JPH0787706A - ブロアモータおよびその始動方法 - Google Patents
ブロアモータおよびその始動方法Info
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- JPH0787706A JPH0787706A JP5229299A JP22929993A JPH0787706A JP H0787706 A JPH0787706 A JP H0787706A JP 5229299 A JP5229299 A JP 5229299A JP 22929993 A JP22929993 A JP 22929993A JP H0787706 A JPH0787706 A JP H0787706A
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- JP
- Japan
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- motor
- air
- blower motor
- heat
- housing
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風量が大きく、静圧が高く、しかも低騒音
で、安価なブロアモータを得る。 【構成】 筺体21の一方の開口部にターボファン24
を取り付け、他方の開口部に臨んで、耐熱巻線を備えた
モータ31を取り付け、モータ31の回転軸32とター
ボファンの駆動軸28とをモータ31の回転数を増速す
る増速機構29を介して結合する。
で、安価なブロアモータを得る。 【構成】 筺体21の一方の開口部にターボファン24
を取り付け、他方の開口部に臨んで、耐熱巻線を備えた
モータ31を取り付け、モータ31の回転軸32とター
ボファンの駆動軸28とをモータ31の回転数を増速す
る増速機構29を介して結合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンドドライヤーな
どに用いられるブロアモータおよびその始動方法に関す
る。
どに用いられるブロアモータおよびその始動方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗面所等に設置され、手洗い後の濡れた
手を温風で乾燥させるものとしてハンドドライヤーがあ
る。このハンドドライヤーは、大風量の加温空気を短時
間に高速で吹き出す構造であり、かつ小型であることが
必要であるため、ファンとモータとを一体化したブロア
モータが用いられている。
手を温風で乾燥させるものとしてハンドドライヤーがあ
る。このハンドドライヤーは、大風量の加温空気を短時
間に高速で吹き出す構造であり、かつ小型であることが
必要であるため、ファンとモータとを一体化したブロア
モータが用いられている。
【0003】図2は、このようなハンドドライヤーなど
の用途に用いられる従来のブロアモータを示すもので、
図中符号1は金属製の筺体である。この筺体1は、概略
円筒状のものであって、その一方の開口端には蓋状の吸
気パネル2が取り付けられている。この吸気パネル2の
中央部には吸気孔3が形成されており、ここより外部の
空気が吸気されるようになっている。
の用途に用いられる従来のブロアモータを示すもので、
図中符号1は金属製の筺体である。この筺体1は、概略
円筒状のものであって、その一方の開口端には蓋状の吸
気パネル2が取り付けられている。この吸気パネル2の
中央部には吸気孔3が形成されており、ここより外部の
空気が吸気されるようになっている。
【0004】吸気パネル2の内側にはターボファン4が
設けられており、このターボファン4は、口径が80〜
120mmのものであり、回転数22000〜2500
0rpmで回転するようなものが用いられる。このター
ボファン4の内側には円形の整流板5が取り付けられて
いる。この整流板5は、ターボファン4で生じて高速流
の空気の流れを整え、後述するモータの方向に流すよう
にするためのものである。
設けられており、このターボファン4は、口径が80〜
120mmのものであり、回転数22000〜2500
0rpmで回転するようなものが用いられる。このター
ボファン4の内側には円形の整流板5が取り付けられて
いる。この整流板5は、ターボファン4で生じて高速流
の空気の流れを整え、後述するモータの方向に流すよう
にするためのものである。
【0005】また、筺体1の他方の開口端の排気口6に
