JPH0785558A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0785558A
JPH0785558A JP5231185A JP23118593A JPH0785558A JP H0785558 A JPH0785558 A JP H0785558A JP 5231185 A JP5231185 A JP 5231185A JP 23118593 A JP23118593 A JP 23118593A JP H0785558 A JPH0785558 A JP H0785558A
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gear
holder
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裕人 西田
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Eiichi Okawa
栄一 大川
Hitoshi Watanabe
等 渡辺
Toshiaki Sasaki
敏明 佐々木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローダー移動に必要なスペースが小さくでき
るばかりか、ローダー移動の駆動部のギヤ等の破損を防
止することができるディスク装置を提供することにあ
る。 【構成】 アッパーシャーシ3に、第1のラック部材8
5と第2のラック部材86とをローダー68の移動方向
に移動可能に設け、第1のラック部材85にガイドピン
91、92を設けると共に、第2のラック部材86にガ
イド孔88、89を形成し、前記ガイドピン91、92
をガイド孔88、89に貫通させて、ガイドピン91、
92の端部を前記ローダー68に連結し、両方のラック
部材85、86にそれぞればね係止部93、94を設け
ると共に、両ばね係止部93、94間にばね95を掛け
渡し、第2のラック部材86のラック歯部86aにギヤ
96を噛み合わせ、このギヤ96を駆動ギヤ列に連係し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録方式のミニ
ディスクカートリッジの情報記録用ディスクを再生また
は書き込みするディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、保護用のカートリッジケースに情
報記録用ディスクを収納したディスクカートリッジ(以
下、カートリッジという)が提案されている。この種の
カートリッジの一例としては、光磁気記録方式のミニデ
ィスクカートリッジがあり、カートリッジ100は、図
11に示すようにカートリッジケース101内に収納さ
れた情報記録用ディスク102と、カートリッジケース
101の一辺に設けられたディスクアクセス孔103
と、このディスクアクセス孔103を開閉するスライド
シャッタ104とを備えている。そして、カートリッジ
ケース101の裏面の前側左右にはカートリッジ把持用
凹部105が形成してあり、カートリッジケース101
の右端面部には前後方向に沿う溝部106が形成してあ
り、この溝部106の途中にシャッター係止部材(図示
せず)が設けてあり、このシャッター係止部材は前記溝
部106側にばね(図示せず)により付勢されていて、
引っ込めることができるものである。そして、このシャ
ッター係止部材に前記スライドシャッター104の係止
爪部107が係止している。また、このスライドシャッ
ター104の右端面部にはシャッター開閉孔108が形
成してある。
【0003】そして、このようなカートリッジ100上
の情報を記録・再生する装置として、ディスク装置があ
る。このディスク装置において、ローダー移動機構は図
12に示すようにローダー109を搭載したラック部材
110と、このラック部材110のラック歯部111に
噛み合うギヤ112を有しており、このギヤ112は駆
動ギヤ列を介して駆動モーターのピニオンに連係されて
いる。
【0004】そして、前記駆動ギヤ列を介してギヤ11
2が回転し、このギヤ112にラック歯部111で噛み
合うラック部材110が移動し、ローダー109を移動
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク装置にあっては、図12(3)に示すよう
に前記ローダー109を距離Lだけ移動させる場合、ラ
