JPH0786242B2 - 地下室浮上防止装置及び同装置用遮水袋 - Google Patents

地下室浮上防止装置及び同装置用遮水袋

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JPH0786242B2
JPH0786242B2 JP3351124A JP35112491A JPH0786242B2 JP H0786242 B2 JPH0786242 B2 JP H0786242B2 JP 3351124 A JP3351124 A JP 3351124A JP 35112491 A JP35112491 A JP 35112491A JP H0786242 B2 JPH0786242 B2 JP H0786242B2
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JP
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water
basement
bag
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prevention device
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JP3351124A
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JPH05132967A (ja
Inventor
俊三 中内
Original Assignee
株式会社ホームセラ
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下室が地下水位の上
昇により浮力を受けて浮上することを防止する地下室浮
上防止装置及びこの装置の実施に利用される遮水袋に関
する。
【0002】
【従来の技術】地下室を造った場合、梅雨期等に地下水
位が上昇したり、地下室周囲の埋め戻し個所に雨水等が
流入して、その浮力により地下室が浮上させられること
が起こる。
【0003】この対策として、従来は、地下室を形成す
るコンクリートを必要以上に厚くしてその重量により押
さえ付けたり、上部の建築物の荷重を加えたり、あるい
は基礎コンクリートにアンカーを設けて地下室と結合し
たりすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】重量による対策では、
地下水位の低いときには過剰な荷重を加えることになる
ので、地下室の沈下を生じる危険がある。特に地下水位
の変動を生じる場所は、地盤が強固でないことが多く、
この危険は無視できない。またアンカーを設ける対策で
は、施工が煩雑になるほか、アンカー部分により地下室
の密閉性が損なわれ、漏水を生じやすい等の不都合があ
る。
【0005】そこで、本発明は過大な重量を加えること
なく、かつ密閉性、施工性を損なうことのない浮上防止
手段を得ることを目的としたものである。
【0006】また、地下室を造るに当り、密閉性、施工
性に優れた方法として遮水袋工法、すなわち、穴を掘削
して、遮水シートよりなる袋を入れ、この中にコンクリ
ートパネル等で地下室を形成し、周囲を埋め戻す工法が
知られている(特公昭53−8139号公報参照)。こ
の工法において、上記浮上防止手段を実施するための遮
水袋を得ることも、本発明の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、密閉構造とな
っている地下室の外周に沿って延び、地下水の浮上力に
耐えられる地下水位に位置し、周囲から水を集めて流す
ことのできる集水路と、この集水路からの水を集める溜
め桝と、この溜め桝内に一定量以上の水が溜まったとき
に作動して水を排出する排水ポンプとからなる地下室浮
上防止装置である。
【0008】また、本発明は、遮水シートよりなり、地
下室の外周面及び底面を被い、密閉構造とする袋体と、
この袋体の外周に沿って設けられ、設置時に地下水の浮
上力に耐えられる水位に位置し、周囲から水を集めて流
すことのできる集水路とからなる地下室浮上防止装置用
遮水袋をも包含する。さらに、この集水路が、透水性を
有するシートよりなり、上下端部が袋体外周面に接合さ
れる表面部と、網体、短紐体等の外部からの圧縮力に耐
え、水を通過させる材料よりなり、前記表面部と袋体と
の間に設けられる芯部とから形成され、袋体と共に変形
可能となっているものも包含する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例について、図
面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】図1に示す浮上防止装置10は、地下室1
1に設置されている。この地下室11は、コンクリート
製の箱体12の外周面及び底面にビニール、ゴム等の遮
水シートよりなる袋体13を設けて密閉構造としたもの
であり、部屋14のほかに空堀15を有する。なお、部
屋14上には上部建築物16が設けられる。
【0011】この地下室11の外周には集水路17が水
平に一周するよう設けられる。この集水路17の高さ
は、地下室11が地下水の浮上力に耐えられる限界の地
下水位より僅かに低い位置に設定される。この集水路1
7の構造は、周囲から水を集めて流すことのできるもの
であれば任意の構成とすることができ、例えば、パイプ
の周面に多数の小孔を設けた農業用地下排水管を用いる
ことができるが、この例では後述する図3に示す構成の
ものとしている。
【0012】この集水路17の1か所に落下パイプ18
が接続され、この落下パイプ18は袋体13、地下室1
1のコンクリート壁を貫通して、空堀15に形成された
溜め桝19に延び、集水路17からの水をこの溜め桝1
9に導く。この溜め桝19内には、排水ポンプ20が設
けられ、溜め桝19内に一定量以上の水が溜まったとき
自動的に作動して、この水を排水パイプ21を通して外
部に排出する。
【0013】この浮上防止装置10は以上の構成である
から、次のように作動する。地下水位が上昇し、集水路
17の高さ22に達すると、水は集水路17に流入し、
