JPH0787503A - カラー受像管の電子ビーム調整装置 - Google Patents

カラー受像管の電子ビーム調整装置

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JPH0787503A
JPH0787503A JP5231670A JP23167093A JPH0787503A JP H0787503 A JPH0787503 A JP H0787503A JP 5231670 A JP5231670 A JP 5231670A JP 23167093 A JP23167093 A JP 23167093A JP H0787503 A JPH0787503 A JP H0787503A
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magnet assembly
ring
electron beam
pair
shaped magnets
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JP5231670A
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Yoshio Yoshihara
良夫 吉原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネット組立体の調整後における接着剤2
1の塗着時に、接着剤21が他のマグネット組立体に付
着することがないカラー受像管1の電子ビーム調整装置
5を提供する。 【構成】 インライン形に配置の複数の電子銃3を収容
したネック部2の外周に装着され、一対のリング状マグ
ネット15乃至20からなる2種以上のマグネット組立
体7乃至9をスペーサ10、11を介して重ね合わせ構
成してなるカラー受像管1の電子ビーム調整装置5にお
いて、スペーサ10、11の少なくとも1つが各マグネ
ット組立体7乃至9を構成する一対のリング状マグネッ
ト15乃至20のリング径よりも大きな径を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管の電子ビ
ーム調整装置に係わり、特に、マグネット組立体の一対
のリング状マグネットを適宜回動させて電子ビームを調
整した後、前記一対のリング状マグネットを接着剤で固
定する際、接着剤を他のマグネット組立体に付着させる
ことがないカラー受像管の電子ビーム調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、インライン形に配置の電子銃を
有するカラー受像管は、3本の電子銃を備え、これら3
本の電子銃は、それらの軸が同一平面上にあって、しか
も、外側に配置される2本の電子銃の電子ビーム通路が
中央に配置される電子銃の電子ビーム通路に対して互い
に対称になるような位置であり、その上に、3本の電子
銃から発射された電子ビームが、各電子銃の前面に配置
された蛍光面の中心においてコンバージェンスされ、良
好なカラーピュリテイが得られるような角度をもつよう
に配置構成されている。
【0003】ところが、実際に製造されるカラー受像管
は、各電子銃を構成するそれぞれの部品のバラツキによ
る寸法誤差や製造組立時の組立配置誤差等によって、3
本の電子銃から発射された電子ビームが必ずしも蛍光面
の中心において完全にコンバージェンスされるとは限ら
ず、しかも、必ずしも良好なカラーピュリテイを得られ
るものとは限らないものである。
【0004】このため、カラー受像管を組み込んで構成
される電気機器、例えば、カラーテレビジョン装置等に
おいては、前記寸法誤差や前記組立誤差の影響を除くた
めに、前記装置の内部に電子ビーム調整装置を配置し、
スタティック(静)コンバージェンス調整やカラーピュ
リテイ調整を行うようにしているもので、通常、前記電
子ビーム調整装置は、インライン形に配置の電子銃が収
納されているカラー受像管のネック部に装着されてい
る。
【0005】図3は、既知のカラー受像管の電子ビーム
調整装置の構成の一例を示す要部構成図であり、(a)
はカラー受像管のネック部に装着された状態、(b)は
その側面図、(c)は一対のリング状マグネットの平面
図、(d)は一対のリング状マグネットからなるマグネ
ット組立体の側面図である。
【0006】図3において、30はカラー受像管、31
はネック部、32はインライン形電子銃、33は蛍光
面、34はピュリテイ調整用マグネット組立体、35、
36は第1及び第2のスタティックコンバージェンス調
整用マグネット組立体、37、38は第1及び第2のス
ペーサ、39はマグネットホルダ、40は締付金具、4
1、42は一対のリング状マグネット、43、44はつ
まみ部である。
【0007】そして、ピュリテイ調整用マグネット組立
