JPH0787510A - 特徴領域抽出方法及び特徴領域抽出回路 - Google Patents
特徴領域抽出方法及び特徴領域抽出回路Info
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- JPH0787510A JPH0787510A JP32370993A JP32370993A JPH0787510A JP H0787510 A JPH0787510 A JP H0787510A JP 32370993 A JP32370993 A JP 32370993A JP 32370993 A JP32370993 A JP 32370993A JP H0787510 A JPH0787510 A JP H0787510A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特徴領域以外に動くものがあっても、誤検出
することがなく、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を
抽出する。 【構成】 特徴領域主要部抽出回路1から出力される抽
出信号を小領域除去回路2に入力し、小領域として抽出
された部分を雑音等の影響によって誤抽出された部分と
して除去する。小領域除去回路2では、4種類の検出パ
ターンのいずれとも一致しない場合に3×3のウィンド
ウの中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。小
領域除去回路2の出力は穴埋め回路3に入力される。穴
埋め回路3では4種類の検出パターンのいずれかと一致
した場合に13×13のウィンドウの中心画素を顔領域
として論理値1とする。このようにして顔領域の抽出を
することによって、顔以外に動くものがあっても誤抽出
することがなくなる。
することがなく、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を
抽出する。 【構成】 特徴領域主要部抽出回路1から出力される抽
出信号を小領域除去回路2に入力し、小領域として抽出
された部分を雑音等の影響によって誤抽出された部分と
して除去する。小領域除去回路2では、4種類の検出パ
ターンのいずれとも一致しない場合に3×3のウィンド
ウの中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。小
領域除去回路2の出力は穴埋め回路3に入力される。穴
埋め回路3では4種類の検出パターンのいずれかと一致
した場合に13×13のウィンドウの中心画素を顔領域
として論理値1とする。このようにして顔領域の抽出を
することによって、顔以外に動くものがあっても誤抽出
することがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特徴領域抽出方法及び
特徴領域抽出回路に関し、より詳細には、画像符号化装
置の前処理部において、画像の特徴により適応処理する
に際し、該画像の特徴領域を抽出するようにした特徴領
域抽出方法及び特徴領域抽出回路に関する。例えば、テ
レビ電話やテレビ会議システムに適用されるものであ
る。
特徴領域抽出回路に関し、より詳細には、画像符号化装
置の前処理部において、画像の特徴により適応処理する
に際し、該画像の特徴領域を抽出するようにした特徴領
域抽出方法及び特徴領域抽出回路に関する。例えば、テ
レビ電話やテレビ会議システムに適用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話等の動画像符号化伝送装置で
は、回線容量によって伝送できるビット数が制限されて
いるため、十分なビット数を画像情報に割り当てること
ができない。このため、復号された画像には、モスキー
ト歪やブロック歪等による画質劣化を生じている。一
方、伝送する画像には重要な部分とあまり重要でない部
分が含まれていることが多く、この点に着目して、画像
の重要な部分に前記画質劣化が生じないようにして主観
的画質劣化を軽減する方式が提案されている。テレビ電
話等においては、顔画像が重要な部分であるため、顔領
域を抽出し、伝送情報量を重点配分して顔領域の画質を
良くし、主観的画質を向上する方法が検討されている。
は、回線容量によって伝送できるビット数が制限されて
いるため、十分なビット数を画像情報に割り当てること
ができない。このため、復号された画像には、モスキー
ト歪やブロック歪等による画質劣化を生じている。一
方、伝送する画像には重要な部分とあまり重要でない部
分が含まれていることが多く、この点に着目して、画像
の重要な部分に前記画質劣化が生じないようにして主観
的画質劣化を軽減する方式が提案されている。テレビ電
話等においては、顔画像が重要な部分であるため、顔領
域を抽出し、伝送情報量を重点配分して顔領域の画質を
良くし、主観的画質を向上する方法が検討されている。
【0003】本発明に係る従来技術を記載した公知文献
としては、例えば「顔部分を重点処理するカラー動画像
符号化装置」(上野 秀章,映像情報,Vol.24,No.5,p
29〜p35,1992. 3月)がある。この文献に記載されてい
る従来の顔領域抽出方法について、図21(a)〜
(c)〜図23(a)〜(c)に基づいて、以下に説明
する。
としては、例えば「顔部分を重点処理するカラー動画像
符号化装置」(上野 秀章,映像情報,Vol.24,No.5,p
29〜p35,1992. 3月)がある。この文献に記載されてい
る従来の顔領域抽出方法について、図21(a)〜
(c)〜図23(a)〜(c)に基づいて、以下に説明
する。
【0004】図21(a)〜(c)は、従来のフレーム
間差分の説明図で、図22(a),(b)は、従来のヒ
ストグラム作成方法の説明図で、図23(a)〜(c)
は、従来の顔領域抽出の説明図である。まず、入力動画
像の隣接するフレーム間(図21(a)に示すNフレー
ムと図21(b)に示すN+1フレーム間)でフレーム
間差分をとる。その結果、図21(c)に示すようなフ
レーム間差分信号が得られる。該差分画像を図22
(a)に示すように、短冊状の領域に分割する。分割し
た各領域内で、図22(b)に示すように、フレーム間
差分の大きさがある閾値以上となる画素数をH軸に投影
したヒストグラムを作る。該ヒストグラムを左右よりあ
る閾値thと比較しながら探索することにより、その領
域における動領域の左端と右端を検出する。
間差分の説明図で、図22(a),(b)は、従来のヒ
ストグラム作成方法の説明図で、図23(a)〜(c)
は、従来の顔領域抽出の説明図である。まず、入力動画
像の隣接するフレーム間(図21(a)に示すNフレー
ムと図21(b)に示すN+1フレーム間)でフレーム
間差分をとる。その結果、図21(c)に示すようなフ
レーム間差分信号が得られる。該差分画像を図22
(a)に示すように、短冊状の領域に分割する。分割し
た各領域内で、図22(b)に示すように、フレーム間
差分の大きさがある閾値以上となる画素数をH軸に投影
したヒストグラムを作る。該ヒストグラムを左右よりあ
る閾値thと比較しながら探索することにより、その領
域における動領域の左端と右端を検出する。
【0005】図23(a)に示すように、画面の左上端
より走査順にブロックを探索し、最初に見つけた動領域
のV軸座標を頭頂の位置とする。頭頂の発見後、図23
(b)に示すように、頭頂位置より下方の所定の範囲内
で左端および右端より同様に探索を行って、一番外側の
位置のH軸座標をそれぞれ顔の左端,右端の座標とす
る。次に、図23(c)に示すように、顔の長さを顔の
幅に所定の係数αを掛けることにより求める。従来例で
は、このようにして求まった領域を顔領域としている。
より走査順にブロックを探索し、最初に見つけた動領域
のV軸座標を頭頂の位置とする。頭頂の発見後、図23
(b)に示すように、頭頂位置より下方の所定の範囲内
で左端および右端より同様に探索を行って、一番外側の
位置のH軸座標をそれぞれ顔の左端,右端の座標とす
る。次に、図23(c)に示すように、顔の長さを顔の
幅に所定の係数αを掛けることにより求める。従来例で
は、このようにして求まった領域を顔領域としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
特徴領域抽出方法によれば、動き量を示すフレーム間差
分から顔領域を推定しているため、顔以外に動くものが
あった場合には、誤検出し易い欠点があった。また、矩
形状の大まかな領域としてしか顔の領域を抽出すること
ができないため、顔以外の領域にLPF(ローパスフィ
ルタ)処理する等の適応処理を行った場合には、矩形状
の境界が強調されるため、主観的な画質が劣化する欠点
があった。
特徴領域抽出方法によれば、動き量を示すフレーム間差
分から顔領域を推定しているため、顔以外に動くものが
あった場合には、誤検出し易い欠点があった。また、矩
形状の大まかな領域としてしか顔の領域を抽出すること
ができないため、顔以外の領域にLPF(ローパスフィ
ルタ)処理する等の適応処理を行った場合には、矩形状
