JPH0785335B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0785335B2
JPH0785335B2 JP61056539A JP5653986A JPH0785335B2 JP H0785335 B2 JPH0785335 B2 JP H0785335B2 JP 61056539 A JP61056539 A JP 61056539A JP 5653986 A JP5653986 A JP 5653986A JP H0785335 B2 JPH0785335 B2 JP H0785335B2
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clock
card
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明記録再生装置を以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.背景技術[第5図] D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.実施例 F−1.第1の実施例[第1図乃至第3図] a.光カード[第1図、第2図] b.光カード記録装置[第1図] b−1.カード移動機構[第1図] b−2.記録光学系ブロック[第1図] b−3.変調クロック表示手段[第1図、第3図] b−4.変調クロック検出手段[第1図] b−5.記録回路[第1図] c.記録動作 d.記録信号の読取 F−2.第2の実施例[第4図] a.カード移動機構 b.記録光学系ブロック c.変調クロック表示手段 d.変調クロック検出手段 e.記録動作及び記録信号の読取 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な記録再生装置に関する。詳しくは、例え
ば、光カードや光ディスクの記録面に長さの異なる複数
種のデータクロックに応じた時間レーザービームを照射
しあるいは磁気カードや磁気ディスクの記録面に長さの
異なる複数種のデータクロックに応じた時間磁力を供給
することにより多数の記録信号を形成して記録トラック
を形成し、あるいは該記録トラックを走査することによ
り記録信号の読取を行なう記録再生装置に関するもので
あり、レーザービームの光カード等に対する照射タイミ
ングや磁力の磁気カード等に対する供給タイミング等を
所定のデータクロックの時間的長さを光カードや磁気カ
ード上の距離的長さに変調した変調クロックの検出タイ
ミングに従って制御することにより、レーザービーム照
射手段や磁気ヘッド等の記録検出手段と光カードや磁気
カード等の記録媒体との間の相対的な移動速度に変動が
生じても、個々の記録信号を当該記録信号に必要なデー
タクロック長に応じた距離を有して記録することがで
き、あるいは、個々の記録信号を当該記録信号が有すべ
きデータクロック長でもって読み取ることができ、かつ
装置のコンパクト化と操作のし易さをも可能にした新規
な記録再生装置を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明記録再生装置は、記録データを所定の記録面に長
さの異なる複数種のデータクロック長に応じた距離を有
する多数の記録信号を形成することによって記録トラッ
クが形成されあるいは上記記録トラックを走査すること
により記録データの再生が行なわれる記録媒体に対応し
て、所定のデータクロックの時間的長さを距離的長さに
変調して表示する変調クロック表示手段を設けて、記録
信号の出力タイミングを変調クロックの検出タイミング
に従って制御しあるいは検出された記録信号をその検出
時間を変調クロックの長さに変調して読み取り得るよう
にすることによって、記録信号の記録及び/又は検出を
行なう記録検出手段と記録媒体との間の相対的な移動速
度が変動しても、個々の記録信号を当該記録信号に必要
なデータクロック長に応じた距離を有して記録すること
ができ、あるいは、個々の記録信号を当該記録信号が有
すべきデータクロック長でもって読み取ることができ、
更に、変調クロック検出手段は、変調クロック表示手段
に対してビームを照射する半導体レーザーと変調クロッ
ク表示手段からの反射光を検出する光検知手段とを備
え、記録検出手段とともに記録媒体に対して同一面側に
配置することによって、検出精度を高め、装置の小型化
と操作のし易さを可能にしたものである。
(C.背景技術)[第5図] 近時、記録データの記録システムには多種多様なものが
あり、従って、その記録方式や再生方式も記録システム
の違いによって異なるのであるが、所謂光カードや光デ
ィスク、光磁気ディスクあるいは磁気カードや磁気ディ
スク等を記録媒体とする記録システムにおいては、通
常、磁気データを所定の記録媒体の記録面に長さの異な
る複数種のデータクロック長に応じた距離を有する多数
の記録信号を形成することによって記録トラックを形成
しあるいは上記記録トラックを走査することにより記録
データの再生を行なうようになっている。
このような記録再生システムにおける記録データの記録
方式や記録されたデータの再生方式を、光カードを記録
媒体とする記録方式や再生方式を例にとって、第5図を
参照しながら説明する。
第5図において、aは光カードである。bは光カードa
の一方の面に形成された記録面であり、この記録面bに
レーザービームが所定の大きさのビームスポットを形成
するように照射されることによって所定の深さ及び幅を
有するピットが形成されるようになっている。
cは半導体レーザーであり、該半導体レーザーcから発
振されたレーザービームdは対物レンズeを透過して光
カードaの記録面b上に集光されると共に、これら半導
体レーザーc及び対物レンズe等から成る記録光学系ブ
ロックfと光カードaとが相対的に移動されることによ
って、レーザービームdが記録面b上を走査することに
なる。
尚、光カードaは記録面b上に1本の記録トラックを形
成する間あるいは1本の記録トラックを走査する間記録
光学系ブロックfに対して同図に実線矢印で示す方向
(以下、「走査方向」と言う。)へ移動されると共に、
次の記録トラックを形成するためにあるいは次の記録ト
ラックを走査するために走査開始位置に行くときは同図
に破線矢印で示す方向(以下、「戻り方向」と言う。)
と1点鎖線矢印で示す方向(以下、「トラック送り方