体34は、2極着磁された一対のリング状マグネット4
1、42によって構成される2極マグネット組立体であ
る。第1のスタティックコンバージェンス調整用マグネ
ット組立体35は、6極着磁された一対のリング状マグ
ネット等によって構成される6極マグネット組立体であ
り、第2のスタティックコンバージェンス調整用マグネ
ット組立体36は、4極着磁された一対のリング状マグ
ネット等によって構成される4極マグネット組立体であ
る。この場合、例えば、一対のリング状マグネット4
1、42は、バリウムフェライト等の材料で構成され、
リングの対向部分がそれぞれN極及びS極に着磁されて
いるもので、前記6極着磁された一対のリング状マグネ
ット及び4極着磁された一対のリング状マグネットも、
着磁数を異にしているだけで一対のリング状マグネット
41、42と同様の構成になっている。マグネットホル
ダ39は、プラスチック等の絶縁材料で構成され、略筒
形形状のものであって、一端部に外周方向にやや拡大し
た係止部が設けられ、他端部に長さ方向に延びる数本の
スリットが設けられている。
【0008】この既知の電子ビーム調整装置をカラー受
像管30のネック部31に装着する手順は、次のとおり
である。まず、マグネットホルダ39の他端部側から第
2のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組
立体36を一端部側の前記係止部に達するまで嵌め込
み、次いで、第2のスペーサ38を嵌め込む。続いて、
第1のスタティックコンバージェンス調整用マグネット
組立体35を嵌め込み、次に、第1のスペーサ37を嵌
め込み、その後に、ピュリテイ調整用マグネット組立体
34を嵌め込み、前記マグネット組立体36、前記第2
のスペーサ38、前記マグネット組立体35、前記第1
のスペーサ37、前記マグネット組立体34を互いに重
なり合った状態に設定して、装着前の電子ビーム調整装
置が構成される。ここで、カラー受像管30が準備され
ると、前記装着前の電子ビーム調整装置のマグネットホ
ルダ39を、カラー受像管30のネック部31にその他
端部側から嵌め込み、マグネットホルダ39がネック部
31の所定の位置まで嵌め込まれたとき、カラー受像管
30のネック部31からマグネットホルダ39の一端部
側の端部に締付金具40を嵌め込み、次いで、この締付
金具40を前記一端部側の数本のスリット上で締結さ
せ、電子ビーム調整装置のカラー受像管30のネック部
31への装着が完了する。
【0009】また、この既知の電子ビーム調整装置を用
いたカラー受像管の電子ビーム調整手順の一例について
述べると、概要、次のとおりである。まず、作動中のカ
ラー受像管30の画面を見ながら、ピュリテイ調整用マ
グネット組立体34の一対のリング状マグネット41、
42をつまみ部44、45を持って回動させ、最も良好
なカラーピュリテイが得られるようにピュリテイ調整を
行う。次いで、第1のスタティックコンバージェンス調
整用マグネット組立体35の6極着磁された一対のリン
グ状マグネットを同様にそのつまみ部を持って回動さ
せ、コンバージェンス状態が得られるようにコンバージ
ェンス調整を行う。続いて、第2のスタティックコンバ
ージェンス調整用マグネット組立体36の4極着磁され
た一対のリング状マグネットをそのつまみ部を持って回
動させ、前の場合と同様に、コンバージェンス状態が得
られるようにコンバージェンス調整を行う。
【0010】ここで、ピュリテイ調整用マグネット組立
体34におけるピュリテイ調整、第1のスタティックコ
ンバージェンス調整用マグネット組立体35及び第2の
スタティックコンバージェンス調整用マグネット組立体
36における各コンバージェンス調整が行われた後は、
再び、前記各調整を繰返し行うようにしてもよく、終了
させてもよい。
【0011】なお、前述の電子ビーム調整装置の調整手
順は、最初にピュリテイ調整用マグネット組立体34に
おけるピュリテイ調整、次に第1のスタティックコンバ
ージェンス調整用マグネット組立体35におけるコンバ
ージェンス調整、最後に第2のスタティックコンバージ
ェンス調整用マグネット組立体36におけるコンバージ
ェンス調整を行った例について述べたが、前記各調整の
順序は、前述の例に限られるものではなく、どのような
順序で行ってもよいことは当然である。
【0012】そして、前記電子ビーム調整装置における
ピュリテイ調整及びコンバージェンス調整が終了したと
きには、図4に示すように、例えば、ピュリテイ調整用
マグネット組立体34の外周部分に接着剤45を塗着さ
せて、一対のリング状マグネット41、42の位置を固
定させ、カラー受像管を組み込んで構成される電気機
器、例えば、カラーテレビジョン装置等を移動させる際
に、電子ビーム調整装置に加わる振動等によってピュリ
