JPH078540A - 打錠装置および打錠方法 - Google Patents

打錠装置および打錠方法

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JPH078540A
JPH078540A JP17480893A JP17480893A JPH078540A JP H078540 A JPH078540 A JP H078540A JP 17480893 A JP17480893 A JP 17480893A JP 17480893 A JP17480893 A JP 17480893A JP H078540 A JPH078540 A JP H078540A
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JP
Japan
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tableting
powder
die
punch
tablet
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Withdrawn
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JP17480893A
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English (en)
Inventor
Toshihide Saito
利秀 齋藤
Koji Fukada
公司 深田
Akira Saeki
昌 佐伯
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Yasuo Shimada
泰男 島田
Keiji Shimada
啓司 島田
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Kikusui Seisakusho Ltd
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kikusui Seisakusho Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 臼孔面と杵外周面とに固着する性質の打錠末
であっても、打錠障害を起すことなく、円滑に打錠して
錠剤を得る。 【構成】 一対の杵3,5のうち少なくとも一方の杵と
臼孔1aとのクリアランスCが、0.01〜0.035
mmである臼と杵を備えた打錠装置で、打錠末を打錠
し、錠剤を製造する。また、打錠による錠剤の成形中に
臼孔1a内に存在し、かつ臼孔1aに沿って移動する杵
5の先端のチップ部5aの軸方向の長さが1.5〜3.
5mmである杵を用いて打錠末を打錠しても、円滑に打
錠できる。前記装置は、打錠障害のない打錠末も打錠で
きるが、打錠により臼孔面と杵の外周面に固着し易い打
錠末、例えば非揮発性液状成分、粘着性成分や低融点物
質を含む打錠末を打錠する上で有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臼及び杵を用いて粉末
などを圧縮成形する打錠、特に打錠障害のある粉末を効
率よく打錠する上で有用な打錠装置、および前記装置を
用いて打錠する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固形製剤における剤形の一つとして粉末
を圧縮し、錠剤に成形する方法が知られている。この錠
剤は、図3に示されるような工程を経て製造される。す
なわち、錠剤の製造工程は、下杵12が挿入された臼孔
11に打錠用の混合末を充填する充填工程、前記臼孔1
1に充填された混合末を上杵13により圧縮成形する成
形工程、および成形された錠剤を、前記下杵12を上方
へ移動させて臼孔11から排出する工程とで構成されて
いるのが一般的である。
【0003】そして、前記臼孔11を有する臼および上
下杵12,13(以下、型組と称する場合がある)の製
造上の公差や、臼孔11内での上下杵12,13の円滑
な移動を確保する点から、臼孔11と上下杵12,13
の外周部との間には隙間が形成されている。
【0004】さらに、図4に示されるように、下杵12
の先端にチップ(TIP)と称されるチップ部14を形
成した杵も知られている。前記チップ部14を形成する
と、臼孔11と下杵12の接触面積を小さくでき、下杵
12を常時臼孔11に沿って円滑に上下動できる。
【0005】一方、近年、省資源を目的に錠剤の小形化
が検討されている。このような小型の錠剤においては、
薬効成分や添加剤の性質が顕著に現れ、例えば、打錠時
に臼と杵との隙間で打錠末が固着する打錠障害を起こし
易い。そのため、粘着性の薬効成分を用いる場合には、
賦形剤等の希釈剤の添加により、打錠末の固着を緩和す
ることが困難とる。
【0006】さらに、薬効成分を有効に利用するためド
ラッグデリバリーシステムなどが広く検討されている。
ドラッグデリバリーシステムにおいては、薬効成分をワ
ックスなどの低融点物質で処理する場合が多い。しか
し、低融点物質を含む打錠末を打錠して錠剤を製造する
場合にも、低融点物質が臼と杵との隙間で固着し、打錠
障害を起すことが多く観察されている。そして、打錠障
害が生じると、臼孔と下杵との間隙に固着した粉末は、
臼孔に沿って上下動する下杵の動作を妨げるとともに、
下方への下杵の移動も妨げる。そのため、打錠装置の損
傷や作動が停止し、錠剤を生産性よく製造できなくな
る。
【0007】従来、このような打錠障害を防止するた