向」と言う。)へ移動されるようになっている。
従って、光カードaが走査方向へ移動される間にレーザ
ービームdの発振が断続して為されると、記録面b上に
所定の長さを有する多数のピットが直列に並ぶように形
成されるので、これによって1本の記録トラックg1が形
成されることになり、次いで、光カードaが戻り方向及
びトラック送り方向へそれぞれ所定量移動、即ち、レー
ザービームdがその前に形成された記録トラックg1の始
端の隣りの所定の間隔を置いた位置まで移動されると共
に再び光カードaが走査方向へ移動されかつ、レーザー
ビームdが発振を断続して行なえば、記録トラックg1
隣りに別の記録トラックg2が形成されることになる。こ
のような動作が繰り返し行なわれることにより記録面b
上に多数の記録トラックg1、g2、g3、・・・、gnが形成
されることになる。
そこで、個々の記録信号は、予め、例えば、「1」と
「0」の記号を所定の数、例えば、8個所謂2進法的組
合せに従って配列した形のディジタル信号に変換される
と共に、「1」の記号と「0」の記号にはそれぞれ互い
に異なる長さのデータクロックが対応して規定され、そ
のデータクロックの長さに応じた時間レーザービームd
を記録面bに照射することによって記録面b上に互いに
距離の異なる2種のピット、即ち、距離の長いピット
(以下、このピットを「第1のピット」と言う。)と距
離の短いピット(以下、このピット「第2のピット」と
言う。)が所定の間隔を置いて形成されるようになって
いる。
従って、前記した記録トラックg1、g2、g3、・・・、gn
は、いずれも、第1のピットと第2のピットが所定の間
隔を置いて直線状に並ぶ形のトラックになり、この記録
トラックg1、g2、g3、・・・、gn上の所定の8個のピッ
ト1組で所定のディジタル信号、即ち、所定の記録信号
が表示されることになる。
尚、個々の記録信号を構成する8個のピットの先頭のも
のの前に当該記録信号の頭の位置を示す第3のピットが
形成されるようになっている。
また、このようにして記録された記録データの再生は、
レーザービームdを記録トラックg1、g2、g3、・・・、
gnに照射することによって得られる戻り光をフォトダイ
オード等を有する光検知器によって検出することにより
行なわれる。
即ち、レーザービームdを記録トラックg1、g2、g3、・
・・、gnに沿って走査させると、ピットの有無によって
戻り光の光量が異なるので、それにより記録信号の有無
が検出され、また、ピットが有る位置からの戻り光であ
っても、光検知器が受光する受光継続時間、即ち、戻り
光の受光が開始されてから終了するまでの間の時間は、
第1のピットが形成された位置からの戻り光と第2のピ
ットが形成された位置からの戻り光とはその長さが異な
るので、それによって、ピットの長さ、即ち、記録信号
の「1」か「0」かの種別が検出されることになる。
(D.発明が解決しようとする問題点) 光カードaを記録媒体として用いる記録再生システムに
おける記録データの記録及び再生は上記したように行な
われるのであるが、このような記録再生方式において
は、光カードと記録光学系ブロックとの間の相対的な移
動速度は、常に、精度良く一定に保持される必要があ
る。
即ち、このような記録再生方式においては、光カードa
の記録面bに形成される個々のピットの長さはクロック
発振器から発振されるクロックパルスによるデータクロ
ック長によってコントロールされるレーザービーム発振
時間と前記移動速度の2つの要因によって決まるもので
あるから、クロック発振器のクロック発振動作が正確に
行なわれても、光カードと光学ブロックとの間の相対的
移動速度が変動すると、ピットの長さに狂いが生ずるこ
とになる。例えば、上記相対的移動速度が所定の移動速
度より遅くなると、ピットの長さは所定の長さより短く
なるので、第1のピットを形成すべきなのに第2のピッ
トが形成されてしまうことにもなり、逆に、相対的移動
速度が所定の速度より速くなると、ピットの長さは所定
の長さよりも長くなるので、第2のピットを形成すべき
なのに第1のピットが形成されてしまうことにもなるか
らである。
また、このような相対的移動速度の問題は、再生、即
ち、記録信号の読取を行なう場合においても生じて来
る。即ち、前記したように、個々の記録信号を構成する
「1」、「0」の記号の種別の検出は、記録トラック
g1、g2、g3、・・・、gn上のピットが形成された部分か
らのレーザービームの戻り光の光検出器における受光時
間の長さの違いによって為されるものであるから、光カ
ードとレーザービームとの間の相対的移動速度の変動
は、そのまま戻り光の受光時間の変動として検出されて
しまうからである。従って、例えば、前記相対的移動速
度が所定の速度である場合の第1のピットからの戻り光
の光の受光時間がt1時間であり、第2のピットからの戻
り光の光の受光時間がt1より短いt2であるとした場合、
その相対的移動速度が所定の速度より速くなって第1の
ピットからの戻り光の受光時間がt2になってしまったと
きは、該読取回路は当該ピットの種別を第2のピットで
あるとして読取ってしまうことになる。
そこで、従来から、このような記録再生システムにおけ
る記録動作及び再生動作は、前記相対的移動速度が所定
の速度で安定するのを待って開始するようにされてい
た。
ところが、光カードaに対する記録信号の記録及び読取
は記録面bに直線状に延びており、かつ、互いに平行に
並ぶように位置する記録トラックg1、g2、g3、・・・、
gnを形成しながらあるいは該トラックを走査しながら行
なわれるので、トラックの切換えが為されるとき、光カ
ードaは一旦走査方向と反対の方向へ戻された後再び走
査方向へ移動されることになり、その戻りは記録トラッ
クg1、g2、g3、・・・、gnの始端の位置より更に戻り方
向へ寄った、いわばオーバーランした位置まで移動さ
れ、そこから記録トラックg1、g2、g3、・・・、gnの始
端の位置へ向けて移動される間にその移動速度を安定さ
せる、といった動きが必要になって来る。
従って、記録トラックの切換えが為される度に記録又は
再生動作がかなり長い時間中断されることになるので、
記録及び再生のスピードを高めることができないという
問題がある。
しかも、光カードに対する記録及び再生のスピードを高
めるためには、光カードaの記録光学系ブロックfに対
する相対的な戻りの速度を可及的に高めることが必要に
