JPH078642Y2 - 隔板構造 - Google Patents
隔板構造Info
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- JPH078642Y2 JPH078642Y2 JP5427992U JP5427992U JPH078642Y2 JP H078642 Y2 JPH078642 Y2 JP H078642Y2 JP 5427992 U JP5427992 U JP 5427992U JP 5427992 U JP5427992 U JP 5427992U JP H078642 Y2 JPH078642 Y2 JP H078642Y2
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、集合住宅のバルコニ等
に設けられ、緊急時には隣戸への避難が可能な隔板構造
に関する。
に設けられ、緊急時には隣戸への避難が可能な隔板構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集合住宅等におけるバルコニの
隣戸との境界位置には、緊急時に隣戸への避難を可能に
するため、破壊可能なボードが組み込まれた隔板構造の
ものが配置されている。従来よりこの隔板構造のものと
しては、方形状に組まれた枠材に足等で蹴破ることが可
能な材質の平板が嵌め込まれているものが多く使用さ
れ、また、このような平板には、石綿ボード等の破壊可
能な材質の板体のものが用いられていた。
隣戸との境界位置には、緊急時に隣戸への避難を可能に
するため、破壊可能なボードが組み込まれた隔板構造の
ものが配置されている。従来よりこの隔板構造のものと
しては、方形状に組まれた枠材に足等で蹴破ることが可
能な材質の平板が嵌め込まれているものが多く使用さ
れ、また、このような平板には、石綿ボード等の破壊可
能な材質の板体のものが用いられていた。
【0003】しかし、上記板体のものを蹴破るためには
十分な力を必要とし、また材質によっても強度にバラつ
きがあったりして、十分な大きさの避難口の確保が容易
に行えないことがあるといった問題点があり、改善が望
まれていた。そして、最近ではこのような状況に鑑み
て、図9に示す隔枠が提案されている(実開平2−14
9001号公報)。この隔枠は、仕切枠31の上端に固
定板34を設け、また仕切枠31の下端に避難用開口3
2を開設し、この開口32を可動板33により開閉可能
にしたものである。そして、この可動板33を回動させ
て倒す構造、或いは可動板33を上方に移動可能にする
構造が開示されている。
十分な力を必要とし、また材質によっても強度にバラつ
きがあったりして、十分な大きさの避難口の確保が容易
に行えないことがあるといった問題点があり、改善が望
まれていた。そして、最近ではこのような状況に鑑み
て、図9に示す隔枠が提案されている(実開平2−14
9001号公報)。この隔枠は、仕切枠31の上端に固
定板34を設け、また仕切枠31の下端に避難用開口3
2を開設し、この開口32を可動板33により開閉可能
にしたものである。そして、この可動板33を回動させ
て倒す構造、或いは可動板33を上方に移動可能にする
構造が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】さて、上記図9に示す
隔枠にあっては、たとえばこの隔枠の近傍に箱等の物が
置かれていた場合には、この物が邪魔になって可動板3
3を十分に回動させるのに支障をきたすといった場合が
予想される。また、可動板33を上方に移動させる構造
のものについては、この可動板33を2枚の固定板34
の間を仕切枠31に沿って可動板33を上方に移動させ
る技術が開示されているが、この可動板33はプーリを
介して一端に重錘が連結された吊持ワイヤによって支持
される構造からなり、また固定板34を回避して移動さ
せることから構造が複雑なものとなっていた。本考案
は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、容易にか
つ確実に避難用開口が開設され、しかも簡便な構造を有
し設置性、経済性にすぐれた隔板構造を提供することを
目的としている。
隔枠にあっては、たとえばこの隔枠の近傍に箱等の物が
置かれていた場合には、この物が邪魔になって可動板3
3を十分に回動させるのに支障をきたすといった場合が
予想される。また、可動板33を上方に移動させる構造
のものについては、この可動板33を2枚の固定板34
