JPH0785601A - 磁気記憶装置 - Google Patents
磁気記憶装置Info
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- JPH0785601A JPH0785601A JP5233899A JP23389993A JPH0785601A JP H0785601 A JPH0785601 A JP H0785601A JP 5233899 A JP5233899 A JP 5233899A JP 23389993 A JP23389993 A JP 23389993A JP H0785601 A JPH0785601 A JP H0785601A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】適応等化器の等化係数を保持させフォーマット
上の制御領域を省く。 【構成】 磁気ディスク(DK)から読出された再生信号入
力(S1)に対し適応等化処理する磁気記憶装置において、
S1に対し少くとも異なる2種の遅延量を与えた再生信号
(SD1,SD2) の出力回路(DL)101,102 、S1とSD1 とを加算
して合成再生信号(S2)を出す第1合成部103 、S2に等化
量決定用の係数分を補正し合成再生信号(S3)を出す第2
合成部107 、SD2 とS3を合成して等化出力を得る第3合
成部108 とを持つ等化器130 と、S2及びS3から係数の勾
配情報(S4)を得る勾配発生部128 、S4を受けて等化量決
定用の係数を供給する等化係数更新部(RN)125 と持つ第
4合成部129 と、RNの更新タイミングを制御する制御回
路(CT)119 とから構成され、CTはDKのデータエリアの読
出中断時点で等化係数更新停止させ、読出し再開時点で
更新再開させる機能を、RNには更新停止の間は停止時点
の係数保持機能を持たせる。
上の制御領域を省く。 【構成】 磁気ディスク(DK)から読出された再生信号入
力(S1)に対し適応等化処理する磁気記憶装置において、
S1に対し少くとも異なる2種の遅延量を与えた再生信号
(SD1,SD2) の出力回路(DL)101,102 、S1とSD1 とを加算
して合成再生信号(S2)を出す第1合成部103 、S2に等化
量決定用の係数分を補正し合成再生信号(S3)を出す第2
合成部107 、SD2 とS3を合成して等化出力を得る第3合
成部108 とを持つ等化器130 と、S2及びS3から係数の勾
配情報(S4)を得る勾配発生部128 、S4を受けて等化量決
定用の係数を供給する等化係数更新部(RN)125 と持つ第
4合成部129 と、RNの更新タイミングを制御する制御回
路(CT)119 とから構成され、CTはDKのデータエリアの読
出中断時点で等化係数更新停止させ、読出し再開時点で
更新再開させる機能を、RNには更新停止の間は停止時点
の係数保持機能を持たせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速動作および大容量
化を図ることができるようにした磁気記憶装置に関す
る。
化を図ることができるようにした磁気記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置(例えば、ハードディ
スク装置)のような磁気記憶装置においては、高密度化
高信頼性化を図るための信号処理技術の一つとして、例
えば、米国特許第5,060,088 号等に示されるような適応
等化器の重要性が大きくなってきている。図4に適応等
化器の構成の1例を示す。
スク装置)のような磁気記憶装置においては、高密度化
高信頼性化を図るための信号処理技術の一つとして、例
えば、米国特許第5,060,088 号等に示されるような適応
等化器の重要性が大きくなってきている。図4に適応等
化器の構成の1例を示す。
【0003】ここに示す適応等化器は、入力波形サンプ
ル値を第1の遅延回路41および第2の遅延回路42の
2段の遅延回路を通して遅延させたものと、遅延を全く
与えない波形サンプル値とを第1の加算器43により加
算し、この第1の加算器43による加算値を乗算器44
に通して所要の係数を乗じて補正し、これと前記入力波
形サンプル値を前記第1の遅延回路41のみの1段分の
遅延回路を通して遅延させたものとを別の加算器である
第2の加算器45で加算して等化波形サンプル値出力を
得る。
ル値を第1の遅延回路41および第2の遅延回路42の
2段の遅延回路を通して遅延させたものと、遅延を全く
与えない波形サンプル値とを第1の加算器43により加
算し、この第1の加算器43による加算値を乗算器44
に通して所要の係数を乗じて補正し、これと前記入力波
形サンプル値を前記第1の遅延回路41のみの1段分の
遅延回路を通して遅延させたものとを別の加算器である
第2の加算器45で加算して等化波形サンプル値出力を
得る。
【0004】一方、前記第1の加算器43の出力と第2
の加算器45の出力とを勾配計算回路46に与えてここ
で係数の勾配を求め、第3の加算器47に与える。第3
の加算器47には第3の遅延回路48からの出力が与え
られており、第3の加算器47は両入力を加算して前記
第3の遅延回路48に与える。第3の遅延回路48はこ
れを所定時間遅延させて第3の加算器47にフィードバ
ックさせると共に、前記乗算器44に乗算の係数として
与える。
の加算器45の出力とを勾配計算回路46に与えてここ
で係数の勾配を求め、第3の加算器47に与える。第3
の加算器47には第3の遅延回路48からの出力が与え
られており、第3の加算器47は両入力を加算して前記
第3の遅延回路48に与える。第3の遅延回路48はこ
れを所定時間遅延させて第3の加算器47にフィードバ
ックさせると共に、前記乗算器44に乗算の係数として
与える。
【0005】第2の加算器45には入力波形サンプル値
をそのまま、および2段分の遅延をかけたものとの加算
値を一方の入力として与えており、また、入力波形サン
プル値に1段分の遅延をかけたものを他方の入力として
与えているので、2種の入力のうち、前者を後者と逆の
極性で与えると、後者の波形から前者の波形を差し引い
たものが第2の加算器45から得られることから、第1
および第2の遅延回路41,42の遅延量を、波形のピ
ーク領域が互いに重ならない適宜な値に設定しておくこ
とで、鈍った入力波形のサンプル値を等化処理できるこ
とになる。
をそのまま、および2段分の遅延をかけたものとの加算
値を一方の入力として与えており、また、入力波形サン
プル値に1段分の遅延をかけたものを他方の入力として
与えているので、2種の入力のうち、前者を後者と逆の
極性で与えると、後者の波形から前者の波形を差し引い
たものが第2の加算器45から得られることから、第1
および第2の遅延回路41,42の遅延量を、波形のピ
ーク領域が互いに重ならない適宜な値に設定しておくこ
とで、鈍った入力波形のサンプル値を等化処理できるこ
とになる。
【0006】そして、これにより得られた値と第1の加
算器43の出力の値とから、勾配計算回路46により、
等化に必要な勾配を計算し、これを第3の遅延回路48
を介して得られる値と共に第3の加算器47により加算
し、これを第3の遅延回路48を介して乗算器44に係
数として与えることで、最適な等化処理となるように、
前記前者の信号のレベルを調整する。
算器43の出力の値とから、勾配計算回路46により、
等化に必要な勾配を計算し、これを第3の遅延回路48
を介して得られる値と共に第3の加算器47により加算
し、これを第3の遅延回路48を介して乗算器44に係
数として与えることで、最適な等化処理となるように、
前記前者の信号のレベルを調整する。
【0007】この適応等化器は再生波形の変動を動的に
補正できるため、磁気ディスク装置の再生信号のよう
に、シリンダの位置によって波形が変動するような場合
には特に有効である。ただし、この変動量に等化量を最
小限の遅延で追従させるため、適応等化器を作動させる
場合、その初期動作において、トレーニング・パターン
と呼ばれる特定データパターンの波形を入力してやる必
要がある。
補正できるため、磁気ディスク装置の再生信号のよう
に、シリンダの位置によって波形が変動するような場合
には特に有効である。ただし、この変動量に等化量を最
小限の遅延で追従させるため、適応等化器を作動させる
場合、その初期動作において、トレーニング・パターン
と呼ばれる特定データパターンの波形を入力してやる必
要がある。
【0008】図5は、トレーニング・パターンを与える
ようにしたデータ・トラック上のフォーマットのうちの
1セクタ分を示したものである。磁気ディスク装置のよ
うなシリンダ位置によって波形が変動する記録装置のデ
ータ・トラック上のフォーマットは、図5に示すよう
に、1101から1107のフィールドで構成される数
十個のセクタが、ギャップ1108で区切られて並んで
いる。
ようにしたデータ・トラック上のフォーマットのうちの
1セクタ分を示したものである。磁気ディスク装置のよ
うなシリンダ位置によって波形が変動する記録装置のデ
ータ・トラック上のフォーマットは、図5に示すよう
に、1101から1107のフィールドで構成される数
十個のセクタが、ギャップ1108で区切られて並んで
いる。
【0009】ここで、1101はシンクフィールドであ
り、1102はトレーニングフィールドであり、110
3はIDフィールドであり、1104はギャップであ
り、1105はシンクフィールドであり、1106はト
レーニングフィールドであり、1107はデータフィー
ルドである。これらで1つのセクタが構成され、そし
て、その後ろにギャップ1108が設けられて、このギ
ャップ1108がセクタの区切りとなる。
り、1102はトレーニングフィールドであり、110
3はIDフィールドであり、1104はギャップであ
り、1105はシンクフィールドであり、1106はト
レーニングフィールドであり、1107はデータフィー
ルドである。これらで1つのセクタが構成され、そし
