JPH078580A - ガス封入ゴルフクラブ - Google Patents
ガス封入ゴルフクラブInfo
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- JPH078580A JPH078580A JP5009943A JP994393A JPH078580A JP H078580 A JPH078580 A JP H078580A JP 5009943 A JP5009943 A JP 5009943A JP 994393 A JP994393 A JP 994393A JP H078580 A JPH078580 A JP H078580A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- head
- body cavity
- filled
- main body
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的軽量にして容量の大きい大型のヘッド
を容易に作ることができるガス封入ゴルフクラブヘッド
を提供することを目的とするものである。 【構成】 ヘッドシェル1にソールプレート2を熔接し
てヘェース部に対向した中間壁を有する本体空洞部5を
設け、該本体空洞部5をシャフト挿入孔3と隔離して密
封構造とし、ガス注入弁7と圧力調整弁を設けて本体空
洞部5内にガスを封入する。比重の異なる複数のガスを
封入し、中間壁により本体空洞部内を複数の部屋に分離
し、或いは本体空洞部内壁にゴム被膜を張る。この構成
により、ヘッドの肉薄設計が可能になると共に、衝撃波
のフェース部への反射を制御することができる。また、
肉厚の調整自由度が増し、ガス注入弁の取り付け位置の
選択と併せ考慮することにより、ヘッドの重心配分の設
計、スウィートスポットの設計が容易になる。
を容易に作ることができるガス封入ゴルフクラブヘッド
を提供することを目的とするものである。 【構成】 ヘッドシェル1にソールプレート2を熔接し
てヘェース部に対向した中間壁を有する本体空洞部5を
設け、該本体空洞部5をシャフト挿入孔3と隔離して密
封構造とし、ガス注入弁7と圧力調整弁を設けて本体空
洞部5内にガスを封入する。比重の異なる複数のガスを
封入し、中間壁により本体空洞部内を複数の部屋に分離
し、或いは本体空洞部内壁にゴム被膜を張る。この構成
により、ヘッドの肉薄設計が可能になると共に、衝撃波
のフェース部への反射を制御することができる。また、
肉厚の調整自由度が増し、ガス注入弁の取り付け位置の
選択と併せ考慮することにより、ヘッドの重心配分の設
計、スウィートスポットの設計が容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドに空洞部を設け
てガスを封入するように構成したガス封入ゴルフクラブ
に関する。
てガスを封入するように構成したガス封入ゴルフクラブ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフクラブヘッドのウッドクラブで
は、現在、メタルウッドが最も広く普及しているが、メ
タルウッドでも、ステンレス製、チタン合金製、アルミ
ニュウム合金製、マグネシウム合金製、ベリリウム銅製
等、様々な材質が用いられている。これらのメタルウッ
ドの中で、コスト及び強度の点でステンレス製が最も一
般的である。
は、現在、メタルウッドが最も広く普及しているが、メ
タルウッドでも、ステンレス製、チタン合金製、アルミ
ニュウム合金製、マグネシウム合金製、ベリリウム銅製
等、様々な材質が用いられている。これらのメタルウッ
ドの中で、コスト及び強度の点でステンレス製が最も一
般的である。
【0003】図4はゴルフクラブヘッドの従来例を説明
するための断面図であり、11はヘッドシェル、12は
ソールプレート、13はシャフト挿入孔、14は熔接
部、15は空洞部、16はシャフト、17は発泡ウレタ
ンを示す。
するための断面図であり、11はヘッドシェル、12は
ソールプレート、13はシャフト挿入孔、14は熔接
部、15は空洞部、16はシャフト、17は発泡ウレタ
ンを示す。
【0004】従来のゴルフクラブヘッドは、図4に示す
ようにヘッドシェル11の底部に熔接部14でソールプ
レート12を熔接し、その空洞部15に発泡ウレタン1
7を注入充填した後、シャフト挿入孔13にシャフト1
6を嵌め込み接着剤で固着している。
ようにヘッドシェル11の底部に熔接部14でソールプ