の境界が強調されるため、主観的な画質が劣化する欠点
があった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、特徴領域以外に動くものがあっても誤抽出す
ることがなく、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽
出できるようにし、特徴領域以外の領域に適応処理を行
ってもより自然な画像とすることができ、主観的な画質
を向上させるようにした特徴領域抽出方法及び特徴領域
抽出回路を提供することを目的としている。
たもので、特徴領域以外に動くものがあっても誤抽出す
ることがなく、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽
出できるようにし、特徴領域以外の領域に適応処理を行
ってもより自然な画像とすることができ、主観的な画質
を向上させるようにした特徴領域抽出方法及び特徴領域
抽出回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)特徴領域の特徴色成分を含む小領
域を2つの色差信号を2軸とする色領域内に定め、画像
の色差成分が前記小領域中に含まれる領域を特徴領域と
して抽出すること、更には、(2)前記小領域を、画像
の2つの色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化
した共通領域とし、特徴領域を抽出すること、更には、
(3)前記(1)または(2)において、前記特徴領域
を抽出するに際し、前記小領域の数を複数とすることに
よって特徴領域を抽出すること、或いは、(4)輪郭に
沿って抽出された特徴領域と、該特徴領域に挾まれた欠
落領域を含めて特徴領域として抽出すること、或いは、
(5)画像の2つの色差信号を所定の閾値によってそれ
ぞれ2値化し、2値化された共通領域から特徴領域を抽
出し、欠落領域を穴埋めする際に、穴埋め検出パターン
に距離による重み付けを行うこと、或いは、(6)特徴
領域を抽出する抽出手段と領域抽出信号を記憶する記憶
手段とによって特徴領域を抽出するに際し、L(L;自
然数)フレーム前の画素、及び/又は、Lフレーム前の
近隣画素が特徴領域である場合と特徴領域でない場合に
よって特徴領域の判定条件にヒステリシス特性を持たせ
ること、或いは、(7)特徴領域の特性を利用して特徴
領域を抽出し、M(M;自然数)フレームメモリから複
数フレームの特徴領域抽出信号を出力し、該各フレーム
特徴領域抽出信号に重み付けを行って重み付き特徴領域
を抽出すること、或いは、(8)特徴領域の特徴色成分
を含む領域を抽出する特徴領域主要部抽出回路と、前記
特徴領域の中で前記特徴色成分と異なる色成分を有する
欠落領域を穴埋めする穴埋め回路とを有すること、更に
は、(9)前記特徴領域主要部抽出回路が、2つの色差
信号を上限,下限の閾値と比較する比較回路と、該比較
回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出するAND
ゲート回路とから成ること、更には、(10)前記特徴
領域主要部抽出回路が、2つの色差信号を第1の上限,
下限の閾値と比較する第1の比較回路と、該第1の比較
回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出する第1の
ANDゲート回路と、前記2つの色差信号を第2の上
限,下限の閾値と比較する第2の比較回路と、該第2の
比較回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出する第
2のANDゲート回路と、前記第1のANDゲート回路
の出力と、前記第2のANDゲート回路の出力との論理
和を求め、複数の領域に分散されている特徴領域を抽出
するORゲート回路とから成ることを特徴としたもので
ある。
成するために、(1)特徴領域の特徴色成分を含む小領
域を2つの色差信号を2軸とする色領域内に定め、画像
の色差成分が前記小領域中に含まれる領域を特徴領域と
して抽出すること、更には、(2)前記小領域を、画像
の2つの色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化
した共通領域とし、特徴領域を抽出すること、更には、
(3)前記(1)または(2)において、前記特徴領域
を抽出するに際し、前記小領域の数を複数とすることに
よって特徴領域を抽出すること、或いは、(4)輪郭に
沿って抽出された特徴領域と、該特徴領域に挾まれた欠
落領域を含めて特徴領域として抽出すること、或いは、
(5)画像の2つの色差信号を所定の閾値によってそれ
ぞれ2値化し、2値化された共通領域から特徴領域を抽
出し、欠落領域を穴埋めする際に、穴埋め検出パターン
に距離による重み付けを行うこと、或いは、(6)特徴
領域を抽出する抽出手段と領域抽出信号を記憶する記憶
手段とによって特徴領域を抽出するに際し、L(L;自
然数)フレーム前の画素、及び/又は、Lフレーム前の
近隣画素が特徴領域である場合と特徴領域でない場合に
よって特徴領域の判定条件にヒステリシス特性を持たせ
ること、或いは、(7)特徴領域の特性を利用して特徴
領域を抽出し、M(M;自然数)フレームメモリから複
数フレームの特徴領域抽出信号を出力し、該各フレーム
特徴領域抽出信号に重み付けを行って重み付き特徴領域
を抽出すること、或いは、(8)特徴領域の特徴色成分
を含む領域を抽出する特徴領域主要部抽出回路と、前記
特徴領域の中で前記特徴色成分と異なる色成分を有する
欠落領域を穴埋めする穴埋め回路とを有すること、更に
は、(9)前記特徴領域主要部抽出回路が、2つの色差
信号を上限,下限の閾値と比較する比較回路と、該比較
回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出するAND
ゲート回路とから成ること、更には、(10)前記特徴
領域主要部抽出回路が、2つの色差信号を第1の上限,
下限の閾値と比較する第1の比較回路と、該第1の比較
回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出する第1の
ANDゲート回路と、前記2つの色差信号を第2の上
限,下限の閾値と比較する第2の比較回路と、該第2の
比較回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出する第
2のANDゲート回路と、前記第1のANDゲート回路
の出力と、前記第2のANDゲート回路の出力との論理
和を求め、複数の領域に分散されている特徴領域を抽出
するORゲート回路とから成ることを特徴としたもので
ある。
【0009】
【作用】特徴領域の特徴色成分を含む小領域を2つの色
差信号を2軸とする色領域内に定め、画像の色差成分が
前記小領域中に含まれる領域を特徴領域として抽出する
ことにより、特徴領域以外に動くものがあっても誤抽出
することがない。しかも、特徴領域の輪郭に忠実に沿っ
た領域を抽出できるので、抽出信号を用いてLPF処理
等の適応処理を行っても抽出領域の輪郭が強調されるこ
とがなく、主観的な画質が向上する。また、画像の2つ
の色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化し、2
値化された共通領域から特徴領域を抽出することによ
り、特徴領域以外に動くものがあっても、誤抽出するこ
とがない。
差信号を2軸とする色領域内に定め、画像の色差成分が
前記小領域中に含まれる領域を特徴領域として抽出する
ことにより、特徴領域以外に動くものがあっても誤抽出
することがない。しかも、特徴領域の輪郭に忠実に沿っ
た領域を抽出できるので、抽出信号を用いてLPF処理
等の適応処理を行っても抽出領域の輪郭が強調されるこ
とがなく、主観的な画質が向上する。また、画像の2つ
の色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化し、2
値化された共通領域から特徴領域を抽出することによ
り、特徴領域以外に動くものがあっても、誤抽出するこ
とがない。
【0010】また、前記共通領域から特徴領域を抽出す
るに際し、小領域の数を複数とすることによって特徴領
域を抽出するので、特徴の性質が2つの色差信号を2軸
とする座標内で分散している場合にも誤抽出することが
ない。さらに、特徴領域の輪郭に忠実に沿った画像領域
を抽出できるので、抽出信号を用いてLPFをかけるプ
リフィルタ処理、また、背景領域の量子化ステップサイ
ズを粗くする量子化制御等の適応処理を行っても抽出領
域の輪郭が不自然に強調されることがなく、主観的な画
質が向上する。
るに際し、小領域の数を複数とすることによって特徴領
域を抽出するので、特徴の性質が2つの色差信号を2軸
とする座標内で分散している場合にも誤抽出することが
ない。さらに、特徴領域の輪郭に忠実に沿った画像領域
を抽出できるので、抽出信号を用いてLPFをかけるプ
リフィルタ処理、また、背景領域の量子化ステップサイ
ズを粗くする量子化制御等の適応処理を行っても抽出領