め、錠剤の組成や型組について検討されている。すなわ
ち、錠剤の組成面からは、例えば滑沢剤を添加すること
が一般に行なわれている。しかし、滑沢剤の添加量が多
くなると、錠剤の硬度が低下することが知られている。
【0008】また、型組については、前記臼孔内径と杵
先端部の外径との差であるクリアランスは、杵の抜けを
円滑にするため、通常、0.04〜0.06mm程度に
形成されている。また、下杵12の前記チップ部14の
軸方向の長さは、打錠圧により下杵12の先端が欠落す
るのを防止するため、通常4mm程度に形成されてい
る。しかし、このような臼孔と杵を用いても、打錠障害
が生じる。特に臼と杵との隙間で固着する性質の打錠末
を打錠すると、打錠障害が生じ易い。
【0009】さらに、型組についてはクロムメッキなど
の表面処理することも行なわれている。しかし、これら
の表面処理では、臼孔面、杵面および杵側面を均一に処
理することが困難であり、表面処理のバラツキが大き
く、期待する効果が現れない場合もある。また、表面処
理に伴なって、コストも高くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、臼孔面と杵外周面とに固着する性質の打錠末であっ
ても、打錠障害を起すことなく、円滑に打錠できる打錠
装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、前記のような固着性
打錠末であっても、打錠障害を起すことなく、効率よく
錠剤を得ることができる打錠方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、打錠障害
の機構について鋭意検討の結果、臼孔と杵とのクリアラ
ンス、下杵のチップ部の寸法が打錠障害に大きく影響す
ること、前記クリアランスおよび下杵のチップ部の寸法
を特定の範囲に設定すると、固着性打錠末を打錠して
も、粉末の固着がなく、円滑に打錠できることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち、本発明は、(1)一対の杵のう
ち少なくとも一方の杵と臼孔とのクリアランスが、0.
01〜0.035mmである臼および杵を備えている打
錠装置、(2)成形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿
って移動する杵の先端のチップ部の軸方向の長さが1.
5〜3.5mmである杵を備えている打錠装置、および
(3)一対の杵のうち少なくとも一方の杵と臼孔とのク
リアランスが0.01〜0.035mmであり、かつ成
形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿って移動する杵の
先端のチップ部の軸方向の長さが1.5〜3.5mmで
ある臼および杵を備えている打錠装置を提供する。
【0014】本発明の方法では、打錠末を、前記の装置
を用いて打錠する。
【0015】
【作用】このような臼と杵とを用いると、打錠末からの
空気抜けを保証し、かつ打錠末の飛散を防止し、臼孔面
や杵外周面への粉末の付着量を少なくできると共に、付
着した粉末を掻き落すことができる。そのため、打錠末
を連続的に高速で圧縮成型しても、打錠障害が生じるこ
とがなく、錠剤の生産効率を著しく向上できる。
【0016】なお、本明細書において、「クリアラン
ス」とは、臼孔内径と杵の先端部の外径との差、すなわ
ち、臼孔の内面と杵先端部の両側外面との間に形成され
る全体の間隙をいう。
【0017】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一
例を詳細に説明する。
【0018】図1はロータリー式打錠機を示す要部概略
縦断面図、図2はロータリー式打錠機における臼孔と杵
との関係を示す要部概略斜視図である。
【0019】回転可能な回転盤2の円周方向には、複数
の臼座に装着された臼1により臼孔1aが所定間隔毎に
形成されている。前記回転盤2は、前記臼孔1aに対応
して設けられた複数の上杵3を上下方向に摺動自在に保
持する上杵保持盤4、および前記臼孔1aに対応して設
けられた下杵5を臼孔1a内で上下方向に摺動自在に保
持する下杵保持盤6と同軸に回転する。
【0020】なお、前記下杵5の杵先には径大なチップ
部5aが形成され、下杵5のの先端部は打錠時に常に臼
孔1a内に存在し、かつ臼孔1に沿って上下動する。ま
た、上下杵3,5は、臼1の臼孔1aと同軸に保持盤
4,6に保持される。
【0021】前記上杵3の頭部は上杵ガイドレール7と
接触し、下杵5の頭部は下杵ガイドレール8と接触して
いる。圧縮ゾーンにおいて前記上杵ガイドレール7は、
回転盤2側、すなわち下方へ湾曲して下降軌道を形成し
ながら圧縮ローラに導き、脱型ゾーンにおいて前記下杵
ガイドレール8は回転盤2側、すなわち圧縮ローラから
上方へ湾曲して上昇軌道を形成している。そのため、回
転盤2の回転に伴なって充填ゾーンで臼孔1a内に充填
された打錠末は、圧縮ゾーンで、圧縮ローラにより下降
する上杵3で連続的に圧縮して成形され、圧縮成形され
た錠剤は、脱型ゾーンで、臼孔1a内で上昇する下杵5
により臼孔1aから連続的に取出される。なお、前記各
ガイドレールの周方向で湾曲度を変化させたり、予備圧
縮ローラを設けることにより、圧縮ゾーンは予備圧縮ゾ
ーンと本圧縮ゾーンのように複数の圧縮ゾーンで構成し
てもよい。
【0022】そして、前記臼孔1aの内径に対する一対
の上下杵3,5の外径の差であるクリアランスCは、
0.01〜0.035mm、好ましくは0.01〜0.
