JPH078715Y2 - 墨出し具 - Google Patents

墨出し具

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JPH078715Y2
JPH078715Y2 JP5305591U JP5305591U JPH078715Y2 JP H078715 Y2 JPH078715 Y2 JP H078715Y2 JP 5305591 U JP5305591 U JP 5305591U JP 5305591 U JP5305591 U JP 5305591U JP H078715 Y2 JPH078715 Y2 JP H078715Y2
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JP
Japan
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thread
ink
pulley
grip
rod
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Application number
JP5305591U
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English (en)
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JPH04137150U (ja
Inventor
文男 鈴木
Original Assignee
有限会社アーキテクト・インク
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として建築、建設工
事に用いる墨出し具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、墨壺と呼ばれる墨出し具が提供さ
れている。この墨壺は墨糸を巻き付けるリ−ル部と、墨
を糸の付着させる壺部と、その墨糸の先端に結び付けた
針付の軽子とから構成されている。これを用いる時は、
一人が軽子を持ち、所定の寸法の位置に当て、他の一人
が壺を持ち、竹製の墨筆を壺の中の墨糸を押し付け、充
分墨を吸込ませながら、墨壺を引張って墨糸を繰り出
し、任意の長さで糸を固定して、糸を摘まんで弾いて打
つといった手順で行なっている。作業は二人でするので
効率が悪かった。
【0003】また、これとは別に、軽子を使わずに、定
規に糸を張りこの定規の長さを調節して打つ手段が提供
されている。この道具はいちいち定規の調節をしなけれ
ばならないから使いにくい難点があり、余り普及をみて
いない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記実情に
鑑みてなされたもので、竿を用いて、軽子を足で踏み、
片手で一気に墨糸を引きだし基準に合せ、他方の手で糸
を弾き、墨打ちできる手段を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、長さが標準人の背丈程の竿1の後端部
に、壁当て部3aを形成したグリップ3を取り付け、こ
のグリップ3の後方に墨糸7を巻着した自動巻戻しリ−
ル5を所定長さの柔軟パイプ6を介して取付ける。前記
グリップ3の直前方の竿1部分に糸ストッパ−8を設け
る。前記竿1の先端部には、プ−リ−19を軸支すると
ともに、そのプ−リ−19の繰出側に近接して前記プ−
リ−19の支軸と平行に、糸通し孔21aを有する糸案
内軸21を遊転自在に枢支する。
【0006】前記プ−リ−19の直後方に墨吸収材14
を充填した糸通し筒部18を設けた墨壺13を装着す
る。そして前記墨糸7を前記リ−ル5から引出し、柔軟
パイプ6、グリップ3、糸ストッパ−8を通過させ、さ
らに前記墨壺13の糸通し筒部18内を経てプ−リ−1
9に掛け、そのプ−リ−19から繰出された墨糸7を糸
案内軸21の糸通し孔21aに通して、その先端に板状
軽子23を取付けたものである。
【0007】また、前記板状軽子23の手前の墨糸部分
に所定長さの柔軟材質のチュ−ブ24を挿通してあるも
のである。さらに、前記板状軽子23がその中央部に指
入れ可能な空間23aを設け、墨糸7をこの空間23a
内に通過させ後端部に設けたスリット23cに止められ
るようにしたものである。さらにまた、前記墨壺13を
合わせ型に構成したものである。
【0008】
【実施例】本考案を、図面に示した実施例に基づいて説