ック部材110が一本物であるために、長さDのスペー
スが必要になっていた。
【0006】また、前記ラック部材110、すなわち、
ローダー109に外力が働いた場合には、この外力が前
記ギヤ112を介して駆動ギヤ列に伝達されるために、
このギヤ112等に破損が発生するという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、ローダ−移
動に必要なスペースが小さくできるばかりか、駆動部の
ギヤ等の破損を防止することができるディスク装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、固定側シャーシに、第1のラック部材
と第2のラック部材とをローダーの移動方向に移動可能
に設け、第1のラック部材にガイドピンを設けると共
に、第2のラック部材にガイド孔を形成し、前記ガイド
ピンをガイド孔に貫通させて、ガイドピンの端部を前記
ローダーに連結し、両方のラック部材にそれぞればね係
止部を設けると共に、両ばね係止部間にばねを掛け渡
し、第2のラック部材のラック歯部にギヤを噛み合わ
せ、このギヤを駆動ギヤ列に連係したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】かかる構成により、前記駆動ギヤ列を介してギ
ヤが回転し、このギヤにラック歯部で噛み合う第2のラ
ック部材がローダー移動方向の一方に移動し、この第2
のラック部材に形成されたガイド孔の端部に前記ガイド
ピンが押されてローダーがローダー移動方向の一方に移
動する。この場合、ローダーの移動と共に、第1のラッ
ク部材がローダー移動方向の一方に移動する。
【0010】前記ギヤが第2のラック部材のラック歯部
の端部に至ると、ギヤは第1のラック部材のラック歯部
に噛み合う。そして、ギヤが第2のラック部材のラック
歯部を離れると、第1のラック部材のラック歯部のみに
噛み合い、この第1のラック部材をローダー移動方向の
一方に移動させる。この移動によりガイドピンを介して
ローダーがローダー移動方向の一方に移動する。
【0011】このように、前記ギヤの回転駆動により第
2のラック部材が送られてローダーが移動し、その後
に、第2のラック部材は送られずに第1のラック部材が
送られて、ローダーが移動するので、一本物のラック部
材でローダーを送る場合に比べて必要スペースが小さく
できる。
【0012】また、第1、第2のラック部材はばねによ
り連結してあるために、前記ギヤが第2のラック部材に
噛み合っている状態で、第1のラック部材、すなわちロ
ーダーに外力が働いた場合には、この第1のラック部材
がばねを伸長するように動くだけで、外力が前記ギヤを
介して駆動ギヤ列に伝達されないために、このギヤ等の
破損を防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わるディスク装置の一部省略
した斜視図、図2は同ディスク装置においてアッパーシ
ャーシの一部を除いた状態の斜視図、図3は同ディスク
装置の分解斜視図である。なお、図1乃至図3において
Y方向を後方、Z方向を前方とする。
【0014】本発明のディスク装置は、図1乃至図3に
示すようにメインシャーシ1と、サスペンションシャー
シ2と、固定側シャーシであるアッパーシャーシ3とを
備えている。前記メインシャーシ1は四角形の枠状体で
あり、その前面部1aには切欠き部よりなるカートリッ
ジ挿入口4が形成してある。メインシャーシ1の左、右
側部6a、6b及び後側部6cにはダンパー取付部5が
形成してあり、メインシャーシ1の左、右面部1b、1
c及び後面部1dの、前記ダンパー取付部5に対向する
部分は切欠き部26aになっている。また、前記メイン
シャーシ1の左、右側部6a、6bの後部には切欠き部
26が形成してある。また、メインシャーシ1の4つの
隅角部にはばね係止片7が設けてある。また、前記カー
トリッジ挿入口4には二重挿入防止レバー13が上下方
向に多少の動きを有して設けてある。
【0015】また、前記メインシャーシ1の左、右側部
6a、6bにはメカニカルロック機構Aが設けてある。
このメカニカルロック機構Aは、図7および図8に示す
ように前後のロック部材8、9を有しており、これらの
ロック部材8、9の先部はロック部10、11が形成し
てあり、これらのロック部10、11はその中央のロッ
ク用凹部10a、11aに収斂するガイド部12を有し
ており、後側のロック部材9には上下方向に長い長孔1
8が形成してある。