030mmに形成されている。
【0023】一対の杵を用いる打錠機では、このような
クリアランスは、上下杵の少なくとも一方の杵側に形成
されていればよいが、チップ部が形成された杵側に形成
するのが好ましく、上下杵の双方に形成するのがさらに
好ましい。なお、上下杵のうち一方の杵側に前記クリア
ランスを形成する場合、他方の杵側における杵と臼孔と
のクリアランスは、圧縮成形性を損わない範囲、例え
ば、0.01〜0.06mm程度の範囲で適当に選択で
きる。
【0024】前記クリアランスCが0.01mm未満で
あると、圧縮時に打錠末からの空気抜けが低下し、打錠
末が臼孔1aから飛散すると共に、臼孔1aの内壁およ
び杵3,5の外周面に打錠末が付着し易く、摺動により
臼や杵3,5が摩耗し易くなる。一方、クリアランスC
が0.035mmを越えると、打錠末が臼孔1aから飛
散し易くなると共に、錠剤にバリが生成し易く錠剤の品
質や外観を損う。さらに、クリアランスCが例えば0.
04mmを越えると、臼孔1aからの粉洩れが生じ易く
なる。
【0025】また、打錠過程で臼孔1a内で上下動する
前記下杵5のチップ部5aは、軸方向の長さが1.5〜
3.5mm、好ましくは2.0〜3.0mmに形成され
ている。チップ部の長さが1.5mm未満であると、チ
ップ部5aの機械的強度が低下し、チップ部5aの周縁
部が欠落し易く、3.5mmを越えると、打錠末が臼孔
1aと下杵5とのクリアランス部に蓄積して固着し、下
杵5の上下動が妨げられる。なお、前記のような長さの
チップ部5aを有する下杵5を用いると、機械的強度を
確保しつつ、臼孔1aの内壁に付着した打錠末を、下杵
5の上下動により掻き落すことができる。そのため、打
錠末の付着および蓄積を防止し、打錠障害を起すことな
く、円滑に打錠できる。
【0026】なお、前記臼と杵との組合せによるクリア
ランスを0.01〜0.035mmとしたり、前記下杵
のチップ部の軸方向の長さを1.5〜3.5mmとする
限り、固着性打錠末を打錠しても、打錠障害を防止でき
る。そのため、本発明においては、前記クリアランスお
よびチップ部の寸法のいずれか一方の要件を備えていれ
ばよい。打錠障害をさらに確実に防止するためには、前
記クリアランスを0.01〜0.035mmとし、かつ
成形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿って移動する杵
の先端のチップ部の軸方向の長さを1.5〜3.5mm
とするのが有効である。
【0027】このような臼と杵とを用いると、打錠末か
らの空気抜けを保証しつつ、臼孔からの打錠末の飛散を
防止できる。また、臼孔面や杵外周面に粉末が付着する
のを抑制できるだけでなく、付着した粉末を杵の移動に
伴なって掻き落すことができる。そのため、打錠末を連
続的に高速で圧縮成型しても、打錠障害が生じることが
なく、錠剤の生産効率を著しく向上できる。
【0028】また、前記の例においては、下杵にチップ
部を形成しているが、打錠方式および打錠形態に応じ
て、一対の杵のうち少なくとも一方の杵の杵先にチップ
部を形成すればよく、双方の杵の杵先にチップ部を形成
してもよい。
【0029】一対の上下杵の先端部部の形状は特に制限
されないが、通常、湾曲面を有する錠剤の場合、端面が
凹面として形成されている場合が多い。上下杵の移動を
容易にするため、臼孔の周縁部にはテーパー部を形成し
てもよい。
【0030】前記臼孔と上下杵で構成された型組の材質
は特に制限されず、一般的には合金工具鋼で一般にはS
KS(JIS)と称される材質が使用できる。また、耐
摩耗性や耐衝撃性の超硬合金(一般には超硬と呼ばれて
いる)や耐摩耗不変形鋼(一般にはJIS規格において
SKDと呼ばれている)、さらにはプラスチック類が使
用できる。好ましい材質には、JIS規格に規定されて
いるSKD11が含まれる。
【0031】さらに、臼孔と上下杵には、必要に応じ
て、クロム、ボロンやダイヤモンドブラック、チタンナ
イトレート、アモルファスシリコンなどの被膜が形成さ
れていてもよい。
【0032】臼孔と杵先の形状は、円形、楕円形、オブ
ロング型、カプセル型、オーバル型、長方形型、アーモ
ンド型、枕型、矢頭型、弾丸型、三角型、四角型、半円
型、ハート型、菱形など、いかなる形状であってもよ
い。
【0033】本発明の打錠装置は、ロータリー式の打錠
機に限らず、前記型組を装着できる装置であればよい。
打錠装置は、打錠圧を徐々に作用させる静圧タイプ及び
動圧タイプのいずれでもよく、動圧タイプには単発スト
ローク式及びロータリー式打錠機などが含まれる。錠剤
