JPH0786693A - 光半導体モジュール - Google Patents
光半導体モジュールInfo
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- JPH0786693A JPH0786693A JP22978193A JP22978193A JPH0786693A JP H0786693 A JPH0786693 A JP H0786693A JP 22978193 A JP22978193 A JP 22978193A JP 22978193 A JP22978193 A JP 22978193A JP H0786693 A JPH0786693 A JP H0786693A
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- JP
- Japan
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- optical
- optical fiber
- optical semiconductor
- semiconductor element
- submount
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4219—Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
- G02B6/4228—Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements
- G02B6/423—Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements using guiding surfaces for the alignment
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- Led Device Packages (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Led Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度特性,光結合特性の再現性に優れた、従
って本質的に大幅な低コスト化と量産化が可能な光半導
体モジュールを提供すること。 【構成】 光軸調整のための複数のガイド溝102にそ
れぞれ光ファイバ104が装着され、且つ光ファイバ1
04の端部付近に光半導体素子105が装着された主基
板101を有してなる光半導体モジュールにおいて、光
ファイバ104が予め主基板101とは別の副基板10
3に保持され、且つ該副基板103に対して光軸方向の
端面位置を調整されたものであることを特徴とする。
って本質的に大幅な低コスト化と量産化が可能な光半導
体モジュールを提供すること。 【構成】 光軸調整のための複数のガイド溝102にそ
れぞれ光ファイバ104が装着され、且つ光ファイバ1
04の端部付近に光半導体素子105が装着された主基
板101を有してなる光半導体モジュールにおいて、光
ファイバ104が予め主基板101とは別の副基板10
3に保持され、且つ該副基板103に対して光軸方向の
端面位置を調整されたものであることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ等の光半
導体素子を基板上に搭載した光半導体モジュールに係わ
り、特に (1)半導体素子と光ファイバとの結合機構、
(2) 気密封止用キャップ構造、(3) ガイドピンを用いた
連結機構、の改良をはかった光半導体モジュールに関す
る。
導体素子を基板上に搭載した光半導体モジュールに係わ
り、特に (1)半導体素子と光ファイバとの結合機構、
(2) 気密封止用キャップ構造、(3) ガイドピンを用いた
連結機構、の改良をはかった光半導体モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】(従来技術1)光ファイバ通信等の分野
では、半導体レーザ,受光素子等の光半導体素子と信号
伝送路になる光ファイバとが光結合された光半導体モジ
ュールが用いられている。しかしながら、一般に光半導
体モジュールは、トランジスタ,集積回路等の通常の半
導体モジュールよりはるかに高価である。これは、光半
導体素子の製造価格によるものではなく、主として光フ
ァイバとの結合調整費用によるものであり、その低コス
ト化はかなり難しかった。
では、半導体レーザ,受光素子等の光半導体素子と信号
伝送路になる光ファイバとが光結合された光半導体モジ
ュールが用いられている。しかしながら、一般に光半導
体モジュールは、トランジスタ,集積回路等の通常の半
導体モジュールよりはるかに高価である。これは、光半
導体素子の製造価格によるものではなく、主として光フ
ァイバとの結合調整費用によるものであり、その低コス
ト化はかなり難しかった。
【0003】このような背景から、低コストで大量生産
可能な光半導体モジュールが求められており、いくつか
の試みが報告,提案されている。その中で、特に半導体
の製造技術を用いた、所謂マイクロマシニング技術の応
用による光半導体モジュールが注目されてきている。こ
のマイクロマシニング技術を応用した光半導体モジュー
ルの特徴は、半導体技術で養われたサブミクロン、即ち
1μm以下の加工精度での機械加工により光半導体素子
と光ファイバとの光軸調整が機械的な組立てだけで可能
になることであり、さらに半導体の製造と同様に一度に
大量の加工が可能なことである。
可能な光半導体モジュールが求められており、いくつか
の試みが報告,提案されている。その中で、特に半導体
の製造技術を用いた、所謂マイクロマシニング技術の応
用による光半導体モジュールが注目されてきている。こ
のマイクロマシニング技術を応用した光半導体モジュー
ルの特徴は、半導体技術で養われたサブミクロン、即ち
1μm以下の加工精度での機械加工により光半導体素子
と光ファイバとの光軸調整が機械的な組立てだけで可能
になることであり、さらに半導体の製造と同様に一度に
大量の加工が可能なことである。
【0004】図25(a)は従来の光半導体モジュール
を示す斜視図であり、前述したようにマイクロマシニン
グ技術を応用して光軸調整の省略と大量生産化をはかっ
た光半導体モジュールの例である。1はモジュール基板
であり、この基板1は光ファイバの位置調整用ガイド溝
2と光半導体素子装着用電極6を備えている。4は光フ
ァイバ、5は光半導体素子で例えば端面放射型の半導体
レーザである。
を示す斜視図であり、前述したようにマイクロマシニン
グ技術を応用して光軸調整の省略と大量生産化をはかっ
た光半導体モジュールの例である。1はモジュール基板
であり、この基板1は光ファイバの位置調整用ガイド溝
2と光半導体素子装着用電極6を備えている。4は光フ
ァイバ、5は光半導体素子で例えば端面放射型の半導体
レーザである。
【0005】ここで、モジュール基板1は例えばSi結
晶を用い、半導体の製造プロセスと同様なフォトリソグ
ラフィーとエッチング技術を用いてガイド溝2を、また
同様にフォトリソグラフィーと蒸着技術を用いて電極6
を形成する。このとき、電極6に所謂半田バンプを用い
れば光半導体素子5を一般に良く知られた半田バンプの
表面張力作用で自己整合的に精密に位置合わせすること
ができる。一方、光ファイバ4はガイド溝2に機械的に
はめ込まれるため、これも精密に位置合わせすることが
できる。かくしてモジュール基板1上に光半導体素子5
と光ファイバ4が位置調整されて装着され、これをモジ
ュールの外梱体に取り付けることで光半導体モジュール
が完成する。
晶を用い、半導体の製造プロセスと同様なフォトリソグ
ラフィーとエッチング技術を用いてガイド溝2を、また
同様にフォトリソグラフィーと蒸着技術を用いて電極6
を形成する。このとき、電極6に所謂半田バンプを用い
れば光半導体素子5を一般に良く知られた半田バンプの
表面張力作用で自己整合的に精密に位置合わせすること
ができる。一方、光ファイバ4はガイド溝2に機械的に
はめ込まれるため、これも精密に位置合わせすることが
できる。かくしてモジュール基板1上に光半導体素子5
と光ファイバ4が位置調整されて装着され、これをモジ
ュールの外梱体に取り付けることで光半導体モジュール
が完成する。
【0006】図25(b)は(a)の光半導体モジュー
ル基板の光軸方向の断面図であり、7は光ファイバのコ
ア、即ち光導波部を示す。光半導体素子5はバンプ電極
6と同形の電極を有し、その電極面がフェースダウンで
装着される。そして、バンプ電極6に電気接続されると
同時に、前述したようにバンプ電極6の溶融処理で半田
材の表面張力作用によりモジュール基板1の所定位置に
機械的な調整が行われる。このとき、光ファイバコア7
と光半導体素子5の能動部が一致するように、予めバン
プ電極6の厚さと光ファイバ4のガイド溝2の形状と深
さを設定しておく。
ル基板の光軸方向の断面図であり、7は光ファイバのコ
ア、即ち光導波部を示す。光半導体素子5はバンプ電極
6と同形の電極を有し、その電極面がフェースダウンで
装着される。そして、バンプ電極6に電気接続されると
同時に、前述したようにバンプ電極6の溶融処理で半田
材の表面張力作用によりモジュール基板1の所定位置に
機械的な調整が行われる。このとき、光ファイバコア7
と光半導体素子5の能動部が一致するように、予めバン
プ電極6の厚さと光ファイバ4のガイド溝2の形状と深
さを設定しておく。
【0007】このようにして作製される光半導体モジュ
ールにおいては、機械的な加工,取付け精度を1μm以
下とすることが可能であり、原理的に機械的な組立て工
程だけで作製可能である。また、その技術的な要点は全
て半導体技術の応用であり、必要部品の加工精度が高
く、しかも一度に多数の部品を作製、即ち半導体ウェハ
上に多数同時に作製できる。従って、このような光半導
体モジュールは光軸調整工程が不要であり、機械的組立
を自動化することで大幅な低コスト化と大量生産化が可
能である。
ールにおいては、機械的な加工,取付け精度を1μm以
下とすることが可能であり、原理的に機械的な組立て工
程だけで作製可能である。また、その技術的な要点は全
て半導体技術の応用であり、必要部品の加工精度が高
く、しかも一度に多数の部品を作製、即ち半導体ウェハ
上に多数同時に作製できる。従って、このような光半導
体モジュールは光軸調整工程が不要であり、機械的組立
を自動化することで大幅な低コスト化と大量生産化が可
能である。
【0008】しかしながら、この種の光半導体モジュー
ルにおいては、光軸調整を必要とする光半導体モジュー
ルに比して大幅に低コスト,量産化が達成可能なもの
の、温度特性や光結合特性の再現性に問題があった。こ
れは、光ファイバの装着時の光軸方向位置の制御に自己
整合機構の不完全さが残っていること、構造上から温度
変化による部材の熱膨張によって光軸が変わること等が
原因である。これを、以下に説明する。
ルにおいては、光軸調整を必要とする光半導体モジュー
ルに比して大幅に低コスト,量産化が達成可能なもの
の、温度特性や光結合特性の再現性に問題があった。こ
れは、光ファイバの装着時の光軸方向位置の制御に自己
整合機構の不完全さが残っていること、構造上から温度
変化による部材の熱膨張によって光軸が変わること等が
原因である。これを、以下に説明する。
【0009】図25で示したモジュール基板1は、光フ
ァイバ4のガイド溝2の形状や深さを制御するため、光
ファイバ4のガイド溝2の形状,大きさがフォトリソグ
ラフィーの精度で自動的に決るように、Siの異方性エ
ッチングを利用している。Si結晶の異方性エッチング
は(111)面で極度にエッチング速度が低下すること
を利用したもので、エッチングを開始する結晶面、マス
クの形状により種々の幾何的な形状を形成できる。その
中でもガイド溝として幅,深さともほぼ一意に決定でき
る組合わせとして、(001)面にスリット状のマスク
を<110>又は<1-10>方向に合わせてエッチング
する組合わせがある。この場合、<110>又は<1-1
0>方向にV字状の溝が形成され、その深さはマスクの
幅で決定できる。
ァイバ4のガイド溝2の形状や深さを制御するため、光
ファイバ4のガイド溝2の形状,大きさがフォトリソグ
ラフィーの精度で自動的に決るように、Siの異方性エ
ッチングを利用している。Si結晶の異方性エッチング
は(111)面で極度にエッチング速度が低下すること
を利用したもので、エッチングを開始する結晶面、マス
クの形状により種々の幾何的な形状を形成できる。その
中でもガイド溝として幅,深さともほぼ一意に決定でき
る組合わせとして、(001)面にスリット状のマスク
を<110>又は<1-10>方向に合わせてエッチング
する組合わせがある。この場合、<110>又は<1-1
0>方向にV字状の溝が形成され、その深さはマスクの
幅で決定できる。
【0010】ところが、ガイド溝2の端部、即ち光ファ
イバ4を装着するガイド溝2の終端部は垂直な壁ではな
く、V溝と同じ傾斜角をもった斜めの壁になっている。
このため、光ファイバ4はその下端の一点がV溝終端部
8に接触し、これにより光軸方向(溝方向)の位置を決
めている。このことが、前述した温度特性や光結合特性
の再現性の低下を引き起こしている。図26(a)はそ
の様子を示したものであり、光ファイバ4の端部がガイ
ド溝端部8の斜面により曲げられて軸ずれ(破線4′)
を起こすものである。
イバ4を装着するガイド溝2の終端部は垂直な壁ではな
く、V溝と同じ傾斜角をもった斜めの壁になっている。
このため、光ファイバ4はその下端の一点がV溝終端部
8に接触し、これにより光軸方向(溝方向)の位置を決
めている。このことが、前述した温度特性や光結合特性
の再現性の低下を引き起こしている。図26(a)はそ
の様子を示したものであり、光ファイバ4の端部がガイ
ド溝端部8の斜面により曲げられて軸ずれ(破線4′)
を起こすものである。
【0011】図26(a)の4′のように屈曲した場
合、光ファイバコア7の位置は容易に数μm、場合によ
り10μm以上の軸ずれを起こし、光結合が大幅に低下
してしまう。この光ファイバの屈曲は、モジュールの組
立て時に光ファイバ4の軸方向の圧力を過剰に加えた場
合や、組立て後に周囲温度が変わって光ファイバ4とモ
ジュール基板1との熱膨張量の差が大きくなった場合に
生じる。また、このような問題を避けるためガイド溝端
部8と光ファイバ4の端部を空間的に離しておくことが
考えられるが、この場合は、光ファイバ4と光半導体素
子の位置関係を精密に制御することが光軸方向でできな
くなり、従って光結合特性の再現性が確保できなくな
る。
合、光ファイバコア7の位置は容易に数μm、場合によ
り10μm以上の軸ずれを起こし、光結合が大幅に低下
してしまう。この光ファイバの屈曲は、モジュールの組
立て時に光ファイバ4の軸方向の圧力を過剰に加えた場
合や、組立て後に周囲温度が変わって光ファイバ4とモ
ジュール基板1との熱膨張量の差が大きくなった場合に
生じる。また、このような問題を避けるためガイド溝端
部8と光ファイバ4の端部を空間的に離しておくことが
考えられるが、この場合は、光ファイバ4と光半導体素
子の位置関係を精密に制御することが光軸方向でできな
くなり、従って光結合特性の再現性が確保できなくな
る。
【0012】このように図25で示した従来技術では原
理的に低コスト,大量生産の可能な光半導体モジュール
が作製可能であるが、その構造的或いは機構的な欠点が
潜在していた。また、その欠点は単一の光ファイバと光
半導体素子の場合より複数の光ファイバを備える場合に
顕著である。これは、複数の光ファイバの場合、一般に
アレイ化光ファイバ、所謂リボンファイバが用いられる
が、そのリボンファイバの製造上の特性により、各光フ
ァイバの先端位置がずれることによる。図26(b)は
その様子を示したものであるが、4a〜4dの4本の光
ファイバがリボンファイバとしてジャケット9でまとめ
られている。
理的に低コスト,大量生産の可能な光半導体モジュール
が作製可能であるが、その構造的或いは機構的な欠点が
潜在していた。また、その欠点は単一の光ファイバと光
半導体素子の場合より複数の光ファイバを備える場合に
顕著である。これは、複数の光ファイバの場合、一般に
アレイ化光ファイバ、所謂リボンファイバが用いられる
が、そのリボンファイバの製造上の特性により、各光フ
ァイバの先端位置がずれることによる。図26(b)は
その様子を示したものであるが、4a〜4dの4本の光
ファイバがリボンファイバとしてジャケット9でまとめ
られている。
【0013】一般に、リボンファイバは別々のプリフォ
ームから線引きされた独立な光ファイバを紫外線硬化樹
脂等で束ねてアレイ化している。このため、各光ファイ
バの弾性特性が微妙に異なり、また束ねる時のよれ方で
異なる応力が加わっている。従って、リボンファイバの
樹脂を部分的に取り除き、正確に長さをそろえて切断し
たとしても時間と共に先端部の位置が変化して長さのば
らつきが生じ易い。また、たとえ注意深く作業してその
変化を極力抑制できたとしても、モジュール組立て時の
加熱冷却の操作によって容易に先端位置の変化が生じ
る。
ームから線引きされた独立な光ファイバを紫外線硬化樹
