JPH078500A - 圧迫止血ベルト - Google Patents
圧迫止血ベルトInfo
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- JPH078500A JPH078500A JP5153155A JP15315593A JPH078500A JP H078500 A JPH078500 A JP H078500A JP 5153155 A JP5153155 A JP 5153155A JP 15315593 A JP15315593 A JP 15315593A JP H078500 A JPH078500 A JP H078500A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 身体へのフィット性の向上を図り、しかも、
皺やよじれを防止するとともに、帯体の巻き付けが容易
で、かつ、帯体の端部の係止が簡単であるという圧迫止
血ベルトを提供する。 【構成】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に流体を充填す
ることによって膨張可能なバルーンを任意の取付手段で
取付け、このバルーンを覆い下側に開口部を有する硬質
ケースに、両端部にスリット孔を有する回転可能なバッ
クルを帯体とともに一体に取付けた圧迫止血ベルトにお
いて、上記バックルの両端に帯体を固定することが可能
な帯体押さえ治具を設けたものである。
皺やよじれを防止するとともに、帯体の巻き付けが容易
で、かつ、帯体の端部の係止が簡単であるという圧迫止
血ベルトを提供する。 【構成】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に流体を充填す
ることによって膨張可能なバルーンを任意の取付手段で
取付け、このバルーンを覆い下側に開口部を有する硬質
ケースに、両端部にスリット孔を有する回転可能なバッ
クルを帯体とともに一体に取付けた圧迫止血ベルトにお
いて、上記バックルの両端に帯体を固定することが可能
な帯体押さえ治具を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動脈カテーテル検査等
を行なった後、カテーテル挿入傷口を止血するために用
いられる圧迫止血ベルトに関するものである。
を行なった後、カテーテル挿入傷口を止血するために用
いられる圧迫止血ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】心臓や脳血管等の造影診断のために、近
年動脈カテーテル検査が行なわれるようになっている。
心臓カテーテル検査は、少数例として切開方式で行なう
場合もあるが、殆ど大部分はカテーテルを鼠蹊部の大腿
動静脈(または上腕動脈)から心臓に向けて進行させ
る、所謂カテーテル穿刺法(セルジンガー法)によって
行なわれている。この検査方式では、大腿動静脈に穿刺
したカテーテルを通して造影剤や各種の薬剤を注入した
り、エンポリゼーション、術前・術後の各種検査を行な
うものであるが、検査終了後、鼠蹊部の大腿動静脈から
のカテーテルの抜去によるカテーテル挿入傷口からの出
血を防止するため、相当長時間に亘って傷口を圧迫して
止血する必要がある。このような傷口の圧迫止血手段と
して、従来より絆創膏止血方法、或いは、伸縮止血帯方
法(特開昭60− 92746号公報、特開昭60−198139号公報
参照)が提案されている。前者は、傷口にガーゼを当
て、この上に布製絆創膏を3〜4本貼着して上記ガーゼ
の上から傷口を圧迫し、更に上記絆創膏の上に 500〜10
00gの砂のうを載せ、これを絆創膏で固定して12〜24時
間維持する方法である。しかし、この方法では、砂のう
のずれによって圧迫部位にずれが生じ易いことから、傷
口の止血が不完全になるという問題があった。また、絆
創膏を使用しているため、患者に突っ張り感や痛み、或
いは、掻痒感を与えるとともに、絆創膏カブレを招き易
いといった不具合がある。一方、後者は、上記絆創膏の
代わりに伸縮性の止血帯を用いる方法であるが、巻き方
が複雑で、しかも、圧迫負荷状態が不安定であるという
問題がある。また、伸縮性の止血帯を使用するため、コ
ストが高くつき、血液感染症の発生という衛生上の問題