の間を仕切枠31に沿って可動板33を上方に移動させ
る技術が開示されているが、この可動板33はプーリを
介して一端に重錘が連結された吊持ワイヤによって支持
される構造からなり、また固定板34を回避して移動さ
せることから構造が複雑なものとなっていた。本考案
は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、容易にか
つ確実に避難用開口が開設され、しかも簡便な構造を有
し設置性、経済性にすぐれた隔板構造を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、本考案に係る隔板構造は、通路の両側に立設
されるレール枠材1と、これらレール枠材1間に設けら
れ、両レール枠材1に沿って上下に摺動する隔て枠5
と、この隔て枠5に嵌め込まれる仕切板4とを備えた通
路を仕切る隔板構造であって、上記隔て枠5には、上記
レール枠材1に接する部位に係合片6を設ける一方、上
記レール枠材1には、上記係合片6と係わり、上記隔て
枠5が通路を閉塞する位置で隔て枠5の降下を係止する
第1の係止片2と、この第1の係止片2の上方に設けら
れ、上記係合片6の上昇移動を許容すると共にこの係合
片6の降下移動を止める第2の係止片3とを設け、避難
時には、上記隔て枠5を上方に引き上げて上記係合片6
を上記第2の係止片3に係合させ、この隔て枠5の下方
に避難のための開口を形成するようにしたものである。
するため、本考案に係る隔板構造は、通路の両側に立設
されるレール枠材1と、これらレール枠材1間に設けら
れ、両レール枠材1に沿って上下に摺動する隔て枠5
と、この隔て枠5に嵌め込まれる仕切板4とを備えた通
路を仕切る隔板構造であって、上記隔て枠5には、上記
レール枠材1に接する部位に係合片6を設ける一方、上
記レール枠材1には、上記係合片6と係わり、上記隔て
枠5が通路を閉塞する位置で隔て枠5の降下を係止する
第1の係止片2と、この第1の係止片2の上方に設けら
れ、上記係合片6の上昇移動を許容すると共にこの係合
片6の降下移動を止める第2の係止片3とを設け、避難
時には、上記隔て枠5を上方に引き上げて上記係合片6
を上記第2の係止片3に係合させ、この隔て枠5の下方
に避難のための開口を形成するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記手段に係る隔板構造は、集合住宅のバルコ
ニ等において隣戸との通路の仕切りのために配設され、
緊急時には仕切りを開放して隣戸同士の連絡を可能にす
るものである。この隔板構造の配設に際しては、例えば
バルコニの通路の建物本体の壁に取付具等を固定し、こ
れにレール枠材1の一方を取り付け、もう一方のレール
枠材1をバルコニの手すり等の壁に同様にして取り付
け、同時に、これらのレール枠材1間に隔て枠5を挟ん
だ状態で取り付けてこの隔て枠5が両レール枠材1に沿
って上下に摺動できるようにする。
ニ等において隣戸との通路の仕切りのために配設され、
緊急時には仕切りを開放して隣戸同士の連絡を可能にす
るものである。この隔板構造の配設に際しては、例えば
バルコニの通路の建物本体の壁に取付具等を固定し、こ
れにレール枠材1の一方を取り付け、もう一方のレール
枠材1をバルコニの手すり等の壁に同様にして取り付
け、同時に、これらのレール枠材1間に隔て枠5を挟ん
だ状態で取り付けてこの隔て枠5が両レール枠材1に沿
って上下に摺動できるようにする。
【0007】また、この隔て枠5が十分下げられ通路を
閉塞する位置で、上記係合片6が上記第1の係止片2と
係合するように、係合片6及び第1の係止片2をそれぞ
れ隔て枠5及びレール枠材1に取り付ける。そして、通
常時には隔て枠5に設けられる係合片6は、上記第1の
係止片2に係止され隔て枠5はこの位置でレール枠材1
に固定される。
閉塞する位置で、上記係合片6が上記第1の係止片2と
係合するように、係合片6及び第1の係止片2をそれぞ
れ隔て枠5及びレール枠材1に取り付ける。そして、通
常時には隔て枠5に設けられる係合片6は、上記第1の
係止片2に係止され隔て枠5はこの位置でレール枠材1
に固定される。
【0008】そして、火災等の緊急時には、避難者は上
記隔て枠5を上に引き上げる。すると、係合片6は第1
の係止片2との係合から離れて上方に移動し、やがて上
方に設けられた上記第2の係止片3と係わるがこの第2
の係止片3は上昇移動を許容するのでそのままここを通
過し、係合片6はこの第2の係止片3の上に移動する。