の生産性を高めるためには、連続的に打錠できるロータ
リー式の打錠機が有用である。また、打錠装置は、予備
圧縮、本圧縮などのように多段圧縮可能な多段圧縮打錠
装置であってもよい。また、上杵および下杵を上下動さ
せるための手段は、ガイドレールに限らずカムなどであ
ってもよい。
【0034】本発明は、種々の錠剤用打錠末に適用でき
る。打錠末は打錠障害のない末であってもよいが、打錠
障害が生じ易い打錠末、特に打錠時に臼孔面と杵の外周
に付着乃至固着し易い打錠末(固着性打錠末)を打錠す
る上で有用である。固着性打錠末は、臼孔の内径や杵の
外径に固着性が依存するので一概に断定できないが、通
常、杵の抜出し圧が5kg以上である場合が多い。ま
た、固着性打錠末は、圧密したとき、ブロッキングを起
す粉末である場合が多い。
【0035】打錠末は、慣用の成分、例えば、用途に応
じた有効成分と担体(例えば、賦形剤、結合剤など)を
含んでいる。また、打錠末は、有効成分を造粒した細粒
末および顆粒末などの造粒末や、この造粒末を粉砕、分
級などの慣用の方法で整粒した整粒末を含んでいてもよ
い。有効成分を含む造粒末は、結合剤などを用い、慣用
の湿式造粒法および乾式造粒法などの方法で調製でき
る。また、前記有効成分は、担体との練合などにより得
られる練合末や、担体に吸着した吸着末として打錠末に
含有されていてもよい。
【0036】有効成分の種類は特に制限されず、例え
ば、医薬品、医薬部外品などのヒト用医薬成分;動物薬
成分;殺菌剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、忌避剤、植物
成長調整剤などの農薬成分;アミノ酸、ペプチド、核
酸、有機酸などの食品に含まれる成分であってもよい。
【0037】医薬品の有効成分としては、例えば、解熱
鎮痛消炎剤、催眠鎮静剤、精神神経用剤、末梢神経用剤
などの中枢神経用薬;骨格筋弛緩剤、自律神経剤などの
末梢神経用薬;強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血管拡張
剤などの循環器用薬;気管支拡張剤、鎮咳剤などの呼吸
器官用薬;消化剤、整腸剤、制酸剤などの消化器官用
薬;ホルモン剤;抗ヒスタミン剤;ビタミン剤などの代
謝性医薬;抗潰瘍剤;抗生物質;化学療法剤;生薬エキ
ス剤などが挙げられる。
【0038】本発明は、圧縮成形過程で臼孔面と杵の外
周面に固着する性質を有する固着性打錠末であっても打
錠障害が生じることなく、錠剤を製造できるという特色
がある。そのため、有効成分として、非揮発性液状成分
や粘着性を有する成分も使用できる。このような有効成
分としては、例えば、酢酸レチノール、パルミチン酸レ
チノール、ビタミンA油、肝油、強肝油、エルゴカルシ
フェロール、コレカルシフェロール、酢酸d−α−トコ
フェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−
トコフェロール、dl−α−トコフェロールなどのオイ
ル状成分;コハク酸トコフェロールカルシウム、ガンマ
ーオリザノールなどの室温で固体で粘着性を有する粘着
性成分;制酸剤、生薬エキスやエキス末などの粘着性成
分が挙げられる。
【0039】打錠末中の有効成分の含有量は、有効成分
の種類などに応じて広い範囲、例えば、0.001〜9
0重量%、好ましくは0.01〜50重量%、さらに好
ましくは0.1〜25重量%程度の範囲内で適当に選択
できる。
【0040】打錠末の賦形剤には、例えば、乳糖、コー
ンスターチなどのデンプン類、結晶セルロース(例え
ば、旭化成(株)製、アビセルなど)、粉糖、グラニュ
ウ糖、ブドウ糖、マンニトール、軽質無水ケイ酸、タル
ク、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどが含まれ
る。これらの賦形剤は一種又は二種以上使用できる。賦
形剤の含有量は、例えば、10〜99.5重量%、好ま
しくは20〜99重量%程度である。
【0041】結合剤としては、例えば、結晶セルロー
ス、ショ糖、ゼラチン、アラビアゴム末、メチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース(例えば、日本曹
達(株)製、HPC−L)、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース(例えば、信越化学(株)製、TC−5)、
カルボキシメチルセルロース、結晶セルロース・カルボ
キシメチルセルロースナトリウム(例えば、旭化成
(株)製、アビセルRC)、ポリビニルピロリドン、プ
