JPH0786371A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH0786371A
JPH0786371A JP24991893A JP24991893A JPH0786371A JP H0786371 A JPH0786371 A JP H0786371A JP 24991893 A JP24991893 A JP 24991893A JP 24991893 A JP24991893 A JP 24991893A JP H0786371 A JPH0786371 A JP H0786371A
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JP
Japan
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substrate
hand
unit
cooling
hands
Prior art date
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JP24991893A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kamiyama
勉 上山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板処理の効率を落とさずに能率的にハンド
を温度調節する。 【構成】 ハンド150a,150bが単位処理部から
後退した位置において、ハンド間隔駆動ユニット160
によりハンド150a,150bの間隔を変化させて、
ハンド150a,150bの下面をそれぞれ冷却板17
1、172に接触させてハンド150a,150bを冷
却する。 【効果】 基板搬送装置のハンド後退位置において、し
かも冷却板に直接接触させて短時間で冷却するので、基
板搬送装置の移動時間内にハンドを冷却することがで
き、基板処理効率を低下させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造装置や液
晶基板製造装置などの基板処理装置において、半導体ウ
エハや液晶用ガラス角型基板などの基板(以下、単に
「基板」という)を複数の単位処理部の間で搬送する基
板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より周知のように、液晶表示基板や
半導体ウエハなどの精密電子基板の製造プロセスにおい
ては、例えば洗浄処理部や熱処理部,レジスト塗布部等
の複数の単位処理部が一定に配置され、基板搬送ロボッ
トなどの基板搬送装置によって基板をそれらの処理部の
間を所定の搬送順序で搬送しつつ、それぞれの処理部に
出し入れして一連の処理が行われる。
【0003】このような基板搬送を行う基板搬送装置と
しては、ハンド(基板載置手段)の上に基板を載置し、
このハンドを別の駆動手段により移動させて所定の単位
処理部内に進出・後退動作させて当該基板を単位処理部
内に設置し、当該処理終了後に再びハンドを進出・後退
動作させて当該単位処理部から取り出して他の単位処理
部に搬送するように構成されている。
【0004】ところが、このような単位処理部のなかに
は相互に処理温度が異なるものがあり、そのため、当該
単位処理部に挿入されるハンド自体の温度も変化し、こ
のハンドの熱がその上に載置される基板に悪影響を与え
ることが従来から問題になっていた。特に、スピンコー
ターなどのレジスト塗布部において基板表面にレジスト
を塗布後、乾燥のため熱処理部に搬送する際、ハンド自
体が既に熱処理部内に何回も挿入されているため高温に
なっており、当該ハンドに接触した部分の基板のレジス
トとその他のレジストとの間に温度差を生じて乾燥ムラ
が発生し、基板の品質を劣化させる要因となっていた。
【0005】この問題に対処するため、従来から次のよ
うに2つの方法が考えられていた。まず、従来の第1の
方法は、ハンドを2種類用意しておき、加熱装置を有す
る単位処理部への基板の設置・取り出し専用の第1のハ
ンドと、その他の常温の単位処理部への基板の設置・取
り出し専用の第2のハンドとを選択して使用するように
している。例えば、加熱処理部への基板の出し入れは第
1のハンドによって行ない、その他の常温での単位処理
部への基板の出し入れは、第2のハンドによって行なう
ことにより基板への悪影響を排するようにしている。
【0006】また、従来の第2の方法においては、使用
されるハンドは1種類であるが、複数の単位処理部とは
別にハンド冷却専用の冷却ステーションを設置し、ハン
ドを当該冷却ステーションまで移動させてその内部に挿
入し、非接触型の冷却装置により当該ハンドを所定の温
度まで冷却してから、目的の単位処理部に基板を取り出
しにいくようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1の方法では、2種類のハンドを選択的に使用す
るため、ハンド切替えのための駆動機構が別途必要にな
るとともにその制御も複雑になるという問題点がある。
その上、例えば、レジスト塗布後の基板を、常温用の第
2のハンドによって搬送してポストベークするべく加熱
処理部に搬送するような場合には、第2のハンドも加熱
処理部の高温にさらされて温度上昇するため、高温用、
常温用として2種類のハンドを用意した意味が失われる
結果となり、利用の自由度が低い。
【0008】一方、上記第2の従来技術においては、わ
ざわざ、ハンドを冷却ステーションまで移動して冷却し
てから目的の単位処理部まで基板を取りに行かなければ
ならず、そのための工程が1つ余分に必要になり、しか
も非接触による冷却のため冷却時間が長くなり、基板処
理の効率化に反する。
【0009】この発明は、上述のような問題を解消する
ためになされたもので、簡易な構造により、基板処理の
効率の妨げにならずにハンドを所定温度に調節し、基板
処理の精度を向上することができる基板搬送装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基板を複数の単位処理部間に搬送する基
板搬送装置であって、前記基板が載置される基板載置手
段と、前記単位処理部方向に進出した第1の位置と、前
記単位処理部から後退した第2の位置との間で前記基板
載置手段を移動させる駆動手段と、前記第2の位置にお
いて、前記基板載置手段に接触し当該基板載置手段を所
定の温度に調節する温度調節手段と、を備えている。
【0011】なお、この明細書において「単位処理部」
とは、洗浄処理部や熱処理部,レジスト塗布部などの基
板を処理するための単位ユニットを意味する。
【0012】
【作用】この発明では、基板載置手段が単位処理部から
後退した位置(第2の位置)において、温度調節手段が
当該基板載置手段に接触し、所定温度に調節する。これ
により当該基板載置手段を他の単位処理部に移動する際
に当該基板載置手段の温度調節も同時に行なうことがで
きる。
【0013】
【実施例】A.基板搬送装置を備えた基板処理装置の構
【0014】図1は、この発明にかかる基板搬送装置の
一実施例が組み込まれた基板処理装置の一例を示す側面
図であり、また図2は図1を上方より見た平面配置図で
ある。この基板処理装置1は、基板に一連の処理を施す
ための装置である。
【0015】なお、この図1および以下の各図において
は、床面に平行な水平面をX−Y面とし、鉛直方向をZ
方向とする3次元直角座標系X−Y−Zが定義されてい
る。また、(+X)方向と(−X)方向とを区別しない
場合には単に「X方向」と呼ぶ(YおよびZについても
同様)。
【0016】この装置1には、基板に一連の処理を行う
処理ユニット部A1が設けられるとともに、実施例にか
かる基板搬送装置100が搬送部A2に設けられ、この
処理ユニット部A1に沿ってX方向に基板を搬送するよ
うに構成されている(図2参照)。
【0017】処理ユニット部A1は、上下2段に分けて
平行配列されており(図1)、下段C1 には、紫外線照
射ユニットUVからなる紫外線照射部30と、2つのス
ピンスクラバSS1 ,SS2 からなる洗浄処理部40が
X方向に配列される一方、上段C2 には、加熱処理部5
0,密着強化処理部70を構成する一方の密着強化ユニ
ットAP1 ,冷却処理部60,80およびもう一方の密
着強化ユニットAP2がX方向に配列されている。な
お、加熱処理部50では2つのホットプレートHP1 ,
HP2 が積層配置されている。また、2つのクールプレ
ートCP1 ,CP2 が積層配置され、上側のクールプレ
ートCP1 が第1の冷却処理部60として機能する一
方、下側のクールプレートCP2 が第2の冷却処理部8
0として機能する。
【0018】搬送部A2の側端部(図2の左手側)に
は、基板の搬入および搬出を行う基板搬入・搬出処理部
90が設けられており、次に詳説する構成を有する基板
搬送装置100により、基板が各処理部30,40,5
0,60,70,80に順次搬送され、一連の処理を受
けるようになっている。
【0019】B.基板搬送装置の構成
【0020】次に、基板搬送装置100の構成および動
作について説明する。この基板搬送装置100は、2つ
の移動機構101,102と、上面に基板が載置される
ハンド150a,150bおよびハンドの冷却装置とを
備えている。
【0021】B−1.移動機構およびハンド
【0022】図3は、図1のI−I位置から(−X)方
向に見た側面構造図である。同図に示すように、処理ユ
ニット部A1の前面側すなわち(−Y)側には、X方向
に伸びるフレーム200が設けられている。このフレー
ム200には、X方向に延びる2本の平行ガイドレール
(搬送路)201,202がZ方向に間隔を隔てて固定
