して用いられていることを示すことができ
るため、一つの記憶領域では格納することができない大
きさを持つデータに対しても、この方式を適用すること
ができる。
【0013】
【実施例】
(第1実施例)以下に本発明の第1実施例を説明する。
図1は本発明の第1実施例のデータ通信方式の構成を示
す図である。図1において101および102はプロセ
ッサの集合Pに属するプロセッサp1およびp2,10
3はプロセッサp1,101およびプロセッサp2,1
02を接続するマスタバスMB,104および105は
プロセッサの集合Qに属するプロセッサq1およびq
2,106はプロセッサq1,104およびプロセッサ
q2,105を接続するスレーブバスSB,107はマ
スタバスMB103とスレーブバスSB106とを接続
する双方向メモリ、108および109は双方向メモリ
107の記憶領域に対応しているビットを備えるレジス
タFRおよびレジスタERである。
【0014】上記のように各構成要素よりなる本発明の
第1実施例のデータ通信方式について、以下にその各構
成要素の関係と動作を説明する。図2は本発明の第1実
施例においてプロセッサp1がプロセッサq1に対して
データを転送する際のプロセッサp1の動作を説明する
流れ図である。図2のステップ1においてプロセッサp
1はレジスタFRおよびレジスタERの内容をそれぞれ
読み込み、前記2つのレジスタのビット単位での論理和
を計算する。ここではこの論理和の結果をemptyと
呼びプロセッサ内容で保管する。ステップ2においてe
mptyの最小ビットから順に値が‘0’となっている
ビットを探す。emptyのビットが全て‘0’でない
場合には初めから繰り返し探し続ける。emptyのビ
ットで値が‘0’であるもの(i番目のビット)が見つ
かれば、すなわちそれがデータ通信のために使用されて
いない記憶領域(mi)を示している。次にステップ3
においてレジスタFRのi番目のビットを‘1’とする
ためロックオペレーションを実行する。すなわちプロセ
ッサp1はレジスタFRのi番目のビットが‘0’であ
ることを確認してから書き込みを行なうが、この読み込
みと書き込みの間にプロセッサp2がFRレジスタの値
を更新することを阻止するため、読み込みと書き込みを
単一のバスサイクルとして処理を実行する。このように
ステップ3においてレジスタFRを設定した後ステップ
4においてi番目の記憶領域miに対してデータを書き
込む。最後にステップ5においてレジスタERのi番目
のビットを‘1’とし書き込みが完了し、かつ未処理の
データであることを示して転送を終了する。
【0015】図3は本発明の第1実施例においてプロセ
ッサp1がプロセッサq1に対してデータを転送する際
のプロセッサq1の動作を説明する流れ図である。図3
のステップ1においてプロセッサq1はレジスタFRお
よびレジスタERの内容をそれぞれ読み込み、前記2つ
のレジスタのビット単位での論理積を計算する。ここで
はこの論理積の結果をfillと呼びプロセッサ内部で
保管する。ステップ2においてfillの最小ビットか
ら順に値が‘1’となっているビットを探す。fill
のビットが全て‘1’でない場合には初めから繰り返し
探し続ける。fillのビットで値が‘1’であるもの
(j番目のビット)が見つかれば、すなわちそれがデー
タ通信のためにデータが書き込まれ、かつ未処理の状態
である記憶領域(mj)を示している。次にステップ3
においてレジスタFRのj番目のビットを‘0’とする
ためロックオペレーションを実行する。すなわちプロセ
ッサq1はレジスタFRのj番目のビットが‘1’であ
ることを確認してから書き込みを行なうが、この読み込
みと書き込みの間にプロセッサq2がFRレジスタの値
を更新することを阻止するため、読み込みと書き込みを
単一のバスサイクルとして処理を実行する。このように
ステップ3においてレジスタFRを設定した後ステップ
4においてj番目の記憶領域mjからデータを読み込
む。最後にステップ5においてレジスタERのj番目の
ビットを‘0’とし読み込みが完了したことを示して転
送を終了する。
【0016】次に本発明の第1実施例においてプロセッ