この位置で避難者が隔て枠5を放しても、係合片6は第
2の係止片3によって降下運動が抑止され、この位置で
隔て枠5が保持される。このため、隔て枠5の下方には
開口が形成され、この開口を通じて避難者は隣戸へと避
難する。
記隔て枠5を上に引き上げる。すると、係合片6は第1
の係止片2との係合から離れて上方に移動し、やがて上
方に設けられた上記第2の係止片3と係わるがこの第2
の係止片3は上昇移動を許容するのでそのままここを通
過し、係合片6はこの第2の係止片3の上に移動する。
この位置で避難者が隔て枠5を放しても、係合片6は第
2の係止片3によって降下運動が抑止され、この位置で
隔て枠5が保持される。このため、隔て枠5の下方には
開口が形成され、この開口を通じて避難者は隣戸へと避
難する。
【0009】
【実施例】以下本考案に係る隔板構造の実施例を図面に
基づき詳細に説明する。図1は、集合住宅のバルコニに
おいて隣戸との間の境界部分に設けられる隔板構造を示
している。この隔板構造は、バルコニの建物本体側の壁
9に上下方向に配設されるレール枠材1aと、バルコニ
の手すりの壁10に上記レール枠材1aと平行に配設さ
れるレール枠材1bと、これらのレール枠材1a,1b
に内接して設けられる隔て板7とを有している。この隔
て板7は、上記両レール枠材1a,1bに沿って上下に
摺動する矩形状の隔て枠5と、この隔て枠5に嵌め込ま
れる矩形状の仕切板4とからなっている。また、上記レ
ール枠材1a,1b及び隔て枠5にはアルミニウム等の
軽金属が用いられている。
基づき詳細に説明する。図1は、集合住宅のバルコニに
おいて隣戸との間の境界部分に設けられる隔板構造を示
している。この隔板構造は、バルコニの建物本体側の壁
9に上下方向に配設されるレール枠材1aと、バルコニ
の手すりの壁10に上記レール枠材1aと平行に配設さ
れるレール枠材1bと、これらのレール枠材1a,1b
に内接して設けられる隔て板7とを有している。この隔
て板7は、上記両レール枠材1a,1bに沿って上下に
摺動する矩形状の隔て枠5と、この隔て枠5に嵌め込ま
れる矩形状の仕切板4とからなっている。また、上記レ
ール枠材1a,1b及び隔て枠5にはアルミニウム等の
軽金属が用いられている。
【0010】上記レール枠材1a,1bは、図2及び図
4に示すように断面コの字状の溝部21が形成されこの
溝部21が互いに向かい合うように配設されている。そ
して、これらレール枠材1a,1bの上端部近傍、中央
部及び下端部近傍には、台形状をした板状のホルダ材2
(第1の係止片に相当)が、この台形状の短辺部2aを
上にして上記溝部21の底面部21aにビス11を用い
て固定され、また、レール枠材1a,1bの中央部より
やや下方位置の底面部21aにロックプレート3(第2
の係止片に相当)がビス11を用いて固定されている
(図5参照)。上記ロックプレート3は図5に示すよう
に、バネ材からなり左右上方にのびるV字形の羽根部3
aを有し、この羽根部3aの先端部はレール枠材1の溝
部21の左右側壁に当接するように形成されている。
4に示すように断面コの字状の溝部21が形成されこの
溝部21が互いに向かい合うように配設されている。そ
して、これらレール枠材1a,1bの上端部近傍、中央
部及び下端部近傍には、台形状をした板状のホルダ材2
(第1の係止片に相当)が、この台形状の短辺部2aを
上にして上記溝部21の底面部21aにビス11を用い
て固定され、また、レール枠材1a,1bの中央部より
やや下方位置の底面部21aにロックプレート3(第2
の係止片に相当)がビス11を用いて固定されている
(図5参照)。上記ロックプレート3は図5に示すよう
に、バネ材からなり左右上方にのびるV字形の羽根部3
aを有し、この羽根部3aの先端部はレール枠材1の溝
部21の左右側壁に当接するように形成されている。
【0011】一方、上記隔て枠5は、この矩形状の隔て
枠5の上下の辺を形成する横枠棒5aと、左右の辺を形
成する縦枠棒5bとからなっている。そして、図4に示
すように各枠棒5a,5bは断面凹字状をなし、この凹
部にはC字状のC状溝部22が形成されている。また、
図2及び図5に示すように上記縦枠棒5bには、C形ホ
ルダ材6(係合片に相当)が取り付けられている。この
C形ホルダ材6は、上記隔て枠5が下げられた通常の位
置にあるとき、このC形ホルダ材6が上記レール枠材1
a,1bに設けられたホルダ材2に係合する位置に取り
付けられる。
枠5の上下の辺を形成する横枠棒5aと、左右の辺を形
