JPH0785732B2 - 目玉焼調理用鍋 - Google Patents

目玉焼調理用鍋

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JPH0785732B2
JPH0785732B2 JP20464093A JP20464093A JPH0785732B2 JP H0785732 B2 JPH0785732 B2 JP H0785732B2 JP 20464093 A JP20464093 A JP 20464093A JP 20464093 A JP20464093 A JP 20464093A JP H0785732 B2 JPH0785732 B2 JP H0785732B2
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pot
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幸彦 石合
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Nichirin Co Ltd
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Nichirin Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に目玉焼と云われ
る卵料理に使用する調理用鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に目玉焼は、図4に示すようなフラ
イパンなどの浅い平底の鍋(101)を、ガスコンロ(102)上
に設置して加熱し、卵を鍋(101)の上に割り落として、
作られる。調理に際して、割卵した卵の卵黄(104)や卵
白(105)を上面からも加熱するために、鍋(101)を適宜の
蓋(103)で覆うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フライパンなどの通常
の平底の鍋(101)を使用して目玉焼を作ると、卵黄(104)
の位置が安定せず、変動しやすいため、できあがった目
玉焼の卵黄が中心からずれることがある。卵黄の位置が
目玉焼の中心から外れていても、味や栄養に差し支える
わけではないが、いわゆる見栄えが悪いものになって、
食欲に影響を及ぼす結果になる。
【0004】また、ガスコンロ(102)は、一般に周辺部
の火力が強く、中心部では弱くなっているので、鍋(10
1)の温度分布は、中心部よりも周辺部が高温になってい
る。このため、鍋(101)の中心部に位置した卵黄(104)
が、所望の程度に固化するまで加熱すると、周囲に拡が
った卵白(105)は、必要以上に加熱されて、特に、縁端
が焦げついてしまう問題がある。
【0005】従来、これらの問題については、調理者の
熟練によって対処するのが普通であるが、調理者が未熟
な若い主婦などの場合は、目玉焼を上手に作ることをか
なり苦手にしている者が多い。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決し、高度
の熟練を必要とせずに、良質の目玉焼を作ることができ
る目玉焼調理用鍋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0008】周縁に立設した外壁(12)と、中心に設けた
透孔(14)の周囲に立設した筒状の内壁(15)との間に水溜
め(16)を形成た外鍋(1)と、外鍋より小径で、下面中央
部に外鍋の筒状内壁(15)に嵌挿される下向きの円環状突
起(24)を有し、上面(23)を周縁から中心に向けて凹入す
る円錐形に形成した内鍋(2)、とよりなる目玉焼調理用
鍋。
【0009】内鍋の下面中央部を上方に向けて凹入させ
て、内鍋の中央部を薄肉に形成することが望ましい。
【0010】外鍋の外壁の上端に係合して、内鍋を収容
した外鍋の上面を覆う蓋を備えることが望ましい。
【0011】
【作用】内鍋(2)の上に卵を割り落とすと、内鍋の上面
(23)が中心に向かって凹入しているために、卵黄(6)が
自重によって、内鍋の中心に自動的に位置決めされる。
外鍋の中央に透孔(14)を設けて、その外方に水を収容し
てあるために、ガスコンロの中心部の炎は、直接に内鍋
の中央部を加熱する。一方、火力の強い周辺部の炎は、
外鍋の水溜め(16)に収容した水を加熱して沸騰させ、発
生した水蒸気が外壁と内鍋との隙間から内鍋の上面に回
って、卵黄と卵白の上面を加熱し、卵全体をほぼ平均的
に加熱して、ムラのない良質の目玉焼を容易に作ること
ができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の目玉焼調理用鍋
を使用する状態を示す断面図で、外鍋(1)の上面に内鍋
(2)を載置し、外鍋(1)に係合する蓋(3)が付設されて
いる。外鍋(1)の外周には、把手(4)が固着されてい
る。また外鍋(1)は、図3に示すように、円板状の底板
(11)の周縁に外壁(12)が立設され、外壁(12)の上端内周
側に、蓋(3)が係合する段差(13)が形成されている。底
板(11)の中心部には円形の透孔(14)が設けられ、またそ
の周縁に筒状の内壁(15)が立設されるとともに、外壁(1
2)との間に、水溜め(16)が形成されている。
【0013】内鍋(2)は、図2に示すように、外鍋(1)
より小径の円板状をなす底板(21)の周縁に縁材(22)が突
設され、底板(21)の上面は、中心に向けて凹入する下向
きの円錐面に形成されている。底板(21)の下面には、外
周縁と同心をなす円環状の突起(24)が下向きに突設され
ている。突起(24)の外徑は、外鍋(1)の内壁(15)の内側
に嵌挿されて係合する寸法に設定されている。さらに底
板(21)の下面の中央には、上面側に向けて凹入する凹入
部(25)が形成されているため、底板(21)の中央部が薄肉
になっている。