があるにも拘らず1回限りの使い捨てが難しい。このた
め、再使用する場合には、血液感染症防止のための滅菌
処理を行なわなければならず、衛生的見地からだけでは
なく看護作業の省力化の促進に対しても実用上大きな制
約が認められるという問題がある。
年動脈カテーテル検査が行なわれるようになっている。
心臓カテーテル検査は、少数例として切開方式で行なう
場合もあるが、殆ど大部分はカテーテルを鼠蹊部の大腿
動静脈(または上腕動脈)から心臓に向けて進行させ
る、所謂カテーテル穿刺法(セルジンガー法)によって
行なわれている。この検査方式では、大腿動静脈に穿刺
したカテーテルを通して造影剤や各種の薬剤を注入した
り、エンポリゼーション、術前・術後の各種検査を行な
うものであるが、検査終了後、鼠蹊部の大腿動静脈から
のカテーテルの抜去によるカテーテル挿入傷口からの出
血を防止するため、相当長時間に亘って傷口を圧迫して
止血する必要がある。このような傷口の圧迫止血手段と
して、従来より絆創膏止血方法、或いは、伸縮止血帯方
法(特開昭60− 92746号公報、特開昭60−198139号公報
参照)が提案されている。前者は、傷口にガーゼを当
て、この上に布製絆創膏を3〜4本貼着して上記ガーゼ
の上から傷口を圧迫し、更に上記絆創膏の上に 500〜10
00gの砂のうを載せ、これを絆創膏で固定して12〜24時
間維持する方法である。しかし、この方法では、砂のう
のずれによって圧迫部位にずれが生じ易いことから、傷
口の止血が不完全になるという問題があった。また、絆
創膏を使用しているため、患者に突っ張り感や痛み、或
いは、掻痒感を与えるとともに、絆創膏カブレを招き易
いといった不具合がある。一方、後者は、上記絆創膏の
代わりに伸縮性の止血帯を用いる方法であるが、巻き方
が複雑で、しかも、圧迫負荷状態が不安定であるという
問題がある。また、伸縮性の止血帯を使用するため、コ
ストが高くつき、血液感染症の発生という衛生上の問題
があるにも拘らず1回限りの使い捨てが難しい。このた
め、再使用する場合には、血液感染症防止のための滅菌
処理を行なわなければならず、衛生的見地からだけでは
なく看護作業の省力化の促進に対しても実用上大きな制
約が認められるという問題がある。
【0003】そこで、本出願人は上記不具合を解決する
ため、特願平 4− 20793号において、非伸縮性もしくは
低伸縮性の繊維或いはフィルム等からなる帯体の所定位
置に流体を充填することによって膨張可能なバルーンを
任意の取付手段で取付け、このバルーンの膨張を利用し
て傷口を圧迫する圧迫止血ベルトを提案している。この
圧迫止血ベルトによれば、バルーンの膨張を利用して傷
口を圧迫するため、傷口のみを圧迫することができると
ともに、その圧迫力の調整が可能であり、しかも、その
圧迫力を長時間に亘って維持することも可能である。ま
た、帯体に非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィ
ルム等を使用しているため、突っ張り感や痛み、或いは
掻痒感の発生を回避できるとともに、絆創膏カブレも予
防でき、しかも、安価に提供することができて1回限り
の使い捨てが可能で衛生面にも優れている。
ため、特願平 4− 20793号において、非伸縮性もしくは
低伸縮性の繊維或いはフィルム等からなる帯体の所定位
置に流体を充填することによって膨張可能なバルーンを
任意の取付手段で取付け、このバルーンの膨張を利用し
て傷口を圧迫する圧迫止血ベルトを提案している。この
圧迫止血ベルトによれば、バルーンの膨張を利用して傷
口を圧迫するため、傷口のみを圧迫することができると
ともに、その圧迫力の調整が可能であり、しかも、その
圧迫力を長時間に亘って維持することも可能である。ま
た、帯体に非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィ
ルム等を使用しているため、突っ張り感や痛み、或いは
掻痒感の発生を回避できるとともに、絆創膏カブレも予
防でき、しかも、安価に提供することができて1回限り
の使い捨てが可能で衛生面にも優れている。
【0004】更に、本出願人は身体へのフィット性の向
上、帯体の巻付けおよび帯体端部の係止を簡単化する目
的で、特願平 4−325049号において、上記帯体の身体へ
の巻付け時に足部に相当する部分を曲線形状に形成し、