て、その後ろにギャップ1108が設けられて、このギ
ャップ1108がセクタの区切りとなる。
【0010】そして、あるセクタのデータをアクセスす
る場合、まず、シンクフィールド1101に書かれたパ
ターンを用いて、タイミング・クロック・リカバリ用の
フェーズ・ロック・ループ(PLL)の周波数(位相)
引き込みを行う。
る場合、まず、シンクフィールド1101に書かれたパ
ターンを用いて、タイミング・クロック・リカバリ用の
フェーズ・ロック・ループ(PLL)の周波数(位相)
引き込みを行う。
【0011】次に、トレーニング・フィールド1102
の波形パターンの部分で適応等化器の等化量を適正値に
調整する。すなわち、図4に符号1001を付して示さ
れる乗算器の係数を、再帰最小2乗(RLS)アルゴリ
ズム等を用いて適正値に収束させる。
の波形パターンの部分で適応等化器の等化量を適正値に
調整する。すなわち、図4に符号1001を付して示さ
れる乗算器の係数を、再帰最小2乗(RLS)アルゴリ
ズム等を用いて適正値に収束させる。
【0012】これらのキャリブレーションにより、信号
処理回路の適正な動作を確保した後、IDフィールド1
103の情報を読出し、そのセクタがアクセスの対象で
あるか否かを判断する。ギャップフィールド1104
は、データ・トラックを初期化(フォーマット)する時
に書かれたID情報(識別情報)と、その後に書き替え
られるデータ・フィールドの情報との波形の不連続部分
を吸収する為の領域で、データへのアクセスが読出しの
場合でも、この部分をそのまま読んでしまうと、この不
連続性のためにPLLの動作が乱される。
処理回路の適正な動作を確保した後、IDフィールド1
103の情報を読出し、そのセクタがアクセスの対象で
あるか否かを判断する。ギャップフィールド1104
は、データ・トラックを初期化(フォーマット)する時
に書かれたID情報(識別情報)と、その後に書き替え
られるデータ・フィールドの情報との波形の不連続部分
を吸収する為の領域で、データへのアクセスが読出しの
場合でも、この部分をそのまま読んでしまうと、この不
連続性のためにPLLの動作が乱される。
【0013】よって、読出しアクセス対象のセクタであ
っても、この部分では、読出しゲート信号がディスエー
ブルになって読出し動作は終了する。もし、読出し対象
のセクタであったならば、フィールド1101から行っ
た一連の動作を、シンクフィールド1105のところか
ら繰り返して行うことにより、データフィールド110
7に書かれたデータを読出す。従って、このようなケー
スに対応できるようにするために、シンクフィールド1
105、トレーニングフィールド1106と云った制御
用フィールドの制御用情報がデータ・フィールドの読出
しに先立って必要になり、その分、全トラック容量中の
ユーザ・データエリアが狭まって、ユーザ・データ容量
の割合を示すフォーマット効率は低下する。
っても、この部分では、読出しゲート信号がディスエー
ブルになって読出し動作は終了する。もし、読出し対象
のセクタであったならば、フィールド1101から行っ
た一連の動作を、シンクフィールド1105のところか
ら繰り返して行うことにより、データフィールド110
7に書かれたデータを読出す。従って、このようなケー
スに対応できるようにするために、シンクフィールド1
105、トレーニングフィールド1106と云った制御
用フィールドの制御用情報がデータ・フィールドの読出
しに先立って必要になり、その分、全トラック容量中の
ユーザ・データエリアが狭まって、ユーザ・データ容量
の割合を示すフォーマット効率は低下する。
【0014】つまり、ギャップフィールド1104があ
るために、読出しアクセス対象のセクタであっても、こ
の部分では読出し動作を一旦終了させ、つぎに同期を再
び取り直してデータフィールド1107に書かれたデー
タを読出す。そのための制御フィールドがギャップの後
に必要となり、その分、ユーザ・データエリアとして確
保できる筈の領域を食い潰してユーザ・データエリアの
容量を少なくしてしまう。
るために、読出しアクセス対象のセクタであっても、こ
の部分では読出し動作を一旦終了させ、つぎに同期を再
び取り直してデータフィールド1107に書かれたデー
タを読出す。そのための制御フィールドがギャップの後
に必要となり、その分、ユーザ・データエリアとして確
保できる筈の領域を食い潰してユーザ・データエリアの
容量を少なくしてしまう。
【0015】また、磁気記憶装置の高密度化を図る従来
技術に、セクタ・サーボ方式とゾーン・ビット・レコー
ディング(ZBR)と呼ばれる方式のものがあり、これ
らは特にディスク径の小さな装置において広く用いられ
ている。これらのうち、セクタ・サーボ方式のものは、
複数ある磁気記録ディスク面のうち、トラッキング・サ
ーボ情報のみが書かれたサーボ面を持たせるようにして
はおらずに全ての面をデータの記録に供し、サーボ情報
はデータ・トラックの特定の位置に埋め込む方式であ
る。ZBR方式でない装置では、図5のギャップ110
8に相当する位置に、この情報が埋め込まれる。
技術に、セクタ・サーボ方式とゾーン・ビット・レコー
ディング(ZBR)と呼ばれる方式のものがあり、これ
らは特にディスク径の小さな装置において広く用いられ
ている。これらのうち、セクタ・サーボ方式のものは、
複数ある磁気記録ディスク面のうち、トラッキング・サ
ーボ情報のみが書かれたサーボ面を持たせるようにして
はおらずに全ての面をデータの記録に供し、サーボ情報
はデータ・トラックの特定の位置に埋め込む方式であ
る。ZBR方式でない装置では、図5のギャップ110
8に相当する位置に、この情報が埋め込まれる。
【0016】ここでZBR方式とは、ディスク面上の記
録密度を均一に近い状態に持ってゆくことで装置容量を
増加させる技術である。ディスク面に同心円状に形成さ
れた記録トラックは、内周と外周で長さが異なるため、
一定回転数のディスクに同一周波数で書き込みを行え
ば、内周の記録密度は高く、外周では低くなる。
録密度を均一に近い状態に持ってゆくことで装置容量を
増加させる技術である。ディスク面に同心円状に形成さ
れた記録トラックは、内周と外周で長さが異なるため、
一定回転数のディスクに同一周波数で書き込みを行え
ば、内周の記録密度は高く、外周では低くなる。
【0017】そこで、記録周波数を可変にして記録密度
をどの記録トラックでも一定となるようにすれば、外周
側の記録トラック程、記録できる情報量を増やすことが
できるようになる。ただし、記録周波数をあまり細かく
変化させても、コストパフォーマンスが向上しないの
で、通常、10個分程度のゾーン毎に変化させている。
をどの記録トラックでも一定となるようにすれば、外周
側の記録トラック程、記録できる情報量を増やすことが
できるようになる。ただし、記録周波数をあまり細かく
変化させても、コストパフォーマンスが向上しないの
で、通常、10個分程度のゾーン毎に変化させている。
【0018】セクタ・サーボ方式とZBR方式を併用し
た場合のサーボ情報の位置を、ゾーンが4の場合を例に
して図6に模式的に示す。符号1200を付して示す太
線領域がサーボ情報を示すものとし、記録トラックにお
いて符号1201を付して示すゾーンは4セクタ、12
02を付して示すゾーンは5セクタ、1203を付して
示すゾーンは6セクタ、1204を付して示すゾーンは
7セクタで構成されているとする。
た場合のサーボ情報の位置を、ゾーンが4の場合を例に
して図6に模式的に示す。符号1200を付して示す太
線領域がサーボ情報を示すものとし、記録トラックにお
いて符号1201を付して示すゾーンは4セクタ、12
02を付して示すゾーンは5セクタ、1203を付して
示すゾーンは6セクタ、1204を付して示すゾーンは
7セクタで構成されているとする。
【0019】図6の(a)は、ZBR方式を併用しない
場合と同様に、サーボ情報の埋め込み位置をセクタ間と
したケースであり、図6の(b)は、サーボ情報が放射
状に揃うように配置した例である。
場合と同様に、サーボ情報の埋め込み位置をセクタ間と
したケースであり、図6の(b)は、サーボ情報が放射
状に揃うように配置した例である。
【0020】この例において、(a)の場合は、セクタ
内のデータのアクセスの方法が従来と変わらないため、
特別な制御をしなくても済む反面、ゾーンを跨ぐような
シーク動作をさせた場合、ゾーンの境界でサーボ情報の
サンプル数が変わるために、それに対応した制御の切り
替えを行う必要があり、さらに、この検出のためにゾー
ン境界にガードバンドが必要になる等の理由で、シーク
性能が劣化する。
内のデータのアクセスの方法が従来と変わらないため、
特別な制御をしなくても済む反面、ゾーンを跨ぐような
シーク動作をさせた場合、ゾーンの境界でサーボ情報の
サンプル数が変わるために、それに対応した制御の切り
替えを行う必要があり、さらに、この検出のためにゾー
ン境界にガードバンドが必要になる等の理由で、シーク
性能が劣化する。
【0021】これに対し、(b)の方式では、サーボ情
報が、セクタ情報の途中に割り込むため、セクタ内のデ
ータをアクセスする時にこの部分を飛び越すための特別
な制御が必要になるが、シーク性能を犠牲にしなくても
済む。
報が、セクタ情報の途中に割り込むため、セクタ内のデ
ータをアクセスする時にこの部分を飛び越すための特別
な制御が必要になるが、シーク性能を犠牲にしなくても
済む。
【0022】ディスク装置には、大容量化と共に高速な
アクセスが求められているが、アクセス時間の大部分は
機械的な部分の動作時間で占められている。よって、シ
ーク性能を犠牲にすることは、アクセス時間の短縮を断
念することに等しい。
アクセスが求められているが、アクセス時間の大部分は
機械的な部分の動作時間で占められている。よって、シ
ーク性能を犠牲にすることは、アクセス時間の短縮を断
念することに等しい。
【0023】図7は、図6(b)の方式を用いた場合の
データ・トラック上のフォーマットを示したものであ