ルラン、デキストリン、トラガント、アルギン酸ナトリ
ウム、α化デンプンなどが挙げられる。打錠末は、結合
剤を含む場合が多い。結合剤の量は、例えば、打錠末全
体の0.5〜50重量%、好ましくは1〜30重量%程
度である。
【0042】打錠末は、固形製剤の慣用の添加剤を含ん
でいてもよい。添加剤としては、崩壊剤(例えば、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム(例えば、ニチリン
化学(株)製、ECG505)、クロスカルメロースナ
トリウム(例えば、旭化成(株)製、アクジゾル)、架
橋化ポリビニルピロリドン(例えば、BASF社製、コ
リドンCL)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
(例えば、信越化学(株)製、L−HPC)、デンプン
類など);腸溶性ポリマー(例えば、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースフタレート、セルロースアセテート
フタレート、カルボキシメチルエチルセルロースな
ど);水不溶性ポリマー(例えば、シリコーン、アミノ
アルキルメタアクリレートコポリマー、メタクリル酸コ
ポリマーなど);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネ
シウム、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウ
ムなど);界面活性剤(例えば、アルキル硫酸ナトリウ
ムなどのアニオン系界面活性剤、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステルおよびポリオキシエチレンヒマシ油誘導体等の非
イオン系界面活性剤など);着色剤(例えば、タール色
素、カラメル、ベンガラ、酸化チタン、リボフラビン
類、ビタミンB12類など);矯味剤(例えば、甘味剤、
香料など);充填剤;増量剤;吸着剤;防腐剤などの保
存剤;緩衝剤;湿潤剤;帯電防止剤;崩壊延長剤などが
挙げられる。
【0043】打錠末は、さらに低融点物質を含んでいて
もよい。低融点物質を含む打錠末を打錠すると、一般
に、臼孔面と杵の外周面に固着し、打錠障害が生じ易
い。本発明によれば、このような低融点物質を含む打錠
末であっても、円滑に打錠できるので、本発明は、低融
点物質を含む打錠末を打錠して錠剤を製造する上で有用
である。
【0044】低融点物質としては、通常、医薬用添加剤
として認められている安全性の高い物質が使用できる。
低融点物質は、通常、油脂乃至ワックス状を呈している
場合が多い。低融点物質の融点は、例えば、通常、5〜
100℃、好ましくは20〜80℃程度である。
【0045】低融点物質としては、例えば、脂質(例え
ば、炭化水素、ワックス類、高級脂肪酸とその塩、高級
アルコール、脂肪酸エステル、硬化油など)、多価アル
コール高級アルコールエーテルおよびアルキレンオキサ
イドの単独又は共重合体などが挙げられる。これらの低
融点物質は単独で又は二種以上併用してもよい。
【0046】低融点物質、特に脂質は、有効成分の徐放
性(溶出特性)、持続性を高めたり、コントロールする
上で有用である。
【0047】前記炭化水素には、例えば、炭素数17〜
60程度の直鎖又は分岐鎖状炭化水素などが含まれる。
ワックス類としては、パラフィンワックス、カルナウバ
ワックス、カンデリラワックス、ミツロウ、モンタンワ
ックス、鯨ロウ、セラックロウ、マイクロクリスタリン
ワックス、ペトロラタムなどが挙げられる。
【0048】高級脂肪酸としては、炭素数10〜40、
好ましくは10〜30程度であり、炭素数12〜22程
度の高級脂肪酸が繁用される。高級脂肪酸としては、例
えば、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノ
セリン酸、セロチン酸、モンタン酸などの飽和脂肪酸、
エライジン酸、エルカ酸などの不飽和脂肪酸などが挙げ
られる。高級脂肪酸は、例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩などの塩としても使用できる。
【0049】高級アルコールには、炭素数10〜35、
好ましくは炭素数16〜22程度の高級アルコールが含
まれる。高級アルコールとしては、例えば、ラウリルア
ルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコールなどが挙げられる。
【0050】脂肪酸エステルは、一価の高級アルコール