脂等で束ねてアレイ化している。このため、各光ファイ
バの弾性特性が微妙に異なり、また束ねる時のよれ方で
異なる応力が加わっている。従って、リボンファイバの
樹脂を部分的に取り除き、正確に長さをそろえて切断し
たとしても時間と共に先端部の位置が変化して長さのば
らつきが生じ易い。また、たとえ注意深く作業してその
変化を極力抑制できたとしても、モジュール組立て時の
加熱冷却の操作によって容易に先端位置の変化が生じ
る。
【0014】図26(b)ではA−A′とB−B′の差
がその最小,最大の差を示しているが、数十μmの差は
容易に生じてしまう。このため、複数の光ファイバを用
いた場合、図26(a)に示したような問題が更に大き
く現われるという問題もあった。 (従来技術2)一般に半導体素子は、外気中の湿気や
塵、イオンなどによる劣化を防止するために気密封止や
樹脂封止が施される。特に、光半導体素子は光の入出力
面が汚染に弱いため、通常のパッケージは気密封止構造
である。気密封止は、ガラスにより絶縁された端子を持
つメタルなどのパッケージに、半導体素子をマウントし
たメタル又はセラミックの基板を搭載し、メタルなどの
キャップを半田付けや溶接などによりパッケージに取り
付ける方法が採られている。
がその最小,最大の差を示しているが、数十μmの差は
容易に生じてしまう。このため、複数の光ファイバを用
いた場合、図26(a)に示したような問題が更に大き
く現われるという問題もあった。 (従来技術2)一般に半導体素子は、外気中の湿気や
塵、イオンなどによる劣化を防止するために気密封止や
樹脂封止が施される。特に、光半導体素子は光の入出力
面が汚染に弱いため、通常のパッケージは気密封止構造
である。気密封止は、ガラスにより絶縁された端子を持
つメタルなどのパッケージに、半導体素子をマウントし
たメタル又はセラミックの基板を搭載し、メタルなどの
キャップを半田付けや溶接などによりパッケージに取り
付ける方法が採られている。
【0015】気密封止パッケージの例を図27(a)に
示す。11は光半導体素子で、金属ステム15上に搭載
されたSiサブマウント12上にマウントされている。
Siサブマウント12は金属と半導体素子の熱膨張係数
の違いによる歪防止のためにマウントされる。13はメ
タルリードで、ガラス14によりステム15と絶縁封着
されている。光半導体素子11とメタルリード13とは
ボンディングワイヤ17により電気的に接続されてい
る。16はメタルキャップで、18は外部との光入出力
のための窓でガラスなどで構成され、メタルキャップ1
6と気密接着されて一体となっており、ステム15と溶
接されて半導体素子11は気密封止されている。
示す。11は光半導体素子で、金属ステム15上に搭載
されたSiサブマウント12上にマウントされている。
Siサブマウント12は金属と半導体素子の熱膨張係数
の違いによる歪防止のためにマウントされる。13はメ
タルリードで、ガラス14によりステム15と絶縁封着
されている。光半導体素子11とメタルリード13とは
ボンディングワイヤ17により電気的に接続されてい
る。16はメタルキャップで、18は外部との光入出力
のための窓でガラスなどで構成され、メタルキャップ1
6と気密接着されて一体となっており、ステム15と溶
接されて半導体素子11は気密封止されている。
【0016】ところで、光を信号媒体として用いる場
合、光入出力にはファイバ結合を用いることが有効であ
り、特に通信や情報処理システムの送受信部に光半導体
装置を用いる場合にはファイバ結合型が一般的である。
上記光半導体装置と光ファイバとを結合させる場合は光
ファイバをスリーブに固定し、光半導体素子と光ファイ
バの光軸を調整した後にレーザ溶接などで固定する方法
がとられており、光ファイバや光半導体素子に対して光
半導体装置全体の寸法が大きくなる。
合、光入出力にはファイバ結合を用いることが有効であ
り、特に通信や情報処理システムの送受信部に光半導体
装置を用いる場合にはファイバ結合型が一般的である。
上記光半導体装置と光ファイバとを結合させる場合は光
ファイバをスリーブに固定し、光半導体素子と光ファイ
バの光軸を調整した後にレーザ溶接などで固定する方法
がとられており、光ファイバや光半導体素子に対して光
半導体装置全体の寸法が大きくなる。
【0017】そこで、光結合系を含んだ光半導体装置と
して、メタルパッケージ内に光半導体素子や光ファイバ
を固定したのち、一括して気密封止する方法がある。図
27(b)にその例を示す。21は光半導体素子でSi
サブマウント22上に搭載される。25は光ファイバで
スリーブ26に固定されている。23はメタルパッケー
ジで、Siサブマウント22及び光ファイバ25を搭載
できるような台座を持った構造となっている。光ファイ
バ25は光半導体素子21と光軸調整された後に、台座
27に紫外線硬化接着剤などの接着剤28で固定され
る。スリーブ26とパッケージ24は半田溶接などによ
り気密接着される。29はリッドでパッケージ24と溶
接などにより気密封着される。30はガラスなどにより
パッケージ24と絶縁された気密端子で、外部と光半導
体素子とを電気的に接続する。この場合、前記光半導体
装置に比較すると光半導体素子と光ファイバを一括して
封止するため比較的装置全体の寸法を小さくすることが
可能であるが、気密端子やスリーブが必要であり装置全
体の微小化には限界がある。
して、メタルパッケージ内に光半導体素子や光ファイバ
を固定したのち、一括して気密封止する方法がある。図
27(b)にその例を示す。21は光半導体素子でSi
サブマウント22上に搭載される。25は光ファイバで
スリーブ26に固定されている。23はメタルパッケー
ジで、Siサブマウント22及び光ファイバ25を搭載
できるような台座を持った構造となっている。光ファイ
バ25は光半導体素子21と光軸調整された後に、台座
27に紫外線硬化接着剤などの接着剤28で固定され
る。スリーブ26とパッケージ24は半田溶接などによ
り気密接着される。29はリッドでパッケージ24と溶
接などにより気密封着される。30はガラスなどにより
パッケージ24と絶縁された気密端子で、外部と光半導
体素子とを電気的に接続する。この場合、前記光半導体
装置に比較すると光半導体素子と光ファイバを一括して
封止するため比較的装置全体の寸法を小さくすることが
可能であるが、気密端子やスリーブが必要であり装置全
体の微小化には限界がある。
【0018】また、光半導体素子を用いる場合、外部に
光半導体素子駆動用の電気回路を接続する必要がある。
外部の電気回路とに接続した例を述べる。いくつかの半
導体電子素子を一枚の基板上に実装し、まとめてパッケ
ージする方法がある。特に、素子をベアチップで基板に
実装し一括して気密封止するマルチチップ実装が集積化
には有利な方法である。しかし、光半導体素子を用いる
装置においては、光半導体素子は気密封止された独立の
パッケージを用いて光サブモジュールとし、外部の電気
回路系に接続後さらに一括封止される。従って、光半導
体素子は2重にパッケージングされることが多い。
光半導体素子駆動用の電気回路を接続する必要がある。
外部の電気回路とに接続した例を述べる。いくつかの半
導体電子素子を一枚の基板上に実装し、まとめてパッケ
ージする方法がある。特に、素子をベアチップで基板に
実装し一括して気密封止するマルチチップ実装が集積化
には有利な方法である。しかし、光半導体素子を用いる
装置においては、光半導体素子は気密封止された独立の
パッケージを用いて光サブモジュールとし、外部の電気
回路系に接続後さらに一括封止される。従って、光半導
体素子は2重にパッケージングされることが多い。
【0019】この場合、光半導体素子はメタルによりパ
ッケージされているため、光半導体素子の熱膨張率の違
いによる歪防止のためにSiサブマウントが必要とな
る。従って、Siサブマウントに搭載後さらにメタルパ
ッケージで気密封止することになる。従って、他の半導
体電子素子に比較して光半導体装置の寸法が大きくなり
光半導体素子を用いたことによるモジュール全体の寸法
増加が非常に大きくなるという問題があった。 (従来技術3)光半導体素子と光ファイバ、光導波路と
の光結合や、可搬基板上に高密度に半導体集積回路が実
装された所謂ICカード等の光半導体モジュールにおい
ては、その入出力結合部が他の結合体、例えば光コネク
タや多ピン電気コネクタに、精密に位置合わせされて結
合される必要がある。これは前者の場合、単一モードの
光ファイバや光導波路と半導体レーザを光結合するとき
高精度の位置精度が要求され、後者の場合、ICカード
の記憶容量が大きくなる程その接続ピン数が増加し、接
続ピンの間隔が狭くなって各ピンの大きさが小さく設定
されること等によっている。例えば、光ファイバと半導
体レーザの結合では多モード光ファイバで±5μm以
下、単一モード光ファイバでは±2μm以下の精度が要
求される。また、ICカードの場合、徐々にその精度要
求が厳しくなってきており、将来的には100μmピッ
チで±10μm以下の精度が考えられている。
ッケージされているため、光半導体素子の熱膨張率の違
いによる歪防止のためにSiサブマウントが必要とな
る。従って、Siサブマウントに搭載後さらにメタルパ
ッケージで気密封止することになる。従って、他の半導
体電子素子に比較して光半導体装置の寸法が大きくなり
光半導体素子を用いたことによるモジュール全体の寸法
増加が非常に大きくなるという問題があった。 (従来技術3)光半導体素子と光ファイバ、光導波路と
の光結合や、可搬基板上に高密度に半導体集積回路が実
装された所謂ICカード等の光半導体モジュールにおい
ては、その入出力結合部が他の結合体、例えば光コネク
タや多ピン電気コネクタに、精密に位置合わせされて結
合される必要がある。これは前者の場合、単一モードの
光ファイバや光導波路と半導体レーザを光結合するとき
高精度の位置精度が要求され、後者の場合、ICカード
の記憶容量が大きくなる程その接続ピン数が増加し、接
続ピンの間隔が狭くなって各ピンの大きさが小さく設定
されること等によっている。例えば、光ファイバと半導
体レーザの結合では多モード光ファイバで±5μm以
下、単一モード光ファイバでは±2μm以下の精度が要
求される。また、ICカードの場合、徐々にその精度要
求が厳しくなってきており、将来的には100μmピッ
チで±10μm以下の精度が考えられている。
【0020】図28は、このような要求に対応して考案
された従来技術による光半導体モジュールの一例である
(例えば特願平3−238038号)。シリコン基板4
1,43を酸化膜42を接着界面として直接接着により
構成されたサブマウント56は2本のガイドピン45に
密着して挟み込まれて銅製ステム49に半田付けされて
いる。サブマウント56は、その接着界面の深さに達す
るエッチングにより凹部が形成され、さらにその凹部の
底面には半導体チップ44が半田付けされている。
された従来技術による光半導体モジュールの一例である
(例えば特願平3−238038号)。シリコン基板4
1,43を酸化膜42を接着界面として直接接着により
構成されたサブマウント56は2本のガイドピン45に
密着して挟み込まれて銅製ステム49に半田付けされて
いる。サブマウント56は、その接着界面の深さに達す
るエッチングにより凹部が形成され、さらにその凹部の
底面には半導体チップ44が半田付けされている。
【0021】また、図29のようにこれらの2本のガイ
ドピン45、及びガイドピン45に密着して配置された
サブマウント56は、抑え板55aをステム49にネジ
止めするにより、圧力を受けて位置決め固定が行われ
る。即ち、半導体チップ44表面の上下方向の位置は半
導体チップ44の厚さと基板41の厚さの和により決定
される。また、水平方向に関しては、ガイドピンに対す
るサブマウント56の相対位置が、ダイシング等で切り
出されるサブマウント56の幅をコネクタのガイドピン
45の間隔になるよう制御することで決定される。ここ
で、半導体チップ44の水平方向の位置はサブマウント
56の所定位置に前述した凹部を配置することで決定さ
れ、ガイドピン45に対する相対位置を任意に設定する
ことができる。
ドピン45、及びガイドピン45に密着して配置された
サブマウント56は、抑え板55aをステム49にネジ
止めするにより、圧力を受けて位置決め固定が行われ
る。即ち、半導体チップ44表面の上下方向の位置は半
導体チップ44の厚さと基板41の厚さの和により決定
される。また、水平方向に関しては、ガイドピンに対す
るサブマウント56の相対位置が、ダイシング等で切り
出されるサブマウント56の幅をコネクタのガイドピン
45の間隔になるよう制御することで決定される。ここ
で、半導体チップ44の水平方向の位置はサブマウント
56の所定位置に前述した凹部を配置することで決定さ
れ、ガイドピン45に対する相対位置を任意に設定する
ことができる。
【0022】しかしながら、上記従来例では位置決め固
定の際の上下方向の力は、ガイドピン45及び銅製ステ
ム49にかかるため問題はないが、横方向の力はサブマ
ウント56とガイドピン45の接点にかかってしまう。
このため、外力に弱い半導体チップなどを直接ガイドピ
ン間に搭載することは困難であり、また比較的外力に強
いサブマウントの場合でも、場合によっては横方向に加
わる力がシリコン基板を破損することがあり、横方向の
寸法を適切に設定するために切り出しの精度を厳しく制
御する必要がある。また、ダイシングの切り出し寸法精
度が良くサブマウントの幅が制御良く切り出された場合
でも、切断端に対するサブマウント56の中心位置がず
れる場合が多く、製作上の困難さや温度変化に対する機
械的位置の安定性等の点において問題があった。
定の際の上下方向の力は、ガイドピン45及び銅製ステ
ム49にかかるため問題はないが、横方向の力はサブマ
ウント56とガイドピン45の接点にかかってしまう。
このため、外力に弱い半導体チップなどを直接ガイドピ
ン間に搭載することは困難であり、また比較的外力に強
いサブマウントの場合でも、場合によっては横方向に加
わる力がシリコン基板を破損することがあり、横方向の
寸法を適切に設定するために切り出しの精度を厳しく制
御する必要がある。また、ダイシングの切り出し寸法精
度が良くサブマウントの幅が制御良く切り出された場合
でも、切断端に対するサブマウント56の中心位置がず
れる場合が多く、製作上の困難さや温度変化に対する機
械的位置の安定性等の点において問題があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】(課題1)このように
従来、精密で大量作製可能な半導体プロセスによる高精
度モジュール基板を用いて、光軸調整を行わずに作製可
能な低コスト,量産型の光半導体モジュールにおいて
は、温度特性及び光結合特性の再現性が悪いという問題
があった。
従来、精密で大量作製可能な半導体プロセスによる高精
度モジュール基板を用いて、光軸調整を行わずに作製可
能な低コスト,量産型の光半導体モジュールにおいて
は、温度特性及び光結合特性の再現性が悪いという問題
があった。
【0024】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、温度特性,光結合特
性の再現性に優れた、従って本質的に大幅な低コスト化
と量産化が可能な光半導体モジュールを提供することに
ある。 (課題2)このように従来、気密端子を持つ外部パッケ
ージの気密封止機構によりパッケージする場合には、フ
ァイバ結合の光半導体装置の寸法が大きくなりすぎ、高
い実装密度で外部回路と接続することが困難であった。
また、光半導体素子といくつかの外部電気回路素子をま
とめてパッケージする場合には光半導体素子、光ファイ
バ及び光ファイバとの光結合系の汚染を防止するため
に、取扱いに特別の配慮が必要であり生産性に乏しいと
いう問題があった。
もので、その目的とするところは、温度特性,光結合特
性の再現性に優れた、従って本質的に大幅な低コスト化
と量産化が可能な光半導体モジュールを提供することに
ある。 (課題2)このように従来、気密端子を持つ外部パッケ
ージの気密封止機構によりパッケージする場合には、フ
ァイバ結合の光半導体装置の寸法が大きくなりすぎ、高
い実装密度で外部回路と接続することが困難であった。
また、光半導体素子といくつかの外部電気回路素子をま
とめてパッケージする場合には光半導体素子、光ファイ
バ及び光ファイバとの光結合系の汚染を防止するため
に、取扱いに特別の配慮が必要であり生産性に乏しいと
いう問題があった。
【0025】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、簡単な構成で、高密
度に外部回路と接続可能で、生産性に優れた光半導体モ
ジュールを提供することにある。 (課題3)このように従来、モジュール連結用のガイド
ピンを有する光半導体モジュールにおいては、モジュー
ル固定の際にガイドピンの間に挟まれたサブマウントや
半導体チップに過剰な外力が加わり、これらを破損する
恐れがあった。
もので、その目的とするところは、簡単な構成で、高密
度に外部回路と接続可能で、生産性に優れた光半導体モ
ジュールを提供することにある。 (課題3)このように従来、モジュール連結用のガイド
ピンを有する光半導体モジュールにおいては、モジュー
