JPH078563U - 燃料噴射ノズル - Google Patents
燃料噴射ノズルInfo
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- JPH078563U JPH078563U JP4027193U JP4027193U JPH078563U JP H078563 U JPH078563 U JP H078563U JP 4027193 U JP4027193 U JP 4027193U JP 4027193 U JP4027193 U JP 4027193U JP H078563 U JPH078563 U JP H078563U
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1サイクルの噴射工程に複数の噴射量割合を
過渡的に制御しながら噴射でき、燃焼温度の制御が可能
で、NOx の低減が図れる燃料噴射ノズルを提供する。 【構成】 シート部56を有するノズル本体50に、そ
のシート部に当接するテーパ部24を有するニードル弁
20を摺動自在に収納し、このニードル弁を摺動させる
ことにより、サック部51の燃料噴射孔52を開閉する
燃料噴射ノズルである。シート部24とテーパ部56と
の当接部よりも上流に、第一の燃料を導く第一の燃料通
路54を設け、上記当接部には、第二の燃料を導く第二
の燃料通路22を設けたことを特徴とする。
過渡的に制御しながら噴射でき、燃焼温度の制御が可能
で、NOx の低減が図れる燃料噴射ノズルを提供する。 【構成】 シート部56を有するノズル本体50に、そ
のシート部に当接するテーパ部24を有するニードル弁
20を摺動自在に収納し、このニードル弁を摺動させる
ことにより、サック部51の燃料噴射孔52を開閉する
燃料噴射ノズルである。シート部24とテーパ部56と
の当接部よりも上流に、第一の燃料を導く第一の燃料通
路54を設け、上記当接部には、第二の燃料を導く第二
の燃料通路22を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本発明は、主としてディーゼルエンジンに用いられる燃料噴射ノズルに関し、 特に、異なった複数の燃料を噴射するのに適した燃料噴射ノズルに関する。
【0002】
従来、ノズル内で異種燃料を合流させる燃料噴射ノズルに関する考案としては 、例えば、特開昭62−4570号公報や、実公平3−55812号公報等にそ の一例が開示されいる。
【0003】 すなわち、特開昭62−4570号公報には、異種燃料同士をいわゆるノズル シート部上部で合流させたものが開示されており、実公平3−55812号公報 には、ノズル本体に沿って第1の燃料通路を形成するとともにニードル弁内をそ の軸線方向の延びる第2の燃料通路を形成し、さらにニードル弁にテーパ部に隣 接した位置で段差を設けるとともに、ニードル弁内を横方向に延びる連通路を形 成したものが開示されている。これらの燃料噴射ノズルは、主に、噴射装置を腐 食させ易い燃料の送油系を孤立化させることや、なるべく各燃料を混合させない 状態で噴射する等の目的でなされている。
【0004】 ところで、例えば、軽油などの主燃料と、水などの副燃料とを混合して噴射す るタイプの燃料噴射ノズルにおいて、NOx 低減のために燃焼温度を下げる等、 燃焼工程における温度制御可能な燃料噴射ノズルが要望されてきている。
【0005】
しかしながら、上述したような従来の燃料噴射ノズルでは、1サイクルの噴射 工程に複数の噴射量割合を過渡的に制御しながら噴射する操作は行えない。
【0006】 そのため、燃焼温度制御がうまくできず、従来の構造のものでは、NOx 低減 を十分に達成できないという問題がある。
【0007】 本考案はこのような実情のもとに創案されたものであって、その目的は、1サ イクルの噴射工程に複数の噴射量割合を過渡的に制御しながら噴射でき、燃焼温 度の制御が可能で、NOx 低減が図れる燃料噴射ノズルを提供することにある。
【0008】
本考案は、シート部を有するノズル本体に、そのシート部に当接するテーパ部 を有するニードル弁を摺動自在に収納し、このニードル弁を摺動させることによ り、サック部の燃料噴射孔を開閉する燃料噴射ノズルにおいて、シート部とテー パ部との当接部よりも上流に、第一の燃料を導く第一の燃料通路を設け、当接部 には、第二の燃料を導く第二の燃料通路を設けたことを特徴とする。
【0009】
本考案によれば、第一の燃料(例えば、軽油)の噴射量をJ1、第二の燃料( 例えば、水)の噴射量をJ2とすると、燃料の噴射開始時においては、J1<J 2となり、水の噴射量が軽油の噴射量より多くなる。次いで、ニードル弁がフル リフトされ、主噴射の状態になると、今度はリフト開始時の現象とは逆に、J1 >J2となり、軽油の噴射量が水の噴射量より多くなる。そして、主噴射が終了 すると、ニードル弁のリフト量が少なくなり、ここでは再び、J1<J2となり 、水の噴射量が軽油の噴射量より多くなる。
【0010】 このように、本考案の燃料噴射ノズルを用いれば、 噴射開始時では、J1<J2 主噴射時ではJ1>J2 噴射終了時では、J1<J2 という関係が満たされ、これにより、1サイクル中の第二の燃料(例えば、水) の噴射割合が過渡的に制御される。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0012】 図1において、燃料噴射ノズル1はノズル本体50と、このノズル本体50の 中に挿入され、弁として機能するニードル弁20とを備えている。
【0013】 ノズル本体50は、その先端部にサック部51を有し、このサック部51には 、複数の燃料噴射孔52が設けられている。また、燃料噴射孔52よりも上方に は、円錐形に形成されたシート部56を有している。
【0014】 さらに、ノズル本体50の中には、例えば、分配型燃料噴射ポンプ10から送 られる第一の燃料(例えば、軽油)を通過させるための第一の燃料通路54が軸 方向に形成されている。
【0015】 このような第一の燃料通路54には、通常、200〜900Kg/cm2 程度 の燃料圧力がかかっている。
【0016】 一方、ノズル本体50の中に挿入され、弁として機能するニードル弁20は、 前記燃料噴射孔52の開閉のために前記シート部56と離接可能なテーパー部2 4を備えている。
【0017】 ニードル弁20の中には、例えば、ウォーターポンプ12から送られる第二の 燃料(例えば、水)を通過させるための第二の燃料通路22が形成され、この第 二の燃料通路22は、軸方向に延びる本体通路22aと、本体通路22aの下方 で連通する連通孔22bとを備えている。