かつ、上記帯体に両端にスリット孔を有するバックルを
回転自在に取付けるとともに、帯体の両端部にワンタッ
チで着脱可能な係止手段を設けたことを特徴とした圧迫
止血ベルトを提案している。
上、帯体の巻付けおよび帯体端部の係止を簡単化する目
的で、特願平 4−325049号において、上記帯体の身体へ
の巻付け時に足部に相当する部分を曲線形状に形成し、
かつ、上記帯体に両端にスリット孔を有するバックルを
回転自在に取付けるとともに、帯体の両端部にワンタッ
チで着脱可能な係止手段を設けたことを特徴とした圧迫
止血ベルトを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記圧迫止
血ベルトは、いずれも帯体端部の係止に両面テープやマ
ジックテープ等の係止手段が用いられており、このよう
な両面テープやマジックテープ等の係止手段は繰り返し
て係止していると接着力が低下するため、装着時に帯体
がはずれたり、ゆるんだりする虞があり、しかも、係止
手段の取付位置が患者の体型により異なるため、患者の
体型に応じて帯体の長さ(サイズ)を数種類準備する必
要があった。
血ベルトは、いずれも帯体端部の係止に両面テープやマ
ジックテープ等の係止手段が用いられており、このよう
な両面テープやマジックテープ等の係止手段は繰り返し
て係止していると接着力が低下するため、装着時に帯体
がはずれたり、ゆるんだりする虞があり、しかも、係止
手段の取付位置が患者の体型により異なるため、患者の
体型に応じて帯体の長さ(サイズ)を数種類準備する必
要があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、帯体の巻付けおよび係止が容易で、しかも、巻付
け後の帯体のはずれやゆるみなどがなく、帯体の長さも
1種類で対応できる圧迫止血ベルトを提供することを目
的とする。
ので、帯体の巻付けおよび係止が容易で、しかも、巻付
け後の帯体のはずれやゆるみなどがなく、帯体の長さも
1種類で対応できる圧迫止血ベルトを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に流体を充填す
ることによって膨張可能なバルーンを任意の取付手段で
取付け、このバルーンを覆い下側に開口部を有する硬質
ケースに、両端部にスリット孔を有する回転可能なバッ
クルを帯体とともに一体に取付けた圧迫止血ベルトにお
いて、上記バックルの両端に帯体を固定することが可能
な帯体押さえ治具を設けたものである。
するため、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に流体を充填す
ることによって膨張可能なバルーンを任意の取付手段で
取付け、このバルーンを覆い下側に開口部を有する硬質
ケースに、両端部にスリット孔を有する回転可能なバッ
クルを帯体とともに一体に取付けた圧迫止血ベルトにお
いて、上記バックルの両端に帯体を固定することが可能
な帯体押さえ治具を設けたものである。
【0008】また、上記帯体押さえ治具が、上記バック
ルの両端から一体に延長形成された固定部と、この固定
部に回転可能に支持された可動部とからなり、上記可動
部は回転により上記固定部との間隙が、帯体を通す際に
は広くなり、帯体を固定するときにはなくなるように、
その回転中心に対して非対称な断面形状に形成したもの
である。
ルの両端から一体に延長形成された固定部と、この固定
部に回転可能に支持された可動部とからなり、上記可動
部は回転により上記固定部との間隙が、帯体を通す際に
は広くなり、帯体を固定するときにはなくなるように、
その回転中心に対して非対称な断面形状に形成したもの
である。
【0009】また、上記帯体押さえ治具の可動部の断面
形状を略半円に形成したものである。
形状を略半円に形成したものである。
【0010】また、上記帯体押さえ治具の固定部および
可動部の表面に、数条の滑り止め筋条を設けたものであ
る。
可動部の表面に、数条の滑り止め筋条を設けたものであ
る。
【0011】また、上記バックルの両端部のスリット孔
に、上記帯体押さえ治具の可動部を帯体に固定時にロッ
クする逆戻り防止突起を設けたものである。
に、上記帯体押さえ治具の可動部を帯体に固定時にロッ
クする逆戻り防止突起を設けたものである。
【0012】