明すると、図1と図2において、先細りテ−パ−状の竿
1を用いる。この竿1の後端部は約15ミリ径で先端部
約8ミリ径のテ−パ−状で、長さが約1.3メ−タ−程
とする。竿1の中間部に結合部28を設けて数本に分離
式または折畳み式とすれば長さ調節が可能で、コンパク
ト化でき、持運びにも便利である。この竿1の材質は軽
金属、カ−ボン樹脂製等で軽くて高強度の棒またはパイ
プを用いる。その竿1の後端部に、指の太さよりも長く
壁当て部3aを突設して屈曲形成したグリップ3を取付
ける。このグリップ3の後方に墨糸7を巻着した自動巻
戻しリ−ル5を柔軟パイプ6を介して取付ける。グリッ
プ3とリ−ル5との距離は約10センチが最も使用しや
すい。
【0009】そして前記グリップ3の直前方の竿1部分
に糸ストッパ−8を設ける。この糸ストッパ−8は側面
に墨糸7の通過可能な幅としたスリット12を設け、こ
のスリット12の横方向から中央部の糸通過溝8aに墨
糸7を装着可能とする。そしてレバ−9によって糸通過
溝8aに設けた抵抗部10を押圧して墨糸7を押し付け
この位置で墨糸7の送り出しを一時的にストップ可能と
する。前記竿1の先端部には、プ−リ−19を軸支する
とともに、そのプ−リ−19の繰出側に3〜8ミリ程距
離を設けて前記プ−リ−19の支軸と平行に、両方向ラ
ッパ状に開けた糸通し孔21aを中央部に一箇所設けた
糸案内軸21を遊転自在に枢支する。
【0010】前記プ−リ−19の直後方に墨吸収材14
を充填した糸通し筒部18を設けた墨壺13を竿1に装
着する。この墨壺13は取付け部13bと上蓋13aと
の二つ割れの合わせ型に構成し、その芯部に糸通し溝1
3cを設け、この溝13cで墨糸7を挟み込んで通過可
能とする。そして前記墨糸7を前記リ−ル5から引出
し、柔軟パイプ6、グリップ3、糸ストッパ−8を通過
させ、さらに前記墨壺13の糸通し筒部18内を経てプ
−リ−19に掛け、そのプ−リ−19から繰出された墨
糸7を糸案内軸21の糸通し孔21aに通して、その先
端に板状軽子23を取付ける。
【0011】板状軽子23は、手前の墨糸7部分に長さ
10センチ程の柔軟材質のチュ−ブ24を挿通して取付
ける。さらに、その板状軽子23中央部に指入れ可能な
空間23aを設け、墨糸7をこの空間23a内に通過さ
せ、後端部に設けたスリット23cに挟んで結び目7a
を引掛け止められるようにする。
【0012】
【操作手順並びに作用】以下図1ないし図3によって操
作手順を説明すると、あらかじめ壁25の床26および
天井附近に墨出し基準を印しておく。まず、片手でグリ
ップ3を握り、糸ストッパ−8のレバ−9を押さずに、
竿1先を床26附近の基準の印しに向ける。そして板状
軽子23を床26附近の基準の印しに柔軟材質のチュ−
ブ24を押し当てるようにして板状軽子23を床26に
伏せて足で踏んで一時固定する。この時、竿1が作業員
27背の高さより長過ぎるとグリップ3を握ったままで
この作業ができない。
【0013】そして片手で持った竿1の先を一気に天井
に引上げ、天井附近の基準の印しに竿1の先の墨糸7を
押し当てるよう合わせ、糸ストッパ−8のレバ−9を押
して墨糸7を一時的に止め、グリップ3の壁当て部3a
を壁面に突き上げるように押し当て、竿1全体を押し当
てたまま止める。墨糸7の引出しを止める時、直接指で
墨糸7を押えずに、レバ−9によって押えるので指が墨
で汚れることはない。また壁当て部3aによって指の甲
が壁面に接触しないように守られるので擦傷ができるこ
とはない。
【0014】次に、もう一方の手でピンと張られた墨糸
7を弾いて墨打ちをする。墨打ちをしたら、壁面から竿
1を離して、足を上げれば板状軽子23がリ−ルの力で
自動的に竿1先に引上げられる。この際板状軽子23に
付けた柔軟材質のチュ−ブ24が糸案内軸21の糸通し
孔21aに引き込まれ、墨糸7の動きが矯正されて竿1
先に絡まらない。
【0015】上記作業をする時、自動巻戻しリ−ル5が
グリップの後方にあるので、竿1の重量と自動巻戻しリ
−ル5の重量とのバランスが計られ、手首にかかる負担
を軽減し振り回しが楽となる。また、リ−ル5が柔軟パ
イプ6に付いているので、人等に当たた時、柔軟に曲る
ことで衝撃を和らげ安全である。
【0016】墨糸7が切れた時には、リ−ル5の取付け
ネジを外し、リ−ル5から墨糸7を引出し、グリップ3
の後部の柔軟パイプ6に墨糸7を通し、糸ストッパ−8
の側面カリット12から糸通過溝8aに墨糸7を装着
し、墨糸7をさらに長く引出し、墨壺の上蓋13aを開
