JPH0786227B2 - 鋼製連続壁の施工誤差吸収装置 - Google Patents

鋼製連続壁の施工誤差吸収装置

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JPH0786227B2
JPH0786227B2 JP2131517A JP13151790A JPH0786227B2 JP H0786227 B2 JPH0786227 B2 JP H0786227B2 JP 2131517 A JP2131517 A JP 2131517A JP 13151790 A JP13151790 A JP 13151790A JP H0786227 B2 JPH0786227 B2 JP H0786227B2
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真之 沖本
繁夫 河原
孝夫 山田
吉則 浅沼
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボックス矢板等による鋼製連続壁の施工に際
し接続すべき2つの部分連続壁間に生じる施工誤差を吸
収する装置に関する。
〔従来の技術〕
近年一般建築物の地下室、地下タンク、地下街、地下駅
等の壁体や一般建築物や橋梁等構築物の基礎構造として
用いられる地中連続壁として、コンクリート系連続壁に
代りボックス矢板等を使用する鋼製連続壁が開発され使
用されている。この鋼製連続壁工法においては、地盤を
掘さくして溝を形成し、この溝に第6図に示すボックス
矢板aを上から吊下げ、隣接するボックス矢板の係止部
bどうしを係合するようにして複数のボックス矢板を順
次建込んで第7図(a)に示すような連続壁を形成する
か、あるいは第7図(b)に示すように、広幅の2枚の
鋼板C、Cを複数のリブdで連結してなる鋼製壁状体e
を吊下げて隣接する壁状体eの係止部bどうしを係合す
るようにして連続壁を形成する。
〔発明の解決すべき課題〕
鋼製連続壁工法においては、形成すべき連続壁を予めい
くつかのブロックに分け、各ブロックごとにボックス矢
板aまたは鋼製壁状体eを順次隣接する係止部どうしを
係合することによって各ブロックごとの部分連続壁を構
築し、最後に隣接する各ブロックの部分連続壁どうしを
接続して鋼製連続壁を完成するようにしているが、この
場合ボックス矢板aまたは鋼製壁状体eを建込む際の施
工誤差のため隣接する2つの部分連続壁の各末端の係止
部どうしの間にずれが生じて接続することが困難とな
る。
従来このような鋼製連続壁建込みの際の施工誤差を吸収
し隣接する2つの部分連続壁を円滑に接続するため、第
8図(a)に示すパイプ継手fまたは第8図(b)に示
すラップ継手g等が用いられている。パイプ継手fは横
断面「エ」の字形を有し、各突出端部にパイプhが溶接
されている。これらのパイプhは通常10〜15cmの径を有
し、その長手方向のスリットを介して隣接する2つの部
分壁の係止部bを各パイプh内に挿入することにより2
つの部分連続壁を接続する。建込みの際の施工誤差は各
パイプh内の空間において吸収する。またラップ継手g
は2枚の鋼矢板をリブで相互連結した形状のものであ
り、図示のようにその板面に隣接する2つの部分連続壁
の各突出端部を重ね合せることにより2つの部分連続壁
を接続するものである。
上記従来のパイプ継手fは施工誤差をパイプh内の空間
において吸収するものであるから、吸収される誤差の量
はパイプ径によって限定されるが、パイプの径を大きく
することは施工上支障を来すため限度があり、施工誤差
が大きい場合はこれを吸収できないという問題がある。
またパイプにはスリットが形成されているので、止水の
ため連続壁接続後このパイプ内にグラウトを注入するか
外側から板を溶接してスリットを塞ぐ工程が必要とな
る。このため、工程数が増え工事費が嵩むという問題が
ある。
また上記従来のラップ継手gはパイプ継手fに比べて大
きな施工誤差を吸収できるが、止水のためパイプを半割
にした部材iを継手gの両突端部と部分連続壁の突端部
とに溶接する工程が必要とされ、このため工程数が増え
工事費が嵩むという問題がある。特に連続壁の高さが数
10メートルにも及ぶ場合は、この溶接作業のため堀さく
した空間内に連続壁の高さに相当する足場を組まなけれ
ばならず、相当の手間とコストがかかることになる。
本発明は、上記の従来の施工誤差吸収用継手の問題点を
解決するためになされたものであって、止水のため板材
の溶接等余分な工程を必要とせずに鋼製連続壁建込みの