域の輪郭が不自然に強調されることがなく、主観的な画
質が向上する。
【0011】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による特徴領域抽出回路の一実施
例(実施例1)を説明するための構成図で、図中、1は
特徴領域主要部抽出回路、2は小領域除去回路、3は穴
埋め回路である。特徴領域主要部抽出回路1は、特徴領
域の特徴色成分を含む画像領域を抽出して、小領域除去
回路2に入力し、小領域として抽出された部分を雑音等
の影響によって誤抽出された部分として除去する。該小
領域除去回路2の出力は穴埋め回路3に入力され、前記
特徴領域の中で特徴色成分と異なる色成分を有する欠落
領域を穴埋めし、特徴領域抽出信号を得る。
する。図1は、本発明による特徴領域抽出回路の一実施
例(実施例1)を説明するための構成図で、図中、1は
特徴領域主要部抽出回路、2は小領域除去回路、3は穴
埋め回路である。特徴領域主要部抽出回路1は、特徴領
域の特徴色成分を含む画像領域を抽出して、小領域除去
回路2に入力し、小領域として抽出された部分を雑音等
の影響によって誤抽出された部分として除去する。該小
領域除去回路2の出力は穴埋め回路3に入力され、前記
特徴領域の中で特徴色成分と異なる色成分を有する欠落
領域を穴埋めし、特徴領域抽出信号を得る。
【0012】本発明では、人物の顔領域の大部分を占め
る肌の色が、図2に示したように、U,V信号のレベル
を縦軸、横軸座標とした座標内の小領域(斜線部)に集
中している性質を利用して顔領域の抽出を行っている。
また、前記小領域を図3に示したように、画像の2つの
色差信号を所定の閾値によって、それぞれ2値化した共
通領域とし、特徴領域として抽出する。すなわち、U,
V信号のレベルを縦軸、横軸座標とした座標内の小領域
(CHU,CLU,CHV,CLVに囲まれた領域)に集中して
いる性質を利用して顔領域の抽出を行っている。
る肌の色が、図2に示したように、U,V信号のレベル
を縦軸、横軸座標とした座標内の小領域(斜線部)に集
中している性質を利用して顔領域の抽出を行っている。
また、前記小領域を図3に示したように、画像の2つの
色差信号を所定の閾値によって、それぞれ2値化した共
通領域とし、特徴領域として抽出する。すなわち、U,
V信号のレベルを縦軸、横軸座標とした座標内の小領域
(CHU,CLU,CHV,CLVに囲まれた領域)に集中して
いる性質を利用して顔領域の抽出を行っている。
【0013】また、人物の顔領域の大部分を占める肌の
色が、図4に示したように、U,V信号のレベルを縦
軸、横軸とした座標内で複数の小領域(CHU1,CLU1,
CHV1,CLV1に囲まれた領域A及びCHU2,C
LU2,CHV2,CLV2に囲まれた領域B)に分散している場
合においても、誤抽出することなく顔領域の抽出を行う
ことが可能である。実際、人物の肌色は白色系、黒色系
等複数の小領域に分散しており、本発明のように、顔領
域を抽出することが好ましい。
色が、図4に示したように、U,V信号のレベルを縦
軸、横軸とした座標内で複数の小領域(CHU1,CLU1,
CHV1,CLV1に囲まれた領域A及びCHU2,C
LU2,CHV2,CLV2に囲まれた領域B)に分散している場
合においても、誤抽出することなく顔領域の抽出を行う
ことが可能である。実際、人物の肌色は白色系、黒色系
等複数の小領域に分散しており、本発明のように、顔領
域を抽出することが好ましい。
【0014】図5は、図1における特徴領域主要部抽出
回路の一実施例を示す図で、図2に示す特徴領域抽出方
法を実現するためにメモリを用いた例を示す図で、図
中、4はメモリである。特徴領域主要部抽出回路1によ
って、顔領域の大部分を占める肌色領域を抽出する。特
徴領域主要部抽出回路1は、RAM(RANDOM ACCESS ME
MORY)、ROM(READ ONLY MEMORY)等のメモリ4を用
いて構成することができる。該メモリ4のアドレスA15
〜A8,A7〜A0には2つの色差信号U,Vが入力され
ている。この16ビットのアドレスで表されるメモリ空
間のうち、図2の斜線部に相当する領域には論理値1が
書き込まれ、他の領域には論理値0が書き込まれてい
る。従って、U,V信号が、図2の斜線部に相当する肌
色領域の信号の場合には、メモリ4の出力Dから1が出
力され、肌色領域外の場合には0が出力される。このよ
うにして顔領域の主要部を抽出することができる。しか
し、この段階で抽出された顔領域では、目、眉、唇等の
肌色と異なる色をもつ領域が欠落している。一方、雑音
等の影響によって誤って肌色として抽出された顔以外の
領域が含まれている。
回路の一実施例を示す図で、図2に示す特徴領域抽出方
法を実現するためにメモリを用いた例を示す図で、図
中、4はメモリである。特徴領域主要部抽出回路1によ
って、顔領域の大部分を占める肌色領域を抽出する。特
徴領域主要部抽出回路1は、RAM(RANDOM ACCESS ME
MORY)、ROM(READ ONLY MEMORY)等のメモリ4を用
いて構成することができる。該メモリ4のアドレスA15
〜A8,A7〜A0には2つの色差信号U,Vが入力され
ている。この16ビットのアドレスで表されるメモリ空
間のうち、図2の斜線部に相当する領域には論理値1が
書き込まれ、他の領域には論理値0が書き込まれてい
る。従って、U,V信号が、図2の斜線部に相当する肌
色領域の信号の場合には、メモリ4の出力Dから1が出
力され、肌色領域外の場合には0が出力される。このよ
うにして顔領域の主要部を抽出することができる。しか
し、この段階で抽出された顔領域では、目、眉、唇等の
肌色と異なる色をもつ領域が欠落している。一方、雑音
等の影響によって誤って肌色として抽出された顔以外の
領域が含まれている。
【0015】図6は、図1における特徴領域主要部抽出
回路の他の実施例を示す図で、図3に示す特徴領域抽出
方法を実現するための構成図である。図中、5〜8は比
較回路、9はANDゲート回路である。まず、比較回路
5〜8によって、2つの色差信号(U,V)を上限、下
限の閾値CHU,CLU,CHV,CLVと比較する。比較回路
5では、U<=CHUの時、論理値1が出力される。同様
に、比較回路6〜8では、U>=CLU,V<=CHV,V
>=CLVの時、論理値1が力される。これら比較回路5
〜8の出力は、ANDゲート回路9によって論理積がと
られ、その共通領域が抽出される。従って、ANDゲー
ト回路9の出力には、図3のCHU,CLU,CHV,CLVに
よって囲まれた肌色領域に論理値1が出力されている。
このようにして、顔領域の主要部を抽出することができ
る。しかし、この段階で抽出された顔領域では、目、
眉、唇等の肌色と異なる色を持つ領域が欠落している。
一方、雑音等の影響によって誤って肌色として抽出され
た顔以外の領域が含まれている。
回路の他の実施例を示す図で、図3に示す特徴領域抽出
方法を実現するための構成図である。図中、5〜8は比
較回路、9はANDゲート回路である。まず、比較回路
5〜8によって、2つの色差信号(U,V)を上限、下
限の閾値CHU,CLU,CHV,CLVと比較する。比較回路
5では、U<=CHUの時、論理値1が出力される。同様
に、比較回路6〜8では、U>=CLU,V<=CHV,V
>=CLVの時、論理値1が力される。これら比較回路5
〜8の出力は、ANDゲート回路9によって論理積がと
られ、その共通領域が抽出される。従って、ANDゲー
ト回路9の出力には、図3のCHU,CLU,CHV,CLVに
よって囲まれた肌色領域に論理値1が出力されている。
このようにして、顔領域の主要部を抽出することができ
る。しかし、この段階で抽出された顔領域では、目、
眉、唇等の肌色と異なる色を持つ領域が欠落している。
一方、雑音等の影響によって誤って肌色として抽出され
た顔以外の領域が含まれている。
【0016】図7は、図1における特徴領域主要部抽出
回路の更に他の実施例を示す図で、図4に示す特徴領域
抽出方法を実現するための構成図である。図中、10〜
13は比較回路(第1の上限、下限の閾値との比較)、
14は第1のANDゲート回路、15〜18は比較回路
(第2の上限、下限の閾値との比較)、19は第2のA
NDゲート回路、20はORゲート回路である。
回路の更に他の実施例を示す図で、図4に示す特徴領域
抽出方法を実現するための構成図である。図中、10〜
13は比較回路(第1の上限、下限の閾値との比較)、
14は第1のANDゲート回路、15〜18は比較回路
(第2の上限、下限の閾値との比較)、19は第2のA
NDゲート回路、20はORゲート回路である。
【0017】まず、比較回路10〜13によって、2つ
の色差信号(U,V)を上限、下限の閾値CHU1,C
LU1,CHV1,CLV1と比較する。比較回路10では、U<
=CHU1の時、論理値1が出力される。同様に、比較回
路11〜13では、U>=CLU1,V<=CHV1,V>=
CLV1の時、論理値1が出力される。また、比較回路1
5〜18によって、2つの色差信号(U,V)を上限、