成する縦枠棒5bとからなっている。そして、図4に示
すように各枠棒5a,5bは断面凹字状をなし、この凹
部にはC字状のC状溝部22が形成されている。また、
図2及び図5に示すように上記縦枠棒5bには、C形ホ
ルダ材6(係合片に相当)が取り付けられている。この
C形ホルダ材6は、上記隔て枠5が下げられた通常の位
置にあるとき、このC形ホルダ材6が上記レール枠材1
a,1bに設けられたホルダ材2に係合する位置に取り
付けられる。
【0012】このC形ホルダ材6は、図5に示すように
断面凹状の短片からなり、このC形ホルダ材6の裏面部
6bと、上記縦枠棒5bのレール枠材1と摺動する摺動
面23とはビス11を用いて接合されている。また、こ
のC形ホルダ材6の左右の側壁部6aには、この側壁部
6aの下端から上方に向けて鋭角状の切込み部6cが形
成されている。そして上記C形ホルダ材6は、このC形
ホルダ材6の左右の側壁部6aがレール枠材1の溝部2
1に沿って上下に摺動する(図6参照)。一方、上記隔
て枠5の縦枠棒5b及び横枠棒5aで形成される囲い内
には、これら縦枠棒5b及び横枠棒5aに設けられてい
るC状溝部22を利用して仕切板4が嵌め込まれてい
る。
断面凹状の短片からなり、このC形ホルダ材6の裏面部
6bと、上記縦枠棒5bのレール枠材1と摺動する摺動
面23とはビス11を用いて接合されている。また、こ
のC形ホルダ材6の左右の側壁部6aには、この側壁部
6aの下端から上方に向けて鋭角状の切込み部6cが形
成されている。そして上記C形ホルダ材6は、このC形
ホルダ材6の左右の側壁部6aがレール枠材1の溝部2
1に沿って上下に摺動する(図6参照)。一方、上記隔
て枠5の縦枠棒5b及び横枠棒5aで形成される囲い内
には、これら縦枠棒5b及び横枠棒5aに設けられてい
るC状溝部22を利用して仕切板4が嵌め込まれてい
る。
【0013】そして、上記実施例に係る隔板構造のもの
をバルコニに取り付ける際には、図1乃至図3に示すよ
うに、バルコニの建物本体側の壁9に上下方向に数カ所
取付ブラケット8を固定し、これとレール枠材1aに取
り付けられたブラケット8aとを固定する。一方、バル
コニの手すりの壁10にも同様にして取付ブラケット8
を固定し、これとレール枠材1bに取り付けられたブラ
ケット8aとを固定するが、このときには上記隔て板7
を両レール枠材1a,1bの間に挟んで、上記C形ホル
ダ材6がレール枠材1の溝部21に嵌め込まれた状態で
レール枠材1bを取り付ける。
をバルコニに取り付ける際には、図1乃至図3に示すよ
うに、バルコニの建物本体側の壁9に上下方向に数カ所
取付ブラケット8を固定し、これとレール枠材1aに取
り付けられたブラケット8aとを固定する。一方、バル
コニの手すりの壁10にも同様にして取付ブラケット8
を固定し、これとレール枠材1bに取り付けられたブラ
ケット8aとを固定するが、このときには上記隔て板7
を両レール枠材1a,1bの間に挟んで、上記C形ホル
ダ材6がレール枠材1の溝部21に嵌め込まれた状態で
レール枠材1bを取り付ける。
【0014】さて、上記実施例に係る隔板構造は、通常
時にはこの隔板構造の隔て板7は隣戸との境界面を形成
するため下げた状態に保たれる。この状態では、隔て板
7は、この左右の隔て枠5bの上方、中央部及び下方に
取り付けられたC形ホルダ材6が、レール枠材1に設け
られた各ホルダ材2と係合し、隔て板7をその位置で支
持する。このとき図7に示すように、C形ホルダ材6に
設けられた上記切込み部6aは、ホルダ材2の台形状の
左右の傾斜部に嵌まり込んで係止され、隔て板7を固く
レール枠材1に固定し隣戸との間仕切り板としての役割
を果たす。
時にはこの隔板構造の隔て板7は隣戸との境界面を形成
するため下げた状態に保たれる。この状態では、隔て板
7は、この左右の隔て枠5bの上方、中央部及び下方に
取り付けられたC形ホルダ材6が、レール枠材1に設け
られた各ホルダ材2と係合し、隔て板7をその位置で支
持する。このとき図7に示すように、C形ホルダ材6に
設けられた上記切込み部6aは、ホルダ材2の台形状の
左右の傾斜部に嵌まり込んで係止され、隔て板7を固く
レール枠材1に固定し隣戸との間仕切り板としての役割
を果たす。
【0015】そして、火災等の緊急事態が発生しバルコ
ニ越しに隣戸に避難する必要が生じた場合には、避難者
は隔て板7を引き上げ、レール枠材1a,1bに沿って
隔て板7を上方に移動させる。すると、隔て枠5に設け
られている各C形ホルダ材6はホルダ材2の係止から解