なるのであるが、その戻り速度を高めると、それが高め
られた分走査方向への移動速度が安定するまでに要する
時間が長くなるという問題が生じて来る。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明記録再生装置は、上記した問題点を解決するため
に、記録データを所定の記録面に長さの異なる複数種の
データクロック長に応じた距離を有する多数の記録信号
を形成することによって記録トラックが形成されあるい
は上記記録トラックを走査することにより記録データの
再生が行なわれる記録媒体に対応して、記録トラックの
延びる方向に沿って記録媒体と相対的に移動されると共
に記録信号の記録及び/又は検出を行なう記録検出手段
と、所定のデータクロックの時間的長さを距離的長さに
変調して表示する変調クロック表示手段と、前記記録検
出手段と同期して移動されると共に上記変調クロック表
示手段に表示された変調クロックを検出する変調クロッ
ク検出手段とを備え、該変調クロック検出手段は、前記
変調クロック表示手段に対してビームを照射する半導体
レーザーと変調クロック表示手段からの反射光を検出す
る光検知手段とを備え、前記記録検出手段とともに前記
記録媒体に対して同一面側に配置されたものである。
従って、本発明によれば、記録信号の記録媒体に対する
形成時間及び/又は記録媒体上に形成された記録信号の
検出時間は、個々の記録信号に応じたデータクロック長
を記録媒体上の距離的長さに変調した変調クロックの長
さに応じた時間となるので、記録検出手段と記録媒体と
の間の相対的な移動速度に変動が生じても、記録媒体上
に形成される記録信号の距離は、常に、当該記録信号が
有すべき所定のデータクロック長に応じた距離とするこ
とができ、また、検出される記録信号の検出時間は、常
に、当該記録信号が有すべき所定のデータクロック長に
応じた時間とすることができ、また、検出精度を高める
とともに、装置の小型化も可能になる。また、記録媒体
に対応して変調クロック表示手段を記録再生装置側に設
けているので、記録媒体に対してクロックピットのよう
なフォーマットを事前に施す必要がない。
(F.実施例) 以下に、本発明記録再生装置の詳細を添附図面に示した
各実施例に従って説明する。
尚、図面に示した各実施例は本発明記録再生装置を光カ
ード記録装置に適用したものである。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第3図] 第1図乃至第3図は本発明記録再生装置を光カード記録
装置に適用した第1の実施例を示すものである。
尚、光カード記録装置の説明に入る前に、記録データが
記録された状態の光カードの一例について説明する。
(a.光カード)[第1図、第2図] 1は光カードである。該光カードは、例えば、アクリ
ル、ポリカーボネート等の合成樹脂によって薄い略長方
形状を成すカード状に形成されており、その一方の面の
幅方向における一側縁寄りの略半分の面積の大部分を占
める部分には、記録面2が形成されている。
3、3、・・・は上記記録面2に形成された記録トラッ
クであり、該記録記録トラック3、3、・・・は光カー
ド1の幅方向に沿って直線状に延び、かつ、光カード1
の長手方向に沿う方向において互いに所定の間隔を置い
て平行に並ぶように位置されると共に、光カード1の幅
方向における距離が異なる2種類のピット4aと4b(第3
図にも記載されている。)が多数形成されて成る。この
ピット4aと4bは、例えば、その距離が長い方の一方の種
類のもの4a(以下、「第1のピット」と言う。)が
「1」の記号を表示し、他方の種類のもの4bが(以下、
「第2のピット」と言う。)が「0」の記号を表示する
ように予め規定されており、また、これらのピット4aと
4bが所定の個数、例えば、8個所謂2進法に従った組合
せによって順次配列されて1個の記録信号を構成するよ
うになっている。
そして、図示を省略してあるが個々の記録信号を構成す
る8個のピットの先頭に位置するものの前に当該記録信
号の頭の位置を表示する第3のピットが形成されてお
り、この第3のピットに続く8個のピットが所定の記録
信号を構成するピットになる。
尚、図面ではピット4a、4bの大きさを誇張してあるが、
実際のピットはその幅が略0.5ミクロン、深さが略0.1ミ
クロン程度であり、記録トラック3、3、・・・の延び
る方向に沿う距離は短いもので略0.9ミクロン程度、長
いもので略3.3ミクロン程度の長さでもって形成され
る。
また、記録面2には、通常、ピット4a、4bが形成された
後透明な保護膜がコーティングされるようになってい
る。
(b.光カード記録装置)[第1図] 5は光カード記録装置であり、該光カード記録装置5
は、前記光カード1を保持して移動されるカード移動機
構と、光カード1にピットを形成するための記録光学系
ブロックと、所定のデータクロックの時間的長さを光カ
ード1上の距離的長さに変調して表示する変調クロック
表示手段と、該変調クロック表示手段に表示された変調
クロックを検出する変調クロック検出手段と、記録回路
等から成る。
(b−1.カード移動機構)[第1図] 6はカード移動機構である。
7はカード移動機構6の基台であり、該基台7の上面に
左右(第1図における左斜め上方へ向かう方向を左側と
し、右斜め下方へ向かう方向を右側とする。また、同図
における右斜め上方へ向かう方向を前側とし、左斜め下
方へ向かう方向を後側とする。以下の説明において向き
を示すときはこの方向によるものとする。)方向に長い
略板状を成すガイド8が設けられてり、該ガイド8の前
後両側面に左右方向から見て略くの字状を成すガイド溝
9、9′が形成されている。
10は略平歯車状に形成された駆動ギヤ、11はウォームホ
ィールであり、これら駆動ギヤ10とウォームホィール11
は互いに一体的に回転されるように結合された状態で基
台7の上面の後端縁寄りの部分の左端部から立設された
支持軸12に回転自在に支持されている。13は基台7に固
定された第1のモータであり、該第1のモータ13の図示
しない出力軸に第1のウォーム14が連結されており、該
第1のウォーム14が上記ウォームホィール11と噛合され
ている。
15は基台7に対して左右方向へ摺動自在なるように支持
されたスライドベースである。該スライドベース15は左
右方向に長い長方形状を成す板状に形成されると共に、