際の大きな施工誤差を容易に吸収することができる鋼製
連続壁の施工誤差吸収装置を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決する手段〕
上記目的を達成する本発明の鋼製連続壁の施工誤差吸収
装置は、隣接する鋼製連続壁の係止部と係合する係止部
を一端部に備える1対の板状部材の他端部の間にゴム・
合成樹脂等からなる可撓止水部材を跨設してなるもので
ある。
〔作用〕
接続すべき2つの部分連続壁の各末端の係止部と本発明
の施工誤差吸収装置の係止部を係合させて該装置を吊下
げて建込むことにより、該装置は可撓止水部材の伸縮に
より装置の幅および幅方向に垂直な水平面における偏位
量を調整することができ、これによって2つの部分連続
壁間の施工誤差を容易に吸収することができる。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して本発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図および第2図は本発明の施工誤差吸収装置の1実
施例を示すもので、第1図はその一部を切断して示す斜
視図、第2図はその平面図である。
施工誤差吸収装置1は「エ」の字形横断面を有する1対
の板状部材2、2を備える。板状部材2、2は一方の突
出端部2a、2aに接続すべき部分鋼製連続壁の係止部と係
合する1対の係止部3、3が形成されており、他方の突
出端部2b、2bの一側は内側に所定角度折曲げられて折曲
部2c、2cが形成されている。この折曲部2c、2c間に跨る
ようにして内側に弯曲するゴム・合成樹脂等からなる可
撓止水部材4が押え板5、5を介して折曲部2C、2Cにボ
ルト8により固定されている。突出端部2b、2bの端部が
折曲されていることにより、可撓止水部材4を止めるボ
ルト8が装置の前面に突出することがなく、したがって
施工が容易となる上に、可撓止水部材4が内方へ弯曲す
る角度が鈍角となるので、弯曲する角度が直角な場合に
比べて可撓止水部材4の疲労が防止でき可撓止水部材4
の寿命をそれだけ延長することができる。
また突出端部2b、2bの他側には、建込み後装置の両壁面
間に形成される空間内にコンクリートを充填する際コン
クリートが外部に流出することを防止するためのコンク
リート流出防止布6が押え板7、7を介して突出端部2
b、2bにボルト9により固定されている。この実施例に
おいては、可撓止水部材4を止水が必要な一側だけに設
け、止水が必要でない他側は単に内部のコンクリート流
出を防止する布6を張設することにより製造コストを減
少させている。
次にこの施工誤差吸収装置1の施工法について説明す
る。
装置1を建込む前に、接続すべき2つの部分接続壁間の
施工誤差を含む装置1の建込み寸法に合せて装置1の幅
および幅方向に垂直な水平面における偏位量を調整し、
この調整した位置において1対の板状部材2、2間を適
宜の着脱自在の留金具(図示せず)により上下2ヵ所以
上一時的に固定する。
次にこのようにして留金具で建込み寸法に合せて固定し
た装置1を吊上げ、建込み位置に吊下げて各係止部3が
接続されるべき部分連続壁の係止部と係合するようにし
て建込みを開始する。
装置1の建込みが進行するにつれ、留金具が地中に入る
前に装置1から取外し、建込みを続行することにより装
置1の建込みを完了する。建込み完了後、部分連続壁の
内部空間および装置1の板状部材2、2によって形成さ
れる2つの外壁間の内部空間内に止水と補強のためにコ
ンクリートを充填することにより、隣接する部分壁と一
体的な連続壁が完成する。
第3図は本発明にかかる施工誤差吸収装置の他の実施例
を示す平面図である。この実施例は、装置1の両側に可
撓止水部材4が設けられており、装置の両側において止
水を行う点および突出端部2bに折曲部2cが設けられてい
ない点を除けば第1図および第2図の実施例と同一であ
る。
第4図は本発明にかかる施工誤差吸収装置のさらに他の
実施例を示す平面図である。この実施例は「コ」の字形
の横断面を有する1対の板状部材12、12を背中合せに配
置し、各板状部材12の突出端部12a、12aに接続すべき部
分連続壁の係止部と係合する係止部13、13を設け、板状
部材12、12の略中央部間に蛇腹状の可撓止水部材14を跨
設してなるものである。
第5図は本発明にかかる施工誤差吸収装置のさらに他の
実施例を示す平面図である。この実施例は、略直線状の
横断面を有する1対の板状部材22、22の一端部に接続す