レート12を熔接し、その空洞部15に発泡ウレタン1
7を注入充填した後、シャフト挿入孔13にシャフト1
6を嵌め込み接着剤で固着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属素材を用
いたメタルウッドでは、次のような欠点がある。まず第
1に、金属素材は比重が大きいため、ドライバーをつく
る場合、ゴルファーが求めている体積が200cc以上
で、しかも重量が200g以下の大型のヘッドをつくる
のが難しいことである。また、このような大型のヘッド
ができたとしても、ヘッド部の肉厚が薄くなるため、ヘ
ッド全体の強度・剛性が低下してしまうという問題が生
じる。
いたメタルウッドでは、次のような欠点がある。まず第
1に、金属素材は比重が大きいため、ドライバーをつく
る場合、ゴルファーが求めている体積が200cc以上
で、しかも重量が200g以下の大型のヘッドをつくる
のが難しいことである。また、このような大型のヘッド
ができたとしても、ヘッド部の肉厚が薄くなるため、ヘ
ッド全体の強度・剛性が低下してしまうという問題が生
じる。
【0006】第2に、プロゴルファーがボールをヒット
する際にヘッドが受ける瞬間的な荷重は1トンにも及ぶ
といわれ、強度・剛性の低いヘッドではボールがヘッド
に衝突する時の衝撃によってヘッドに瞬間的な歪み変形
が発生することである。そのため、衝突のエネルギーが
ボールに充分伝わらず、飛距離のロスが生じると言われ
ている。また、フェース部は、このような衝撃で変形し
ないようにするために最低3mm以上の厚みが必要であ
った。
する際にヘッドが受ける瞬間的な荷重は1トンにも及ぶ
といわれ、強度・剛性の低いヘッドではボールがヘッド
に衝突する時の衝撃によってヘッドに瞬間的な歪み変形
が発生することである。そのため、衝突のエネルギーが
ボールに充分伝わらず、飛距離のロスが生じると言われ
ている。また、フェース部は、このような衝撃で変形し
ないようにするために最低3mm以上の厚みが必要であ
った。
【0007】さらには、空洞部15とシャフト挿入孔1
3が連通しているため、シャフト挿入孔13にシャフト
16を嵌め込み接着剤で固着する際に、接着剤の塊が空
洞部15まで入り込むと、ボールを打った時の衝撃で動
き廻りヘッドシェル11との間で衝突音が発生する。発
泡ウレタン17は、通常このような不具合をなくすと共
に、重量を調整するために空洞部15に充填している。
すなわち、ドライバーの場合には、通常200g〜20
5g程度のヘッド重量となるように鉛を混入させたりし
て10〜20g程度の発泡ウレタン17を充填してい
る。しかし、この場合にも、ボールを打った時の衝撃で
発泡ウレタン17が崩れてしまい、空洞内を動き廻ると
いう問題が生じている。逆に、発泡ウレタン17を充填
することによって、ヘッドシェル11及びソールプレー
ト12の肉厚の設計自由度が大幅に制限され、先に述べ
たようにヘッド全体の強度・剛性が低下してしまうとい
う問題も生じる。
3が連通しているため、シャフト挿入孔13にシャフト
16を嵌め込み接着剤で固着する際に、接着剤の塊が空
洞部15まで入り込むと、ボールを打った時の衝撃で動
き廻りヘッドシェル11との間で衝突音が発生する。発
泡ウレタン17は、通常このような不具合をなくすと共
に、重量を調整するために空洞部15に充填している。
すなわち、ドライバーの場合には、通常200g〜20
5g程度のヘッド重量となるように鉛を混入させたりし
て10〜20g程度の発泡ウレタン17を充填してい
る。しかし、この場合にも、ボールを打った時の衝撃で
発泡ウレタン17が崩れてしまい、空洞内を動き廻ると
いう問題が生じている。逆に、発泡ウレタン17を充填
することによって、ヘッドシェル11及びソールプレー
ト12の肉厚の設計自由度が大幅に制限され、先に述べ
たようにヘッド全体の強度・剛性が低下してしまうとい
う問題も生じる。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、比較的軽量にして容量の大きい大型のヘッドを容
易に作ることができるガス封入ゴルフクラブヘッドを提
供することを目的とするものである。
って、比較的軽量にして容量の大きい大型のヘッドを容
易に作ることができるガス封入ゴルフクラブヘッドを提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ヘ
ッドシェルにソールプレートを熔接してフェース部に対