その下面に左右方向から見て略状を成す凹部16が形成さ
れており、該凹部16の前後両端面に左右方向から見て略
くの字状を成すガイド溝17、17′が形成されている。
スライドベース15の上面には略板状のガイド18が設けら
れており、該ガイド18の左右両側面に前後方向から見て
略くの字状を成すガイド溝19、19′が形成されている。
20はスライドベース15の後側面の上部に左右方向に延び
るように形成されたラックである。
21は略平ギヤ状に形成された駆動ギヤ、22はウォームホ
ィールであり、これら駆動ギヤ21とウォームホィール22
は互いに一体的に回転されるように結合された状態でス
ライドベース15の上面の右端縁寄りの部分の前端部から
立設された支持軸23に回転自在に支持されている。24は
スライドベース15に固定された第2のモータであり、該
第2のモータ24の図示しない出力軸に第2のウォーム25
が連結されており、該第2のウォーム25が上記ウォーム
ホィール22と噛合されている。
そして、スライドベース15は、その凹部16に基台7に設
けられたガイド8が係合され、かつ、凹部16に形成され
たガイド溝17、17′とガイド8に形成されたガイド溝
9、9′との間に図示しない複数の球体が転動自在に介
挿されることによって、基台7に左右方向へ摺動自在な
るように支持されると共に、そのラック20に基台7に設
けられた駆動ギヤ10が噛合される。
従って、第1のモータ13が回転されるとその回転力が第
1のウォーム14−ウォームホィール11−駆動ギヤ10にこ
の順序で伝達されるので、駆動ギヤ10がラック20を左右
方向へ送ることになり、これによってスライドベース15
が左右方向へ移動されることになる。
26は前記スライドベース15に対して前後方向へ摺動自在
なるように支持されたカード保持板である。該カード保
持板26はスライドベース15より略1まわり程小さい長方
形状の板状に形成されると共に、その下面に前後方向か
ら見て略状を成す凹部27が形成されており、該凹部27の
左右両側面に前後方向から見て略くの字状を成すガイド
溝28、28′(図面では一方のもののみ示してある。)が
形成されている。
カード保持板26の上面には前記光カード1の大きさ及び
厚さと略同じ大きさ及び深さを有する浅いカード装着凹
部29が形成されており、光カード1はこのカード装着凹
部29に嵌め込むように装着されることによりカード保持
部材26に保持されることになる。29aはカード装着凹部2
9の右端部に形成された切欠部であり、カード装着凹部2
9に装着された光カード1の取出しは、例えば、この切
欠部29aに指先を入れて光カード1の一端部を持ち上げ
るように行なうようにされている。
30はカード保持板26の右側面の上部に前後方向に延びる
ように形成されたラックである。
そして、カード保持板26は、その凹部27に前記スライド
ベース15に設けられたガイド18が係合され、かつ、凹部
27に形成されたガイド溝28、28′とスライドベース15の
ガイド18に形成されたガイド溝19、19′との間に図示し
ない複数の球体が転動自在に介挿されることによって、
スライドベース15に前後方向へ摺動自在なるように支持
されると共に、そのラック30にスライドベース15に設け
られた前記駆動ギヤ21が噛合される。
従って、第2のモータ24が回転されると、その回転力が
第2のウォーム25−ウォームホィール22−駆動ギヤ21に
この順序で伝達されるので、駆動ギヤ21がラック30を前
後方向へ送ることになり、これによって、カード保持板
26が前後方向へ移動されることになる。
しかして、カード保持板26は第2のモータ24が回転され
ることによって前後方向へ移動され、第1のモータ13が
回転されることによってスライドベース15と一体的に左
右方向へ移動されることになる。
尚、光カード1に対する記録信号の形成が行なわれると
きは、カード保持板26が前方へ移動されるようになって
おり、また、記録するトラックの切換えが為されるとき
はカード保持板26は後方へ移動されると共に記録トラッ
ク3、3、・・・の形成ピッチと対応する距離左側へ移
動されるようになっている。
(b−2.記録光学系ブロック)[第1図] 31は記録光学系ブロックである。
記録光学系ブロック31は半導体レーザー32とコリメータ
レンズ33と対物レンズ34とを備え、半導体レーザー32か
ら発振されたレーザービーム35はコリメータレンズ33及
び対物レンズ34によって前記カード保持板26のカード装
着凹部29に装着された光カード1の記録面2上に所定の
大きさのビームスポットを形成するように集光されるよ
うになっている。
尚、記録光学系ブロック31は前記基台7側に固定的に支
持されると共に、図示しないサーボ機構によって光カー
ド1との間の距離が常に一定となるようにフォーカシン
グサーボがかけられるようになっている。また、半導体
レーザー32から発振されるレーザービーム35の発振タイ
ミングは後述する記録回路から出力される信号に従って
制御されるようになっている。
しかして、カード保持板26が前方へ移動されると、レー
ザービーム35が光カード1に対して相対的に後方へ走査
されることになる。
(b−3.変調クロック表示手段)[第1図、第3図] 36は変調クロック表示手段である。
該変調クロック表示手段36は前記カード保持板26の上面
の左端縁とカード装着凹部29の間の部分の後半部に、即
ち、カード装着凹部29に装着された状態における光カー
ド1の記録面2と略対応する位置に設けられている。3
7、37、・・・は変調クロック表示手段36に形成された
目盛であり、該目盛37、37、・・・は前後方向、即ち、
レーザービーム35の走査方向に沿って等間隔で配列され
ており、光学的に読取可能な形で、例えば、変調クロッ
ク表示手段36の地色に対してコントラストの高い色を有
する線の形で、あるいは溝状のピットの形で形成されて
いる。
この目盛37、37、・・・の間隔Lは次のようになってい
る。即ち、第3図においてPは、例えば、水晶発振器等
のクロック発振器から発振されるクロックパルスを概念
的に示すものであり、このクロックパルスPの所定の数
分の長さが所定のデータクロック長になり、記録データ
の個々の記録信号を構成するディジタル信号の8個の記
号、即ち、「1」又は「0」の記号には、それぞれ、長
さの異なるデータクロック長が対応して規定されてい
る。即ち、例えば、「1」の記号についてはn個のクロ