【作用】バックルの両端に帯体を固定することが可能な
帯体押さえ治具を設けたことにより、帯体の任意に位置
を帯体押さえ治具で固定できるようになり、帯体の両端
部に両面テープやマジックテープ等の係止手段が不要に
なるとともに、巻残った帯体の余分な部分をハサミ等で
切断処理することにより、少し長めの1種類の帯体で殆
どの患者に対応できるようになった。
帯体押さえ治具を設けたことにより、帯体の任意に位置
を帯体押さえ治具で固定できるようになり、帯体の両端
部に両面テープやマジックテープ等の係止手段が不要に
なるとともに、巻残った帯体の余分な部分をハサミ等で
切断処理することにより、少し長めの1種類の帯体で殆
どの患者に対応できるようになった。
【0013】また、帯体押さえ治具の可動部を、回転に
より固定部との間隙が、帯体を通す際には広くなり、帯
体を固定するときにはなくなるように、その回転中心に
対して非対称な断面形状に形成したことにより、帯体を
通し易くなった。
より固定部との間隙が、帯体を通す際には広くなり、帯
体を固定するときにはなくなるように、その回転中心に
対して非対称な断面形状に形成したことにより、帯体を
通し易くなった。
【0014】また、バックルの両端部のスリット孔に、
帯体押さえ治具の可動部を帯体に固定時にロックする逆
戻り防止突起を設けたことにより、逆もどりによる帯体
のゆるみなどがなく、帯体の確実な固定ができるように
なった。
帯体押さえ治具の可動部を帯体に固定時にロックする逆
戻り防止突起を設けたことにより、逆もどりによる帯体
のゆるみなどがなく、帯体の確実な固定ができるように
なった。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図8に基づい
て説明する。
て説明する。
【0016】図1は本発明に係る圧迫止血ベルトの一実
施例を示す平面図、図2はその要部拡大図、図3は図2
の底面図、図4は図2の要部拡大断面図である。この圧
迫止血ベルトは、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不
織布、或いはフィルム等からなる帯体(1)の所定位置
に硬質ケース(2)およびバルーン(3)を装着してい
る。
施例を示す平面図、図2はその要部拡大図、図3は図2
の底面図、図4は図2の要部拡大断面図である。この圧
迫止血ベルトは、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不
織布、或いはフィルム等からなる帯体(1)の所定位置
に硬質ケース(2)およびバルーン(3)を装着してい
る。
【0017】上記帯体(1)のうち、少なくとも身体へ
の巻付け時に足部に巻付ける部分を曲線形状に形成し、
身体への巻付け時、曲線形状を利用して容易に、しか
も、良好なフィット性で巻付けることが可能になってい
る。
の巻付け時に足部に巻付ける部分を曲線形状に形成し、
身体への巻付け時、曲線形状を利用して容易に、しか
も、良好なフィット性で巻付けることが可能になってい
る。
【0018】上記硬質ケース(2)は合成樹脂等の硬質
部材でお碗形状に形成されたものであり、また、上記バ
ルーン(3)はゴム等で形成され、逆止弁(4)を有す
る流体供給管(5)を外部に突出させた状態で硬質ケー
ス(2)内に収容される。このバルーン(3)の流体供
給管(5)には、例えば、手動操作式のポンプおよび圧
力計が必要に応じて接続されるようになっており、圧力
計を眺めながらポンプを操作することによって流体が流
体供給管(5)を通してバルーン(3)に充填されて当
該バルーン(3)が膨張するようになっている。
部材でお碗形状に形成されたものであり、また、上記バ
ルーン(3)はゴム等で形成され、逆止弁(4)を有す
る流体供給管(5)を外部に突出させた状態で硬質ケー
ス(2)内に収容される。このバルーン(3)の流体供
給管(5)には、例えば、手動操作式のポンプおよび圧
力計が必要に応じて接続されるようになっており、圧力
計を眺めながらポンプを操作することによって流体が流
体供給管(5)を通してバルーン(3)に充填されて当
該バルーン(3)が膨張するようになっている。
【0019】本発明では、帯体(1)にバルーン(3)
を収容した硬質ケース(2)とともに、両端部にスリッ
ト孔(6a)(6a)を有するバックル(6)を中央に
