JPH0786652A - 積層型電気・歪変換素子 - Google Patents

積層型電気・歪変換素子

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Publication number
JPH0786652A
JPH0786652A JP5251036A JP25103693A JPH0786652A JP H0786652 A JPH0786652 A JP H0786652A JP 5251036 A JP5251036 A JP 5251036A JP 25103693 A JP25103693 A JP 25103693A JP H0786652 A JPH0786652 A JP H0786652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
amount
conversion element
electrostrictive
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5251036A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Fujio
尚光 藤生
Kenichi Muramatsu
研一 村松
Tatsushi Nomura
達士 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5251036A priority Critical patent/JPH0786652A/ja
Publication of JPH0786652A publication Critical patent/JPH0786652A/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流バイアスを印加し一定の伸び量を確保し
た後この伸び量を基準にさらに微細に伸縮させることが
できるようにする。 【構成】 表裏面に銀ペーストからなる電極11,1
1’が形成されたジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電材料
からなるセラミック素材10と、同じく表裏面に電極1
3,13’が形成されたマグネシウム酸ニオブ酸鉛系電
歪材料からなるセラミック素材12を一つの素子として
合わせて積層した。各セラミック素材10,12間には
金属電極板15,16がそれぞれ介在されており、これ
らの電極板15,16は、各セラミック素材10,12
毎にリード線18,19に接続され、高電圧が印加され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印加電圧に応じて伸縮
する積層型電気・歪変換素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光または磁気ディスクヘッド、各
種光学装置、精密工作機械等の精密位置決め装置におい
ては、例えば特開昭63−136581号公報「積層型
圧電体」、特公昭63−17354号公報「電歪効果素
子」等に開示されているように、圧電素子を多数積層し
て形成し、印加する電圧に応じて圧電素子を伸縮させる
ことによりアクチュエータとして用いることが行われて
いる。
【0003】図2はこのような積層型電気・歪変換素子
の基本的構成を示す断面図で、表裏面にそれぞれ電極
2,2’が形成された複数枚の薄膜状セラミックス圧電
体1を外部電極3を介して積層し、これら外部電極3を
一つおきに同電位になるようリード線4,5を介して電
源に接続することにより各セラミック圧電体1を電気的
に並列に接続して積層型電気・歪変換素子6を構成し、
これに高電圧(例:1KV/mm以上)を印加すること
により各セラミック圧電体1に歪みを発生させ、逆に外
力を加えて変形させると外力に比例して圧電体の表面に
電荷を生じて電圧を発生させるようにしたものである。
このような性質を圧電と呼んでいる。
【0004】物質が圧電性を有するか否かは物質のもつ
結晶の対称性で決まり、点対称性をもたない結晶構造の
ものが圧電性をもち得る。圧電材料の最も代表的なもの
としては、ジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電材料、例え
ばPb(Ti0.48Zr0.523Zr0.52)O3 が知られて
いる。このような圧電材料においては、印加した電界に
比例して歪が発生し、20%程度のヒステリシスが有る
ものの0.7〜1×10-3の大きな歪が得られる。一
方、対称中心をもつ結晶は電歪効果(印加した電界の2
乗に比例して歪が発生する)はあるが、圧電性を示さな
い。このような電歪材料としては、マグネシウム酸ニオ
ブ酸鉛系電歪材料、例えばPb(Mg1/3Nb2/3)O3
が知られており、組成を選べば、歪量は圧電材料に比べ
て減少するものの、ヒステリシスを1%程度に抑えるこ
とができる。積層型電気・歪変換素子の従来までの応用
に関しては、圧電材料と電歪材料のうちどちらか一方の
素材を選択して素子とすれば十分であった。なお、図2
において7は絶縁体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近、このよ
うな圧電または電歪素子からなるセラミック素材を用い
た積層型電気・歪変換素子がアクチュエータとして生産
用機械等にも使用されるに及び、従来の積層型電気・歪
変換素子では十分満足することのできない応用が発生し
てきている。具体的には、直流バイアスを印加し一定の
伸び量を確保した後この伸び量を基準に微細に積層型電
気・歪変換素子を伸縮させることを必要とする応用であ
る。これを実現するために、圧電材料のみを用いたので
は大きなヒステリシスが原因となり微細な伸縮量の再現
性に乏しくなり、またヒステリシスの少ない電歪材料の
みを用いた場合には歪量が少ないため必要なストローク
を確保するために素子長が非常に長くなるという問題点
が存在していた。
【0006】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点および要請に応えるべくなされたもので、その
目的とするところは、直流バイアスを印加し一定の伸び
量を確保した後この伸び量を基準にさらに微細に伸縮さ
せることができるようにした積層型電気・歪変換素子を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る積層型電気・歪変換素子は、表裏面に電極
が形成されたジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電材料から
なるセラミック素材と同じく表裏面に電極が形成された
マグネシウム酸ニオブ酸鉛系電歪材料からなるセラミッ
ク素材を一つの素子として合わせて積層したものであ
る。
【0008】
【作用】本発明においてはジルコニウム酸チタン酸鉛系
圧電材料からなるセラミック素材に一定の電圧を印加す
ることで基準となる伸び量を得、この圧電素子に印加す
る電圧を保持したままマグネシウム酸ニオブ酸鉛系電歪
材料に変化する電圧を印加することで基準伸び量に対し
て必要な変化量を与える。ジルコニウム酸チタン酸鉛系
圧電材料からなるセラミック素材は歪量が大きいため電
歪材料のみを用いた場合に比べ非常に短い素子長で必要
な伸び量を与えることができ、しかも印加電圧が変化し
ないためヒステリシスを生ずることはない。ジルコニウ
ム酸チタン酸鉛系圧電材料からなるセラミック素材はそ
れ自体では歪量が少ないものの、ヒステリシスが1%程
度と少ないため前記圧電素子の歪量と合わせて素子全体
で、一定の伸び量を基準として、これに対して微細な伸