下限の閾値CHU2,CLU2,CHV2,CLV2と比較する。比
較回路15では、U<=CHU2の時、論理値1が出力さ
れる。同様に、比較回路16〜18では、U>=
CLU2,V<=CHV2,V>=CLV2の時、論理値1が出
力される。前記比較回路10〜13の出力は、ANDゲ
ート回路14によって論理積がとられ、その共通領域が
抽出される。また、前記比較回路15〜18の出力は、
ANDゲート回路19によって論理積がとられ、その共
通領域が抽出される。
の色差信号(U,V)を上限、下限の閾値CHU1,C
LU1,CHV1,CLV1と比較する。比較回路10では、U<
=CHU1の時、論理値1が出力される。同様に、比較回
路11〜13では、U>=CLU1,V<=CHV1,V>=
CLV1の時、論理値1が出力される。また、比較回路1
5〜18によって、2つの色差信号(U,V)を上限、
下限の閾値CHU2,CLU2,CHV2,CLV2と比較する。比
較回路15では、U<=CHU2の時、論理値1が出力さ
れる。同様に、比較回路16〜18では、U>=
CLU2,V<=CHV2,V>=CLV2の時、論理値1が出
力される。前記比較回路10〜13の出力は、ANDゲ
ート回路14によって論理積がとられ、その共通領域が
抽出される。また、前記比較回路15〜18の出力は、
ANDゲート回路19によって論理積がとられ、その共
通領域が抽出される。
【0018】前記ANDゲート回路14,19の出力
は、ORゲート回路20に入力され、論理和がとられ
る。従って、ORゲート回路20の出力には、図4に示
すCHU1,CLU1,CHV1,CLV1によって囲まれた特徴領
域AおよびCHU2,CLU2,CHV2,CLV2からなる特徴領
域Bの両領域に論理値1が出力されている。このように
して、特徴領域の性質がU,V信号のレベルで表される
座標内で複数の領域に分散している場合にも、誤検出す
ることなく、顔領域の主要部を抽出することができる。
しかし、この段階で抽出された顔領域では、目、眉、唇
等の肌色と異なる色をもつ領域が欠落している。一方、
雑音等の影響によって誤って肌色として抽出された顔以
外の領域が含まれている。
は、ORゲート回路20に入力され、論理和がとられ
る。従って、ORゲート回路20の出力には、図4に示
すCHU1,CLU1,CHV1,CLV1によって囲まれた特徴領
域AおよびCHU2,CLU2,CHV2,CLV2からなる特徴領
域Bの両領域に論理値1が出力されている。このように
して、特徴領域の性質がU,V信号のレベルで表される
座標内で複数の領域に分散している場合にも、誤検出す
ることなく、顔領域の主要部を抽出することができる。
しかし、この段階で抽出された顔領域では、目、眉、唇
等の肌色と異なる色をもつ領域が欠落している。一方、
雑音等の影響によって誤って肌色として抽出された顔以
外の領域が含まれている。
【0019】そこで、特徴領域主要部抽出回路1から出
力される抽出信号を小領域除去回路2に入力し、小領域
として抽出された部分を雑音等の影響によって誤抽出さ
れた部分として除去する。小領域除去回路2では、図8
(a)〜(d)に示した4種類の検出パターンのいずれ
とも一致しない場合に3×3のウィンドウの中心画素を
顔以外の領域として論理値0とする。各検出パターンに
おいては、○印(6画素)の論理積が1であるときその
中心画素を顔領域とする。
力される抽出信号を小領域除去回路2に入力し、小領域
として抽出された部分を雑音等の影響によって誤抽出さ
れた部分として除去する。小領域除去回路2では、図8
(a)〜(d)に示した4種類の検出パターンのいずれ
とも一致しない場合に3×3のウィンドウの中心画素を
顔以外の領域として論理値0とする。各検出パターンに
おいては、○印(6画素)の論理積が1であるときその
中心画素を顔領域とする。
【0020】小領域除去回路2の出力は穴埋め回路3に
入力される。該穴埋め回路3では、図9(a)〜(d)
に示した4種類の検出パターンのいずれかと一致した場
合に13×13のウィンドウの中心画素を顔領域として
論理値1とする。各検出パターンにおいては、△印、◇
印(各6画素)の論理和が両方とも1であるとき、その
中心画素を顔領域とする。また、検出パターンとして
は、図9(a)〜(d)以外にも同様な効果が得られる
検出パターンを用いることができる。例えば、図10
(a)〜(d)のような検出パターンを用いることもで
きる。さらに、これら両者を併用し、8種類の検出パタ
ーンのいずれかと一致した場合にウィンドウの中心画素
を顔領域として論理値1とすることも可能である。
入力される。該穴埋め回路3では、図9(a)〜(d)
に示した4種類の検出パターンのいずれかと一致した場
合に13×13のウィンドウの中心画素を顔領域として
論理値1とする。各検出パターンにおいては、△印、◇
印(各6画素)の論理和が両方とも1であるとき、その
中心画素を顔領域とする。また、検出パターンとして
は、図9(a)〜(d)以外にも同様な効果が得られる
検出パターンを用いることができる。例えば、図10
(a)〜(d)のような検出パターンを用いることもで
きる。さらに、これら両者を併用し、8種類の検出パタ
ーンのいずれかと一致した場合にウィンドウの中心画素
を顔領域として論理値1とすることも可能である。
【0021】このようにして顔領域の抽出をすることに
よって、顔以外に動くものがあっても誤抽出することが
なくなる。さらに、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を
抽出できるので、顔領域抽出信号を用いて顔以外の領域
にLPF処理を行う等の適応処理を行っても、その境界
が強調されることなく、主観的画質を劣化させない。
よって、顔以外に動くものがあっても誤抽出することが
なくなる。さらに、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を
抽出できるので、顔領域抽出信号を用いて顔以外の領域
にLPF処理を行う等の適応処理を行っても、その境界
が強調されることなく、主観的画質を劣化させない。
【0022】以上の説明では、顔領域の抽出を実施例と
して示したが、色差信号の閾値を変更することによって
それ以外の特徴領域の抽出を行うことも可能である。ま
た、色差信号に限定されず、輝度信号との併用、もしく
はR,G,B等の色信号を用いて特徴領域の抽出を行う
ことも可能である。さらに、小領域除去、穴埋め処理等
のウィンドウのサイズは、3×3,13×13以外のサ
イズを用いても同様の効果を得ることができる。なお、
本発明では、小領域除去回路を含まない場合においても
その効果を得ることができる。
して示したが、色差信号の閾値を変更することによって
それ以外の特徴領域の抽出を行うことも可能である。ま
た、色差信号に限定されず、輝度信号との併用、もしく
はR,G,B等の色信号を用いて特徴領域の抽出を行う
ことも可能である。さらに、小領域除去、穴埋め処理等
のウィンドウのサイズは、3×3,13×13以外のサ
イズを用いても同様の効果を得ることができる。なお、
本発明では、小領域除去回路を含まない場合においても
その効果を得ることができる。
【0023】このように、本発明は、特徴領域の特徴色
成分を含む小領域を2つの色差信号を2軸とする色領域
内に定め、画像の色差成分が前記小領域中に含まれる領
域を特徴領域として抽出する。また、その特徴領域が特
徴色成分以外の色を含むことによって、特徴領域内に抽
出されない領域を生じることがあるが、前記抽出された
領域に挾まれた欠落領域を穴埋めすることによって、欠
落のない特徴領域を抽出する。
成分を含む小領域を2つの色差信号を2軸とする色領域
内に定め、画像の色差成分が前記小領域中に含まれる領
域を特徴領域として抽出する。また、その特徴領域が特
徴色成分以外の色を含むことによって、特徴領域内に抽
出されない領域を生じることがあるが、前記抽出された
領域に挾まれた欠落領域を穴埋めすることによって、欠
落のない特徴領域を抽出する。
【0024】また、穴埋め回路3では、図11(a)〜
(d)に示した4種類の検出パターンのいずれかと一致
した場合には13×13のウィンドウの中心画素を顔領
域として論理値1とする。各検出パターンにおいては、
まず、実線で接続された各ラインごとに△印と○の論理
積(論理積),△(黒塗)印と○印の論理積(論理積
),□印と○印の論理積(論理積),■印と○印の
論理積(論理積)をとる。次に、全ラインの論理積
と論理積の論理和(論理和),論理積と論理積
の論理和(論理和)をとる。さらに、論理和と論理
和の論理積をとり、その結果が論理値1のとき13×
13のウィンドウの中心画素を顔領域とする。
(d)に示した4種類の検出パターンのいずれかと一致
した場合には13×13のウィンドウの中心画素を顔領
域として論理値1とする。各検出パターンにおいては、
まず、実線で接続された各ラインごとに△印と○の論理
積(論理積),△(黒塗)印と○印の論理積(論理積
),□印と○印の論理積(論理積),■印と○印の
論理積(論理積)をとる。次に、全ラインの論理積
と論理積の論理和(論理和),論理積と論理積