【0014】使用に際しては、外鍋(1)の水溜め(16)に
適量の水を注入し、内鍋(2)の突条(24)を外鍋(1)の内
壁(15)に係合させて、内鍋(2)の外鍋(1)の中心に位置
決めして載置する。
【0015】重積した外鍋(1)と内鍋(2)とを、図1の
ようにガスコンロ(5)の上に設置して点火し、内鍋(2)
の上面に卵を割り落とす。内鍋(2)の上面(23)が中心に
向けて凹入する円錐面に形成されており、また、割卵さ
れた卵は、卵黄(6)の方が卵白(7)よりも比重が大きい
ために、卵黄(6)はその自重によつて自動的に内鍋(2)
の中心に移動する。
【0016】蓋(3)を装着して加熱を続けると、外鍋
(1)の中央に透孔(14)が設けられ、かつ、内鍋(2)の底
板(21)の中央部が肉薄に形成されているので、ガスコン
ロ(5)における比較的熱量が少ない中心部の火力によっ
ても、内鍋(2)の中心部は充分に加熱される。したがっ
て、内鍋(2)の上面中央部に位置した卵黄(6)も、充分
に加熱されて固化する。一方、卵黄(6)より比重が小さ
い卵白(7)は、卵黄(6)の周囲の内鍋(2)の上面にひろ
がり、内鍋(2)の上面の傾斜により周縁部が薄肉にな
る。
【0017】内鍋(2)は、前述のように中央部が最も強
く加熱されて高温になるが、周縁部も中央部から伝導す
る熱により、卵白(7)が固化する温度に加熱されてい
る。また、外鍋(1)の周縁部の水溜め(16)の水が沸騰し
て、高温の水蒸気が外鍋(1)の外壁(12)と内鍋(2)との
間から内鍋(2)の上面に充満し、卵黄(6)と卵白(7)を
上面から加熱して、固化を促進する。
【0018】これらの内鍋(2)と水蒸気とによる加熱
は、最も高温となる内鍋(2)の中央部で卵黄(6)を充分
に固化し、周縁の卵白(7)は、それよりも低温の周縁部
で加熱されるため、卵白部分の外縁が焦げて黒変するよ
うな不都合を生じない。
【0019】ここで、内鍋(2)の中央部分が直接加熱の
ため、卵の中央部分が焦げることも考えられるが、内鍋
(2)の上面が円錐状で中央部分が最も低いため、水蒸気
の一部が湯となり、卵黄(6)の下に流れ込み、卵の直接
の加熱を防ぐことができる。そして、目玉焼きとして大
切な下面部分の焦げの調節は、蓋(3)を除去して水蒸気
を放散した後に行うとよい。
【0020】内鍋(2)の上面を円錐状に凹入させてある
ので、卵黄(6)が内鍋(2)の中心に自動的に設定され、
卵白(7)がその周囲にほぼ平均に配分され、そのため卵
黄(6)が中心に配置された見栄えのよい目玉焼を、容易
に作ることができ、経験の少ない者でも、失敗なく良質
の目玉焼を調理することができる。
【0021】
【発明の効果】
(a) 目玉焼を調理する際に、卵黄を自動的に中心に配
置して、見栄えのよい目玉焼を作ることができる。 (b) 卵黄を加熱する内鍋の中心部が最も高温になり、
卵白を加熱する周縁部は、それより低温になるように構
成されているので、卵黄が充分に固化するまで加熱して
も、卵白の外周縁が焦げて黒変する不都合が防止され
る。 (c) 外鍋の周縁部に水溜めを設けて、沸騰した高温の
水蒸気を内鍋の上面に充満させ、卵を上面からも加熱す
るため、良質の目玉焼を迅速に得ることができる。 (d) 経験の少ないものでも、良質の目玉焼きを、容易
に失敗なく作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目玉焼調理用鍋の使用状態を示す断面
図である。
【図2】図1の内鍋の断面図である。
【図3】同じく外鍋の断面図である。
【図4】通常のフライパンを使用して目玉焼を調理する
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
(1)外鍋 (2)内鍋 (3)蓋 (4)把手 (5)ガスコンロ (6)卵黄 (7)卵白 (11)底板 (12)外壁 (13)段差 (14)透孔 (15)内壁 (16)水溜め (21)底板 (22)縁材 (23)上面 (24)突起 (25)凹入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁に立設した外壁と、中心に設けた透孔
    の周囲に立設した筒状の内壁との間に水溜めを形成した
    外鍋と、 外鍋より小径で、下面中央部に外鍋の筒状内壁に嵌挿さ
    れる下向きの円環状突起を有し、上面を周縁から中心に
    向けて凹入する円錐形に形成した内鍋、とよりなる目玉
    焼調理用鍋。
  2. 【請求項2】内鍋の下面中央部を、上方に向けて凹入さ
    せて、内鍋の中央部を薄肉に形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の目玉焼調理用鍋。
  3. 【請求項3】外鍋の外壁の上端に係合して、内鍋を収容
    した外鍋の上面を覆う蓋を備えることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の目玉焼調理用鍋。
JP20464093A 1993-07-27 1993-07-27 目玉焼調理用鍋 Expired - Fee Related JPH0785732B2 (ja)

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JPH0739462A JPH0739462A (ja) 1995-02-10
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GB0623155D0 (en) * 2006-11-21 2006-12-27 Powell Brian Egg cooking utensil

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JPH0739462A (ja) 1995-02-10

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