ル固定の際にガイドピンの間に挟まれたサブマウントや
半導体チップに過剰な外力が加わり、これらを破損する
恐れがあった。
【0026】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、モジュール固定の際
にガイドピンの間に挟まれたサブマウントや半導体チッ
プに過剰な外力が加わることがなく、かつ半導体モジュ
ール内での半導体チップと他の半導体モジュール構成部
品との位置関係を高精度に保持し、2次元的な連結をも
可能とする光半導体モジュールを提供することにある。
もので、その目的とするところは、モジュール固定の際
にガイドピンの間に挟まれたサブマウントや半導体チッ
プに過剰な外力が加わることがなく、かつ半導体モジュ
ール内での半導体チップと他の半導体モジュール構成部
品との位置関係を高精度に保持し、2次元的な連結をも
可能とする光半導体モジュールを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】(手段1)本発明の骨子
は、光ファイバのガイド溝端部における光ファイバの変
形,屈曲を防止するために、光ファイバを予め光ファイ
バの変形を防止する副基板に固定し、その副基板に対し
て光ファイバの先端を調整しておくことにある。
は、光ファイバのガイド溝端部における光ファイバの変
形,屈曲を防止するために、光ファイバを予め光ファイ
バの変形を防止する副基板に固定し、その副基板に対し
て光ファイバの先端を調整しておくことにある。
【0028】即ち本発明は、光軸調整のための複数のガ
イド溝にそれぞれ光ファイバが装着され、且つ該光ファ
イバ端部付近に光半導体素子が装着された主基板を有し
てなる光半導体モジュールにおいて、光ファイバが主基
板とは別の副基板に保持され、且つ該副基板に対して位
置調整されたものであることを特徴とする。 (手段2)本発明の骨子は、光半導体素子を搭載したS
iサブマウント上に直接キャップを接着することによ
り、光結合系を含んだ微小領域で気密封止を実現するこ
とにある。
イド溝にそれぞれ光ファイバが装着され、且つ該光ファ
イバ端部付近に光半導体素子が装着された主基板を有し
てなる光半導体モジュールにおいて、光ファイバが主基
板とは別の副基板に保持され、且つ該副基板に対して位
置調整されたものであることを特徴とする。 (手段2)本発明の骨子は、光半導体素子を搭載したS
iサブマウント上に直接キャップを接着することによ
り、光結合系を含んだ微小領域で気密封止を実現するこ
とにある。
【0029】即ち本発明は、光半導体素子を搭載したS
iサブマウントと、このSiサブマウント上に形成され
た電気配線と、電気配線と光半導体素子とを電気的に接
続する手段とを具備した光半導体モジュールにおいて、
光半導体素子を気密封止するためのキャップをSiサブ
マウント上に形成した金属半田で接着し、且つ電気配線
の一部がキャップの内側から外側にまたがって延長形成
され、該延長形成された電気配線がキャップの接着部分
でSiサブマウントに形成された溝内に絶縁物により埋
め込まれていることを特徴とする。 (手段3)本発明の骨子は、モジュール連結用のガイド
ピンを有する光半導体モジュールにおいて、複数の半導
体ウェハを接着した直接接着基板をその接合部に達する
深さまでエッチングすることにより、ガイドピン固定用
の複数の凹部を有する構造を形成し、ガイドピンを用い
て連続された複数の半導体モジュールの対向位置を決定
することにある。
iサブマウントと、このSiサブマウント上に形成され
た電気配線と、電気配線と光半導体素子とを電気的に接
続する手段とを具備した光半導体モジュールにおいて、
光半導体素子を気密封止するためのキャップをSiサブ
マウント上に形成した金属半田で接着し、且つ電気配線
の一部がキャップの内側から外側にまたがって延長形成
され、該延長形成された電気配線がキャップの接着部分
でSiサブマウントに形成された溝内に絶縁物により埋
め込まれていることを特徴とする。 (手段3)本発明の骨子は、モジュール連結用のガイド
ピンを有する光半導体モジュールにおいて、複数の半導
体ウェハを接着した直接接着基板をその接合部に達する
深さまでエッチングすることにより、ガイドピン固定用
の複数の凹部を有する構造を形成し、ガイドピンを用い
て連続された複数の半導体モジュールの対向位置を決定
することにある。
【0030】即ち本発明は、平滑な表面を有する2枚の
半導体ウェハの表面同士を直接接合してなる接着基板
と、この接着基板の所定位置に搭載された半導体素子
と、前記接着基板の一部を前記ウェハの接合部に達する
深さまでエッチングして形成された複数個の凹部と、こ
れらの凹部の少なくとも底面に接するように搭載される
複数個のガイドピンと、ガイドピンと半導体素子間の接
着基板上に設けられた緩衝部材とを具備した半導体モジ
ュールであって、ガイドピンにより接着基板が他の結合
体と対向位置を決定されてなることを特徴とする。
半導体ウェハの表面同士を直接接合してなる接着基板
と、この接着基板の所定位置に搭載された半導体素子
と、前記接着基板の一部を前記ウェハの接合部に達する
深さまでエッチングして形成された複数個の凹部と、こ
れらの凹部の少なくとも底面に接するように搭載される
複数個のガイドピンと、ガイドピンと半導体素子間の接
着基板上に設けられた緩衝部材とを具備した半導体モジ
ュールであって、ガイドピンにより接着基板が他の結合
体と対向位置を決定されてなることを特徴とする。
【0031】
【作用】(作用1)本発明による光半導体モジュール
は、光軸調整が不要で機械的な組立て工程のみで作製可
能であり、従って自動組立てが容易であるため大幅な低
コスト化と量産化が可能である。また、本発明の光半導
体モジュールは光ファイバ先端の変形が極めて少く、従
って位置調整が余裕をもって行えるため光結合特性の再
現性が高い。そして、周囲温度の変化に対して光軸が安
定であるため温度安定性が高い。従って、複数の光ファ
イバを用いる場合でも光ファイバ毎の特性ばらつきが小
さく、且つ温度特性も優れるという効果を奏する。 (作用2)本発明によれば、光半導体素子を搭載したS
iサブマウントに直接キャップを半田接着することによ
り、光半導体素子,光結合系及び光ファイバを一括し
て、光半導体素子と同等の寸法で気密封止することを可
能とするため、ファイバ結合型の光半導体装置が微小領
域で気密封止され、高密度に外部回路との接続が可能と
なる。また、他の電気回路部品と接続する場合にも特別
な配慮を必要とせずに接続可能であり、集積度及び生産
性を同時に向上させることができる。 (作用3)本発明によれば、比較的簡単なマスク合わせ
工程によりガイドピン及び半導体チップの面内の位置決
めがなされ、また上記方向には選択エッチングにより露
出した同一の平坦面上に接して配置されるため、この面
を基準としたモジュール内での上下方向の高精度な位置
決めが可能となる。また、ガイドピンは凹部の底面のみ
に、或いは底面及び少なくとも一方の側面に接している
ため、モジュール固定の際の力は全て凹部の底面のみ
に、或いは底面及び側面にかかることとなり、ガイドピ
ンに挟まれたサブマウントや半導体チップには過剰な外
力が加わることはない。
は、光軸調整が不要で機械的な組立て工程のみで作製可
能であり、従って自動組立てが容易であるため大幅な低
コスト化と量産化が可能である。また、本発明の光半導
体モジュールは光ファイバ先端の変形が極めて少く、従
って位置調整が余裕をもって行えるため光結合特性の再
現性が高い。そして、周囲温度の変化に対して光軸が安
定であるため温度安定性が高い。従って、複数の光ファ
イバを用いる場合でも光ファイバ毎の特性ばらつきが小
さく、且つ温度特性も優れるという効果を奏する。 (作用2)本発明によれば、光半導体素子を搭載したS
iサブマウントに直接キャップを半田接着することによ
り、光半導体素子,光結合系及び光ファイバを一括し
て、光半導体素子と同等の寸法で気密封止することを可
能とするため、ファイバ結合型の光半導体装置が微小領
域で気密封止され、高密度に外部回路との接続が可能と
なる。また、他の電気回路部品と接続する場合にも特別
な配慮を必要とせずに接続可能であり、集積度及び生産
性を同時に向上させることができる。 (作用3)本発明によれば、比較的簡単なマスク合わせ
工程によりガイドピン及び半導体チップの面内の位置決
めがなされ、また上記方向には選択エッチングにより露
出した同一の平坦面上に接して配置されるため、この面
を基準としたモジュール内での上下方向の高精度な位置
決めが可能となる。また、ガイドピンは凹部の底面のみ
に、或いは底面及び少なくとも一方の側面に接している
ため、モジュール固定の際の力は全て凹部の底面のみ
に、或いは底面及び側面にかかることとなり、ガイドピ
ンに挟まれたサブマウントや半導体チップには過剰な外
力が加わることはない。
【0032】また、各半導体モジュールの凹部底面がガ
イドピンによりほぼ同一平面上に配置されることとな
り、ガイドピンを介して接続された複数の半導体モジュ
ールに搭載された半導体チップ及びガイドピンはほぼ同
一平面上に配置されるため、連結した場合の上下方向の
位置決めが行い易い。このような特徴を有するため、こ
の様な半導体モジュールをガイドピンを介して複数個連
結した場合にも、他の半導体モジュール構成部品との位
置決め精度が高い半導体モジュールを提供することがで
きる。
イドピンによりほぼ同一平面上に配置されることとな
り、ガイドピンを介して接続された複数の半導体モジュ
ールに搭載された半導体チップ及びガイドピンはほぼ同
一平面上に配置されるため、連結した場合の上下方向の
位置決めが行い易い。このような特徴を有するため、こ
の様な半導体モジュールをガイドピンを介して複数個連
結した場合にも、他の半導体モジュール構成部品との位
置決め精度が高い半導体モジュールを提供することがで
きる。
【0033】さらに、ガイドピンの凹部は前後左右の配
置できるため、2次元的な半導体モジュールの連結が可
能であり、各半導体モジュールの半導体チップ及びガイ
ドピンの底面はそれぞれ同一平面上に配置される。
置できるため、2次元的な半導体モジュールの連結が可
能であり、各半導体モジュールの半導体チップ及びガイ
ドピンの底面はそれぞれ同一平面上に配置される。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示す斜視図である。図中
101はモジュール主基板、102は光ファイバのガイ
ド溝、103は光ファイバ保持用の副基板、104はリ
ボンファイバ、105は光半導体素子で例えばアレイ化
した半導体レーザ、106は光半導体素子装着用電極で
従来例と同様なバンプ電極である。モジュール主基板1
01及び副基板103は例えばSiを用い、(001)
面に<110>又は<1-10>方向のスリット状マスク
を用いてV溝をエッチング形成したものを用いる。この
とき、例えばマスク材としてはSi3 N4 を用い、エッ
チング液としてKOH水溶液を90℃に加熱したものを
用いればよい。
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示す斜視図である。図中
101はモジュール主基板、102は光ファイバのガイ
ド溝、103は光ファイバ保持用の副基板、104はリ
ボンファイバ、105は光半導体素子で例えばアレイ化
した半導体レーザ、106は光半導体素子装着用電極で
従来例と同様なバンプ電極である。モジュール主基板1
01及び副基板103は例えばSiを用い、(001)
面に<110>又は<1-10>方向のスリット状マスク
を用いてV溝をエッチング形成したものを用いる。この
とき、例えばマスク材としてはSi3 N4 を用い、エッ
チング液としてKOH水溶液を90℃に加熱したものを
用いればよい。
【0035】また、バンプ電極106としてはPbSn
系半田を用い、リフロー処理によりボール状に変形させ
たものを用いる。このバンプ電極106の形状及び大き
さは極度に大きな制限はなく、光半導体素子の装着後の
高さ及び光ファイバのコア部分との位置関係を考慮した
ガイド溝102の幅との相対関係により適時設定してや
ればよい。
系半田を用い、リフロー処理によりボール状に変形させ
たものを用いる。このバンプ電極106の形状及び大き
さは極度に大きな制限はなく、光半導体素子の装着後の
高さ及び光ファイバのコア部分との位置関係を考慮した
ガイド溝102の幅との相対関係により適時設定してや
ればよい。
【0036】この実施例の製造工程の例としては、まず
副基板103に光ファイバ104の固定を行う。この時
の固定材は低融点ガラス又は比較的高融点の半田(例え
ばAuSn,AuGe)を用い、後の工程の熱処理で溶
融しない温度特性の材料を用いる。次に、光ファイバ1
04の先端を揃えるための切削又は研磨加工を行う。こ
れには、ダイシング,ダイヤモンド研磨等の手法を用
い、副基板103の一部を同時に加工して、副基板10
3と光ファイバ104の端部がほぼ同一の面になるよう
に加工する。
副基板103に光ファイバ104の固定を行う。この時
の固定材は低融点ガラス又は比較的高融点の半田(例え
ばAuSn,AuGe)を用い、後の工程の熱処理で溶
融しない温度特性の材料を用いる。次に、光ファイバ1
04の先端を揃えるための切削又は研磨加工を行う。こ
れには、ダイシング,ダイヤモンド研磨等の手法を用
い、副基板103の一部を同時に加工して、副基板10
3と光ファイバ104の端部がほぼ同一の面になるよう
に加工する。
【0037】しかる後、モジュール主基板101に光半
導体素子105,副基板103及び光ファイバ104を
順次又は同時に装着する。このとき、光ファイバ104
の固定は副基板103への固定に用いた材料より融点の
低い半田又は樹脂を用いて行い、副基板103と光ファ
イバ104の位置関係に実質的に影響しない材料を用い
る。また、副基板103に光半導体素子105側に向う
圧力も印加しておけば、光ファイバ104は光半導体素
子105に対してほぼ同等な位置に装着され、光結合特
性の再現性が高くなる。
導体素子105,副基板103及び光ファイバ104を
順次又は同時に装着する。このとき、光ファイバ104
の固定は副基板103への固定に用いた材料より融点の
低い半田又は樹脂を用いて行い、副基板103と光ファ
イバ104の位置関係に実質的に影響しない材料を用い
る。また、副基板103に光半導体素子105側に向う
圧力も印加しておけば、光ファイバ104は光半導体素
子105に対してほぼ同等な位置に装着され、光結合特
性の再現性が高くなる。
【0038】このとき、図2(a)に示すようにガイド
溝102の端部108に光ファイバ104が接触する
が、光ファイバ104は副基板103により固定されて
いるため副基板103に適度な下方向の圧力を加えてお
くことで、前記図26で示したような光ファイバの変
形,屈曲は起こり難い。このため、光ファイバ104の
コア部107を正確に位置決めすることができる。さら
に、組立て終了後は周囲温度の変化に対して副基板10
3が存在することにより光ファイバ104の変形は極め
て小さくなる。このため、本実施例の光半導体モジュー
ルでは、温度特性が図25の従来例に比し格段に改善さ
れる。
溝102の端部108に光ファイバ104が接触する
が、光ファイバ104は副基板103により固定されて
いるため副基板103に適度な下方向の圧力を加えてお
くことで、前記図26で示したような光ファイバの変
形,屈曲は起こり難い。このため、光ファイバ104の
コア部107を正確に位置決めすることができる。さら
に、組立て終了後は周囲温度の変化に対して副基板10
3が存在することにより光ファイバ104の変形は極め
て小さくなる。このため、本実施例の光半導体モジュー
ルでは、温度特性が図25の従来例に比し格段に改善さ
れる。
【0039】図2(b)は図1の実施例に更に改良を加
えた実施例である。図1の実施例では、光ファイバ10
4の相対位置をガイド溝端部108と光ファイバ104
との接触で規定しているが、クリープ特性のあまり良好
でない半田材料で固定した場合等に経時的な固定半田劣
化を生じることがある。図2(b)はこのような問題を
防止するためのものであり、モジュール主基板101と
光ファイバ104を保持している副基板103とを、光
半導体素子105の場合と同様にバンプ電極106′で
固定するようにしたものである。この場合、光ファイバ
104の先端はモジュール主基板101に接する必要が
なく、バンプ電極106′が表面張力作用によって光フ
ァイバの相対位置を制御してくれる。このため、光ファ
イバ104に余分な応力が加わることなく、また周囲の
固定材にも過剰応力が加わらないためモジュールの機械
的寿命が長くなる特徴を持っている。
えた実施例である。図1の実施例では、光ファイバ10
4の相対位置をガイド溝端部108と光ファイバ104
との接触で規定しているが、クリープ特性のあまり良好
でない半田材料で固定した場合等に経時的な固定半田劣
化を生じることがある。図2(b)はこのような問題を
防止するためのものであり、モジュール主基板101と
光ファイバ104を保持している副基板103とを、光
半導体素子105の場合と同様にバンプ電極106′で
固定するようにしたものである。この場合、光ファイバ
104の先端はモジュール主基板101に接する必要が
なく、バンプ電極106′が表面張力作用によって光フ