臨むようにモータ7が設けられている。このモータ7に
は、回転数20000〜25000rpmで回転するイ
ンバータモータが用いられる。また、モータ7の回転軸
8は、上記ターボファン4の駆動軸9に直結され、ター
ボファン4を高速回転させるようになっている。さらに
モータ7の外装ケース10には、通風のための通気孔1
1…が多数形成されている。
臨むようにモータ7が設けられている。このモータ7に
は、回転数20000〜25000rpmで回転するイ
ンバータモータが用いられる。また、モータ7の回転軸
8は、上記ターボファン4の駆動軸9に直結され、ター
ボファン4を高速回転させるようになっている。さらに
モータ7の外装ケース10には、通風のための通気孔1
1…が多数形成されている。
【0006】このようなブロアモータにおいては、モー
タ7を回転させることでターボファン4を駆動し、外部
の空気を吸気孔3から筺体1内に吸気する。この空気は
整流板5を経て、モータ7に流れる。モータ7において
は、回転によって電力の一部が熱となり、発熱するが、
この熱が上記空気流によって冷却され、空気流は加温空
気流となって排気口6から排出される。そして、大風量
で静圧の高い空気流を上述のように必要とするため、モ
ータ7に高速回転が可能なインバータモータを用いてタ
ーボファン4を20000〜25000rpmで回転さ
せるようにしている。
タ7を回転させることでターボファン4を駆動し、外部
の空気を吸気孔3から筺体1内に吸気する。この空気は
整流板5を経て、モータ7に流れる。モータ7において
は、回転によって電力の一部が熱となり、発熱するが、
この熱が上記空気流によって冷却され、空気流は加温空
気流となって排気口6から排出される。そして、大風量
で静圧の高い空気流を上述のように必要とするため、モ
ータ7に高速回転が可能なインバータモータを用いてタ
ーボファン4を20000〜25000rpmで回転さ
せるようにしている。
【0007】しかしながら、このような構造のブロアモ
ータにあっては、ターボファンを上述のように高速回転
させて必要な風量、静圧を確保しているため、ターボフ
ァンから発生する騒音が非常に大きい欠点があった。ま
た、モータとしては、ターボファンを高速回転させるた
めに直流ブラシモータや高価なインバータモータを用い
ねばならず、コストが嵩む欠点もあった。
ータにあっては、ターボファンを上述のように高速回転
させて必要な風量、静圧を確保しているため、ターボフ
ァンから発生する騒音が非常に大きい欠点があった。ま
た、モータとしては、ターボファンを高速回転させるた
めに直流ブラシモータや高価なインバータモータを用い
ねばならず、コストが嵩む欠点もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】よって、この発明にお
ける課題は、風量、静圧が大きく、しかも騒音が小さく
安価であるブロアモータを得ることにある。
ける課題は、風量、静圧が大きく、しかも騒音が小さく
安価であるブロアモータを得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、筺体の一
開口部に外部の空気を吸気するターボファンを取り付
け、上記筺体の他の開口部に臨んで耐熱巻線を備えたモ
ータを取り付け、このモータの回転軸と上記ターボファ
ンの駆動軸とを上記モータの回転数を増速する増速機構
を介して結合したブロアモータで解決される。
開口部に外部の空気を吸気するターボファンを取り付
け、上記筺体の他の開口部に臨んで耐熱巻線を備えたモ
ータを取り付け、このモータの回転軸と上記ターボファ
ンの駆動軸とを上記モータの回転数を増速する増速機構
を介して結合したブロアモータで解決される。
【0010】以下、この発明を詳しく説明する。図1
は、この発明のブロアモータの一例を示すもので、図中
符号21は、金属製の筺体であって、円筒体をクランク
状に折り曲げた構造となっており、その一方の開口端に
は吸気パネル22が取り付けられている。吸気パネル2
2は、円形の蓋状のもので、筺体21の開口端に着脱自
在に取り付けられるようになっており、その中央部には
吸気口23が形成され、この吸気口23から外部の空気
が筺体1内に取り込まれるようになっている。
は、この発明のブロアモータの一例を示すもので、図中
符号21は、金属製の筺体であって、円筒体をクランク
状に折り曲げた構造となっており、その一方の開口端に
は吸気パネル22が取り付けられている。吸気パネル2