除され、レール枠材1の溝部21内を摺動して上に移動
し、やがてロックプレート3の位置に到達する。さらに
C形ホルダ材6が上昇すると、C形ホルダ材6の側壁部
6aは、ロックプレート3のV字形の羽根部3aの先端
部を内側へ押し曲げながら上昇し、やがてC形ホルダ材
6がロックプレート3を通り過ぎると、ロックプレート
のV字形の羽根部3aは弾性力により元の位置に戻り、
この羽根部3aの先端部はレール枠材1の溝部21の左
右側壁21bに当接する。
ニ越しに隣戸に避難する必要が生じた場合には、避難者
は隔て板7を引き上げ、レール枠材1a,1bに沿って
隔て板7を上方に移動させる。すると、隔て枠5に設け
られている各C形ホルダ材6はホルダ材2の係止から解
除され、レール枠材1の溝部21内を摺動して上に移動
し、やがてロックプレート3の位置に到達する。さらに
C形ホルダ材6が上昇すると、C形ホルダ材6の側壁部
6aは、ロックプレート3のV字形の羽根部3aの先端
部を内側へ押し曲げながら上昇し、やがてC形ホルダ材
6がロックプレート3を通り過ぎると、ロックプレート
のV字形の羽根部3aは弾性力により元の位置に戻り、
この羽根部3aの先端部はレール枠材1の溝部21の左
右側壁21bに当接する。
【0016】このため、C形ホルダ材6がロックプレー
ト3を通過する位置まで隔て板7を引き上げた後には、
この隔て板7を放しても、隔て板7が降下してC形ホル
ダ材6がロックプレート3のV字形の羽根部3aに到達
すれば、この羽根部3aの先端部とC形ホルダ材6の側
壁部6aの下端部とが係合し、隔て板7をこの位置で支
持する。この支持した状態では、隔て板7の下方には開
口が形成され、この開口を通じて避難者は隣戸へ避難す
る。
ト3を通過する位置まで隔て板7を引き上げた後には、
この隔て板7を放しても、隔て板7が降下してC形ホル
ダ材6がロックプレート3のV字形の羽根部3aに到達
すれば、この羽根部3aの先端部とC形ホルダ材6の側
壁部6aの下端部とが係合し、隔て板7をこの位置で支
持する。この支持した状態では、隔て板7の下方には開
口が形成され、この開口を通じて避難者は隣戸へ避難す
る。
【0017】図8に示すのは、他の実施例に係るロック
プレート15を示したものである。このロックプレート
15は2枚の長尺状の板片13を有し、この両板片13
を合わせこれらの端部に孔を設けてボルト14を挿入
し、これをレール枠材1の底面部21aにナットを用い
て取り付ける。そして、上記2枚の板片13は自由に開
閉できるものとし、このため通常時には2枚の板片13
はV字形に開いた状態でこれら板片13の先端部がレー
ル枠材1の溝部21の左右側壁21bに当接している。
そして、C形ホルダ材6が上昇してこのロックプレート
15を通過するときには、C形ホルダ材6の側壁部6a
の影響でロックプレート15のV字状の2枚の板片13
が少し閉じてC形ホルダ材6がここを通過し、やがて、
C形ホルダ材6がロックプレート15を通り過ぎると、
V字形の板片13は自重で開いてこれら板片13の先端
部はレール枠材1の左右側壁に再び当接する。この後、
隔て板7が降下移動してC形ホルダ材6がロックプレー
ト15の位置に到達すれば、これら板片13の先端部と
C形ホルダ材6の側壁部6aの下端部とが係合し、上記
実施例におけるロックプレート3と同様に機能する。
プレート15を示したものである。このロックプレート
15は2枚の長尺状の板片13を有し、この両板片13
を合わせこれらの端部に孔を設けてボルト14を挿入
し、これをレール枠材1の底面部21aにナットを用い
て取り付ける。そして、上記2枚の板片13は自由に開
閉できるものとし、このため通常時には2枚の板片13
はV字形に開いた状態でこれら板片13の先端部がレー
ル枠材1の溝部21の左右側壁21bに当接している。
そして、C形ホルダ材6が上昇してこのロックプレート
15を通過するときには、C形ホルダ材6の側壁部6a
の影響でロックプレート15のV字状の2枚の板片13
が少し閉じてC形ホルダ材6がここを通過し、やがて、
C形ホルダ材6がロックプレート15を通り過ぎると、
V字形の板片13は自重で開いてこれら板片13の先端
部はレール枠材1の左右側壁に再び当接する。この後、
隔て板7が降下移動してC形ホルダ材6がロックプレー
ト15の位置に到達すれば、これら板片13の先端部と
C形ホルダ材6の側壁部6aの下端部とが係合し、上記
実施例におけるロックプレート3と同様に機能する。
【0018】従って本実施例に係る隔板構造は、通常時