り、そのうちの1セクタ分の一例を示したものである。
シンクフィールド1101からトレーニングフィールド
1106までは、図5に示したフォーマットと同一であ
り、この間の制御動作は先に説明した通りである。
データ・トラック上のフォーマットを示したものであ
り、そのうちの1セクタ分の一例を示したものである。
シンクフィールド1101からトレーニングフィールド
1106までは、図5に示したフォーマットと同一であ
り、この間の制御動作は先に説明した通りである。
【0024】ここでの相違点は、符号1301,130
5,1309を付して示されるデータフィールドが、符
号1302,1306を付して示されるサーボパターン
で分断されている点である。
5,1309を付して示されるデータフィールドが、符
号1302,1306を付して示されるサーボパターン
で分断されている点である。
【0025】サーボパターン1302,1306は、デ
ータとは異なる周波数のクロックで書き込まれたパター
ンであるから、この部分は、ギャップフィールド110
4の不連続領域と同じで、読出しゲート信号をディスエ
ーブルにしてデータの読み出し動作を中断しなければな
らない。従って、データフィールド1305やデータフ
ィールド1309のような、サーボパターンで分断され
た後のデータフィールドの読出しを再開するために、シ
ンクフィールド1101からの読出し開始時と同じの一
連の動作ができるよう、符号1303と1307を付し
て示されるPLLシンクロナイズ・フィールドと、符号
1304と1308を付して示される適応等化器用のト
レーニング・パターン・フィールドが設けられる。
ータとは異なる周波数のクロックで書き込まれたパター
ンであるから、この部分は、ギャップフィールド110
4の不連続領域と同じで、読出しゲート信号をディスエ
ーブルにしてデータの読み出し動作を中断しなければな
らない。従って、データフィールド1305やデータフ
ィールド1309のような、サーボパターンで分断され
た後のデータフィールドの読出しを再開するために、シ
ンクフィールド1101からの読出し開始時と同じの一
連の動作ができるよう、符号1303と1307を付し
て示されるPLLシンクロナイズ・フィールドと、符号
1304と1308を付して示される適応等化器用のト
レーニング・パターン・フィールドが設けられる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハー
ドディスク装置等の大容量磁気記録装置では、セクタ内
のデータを読み出す場合、書き込み動作をする必要が無
くても、IDフィールドとデータ・フィールドの間にあ
る波形の不連続部分をスキップするために、読出しを中
断する。
ドディスク装置等の大容量磁気記録装置では、セクタ内
のデータを読み出す場合、書き込み動作をする必要が無
くても、IDフィールドとデータ・フィールドの間にあ
る波形の不連続部分をスキップするために、読出しを中
断する。
【0027】そして、読出しを再開するために必要な制
御データ用のフィールドとして、PLLシンクロナイズ
・フィールドと適応等化器用のトレーニング・パターン
・フィールドがデータ・フィールドに先立って設けら
れ、これがためにフォーマット効率を低下させており、
ユーザ・データエリアの容量増を阻害している。
御データ用のフィールドとして、PLLシンクロナイズ
・フィールドと適応等化器用のトレーニング・パターン
・フィールドがデータ・フィールドに先立って設けら
れ、これがためにフォーマット効率を低下させており、
ユーザ・データエリアの容量増を阻害している。
【0028】また、セクタ・サーボ方式とZBR方式を
用いるディスク装置で、シーク性能を落とさないように
する場合、サーボ情報によりセクタの情報が途中で分断
されてしまう。この場合も、サーボ情報により中断され
た読出しを再開するために、PLLシンク・フィールド
と適応等化器のトレーニング・パターン・フィールド
が、分断された直後のフィールドに先立って付け加えら
れている。
用いるディスク装置で、シーク性能を落とさないように
する場合、サーボ情報によりセクタの情報が途中で分断
されてしまう。この場合も、サーボ情報により中断され
た読出しを再開するために、PLLシンク・フィールド
と適応等化器のトレーニング・パターン・フィールド
が、分断された直後のフィールドに先立って付け加えら
れている。
【0029】これらのフィールドは、ユーザのデータ記
憶に供され得る記憶容量を食いつぶしている訳であり、
ZBR方式の採用により増えたトラック容量の一部を相
殺してしまうと云う問題がある。
憶に供され得る記憶容量を食いつぶしている訳であり、
ZBR方式の採用により増えたトラック容量の一部を相
殺してしまうと云う問題がある。
【0030】本発明はこの様な点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところはデータ・フォーマット
が波形の不連続な領域で分断されていても、特にセクタ
・サーボ方式とZBR方式を併用する装置の場合に顕著
なように、適応等化器のためのトレーニング・パターン
・フィールドが繰り返し設けられることによるフォーマ
ット効率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い
磁気記録ができるようになる磁気記録装置を提供するこ
とにある。
であり、その目的とするところはデータ・フォーマット
が波形の不連続な領域で分断されていても、特にセクタ
・サーボ方式とZBR方式を併用する装置の場合に顕著
なように、適応等化器のためのトレーニング・パターン
・フィールドが繰り返し設けられることによるフォーマ
ット効率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い
磁気記録ができるようになる磁気記録装置を提供するこ
とにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、磁気デ
ィスクから読み出された再生信号入力に対して適応等化
方式の再生信号処理を行う磁気記憶装置において、前記
再生信号入力に対して少なくとも異なる2種の遅延量を
与えて出力する遅延回路、前記磁気ディスクから読み出
された再生信号入力と前記遅延回路により得られた2種
の遅延量のうち、一方の遅延量が与えられた再生信号と
を加算して等化量のもとになる合成再生信号を出力する
第1の合成部、第1の合成部の合成再生信号出力に等化
量を決定するための係数分を補正して補正合成再生信号
を出力する第2の合成部、前記遅延回路による前記2種
のうちの他方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合
成部の出力とを合成して等化出力を得る第3の合成部と
を有する等化器と、前記第1の合成部および第3の合成
部からの等化出力から係数の勾配情報を発生する勾配発
生部、この勾配発生部の出力する係数の勾配情報を受け
て、等化量を決定するための係数を供給する等化係数更
新部とから構成され、等化量決定のための係数を得る第
4の合成部とを有する適応等化回路部と、前記等化係数
更新部の更新のタイミングを制御するタイミング制御回
路とから構成され、前記タイミング制御回路は、前記磁
気ディスクのデータエリアの読み出しが中断した時点で
等化係数の更新を停止させ、データの読み出し再開時点
で更新を再開させる制御機能を備えると共に、前記等化
係数更新部には更新停止の間は停止した時点の等化係数
を保持する保持機能を持たせた構成とした。
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、磁気デ
ィスクから読み出された再生信号入力に対して適応等化
方式の再生信号処理を行う磁気記憶装置において、前記
再生信号入力に対して少なくとも異なる2種の遅延量を
与えて出力する遅延回路、前記磁気ディスクから読み出
された再生信号入力と前記遅延回路により得られた2種
の遅延量のうち、一方の遅延量が与えられた再生信号と
を加算して等化量のもとになる合成再生信号を出力する
第1の合成部、第1の合成部の合成再生信号出力に等化
量を決定するための係数分を補正して補正合成再生信号
を出力する第2の合成部、前記遅延回路による前記2種
のうちの他方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合
成部の出力とを合成して等化出力を得る第3の合成部と
を有する等化器と、前記第1の合成部および第3の合成
部からの等化出力から係数の勾配情報を発生する勾配発
生部、この勾配発生部の出力する係数の勾配情報を受け
て、等化量を決定するための係数を供給する等化係数更
新部とから構成され、等化量決定のための係数を得る第
4の合成部とを有する適応等化回路部と、前記等化係数
更新部の更新のタイミングを制御するタイミング制御回
路とから構成され、前記タイミング制御回路は、前記磁
気ディスクのデータエリアの読み出しが中断した時点で
等化係数の更新を停止させ、データの読み出し再開時点
で更新を再開させる制御機能を備えると共に、前記等化
係数更新部には更新停止の間は停止した時点の等化係数
を保持する保持機能を持たせた構成とした。
【0032】
【作用】適応等化器は、再生波形の変動を動的に補正す
ることにより、一定の等化量しか与えられない等化器よ
り等化誤差を少なく抑えられると云う利点を持つが、波
形の急激な変動に追従させるべきものではないので、そ
の制御時定数は比較的大きくとってある。すなわち、同
一セクタ内での読み出しの中断の前後では、等化量に大
きな変動はないものと見做せる。よって、同一セクタ内
での読み出しの中断のタイミングを検出し、中断前の等
化量を中断後まで保持させておければ、中断後のトレー
ニング・パターンを省略できるので、フォーマット効率
を落とさないで済む。
ることにより、一定の等化量しか与えられない等化器よ
