JPH078647Y2 - 鉄骨軸組構造またはラーメン構造におけるx形ブレース構造 - Google Patents
鉄骨軸組構造またはラーメン構造におけるx形ブレース構造Info
- Publication number
- JPH078647Y2 JPH078647Y2 JP12512088U JP12512088U JPH078647Y2 JP H078647 Y2 JPH078647 Y2 JP H078647Y2 JP 12512088 U JP12512088 U JP 12512088U JP 12512088 U JP12512088 U JP 12512088U JP H078647 Y2 JPH078647 Y2 JP H078647Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame structure
- braces
- steel frame
- shaped brace
- brace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鉄骨軸組構造またはラーメン構造において地震
力や風圧力等の外力に抵抗するために用いられるX形ブ
レース構造に係るものである。
力や風圧力等の外力に抵抗するために用いられるX形ブ
レース構造に係るものである。
(従来の技術) 従来、建築物構造体に加わる水平力に対して変形しない
ように、第7図に示すように、相対する柱(a)は同両
柱(a)間に配設された上下の横架材とによって区画さ
れた四角形状の壁空間に、対角線に沿って延びる筋違材
(c)(c)が配設されている。
ように、第7図に示すように、相対する柱(a)は同両
柱(a)間に配設された上下の横架材とによって区画さ
れた四角形状の壁空間に、対角線に沿って延びる筋違材
(c)(c)が配設されている。
而して従来の筋違として、 (i)木製の筋違のように外力が加わると、筋違材は圧
縮方向にのみ働くもの、 (ii)剛性のある鉄骨鋼材を用いた筋違のように、外力
が加わると、一方の筋違材は引張方向に、他方の筋違材
は圧縮方向に働くもの、 (iii)圧縮剛性のない鋼棒、平鋼板を用いた筋違のよ
うに、外力が加わると、一方の筋違材のみ引張方向に働
くもの、 が使用され、これらの筋違は、夫々の建築物の構造、規
模等によって、その特性を生かして使い分けられてい
る。
縮方向にのみ働くもの、 (ii)剛性のある鉄骨鋼材を用いた筋違のように、外力
が加わると、一方の筋違材は引張方向に、他方の筋違材
は圧縮方向に働くもの、 (iii)圧縮剛性のない鋼棒、平鋼板を用いた筋違のよ
うに、外力が加わると、一方の筋違材のみ引張方向に働
くもの、 が使用され、これらの筋違は、夫々の建築物の構造、規
模等によって、その特性を生かして使い分けられてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら前記従来の筋違には次のような問題点があ
った。
った。
即ち前記(i)(ii)のように、対角線状に配設された
筋違材を圧縮材として働かせると、同筋違材の断面が大
きくなり不経済である。
筋違材を圧縮材として働かせると、同筋違材の断面が大
きくなり不経済である。
また前記(iii)のように、圧縮剛性のない筋違材を使
用した場合は、引張り方向のみ抵抗し、圧縮側の筋違材
は第7図に示すように座屈を生じて有効に作用しない。
用した場合は、引張り方向のみ抵抗し、圧縮側の筋違材
は第7図に示すように座屈を生じて有効に作用しない。
図中δは筋違材(c)の変形量である。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、水平外力に対して4本
の筋違材がすべて引張材として有効に働く、構造上合理
的で、経済性の優れた鉄骨軸組構造またはラーメン構造
におけるX形筋違構造を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、水平外力に対して4本
の筋違材がすべて引張材として有効に働く、構造上合理
的で、経済性の優れた鉄骨軸組構造またはラーメン構造
におけるX形筋違構造を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案に係る鉄骨軸組構造