【0016】そして、前後のロック部材8、9は、前記
右側部6bに形成された水平なガイド孔部14、15に
ピン16、17により前後方向に移動可能に取り付けて
ある。前記メインシャーシ1の右側部6bにはレバー1
9がその中間部を支点ピン20により支持されて回動可
能に設けてあり、このレバー19の前端部はコンロッド
21の後端部にピン22で連結してあり、コンロッド2
1の前端部は前記ロック部材8の後端部にピン23で連
結してある。また、前記レバー19の後端部にはガイド
ピン24が取り付けてあり、このガイドピン24が前記
長孔18と前記切欠き部26に移動可能に挿入してあ
る。また、前記レバー19の前側部にはメインシャーシ
1の内方に突入する作動ピン25が取付けてある。
【0017】前記サスペンションシャーシ2は、その4
つの隅角部にばね係止片27を備えており、これらのば
ね係止片27と前記メインシャーシ1のばね係止片7と
にばね28が渡してあって、これらのばね28によりサ
スペンションシャーシ2は浮状態でメインシャーシ1に
保持されている。また、サスペンションシャーシ2と前
記メインシャーシ1との間にはダンパー29が介装して
ある。これらダンパー29のダンパー本体29aは前記
メインシャーシ1のダンパー取付部5に固定してある。
また、前記サスペンションシャーシ2の左、右側面部2
a、2bの前後にはロックピン30、31が固着してあ
り、前側のロックピン30は、切欠き部26a内にあっ
て、前記ロック部材8のロック部10の前方に位置し、
後側のロックピン31は、前記切欠き部26内にあっ
て、前記ロック部材9のロック部11の後方に位置して
いる。なお、この状態はロック解除状態である。
【0018】前記サスペンションシャーシ2は、その中
央部に位置させてターンテーブルが配置してあり、ま
た、サスペンションシャーシ2には、ターンテーブル
(図示せず)の右方に位置させて打抜き部(図示せず)
が、また、この打抜き部内に位置させて光ピックアップ
(図示せず)がそれぞれ設けてあり、この光ピックアッ
プはねじ送り機構(図示せず)により左右方向(ディス
クの半径方向)に移動するものである。また、サスペン
ションシャーシ2の裏側には、ターンテーブルの駆動モ
ーター等の機構が設けてある。
【0019】前記サスペンションシャーシ2の左、右側
面部2a、2bには、図4(1)に示すようにホルダー
ガイド部34、35が設けてある。左側のホルダーガイ
ド部34は、前記左側面部2aに前部から後部にかけて
形成された直線状のガイド孔36とこのガイド孔36の
後端部から下方に向かう下降孔37とから成り、右側の
ホルダーガイド部35は、前記右側面部2bに前部から
後部にかけて形成された直線状のガイド孔38とこのガ
イド孔38の中間部において下方に向かう下降孔39と
ガイド孔38の後端部から下方に向かう下降孔40と、
前記右側面部2bに沿うように並設された弾性を有する
スライドガイド部材41とから成る。また、サスペンシ
ョンシャーシ2には後部右側に位置させてシャッターオ
ープナ49が後方に移動しないためのストッパー60が
設けてある。
【0020】前記サスペンションシャーシ2には、これ
の左、右側面部2a、2bのホルダーガイド部34、3
5に保持されてホルダー43が前後方向に移動可能に設
けてある。すなわち、このホルダー43の左側部は図5
に示すように断面逆コ字形状の保持部44が形成してあ
り、この保持部44の端面が左側面部44aであり、ホ
ルダー43の右側部は直角に曲げてあって、右側面部4
4bが形成してある。そして、このホルダー43の左側
面部44aの前部には1本のホルダーピン42が、右側
面部44bには2本のホルダーピン45a、45bが前
後にそれぞれ取り付けてある。また、ホルダー43の裏
側の左右には、図6(1)に示すように前部に位置させ
てカートリッジ把持フック46がピン47により左右方
向に揺動可能に取り付けてあり、これらのカートリッジ
把持フック46はばね48によりホルダー43の中心側
に付勢されている。また、前記ホルダー43の面部には
左右にカートリッジ受け部63が形成してある(図5参
照)。
【0021】このように構成されたホルダー43の右側
部にはシャッターオープナ49が前後方向に移動可能に
取り付けてある。すなわち、このシャッターオープナ4
9は前記ホルダー43の右側部に摺接する上面部49a
および外側面部49bを有しており、この上面部49a
には前後方向に沿うスライド孔50が形成してあり、前