貫通孔(7a)を有するセンターピン(7)を介して回
転自在に取り付けるとともに、このバックル(6)の両
端に回転により帯体(1)を固定することが可能な帯体
押さえ治具(8)(8)を一体に取付けている。
を収容した硬質ケース(2)とともに、両端部にスリッ
ト孔(6a)(6a)を有するバックル(6)を中央に
貫通孔(7a)を有するセンターピン(7)を介して回
転自在に取り付けるとともに、このバックル(6)の両
端に回転により帯体(1)を固定することが可能な帯体
押さえ治具(8)(8)を一体に取付けている。
【0020】上記帯体押さえ治具(8)は、バックル
(6)の両端から一体に延長して形成された固定部
(9)と、この固定部(9)の両側に一体形成された軸
受(9a)(9a)に両側の回転軸(10a)(10a)を
回転可能に支持させた可動部(10)とからなり、可動部
(10)はその回転軸(10a)(10a)の回転中心に対し
て非対称な断面形状、例えば、略半円に形成されてお
り、回転により固定部(9)との間隙が、図7に示すよ
うに、広くなったり、図8に示すように、なくなる構造
になっており、帯体(1)を通す際には固定部(9)と
可動部(10)との間隙を広くし、帯体(1)を固定する
ときには固定部(9)と可動部(10)との間隙をなくす
るようにする。上記帯体押さえ治具(8)の可動部(1
0)には、平板状の把手(11)が一体に突設され、この
把手(11)の遊端にバックル(6)のスリット孔(6
a)に形成された逆もどり防止突起(6b)と係止する
係止爪(11a)を一体に形成している。また、上記固定
部(9)の上面には、数条のすべり止め用筋条(9b)
が形成され、上記可動部(10)の周面にも、数条のすべ
り止め用筋条(10b)が形成されている。
(6)の両端から一体に延長して形成された固定部
(9)と、この固定部(9)の両側に一体形成された軸
受(9a)(9a)に両側の回転軸(10a)(10a)を
回転可能に支持させた可動部(10)とからなり、可動部
(10)はその回転軸(10a)(10a)の回転中心に対し
て非対称な断面形状、例えば、略半円に形成されてお
り、回転により固定部(9)との間隙が、図7に示すよ
うに、広くなったり、図8に示すように、なくなる構造
になっており、帯体(1)を通す際には固定部(9)と
可動部(10)との間隙を広くし、帯体(1)を固定する
ときには固定部(9)と可動部(10)との間隙をなくす
るようにする。上記帯体押さえ治具(8)の可動部(1
0)には、平板状の把手(11)が一体に突設され、この
把手(11)の遊端にバックル(6)のスリット孔(6
a)に形成された逆もどり防止突起(6b)と係止する
係止爪(11a)を一体に形成している。また、上記固定
部(9)の上面には、数条のすべり止め用筋条(9b)
が形成され、上記可動部(10)の周面にも、数条のすべ
り止め用筋条(10b)が形成されている。
【0021】次に、本発明に係る圧迫止血ベルトの身体
への巻付要領を説明する。
への巻付要領を説明する。
【0022】まず、図9の(イ)に示すように、帯体
(1)を身体の足部に巻付け、つづいて、帯体(1)を
身体の腰部の後方から前方に引回した後、図9の(ロ)
に示すように、帯体(1)の両端部をバックル(6)の
スリット孔(6a)(6a)に夫々通し、つづいて、図
9の(ハ)に示すように、帯体(1)の両端部を帯体押
さえ治具(8)(8)の固定部(9)と可動部(10)と
の間隙に夫々通し、その後、帯体押さえ治具(8)の可
動部(10)を、その把手(11)に形成した係止爪(14
a)がバックル(6)のスリット孔(6a)に形成され
る逆もどり防止突起(9b)に係止されるまで回転する
ことにより、帯体(1)の両端部を帯体押さえ治具
(8)(8)によって夫々固定して帯体(1)の巻付け
を完了する。この後、バルーン(3)の流体供給管
(5)に手動操作式のポンプおよび圧力計を接続させ、
圧力計を眺めながらポンプを操作してバルーン(3)内
に流体を充填することにより、バルーン(3)を硬質ケ
ース(2)でカテーテル挿入傷口の反対側への膨張を抑
制しながらカテーテル挿入傷口側に膨張させ、カテーテ
ル挿入傷口を圧迫すると同時に帯体(1)を身体にしっ
かりと固定する。
(1)を身体の足部に巻付け、つづいて、帯体(1)を
身体の腰部の後方から前方に引回した後、図9の(ロ)