されている。上方のガイドレール201には、移動機構
101が付設されており、移動機構101はガイドレー
ル201によってガイドされつつX方向に並進自在とな
っている(図1では移動機構101とフレーム200と
の連結関係は図示省略されている)。また、下方のガイ
ドレール202には、移動機構102が付設されてお
り、移動機構102はガイドレール202によってガイ
ドされつつX方向に並進自在となっている。なお、この
基板搬送装置100では、2台の移動機構101,10
2が設けられているが、それらの基本構成は同一である
ため、以下では移動機構101を中心に説明する。
【0023】図4は、移動機構の拡大側面図である。同
図に示すように、フレーム200に固定されたガイドレ
ール201,202のうち、上方のガイドレール201
に第1の移動機構101が付設されている。この移動機
構101は、移動機構101全体を水平X方向に並進さ
せるためのX移動機構110と、水平Y方向に移動させ
るための水平アーム機構140(図5参照)とを有して
いる。
【0024】このX移動機構110には、垂直Z方向に
屈伸する垂直アーム機構120aが連結されており、こ
の垂直アーム機構120aによってハウジング131が
支持されている。このハウジング131はY方向の両端
が開口した中空のボックス(図5参照)であり、その内
部には水平Y方向に屈伸可能な1組の水平アーム機構1
40が収容されている。そして、その先端には、基板載
置手段としての上下2段にハンド150a,150bが
連結されている。
【0025】また、X移動機構110はガイドレール2
01を上下方向から挟むように配置された車輪111,
112を有している。また、支持部材115によって支
持されたモータ114には駆動輪113が連結されてお
り、モータ114によって駆動輪113を回転させるこ
とにより、X移動機構110(したがって移動機構10
1の全体)がガイドレール201によってガイドされつ
つX方向に並進する。
【0026】支持部材115の下部にはモータ116が
固定されている。垂直アーム機構120aは実質的に等
長の2本のアーム121a,122aを備えており、こ
のうちの第1のアーム121aの端部がモータ116に
連結されている。また,第2のアーム122aの端部1
32aはハウジング131に連結されている。
【0027】垂直アーム機構120aはいわゆるスカラ
ロボット機構とされている。このため、モータ116が
回転するとそれぞれのアーム121a,122bがそれ
ぞれ矢印θ1、θ2で示すように回転し、ハウジング1
31がその姿勢を維持しつつをZ方向に並進する(矢印
E1)。モータ116の回転方向を切り換えることによ
り、ハウジング131のZ方向における並進の向きが
(+Z)方向から(−Z)方向に、または(−Z)方向
から(+Z)方向に逆転する。
【0028】なお、図示が省略されているが、垂直アー
ム機構120aと同じ構造を有する別の垂直アーム機構
がハウジング131の反対側に設けられ、水平X方向に
延びる連結材(図示省略)によって垂直アーム機構12
0aと連結されている。このため、モータ116の駆動
力は連結材を介して反対側の垂直アーム機構にも伝達さ
れ、ハウジング131は両端で支持されつつ、姿勢を変
えずにZ方向に変位する。
【0029】図4には移動機構102も示されている
が、この移動機構102の構成もほぼ同様である。X移
動機構および垂直アーム機構については第1と第2の移
動機構101,102において上下対称になっている
が、ハウジング131,132およびその内部の構成
(後述する)は方向を含めて相互に同一である。
【0030】図5は、移動機構101の部分斜視図であ
る。また、図6は図5を(−Z)方向から見たときの平
面図である。両図に示すように、ハウジング131の中
には1対の水平アーム機構140が設けられている。こ
の水平アーム機構140は、実質的に長さの等しい2本
のアーム141,142を備えており、第1のアーム1
41は連結位置143においてモータ133aに連結さ
れている。また、第2のアーム142の先端はハンド間
隔駆動ユニット160を介してハンド150a,150
bに連結されている。
【0031】この水平アーム機構140もまた、スカラ
ロボット機構として構成されており、モータ133aを
回転させるとアーム141,142は矢印α1,α2方
向にそれぞれ旋回し、ハンド150a,150bはその
姿勢を維持しつつY方向に並進する(矢印E2)。
【0032】このため、モータ133aを駆動すること
によってハンド150a,150bが(+Y)方向に並
進するとハンド150a,150bはハウジング131
から外部に露出して単位処理部内に到達する。また、
(−Y)方向に並進するとハンド150a,150bは
ハウジング131内に収容される。
【0033】ハンド間隔駆動ユニット160は公知のア