またはラーメン構造におけるX形ブレース構造は、鉄骨
軸組構造またはラーメン構造における相対する柱と、同
両柱間に配設された上下一双の横架材とによって区画さ
れた四角形状の壁空間に、夫々同壁空間の一双の対角線
に沿って延びる4本の筋違材を片持状に配設し、同各筋
違材の基端部を前記壁空間の各々の隅角部に配設したガ
セットプレートにピン接合するとともに、前記各筋違材
の自由端部に滑車を装架し、同各滑車間に無端状線条を
架渡して構成されている。
またはラーメン構造におけるX形ブレース構造は、鉄骨
軸組構造またはラーメン構造における相対する柱と、同
両柱間に配設された上下一双の横架材とによって区画さ
れた四角形状の壁空間に、夫々同壁空間の一双の対角線
に沿って延びる4本の筋違材を片持状に配設し、同各筋
違材の基端部を前記壁空間の各々の隅角部に配設したガ
セットプレートにピン接合するとともに、前記各筋違材
の自由端部に滑車を装架し、同各滑車間に無端状線条を
架渡して構成されている。
請求項2の考案においては、前記無端状線条はヤング係
数が大きく、可撓性を有する線条より構成されている。
数が大きく、可撓性を有する線条より構成されている。
(作用) 本考案に係るX形ブレース構造においては、鉄骨軸組構
造またはラーメン構造において相対する柱と同両柱間に
配設された上下一双の横架材とによって区画された四角
形状の前記壁空間に、一双の対角線に沿って片持状に配
設され、且つ基端部が同空間の隅角部に設けたガセット
プレートにピン接合された4本の筋違材の各自由端の滑
車間に亘って無端状の線条が架渡されているので、水平
力に対して同線条が同各滑車の外周面に沿って自由に移
動するとともに、前記各筋違が基端ピン接合部を中心と
して揺動し、かくして各方向の筋違材は自由に変位し、
すべての筋違材が引張材として働き、外力に強力に抵抗
する。
造またはラーメン構造において相対する柱と同両柱間に
配設された上下一双の横架材とによって区画された四角
形状の前記壁空間に、一双の対角線に沿って片持状に配
設され、且つ基端部が同空間の隅角部に設けたガセット
プレートにピン接合された4本の筋違材の各自由端の滑
車間に亘って無端状の線条が架渡されているので、水平
力に対して同線条が同各滑車の外周面に沿って自由に移
動するとともに、前記各筋違が基端ピン接合部を中心と
して揺動し、かくして各方向の筋違材は自由に変位し、
すべての筋違材が引張材として働き、外力に強力に抵抗
する。
請求項2の考案によれば、前記各筋違材の先端に装架さ
れた滑車間に架渡された無端条線条が、ヤング係数が大
で可撓性を有する線条より構成されたことによって、同
線条が常に前記各筋違材先端の滑車間を水平外力に即応
してゆるみなく緊張状態で変位し、各筋違材を引張材と
して働き、水平力に抵抗せしめるものである。
れた滑車間に架渡された無端条線条が、ヤング係数が大
で可撓性を有する線条より構成されたことによって、同
線条が常に前記各筋違材先端の滑車間を水平外力に即応
してゆるみなく緊張状態で変位し、各筋違材を引張材と
して働き、水平力に抵抗せしめるものである。
(実施例) 以下本考案を鉄骨軸組構造に適用した図示の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
相対する一双の柱(A)(A)と、同両柱(A)(A)
間に配設された上下一双の横架材(B)(B)とによっ
て壁空間を区画し、同空間の四隅に、夫々前記柱(A)
及び横架材(B)に跨ってボルト孔を有するガセットプ
レート(1)が固定される。
間に配設された上下一双の横架材(B)(B)とによっ
て壁空間を区画し、同空間の四隅に、夫々前記柱(A)
及び横架材(B)に跨ってボルト孔を有するガセットプ
レート(1)が固定される。
前記壁空間には対角線に沿って4本の鋼棒または平鋼板
製の筋違材(2)が片持状に配設され、同各筋違材
(2)の基端部にはボルト孔を有する羽子板(3)が溶
着され(第4図参照)、同羽子板(3)が前記ガセット
プレート(1)にボルト(4)を介してピン接合され、
前記各筋違材(2)の自由端部には、滑車(5)が装架
されている。
製の筋違材(2)が片持状に配設され、同各筋違材
(2)の基端部にはボルト孔を有する羽子板(3)が溶
着され(第4図参照)、同羽子板(3)が前記ガセット
プレート(1)にボルト(4)を介してピン接合され、
前記各筋違材(2)の自由端部には、滑車(5)が装架
されている。
更に方形の頂点に位置する前記4本の筋違材(2)の各
先端部に装架された滑車(5)に亘って、ヤング係数が
大きく可撓性のあるワイヤロープ等の無端状線条(6)
が架渡され、同線条(6)及び前記各滑車(5)によっ
て前記筋違材(2)が連結されている。
先端部に装架された滑車(5)に亘って、ヤング係数が
大きく可撓性のあるワイヤロープ等の無端状線条(6)
が架渡され、同線条(6)及び前記各滑車(5)によっ
て前記筋違材(2)が連結されている。
図示の実施例に示すX形ブレース構造においては、水平
外力がかかると、前記各筋違材(2)はガセットプレー
ト(1)に対するボルト(4)による枢支点を中心とし
て揺動するとともに、前記各筋違材(2)自由端の各滑
車(5)間に亘って架渡された無端状線条(6)が同各
滑車(5)間で自由に移動し、前記X形ブレース構造は
第6図の鎖線に示すように変形し、前記各筋違材(2)
は水平外力に対して引張材として働き、同水平外力に対
して強力に抵抗する。
外力がかかると、前記各筋違材(2)はガセットプレー
ト(1)に対するボルト(4)による枢支点を中心とし
て揺動するとともに、前記各筋違材(2)自由端の各滑
車(5)間に亘って架渡された無端状線条(6)が同各
滑車(5)間で自由に移動し、前記X形ブレース構造は
第6図の鎖線に示すように変形し、前記各筋違材(2)
は水平外力に対して引張材として働き、同水平外力に対
して強力に抵抗する。
(考案の効果) 本考案に係るX形ブレース構造は前記したように、鉄骨
軸組構造またはラーメン構造において、相対する柱と、
同両柱間に配設された上下一双の横架材によって区画さ
れた四角形状の壁空間の一双の対角線に沿って4本の筋
違材が片持状に配設され、同各筋違材の基端部を前記壁
空間の各隅角部に配設したガセットプレートにピン接合
されたことによって、同ピン接合部を中心として前記各
筋違材は自由に揺動することができるように構成され、
更に同各筋違材はその自由端部に滑車が装架され、同各
滑車間に無端状線条が架渡されたことによって、建物架
構に水平力が加わり前記鉄骨軸組に変形が生じたとき、
前記4本の筋違材が引張材として働き、外力に抵抗し、
地震、風圧等の水平力に対応することができる。
軸組構造またはラーメン構造において、相対する柱と、
同両柱間に配設された上下一双の横架材によって区画さ
れた四角形状の壁空間の一双の対角線に沿って4本の筋
違材が片持状に配設され、同各筋違材の基端部を前記壁
空間の各隅角部に配設したガセットプレートにピン接合
されたことによって、同ピン接合部を中心として前記各
筋違材は自由に揺動することができるように構成され、
更に同各筋違材はその自由端部に滑車が装架され、同各
滑車間に無端状線条が架渡されたことによって、建物架
構に水平力が加わり前記鉄骨軸組に変形が生じたとき、
前記4本の筋違材が引張材として働き、外力に抵抗し、
地震、風圧等の水平力に対応することができる。
従来のX形筋違は引張力と圧縮力の両方が働き、圧縮側
筋違材は大きな断面材でないと座屈を生じ、水平力に抵
抗できない。しかるに本考案において4本の筋違材が引
張材となり、座屈の問題がないので、小さい部材で水平
力に抵抗でき、しかも常に4本の筋違材が抵抗するため
に、従来の圧縮材として働く筋違材に比較して棒鋼、平
鋼板を使用することによって、断面積が節減され、軽量
化された筋違が構成される。
筋違材は大きな断面材でないと座屈を生じ、水平力に抵
抗できない。しかるに本考案において4本の筋違材が引
張材となり、座屈の問題がないので、小さい部材で水平
力に抵抗でき、しかも常に4本の筋違材が抵抗するため
に、従来の圧縮材として働く筋違材に比較して棒鋼、平
鋼板を使用することによって、断面積が節減され、軽量
化された筋違が構成される。
請求項2の考案は、前記各筋違材の自由端に装架された
無端状線条をワイヤロープの如きヤング係数が大きく、
且つ可撓性を有する線条より構成したことによって、同
線条が常に前記各筋違材先端の滑車間を、水平外力に即
応して、ゆるみなく緊張状態で変位し、前記各筋違材が