び量の変化を再現性良く与えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る積層型電気・歪変
換素子の一実施例を示す断面図である。なお、図におけ
る各部の厚み、大きさは理解を容易にするため誇張して
示しており、実際の寸法とは異なる。本実施例は、ヘテ
ロダイン干渉計による直接歪測定で、1KV/mmの電
界印加時に歪量が0.9×10-3でヒステリシスが22
%のジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電材料素材からなる
両面に内部電極としての銀ペースト11,11’を塗布
した直径15mm、厚さ0.4mmのセラミック素材1
0を100枚外部電極としての銅製電極板15を介して
積層接着して圧電材料素子部10Aとし、同様に歪量が
0.3×10-3でヒステリシスが1%のマグネシウム酸
ニオブ酸鉛系電歪材料素材からなる両面に同じく内部電
極としての銀ペースト13,13’を塗布した直径15
mm、厚さ0.3mmのセラミック素材12を20枚銅
製電極板16を介して積層接着して電歪素子部12Aと
し、これらの圧電材料素子部10Aと電歪素子部12A
を絶縁材料である酸化アルミニウムペレット17Aを介
して積層接着し、さらに圧電材料素子部10Aの上面お
よび電歪素子部12Aの下面に同じく酸化アルミニウム
ペレット17B,17Cをそれぞれ接着して積層型電気
・歪変換素子を構成し、金属電極板15,16をリード
線18,19を介して別々の電源に接続し、圧電材料素
子部10Aと電歪素子部12Aに各々に適切な電界が印
加されるようにしたものである。銅製電極板15,16
と各セラミック素材10,12との接着には熱硬化性エ
ポキシ系接着剤(図示せず)を用いた。圧電材料素子部
10Aに450Vの電圧を印加すると35μmの伸び量
が得られた。
【0010】ここで、比較のため、圧電材料素子部10
Aへの印加電圧を変化させ、この基準伸び量から1μm
増加した36μmと基準伸び量35μmの間で繰り返し
伸縮させたが、約20%のヒステリシスが存在し、ある
電圧を印加した時に得られる微細伸び量に再現性がなか
った。そこで、本発明に示すように、圧電材料素子部1
0Aへの印加電圧を450Vで一定とし、電歪材料素子
部12Aへ0〜170Vの範囲の電圧を印加して全体素
子長で35μmから36μmの範囲で伸縮させた。この
結果、測定可能な範囲(0.01μm)ではヒステリシ
スが確認されず、電歪材料素子部12Aへの印加電圧を
決定すると一義的に素子長が決定されることが分かっ
た。
【0011】圧電素子材料としてジルコニウム酸チタン
酸鉛系圧電材料素材を用いた理由は、ヒステリシスが2
2%であるものの、歪量が0.9×10-3の大きな歪量
が得られることによる。また、電歪素子材料としてマグ
ネシウム酸ニオブ酸鉛系電歪材料素材を用いた理由は、
歪量が0.3×10-3でヒステリシスを1%程度に抑え
ることができることによる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る積層型
電気・歪変換素子は、ジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電
材料からなるセラミック素材とマグネシウム酸ニオブ酸
鉛系電歪材料からなるセラミック素材とを一つの素子と
して合わせて積層したので、数十μmの基本伸び量に加
えて1/100μm程度の再現性で微細伸び量をコント
ロールすることのできる積層型セラミックアクチュエー
タが得られる。また、基本伸び量を与える部分に圧電材
料ではなく、ヒステリシスと歪量の大きい電歪材料を用
いても本発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型電気・歪変換素子の断面図
である。
【図2】従来の積層型電気・歪変換素子の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ジルコニウム酸チタン酸鉛系圧電材料からなるセ
ラミック素材 11,11’ 銀ペースト 12 マグネシウム酸ニオブ酸鉛系電歪材料からなるセ
ラミック素材 13,13’ 銀ペースト 15 銅製電極板 16 銅製電極板 17A,17B,17C 酸化アルミニウムペレット 18,19 リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏面に電極が形成されたジルコニウム
    酸チタン酸鉛系圧電材料からなるセラミック素材と、同
    じく表裏面に電極が形成されたマグネシウム酸ニオブ酸
    鉛系電歪材料からなるセラミック素材を一つの素子とし
    て合わせて積層したことを特徴とする積層型電気・歪変
    換素子。
JP5251036A 1993-09-14 1993-09-14 積層型電気・歪変換素子 Pending JPH0786652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251036A JPH0786652A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 積層型電気・歪変換素子

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JP5251036A JPH0786652A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 積層型電気・歪変換素子

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JPH0786652A true JPH0786652A (ja) 1995-03-31

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ID=17216665

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JP5251036A Pending JPH0786652A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 積層型電気・歪変換素子

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JP (1) JPH0786652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926560A (en) * 1996-05-13 1999-07-20 Seiko Epson Corporation Method of reading color image, color image reading apparatus and system for reading color image
JP2019525239A (ja) * 2016-08-04 2019-09-05 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 位置決めシステム、位置決めするための方法、リソグラフィ装置及びデバイス製造方法

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US5926560A (en) * 1996-05-13 1999-07-20 Seiko Epson Corporation Method of reading color image, color image reading apparatus and system for reading color image
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