ックパルスから成る第1のデータクロック長T1が規定さ
れ、「0」の記号についてはn−m個のクロックパルス
から成る第2のデータクロック長T2が規定されている。
そして、変調クロック表示手段36に形成された目盛37、
37、・・・の間隔Lは第1のデータクロック長T1と第2
のデータクロック長T2の或る因数的データクロック長t
と対応する距離的長さになっている。従って、例えば、
上記因数的データクロック長tとして第2のデータクロ
ック長T2と等しい長さのものを選んだ場合は、隣接する
2つの目盛37と37との間の距離Lが第2のデータクロッ
ク長T2と対応し、順次隣接する3つの目盛37、37、37の
両端の2つの目盛37と37との間の距離2Lが第1のデータ
クロック長T1と対応することになる。
尚、図面では目盛37、37、・・・の間隔Lを誇張して記
載してあるが、この間隔Lは実際にはミクロン単位の距
離になっている。
しかして、目盛37、37、・・・によって、個々の記録信
号を構成する「1」と「0」の記号についてデータクロ
ック長の時間的長さが光カード1上の距離的長さに変調
されて、即ち、変調クロックとしてカード保持板26上に
表示されることになる。
尚、変調クロック保持手段36はカード保持板26に設けら
れているので、カード保持板26に装着された光カード1
と一体的に移動されることになる。
(b−4.変調クロック検出手段)[第1図] 38は変調クロック検出手段であり、前記記録光学系ブロ
ック31とともに前記光カード1に対して同一面側に配置
される。
該変調クロック検出手段38は、半導体レーザー39とコリ
メータレンズ40と対物レンズ41と該対物レンズ41、コリ
メータレンズ40間に位置されたビームスプリッタ42と光
検知器43を備え、半導体レーザー39から発振されたレー
ザービーム44はコリメータレンズ40−ビームスプリッタ
42−対物レンズ41をこの順序で透過して前記変調クロッ
ク表示手段36上に集光するように照射されるようになっ
ており、また、変調クロック表示手段36上に照射された
レーザービーム44の戻り光はビームスプリッタ42により
反射されて光検知器43に照射されるようになっている。
尚、変調クロック検出手段38は前記スライドベース15に
固定的に支持されている。従って、変調クロック検出手
段38は、カード保持板26が前後方向へ移動されると、変
調クロック表示手段36に対して相対的に前後方向へ移動
されることになるので、そのレーザービーム44が変調ク
ロック表示手段36を前後方向へ走査することになり、ま
た、カード保持板26が左右方向へ移動されても変調クロ
ック表示手段36に対する左右方向における位置は常に一
定に保持されることになる。
そこで、カード保持板26が前後方向へ移動されると、半
導体レーザー39から発振されたレーザービーム44が相対
的に変調クロック表示手段36を前後方向へ走査すること
になり、光検知器43に照射される戻り光の光量はレーザ
ービーム44が目盛37、37、・・・の有る位置に照射され
たときと目盛37、37、・・・が無い位置に照射されたと
きとでその光量が異なるため、それによって目盛37、3
7、・・・の位置が検出されることになる。
そして、1つの目盛37が検出されてから次の目盛37が検
出されるまでの間にカード保持板26及び光カード1は互
いに隣接する2つの目盛37と37との間の間隔、即ち、距
離L前後方向へ移動されることになる。
従って、目盛37、37、・・・の検出される個数をカウン
トして行けば、変調クロックが検出されると共に、光カ
ード1の移動距離、即ち、記録光学系ブロック31の半導
体レーザー32から発振されたレーザービーム35の光カー
ド1上に走査する距離が検出されることになる。
(b−5.記録回路)[第1図] 45は記録回路である。
46は前記光検知器43に接続された光電変換回路であり、
光検出器43によって検出された目盛37、37、・・・の光
学的な検出信号はこの光電変換回路46において電気的信
号(以下、「目盛検出信号」と言う。)に変換されると
共に、その目盛検出信号を後述するデータ変調回路に出
力するように構成されている。
47はデータ変調回路であり、該データ変調回路47は記録
データの個々の記録信号が「1」と「0」の信号の組合
せから成るディジタル信号の形で入力されると共に、光
電変換回路46から入力される目盛検出信号の入力タイミ
ングに従って記録光学系ブロック31の半導体レーザー32
にレーザー発振指令を出力するように構成されている。
即ち、例えば、記録すべき記録が「1」であるときは目
盛検出信号が3個入力される間レーザー発振指令を出力
し、記録すべき記号が「0」であるときは目盛検出信号
が2個入力される間レーザー発振指令を出力するように
なっている。
(c.記録動作) そこで、上記したように構成された光カード記録装置5
による光カード1に対する記録データの記録は、次のよ
うに行なわれる。
まず、光カード1をカード保持板26のカード装着凹部29
に第1図に示すような向きで装着する。
この状態から記録を行なうための指令が為されると、変
調クロック検出手段38の半導体レーザー39からレーザー
ビーム44が発振されると共に、第2のモータ24がカード
保持板26を前方へ移動せしめる方向へ回転される。
そして、レーザービーム44が変調クロック表示手段36に
形成された目盛37、37、・・・のうち一番前に位置する
もの37に照射されると、該目盛37が光電変換回路46にお
いて検出されると共に、その目盛検出信号がデータ変調
回路47に入力される。
すると、データ変調回路47から記録光学系ブロック31の
半導体レーザー32にレーザー発振指令が出力される。こ
れによって上記半導体レーザー32から光カード1の記録
面2に向けてレーザービーム35が発振されるので、該レ
ーザービーム35が相対的に光カード1の記録面2に対し
て後方へ走査して行くことになり、それによって、光カ
ード1の記録面にピットが形成されて行くことになる。
そして、先ず、最初に記録するピットが「1」のピット
であると、データ変調回路47は最初の目盛検出信号が入
力された後その最初の目盛検出信号を含めて3つ目の目
盛検出信号が入力された時点でレーザー発振指令の出力
を解除する。これにより、光カード1の記録面2に互い
に隣接する3つの目盛37、37、37の両端の目盛37と37の
間の距離と等しい距離を有するピット、即ち、「1」の