クチュエータ機構や、カム機構などによって構成され、
ハンド150a,150bの水平間隔を調節する作用を
有する。本実施例では、このような1個の水平アーム機
構140に対して、間隔の調節できる2つのハンド15
0a,150bを有すること(以下「1アーム2ハンド
機構」と呼ぶ。)により、合理的な基板交換を可能にす
るものである。
【0034】このことを、図7の概略図により説明す
る。同図は、基板搬送装置101を用いて、例えばホッ
トプレートHPなどの基板処理装置300への基板10
を交換する要領を示す模式図である。基板処理装置30
0には、基板搬送装置101との間で基板10の受渡し
を行うための、上下2段構造の棚(基板保持部材)31
0a、310bが設けられている。棚310a、310
bは、処理を施す際に基板10を設置すべき所定位置と
の間で基板10の受渡しを行い得る構造を備えている。
基板搬送装置101が有する1対のハンド150a、1
50bの間隔は、上述のハンド間隔駆動ユニット160
を作動させることにより、1対の棚310a、310b
の間隔に比べて狭く調節することも、広く調節すること
も可能なようになっている。
【0035】未処理基板10bを下側ハンド150bに
載置した基板搬送装置101が、基板処理装置300の
正面で静止すると(図7(a))、ハンド150a、1
50bの間隔を狭くした状態(間隔d1)で、水平アー
ム機構140を(+Y)方向に伸張させて、ハンド15
0a、150bを基板処理装置300の中に挿入され
る。このとき、ハンド150a、150bの高さは、棚
310aと棚310bの中間に位置するようになってお
り、上側ハンド150aは処理済み基板10aの下方に
あり、棚310bは未処理基板10bの下方にある(図
7(b))。
【0036】続いて、ハンド間隔駆動ユニット160を
駆動して、ハンド150a、150bの間隔が、棚31
0a、310bの間隔より大きな間隔d2になるように
拡張する(図7(c))。この拡張の過程で、処理済み
基板10aは上側ハンド150aに下方からすくい取ら
れ、未処理基板10bは棚310bに載置される。すな
わち、処理済み基板10aは棚310aから上側ハンド
150aへ移り、未処理基板10bは下側ハンド150
bから棚310bへ移る。
【0037】次に、水平アーム機構140を−Y方向に
収縮させながらハンド間隔駆動ユニット160によりハ
ンド150a、150b間の間隔を上記間隔d1と間隔
d2との中間の間隔d3(d1<d3<d2)に調節し
つつ後退し(図7(d))、ハンド150a、150b
がハウジング131内に収納される。
【0038】このような1アーム2ハンド機構の構成を
有することにより、単位処理部内の基板の交換動作を水
平アーム機構140の一回の伸縮動作により同時に行な
うことができ、基板処理の効率化に貢献する。
【0039】B−2.ハンド冷却装置(温度調節手段)
【0040】ハウジング131内部には、ハンド150
a,150bの温度調節手段として、冷却板171,1
72が上記間隔d3とほぼ等しい間隔で、それぞれハウ
ジング131の前方((+Y)方向)及び水平アーム機
構140側((+X)方向)を自由端として水平に配設
されている(図5)。図8は、図5を(−Y)方向から
見たときの正面図である。図に示すように水平アーム機
構140を後退させてハンド150a,150bをハウ
ンジング131内に収納したとき、ハンド150aが冷
却板171の上面に、ハンド150bが冷却板172の
上面にそれぞれ近接する位置に来るようになっている。
【0041】図10は、冷却板171を含めたハンド冷
却装置170の構成を示す概略図であって、当該冷却板
171内には、流路171aが形成され、当該流路17
1aの流入口171bには冷却気体供給装置173が接
続されて所定温度の気体が送風される。冷却気体は流路
171a内を通過しながら冷却板171を冷却し、流出
口171cから外部に排出される。
【0042】冷却板171には温度検出器174が取り
付けられ、この温度検出器174からの出力信号に基づ
いて温度制御装置175が冷却気体供給装置173の気
体供給動作を制御し、冷却板171を目的の温度に設定
するように構成される。
【0043】なお、冷却気体の代りに水などの冷却液体
を用いることも可能ではあるが、万一流路171aや流
入口171b、流出口171cなどから液体が漏れる
と、下方に載置された基板表面に落下してその品質を著
しく劣化させるおそれがある。したがって、冷却溶媒と
しては上述のように気体を用いることが望ましく、特に
不活性ガスを用いることが望ましい。このような温度制
御は、冷却板172についても同様に行なわれ、これら
冷却板171、172の温度は、ほぼ常温になるように
制御される。
【0044】B−3.冷却動作
【0045】上述のように水平アーム機構140の収縮
によりハウジング131内に収納されたハンド150