引張材として働き、水平外力に強力に抵抗しうるもので
ある。
無端状線条をワイヤロープの如きヤング係数が大きく、
且つ可撓性を有する線条より構成したことによって、同
線条が常に前記各筋違材先端の滑車間を、水平外力に即
応して、ゆるみなく緊張状態で変位し、前記各筋違材が
引張材として働き、水平外力に強力に抵抗しうるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る鉄骨軸組構造またはラーメン構造
におけるX形ブレース構造の一実施例を示す正面図、第
2図は筋違材先端部を拡大して示す正面図、第3図はそ
の側面図、第4図は筋違材基端部を拡大して示す正面
図、第5図はその側面図、第6図は本考案に係るX形ブ
レース構造の作用説明図、第7図は従来の筋違の正面図
である。 (A)……柱、(B)……横架材 (1)……ガセットプレート、(2)……筋違材、
(4)……ボルト (5)……滑車、(6)……無端状線条
におけるX形ブレース構造の一実施例を示す正面図、第
2図は筋違材先端部を拡大して示す正面図、第3図はそ
の側面図、第4図は筋違材基端部を拡大して示す正面
図、第5図はその側面図、第6図は本考案に係るX形ブ
レース構造の作用説明図、第7図は従来の筋違の正面図
である。 (A)……柱、(B)……横架材 (1)……ガセットプレート、(2)……筋違材、
(4)……ボルト (5)……滑車、(6)……無端状線条
Claims (2)
- 【請求項1】鉄骨軸組構造またはラーメン構造における
相対する柱と、同両柱間に配設された上下一双の横架材
とによって区画された四角形状の壁空間に、夫々同壁空
間の一双の対角線に沿って延びる4本の筋違材を片持状
に配設し、同各筋違材の基端部を前記壁空間の各々の隅
角部に配設したガセットプレートにピン接合するととも
に、前記各筋違材の自由端部に滑車を装架し、同各滑車
間に無端状線条を架渡してなることを特徴とする鉄骨軸
組構造またはラーメン構造におけるX形ブレース構造。 - 【請求項2】前記無端状線条はヤング係数が大きく、可
撓性を有する線条より構成された請求項1記載の鉄骨軸
組構造またはラーメン構造におけるX形ブレース構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12512088U JPH078647Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 鉄骨軸組構造またはラーメン構造におけるx形ブレース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12512088U JPH078647Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 鉄骨軸組構造またはラーメン構造におけるx形ブレース構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247301U JPH0247301U (ja) | 1990-03-30 |
| JPH078647Y2 true JPH078647Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31375442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12512088U Expired - Lifetime JPH078647Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 鉄骨軸組構造またはラーメン構造におけるx形ブレース構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078647Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP12512088U patent/JPH078647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0247301U (ja) | 1990-03-30 |
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