と脂肪酸とのエステル(ロウエステル)であってもよ
く、多価アルコールと飽和又は不飽和脂肪酸とのエステ
ルであってもよい。多価アルコールの脂肪酸エステルと
しては、例えば、グリセリンモノ脂肪酸エステル、グリ
セリンジ脂肪酸エステル、グリセリントリ脂肪酸エステ
ルなどのグリセリン脂肪酸エステル;ポリグリセリン脂
肪酸エステル;ソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシ
アルキレンソルビタン脂肪酸エステル;アルキレングリ
コール脂肪酸エステル;ポリオキシアルキレンヒマシ油
誘導体;ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル;ショ糖
脂肪酸エステルなどが挙げられる。
【0051】硬化油としては、例えば、ヒマシ油、ナタ
ネ油、綿実油、大豆油、ヤシ油、パーム核油、パーム油
などの硬化植物油や、牛脂、鯨油などの硬化動物油など
が挙げられる。
【0052】多価アルコールの高級アルコールエーテル
には、例えば、ポリオキシエチレン高級アルコールエー
テル;ポリオキシプロピレンポリオキシエチレン高級ア
ルコールエーテルなどが含まれる。
【0053】アルキレンオキサイドの重合体は、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなどの
アルキレンオキサイドの単独重合体であってもよく、共
重合体であってもよい。
【0054】低融点物質を用いる場合、その含有量は、
錠剤の特性に応じて選択でき、例えば、造粒末全体の
0.1〜80重量%、好ましくは1〜50重量%程度で
ある。
【0055】さらに、打錠末は、ゼラチンなどのように
臼孔面と杵の外周面に付着乃至固着し易いコーティング
剤でコーティングされた粉末や粒状物を含んでいてもよ
い。
【0056】前記より明らかなように、本発明の方法
は、固着性打錠末、例えば、非揮発性液状成分、粘着性
成分および低融点物質から得らばれた少なくとも1つの
成分を含む打錠末を打錠して錠剤を得る上で有用であ
る。
【0057】本発明の方法では、打錠末の粒度の如何に
拘らず、円滑に圧縮成型し、錠剤を得ることができる。
打錠末の粒度は特に制限されず、例えば、平均粒径1〜
3000μm程度の範囲で適当に選択できる。打錠末
は、慣用の方法で前記成分を混合、混和することにより
得ることができる。また、錠剤の大きさや重量も特に制
限されず、例えば、大きさ0.3〜3cm、重量20〜
3000mg程度である場合が多い。打錠末の成形圧
(打錠圧)は、錠剤の強度などに応じて適当に選択で
き、通常、100〜3000kg/cm2 、好ましくは
200〜2000kg/cm2 程度である。
【0058】本発明の方法は、前記固着性打錠末を高
速、例えば、2000個/分以上の速度で連続的に打錠
しても、錠剤の大きさや打錠圧の如何に拘らず、打錠障
害が生じることがない。そのため、錠剤の生産性を高め
ることができるだけでなく、打錠装置の保守点検や清掃
などの労力を著しく低減できる。
【0059】なお、圧縮成形に際しては、有効成分を含
む複数種の打錠末を混合して打錠してもよく、臼孔内
に、打錠末の一部と、核となる核錠剤と、打錠末とを順
次入れ、圧縮成形することにより、有核錠を得てもよ
い。
【0060】本発明の方法により得られた錠剤には、必
要に応じて、コーティング剤を用いて、糖衣、ゼラチ
ン、フィルムなどの剤皮を施してもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明打錠装置を用いて打錠すると、臼
孔面と杵外周面とに粉末が固着する性質の打錠末であっ
ても、適正なクリアランスにより粉末の付着を少なく
し、かつ付着した粉末を掻き取る作用もあるので、打錠
障害を起すことなく、円滑に打錠できる。
【0062】また、本発明の方法では、固着性打錠末で
あっても、打錠障害を起すことなく、効率よく錠剤を得
ることができ、錠剤の生産性を高めることができる。
【0063】
【実施例】以下に、実施例および比較例に基づいて本発
明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
より限定されるものではない。
【0064】実施例1 臼孔径8.532mmφの臼と、外径8.510mmφ
の一対の杵とで構成され、臼孔と杵とのクリアランスが
0.022mmの型組を1組作製した。なお、下杵のチ
ップ部の軸方向の長さは4.0mmである。
【0065】実施例2 臼孔径8.110mmφの臼を3個、外径8.085m