a、150bは、既にハンド間隔駆動ユニット160に
より間隔d3に調節され、それぞれの下面が冷却板17
1、172の上面に近接した状態であり、接触はしてい
ない(図8)。これは、ハンド150a、150bと冷
却板171、172との摩擦によるパーティクルの発生
を防止するためである。
【0046】その後、次の単位処理部に基板10を交換
すべく移動する間に、ハンド150a、150bの間隔
を広げ、もしくは狭めてそれぞれ冷却板171、172
と接触させてその温度を常温に冷却してから、基板10
aを保持しにいく。図9は,このときのハンド150
a、150bと冷却板171、172との位置関係を示
す図であって、上方のハンド150aに基板10aを載
置しているときは、ハンド間隔駆動ユニット160によ
りハンド150a、150bの間隔を広げて間隔d2ま
で拡張することにより、基板を載置していないハンド1
50bの下面を冷却板172の上面に接触させ、当該ハ
ンド150bの温度を調節して次の基板を保持するため
の準備をする(図9(a))。このときハンド150a
は冷却板171から離脱した状態であるが、載置してい
る基板10aを取りに行く前に既に常温に冷却されてい
るため問題はない。
【0047】下方のハンド150bに基板10bを載置
しているときには、ハンド間隔駆動ユニット160によ
りハンド150a、150bの間隔を狭めて間隔d1に
することにより、基板を載置していないハンド150a
の下面を冷却板171の上面に接触させ、当該ハンド1
50aの温度を調節して次の基板を保持するための準備
をする(図9(b))。
【0048】これらの動作は、次の単位処理部へ移動す
る間に、ハンド150a,150bの収納位置であるハ
ウジング131内部においてなされるので、ハンド15
0a,150bの冷却のための特別な冷却ステーション
を単位処理部とは別に設ける必要もなく、またその冷却
ステーションまでの移動の工程を不要となる。また、冷
却板を直接接触させてハンドを効果的に冷却するので、
短い移動時間内にハンドを冷却することができ、全体と
して基板処理効率を向上する。
【0049】また、本実施例においては、基板交換を能
率に行なうため1アーム2ハンド機構におけるハンド間
隔駆動ユニット160によるハンド間隔の開閉動作を利
用して、他に特別な駆動機構を必要とせずに冷却板との
接離動作を行なうことができ合理的である。また、1ハ
ンドの場合であっても、当該ハンドを上下動するための
ロボット機構を利用して、上記冷却板との接離動作をす
るようにすればよい。
【0050】B−4.ハンド冷却装置の変形実施例
【0051】図11は、ハンド冷却装置の第2の実施例
を示すものであって、ハウジング131内に設置されて
ハンドに接触する冷却部材が上下一体となっている。す
なわち、下方のハンド150cの指の幅が上方のハンド
150aよりも狭く構成され、その両側に配設された冷
却ブロック176,177により上下のハンド150
a,150bを冷却するようになっている。冷却ブロッ
ク176,177も内部に形成された流路に冷却気体供
給装置173により冷却気体を循環させることにより所
定温度に冷却されるように構成されるが、冷却板17
1、172に比べて熱容量を大きくとれるため、安定し
た冷却を行なうことができる。但し、ハンド150cを
ハウジング131に収納する際に、ハンド150cの、
ハンド間隔駆動ユニット160との連結のために伸びる
水平部分が、冷却ブロック176に係合するため、この
冷却ブロック176を下方に退避させる機構が必要にな
る。
【0052】図12は、ハンド冷却装置の第3の実施例
を示すものである。この実施例において、ハンド150
dは、下面が開放された断面コの字型をしており、2本
の指の形状は、それぞれほぼ2等3角形をしており、先
に行くほど細くなるテーパー形状をしている。
【0053】一方、冷却板178は、冷却板171、1
72と同様な空冷式であるが、その形状は、上記ハンド
150dとほぼ相似に形成されて、ハンド150dのコ
の字部分の裏側に嵌合するようになっている。但し、ハ
ンド150dに接触するのは冷却板178の側面178
aの外周部だけで、上面には接触しないように冷却板1
78の高さが設定されている。これは、ハンド移動時に
冷却板178の上面とハンド150d裏面が接触して摩
擦によるパーティクルが生じないようにするためであ
る。
【0054】この冷却板178は、図示しない保持部材
によってY方向の所定範囲内で摺動可能なようにハウジ
ング131内に保持されるとともに、圧縮バネ178
b,178cによって(+Y)方向に付勢されている。
【0055】水平アーム機構140が作動してハンド1
50dが後退し、ハウジング131内に収納されてくる
と、冷却板178の指部178d,178eがハンド1
50dの指部150e,150fに挿入されるようにし