には、C形ホルダ材6に設けられた鋭角状の切込み部6
cがホルダ材2に深く嵌入して係止されているので、隔
て板7が確実にレール枠材1に固定され、大風等に対し
てもガタつかないので隣戸との間仕切り板としての機能
が十分発揮される。そして避難時には、隔て板7を必要
な高さまで引き上げるのみで、自動的に隔て板7が係止
され容易にしかも確実に避難のための開口が確保され
る。また、隔て板7を引き上げる方式なので、隔て板7
の付近に物がある場合でも支障がない。
には、C形ホルダ材6に設けられた鋭角状の切込み部6
cがホルダ材2に深く嵌入して係止されているので、隔
て板7が確実にレール枠材1に固定され、大風等に対し
てもガタつかないので隣戸との間仕切り板としての機能
が十分発揮される。そして避難時には、隔て板7を必要
な高さまで引き上げるのみで、自動的に隔て板7が係止
され容易にしかも確実に避難のための開口が確保され
る。また、隔て板7を引き上げる方式なので、隔て板7
の付近に物がある場合でも支障がない。
【0019】さらに、レール枠材1と隔て板7及びこれ
らに取り付けられる簡単な部品のみで構成されているの
で、隔て板7自体にはC形ホルダ材6を取り付ける以外
特別な加工を施す必要がなく、このため構造が簡便であ
るので設置及び加工が容易となり経済的にすぐれたもの
となっている。また、隔て板7を破壊するものでないの
で隔て板7の材質が自由に選択できて都合がよい。
らに取り付けられる簡単な部品のみで構成されているの
で、隔て板7自体にはC形ホルダ材6を取り付ける以外
特別な加工を施す必要がなく、このため構造が簡便であ
るので設置及び加工が容易となり経済的にすぐれたもの
となっている。また、隔て板7を破壊するものでないの
で隔て板7の材質が自由に選択できて都合がよい。
【0020】なお、上記実施例で用いた隔て板7は、矩
形状の隔て枠5と、この隔て枠5に嵌め込まれる仕切板
4とからなっているが、隔て枠5を有しない適当な厚さ
の仕切板のみで隔て板7を構成してもよいのは勿論であ
る。この場合、C形ホルダ材6は仕切板の側壁に直接取
り付けられることになる。
形状の隔て枠5と、この隔て枠5に嵌め込まれる仕切板
4とからなっているが、隔て枠5を有しない適当な厚さ
の仕切板のみで隔て板7を構成してもよいのは勿論であ
る。この場合、C形ホルダ材6は仕切板の側壁に直接取
り付けられることになる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る隔板
構造によれば、通路の両側に立設されるレール枠材1に
沿って上下に摺動する仕切板4が嵌め込まれた隔て枠5
を備え、上記隔て枠5には、上記レール枠材1に接する
部位に係合片6を設ける一方、上記レール枠材1には、
上記係合片6と係わり、上記隔て枠5が通路を閉塞する
位置で隔て枠5の降下を係止する第1の係止片2と、こ
の第1の係止片2の上方に設けられ、上記係合片6の上
昇移動を許容すると共にこの係合片6の降下移動を止め
る第2の係止片3とを設けた構成を採用したから、通常
時には、係合片6が第1の係止片2によって係止され隔
て枠5が確実にレール枠材1に固定され隣戸との間仕切
り板として有効に機能し、緊急時には避難者が隔て枠5
を必要な高さまで引き上げるのみで自動的に隔て枠5が
係止され、容易にしかも確実に避難のための開口が確保
できる。
構造によれば、通路の両側に立設されるレール枠材1に
沿って上下に摺動する仕切板4が嵌め込まれた隔て枠5
を備え、上記隔て枠5には、上記レール枠材1に接する
部位に係合片6を設ける一方、上記レール枠材1には、
上記係合片6と係わり、上記隔て枠5が通路を閉塞する
位置で隔て枠5の降下を係止する第1の係止片2と、こ
の第1の係止片2の上方に設けられ、上記係合片6の上
昇移動を許容すると共にこの係合片6の降下移動を止め
る第2の係止片3とを設けた構成を採用したから、通常
時には、係合片6が第1の係止片2によって係止され隔
て枠5が確実にレール枠材1に固定され隣戸との間仕切
り板として有効に機能し、緊急時には避難者が隔て枠5
を必要な高さまで引き上げるのみで自動的に隔て枠5が
係止され、容易にしかも確実に避難のための開口が確保
できる。
【0022】また、簡便な構造を有しているため設置
性、経済性にすぐれているといった効果がある。さら
に、仕切板4を破壊するものでないので仕切板4の材質
が自由に選択できて都合がよい。
性、経済性にすぐれているといった効果がある。さら
に、仕切板4を破壊するものでないので仕切板4の材質