ァイバの相対位置を制御してくれる。このため、光ファ
イバ104に余分な応力が加わることなく、また周囲の
固定材にも過剰応力が加わらないためモジュールの機械
的寿命が長くなる特徴を持っている。
【0040】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例では触れていないが、信号伝送
する光ファイバの他にダミーの光ファイバをやや突出さ
せて設け、機械的応力がダミーファイバにのみかかるよ
うに構成してもかまわない。また、実施例では光半導体
素子に限定した記述をしているが、その他の光素子、例
えばレンズ、光アイソレータ等の素子が同時に設けられ
るものであってもかまわない。要するに本発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
できる。 (実施例2)図3は、本発明の第2の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示すもので、(a)は平
面図、(b)は側断面図である。なお、図3(a)は、
気密封止のためのキャップを装着する前の構成状態を示
している。
るものではない。実施例では触れていないが、信号伝送
する光ファイバの他にダミーの光ファイバをやや突出さ
せて設け、機械的応力がダミーファイバにのみかかるよ
うに構成してもかまわない。また、実施例では光半導体
素子に限定した記述をしているが、その他の光素子、例
えばレンズ、光アイソレータ等の素子が同時に設けられ
るものであってもかまわない。要するに本発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
できる。 (実施例2)図3は、本発明の第2の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示すもので、(a)は平
面図、(b)は側断面図である。なお、図3(a)は、
気密封止のためのキャップを装着する前の構成状態を示
している。
【0041】図3(a)において、201は例えば半導
体レーザからなる光半導体素子であり、この光半導体素
子201はSi基板(Siサブマウント)202にマウ
ントされている。一般に光半導体素子は、微少な領域に
発熱が集中するため、放熱が問題となる。そのため、放
熱特性が良く、金属やセラミックに比較して、光半導体
素子と熱膨張係数が近いSiがサブマウントとして用い
られることが多い。また、Siは半導体プロセスを用い
ることにより大量生産が可能であり、精度良く加工を施
すことができ、しかも化合物半導体などと比較して機械
的強度が高い。また、電気配線,酸化膜などの形成プロ
セスが確立しているなど、Siをサブマウントに用いる
ことにはメリットが多い。
体レーザからなる光半導体素子であり、この光半導体素
子201はSi基板(Siサブマウント)202にマウ
ントされている。一般に光半導体素子は、微少な領域に
発熱が集中するため、放熱が問題となる。そのため、放
熱特性が良く、金属やセラミックに比較して、光半導体
素子と熱膨張係数が近いSiがサブマウントとして用い
られることが多い。また、Siは半導体プロセスを用い
ることにより大量生産が可能であり、精度良く加工を施
すことができ、しかも化合物半導体などと比較して機械
的強度が高い。また、電気配線,酸化膜などの形成プロ
セスが確立しているなど、Siをサブマウントに用いる
ことにはメリットが多い。
【0042】Siサブマウント202上には電気配線2
03が形成されており、光半導体素子201とボンディ
ングワイヤ204により電気的に接続されている。20
5はSiサブマウント202の凹部に充填され後述する
工程により表面が平坦化された絶縁物、206は光半導
体素子201の接地電極,207は気密封止のためのキ
ャップを固定する半田(シーリング半田)、208は光
ファイバ、209は光ファイバ208を固定するための
ホルダ(ファイバホルダ)であり、光ファイバ208は
Siサブマウント202に設けられたV溝に固定されて
いる。
03が形成されており、光半導体素子201とボンディ
ングワイヤ204により電気的に接続されている。20
5はSiサブマウント202の凹部に充填され後述する
工程により表面が平坦化された絶縁物、206は光半導
体素子201の接地電極,207は気密封止のためのキ
ャップを固定する半田(シーリング半田)、208は光
ファイバ、209は光ファイバ208を固定するための
ホルダ(ファイバホルダ)であり、光ファイバ208は
Siサブマウント202に設けられたV溝に固定されて
いる。
【0043】ここで、電気配線203は絶縁物205の
部分でSiサブマウント202の凹部を介して配線され
ており、この部分で配線203上に絶縁物205が設け
られているためシーリング半田207とは電気的に絶縁
されている。また、絶縁物205の厚さを十分厚くして
おくことで電気配線203の高周波伝達特性の低下を抑
制することができる。絶縁物205はシーリング半田2
07との間に生じる寄生容量を小さくするため、例えば
数十μmの厚さとすることが望ましい。このため、絶縁
物205には低融点ガラス等の流動性のある材料を用
い、Siサブマウント202上で固化される方法が有効
である。これについては後述する。
部分でSiサブマウント202の凹部を介して配線され
ており、この部分で配線203上に絶縁物205が設け
られているためシーリング半田207とは電気的に絶縁
されている。また、絶縁物205の厚さを十分厚くして
おくことで電気配線203の高周波伝達特性の低下を抑
制することができる。絶縁物205はシーリング半田2
07との間に生じる寄生容量を小さくするため、例えば
数十μmの厚さとすることが望ましい。このため、絶縁
物205には低融点ガラス等の流動性のある材料を用
い、Siサブマウント202上で固化される方法が有効
である。これについては後述する。
【0044】このような構成とすることにより、光半導
体素子201の気密封止構造を大幅に小型化することが
可能であり、さらにSi基板上で気密封止キャップを取
り付けたにも拘らず電気配線203の高周波伝達特性と
して数GHz以上の帯域を確保することができる。ま
た、本実施例の場合、電気配線を気密封止する絶縁物2
05がSi基板の局所的な部分に、しかも埋込み形成さ
れるため、絶縁物205に加わる応力が小さく、絶縁物
205の亀裂や破断が起きにくいという特徴を持ってい
る。
体素子201の気密封止構造を大幅に小型化することが
可能であり、さらにSi基板上で気密封止キャップを取
り付けたにも拘らず電気配線203の高周波伝達特性と
して数GHz以上の帯域を確保することができる。ま
た、本実施例の場合、電気配線を気密封止する絶縁物2
05がSi基板の局所的な部分に、しかも埋込み形成さ
れるため、絶縁物205に加わる応力が小さく、絶縁物
205の亀裂や破断が起きにくいという特徴を持ってい
る。
【0045】このことは、絶縁物205を埋込み形成し
ない場合を考慮すれば、容易に理解することができる。
即ち、比較的一般的な気密封止方法として、図3(a)
のシーリング半田207をほぼ同型に形成された絶縁物
の上に形成し、絶縁物の下部に電気配線を平坦に形成す
る方法があるが、この場合、絶縁物材料と基板材料(S
i)の熱膨脹特性の十分な検討が必要であり、両者の熱
膨脹特性の差によって容易に絶縁物の亀裂や破断が生じ
る問題がある。これは、主に絶縁物の絶対的な大きさが
大きくなることと、絶縁物の接触する部分がSi基板の
同一平面上であるためその平面の反りが直接絶縁物に作
用して亀裂を生じさせ易くすることなどが影響してい
る。
ない場合を考慮すれば、容易に理解することができる。
即ち、比較的一般的な気密封止方法として、図3(a)
のシーリング半田207をほぼ同型に形成された絶縁物
の上に形成し、絶縁物の下部に電気配線を平坦に形成す
る方法があるが、この場合、絶縁物材料と基板材料(S
i)の熱膨脹特性の十分な検討が必要であり、両者の熱
膨脹特性の差によって容易に絶縁物の亀裂や破断が生じ
る問題がある。これは、主に絶縁物の絶対的な大きさが
大きくなることと、絶縁物の接触する部分がSi基板の
同一平面上であるためその平面の反りが直接絶縁物に作
用して亀裂を生じさせ易くすることなどが影響してい
る。
【0046】これに対し本実施例では、絶縁物205の
形成が電気配線を埋め込むための最小領域だけに限定さ
れ小さく形成できること、絶縁物が埋込み形成であるた
め基板との接触が1平面ではなく側面も接触しており基
板202によって応力変形から保護されていること、ま
た基板202の巨視的な変形(例えば反り)が微小領域
である絶縁物埋込み部に影響しにくいことなどの理由に
より、前述の特徴が得られる。
形成が電気配線を埋め込むための最小領域だけに限定さ
れ小さく形成できること、絶縁物が埋込み形成であるた
め基板との接触が1平面ではなく側面も接触しており基
板202によって応力変形から保護されていること、ま
た基板202の巨視的な変形(例えば反り)が微小領域
である絶縁物埋込み部に影響しにくいことなどの理由に
より、前述の特徴が得られる。
【0047】図3(b)は本実施例の概略構造断面図で
あり、図3(a)の状態の後にキャップ210の取り付
けを行った状態を示している。ここで、Siサブマウン
ト202に設けられる溝は一般に半円筒形とすることが
難しいため、光ファイバ208の固定部分に隙間が生じ
ることが多い。そこで図3(b)の例では、この隙間を
埋めるための補助封止半田212を用いている。この補
助封止半田212は比較的融点の低い半田を溶融し、毛
細管現象を利用して隙間に注入することで形成できる。
あり、図3(a)の状態の後にキャップ210の取り付
けを行った状態を示している。ここで、Siサブマウン
ト202に設けられる溝は一般に半円筒形とすることが
難しいため、光ファイバ208の固定部分に隙間が生じ
ることが多い。そこで図3(b)の例では、この隙間を
埋めるための補助封止半田212を用いている。この補
助封止半田212は比較的融点の低い半田を溶融し、毛
細管現象を利用して隙間に注入することで形成できる。
【0048】電気配線203の埋込み部分は図4(a)
(b)に示すように構成することができる。図4(a)
は電気配線203の埋込み封止部分を拡大した図であ
り、213はキャップ210のメタライズ金属で例えば
Tiを下地としたAu/Pt/Ti、214はシーリン
グ半田、215はSiサブマウント側のメタライズ金属
で例えば214と同様なAu/Pt/Tiとする。シー
リング半田214には例えばAuSnの共晶半田を用
い、約300℃の熱処理を行ってSiサブマウント20
2とキャップ210の固定を行う。
(b)に示すように構成することができる。図4(a)
は電気配線203の埋込み封止部分を拡大した図であ
り、213はキャップ210のメタライズ金属で例えば
Tiを下地としたAu/Pt/Ti、214はシーリン
グ半田、215はSiサブマウント側のメタライズ金属
で例えば214と同様なAu/Pt/Tiとする。シー
リング半田214には例えばAuSnの共晶半田を用
い、約300℃の熱処理を行ってSiサブマウント20
2とキャップ210の固定を行う。
【0049】図3(a)では便宜上シーリング半田20
7としてSiサブマウント側に設けたが、これはキャッ
プ210側に設けてもよく、最終的な構成が図4(a)
と同等になれば特に問題ない。また、図4(b)は図4
(a)のA−A′断面を示すが、絶縁物205は気密封
止のために埋込み部分でSiサブマウント202の表面
とほぼ同等な平坦面としておくことが必要である。この
部分が極端に平坦面からずれると、シーリング半田21
4による気密封止が良好に行われないことになる。
7としてSiサブマウント側に設けたが、これはキャッ
プ210側に設けてもよく、最終的な構成が図4(a)
と同等になれば特に問題ない。また、図4(b)は図4
(a)のA−A′断面を示すが、絶縁物205は気密封
止のために埋込み部分でSiサブマウント202の表面
とほぼ同等な平坦面としておくことが必要である。この
部分が極端に平坦面からずれると、シーリング半田21
4による気密封止が良好に行われないことになる。
【0050】次に、この絶縁物205の平坦化した埋込
み形成方法について説明する。図5は、電気配線203
の埋込み形成方法を示す工程断面図であり、図4(b)
に対応する断面で示してある。
み形成方法について説明する。図5は、電気配線203
の埋込み形成方法を示す工程断面図であり、図4(b)
に対応する断面で示してある。
【0051】まず、図5(a)に示すように、(10
0)面のSi基板202にSiO2 ,Si3 N4 等のエ
ッチングマスクをフォトリソグラフィにより設け、Si
基板202の異方性エッチングを行う。このときのエッ
チングは、例えばKOH水溶液やヒドラジン等を用いれ
ばよく、図のような逆台形の溝218を形成する。その
後、熱酸化処理によるSiO2 膜、又は化学気相成長法
によるSi3 N4 膜を形成し、Si基板表面の絶縁膜2
11とする。このとき、絶縁膜211は単層膜でも多層
膜でもかまわなく、従って前記エッチングマスクは残さ
れていても除去されていてもかまわない。但し、絶縁膜
211は少なくとも1層のSi3 N4 膜を含むようにす
る。
0)面のSi基板202にSiO2 ,Si3 N4 等のエ
ッチングマスクをフォトリソグラフィにより設け、Si
基板202の異方性エッチングを行う。このときのエッ
チングは、例えばKOH水溶液やヒドラジン等を用いれ
ばよく、図のような逆台形の溝218を形成する。その
後、熱酸化処理によるSiO2 膜、又は化学気相成長法
によるSi3 N4 膜を形成し、Si基板表面の絶縁膜2
11とする。このとき、絶縁膜211は単層膜でも多層
膜でもかまわなく、従って前記エッチングマスクは残さ
れていても除去されていてもかまわない。但し、絶縁膜
211は少なくとも1層のSi3 N4 膜を含むようにす
る。
【0052】そして、電気配線203をリフトオフ法、
或いは全面蒸着してエッチングする方法で形成する。電
気配線金属としては、SiO2 ,Si3 N4 で構成され
る絶縁膜211との密着が良好となるよう、また、この
後に形成する絶縁物205との密着性が良好となるよう
に、Ti,Cr,Cu,Al等が表面になる金属の構
成、例えばTi/Pt/Ti多層膜とする。このとき、
前述したエッチングマスクは溝の周辺部分でひさしを持
っているため、そのひさしを除去してから電気配線を形
成すれば配線の断線等の障害を防止することができる。
また、電気配線203の表面をSi3 N4 でコーティン
グしておけば、後述する絶縁物205の平坦化工程で配
線金属の損傷を防止できる。
或いは全面蒸着してエッチングする方法で形成する。電
気配線金属としては、SiO2 ,Si3 N4 で構成され
る絶縁膜211との密着が良好となるよう、また、この
後に形成する絶縁物205との密着性が良好となるよう
に、Ti,Cr,Cu,Al等が表面になる金属の構
成、例えばTi/Pt/Ti多層膜とする。このとき、
前述したエッチングマスクは溝の周辺部分でひさしを持
っているため、そのひさしを除去してから電気配線を形
成すれば配線の断線等の障害を防止することができる。
また、電気配線203の表面をSi3 N4 でコーティン
グしておけば、後述する絶縁物205の平坦化工程で配
線金属の損傷を防止できる。
【0053】次いで、図5(b)に示すように、絶縁物
205として例えば溶剤によりペースと化された低融点
ガラスの塗布を行い、熱処理によりガラスの固化を行
う。このとき、不要なガラスが光ファイバ保持用の溝等
に付着しないよう、ガラスの不要な部分はテープやメタ
ルマスク等で覆ってガラスの塗布を行う。
205として例えば溶剤によりペースと化された低融点
ガラスの塗布を行い、熱処理によりガラスの固化を行
う。このとき、不要なガラスが光ファイバ保持用の溝等
に付着しないよう、ガラスの不要な部分はテープやメタ
ルマスク等で覆ってガラスの塗布を行う。
【0054】次いで、図5(c)に示すように、熱処理
により十分な固化を行ったガラスを選択的な研磨処理に
より除去し、表面を平坦化する。その手法の例として、
酸化アルミニウム(Al2 O3 )の微粉末を研磨材とし
てガラスが平坦化するまで徐々に平坦研磨を行う。この
とき、酸化アルミニウムは一般的な低融点ガラスより硬
度が高いためガラスを研磨できるが、前述したSi3 N
4 より硬度が低いため研磨時の圧力印加と研磨材の粒度
を適度に制御することで、Si3 N4 の表面で自動的に
研磨が停止する。
により十分な固化を行ったガラスを選択的な研磨処理に
より除去し、表面を平坦化する。その手法の例として、
酸化アルミニウム(Al2 O3 )の微粉末を研磨材とし
てガラスが平坦化するまで徐々に平坦研磨を行う。この
とき、酸化アルミニウムは一般的な低融点ガラスより硬
度が高いためガラスを研磨できるが、前述したSi3 N
4 より硬度が低いため研磨時の圧力印加と研磨材の粒度
を適度に制御することで、Si3 N4 の表面で自動的に
研磨が停止する。
【0055】次いで、図5(d)に示すように、選択的
な研磨工程の後にメタライズ金属215の形成と、電気
配線203のSi基板平坦部での電気接続領域の開口部
及びパッド金属(例えばAu/Pt/Ti)の形成を行