2は、円形の蓋状のもので、筺体21の開口端に着脱自
在に取り付けられるようになっており、その中央部には
吸気口23が形成され、この吸気口23から外部の空気
が筺体1内に取り込まれるようになっている。
【0011】吸気パネル22の内側にはターボファン2
4が設けられている。このターボファン24は、その口
径が50〜250mm程度で、回転数2500〜200
00rpmで回転するものであって、ファンブレードの
軸方向の長さが短い薄型のものが用いられる。また、2
段以上の多段型のものであってもよい。ターボファン2
4の内側には、ターボファン24で吸気された空気の流
れを整え、筺体21の他方の開口端の方向へ流す円盤状
の整流板25が筺体21に取り付けられている。この整
流板25の中心には貫通孔26が形成され、この貫通孔
26にはアイドラ27を挿通したターボファン24の駆
動軸28が貫通、遊嵌されている。そして、この駆動軸
28は、増速機構29の二次軸30に直結されている。
4が設けられている。このターボファン24は、その口
径が50〜250mm程度で、回転数2500〜200
00rpmで回転するものであって、ファンブレードの
軸方向の長さが短い薄型のものが用いられる。また、2
段以上の多段型のものであってもよい。ターボファン2
4の内側には、ターボファン24で吸気された空気の流
れを整え、筺体21の他方の開口端の方向へ流す円盤状
の整流板25が筺体21に取り付けられている。この整
流板25の中心には貫通孔26が形成され、この貫通孔
26にはアイドラ27を挿通したターボファン24の駆
動軸28が貫通、遊嵌されている。そして、この駆動軸
28は、増速機構29の二次軸30に直結されている。
【0012】増速機構29は、後述するモータ31の回
転軸32に直結された一次軸33と、この一次軸33に
同軸的に取り付けられた一次タイミングプーリ34と、
ターボファン24の駆動軸28に直結された二次軸30
と、この二次軸30に同軸的に取り付けられた二次タイ
ミングプーリ35と、一次および二次タイミングプーリ
34,35間に懸け渡された合成ゴム製のタイミングベ
ルト36とからなるものである。そして、二次軸30
は、軸受37,37で支持され、軸受取付板38を介し
て筺体21に固定されている。また、一次タイミングプ
ーリ34の歯数は、二次タイミングプーリ35の歯数の
約1〜6倍程度となっており、一次軸33の回転数に対
して1〜6倍程度の回転数で二次軸30が回転するよう
になっている。
転軸32に直結された一次軸33と、この一次軸33に
同軸的に取り付けられた一次タイミングプーリ34と、
ターボファン24の駆動軸28に直結された二次軸30
と、この二次軸30に同軸的に取り付けられた二次タイ
ミングプーリ35と、一次および二次タイミングプーリ
34,35間に懸け渡された合成ゴム製のタイミングベ
ルト36とからなるものである。そして、二次軸30
は、軸受37,37で支持され、軸受取付板38を介し
て筺体21に固定されている。また、一次タイミングプ
ーリ34の歯数は、二次タイミングプーリ35の歯数の
約1〜6倍程度となっており、一次軸33の回転数に対
して1〜6倍程度の回転数で二次軸30が回転するよう
になっている。
【0013】また、モータ31には、通常の交流誘導モ
ータ、例えばくまとりモータやコンデンサモータなどが
用いられるが、その固定子巻線は耐熱巻線、すなわち耐
熱性の優れた耐熱絶縁電線を巻回したものを用いること
が必要である。このような耐熱絶縁電線としては、絶縁
被膜をセラミック被膜とし、導体を好ましくは、耐熱性
の良好な導電材料から構成したものが用いられ、温度3
50〜400℃において2万時間以上の使用に耐える特
性を有するものが選ばれる。
ータ、例えばくまとりモータやコンデンサモータなどが
用いられるが、その固定子巻線は耐熱巻線、すなわち耐
熱性の優れた耐熱絶縁電線を巻回したものを用いること
が必要である。このような耐熱絶縁電線としては、絶縁
被膜をセラミック被膜とし、導体を好ましくは、耐熱性
の良好な導電材料から構成したものが用いられ、温度3
50〜400℃において2万時間以上の使用に耐える特
性を有するものが選ばれる。
【0014】具体的には、導体として、ニッケルめっき
銅、銅クラッド鋼、ニッケル、ステンレス鋼クラッド
銅、ニッケルクラッド銅、金、白金、銀−銅合金などが
用いられ、セラミック被膜としては、アルミナ、マグネ
シアなどのセラミック粉末をメチルシリコーン、メチル