り等化誤差を少なく抑えられると云う利点を持つが、波
形の急激な変動に追従させるべきものではないので、そ
の制御時定数は比較的大きくとってある。すなわち、同
一セクタ内での読み出しの中断の前後では、等化量に大
きな変動はないものと見做せる。よって、同一セクタ内
での読み出しの中断のタイミングを検出し、中断前の等
化量を中断後まで保持させておければ、中断後のトレー
ニング・パターンを省略できるので、フォーマット効率
を落とさないで済む。
【0033】本発明はこのような観点に基づくもので、
図1を参照して説明すると、遅延回路(101,10
2)において、前記磁気ディスクから読み出された再生
信号入力に対し、少なくとも異なる2種の遅延量を与え
る。一方、第1の合成部(第1の加算器103)は前記
磁気ディスクから読み出された再生信号入力と前記遅延
回路101,102により得られた2種の遅延量のう
ち、一方の遅延量が与えられた再生信号とを加算して等
化量のもとになる合成再生信号を出力する。
図1を参照して説明すると、遅延回路(101,10
2)において、前記磁気ディスクから読み出された再生
信号入力に対し、少なくとも異なる2種の遅延量を与え
る。一方、第1の合成部(第1の加算器103)は前記
磁気ディスクから読み出された再生信号入力と前記遅延
回路101,102により得られた2種の遅延量のう
ち、一方の遅延量が与えられた再生信号とを加算して等
化量のもとになる合成再生信号を出力する。
【0034】第2の合成部(第1の乗算器107)は、
第1の合成部(第1の加算器103)の合成再生信号出
力に等化量を決定するための係数分を補正して補正合成
再生信号として出力する。また、第3の合成部(第2の
加算器108)は前記遅延回路による前記2種のうちの
他方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合成部(第
1の乗算器107)の出力とを合成して等化出力を得
る。
第1の合成部(第1の加算器103)の合成再生信号出
力に等化量を決定するための係数分を補正して補正合成
再生信号として出力する。また、第3の合成部(第2の
加算器108)は前記遅延回路による前記2種のうちの
他方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合成部(第
1の乗算器107)の出力とを合成して等化出力を得
る。
【0035】また、勾配発生部(計算部128)は前記
第1の合成部(第1の加算器103)および第3の合成
部(第2の加算器108)からの等化出力から係数の勾
配情報を発生し、等化係数更新部125はこの勾配発生
部(計算部128)の出力する係数の勾配情報を受け
て、等化量を決定するための係数を供給する。そしてこ
れにより、適応等化回路部は等化量決定のための係数を
得る。
第1の合成部(第1の加算器103)および第3の合成
部(第2の加算器108)からの等化出力から係数の勾
配情報を発生し、等化係数更新部125はこの勾配発生
部(計算部128)の出力する係数の勾配情報を受け
て、等化量を決定するための係数を供給する。そしてこ
れにより、適応等化回路部は等化量決定のための係数を
得る。
【0036】また、タイミング制御回路119は前記等
化係数更新部(等化係数調整部129)の係数更新のタ
イミングを制御するが、タイミング制御回路119に
は、前記磁気ディスクのデータエリアの読み出しが中断
した時点で等化係数の更新を停止させ、データの読み出
し再開時点で更新を再開させる制御機能があり、前記等
化係数更新部125には更新停止の間は停止した時点の
等化係数を保持する保持機能がある。
化係数更新部(等化係数調整部129)の係数更新のタ
イミングを制御するが、タイミング制御回路119に
は、前記磁気ディスクのデータエリアの読み出しが中断
した時点で等化係数の更新を停止させ、データの読み出
し再開時点で更新を再開させる制御機能があり、前記等
化係数更新部125には更新停止の間は停止した時点の
等化係数を保持する保持機能がある。
【0037】本発明では、同一セクタ内での読出し中断
のタイミングを検出し、該中断前の等化係数を中断後ま
で保持させることで、中断終了後に当該保持中の等化係
数を利用して等化処理再開させることができる。そのた
め、同一セクタ内にギャップが形成されていても、その
ギャップの後に等化係数を獲得するためのトレーニング
・パターンを設けなくとも最適な等化係数は得られるか
ら、同一セクタ内におけるフォーマット上からトレーニ
ング・パターンを省略できるので、特に、セクタ・サー
ボ方式とZBR方式を併用するディスク装置のように、
同一セクタの情報が波形の不連続な領域で頻繁に分断さ
れるような場合でも、フォーマット効率の低下を招かず
に、より高密度で信頼性の高い磁気記録装置を提供する
ことができる。
のタイミングを検出し、該中断前の等化係数を中断後ま
で保持させることで、中断終了後に当該保持中の等化係
数を利用して等化処理再開させることができる。そのた
め、同一セクタ内にギャップが形成されていても、その
ギャップの後に等化係数を獲得するためのトレーニング
・パターンを設けなくとも最適な等化係数は得られるか
ら、同一セクタ内におけるフォーマット上からトレーニ
ング・パターンを省略できるので、特に、セクタ・サー
ボ方式とZBR方式を併用するディスク装置のように、
同一セクタの情報が波形の不連続な領域で頻繁に分断さ
れるような場合でも、フォーマット効率の低下を招かず
に、より高密度で信頼性の高い磁気記録装置を提供する
ことができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0039】図1は本発明による適応等化器の構成の一
例を示すブロック図であり、図2はこの図1の適応等化
器を備えた磁気記録装置の信号処理系の構成の一例を示
すブロック図である。
例を示すブロック図であり、図2はこの図1の適応等化
器を備えた磁気記録装置の信号処理系の構成の一例を示
すブロック図である。
【0040】磁気記録装置の信号処理系の構成を説明す
ると、201は電磁変換系であり、磁気ディスク(磁気
記録媒体)と磁気記録/再生ヘッドおよびこれら磁気記
録/再生ヘッドを磁気ディスク上でトラック位置を移動
制御(シーク)するヘッド操作系などよりなる。
ると、201は電磁変換系であり、磁気ディスク(磁気
記録媒体)と磁気記録/再生ヘッドおよびこれら磁気記
録/再生ヘッドを磁気ディスク上でトラック位置を移動
制御(シーク)するヘッド操作系などよりなる。
【0041】202はプリアンプ、203は可変利得増
幅器(VGA)、204はA/Dコンバータであり、電
磁変換系201のヘッドで読み出された磁気ディスクか
らの再生波形は、プリアンプ202で前置増幅され、さ
らにVGA203で増幅された後に、記録ビット周期T
でサンプリングされてディジタル量Xnに変換される。
205は本発明による適応等化器であり、この適応等化
器205はサンプル値Xnを入力とし、これを等化処理
してその等化結果としてYnを出力する。
幅器(VGA)、204はA/Dコンバータであり、電
磁変換系201のヘッドで読み出された磁気ディスクか
らの再生波形は、プリアンプ202で前置増幅され、さ
らにVGA203で増幅された後に、記録ビット周期T
でサンプリングされてディジタル量Xnに変換される。
205は本発明による適応等化器であり、この適応等化
器205はサンプル値Xnを入力とし、これを等化処理
してその等化結果としてYnを出力する。
【0042】また、適応等化器205は等化処理実施中
は使用した等化係数を逐次更新する機能を有しており、
また、同一セクタ内での読出し中断のタイミングを検出
する機能を有すると共に、当該同一セクタ内での読出し
中断のタイミングを検出すると適応等化処理の中断前の
等化係数を中断後も保持させ、等化処理再開の時点で
は、この保持した等化係数を用いて等化処理を行う機能
を有している。これにより、同一セクタ内での読出し再
開時の等化をトレーニングなしに行うことができるよう
にしている。
は使用した等化係数を逐次更新する機能を有しており、
また、同一セクタ内での読出し中断のタイミングを検出
する機能を有すると共に、当該同一セクタ内での読出し
中断のタイミングを検出すると適応等化処理の中断前の
等化係数を中断後も保持させ、等化処理再開の時点で
は、この保持した等化係数を用いて等化処理を行う機能
を有している。これにより、同一セクタ内での読出し再
開時の等化をトレーニングなしに行うことができるよう
にしている。
【0043】206はディテクタであり、このディテク
タ206は適応等化器205の出力であるYnから記録
データを検出して出力する。
タ206は適応等化器205の出力であるYnから記録
データを検出して出力する。
【0044】また、208はYnを入力とするタイミン
グエラー検出部であり、読出し中断のタイミングを検出
してシンク・フィールドのデータの波形に従い、電圧制
御発振器(VCO)207に与える制御電圧を調整する
ものであり、電圧制御発振器207と共同してタイミン
グ・クロック・リカバリ回路を構成している。このタイ
ミング・クロック・リカバリ回路は、シンク・フィール
ドの波形パターンを使って電圧制御発振器207の周波
数と位相の引き込みを行う回路である。
グエラー検出部であり、読出し中断のタイミングを検出
してシンク・フィールドのデータの波形に従い、電圧制
御発振器(VCO)207に与える制御電圧を調整する
ものであり、電圧制御発振器207と共同してタイミン
グ・クロック・リカバリ回路を構成している。このタイ
ミング・クロック・リカバリ回路は、シンク・フィール
ドの波形パターンを使って電圧制御発振器207の周波
数と位相の引き込みを行う回路である。
【0045】また、209はYnから信号レベルの適正
レベルに対する誤差を検出してこれを修正できるような
レベルのゲインコントロール信号を出力するゲイン誤差
検出回路である。ゲイン誤差検出回路209のゲインコ