落下パイプ18を経て溜め桝19に溜まる。この溜まっ
た水は、排水ポンプ20により排出され、常に一定量以
下にされる。こうして地下室11の周囲の地下水位は所
定限界以下に維持され、過大な浮上力が地下室11に作
用することが防止される。
【0014】なお、この作動から明らかなように、集水
路17を設置する高さは、限界の水位より過度に低くす
ると排水ポンプ20の負担が大きくなるので、限界に近
い高さにすることが望ましい。
【0015】図2に示す他の浮上防止装置30は、地下
室31に設置されたものである。この地下室31は、コ
ンクリート製の箱体32外周面及び底面に遮水シートよ
りなる袋体33を設けて密閉構造としたものであり、部
屋34を有するだけで空堀を有しない。なお、上部には
上部建築物35が設けられる。
【0016】この地下室31の外周には前記例と同様に
集水路36が設けられる。この地下室31に隣接して溜
め桝37が設置されている。この溜め桝37と集水路3
6とは通孔38で連通され、このため集水路36からの
水はこの溜め桝38に導かれる。この溜め桝38内に
は、排水ポンプ39が設けられ、溜め桝38内に一定量
以上の水が溜まったとき自動的に作動して、この水を排
水パイプ40を通して外部に排出する。
【0017】この浮上防止装置30は以上の構成である
から、前記装置10と同様に作動する。
【0018】上記各装置では袋体に集水路を設けた遮水
袋を使用している。この構成を図3に示す遮水袋50に
より具体的に説明する。
【0019】この遮水袋50において、袋体51は、ビ
ニール、ゴム等の遮水シートよりなり、地下室52の外
周を被い、密閉構造とするものであり、施工の前に工場
で地下室となる箱体の形状に形成される。この袋体51
の外周に沿って集水路53が設けられ、設置時に地下水
の浮上力に耐えられる水位に位置するようになってい
る。
【0020】集水路53は、表面部54と芯部55とか
らなる。表面部54は、布、多数の孔を設けたビニルシ
ート等の透水性を有するシートよりなり、上下端部が袋
体51外周面に接着剤等を用いて接合されている。さら
に、この例では粘着テープ56,…により補強付着され
ている。芯部55は、表面部54と袋体51との間に設
けられ、サランネット等の網体、梱包用充填材として用
いられる短紐体等の外部からの圧縮力に耐え、水を通過
させる性質を持った材料よりなる。
【0021】この遮水袋50は以上の構成であるから、
集水路52は袋体51と共に変形可能となる。したがっ
て、この遮水袋は、従来の遮水袋工法に変更を加えるこ
となく使用することができる。すなわち、工場で所定形
状に形成した後、従来の袋体と同様に折り畳んで施工現
場に運搬し、現場では、穴を掘削して、中に入れ、内部
にコンクリートパネル等で地下室を形成し、周囲を埋め
戻すようにして使用される。このとき、当然、集水路を
設置するために特別の作業をすることは不要である。
【0022】
【発明の効果】本発明の地下室浮上防止装置は、上述の
ように、地下水位が上昇したとき、集水路により地下水
を集め、これを排水ポンプで自動的に排出し、地下水に
よる浮上力が過大にならないようにしているので、地下
室の浮上は防止される。しかも、地下室の重量を増大す
るものではないので、地下室の沈下を生じることはな
く、またアンカーを用いるものではないので、施工も容
易であり、アンカー部分からの漏水等の不都合も生じな
い。
【0023】また、本発明の地下室浮上防止装置用遮水
袋は、袋体に集水路を設ける構成であるので、これを用
いることにより、集水路設置の作業が容易化され、作業
性が向上する。
【0024】さらに、この遮水袋に変形可能な集水路を
設けると、集水路設置の作業が不要となり、しかも従来
の遮水袋工が全く変更を加えることなく実施することが
でき、遮水袋工法特有の効率件が損なわれることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下室浮上防止装置の一実施例の断面
図である。
【図2】本発明の地下室浮上防止装置の他の実施例の断
面図である。
【図3】本発明の地下室浮上防止装置用遮水袋の一実施
例の一部を破断して示す斜視図である。
【符号の説明】
10,30…地下室浮上防止装置、11,31…地下
室、13,33…袋体、17,36…集水路、19,3
7…溜め桝、20,39…排水ポンプ、50…地下室浮
上防止装置用遮水袋、51…袋体、53…集水路、54
…表面部、55…芯部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉構造となっている地下室の外周に沿
    って延び、地下水の浮上力に耐えられる地下水位に位置
    し、周囲から水を集めて流すことのできる集水路と、こ
    の集水路からの水を集める溜め桝と、この溜め桝内に一
    定量以上の水が溜まったときに作動して水を排出する排
    水ポンプとからなる地下室浮上防止装置。
  2. 【請求項2】 遮水シートよりなり、地下室の外周面及
    び底面を被い、密閉構造とする袋体と、この袋体の外周
    に沿って設けられ、設置時に地下水の浮上力に耐えられ
    る水位に位置し、周囲から水を集めて流すことのできる
    集水路とからなる地下室浮上防止装置用遮水袋。
  3. 【請求項3】 請求項2において、集水路が、透水性を
    有するシートよりなり、上下端部が袋体外周面に接合さ
    れる表面部と、網体、短紐体等の外部からの圧縮力に耐
    え、水を通過させる材料よりなり、前記表面部と袋体と
    の間に設けられる芯部とから形成され、袋体と共に変形
    可能となっていることを特徴とする地下室浮上防止装置
    用遮水袋。
JP3351124A 1991-11-09 1991-11-09 地下室浮上防止装置及び同装置用遮水袋 Expired - Lifetime JPH0786242B2 (ja)

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JPH05132967A JPH05132967A (ja) 1993-05-28
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