記号を表示するところの第1のピット4aが形成されるこ
とになる。
更に、データ変調回路47は、4つ目の目盛検出信号が入
力されたとき半導体レーザー32に対してレーザー発振指
令を出力し、そして、次に記録するピットが「0」のピ
ットであると、5つ目の目盛検出信号が入力されたとき
レーザー発振指令の出力を解除する。これにより、前記
第1のピット4aの後側に距離Lの間隔を置いて2つの目
盛37と37の間の距離と等しい距離を有するピット、即
ち、「0」の記号を表示するところの第2のピット4bが
形成されることになる。
このようにして、当該記録信号を構成する8個の記号を
表示するところのピット4a、4bが当該記録信号のディジ
タル信号に応じた配列順序に従って形成され、また、こ
のような個々の記録信号を構成する構成する8個のピッ
ト4a、4bが形成されて行くことになる。
そして、最初の目盛検出信号から所定の数、即ち、変調
クロック表示手段36に形成された目盛37、37、・・・の
全数の目盛が検出されると、第2のモータ24がカード保
持板26を後方へ移動させる方向へ回転されると共に、第
1のモータ13がスライドベース15を左側へ移動させる方
向へ回転される。尚、このスライドベース15の移動量は
記録トラック3、3、・・・の間に必要な間隔、即ち、
トラック間ピッチ、例えば、1.6ミクロン程度とされ
る。
しかして、記録光学系ブロック31が、光カード1に対し
て相対的に、右側へ上記トラック間ピッチ分移動される
と共に前方へ移動され、次のトラック3に対応する位置
に来ることになり、また、変調クロック検出手段38は1
トラックピッチ部左方へ移動され、変調クロック表示手
段36の目盛37、37、・・・のうち一番前側に位置するも
のと対応する位置に来ることになる。
この状態から前記したと同様にして行なわれる記録信号
の記録、即ち、ピット4a、4bの形成が再開される。
しかして、このような動作がくり返されることによっ
て、光カード1の記録面2に多数のピット4a、4bから成
る記録トラック3、3、・・・が多数形成されて行き、
これによって、記録データの記録が行なわれることにな
る。
尚、前記したように、記録トラック3、3、・・・の切
換えが為されるとき、カード保持板26は後方及び左側へ
移動されるが、その後方への移動は記録が行なわれると
きの移動速度よりかなり速い速度で行なわれると共に、
記録動作は、カード保持板26が所定の位置まで戻された
後前方へ移動が再開されるのと略同時に再開されるよう
になっている。
従って、次のトラックに対する記録動作は、光カード1
と記録光学系ブロック31との間の相対的な移動速度が一
定の速度に安定されない状態において再開されることに
なるのであるが、このような状態で記録動作が再開され
ても、光カード1に形成される各ピット4a、4bは、常
に、これらが有すべき所定のデータクロック長T1、T2
時間的長さに精度良く対応した距離を有して形成される
ことになる。
即ち、記録光学系ブロック31の半導体レーザー32から発
振されるレーザービーム35の発振のタイミングは、変調
クロック表示手段36の目盛37、37、・・・、即ち、所定
のデータクロック長の因数的データクロック長の時間的
長さを光カード1上の距離的長さに変調して表示された
目盛の検出タイミング、即ち、いわば距離的時間の検出
タイミングに従って制御されるものであるから、前記相
対的移動速度が安定しなくても、記録光学系ブロック31
から光カード1に照射されるレーザービーム35の照射時
間は所定のデータクロック長の時間と対応した距離移動
する間となるからである。
(d.記録信号の読取) また、光カード1に記録された記録信号の読取は、例え
ば、次のようにして行なわれる。
記録信号の読取を行なうための再生装置は、前記した光
カード記録装置5のうち記録回路45を除いた大部分をそ
のまま使用して構成することができる。例えば、記録光
学系ブロック31のコリメータレンズ33と対物レンズ34と
の間にビームスプリッタを設けてレーザービーム35の戻
り光を該ビームスプリッタによって反射すると共に、そ
の戻り光が光検知器に受光されるようにし、また、前記
光電変換回路46と同じ働きをする光電変換回路と上記光
検知器によって検出された記録信号の光学的信号を電気
的信号に変換し、かつ、その電気的信号が検出される時
間を光電変換回路から入力されてくる目盛検出信号の数
に応じた時間に変調する記録信号復調回路とを有する読
取回路を設けることによって、光カード1に記録された
記録信号の個々のピット4a、4bの距離的長さを時間的長
さとして検出することができる。
即ち、記録光学系ブロック31の半導体レーザー32から光
カード1の記録トラック3に照射されたレーザービーム
35の戻り光の信号を前記記録信号復調回路により検出す
ると共に、その信号の検出が継続される間に光電変換回
路から入力される目盛検出信号の数をカウントし、その
数に前記因数的データクロック長tを乗じると、当該ピ
ットの距離的長さが時間的長さ、即ち、データクロック
長として読み取られることになる。例えば、或る目盛検
出信号が入力されたときの戻り光の検出信号が「ピット
有り」の信号であり、その信号の検出が開始されてから
それが途絶えるまでの間に目盛検出信号が3個入力され
た場合は、当該ピットのデータクロック長がt×2、即
ち、T1として検出されることになり、従って、この場
合、当該ピットが第1のピット4aであることが検出さ
れ、これによって、「1」の記号が読み取られることに
なる。また、「ピット有り」の信号の検出が開始されて
からその検出が途絶えるまでの間に目盛検出信号が2個
入力された場合は、当該ピットのデータクロック長がt
×1、即ち、T1として検出されることになり、従って、
この場合、当該ピットが第2のピット4bであることが検
出され、これによって、「0」の信号が読み取られるこ
とになる。
そして、このような記録信号の読取においても記録光学
系ブロック31と光カード1との間の相対的移動速度の変
動は記録信号の読取に何ら影響を与えることはない。
即ち、光カード1に形成されたピット4a、4bと変調クロ
ック表示手段36に形成された目盛37、37、・・・とは一
体的に移動されるので、これらの記録光学系ブロック31
に対する相対的な移動速度が変動しても、各ピット4a、
4bに対応する目盛37、37、・・・の数は不変であるから
である。