が自由に選択できて都合がよい。
【図1】本考案の実施例に係る隔板構造の説明図であ
る。
る。
【図2】実施例に係る隔板構造の全体の斜視図である。
【図3】図2中III −III 線断面図である。
【図4】実施例に係る隔板構造の詳細な斜視図である。
【図5】レール枠材と隔て枠との係合部を示す図であ
る。
る。
【図6】隔て枠がレール枠材に沿って摺動する状態を示
す図である。
す図である。
【図7】C形ホルダ材とロックプレート或いはホルダ材
との係合を示す図である。
との係合を示す図である。
【図8】他の実施例に係るロックプレートを示す図であ
る。
る。
【図9】従来例に係る隔板構造の斜視図である。
1 レール枠材 2 ホルダ材(第1の係止片) 3 ロックプレート(第2の係止片) 4 仕切板 5 隔て枠 6 C形ホルダ材(係合片)
Claims (1)
- 【請求項1】 通路の両側に立設されるレール枠材
(1)と、これらレール枠材(1)間に設けられ、両レ
ール枠材(1)に沿って上下に摺動する隔て枠(5)
と、この隔て枠(5)に嵌め込まれる仕切板(4)とを
備えた通路を仕切る隔板構造であって、 上記隔て枠(5)には、上記レール枠材(1)に接する
部位に係合片(6)を設ける一方、 上記レール枠材(1)には、上記係合片(6)と係わ
り、上記隔て枠(5)が通路を閉塞する位置で隔て枠
(5)の降下を係止する第1の係止片(2)と、この第
1の係止片(2)の上方に設けられ、上記係合片(6)
の上昇移動を許容すると共にこの係合片(6)の降下移
動を止める第2の係止片(3)とを設け、 避難時には、上記隔て枠(5)を上方に引き上げて上記
係合片(6)を上記第2の係止片(3)に係合させ、こ
の隔て枠(5)の下方に避難のための開口を形成するこ
とを特徴とする隔板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5427992U JPH078642Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 隔板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5427992U JPH078642Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 隔板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616503U JPH0616503U (ja) | 1994-03-04 |
| JPH078642Y2 true JPH078642Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=12966131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5427992U Expired - Fee Related JPH078642Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 隔板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078642Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007320387A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤの保護用具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7699381B2 (ja) * | 2022-04-05 | 2025-06-27 | 株式会社サンレール | 方立 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP5427992U patent/JPH078642Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007320387A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤの保護用具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616503U (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |