JPH0785287A - 予測符号化装置およびその復号装置 - Google Patents

予測符号化装置およびその復号装置

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JPH0785287A
JPH0785287A JP18443493A JP18443493A JPH0785287A JP H0785287 A JPH0785287 A JP H0785287A JP 18443493 A JP18443493 A JP 18443493A JP 18443493 A JP18443493 A JP 18443493A JP H0785287 A JPH0785287 A JP H0785287A
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哲二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル画像信号の予測符号化において推
定値の精度を向上する。 【構成】 時系列変換回路12により過去の複数の画素
データがまとめられ、過去の画素データが最小二乗法の
演算回路13に供給され、また、その一部がクラス分類
回路14に供給される。演算回路13は、クラス分類回
路14の出力で指示されるクラス毎に、過去の画素デー
タと係数の線形1次結合で未来の画素データを予測した
時に、誤差の二乗を最小とする係数を決定する。係数メ
モリ15内の係数は、入力画像に応じて決定された係数
で更新される。推定値生成回路16は、係数と過去の画
素データとにより推定値を生成する。この推定値と実際
の値との差分値が減算回路18から発生し、この差分値
が圧縮符号化されて伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
の予測符号化装置およびその復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像信号の高能率符号化の一
つである予測符号化(DPCMとも称される)が知られ
ている。従来の予測符号化では、水平方向および/また
は垂直方向の相関性に基づいた予測式によって推定値を
形成し、真値と推定値との差分値を量子化している。推
定値を得るための予測方法は、種々のものが知られてい
るが、予測式が固定であるのが普通であった。さらに、
推定値を形成する時に動き補償予測を行うものも知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】予測式が固定の場合で
は、画像の内容によっては、推定誤差が非常に大きくな
り、符号化効率の低下、符号化誤差の増大が生じた。ま
た、動き補償を行うためには、動きベクトルを検出する
必要があり、そのためのハードウエアの規模が大きくな
る問題があった。
【0004】従って、この発明の目的は、推定精度を向
上させることができ、符号化効率および画質を改善でき
る予測符号化装置およびその復号装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
画像信号の過去のデータから形成された予測値と真値と
の差分値を伝送する予測符号化装置において、予め用意
された複数の入力画像データ、または到来する入力画像
データを使用し、その中の過去のデータのパターンに応
じたクラスを形成し、クラス毎に最小二乗法により決定
された係数を出力するための回路と、過去のデータと係
数との線形1次結合によって未来のデータの推定値を発
生するための回路と、推定値とその真値との間の差分値
を形成するための回路と、差分値を伝送するための回路
とからなる予測符号化装置である。
【0006】また、この発明は、上述の符号化装置の符
号化出力を受信し、復号する復号装置である。すなわ
ち、この発明の復号装置は、符号化装置におけるものと
同一の係数を出力するための係数発生回路と、順次復号
された過去の復号画像データのクラス分類を行ない、そ
のクラスの係数を係数発生回路から取り出し、係数と復
号画像データとから推定値を生成するための回路と、推
定値に対して受信差分値を加えることによって復号画像
を生成するための回路とからなる。
【0007】
【作用】過去の時空間の画素データと係数の線形1次結
合によって未来の画素の推定値を形成する。この場合、
過去のデータをクラス分類し、クラス毎に最適な係数が
最小二乗法により予め学習により決定されるか、入力画
像データを常に学習しながら決定される。推定値と真値
との差分値が伝送される。復号側では、復号された過去
の画像データのクラス分類を行ない、クラスの係数と復
号画像データとから推定値を生成し、受信差分値と推定
値とを加算する事によって、復号画像が生成される。ク
ラス毎に係数が決められているので、推定値と実際の値
との差を小とできる。
【0008】
【実施例】以下、この発明による予測符号化装置につい
て説明する。この発明の理解を容易とするために、ま
ず、時空間モデルで画像を記述することについて、図1
を参照して説明する。
【0009】図1において、T1、T2は、時間的に連