記ホルダー43の右側部の前後には、シャッター閉じば
ね解除ピンを兼ねる保持ピン51a、51bが前記スラ
イド孔50に挿入されていて、これらの保持ピン51
a、51bがシャッターオープナ49を保持している。
【0022】このシャッターオープナ49の前部内側に
は図6(1)、(4)に示すように内側面部52と水平
面部53とが形成してあり、この内側面部52には開口
部54が形成してあり、内側面部52と水平面部53の
前端部は外に開いていて、このシャッターオープナ49
の内側面部52と水平面部53およびホルダー43の左
側部の保持部44でカートリッジ挿入部58を構成して
おり、このカートリッジ挿入部58に開閉ドア59が開
閉可能に設けてある。
【0023】また、前記シャッターオープナ49の中間
部の内側にはシャッター係止解除爪55が設けてある。
また、シャッターオープナ49の外側面部49bの内側
にはシャッター閉じばね56の基部56aが固着してあ
り、シャッター閉じばね56は内方に曲げられていて、
その先端部は平面視でV状に屈曲した係止部56bが形
成してあり、この係止部56bが前記開口部54から前
記カートリッジ挿入部58内に突出している。また、シ
ャッターオープナ49の後端部にはストッパー57が形
成してある。そして、前側の前記保持ピン51aはシャ
ッター閉じばね56の係止部56bを開口部54よりカ
ートリッジ挿入部58外に引っ込める逃がし機構を構成
している。
【0024】そして、上記のようにシャッターオープナ
49を取り付けたホルダー43は、その左側のガイドピ
ン42を、前記サスペンションシャーシ2の左側面部2
aのホルダーガイド部34のガイド孔36に移動可能に
挿入し、また、右側の前方のガイドピン45aを、前記
サスペンションシャーシ2の右側面部2bのホルダーガ
イド部35のガイド孔38に、前記スライドガイド部材
40の下面に摺接させた状態で移動可能に挿入すると共
に、右側の後方のガイドピン45bを、前記サスペンシ
ョンシャーシ2の右側面部2bのホルダーガイド部35
のガイド孔38に、前記スライドガイド部材40の上面
に摺接させた状態で移動可能に挿入して、前記サスペン
ションシャーシ2に取り付けてある。
【0025】前記アッパーシャーシ3の面部の裏面の左
側には図3、図9(1)に示すように前後方向にローダ
ーガイド65が固着してあり、このローダーガイド65
には前後方向に沿うガイド孔66が形成してある。ま
た、アッパーシャーシ3の後部には左右方向に沿うガイ
ド孔67が形成してある。
【0026】このアッパーシャーシ3の裏面にはローダ
ー68とこのローダー68を往復動するローダー移動機
構Cが設けてある。前記ローダー68は、その面部68
aの左右に、面部68aに対して直角に折り曲げられた
左右の側面部70、71を備えており、右の側面部71
には、前後にホルダーピン係合部72、73が、中間部
にはロックピン係合部74がそれぞれ形成してある。そ
して、ホルダーピン係合部72、73は前方に向かって
突出する係合片部72a、73aを有し、ロックピン係
合部74は後方に向かって突出する係合片部74aを有
している。また、左の側面部70には、前部にホルダー
ピン係合部72と同構成のホルダーピン係合部が、中間
部には前記ロックピン係合部74と同構成のロックピン
係合部がそれぞれ形成してある。
【0027】前記ローダー68の後部右側には左右方向
に沿うガイド孔68bが形成してある。そして、ローダ
ー68の面部68aの左後端部には図2に示すようにリ
ンク78の前端部がピン79で取り付けてあり、リンク
78の後端部にはガイドピン80が設けてあって、この
ガイドピン80は前記アッパーシャーシ3の後部のガイ
ド孔67に挿入してある。また、アッパーシャーシ3の
右後端部にはリンク81の後端部がピン82で取り付け
てあり、リンク81の前端部にはガイドピン83が設け
てあって、このガイドピン83は前記ローダー68の後
部のガイド孔68bに挿入してあり、リンク78、81
は中央の交差部においてピン84により互いに回動自在
に連結してある。
【0028】前記ローダー移動機構Cは、図9、図10
に示すように前記ローダーガイド65に沿う第1のラッ
ク部材85と第2のラック部材86とを備えており、第
2のラック部材86に第1のラック部材85が端部にお
いて摺動可能に重ね合わせてあり、第2のラック部材8
6の立上り壁部87には前後のガイド孔88、89が形
成してある。そして、第1のラック部材85の立上り壁