mφ、8.080mmφ、および8.075mmφの一
対の杵を3本作製した。臼孔と各杵とのクリアランス
は、それぞれ、0.025mm、0.030mmおよび
0.035mmである。下杵のチップ部の軸方向の長さ
はいずれも4.0mmである。
【0066】実施例3 臼孔径8.120mmφの臼を3個、外径8.080m
mφ、8.075mmφ、および8.070mmφの一
対の杵を3本作成した。臼孔と各杵とのクリアランス
は、それぞれ、0.040mm、0.045mmおよび
0.050mmである。下杵のチップ部の軸方向の長さ
はいずれも2.0mmである。
【0067】実施例4 臼孔径8.115mmφの臼を3個、外径8.090m
mφ、8.085mmφ、および8.080mmφの一
対の杵を3本作製した。臼孔と各杵とのクリアランス
は、それぞれ、0.025mm、0.030mmおよび
0.035mmである。下杵のチップ部の軸方向の長さ
はいずれも2.5mmである。
【0068】比較例1 臼孔径8.532mmφの臼と、杵外径8.452mm
φの一対の杵とで構成され、臼孔と杵とのクリアランス
が0.080mmの型組を1組作製した。下杵のチップ
部の軸方向の長さは4.0mmである。
【0069】比較例2 臼孔径8.120mmφの臼を3個、外径8.080m
mφ、8.075mmφおよび8.070mmφの一対
の杵を3本作製した。臼孔と各杵とのクリアランスは、
それぞれ、0.040mm、0.045mmおよび0.
050mmである。下杵のチップ部の軸方向の長さはい
ずれも4.5mmである。
【0070】比較例3 臼孔径8.130mmφの臼を3個、外径8.055m
mφ、8.050mmφおよび8.045mmφの一対
の杵を3本作製した。臼孔と各杵とのクリアランスは、
それぞれ、0.075mm、0.080mmおよび0.
085mmである。下杵のチップ部の軸方向の長さはい
ずれも4.0mmである。
【0071】実験例1 リボフラビン274g、塩酸ピリドキシン570g、無
水カフェイン1100g、塩化カルニチン1120g、
結晶セルロース356g、およびヒドロキシプロピルセ
ルロース180gを、高速撹拌型造粒機(パウレック
(株)製、バーチカルグラニュレータ、FM−G25)
で撹拌しながら、蒸溜水300gを一括投入して造粒し
た。得られた造粒物を40℃で16時間真空乾燥し、乾
燥物を整粒機(昭和化学機械(株)製:パワーミル、P
−3S、1.5mmφパンチングスクリーンを装着)で
粉砕して整粒し、整粒末3500gを得た。
【0072】整粒末2880g、理研ドライA−B50
P(パルミチン酸レチノール30mg/g含有)870
g、直打用ビタミンC(アスコルビン酸97%含有)9
80g、理研ドライE−B500d(酢酸d−α−トコ
フェロール50%含有)360g、結晶セルロース16
18g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース600
g、無水ケイ酸36g、ステアリン酸マグネシウム36
gを、タンブル型混合機(昭和化学機械製:TM−1
5)を用いて3分間混合し、混合末を得た。
【0073】実施例1及び比較例1の一組の型組を、ロ
ータリー式打錠機((株)菊水製作所製:コレクト19
K)に装着し、型組を装着しない臼座には、孔なし臼を
装着した。
【0074】そして、得られた混合末を、回転数35r
pm、打錠圧1トン/杵で打錠し、1錠当り410m
g、厚み4.3mmのレンズ形の素錠約28000錠を
得た。打錠後、臼孔から下杵を抜き出して観察した結
果、実施例1の杵先および臼孔面には粉末の固着がな
く、比較例1の杵先および臼孔面には粉末の固着が認め
られた。
【0075】実験例2 (1)コハク酸トコフェロールカルシウム49kg、塩
酸ピリドキシン45kg、ガンマーオリザノール4.5
kg、結晶セルロース16.8kg、無水ケイ酸7k
g、およびヒドロキシプロピルセルロース1.9kg
を、撹拌型造粒機(品川ミキサー(株)製:SJミキサ
ー、650L)で撹拌しながら、予めヒドロキシプロピ
ルセルロース3.8kgを瀘過上水22kgに溶解した
溶液を一括投入し、約20分間造粒及び被覆を行った。
【0076】造粒被覆物を整粒機(昭和化学機械(株)
製:パワーミル、P−7、6mm×9mmのヘリンボー
ンスクリーンを装着)で解砕した後、流動乾燥機(パウ
レック(株)製:スピードドライヤー、FD−S6)を
用いて給気温度60℃で約25分間乾燥し、乾燥物を整
粒機(昭和化学機械(株)製:パワーミル、P−7、
1.5mmφパンチングスクリーンを装着)で粉砕し、
被覆粒128kgを得た。上記操作を再度繰り返し、合