の論理和(論理和)をとる。さらに、論理和と論理
和の論理積をとり、その結果が論理値1のとき13×
13のウィンドウの中心画素を顔領域とする。
【0025】また、検出パターンとしては、図11
(a)〜(d)以外にも同様の効果が得られる検出パタ
ーンを用いることができる。例えば、図12(a)〜
(d)に示した検出パターンが考えられる。これら4種
類の検出パターンのいずれかと一致した場合には、13
×13のウィンドウの中心画素を顔領域として論理値1
とする。各検出パターンにおいては、まず、実線で接続
された各ラインごとに△印と○印の論理積(論理積
),△(黒塗)印と○印の論理積(論理積)をと
る。次に、全ラインの論理積と論理積の論理和をと
り、その結果が論理値1のとき13×13のウィンドウ
の中心画素を顔領域とする。
(a)〜(d)以外にも同様の効果が得られる検出パタ
ーンを用いることができる。例えば、図12(a)〜
(d)に示した検出パターンが考えられる。これら4種
類の検出パターンのいずれかと一致した場合には、13
×13のウィンドウの中心画素を顔領域として論理値1
とする。各検出パターンにおいては、まず、実線で接続
された各ラインごとに△印と○印の論理積(論理積
),△(黒塗)印と○印の論理積(論理積)をと
る。次に、全ラインの論理積と論理積の論理和をと
り、その結果が論理値1のとき13×13のウィンドウ
の中心画素を顔領域とする。
【0026】さらに、これら両者を併用した検出パター
ンとし、8種類の検出パターンのいずれかと一致した場
合に、ウィンドウの中心画素を顔領域として論理値1と
することも可能である。
ンとし、8種類の検出パターンのいずれかと一致した場
合に、ウィンドウの中心画素を顔領域として論理値1と
することも可能である。
【0027】図13は、本発明による特徴領域抽出回路
の他の実施例(実施例2)を示す図で、図中、21は特
徴領域主要部抽出回路、22は小領域除去回路、23は
穴埋め回路、24はフレームメモリである。以下、特徴
領域抽出方法について説明する。特徴領域主要部抽出回
路21は、図1に示す実施例1と同様に、人物の顔領域
の大部分を占める肌色領域を抽出する。しかし、この段
階で抽出された顔領域では、目、眉、唇等の肌色と異な
る色をもつ領域が欠落している。一方、雑音等の影響に
よって誤って肌色として抽出された顔以外の領域が含ま
れている。そこで、特徴領域主要部抽出回路21から出
力される抽出信号を小領域除去回路22に入力し、小領
域として抽出された部分を雑音等の影響によって誤抽出
された部分として除去する。この出力はフレームメモリ
24に書き込まれ1フレーム遅れた信号が小領域除去回
路22に戻される。
の他の実施例(実施例2)を示す図で、図中、21は特
徴領域主要部抽出回路、22は小領域除去回路、23は
穴埋め回路、24はフレームメモリである。以下、特徴
領域抽出方法について説明する。特徴領域主要部抽出回
路21は、図1に示す実施例1と同様に、人物の顔領域
の大部分を占める肌色領域を抽出する。しかし、この段
階で抽出された顔領域では、目、眉、唇等の肌色と異な
る色をもつ領域が欠落している。一方、雑音等の影響に
よって誤って肌色として抽出された顔以外の領域が含ま
れている。そこで、特徴領域主要部抽出回路21から出
力される抽出信号を小領域除去回路22に入力し、小領
域として抽出された部分を雑音等の影響によって誤抽出
された部分として除去する。この出力はフレームメモリ
24に書き込まれ1フレーム遅れた信号が小領域除去回
路22に戻される。
【0028】小領域除去回路22の検出パターンとして
は、例えば、フレームメモリ24から出力される1フレ
ーム前の信号が顔領域として抽出されていない場合の検
出パターンを図14(a)〜(d)とし、一方、1フレ
ーム前の信号が顔領域として抽出されている場合の検出
パターンを図15とすることができる。1フレーム前の
信号が顔領域として抽出されていない場合には、図14
(a)〜(d)に示した4種類の検出パターンのいずれ
とも一致しない場合に5×5のウィンドウの中心画素を
顔以外の領域として論理値0とする。ここで、各検出パ
ターンにおいては、○印(15画素)の論理積が1であ
るとき、その中心画素を顔領域としている。一方、1フ
レーム前の信号が顔領域として抽出されている場合に
は、図15に示した検出パターンと一致しない場合に3
×3のウィンドウの中心画素を顔以外の領域として論理
値0とする。この検出パターンにおいては、○印(9画
素)の論理和が1であるときその中心画素を顔領域とし
ている。
は、例えば、フレームメモリ24から出力される1フレ
ーム前の信号が顔領域として抽出されていない場合の検
出パターンを図14(a)〜(d)とし、一方、1フレ
ーム前の信号が顔領域として抽出されている場合の検出
パターンを図15とすることができる。1フレーム前の
信号が顔領域として抽出されていない場合には、図14
(a)〜(d)に示した4種類の検出パターンのいずれ
とも一致しない場合に5×5のウィンドウの中心画素を
顔以外の領域として論理値0とする。ここで、各検出パ
ターンにおいては、○印(15画素)の論理積が1であ
るとき、その中心画素を顔領域としている。一方、1フ
レーム前の信号が顔領域として抽出されている場合に
は、図15に示した検出パターンと一致しない場合に3
×3のウィンドウの中心画素を顔以外の領域として論理
値0とする。この検出パターンにおいては、○印(9画
素)の論理和が1であるときその中心画素を顔領域とし
ている。
【0029】小領域除去回路22の検出パターンの他の
例として、フレームメモリから出力される1フレーム前
の信号が、図16(a)〜(d)の4種類の検出パター
ンのいずれとも一致せず、1フレーム前の信号が顔領域
とされなかった場合の検出パターンを図14(a)〜
(d)とし、一方、1フレーム前の信号が図16(a)
〜(d)の4種類の検出パターンの何れかと一致し、1
フレーム前の信号が顔領域とされた場合の検出パターン
を図15とすることができる。図16の各検出パターン
においては、○印(3画素)の論理積、もしくは●印
(1画素)が1であるとき、1フレーム前の信号が顔領
域とされる。
例として、フレームメモリから出力される1フレーム前
の信号が、図16(a)〜(d)の4種類の検出パター
ンのいずれとも一致せず、1フレーム前の信号が顔領域
とされなかった場合の検出パターンを図14(a)〜
(d)とし、一方、1フレーム前の信号が図16(a)
〜(d)の4種類の検出パターンの何れかと一致し、1
フレーム前の信号が顔領域とされた場合の検出パターン
を図15とすることができる。図16の各検出パターン
においては、○印(3画素)の論理積、もしくは●印
(1画素)が1であるとき、1フレーム前の信号が顔領
域とされる。
【0030】1フレーム前の信号が顔領域でない場合に
は、図14(a)〜(d)に示した4種類の検出パター
ンのいずれとも一致しない場合に5×5のウィンドウの
中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。ここ
で、各検出パターンにおいては○印(15画素)の論理
積が1であるときその中心画素を顔領域としている。一
方、1フレーム前の信号が顔領域の場合には、図15に
示した検出パターンと一致しない場合に3×3のウイン
ドウの中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。
この検出パターンにおいては、○印(9画素)の論理和
が1であるときその中心画素を顔領域としている。
は、図14(a)〜(d)に示した4種類の検出パター
ンのいずれとも一致しない場合に5×5のウィンドウの
中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。ここ
で、各検出パターンにおいては○印(15画素)の論理
積が1であるときその中心画素を顔領域としている。一
方、1フレーム前の信号が顔領域の場合には、図15に
示した検出パターンと一致しない場合に3×3のウイン
ドウの中心画素を顔以外の領域として論理値0とする。
この検出パターンにおいては、○印(9画素)の論理和
が1であるときその中心画素を顔領域としている。
【0031】これら検出パターンにおいては、1フレー
ム前の信号が顔領域である場合に、その顔領域判定条件
を緩くしている。つまり、顔領域検出パターンにヒステ
リシス特性を持たせている。こうすることによって、雑
音に対するマージンが大きくなり顔領域がフリッカ状に
抽出されるのを防ぐことができる。小領域除去回路22
の出力は穴埋め回路23に入力される。穴埋め回路23
では、実施例1と同様に、顔の中で肌色と異なる色を持
つ欠落領域(目、眉、唇等)を穴埋めしている。
ム前の信号が顔領域である場合に、その顔領域判定条件
を緩くしている。つまり、顔領域検出パターンにヒステ
リシス特性を持たせている。こうすることによって、雑
音に対するマージンが大きくなり顔領域がフリッカ状に
抽出されるのを防ぐことができる。小領域除去回路22
の出力は穴埋め回路23に入力される。穴埋め回路23