【0018】 そして、この連通孔22bは、前記ノズル本体50のシート部56と離接可能 なテーパー部24に向けて横方向に延びる形状をなしている。
【0019】 このような第二の燃料通路22には、通常、100Kg/cm2 程度の燃料圧 力が一定圧でかかるようになっている。
【0020】 なお、図2に示されるようにノズル本体50のシート部56のやや上方の円錐 部58は、ニードル弁20のテーパ部と完全に密接しておらず、若干の隙間が形 成されるようになっている。
【0021】 また、第二の燃料通路22の流路面積は、すべての燃料噴射孔52の総噴孔面 積よりも小さく設定されている。これによれば、第二の燃料通路22内への燃料 の逆流が防止される。
【0022】 次に、本考案の燃料噴射ノズル1の作用を、図3(a)〜(c)に基づいて説 明する。
【0023】 図3(a)は、ニードル弁20が着座した状態、即ち、ノズル本体50のシー ト部56にニードル弁20のテーパー部24が密着した状態を示している。この 状態から、第一の燃料圧がある値以上になると、図3(b)に示されるように、 ニードル弁20のリフトが開始され、燃料の噴射が始まる。
【0024】 この噴射開始時期における第一の燃料(軽油)の噴射量J1と、第二の燃料( 水)の噴射量J2との関係は、J1<J2となり、水の噴射量が軽油の噴射量よ り多い状態になる。
【0025】 これは第二の燃料通路22の連通孔22bの出口が第一の燃料通路24の出口 より、噴射孔52に近いからである。
【0026】 次いで、図3(c)に示されるように、ニードル弁20がフルリフトされ、主 噴射の状態になると、今度はリフト開始時の現象とは逆に、J1>J2となり、 軽油の噴射量が水の噴射量より多い状態になる。
【0027】 これは、第一の燃料圧が第二の燃料圧に比べて高いために、第一の燃料圧によ って連通孔22bの出口が一時的に塞がれるからである。
【0028】 図3(c)に示される主噴射が終了すると、ニードル弁20のリフト状態は図 3(b)に示される状態に戻り、ここでは再びJ1<J2となり、水の噴射量が 軽油の噴射量より多い状態になる。主噴射が終了すると、第一の燃料圧が低下す るからである。
【0029】 このように、本考案の燃料噴射ノズルを用いれば、 噴射開始時では、J1<J2 主噴射時ではJ1>J2 噴射終了時では、J1<J2 という関係をそれぞれ満たすことができる。
【0030】 これにより、1サイクル中の第二の燃料(水)の噴射割合が過渡的に制御でき 、NOx 低減のために燃焼温度を下げることが可能になる。また、このような制 御により、異種燃料の層状噴射をも可能にすることができる。
【0031】
以上詳述したように本考案の燃料噴射ノズルは、シート部とテーパ部との当接 部よりも上流に、第一の燃料を導く第一の燃料通路を設け、上記の当接部には、 第二の燃料を導く第二の燃料通路を設けたので、1サイクル中の第二の燃料の噴 射割合が過渡的に制御されるので、それが水である時には、NOx 低減のために 燃焼温度を下げることが可能になる。
【0032】 また、このような制御により、例えば異種燃料の噴射であれば、その層状噴射 をも可能にすることができる、等の効果を奏する。
【図1】本考案の燃料噴射ノズルの概略全体図である。
【図2】図1のノズルの先端部であるA部を部分的に拡
大した拡大断面図である。
大した拡大断面図である。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ、本考案の燃料噴射
ノズルの動作を説明するためのノズル先端部の断面図で
ある。
ノズルの動作を説明するためのノズル先端部の断面図で
ある。
20 ニードル弁 22 第二の燃料通路 22a 本体通路 22b 連通孔 24 テーパ部 50 ノズル本体 52 燃料噴射孔 54 第一の燃料通路 56 シート部
Claims (1)
- 【請求項1】 シート部を有するノズル本体に、そのシ
ート部に当接するテーパ部を有するニードル弁を摺動自
在に収納し、このニードル弁を摺動させることにより、
サック部の燃料噴射孔を開閉する燃料噴射ノズルにおい
て、 前記シート部と前記テーパ部との当接部よりも上流に、
第一の燃料を導く第一の燃料通路を設け、前記当接部に
は、第二の燃料を導く第二の燃料通路を設けたことを特
徴とする燃料噴射ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027193U JPH078563U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 燃料噴射ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027193U JPH078563U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 燃料噴射ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078563U true JPH078563U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12575980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4027193U Pending JPH078563U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 燃料噴射ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078563U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5666469U (ja) * | 1979-10-25 | 1981-06-03 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP4027193U patent/JPH078563U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5666469U (ja) * | 1979-10-25 | 1981-06-03 |
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