テイ調整状態が乱されないようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記既知の電子ビーム
調整装置においては、調整が終了したマグネット組立
体、例えば、ピュリテイ調整用マグネット組立体34の
外周部分に接着剤45を塗着させ、その後に前記電子ビ
ーム調整装置に振動等が加わっても、カラー受像管のピ
ュリテイ調整状態が乱れないようにしているが、前記マ
グネット組立体34の外周部分に接着剤45を塗着させ
た時に、接着剤の塗着量が適量でないとき、特に、過剰
の接着剤を塗着させたようなときには、未乾燥状態の接
着剤が前記マグネット組立体34の外周部分から流れ出
し、例えば、隣接する第2のスペーサ22を超え、第1
のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組立
体35の外周部分に付着してそこで乾燥し、その6極着
磁された一対のリング状マグネットを固着させるように
なる。
【0014】ところで、カラー受像管を組み込んで構成
される電気機器、例えば、カラーテレビジョン装置等に
おいては、その設置場所の状態、経年変化、その他の事
情によって、カラー受像管のコンバージェンスの再調整
を行わねばならないという必要性を生じることがある。
しかるに、第1のスタティックコンバージェンス調整用
マグネット組立体35の外周部分に、場合によっては第
2のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組
立体36の外周部分等にも、前記流出した接着剤が付着
し、そこで乾燥して前記6極着磁された一対のリング状
マグネットを、場合によっては第2のスタティックコン
バージェンス調整用マグネット組立体36の4極着磁さ
れた一対のリング状マグネットまでも固着させている
と、それらのつまみ部を持って前記各一対のリング状マ
グネットを回動させることができず、カラー受像管のコ
ンバージェンスの再調整を行うことができないという問
題がある。
【0015】もっとも、前記各マグネット組立体35、
36の外周部分に付着された接着剤を簡単に剥がすこと
ができれば、前記問題を解決することができるが、この
種の塗着に用いられる接着剤は、一旦、乾燥固着する
と、完全な除去は困難であって、一部が残留したり、完
全に除去しようとすれば、その除去に相当の時間を要し
たり、マグネット組立体35、36を傷めたりするとい
う問題がある。
【0016】本発明は、前記問題点を除去するものであ
って、その目的は、マグネット組立体の調整後における
接着剤の塗着時に、接着剤が他のマグネット組立体に付
着することがないカラー受像管の電子ビーム調整装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、インライン形に配置の複数の電子銃を収
容したバルブネック部の外周に配置され、一対のリング
状マグネットからなる2種以上のマグネット組立体をス
ペーサを介して重ね合わせ構成してなる電子ビーム調整
装置において、前記各マグネット組立体の間に配置され
るスペーサを、前記各マグネット組立体のリング径より
も大きな径にした手段を備える。
【0018】
【作用】前記手段によれば、それぞれ一対のリング状マ
グネット等で構成される各マグネット組立体の間に、前
記各一対のリング状マグネットの径よりも大きな径のス
ペーサを配置しているので、1つのマグネット組立体の
一対のリング状マグネットを回動させて電子ビームの調
整を行い、その調整が完了した前記一対のリング状マグ
ネットを固定するため、前記1つのマグネット組立体の
外周部分に接着剤を塗着させたとき、その接着剤は前記
一対のリング状マグネットに隣接し、かつ、前記一対の
リング状マグネットよりも径の大きなスペーサによって
遮られるので、他のマグネット組立体側に流出すること
がなくなる。このため、接着剤の塗着時に、接着剤が広
範囲に流出することによって、前記他のマグネット組立
体に付着し、前記他のマグネット組立体を再調整しよう
としたときに、前記他のマグネット組立体の一対のリン
グ状マグネットが固着されていて、再調整をすることが
できないという事態を避けることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0020】図1は、本発明に係わるカラー受像管の電
子ビーム調整装置の一実施例を示す構成図であって、
(a)はカラー受像管の使用時の概略構成図、(b)は
電子ビーム調整装置の側面図である。
【0021】図1において、1はカラー受像管、2はネ
ック部、3は電子銃、4は蛍光面、5は電子ビーム調整
装置、6は偏向ヨーク、7はピュリテイ調整用マグネッ
ト組立体、8は第1のスタティックコンバージェンス調
整用マグネット組立体、9は第2のスタティックコンバ
ージェンス調整用マグネット組立体、10は第1のスペ