フェニルシリコーンなどの熱硬化性樹脂に混合したもの
を導体に塗布し、さらにその上にポリイミドエナメルな
どの耐熱樹脂塗料を塗布、焼付したものなどが用いられ
る。また、上記導体には、その導電率(IACS)が6
0〜95%程度のものを用いることもでき、導体に流れ
る電流の一部が熱に変換されやすくしておくこともでき
る。
銅、銅クラッド鋼、ニッケル、ステンレス鋼クラッド
銅、ニッケルクラッド銅、金、白金、銀−銅合金などが
用いられ、セラミック被膜としては、アルミナ、マグネ
シアなどのセラミック粉末をメチルシリコーン、メチル
フェニルシリコーンなどの熱硬化性樹脂に混合したもの
を導体に塗布し、さらにその上にポリイミドエナメルな
どの耐熱樹脂塗料を塗布、焼付したものなどが用いられ
る。また、上記導体には、その導電率(IACS)が6
0〜95%程度のものを用いることもでき、導体に流れ
る電流の一部が熱に変換されやすくしておくこともでき
る。
【0015】また、モータ31には、回転数が2500
〜3500rpmの範囲で、起動トルクが0.5kg・
cm以上のものが用いられる。特に、本発明では起動ト
ルクが2kg・cm以上であることが望ましく、これに
より口径50〜250mmの大口径のターボファン24
を駆動させることができる。また、モータ31の円筒状
の外装ケース39には、ターボファン24によって筺体
21内に吹き込まれた空気を通してモータ巻線からの発
熱を放散するための多数の通気孔40…が形成されてい
る。
〜3500rpmの範囲で、起動トルクが0.5kg・
cm以上のものが用いられる。特に、本発明では起動ト
ルクが2kg・cm以上であることが望ましく、これに
より口径50〜250mmの大口径のターボファン24
を駆動させることができる。また、モータ31の円筒状
の外装ケース39には、ターボファン24によって筺体
21内に吹き込まれた空気を通してモータ巻線からの発
熱を放散するための多数の通気孔40…が形成されてい
る。
【0016】さらに、この例ではモータ31の外装ケー
ス39が筺体21にほぼ接するように取り付けられ、空
気流がモータ31の内部を貫流するようになっている。
さらに、モータ31の回転軸を取り出さない側の端部が
筺体21の他方の開口端の排気口41に臨むようにその
位置が定められて筺体21に取り付けられている。ま
た、この例のブロアモータでは、増速機構29により、
モータ31の回転軸32とターボファン24の駆動軸2
8とが偏心し、ターボファン24がモータ31の側方に
移動した構成となっている。
ス39が筺体21にほぼ接するように取り付けられ、空
気流がモータ31の内部を貫流するようになっている。
さらに、モータ31の回転軸を取り出さない側の端部が
筺体21の他方の開口端の排気口41に臨むようにその
位置が定められて筺体21に取り付けられている。ま
た、この例のブロアモータでは、増速機構29により、
モータ31の回転軸32とターボファン24の駆動軸2
8とが偏心し、ターボファン24がモータ31の側方に
移動した構成となっている。
【0017】このようなブロアモータにあっては、モー
タ31の2500〜3500rpmの回転が増速機構2
9によって1〜6倍に増速されてターボファン24の駆
動軸28に伝えられ、ターボファン24は2500〜2
0000rpmの回転数で回転する。このターボファン
24の回転により吸気され空気は、整流板25で風向が
整えられ、筺体21内をモータ31側に流れる。モータ
31では、その回転に伴ってその巻線から必然的に発熱
するが、この熱はここを通過する空気に伝えられ、空気
は加温されて排気口41から外部に吹き出される。
タ31の2500〜3500rpmの回転が増速機構2
9によって1〜6倍に増速されてターボファン24の駆
動軸28に伝えられ、ターボファン24は2500〜2
0000rpmの回転数で回転する。このターボファン
24の回転により吸気され空気は、整流板25で風向が
整えられ、筺体21内をモータ31側に流れる。モータ
31では、その回転に伴ってその巻線から必然的に発熱
するが、この熱はここを通過する空気に伝えられ、空気
は加温されて排気口41から外部に吹き出される。
【0018】そして、この例ではターボファン24とし
て従来のブロアモータよりも大口径のものを用い、高い
トルクを発生するモータ31で駆動しているため、吹き
出される空気の風量が大きくなり、静圧も高いものとな
る。また、ターボファン24の回転数を2500〜20