に示すように、帯体(1)の両端部をバックル(6)の
スリット孔(6a)(6a)に夫々通し、つづいて、図
9の(ハ)に示すように、帯体(1)の両端部を帯体押
さえ治具(8)(8)の固定部(9)と可動部(10)と
の間隙に夫々通し、その後、帯体押さえ治具(8)の可
動部(10)を、その把手(11)に形成した係止爪(14
a)がバックル(6)のスリット孔(6a)に形成され
る逆もどり防止突起(9b)に係止されるまで回転する
ことにより、帯体(1)の両端部を帯体押さえ治具
(8)(8)によって夫々固定して帯体(1)の巻付け
を完了する。この後、バルーン(3)の流体供給管
(5)に手動操作式のポンプおよび圧力計を接続させ、
圧力計を眺めながらポンプを操作してバルーン(3)内
に流体を充填することにより、バルーン(3)を硬質ケ
ース(2)でカテーテル挿入傷口の反対側への膨張を抑
制しながらカテーテル挿入傷口側に膨張させ、カテーテ
ル挿入傷口を圧迫すると同時に帯体(1)を身体にしっ
かりと固定する。
【0023】本発明の圧迫止血ベルトによれば、帯体
(1)を巻付けた後、帯体(1)の任意の箇所を帯体押
さえ治具(8)で固定することができ、しかも、帯体押
さえ治具(8)の可動部(10)をバックル(6)のスリ
ット孔(6a)に形成されている逆戻り防止突起(9
b)にロックさせているから、帯体(1)が逆もどりに
よってゆるんだりすることがなく、確実な固定が可能に
なった。このため、巻付時に帯体(1)がはずれたり、
ゆるんだりする虞がなくて効果的な圧迫止血をなし得る
るとともに、従来のように帯体(1)の両端部にワンタ
ッチで着脱可能な係止手段(両面テープ、マジックテー
プ等)が不要になり、製造コストの低減化が図れる。ま
た、巻残った帯体(1)の余分な部分はハサミ等で切断
処理するようにすれば、少し長めの1種類の帯体(1)
で殆どの患者に対応することができ、従来のように長さ
(サイズ)の異なる帯体(1)を何種類も用意する必要
がなくなった。更に、押さえ治具(8)の可動部(10)
をその回転軸(10a)(10a)の回転中心に対して非対
称な断面形状に形成したから、帯体(1)を通す際には
固定部(9)と可動部(10)との間隙が広くなり、帯体
(1)が挿通し易い。このため、帯体(1)の身体への
巻付けおよび固定が極めて容易になった。
(1)を巻付けた後、帯体(1)の任意の箇所を帯体押
さえ治具(8)で固定することができ、しかも、帯体押
さえ治具(8)の可動部(10)をバックル(6)のスリ
ット孔(6a)に形成されている逆戻り防止突起(9
b)にロックさせているから、帯体(1)が逆もどりに
よってゆるんだりすることがなく、確実な固定が可能に
なった。このため、巻付時に帯体(1)がはずれたり、
ゆるんだりする虞がなくて効果的な圧迫止血をなし得る
るとともに、従来のように帯体(1)の両端部にワンタ
ッチで着脱可能な係止手段(両面テープ、マジックテー
プ等)が不要になり、製造コストの低減化が図れる。ま
た、巻残った帯体(1)の余分な部分はハサミ等で切断
処理するようにすれば、少し長めの1種類の帯体(1)
で殆どの患者に対応することができ、従来のように長さ
(サイズ)の異なる帯体(1)を何種類も用意する必要
がなくなった。更に、押さえ治具(8)の可動部(10)
をその回転軸(10a)(10a)の回転中心に対して非対
称な断面形状に形成したから、帯体(1)を通す際には
固定部(9)と可動部(10)との間隙が広くなり、帯体
(1)が挿通し易い。このため、帯体(1)の身体への
巻付けおよび固定が極めて容易になった。
【0024】なお、上記実施例では、帯体(1)を容易
に、しかも、良好なフィット性で巻付るためにその一部
を曲線形状に形成しているが、帯体(1)の一部を曲線
形状に形成しなくても身体への巻付けが可能であること
はいうまでもない。また、皺やよじれが生じないよう帯
体(1)にPETや厚紙等の材料からなる芯材を内設し
ても良い。その際、足部を巻付る部分に内設する芯材は
股間部にすれないように窪みをもたせる。更に、実施例
では、硬質ケース(2)はバックル(6)とともにセン
ターピン(7)を介して帯体(1)に一体に取付けられ
ているが、帯体(1)にポケットを形成してこれに硬質
ケース(2)を収容するようにしても良い。
に、しかも、良好なフィット性で巻付るためにその一部