計256kgの被覆粒を得た。
【0077】(2)塩酸フルスルチアミン103kg、
結晶セルロース26.3kg、ヒドロキシプロピルセル
ロース4kgを、前記攪拌型造粒機で撹拌しながら、予
め酢酸ヒドロキソコバラミン1.7kgを瀘過上水17
kgに溶解した溶液を一括投入し、前記と同様にして、
整粒末135kgを得た。
【0078】(3)前記ステップ(1)で得られた被覆
粒256kg、前記ステップ(2)で得られた整粒末1
35kg、結晶セルロース62.3kg、無水ケイ酸5
kg、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース38kg
およびステアリン酸マグネシウム3.7kgを、タンブ
ル型混合機(重伸鉄工所製:タンブラー混合機、150
0L)で2分間混合した後、得られた混合末を、ロータ
リー式打錠機((株)菊水製作所製:RT−D51)を
用いて打錠した。
【0079】なお、ロータリー式打錠機は、51組の型
組を装着可能である。このような打錠機に、実施例2〜
4、比較例2、比較例3の型組をそれぞれ3組装着し、
他の36組は無作為に臼孔径(8.1mmφ)の臼及び
外径の杵を装着した。打錠は30rpmで行い、1錠重
量185mg、錠剤厚み4.30mmのレンズ型の錠剤
を得た。なお、実施例2、実施例3、比較例2、比較例
3の型組では、約135万錠、実施例4の型組では約4
05万錠の錠剤を打錠した。
【0080】打錠後、臼孔から下杵を抜き出して観察し
た結果、表1に示すように、実施例2〜4の型組の杵先
および臼孔面には、粉末の固着がなく、比較例2及び3
の杵先および臼孔面には、粉末の固着が認められた。
【0081】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はロータリー式打錠機を示す要部概略縦断
面図である。
【図2】図2はロータリー式打錠機における臼孔と杵と
の関係を示す要部概略斜視図である。
【図3】図3は錠剤の製造工程を示す概略図である。
【図4】図4は下杵を示す概略図である。
【符号の説明】
1…臼 1a…臼孔 3…上杵 5…下杵 5a…チップ部 C…クリアランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深田 公司 大阪府大阪市淀川区三国本町1丁目15番4 −711号 (72)発明者 佐伯 昌 神奈川県鎌倉市梶原2丁目27番1−201号 (72)発明者 伊藤 俊一 大阪府吹田市山田東4丁目41番5−1006号 (72)発明者 島田 泰男 京都府京都市中京区西ノ京南上合町104番 地 (72)発明者 島田 啓司 京都府京都市中京区西ノ京南上合町104番 地

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の杵のうち少なくとも一方の杵と臼
    孔とのクリアランスが、0.01〜0.035mmであ
    る臼および杵を備えている打錠装置。
  2. 【請求項2】 成形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿
    って移動する杵と臼孔とのクリアランスが、0.01〜
    0.035mmである請求項1記載の打錠装置。
  3. 【請求項3】 成形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿
    って移動する杵の先端のチップ部の軸方向の長さが1.
    5〜3.5mmである杵を備えている打錠装置。
  4. 【請求項4】 一対の杵のうち少なくとも一方の杵と臼
    孔とのクリアランスが0.01〜0.035mmであ
    り、かつ成形中に臼孔内に存在し、かつ臼孔に沿って移
    動する杵の先端のチップ部の軸方向の長さが1.5〜
    3.5mmである臼および杵を備えている打錠装置。
  5. 【請求項5】 打錠末を、請求項1〜4のいずれかの項
    に記載の装置を用いて打錠する方法。
  6. 【請求項6】 臼孔面と杵外周面とに固着する性質の打
    錠末を打錠する請求項5記載の打錠方法。
  7. 【請求項7】 非揮発性液状成分、粘着性成分又は低融
    点物質を含む打錠末を打錠する請求項6記載の打錠方
    法。
JP17480893A 1993-06-21 1993-06-21 打錠装置および打錠方法 Withdrawn JPH078540A (ja)

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