ーサ、11は第2のスペーサ、13はマグネットホル
ダ、14は締付金具、15、16は2極着磁された一対
のリング状マグネット、17、18は6極着磁された一
対のリング状マグネット、19、20は4極着磁された
一対のリング状マグネット、21は接着剤である。
【0022】そして、カラー受像管1は、ネック部2の
外周のファンネル部側に偏向ヨークが装着され、電子銃
3の配置部分の外周に電子ビーム調整装置5が装着され
る。電子ビーム調整装置5は、筒形形状のマグネットホ
ルダ13の周囲に、第2のスタティックコンバージェン
ス調整用マグネット組立体9、第2のスペーサ11、第
1のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組
立体8、第1のスペーサ10、ピュリテイ調整用マグネ
ット組立体7が順次嵌め込まれ、それらが重なり合うよ
うに構成されており、電子ビーム調整装置5がカラー受
像管1のネック部2に装着される際に、マグネットホル
ダ13上に締付金具14を締結することによって前記装
着が行われる。この場合、ピュリテイ調整用マグネット
組立体7は、2極着磁された一対のリング状マグネット
15、16等によって構成され、第1のスタティックコ
ンバージェンス調整用マグネット組立体8は、6極着磁
された一対のリング状マグネット17、18等によって
構成され、第2のスタティックコンバージェンス調整用
マグネット組立体9は、4極着磁された一対のリング状
マグネット19、20等により構成されている。また、
第1のスペーサ10及び第2のスペーサ11は、各マグ
ネット組立体7乃至9を構成する各一対のリング状マグ
ネット15乃至20の径よりも大きく、かつ、各一対の
リング状マグネット15乃至20のつまみ部の先端に達
しない大きさの径になるように構成されている。なお、
第1のスペーサ10及び第2のスペーサ11の周辺部
を、各一対のリング状マグネット15乃至20の周辺部
よりも突出させる高さは、少なくとも1mm以上である
ことが好ましく、しかも、各一対のリング状マグネット
15乃至20のつまみ部の長さから見て、5mmを超え
ないことが望ましい。
【0023】前記構成において、本実施例の電子ビーム
調整装置5をカラー受像管1のネック部2に装着する手
順、及び、本実施例の電子ビーム調整装置5を用いてカ
ラー受像管1の電子ビームを調整する手順は、既に述べ
た既知の電子ビーム調整装置の前記各手順と同じである
ので、これらの説明は、ともに省略する。
【0024】ところで、本実施例による電子ビーム調整
装置5は、調整が終了したマグネット組立体7乃至9の
中の最外側(締付金具14側)のマグネット組立体、例
えば、ピュリテイ調整用マグネット組立体7の外周部分
に接着剤21を塗着させる時に、ピュリテイ調整用マグ
ネット組立体7と第1のスタティックコンバージェンス
調整用マグネット組立体8との間に、それらの一対のリ
ング状マグネット15、16、17、18の径よりも大
きな径を有する第1のスペーサ10が取付けられている
ので、前記接着剤21の塗着量が適量でなく、特に、過
剰の接着剤21を塗着させたようなときであっても、そ
の過剰な接着剤21は、前記大きな径の第1のスペーサ
10が壁になって、ピュリテイ調整用マグネット組立体
7の外周部分から他に流出することがなくなる。
【0025】このため、未乾燥の接着剤21が流れ出
し、例えば、第1のスペーサ22を介して隣接する第1
のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組立
体8の外周部分に付着し、そこで乾燥することによっ
て、前記マグネット組立体8の6極着磁された一対のリ
ング状マグネット17、18を固着させ、その後のコン
バージェンスの再調整を行うことができなくなるという
事態の発生を避けることができる。
【0026】この場合、本実施例は、電子ビーム調整装
置5を構成する各マグネット組立体7乃至9が、最外側
(締付金具14側)からピュリテイ調整用マグネット組
立体7、第1のスタティックコンバージェンス調整用マ
グネット組立体8、第2のスタティックコンバージェン
ス調整用マグネット組立体9の順序に重ね合わされて構
成されている例を示すものであるが、重ね合わせの順序
は、前記の例に限られるものではなく、例えば、前記最
外側から第1のスタティックコンバージェンス調整用マ
グネット組立体8、第2のスタティックコンバージェン
ス調整用マグネット組立体9、ピュリテイ調整用マグネ
ット組立体7の順序に重ね合わてもよく、その他の順序
による重ねあわせでもよい。
【0027】また、本実施例は、電子ビーム調整装置5
を構成する各マグネット組立体7乃至9の中で、最外側
(締付金具14側)にあるピュリテイ調整用マグネット
組立体7の外周部分に接着剤21を塗着させる例を示す