を曲線形状に形成しているが、帯体(1)の一部を曲線
形状に形成しなくても身体への巻付けが可能であること
はいうまでもない。また、皺やよじれが生じないよう帯
体(1)にPETや厚紙等の材料からなる芯材を内設し
ても良い。その際、足部を巻付る部分に内設する芯材は
股間部にすれないように窪みをもたせる。更に、実施例
では、硬質ケース(2)はバックル(6)とともにセン
ターピン(7)を介して帯体(1)に一体に取付けられ
ているが、帯体(1)にポケットを形成してこれに硬質
ケース(2)を収容するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯体の任意の箇所を押さえ治具でバックルに固定するこ
とができ、しかも、帯体を固定させる押さえ治具の可動
部をロックさせることができるから、帯体が逆戻りによ
ってゆるんだりすることがなく、確実な固定が可能にな
り、巻付時に帯体がはずれたり、ゆるんだりする虞がな
くて効果的な圧迫止血をなし得るるとともに、従来のよ
うに帯体の両端部にワンタッチで着脱可能な係止手段
(両面テープ、マジックテープ等)が不要になり、製造
コストの低減化が図れる。また、巻残った帯体の余分な
部分をハサミ等で切断処理するようにすれば、少し長め
の1種類の帯体で殆どの患者に対応できるようになっ
た。更に、帯体押さえ治具の可動部を回転して帯体を固
定する際、可動部の回転方向は帯体の締め付けをより強
くする方向であり、止血をより確実にすることができ
る。
帯体の任意の箇所を押さえ治具でバックルに固定するこ
とができ、しかも、帯体を固定させる押さえ治具の可動
部をロックさせることができるから、帯体が逆戻りによ
ってゆるんだりすることがなく、確実な固定が可能にな
り、巻付時に帯体がはずれたり、ゆるんだりする虞がな
くて効果的な圧迫止血をなし得るるとともに、従来のよ
うに帯体の両端部にワンタッチで着脱可能な係止手段
(両面テープ、マジックテープ等)が不要になり、製造
コストの低減化が図れる。また、巻残った帯体の余分な
部分をハサミ等で切断処理するようにすれば、少し長め
の1種類の帯体で殆どの患者に対応できるようになっ
た。更に、帯体押さえ治具の可動部を回転して帯体を固
定する際、可動部の回転方向は帯体の締め付けをより強
くする方向であり、止血をより確実にすることができ
る。
【図1】本発明に係る圧迫止血ベルトの平面図である。
【図2】上記圧迫止血ベルトの要部拡大平面図である。
【図3】上記圧迫止血ベルトの要部拡大底面図である。
【図4】上記圧迫止血ベルトの要部拡大縦断面図であ
る。
る。
【図5】バックルと押さえ治具の固定部を示す図面で、
(イ)は正面図、(ロ)はそのA−A線における断面図
である。
(イ)は正面図、(ロ)はそのA−A線における断面図
である。
【図6】押さえ治具の可動部を示す図面で、(イ)は正
面図、(ロ)はそのB−B線における断面図である。
面図、(ロ)はそのB−B線における断面図である。
【図7】押さえ治具の帯体を通す際の状態を示す要部縦
断面図である。
断面図である。
【図8】押さえ治具の帯体を固定するときの状態を示す
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【図9】(イ)〜(ハ)は本発明に係る圧迫止血ベルト
の巻付要領を説明する図面である。
の巻付要領を説明する図面である。
1 帯体 2 硬質ケース 3 バルーン 6 バックル 6a スリット孔 6b 逆もどり防止突起 8 帯体押さえ治具 9 固定部 10 可動部 11 把手 11a 係止爪
フロントページの続き (72)発明者 西平 賀考 東京都台東区台東1−5−1 凸版印刷株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織
布或いはフィルム等からなる帯体の所定位置に流体を充
填することによって膨張可能なバルーンを任意の取付手
段で取付け、このバルーンを覆い下側に開口部を有する
硬質ケースに、両端部にスリット孔を有する回転可能な
バックルを帯体とともに一体に取付けた圧迫止血ベルト
において、 上記バックルの両端に帯体を固定することが可能な帯体
押さえ治具を設けたことを特徴とする圧迫止血ベルト。 - 【請求項2】 上記帯体押さえ治具が、上記バックルの
両端から一体に延長形成された固定部と、この固定部に