尚、光カード1に記録された記録信号の読取は、必ずし
も上記した方法、即ち、変調クロック表示手段36に形成
された目盛37、37、・・・の検出を伴なう方法に限られ
ることはなく、記録信号を構成するピット4a、4bの長さ
を光学的に検出し得る方法であれば、これ以外の方法に
よっても行なうことができる。
(F−2.第2の実施例)[第4図] 第4図は本発明記録再生装置を光カード記録装置に適用
した第2の実施例48を示すものである。
尚、この第2の実施例に示す光カード記録装置48の各部
のうち前記第1の実施例に示した光カード記録装置5の
各部と同じ構造を有する部分については、第1の実施例
において使用した符号と同じ符号を付することによって
説明を省略する。
(a.カード移動機構) 49はカード移動機構である。
50は前記した光カード記録装置5におけるカード保持板
26と略同じ構造を有するカード保持板であり、その下面
に形成された凹部51が基台7に設けられたガイド8と摺
動自在に係合されることによって基台7に左右方向へ移
動自在なるように支持されると共に、その後側面に形成
されたラック52が基台7に設けられた駆動ギヤ10と噛合
されており、該駆動ギヤ10ガ回転されることによって左
右方向へ移動されるようになっている。
(b.記録光学系ブロック) 53は記録光学系ブロックである。
該記録光学系ブロック53は基台7側に固定的に支持され
ており、ガルバノミラー54を有するガルバノスキャナー
55と、半導体レーザー56と、該半導体レーザー56とガル
バノミラー54との間に設けられたコリメータレンズ57
と、ガルバノミラー54の下方に設けられた対物レンズ58
とを備え、半導体レーザー56は記録回路45のデータ変調
回路47と接続されている。そして、半導体レーザー56か
ら発振されたレーザービーム59はコリメータレンズ57を
透過してガルバノミラー54の一方の面54a、即ち、略前
方斜め下方を向く面に照射されると共に、該ガルバノミ
ラー54によって下方へ向けて、即ち、光カード1側へ向
けて反射され、ガルバノミラー54が回転されることによ
り、光カード1の記録面2をその幅方向へ走査すること
になる。
(c.変調クロック表示手段) 60は前記第1の実施例における変調クロック表示手段36
と同じ構成を有する変調クロック表示手段であり、61、
61、・・・は目盛である。
尚、このクロック表示手段60はガルバノミラー54の上方
に配置されている。
(d.変調クロック検出手段) 62は変調クロック検出手段であり、前記記録光学系ブロ
ック53とともに前記光カード1に対して同一面側に配置
される。
該変調クロック検出手段62も基台7側に固定的に支持さ
れており、半導体レーザー63と、コリメータレンズ64
と、ビームスプリッタ65と、ガルバノミラー54と変調ク
ロック表示手段60との間に設けられた対物レンズ66と、
ビームスプリッタ65の上方に配置された光検知器67とか
ら成り、光検知器67は記録回路45の光電変換回路に接続
されている。そして、半導体レーザー63から発振された
レーザービーム68はコリメータレンズ64及びビームスプ
リッタ65を透過してガルバノミラー54の他方の面54b、
即ち、略後方斜め上方を向く面に照射されると共に、該
ガルバノミラー54によって上方へ向けて、即ち、変調ク
ロック表示手段60側へ向けて反射され、ガルバノミラー
54が回転されることにより、変調クロック表示手段60の
下面をその長手方向へ走査することになる。
尚、ガルバノミラー54は、記録光学系ブロック53の半導
体レーザー56から発振されたレーザービーム59を光カー
ド1の記録面2の記録トラック3、3、・・・の始端の
位置に集光せしめる傾きとなった状態において変調クロ
ック検出手段62の半導体レーザー63から発振されたレー
ザービーム68を変調クロック表示手段60の目盛61、61、
・・・のうち一番後側に位置するもの61に集光せしめる
位置に設けられている。
(e.記録動作及び記録信号の読取) そこで、このように構成された光カード記録装置48によ
る光カード1に対する記録データの記録は、次のように
行なわれる。
即ち、光カード1がカード保持板50に装着された状態か
ら記録を行なうための指令が為されると、変調クロック
検出手段62の半導体レーザー63からレーザービーム68が
発振され、該レーザービーム68が変調クロック表示手段
60に照射されると共に、その戻り光がガルバノミラー54
の他方の面54b及びビームスプリッタ65によって反射さ
れて光検知器67に照射される。これによって、変調クロ
ック表示手段60に形成された目盛61、61、・・・が検出
され、その検出信号が光電変換回路46を介してデータ変
調回路47に入力される。そして、これと共に、図示しな
いシステムコントローラからガルバノスキャナー55に対
して駆動指令が出力され、それによって、ガルバノミラ
ー54が、これの一方の面に入射するレーザービーム59が
光カード1の記録面2の前端から後端へ向けて走査され
るように回転される。
記録データの個々の記録信号が「1」と「0」の記号か
ら成るディジタル信号の形で入力されると共に、データ
変調回路47は目盛検出信号の入力のタイミングに従っ
て、記録光学系ブロック53の半導体レーザー56に対して
レーザー発振指令を出力する。
これによって、ガルバノミラー54の一方の面54aに入射
したレーザービーム59が光カード1の記録面の前端から
後端へ向けて走査されて行くので、光カード1の記録面
2にピットが形成されて行き、これと共にガルバノミラ
ー54の他方の面54bに入射したレーザービーム68が変調
クロック表示手段60の下面をその後端から前端へ向けて
走査されて行くことになる。
そして、データ変調回路47は、次々と入力されて来る目
盛検出信号の数をカウントしながら、記録すべき記号の
種類に応じて、半導体レーザー56に対するレーザー発振
指令の出力を制御するようになる。これによって、光カ
ード1の記録面2にピット4a及び4bが当該記録信号の構
成に応じた配列順序で形成されて行くことになる。
更に、変調クロック検出手段62によって、変調クロック
表示手段60の目盛61、61、・・・のうち一番前に位置す
るものが検出されると、モータ13がカード保持板50を左
方へ移動させる方向へ回転され、それによってカード保
持板50が1トラックピッチ分の距離移動されると共に、
ガルバノミラー54の傾きが初期の傾きに戻される。