って、埋込み電気配線工程が終了する。ここで、絶縁物
205となるガラスの表面は研磨工程による機械的な強
度が低下した破砕層が形成されることが多く、研磨工程
の直後に電気配線金属203が影響を受けない程度の熱
処理を行ったり、また、ガラスの表面に表面補強のSi
O2 やSi3 N4 等を形成しておいても構わない。 (実施例3)図6は、本発明第3の実施例に係わる光半
導体モジュールの電気配線埋込み封止部分を拡大した断
面図である。なお、図4と同一部分には同一符号を付し
て、その詳しい説明は省略する。
な研磨工程の後にメタライズ金属215の形成と、電気
配線203のSi基板平坦部での電気接続領域の開口部
及びパッド金属(例えばAu/Pt/Ti)の形成を行
って、埋込み電気配線工程が終了する。ここで、絶縁物
205となるガラスの表面は研磨工程による機械的な強
度が低下した破砕層が形成されることが多く、研磨工程
の直後に電気配線金属203が影響を受けない程度の熱
処理を行ったり、また、ガラスの表面に表面補強のSi
O2 やSi3 N4 等を形成しておいても構わない。 (実施例3)図6は、本発明第3の実施例に係わる光半
導体モジュールの電気配線埋込み封止部分を拡大した断
面図である。なお、図4と同一部分には同一符号を付し
て、その詳しい説明は省略する。
【0056】この実施例が、先に説明した第2の実施例
と異なる点は、溝部における電気配線203を溝部の底
部に埋め込むのではなく、溝部の途中に埋め込んだこと
にある。即ち、Si基板202に設けた溝218の途中
まで絶縁物205aを埋込んだ後に電気配線203を形
成し、その上に絶縁物205bを埋込んで平坦化してい
る。
と異なる点は、溝部における電気配線203を溝部の底
部に埋め込むのではなく、溝部の途中に埋め込んだこと
にある。即ち、Si基板202に設けた溝218の途中
まで絶縁物205aを埋込んだ後に電気配線203を形
成し、その上に絶縁物205bを埋込んで平坦化してい
る。
【0057】図7は、この場合の製造工程を示す断面図
である。絶縁物205を2回埋め込むこと以外は、基本
的に図5の工程と同様である。なお、この例では電気配
線203を3層で形成しているが、これは電気配線20
3と絶縁物205との良好な接着特性を得るためであ
る。即ち、図7(a)に示すように、絶縁物205aを
形成した後、絶縁物205a及び絶縁膜211と良好な
接着が得られる下地金属203aを介して良好な電気伝
導材料である配線203bを形成する。電気配線203
aは溝218の外側では絶縁膜211上に直接形成され
るため、下地金属203aは絶縁膜211とも良好な接
着を得られる材料である必要がある。
である。絶縁物205を2回埋め込むこと以外は、基本
的に図5の工程と同様である。なお、この例では電気配
線203を3層で形成しているが、これは電気配線20
3と絶縁物205との良好な接着特性を得るためであ
る。即ち、図7(a)に示すように、絶縁物205aを
形成した後、絶縁物205a及び絶縁膜211と良好な
接着が得られる下地金属203aを介して良好な電気伝
導材料である配線203bを形成する。電気配線203
aは溝218の外側では絶縁膜211上に直接形成され
るため、下地金属203aは絶縁膜211とも良好な接
着を得られる材料である必要がある。
【0058】次いで、図7(b)に示すように、再び下
地金属203aと同じ金属203cを形成する。このと
き、絶縁物205と電気配線203が良好な接着が得ら
れるためには、配線203bが金属203a及び203
cにより埋め込まれていることが望ましい。従って、図
では配線203bの幅が金属203aよりも狭く、金属
203cによって埋め込まれるようにしてある。
地金属203aと同じ金属203cを形成する。このと
き、絶縁物205と電気配線203が良好な接着が得ら
れるためには、配線203bが金属203a及び203
cにより埋め込まれていることが望ましい。従って、図
では配線203bの幅が金属203aよりも狭く、金属
203cによって埋め込まれるようにしてある。
【0059】次いで、図7(c)に示すように、絶縁物
205bを堆積する。その際、絶縁物205bの表面に
は凹凸ができることがあるが、その場合には研磨やエッ
チングなどによって、図7(d)に示すようにSi基板
202に対して平坦になるまで不要な部分を取り除く。
研磨を行ったとき絶縁物205の表面に破砕層などが生
じる場合には、平坦になる直前まで研磨を行い、残りを
エッチングにより取り除くなどすればよい。さらに、絶
縁膜211が絶縁物205に対して耐研磨性の高い膜、
例えば絶縁膜が硝子の場合には窒化硅素膜などを用いる
ことにより絶縁物を研磨する際の研磨ストッパーとして
機能させることができるため、絶縁膜211の高さでほ
ぼ平坦化できる。その後、シール半田用の下地金属21
5を形成する。
205bを堆積する。その際、絶縁物205bの表面に
は凹凸ができることがあるが、その場合には研磨やエッ
チングなどによって、図7(d)に示すようにSi基板
202に対して平坦になるまで不要な部分を取り除く。
研磨を行ったとき絶縁物205の表面に破砕層などが生
じる場合には、平坦になる直前まで研磨を行い、残りを
エッチングにより取り除くなどすればよい。さらに、絶
縁膜211が絶縁物205に対して耐研磨性の高い膜、
例えば絶縁膜が硝子の場合には窒化硅素膜などを用いる
ことにより絶縁物を研磨する際の研磨ストッパーとして
機能させることができるため、絶縁膜211の高さでほ
ぼ平坦化できる。その後、シール半田用の下地金属21
5を形成する。
【0060】また、絶縁膜211が十分厚く、耐圧が大
きく、さらに信号用配線については浮遊容量が小さく高
周波特性が良好である場合には、図5に示したように、
予め絶縁膜211上に電気配線203を形成しておき溝
218を絶縁物205で埋め込むことも可能である。こ
のような構成の場合、絶縁物205にはSiサブマウン
ト202上に形成された溝218を埋め込むだけの厚さ
が必要になる。
きく、さらに信号用配線については浮遊容量が小さく高
周波特性が良好である場合には、図5に示したように、
予め絶縁膜211上に電気配線203を形成しておき溝
218を絶縁物205で埋め込むことも可能である。こ
のような構成の場合、絶縁物205にはSiサブマウン
ト202上に形成された溝218を埋め込むだけの厚さ
が必要になる。
【0061】ここで、絶縁膜211の厚さは、電気配線
203の寄生容量が信号の周波数に対して十分小さくな
る厚さが必要であるため、周波数が高い場合にはある程
度の厚さが必要である。例えば、最も簡単な見積りは次
のようになる。Siサブマウント202が高抵抗基板で
あって、電気配線203との寄生容量が半田シール用メ
タル215との間のキャパシタンスである場合を考え
る。半田シールメタル215と電気配線203が平行平
板であるとして絶縁物205を挟んで交差する面積を5
0×100μm2 、絶縁物205をSiO2 として被誘
電率を4.5とすると、厚さ約2.5μmに対して約1
pFとなる。この値は50Ω負荷時に約3GHzの帯域
に相当するが、実際にはエッジ部分の影響で容量はこの
値より大きくなるため、より高速な信号線が必要な場
合、必要な厚さはこの値より大きくなる。従って、CV
D装置などを用いて絶縁物を埋め込むには非常に多くの
時間を必要とするため、実用的でない。
203の寄生容量が信号の周波数に対して十分小さくな
る厚さが必要であるため、周波数が高い場合にはある程
度の厚さが必要である。例えば、最も簡単な見積りは次
のようになる。Siサブマウント202が高抵抗基板で
あって、電気配線203との寄生容量が半田シール用メ
タル215との間のキャパシタンスである場合を考え
る。半田シールメタル215と電気配線203が平行平
板であるとして絶縁物205を挟んで交差する面積を5
0×100μm2 、絶縁物205をSiO2 として被誘
電率を4.5とすると、厚さ約2.5μmに対して約1
pFとなる。この値は50Ω負荷時に約3GHzの帯域
に相当するが、実際にはエッジ部分の影響で容量はこの
値より大きくなるため、より高速な信号線が必要な場
合、必要な厚さはこの値より大きくなる。従って、CV
D装置などを用いて絶縁物を埋め込むには非常に多くの
時間を必要とするため、実用的でない。
【0062】そこで、絶縁材料としては低融点ガラスを
用いることが有効である。低融点ガラスは、スピンコー
ティングや印刷などの手法を用いて、ある程度均一に厚
く積層することが可能で、しかもフォトリソグラフィー
などの手法によりパターニングも可能であるため、溝を
埋め込むのに適当な材料である。 (実施例4)前述の通り通信や情報処理システムの送受
信部に光半導体装置を用いる場合にはファイバ結合型が
一般的である。光ファイバと結合する場合は、光ファイ
バと光半導体素子の光結合効率を考慮に入れる必要があ
る。一般に、光結合効率は光ファイバと光半導体素子を
近接させて結合効率を高くする場合が多い。そこで、光
ファイバとの光結合を考慮して光ファイバを近接配置
し、一括気密封止する構造を次に述べる。
用いることが有効である。低融点ガラスは、スピンコー
ティングや印刷などの手法を用いて、ある程度均一に厚
く積層することが可能で、しかもフォトリソグラフィー
などの手法によりパターニングも可能であるため、溝を
埋め込むのに適当な材料である。 (実施例4)前述の通り通信や情報処理システムの送受
信部に光半導体装置を用いる場合にはファイバ結合型が
一般的である。光ファイバと結合する場合は、光ファイ
バと光半導体素子の光結合効率を考慮に入れる必要があ
る。一般に、光結合効率は光ファイバと光半導体素子を
近接させて結合効率を高くする場合が多い。そこで、光
ファイバとの光結合を考慮して光ファイバを近接配置
し、一括気密封止する構造を次に述べる。
【0063】図8は本発明の第4の実施例に係わる光半
導体モジュールの概略構成を示すもので、(a)は側断
面図、(b)は(a)の矢視B−B′断面図である。図
8(a)において、251は光半導体素子で、Siサブ
マウント252上にマウントされている。Siサブマウ
ント252上には電気配線253が形成されており、こ
の電気配線253は光半導体素子251とボンディング
ワイヤ254により電気的に接続されている。255は
Siサブマウント252上に形成された溝部であり、図
6と同様の構造である。259はキャップであり半田シ
ール用の下地金属を介してシーリング半田材料によりS
iサブマウント252と接着されている。262はSi
サブマウント252と電気配線を絶縁するために形成さ
れた絶縁膜である。
導体モジュールの概略構成を示すもので、(a)は側断
面図、(b)は(a)の矢視B−B′断面図である。図
8(a)において、251は光半導体素子で、Siサブ
マウント252上にマウントされている。Siサブマウ
ント252上には電気配線253が形成されており、こ
の電気配線253は光半導体素子251とボンディング
ワイヤ254により電気的に接続されている。255は
Siサブマウント252上に形成された溝部であり、図
6と同様の構造である。259はキャップであり半田シ
ール用の下地金属を介してシーリング半田材料によりS
iサブマウント252と接着されている。262はSi
サブマウント252と電気配線を絶縁するために形成さ
れた絶縁膜である。
【0064】263は金属被膜光ファイバで、Siサブ
マウント252上に形成された溝264により保持され
ており、溝264上に形成された半田265によりSi
サブマウント252に固定されている。光半導体素子2
51の出力光の光軸は光ファイバ263の光軸と一致す
るように調整されてマウントされている。
マウント252上に形成された溝264により保持され
ており、溝264上に形成された半田265によりSi
サブマウント252に固定されている。光半導体素子2
51の出力光の光軸は光ファイバ263の光軸と一致す
るように調整されてマウントされている。
【0065】図8(b)は図8(a)のB−B′で切断
した断面図である。光ファイバ263及び光ファイバ保
持用の溝264はキャップの境界部で十分な半田265
で埋め込まれており、気密が保たれる構造である。
した断面図である。光ファイバ263及び光ファイバ保
持用の溝264はキャップの境界部で十分な半田265
で埋め込まれており、気密が保たれる構造である。
【0066】この光半導体モジュールによれば、光半導
体素子、光ファイバ及び光結合系を搭載した微小なSi
サブマウントに直接キャップを施して一括して気密封止
することが可能となり、光ファイバ結合が高く、外部回
路と高密度で接続が可能であり、外部回路との接続時に
特別な配慮も必要なくなる。
体素子、光ファイバ及び光結合系を搭載した微小なSi
サブマウントに直接キャップを施して一括して気密封止
することが可能となり、光ファイバ結合が高く、外部回
路と高密度で接続が可能であり、外部回路との接続時に
特別な配慮も必要なくなる。
【0067】ここでキャップの材質は半田封止によって
気密が保たれる材料であれば金属でも半導体であっても
よい。金属である場合、キャップの一部をグランドに落
とすことにより封止された半導体素子を外部から電磁シ
ールドすることが可能であるという効果もある。また、
半導体材料であっても表面をメタライズすることにより
同様の効果を持たせることが可能である。この効果を利
用することで、半導体チップを高密度実装することによ
る電磁相互作用が減少し、より高密度実装が可能とな
る。キャップ内部にボンディングワイヤなど導体部が露
出することが多いため、キャップ内部は電気的に絶縁し
たほうが望ましい。
気密が保たれる材料であれば金属でも半導体であっても
よい。金属である場合、キャップの一部をグランドに落
とすことにより封止された半導体素子を外部から電磁シ
ールドすることが可能であるという効果もある。また、
半導体材料であっても表面をメタライズすることにより
同様の効果を持たせることが可能である。この効果を利
用することで、半導体チップを高密度実装することによ
る電磁相互作用が減少し、より高密度実装が可能とな
る。キャップ内部にボンディングワイヤなど導体部が露
出することが多いため、キャップ内部は電気的に絶縁し
たほうが望ましい。
【0068】キャップを半導体で形成する場合、金属な
どで形成する場合に比較して、Siサブマウントと同じ
材料で形成できるという利点を持つSiで形成すること
が望まれる。Siを用いることによりはじめて、Siサ
ブマウントと同時プロセスによりキャップを大量生産が
可能で生産性を大幅に向上することができる。
どで形成する場合に比較して、Siサブマウントと同じ
材料で形成できるという利点を持つSiで形成すること
が望まれる。Siを用いることによりはじめて、Siサ
ブマウントと同時プロセスによりキャップを大量生産が
可能で生産性を大幅に向上することができる。
【0069】しかしながら、Siを用いる場合、特にS
iサブマウントと同時プロセスで形成する場合は、次の
ような問題がある。キャップのエッチング形状が非常に
広い面積にわたるため、V溝の様に異方性を利用したエ
ッチング停止が困難である。例えば、光半導体素子が半
導体レーザの場合その素子形状は数100μm四方に及
ぶ。従って、少なくともキャップのエッチング開口の面
積はそれ以上必要となり、V溝で形成するためにはSi
ウェハの厚みはmmオーダーの厚さが必要となってしま
う。
iサブマウントと同時プロセスで形成する場合は、次の
ような問題がある。キャップのエッチング形状が非常に
広い面積にわたるため、V溝の様に異方性を利用したエ
ッチング停止が困難である。例えば、光半導体素子が半
導体レーザの場合その素子形状は数100μm四方に及
ぶ。従って、少なくともキャップのエッチング開口の面
積はそれ以上必要となり、V溝で形成するためにはSi
ウェハの厚みはmmオーダーの厚さが必要となってしま
う。
【0070】そこで、エッチングが停止する以前でエッ
チングを終了することが必要であり、時間制御によるキ
ャップ深さ制御が必要である。しかしながら、この場合
エッチングの深さはエッチング条件、特にエッチャント
の回り具合など制御が困難な条件で大きく左右されるこ
とが多い。また、エッチング開口の底面の平坦性が保た
れないこともある。このような問題を解決する実施例を
以下に示す。 (実施例5)図9は、本発明の第5の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示す断面図である。29
0はキャップでSi直接接着基板よりなる。他の部分は
図8と基本的に同様である。291はSi基板で他のS
i基板293と酸化膜292を挟んで直接接着されてい
る。Si基板293には、エッチングにより形成された
溝部296が形成されている。294はキャップ内部の
電気配線と絶縁を取るために形成した酸化膜である。2
95は半田シールする際の半田金属及び下地金属であ
る。
チングを終了することが必要であり、時間制御によるキ
ャップ深さ制御が必要である。しかしながら、この場合
エッチングの深さはエッチング条件、特にエッチャント
の回り具合など制御が困難な条件で大きく左右されるこ
とが多い。また、エッチング開口の底面の平坦性が保た
れないこともある。このような問題を解決する実施例を
以下に示す。 (実施例5)図9は、本発明の第5の実施例に係わる光