サq1からプロセッサP1に対してデータを転送する際
の動作を説明する。図4はこのときのプロセッサp1の
動作を説明する流れ図である。図4のステップ1におい
てプロセッサp1はレジスタFRおよびレジスタERの
内容をそれぞれ読み込み、前記2つのレジスタのビット
単位での論理和を計算する。ここではこの論理和の結果
をemptyと呼びプロセッサ内部で保管する。ステッ
プ2においてemptyの最小ビットから順に値が
‘0’となっているビットを探す。emptyのビット
が全て‘0’でない場合には初めから繰り返し探し続け
る。emptyのビットで値が‘0’であるもの(i番
目のビット)が見つかれば、すなわちそれがデータ通信
のために使用されていない記憶領域(mi)を示してい
る。次にステップ3においてレジスタFRのi番目のビ
ットを‘1’とするためロックオペレーションを実行す
る。すなわちプロセッサp1はレジスタFRのi番目の
ビットが‘0’であることを確認してから書き込みを行
なうが、この読み込みと書き込みの間にプロセッサp2
がFRレジスタの値を更新することを阻止するため、読
み込みと書き込みを単一のバスサイクルとして処理を実
行する。このようにステップ3においてレジスタFRを
設定した後ステップ4においてレジスタFRおよびレジ
スタERのi番目のビットが共に‘1’となるまでステ
ップ4で待つ。すなわちスレーブバスSB側での処理が
終わるまでこのステップ4で待つ。レジスタFRおよび
レジスタERのi番目のビットが共に‘1’となると次
のステップ5へ進む。ステップ5において記憶領域mi
からデータを読み込む。読み込みが完了した後、ステッ
プ6でレジスタERのi番目のビットを‘0’とし、さ
らにレジスタFRのi番目のビットを‘0’とする。こ
のようにしてデータの転送が終了する。
【0017】図5は本発明の第1実施例においてプロセ
ッサqからプロセッサp1に対してデータを転送する際
のプロセッサq1の動作を説明する流れ図である。図5
のステップ0で既に書き込みの対象となる記憶領域mj
が与えられているものとする。ステップ1においてプロ
セッサq1はレジスタFRおよびレジスタERの内容を
それぞれ読み込み、レジスタFRのj番目のビットの値
が‘1’で、かつレジスタERのj番目のビットの値が
‘0’であることを確認する。そうでない場合はステッ
プ1で待つ。条件を満たし次のステップへ進むとステッ
プ2では、レジスタERのj番目のビットを‘1’と
し、さらにレジスタERのj番目のビットを‘0’とす
る。すなわちq1が処理を実行中であることを示す。次
にステップ3においてj番目の記憶領域mjに対してデ
ータを書き込む。最後にステップ4においてレジスタF
Rのj番目のビットを‘1’とし書き込みが完了したこ
とを示して転送を終了する。
【0018】以上のように本実施例によれば、レジスタ
FRおよびレジスタERの内容を参照することによっ
て、対象となる記憶領域が現在データ通信のために使わ
れているか否かを識別できることで、プロセッサの集合
Pを複数としてもデータの正当性を保つことができる。
またレジスタFRおよびレジスタERの内容により準備
ができて、かつ未処理の記憶領域をプロセッサの集合Q
に属するプロセッサが識別できることにより、割り込み
などの手段を用いることなくQに属するプロセッサが能
動的に処理を開始することができる。さらにQに属する
プロセッサは未処理であるデータを識別することができ
るので、集合Qを複数のプロセッサで構成することがで
きる。データの流れが逆向きの場合でも、レジスタFR
およびレジスタERの内容により指定した記憶領域に対
してデータを書き込むことができ、スレーブバス上の他
のプロセッサによって記憶領域が占有されることを防ぐ
ことができる。
【0019】(第2実施例)次にレジスタCRを用いて
複数の記憶領域に対して通信処理を行う場合の第2実施
例を以下に示す。
【0020】図6はレジスタCRを用いた場合の実施例
の構成を示す図である。図6において601および60
2はプロセッサの集合Pに属するプロセッサp1および
p2,603はプロセッサp1,601およびプロセッ
サp2,602を接続するマスタバスMB,604およ