ントロール信号により、VGA203はゲインを制御さ
れる。
レベルに対する誤差を検出してこれを修正できるような
レベルのゲインコントロール信号を出力するゲイン誤差
検出回路である。ゲイン誤差検出回路209のゲインコ
ントロール信号により、VGA203はゲインを制御さ
れる。
【0046】このような構成において、電磁変換系20
1により磁気ディスク(磁気記録媒体)から磁気記録/
再生ヘッドにより読み出された信号は、プリアンプ20
2により増幅され、更に可変利得増幅器(VGA)20
3により増幅された後に、A/Dコンバータ204に与
えられ、ここで記録ビット周期Tでサンプリングされて
ディジタル量Xnに変換される。このディジタル量Xn
は適応等化器205に与えられる。
1により磁気ディスク(磁気記録媒体)から磁気記録/
再生ヘッドにより読み出された信号は、プリアンプ20
2により増幅され、更に可変利得増幅器(VGA)20
3により増幅された後に、A/Dコンバータ204に与
えられ、ここで記録ビット周期Tでサンプリングされて
ディジタル量Xnに変換される。このディジタル量Xn
は適応等化器205に与えられる。
【0047】この適応等化器205はサンプル値Xnを
入力とし、これを等化処理してその等化結果としてYn
を出力する。ディテクタ206は適応等化器205の出
力であるYnから記録データを検出して出力する。
入力とし、これを等化処理してその等化結果としてYn
を出力する。ディテクタ206は適応等化器205の出
力であるYnから記録データを検出して出力する。
【0048】また、適応等化器205は等化処理実施中
は使用した等化係数を逐次更新する。そして、同一セク
タ内での読出し中断のタイミングを検出すると、適応等
化処理を中断するが、この中断前の等化係数を中断後も
保持しており、等化処理再開の時点では、この保持した
等化係数を用いて等化処理を行う。
は使用した等化係数を逐次更新する。そして、同一セク
タ内での読出し中断のタイミングを検出すると、適応等
化処理を中断するが、この中断前の等化係数を中断後も
保持しており、等化処理再開の時点では、この保持した
等化係数を用いて等化処理を行う。
【0049】従って、これにより、同一セクタ内での読
出し中断後の読出し再開時の等化をトレーニングなしに
行うことができるようになる。
出し中断後の読出し再開時の等化をトレーニングなしに
行うことができるようになる。
【0050】また、タイミングエラー検出部208はY
nを入力としてこれより、読出し中断のタイミングを検
出し、ギャップの後に現われるシンク・フィールドのデ
ータを受けるとその波形に従い、電圧制御発振器(VC
O)207に与える制御電圧を調整する。これにより、
電圧制御発振器207の周波数と位相の引き込みを行
い、A/Dコンバータ204のサンプリングタイミング
をデータに同期させる。また、ゲイン誤差検出回路20
9はYnの信号レベルが適正レベルになるようにゲイン
コントロール信号を出力する。従って、ゲイン誤差検出
回路209のゲインコントロール信号により、VGA2
03はゲインを制御され、プリアンプ202からの入力
信号を適正な信号レベルに増幅してA/Dコンバータ2
04に与える。
nを入力としてこれより、読出し中断のタイミングを検
出し、ギャップの後に現われるシンク・フィールドのデ
ータを受けるとその波形に従い、電圧制御発振器(VC
O)207に与える制御電圧を調整する。これにより、
電圧制御発振器207の周波数と位相の引き込みを行
い、A/Dコンバータ204のサンプリングタイミング
をデータに同期させる。また、ゲイン誤差検出回路20
9はYnの信号レベルが適正レベルになるようにゲイン
コントロール信号を出力する。従って、ゲイン誤差検出
回路209のゲインコントロール信号により、VGA2
03はゲインを制御され、プリアンプ202からの入力
信号を適正な信号レベルに増幅してA/Dコンバータ2
04に与える。
【0051】このように本装置によれば、同一セクタ内
での読出し中断のタイミングを検出し、適応等化回路の
中断前の等化係数を中断後も保持させるようにし、この
保持した等化係数を用いて同一セクタ内での読出し再開
時の等化を行うようにしたことで、中断後のトレーニン
グ・パターンをフォーマット上から省略できるので、特
に、セクタ・サーボ方式とZBR方式を併用するディス
ク装置のように、同一セクタの情報が波形の不連続な領
域で頻繁に分断されるような場合でも、フォーマット効
率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い磁気記
録装置を実現できる。
での読出し中断のタイミングを検出し、適応等化回路の
中断前の等化係数を中断後も保持させるようにし、この
保持した等化係数を用いて同一セクタ内での読出し再開
時の等化を行うようにしたことで、中断後のトレーニン
グ・パターンをフォーマット上から省略できるので、特
に、セクタ・サーボ方式とZBR方式を併用するディス
ク装置のように、同一セクタの情報が波形の不連続な領
域で頻繁に分断されるような場合でも、フォーマット効
率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い磁気記
録装置を実現できる。
【0052】以上は本発明の適応等化器205を適用し
た信号処理系の動作説明であるが、本発明の適応等化器
205の詳細をつぎに説明する。図1は、図2の構成の
信号処理系における本発明の適応等化器205の具体的
構成例を示すブロック図である。
た信号処理系の動作説明であるが、本発明の適応等化器
205の詳細をつぎに説明する。図1は、図2の構成の
信号処理系における本発明の適応等化器205の具体的
構成例を示すブロック図である。
【0053】本発明の適応等化器205は、磁気ディス
クから読み出された再生信号入力に対して少なくとも異
なる2種の遅延量を与えて出力する遅延回路101,1
02、並びに、前記磁気ディスクから読み出された再生
信号入力と前記遅延回路101,102により得られた
2種の遅延量のうち、一方の遅延量が与えられた再生信
号とを加算して等化量のもとになる合成再生信号を出力
する第1の合成部(第1の加算器103)、並びに、第
1の合成部(第1の加算器103)の合成再生信号出力
に等化量を決定するための係数分を補正して補正合成再
生信号を出力する第2の合成部(第1の乗算器10
7)、並びに、前記遅延回路による前記2種のうちの他
方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合成部(第1
の乗算器107)の出力とを合成して等化出力を得る第
3の合成部(第2の加算器108)とを有する等化器1
30と、前記第1の合成部(第1の加算器103)およ
び第3の合成部(第2の加算器108)からの等化出力
から係数の勾配情報を発生する勾配発生部(計算部12
8)、並びに、この勾配発生部(計算部128)の出力
する係数の勾配情報を受けて、等化量を決定するための
係数を供給する等化係数更新部125とから構成され、
等化量決定のための係数を得る第4の合成部(等化係数
調整部129)とを有する適応等化回路部と、前記等化
係数更新部(等化係数調整部129)の更新のタイミン
グを制御するタイミング制御回路119とから構成して
おり、タイミング制御回路119は、データの読み出し
が中断した時点において等化係数の更新を停止させ、デ
ータの読み出しが再開した時点で、等化係数の更新も再
開させる制御を行い、等化係数更新部125には更新が
停止している間は停止した時点の等化係数を保持する機
能を持たせた構成とした。
クから読み出された再生信号入力に対して少なくとも異
なる2種の遅延量を与えて出力する遅延回路101,1
02、並びに、前記磁気ディスクから読み出された再生
信号入力と前記遅延回路101,102により得られた
2種の遅延量のうち、一方の遅延量が与えられた再生信
号とを加算して等化量のもとになる合成再生信号を出力
する第1の合成部(第1の加算器103)、並びに、第
1の合成部(第1の加算器103)の合成再生信号出力
に等化量を決定するための係数分を補正して補正合成再
生信号を出力する第2の合成部(第1の乗算器10
7)、並びに、前記遅延回路による前記2種のうちの他
方の遅延量を与えられた再生信号と第2の合成部(第1
の乗算器107)の出力とを合成して等化出力を得る第
3の合成部(第2の加算器108)とを有する等化器1
30と、前記第1の合成部(第1の加算器103)およ
び第3の合成部(第2の加算器108)からの等化出力
から係数の勾配情報を発生する勾配発生部(計算部12
8)、並びに、この勾配発生部(計算部128)の出力
する係数の勾配情報を受けて、等化量を決定するための
係数を供給する等化係数更新部125とから構成され、
等化量決定のための係数を得る第4の合成部(等化係数
調整部129)とを有する適応等化回路部と、前記等化
係数更新部(等化係数調整部129)の更新のタイミン
グを制御するタイミング制御回路119とから構成して
おり、タイミング制御回路119は、データの読み出し
が中断した時点において等化係数の更新を停止させ、デ
ータの読み出しが再開した時点で、等化係数の更新も再
開させる制御を行い、等化係数更新部125には更新が
停止している間は停止した時点の等化係数を保持する機
能を持たせた構成とした。
【0054】具体的に説明する。図1に示す130のブ
ロックは基本的な余弦等化器を構成する部分である。
ロックは基本的な余弦等化器を構成する部分である。
【0055】余弦等化器130は第1および第2の遅延
回路101,102、第1の加算器103、第1の乗算
器107、第2の加算器108とから構成される。
回路101,102、第1の加算器103、第1の乗算
器107、第2の加算器108とから構成される。
【0056】これらのうち、遅延回路101,102の
入力127としては図2におけるA/Dコンバータ(A
/D変換器)204の出力104が与えられる。また、