続する2フレームを示し、T1が過去のフレーム、T2
が現在のフレームである。これらのフレーム中で、推定
値の生成およびクラス分類のために使用する画素が図に
示されている。×で示す現在フレーム内の未来の画素を
図1に示す画素の値xi と係数wi (i=1,2,・・
・,n)のnタップの線形1次結合モデルで表現する。
この係数が予測係数である。そして、以下により詳細に
説明するように、画素の値xi と係数wi の線形1次結
合で表現される未来の画素の推定値yの真値に対する誤
差の二乗が最小となるように、係数が最小二乗法で決定
される。1フレーム毎およびクラス毎に1組の係数が確
定される。
【0010】図1に示す時空間モデルの例では、n=1
6である。現在フレームT2の未来の画素の予測値y
は、16タップの入力画素の線形1次結合w1 1 +w
2 2+・・・+w1616によって表される。この線形
1次結合モデルにおける係数wi については、実際の値
と線形1次結合で表される推定値との残差が最小になる
ものが求められる。
【0011】この未定係数wi を決定するために、入力
画像を空間方向(水平方向および垂直方向)に1画素ず
つずらした時の図1に示す各画素の値xi (i=1,・
・・,n)と予測対象画素の実際の値yj (j=1,・
・・,m)をそれぞれ代入した線形1次結合の式を作成
する。例えば1フレームに対して1組の係数を求める時
には、入力画像を1画素ずつシフトすることによって、
非常に多くの式、すなわち、1フレームの画素数(=
m)の連立方程式(観測方程式と称する)が作成され
る。16個の係数を決定するためには、最低で(m=1
6)の連立方程式が必要である。方程式の個数mは、精
度の問題と処理時間との兼ね合いで適宜選定できる。観
測方程式は、 XW=Y (1) である。ここでX、W、Yは、それぞれ下記のような行
列である。
【0012】
【数1】
【0013】係数wとして、実際の値との誤差を最小に
するものを最小二乗法により求める。このために、観測
方程式の右辺に残差行列Eを加えた下記の残差方程式を
作成する。すなわち、最小二乗法において、残差方程式
における残差行列Eの要素の二乗、すなわち二乗誤差が
最小になる係数行列Wを求める。
【0014】
【数2】
【0015】次に、残差方程式(3)から係数行列Wの
各要素wi の最確値を見いだすための条件は、ブロック
内の画素に対応するm個の残差をそれぞれ二乗してその
総和を最小にする条件を満足させればよい。この条件
は、下記の式(4)により表される。
【0016】
【数3】
【0017】n個の条件を入れてこれを満足する係数行
列Wの要素である未定係数w1 ,w2 ,・・・,wn
見出せばよい。従って、残差方程式(3)より、
【0018】
【数4】
【0019】となる。式(4)の条件をi=1,2,・
・・,n)について立てれば、それぞれ
【0020】
【数5】
【0021】が得られる。式(3)と式(6)から、下
記の正規方程式が得られる。
【0022】
【数6】
【0023】正規方程式(7)は、丁度、未知数の数が
n個だけある連立方程式である。これにより、最確値た
る各未定係数wi を求めることができる。正確には、式
(7)における、wi にかかるマトリクスが正則であれ
ば、解くことができる。実際には、Gauss-Jordanの消去
法(別名、掃き出し法)を用いて未定係数wi を求めて
いる。このようにして、未来の画素を表すための係数が
1フレームで1組確定する。多数フレームの入力画像を
使用して上述と同様の学習を行う時には、各フレームで
確定した係数の平均値、あるいは最大出現頻度の係数が
係数メモリ5に格納される。
【0024】この実施例は、学習によって決定された係
数を予測係数として使用し、予測符号化を行う。この場
合、推定精度を向上するために、入力画像のクラス分類
(クラスタリング)を行う。図1において、○で示す画
素が線形1次結合モデルに使用したものを示し、◎が示
す画素がモデルおよびクラス分類に使用した画素を示
す。つまり、16画素中の4画素がクラス分類にも使用
される。
【0025】4画素のそれぞれが8ビットであると、4
画素の値の組合せが非常に多くなり、現実的なクラス分
類とは言えない。そこで、後述するように、この4画素
のそれぞれのビット数を符号化により圧縮している。よ
り具体的には、ADRC(ダイナミックレンジに適応し
た符号化)によって、各画素を1ビットのコードに圧縮
する。その結果、24 =16通りのクラスを取り扱えば
良い。クラスを指示するコードをインデックスと称す
る。ADRCに限らず、ベクトル量子化によって、画素
のビット数を減少させることもできる。さらに、各画素
の最上位ビットを集めてインデックスとしても良い。こ
のように、予測画素の近傍の4画素をそれぞれ1ビット
に正規化した4ビットのコードによってクラス分類する
ことは、画像の時空間における変化の概略のパターン形
状に応じてクラス分類を行ったことを意味する。
【0026】図2は、学習のための構成の一例を示す。
図2において、1で示す入力端子に入力画像データが供
給される。入力画像データとしては、異なる絵柄の多数