半導体モジュールの概略構成を示す断面図である。29
0はキャップでSi直接接着基板よりなる。他の部分は
図8と基本的に同様である。291はSi基板で他のS
i基板293と酸化膜292を挟んで直接接着されてい
る。Si基板293には、エッチングにより形成された
溝部296が形成されている。294はキャップ内部の
電気配線と絶縁を取るために形成した酸化膜である。2
95は半田シールする際の半田金属及び下地金属であ
る。
【0071】ここで、エッチングとしてSiのエッチン
グ速度が酸化膜のエッチング速度と比較して大きいエッ
チング方法を用いることにより、溝部底面297が平坦
な面を出すことができる。このため、キャップとして用
いた場合、内部に搭載する素子の大きさに合わせて、精
度良く溝部の深さを制御できる。また、Siサブマウン
トを作成する際の半導体プロセスと整合性の良いプロセ
スを用いることによって、キャップを一括して大量に作
成することができる。従って、別に微細なキャップを用
意する必要がないため、製造ラインの簡略化が図れ生産
性が向上することである。
グ速度が酸化膜のエッチング速度と比較して大きいエッ
チング方法を用いることにより、溝部底面297が平坦
な面を出すことができる。このため、キャップとして用
いた場合、内部に搭載する素子の大きさに合わせて、精
度良く溝部の深さを制御できる。また、Siサブマウン
トを作成する際の半導体プロセスと整合性の良いプロセ
スを用いることによって、キャップを一括して大量に作
成することができる。従って、別に微細なキャップを用
意する必要がないため、製造ラインの簡略化が図れ生産
性が向上することである。
【0072】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はない。ここでは、Siサブマウント一枚に対して光半
導体素子、光ファイバのみを搭載した例を述べたが、一
枚のSiサブマウント上に光半導体素子とレンズなどの
光結合系を搭載することもできる。 (実施例6)図10は、本発明の第6の実施例に係わる
光半導体モジュールの概略構成図であり、(a)は側断
面図、(b)は(a)をB−B′で切断した断面図であ
る。図において、221は光半導体素子で、Siサブマ
ウント222上にマウントされている。Siサブマウン
ト222上には電気配線223が形成され、この配線2
23は光半導体素子221とボンディングワイヤ224
により電気的に接続されている。225はSiサブマウ
ント222上に形成された溝部であり、図6と同様の構
造である。233は金属被膜光ファイバで、Siサブマ
ウント222上に形成された溝234に半田固定されて
いる。そして、光半導体素子221の出力光の光軸は光
ファイバ233の光軸と一致するように調整されてマウ
ントされている。
はない。ここでは、Siサブマウント一枚に対して光半
導体素子、光ファイバのみを搭載した例を述べたが、一
枚のSiサブマウント上に光半導体素子とレンズなどの
光結合系を搭載することもできる。 (実施例6)図10は、本発明の第6の実施例に係わる
光半導体モジュールの概略構成図であり、(a)は側断
面図、(b)は(a)をB−B′で切断した断面図であ
る。図において、221は光半導体素子で、Siサブマ
ウント222上にマウントされている。Siサブマウン
ト222上には電気配線223が形成され、この配線2
23は光半導体素子221とボンディングワイヤ224
により電気的に接続されている。225はSiサブマウ
ント222上に形成された溝部であり、図6と同様の構
造である。233は金属被膜光ファイバで、Siサブマ
ウント222上に形成された溝234に半田固定されて
いる。そして、光半導体素子221の出力光の光軸は光
ファイバ233の光軸と一致するように調整されてマウ
ントされている。
【0073】229はキャップでありSiサブマウント
222と半田接着されており、箱型部229aとレンズ
状透明体229bからなる。箱型部229aは、金属や
半導体やセラミックなどから成り、レンズ状透明体22
9bは入出力光に対して透明な材料から成り、光半導体
素子221と光ファイバ233との光結合が得られるよ
うなレンズ状構造になっている。例えば、光半導体素子
221が光導体レーザ素子である場合には出力光が拡散
して行くため、光ファイバに有効に出力光を結合させる
ため、凸レンズ状構造である。箱型部229aとレンズ
状透明体229bは半田などで気密接着されて一つのキ
ャップ229を構成している。
222と半田接着されており、箱型部229aとレンズ
状透明体229bからなる。箱型部229aは、金属や
半導体やセラミックなどから成り、レンズ状透明体22
9bは入出力光に対して透明な材料から成り、光半導体
素子221と光ファイバ233との光結合が得られるよ
うなレンズ状構造になっている。例えば、光半導体素子
221が光導体レーザ素子である場合には出力光が拡散
して行くため、光ファイバに有効に出力光を結合させる
ため、凸レンズ状構造である。箱型部229aとレンズ
状透明体229bは半田などで気密接着されて一つのキ
ャップ229を構成している。
【0074】この光半導体モジュールによれば、光半導
体素子、光ファイバ及び光結合系を同一のSiサブマウ
ントに搭載し、Siサブマウントに直接レンズ構造を持
つキャップを施して光半導体素子を微小領域で気密封止
することが可能となり、光ファイバ結合が高く、外部回
路と高密度で接続が可能である。 (実施例7)図11(a)は、本発明の第7の実施例に
係わる光半導体モジュールの概略構成を示す断面図であ
る。271は光半導体素子で、Siサブマウント272
上にマウントされている。Siサブマウント272上に
は電気配線273が形成されており、この配線273は
光半導体素子271とボンディングワイヤ274により
電気的に接続されている。275はSiサブマウント2
72上に形成された溝部であり、図6と同様の構造であ
る。283は金属被膜光ファイバで、Siサブマウント
272上に形成された溝284に半田固定されている。
そして、光半導体素子271の出力光の光軸は光ファイ
バ283の光軸と一致するように調整されてマウントさ
れている。
体素子、光ファイバ及び光結合系を同一のSiサブマウ
ントに搭載し、Siサブマウントに直接レンズ構造を持
つキャップを施して光半導体素子を微小領域で気密封止
することが可能となり、光ファイバ結合が高く、外部回
路と高密度で接続が可能である。 (実施例7)図11(a)は、本発明の第7の実施例に
係わる光半導体モジュールの概略構成を示す断面図であ
る。271は光半導体素子で、Siサブマウント272
上にマウントされている。Siサブマウント272上に
は電気配線273が形成されており、この配線273は
光半導体素子271とボンディングワイヤ274により
電気的に接続されている。275はSiサブマウント2
72上に形成された溝部であり、図6と同様の構造であ
る。283は金属被膜光ファイバで、Siサブマウント
272上に形成された溝284に半田固定されている。
そして、光半導体素子271の出力光の光軸は光ファイ
バ283の光軸と一致するように調整されてマウントさ
れている。
【0075】279はキャップでありSiサブマウント
272と半田接着されている。277は金属被覆レンズ
体であり、Siサブマウント272上に形成された溝2
76上に半田278で固定されている。光半導体素子2
71、金属被覆レンズ体277は光軸調整された後固定
される。光ファイバ283は、溝284により固定され
るため、光半導体素子やレンズ体のマウント位置が溝2
84に対し相対位置がフォトリソグラフィーなどにより
規定されていれば、光軸調整は殆ど必要せずに光結合が
得られる。
272と半田接着されている。277は金属被覆レンズ
体であり、Siサブマウント272上に形成された溝2
76上に半田278で固定されている。光半導体素子2
71、金属被覆レンズ体277は光軸調整された後固定
される。光ファイバ283は、溝284により固定され
るため、光半導体素子やレンズ体のマウント位置が溝2
84に対し相対位置がフォトリソグラフィーなどにより
規定されていれば、光軸調整は殆ど必要せずに光結合が
得られる。
【0076】この光半導体モジュールによれば、レンズ
を内部に組み込んだことにより、より光結合効率を高め
ることができる。また、他の実施例と同様、光半導体素
子、光ファイバ及び光結合系を搭載したSiサブマウン
トに直接キャップを施して一括して微小領域で気密封止
することが可能となり、外部回路と高密度で接続が可能
である。
を内部に組み込んだことにより、より光結合効率を高め
ることができる。また、他の実施例と同様、光半導体素
子、光ファイバ及び光結合系を搭載したSiサブマウン
トに直接キャップを施して一括して微小領域で気密封止
することが可能となり、外部回路と高密度で接続が可能
である。
【0077】さらに、図11(b)は、本実施例の変形
例であり、実施例の光ファイバが図8と同様な方法で光
半導体素子及びレンズ体と一括して気密性封止されてい
る構造である。
例であり、実施例の光ファイバが図8と同様な方法で光
半導体素子及びレンズ体と一括して気密性封止されてい
る構造である。
【0078】この光半導体モジュールによれば、レンズ
を内部に組み込んだことにより、より光結合効率を高め
ることができ、光半導体素子、光ファイバ及び光結合系
を搭載したSiサブマウントに直接キャップを施して一
括して微小領域で気密封止することが可能となり、外部
回路と高密度で接続が可能であり、外部回路と接続する
際に特別の配慮も必要としない。
を内部に組み込んだことにより、より光結合効率を高め
ることができ、光半導体素子、光ファイバ及び光結合系
を搭載したSiサブマウントに直接キャップを施して一
括して微小領域で気密封止することが可能となり、外部
回路と高密度で接続が可能であり、外部回路と接続する
際に特別の配慮も必要としない。
【0079】また、できる限り光半導体素子と近接させ
る必要のある半導体素子を含めて、光半導体素子等に汚
染などの影響を及ぼさない程度で、一括して気密性封止
することも可能である。 (実施例8)図12は、本発明の第8の実施例に係わる
光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であり、気
密封止のためのキャップを装着する前の構成状態を示し
ている。
る必要のある半導体素子を含めて、光半導体素子等に汚
染などの影響を及ぼさない程度で、一括して気密性封止
することも可能である。 (実施例8)図12は、本発明の第8の実施例に係わる
光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であり、気
密封止のためのキャップを装着する前の構成状態を示し
ている。
【0080】この実施例は、モジュールに光ファイバが
直接取り付けられる所謂ピグテール型光モジュールの構
成を示している。図中301はモジュール主基板、30
2は光ファイバガイド溝、303はSiO2 ,Si3 N
4 等の絶縁膜、304は信号入出力用の電気配線、30
5は低融点ガラス等を埋込み形成した絶縁物、306は
信号電極、307は接地電極、308は光半導体素子の
電気接続と位置調整を行わせるためのバンプ電極、30
9は気密封止用のシーリング半田、310は光ファイバ
保持用の副基板312をモジュール主基板に固定するた
めの固定半田、311は半導体レーザ等の光半導体素
子、312は光ファイバ固定用の副基板、313は光フ
ァイバである。電気配線304は絶縁物305の部分で
Siサブマウントの凹部を介して信号電極306に接続
されており、この部分で配線304上に絶縁物305が
設けられているため、配線304とシーリング半田9と
は電気的に絶縁されている。
直接取り付けられる所謂ピグテール型光モジュールの構
成を示している。図中301はモジュール主基板、30
2は光ファイバガイド溝、303はSiO2 ,Si3 N
4 等の絶縁膜、304は信号入出力用の電気配線、30
5は低融点ガラス等を埋込み形成した絶縁物、306は
信号電極、307は接地電極、308は光半導体素子の
電気接続と位置調整を行わせるためのバンプ電極、30
9は気密封止用のシーリング半田、310は光ファイバ
保持用の副基板312をモジュール主基板に固定するた
めの固定半田、311は半導体レーザ等の光半導体素
子、312は光ファイバ固定用の副基板、313は光フ
ァイバである。電気配線304は絶縁物305の部分で
Siサブマウントの凹部を介して信号電極306に接続
されており、この部分で配線304上に絶縁物305が
設けられているため、配線304とシーリング半田9と
は電気的に絶縁されている。
【0081】また、接地電極307は絶縁膜に開口を設
けてモジュール主基板301に電気的な接続を行ってお
くが、モジュール主基板301が非導電性の場合は電気
配線304と同様に、或いはシーリング半田309を介
して外部の接地電極に接続する。光ファイバ313及び
副基板312は予め比較的高融点の半田(例えばAuG
e,AuSn等)で固定しておき、選択部分の研磨、又
はダイシング加工を行って光ファイバ313の先端が副
基板312の端面と揃うようにしておく。図12までの
組み立てを行った後、気密封止のためのキャップ(図示
せず)をシーリング半田309により取り付け、前記図
3(b)のように補助封止半田により光ファイバ313
の固定部分の隙間を封じて完成する。 (実施例9)図13は、本発明の第9の実施例に係わる
半導体モジュールの構成を示す側断面図である。まず、
2枚のシリコンウェハをそれぞれ、例えばウェハ406
を200μm、ウェハ408を250μmに平滑研磨
し、表面を熱酸化して形成した酸化膜407を介して直
接接着する。このシリコンウェハ406,408を酸化
膜407を介して直接接着する方法に関しては例えば特
開昭61−5544号公報、特開昭61−42154号
公報等に詳しく述べられている。
けてモジュール主基板301に電気的な接続を行ってお
くが、モジュール主基板301が非導電性の場合は電気
配線304と同様に、或いはシーリング半田309を介
して外部の接地電極に接続する。光ファイバ313及び
副基板312は予め比較的高融点の半田(例えばAuG
e,AuSn等)で固定しておき、選択部分の研磨、又
はダイシング加工を行って光ファイバ313の先端が副
基板312の端面と揃うようにしておく。図12までの
組み立てを行った後、気密封止のためのキャップ(図示
せず)をシーリング半田309により取り付け、前記図
3(b)のように補助封止半田により光ファイバ313
の固定部分の隙間を封じて完成する。 (実施例9)図13は、本発明の第9の実施例に係わる
半導体モジュールの構成を示す側断面図である。まず、
2枚のシリコンウェハをそれぞれ、例えばウェハ406
を200μm、ウェハ408を250μmに平滑研磨
し、表面を熱酸化して形成した酸化膜407を介して直
接接着する。このシリコンウェハ406,408を酸化
膜407を介して直接接着する方法に関しては例えば特
開昭61−5544号公報、特開昭61−42154号
公報等に詳しく述べられている。
【0082】この接着基板上に、2つのガイドピン40
5固定用の凹部410、及び半導体チップ搭載用基板4
01を固定するための凹部411をマスク合わせ工程、
選択エッチング工程により形成する。このとき、深さが
接合面に達するまでエッチングを行うと、エッチングは
酸化膜407によって自動的に停止する。その後、底面
の酸化膜407を弗酸等で取り除き、その底面にはAu
Cr,AuSnを蒸着などの手法により形成する。しか
る後、半導体チップ404の搭載された基板401を凹
部411に搭載し、温度を上げながら図14のように抑
え板415a,ステム409で挟み込みネジ穴414に
よりネジ止め固定する。
5固定用の凹部410、及び半導体チップ搭載用基板4
01を固定するための凹部411をマスク合わせ工程、
選択エッチング工程により形成する。このとき、深さが
接合面に達するまでエッチングを行うと、エッチングは
酸化膜407によって自動的に停止する。その後、底面
の酸化膜407を弗酸等で取り除き、その底面にはAu
Cr,AuSnを蒸着などの手法により形成する。しか
る後、半導体チップ404の搭載された基板401を凹
部411に搭載し、温度を上げながら図14のように抑
え板415a,ステム409で挟み込みネジ穴414に
よりネジ止め固定する。
【0083】このねじ止めの際にガイドピン405とガ
イドピン搭載用凹部410の位置関係、及び使用する抑
え板415aの形状は、対向位置決めされて接続される
第1の半導体モジュール及び第2の半導体モジュールの
熱膨脹係数・硬度等、熱・外力等による変形度合いの差
異(以下、変形度と記す)が本実施例の変形度と同じで
あるか否かによって異なる。即ち、第1の半導体モジュ
ールが本実施例の変形度と一致し、第2の半導体モジュ
ールが一致していない、例えばいわゆるMTコネクタの
ように材質,熱膨張系数等の点で異なり、接続用ガイド
ピン間の間隔及びピンピッチの外力や温度変化などによ
る変動が第1の半導体モジュールと比較して異なる場合
には、接続される半導体モジュール間で接続用ガイドピ
ン間の間隔及びピンピッチなどが異なる場合が生じるた