べき部分連続壁の係止部と係合する係止部23、23を設
け、板状部材22、22の他端部間に蛇腹状の可撓止水部材
24を跨設した組立体を部分連続壁の両壁面に沿って2組
配列したものであって、建込後装置1の内側にコンクリ
ートを充填することによって連続壁と一体の壁体を構成
する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、1対の板状部材の
一端部に隣接する鋼製連続壁の係止部と係合する係止部
を設け、かつその他端部にはゴム・合成樹脂等からなる
可撓止水部材を跨設してあるので、接続すべき2つの部
分連続壁間に大きな施工誤差があってもこれを可撓止水
部材の伸縮により容易に吸収することができる。また従
来の施工誤差吸収用継手のように止水のための板状の溶
接等余分な工程をいっさい必要としないので、これら従
来の継手に比べて工数および施工費を削減することがで
きる。
また、本発明によれば、建込完了後コンクリート充填用
空間内に止水と補強のためにコンクリートを充填するこ
とにより隣接する部分壁と一体的な連続壁を構築するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の施工誤差吸収装置の1実施例を示す斜
視図、第2図は同実施例の平面図、第3図〜第5図は本
発明の施工誤差吸収装置の他の実施例を示す平面図、第
6図はボックス矢板を示す斜視図、第7図は連続壁の構
築方法を模式的に示す平面図、第8図は従来の施工誤差
吸収装置を模式的に示す平面図である。 1…施工誤差吸収装置、2、12、22…板状部材、3、1
3、23…係止部、4、14、24…可撓止水部材
フロントページの続き (72)発明者 山田 孝夫 東京都練馬区東大泉7―32―1 東大泉サ ンコーポ102 (72)発明者 浅沼 吉則 東京都新宿区早稲田鶴巻町508 (56)参考文献 実開 昭60−139832(JP,U) 実公 昭64−4915(JP,Y2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】「エ」の字形横断面を有する1対の板状部
    材の一方の突出端部にそれぞれ隣接する鋼製連続壁の係
    止部と係合する1対の係止部を設け、該1対の板状部材
    の他方の突出端部間の両側にゴム・合成樹脂等からなる
    可撓止水部材を跨設し、各板状部材の両側間および該両
    側の可撓止水部材間にコンクリート充填用の空間を形成
    してなる鋼製連続壁の施工誤差吸収装置。
  2. 【請求項2】「エ」の字形横断面を有する1対の板状部
    材の一方の突出端部にそれぞれ隣接する鋼製連続壁の係
    止部と係合する1対の係止部を設け、該1対の板状部材
    の他方の突出端部間の一側にゴム・合成樹脂等からなる
    可撓止水部材を跨設するとともに該他方の突出端部間の
    他側にコンクリート流出防止用布を跨設し、各板状部材
    の両側間および該可撓止水部材と該コンクリート流出防
    止用布との間にコンクリート充填用の空間を形成してな
    る鋼製連続壁の施工誤差吸収装置。
  3. 【請求項3】該他方の突出端部の該可撓止水部材を取付
    ける部分を内側に所定角度折曲げてなる請求項(1)ま
    たは(2)に記載の鋼製連続壁の施工誤差吸収装置。
  4. 【請求項4】直線状の横断面を有する1対の板状部材の
    一方の突出端部にそれぞれ隣接する鋼製連続壁の係止部
    と係合する1対の係止部を設け、該1対の板状部材の他
    方の突出端部間の両側にゴム・合成樹脂等からなる可撓
    止水部材を跨設し、該1対の板状部材を2列平行に配列
    し、各板状部材の両側間および該両側の可撓止水部材間
    にコンクリート充填用の空間を形成してなる鋼製連続壁
    の施工誤差吸収装置。
  5. 【請求項5】一方の可撓止水部材に代えてコンクリート
    流出防止用布を跨設してなる請求項4記載の鋼製連続壁
    の施工誤差吸収装置。
JP2131517A 1990-05-22 1990-05-22 鋼製連続壁の施工誤差吸収装置 Expired - Lifetime JPH0786227B2 (ja)

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JPH0427009A JPH0427009A (ja) 1992-01-30
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