では、実施例1と同様に、顔の中で肌色と異なる色を持
つ欠落領域(目、眉、唇等)を穴埋めしている。
【0032】このように顔領域を抽出することによっ
て、顔以外に動くものがあっても誤抽出することがなく
なる。また、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽出で
きるので、顔領域抽出信号を用いて顔以外の領域にLP
F処理を行う等の適応処理を行っても、その境界が強調
されることなく、主観的画質を劣化させない。また、人
間の視覚特性上フリッカは検知し易いが、本発明によれ
ば、顔領域がフリッカ状に抽出されるのを防ぐことがで
きるので主観的画質をかなり向上させることができる。
て、顔以外に動くものがあっても誤抽出することがなく
なる。また、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽出で
きるので、顔領域抽出信号を用いて顔以外の領域にLP
F処理を行う等の適応処理を行っても、その境界が強調
されることなく、主観的画質を劣化させない。また、人
間の視覚特性上フリッカは検知し易いが、本発明によれ
ば、顔領域がフリッカ状に抽出されるのを防ぐことがで
きるので主観的画質をかなり向上させることができる。
【0033】以上の説明では、顔領域の抽出を実施例と
して示したが、色差信号の閾値を変更することによって
それ以外の特徴領域の抽出を行なうことも可能である。
小領域除去の検出パターンは、3×3,5×5以外のウ
ィンドウサイズ、さらに同様の効果を有する他の検出パ
ターンを用いても実施することができる。また、ヒステ
リシス特性を特徴領域抽出回路の閾値或いは穴埋め回路
の検出パターンに持たせても、同様の効果を得ることが
できる。
して示したが、色差信号の閾値を変更することによって
それ以外の特徴領域の抽出を行なうことも可能である。
小領域除去の検出パターンは、3×3,5×5以外のウ
ィンドウサイズ、さらに同様の効果を有する他の検出パ
ターンを用いても実施することができる。また、ヒステ
リシス特性を特徴領域抽出回路の閾値或いは穴埋め回路
の検出パターンに持たせても、同様の効果を得ることが
できる。
【0034】なお、本発明では、小領域除去回路もしく
は穴埋め回路を含まない場合においてもその効果を得る
ことができる。このように、本発明では、L(L;自然
数)フレーム前の画素、及び、もしくはLフレーム前の
近隣画素が特徴領域である場合と特徴領域でない場合と
によって特徴領域の判定条件にヒステリシス特性を持た
せることによって、顔領域がフリッカ状に抽出されるの
を防ぐことができる。
は穴埋め回路を含まない場合においてもその効果を得る
ことができる。このように、本発明では、L(L;自然
数)フレーム前の画素、及び、もしくはLフレーム前の
近隣画素が特徴領域である場合と特徴領域でない場合と
によって特徴領域の判定条件にヒステリシス特性を持た
せることによって、顔領域がフリッカ状に抽出されるの
を防ぐことができる。
【0035】図17は、本発明による特徴領域抽出回路
の更に他の実施例(実施例3)を示す図で、図中、31
はフレームメモリで、その他、図1と同じ作用をする部
分は同一の符号を付してある。フレームメモリ31で
は、M(M:自然数)フレームメモリを介してN(N:
自然数),N−1,N−2…N−Mフレーム目の特徴領
域抽出信号を出力している。この複数の特徴領域抽出信
号に重み付けを行って重み付き特徴領域抽出信号FNを
求め、プリフィルタ処理もしくは量子化制御等の適応処
理を行う。ここで、Nフレーム目の特徴領域抽出信号が
顔領域であるか否かをaN(aN=1:顔領域,aN=
0:背景領域)で表し、(N−I)フレーム目の重み係
数をkIで表すと、重み付き特徴領域抽出信号FNは以下
の式で表される。
の更に他の実施例(実施例3)を示す図で、図中、31
はフレームメモリで、その他、図1と同じ作用をする部
分は同一の符号を付してある。フレームメモリ31で
は、M(M:自然数)フレームメモリを介してN(N:
自然数),N−1,N−2…N−Mフレーム目の特徴領
域抽出信号を出力している。この複数の特徴領域抽出信
号に重み付けを行って重み付き特徴領域抽出信号FNを
求め、プリフィルタ処理もしくは量子化制御等の適応処
理を行う。ここで、Nフレーム目の特徴領域抽出信号が
顔領域であるか否かをaN(aN=1:顔領域,aN=
0:背景領域)で表し、(N−I)フレーム目の重み係
数をkIで表すと、重み付き特徴領域抽出信号FNは以下
の式で表される。
【0036】
【数1】
【0037】M=3とした場合、例えば、kIは図18
に示すような値(重み係数)をとることができる。例
では、k0〜k3が総て1である。例では、k0,k3が
1,k1,k2が2である。例では、k0が4,k1が
2,k2,k3が1である。
に示すような値(重み係数)をとることができる。例
では、k0〜k3が総て1である。例では、k0,k3が
1,k1,k2が2である。例では、k0が4,k1が
2,k2,k3が1である。
【0038】輝度信号,色差信号,色信号等にかけられ
る2次元プリフィルタの係数を図19としたとき、例え
ば、適応制御変数は図20(a),(b)とすることが
できる。図20(a),(b)はそれぞれ重み付けがな
い場合とある場合の適応制御変数を示している。ここ
で、図20(b)では、特徴領域抽出信号FNを、図1
7の例とした場合について示した。重み付けがない場
合には、特徴領域抽出信号FNが0のとき2次元プリフ
ィルタの係数P=1,量子化ステップサイズの変化量△
Q=+10となり、特徴領域抽出信号が1のとき、P=
8,△Q=0となる。一方、重み付けがある場合には、
特徴領域抽出信号FNが0のとき、P=1,△Q=+1
0,特徴領域抽出信号FNが1のときP=2,△Q=+
5,特徴領域抽出信号FNが2のとき、P=4,△Q=
+2,特徴領域抽出信号が3のとき、P=8,△Q=
0,特徴領域抽出信号が4のとき、P=8,△Q=0と
なる。
る2次元プリフィルタの係数を図19としたとき、例え
ば、適応制御変数は図20(a),(b)とすることが
できる。図20(a),(b)はそれぞれ重み付けがな
い場合とある場合の適応制御変数を示している。ここ
で、図20(b)では、特徴領域抽出信号FNを、図1
7の例とした場合について示した。重み付けがない場
合には、特徴領域抽出信号FNが0のとき2次元プリフ
ィルタの係数P=1,量子化ステップサイズの変化量△
Q=+10となり、特徴領域抽出信号が1のとき、P=
8,△Q=0となる。一方、重み付けがある場合には、
特徴領域抽出信号FNが0のとき、P=1,△Q=+1
0,特徴領域抽出信号FNが1のときP=2,△Q=+
5,特徴領域抽出信号FNが2のとき、P=4,△Q=
+2,特徴領域抽出信号が3のとき、P=8,△Q=
0,特徴領域抽出信号が4のとき、P=8,△Q=0と
なる。
【0039】本発明では、穴埋め回路3の出力を特徴領
域抽出信号とし、これを用いてプリフィルタ処理もしく
は量子制御等の適応処理をすることができるが、さらに
フレームメモリ31を介してその出力を特徴領域抽出信
号とすることもできる。
域抽出信号とし、これを用いてプリフィルタ処理もしく
は量子制御等の適応処理をすることができるが、さらに
フレームメモリ31を介してその出力を特徴領域抽出信
号とすることもできる。
【0040】このような重み付き特徴領域抽出信号を用
いることによって、顔領域の抽出に誤りがあってもそれ
による画質劣化を低減することができる。雑音等の影響
により顔領域の抽出に誤りがあると、その部分が時間的
に不連続となって抽出される場合がある。このような場
合に、図20(a)に示すような適応制御変数を用いて
いると、特徴領域抽出信号が0か1かによってP,△Q
が大きく変わるため、その部分がフリッカ状のちらつき
となり、画質劣化の要因となる。しかし、図20(b)
に示すような重み付き特徴領域抽出信号を用いている
と、特徴領域抽出信号が0〜4と変化したとき、適応制
御変数がより滑らかに変化するため、画質劣化が低減さ
れる。
いることによって、顔領域の抽出に誤りがあってもそれ
による画質劣化を低減することができる。雑音等の影響
により顔領域の抽出に誤りがあると、その部分が時間的
に不連続となって抽出される場合がある。このような場
合に、図20(a)に示すような適応制御変数を用いて
いると、特徴領域抽出信号が0か1かによってP,△Q
が大きく変わるため、その部分がフリッカ状のちらつき
となり、画質劣化の要因となる。しかし、図20(b)
に示すような重み付き特徴領域抽出信号を用いている
と、特徴領域抽出信号が0〜4と変化したとき、適応制
御変数がより滑らかに変化するため、画質劣化が低減さ
れる。
【0041】このようにして顔領域を抽出することによ
って、顔以外に動くものがあっても誤抽出することがな
くなる。さらに、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽
出できるので、顔領域抽出信号を用いて背景領域にLP
Fをかけるプリフィルタ処理、また、背景領域の量子化