め、接続時にいずれか若しくは双方の半導体モジュール
及びその寸法精度を損なう恐れがある。
イドピン搭載用凹部410の位置関係、及び使用する抑
え板415aの形状は、対向位置決めされて接続される
第1の半導体モジュール及び第2の半導体モジュールの
熱膨脹係数・硬度等、熱・外力等による変形度合いの差
異(以下、変形度と記す)が本実施例の変形度と同じで
あるか否かによって異なる。即ち、第1の半導体モジュ
ールが本実施例の変形度と一致し、第2の半導体モジュ
ールが一致していない、例えばいわゆるMTコネクタの
ように材質,熱膨張系数等の点で異なり、接続用ガイド
ピン間の間隔及びピンピッチの外力や温度変化などによ
る変動が第1の半導体モジュールと比較して異なる場合
には、接続される半導体モジュール間で接続用ガイドピ
ン間の間隔及びピンピッチなどが異なる場合が生じるた
め、接続時にいずれか若しくは双方の半導体モジュール
及びその寸法精度を損なう恐れがある。
【0084】このため、以下のような手順で対向位置決
めを行い、第2の半導体モジュールの寸法に第1の半導
体モジュールの寸法を合わせることが必要となる。この
方法を以下に記す。まず、第2の半導体モジュールの凹
部に図14のガイドピン405を差し込み、その状態を
保持したまま第1の半導体モジュール上のガイドピン搭
載用凹部410に搭載する。このとき、ガイドピン40
5の底部と凹部410底面を接して配置する。その後、
ガイドピン405と接触する抑え部が平坦な抑え板41
5aを用いて、抑え板415aとステム409とをネジ
穴414によりネジ止め固定する。このとき、ガイドピ
ン405は底部に上方から押しつけられるのみであり、
ガイドピン405の内側の半導体チップ及びサブマウン
トには力がかからない。このため、ガイドピン405間
隔及びその間隔の中央位置のずれ等は第2の半導体モジ
ュールの精度が保存される。さらに、ガイドピン405
を含めた第1の半導体モジュールと第2の半導体モジュ
ール全体の向きは凹部と平行に固定されることとなる。
めを行い、第2の半導体モジュールの寸法に第1の半導
体モジュールの寸法を合わせることが必要となる。この
方法を以下に記す。まず、第2の半導体モジュールの凹
部に図14のガイドピン405を差し込み、その状態を
保持したまま第1の半導体モジュール上のガイドピン搭
載用凹部410に搭載する。このとき、ガイドピン40
5の底部と凹部410底面を接して配置する。その後、
ガイドピン405と接触する抑え部が平坦な抑え板41
5aを用いて、抑え板415aとステム409とをネジ
穴414によりネジ止め固定する。このとき、ガイドピ
ン405は底部に上方から押しつけられるのみであり、
ガイドピン405の内側の半導体チップ及びサブマウン
トには力がかからない。このため、ガイドピン405間
隔及びその間隔の中央位置のずれ等は第2の半導体モジ
ュールの精度が保存される。さらに、ガイドピン405
を含めた第1の半導体モジュールと第2の半導体モジュ
ール全体の向きは凹部と平行に固定されることとなる。
【0085】次に、第1の半導体モジュールも第2の半
導体モジュールも同じく本実施例と同じ変形度を持つ場
合について以下に示す。同材質で同じPEP(フォトエ
ッチングプロセス)工程を経て作成された本実施例の半
導体モジュール同士の寸法精度の一致度は良好である。
このため、上記異なる変形度を持つ半導体モジュール同
士の対向位置決め時のように、寸法精度の劣る半導体モ
ジュールに合わせて対向位置決めを行う必要がない。こ
のときのネジ止め方法を図15に示す。
導体モジュールも同じく本実施例と同じ変形度を持つ場
合について以下に示す。同材質で同じPEP(フォトエ
ッチングプロセス)工程を経て作成された本実施例の半
導体モジュール同士の寸法精度の一致度は良好である。
このため、上記異なる変形度を持つ半導体モジュール同
士の対向位置決め時のように、寸法精度の劣る半導体モ
ジュールに合わせて対向位置決めを行う必要がない。こ
のときのネジ止め方法を図15に示す。
【0086】まず、第1の半導体モジュールと第2の半
導体モジュールの相対向するガイドピン搭載用の凹部4
10にガイドピン405を搭載する。このとき、ガイド
ピン405の底部は、両半導体モジュールにおけるガイ
ドピン搭載用凹部410の底部と接している。この2つ
の半導体モジュールを傾斜した抑え面を持つ抑え板41
5bで抑えると、ガイドピン405は上下方向には底面
に力がかかり、横方向には凹部410の一方の側面(上
記例では内側側面)に押し付られる力が働く。この横方
向から作用する力は、ガイドピン405とチップ搭載用
基板401との間に存在する部材(以下、緩衝部材と記
す)412によって基板406に散逸されるため、両緩
衝部材412間の領域に対する過剰な外力の作用を防止
する特徴を有する。上記横方向の概略防止作用により、
半導体モジュール同士の連結時の半導体チップ搭載用基
板の外力による破損を防止することができる。このた
め、サブマウントの代わりに割れ易い半導体チップをそ
のまま凹部に搭載し連結することも可能である。
導体モジュールの相対向するガイドピン搭載用の凹部4
10にガイドピン405を搭載する。このとき、ガイド
ピン405の底部は、両半導体モジュールにおけるガイ
ドピン搭載用凹部410の底部と接している。この2つ
の半導体モジュールを傾斜した抑え面を持つ抑え板41
5bで抑えると、ガイドピン405は上下方向には底面
に力がかかり、横方向には凹部410の一方の側面(上
記例では内側側面)に押し付られる力が働く。この横方
向から作用する力は、ガイドピン405とチップ搭載用
基板401との間に存在する部材(以下、緩衝部材と記
す)412によって基板406に散逸されるため、両緩
衝部材412間の領域に対する過剰な外力の作用を防止
する特徴を有する。上記横方向の概略防止作用により、
半導体モジュール同士の連結時の半導体チップ搭載用基
板の外力による破損を防止することができる。このた
め、サブマウントの代わりに割れ易い半導体チップをそ
のまま凹部に搭載し連結することも可能である。
【0087】上記緩衝部材412の材質はシリコンに限
らず、ガイドピン405から緩衝部材412に作用する
力に絶え得るに十分な強度,厚さを持つ、例えばSi3
N4,SiO2 のような化合物、ガラス又は半導体材料
であれば問題はない。また、十分な強度と弾力を持つ、
例えばプラスチック,ゴム,ポリイミドのような高分子
材料であっても構わない。また、その断面形状は台形に
限らず、図17(a)のような長方形、図17(b)の
ような倒立した台形、図17(c)のような反円形であ
っても一向に構わない。さらに、図17(d)のような
高分子材料と向き材料とを組み合わせると外力防止作用
は向上する。また、2つの半導体モジュールの寸法精度
は一致しているため、同時にネジ止めすることによっ
て、高精度に対向位置決めされる。
らず、ガイドピン405から緩衝部材412に作用する
力に絶え得るに十分な強度,厚さを持つ、例えばSi3
N4,SiO2 のような化合物、ガラス又は半導体材料
であれば問題はない。また、十分な強度と弾力を持つ、
例えばプラスチック,ゴム,ポリイミドのような高分子
材料であっても構わない。また、その断面形状は台形に
限らず、図17(a)のような長方形、図17(b)の
ような倒立した台形、図17(c)のような反円形であ
っても一向に構わない。さらに、図17(d)のような
高分子材料と向き材料とを組み合わせると外力防止作用
は向上する。また、2つの半導体モジュールの寸法精度
は一致しているため、同時にネジ止めすることによっ
て、高精度に対向位置決めされる。
【0088】なお、凹部形成のエッチングを精度良く行
うことにより、ガイドピン405が底面及び両側面に同
時に接するようにした場合には、上記ガイドピン405
の抑え込みは上部方向からのみでもよい。また、図16
に示すような平らな抑え面と傾斜した抑え面を持つ抑え
板415cを用いてネジ止め固定を行うと、ガイドピン
405が抑え板415cのガイドを平坦な抑え面に達す
るまで滑るため、ネジ止めの際に抑え板415cを容易
に位置決め固定することができる。
うことにより、ガイドピン405が底面及び両側面に同
時に接するようにした場合には、上記ガイドピン405
の抑え込みは上部方向からのみでもよい。また、図16
に示すような平らな抑え面と傾斜した抑え面を持つ抑え
板415cを用いてネジ止め固定を行うと、ガイドピン
405が抑え板415cのガイドを平坦な抑え面に達す
るまで滑るため、ネジ止めの際に抑え板415cを容易
に位置決め固定することができる。
【0089】このように、ガイドピン405はエッチン
グによって形成された凹部に上記のように固定されるた
め、水平方向にはサブマウント又は半導体チップの切り
出し誤差と独立に確実な位置決めができる。また、(作
用3)で述べたようにガイドピン405の底面とサブマ
ウント又は半導体チップの底面とは共に選択エッチング
により露出した面に接するため、上下方向にはシリコン
基板406上面又は酸化膜407上面を基準とした確実
な位置合わせが可能である。さらに、このような半導体
モジュールを複数連結後にも、各半導体モジュール内で
ガイドピン405底面とサブマウント又は半導体チップ
の底面とは常に一致しているため、各半導体モジュール
のシリコン基板406の厚さに拘らず異なる半導体モジ
ュール間でサブマウント又は半導体チップの底面は一致
する。
グによって形成された凹部に上記のように固定されるた
め、水平方向にはサブマウント又は半導体チップの切り
出し誤差と独立に確実な位置決めができる。また、(作
用3)で述べたようにガイドピン405の底面とサブマ
ウント又は半導体チップの底面とは共に選択エッチング
により露出した面に接するため、上下方向にはシリコン
基板406上面又は酸化膜407上面を基準とした確実
な位置合わせが可能である。さらに、このような半導体
モジュールを複数連結後にも、各半導体モジュール内で
ガイドピン405底面とサブマウント又は半導体チップ
の底面とは常に一致しているため、各半導体モジュール
のシリコン基板406の厚さに拘らず異なる半導体モジ
ュール間でサブマウント又は半導体チップの底面は一致
する。
【0090】なお、上記実施例ではガイドピン405は
必ずしも2本に限らず複数本でも構わない。さらに、半
導体チップ404は例えば半導体レーザ,受光素子,フ
ァイバ,増幅素子,導波路などいずれであっても一向に
構わない。また、1個に限らず複数個でもアレイ状であ
っても一向に構わないことはいうまでもない。 (実施例10)図18は、本発明の第10の実施例に係
わる半導体モジュールの構成を示す側断面図である。な
お、図13と同一部分には同一符号を付して、その詳し
い説明は省略する。この実施例は、半導体チップ404
を搭載する基板416として、従来と同様に、シリコン
ウェハ401とシリコンウェハ403とを酸化膜402
を挟んで直接接着したシリコンサブマウント416とし
たものである。この場合は、シリコンウェハ406に対
してシリコンサブマウント416を正確に位置決めでき
ると共に、シリコンサブマウント416に対して半導体
チップ404を正確に位置決めできる。
必ずしも2本に限らず複数本でも構わない。さらに、半
導体チップ404は例えば半導体レーザ,受光素子,フ
ァイバ,増幅素子,導波路などいずれであっても一向に
構わない。また、1個に限らず複数個でもアレイ状であ
っても一向に構わないことはいうまでもない。 (実施例10)図18は、本発明の第10の実施例に係
わる半導体モジュールの構成を示す側断面図である。な
お、図13と同一部分には同一符号を付して、その詳し
い説明は省略する。この実施例は、半導体チップ404
を搭載する基板416として、従来と同様に、シリコン
ウェハ401とシリコンウェハ403とを酸化膜402
を挟んで直接接着したシリコンサブマウント416とし
たものである。この場合は、シリコンウェハ406に対
してシリコンサブマウント416を正確に位置決めでき
ると共に、シリコンサブマウント416に対して半導体
チップ404を正確に位置決めできる。
【0091】そしてこの場合、図19に示すように抑え
板415bを用い、シリコンウェハ406,408を抑
え板415b,ステム409で挟み込みネジ穴414に
よりネジ止め固定する。このときのネジ止め方法は前記
図15で説明したのと同様である。 (実施例11)図20は、本発明の第11の実施例に係
わる光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であ
る。これは、光ファイバがアレイ化された所謂リボンフ
ァイバを用いた例であり、特に光ファイバとモジュール
が分離されたコネクタ型の光モジュールの構成例を示し
ている。
板415bを用い、シリコンウェハ406,408を抑
え板415b,ステム409で挟み込みネジ穴414に
よりネジ止め固定する。このときのネジ止め方法は前記
図15で説明したのと同様である。 (実施例11)図20は、本発明の第11の実施例に係
わる光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であ
る。これは、光ファイバがアレイ化された所謂リボンフ
ァイバを用いた例であり、特に光ファイバとモジュール
が分離されたコネクタ型の光モジュールの構成例を示し
ている。
【0092】図中501はモジュール基板、504は信
号入出力用の電気配線、505は低融点ガラス等を埋込
み形成した絶縁物、509は気密封止用のシーリング半
田、511は半導体レーザ等の光半導体素子、514は
気密封止のためのキャップ、515は光半導体素子51
1と光ファイバを光学接続するためのレンズである。こ
こで、電気配線504は前記第2の実施例で説明したよ
うに、モジュール基板501に設けた溝内に絶縁膜を介
して埋込み形成されている。
号入出力用の電気配線、505は低融点ガラス等を埋込
み形成した絶縁物、509は気密封止用のシーリング半
田、511は半導体レーザ等の光半導体素子、514は
気密封止のためのキャップ、515は光半導体素子51
1と光ファイバを光学接続するためのレンズである。こ
こで、電気配線504は前記第2の実施例で説明したよ
うに、モジュール基板501に設けた溝内に絶縁膜を介
して埋込み形成されている。
【0093】516,517,518は第9の実施例で
説明したような直接接着基板で、シリコンウェハ51
6,518がSiO2 膜517を挟んで直接接着された
基板、519は直接接着基板のシリコンウェハ518を
エッチングして形成した緩衝部、520はリボンファイ
バのコネクタを接続するためのガイドピンである。52
1,523はモジュールの全体を固定するためのステム
であり、ネジ穴524及び522により両者をネジ固定
してガイドピン520の固定も同時に行う。
説明したような直接接着基板で、シリコンウェハ51
6,518がSiO2 膜517を挟んで直接接着された
基板、519は直接接着基板のシリコンウェハ518を
エッチングして形成した緩衝部、520はリボンファイ
バのコネクタを接続するためのガイドピンである。52
1,523はモジュールの全体を固定するためのステム
であり、ネジ穴524及び522により両者をネジ固定
してガイドピン520の固定も同時に行う。
【0094】この実施例では、キャップ514を透光性
の材料とし、光半導体素子511の入力光又は出力光を
レンズ515で集光し、また、キャップ514を通して
外部との光入出力を行う。ここで、光半導体素子511
で使用する光の波長を1μm以上の波長(例えば1.3
μm)とすると、キャップ514としてシリコンを用い
ることができる。 (実施例12)図21は、本発明の第12の実施例に係
わる光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であ
る。接着基板マウント422上にX方向の凹部417、
Y方向の凹部418がガイドピン用に、凹部408が半
導体チップ用に第9の実施例と同様の工程を経て形成さ
れている。この凹部408に半導体チップ404を、凹
部417,418にガイドピン405を、凹部419に
ICチップ421を第9の実施例と同様の工程を経て半
田付けし、抑え板415dで抑え込むことにより位置決
め固定する。このネジ止めによる位置決めの際に用いる
抑え板は、図22に示す抑え板415eのように抑え面
が傾斜していてもよい。
の材料とし、光半導体素子511の入力光又は出力光を
レンズ515で集光し、また、キャップ514を通して
外部との光入出力を行う。ここで、光半導体素子511
で使用する光の波長を1μm以上の波長(例えば1.3
μm)とすると、キャップ514としてシリコンを用い
ることができる。 (実施例12)図21は、本発明の第12の実施例に係
わる光半導体モジュールの概略構成を示す斜視図であ
る。接着基板マウント422上にX方向の凹部417、
Y方向の凹部418がガイドピン用に、凹部408が半
導体チップ用に第9の実施例と同様の工程を経て形成さ
れている。この凹部408に半導体チップ404を、凹
部417,418にガイドピン405を、凹部419に
ICチップ421を第9の実施例と同様の工程を経て半
田付けし、抑え板415dで抑え込むことにより位置決
め固定する。このネジ止めによる位置決めの際に用いる
抑え板は、図22に示す抑え板415eのように抑え面