の静止画像データが好ましい。入力画像データが時系列
変換回路2および最小二乗法の演算回路3に供給され
る。時系列変換回路2は、ラスター走査の入力画像デー
タ中の線形1次結合モデルおよびクラス分類に使用され
る複数の画素データを同時化する。
【0027】この時系列変換回路2の出力データが演算
回路3およびクラス分類回路4に供給される。クラス分
類回路4は、上述のように、画像の3次元の変化に対応
するインデックスを発生する。このインデックスが演算
回路3に供給される。演算回路3は、図1に示される時
空間モデルに関して、上述した最小二乗法のアルゴリズ
ムによって、インデックスで指示されるクラス毎に1組
の係数wi を決定する。この係数が係数メモリ5に格納
される。
【0028】図3は、この発明による予測符号化のエン
コーダの一例の構成を示す。図3において、15で示す
係数メモリには、上述の学習により獲得された係数がク
ラス毎に格納されている。入力端子11からの入力画像
データが時系列変換回路12に供給され、その出力デー
タがクラス分類回路14および推定値生成回路16に供
給される。時系列変換回路12は、ラスター走査の順序
に従って入力された画素データを図1に示すように、過
去において順次伝送されてくる画素と未来に伝送されて
くる画素をひとまとめにして同時に出力する。クラス分
類回路14には、クラス分類に使用する4画素のデータ
が供給される。クラス分類回路14からのインデックス
が係数メモリ15に供給され、クラスに対応する1組の
係数がメモリ15から読出される。
【0029】この読出し係数が推定値生成回路16に供
給され、時系列変換回路12からの画素データを使用し
て、推定値が生成される。この推定値が減算回路18に
供給される。減算回路18の他の入力として、遅延回路
17を介された入力画像データが供給される。時系列変
換回路12、クラス分類回路14、係数メモリ15、推
定値生成回路16がローカルデコーダを構成する。減算
回路18によって、真値(実データ)と推定値との差分
値が生成される。
【0030】この差分値が圧縮符号化のためのエンコー
ダ19により符号化され、符号化出力(コード)が出力
端子20に取り出される。圧縮符号化としては、一例と
して、適応量子化によってビット数を削減した後、生起
確立に基づいて予め求められたハフマン符号によってエ
ントロピー符号化を行う。さらに、エンコーダ19に対
してリフレッシュ用に画素値そのものが供給され、所定
の伝送データ毎に画素値が挿入される。圧縮符号化とし
ては、他のものを採用できる。例えば差分値をブロック
化した後、DCT変換のような直交変換を行ない、そし
てエントロピー符号化を行っても良い。圧縮符号化出力
が伝送、あるいは記録される。
【0031】図3の例では、前もってなされる学習によ
り獲得された汎用性のある係数を使用している。図4に
示すエンコーダは、係数を入力画像と関連して更新する
ことを可能とした構成である。すなわち、学習のための
ものと同様の最小二乗法の演算回路13を設け、演算回
路13からの係数で係数メモリ15を更新することを可
能としている。より具体的には、クラス分類回路14か
らのインデックスが演算回路13および係数メモリ15
に供給され、入力画像データが演算回路13に供給さ
れ、演算回路13からの確定係数が係数メモリ15に対
して供給されている。入力画像の1フレーム毎に限ら
ず、かなり多くのフレームを学習した結果に基づいて係
数を更新する構成としても良い。また、図4の係数メモ
リに予め学習で決定された係数を格納し、これを入力画
像によって変更するようにしても良い。図4の例では、
係数メモリ15の内容が変化するので、出力端子21に
取り出された係数データをコードと共に伝送する必要が
ある。図4の構成において、最小二乗法の演算回路13
を選択的に動作させるようにしても良い。
【0032】次に、学習時およびエンコーダにおいて使
用される各回路のより詳細な構成について説明する。図
5は、クラス分類回路4、14の一例である。入力画像
データ(4画素のデータ)が1ビットADRC回路27
に順次供給される。ADRC回路27では、4画素の値
の最大値および最小値が検出され、最大値と最小値の差
であるダイナミックレンジDRが検出される。このダイ
ナミックレンジDRによって各画素の値が割算される。
その商が0.5と比較され、商が0.5以上の時に`1'
、0.5より小の時に`0' のコードが形成される。
【0033】ADRC回路27によって、各画素の値が
1ビット(`0' または`1' )に圧縮される。このADR
C回路27の出力がシフトレジスタ28によって直列並
列変換される。シフトレジスタ28からの各1ビットの
L1、L2、L3、L4がレジスタ29に格納される。
この4ビット(L1,L2,L3,L4)がインデック
スである。
【0034】図6は、最小二乗法の演算回路3、13の
より詳細な構成を示す。入力ディジタル画像信号が供給
され、時空間モデルを構成するデータ、すなわち、対象
画素の実データyと線形1次結合に使用するデータxi
を同時化するための時系列変換回路31が設けられてい
る。時系列変換回路31からのデータが乗算器アレー3
2に供給される。乗算器アレー32に対して加算メモリ
33が接続される。インデックスがデコーダ35に供給
され、デコーダ35からのクラス情報が加算メモリ33
に供給される。これらの乗算器アレー32および加算メ
モリ33は、正規方程式生成回路を構成する。
【0035】乗算器アレー32は、各画素同士の乗算を
行ない、加算メモリ33は、乗算器アレー32からの乗
算結果が供給される加算器アレーとメモリアレーとで構
成される。図7は、乗算器アレー32の具体的構成であ
る。図7において、その一つを拡大して示すように、四
角のセルが乗算器を表す。乗算器アレー32において各
画素同士の乗算が行われ、その結果が加算メモリ33に
供給される。
【0036】加算メモリ33は、図8に示すように、加
算器アレー33aとメモリ(またはレジスタ、以下同
様)アレー33bとからなる。クラスの個数と等しい個
数のメモリアレー33bの並列回路が加算器アレー33
aに対して接続されている。インデックスデコーダ35
からの出力(クラス)に応答して一つのメモリアレー3
3bが選択される。また、メモリアレー33bの出力が
加算器アレー33aに帰還される。これらの乗算器アレ
ー32、加算器アレー33a、メモリアレー33bによ
って積和演算がなされる。インデックスによって決定さ
れるクラス毎にメモリアレーが選択されて、積和演算の
結果によってメモリアレーの内容が更新される。
【0037】なお、前述の正規方程式(7)のwi にか
かる積和演算の項を見ると、右上の項を反転すると、左
下と同じものとなる。従って、(7)式を左上から右下
に向かう線によって斜めに分割し、上側の三角形部分に
含まれる項のみを演算すれば良い。この点から乗算器ア
レー32、加算器アレー33a、メモリアレー33b
は、図7および図8に示すように、上側の三角形部分に
含まれる項を演算するのに必要とされる、乗算セルある
いはメモリセルを備えている。
【0038】以上のようにして、入力画像が到来するに
従って積和演算が行われ、正規方程式が生成される。ク
ラス毎の正規方程式の各項の結果は、クラスとそれぞれ
対応するメモリアレー33bに記憶されており、次に図
6に示すように、この正規方程式の各項が掃き出し法の
CPU演算回路34に計算される。CPUを用いた演算
によって正規方程式(連立方程式)が解かれ、最確値で
ある係数が求まる。この係数が出力される。
【0039】図9は、係数メモリ15および推定値生成
回路16の一例の構成である。係数メモリ15は、各ク
ラスの係数組を記憶し、インデックスデコーダ36から
のクラス識別信号により選択された係数組を出力する。
この係数組w1 〜wn がレジスタをそれぞれ介して乗算
器371 〜37n にその一方の入力として供給される。
乗算器371 〜37n の他方の入力としては、時系列変
換回路38によりまとめられた画素データx1 〜xn
供給される。乗算器371 〜37n の出力が加算器39
で加算される。加算器39からは、推定値y(=x1
1 +x2 2 +・・・・+xn n )が得られる。
【0040】上述のように符号化されたデータを受信あ
るいは再生し、受信データが図10に示すデコーダに供
給される。41で示す入力端子からの受信コードが圧縮
符号化のデコーダ43に供給され、42で示す入力端子
からの受信係数が係数メモリ44に供給される。係数メ
モリ44は、クラス分類回路45からのインデックスに
応答してクラスと対応する係数を出力する。学習によっ
て得られた係数を変更しない時には、係数メモリ44の
内容が変更されない。係数メモリ44の内容は、送信側
のものと同一とされることが必要である。係数が推定値
生成回路46に供給される。
【0041】デコーダ43からは、復号差分データが得
られ、これが加算器47に供給される。また、リフレッ
シュ用に挿入されている画素値は、推定値生成回路46
に供給され、推定値の生成に用いられる。加算器47
は、復号差分値と推定値生成回路46からの推定値とを
加算し、復号値を発生する。この復号値が時系列変換回
路48および49に供給される。時系列変換回路48
は、推定に必要な複数の復号画素データをまとめる。時
系列変換回路49は、復号データをテレビジョンのラス
ター走査の順序に復号データの順序を変換する。出力端
子50に復号データが発生する。
【0042】時系列変換回路48からの復号画素データ
が推定値生成回路46に供給され、また、クラス分類に
必要な復号画素データがクラス分類回路45に供給され
る。クラス分類回路45は、上述したように、1ビット
ADRC回路の構成であり、そこからのインデックスが
係数メモリ44に供給される。かかる図10に示すデコ
ーダ中の各回路の構成は、エンコーダについて説明した
ものと同様であり、その説明は、省略する。
【0043】なお、この発明では、時空間モデルとして
は、図1に示すものに限られない。線形1次結合のタッ
プ数を増やすことで、空間的な広がりが増し、誤差を減
少できる。もっとも、タップ数の増大は、計算時間の増
加をもたらす問題がある。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、この
発明においては、過去のデータのパターンに応じたクラ
スを形成し、このクラスに対応する係数を算出し、この
係数と過去のデータとの線形1次結合によって推定値を
作成する。従って、クラス毎に最適な推定値を形成でき
るので、推定精度が向上し、符号化効率ならびに画質を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における時空間モデルを説
明するための略線図である。
【図2】この発明による予測符号化回路の係数を決定す
るためになされる学習のための構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明による予測符号化回路の一例のブロッ
ク図である。
【図4】この発明による予測符号化回路の他の例のブロ
ック図である。
【図5】クラス分類回路の一例のブロック図である。
【図6】最小二乗法の演算回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】最小二乗法の演算回路に含まれる乗算器アレー
を説明するための略線図である。
【図8】最小二乗法の演算回路に含まれる加算器アレー
およびメモリアレーを説明するための略線図である。
【図9】推定値生成回路の一例のブロック図である。
【図10】この発明による復号装置の一例のブロック図
である。
【符号の説明】
3、13 最小二乗法の演算回路 4、14、45 クラス分類回路 5、15、44 係数メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32 H04N 7/137 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像信号の過去のデータから
    形成された予測値と真値との差分値を伝送する予測符号
    化装置において、 予め用意された複数の入力画像データ、または到来する
    入力画像データを使用し、その中の過去のデータのパタ
    ーンに応じたクラスを形成し、上記クラス毎に最小二乗
    法により決定された係数を出力するための手段と、 上記過去のデータと係数との線形1次結合によって未来
    のデータの推定値を発生するための手段と、 上記推定値とその真値との間の差分値を形成するための
    手段と、 上記差分値を伝送するための手段とからなる予測符号化
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の予測符号化装置におい
    て、 係数を出力するための手段は、予め用意された複数の入
    力画像を使用して学習を行ない、各クラスの係数を予め
    算出し、算出係数が格納された記憶手段からなる予測符
    号化装置。
  3. 【請求項3】 予め用意された複数の入力画像データ、
    または到来する入力画像データを使用し、その中の過去
    のデータのパターンに応じたクラスを形成し、上記クラ
    ス毎に最小二乗法により決定された係数を出力するため
    の手段と、上記過去のデータと係数との線形1次結合に
    よって未来のデータの推定値を発生するための手段と、
    上記推定値とその真値との間の差分値を形成するための
    手段と、上記差分値を伝送するための手段とからなる予
    測符号化装置の復号装置において、 符号化装置におけるものと同一の係数を出力するための
    係数発生手段と、 順次復号された過去の復号画像データのクラス分類を行
    ない、そのクラスの係数を上記係数発生手段から取り出
    し、上記係数と上記復号画像データとから推定値を生成
    するための手段と、 上記推定値に対して受信差分値を加えることによって復
    号画像を生成するための手段とからなる復号装置。
JP18443493A 1993-06-29 1993-06-29 符号化装置およびその復号装置 Expired - Lifetime JP3543339B2 (ja)

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EP0892558A4 (en) * 1996-12-26 2000-04-12 Sony Corp DEVICE AND METHOD FOR IMAGE SIGNAL ENCODING AND DECODING AND RECORDING MEDIUM
JP2006238372A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システムおよび画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007143124A (ja) * 2005-10-20 2007-06-07 Sony Corp 符号化装置および方法、復号化装置および方法、プログラム、並びに記録媒体

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