けて墨糸7を挟み込み、さらにプ−リ−19に掛け、糸
通し孔21aに通す。板状軽子23に対する取付けは、
チュ−ブ24を通して板状軽子の空間23aに糸先を出
し、ここから一端墨糸7を引出し、結び目7aを作って
おき、この結び目7aまでの中間部をスリット23cに
埋め、墨糸7をチュ−ブ24側から引くと結び目7aが
スリット23cの後端に引掛かって取付けが完了する。
墨が乾いてきた場合には、墨注し口15から蓋16を開
けて墨を注入補充する。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記構成なので、一人で素速く
正確に墨出しが可能となる。リ−ル5がグリップより後
部であるのでバランスが良く、手首への負担を減らし作
業が楽しなり、また、リ−ル5が人や壁に当たっても柔
軟に曲り衝撃を和らげる。また、板状とした軽子23は
足で固定しやすく、竿1先に戻る時、チュ−ブ24によ
って墨糸7が竿1先に絡まることを防止できる。さら
に、レバ−9を用いることにより指か汚れたり、壁当て
部3aを形成することによって指が傷ついたりしない。
さらにまた、墨糸7が切れた時、竿1本体に対しても、
軽子23に対しても簡単に装着できる。本考案は以上の
ようで、大変使い易く、建築、建設工事での墨出し作業
の大巾な能率アップが計られ、一気に普及すること確実
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】同上縦断側面図。
【図3】使用状態を示す斜視図。
【符合の説明】
1 竿 2 竿中空部 3 グリップ 3a グリップの壁当て部 4 ガイドパイプ 5 リ−ル 6 柔軟パイプ 7 墨糸 8 糸ストッパ− 9 糸ストッパ−のレバ− 10 糸ストッパ−の抵抗部 11 バネ 12 糸ストッパ−の側面糸通しスリット 13 墨壺 13a 墨壺の上蓋 13b 墨壺の取付け部 14 墨吸収材 15 墨注し口 16 墨注し口の蓋 17 墨壺固定ネジ 18 墨壺の糸通し筒部 19 プ−リ− 20 プ−リ−の軸 21 糸案内軸 21a 糸案内軸の糸通し孔 22 カバ− 23 板状軽子 23a 板状軽子の指入れ可能な空間 23c 板状軽子の糸止めスリット 24 チュ−ブ 25 壁 26 床 27 作業員 28 竿結合部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さが標準人の背丈程の竿(1)の後端
    部に、壁当て部(3a)を形成したグリップ(3)を取
    付け、このグリップ(3)の後方に墨糸(7)を巻着し
    た自動巻戻しリ−ル(5)を所定長さの柔軟パイプ
    (6)を介して取付け、前記グリップ(3)の直前方の
    竿(1)部分に糸ストッパ−(8)を設け、前記竿
    (1)の先端部には、プ−リ−(19)を軸支するとと
    もに、そのプ−リ−(19)の繰出側に近接して前記プ
    −リ−(19)の支軸と平行に、糸通し孔(21a)を
    有する糸案内軸(21)を遊転自在に枢支し、前記プ−
    リ−(19)の直後方に墨吸収材(14)を充填した糸
    通し筒部(18)を設けた墨壺(13)を装着し、前記
    墨糸(7)を前記リ−ル(5)から引出し、柔軟パイプ
    (6)、グリップ(3)、糸ストッパ−(8)を通過さ
    せ、さらに前記墨壺(13)の糸通し筒部(18)内を
    経てプ−リ−(19)に掛け、そのプ−リ−(19)か
    ら繰出された墨糸(7)を糸案内軸(21)の糸通し孔
    (21a)に通して、その先端に板状軽子(23)を取
    付けたことを特徴とする墨出し具。
  2. 【請求項2】 板状軽子(23)の手前の墨糸部分に所
    定長さの柔軟材質のチュ−ブ(24)を挿通してある請
    求項1の墨出し具。
  3. 【請求項3】 板状軽子(23)がその中央部に指入れ
    可能な空間(23a)を設け、墨糸(7)をこの空間
    (23a)内に通過させ、後端部に設けたスリット(2
    3c)に止められるようにした請求項1または2の墨出
    し具。
  4. 【請求項4】 墨壺(13)を合わせ型に構成した請求
    項1ないし3の墨出し具。
JP5305591U 1991-06-13 1991-06-13 墨出し具 Expired - Lifetime JPH078715Y2 (ja)

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