が傾斜していてもよい。
【0095】本実施例の半導体モジュールは、X,Y方
向に形成されたガイドピン405により前後左右に連結
可能である。図23にこの連結例を示す。半導体モジュ
ール420はガイドピン405を介して連結されてい
る。
向に形成されたガイドピン405により前後左右に連結
可能である。図23にこの連結例を示す。半導体モジュ
ール420はガイドピン405を介して連結されてい
る。
【0096】なお、上記実施例ではガイドピン405は
必ずしも2本に限らず複数本でも構わない。また、半導
体チップ404,ICチップ421はそれぞれ光半導体
素子や光学受動素子であってもよく、また従来例で説明
したのサブマウントであっても一向に構わない。また、
1個に限らず複数個でもアレイ状であっても一向に構わ
ないことはいうまでもない。 (実施例13)可搬基板上に高密度に半導体集積回路が
実装されたいわゆるICカード等の半導体モジュールに
おいては、その入出力結合部が他の結合体、例えば光コ
ネクタや多ピン電気コネクタに、精密に位置合わせされ
て結合される必要がある。これは前者の場合、単一モー
ドの光ファイバや光導波路と半導体レーザを光結合する
とき高精度の位置精度が要求され、後者の場合、ICカ
ードの記憶容量が大きくなる程その接続ピン数が増加
し、接続ピンの間隔が狭くなって各ピンの大きさが小さ
く設定されること等によっている。例えば光ファイバと
半導体レーザの結合では多モード光ファイバで±5μm
以下、単一モード光ファイバでは±2μm以下の精度が
要求される。また、ICカードの場合、徐々にその精度
要求が厳しくなってきており、将来的には100μmピ
ッチで±10μm以下の精度が考えられている。特に、
着脱が必要な場合、光及び電気の配線同士の位置決めが
困難になる。然るに、上記のガイドピンによる半導体モ
ジュールの連結構造をICカードの配線接続部に適用す
ることにより、容易に配線位置決め可能なICカードを
実現できる。
必ずしも2本に限らず複数本でも構わない。また、半導
体チップ404,ICチップ421はそれぞれ光半導体
素子や光学受動素子であってもよく、また従来例で説明
したのサブマウントであっても一向に構わない。また、
1個に限らず複数個でもアレイ状であっても一向に構わ
ないことはいうまでもない。 (実施例13)可搬基板上に高密度に半導体集積回路が
実装されたいわゆるICカード等の半導体モジュールに
おいては、その入出力結合部が他の結合体、例えば光コ
ネクタや多ピン電気コネクタに、精密に位置合わせされ
て結合される必要がある。これは前者の場合、単一モー
ドの光ファイバや光導波路と半導体レーザを光結合する
とき高精度の位置精度が要求され、後者の場合、ICカ
ードの記憶容量が大きくなる程その接続ピン数が増加
し、接続ピンの間隔が狭くなって各ピンの大きさが小さ
く設定されること等によっている。例えば光ファイバと
半導体レーザの結合では多モード光ファイバで±5μm
以下、単一モード光ファイバでは±2μm以下の精度が
要求される。また、ICカードの場合、徐々にその精度
要求が厳しくなってきており、将来的には100μmピ
ッチで±10μm以下の精度が考えられている。特に、
着脱が必要な場合、光及び電気の配線同士の位置決めが
困難になる。然るに、上記のガイドピンによる半導体モ
ジュールの連結構造をICカードの配線接続部に適用す
ることにより、容易に配線位置決め可能なICカードを
実現できる。
【0097】図24はこの実施例の概略構成を示もの
で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。420
は半導体モジュールであり、複数個がガイドピン405
により2次元的に連結されている。連結された複数の半
導体モジュール420は一括して樹脂などの物質424
で固定されており、ICカード425を構成している。
このような構成では、上記のように配線位置決めが容易
であり機能によって半導体モジュール420の組み合わ
せが選択できるため、多様なICカードに適用可能であ
ると共に、比較的簡単な行程であるため、量産化に適し
ている。
で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。420
は半導体モジュールであり、複数個がガイドピン405
により2次元的に連結されている。連結された複数の半
導体モジュール420は一括して樹脂などの物質424
で固定されており、ICカード425を構成している。
このような構成では、上記のように配線位置決めが容易
であり機能によって半導体モジュール420の組み合わ
せが選択できるため、多様なICカードに適用可能であ
ると共に、比較的簡単な行程であるため、量産化に適し
ている。
【0098】なお、上記実施例では半導体モジュール4
20は一層のみであるが、2次元的に連結した半導体モ
ジュールを複数層重ね合わせることも可能である。ま
た、ガイドピン405は必ずしも2本に限らず複数本で
も構わない。また、半導体チップ404,ICチップ4
21はそれぞれ光半導体素子や光学受動素子であっても
よく、また従来例のサブマウントであっても一向に構わ
ない。また、1個に限らず複数個でもアレイ状であって
も一向に構わないことはいうまでもない。
20は一層のみであるが、2次元的に連結した半導体モ
ジュールを複数層重ね合わせることも可能である。ま
た、ガイドピン405は必ずしも2本に限らず複数本で
も構わない。また、半導体チップ404,ICチップ4
21はそれぞれ光半導体素子や光学受動素子であっても
よく、また従来例のサブマウントであっても一向に構わ
ない。また、1個に限らず複数個でもアレイ状であって
も一向に構わないことはいうまでもない。
【0099】
【発明の効果】(効果1)以上詳述したように本発明に
よれば、光ファイバのガイド溝端部における光ファイバ
の変形,屈曲を防止するために、光ファイバを予め光フ
ァイバの変形を防止する副基板に固定し、その副基板に
対して光ファイバの先端を調整しておくことにより、光
半導体モジュールの低価格化と量産化を格段に向上し、
光伝送技術の汎用的システムへの導入を可能にし、これ
により各種情報機器の大幅な性能向上とこれによる産業
の発達,発展に大きく寄与することができる。 (効果2)以上詳述したように本発明によれば、光半導
体素子を搭載したSiサブマウント上に直接Siキャッ
プを接着することにより、光半導体素子を搭載したSi
サブマウント上で光半導体素子,光ファイバー及び光結
合系を一括して気密封止することができるため、光半導
体素子と同等の寸法で光半導体素子の実現が可能であ
り、外部回路との集積化に適している。また、既に気密
封止されているため外部回路と接続する場合にも特別な
配慮を必要とせずに、生産性を向上させることができる
という効果を持つ。 (効果3)以上詳述したように本発明によれば、上下方
向,水平方向共に比較的簡単なマスク合わせ工程、選択
エッチング工程により位置決めがなされ、特にガイドピ
ン及び半導体チップの底面は同一の平坦なシリコン基板
上に接して配置されるため、この面を基準とした半導体
モジュール内での上下方向の位置決め精度は極めて高
い。
よれば、光ファイバのガイド溝端部における光ファイバ
の変形,屈曲を防止するために、光ファイバを予め光フ
ァイバの変形を防止する副基板に固定し、その副基板に
対して光ファイバの先端を調整しておくことにより、光
半導体モジュールの低価格化と量産化を格段に向上し、
光伝送技術の汎用的システムへの導入を可能にし、これ
により各種情報機器の大幅な性能向上とこれによる産業
の発達,発展に大きく寄与することができる。 (効果2)以上詳述したように本発明によれば、光半導
体素子を搭載したSiサブマウント上に直接Siキャッ
プを接着することにより、光半導体素子を搭載したSi
サブマウント上で光半導体素子,光ファイバー及び光結
合系を一括して気密封止することができるため、光半導
体素子と同等の寸法で光半導体素子の実現が可能であ
り、外部回路との集積化に適している。また、既に気密
封止されているため外部回路と接続する場合にも特別な
配慮を必要とせずに、生産性を向上させることができる
という効果を持つ。 (効果3)以上詳述したように本発明によれば、上下方
向,水平方向共に比較的簡単なマスク合わせ工程、選択
エッチング工程により位置決めがなされ、特にガイドピ
ン及び半導体チップの底面は同一の平坦なシリコン基板
上に接して配置されるため、この面を基準とした半導体
モジュール内での上下方向の位置決め精度は極めて高
い。
【0100】また、位置決め固定の場合にガイドピンに
かかる力はガイドピンに挟まれたサブマウントや半導体
チップには加わらない。さらに、ガイドピンの凹部は前
後左右方向に配置できるため、前後左右方向への半導体
モジュールの連結が可能である。このような半導体モジ
ュールをガイドピンを通して複数個連結した場合にも、
各半導体モジュールの半導体チップ及びガイドピンの底
面はそれぞれの半導体モジュールの基板厚に拘らず同一
平面上に接することとなり、連結した場合の上下方向の
位置決めがしやすい。このような特徴を有するため、他
の半導体モジュール構成構成部品との位置決め精度が高
く、前後左右の連結が可能な半導体モジュールが得られ
る。
かかる力はガイドピンに挟まれたサブマウントや半導体
チップには加わらない。さらに、ガイドピンの凹部は前
後左右方向に配置できるため、前後左右方向への半導体
モジュールの連結が可能である。このような半導体モジ
ュールをガイドピンを通して複数個連結した場合にも、
各半導体モジュールの半導体チップ及びガイドピンの底
面はそれぞれの半導体モジュールの基板厚に拘らず同一
平面上に接することとなり、連結した場合の上下方向の
位置決めがしやすい。このような特徴を有するため、他
の半導体モジュール構成構成部品との位置決め精度が高
く、前後左右の連結が可能な半導体モジュールが得られ
る。
【図1】第1の実施例に係わる光半導体モジュールの概
略構成を示す斜視図。
略構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施例における光結合部の断面図。
【図3】第2の実施例に係わる光半導体モジュールの概
略構成を示す平面図と断面図。
略構成を示す平面図と断面図。
【図4】第2の実施例における電気配線の埋込み部分を
拡大して示す断面図。
拡大して示す断面図。
【図5】第2の実施例における電気配線の埋込み形成方
法を示す工程断面図。
法を示す工程断面図。
【図6】第3の実施例に係わる光半導体モジュールの電
気配線埋込み封止部分を拡大して示す断面図。
気配線埋込み封止部分を拡大して示す断面図。
【図7】第3の実施例における電気配線の埋込み形成方
法を示す工程断面図。
法を示す工程断面図。
【図8】第4の実施例に係わる光半導体モジュールの概
略構成を示す断面図。
略構成を示す断面図。
【図9】第5の実施例に係わる光半導体モジュールの概
略構成を示す断面図。
略構成を示す断面図。
【図10】第6の実施例に係わる光半導体モジュールの
概略構成を示す断面図。
概略構成を示す断面図。
【図11】第7の実施例に係わる光半導体モジュールの
概略構成を示す断面図。
概略構成を示す断面図。
【図12】第8の実施例に係わる光半導体モジュールの
概略構成を示す斜視図。
概略構成を示す斜視図。
【図13】第9の実施例に係わる半導体モジュールの要
部構成を示す断面図。
部構成を示す断面図。
【図14】第9の実施例における半導体モジュールの全
体構成を示す斜視図。
体構成を示す斜視図。
【図15】第9の実施例の変形例を示す斜視図。
【図16】第9の実施例の変形例を示す斜視図。
【図17】第9の実施例の変形例を示す断面図。
【図18】第10の実施例に係わる半導体モジュールの
要部構成を示す断面図。
要部構成を示す断面図。
【図19】第10の実施例に係わる半導体モジュールの
全体構成を示す斜視図。
全体構成を示す斜視図。
【図20】第11の実施例に係わる半導体モジュールの
概略構成を示す斜視図。
概略構成を示す斜視図。
【図21】第12の実施例に係わる半導体モジュールの
概略構成を示す斜視図。
概略構成を示す斜視図。
【図22】第12の実施例の変形例を示す斜視図。
【図23】第12の実施例の半導体モジュールをX,Y
方向に連結した例を示す斜視図。
方向に連結した例を示す斜視図。
【図24】第13の実施例に係わる半導体モジュールの
構成を示す斜視図と断面図。
構成を示す斜視図と断面図。
【図25】従来の光半導体モジュールを示す斜視図。
【図26】光軸ずれの様子を示す図。
【図27】従来の気密封止パッケージの例を示す図。
【図28】ガイドピンを用いた従来技術による半導体モ
ジュールの要部構成を示す図。
ジュールの要部構成を示す図。
【図29】ガイドピンを用いた従来技術による半導体モ
ジュールの全体構成を示す図。
ジュールの全体構成を示す図。
101…モジュール主基板 102…光ファイバのガイド溝 103…光ファイバ保持用の副基板 104…リボンファイバ 105…アレイ化した半導体レーザ(光半導体素子) 106…バンプ電極(光半導体素子装着用電極) 107…光ファイバのコア部 201…半導体レーザ(光半導体素子) 202…Si基板(Siサブマウント) 203…電気配線 204…ボンディングワイヤ 205…絶縁物 206…接地電極 207…シーリング半田 208…光ファイバ 209…ファイバホルダ 210…Siキャップ 212…補助封止半田
Claims (3)
- 【請求項1】光軸調整のための複数のガイド溝が設けら
れた主基板と、この主基板のガイド溝にそれぞれ装着さ
れた光ファイバと、前記主基板上の前記光ファイバの端
部付近に装着された光半導体素子と、前記光ファイバを
前記主基板のガイド溝に装着すると共に、該光ファイバ
を位置決めして保持する副基板とを具備してなることを
特徴とする光半導体モジュール。 - 【請求項2】光半導体素子が搭載されたSiサブマウン
トと、このSiサブマウント上に形成された金属半田に
より該マウントに接着固定され、前記光半導体素子を気
密封止するSiキャップと、前記Siサブマウント上に
形成されて前記光半導体素子に電気的に接続され、且つ
一部が前記キャップの内側から外側にまたがって延長形
成された電気配線とを具備してなり、前記電気配線は、
前記キャップの接着部分で前記Siサブマウントに形成
された溝内に絶縁物により埋め込まれていることを特徴
とする光半導体モジュール。 - 【請求項3】平滑な表面を有する2枚の半導体ウェハの
表面同士を直接接合してなる接着基板と、この接着基板
の所定位置に搭載された半導体素子と、前記接着基板の
一部を前記ウェハの接合部に達する深さまでエッチング
して形成された複数個の凹部と、これらの凹部の少なく
とも底面に接するように搭載される複数個のガイドピン
と、前記ガイドピンと前記半導体素子間の前記接着基板
上に形成された緩衝部材とを具備してなることを特徴と
する光半導体モジュール。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22978193A JPH0786693A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 光半導体モジュール |
| US08/160,919 US5412748A (en) | 1992-12-04 | 1993-12-03 | Optical semiconductor module |
| US08/379,282 US5559918A (en) | 1992-12-04 | 1995-01-27 | Optical semiconductor module in which a hermetically sealed optical semiconductor device is connected to an electrical wiring layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22978193A JPH0786693A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 光半導体モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0786693A true JPH0786693A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16897578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22978193A Pending JPH0786693A (ja) | 1992-12-04 | 1993-09-16 | 光半導体モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786693A (ja) |
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-
1993
- 1993-09-16 JP JP22978193A patent/JPH0786693A/ja active Pending
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