て、やがて冷却板178の側面178aの外周が、ハン
ド150dの内周側面に当接し、当該当接面で摺動する
ことなく、そのまま一体として圧縮バネ178の付勢に
抗して、若干(−Y)方向に後退した位置で停止する。
そのため、冷却板178とハンド150dの内周側面と
の間に摩擦は生ぜず、パーティクルが発生しない。
【0056】このような第3の実施例によると、上述し
た1アーム2ハンド機構の実施例のようにハンド間隔駆
動ユニット160を備えていなくても、冷却部材と摺動
するおそれをなくして、しかも他の余分な駆動機構を介
さずに、水平アーム機構140の収縮・伸張動作のみ
で、冷却部材とハンドとの接離を容易に行なうことが可
能となる。
【0057】なお、図12の実施例では1アーム1ハン
ドになっているが、もちろんハンド間隔駆動ユニット1
60を介してハンド150dと同様なハンドをもう一つ
追加して2ハンドとすることも可能である。この場合に
は、冷却板178も2つ用意してその間隔をハンドの第
1の間隔もしくは第2の間隔と同一にしておけばよく、
ハンド間隔駆動ユニット160によるハンド間隔制御も
2位置制御のみでよい。
【0058】なお、本実施例では、ハンド150dの上
面に複数のピン150gを設けて、ハンド150d本体
と所定の間隔をおいて基板を保持するようになってお
り、できるだけハンド150d本体の温度変化の影響を
基板に与えないようにしている。また、ハンド150d
には複数の穴150hが設けられており、ハンド150
dの質量を軽減して熱容量をきるだけ小さくしている。
これによりハンド150dを迅速に温度調節できる。
【0059】なお、上述の実施例において、ハウジング
内、すなわち水平アーム機構140が後退した位置に設
けた温度調節手段は、冷却装置のみであったが、場合に
よっては加熱装置であってもよい。この場合には冷却板
(冷却部材)を兼用して、内部の流路に高温の気体を流
入させるようにすればよい。
【0060】また、ハウジング131は、基板搬送時に
クリーンエアのダウンフローの気流が乱れ、パーティク
ルの巻き返しが生じた場合に当該パーティクルが基板表
面に付着しないようにするためのものであって、本発明
の必須要件ではない。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基板
載置手段が単位処理部から後退した位置において、温度
調節手段に接触して当該基板載置手段を所定温度に調節
するようにしているので、迅速な温度調節が可能とな
る。しかも当該温度調節は単位処理部からの後退位置に
おいてなされるため、当該基板載置手段を他の単位処理
部に移動する際に基板載置手段の温度調節も同時に行な
うことができ、冷却のための特別ステーションや工程を
設ける必要がない。これにより、基板処理装置における
基板処理効率を維持しながら、ハンドの熱が基板に悪影
響を及ぼすことなくなり高品質な基板製造を可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる基板搬送装置が組み込まれた
基板処理装置の一例を示す側面図である。
【図2】図1を上方より見た平面配置図である。
【図3】図1のI−I位置から(−X)方向に見た側面
構造図である。
【図4】移動機構の拡大側面図である。
【図5】移動機構の部分斜視図である。
【図6】図5を上方から見た平面図である。
【図7】単位処理部内の基板の交換動作を示す概略図で
ある。
【図8】図5を(−Y)方向から見たときの正面図であ
る。
【図9】ハンドと冷却板との位置関係を示す図である。
【図10】ハンド冷却装置の全体の構成を示すブロック
図である。
【図11】ハンド冷却装置の第2の実施例を示す図であ
る。
【図12】ハンド冷却装置の第3の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101,102 移動機構 140 水平アーム機構 150a,150b,150c,150d ハンド(基
板載置手段) 160 ハンド間隔駆動ユニット 171,172,178 冷却板 176、177 冷却ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を複数の単位処理部間に搬送する基
    板搬送装置であって、 前記基板が載置される基板載置手段と、 前記単位処理部方向に進出した第1の位置と、前記単位
    処理部から後退した第2の位置との間で前記基板載置手
    段を移動させる駆動手段と、 前記第2の位置において前記基板載置手段に接触し、当
    該基板載置手段を所定の温度に調節する温度調節手段
    と、 を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
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