部90の前後には、ガイドピン91、92が固着してあ
り、前側のガイドピン91は前記ガイド孔88を貫通
し、後側のガイドピン92は前記ガイド孔89を貫通し
ていて、これらのガイドピン91、92の端部は前記ロ
ーダー68の右の側面部71に連結してある。
【0029】そして、第1のラック部材85の後端部に
はばね係止部93が設けてあり、第2のラック部材89
の前端部にはばね係止部94が設けてあって、両ばね係
止部93、94間にばね95が掛け渡してある。
【0030】また、第2のラック部材86のラック歯部
86aにはギヤ96が噛み合っており、前記アッパーシ
ャーシ3の裏面に設けた駆動モーター(図示せず)のピ
ニオンは駆動ギヤ列(図示せず)を介して前記ギヤ96
に連係している。
【0031】上記のように構成されたアッパーシャーシ
3は前記メインシャーシ1に重ねられてこのメインシャ
ーシ1に固着されている。この場合、前記ローダー68
の右側に設けた前後のホルダーピン係合部72、73は
前記ホルダーピン45a、45bに摺動可能に係合して
おり、ローダー68の左側に設けたホルダーピン係合部
72は前記ホルダーピン42に摺動可能に係合してい
る。そして、アッパーシャーシ3の前縁部とメインシャ
ーシ1のカートリッジ挿入口4とでカートリッジ出入口
98が形成してある。
【0032】前記カートリッジ(上記した従来の技術で
説明したものと同じである。)100の挿入前では、左
右のメカニカルロック機構Aにより前記サスペンション
シャーシ2はメインシャーシ1にロックされている。す
なわち、メカニカルロック機構Aの前側のロック部材8
が前方に移動状態で、このロック部材8の先部のロック
部10が、サスペンションシャーシ2の前側のロックピ
ン30を把持し、後側のロック部材9が後方に移動状態
で、このロック部材9の先部のロック部11が、サスペ
ンションシャーシ2の後側のロックピン31を把持して
いる。
【0033】次に上記のように構成されたディスク装置
の作動を説明する。図6(3)に示すように前記ホルダ
ー43がカートリッジ出入口98側に位置している場合
には、前記ホルダー43のシャッター閉じばね解除ピン
を兼ねる保持ピン51aが前方に位置して前記シャッタ
ー閉じばね56の中間部に干渉し、シャッター閉じばね
56の先端部の係止部56bを開口部54より引っ込め
た状態にしている。
【0034】そして、前記カートリッジ100を前記カ
ートリッジ出入口98から前記ホルダー43のカートリ
ッジ挿入部58に挿入して、このカートリッジ100の
前端面部をホルダー43のカートリッジ受部63に当て
ると、前記シャッターオープナ49のシャッター係止解
除爪55が前記カートリッジ100の溝部106に挿入
されると共に、前記ホルダー43の左右のカートリッジ
把持フック46がカートリッジケース101の左右のカ
ートリッジ把持用凹部105に係合し、カートリッジ1
00がカートリッジ把持フック46を介してホルダー4
3に保持される。
【0035】そして、前記カートリッジ100を押し込
むことにより、ローダー移動機構Cの駆動モーターの制
御回路(いずれも図示せず)に電力が投入(スイッチオ
ン)されて、このローダー移動機構Cによりローダー6
8が作動してカートリッジ100のスライドシャッター
解放と、前記サスペンションシャーシ2のロック解除
と、カートリッジ100の自動引き込みとが行われる。
【0036】(ローダー68の動作)前記駆動モーター
の駆動によりピニオン、駆動ギヤ列を介してギヤ96が
回転し、このギヤ96にラック歯部86aで噛み合う第
2のラック部材86が後方に移動し、この第2のラック
部材86に形成されたガイド孔88,89の前端部にガ
イドピン91,92が押されてローダー68が後方に移
動する。この場合、ローダー68の移動と共に、第1の
ラック部材85が後方に移動する。前記ギヤ96が第2
のラック部材86のラック歯部86aの先側に至ると、
ギヤ96は第1のラック部材85のラック歯部85aの
後部に噛み合う。そして、ギヤ96が第2のラック部材
86のラック歯部86aを離れると、第1のラック部材
85のラック歯部85aのみに噛み合い、この第1のラ
ック部材85を後方に移動させる。この移動によりガイ
ドピン91、92を介してローダー68が後方に移動す
る。また、第1のラック部材85の後方への移動により
ばね95を介して第2のラック部材86が後方に移動す
る。
【0037】(カートリッジ100におけるスライドシ