び605はプロセッサの集合Qに属するプロセッサq1
およびq2,606はプロセッサq1,604およびプ
ロセッサq2,605を接続するスレーブバスSB,6
07はマスタバスMB,603とスレーブバスSB,6
06とを接続する双方向メモリ、608,609および
610は双方向メモリ607の記憶領域に対応している
ビットを備えるレジスタFR,レジスタERおよびレジ
スタCRである。
【0021】以上の各構成要素よりなるデータ通信方式
において、その各構成要素の関係と動作を説明する。図
7はレジスタCRを用いて記憶領域を連結する場合の概
念を示す図である。図7ではデータxが記憶領域i−
1,i,i+1に股がって転送される場合を図示してい
る。この場合レジスタCRのi−1番目およびi番目の
ビットが“1”にセットされる。このようにCRの内容
によって、データの格納されている状態を示すことがで
きる。図8はレジスタCRを用いてプロセッサp1から
プロセッサq1へのデータ通信を行う場合のプロセッサ
p1の動作を示す流れ図である。ここでは記憶領域を2
つ連結して一つのデータを転送する場合について説明す
る。図8のステップ1においてプロセッサp1はレジス
タFRおよびレジスタERの内容をそれぞれ読み込み、
前記2つのレジスタのビット単位での論理和を計算す
る。ここではこの論理和の結果をemptyと呼びプロ
セッサ内部で保管する。ステップ2においてempty
の最小ビットから順に値が2ビット連続して‘0’とな
っているビットを探す。emptyのビットが全て
‘0’でない場合には初めから繰り返し探し続ける。e
mptyのビットで値が連続して2ビット‘0’である
もの(i番目およびi+1番目のビット)が見つかれ
ば、すなわちそれがデータ通信のために使用されていな
い記憶領域(mi,mi+1)示している。次にステッ
プ3においてレジスタFRのi番目のビットを‘1’と
するためロックオペレーションを実行する。すなわちプ
ロセッサp1はレジスタFRのi番目およびi+1番目
のビットが‘0’であることを確認してから書き込みを
行なうが、この読み込みと書き込みの間にプロセッサp
2がFRレジスタの値を更新することを阻止するため読
み込みと書き込みを単一のバスサイクルとして処理を実
行する。このようにステップ3においてレジスタFRを
設定した後、ステップ4においてi番目の記憶領域mi
およびi+1番目の記憶領域mi+1に対してデータを
書き込む。最後にステップ5においてレジスタERのi
番目及びi+1番目のビットを‘1’とし書き込みが完
了し、かつ未処理のデータであることを示して転送を終
了する。
【0022】図9は本発明の第2実施例において、レジ
スタCRを用いてプロセッサp1がプロセッサq1に対
してデータを転送する際のプロセッサq1の動作を説明
する流れ図である。図9のステップ1においてプロセッ
サq1はレジスタFRおよびレジスタERの内容をそれ
ぞれ読み込み、前記2つのレジスタのビット単位で論理
積を計算する。ここではこの論理積の結果をfillと
呼びプロセッサ内部で保管する。ステップ2においてf
illの最小ビットから順に値が‘1’となっているビ
ットを探す。fillのビットが全て‘1’でない場合
には初めから繰り返し探し続ける。fillのビットで
値が‘1’であるもの(j番目のビット)が見つかれ
ば、すなわちそれがデータ通信のためにデータが書き込
まれ、かつ未処理の状態である記憶領域(mj)を示し
ている。次にステップ3においてレジスタFRのj番目
のビットを‘0’とするためロックオペレーションを実
行する。すなわちプロセッサq1はレジスタFRのj番
目のビットが‘1’であることを確認してから書き込み
を行なうが、この読み込みと書き込みの間にプロセッサ
q2がFRレジスタの値を更新することを阻止するため
読み込みと書き込みを単一のバスサイクルとして処理を
実行する。さらにステップ4においてレジスタFRのj
番目のビットを“0”にする。このときレジスタCRの
j番目のビットが“1”となっている場合にはその次の
記憶領域も同一のデータが格納されているものとしてレ
ジスタFRのビットを“0”にする。このようにステッ