ものであるが、接着剤21を塗着させるマグネット組立
体は、前記最外側にあるものに限られるものではなく、
例えば、最内側(締付金具14と反対の側)にある第2
のスタティックコンバージェンス調整用マグネット組立
体9の外周部分に接着剤21を塗着させるようにしても
よく、中間の第1のスタティックコンバージェンス調整
用マグネット組立体8の外周部分に接着剤21を塗着さ
せるようにしてもよい。
【0028】さらに、本実施例は、電子ビーム調整装置
5を構成する各スペーサ10、11の径が、各マグネッ
ト組立体7乃至9を構成する各一対のリング状マグネッ
ト乃至20の径よりも大きくした例を示すものである
が、各スペーサ10、11は、双方の径を前述のように
大きくする必要はなく、各スペーサ10、11の中で、
接着剤21を塗着させるマグネット組立体に隣接するス
ペーサの径だけ、例えば、それがピュリテイ調整用マグ
ネット組立体7であったとすれば、このピュリテイ調整
用マグネット組立体7に隣接する第1のスペーサ10の
径だけを前述のように大きくし、それ以外の第2のスペ
ーサ11の径は、既知のこの種のスペーサの径と同様
に、各一対のリング状マグネット乃至20の径よりも小
さくなるように構成してもよい。
【0029】また、本実施例は、電子ビーム調整装置5
を構成する各マグネット組立体7乃至9が、ピュリテイ
調整用マグネット組立体7、第1のスタティックコンバ
ージェンス調整用マグネット組立体8、第2のスタティ
ックコンバージェンス調整用マグネット組立体9の3種
のものの例を示すものであるが、電子ビーム調整装置5
に組み込まれる各マグネット組立体の数(種類)は、3
種のものに限られるものではなく、ピュリテイ調整用マ
グネット組立体とスタティックコンバージェンス調整用
マグネット組立体の2種のものであってもよく、第2の
ピュリテイ調整用マグネット組立体を設けた4種のも
の、または、第3のスタティックコンバージェンス調整
用マグネット組立体を設けた4種のものであってもよ
い。
【0030】次いで、図2は、本発明に係わるカラー受
像管の電子ビーム調整装置の他の実施例を示す構成図で
あって、(a)は電子ビーム調整装置の側面図、(b)
はスペーサの構成を示す平面図である。
【0031】図2において、22は第3のスペーサ、2
3は径大部分、24は第4のスペーサであり、その他、
図1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
つけている。
【0032】そして、第3のスペーサ22は、周縁部の
一部が各マグネット組立体7乃至9を構成する各一対の
リング状マグネット乃至20の径よりも大きな径大部分
23で構成され、周縁部の残りの部分が各マグネット組
立体7乃至9を構成する各一対のリング状マグネット乃
至20の径よりも小さい径を持つように構成される。ま
た、第4のスペーサ24は、周縁部全周が各マグネット
組立体7乃至9を構成する各一対のリング状マグネット
乃至20の径よりも小さい径を持つように構成される。
【0033】本実施例においても、電子ビーム調整装置
5をカラー受像管1のネック部2に装着する手順、及
び、本実施例の電子ビーム調整装置5を用いてカラー受
像管1の電子ビームを調整する手順は、前述の実施例、
即ち、既に述べた既知の電子ビーム調整装置の前記各手
順と同じであるので、これらの説明はともに省略する。
【0034】また、本実施例による電子ビーム調整装置
5も、調整が終了したマグネット組立体7乃至9の中の
最外側(締付金具14側)にあるマグネット組立体、例
えば、ピュリテイ調整用マグネット組立体7の外周部分
に接着剤21を塗着させる時に、ピュリテイ調整用マグ
ネット組立体7と第1のスタティックコンバージェンス
調整用マグネット組立体8との間に、径大部分23を有
する第3のスペーサ22が取付けられているので、前記
接着剤21の塗着部を、前記径大部分23の存在個所に
対応した部分に選べば、過剰の接着剤21を塗着させた
としても、その過剰な接着剤21は、第3のスペーサ2
2の前記径大部分23が壁になって、ピュリテイ調整用
マグネット組立体7の外周部分から他に流出することが
ない。
【0035】このように、本実施例によれば、未乾燥の
接着剤21が流れ出し、例えば、第1のスペーサ22を
介して隣接する第1のスタティックコンバージェンス調
整用マグネット組立体8の外周部分に付着し、そこで乾
燥することによって、前記マグネット組立体8の6極着
磁された一対のリング状マグネット17、18を固着さ
せ、その後のコンバージェンスの再調整を行うことがで
きなくなるという事態の発生を避けることができる。
【0036】なお、本実施例も、各マグネット組立体7
乃至9の重ね合わせの順序、接着剤21を塗着させるマ
グネット組立体、組み込まれる各マグネット組立体の数
(種類)等は、前記の例に限られるものではなく、適宜