第1の加算器103には、符号105を付して示すA/
Dコンバータ204の出力104のサンプル値Xnと、
第2の遅延回路102の遅延出力126であるXn-2が
与えられ、第1の加算器103はこれらを加算して和U
nを合成して出力する。第1の乗算器107は、前記第
1の加算器103の出力である和Unの値と等化係数調
整部129から与えられる等化係数Knの値とを乗算
し、第2の加算器108は、この乗算値と第1の遅延回
路101の遅延出力である出力106のサンプル値X
n-1 を加算して加算出力109である等化出力値Ynを
合成する。
入力127としては図2におけるA/Dコンバータ(A
/D変換器)204の出力104が与えられる。また、
第1の加算器103には、符号105を付して示すA/
Dコンバータ204の出力104のサンプル値Xnと、
第2の遅延回路102の遅延出力126であるXn-2が
与えられ、第1の加算器103はこれらを加算して和U
nを合成して出力する。第1の乗算器107は、前記第
1の加算器103の出力である和Unの値と等化係数調
整部129から与えられる等化係数Knの値とを乗算
し、第2の加算器108は、この乗算値と第1の遅延回
路101の遅延出力である出力106のサンプル値X
n-1 を加算して加算出力109である等化出力値Ynを
合成する。
【0057】等化係数調整部129は第2の加算器10
8の出力である等化出力値Ynと第1の加算器103の
出力である和Unとを入力として、等化係数Knを出力
する適応等化器の主要部分である。
8の出力である等化出力値Ynと第1の加算器103の
出力である和Unとを入力として、等化係数Knを出力
する適応等化器の主要部分である。
【0058】この等化係数調整部129は、第2の加算
器108からの出力である等化出力値Ynと第1の加算
器103からの出力であるUnとをもとに、等化係数の
勾配△Knを計算する計算部128と、この計算部12
8により求められた等化係数の勾配△Knをもとに、等
化係数Knを求めて、当該等化係数Knを更新する等化
係数更新部125の2つの部分に分かれる。本実施例で
は計算部128および等化係数更新部125の動作は、
適応等化器の等化量を適正に収束させるための従来のア
ルゴリズムに基づくものとする。
器108からの出力である等化出力値Ynと第1の加算
器103からの出力であるUnとをもとに、等化係数の
勾配△Knを計算する計算部128と、この計算部12
8により求められた等化係数の勾配△Knをもとに、等
化係数Knを求めて、当該等化係数Knを更新する等化
係数更新部125の2つの部分に分かれる。本実施例で
は計算部128および等化係数更新部125の動作は、
適応等化器の等化量を適正に収束させるための従来のア
ルゴリズムに基づくものとする。
【0059】タイミング制御回路119は、等化係数更
新部125における等化係数Knの更新特性の変更タイ
ミングを制御するブロックである。また、第3の加算器
115と遅延要素116で形成されたループは積分要素
を構成しているが、118はその初期値Kiを与えるエ
レメントである。
新部125における等化係数Knの更新特性の変更タイ
ミングを制御するブロックである。また、第3の加算器
115と遅延要素116で形成されたループは積分要素
を構成しているが、118はその初期値Kiを与えるエ
レメントである。
【0060】120はクロックを通すゲートであり、タ
イミング制御回路119の制御のもとに、このゲート1
20は遅延要素116の駆動に必要なクロックを供給制
御する。このゲート120に供給されるクロックは、電
圧制御発振器(VCO)207の出力するクロックであ
る。
イミング制御回路119の制御のもとに、このゲート1
20は遅延要素116の駆動に必要なクロックを供給制
御する。このゲート120に供給されるクロックは、電
圧制御発振器(VCO)207の出力するクロックであ
る。
【0061】遅延要素116は第3の加算器115から
与えられる入力信号132の量子化されたディジタル値
をゲート120を介して与えられるクロック131のエ
ッジで取り込み、次のクロックのエッジまで出力信号1
33として保持するレジスタである。遅延要素116の
動作に必要なクロックを、ゲート120により供給制御
する構成としており、また、遅延要素116はレジスタ
で構成されているから、遅延要素116とゲート120
により、第3の加算器115から与えられる入力信号1
32のサンプリング機能と、このサンプリングしたデー
タの保持機能とを得ることができる。
与えられる入力信号132の量子化されたディジタル値
をゲート120を介して与えられるクロック131のエ
ッジで取り込み、次のクロックのエッジまで出力信号1
33として保持するレジスタである。遅延要素116の
動作に必要なクロックを、ゲート120により供給制御
する構成としており、また、遅延要素116はレジスタ
で構成されているから、遅延要素116とゲート120
により、第3の加算器115から与えられる入力信号1
32のサンプリング機能と、このサンプリングしたデー
タの保持機能とを得ることができる。
【0062】図1に示すような離散値‐離散時間制御系
で構成された適応等化器205においては、遅延回路1
01,102は、サンプリング・クロックに同期したレ
ジスタで構成される。そして、磁気記録装置のヘッドが
磁気ディスク面上のあるトラックから、別のあるトラッ
クへシークされたとすると、その後に、図示しないシス
テム制御ブロックから読出しゲート信号が発せられて信
号処理回路が動作を始めるが、その時点における遅延要
素(遅延用レジスタ)116の値が適切な初期値Kiを
持つように、タイミング制御回路119はスイッチ11
7を切り替える。
で構成された適応等化器205においては、遅延回路1
01,102は、サンプリング・クロックに同期したレ
ジスタで構成される。そして、磁気記録装置のヘッドが
磁気ディスク面上のあるトラックから、別のあるトラッ
クへシークされたとすると、その後に、図示しないシス
テム制御ブロックから読出しゲート信号が発せられて信
号処理回路が動作を始めるが、その時点における遅延要
素(遅延用レジスタ)116の値が適切な初期値Kiを
持つように、タイミング制御回路119はスイッチ11
7を切り替える。
【0063】適応等化器は、フォーマット上のトレーニ
ング・パターン・フィールドを読み込むときには、読出
し波形に応じた等化係数の合わせ込みを急速に行い、そ
れ以外のフィールドでは安定な動作を得るために、応答
特性の時定数を大きくする必要がある。113のCL と
114のCH は、こうした応答特性を得るための係数を
与えるエレメントで、タイミング制御回路119はフィ
ールドに応じてスイッチ112の切り替えも制御する。
ング・パターン・フィールドを読み込むときには、読出
し波形に応じた等化係数の合わせ込みを急速に行い、そ
れ以外のフィールドでは安定な動作を得るために、応答
特性の時定数を大きくする必要がある。113のCL と
114のCH は、こうした応答特性を得るための係数を
与えるエレメントで、タイミング制御回路119はフィ
ールドに応じてスイッチ112の切り替えも制御する。
【0064】ここで、図3のデータ・フォーマットおよ
びタイムチャートに沿って、本発明の適応等化回路20
5の動作を説明する。図3において301は、リードゲ
ート信号のオン/オフのタイミングを示している。ま
た、305はセクタ・パルスであり、このセクタ・パル
ス305は、フォーマット上のセクタの始まりのタイミ
ングを示す信号である。
びタイムチャートに沿って、本発明の適応等化回路20
5の動作を説明する。図3において301は、リードゲ
ート信号のオン/オフのタイミングを示している。ま
た、305はセクタ・パルスであり、このセクタ・パル
ス305は、フォーマット上のセクタの始まりのタイミ
ングを示す信号である。
【0065】図示しないシステム制御回路は、セクタ・
パルス305に同期して、シンクフィールド1101の
部分でリード・ゲート301をオンにする。図2の電圧
制御発振器(VCO)207とタイミングエラー検出部
208で構成されるタイミング・クロック・リカバリ回
路は、シンク・フィールドの波形パターンを使って電圧
制御発振器(VCO)の周波数と位相の引き込みを行
う。ここでVCOは入力電圧に対応する周波数で信号を
発生する回路である。
パルス305に同期して、シンクフィールド1101の
部分でリード・ゲート301をオンにする。図2の電圧
制御発振器(VCO)207とタイミングエラー検出部
208で構成されるタイミング・クロック・リカバリ回
路は、シンク・フィールドの波形パターンを使って電圧
制御発振器(VCO)の周波数と位相の引き込みを行
う。ここでVCOは入力電圧に対応する周波数で信号を
発生する回路である。
【0066】図2におけるA/Dコンバータ204のサ
ンプリング・クロックは、この電圧制御発振器(VC
O)207の出力するクロックを使用しているので、引
き込みが終わらないうちは、サンプル値Xnに正確な値
が得られない。そこで、タイミング制御回路119は、
このタイミング・リカバリ回路の引き込みに十分なタイ
ミングを見計らって、図1の制御線123をオンにす
る。
ンプリング・クロックは、この電圧制御発振器(VC
O)207の出力するクロックを使用しているので、引
き込みが終わらないうちは、サンプル値Xnに正確な値
が得られない。そこで、タイミング制御回路119は、
このタイミング・リカバリ回路の引き込みに十分なタイ
ミングを見計らって、図1の制御線123をオンにす
る。
【0067】制御線123がオンになると、図1のゲー
ト120を通じて、遅延用レジスタである遅延要素11
6にクロックが供給され、適応等化器205の等化係数
調整部129が動作し始める。また、タイミング制御回
路119は、信号線123がオンになる前に、遅延要素
116に初期値を供給するために制御信号122をオン
にして、スイッチ117を118のKi側に切り替え、
さらに、制御線123がオンになって遅延要素116に
クロックが供給された直後に制御信号122をオフにし
て、スイッチ117を第3の加算器115の出力側に切
り替える。
ト120を通じて、遅延用レジスタである遅延要素11
6にクロックが供給され、適応等化器205の等化係数
調整部129が動作し始める。また、タイミング制御回
路119は、信号線123がオンになる前に、遅延要素
116に初期値を供給するために制御信号122をオン
にして、スイッチ117を118のKi側に切り替え、
さらに、制御線123がオンになって遅延要素116に
クロックが供給された直後に制御信号122をオフにし
て、スイッチ117を第3の加算器115の出力側に切
り替える。
【0068】シンク・フィールドの単一周波数パターン
では、適応等化器の係数の合わせ込み機能は働かない。
トレーニング・フィールド1102が読出され始める
と、等化係数の合わせ込みが機能し始めるので、タイミ
ング制御回路119は、信号線124をオンにして、図
1のスイッチ112を応答速度を早くする係数CH の側
に切り替える。
では、適応等化器の係数の合わせ込み機能は働かない。
トレーニング・フィールド1102が読出され始める
と、等化係数の合わせ込みが機能し始めるので、タイミ
ング制御回路119は、信号線124をオンにして、図
1のスイッチ112を応答速度を早くする係数CH の側
に切り替える。
【0069】これにより、第2の乗算器111は計算部
128における等化係数計算機110から出力される等
化係数の勾配ΔKnに対して応答速度を早くする係数C
H を乗算して第3の加算器115に与える。遅延要素1
16は第3の加算器115の出力をクロック入力毎に取
り込み、第3の加算器115と第1の乗算器107に与
える。そして、これにより適正な等化処理を行うことが
できる。
128における等化係数計算機110から出力される等
化係数の勾配ΔKnに対して応答速度を早くする係数C
H を乗算して第3の加算器115に与える。遅延要素1
16は第3の加算器115の出力をクロック入力毎に取
り込み、第3の加算器115と第1の乗算器107に与
える。そして、これにより適正な等化処理を行うことが
できる。
【0070】さらに、トレーニング・フィールド110
2の読出しが終わった時点で、今度は動作を安定にする
ために、タイミング制御回路119は信号線124をオ
フにして制御信号122を応答特性の時定数を大きくす
る係数CL 側に切り替える。
2の読出しが終わった時点で、今度は動作を安定にする
ために、タイミング制御回路119は信号線124をオ
フにして制御信号122を応答特性の時定数を大きくす
る係数CL 側に切り替える。
【0071】これにより、第2の乗算器111は等化係
数計算機110から出力される等化係数Knに対して応
答特性の時定数が大きくなる係数CL を乗算して第3の
加算器115に与える。遅延要素116は第3の加算器
115の出力をクロック入力毎に取り込み、第3の加算
器115と第1の乗算器107に与える。そして、これ
により安定した等化処理を行うことができるようにな
る。
数計算機110から出力される等化係数Knに対して応
答特性の時定数が大きくなる係数CL を乗算して第3の
加算器115に与える。遅延要素116は第3の加算器
115の出力をクロック入力毎に取り込み、第3の加算
器115と第1の乗算器107に与える。そして、これ
により安定した等化処理を行うことができるようにな
る。
【0072】続くIDフィールド1103の情報を読み
終わると、システム制御回路119は、ギャップ110
4の始まりの部分でハードディスクにおける読出しヘッ
ドの読出し出力開閉用のリード・ゲートをオフにする。
タイミング制御回路119は、リード・ゲートがオフに
なると同時に信号線123の出力をオフにする。信号線
123の出力がオフになると、ゲート120が閉じて遅
延要素116へのクロックの供給が停止される。
終わると、システム制御回路119は、ギャップ110
4の始まりの部分でハードディスクにおける読出しヘッ
ドの読出し出力開閉用のリード・ゲートをオフにする。
タイミング制御回路119は、リード・ゲートがオフに
なると同時に信号線123の出力をオフにする。信号線
123の出力がオフになると、ゲート120が閉じて遅
延要素116へのクロックの供給が停止される。
【0073】これにより、レジスタで構成された遅延要
素116は動作を停止するが、その前のサンプリング時
点での第2の乗算器111からの取り込みデータ(前回
入力されたクロックでの取り込みデータ(等化係数の勾
配ΔKnに係数CL が乗じられた値))が保持されてい
る。
素116は動作を停止するが、その前のサンプリング時
点での第2の乗算器111からの取り込みデータ(前回
入力されたクロックでの取り込みデータ(等化係数の勾
配ΔKnに係数CL が乗じられた値))が保持されてい
る。
【0074】ところで、ギャップによりこの中断のあっ
たセクタが読出しアクセス対象のセクタであった場合に
は、システム制御回路119は、シンクフィールド11
05の部分で再びリード・ゲートをオンにする。図2の
電圧制御発振器(VCO)207,タイミングエラー検
出部208で構成されるタイミング・クロック・リカバ
リ回路は、シンク・フィールドの波形パターンを使って
VCOの周波数と位相の引き込みを行う。
たセクタが読出しアクセス対象のセクタであった場合に
は、システム制御回路119は、シンクフィールド11
05の部分で再びリード・ゲートをオンにする。図2の
電圧制御発振器(VCO)207,タイミングエラー検
出部208で構成されるタイミング・クロック・リカバ
リ回路は、シンク・フィールドの波形パターンを使って
VCOの周波数と位相の引き込みを行う。
【0075】タイミング制御回路119は、タイミング
・リカバリ回路の引き込みに十分なタイミングを見計ら
って、図1の制御線123を再びオンにする。これによ
りゲート120は再びクロックを遅延要素116に供給
し、遅延要素116は動作を再開する。遅延要素116
は中断前のデータを保持しているので、動作再開時点で
は直ちに第1の乗算器107に等化係数Knを与えるこ
とができる。
・リカバリ回路の引き込みに十分なタイミングを見計ら
って、図1の制御線123を再びオンにする。これによ
りゲート120は再びクロックを遅延要素116に供給
し、遅延要素116は動作を再開する。遅延要素116
は中断前のデータを保持しているので、動作再開時点で
は直ちに第1の乗算器107に等化係数Knを与えるこ
とができる。
【0076】本実施例の適応等化回路205では、遅延
要素116は、第3の加算器115から与えられる入力
信号132の量子化されたディジタル値をゲート120
を介して与えられるクロック131のエッジで取り込
み、次のクロックのエッジまで出力信号133として保
持するレジスタであるから、制御線123がオフになっ
た時点の等化係数Knは、制御線123がオンになるま
で保持されていることになる。
要素116は、第3の加算器115から与えられる入力
信号132の量子化されたディジタル値をゲート120
を介して与えられるクロック131のエッジで取り込
み、次のクロックのエッジまで出力信号133として保
持するレジスタであるから、制御線123がオフになっ
た時点の等化係数Knは、制御線123がオンになるま
で保持されていることになる。
【0077】このときタイミング制御回路119は、シ
ンクフィールド1101の場合と異なり、制御信号12
2をオフに保ったままなので、制御線123がオンにな
って遅延用レジスタである遅延要素116にクロックが
供給されると、IDフィールド1103を読んでいた時
の等化係数で適応等化器が動作し始め、引き続きデータ
・フィールド1107の情報が読み出される。
ンクフィールド1101の場合と異なり、制御信号12
2をオフに保ったままなので、制御線123がオンにな
って遅延用レジスタである遅延要素116にクロックが
供給されると、IDフィールド1103を読んでいた時
の等化係数で適応等化器が動作し始め、引き続きデータ
・フィールド1107の情報が読み出される。
【0078】1302,1306のサーボ・パターンに
よる読出しの中断後においても、ギャップ・フィールド
1104による中断の場合と同様の処理がなされて読出
しが再開される。
よる読出しの中断後においても、ギャップ・フィールド
1104による中断の場合と同様の処理がなされて読出
しが再開される。
【0079】以上、本装置によれば、同一セクタ内での
読出し中断のタイミングを検出し、適応等化回路の中断
前の等化係数を中断後も保持させるようにし、この保持
した等化係数を用いて同一セクタ内での読出し再開時の
等化を行うようにしたことで、同一セクタ上のユーザ・
データエリアにギャップが形成されてデータエリアが分
断されていても、その分断された部分の後ろに等化係数
獲得のためののトレーニング・パターンを設けなくと
も、最適な等化係数は確保できるから、データ読出し中
断後のトレーニング・パターンをフォーマット上から省
略できる。
読出し中断のタイミングを検出し、適応等化回路の中断
前の等化係数を中断後も保持させるようにし、この保持
した等化係数を用いて同一セクタ内での読出し再開時の
等化を行うようにしたことで、同一セクタ上のユーザ・
データエリアにギャップが形成されてデータエリアが分
断されていても、その分断された部分の後ろに等化係数
獲得のためののトレーニング・パターンを設けなくと
も、最適な等化係数は確保できるから、データ読出し中
断後のトレーニング・パターンをフォーマット上から省
略できる。
【0080】従って、セクタ・サーボ方式とZBR方式
を併用するディスク装置のように、同一セクタの情報が
波形の不連続な領域で頻繁に分断されるような場合で
も、フォーマット効率の低下を招かずに、より高密度で
信頼性の高い磁気記録装置を実現できる。
を併用するディスク装置のように、同一セクタの情報が