プ4においてレジスタFRを設定した後ステップ5にお
いてj番目の記憶領域mjから連続するmtまでのデー
タを読み込む。最後にステップ6においてレジスタER
のj番目からt番目までのビットを‘0’とし読み込み
が完了したことを示して転送を終了する。
【0023】
【発明の効果】以上のように本実施例によれば、レジス
タFRおよびレジスタERの内容を参照することによっ
て、対象となる記憶領域が現在データ通信のために使わ
れているか否かを識別できることで、プロセッサの集合
Pを複数としてもデータの正当性を保つことができる。
またレジスタFRおよびレジスタERの内容により準備
ができて、かつ未処理の記憶領域をプロセッサの集合Q
にプロセッサが識別できることにより、割り込みなどの
手段を用いることなくQに属するプロセッサが能動的に
処理を開始することができる。さらにQに属するプロセ
ッサは未処理であるデータを識別することができるので
集合Qを複数のプロセッサで構成することができる。ま
たデータの流れが逆向きの場合でもレジスタFRおよび
レジスタERの内容により指定した記憶領域に対してデ
ータを書き込むことができ、スレーブバス上の他のプロ
セッサによって記憶領域が占有されることを防ぐことが
できる。
【0024】さらにデータの連続を示すレジスタCRを
用いて記憶領域を連結することにより、1つの記憶領域
では収まらない大きなデータを1つの単位として転送す
ることができるといった優れたデータ通信方式を実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図
【図2】同実施例においてマスタバスMB上のプロセッ
サからスレーブバスSB上のプロセッサへデータを転送
する場合のマスタバスMB上のプロセッサの動作を示す
流れ図
【図3】同実施例においてマスタバスMB上のプロセッ
サからスレーブバスSB上のプロセッサへデータを転送
する場合のスレーブバスSB上のプロセッサの動作を示
す流れ図
【図4】同実施例においてスレーブバスSB上のプロセ
ッサからマスタバスMB上のプロセッサへデータを転送
する場合のマスタバスMB上のプロセッサの動作を示す
流れ図
【図5】同実施例においてスレーブバスSB上のプロセ
ッサからマスタバスMB上のプロセッサへデータを転送
する場合のスレーブバスSB上のプロセッサの動作を示
す流れ図
【図6】レジスタCRを用いた場合の第2実施例の構成
図
【図7】同レジスタCRを用いた場合のデータ転送の概
念を示す図
【図8】同レジスタCRを用いてマスタバスMB上のプ
ロセッサからスレーブバスSB上のプロセッサへデータ
を転送する場合のマスタバスMB上のプロセッサの動作
を示す流れ図
【図9】同レジスタCRを用いてマスタバスMB上のプ
ロセッサからスレーブバスSB上のプロセッサへデータ
を転送する場合のスレーブバスSB上のプロセッサの動
作を示す流れ図
【図10】従来のデータ通信方式の構成図
【図11】同データ通信方式においてデータを転送する場
合のプロセッサrの動作を示す流れ図
【図12】同データ通信方式においてデータを転送する場
合のプロセッサtの動作を示す流れ図
【符号の説明】
101 プロセッサp1 102 プロセッサp2 103 マスタバスMB 104 プロセッサq1 105 プロセッサq2 106 スレーブバスSB 107 双方向メモリ 108 レジスタFR 109 レジスタER

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある処理の前半を受け持つ複数のプロセ
    ッサの集合P={p1,p2,…,pn}と、前記プロ
    セッサの集合Pが接続されるマスタバスMBと、前記処
    理の後半を受け持つプロセッサの集合Q={q1,q
    2,…qm}と、前記プロセッサの集合Qが接続される
    スレーブバスSBと、前記マスタバスMBと前記スレー
    ブバスSBの両方からアクセスされる手段を有し、記憶
    領域の集合{m1,m2,…,mk}に分割されている
    双方向メモリと、前記マスタバスMBと前記スレーブバ
