JPH0786164A - 微細構造材料の製造方法並びにその製造装置、および微細構造を有する発光素子 - Google Patents
微細構造材料の製造方法並びにその製造装置、および微細構造を有する発光素子Info
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- JPH0786164A JPH0786164A JP5230073A JP23007393A JPH0786164A JP H0786164 A JPH0786164 A JP H0786164A JP 5230073 A JP5230073 A JP 5230073A JP 23007393 A JP23007393 A JP 23007393A JP H0786164 A JPH0786164 A JP H0786164A
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Abstract
子箱)、それへの異種物質被覆、さらに配向性の高い1
次元高分子、1次元電気伝導体、細線状クラスター等
(量子細線)の微細構造材料の製造方法、製造装置およ
び発光素子を提供することを目的とする。 【構成】 第1の工程で生成したクラスター101の群
と、第2の工程で生成したクラスター101よりバンド
ギャップの大きな物質102の原料粒子(原子・分子状
態)103の群とを、同時あるいは交互に基板104に
供給することにより、物質102中にクラスター101
を、クラスターの密度を制御可能に、そして周辺に間隙
を生じることなく緻密に埋め込む。
Description
ー(代表的にその寸法が、球径として直径数十nm程度
以下のものをいう、以降同様)、換言すれば量子箱(電
子、励起子等の荷電体が数十nm以下の微小領域に3次
元的に閉じ込められた0次元電子系)、配列方向の揃っ
た1次元高分子、1次元電気伝導体あるいは細線状クラ
スター、換言すれば量子細線(電子、励起子等の荷電体
が数十nm以下の微小領域に2次元に閉じ込められた1
次元電子系)等、微細構造材料の製造方法、製造装置、
そして、これらを利用した発光素子に関する。
変調器、双安定光素子等、量子井戸構造を用いた光電子
素子の開発が盛んに行われてくるようになってきた。
とにより、例えば、量子井戸レーザについて言えば、通
常のダブルヘテロ接合レーザに比べ、(1)微分利得の
増大、(2)緩和振動周波数の増大、(3)スペクトル
線幅の低減、等の特性改善がなされている。
る、すなわち、量子細線(1次元電子系)や量子箱(0
次元電子系)を実現することにより、前記光電子素子の
さらなる特性改善を図る、あるいは新しい物理現象に基
づく素子を構築しようとする試みも、なされるようにな
ってきた。
(1)しきい値電流の減少、(2)しきい値電流の温度
依存性の緩和、(3)前記量子井戸レーザで述べた
(1)〜(3)項目の特性のさらなる改善、等が期待さ
れる。
(荒川泰彦、第22巻、第2号、71頁(1987))
に記載されている。
子細線および量子箱は、注目されている。
り分類され、2次の非線形感受率(印加電界の2乗に比
例する非線形分極成分の比例定数)の高い材料は、第2
高調波発生(SHG)、光混合あるいは光パラメトリッ
ク発振等を、そして、3次の非線形感受率(印加電界の
3乗に比例する非線形分極成分の比例定数)の高い材料
は、第3高調波発生(THG)、非線形屈折率変化ある
いは誘導ラマン効果等を、それぞれ利用した、光電子素
子への応用に大きな効果をもたらす。
ク結晶よりも、量子井戸構造(2次元電子系)、量子細
線(1次元電子系)あるいは量子箱(0次元電子系)と
することにより増大する。
構成材料・寸法によっても異なるが、バルク結晶のそれ
よりも、200〜8000倍となることが予想されてい
る。
ていないとしても、3次の非線形感受率は2〜80倍と
なることになる。
サイズ)効果によるエネルギー状態の変化が顕著であ
り、発光素子を例に取れば、発光スペクトル幅の縮小化
(単色性の増大)および光子エネルギーの増大(発光波
長の短波長化)に大きな効果をもたらす。
る非線形光エレクトロニクス−材料からデバイスまで
−」(伏見隆夫著、(株)工業調査会刊(199
2))、あるいは、「日本物理学会誌」(新井敏弘、第
44巻、第4号、252頁(1989))に記載されて
いる。
用を含む多くの光電子素子は、半導体物質利用の場合、
III−V族あるいはII−VI族の直接遷移型半導体
で構成されており、硅素結晶を始めとする間接遷移型半
導体は太陽電池を除くとほとんど用いられていない。
・放出に格子振動(フォノン)の介在を必要とすること
から、効率のよい光電子素子(特に発光素子)を製造す
るのが難しいとされてきたためである。
現れる量子細線あるいは量子箱を用いることで、間接遷
移型半導体を用いても効率のよい発光素子が得られる可
能性が示されるようになってきた。
フィジックス レターズ」(L.T.Canham,Applied Physi
cs Letters Vol.57, No.10, 1046(1990))に、記載され
ている。
(特に発光素子)の実現における利点を以下に述べる。
する硅素は、III−V族あるいはII−VI族半導体
構成物質と異なり、地球上に多量に存在する(つまり安
価である)とともに、安全性が高く(つまり毒性がな
い)、さらには、ICあるいは超LSIといった電子素
子を構成する中心的な物質であるという特徴を有する。
るとも劣らない特性を有する発光素子を実現できれば、
価格、対環境性あるいは電子素子との集積を考えた場合
の整合性といった点で、大きな効果をもたらす。
め、量子細線あるいは量子箱の光電子素子応用の範囲お
よび期待は大きい。
は量子箱を高密度に得ることで、単色性が強く発光効率
の高い発光素子、光学非線形性の高い非線形光学素子等
が得られる。
てきた技術としては、リソグラフィ手法を用いるもの
(つまり量子細線および量子箱の作製)、混晶物質ある
いは金属(または半導体)粒子分散ガラス等の熱処理に
よりクラスターを析出させるもの(つまり量子箱の作
製)、ドライプロセスによるクラスターの直接生成(つ
まり量子箱作製)、あるいは、1次元高分子によるもの
(つまり量子細線の作製)、さらには、多孔質硅素物質
利用(つまり量子細線および/あるいは量子箱的効果の
利用)等が上げられる。
を以下に述べる。通常の量子井戸構造(2次元電子系)
を基板上にエピタキシャル成長させた後、通常のフォト
リソグラフィ技術によりマスクパターンを転写する。こ
のとき得られる水平方向の最小サイズは0.3〜1μm
程度である。
戸層をエッチングし、基板上水平方向の分離(量子細線
化あるいは量子箱化)を行うとともに、サイドエッチン
グ効果を利用して、水平方向の寸法を縮小し、水平方向
の量子細線あるいは量子箱の寸法を制御するものであ
る。
子井戸構造(2次元電子系)を基板上にエピタキシャル
成長させた後、(1)X線リソグラフィ、集束電子(あ
るいはイオン)ビームリソグラフィによるマスクパター
ン転写とドライエッチングとにより、量子細線化あるい
は量子箱化を行う、あるいは、(2)集束イオンビーム
を用いて、リソグラフィとエッチングを同時に行うこと
により、量子細線化あるいは量子箱化を行うものであ
る。
しては、例えば、「アプライド フィジックス レター
ズ」(Y.Maeda et al., Applied Physics Letters Vol.
59,No.24, 3168(1991))に記載されている方法がある。
置した酸化硅素(SiO2)ターゲットを用いた高周波
(RF)マグネトロンスパッタリング法により、Ge、
SiおよびOから成る混晶物質をSi基板上に堆積させ
る。
し、SiO2ガラス中に埋め込まれたGeクラスター
(微結晶、平均粒径:6nm)を得る。
00〜700nmの範囲に広がるスペクトルを有する室
温可視発光を得ている。
熱処理による第4の従来技術では、通常、粒子分散には
拡散、イオン交換あるいはイオン注入等が用いられる。
なお、この技術は、特に非線形光学材料の製造方法とし
て、従来より広く用いられているものでもある。
成に関する第5の従来技術としては、例えば、特開平3
−65930号公報に記載されている方法がある。
略図に基づき、本従来例について説明する。
励起を利用したクラスター(超微粒子)源501のノズ
ル502から、平均粒径が、ほぼ8nmの半導体(S
i)クラスター(超微粒子)ビーム503を発生させ
る。
505から、前記Siクラスターと同程度以上の粒径を
有する絶縁体(SiO2)クラスター(超微粒子)ビー
ム506を発生させる。
に基板507に照射することにより、図19に示したよ
うな、半導体クラスター(超微粒子)508と絶縁体ク
ラスター(超微粒子)509を混合堆積して成るクラス
ター(超微粒子)膜510が製造される。
め効果を示唆する光吸収スペクトルが得られている。
6の従来技術としては、例えば、「表面科学」(松本信
雄、第13巻、第4号、219頁(1992))に記載
されているものがある。
分子は、1次元直鎖配列ポリシラン:(R1R2Si)n
であり、ここで、R1、R2は、メチル基、エチル基とい
ったアルキル基等の有機基である。具体的には、2つの
有機基と2つの塩素基を有するジクロロシラン誘導体:
R1R2SiCl2を原料分子として用いる。
媒を入れ、アルゴン(Ar)雰囲気下で金属ナトリウム
(Na)を加熱還流により溶融し、撹拌しつつ前記原料
分子を滴下する。この状態で、数時間反応させると、白
色の1次元直鎖配列ポリシランが析出するのである。
に示す。第7の従来技術の多孔質硅素物質利用は、ここ
数年来、広く研究されているものである。
基板表面を弗化水素ベース溶液中で陽極化成して得られ
るものであり、これまでに、波長:700(赤)〜45
0nm(青)の可視領域における発光が数多く確認され
ている。
入による発光特性確認も行われており、電流注入型発光
素子(例えばLED)製造の試みもなされるようになっ
てきた。
詳細には明らかになっていないが、発光層では、量子細
線あるいは量子箱に相当する微結晶、例えば酸化層(S
iO 2)で覆われたSi(半導体)領域あるいはその界
面、つまり量子閉じ込め領域が高密度に存在し、これら
の中に閉じ込められた荷電体がk保存遷移選択則に束縛
されなくなることから、発光が起こるという、発光機構
が一説として考えられている。
分科会研究報告」((社)応用物理学会刊、第446号
(1992))、あるいは、「日経マイクロデバイス」
(日経BP社刊、5月号、15頁(1993))に記載
されている。
技術の場合、得られる水平方向の最小寸法は高々10n
m程度である。加えて、第1の従来技術では、通常のプ
ロセス技術を用いている点では簡便であるが、ウェット
エッチング利用のため、設計通りの寸法を安定して得る
のは不可能に近く、また、高々数百nmの範囲に1つの
量子細線あるいは量子箱が得られる程度であり、高密度
化に限界がある。
プロセスを用いていることから、光電子特性が安定で緻
密なクラスター埋め込み構造の製造が期待されるが、熱
力学的自然法則を越えた制御が原理的に不可能である。
すなわち、クラスターの高密度埋め込み、粒径および粒
径分布制御等に限界を生じる。例えば、埋め込み密度
は、通常、数%程度までとも言われている。また、粒径
分布幅を狭くできないことは、発光素子を例に取ると、
発光スペクトル幅の増大(単色性の低下)につながる。
ラスター(超微粒子)膜では、半導体超微粒子と絶縁体
超微粒子を混合堆積していることから、図18に示され
ているような空隙511が生じ易く、光電子特性の安定
性あるいは寿命等の点で課題が残る。また、粒径制御等
の配慮はなされていない。
子細線)の製造方法は簡便であるが、1次元高分子の配
列方向、各高分子の長さ等は全くランダムであり、前記
光電子素子用量子細線として利用するには課題が残る。
素結晶を用いて簡便に製造できるという特徴を有する
が、現状では、製造条件等により特性が敏感に変わり、
また、その経時変化(劣化)も著しいといった課題があ
る。
合、発光効率が高く安定した特性を有する素子を得るた
めには、発光層の両面の一方にP型(荷電体が正孔)、
他方にN型(荷電体が電子)の半導体電気伝導層を形成
する必要があるが、第7の従来技術の応用では、発光層
が多孔質層になるので、界面特性の良好な前記電気伝導
層の形成が難しい。
の課題を解決するものであり、粒径および粒径分布の揃
ったクラスター(量子箱)、そして、その緻密かつ高密
度な埋め込み、あるいは、異種物質被覆、さらには、配
向性の高い1次元高分子、1次元電気伝導体あるいは細
線状クラスター等(量子細線)の製造を可能にし、特
に、単色性が強く発光効率の高い発光素子、非線形性の
高い非線形光学素子等の光電子素子、さらには、硅素結
晶等間接遷移型半導体物質利用の発光素子等の製造に大
きな効果をもたらす、微細構造材料の製造方法、製造装
置および発光素子を提供することを目的とする。
に、第1の本発明は、クラスターを生成させる第1の工
程と、前記クラスターよりバンドギャップの大きな物質
の原料粒子を原子・分子の状態で生成させる第2の工程
を独立に備え、両工程を同時あるいは交互に繰り返し施
す、といった構成を有している。
に、固体ターゲットと、固体ターゲットにレーザ光を照
射する手段と、ガスを導入する手段と、前記ガスを分解
する光を導入する手段と、前記ターゲットからの生成ク
ラスターと光分解による生成物質とをともに堆積させら
れる位置に配置した基板ホルダーを具備する、といった
構成を有している。
生成クラスターをチョッピングし、生成クラスターの粒
径を選別する工程を具備する、といった構成を有してい
る。
に、固体ターゲットと、固体ターゲットにパルスレーザ
光を照射する手段と、レーザパルスに同期して生成クラ
スターをチョッピングする手段を具備する、といった構
成を有している。
に、固体ターゲットと、固体ターゲットにパルスレーザ
光を照射する手段と、クラスターを堆積させる基板をレ
ーザパルスに同期して回転あるいは往復運動させる手段
を具備する、といった構成を有している。
工程と、生成クラスター表面をよりバンドギャップの大
きな物質に改質させるあるいは前記物質で被覆させる工
程と、生成クラスターまたは改質・被覆処理後のクラス
ターを質量分離する工程を具備する、といった構成を有
している。
手段と、生成クラスター表面をよりバンドギャップの大
きな物質に改質させるあるいは前記物質で被覆させる手
段と、生成クラスターまたは改質・被覆処理後のクラス
ターを質量分離する手段を具備する、といった構成を有
している。
ス分子の光分解による高濃度クラスター原料活性粒子生
成を行い、集光点から離れかつレーザビームが直接照射
される位置に配置した基板上にクラスターを堆積させ
る、といった構成を有している。
の針を並列に配置した平面電極を基板表面に接近させ平
行に配置し、それぞれの針の先端と基板表面間に電界を
加える第1の工程と、第1の工程後の基板表面上に第1
の物質を堆積させる第2の工程と、第1の物質を除去す
る第3の工程と、第3の工程後の基板表面上に第1の物
質よりバンドギャップの大きな第2の物質を堆積させる
第4の工程を具備する、といった構成を有している。
に、基板ホルダーと、形状・寸法の等しい複数の針を並
列に配置した平面電極と、基板ホルダーに設置した基板
表面に平面電極を接近させ平行に配置する手段と、複数
の物質を基板表面上に堆積させる1つあるいは複数の手
段と、前記物質の少なくとも一方を除去する手段を具備
する、といった構成を有している。
容器の全てに基板ホルダーを備え、複数の容器のいずれ
かに、形状・寸法の等しい複数の針を並列に配置した平
面電極と、基板ホルダーに設置した基板表面に平面電極
を接近させ平行に配置する手段と、複数の物質を基板表
面上に堆積させる1つあるいは複数の手段と、前記物質
の少なくとも一方を除去する手段を備え、複数の容器が
ゲートバルブを介して結合され、各容器間で基板を搬送
させる手段を具備する、といった構成を有している。
向に電界を加え、1次元高分子原料分子あるいは表面が
異種物質で被覆されたクラスターを基板表面上に供給し
て成る、といった構成を有している。
ップの走る方向に電界を印加し、気相から供給された原
料粒子物質をその組成に含む1次元電気伝導体をステッ
プの走る方向に沿って成長させる、といった構成を有し
ている。
斜しテラス&ステップが高密度で存在する基板表面と、
硅素原子をその組成に含み前記ステップに沿って延びる
1次元電気伝導体を具備する、といった構成を有してい
る。
ラスターまたは1次元高分子をよりバンドギャップの大
きな物質中に埋め込んだ微細構造材料あるいは間接遷移
型半導体物質を起源とする多孔質材料を発光源に用い、
励起源にコールドカソードを用いる、といった構成を有
している。
と第2の工程を独立に備えており、クラスターおよび埋
め込み物質原料粒子の単位時間当りの生成量の独立制御
が可能であることから、埋め込まれるクラスターの密度
を容易に制御できる。また、第2の工程の原料粒子が原
子・分子状態であり、さらに、第1の工程と第2の工程
を同時あるいは交互に繰り返し施していることから、ク
ラスターを、周辺に間隙を生じることなく、緻密に埋め
込むことができる。
よりクラスターを生成する手段と原子・分子状態の埋め
込み物質原料粒子を光分解で生成する手段をともに備え
ていることから、第1の本発明による微細構造材料の製
造を同一装置で、かつ、光励起プロセスのみで実現する
ことができる。また、レーザアブレーションによる手段
では、照射レーザ光密度を制御することで生成クラスタ
ー粒径および粒径分布制御が可能であるので、埋め込ま
れるクラスターの粒径および粒径分布制御も容易に可能
となる。
法で基板上に堆積させた混晶物質等の熱処理によりクラ
スターを析出させるといった熱平衡プロセスを、基本的
に必要としないことから、これに比べ、より高密度のク
ラスター埋め込みが可能であるとともに、粒径および粒
径分布の制御性も高まる。
ーの粒径をチョッピングにより選別する工程あるいは手
段を備えていることから、レーザアブレーションで生成
したクラスターの粒径をさらに細かく制御することがで
き、よりシャープな粒径分布を得ることができる。さら
に、チョッピング自身も、レーザパルスに同期して行わ
れるため、正確な制御が容易となる。
基板を回転あるいは往復運動させる手段を備えているこ
とから、レーザアブレーションで生成したクラスターの
粒径のさらに細かい制御が正確かつ容易に行え、よりシ
ャープな粒径分布を得ることができる。
種物質改質(または被覆)を行う工程を有することか
ら、間隙あるいは不純物等の存在しない良好な界面特性
を有する、よりバンドギャップの大きな異種物質で被覆
されたクラスター、換言すれば、量子閉じ込め効果の高
い量子箱を実現することができる。また、質量分離工程
により粒径を選別し、よりシャープな粒径分布を有する
複数のクラスター群を提供できる。
構造材料の製造を同一装置で実現することができる。
濃度の高い活性粒子が生成し、相互の自己結合によりク
ラスターを形成するとともに粒径を大きくしつつ、集光
点から離れかつレーザビームが直接照射される位置に配
置した基板に到達する。すなわち、第8の本発明は、光
化学的気相反応のみでクラスターの生成が行えるととも
に、集光点あるいは基板の光軸方向での移動により、容
易に活性粒子生成部・基板間距離を変化させることがで
きるので、基板に堆積させるクラスター粒径も所望の値
に制御することができる。さらに、レーザビーム照射方
向が基板の上方水平方向である場合に比べると、前記距
離変化のための集光点の移動が簡単であるとともに、レ
ーザビームあるいは基板走査により、均一粒径および粒
径分布を有するクラスターを、大面積基板面上、均一量
分布させて堆積させることも可能となる。
並列に配置された形状・寸法の等しい複数の針の先端と
基板表面の間の微小空間に印加した電界を利用する第1
の工程により、基板表面に形状・寸法の揃った複数の微
小孔(孔径:数十nm程度以下)を形成することができ
る。ここで、微小孔の形状・寸法が針・基板表面間接近
距離および電界強度により制御できるので、微小孔形成
後の基板表面への第1の物質の堆積(第2の工程)、除
去(第3の工程)および第2の物質の堆積(第4の工
程)と併せて、所望の形状・寸法を有する第1の物質か
ら成るクラスターを微小孔中へ埋め込むことができる。
さらに、第1から第4の工程を繰り返し施すことで、3
次元的に分布した前記クラスターを、第2の物質で埋め
込んだごとき微細構造材料を実現できる。前記クラスタ
ーの埋め込み密度については、基板面上水平方向の密度
が平面電極上の針の配置密度で決まり、垂直方向の密度
が第4の工程での第2の物質の堆積膜厚で決まる。すな
わち、埋め込み密度も、クラスター形状・寸法制御と独
立かつフレキシブルに制御できるとともに、埋め込み密
度に異方性を持たせることも可能となる。
発明による微細構造材料の製造を同一装置で実現するこ
とができる。第10の本発明では、複数の微小孔(孔
径:数十nm程度以下)を基板表面に形成する手段と物
質堆積を行う手段と物質を除去する手段とが、1つの容
器内に具備されているので、装置構造が簡単になる。ま
た、それぞれの手段を用いて施す工程の間に基板搬送を
行わないので、工程の切り替え時間も短くなる。このこ
とは、第9の本発明の第1から第4の工程を繰り返し施
し、3次元的に分布したクラスターを第2の物質で埋め
込んだごとき微細構造材料を製造する場合には大きな利
点となる。一方、第11の本発明では、前記それぞれの
手段が、独立した容器内に具備されているので、それぞ
れの手段を用いて施す工程が互いに影響を及ぼし合う可
能性が全くなくなる。また、それぞれの手段に対し保守
・メンテナンス等も独立に行え、このことは機能の異な
る手段を具備した真空装置では大きな利便性をもたら
す。
あるいは表面が異種物質で被覆されたクラスターを基板
表面上に供給している際に、基板表面に平行な一方向に
電界を加えていることから、基板表面上に吸着した全て
の前記原料分子あるいはクラスター内で同じ方向の電気
分極が起こり、+−の極性が生じた部分で前記原料分子
あるいはクラスター同士が結合するので、1次元高分子
あるいは細線状クラスターを成長させるとともに、成長
途上の1次元高分子あるいは細線状クラスター内にも分
極が起こるので、これら1次元高分子あるいは細線状ク
ラスターの配向する方向も一致させることができる。換
言すれば、配列方向の揃った高密度量子細線を容易に製
造できる。
ステップを設けているので、気相から基板表面に吸着し
た原子、分子あるいはクラスター等の粒子は、一定時間
テラス上に滞在するが、表面拡散によりステップに到達
し、ステップ上、その走る方向に沿って配列する(直鎖
状配列)ことになる。それは、通常、前記粒子は、テラ
ス上に存在するより、ステップ上に存在する方が安定で
あるからである。一方、ステップの走る方向には電界を
印加しており、これにより粒子内に発生する電気分極の
作用によって、直鎖状配列した前記粒子が結合するの
で、1次元電気伝導体を成長させることができる。すな
わち、第13の本発明は、原子、分子あるいはクラスタ
ー等の粒子の気相からの供給で、ステップの走る方向に
一致して配列する1次元電気伝導体を成長させることが
できる。
含む1次元電気伝導体で構成されている、すなわち、量
子細線における量子閉じ込め効果を利用することによ
り、硅素物質から成る発光素子を得ることができる。ま
た、安定な結晶面からの微傾斜により生じるテラス&ス
テップのステップに沿って1次元電気伝導体が延びてい
ることから、原子レベルの精度で配列方向が制御されて
いるとともに、配列させた1次元電気伝導体の密度も微
傾斜角制御により容易に制御される。これらは、単色性
が強く発光効率の高い発光素子の実現に貢献する。さら
に、第14の本発明の発光素子は、第13の本発明の製
造方法により容易に実現できる。
ラスターまたは1次元高分子をよりバンドギャップの大
きな物質中に埋め込んだ微細構造材料あるいは間接遷移
型半導体物質を起源とする多孔質材料を発光源に用いて
いることから、量子箱あるいは量子細線の量子閉じ込め
効果を利用した発光素子を実現できる。一方、励起源に
コールドカソードを用いていることから、電流注入型発
光素子と異なり、前記発光源に用いた材料に対し、さら
にP型およびN型電気伝導層を形成する等の必要がな
く、発光源の構造が簡単になる。また、発光源と励起源
を独立に製造することが可能であり、加えて、発光源は
高品質のものが第1から第13の本発明の製造方法ある
いは製造装置を利用して製造でき、励起源は世の中に一
般的に存在するコールドカソードであることから、高品
質発光素子が容易に製造できる。さらに、電流注入型素
子と同様な小型化・集積化も可能である。
1実施例の概略図である。
101の群と第2の工程で生成したクラスター101よ
りバンドギャップの大きな物質102の原料粒子(原子
・分子状態)103の群を、同時あるいは交互に基板1
04に供給することにより、物質102中にクラスター
101を埋め込む状況を示している。
には、例えば、レーザアブレーション(laser ablation
: ablative photodecomposition )を用いる。
子間あるいは分子間結合エネルギーより高い光子エネル
ギーを有する、あるいは、高密度多光子吸収が起こる位
の高エネルギー密度のレーザ光を照射し、これにより直
接結合を切り、爆発的に固体材料構成原子・分子を粒子
としてとばす(除去する)プロセスであり、近年、薄膜
作製、あるいは、エッチングプロセスに用いられるよう
になってきた手法である。
ザ光密度により、クラスターから分子、分子から原子へ
と変化可能なものである(一般に、照射レーザ光密度が
高い程、粒子の構成原子数は少なくなる)。
射レーザ光密度を制御することにより、生成クラスター
粒径および粒径分布の制御を行うことができる。また、
照射レーザ全光量を制御することにより生成粒子量を制
御できる。
ションよりは粒径および粒径分布制御が複雑になるが、
クラスターイオンビームを生成させる別種のプロセスを
用いることもできる。
工程には、例えば、光化学的気相堆積(photochemical
vapor deposition)を用いる。
成した活性粒子により薄膜堆積を行う手法として、近
年、用いられるようになってきたものである。
結晶粒塊フリー)の薄膜が容易に得られるという特徴を
有している。
着、プラズマあるいは熱化学的気相堆積等を用いてもよ
いが、光化学的気相堆積は、非熱平衡・低温プロセスで
あることから、本手法を用いることにより、上述レーザ
アブレーションあるいはクラスターイオンビーム生成プ
ロセスを用いる第1の工程と合わせて、本発明の製造方
法の1実施例全体が非熱平衡プロセスとなり、埋め込み
密度、粒径および粒径分布の制御性が高まる。
ら、クラスター・埋め込み物質界面へのプラズマ損傷の
危惧もない。
用いてもよく、この場合は、照射レーザ光強度等を制御
し、原子あるいは分子の状態で生成粒子を基板104上
に供給することになる。
に紫外レーザ光を用いたレーザアブレーションあるいは
光化学的気相堆積を用いることも可能である。
レーザ光のみで行うことも可能になり、製造方法全体が
簡略化する。
の1実施例の概略図である。図2において、レーザ光導
入窓105、106、およびガス導入ノズル107、1
08を備えた真空排気可能な容器109の中に、クラス
ター原料となる単結晶硅素(Si)固体ターゲット11
0、および基板ホルダー111が設置されている。
ザ光(光子エネルギー:hν1)112が、ターゲット
110の表面に照射されるように、ターゲット110は
配置されている。基板ホルダー111は、ターゲット1
10からアブレートされた粒子がホルダー111表面に
照射されるように配置されている。
るレーザ光(光子エネルギー:hν 2)113を、ホル
ダー111表面に対して、直接照射できるように配置さ
れている。
ホルダー111表面近傍を水平方向に通過するように、
つまりホルダー111表面近傍(距離にして高々十数c
m程度)を通過するように、照射できるように配置して
もよい。
ら導入されるガスが、直接あるいはレーザ光113によ
り光分解され活性粒子となった状態で、吹き付けあるい
は拡散により基板114表面上に達することができる位
置に配置する。
素(SiO2)中に単結晶Siクラスターを埋め込んだ
ごとき微細構造材料を製造する場合、以下の通りにな
る。
置する。基板114表面上への単結晶Siクラスターの
供給は、単結晶硅素(Si)固体ターゲット110のレ
ーザ光112によるアブレーションをもって行う。
ー:hν1が、結合エネルギー:1.8eVを有する単
結晶Si原子間結合を直接切ることができる位高いこと
が望ましく、単位堆積当りの吸収係数が高い程アブレー
ション効率はよいので、hν1はさらに高い程よい。
て、YAGレーザの第2高調波(hν1=2.3e
V)、XeCl(hν1=4.0eV)、KrF(hν1
=5.0eV)あるいはArFエキシマレーザ(hν1
=6.4eV)等の大出力短波長レーザ光が上げられ
る。
の粒径および粒径分布はレーザ光112の照射密度によ
り、また、単位時間当りのクラスター供給量は照射全光
量により、それぞれ、制御する。
08から、それぞれ、ジシランガス(Si2H6)および
笑気ガス(N2O)、またはSi2H6との直接反応が起
こらない位低濃度の酸素ガス(O2)を導入し、そこ
に、レーザ光113としてArFエキシマレーザ光(h
ν2=6.4eV)を照射する。
分子を直接分解するので、生成されたSi活性粒子と酸
素系粒子(あるいは光分解された酸素系活性粒子)との
反応により、基板114表面上にSiO2薄膜が堆積す
る。
(あるいはガス圧力)、またはレーザ光113照射量に
より制御する。
径および粒径分布が制御された前記微細構造材料を製造
することができる。
ションにもArFエキシマレーザを用いることにより、
レーザ光源は一つで済むことになる。
の製造方法の1実施例の工程図である。
するクラスター群115の列が示されている。
レーザアブレーションにより生成・飛来させる。なお、
レーザの単パルスでクラスター群の1つを生成させる。
粒径の小さなクラスター程、群の先頭に位置し飛来す
る。
て各クラスター群をチョッピングすることで、クラスタ
ー群中の所望の粒径のクラスターのみを選別できる。
数にチョッピング周波数を一致させ、あるいは、繰り返
し周波数の整数倍をチョッピング周波数とし、適当な位
相遅れを持たせてチョッピングを行う。位相遅れの値を
変えることにより、選別すべき粒径を制御することがで
きる。
シャープな粒径分布Bを有するクラスター群116の列
が示されている。
の微細構造材料の製造装置の1実施例の概略図である。
の中に、クラスター原料となる固体ターゲット118、
基板ホルダー119、および一部分に空隙120が切り
抜かれた回転式円盤型チョッパー121が設けられ、そ
の外部にパルスレーザ光源122が設置されている。
ルスレーザ光(光子エネルギー:hν1)123が、タ
ーゲット118の表面に照射されるように、容器117
に配置されたレーザ光導入窓124が、設けられてい
る。
ット118からアブレートされたクラスター群125
は、レーザ光123の繰り返し周波数:fLと一致した
あるいはその整数倍の回転周波数:nfC1で回転させて
いるチョッパー121の面に飛来する。
すべき時間:t1と空隙120がクラスター群を横切る
時間t2を、t1>t2の関係にすることにより、粒径の
選別ができる。
後の粒径分布はシャープになる。t 1/t2の大きさは、
空隙120の大きさまたはチョッパー回転周波数を変え
ることにより制御する。また、粒径は、fLとfC1との
間にもたせた位相遅れの値を変えることにより制御す
る。
26が、順次、基板ホルダー119上に設置された基板
上に堆積される。
発明の微細構造材料の製造装置の1実施例の概略図であ
る。
の中に、クラスター原料となる固体ターゲット128、
基板ホルダー129、および以下に説明するクラスター
群130をチョッピングする手段が設置されている。
量分離を用いたものであり、本実施例では、各クラスタ
ーをイオン化するための電子銃131、イオン化した各
クラスターの速度を揃え加速するための加速部132、
および、各クラスターを質量分離するための電界または
磁界印加部133とで構成されている。
27の外部に設けられ、本光源からのパルスレーザ光
(光子エネルギー:hν1)123がターゲット128
の表面に照射されるごとく、容器127にレーザ光導入
窓134が設けられている。
ット128からアブレートされたクラスター群130
は、イオン化および加速された後、レーザ光123の繰
り返し周波数:fLと一致したあるいは整数倍の繰り返
し周波数:nfC2で、電界または磁界パルスを印加して
いる印加部133に飛来する。
133を通過すべき時間:t3と印加電界または磁界パ
ルス幅:t4を、t3>t4の関係にすることにより、粒
径の選別ができる。
は磁界を印加することで、基板ホルダー129の方向へ
一部のクラスターの飛来方向を変える。なお、時間比:
t3/t4が大きい程、選別後の粒径分布はシャープにな
り、t3/t4の大きさは、t4の大きさを変えることに
より制御する。また、粒径は、fLとfC2との間にもた
せた位相遅れの値を変えることにより制御する。
クラスターの粒径(正確に言えば質量)、加速部132
での加速電圧、および、印加電界または磁界強度により
決定されるので、これらの物理量の制御により、選別す
べきクラスターのみ基板ホルダー方向に飛来させること
ができる。
36が、順次、基板ホルダー129上に設置された基板
上に堆積される。
造装置の1実施例の概略図を示し、図6(b)は、本実
施例の製造装置で作製された微細構造を有する素子の構
成図である。
137の中に、クラスター原料となる固体ターゲット1
38、および基板ホルダー139が設置されており、ホ
ルダー139は任意の回転周波数で回転可能な機構を有
している。
光源122を設置し、本光源からのパルスレーザ光(光
子エネルギー:hν1)123がターゲット138の表
面に照射されるごとくレーザ光導入窓140が、容器1
37に設けられている。
ト138からアブレートされたクラスター群141は、
レーザ光123の繰り返し周波数:fLと一致したある
いは整数倍の回転周波数:nfC3で回転されているホル
ダー139に飛来する。
ダー139が4面体であり、それぞれの面上に基板を設
置した場合には、クラスター群141はより粒径分布の
シャープな4種類のクラスター群に分割され、順次、そ
れぞれの基板:A、B、C、D上に堆積される。
ター群のチョッピングを行い、粒径を選別すると同時
に、選別されたクラスターの堆積を行っている。
の各々の断面の概略について、図6(b)に示す。
A、B、C、Dの順に小さくなっている。
面体でもよく、この場合には、それに応じてクラスター
群が分割・堆積されることになる。
造装置の1実施例の概略図を示し、図7(b)は、本実
施例の製造装置で作製された微細構造を有する素子の構
成図である。
142の中に、クラスター原料となる固体ターゲット1
43、および基板ホルダー144が設置されており、ホ
ルダー144は任意の振動数で往復運動可能な機構を有
している。
光源122が設けられ、本光源からのパルスレーザ光
(光子エネルギー:hν1)123がターゲット143
の表面に照射されるごとく、レーザ光導入窓145が容
器142に設けられている。
ット143からアブレートされたクラスター群146
は、レーザ光123の繰り返し周波数:fLと一致した
あるいは整数倍の振動数:nfC4で往復運動させている
ホルダー144に飛来し、ホルダー144上に設置した
基板上に堆積する。
布範囲内で粒型の異なるクラスターが、基板上往復運動
方向に分布して、順次、堆積される。
ター群のチョッピングを行い粒径を選別すると同時に、
選別されたクラスターの堆積を行っている。
ついて、図7(b)に示す。堆積したクラスターの粒径
は、図面上、右から左にかけて小さくなっている。
括すれば、パルスレーザアブレーションにより生成・飛
来させたクラスター群中では、粒径の小さなクラスター
程、群の先頭に位置して飛来するという性質を利用し、
アブレーションで生成した粒型および粒径分布の揃った
クラスターを、さらに細かく粒径選別し、よりシャープ
な粒径分布を有するクラスターを提供していることにな
る。
まず、クラスターを生成させる工程に、例えば、照射レ
ーザ光密度を制御することにより生成クラスター粒径お
よび粒径分布の制御を行うことができる、レーザアブレ
ーションを用いる。
で構成される場合、前記工程の後、酸素活性粒子を照射
することで、容易に、クラスター表面をよりバンドギャ
ップの大きなSiO2層に改質することができる。
例えば、改質後のクラスターをイオン化させ電界または
磁界により分離する方法、機械的チョッパーによる方
法、あるいは、クラスター堆積あるいは補集手段の物理
的運動による方法を用いる。
ブレーションのみを用いた場合に比べさらに粒径および
粒径分布の揃うのみならず、よりバンドギャップの大き
な物質層で被覆されたクラスターを製造することができ
ることになる。
構造材料の製造装置の1実施例の概略図である。
原料となる固体ターゲット148、ターゲット148表
面にレーザ光(光子エネルギー:hν1)149が照射
されるごとき位置に配置されたレーザ光導入窓150、
生成クラスター表面改質あるいは被覆材料源としての活
性粒子源151、および生成クラスターを質量分離する
手段が設けられている。
は、生成クラスターをイオン化するための電子銃15
2、イオン化したクラスターの速度を揃え加速するため
の加速部153、およびクラスターを質量分離するため
の磁界印加部154とで構成されている。
2層で被覆した単結晶Siクラスターを製造する場合、
以下の通りになる。
を用いる。また、レーザ光149としては、第2の本発
明の微細構造材料の製造装置の1実施例の説明の際に述
べた理由から、YAGレーザの第2高調波(hν1=
2.3eV)、XeCl(hν1=4.0eV)、Kr
F(hν1=5.0eV)あるいはArFエキシマレー
ザ(hν1=6.4eV)等の大出力短波長レーザを使
用する。
148から生成されたSiクラスター155は、活性粒
子源151からの活性粒子156により、その表面がS
iO 2層157で被覆される。
(RF)励起プラズマ源等を活性粒子源151として用
い、これから発せられる酸素活性粒子照射によってSi
クラスター表面を酸化させることで、容易にSiO2層
被覆が行える。
2,3,・・・)を用いて活性粒子源151内で生成したSi
活性粒子と基底状態酸素系分子(例えば、O2、N2O
等)により、Siクラスター上に非晶質SiO2膜の堆
積を行ってもよい。
158により、SiO2層被覆後のSiクラスターをイ
オン化し、加速部153(加速電圧:Va)で加速し、
静磁界(磁束密度:B)でその進行方向を曲げる。静磁
界でクラスター進行方向が曲げられるとき、その曲率半
径:rは、一般に下記式で表わされる。
量である。よって、クラスターの質量の違い、換言すれ
ば、粒径の違いにより進行方向が異なってくるので、粒
径の選別を行うことができる。
粒径選別前の粒径分布A、粒径選別後の粒径分布B1、
B2、B3が、図8中に示されている。
例について、図9に示した製造装置の概略図に基づき説
明する。
なる位置に配置されたガス導入ノズル159、160、
レーザ光導入窓161、および基板162設けられた真
空排気可能な容器163が設置されている。
ル159からSi2H6ガスを容器163内に導入し、そ
こに、ArFエキシマレーザ(光子エネルギー:hν2
=6.4eV)ビームを集光して照射し、集光点近傍
で、他の領域に比べ濃度の高いSi活性粒子をSi2H6
ガスの光分解により生成させる。
成部164を通過し、直接基板162上へ照射される方
向である。
と基板162との間に所望の距離を取り、Si活性粒子
が、拡散により基板162に到達する前に、相互の自己
結合により所望の粒径を有するクラスターが生成するよ
うにする。
を変化させる(例えば、集光点の移動による等)ことに
より、基板162上に堆積させるクラスターの粒径を制
御する。
には、周囲の不純物気体粒子を予め極力除去しておくこ
とが重要であり、例えば、容器163をオールメタルシ
ールの容器とし、Si2H6ガス導入前に超高真空排気
(例えば、10-9Torr台以下)を行う等の処置を施
す。
62上へ照射される方向であることから、照射方向が基
板162の上方水平方向である場合に比べ、前記集光点
の移動が簡単に行えるとともに、レーザビームあるいは
基板走査により、均一粒径および粒径分布を有するクラ
スターを、大面積基板面上、均一量分布させて堆積させ
ることも可能となる、という利点を有する。
成後、すなわち、より基板162に近い領域に、ノズル
160から例えば水素ガス165を導入して、水素原子
で表面が終たん:ターミネート(terminate)されたク
ラスター166が得られる。
を酸素系ガスとすれば、SiO2層で被覆されたクラス
ターを得ることも可能である。
製造方法によれば、光化学的気相反応のみで、粒径およ
び粒径分布の制御されたクラスターを提供できる。
製造方法を併用すれば、周辺に間隙を生じることなく、
上記クラスターを異種物質中に緻密に埋め込めることも
可能となる。
材料の製造方法の1実施例の工程図を示す。
いて、形状・寸法の等しい複数の金属針167を並列に
配置した平面電極168を、平面基板169に対し、互
いに平行状態を保ったまま接近させ、各針167の先端
と基板169表面の間に同じ大きさの高電界を印加す
る。
9の物質が所望の量だけ電界蒸発により除去される程度
のものとする。
いは電界強度を大きくする程、除去量は多くなるので、
これらの物理量を変えることにより、物質除去後の孔の
形状・寸法を制御できる。
り、針167の形状・寸法、接近距離および電界強度で
決定される同じ形状・寸法の、複数の孔170(孔径:
数十nm程度以下)を、基板169表面に形成できる。
この様子を図10(b)に示す。
スを電極168と基板169の間に導入して、印加電界
の結果生じるトンネル電流により本反応性ガスと基板1
69表面との化学反応を誘起し、気相エッチングを行う
方法を用いてもよい。
適しており、例えば、Si等の半導体の場合にはCl2
等の塩素系ガスを用いればよい。
板169表面上に、この物質と異なる第1の物質171
の堆積を行う第2の工程を施す。
基板169表面上に供給する。具体的には、化学的気相
堆積(CVD)法および分子線エピタキシャル成長(M
BE)法等の蒸着法といった手法を用いればよい。
では、基板表面の平坦な面よりも微小孔170のような
溝内で見かけ上の堆積速度を大きくするのが容易であ
る。すなわち、堆積の進行につれて溝内を埋め、堆積薄
膜表面を平坦化することが可能である。
少なくとも、堆積薄膜表面が平坦になるまで第1の物質
171の堆積を行う。
は、前記第2の工程で堆積させた第1の物質の除去を行
う。
ラズマエッチング、および、反応性イオンエッチング等
の気相エッチング手法を用いればよい。
積薄膜表面の平坦性を保ったまま第1の物質171の除
去ができる。除去は、基板169表面の平坦部が露出す
るまで行う。
は、第1の物質171よりバンドギャップの大きな第2
の物質173の堆積を行う。
と同様な堆積手法を用いればよい。なお、図11(c)
中、174は第2の物質173の原料粒子から構成され
る部分を示している。である。
実施することで、2次元平面上に分布した第1の物質1
71で構成される均一粒径クラスター175が、基板1
69と第2の物質173の間に埋め込まれる。
を同一にすることで、均一粒径クラスター175を、よ
りバンドギャップの大きな物質173で埋め込んだごと
き微細構造材料が製造される。
返すことで、3次元的に分布した均一粒径クラスター1
75を、よりバンドギャップの大きな物質173で埋め
込んだごとき微細構造材料が製造される。
孔170を形成する前記第1の工程で決められる。
ついては、基板169面上横方向の密度が平面電極16
8上の針167の配置密度で決まり、垂直方向の密度が
前記第4の工程での第2の物質173の堆積膜厚で決ま
る。
造方法では、クラスター175の埋め込み密度も粒径制
御と独立かつフレキシブルに制御でき、さらに、埋め込
み密度に異方性を持たせることも可能である。埋め込み
密度異方性を有する微細構造材料は、光学異方性を有す
る発光素子および非線形光学素子の提供に資するもので
ある。
置の1実施例の概略図である。図12において、真空排
気可能な容器176の中に、基板ホルダー177、形状
・寸法の等しい複数の針を並列に配置した平面電極17
8、平面電極178を基板ホルダー方向に平行移動させ
るための粗動機構179並びに微動機構180、2種類
の物質を基板ホルダー上の基板181に堆積させるため
の蒸着源182、183、前記2種類の物質の一方をエ
ッチング除去する際のエッチング用反応性イオンを供給
するためのイオン源184が設けられている。
81の間に高電界を印加するための電源である。
0には、例えば、走査型トンネル顕微鏡(STM)で一
般に用いられているごとき機構、すなわち、機械的機構
並びに圧電素子をそれぞれ用いればよい。
SiクラスターをSiO2で埋め込んだごとき微細構造
材料を製造する場合には、蒸着源182並びに183
に、それぞれSi並びにSiO2原料を充填し、エッチ
ング除去対称物質がSiであるので、イオン源184内
に供給するガスは、塩素系イオンを生成させる塩素系ガ
スとする。
工程は、前記実施例の微細構造材料の製造方法の各工程
を繰り返し施す工程である。
および第3の工程の際には、それぞれ、図12中に示し
た蒸着源182並びに183を用いることになる。
置の1実施例の概略図である。
6、187および188が、ゲートバルブ189および
190を介して結合されている。
91、192および193が設けられている。
の等しい複数の針を並列に配置した平面電極194、平
面電極194を基板ホルダー方向に平行移動させるため
の粗動機構195および微動機構196が設けられてい
る。
6には、例えば、走査型トンネル顕微鏡(STM)で一
般に用いられているごとき機構、すなわち、機械的機構
並びに圧電素子をそれぞれ用いればよい。
98の間に高電界を印加するための電源である。
の蒸着源199および200が具備されている。
の物質の一方をエッチング除去する際のエッチング用反
応性イオンを供給するためのイオン源201が具備され
ている。
を各容器間で搬送するとともに、各基板ホルダーに配置
することを可能にする基板搬送機構である。
SiクラスターをSiO2で埋め込んだごとき微細構造
材料を製造する場合には、蒸着源199並びに200
に、それぞれSi並びにSiO2原料を充填し、エッチ
ング除去対称物質がSiであるので、イオン源201内
に供給するガスは、塩素系イオンを生成させる塩素系ガ
スとする。
工程は、実施例9の微細構造材料の製造方法の各工程を
繰り返し施す工程である。
よび第3の工程の際には、それぞれ、図13中に示した
蒸着源199並びに200を用いることになる。
法の1実施例の工程図を示す。まず、図14(a)にお
いて、基板301表面に平行な一方向に電界:E(ベク
トル量:この電界は、基板表面と平行な方向成分が存在
すればよく、基板表面に対して垂直方向成分を多少もっ
ていても構わない)を加えるとともに、1次元高分子原
料分子を供給する。
ば、ジクロロシラン誘導体:R1R2SiCl2を用い
る。R1、R2は、メチル基、エチル基といったアルキル
基等の有機基である。
板301表面に対し、少なくとも、Si−Cl結合を切
断するだけのエネルギー:hν3を有する第1の光子群
302を照射し、以下の式で示される光化学反応を起こ
す。
る1次元高分子:(R1R2Si)n[nは2以上]が成
長して行くことになる。
な容器中で気相プロセスとして行っても、適当な溶媒
(例えばトルエン、メタノール)中で液相プロセスとし
て行ってもよい。
子は、前者の場合Cl2分子のまま蒸発し、後者の場合
は溶媒中にClイオンとして溶け込むかCl2分子とし
て溶媒の外に蒸発する。
生成を溶媒中で液相プロセスで行う場合は、従来行われ
ているように、Na原子を利用して以下の式で示される
化学反応を用いてもよい。
クトル量)が印加されているので、基板301表面上で
成長中の1次元高分子:(R1R2Si)nは、図14
(a)に示したように、nが2あるいは3といった段階
から内部で分極を起こし+−の極性が生じるとともに、
電界印加方向に配向する。
る量のキャリア(電子あるいは正孔)が1次元高分子:
(R1R2Si)n中に存在しない場合には、1次元高分
子:(R1R2Si)nのバンドギャップより大きなエネ
ルギー:hν4を有する第2の光子群303を基板30
1表面上に照射する。
極および配向の誘起・促進を図る(図14(b))。
に示した工程を実施することで、R 1およびR2を側鎖と
して有する1次元高分子:(R1R2Si)nの列が、基
板301上一方向に配向して形成される(図13
(c))。
で終たんされたSiの量子細線304が簡便に製造され
る。
ー:hν3およびhν4以上の光子エネルギーを有する同
一の光子群を用いることも可能である。また、これら光
子エネルギーは、Si−R1およびSi−R2のそれぞれ
の結合エネルギーよりも低いことが望ましい。
法の1実施例の工程図を示す。まず、図15(a)に示
されるように、基板305表面に平行な一方向に電界:
E(ベクトル量:電界は、基板表面と平行な方向成分が
存在すればよく、基板表面に対して垂直方向成分を多少
もっていても構わない)を加えるとともに、表面が異種
物質:RXで被覆されたクラスター(核としては例えば
Si)306を供給する。
ラスター306の核となる物質よりバンドギャップの大
きな物質層等である。
構造材料の製造装置あるいは実施例8の微細構造材料の
製造方法により、製造が可能である。
に吸着したクラスター306は、電界:E(ベクトル
量)によりその内部に分極が起こり+−の極性が生じ
る。
図15(a)中「A」で示した部分のようにクラスター
306同士が結合し、細線状クラスター307が形成さ
れるとともに、電界印加方向に配向する。
スターが形成されない場合には、前記クラスター核とR
Xとの結合エネルギーに相当するエネルギー:hν5を有
する第1の光子群308を、基板305表面上に照射す
ることで、細線状クラスター307の形成を誘起・促進
する。
るに足る量のキャリア(電子あるいは正孔)が細線状ク
ラスター307中に存在しない場合には、細線状クラス
ター307のバンドギャップより大きなエネルギー:h
ν6を有する第2の光子群309を基板305表面上に
照射する。
極および配向の誘起・促進を図る(図15(b))。
れた工程は、真空排気可能な容器中で気相プロセスとし
て行っても、適当な溶媒(例えばトルエン、メタノー
ル)中で液相プロセスとして行ってもよい。
に示した工程を実施することで、図15(c)に示され
るように、前記RX層で被覆された前記クラスター核構
成物質の量子細線310の列が、基板305上一方向に
配向して形成される。
ー:hν5およびhν6以上の光子エネルギーを有する同
一の光子群を用いることも可能である。
法の1実施例の工程図を示す。図16(a)において、
基板311は、その表面がある安定な結晶面、例えば、
単結晶硅素の(100)面から微傾斜している。
びステップ313(幅数十nm程度以下)が多数存在し
ている(図16(a))。
ステップ313が走る方向と定義する。
界:E(ベクトル量:電界は、ステップ313の走る方
向と一致した基板表面内成分が存在すればよく、基板表
面に対して垂直方向成分をもっていても構わない)を印
加する。
311には、シラン系ガス分子(SinH2n+2:n=1,2,
3,・・・)314を供給するとともに、エネルギー:hν7
を有する光子群315を照射する。
(Si2H6)、光子群315にはArFエキシマレーザ
光(hν7=6.4eV)を用いる。
12に吸着し、一定時間滞在するが、表面拡散によりい
ずれステップ313に到達する。
に沿ってガス分子314が配列する(高配向性直鎖状配
列)ことになる。
に存在するより、ステップ上に存在する方が安定である
からである。
気分極および光子群315の作用によって、高配向性直
鎖状配列したガス分子314は結合し、1次元電気伝導
体316が成長する(図16(b))。
質は、特に成長初期の、その分子量がまだ小さいとき
に、熱運動によって、ステップからずれてしまうことが
ある。そして、ステップからずれたものは、ガス分子が
高密度に存在しないテラス領域に存在するため、ガス分
子と反応しづらくなる。
ようなことが本実施例では改善され、電界:Eによって
分極した直鎖状物質は、電界方向に伸びた形で安定化す
る。
走る方向であり、熱運動によってステップ313から外
れようとする直鎖物質をその場にとどめることになる。
テラスおよびステップを設け、ステップの走る方向に基
板面内成分を有する電界を設けることにより、高い反応
確率で、1次元電気伝導体を製造することができる(図
16(c))。
る1次元電気伝導体316は、幅:数nm以下の量子細
線であり、発光素子材料となる。
うに、ある安定な結晶面、例えば、単結晶硅素の(10
0)面から微傾斜し、テラスおよびステップが高密度で
存在する基板311の表面と、硅素原子をその組成に含
みステップ313に沿って延びる1次元電気伝導体で構
成された素子は、本発明の発光素子の1実施例でもあ
る。
示す概略図である。図17(a)に示される本実施例の
発光素子は、発光源401と励起源402で構成されて
いる。
と、この上に形成された、実施例1から実施例14の本
発明の製造方法または製造装置のいずれかにより製造さ
れた微細構造材料、または間接遷移型半導体材料を起源
とする多孔質硅素物質材料を用いた発光層404で構成
されている。
あるいはそれに近い深さの溝405が形成されており、
電子線406が直接あるいは効率的に発光層404に照
射・吸収されるようになっている。
れ、照射電子線によるチャージアップを可能な限り防い
でいる。
カソードであり、基本的には、基板407と、この上に
形成された、エミッタ408、絶縁層409およびゲー
ト410で構成されている。そして、エミッタ408と
ゲート410の間に電界(電界強度:例えば100V/
μm程度)を印加し、発光層404に向けた電子線40
6の放出を行う。
ば、単結晶硅素を用いる。そして、発光源401と励起
源402は、それぞれ、独立に製造した後、張り合わせ
ればよい。
m以下、基板表面内方向寸法:数μm×数μm程度とい
ったような小型化も容易に可能である。
を、それぞれ、同一基板上に多数モノリシックに配列し
て製造し、その後の基板411と412を張り合わせる
ことにより、多数の発光部413が高密度に集積され
た、あるいは、大面積の薄膜型発光素子(図17
(b))を製造することも可能である。
るいは並列型光情報処理システム等の応用に大きな効果
をもたらす。
ー、1次元電気伝導体または1次元高分子をよりバンド
ギャップの大きな物質中に埋め込んだ微細構造材料ある
いは間接遷移型半導体物質を起源とする多孔質材料を利
用し、かつ、第7の従来技術に対する課題のところで述
べたような電流注入によらない発光素子を提供すること
ができる。
分布の揃ったクラスター、そして、その緻密かつ高密度
な埋め込み、あるいは、異種物質被覆、さらには、配向
性の高い1次元高分子、1次元電気伝導体あるいは細線
状クラスター等を製造する工程・手段を設けることによ
り、特に、単色性が強く発光効率の高い発光素子、非線
形性の高い非線形光学素子等の光電子素子の製造に大き
な効果をもたらす、優れた微細構造材料の製造方法およ
び製造装置を実現できるものである。
いは間接遷移型半導体物質を起源とする多孔質材料等を
利用するとともに、いわゆる電流注入によらない発光素
子等を提供することができるものである。
概略図
概略図
工程図
例の概略図
例の概略図
1の実施例の概略図 (b) 図6(a)の実施例によりクラスターが堆積さ
れた後の基板A、B、C、Dの断面概略図
置の第2の実施例の概略図 (b) 図7(a)の実施例によりクラスターが堆積さ
れた後の基板の断面概略図
概略図
具現化するための1製造装置の概略図
の工程図
の工程図
の概略図
の概略図
施例の工程図
施例の工程図
の工程図、および本発明の発光素子を構成する1次元電
気伝導体の1実施例の概略図
の1実施例の概略図 (b) 本発明の発光素子(多数の発光部が2次元的に
高密度集積された場合)の1実施例の概略図
1例を示す概略図
(超微粒子)膜の断面概略図
Si)n[R1、R2は、メチル基、エチル基といったア
ルキル基等の有機基]の化学合成の模式図
たは磁界印加部 134 レーザ光導入窓 136 粒径選別後のクラスター群 137 真空排気可能な容器 138 固体ターゲット 139 基板ホルダー 140 レーザ光導入窓 141 クラスター群 142 真空排気可能な容器 143 固体ターゲット 144 基板ホルダー 145 レーザ光導入窓 146 クラスター群 147 真空排気可能な容器 148 固体ターゲット 150 レーザ光導入窓 154 クラスターを質量分離するための磁界印加部 155 Siクラスター 156 活性粒子源151からの活性粒子 157 SiO2層 159 ガス導入ノズル 160 ガス導入ノズル 161 レーザ光導入窓 162 基板 163 真空排気可能な容器 164 高濃度Si活性粒子生成部 165 水素ガス 166 水素原子で表面が終たん(terminate)された
クラスター 167 形状・寸法の等しい複数の金属針 169 基板 170 微小孔(孔径:数十nm程度以下) 172 第1の物質171の原料粒子 174 第2の物質173の原料粒子 175 均一粒径クラスター 176 真空排気可能な容器 177 基板ホルダー 178 形状・寸法の等しい複数の針を並列に配置した
平面電極 181 基板 182 蒸着源 183 蒸着源 184 イオン源 186 真空排気可能な容器 187 真空排気可能な容器 188 真空排気可能な容器 191 基板ホルダー 192 基板ホルダー 193 基板ホルダー 194 形状・寸法の等しい複数の針を並列に配置した
平面電極 198 基板 199 蒸着源 200 蒸着源 201 イオン源 202 基板搬送機構 203 基板搬送機構 301 基板 304 R1およびR2で終端されたSiの量子細線 305 基板 306 表面が異種物質:RXで被覆されたクラスター
(核としては例えばSi) 307 細線状クラスター 310 RX層で被覆された、クラスター306核構成
物質(例えばSi)の量子細線 311 基板 312 テラス 313 ステップ 314 シラン系ガス分子(SinH2n+2:n=1,2,3,・・
・)316 1次元電気伝導体 401 発光源 402 励起源 403 基板 404 発光層 406 電子線 407 基板 411 基板 412 基板 413 発光部 507 基板
Claims (25)
- 【請求項1】 金属あるいは半導体からなるクラスター
を生成させる第1の工程と、前記第1の工程によるクラ
スターよりもバンドギャップの大きな物質で半導体ある
いは絶縁体の原子または分子状態の原料粒子を生成させ
る第2の工程とを有し、両工程を同時あるいは交互に繰
り返し施し、前記物質中に前記クラスターを埋め込む微
細構造材料の製造方法。 - 【請求項2】 第1の工程にレーザアブレーションを用
い、第2の工程に光化学的気相堆積を用いる請求項1記
載の微細構造の製造方法。 - 【請求項3】 第1および第2の工程において、ともに
紫外レーザ光を用いる請求項1記載の微細構造の製造方
法。 - 【請求項4】 真空排気可能な容器内に、クラスター原
料となる固体ターゲットと、固体ターゲットにレーザ光
を照射する手段と、光分解されるガスを導入する手段
と、前記ガスを分解する光を導入する手段と、前記ター
ゲットからの生成クラスターと光分解による生成物質と
をともに基板上に堆積させられる位置に配置した基板ホ
ルダーとを有する微細構造材料の製造装置。 - 【請求項5】 パルスレーザ光を用いたレーザアブレー
ションを用いてクラスターを生成させる工程と、前記レ
ーザ光のパルスに同期して第1の工程で生成されたクラ
スターをチョッピングし、生成クラスターの粒径を選別
する工程とを有する微細構造材料の製造方法。 - 【請求項6】 真空排気可能な容器内に、クラスター原
料となる固体ターゲットと、固体ターゲットにパルスレ
ーザ光を照射する手段と、前記レーザ光のパルスに同期
して生成されたクラスターをチョッピングする手段とを
有する微細構造材料の製造装置。 - 【請求項7】 チョッピングする手段が、機械的チョッ
パーである請求項6記載の微細構造材料の製造装置。 - 【請求項8】 チョッピングする手段が、生成されたク
ラスターをイオン化させる手段と、イオン化されたクラ
スターに対してレーザパルスに同期した電界あるいは磁
界パルスを加え質量分離する手段である請求項6記載の
微細構造材料の製造装置。 - 【請求項9】 真空排気可能な容器内に、クラスター原
料となる固体ターゲットと、固体ターゲットにパルスレ
ーザ光を照射する手段と、クラスターを堆積させる基板
を前記レーザ光のパルスに同期して回転あるいは往復運
動させる手段とを備えた微細構造材料の製造装置。 - 【請求項10】 クラスターを生成させる工程と、前記
生成されたクラスターの表面をよりバンドギャップの大
きな物質に改質させるあるいはよりバンドギャップの大
きな物質で被覆させる工程と、前記生成されたクラスタ
ー、または前記改質若しくは被覆後のクラスターを質量
分離する工程とを有する微細構造材料の製造方法。 - 【請求項11】 クラスターを生成させる手段と、前記
生成されたクラスターの表面をよりバンドギャップの大
きな物質に改質させるあるいはよりバンドギャップの大
きな物質で被覆させる手段と、前記生成されたクラスタ
ー、または前記改質・被覆処理後のクラスターを質量分
離する手段とを有する微細構造材料の製造装置。 - 【請求項12】 ガス分子に集光レーザビームを照射し
て、その集光点で高濃度のクラスター原料活性粒子の生
成を行う工程と、前記集光点から離れかつレーザビーム
が直接照射される位置に配置した基板上にクラスターを
堆積させる工程とを有する微細構造材料の製造方法。 - 【請求項13】 形状・寸法の等しい複数の針を並列に
配置した平面電極を基板の表面に接近させ平行に配置
し、前記針の各々の先端と前記基板の表面の間に電界を
加える第1の工程と、前記第1の工程後の基板表面上に
第1の物質を堆積させる第2の工程と、前記第1の物質
を除去する第3の工程と、前記第3の工程後の基板の表
面上に前記第1の物質よりバンドギャップの大きな第2
の物質を堆積させる第4の工程とを有する微細構造材料
の製造方法。 - 【請求項14】 真空排気可能な容器内に、基板ホルダ
ーと、形状・寸法の等しい複数の針を並列に配置した平
面電極と、前記基板ホルダーに設置した基板の表面に前
記平面電極を接近させ平行に配置する手段と、複数の物
質を基板表面上に堆積させる少なくとも1つの手段と、
前記物質の少なくとも一方を除去する手段とを有する微
細構造材料の製造装置。 - 【請求項15】 真空排気可能な複数の容器の全てに基
板ホルダーを具備し、前記複数の容器のいずれかに、形
状・寸法の等しい複数の針を並列に配置した平面電極
と、前記基板ホルダーに設置した基板表面に平面電極を
接近させ平行に配置する手段と、複数の物質を基板の表
面上に堆積させる少なくとも1つの手段と、前記物質の
少なくとも一方を除去する手段と、前記複数の容器を結
合する結合手段と、前記容器の間で前記基板を搬送させ
る手段とを有する微細構造材料の製造装置。 - 【請求項16】 基板の表面に平行な一方向に電界を加
えながら、1次元高分子原料分子あるいは表面が異種物
質で被覆されたクラスターを前記基板の表面上に供給す
る微細構造材料の製造方法。 - 【請求項17】 1次元高分子原料分子あるいはクラス
ターを供給する際、1次元高分子主鎖を形成する側の原
料分子の結合あるいはクラスターと被覆異種物質との結
合を切断するエネルギーを有する第1の光子群を基板表
面上に照射する請求項16記載の微細構造材料の製造方
法。 - 【請求項18】 1次元高分子原料分子あるいはクラス
ターを供給する際、基板の表面上に堆積した1次元高分
子、クラスターあるいはこれが結合した細線状クラスタ
ーのバンドギャップより大きなエネルギーを有する第2
の光子群を基板表面上に照射する請求項16または17
記載の微細構造材料の製造方法。 - 【請求項19】 第1および第2の光子群が同一であ
り、これを基板の表面上に照射する請求項16から18
のいずれかに記載の微細構造材料の製造方法。 - 【請求項20】 基板表面に設けたテラスの長手方向す
なわちステップの走る方向に電界を印加し、気相から供
給された原子、分子あるいはクラスター等の原料粒子物
質をその組成に含む1次元電気伝導体を前記ステップの
走る方向に沿って成長させる微細構造材料の製造方法。 - 【請求項21】 原料粒子の基板の表面での結合・成長
に寄与するごときエネルギーを有する光子群を基板表面
に照射する請求項20記載の微細構造材料の製造方法。 - 【請求項22】 基板の表面を安定な結晶面から微傾斜
させてテラスおよびステップを設ける請求項20または
21記載の微細構造材料の製造方法。 - 【請求項23】 原料粒子物質主成分が硅素である請求
項20から22のいずれかに記載の微細構造材料の製造
方法。 - 【請求項24】 その表面が安定な結晶面から微傾斜し
テラスおよびステップが高密度で存在する基板と、硅素
原子をその組成に含み前記ステップに沿って延びる1次
元電気伝導体とを有する発光素子。 - 【請求項25】 クラスター、細線状クラスター、1次
元電気伝導体または1次元高分子を、よりバンドギャッ
プの大きな物質中に埋め込んだ微細構造材料、あるいは
間接遷移型半導体物質を起源とする多孔質材料からなる
発光源と、発光源を励起するコールドカソードを有する
発光素子。
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|---|---|---|---|
| JP23007393A JP3341387B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 微細構造材料の製造方法並びにその製造装置、および微細構造を有する発光素子 |
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-
1993
- 1993-09-16 JP JP23007393A patent/JP3341387B2/ja not_active Expired - Fee Related
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