000rpmと従来のものの約10〜90%としている
ので、ここから発生する騒音は著しく低いものとなる。
しかも、ターボファン24の口径が大きいので、風量、
静圧が低下することもない。したがって、このブロアモ
ータでは例えば風量1.5〜2.5m3 /分、静圧10
00〜1200水柱mm、騒音レベル(A)65〜70
dBの特性を持たせることができる。
て従来のブロアモータよりも大口径のものを用い、高い
トルクを発生するモータ31で駆動しているため、吹き
出される空気の風量が大きくなり、静圧も高いものとな
る。また、ターボファン24の回転数を2500〜20
000rpmと従来のものの約10〜90%としている
ので、ここから発生する騒音は著しく低いものとなる。
しかも、ターボファン24の口径が大きいので、風量、
静圧が低下することもない。したがって、このブロアモ
ータでは例えば風量1.5〜2.5m3 /分、静圧10
00〜1200水柱mm、騒音レベル(A)65〜70
dBの特性を持たせることができる。
【0019】さらに、モータ31に高トルクを発生させ
るようにしているため、巻線に大電流が流れ、巻線から
の発熱が大きくなるが、巻線が上述のように耐熱性に優
れた耐熱絶縁電線で構成され、かつ巻線が大風量の空気
で冷却されるため、巻線が熱劣化することは全くない。
しかも、排出される空気は巻線の冷却によって30〜5
0℃に加温されるので、ハンドドライヤーなどの用途に
好都合となる。
るようにしているため、巻線に大電流が流れ、巻線から
の発熱が大きくなるが、巻線が上述のように耐熱性に優
れた耐熱絶縁電線で構成され、かつ巻線が大風量の空気
で冷却されるため、巻線が熱劣化することは全くない。
しかも、排出される空気は巻線の冷却によって30〜5
0℃に加温されるので、ハンドドライヤーなどの用途に
好都合となる。
【0020】またさらに、モータ31の巻線の電流容量
が大きく、起動時に大電流を流すことができるので、起
動直後から高トルクで回転させることができ、立ち上が
りがよく、起動直後から大風量の空気を高い静圧で送る
ことができる。また、モータ31の構造そのものは、従
来の誘導モータの同じものであるので、モータ31は従
来のインバータモータに比べて安価となりうる。
が大きく、起動時に大電流を流すことができるので、起
動直後から高トルクで回転させることができ、立ち上が
りがよく、起動直後から大風量の空気を高い静圧で送る
ことができる。また、モータ31の構造そのものは、従
来の誘導モータの同じものであるので、モータ31は従
来のインバータモータに比べて安価となりうる。
【0021】本発明のブロアモータの始動は、通常上述
のように、商用交流電流を流すことで行われるが、電源
投入直後から吹出空気の温度の高いものが要求される場
合には、次のような始動方法を採用することができる。
すなわち、モータ31に交流を流して始動する前に、モ
ータ31の巻線に直流を短時間流して巻線を直流で予熱
するものである。例えば、電圧50〜70V、電流10
〜20Aの直流電流を3〜5秒間流したのち、直流電流
を断とし、交流電流を流すものである。モータ31とし
てコンデンサモータを使用したものでは、起動回路から
起動用コンデンサをスイッチにより切り離して交流電流
を短時間流して予熱し、この後起動用コンデンサを復帰
させてモータを回転させるようにしてもよい。また、く
まとりモータでは、スイッチを切り換えてコイルの極性
を変えて回転を止め、この状態で交流電流を短時間流し
たのち、スイッチを切り換えて回転させるようにしても
よい。
のように、商用交流電流を流すことで行われるが、電源
投入直後から吹出空気の温度の高いものが要求される場
合には、次のような始動方法を採用することができる。
すなわち、モータ31に交流を流して始動する前に、モ
ータ31の巻線に直流を短時間流して巻線を直流で予熱
するものである。例えば、電圧50〜70V、電流10
〜20Aの直流電流を3〜5秒間流したのち、直流電流
を断とし、交流電流を流すものである。モータ31とし
てコンデンサモータを使用したものでは、起動回路から
起動用コンデンサをスイッチにより切り離して交流電流
を短時間流して予熱し、この後起動用コンデンサを復帰
させてモータを回転させるようにしてもよい。また、く
まとりモータでは、スイッチを切り換えてコイルの極性
を変えて回転を止め、この状態で交流電流を短時間流し
たのち、スイッチを切り換えて回転させるようにしても
よい。
【0022】この方法では、巻線が直流又は交流で発熱