    スSBの両方からアクセスされる手段を有する2本のk
    ビットのレジスタFR,ERとを備え、前記Pに含まれ
    るプロセッサはそれぞれ前記レジスタFRとレジスタE
    Rのビット単位での論理和を計算する手段と、前記レジ
    スタFRの内容を読み込む動作と前記プロセッサの内部
    レジスタの内容を前記レジスタFRに書き込む動作を単
    一のバスサイクル中に行う手段と、前記レジスタFRの
    i(1≦i≦k)番目のビットを“1”にセットした後
    に対応する記憶領域miにデータを書き込む手段と、前
    記データの書き込みを終了した後に、前記レジスタER
    のi番目のビットを“1”にセットする手段と、レジス
    タFRおよびレジスタERのi番目のビットがそれぞれ
    “0,1”となるまで処理の実行を停止する手段と、さ
    らにレジスタFRおよびレジスタERのi番目のビット
    がそれぞれ“1,1”となるまで処理の実行を停止する
    手段と、記憶領域miの内容を読み込む手段と、ERの
    i番目のビットを“0”にした後、さらにFRのi番目
    のビットを“0”とする手段とを有し、前記Qに含まれ
    るプロセッサはそれぞれ前記レジスタFRとレジスタE
    Rのビット単位での論理積を計算する手段と、前記レジ
    スタFRの内容を読み込む動作と前記プロセッサの内部
    レジスタの内容を前記レジスタFRに書き込む動作を単
    一のバスサイクル中に行う手段と、前記レジスタFRの
    i(1≦i≦k)番目のビットを“0”にセットした後
    に対応する記憶領域miからデータを読み込む手段と、
    前記データの読み込みを終了した後に、前記レジスタE
    Rのi番目のビットを“0”にセットする手段と、レジ
    スタFRおよびレジスタERのi番目のビットがそれぞ
    れ“1,0”となるまで処理の実行を停止する手段と、
    ERのi番目のビットを“1”にした後、さらにFRの
    i番目のビットを“0”とする手段と、記憶領域miへ
    データを書き込む手段と、データの書き込みを終了した
    後に前記レジスタFRのi番目のビットを“1”にセッ
    トする手段を有することを特徴とするデータ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記k個の記憶領域に対応する前記MB
    およびSBの両方からアクセスされる手段を有するkビ
    ットのレジスタCRを備え、前記プロセッサの集合Pに
    属するプロセッサは、i番目の記憶領域とi+1番目の
    記憶領域を連結して用いる場合には、i番目の記憶領域
    に対応する前記レジスタCRのi番目のビットを“1”
    とする手段と、前記レジスタFRのi番目とi+1番目
    のビットを“1”とする手段とを備え、前記プロセッサ
    の集合Qに属するプロセッサは、i番目の記憶領域に対
    応するレジスタCRのi番目のビットが“1”である場
    合には、レジスタERのi番目およびi+1番目のビッ
    トをセットする手段を有する請求項1記載のデータ通信
    方式。
JP5227651A 1993-09-14 1993-09-14 データ通信方式 Pending JPH0784972A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040932A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Fujitsu Limited 制御装置,制御方法,電子機器および伝送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040932A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Fujitsu Limited 制御装置,制御方法,電子機器および伝送装置

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