ステップサイズを粗くする量子化制御等の適応処理を行
った場合にも、その境界が不自然に強調されることがな
く、主観的画質を劣化させない。
って、顔以外に動くものがあっても誤抽出することがな
くなる。さらに、顔領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽
出できるので、顔領域抽出信号を用いて背景領域にLP
Fをかけるプリフィルタ処理、また、背景領域の量子化
ステップサイズを粗くする量子化制御等の適応処理を行
った場合にも、その境界が不自然に強調されることがな
く、主観的画質を劣化させない。
【0042】以上の説明では、顔領域の抽出を実施例と
して示したが、色差信号の閾値を変更することによっ
て、それ以外の特徴領域の抽出を行うことも可能であ
る。また、色差信号に限定されず、輝度信号との併用、
もしくはR,G,B等の色信号を用いて特徴領域の抽出
を行うことも可能である。さらに、雑音除去や穴埋め処
理等のウィンドウのサイズは、3×3,13×13以外
のサイズを用いても同様の効果を得ることができる。な
お、本発明では、雑音除去回路を含まない場合において
も、その効果を得ることができる。
して示したが、色差信号の閾値を変更することによっ
て、それ以外の特徴領域の抽出を行うことも可能であ
る。また、色差信号に限定されず、輝度信号との併用、
もしくはR,G,B等の色信号を用いて特徴領域の抽出
を行うことも可能である。さらに、雑音除去や穴埋め処
理等のウィンドウのサイズは、3×3,13×13以外
のサイズを用いても同様の効果を得ることができる。な
お、本発明では、雑音除去回路を含まない場合において
も、その効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:特徴領域の特徴色成分
を含む小領域を2つの色差信号を2軸とする色領域内に
定め、画像の色差成分が前記小領域中に含まれる領域を
特徴領域として抽出するようにしたので、小領域を任意
の形状のものとすることができ、特徴領域以外に動くも
のがあっても誤抽出することがない。また、特徴領域の
輪郭に忠実に沿った領域を抽出できるので、特徴領域以
外の領域にLPF処理する等の適応処理を行なってもよ
り自然な画像とすることができ、主観的な画質を向上さ
せることができる。さらに、特徴領域の抽出に色差信号
しか用いていないので、特徴領域の輝度レベルが時間
的、空間的に変化しても誤抽出することがない。 (2)請求項2に対応する効果:前記小領域が、画像の
2つの色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化し
た共通領域とし、特徴領域を抽出するようにしたので、
請求項1の効果に加え、特徴領域の輪郭に忠実に沿った
領域を容易に抽出することができる。 (3)請求項3に対応する効果:前記特徴領域を抽出す
るに際し、前記小領域の数を複数とすることによって特
徴領域を抽出するようにしたので、請求項2の効果に加
え、さらに画質の向上を図ることができる。 (4)請求項4に対応する効果:輪郭に沿って抽出され
た特徴領域と、該特徴領域に挾まれた欠落領域を含めて
特徴領域として抽出するようにしたので、請求項1〜3
の効果に加え、更に画質の向上を図ることができる。 (5)請求項5に対応する効果:画像の2つの色差信号
を所定の閾値によってそれぞれ2値化し、2値化された
共通領域から特徴領域を抽出し、欠落領域を穴埋めする
際に、穴埋め検出パターン距離による重み付けを行うよ
うにしたので、請求項4の効果に加え、更に画質の向上
を図ることができる。 (6)請求項6に対応する効果:特徴領域を抽出する抽
出手段と領域抽出信号を記憶する記憶手段とによって特
徴領域を抽出するに際し、L(L;自然数)フレーム前
の画素、及び/又は、Lフレーム前の近隣画素が特徴領
域である場合と特徴領域でない場合によって特徴領域の
判定条件にヒステリシス特性を持たせるようにしたの
で、顔領域がフリッカ状に抽出されるのを防ぐことがで
き、主観的画質を一層向上させることができる。 (7)請求項7に対応する効果:特徴領域の特性を利用
して特徴領域を抽出し、M(M;自然数)フレームメモ
リから複数フレームの特徴領域抽出信号を出力し、該各
フレーム特徴領域抽出信号に重み付けを行って重み付き
特徴領域を抽出するようにしたので、請求項5及び6の
効果に加え、更に画質の向上を図ることができる。 (8)請求項8〜10に対応する効果:特徴領域主要部
抽出方法及び穴埋め方法を適用して特徴領域抽出回路の
実現が図れ、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽出
できるので、特徴領域以外の領域にLPF処理する等の
適応処理を行ってもより自然な画像とすることができ、
主観的な画質を向上させることができる。
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:特徴領域の特徴色成分
を含む小領域を2つの色差信号を2軸とする色領域内に
定め、画像の色差成分が前記小領域中に含まれる領域を
特徴領域として抽出するようにしたので、小領域を任意
の形状のものとすることができ、特徴領域以外に動くも
のがあっても誤抽出することがない。また、特徴領域の
輪郭に忠実に沿った領域を抽出できるので、特徴領域以
外の領域にLPF処理する等の適応処理を行なってもよ
り自然な画像とすることができ、主観的な画質を向上さ
せることができる。さらに、特徴領域の抽出に色差信号
しか用いていないので、特徴領域の輝度レベルが時間
的、空間的に変化しても誤抽出することがない。 (2)請求項2に対応する効果:前記小領域が、画像の
2つの色差信号を所定の閾値によってそれぞれ2値化し
た共通領域とし、特徴領域を抽出するようにしたので、
請求項1の効果に加え、特徴領域の輪郭に忠実に沿った
領域を容易に抽出することができる。 (3)請求項3に対応する効果:前記特徴領域を抽出す
るに際し、前記小領域の数を複数とすることによって特
徴領域を抽出するようにしたので、請求項2の効果に加
え、さらに画質の向上を図ることができる。 (4)請求項4に対応する効果:輪郭に沿って抽出され
た特徴領域と、該特徴領域に挾まれた欠落領域を含めて
特徴領域として抽出するようにしたので、請求項1〜3
の効果に加え、更に画質の向上を図ることができる。 (5)請求項5に対応する効果:画像の2つの色差信号
を所定の閾値によってそれぞれ2値化し、2値化された
共通領域から特徴領域を抽出し、欠落領域を穴埋めする
際に、穴埋め検出パターン距離による重み付けを行うよ
うにしたので、請求項4の効果に加え、更に画質の向上
を図ることができる。 (6)請求項6に対応する効果:特徴領域を抽出する抽
出手段と領域抽出信号を記憶する記憶手段とによって特
徴領域を抽出するに際し、L(L;自然数)フレーム前
の画素、及び/又は、Lフレーム前の近隣画素が特徴領
域である場合と特徴領域でない場合によって特徴領域の
判定条件にヒステリシス特性を持たせるようにしたの
で、顔領域がフリッカ状に抽出されるのを防ぐことがで
き、主観的画質を一層向上させることができる。 (7)請求項7に対応する効果:特徴領域の特性を利用
して特徴領域を抽出し、M(M;自然数)フレームメモ
リから複数フレームの特徴領域抽出信号を出力し、該各
フレーム特徴領域抽出信号に重み付けを行って重み付き
特徴領域を抽出するようにしたので、請求項5及び6の
効果に加え、更に画質の向上を図ることができる。 (8)請求項8〜10に対応する効果:特徴領域主要部
抽出方法及び穴埋め方法を適用して特徴領域抽出回路の
実現が図れ、特徴領域の輪郭に忠実に沿った領域を抽出
できるので、特徴領域以外の領域にLPF処理する等の
適応処理を行ってもより自然な画像とすることができ、
主観的な画質を向上させることができる。
【図1】本発明による特徴領域抽出回路の一実施例を説
明するための構成図である。
明するための構成図である。
【図2】本発明における人物の肌色の分布の説明図(そ
の1)である。
の1)である。
【図3】本発明における人物の肌色の分布の説明図(そ
の2)である。
の2)である。
【図4】本発明における人物の肌色の分布の他の説明図
(その3)である。
(その3)である。
【図5】図1における特徴領域主要部抽出回路の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】図1における特徴領域主要部抽出回路の他の実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図7】図1における特徴領域主要部抽出回路の更に他
の実施例を示す図である。
の実施例を示す図である。
【図8】本発明における小領域除去検出パターン(その
1)を示す図である。
1)を示す図である。
【図9】本発明における穴埋め検出パターン(その1)
を示す図である。
を示す図である。
【図10】本発明における穴埋め検出パターン(その
2)を示す図である。
2)を示す図である。
【図11】本発明における穴埋め検出パターン(その