向した中間壁を有する本体空洞部を設け、該本体空洞部
をシャフト挿入孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁
と圧力調整弁を設けて本体空洞部内にガスを封入したこ
とを特徴とするものである。
ッドシェルにソールプレートを熔接してフェース部に対
向した中間壁を有する本体空洞部を設け、該本体空洞部
をシャフト挿入孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁
と圧力調整弁を設けて本体空洞部内にガスを封入したこ
とを特徴とするものである。
【0010】さらには、比重の異なる複数のガスを封入
し、中間壁により本体空洞部内を複数の部屋に分離し、
或いは本体空洞部内壁にゴム被膜を張ったことを特徴と
するものである。
し、中間壁により本体空洞部内を複数の部屋に分離し、
或いは本体空洞部内壁にゴム被膜を張ったことを特徴と
するものである。
【0011】また、ヘッドシェルにソールプレートを熔
接して本体空洞部を設け、該本体空洞部をシャフト挿入
孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁と圧力調整弁を
設けて本体空洞部にガスを封入したことを特徴とするも
のである。
接して本体空洞部を設け、該本体空洞部をシャフト挿入
孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁と圧力調整弁を
設けて本体空洞部にガスを封入したことを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】本発明のガス封入ゴルフクラブヘッドでは、ヘ
ッドシェルにソールプレートを熔接してフェース部に対
向した中間壁を有する本体空洞部を設け、該本体空洞部
をシャフト挿入孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁
と圧力調整弁を設けて本体空洞部内にガスを封入したの
で、ヘッドの肉薄設計が可能になると共に、衝撃波のフ
ェース部への反射を制御することができる。したがっ
て、肉厚の調整自由度が増し、ガス注入弁の取り付け位
置の選択と併せ考慮することにより、ヘッドの重量配分
の設計、スウィートスポットの設計が容易になり、反発
力を向上させることができる。
ッドシェルにソールプレートを熔接してフェース部に対
向した中間壁を有する本体空洞部を設け、該本体空洞部
をシャフト挿入孔と隔離して密封構造とし、ガス注入弁
と圧力調整弁を設けて本体空洞部内にガスを封入したの
で、ヘッドの肉薄設計が可能になると共に、衝撃波のフ
ェース部への反射を制御することができる。したがっ
て、肉厚の調整自由度が増し、ガス注入弁の取り付け位
置の選択と併せ考慮することにより、ヘッドの重量配分
の設計、スウィートスポットの設計が容易になり、反発
力を向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のガス封入ゴルフクラブヘッドの
1実施例を示す図であり、1はヘッドシェル、2はソー
ルプレート、3はシャフト挿入穴、4は熔接部、5は本
体空洞部、6はシャフト、7はガス注入弁を示す。
明する。図1は本発明のガス封入ゴルフクラブヘッドの
1実施例を示す図であり、1はヘッドシェル、2はソー
ルプレート、3はシャフト挿入穴、4は熔接部、5は本
体空洞部、6はシャフト、7はガス注入弁を示す。
【0014】図1において、本体空洞部5は、ヘッドシ
ェル1でシャフト挿入穴3と隔離して形成され、ヘッド
シェル1の底部の熔接部4でソールプレート2を熔接す
ることによって密封構造とし、1以上の高圧ガスを注
入、充填するものである。したがって、本体空洞部5
は、注入、充填した高圧ガスがシャフト挿入穴3から漏
れないようにシャフト挿入穴3とは独立した密封構造を
なしたものである。ガス注入弁7は、本体空洞部5に高
圧ガスを注入、充填するものであり、例えばガスライタ
ーに燃焼ガスを補給するのと同様に、携帯可能な小型ガ
スボンベを使ってガスが注入できるようにしたものであ
る。ガスの圧力は、1〜5kg/cm2 程度に保持される。
したがって、ゴルファーが使用に際して各人の好み、体
力、体調等に合わせて比重の異なる複数のガスの中から
適当なガスを選択して入れ替え、或いは複数のガスを混
合注入することができ、ゴルフクラブのバランス調整を
手軽に行うことができる。
ェル1でシャフト挿入穴3と隔離して形成され、ヘッド
シェル1の底部の熔接部4でソールプレート2を熔接す
ることによって密封構造とし、1以上の高圧ガスを注
入、充填するものである。したがって、本体空洞部5
は、注入、充填した高圧ガスがシャフト挿入穴3から漏
れないようにシャフト挿入穴3とは独立した密封構造を
なしたものである。ガス注入弁7は、本体空洞部5に高
圧ガスを注入、充填するものであり、例えばガスライタ
ーに燃焼ガスを補給するのと同様に、携帯可能な小型ガ
スボンベを使ってガスが注入できるようにしたものであ
る。ガスの圧力は、1〜5kg/cm2 程度に保持される。
したがって、ゴルファーが使用に際して各人の好み、体
力、体調等に合わせて比重の異なる複数のガスの中から
適当なガスを選択して入れ替え、或いは複数のガスを混
合注入することができ、ゴルフクラブのバランス調整を
手軽に行うことができる。
【0015】このようにガス注入弁7をソールプレート
2に設けると、ヘッドシェル1に熔接する前にガス注入
弁7をソールプレート2に取り付けることができるの
で、作業性を高めることができる。また、ガス注入弁7
の取り付け位置をヘッドの先端寄りに選ぶことにより、
慣性モーメントを大きくすることができるので、スウィ
ートスポットを外して打った時も打球の方向性を良好に
することができる。ガスは、フロンガス、炭酸ガス、ア
ルゴンガス等の反応性が低く燃焼しない無公害ガスを使
用し、また、複数の比重、特性の異なるガスを混合使用
してもよい。
2に設けると、ヘッドシェル1に熔接する前にガス注入
弁7をソールプレート2に取り付けることができるの
で、作業性を高めることができる。また、ガス注入弁7
の取り付け位置をヘッドの先端寄りに選ぶことにより、
慣性モーメントを大きくすることができるので、スウィ
ートスポットを外して打った時も打球の方向性を良好に
することができる。ガスは、フロンガス、炭酸ガス、ア
ルゴンガス等の反応性が低く燃焼しない無公害ガスを使
用し、また、複数の比重、特性の異なるガスを混合使用
してもよい。
【0016】特に比重の異なるガスを混合使用した場合
には、比重の重いガスは下方に、軽いガスは上方に層状
分布するので、クラブヘッドの重心位置を下方に設定で
きる。このことにより、低重心でボールの上がり易いや
さしいゴルフクラブを提供することができる。
には、比重の重いガスは下方に、軽いガスは上方に層状
分布するので、クラブヘッドの重心位置を下方に設定で
きる。このことにより、低重心でボールの上がり易いや
さしいゴルフクラブを提供することができる。
【0017】さらに、内部を縦割りに仕切りそれぞれに
ガス注入弁を設けるようにしてもよい。このようにする
と、先端の部屋と手元の部屋に各々上記のように異なる
比重のガスを組み合わせ充填することができ、スウィー
トスポットを外して打った時のヘッドの回転を小さくし
てヘッドの慣性モーメントを大きくし、ボールの方向性
をよくすることができる。
ガス注入弁を設けるようにしてもよい。このようにする
と、先端の部屋と手元の部屋に各々上記のように異なる
比重のガスを組み合わせ充填することができ、スウィー
トスポットを外して打った時のヘッドの回転を小さくし
てヘッドの慣性モーメントを大きくし、ボールの方向性
をよくすることができる。
【0018】従来のゴルフクラブは、鉛板を貼る等によ
り市販時の標準仕様より重くすることが比較的容易であ
ったが、逆に市販のものに手を加えバランスを軽くして
使用するようなことは不可能であった。その点、本発明
の場合には、上記のようにガスの充填、入れ替えが簡便
にできるので、充填するガスを選択することによりバラ
ンスの調整が自在にでき、さらには、比重の異なる複数
のガスを組み合わせて混合充填することにより、重心の
微妙な調整を行うこともできる。しかも、外観上、鉛板
等のような異物はないため、無駄な空気抵抗も加わるこ
となく、見た目にも違和感がなくヘッドの調整が可能に
なる。
り市販時の標準仕様より重くすることが比較的容易であ
ったが、逆に市販のものに手を加えバランスを軽くして
使用するようなことは不可能であった。その点、本発明
の場合には、上記のようにガスの充填、入れ替えが簡便
にできるので、充填するガスを選択することによりバラ
ンスの調整が自在にでき、さらには、比重の異なる複数
のガスを組み合わせて混合充填することにより、重心の
微妙な調整を行うこともできる。しかも、外観上、鉛板
等のような異物はないため、無駄な空気抵抗も加わるこ
となく、見た目にも違和感がなくヘッドの調整が可能に
なる。
【0019】上記のように本発明のガス封入ゴルフクラ
ブは、ガス注入弁7を設けてここからガスを注入するこ
とができるように構成するので、万一本体空洞部5に封
入されたガスがヘッドシェル1の極く微小なピンホール
から漏れ、本体空洞部5の内圧が低下しても、クラブ使
用直前に別に準備された携帯可能な小型ガスボンベによ
って手軽にガス注入弁7を通して本体空洞部5にガスを
充填することができる。さらに、このようなガス漏れを
防ぐために、予め本体空洞部5の内壁に例えばタイヤの
パンク修理材を用いてゴム被膜を張っておくのも有効で
ある。また、内圧を必要以上に高めないようにするため
には、ある一定以上の負荷がかかると内部のガスを外に
抜く圧力調整弁を併せて設けるようにしてもよい。特に
真夏の車のトランク内に放置されて高温になって内圧が
上がった場合等に有効である。勿論、ガス注入弁で圧力
調整弁を兼ねたものがある場合には、このガス注入弁で
圧力調整弁を兼用してもよい。
ブは、ガス注入弁7を設けてここからガスを注入するこ
とができるように構成するので、万一本体空洞部5に封
入されたガスがヘッドシェル1の極く微小なピンホール
から漏れ、本体空洞部5の内圧が低下しても、クラブ使
用直前に別に準備された携帯可能な小型ガスボンベによ
って手軽にガス注入弁7を通して本体空洞部5にガスを
充填することができる。さらに、このようなガス漏れを
防ぐために、予め本体空洞部5の内壁に例えばタイヤの
パンク修理材を用いてゴム被膜を張っておくのも有効で
ある。また、内圧を必要以上に高めないようにするため
には、ある一定以上の負荷がかかると内部のガスを外に
抜く圧力調整弁を併せて設けるようにしてもよい。特に
真夏の車のトランク内に放置されて高温になって内圧が
上がった場合等に有効である。勿論、ガス注入弁で圧力
調整弁を兼ねたものがある場合には、このガス注入弁で
圧力調整弁を兼用してもよい。
【0020】図2は本発明のガス封入ゴルフクラブの他
の実施例を示す図であり、8はガス封入ゴルフクラブヘ
ッド、9は中間壁、10はボールを示す。本発明のガス
封入ゴルフクラブによれば、本体空洞部に高圧ガスを封
入するので、音波や衝撃波は、ガスを封入していない場
合に比べて格段に速く伝播する。そこで、図2に示すよ
うに本体空洞部の中に中間壁9を設けると、この中間壁
9により、ボール10を打った時の衝撃波をフェース部
や先端部(TOE)等へ反射させ、衝撃エネルギーをフ
ェース部の反発エネルギーに変換したり、回転モーメン
トを調整したり、また、打球音を変えたりすることがで
きる。ドライバー(W1)のフェース部におけるボール
接触時間は、一般に4/10000秒程度であるといわ
れる。因に常温での音速は334m/秒であるので、こ
の伝播速度では、上記ボール接触時間に133.6mm
の距離伝播する。したがって、高圧ガス内で衝撃波をボ
ールの接触時間内に中間壁からフェース部に返すように
することは可能であり、反射された衝撃波がフェース部
やトウ部等に返ってくる時間を中間壁の位置、充填する
ガスの圧力、比重等によって自由に調整することができ
る。
の実施例を示す図であり、8はガス封入ゴルフクラブヘ
ッド、9は中間壁、10はボールを示す。本発明のガス
封入ゴルフクラブによれば、本体空洞部に高圧ガスを封
入するので、音波や衝撃波は、ガスを封入していない場
合に比べて格段に速く伝播する。そこで、図2に示すよ
うに本体空洞部の中に中間壁9を設けると、この中間壁
9により、ボール10を打った時の衝撃波をフェース部
や先端部(TOE)等へ反射させ、衝撃エネルギーをフ
ェース部の反発エネルギーに変換したり、回転モーメン
トを調整したり、また、打球音を変えたりすることがで
きる。ドライバー(W1)のフェース部におけるボール
接触時間は、一般に4/10000秒程度であるといわ
れる。因に常温での音速は334m/秒であるので、こ
の伝播速度では、上記ボール接触時間に133.6mm
の距離伝播する。したがって、高圧ガス内で衝撃波をボ
ールの接触時間内に中間壁からフェース部に返すように
することは可能であり、反射された衝撃波がフェース部
やトウ部等に返ってくる時間を中間壁の位置、充填する
ガスの圧力、比重等によって自由に調整することができ
る。
【0021】例えばゴルスクラブは、スポットを外して
インパクトした時、重心Gを中心としてX又はY方向に
回転する。しかし、中間壁で図示Pのように衝撃波をヘ
ッドの先端部に対して反射させると、X方向への力が作
用するため、Y方向へ回転しようとする力を弱めること
ができる。したがって、中間壁9は、平板だけでなくフ
ェースに対して凹面にしたり、凸面やくの字、逆くの字
にし、或いは位置に応じた向き(角度)を変え、その他
任意の曲線、フェース部からの距離でソールプレートに
設けることにより、上記のような目的に応じた制御が可
能になる。また、中間壁9をヘッド内部の仕切りとして
兼用し、異なるガスを各部屋に充填できるようにするこ
とによって、その比重、及び特性を組み合わせて重心位
置を設定するように構成してもよい。
インパクトした時、重心Gを中心としてX又はY方向に
回転する。しかし、中間壁で図示Pのように衝撃波をヘ
ッドの先端部に対して反射させると、X方向への力が作
用するため、Y方向へ回転しようとする力を弱めること
ができる。したがって、中間壁9は、平板だけでなくフ
ェースに対して凹面にしたり、凸面やくの字、逆くの字
にし、或いは位置に応じた向き(角度)を変え、その他
任意の曲線、フェース部からの距離でソールプレートに
設けることにより、上記のような目的に応じた制御が可
能になる。また、中間壁9をヘッド内部の仕切りとして
兼用し、異なるガスを各部屋に充填できるようにするこ
とによって、その比重、及び特性を組み合わせて重心位
置を設定するように構成してもよい。
【0022】しかも、本発明のガス封入ゴルフクラブで
は、内部が全くの空洞になり、充填するガスの比重、混
合比等を選ぶことによりヘッドの慣性モーメントを調整
することができる。ヘッドの慣性モーメントが大きくな
ると、上記のようにスウィートスポット(中心)を外し
て打った時、ヘッドの回転が小さくなり、ボールの方向
性を良好にすることができる。
は、内部が全くの空洞になり、充填するガスの比重、混
合比等を選ぶことによりヘッドの慣性モーメントを調整
することができる。ヘッドの慣性モーメントが大きくな
ると、上記のようにスウィートスポット(中心)を外し
て打った時、ヘッドの回転が小さくなり、ボールの方向
性を良好にすることができる。
【0023】図3はシャフト挿入穴と空洞部との関係を
示す図であり、(イ)はシャフト挿入穴を本体空洞部よ
り上側までにして設けた例を示し、(ロ)はシャフト挿
入穴を空洞部の横に突き抜けるようにして設けた例を示
している。図1に示す実施例では、シャフト挿入穴3を
本体空洞部5の中間まで形成してその先端を本体空洞部
5と遮断して構成したが、図3(イ)に示すようにシャ
フト挿入穴3′を本体空洞部5より上側までにして設け
てもよいし、図3(ロ)に示すようにシャフト挿入穴
3″を空洞部5の横に突き抜けるようにして設けてもよ
い。
示す図であり、(イ)はシャフト挿入穴を本体空洞部よ
り上側までにして設けた例を示し、(ロ)はシャフト挿
入穴を空洞部の横に突き抜けるようにして設けた例を示
している。図1に示す実施例では、シャフト挿入穴3を
本体空洞部5の中間まで形成してその先端を本体空洞部
5と遮断して構成したが、図3(イ)に示すようにシャ
フト挿入穴3′を本体空洞部5より上側までにして設け
てもよいし、図3(ロ)に示すようにシャフト挿入穴
3″を空洞部5の横に突き抜けるようにして設けてもよ
い。
【0024】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ガス注入弁をソールプレートに設けた
が、ヘッドシェルのフェース部と反対側その他の位置に
設けてもよい。また、ヘッドシェル1の底部にソールプ
レートを熔接したが、フェーズ部を熔接する構造であっ
てもよいことはいうまでもない。また、ソールプレート
だけでなく、ヘッドシェル1の内壁から突出するように
設けることにより、併せてヘッドの重量配分を設計して
もよい。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ガス注入弁をソールプレートに設けた
が、ヘッドシェルのフェース部と反対側その他の位置に
設けてもよい。また、ヘッドシェル1の底部にソールプ
レートを熔接したが、フェーズ部を熔接する構造であっ
てもよいことはいうまでもない。また、ソールプレート
だけでなく、ヘッドシェル1の内壁から突出するように
設けることにより、併せてヘッドの重量配分を設計して
もよい。
【0025】上記のように本発明のガス封入ゴルフクラ
ブは、一般に普及しているステンレス、チタン、アルミ
ニウム等のメタルウッドは勿論、カーボンウッドや中空
アイアン等、ヘッド内部が空洞となっているクラブにも
適用可能である。
ブは、一般に普及しているステンレス、チタン、アルミ
ニウム等のメタルウッドは勿論、カーボンウッドや中空
アイアン等、ヘッド内部が空洞となっているクラブにも
適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ヘッド内にガスを充填するので、ボールの衝
撃を受けてもヘッド内のガスの内圧によってヘッドが瞬
間的に変形するのを抑えることができ、中間壁を設けて
ボール接触時間内に衝撃波をヘェース部に返すことがで
きる。したがって、エネルギーのロスを防ぐことがで
き、充分な飛距離を確保することができる。しかも、ヘ
ッドは、強度の高いステンレス合金等で均一の厚さで覆
い密封することができるので、肉薄設計が可能になり、
肉薄で軽量であってもガスの内圧によって破壊・破裂す
ることもなく、安全性の高いヘッドを提供することがで
きる。さらに、従来の発泡ウレタンやフェース部の重量
分をヘッド本体に振り分けることができるので、重心の
配分を有効に行うことができ、スウィートスポットを広
げ、打球の方向性の良好なゴルフクラブを設計すること
ができる。
によれば、ヘッド内にガスを充填するので、ボールの衝
撃を受けてもヘッド内のガスの内圧によってヘッドが瞬
間的に変形するのを抑えることができ、中間壁を設けて
ボール接触時間内に衝撃波をヘェース部に返すことがで
きる。したがって、エネルギーのロスを防ぐことがで
き、充分な飛距離を確保することができる。しかも、ヘ
ッドは、強度の高いステンレス合金等で均一の厚さで覆
い密封することができるので、肉薄設計が可能になり、
肉薄で軽量であってもガスの内圧によって破壊・破裂す
ることもなく、安全性の高いヘッドを提供することがで
きる。さらに、従来の発泡ウレタンやフェース部の重量
分をヘッド本体に振り分けることができるので、重心の
配分を有効に行うことができ、スウィートスポットを広
げ、打球の方向性の良好なゴルフクラブを設計すること
ができる。
【0027】また、本体空洞部に中間壁を設けることに
より、空洞内の衝撃波の反射を制御することができ、飛
距離を向上を図り、打球音に変化を持たせることができ
る。さらには、中間壁やガス注入弁、圧力調整弁、壁厚
の調整、中間壁により部屋の仕切り、充填するガスの混
合組み合わせ、その際の比重の選択等により重心の配分
を自由に調整することができ、スウィートスポットの設
計、慣性モーメントの設計を容易にすることができる。
より、空洞内の衝撃波の反射を制御することができ、飛
距離を向上を図り、打球音に変化を持たせることができ
る。さらには、中間壁やガス注入弁、圧力調整弁、壁厚
の調整、中間壁により部屋の仕切り、充填するガスの混
合組み合わせ、その際の比重の選択等により重心の配分
を自由に調整することができ、スウィートスポットの設
計、慣性モーメントの設計を容易にすることができる。
【図1】 本発明のガス封入ゴルフクラブヘッドの1実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】 本発明のガス封入ゴルフクラブの他の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 シャフト挿入穴と空洞部との関係を示す図で
ある。
ある。
【図4】 ゴルフクラブヘッドの従来例を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
1…ヘッドシェル、2…ソールプレート、3…シャフト
挿入穴、4…熔接部、5…本体空洞部、6…シャフト、
7…ガス注入弁
挿入穴、4…熔接部、5…本体空洞部、6…シャフト、
7…ガス注入弁
Claims (5)
- 【請求項1】 ヘッドシェルにソールプレートを熔接し
てフェース部に対向した中間壁を有する本体空洞部を設
け、該本体空洞部をシャフト挿入孔と隔離して密封構造
とし、ガス注入弁と圧力調整弁を設けて本体空洞部内に
ガスを封入したことを特徴とするガス封入ゴルフクラ
ブ。 - 【請求項2】 比重の異なる複数のガスを封入したこと
を特徴とする請求項1記載のガス封入ゴルフクラブ。 - 【請求項3】 中間壁により本体空洞部内を複数の部屋
に分離したことを特徴とする請求項1記載のガス封入ゴ
ルフクラブ。 - 【請求項4】 本体空洞部内壁にゴム被膜を張ったこと
を特徴とする請求項2記載のガス封入ゴルフクラブ。 - 【請求項5】 ヘッドシェルにソールプレートを熔接し
て本体空洞部を設け、該本体空洞部をシャフト挿入孔と
隔離して密封構造とし、ガス注入弁と圧力調整弁を設け
て本体空洞部にガスを封入したことを特徴とするガス封
入ゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5009943A JPH078580A (ja) | 1992-05-01 | 1993-01-25 | ガス封入ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-112600 | 1992-05-01 | ||
| JP11260092 | 1992-05-01 | ||
| JP5009943A JPH078580A (ja) | 1992-05-01 | 1993-01-25 | ガス封入ゴルフクラブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078580A true JPH078580A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=26344764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5009943A Pending JPH078580A (ja) | 1992-05-01 | 1993-01-25 | ガス封入ゴルフクラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078580A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08224326A (ja) * | 1995-02-21 | 1996-09-03 | Chikahisa Kato | 中空ヘッドを有するゴルフクラブ |
| WO1998056470A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Hillerich & Bradsby Co. | Golf club |
| JP2010517694A (ja) * | 2007-02-07 | 2010-05-27 | ブロワーズ,オールデン・ジェイ | 加圧された中空金属ヘッドを有するゴルフ・クラブ |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5009943A patent/JPH078580A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08224326A (ja) * | 1995-02-21 | 1996-09-03 | Chikahisa Kato | 中空ヘッドを有するゴルフクラブ |
| WO1998056470A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Hillerich & Bradsby Co. | Golf club |
| US5904628A (en) * | 1997-06-12 | 1999-05-18 | Hillerich & Bradsby Co. | Golf club |
| JP2010517694A (ja) * | 2007-02-07 | 2010-05-27 | ブロワーズ,オールデン・ジェイ | 加圧された中空金属ヘッドを有するゴルフ・クラブ |
| US8663026B2 (en) * | 2007-02-07 | 2014-03-04 | Alden J. Blowers | Golf club having a hollow pressurized metal head |
| KR101399497B1 (ko) * | 2007-02-07 | 2014-05-27 | 알덴 제이 블로워스 | 중공의 가압된 금속 헤드를 갖는 골프 클럽 |
| US20140338785A1 (en) * | 2007-02-07 | 2014-11-20 | Alden J. Blowers | Golf club having a hollow pressurized metal head |
| US9555293B2 (en) * | 2007-02-07 | 2017-01-31 | Alden J. Blowers | Golf club having a hollow pressurized metal head |
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