ャッター104の解放動作)前記ローダー68の右側に
設けた前後のホルダーピン係合部72、73が前記ホル
ダーピン45a、45bに摺動可能に係合しており、ま
た、ローダー68の左側に設けたホルダーピン係合部7
2が前記ホルダーピン42に摺動可能に係合しているた
めに、ローダー68の後方への移動により前記ホルダー
43が後方に移動し、前記カートリッジ100が後方に
移動される。
【0038】このために、ホルダー43が後退して前記
保持ピン51aが前記シャッター閉じばね56の中間部
から外れて、シャッター閉じばね56の先端部の係止部
56bが開口部54よりカートリッジ挿入部58内に突
出する。この場合、前記シャッターオープナ49の後端
部のストッパー57が前記サスペンションシャーシ2に
設けたストッパー60に接して、シャッターオープナ4
9は後方には移動しない。
【0039】前記シャッターオープナ49のシャッター
係止解除爪55が前記カートリッジ100のシャッター
係止部材を押してこれを引っ込めて、前記スライドシャ
ッター104の係止爪部107のシャッター係止部材へ
の係止を解除する。この時、前記シャッター閉じばね5
6の先端部の係止部56bが前記スライドシャッター1
04のシャッター開閉孔108に係止する。このため
に、前記カートリッジ100の後方への移動と共に、ス
ライドシャッター104が解放される(図6(2)
(3)参照)。
【0040】(サスペンションシャーシ2のロック解除
動作)前記ローダー68の後方への移動によりホルダー
43が後方に移動するが、このホルダー43の移動によ
り、図7(1)、(2)および図8(1)、(2)に示
すようにローダー68のロックピン係合部74の係合片
部74aが、前記メカニカルロック機構Aのレバー19
の作動ピン25に係合し、この作動ピン25を上方に案
内することにより、前記レバー19が図7(3)、図8
(4)において時計回り方向に回転して前後のロック部
材8、9を内方に引き寄せる。このために、図8(5)
に示すようにロック部材8の先部のロック部10からサ
スペンションシャーシ2の前側のロックピン30が外さ
れ、後側のロック部材9の先部のロック部11からサス
ペンションシャーシ2の後側のロックピン31が外さ
れ、サスペンションシャーシ2のロック解除が成され
る。このために、前記サスペンションシャーシ2はその
四隅のばね28により支えられた状態になる。
【0041】(カートリッジ100の自動引き込み動
作)さらに、ホルダー43が後方に移動し、前記ホルダ
ーピン42、45a、45bが、前記サスペンションシ
ャーシ2の左、右のホルダーガイド部34、35に案内
されてこれらのホルダーガイド部34、35の下降孔3
7、39、40に引き込まれて、前記カートリッジ10
0の下面中央の開口から覗いているセンター(図示せ
ず)にターンテーブルのハブが嵌合する。この時、前記
ホルダーピン42、45a、45bは前記ホルダーピン
係合部72、73から外れるが、係合片部72a、73
aはホルダーピン42、45a、45bから外れない。
【0042】この状態で、ターンテーブルの駆動モータ
ーの制御回路(いずれも図示せず)に電力が投入(スイ
ッチオン)されると共に、光ピックアップの駆動モータ
ーの制御回路(いずれも図示せず)に電力が投入(スイ
ッチオン)されて前記情報記録用ディスク102が回転
し、また、前記光ピックアップがねじ送り機構により左
右方向(ディスクの半径方向)に移動して再生または書
き込みが行われる。
【0043】次に、再生または書き込みが完了すると、
前記ローダ68の逆移動により前記カートリッジ100
の排出と前記サスペンションシャーシ2のロック動作が
行われる。
【0044】(ローダ68の逆移動動作)前記駆動モー
ターの逆回転駆動によりピニオン、駆動ギヤ列を介して
ギヤ96が逆回転し、このギヤ96にラック歯部85a
で噛み合う第1のラック部材85が前方に移動し、ガイ
ドピン91、92を介してローダー68が前方に移動す
る。前記ギヤ96が第1のラック部材85のラック歯部
85aの後側に至ると、ギヤ96は第2のラック部材8
6のラック歯部86aのみに噛み合い、この第2のラッ
ク部材86を前方に移動させる。この第2のラック部材
86に形成されたガイド孔88、89の後端部にガイド
ピン91、92が押されてローダー89が前方に移動す
る。
【0045】(カートリッジ100の排出動作)前記ロ
ーダー68の前方への移動により、このローダー68に