回転可能に支持された可動部とからなり、上記可動部は
回転により上記固定部との間隙が、帯体を通す際には広
くなり、帯体を固定するときにはなくなるように、その
回転中心に対して非対称な断面形状に形成したことをこ
とを特徴とする請求項1の圧迫止血ベルト。 - 【請求項3】 上記帯体押さえ治具の可動部の断面形状
を略半円に形成したことを特徴とする請求項1および2
の圧迫止血ベルト。 - 【請求項4】 上記帯体押さえ治具の固定部および可動
部の表面に、数条の滑り止め筋条を設けたことを特徴と
する請求項1〜3の圧迫止血ベルト。 - 【請求項5】 上記バックルの両端部のスリット孔に、
上記帯体押さえ治具の可動部を帯体に固定時にロックす
る逆戻り防止突起を設けたことを特徴とする請求項1〜
4の圧迫止血ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153155A JPH078500A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 圧迫止血ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153155A JPH078500A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 圧迫止血ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078500A true JPH078500A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15556235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5153155A Withdrawn JPH078500A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 圧迫止血ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078500A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021127560A1 (en) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | Merit Medical Systems, Inc. | Inflatable surgical compression device and related systems and methods |
| CN114569189A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-06-03 | 中国人民解放军总医院第六医学中心 | 网兜式交界区压迫止血装置 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5153155A patent/JPH078500A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021127560A1 (en) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | Merit Medical Systems, Inc. | Inflatable surgical compression device and related systems and methods |
| US11627970B2 (en) | 2019-12-20 | 2023-04-18 | Merit Medical Systems, Inc. | Inflatable surgical compression device and related systems and methods |
| CN114569189A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-06-03 | 中国人民解放军总医院第六医学中心 | 网兜式交界区压迫止血装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |