JPH078617U - 釘の連結構造 - Google Patents

釘の連結構造

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JPH078617U
JPH078617U JP4312893U JP4312893U JPH078617U JP H078617 U JPH078617 U JP H078617U JP 4312893 U JP4312893 U JP 4312893U JP 4312893 U JP4312893 U JP 4312893U JP H078617 U JPH078617 U JP H078617U
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JP
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holding
holding tape
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淳善 藤島
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Abstract

(57)【要約】 【構成】保持テープ3の釘軸部2aの前方側3aの粘着
部を前方側3aに移動させて剥離するときの180°剥
離荷重が、保持テープ3の釘軸部2aの後方側3bの粘
着部をベーステープ1から直角に離反して剥離するとき
の剪断剥離荷重よりもかなり大きく、かつ釘軸部2aと
保持テープ3との間の粘着部が釘軸部2aが転動して剥
離するときの転がり剥離荷重を前記後方側3bの剪断剥
離荷重と比較してやや小さくなるように設定した。 【効果】釘2を前方に移動させる場合、保持テープ3の
釘軸部2aより前方側3aはベーステープ1に対して剥
離されることがなく、確実に保持テープ3の後方側3b
が次の釘の保持テープ3から剥離して釘を離脱させるこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は長尺の連結帯に多数の釘を接着保持させてなる釘の連結構造で、特に 短寸の小釘の連結釘に供される連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
木工家具や木工民芸品等の飾り金具を止める際には、該金具に予め形成されて いる釘穴へ小釘を打ち止めして行っている。小釘は長さ6mmから10mm程度 の極めて短く、しかも軸径も細いものが使用される。ところで、このような小釘 を自動釘打機によって打ち止めするには、多数の釘を一定間隔に連結保持させた 連結釘を使用する必要があるが、上述のような短寸で軸細の小釘は連結しにくい という問題点があった。
【0003】 これを解決する手段として、図6のように長尺のベーステープ1に多数の釘2 の釘軸部2aを平行に並べて配置し、短い保持テープ3を釘軸部の上から取り囲 むように覆って、各釘軸部2の両側でベーステープ1に接着する構造が提案され ている。
【0004】 しかし、釘2をベーステープ1からベーステープ1の供給方向に離脱した時、 離脱後の保持テープ3の剥れ片3cがベーステープ1の供給方向の前方に形成さ れると、ベーステープ1の供給に従い剥れ片3cが誘導路6の開口部7の縁7a でめくり上げられ、さらにベーステープ1が送られると保持テープ3の粘着面が ベーステープの誘導路6の壁面6aに粘着して、保持テープ3がベーステープ1 から離脱したり、保持テープ3の剥れ片3cがベーステープ1の誘導路6の壁面 6aに粘着してベーステープ1の供給を阻害し、後位の釘2の離脱不良やベース テープ1の詰まりを発生させる要因となっていた。
【0005】
【考案の目的】 本考案は前記欠点を解消し、連結帯のベーステープから釘をその供給方向前方 側に向けて離脱させる際に、確実に保持テープの後方側を次の釘の保持テープか ら剥離させることができる釘の連結構造を提供することをその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る釘の連結構造は、長尺のベーステープ に対して多数の釘の釘軸部を平行に並べて配置し、各釘の釘軸部上を短い保持テ ープで取り囲むように覆うとともに、上記保持テープの釘の供給方向前方側をベ ーステープに粘着させ、釘の供給方向後方側を後位の釘を保持している保持テー プ上に重ね貼りするとともに、 保持テープの釘軸部の前方側の粘着部を前方側にめくり移動させて剥離すると きの180°剥離荷重が、保持テープの釘軸部の後方側の粘着部がベーステープ から直角に離反して剥離するときの剪断剥離荷重よりもかなり大きく、かつ釘軸 部と保持テープとの間の粘着部が釘軸部が転動して剥離するときの転がり剥離荷 重を前記後方側の剪断剥離荷重と比較してやや小さくなるように設定したことを 特徴とする。
【0007】
【考案の作用、効果】
前記構成によれば、釘打機の送り手段を連結釘の釘軸部に係合させて前方に移 動させることにより連結帯から釘を供給方向前方側に離脱させるとき、180° 剥離荷重が剪断剥離荷重と転がり剥離荷重に対してかなり大きく設定されている から、保持テープの釘軸部より前方側はベーステープに対して剥離されることが なく、確実に保持テープの後方側が次の釘の保持テープから剥離して釘を離脱さ せることができる。したがって、剥れ不良等による連結帯の供給阻害要因を取り 除くことができる。
【0008】
【実施例】
図1、図2は連結釘の一部を示すもので、この連結釘はベーステープ1と保持 テープ2とにより構成された連結帯aに多数の釘3を接着して連結したものであ る。すなわち、長尺のベーステープ1に対して多数の釘2の釘軸部2aを、各釘 頭部2bと先端部2cとが突出した状態で平行に並べて配置し、短い保持テープ (粘着テープ)3を前記各釘2の釘軸部2aの上から取り囲むように覆って上記 各釘軸部2aの供給方向の前方側3aをベーステープ1に接着し、釘軸部2aの 後方側3bを後位の釘2を保持している保持テープ3の前部3a上に重ね貼りす ることにより、前記各釘2をベーステープ1に保持させたものである。保持テー プ3とベーステープ1の各対向面には接着剤4が層成されている。
【0009】 釘2は短寸、軸細の小釘で、各保持テープ3の幅はベーステープ1とほぼ同じ に形成され、またその長さは、釘2の釘軸部2aを包囲してベーステープ1に接 着した状態で、隣り合う2本の釘2間の距離に後位の釘2を保持する保持テープ 3の表面に重合する部分を合わせた長さになるように形成されている。そして、 各釘軸部2aは保持テープ3に対し釘2の供給方向に対して後方側寄りに片寄せ て接着されている。つまり、各保持テープ3のベーステープ1に対する接着面は 、前方側3aの方が後方側3bよりも大きくなるように形成されている。
【0010】 ところで、前記のような釘の連結構造においては、釘はベーステープ1の表面 に沿って長手方向前方に移動することにより連結帯aから離脱するので、釘2を 保持している保持テープ3の釘軸部2aの供給方向前方側3aと後方側3bとで は、釘が連結帯aから離脱するときに、次のように異なった性格の剥離荷重が作 用する。
【0011】 すなわち、図3(a) に示されるように、保持テープ3の前方側3aの粘着部に おいてベーステープ1との間に作用している粘着力に抗して粘着部を前方側3a にめくり移動させてベーステープ1から剥離する場合、上記粘着部に対して18 0°の角度で引き剥すことになるから、そのときの荷重は要するに180°剥離 荷重(A)として把握することができる。
【0012】 また、同図(b) に示されるように、保持テープ3の釘軸部2aの後方側3bの 粘着部において後方側3bの次の保持テープ3の背面との間の粘着力に抗してベ ーステープ1から剥離される場合、ベーステープ1から直角に離反して剪断的に 剥離することになるから、そのときの荷重は要するに剪断剥離荷重(B)として 把握することができる。
【0013】 さらに、同図(c) に示されるように、釘軸部2aと保持テープ3との間の粘着 部において、保持テープ3と釘軸部2aとの間の粘着力に抗して釘が保持テープ 3から剥離する場合の荷重は、釘軸部2aが転動して剥離するときの転がり剥離 荷重(C)として把握することができる。
【0014】 ところで、180°剥離荷重(A)<剪断剥離荷重(B)のときは、図4(a) のように釘は保持テープ3とベーステープ1との間で前方移動するだけで外側に 出ることができず、釘が釘送り方向とは異なるベーステープ1の排出方向に移動 してしまう。また、180°剥離荷重(A)<転がり剥離荷重(C)のときは、 同図(b) のように、保持テープ3の前方側3aが余分に剥れたり、釘が保持テー プ3ごとベーステープ1から離脱したりしてしまう。
【0015】 そこで、180°剥離荷重(A)は剪断剥離荷重(B)よりもかなり大きく、 かつ転がり剥離荷重(C)は剪断剥離荷重(B)と比較してやや小さくなるよう に設定されている。少なくとも180°剥離荷重(A)>剪断剥離荷重(B)+ 転がり剥離荷重(C)であることが必要である。
【0016】 なお、釘軸部2aより前方側3aの保持テープ3とベーステープ1間の粘着力 に対応する180°剥離荷重を大きくするには、前記実施例のようにテープ幅を 広くしたり、あるいはベーステープ1の材料を粘着材に対して強い粘着性を有す るもの(例えば塩化ビニル、PET等)にしたりすることなどが考えられる。
【0017】 また、釘軸部2aより後方側3bの保持テープ3と後位の釘の保持テープ3背 面間の粘着力に対応する剪断剥離荷重を小さくするのは、前記実施例のように粘 着面積つまり重ね貼り部の長さを小さくするとか、保持テープ3背面のテープ材 質を粘着材に対して比較的弱い粘着性の材料を選定することによって行なうこと ができる。
【0018】 前記構成によれば、図5に示されるように、釘打機に設けられた送り爪5を釘 軸部2aに係合させて前方に移動させることにより連結帯aから釘を供給方向前 方側3aに離脱させるとき、180°剥離荷重(A)が剪断剥離荷重(B)と転 がり剥離荷重(C)に対してかなり大きく設定されているから、保持テープ3の 釘軸部2aより前方側3aはベーステープ1に対して剥離されることがなく、確 実に保持テープ3の後方側3bが次の釘の保持テープ3から剥離して釘を離脱さ せることができる。したがって、剥れ不良等による連結帯aの供給阻害要因を取 り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る釘の連結構造を示す正面図。
【図2】上記釘の連結構造の断面図。
【図3】(a) (b) (c) はそれぞれ保持テープが剥離する
状態の説明図。
【図4】(a) (b) は180°剥離荷重が小さい場合の釘
軸部の離脱状態説明図。
【図5】本考案による釘軸部の離脱状態説明図
【図6】従来技術の釘が離脱しベーステープが誘導路に
進入する状態の断面図。
【符号の説明】
1 ベーステープ 2 釘 2a 釘軸部 3 保持テープ 3a 前方側 3b 後方側

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のベーステープに対して多数の釘の
    釘軸部を平行に並べて配置し、各釘の釘軸部上を短い保
    持テープで取り囲むように覆うとともに、上記保持テー
    プの釘の供給方向前方側をベーステープに粘着させ、釘
    の供給方向後方側を後位の釘を保持している保持テープ
    上に重ね貼りするとともに、 保持テープの釘軸部の前方側の粘着部を前方側にめくり
    移動させて剥離するときの180°剥離荷重が、保持テ
    ープの釘軸部の後方側の粘着部がベーステープから直角
    に離反して剥離するときの剪断剥離荷重よりもかなり大
    きく、かつ釘軸部と保持テープとの間の粘着部が釘軸部
    が転動して剥離するときの転がり剥離荷重を前記後方側
    の剪断剥離荷重と比較してやや小さくなるように設定し
    たことを特徴とする釘の連結構造。
JP1993043128U 1993-07-12 1993-07-12 釘の連結構造 Expired - Lifetime JP2591099Y2 (ja)

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JPH078617U true JPH078617U (ja) 1995-02-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009148136A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 マックス株式会社 連結釘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009148136A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 マックス株式会社 連結釘

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