設けた前後のホルダーピン係合部72、73の係合片部
72a、73aが前記ホルダーピン45a、45b、4
2を前方に押すことにより、ホルダー43が前方に移動
し、前記カートリッジ100が前方に移動される。前記
ホルダー43が前方に移動してホルダーピン42、45
a、45bが、前記サスペンションシャーシ2の左、右
のホルダーガイド部34、35に案内されて下降孔3
7、39、40から直線孔36、38に引き戻されて、
前記カートリッジ100のセンターがターンテーブルよ
り離れ、左、右のホルダーガイド部34、35に案内さ
れて前方に移動され、前記ホルダー43のカートリッジ
挿入部99から前記カートリッジ出入口98側に排出さ
れる。
【0046】(カートリッジ100におけるスライドシ
ャッター104の閉じ動作)前記カートリッジ100の
排出時、前記シャッター閉じばね56の先端部の係止部
56bが前記シャッター開閉孔108に係止しているた
めに、前記ホルダー43の前方への移動により前記スラ
イドシャッター104が閉ざされる。そして、前記シャ
ッターオープナ49のシャッター係止解除爪55が前記
カートリッジ100のシャッター係止部材から外れてこ
れを突出させ、スライドシャッター104の係止爪部1
07がシャッター係止部材に係止される。また、前記シ
ャッター閉じばね56の先端部の係止部56bが前記シ
ャッター開閉孔108から外れる。
【0047】(サスペンションシャーシ2のロック動
作)前記カートリッジ100の排出時、前記ローダー6
8の前方への移動により、このローダー68のロックピ
ン係合部74が、前記レバー19の作動ピン25を前方
に押し、この作動ピン25を押し下げることにより、前
記レバー19が図8(5)、(4)、(3)、(2)、
(1)の順序で反時計回り方向に回転して前後のロック
部材8、9を外方に押し拡げる。このために、前側のロ
ック部材8の先部のロック部10がサスペンションシャ
ーシ2の前側のロックピン30を固定し、後側のロック
部材9の先部のロック部11がサスペンションシャーシ
2の後側のロックピン31を固定する。
【0048】上記の実施例によれば、前記駆動ギヤ列を
介してギヤ96が回転し、このギヤ96にラック歯部8
6aで噛み合う第2のラック部材86が後方に移動し、
この第2のラック部材86に形成されたガイド孔88、
89の端部に前記ガイドピン91、92が押されてロー
ダー68が後方に移動する。この場合、ローダー68の
移動と共に、第1のラック部材85が後方に移動する
(図10(1)、(2)参照)。
【0049】前記ギヤ96が第2のラック部材86のラ
ック歯部86aの端部に至ると、ギヤ96は第1のラッ
ク部材85のラック歯部85aに噛み合う。そして、ギ
ヤ96が第2のラック部材86aのラック歯部86aを
離れると、第1のラック部材85のラック歯部85aの
みに噛み合い、この第1のラック部材85を後方に移動
させる。この移動によりガイドピン91、92を介して
ローダー68が後方に移動する(図10(2)、(3)
参照)。
【0050】このように、前記ギヤ96の回転駆動によ
り第2のラック部材86が送られてローダー68が移動
し、その後に、第2のラック部材86は送られずに第1
のラック部材85が送られて、ローダー68が移動する
ので、このローダー68を距離Lだけ移動させる場合、
第2のラック部材86の長さC分、一本物のラック部材
でローダーを送る場合の距離Dに比べて必要スペースが
小さくできる(図10(3)参照)。
【0051】また、第1、第2のラック部材85、86
はばね95により連結してあるために、前記ギヤ96が
第2のラック部材86に噛み合っている状態で、第1の
ラック部材85、すなわちローダー68に外力が働いた
場合には、この第1のラック部材85がばね95を伸長
するように動くだけで、外力が前記ギヤ96を介して駆
動ギヤ列に伝達されないために、このギヤ96等の破損
を防止することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定側
シャーシに、第1のラック部材と第2のラック部材とを
ローダーの移動方向に移動可能に設け、第1のラック部
材にガイドピンを設けると共に、第2のラック部材にガ
イド孔を形成し、前記ガイドピンをガイド孔に貫通させ
て、ガイドピンの端部を前記ローダーに連結し、両方の
ラック部材にそれぞればね係止部を設けると共に、両ば
ね係止部間にばねを掛け渡し、第2のラック部材のラッ