した状態のところにターボファン24からの空気が送ら
れるので、交流電流印加直後からかなりの温度の温風が
排気口41から吹き出し、ハンドドライヤーに使用した
ときに乾燥時間の短縮化が可能となる。そして、かかる
始動方法は、モータ31の巻線として耐熱巻線を用いる
ことによって初めて可能となるものであり、通常のマグ
ネットワイヤを用いたモータでは瞬間的に巻線が焼損し
てしまう。
した状態のところにターボファン24からの空気が送ら
れるので、交流電流印加直後からかなりの温度の温風が
排気口41から吹き出し、ハンドドライヤーに使用した
ときに乾燥時間の短縮化が可能となる。そして、かかる
始動方法は、モータ31の巻線として耐熱巻線を用いる
ことによって初めて可能となるものであり、通常のマグ
ネットワイヤを用いたモータでは瞬間的に巻線が焼損し
てしまう。
【0023】また、本発明のブロアモータにおいては、
そのモータとして、特願平4−44957号、特願平4
−218017号で提案した発熱モータを用いることも
できる。このモータは、導電率が5〜95%の導体にセ
ラミック絶縁被膜を設けた耐熱絶縁電線を空芯巻きで平
板状に巻回、固着してコイルとなし、このコイルの両側
面に絶縁層を介して放熱板を圧締して得られたコイル素
子を固定子巻線とするものである。このモータを用いる
ことにより、巻線からの発熱量が先の例のものより大き
くなり、吹き出される空気の温度がかなり高いものとな
る。
そのモータとして、特願平4−44957号、特願平4
−218017号で提案した発熱モータを用いることも
できる。このモータは、導電率が5〜95%の導体にセ
ラミック絶縁被膜を設けた耐熱絶縁電線を空芯巻きで平
板状に巻回、固着してコイルとなし、このコイルの両側
面に絶縁層を介して放熱板を圧締して得られたコイル素
子を固定子巻線とするものである。このモータを用いる
ことにより、巻線からの発熱量が先の例のものより大き
くなり、吹き出される空気の温度がかなり高いものとな
る。
【0024】また、この発明のブロアモータでは、その
増速機構としてタイミングベルトを用いた例を示した
が、これに限られず、プラスチックギアを用いたもの
や、流体を用いたトルクコンバータやV−ベルトを用い
たものも採用できるが、増速機構から発生する騒音ので
きるだけ小さいものが好ましい。
増速機構としてタイミングベルトを用いた例を示した
が、これに限られず、プラスチックギアを用いたもの
や、流体を用いたトルクコンバータやV−ベルトを用い
たものも採用できるが、増速機構から発生する騒音ので
きるだけ小さいものが好ましい。
【0025】(実施例)ターボファンとして口径150
mmのものを使用し、モータには入力750W、無負荷
回転数2900rpmの交流誘導コンデンサモータを使
用した。このモータの固定子巻線には、径1.0mmの
ニッケルめっき銅線にセラミック絶縁被膜を形成したセ
ラミック絶縁電線を用いた。セラミック絶縁被膜の形成
は、アルミナおよびマグネシアをメチルフェニルシリコ
ーン樹脂溶液に分散したものを塗布し、この上にポリイ
ミド塗料を塗布、焼付することによって行った。増速機
構には、図1に示すようなタイミングベルトを用いた増
速比4倍のものを使用した。
mmのものを使用し、モータには入力750W、無負荷
回転数2900rpmの交流誘導コンデンサモータを使
用した。このモータの固定子巻線には、径1.0mmの
ニッケルめっき銅線にセラミック絶縁被膜を形成したセ
ラミック絶縁電線を用いた。セラミック絶縁被膜の形成
は、アルミナおよびマグネシアをメチルフェニルシリコ
ーン樹脂溶液に分散したものを塗布し、この上にポリイ
ミド塗料を塗布、焼付することによって行った。増速機
構には、図1に示すようなタイミングベルトを用いた増
速比4倍のものを使用した。
【0026】このブロアモータに交流100V、50H
zの電流を流したところ、通電開始後5〜6秒でターボ
ファンの回転数は9000〜9200rpmに達し、風
量1.9〜2.1m3 /分、静圧1000〜1200m
m水柱となり、風の吹き出し口近傍の温度は約45℃を
示し、騒音レベル(A)は63〜65dBであった。
zの電流を流したところ、通電開始後5〜6秒でターボ
ファンの回転数は9000〜9200rpmに達し、風
量1.9〜2.1m3 /分、静圧1000〜1200m
m水柱となり、風の吹き出し口近傍の温度は約45℃を
示し、騒音レベル(A)は63〜65dBであった。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のブロア