3)を示す図である。
3)を示す図である。
【図12】本発明における穴埋め検出パターン(その
4)を示す図である。
4)を示す図である。
【図13】本発明による特徴領域抽出回路の他の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図14】本発明における小領域除去検出パターン(そ
の2)を示す図である。
の2)を示す図である。
【図15】本発明における小領域除去検出パターン(そ
の3)を示す図である。
の3)を示す図である。
【図16】本発明における小領域除去の前フレーム顔領
域判定パターン(その4)を示す図である。
域判定パターン(その4)を示す図である。
【図17】本発明による特徴領域抽出回路の更に他の実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図18】本発明における重み係数を示す図である。
【図19】本発明におけるプリフィルタの係数を示す図
である。
である。
【図20】本発明における適応制御変数を示す図であ
る。
る。
【図21】従来のフレーム間差分の説明図である。
【図22】従来のヒストグラム作成方法の説明図であ
る。
る。
【図23】従来の顔領域抽出の説明図である。
1…特徴領域主要部抽出回路、2…小領域除去回路、3
…穴埋め回路、4…メモリ、5〜8…比較回路、9…A
NDゲート回路、10〜13…比較回路(第1の上限、
下限の閾値との比較)、14…第1のANDゲート回
路、15〜18…比較回路(第2の上限、下限との閾値
との比較)、19…第2のANDゲート回路、20…O
Rゲート回路。
…穴埋め回路、4…メモリ、5〜8…比較回路、9…A
NDゲート回路、10〜13…比較回路(第1の上限、
下限の閾値との比較)、14…第1のANDゲート回
路、15〜18…比較回路(第2の上限、下限との閾値
との比較)、19…第2のANDゲート回路、20…O
Rゲート回路。
Claims (10)
- 【請求項1】 特徴領域の特徴色成分を含む小領域を2
つの色差信号を2軸とする色領域内に定め、画像の色差
成分が前記小領域中に含まれる領域を特徴領域として抽
出することを特徴とする特徴領域抽出方法。 - 【請求項2】 前記小領域を画像の2つの色差信号を所
定の閾値によってそれぞれ2値化した共通領域とし、特
徴領域を抽出することを特徴とする請求項1記載の特徴
領域抽出方法。 - 【請求項3】 前記特徴領域を、抽出するに際し、前記
小領域の数を複数とすることによって特徴領域を抽出す
ることを特徴とする請求項1または2記載の特徴領域抽
出方法。 - 【請求項4】 輪郭に沿って抽出された特徴領域と、該
特徴領域に挾まれた欠落領域を含めて特徴領域として抽
出することを特徴とする特徴領域抽出方法。 - 【請求項5】 画像の2つの色差信号を所定の閾値によ
ってそれぞれ2値化し、2値化された共通領域から特徴
領域を抽出し、欠落領域を穴埋めする際に、穴埋め検出
パターンに距離による重み付けを行うことを特徴とする
特徴領域抽出方法。 - 【請求項6】 特徴領域を抽出する抽出手段と領域抽出
信号を記憶する記憶手段とによって特徴領域を抽出する
に際し、L(L;自然数)フレーム前の画素、及び/又
は、Lフレーム前の近隣画素が特徴領域である場合と特
徴領域でない場合によって特徴領域の判定条件にヒステ
リシス特性を持たせることを特徴とする特徴領域抽出方
法。 - 【請求項7】 特徴領域の特性を利用して特徴領域を抽
出し、M(M;自然数)フレームメモリから複数フレー
ムの特徴領域抽出信号を出力し、該各フレーム特徴領域
抽出信号に重み付けを行って重み付き特徴領域を抽出す
ることを特徴とする特徴領域抽出方法。 - 【請求項8】 特徴領域の特徴色成分を含む領域を抽出
する特徴領域主要部抽出回路と、前記特徴領域の中で前
記特徴色成分と異なる色成分を有する欠落領域を穴埋め
する穴埋め回路とを有することを特徴とする特徴領域抽
出回路。 - 【請求項9】 前記特徴領域主要部抽出回路が、2つの
色差信号を上限,下限の閾値と比較する比較回路と、該
比較回路の出力の論理積を求め、共通領域を抽出するA
NDゲート回路とから成ることを特徴とする請求項8記
載の特徴領域抽出回路。 - 【請求項10】 前記特徴領域主要部抽出回路が、2つ
の色差信号を第1の上限,下限の閾値と比較する第1の
比較回路と、該第1の比較回路の出力の論理積を求め、
共通領域を抽出する第1のANDゲート回路と、前記2
つの色差信号を第2の上限,下限の閾値と比較する第2
の比較回路と、該第2の比較回路の出力の論理積を求
め、共通領域を抽出する第2のANDゲート回路と、前
記第1のANDゲート回路の出力と、前記第2のAND
ゲート回路の出力との論理和を求め、複数の領域に分散
されている特徴領域を抽出するORゲート回路とから成
ることを特徴とする請求項8記載の特徴領域抽出回路。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32370993A JP3017384B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-12-22 | 特徴領域抽出装置 |
| DE69428239T DE69428239T2 (de) | 1993-07-19 | 1994-07-05 | Verfahren und Vorrichtung zum Extrahieren bestimmter Gebiete |
| EP19940304935 EP0635981B1 (en) | 1993-07-19 | 1994-07-05 | Feature-region extraction method and feature-region extraction circuit |
| US08/675,810 US5748776A (en) | 1993-07-19 | 1996-07-05 | Feature-region extraction method and feature-region extraction circuit |
| US09/040,579 US6332041B1 (en) | 1993-07-19 | 1998-03-18 | Feature-region extraction method and feature-region extraction circuit |
| US09/955,829 US6584222B2 (en) | 1993-07-19 | 2001-09-19 | Feature-region extraction method and feature-region extraction circuit |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-178250 | 1993-07-19 | ||
| JP17825093 | 1993-07-19 | ||
| JP32370993A JP3017384B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-12-22 | 特徴領域抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787510A true JPH0787510A (ja) | 1995-03-31 |
| JP3017384B2 JP3017384B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=26498491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32370993A Expired - Fee Related JP3017384B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-12-22 | 特徴領域抽出装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (3) | US5748776A (ja) |
| EP (1) | EP0635981B1 (ja) |
| JP (1) | JP3017384B2 (ja) |
| DE (1) | DE69428239T2 (ja) |
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| KR100603061B1 (ko) * | 1999-06-30 | 2006-07-24 | 삼성전자주식회사 | 색신호 경계부 윤곽 개선장치 |
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| KR100636910B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2007-01-31 | 엘지전자 주식회사 | 동영상검색시스템 |
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