選択することができるのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、調整が
終了した複数のマグネット組立体7乃至9の中の1つの
マグネット組立体7の外周部分に接着剤21を塗着させ
る時に、前記1つのマグネット組立体7とそれに隣接す
る他のマグネット組立体8との間に、各マグネット組立
体7乃至9を構成する各一対のリング状マグネット15
乃至20の径よりも、大きな径を有する部分を備えたス
ペーサ10、11、22が配置されているので、過剰の
接着剤21を塗着させたとしても、その過剰な接着剤2
1はスペーサ10、11、22の大きな径を有する部分
が壁になって、前記1つのマグネット組立体7の外周部
分から他に流出することがない。
【0038】このため、前記接着剤21に塗着時に、未
乾燥の接着剤21が流れ出し、前記隣接する他のマグネ
ット組立体8の外周部分に付着し、そこで乾燥すること
によって、前記他のマグネット組立体8を構成する一対
のリング状マグネット17、18を固着させ、その後の
電子ビームの再調整を行うことができなくなるという事
態の発生を避けられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカラー受像管の電子ビーム調整
装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係わるカラー受像管の電子ビーム調整
装置の他の実施例を示す構成図である。
【図3】既知のカラー受像管の電子ビーム調整装置の構
成の一例を示す要部構成図である。
【図4】既知のカラー受像管の電子ビーム調整装置にお
ける電子ビーム調整後の状態の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 カラー受像管 2 ネック部 3 電子銃 4 蛍光面 5 電子ビーム調整装置 6 偏向ヨーク 7 ピュリテイ調整用マグネット組立体 8 第1のスタティックコンバージェンス調整用マグネ
ット組立体 9 第2のスタティックコンバージェンス調整用マグネ
ット組立体 10 第1のスペーサ 11 第2のスペーサ 13 マグネットホルダ 14 締付金具 15、16 2極着磁された一対のリング状マグネット 17、18 6極着磁された一対のリング状マグネット 19、20 4極着磁された一対のリング状マグネット 21 接着剤 22 第3のスペーサ 23 径大部分 24 第4のスペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インライン形に配置の複数の電子銃を収
    容したネック部の外周に装着され、一対のリング状マグ
    ネットからなる2種以上のマグネット組立体をスペーサ
    を介して重ね合わせ構成してなるカラー受像管の電子ビ
    ーム調整装置において、前記スペーサは、少なくとも1
    つが前記各マグネット組立体を構成する一対のリング状
    マグネットのリング径よりも大きな径を有していること
    を特徴とするカラー受像管の電子ビーム調整装置。
  2. 【請求項2】 前記スペーサにおける前記各マグネット
    組立体を構成する一対のリング状マグネットのリング径
    よりも大きな径の部分は、リング周縁部の一部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー受像管の電子ビー
    ム調整装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサにおける各マグネット組立
    体を構成する一対のリング状マグネットのリング径より
    も大きな径は、前記一対のリング状マグネットのつまみ
    部の先端に達しない大きさのものであることを特徴とす
    る請求項1乃至2のいずれかに記載のカラー受像管の電
    子ビーム調整装置。
JP5231670A 1993-09-17 1993-09-17 カラー受像管の電子ビーム調整装置 Pending JPH0787503A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5780963A (en) * 1996-02-29 1998-07-14 Victor Company Of Japan, Ltd. Deflection yoke

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5780963A (en) * 1996-02-29 1998-07-14 Victor Company Of Japan, Ltd. Deflection yoke

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