モータにあっては、耐熱巻線を備えたモータを用いてい
るので、大電流を流して高いトルクを発生させることが
可能となり、したがって大口径のターボファンを回転さ
せることができる。そして、大口径のターボファンを使
用できるため、これを低速回転させても風量、静圧は低
下せず、騒音は逆に大きく低減する。このため、このブ
ロアモータによれば大きな風量と高い静圧が得られ、か
つ低騒音となる。さらに、起動直後から大風量の空気を
高い静圧で送ることが可能である。また、モータの構造
自体は、簡単な誘導モータであるので、モータにかかる
費用も低く抑えることができる。
モータにあっては、耐熱巻線を備えたモータを用いてい
るので、大電流を流して高いトルクを発生させることが
可能となり、したがって大口径のターボファンを回転さ
せることができる。そして、大口径のターボファンを使
用できるため、これを低速回転させても風量、静圧は低
下せず、騒音は逆に大きく低減する。このため、このブ
ロアモータによれば大きな風量と高い静圧が得られ、か
つ低騒音となる。さらに、起動直後から大風量の空気を
高い静圧で送ることが可能である。また、モータの構造
自体は、簡単な誘導モータであるので、モータにかかる
費用も低く抑えることができる。
【図1】 本発明のブロアモータの一例を示す概略構成
図である。
図である。
【図2】 従来のブロアモータの一例を示す概略構成図
である。
である。
21…筺体、24…ターボファン、29…増速機構、3
1…モータ。
1…モータ。
Claims (2)
- 【請求項1】 筺体の一開口部に外部の空気を吸気する
ターボファンが取り付けられ、上記筺体の他の開口部に
臨んで耐熱巻線を備えたモータが取り付けられ、このモ
ータの回転軸と上記ターボファンの駆動軸とが上記モー
タの回転数を増速する増速機構を介して結合されている
ことを特徴とするブロアモータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のブロアモータを始動する
前に、予め上記モータの耐熱巻線に直流または交流を短
時間印加したのち、始動させることを特徴とするブロア
モータの始動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229299A JPH0787706A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ブロアモータおよびその始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229299A JPH0787706A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ブロアモータおよびその始動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787706A true JPH0787706A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16889963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229299A Pending JPH0787706A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | ブロアモータおよびその始動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100326798B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2002-03-13 | 서종대 | 내장형 팬구동장치 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5229299A patent/JPH0787706A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100326798B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2002-03-13 | 서종대 | 내장형 팬구동장치 |
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