波形の不連続な領域で頻繁に分断されるような場合で
も、フォーマット効率の低下を招かずに、より高密度で
信頼性の高い磁気記録装置を実現できる。
【0081】適応等化器は、再生波形の変動を動的に補
正することにより、一定の等化量しか与えられない等化
器より等化誤差を少なく抑えられると云う利点を持つ
が、波形の急激な変動に追従させるべきものではないの
で、その制御時定数は比較的大きくとってある。一方、
同一セクタ内での読み出しの中断の前後では、等化量に
大きな変動はないものと見なせる。よって、同一セクタ
内での読み出しの中断のタイミングを検出し、中断前の
等化量を中断後まで保持させておいて中断終了後の読出
し再開時点でこの等化係数を用いて等化を行うようにす
れば、中断終了後のトレーニング・パターンを省略でき
るので、その分、フォーマット効率を落とさないで済
む。故に、本発明によればデータ・フォーマットが波形
の不連続な領域で分断されていても、特にセクタ・サー
ボ方式とZBR方式を併用する装置の場合に顕著なよう
に、適応等化器のためのトレーニング・パターン・フィ
ールドが繰り返し設けられることによるフォーマット効
率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い磁気記
録ができるようになり、ユーザ・データエリア容量を増
大することができる。
正することにより、一定の等化量しか与えられない等化
器より等化誤差を少なく抑えられると云う利点を持つ
が、波形の急激な変動に追従させるべきものではないの
で、その制御時定数は比較的大きくとってある。一方、
同一セクタ内での読み出しの中断の前後では、等化量に
大きな変動はないものと見なせる。よって、同一セクタ
内での読み出しの中断のタイミングを検出し、中断前の
等化量を中断後まで保持させておいて中断終了後の読出
し再開時点でこの等化係数を用いて等化を行うようにす
れば、中断終了後のトレーニング・パターンを省略でき
るので、その分、フォーマット効率を落とさないで済
む。故に、本発明によればデータ・フォーマットが波形
の不連続な領域で分断されていても、特にセクタ・サー
ボ方式とZBR方式を併用する装置の場合に顕著なよう
に、適応等化器のためのトレーニング・パターン・フィ
ールドが繰り返し設けられることによるフォーマット効
率の低下を招かずに、より高密度で信頼性の高い磁気記
録ができるようになり、ユーザ・データエリア容量を増
大することができる。
【0082】なお、本発明は上記し、かつ、図面に示す
実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲
内で適宜変形して実施し得るものである。
実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲
内で適宜変形して実施し得るものである。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
同一セクタ内での読出し中断のタイミングを検出し、適
応等化回路の中断前の等化係数を中断後まで保持させる
ようにしたことで、中断後のトレーニング・パターンを
フォーマット上から省略できるようになるので、特に、
セクタ・サーボ方式とZBR方式を併用するディスク装
置のように、同一セクタの情報が波形の不連続な領域で
頻繁に分断されるような場合でも、フォーマット効率の
低下を招かずに、ユーザ・データエリアの容量を増大さ
せることができるようになり、より高密度で信頼性の高
い磁気記録装置を実現できる。
同一セクタ内での読出し中断のタイミングを検出し、適
応等化回路の中断前の等化係数を中断後まで保持させる
ようにしたことで、中断後のトレーニング・パターンを
フォーマット上から省略できるようになるので、特に、
セクタ・サーボ方式とZBR方式を併用するディスク装
置のように、同一セクタの情報が波形の不連続な領域で
頻繁に分断されるような場合でも、フォーマット効率の
低下を招かずに、ユーザ・データエリアの容量を増大さ
せることができるようになり、より高密度で信頼性の高
い磁気記録装置を実現できる。
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の実施例に係る適応等化回路の構成を示す図。
本発明の実施例に係る適応等化回路の構成を示す図。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の磁気記憶装置の信号処理系の構成の1例を示す
ブロック図。
本発明の磁気記憶装置の信号処理系の構成の1例を示す
ブロック図。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の実施例に係るデータ・フォーマットと信号のタ
イミングを示す図。
本発明の実施例に係るデータ・フォーマットと信号のタ
イミングを示す図。
【図4】従来例を説明するための図であって、従来の適
応等化回路の構成を示す図。
応等化回路の構成を示す図。
【図5】従来例を説明するための図であって、従来のデ
ータ・フォーマットを示す図。
ータ・フォーマットを示す図。
【図6】従来例を説明するための図であって、サーボ情
報の位置を説明する図。
報の位置を説明する図。
【図7】従来例を説明するための図であって、サーボ情
報で分断されたセクタのデータ・フォーマットを示す
図。
報で分断されたセクタのデータ・フォーマットを示す
図。
101…第1の遅延回路 102…第2の遅延回路 103…第1の加算器 108…第2の加算器 107…第1の乗算器 110…等化係数の勾配を計算するブロック 111…第2の乗算器 115…第3の加算器 116…遅延要素 119…タイミング制御回路 120…ゲート 125…等化係数更新部 128…計算部 129…等化係数調整部 130…余弦等化器 201…電磁変換系 202…プリアンプ 203…可変利得増幅器(VGA) 204…A/Dコンバータ 205…適応等化器 206…ディテクタ 207…電圧制御発振器(VCO) 209…ゲイン誤差検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ディスクから読み出された再生信号
入力に対して適応等化方式の再生信号処理を行う磁気記
憶装置において、 前記再生信号入力に対して少なくとも異なる2種の遅延
量を与えて出力する遅延回路、前記磁気ディスクから読
み出された再生信号入力と前記遅延回路により得られた
2種の遅延量のうち、一方の遅延量が与えられた再生信
号とを加算して等化量のもとになる合成再生信号を出力
する第1の合成部、第1の合成部の合成再生信号出力に
等化量を決定するための係数分を補正して補正合成再生
信号を出力する第2の合成部、前記遅延回路による前記
2種のうちの他方の遅延量を与えられた再生信号と第2
の合成部の出力とを合成して等化出力を得る第3の合成
部とを有する等化器と、 前記第1の合成部および第3の合成部からの等化出力か
ら係数の勾配情報を発生する勾配発生部、この勾配発生
部の出力する係数の勾配情報を受けて、等化量を決定す
るための係数を供給する等化係数更新部125とから構
成され、等化量決定のための係数を得る第4の合成部と
を有する適応等化回路部と、 前記等化係数更新部の更新のタイミングを制御するタイ
ミング制御回路とから構成され、 前記タイミング制御回路は、前記磁気ディスクのデータ
エリアの読み出しが中断した時点で等化係数の更新を停
止させ、データの読み出し再開時点で更新を再開させる
制御機能を備えると共に、前記等化係数更新部125に
は更新停止の間は停止した時点の等化係数を保持する保
持機能を持たせた構成としたことを特徴とする磁気記憶
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5233899A JPH0785601A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5233899A JPH0785601A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0785601A true JPH0785601A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16962326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5233899A Pending JPH0785601A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 磁気記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785601A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100282388B1 (ko) * | 1998-01-12 | 2001-02-15 | 구자홍 | 적응형등화장치 |
| WO2001099108A1 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk unit |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233899A patent/JPH0785601A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100282388B1 (ko) * | 1998-01-12 | 2001-02-15 | 구자홍 | 적응형등화장치 |
| WO2001099108A1 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk unit |
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