ク歯部にギヤを噛み合わせ、このギヤを駆動ギヤ列に連
係したから、前記駆動ギヤ列を介してギヤが回転し、こ
のギヤにラック歯部で噛み合う第2のラック部材がロー
ダー移動方向の一方に移動し、この第2のラック部材に
形成されたガイド孔の端部に前記ガイドピンが押されて
ローダーがローダー移動方向の一方に移動する。この場
合、ローダーの移動と共に、第1のラック部材がローダ
ー移動方向の一方に移動する。
【0053】前記ギヤが第2のラック部材のラック歯部
の端部に至ると、ギヤは第1のラック部材のラック歯部
に噛み合う。そして、ギヤが第2のラック部材のラック
歯部を離れると、第1のラック部材のラック歯部のみに
噛み合い、この第1のラック部材をローダー移動方向の
一方に移動させる。この移動によりガイドピンを介して
ローダーがローダー移動方向の一方に移動する。
【0054】このように、前記ギヤの回転駆動により第
2のラック部材が送られてローダーが移動し、その後
に、第2のラック部材は送られずに第1のラック部材が
送られて、ローダーが移動するので、一本物のラック部
材でローダーを送る場合に比べて必要スペースが小さく
できる。
【0055】また、第1、第2のラック部材はばねによ
り連結してあるために、前記ギヤが第2のラック部材に
噛み合っている状態で、第1のラック部材、すなわちロ
ーダーに外力が働いた場合には、この第1のラック部材
がばねを伸長するように動くだけで、外力が前記ギヤを
介して駆動ギヤ列に伝達されないために、このギヤ等の
破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスク装置の一部省略した斜
視図
【図2】同ディスク装置においてアッパーシャーシの一
部を除いた状態の斜視図
【図3】同ディスク装置の分解斜視図
【図4】(1)は同ディスク装置におけるカートリッジ
排出状態の斜視図 (2)は同ディスク装置におけるカートリッジローディ
ング状態の斜視図 (3)は同ディスク装置におけるカートリッジローディ
ング終了直前の斜視図
【図5】同ディスク装置におけるホルダーの分解斜視図
【図6】(1)は同ホルダーにおいてカートリッジのス
ライドシャッターが開状態の平面図 (2)は同ホルダーにおいてカートリッジのスライドシ
ャッターが半開状態の平面図 (3)は同ホルダーにおいてカートリッジのスライドシ
ャッターが閉状態の平面図 (4)は(1)のX方向からの矢視図
【図7】(1)は本発明に係わるディスク装置の一部省
略した右側面図 (2)〜(3)は同ディスク装置における、メカニカル
ロック機構のロック解除の各作動説明図
【図8】(1)〜(5)はメカニカルロック機構のロッ
ク解除の各作動説明図
【図9】(1)は本発明に係わるディスク装置のローダ
ー移動機構の一部省略した側面図 (2)、(3)は同ローダー移動機構における第1、第
2のラック部材の作動説明図
【図10】(1)〜(3)は同ローダー移動機構におけ
る第1、第2のラック部材の作動原理説明図
【図11】カートリッジの斜視図
【図12】(1)〜(3)は従来のディスク装置のロー
ダー移動機構の作動説明図
【符号の説明】
1 メインシャーシ 2 サスペンションシャーシ 3 アッパーシャーシ(固定側シャーシ) 85 第1のラック部材 86 第2のラック部材 88、89 ガイド孔 91、92 ガイドピン 93、94 ばね係止部 95 ばね 96 ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 等 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 敏明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側シャーシに、第1のラック部材と
    第2のラック部材とをローダーの移動方向に移動可能に
    設け、第1のラック部材にガイドピンを設けると共に、
    第2のラック部材にガイド孔を形成し、前記ガイドピン
    をガイド孔に貫通させて、ガイドピンの端部を前記ロー
    ダーに連結し、両方のラック部材にそれぞればね係止部
    を設けると共に、両ばね係止部間にばねを掛け渡し、第
    2のラック部材のラック歯部にギヤを噛み合わせ、この
    ギヤを駆動ギヤ列に連係したことを特徴とするディスク
    装置。
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