この状態から次のトラックを形成しながらの記録が開始
される。
しかして、このような動作がくり返し行なわれることに
よって、光カード1の記録面2に記録データの記録は為
されることになる。
尚、記録信号の読取は、前記実施例1において説明した
のと同じような方式で行なうことができる。
即ち、記録光学系ブロック53のガルバノミラー54とコリ
メータレンズ57との間にビームスプリッタを設けて、光
カード1の記録トラック3に照射されたレーザービーム
59の戻り光が上記ビームスプリッタにより適宜な光検知
器に照射されるようにすると共に、レーザービーム59が
ピットのある部分に照射されたときの戻り光の検出が継
続される間に入力される目盛検出信号の数をカウントす
れば、当該ピットの種別が検出されることになる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明記録
再生装置は、記録データを所定の記録面に長さの異なる
複数種のデータクロック長に応じた距離を有する多数の
記録信号を形成することによって記録トラックが形成さ
れあるいは上記記録トラックを走査することにより記録
データの再生が行なわれる記録媒体に対応して、記録ト
ラックの延びる方向に沿って記録媒体と相対的に移動さ
れると共に記録信号の記録及び/又は検出を行なう記録
検出手段と、所定のデータクロックの時間的長さを距離
的長さに変調して表示する変調クロック表示手段と、前
記記録検出手段と同期して移動されると共に上記変調ク
ロック表示手段に表示された変調クロックを検出する変
調クロック検出手段とを備え、該変調クロック検出手段
は、前記変調クロック表示手段に対してビームを照射す
る半導体レーザーと変調クロック表示手段からの反射光
を検出する光検知手段とを備え、前記記録検出手段とと
もに前記記録媒体に対して同一面側に配置されたことを
特徴とする。
従って、本発明によれば、記録信号の記録媒体に対する
形成時間及び/又は記録媒体上に形成された記録信号の
検出時間は、常に、変調クロックの長さに応じた時間、
即ち、個々の記録信号が有すべき所定のデータクロック
長の時間的長さを記録媒体上の距離的長さに変調した時
間となる。
これにより記録検出手段と記録媒体との間の相対的な移
動速度に変動が生じても、記録媒体上に形成される記録
信号の距離は、常に、当該記録信号が有すべき所定のデ
ータクロック長に応じた距離とすることができ、また、
検出される記録信号の検出時間は、常に、当該記録信号
が有すべき所定のデータクロック長に応じた時間とする
ことができるので、記録信号の記録及び再生動作にジッ
ターが生ずることはない。
しかして、本発明記録再生装置によれば、記録信号の記
録及び/又は読取は、必ずしも記録検出手段と記録媒体
との間の相対的な移動速度が一定になった状態で行なわ
れる必要はないので、記録媒体に対する記録又は再生動
作を記録検出手段と記録媒体との間の相対的な移動が開
始される時点から直ちに開始することも可能となる。
特に、記録媒体が光カード等直線状に延びる記録トラッ
クが多数平行に形成されることによって記録データの記
録が為される形態のものである場合、前記相対的な移動
は走査すべきトラックが切換わる度にその前の移動方向
と略反対の方向へ向けて為されるのであるが、このよう
な移動が為される場合であってもその移動の速度が安定
するのを待つことなく記録又は再生を開始することがで
きる。
従って、本発明によれば、記録及び再生のスピードをジ
ッターを生ずることなしに可及的に高めることができ
る。
また、本発明は、変調クロック検出手段が、変調クロッ
ク表示手段に対してビームを照射する半導体レーザーと
変調クロック表示手段からの反射光を検出する光検知手
段とを備え、記録検出手段とともに記録媒体に対して同
一面側に配置されているので、検出精度を高めることが
できるとともに装置の小型化も可能になる。
また、本発明は、記録媒体に対応して変調クロック表示
手段を記録再生装置側に設けているので、記録媒体に対
してクロックピットのようなフォーマットを事前に施す
必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明記録再生装置を光カード記録
装置に適用した第1の実施例を示すものであり、第1図
は装置の全体を示す斜視図、第2図は光カードの平面
図、第3図は記録信号とデータクロック長と変調クロッ
ク及び信号ピットの相対的長さ関係を示す概念図、第4
図は本発明記録再生装置を光カード記録装置に適用した
第2の実施例を示す装置全体の斜視図、第5図は光カー
ド記録方式の一例を示す概略斜視図である。 符号の説明 1……記録媒体、2……記録面、3……記録トラック、
4a、4b……記録信号、5……記録再生装置、31……記録
検出手段、36……変調クロック表示手段、38……変調ク
ロック検出手段、39……半導体レーザー、43……光検知
手段、48……記録再生装置、53……記録検出手段、60…
…変調クロック表示手段、62……変調クロック検出手
段、63……半導体レーザー、67……光検知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録データを所定の記録面に長さの異なる
    複数種のデータクロック長に応じた距離を有する多数の
    記録信号を形成することによって記録トラックが形成さ
    れあるいは上記記録トラックを走査することにより記録
    データの再生が行なわれる記録媒体に対応して、 記録トラックの延びる方向に沿って記録媒体と相対的に
    移動されると共に記録信号の記録及び/又は検出を行な
    う記録検出手段と、 所定のデータクロックの時間的長さを距離的長さに変調
    して表示する変調クロック表示手段と、 前記記録検出手段と同期して移動されると共に上記変調
    クロック表示手段に表示された変調クロックを検出する
    変調クロック検出手段とを備え、 該変調クロック検出手段は、前記変調クロック表示手段
    に対してビームを照射する半導体レーザーと変調クロッ
    ク表示手段からの反射光を検出する光検知手段とを備
    え、前記記録検出手段とともに前記記録媒体に対して同
    一面側に配置された ことを特徴とする記録再生装置
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